JP2000010774A - ソフトウェア不正使用防止システム - Google Patents

ソフトウェア不正使用防止システム

Info

Publication number
JP2000010774A
JP2000010774A JP17508498A JP17508498A JP2000010774A JP 2000010774 A JP2000010774 A JP 2000010774A JP 17508498 A JP17508498 A JP 17508498A JP 17508498 A JP17508498 A JP 17508498A JP 2000010774 A JP2000010774 A JP 2000010774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
information
terminal
recording medium
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17508498A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hasegawa
繁 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP17508498A priority Critical patent/JP2000010774A/ja
Publication of JP2000010774A publication Critical patent/JP2000010774A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構築を容易にし、ソフトウェア購入
時のクレジット代金決裁及びソフトウェア使用許諾を容
易かつ確実に可能にすると共に、高度なセキュリティ管
理による確実なソフトウェアライセンス管理を行う。 【解決手段】 店舗端末20が、ソフトウェア購入時
に、個々のICカード10から読み出した情報と認証局
50から受け取った情報(デジタルID、認証情報とし
てのソフトウェア使用許諾情報とを照合する。更に、I
Cカード10から読み出した情報に基づいて、銀行/ク
レジット会社端末40との間でSET方式を適用してク
レジット代金決裁を行うと共に、ICカード10におけ
る情報を更新し、この情報を認証局50に送信して更新
する。この後に、購入ソフトウェアが、ICカード10
の格納情報に基づいてパーソナルコンピュータ60で起
動し、又はインストールして使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの通信ネットワーク上でクレジットカードによる決裁
を通じて電子商取引を行うSET(Secure Electronic T
ransaction) 方式を適用し、ソフトウェアの購入者のみ
がソフトウェアを起動して使用できるように、購入され
たソフトウェアライセンス管理(適宜、ソフトウェア不
正使用防止と記載する)を行うためのソフトウェア不正
使用防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ用のソフトウェアな
どは、購入者のみがハードウェアで起動し、またダウン
ロード(インストール)して使用し、ソフトウェア提供
者が予定しない不特定多数の人がハードウェアで起動し
たり、またダウンロードして使用することを防止するソ
フトウェアライセンス管理が行われる。
【0003】図7は従来のソフトウェアライセンス管理
を説明するための図である。図7において、例えば、パ
ーソナルコンピュータ用のソフトウェア購入時(A)
に、このソフトウェア(α)に対するソフトウェアライ
センス(C)を記載した書面が添付されており、このソ
フトウェアライセンス(C)に基づいてエンドユーザ
が、ハードウェア(パーソナルコンピュータ)にライセ
ンスによる登録を実行している。このライセンス登録
は、エンドユーザの判断で実行される。
【0004】このため、ソフトウェア提供者が予定しな
い複数台のハードウェアに、法律上の規制を無視(ソフ
トウェア不正使用)してダウンロード(インストール)
されてしまうことがある。すなわち、ソフトウェアライ
センス(C)の登録では、ソフトウェア(α)が、パー
ソナルコンピュータ(1)(2)(3)にインストール
されてしまい、同一のソフトウェア(α)が、それぞれ
パーソナルコンピュータ(1)(2)(3)の使用者
a,b,cが利用する場合がある。
【0005】このようなソフトウェアライセンス管理、
すなわち、ソフトウェア不正使用防止に関しては特開平
8−6784号公報で「ソフトウェア/著作物の無断複
製使用防止システムおよび無断複製使用防止処理方法」
が提案されている。この従来例は、コンピュータプログ
ラム(ソフトウェア)、映画、その他の著作物の複製を
防止するものである。購入されたソフトウェアを使用す
るコンピュータを、通信回線を通じてセンターの管理装
置と定期的に接続し、この管理装置からコンピュータに
対する使用許諾の更新を行うことによって、購入したコ
ンピュータプログラムの使用を可能にしている。
【0006】また、特開平9−185502号公報の
「不正使用防止システム」は、バーチャルエンティティ
にデジタル署名し、購入時にバーチャルエンティティに
よってチェック及び使用許諾情報を付加している。この
