JP2000013392A - Atm−lanのマルチキャストデータ送受信装置および送受信方法 - Google Patents

Atm−lanのマルチキャストデータ送受信装置および送受信方法

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JP2000013392A
JP2000013392A JP17729998A JP17729998A JP2000013392A JP 2000013392 A JP2000013392 A JP 2000013392A JP 17729998 A JP17729998 A JP 17729998A JP 17729998 A JP17729998 A JP 17729998A JP 2000013392 A JP2000013392 A JP 2000013392A
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atm
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data
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Tomoyuki Sako
智之 迫
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NEC Corp
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  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】VODシステム等におけるマルチメディアデー
タを複数のクライアントに送信するマルチキャスト送信
処理の通信負荷が高いという問題がある。 【解決手段】マルチキャストデータを受信する複数のク
ライアント41とマルチキャストサーバ11とマルチキ
ャストデータ送信要求クライアント12とからなるAT
M−LAN環境でのマルチキャストデータの送信処理に
おいて、マルチキャストデータの送信をマルチキャスト
サーバ11に依頼する送信要求クライアント12がマル
チキャストサーバと同一コンピュータ装置内に存在する
場合、該送信要求するマルチキャストデータをマルチキ
ャストサーバ11に送信するに際しATM−LANを経
由せず、マルチキャストサーバ11の存在する該コンピ
ュータ装置内で直接該送信データを関数コールにより引
き渡す構成をとっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信プロトコルと
してTCP/IP、UDP(User Datagra
m Protocol)/IPプロトコルによるイーサ
ネット網等のLANで実現されている一つの送信元から
同時に同じ内容のデータを複数の送信先に一回の送信操
作で送信するマルチキャストデータ送受信機能をATM
−LANに適用したATM−LANでのマルチキャスト
サーバによるマルチキャストデータの送受信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本発明はATM−LANに拘わるソフト
ウェア機能であるIP over ATM機能を前提と
したマルチキャストサーバ機能の技術を背景としてい
る。
【0003】ATM−LANは高速且つ効率のよいLA
Nシステムであり、音声、コードデータ、映像等の多種
類の情報を同時に転送可能とするものであり、以下の特
徴を有するため、次世代を担う通信技術として期待され
ている。 (1)送信要求パケットを分割し、固定したサイズ(5
3バイト)のセルとして転送。 (2)アプリケーションプログラムの必要性に応じて数
メガビットから数百メガビットまでのスケーラブルな転
送能力の選択が可能。 (3)サービス品質(QoS)機能の提供。 (4)コネクションオリエンティッド。
【0004】一方、既存のイーサネット、トークンリン
グをはじめとするメディア共有型LAN機能をベースと
してTCP/IP通信プロトコルをはじめ多くのソフト
ウェアが既に利用されてきている。
【0005】前述したATMのもつ特徴を生かした多く
のマルチメディアアプリケーション例えば、映像と音声
の同時配信を複数のパーソナルコンピュータやSTB
(Set Top Box)に対して行うビデオサーバ
機能、遠隔地の人とパーソナルコンピュータを通して相
手の様子を見ながら会議を行う会議支援システムなどが
新しいソフトウェアとして開発、利用されるようになっ
ているが、ATM利用者層の拡大を図るには従来網と接
続した場合の整合機能、共存機能の提供や従来網で利用
されている通信ソフトウェアをソフトウェアの変更を伴
わずにまたは最小限の変更でATM−LAN上でそのま
ま動作可能とする機能の提供を行う必要があった。
【0006】そのためATM ForumやIETF等
