JP2000013279A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2000013279A
JP2000013279A JP19380798A JP19380798A JP2000013279A JP 2000013279 A JP2000013279 A JP 2000013279A JP 19380798 A JP19380798 A JP 19380798A JP 19380798 A JP19380798 A JP 19380798A JP 2000013279 A JP2000013279 A JP 2000013279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカード型無線端末装置を用いて各種通
信システムのデータ伝送を行う場合は、各通信システム
ごとに対応するカード型無線端末装置をコンピュータに
その都度差し替えて使用する必要があった。本発明は、
1枚のカード型無線端末装置とこれを装着するPCを用
いて複数の異なった通信システムに対応した通信が可能
な無線通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 デジタル信号処理部を有するコンピュー
タのPCカード端子に装着可能であって、アンテナと各
種通信システムにそれぞれ対応した複数のRF部とデジ
タル・アナログ変換器とアナログ・デジタル変換器とを
備えるRFモジュールを前記PCカード端子を介して前
記デジタル信号処理部に接続することにより、複数の異
なった通信システムに対して通信を可能にしたことを特
徴とする無線通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信装置に関
し、特にカード型無線端末装置を用いて複数の異なった
通信システムに対して通信を可能にする手段に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル携帯電話等の無線端末装
置をカードサイズに小型化し、ノート型のパーソナルコ
ンピュータ(Personal Computer 以下、PCと記述す
る)のPCカードスロットに装着してデータ通信を行う
モバイルマルチメディア通信が盛んになってきている。
図5はノート型PCを用いるモバイルマルチメディア通
信用無線端末装置の例を示す外観図である。この無線端
末装置は、ノート型PC200に通常用意されているP
CMCIA(Personal Computer Memory Card Internati
onal Association) 規格カードスロット201に所望の
通信システム、例えば、デジタル携帯電話(Personal D
igital Cellrer、以下PDCと記す)、或いはPHS(P
ersonalHandyphone System)、または、ポケットベル
(以下、PBと記す)に対応したカード型無線端末装置
202a〜202cをそのつど挿入してデータ通信を行
う。図6は、従来のカード型無線端末装置とこれを挿入
するPC側の構成例を示す機能ブロック図である。この
例に示すカード型無線端末装置300は、アンテナ20
とRF部30と周波数変換/チャネル生成部40と変復
調部50とアクセス制御部60と前記カード型無線端末
装置300にインタフェースするためPC200に配置
されたデータ処理部208に信号を供給するビット処理
部70とを順次接続して構成される。RF部30は、ア
ンテナ20に接続された送受信共同部分としての送受信
共用器32と、送信手段として電力増幅器33を介して
前記送受共用器32に接続された第1のRF帯域通過フ
ィルタ34と、受信手段として第2のRF帯域通過フィ
ルタ35を介して前記送受信共用器32に接続された低
雑音増幅器36とから構成される。また、周波数変換/
チャネル生成部40は、第1のローカル発信器41の出
力信号と第1のIF帯域通過フィルタ42の出力信号と
に基づき動作し前記第1のRF帯域通過フィルタ34に
接続された第1のミキサ43と、第2のローカル発信器
44の出力信号と前記低雑音増幅器36の出力信号とに
基づき動作し第2のIF帯域通過フィルタ45に接続さ
れた第2のミキサ46とから構成される。
【0003】さらに、変復調部50は、各種通信システ
ムに対応したチャネル接続を制御するアクセス制御部6
0を介して各通信システムに対応したビット処理を行う
ビット処理部70の出力信号に基づき被変調信号を生成
して前記第1のIF帯域通過フィルタ42に供給する変
調器51と、前記第2のIF帯域通過フィルタ45の出
力信号に基づき復調信号を生成して前記アクセス制御部
60を介して前記ビット処理部70に供給する復調器5
2とから構成される。図6に示したカード型無線端末装
置300は以下のように機能する。即ち、受信系として
は、到来する所望の通信システムの信号をアンテナ20
と送受信共用器32とを介して第2のRF帯域通過フィ
ルタ35に導びいて帯域制限をした後、低雑音増幅器3
6において所定の増幅を行い第2のミキサ46に出力す
る。さらに、この信号を第2のミキサ46が第2のロー
カル発信器44の出力信号を用いて所定のIF周波数に
変換し、第2のIF帯域通過フィルタ45による帯域制
限の後に復調器52において復調する。この復調信号
は、アクセス制御部60において当該通信システムで用
いるチャネル接続の制御を受けると共にビット処理部7
0において誤り訂正等のビット処理が施され、PC20
0内のデータ処理部208に供給される。次に送信系と
しては、まず、送信データをPC200内のデータ処理
部208が出力すると、ビット処理部70において送信
データを誤り訂正符号化した後にアクセス制御部60に
おいて所望の通信システムに対応するチャネル接続方式
に合わせて送信データのフレームフォーマットを成形
し、これを変調信号として変調器51に供給する。この
変調信号は変調器51において変調されると共に第1の
IF帯域通過フィルタ42において帯域制限された後、
第1のミキサ43と第1のローカル発信器41の出力信
号とによりRF信号に周波数変換されて第1のRF帯域
通過フィルタ34に供給される。ここで、信号(被変調
信号)は帯域制限を受けて不要信号成分が除去され、電
力増幅器33による所定の増幅後に送受信共用器32と
アンテナ20とを介して空間に放射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ような従来のカード型無線端末装置においては以下に示
すような大きな問題点があった。つまり、各通信システ
ム、例えば、上述したPDC、PHS、或いはPB等は
RF周波数、チャネル帯域幅、変復調方式、アクセス制
御方式(チャネル接続方式)、ビット処理方式がそれぞ
れ異なるので、1枚のカード型無線端末装置により上記
複数の通信システムに対応した通信を行う場合は、各通
信システムが必要とする全ての機能をカード型無線端末
装置に多重化する必要がある。しかし、1枚のカード型
無線端末装置に上記複数の通信システムに係わる機能を
実現する回路を全て納めることは、規格化されたカード
の形態上から困難である。具体的に説明すれば、例え
ば、各システムのRF周波数として、PDCは800M
Hz帯、PHSは1.9GHz帯、PBは400MHz
帯がそれぞれ割り当てられているので、これら3つの通
信システムに対応可能な端末装置としては広範囲な周波
数帯域での動作が必要になるが、従来の個別通信システ
ムに対応したカード型無線端末装置内に配置されたRF
部だけでは前記全周波数帯域をカバーすることができな
い。また、各通信システムが必要とする種々のRF機能
を1枚のカードに多重化することもカード型としてのス
ペースの点から困難である。さらに、変復調部も各通信
システムごとにπ/4シフトQPSK、或いはFSKと
方式が異なるので従来のカード型無線端末装置内に配置
された変復調部だけでは対応できない。以上の理由か
ら、従来のカード型無線端末装置を用いて複数の異なっ
た通信システムのデータ伝送を行う場合は、図5に示す
ように各通信システムごとに対応するカード型無線端末
装置をその都度差し替えて使用する必要があり、そのた
め使用にも持ち運びにも大変不便であった。本発明は、
上述した従来の無線通信装置に関する問題を解決するた
めになされたもので、1枚のカード型無線端末装置とこ
れを装着するPCを用いて複数の異なった通信システム
に対応した通信が可能な無線通信装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる無線通信装置の請求項1記載の発明
は、情報処理端末装置と、これに着脱可能なRFモジュ
ールとから成る無線通信装置において、前記RFモジュ
ールはアンテナと複数の通信システムにそれぞれ対応し
た複数のRF部とデジタル・アナログ変換手段とアナロ
グ・デジタル変換手段とを備え、且つ、前記各RF部
は、前記デジタル・アナログ変換手段からの信号を入力
とする送信手段と、前記アナログ・デジタル変換手段に
受信信号を出力する受信手段と、前記送信手段および受