の標準化推進団体によってLANエミュレーション機
能、IP over ATM機能等が規定され、それに
準拠してATM網と既存網との接続やATM網上での既
存プログラムの利用を支援するソフトウェアが多くのベ
ンダーから提供されてきている。
【0007】ネットワーク層に該当するIP機能に依存
するIPマルチキャスト機能はマルチキャストの対象と
なるクライアントの集合を指定するのにIPアドレスを
使用するが、該IPアドレスの種別としてクラスDを利
用するもので、このIPアドレスで複数の送信宛先を指
定することができる。イーサネット網による一つのIP
ネットワークにおいては、そのネットワークを構成する
あるホストが、同じネットワーク内の複数の他のクライ
アントにマルチキャストを行う場合、該複数のクライア
ントを識別するIPアドレスを宛先アドレスとして指定
する。
【0008】またデータリンク層におけるMAC(Me
dia Access Control)アドレスも該
IPアドレスと対応した形で予めマルチキャストの宛先
ごとに受信先のクライアントが存在するハードウェア装
置のもつROM上等に設定し、該MACアドレスを受信
アドレスとして保有するデータリンクフレームの受信が
該当する装置で可能なようにする。
【0009】また受信側のアプリケーションプログラム
においてはUNIXの場合、ソケットシステムコールに
よりデータグラム型ソケットを1つ確保し、そのソケッ
トに対して自身が加入しデータ受信をするIPマルチキ
ャストアドレスの指定を行う。
【0010】マルチキャストデータを送信する側では、
UNIXのソケットシステムコールによりデータグラム
型ソケットを1つ確保したのち、送信宛先を指定したI
Pマルチキャストアドレスをソケットインタフェースの
宛先として指定しデータを送信する。
【0011】以上説明したイーサネット網等既存網によ
るIPマルチキャスト機能をネットワーク層以上の層に
手を加えずATMネットワークにおいても実現する必要
がある。
【0012】ATMネットワークはコネクションを確立
した後に1対1の通信を行う形態が基本動作である為、
ブロードキャストやマルチキャストを行う為にはメディ
ア共有型LANとは違い、そのための機能の用意が必要
となる。
【0013】ATM−LAN環境におけるIP ove
r ATM機能をベースとしたマルチキャスト機能は、
RFC(Request for Comments)
2022として1996年11月に規定されている。本
RFCはATMネットワークにおけるUNI3.0/
3.1のシグナリング機能に準拠したマルチキャスト機
能を規定したものである。
【0014】これは前述したメディア共有型LANのコ
ネクションレス型IPマルチキャスト機能をコネクショ
ン型のATM−LAN上に提供するものである。
【0015】前記RFC機能の規定する内容を簡単に述
べると、 (1)マルチキャストグループアドレスの登録管理機能
(一つのIPマルチキャストアドレスと該IPマルチキ
ャストアドレスを構成する通常複数の宛先ホストのIP
アドレスと該ホストのATMアドレスからなる。) (2)IPマルチキャストを実行する時、送信宛先の内
容を知るため前記登録情報を必要とするホストからの前
記登録管理機能からの応答。 (3)前記送信宛先へポイント−マルチポイントVCを
設定して送信するマルチキャストデータ送信機能。
【0016】等からなる。
【0017】上述した内容を整理すると、マルチキャス
トデータを送信するクライアントは該送信データを一旦
マルチキャストサーバに送信する。該送信データ中のI
Pフレーム中のIP宛先アドレスには送信先を規定した
IPマルチキャストアドレスが送信するクライアントに
よって設定されている。マルチキャストサーバは該IP
マルチキャストアドレスを取り出し、マルチキャストグ
ループアドレスの登録管理機能(以下、MARSと称す
る。)に対してグループを構成する受信するクライアン
トのIPアドレスとATMアドレスを取得する。マルチ
キャストサーバは受信するクライアントにポイント−マ
ルチポイントVCを設定し該マルチキャストデータを送
信するというのがおおよその処理の流れとなる。
【0018】ATM−LANにおけるマルチキャスト機
能は既存のLANにおけるマルチキャスト機能の実現と
いう側面の他に、前述したVOD(Video−on−
Demand)システムや会議支援システム等のよう
に、ATM−LANの特質を前提とした応用機能の側面
においても十分な効力を提供している。これらの応用機
能はマルチメディアデータを一時点に複数の受信クライ
アントに送信するような使用形態が多い為、前記RFC
2022による実装機能を有する環境を利用することが
自然なアプローチとなる。
【0019】例えばMPEG2の動画像を複数の受信ク
ライアントに送信するサーバは(該サーバはマルチキャ
ストを送信するクライアントに相当する。)は常に6.
3メガbps相当の送信レートでリアルタイム送信する
必要があり、また同時に複数のマルチキャストアドレス
に対しての送信の発生する場合もある為、応用機能の開
発サイドからは、ATM−LANでのマルチキャスト送
信機能を使用する場合、送受信のオーバヘッドを低減す
る為の一つのアプローチとしてマルチメディアサーバか
らマルチキャストサーバ(以下、MCSと称する。)に
対する送信データの送信方法の改善手段を提供する事
で、通信オーバヘッドの削減を期待するという背景があ
った。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のRFC
2022に基づいたマルチキャストデータ送受信装置
は、MCSとマルチキャストデータを送信するクライア
ントが同一コンピュータ装置内にある場合においても、
送信するクライアントは該マルチキャストデータを通常
のATM送信手段でMCSに送信するため、送信するク
ライアントから同一装置内のMCSにATM−LAN経
由でデータを送信するという形態となるため、送信、受
信処理の無駄が存在するという問題がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、マルチキ
ャストデータを受信する複数の第一のクライアントと、
マルチキャストサーバと、マルチキャストデータを送信
する第二のクライアントとからなるATM−LAN環境
でのマルチキャストデータの送受信装置であって、マル
チキャストデータの送信を前記マルチキャストサーバに
依頼する前記第二のクライアントが前記マルチキャスト
サーバと同一コンピュータ装置内に存在する場合、前記
第二のクライアントが該マルチキャストデータを前記マ
ルチキャストサーバに送信するに際し、ATM−LAN
を経由せず前記マルチキャストサーバの存在する前記コ
ンピュータ装置内で直接該マルチキャストデータを引き
渡すことを特徴とするATM−LANのマルチキャスト
データ送受信装置である。
【0022】さらに詳しくは、前記第二のクライアント
は前記マルチキャストサーバのATMアドレスを自身の
ATMアドレスと比較し、一致している場合はATM−
LAN上へのマルチキャストデータの送信は行わず、関
数を呼び出すことで自身の動作するコンピュータ装置内
で該マルチキャストデータを前記マルチキャストサーバ
に引き渡し、前記マルチキャストサーバは前記第一のク
ライアントからの該マルチキャストデータの受信結果応
答についても、前記第二のクライアントに対し関数コー
ルで該受信結果応答を返すことを特徴としている。
【0023】第2の発明は、マルチキャストデータを受
信する複数の第一のクライアントと、マルチキャストサ
ーバと、マルチキャストデータを送信する第二のクライ
アントとからなるATM−LAN環境でのマルチキャス
トデータの送受信装置であって、前記第一のクライアン
トと前記マルチキャストサーバが同一コンピュータ装置
内に存在する場合、前記マルチキャストサーバが該マル
チキャストデータの送信を行うに際し、ATM−LAN
を経由せず前記マルチキャストサーバの存在する前記コ
ンピュータ装置内で直接該マルチキャストデータを前記
第一のクライアントに引き渡すことを特徴とするATM
−LANのマルチキャストデータ送受信装置である。
【0024】さらに詳しくは、前記マルチキャストサー
バは前記第一のクライアントのATMアドレスを自身の
ATMアドレスと比較し、一致している場合はATM−
LAN上へのマルチキャストデータの送信は行わず、関
数を呼び出すことで自身の動作するコンピュータ装置内
で該マルチキャストデータを前記第一のクライアントに
引き渡し、該第一のクライアントは該マルチキャストデ
ータの受信結果応答についても、前記マルチキャストサ
ーバに対し該受信結果応答を返すことを特徴としてい
る。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0026】図1を参照すると、本発明のATM−LA
Nでのマルチキャストデータ送受信装置の第一の実施の
形態を示すブロック図である。
【0027】本実施の形態は、コンピュータ1A、コン
ピュータ2、ATMスイッチ3、コンピュータ4A、コ
ンピュータ5、コンピュータ6から構成される。
【0028】コンピュータ1Aは、マルチキャストデー