信手段を前記アンテナに接続するための送受信共用器と
を有し、前記情報処理端末装置は、ソフトウエアを切り
換えることにより前記各通信システムが必要とする所定
の処理に対応可能なデジタル信号処理部として機能し、
前記RFモジュールを前記デジタル信号処理部に接続す
ることにより、複数の異なった通信システムに対して通
信を可能にするように構成する。本発明に係わる無線通
信装置の請求項2記載の発明は、請求項1記載の無線通
信装置において、前記RFモジュールにおける前記デジ
タル・アナログ変換手段の出力端にIF帯域通過フィル
タを介してRF周波数を出力する周波数変換手段を、前
記アナログ・デジタル変換手段の入力端にIF帯域通過
フィルタを介してIF周波数を出力する周波数変換手段
をそれぞれ配置する。本発明に係わる無線通信装置の請
求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の無
線通信装置において、前記RFモジュールのデジタル・
アナログ変換手段の入力側とアナログ・デジタル変換手
段の出力側とにそれぞれ周波数変換とチャネル生成とを
行うチャネル生成手段を配置する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。なお、本発明は任意数
の各種通信システムに対応するように構成することが可
能であるが、一例として3種類の通信システム(例え
ば、PDC、PHS及びPB等)に対して通信可能な構
成例について説明する。図1は本発明に係わる無線通信
装置の実施の形態例を示す機能ブロック図である。この
例に示す無線通信装置は、アンテナ20と3種類の通信
システムに対応した3つのRF部30a、30b、30
cとデジタル/アナログ変換器(以下、D/A変換器と
記す)11とアナログ/デジタル変換器(以下、A/D
変換器と記す)12とを備えるRFモジュール10と、
PC200内に配置され周波数変換/チャネル生成部4
0αと変復調部50αとアクセス制御部60αとビット
処理部70αとデータ処理部80αとを順次接続したデ
ジタル信号処理部100αとから構成される。また、前
記RFモジュール10の各RF部30a、30b、30
cは、前記アンテナ20に接続された送受信共同部分と
しての送受信共用器32a、32b、32cと、送信手
段として前記第1のRF帯域通過フィルタ34a、34
b、34cを介して前記D/A変換器11の出力信号を
増幅して前記送受信共用器32a、32b、33cに供
給する電力増幅器33a、33b、33cと、受信手段
として前記送受信共用器32a、32b、32cに接続
された第2のRF帯域通過フィルタ35a、35b、3
5cの出力信号を増幅して前記A/D変換器12に供給
する低雑音増幅器36a、36b、36cとから構成さ
れる。さらに、前記デジタル信号処理部100αを構成
する周波数変換/チャネル生成部40αは、第1のロー
カル発信器41αの出力信号と第1のIF帯域通過フィ
ルタ42αの出力信号とに基づき動作し前記D/A変換
器11に接続された第1のミキサ43αと、第2のロー
カル発信器44αの出力信号と前記A/D変換器12の
出力信号とに基づき動作し第2のIF帯域通過フィルタ
45αに接続された第2のミキサ46αとから構成され
る。変復調部50αは、各通信システムに対応したチャ
ネル接続を制御するアクセス制御部60αを介して各通
信システムに対応したビット処理を行うビット処理部7
0αの出力信号に基づき被変調信号を生成して前記第1
のIF通過フィルタ42αに供給する変調器51αと、
前記第2のIF帯域通過フィルタ45αの出力信号に基
づき復調信号を生成して前記アクセス制御部60αを介
して前記ビット処理部70αに供給する復調器52αと
から構成される。なお、各種アプリケーションを行うデ
ータ処理部80αは、前記ビット処理部70αに接続さ
れる。
【0007】図1に示した本発明に係わる無線通信装置
は以下のように機能する。即ち、受信系としては、到来
する所望の通信システムの信号をアンテナ20と各RF
部30a、30b、30cに配置された送受信共用器3
2a、32b、32cとを介して受信すると、第2のR
F帯域通過フィルタ35a、35b、35cがそれぞれ
の通信システムに割当てられたRF信号のみを通過させ
る。ここでは、受信RF信号はRF部30aに配置され
た第2のRF帯域通過フィルタ35aのみを通過するも
のとして説明する。なお、後述する送信系の場合は第1
の通過帯域フィルタ34aのみがD/A変換器11から