タを送信するサーバのMCS11と送信するマルチキャ
ストデータを有するマルチキャストデータ送信クライア
ント(以下、MC送信クライアントと称す。)12を含
む。
【0029】コンピュータ2は、マルチキャストデータ
の送信宛先アドレス情報をMCS11からの要求に従っ
て提供するMARS21と該送信宛先アドレス情報をI
Pマルチキャストアドレスをキーとして格納するATM
アドレス管理データベース22とMARS機能21とA
TMアドレス管理データベース22を含む。
【0030】コンピュータ4Aはマルチキャストデータ
を受信するマルチキャストデータ受信クライアント41
(以下、MC受信クライアント41と略す。)を含む。
【0031】コンピュータ5は、MC受信クライアント
51を含む。
【0032】コンピュータ6は、MC受信クライアント
61を含む。
【0033】コンピュータ1においてはMCS11とM
C送信クライアント12が併存している。MCS11と
MC送信クライアント12はそれぞれ別のコンピュータ
上で動作する場合も存在するが、本発明の特徴は併存す
る場合に効果が有るため、このような構成になってい
る。前述した本発明の実施の形態において以下に詳細に
説明する。
【0034】まず、MCS11は自身が立ち上がるとM
ARS21との間にポイント−ポイントのVCを設定
し、MARS21に自身のATMアドレスを登録する。
このVCを張る為に必要なMARS21のATMアドレ
スは、予めMCS11に設定しておくことでよい。MC
S11は続いてマルチキャスト送信として自身が担当す
るIPマルチキャストアドレスを1ないし複数個MAR
S21に登録する。
【0035】マルチキャストデータを受信するMC受信
クライアント41、51、61も(以下MC受信クライ
アント41についてのみ説明するが、MC受信クライア
ント51、61についても同様である。)受信を開始す
るに当たり、MARS21との間にポイント−ポイント
のVCを設定し、自身のATMアドレスをMARS21
に登録する。MC受信クライアント41は、続いて自身
が受信するデータに関係するIPマルチキャストアドレ
スをMARS21に登録する。受信するデータに拘わる
IPマルチキャストアドレスを複数個有する場合は、受
信対象とするすべてのIPマルチキャストアドレスをM
ARS21に登録することになる。
【0036】また、MC受信クライアント41がマルチ
キャスト受信の終了をする際には、受信を終了するIP
マルチキャストアドレスを指定して、逆にMARS21
に対し該IPマルチキャストアドレスによる受信からの
離脱要求を行う。
【0037】MARS21は以上の処理の結果、自身の
有するATMアドレス管理データベース22上にIPマ
ルチキャストアドレスとそのIPマルチキャストアドレ
スによるマルチキャストデータの受信を要求する1以上
のMC受信クライアント41のATMアドレスからなる
エントリを有しそれをIPマルチキャストアドレスごと
に保有するATMアドレス管理データベース22を作成
する事になる。
【0038】図5にATMアドレス管理データベース2
2の内容を示すが、図において、先頭のエントリはIP
マルチキャストアドレス1を構成するMC受信クライア
ント41のATMアドレスはATMアドレス11、AT
Mアドレス12、・・・からなり、IPマルチキャスト
アドレス2はATMアドレス21のみからなり以下同様
である。
【0039】該IPマルチキャストアドレスを使用する
MC受信クライアント41がすべて消滅したとき、MA
RS21は該IPマルチキャストアドレスに拘わるエン
トリを自身のATMアドレス管理データベース22から
消去する。そのような管理のため、このテーブルの内容
は固定的なものでは無く、MC受信クライアント41の
立ち上げ、立ち下げの状況に従い、エントリーとその内
容が遷移していく。
【0040】MCS11が立ち上がると、前述したよう
に該MCS11は自身が送信を担当するIPマルチキャ
ストアドレスをMARS21に通知するが、MARS2
1は該MCS11が担当するIPマルチキャストアドレ
スに関し、その時点で受信加入をしているMC受信クラ
イアント41についてのすべてのATMアドレスを逆に
MCS11に通知する。
【0041】MCS11はこの時、MARS21から通
知された該ATMアドレスを元にMC受信クライアント
41に対してポイント−マルチポイントVCを設定す
る。
【0042】MARS21が該ATMアドレスをMCS
11に通知後、新たなMC受信クライアント41の立ち
上げや立ち下げが起きると、MARS21はその都度変
更したATMアドレス情報をMCS11に通知する。
【0043】MCS11は該変更したATMアドレス情
報をもとに前記のポイント−マルチポイントVCの接続
先を修正する。
【0044】尚、MCS11の存在個数は本説明におい
ては1としているが実際の運用においては複数個存在し
ても構わない。
【0045】また、MC送信クライアント12は自身が
送信するIPマルチキャストアドレスを担当するMCS
11のATMアドレスにつきMARS21に問い合わせ
該MCS11のATMアドレスをMARS21から取得
している。以上が初期設定に必要な処理内容である。
【0046】次に本発明の第一の実施の形態(図1)に
ついて図2のフローチャートを参照して詳細に説明す
る。
【0047】図2には図示されていないがMARS2
1、MCS11、MC送信クライアント12、MC受信
クライアント41は既に立ち上がっているものとし、前
述したような立ち上げ時の初期処理を終了しているもの
とする。
【0048】まず、MC送信クライアント12はステッ
プS1において自身の動作するコンピュータ装置のAT
MアドレスとMCS11の動作するコンピュータ装置の
ATMアドレスを比較する。(ATMアドレスは20バ
イトで構成されるが、このアドレス比較においてはAT
Mアドレスの最後1バイトであるセレクタフィールドは
比較の対象とせず先頭から19バイトを比較の対象とす
る。以下の説明においても同様である。) 一致しない場合はMCS11は別のコンピュータ上に存
在する為、ステップS2においてMC送信クライアント
12はMCS11に対してポイントーポイントVCを設
定する。一致する場合は(図3はこの場合を表してい
る。)ステップS2は実施せず、ステップS3にいく。
ステップS3ではMC送信クライアント12は、マルチ
キャスト送信を行うデータを作成する。該データ中のI
Pフレームの宛先IPアドレスは送信先のIPマルチキ
ャストアドレスを含んでいる。
【0049】一方、MC受信クライアント41はステッ
プR1においてMARS21に対し自身の受信対象とす
るIPマルチキャストアドレスの登録を行っている。ま
たMCS11は、ステップM1においてMC送信クライ
アント41がステップR1で登録した情報をMARS2
1から取り込み、IPマルチキャストアドレスを構成す
るMC受信クライアント41に対しポイントーマルチポ
イントVCを設定している。複数のIPマルチキャスト
アドレスを担当する場合はすべてIPマルチキャストア
ドレスに対してポイントーマルチポイントVCを設定す
る。
【0050】MC送信クライアント11はステップS3
で送信するデータの作成が終了すると、ステップS4に
おいて自身のATMアドレスとMCS12のATMアド
レスを再度比較し、一致していない場合はステップS2
で既に作成済みのポイントーポイントVCを使用して送
信するデータをMCS11に対してスイッチ3を経由し
て送信する事になる。
【0051】それぞれのATMアドレスが一致している
場合は、同一コンピュータ装置上のMCS11に該送信
するデータを引き渡すため関数のコールを行う。
【0052】MCS11はMC送信クライアント12か
らスイッチ3経由または関数コールで受け取ったマルチ
キャスト送信データ中の宛先IPアドレス中にあるIP
マルチキャストアドレスを取り出しステップM1で既に
設定しているポイント−マルチポイントVCをサーチし
一致するポイントーマルチポイントVCに対し該マルチ
キャスト送信データを送信する事になる(ステップM
2)。
【0053】一方、MC受信クライアント41は前記の
MCS11がステップM2において送信したマルチキャ
ストデータをステップR2において受信する。MC受信
クライアント41は受信をすると該受信に対しての応答
をMCS11に行う。
【0054】MCS11は該応答を受信するとマルチキ
ャスト送信の結果をMC送信クライアント12に送る
為、MC送信クライアント12のATMアドレスと自身
の持つATMアドレスを比較し、一致しない場合はスイ