の出力信号を通過させるものとして説明する。従って、
この例においては、受信信号を第2のRF帯域通過フィ
ルタ35aだけが通過させて帯域制限した後に低雑音増
幅器36aにおいて所定の増幅をしてA/D変換器12
に出力すると共に、ここでアナログ信号をデジタル信号
に変換してデジタル信号処理部100αに配置された第
2のミキサ46αに出力する。さらに、この信号を第2
のミキサ46αが第2のローカル発信器44αの出力信
号を用いて所望の通信システムに対応したIF周波数に
変換し、第2のIF帯域通過フィルタ45αにより当該
通信システムに対応したチャネル帯域幅に帯域制限した
後、復調器52αにおいて復調する。この復調信号は、
アクセス制御部60αにおいて当該通信システムで用い
るチャネル接続の制御を受けると共にビット処理部70
αにおいて誤り訂正等のビット処理が施され、データ処
理部80αに供給される。ここで、デジタル信号処理部
100αは、従来ハードウエアでアナログ的に行ってい
た信号処理をA/D変換後にDSP(Digital Signal Pr
ocessor)等を用いてソフトウエア的に行うものであり、
当該ソフトウエアを書き換えることにより種々の信号処
理機能を同一のDSPを用いて実現できる。従って、上
述した第2(第1)のミキサ46α(43α)、第2
(第1)のローカル発信器44α(41α)、第2(第
1)のIF帯域通過フィルタ45α(42α)、復調器
52α(変調器51α)、アクセス制御部60α、ビッ
ト処理部70αは、所望の通信システムに対応してソフ
トウエアを書き換えることにより当該通信システムに必
要な機能をもつことができる。
【0008】次に送信系としては、まず、送信データを
PC200内のデータ処理部80αが出力すると、ビッ
ト処理部70αにおいて送信データを誤り訂正符号化し
た後にアクセス制御部60αにおいて所望の通信システ
ムに対応するチャネル接続方式に送信データのフレーム
フォーマットを成形し、これを変調信号として変調器5
1αに供給する。この変調信号は変調器51αにおいて
変調され被変調信号に成形されると共に、第1のIF帯
域通過フィルタ42αにおいて所望の通信システムのチ
ャネル帯域幅に帯域制限された後、第1のミキサ43α
と第1のローカル発信器41αの出力信号とにより所定
のRF信号に周波数変換されてD/A変換器11に出力
され、ここでデジタル信号がアナログ信号に変換されて
各第1のRF帯域通過フィルタ34a、34b、34c
に供給される。上述したように、この実施例においては
第1のRF部30aを所望の通信システムに対応するR
F部としているので、第1のRF部30aに配置された
第1のRF帯域通過フィルタ34aのみがD/A変換器
11の出力信号(被変調信号)を通過させて帯域制限に
よる不要信号成分の除去を行い、電力増幅器33aによ
る所定の増幅後に送受信共用器32aとアンテナ20と
を介して空間に放射する。要するに、本発明に係わる無
線通信装置は、各種の通信システムが要求する種々の機
能の大部分をPC内に配置したデジタル信号処理部10
0αによりソフトウエア的に処理するようにして、各種
通信システムに対応して必要となるハードウエアの多重
化をRFモジュール10内のRF部のみで済むように構
成したものである。従って、上述した従来のカード型無
線端末装置におけるRF部以外の機能をすべてPC内の
デジタル信号処理部に移設したので、各種通信システム
がそれぞれ必要とするRF部を多重化したRFモジュー
ル10を1枚のカード型無線端末装置として構成するこ
とが可能となり、これをPCに挿入することで簡単に多
種通信システムに対応した通信が可能となる。
【0009】なお、本発明に係わる無線通信装置のRF
モジュール10において使用するアンテナ20は、上述
したように広帯域特性が要求されるので、例えば、モノ
ポールアンテナを多周波共用化したものが必要となろ
う。これについては、文献「恵比根、鹿子嶋、”近接無
給電素子を有する多周波共用ダイポールアンテナ、”電
子情報通信学会論文誌(B)、pp.1252−125
8、1988年11月号」に詳しい記載があるので、こ
こでは説明を省略する。以上説明した本発明の実施の形
態例においては、RFモジュール10を複数のRF部3
0a、30b、30cとD/A変換器11とA/D変換
器12とから構成したが、本発明の実施にあってはこの
例に限らず、例えばD/A変換器11の出力側、或いは
A/D変換器12の入力側に周波数変換部を追加して構
成してもよい。図2は、本発明に係わる無線通信装置の