ッチ3経由で送信し一致する場合は、MC送信クライア
ント12を関数コールで呼び出し送信結果を報告する
(ステップM3)。
【0055】MC送信クライアント12は前記の処理に
より送信結果を受けるとマルチキャスト送信が終了した
場合、ステップS3で作成したマルチキャストデータの
解放を行い当該送信データの処理を終了する事になる。
【0056】次に本発明の第二の実施の形態(図3)に
ついて図4のフローチャートを参照して詳細に説明す
る。
【0057】本実施の形態は、コンピュータ1B、コン
ピュータ2、ATMスイッチ3、コンピュータ4B、コ
ンピュータ5、コンピュータ6から構成される。
【0058】コンピュータ1Bは、マルチキャストデー
タを送信するサーバのMCS11とマルチキャストデー
タを受信するMC受信クライアント13を含む。
【0059】コンピュータ2は、前述した第一の実施の
形態の構成内容と同一である。
【0060】コンピュータ4Bはマルチキャストデータ
を送信するMC送信クライアント42を含む。
【0061】コンピュータ5、コンピュータ6も前述し
た第一の実施の形態の構成内容と同一である。
【0062】本実施の形態は、図3に示すように、マル
チキャストデータを送信するサーバのMCS11とMC
送信クライアント42が送信するマルチキャストデータ
を受信するMC受信クライアント13が同じコンピュー
タ装置上に併存する場合において有効な効果をもたらす
ものであり、その他の構成については前述した本発明の
第一の実施の形態と同じである。
【0063】この説明においてはMCS11とMC受信
クライアント13を同じコンピュータ上に設定している
がMC送信クライアント42も前記コンピュータ装置上
にさらに併存させても構わない。その場合は前述した第
一の実施の形態の内容がさらに適用されることになる。
但し、本実施の形態の説明においては、説明を簡略化
するためMC送信クライアント42は別のコンピュータ
装置上に存在させている。
【0064】MC送信クライアント42はステップS1
でMCS11に対しポイントーポイントVCを張る。
(内部処理上はMCS11と同じコンピュータ上に存在
するかを確認しているが説明の簡略化の為、省略す
る。)MCS11と同じコンピュータ上に存在するMC
受信クライアント13と別のコンピュータ上に存在する
MC受信クライアント51はそれぞれステップR1とス
テップR2において自身が受信するIPマルチキャスト
アドレスの登録をMARS21に対して行う。
【0065】またMCS11はIPマルチキャストアド
レスを構成するMC受信クライアント13、51・・・
に対してポイントーマルチポイントVCの設定を行おう
とするが、該受信クライアント群のATMアドレスを自
身のATMアドレスと比較し一致するものについては該
VC設定の設定の対象から除外する(ステップM1)。
【0066】送信クライアント42は送信するマルチキ
ャストデータを作成し(ステップS2)、続いて該マル
チキャストデータをステップS1で作成したVCを使い
MCS11に送信する(ステップS3)。
【0067】次に、MCS11は送信クライアント42
から受け取った前記マルチキャストデータをステップM
1で作成したポイントーマルチポイントVCを使いMC
受信クライアント51・・・に送信する。このとき同じ
コンピュータ上にもMC受信クライアント13が存在す
るかを確認し、存在する場合は前記マルチキャストデー
タを該受信クライアントに渡すため、関数をコールする
(ステップM2)。
【0068】MC受信クライアント13は前記マルチキ
ャストデータをLANを経由することなく直接MCS1
1から受け取り、受け取り後の確認のMCS11への応
答も関数コールで行う(ステップR2)。MC受信クラ
イアント51・・・はMCS11からのマルチキャスト
データをスイッチ3経由で受け取り結果のMCS11へ
の応答もスイッチ3経由で行う(ステップR4)。
【0069】MCS11は各MC受信クライアントから
のマルチキャストデータ受信確認の応答メッセージを受
け取るとMC送信クライアント41に対し該応答メッセ
ージを送信する(ステップM3)。
【0070】MC送信クライアント41は前記応答メッ
セージを受信後、マルチキャストデータの解放を行う
(ステップS4)。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のATM−
LANのマルチキャストデータ送信装置は、ATM−L
AN環境においてマルチキャストデータの送信を行うク
ライアントがマルチキャストサーバ(MCS)機能に該
マルチキャストデータの送信を行うに際しATMアドレ
スを比較しそれが一致している場合はMCS機能と同じ
コンピュータ上に存在すると判断し該マルチキャストデ
ータを関数コールでMCS機能に渡す事によりLANへ
の送受信が行われないため、ATM−LANへの負荷を
軽減できる。
【0072】また、MCSは前記マルチキャストデータ
の送信後において受信側のクライアントが返す応答メッ
セージについても同じく関数コールで送信側のクライア
ントに該応答メッセージを返却するため同様の効果が生
ずる。
【0073】例えばVODの配信を行うVODサーバ機
能に本発明を適用し、VODサーバとMCS機能を同じ
コンピュータ上に設定する事で顕著な効果が期待でき
る。
【0074】さらにMCSとマルチキャストデータを受
信するクライアントが同じコンピュータ上に配置される
場合においてもMCSから該クライアントへの送信、逆
に該クライアントからMCSへの応答にも関数コールに
よる本発明を適用する事で同様の効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第一の実施の形態の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第二の実施の形態の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図5】本発明のATMアドレス管理データベースの内
容を示す図である。
【符号の説明】
1A コンピュータ 2 コンピュータ 3 ATMスイッチ 4A コンピュータ 5 コンピュータ 6 コンピュータ 11 MCS 12 MC送信クライアント 21 MARS 22 ATMアドレス管理データベース 41 MC受信クライアント 51 MC受信クライアント 61 MC受信クライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 H04L 11/18 Fターム(参考) 5C064 AA02 AC01 AD06 BA01 BA07 BB05 BC10 BC18 BD01 BD02 BD16 5K030 GA01 GA04 HA05 HA10 HB21 HC15 HD01 HD06 JT06 KX28 LA02 LB18 LB19 LD01 LD08 5K033 AA01 BA15 CB01 CB04 CB08 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャストデータを受信する複数の
    第一のクライアントと、マルチキャストサーバと、マル
    チキャストデータを送信する第二のクライアントとから
    なるATM−LAN環境でのマルチキャストデータの送
    受信装置であって、マルチキャストデータの送信を前記
    マルチキャストサーバに依頼する前記第二のクライアン
    トが前記マルチキャストサーバと同一コンピュータ装置
    内に存在する場合、前記第二のクライアントが該マルチ
    キャストデータを前記マルチキャストサーバに送信する
    に際し、ATM−LANを経由せず前記マルチキャスト
    サーバの存在する前記コンピュータ装置内で直接該マル
    チキャストデータを引き渡すことを特徴とするATM−
    LANのマルチキャストデータ送受信装置。
  2. 【請求項2】 マルチキャストデータを受信する複数の
    第一のクライアントと、マルチキャストサーバと、マル
    チキャストデータを送信する第二のクライアントとから
    なるATM−LAN環境でのマルチキャストデータの送
    受信装置であって、前記第一のクライアントと前記マル
    チキャストサーバが同一コンピュータ装置内に存在する
    場合、前記マルチキャストサーバが該マルチキャストデ
    ータの送信を行うに際し、ATM−LANを経由せず前
    記マルチキャストサーバの存在する前記コンピュータ装