第2の実施の形態例を示す機能ブロック図である。この
例に示す無線通信装置は、図1に示した第1の実施の形
態例におけるRFモジュール10に、第3のIF帯域通
過フィルタ91を介する前記D/A変換器11の出力信
号と第3のローカル発振器92の出力信号とに基づき動
作し前記各RF帯域通過フィルタ34a、34b、34
cに接続された第3のミキサ93を追加すると共に、前
記各低雑音増幅器36a、36b、36cの出力信号と
第4のローカル発信器94の出力信号とに基づき動作し
第4のIF帯域通過フィルタ95を介して前記A/D変
換器12に接続された第4のミキサ96を追加したもの
である。なお、第3と第4のIF帯域通過フィルタ9
1、95はA/D変換器12、或いはD/A変換器11
に係わるイメージ除去のためのフィルタであるので、各
種通信システムのチャネル帯域に合わせる必要はなく、
従って、各種通信システムごとに多重化する必要はな
い。このように構成されたRFモジュール10において
は、第3のミキサ93により送信IF信号をRF信号
に、また、第4のミキサ96により受信RF信号をIF
信号に周波数変換するので、A/D変換とD/A変換を
行う周波数を低くすることができ、それに伴って動作ク
ロックを低くできるから、小型、安価で消費電流の少な
いA/D変換器とD/A変換器とを用いることができる
利点がある。
【0010】図3は、本発明に係わる無線通信装置の第
3の実施の形態例を示す機能ブロック図である。この例
に示す無線通信装置は、図1に示した第1の実施の形態
例におけるRFモジュール10にPC200内に配置さ
れたデジタル信号処理による周波数変換・チャネル生成
部40αの機能を移設したものである。即ち、図1に示
されたRFモジュール10に、周波数変換・チャネル生
成部40として、第1のスイッチSW1と各通信システ
ムのチャネル帯域幅にそれぞれ対応するIF帯域通過フ
ィルタ42a、42b、42cと第2のスイッチSW2
とを順次接続した回路を介する前記変調器51α出力信
号と第1のローカル発信器41の出力信号とに基づき動
作し前記D/A変換器11に接続される第1のミキサ4
3を追加すると共に、前記A/D変換器12の出力信号
と第2のローカル発信器44とに基づき動作し第3のス
イッチSW3と各通信システムのチャネル帯域幅にそれ
ぞれ対応するIF帯域通過フィルタ45a、45b、4
5cと第4のスイッチSW4とを順次接続した回路を介
して前記復調器52αに接続された第2のミキサ46を
追加したものである。このように構成されたRFモジュ
ール10では、周波数変換・チャネル生成部40をデジ
タルのハードウエア、例えば、カスタムロジックである
ASIC等で構成し、第1と第2と第3と第4の各スイ
ッチSW1〜SW4を用いて所望の通信システムに対応
するIF帯域通過フィルタ42a、42b、42c、4
5a、45b、45cを選択する。デジタル信号処理部
100αにおける周波数変換/チャネル生成部40αの
演算処理量はかなり大きいので、このように無線通信装
置を構成することによりデジタル信号処理部100αの
ソフトウエア処理量を大幅に低減でき、従って、PC2
00内に備わるCPUの負担を大幅に軽減できる利点が
ある。図4は、本発明に係わる無線通信装置の第4の実
施の形態例を示す機能ブロック図である。この例に示す
無線通信装置は、図2に示した第2の実施の形態例と図
3に示した第3の実施の形態例とを組み合わせてRFモ
ジュール10を構成したものである。従って、RFモジ
ュール10内の構成要素がやや増えるものの、上述した
理由により小型、安価で消費電流の少ないA/D変換器
とD/A変換器とを用いることができると共に、デジタ
ル信号処理部100αのソフトウエア処理量を大幅に低
減できる2つの利点を有する。以上、本発明をノート型
PCに着脱可能なPCMCIAカード型のRFモジュー
ルを例に説明してきたが、本発明はこれのみに限定され
るものではなく、RFモジュールをノート型PC以外の
信号処理端末に接続するものとしてもよく、また、カー
ド型以外の形態としてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上説明したように各種通信シ
ステムが要求する種々の機能の大部分をPC内に配置し
たデジタル信号処理部によりソフトウエア的に処理する
ようにしたので、各種通信システムに対応して必要とな
るハードウエアの多重化をRFモジュール内に配置する
RF部のみで済むように構成でき、従って、RFモジュ
ールを1枚のカード型無線端末装置として構成すること
が可能となり、これをPCに挿入することで簡単に多種
通信システムに対応した通信ができる無線通信装置を実
現する上で著効を奏す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態例を示す機能
ブロック図。
【図2】本発明に係わる第2の実施の形態例を示す機能
ブロック図。
【図3】本発明に係わる第3の実施の形態例を示す機能
ブロック図。
【図4】本発明に係わる第4の実施の形態例を示す機能
ブロック図。
【図5】ノート型PCを用いるモバイルマルチメディア
通信用無線端末の例を示す外観図。
【図6】従来のカード型無線端末装置とこれを挿入する
PCの構成例を示す機能ブロック図。
【符号の説明】
10・・RFモジュール 11・・D/A変換器 12・・A/D変換器 20・・アンテナ 30a、30b、30c・・RF部 32a、32b、32c・・送受信共用器 33a、33b、33c・・電力増幅器 34a、34b、34c・・第1のRF帯域通過フィル
タ 35a、35b、35c・・第2のRF帯域通過フィル
タ 36a、36b、36c・・低雑音増幅器 40α・・デジタル信号処理部内の周波数変換/チャネ
ル生成部 41α・・第1のローカル発信器 42α・・第1のIF帯域通過フィルタ 43α・・第1のミキサ 44α・・第2のローカル発信器 45α・・第2のIF帯域通過フィルタ 46α・・第2のミキサ 50α・・デジタル信号処理部内の変復調部 51α・・変調器 52α・・復調器 60α・・デジタル信号処理部内アクセス制御部 70α・・デジタル信号処理部内ビット処理部 80α・・デジタル信号処理部内データ処理部 100α・・デジタル信号処理部 200・・PC
フロントページの続き (72)発明者 伊澤 清順 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 大衡 壯 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 伊藤 眞 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 Fターム(参考) 5K011 AA03 DA01 DA03 JA12 KA01 5K033 AA04 AA09 BA04 CB01 CB02 DA06 DA19 DB01 DB09 DB16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理端末装置と、これに着脱可能な
    RFモジュールとから成る無線通信装置において、前記
    RFモジュールはアンテナと複数の通信システムにそれ
    ぞれ対応した複数のRF部とデジタル・アナログ変換手
    段とアナログ・デジタル変換手段とを備え、且つ、 前記各RF部は、前記デジタル・アナログ変換手段から
    の信号を入力とする送信手段と、前記アナログ・デジタ
    ル変換手段に受信信号を出力する受信手段と、前記送信
    手段および受信手段を前記アンテナに接続するための送
    受信共用器とを有し、 前記情報処理端末装置は、ソフトウエアを切り換えるこ
    とにより前記各通信システムが必要とする所定の処理に
    対応可能なデジタル信号処理部として機能し、 前記RFモジュールを前記デジタル信号処理部に接続す
    ることにより、複数の異なった通信システムに対して通
    信を可能にしたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記RFモジュールにおける前記デジタ
    ル・アナログ変換手段の出力端にIF帯域通過フィルタ
    を介してRF周波数を出力する周波数変換手段を、前記
    アナログ・デジタル変換手段の入力端にIF帯域通過フ
    ィルタを介してIF周波数を出力する周波数変換手段を
    それぞれ配置したことを特徴とする請求項1記載の無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記RFモジュールのデジタル・アナロ
    グ変換手段の入力側とアナログ・デジタル変換手段の出
    力側とにそれぞれ周波数変換とチャネル生成とを行うチ
    ャネル生成手段を配置したことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の無線通信装置。
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