    置内で直接該マルチキャストデータを前記第一のクライ
    アントに引き渡すことを特徴とするATM−LANのマ
    ルチキャストデータ送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第二のクライアントは前記マルチキ
    ャストサーバのATMアドレスを自身のATMアドレス
    と比較し、一致している場合はATM−LAN上へのマ
    ルチキャストデータの送信は行わず、関数を呼び出すこ
    とで自身の動作するコンピュータ装置内で該マルチキャ
    ストデータを前記マルチキャストサーバに引き渡し、前
    記マルチキャストサーバは前記第一のクライアントから
    の該マルチキャストデータの受信結果応答についても、
    前記第二のクライアントに対し関数コールで該受信結果
    応答を返すことを特徴とする請求項1記載のATM−L
    ANのマルチキャストデータ送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記マルチキャストサーバは前記第一の
    クライアントのATMアドレスを自身のATMアドレス
    と比較し、一致している場合はATM−LAN上へのマ
    ルチキャストデータの送信は行わず、関数を呼び出すこ
    とで自身の動作するコンピュータ装置内で該マルチキャ
    ストデータを前記第一のクライアントに引き渡し、該第
    一のクライアントは該マルチキャストデータの受信結果
    応答についても、前記マルチキャストサーバに対し該受
    信結果応答を返すことを特徴とする請求項2記載のAT
    M−LANのマルチキャストデータ送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記第二のクライアントは前記マルチキ
    ャストサーバのATMアドレスを自身のATMアドレス
    と比較するステップと、一致している場合はATM−L
    AN上へのマルチキャストデータの送信は行わず、関数
    を呼び出すことで自身の動作するコンピュータ装置内で
    該マルチキャストデータを前記マルチキャストサーバに
    引き渡すステップと、マルチキャストサーバは第一のク
    ライアントからの該マルチキャストデータの受信結果応
    答についても、前記第二のクライアントに対し関数コー
    ルで該受信結果応答を返すステップを有することを特徴
    とする請求項1記載のATM−LANのマルチキャスト
    データ送受信方法。
  6. 【請求項6】 前記マルチキャストサーバは前記第一の
    クライアントのATMアドレスを自身のATMアドレス
    と比較するステップと、一致している場合はATM−L
    AN上へのマルチキャストデータの送信は行わず、関数
    を呼び出すことで自身の動作するコンピュータ装置内で
    該マルチキャストデータを前記第一のクライアントに引
    き渡すステップと、前記第一のクライアントは該マルチ
    キャストデータの受信結果応答についても、前記マルチ
    キャストサーバに対し該受信結果応答を返すステップを
    有することを特徴とする請求項2記載のATM−LAN
    のマルチキャストデータ送受信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030010184A (ko) * 2001-07-26 2003-02-05 주식회사 싸이보컴닷컴 고품질 주문형 비디오 제공 방법 및 그 장치
KR100769890B1 (ko) * 2005-09-29 2007-11-02 하나로미디어(주) 셋톱박스를 이용한 주문형 비디오 서비스에서 주문형비디오 데이터의 저장과 버퍼처리의 연동적 수행이 가능한주문형 비디오 데이터 처리방법 및 이를 위한 셋톱박스
JP2016091201A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 キヤノン株式会社 情報処理装置、同期制御方法、及びプログラム

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