使用許諾情報を使用時にチェックし、ソフトウェアの不
正使用を検査して、その不正使用を未然に防止できるよ
うにしている。
【0007】また、近時のソフトウェアライセンス管理
として、ICカードを使用したシステムが考えられてい
る。このソフトウェアライセンス管理では、店舗でIC
カードに、例えば、ソフトウェアの購入時に使用許諾を
付与した情報と、このソフトウェアを使用するコンピュ
ータを特定した情報とを格納している。そして、購入者
がソフトウェアの購入時に特定されたコンピュータにI
Cカードを装着して、そのダウンロードによるインスト
ールを行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
のソフトウェアライセンス管理では、ソフトウェア提供
者が予定しない多人数によって複数台のハードウェアに
法律上の規制を無視して登録して使用される場合があ
る。また、ソフトウェア使用許諾を付与した情報に基づ
いてソフトウェアを使用する場合、その情報を格納する
作業などが煩雑であり、また、近時のクレジットカード
による購入との連携した処理が出来ないため、その購入
やソフトウェア使用許諾のための作業が煩雑化する欠点
がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、汎用性及びセキュリティ管
理に優れたインターネットでの電子商取引を行うSET
方式を適用し、システム構築が容易であると共に、ソフ
トウェア購入時のクレジット代金決裁及びソフトウェア
使用許諾が容易かつ確実に可能になると共に、より確実
なソフトウェアライセンス管理(ソフトウェア不正使用
防止)が可能になるソフトウェア不正使用防止システム
の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のソフトウェア不正使用防止システムは、店
舗端末、クレジット決裁機構端末、認証局が通信ネット
ワークで接続されると共に、情報記録媒体に格納した情
報に基づいてソフトウェアライセンス管理を行うもので
あり、店舗端末が、ソフトウェア購入者の個々が保持す
る情報記録媒体から読み出した情報と認証局から受け取
った情報とを照合し、かつ、情報記録媒体から読み出し
た情報に基づいて、クレジット決裁機構端末との間で購
入ソフトウェアの代金決裁を行うと共に、情報記録媒体
における情報を更新し、かつ、この情報を認証局に送信
して更新し、この後に、購入されたソフトウェアを情報
記録媒体の格納情報に基づいて情報処理装置でソフトウ
ェア起動する構成としてある。
【0011】また、前記クレジット決裁機構端末と複数
の店舗端末との間を通信ネットワークで接続するサーバ
を更に備える構成であり、更に、前記クレジット決裁機
構端末と店舗端末との間の代金決裁を、電子商取引を行
うためのSET方式によるクレジット決裁で処理する構
成としてある。また、前記情報記録媒体に格納される情
報を、ソフトウェア購入者の個々に、代金決裁及びソフ
トウェア使用許諾を付与するための識別コードであり、
かつ、認証情報としてのソフトウェア使用許諾情報とす
る構成としてある。
【0012】更に、前記通信ネットワークを、TCP/
IPによる伝送を行うインターネット、イントラネッ
ト、エキストラネット及びローカルエリアネットワーク
を含む通信ネットワークとする構成であり、また、前記
情報記録媒体を、磁気カード、ICカード、ICカセッ
ト及びCD−ROMを含む携帯用の記録媒体とする構成
としてある。更に、前記情報処理装置を、汎用小型コン
ピュータ又はゲーム装置を含む装置とする構成としてあ
る。
【0013】この発明のソフトウェア不正使用防止シス
テムでは、ソフトウェア購入者の個々が保持する情報記
録媒体から読み出した情報と認証局に保持している情報
(個人を特定する識別コード)とを照合し、かつ、情報
記録媒体から読み出した情報(識別コード)に基づい
て、クレジット決裁機構端末との間で電子商取引用のS
ET方式によってクレジットによる代金決裁が行われ
る。更に、情報記録媒体から読み出した認証情報(ソフ
トウェア使用許諾情報)を、情報記録媒体及び認証局が
更新している。この後に、前記購入されたソフトウェア
が情報記録媒体に格納している認証情報に基づいて、情
報処理装置でのソフトウェア起動が行われる。
【0014】すなわち、汎用性に優れたインターネット
によるSET方式の適用によって、そのシステム構築が
容易に行われる。また、ソフトウェア購入時のクレジッ
ト代金決裁が高度なセキュリティ管理によって行われ
る。更に、ソフトウェア使用許諾が容易かつ確実に可能
になる。この結果、より確実なソフトウェアライセンス
管理(ソフトウェア不正使用防止)が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明のソフトウェア不正
使用防止システムの実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明のソフトウェア不正使用防止シ
ステムの実施形態における構成を示すブロック図であ
る。このソフトウェア不正使用防止システムは、ソフト
ウェア購入者ごとに保持されるICカード(PCカー
ド、情報記録媒体)10と、パーソナルコンピュータな
どを用いてクレジット代金決裁を行うための店舗端末2
0と、インターネットにおけるバーチャルモール上に設
置されるパーソナルコンピュータなどのサーバ30と、
SET方式を用いたクレジット代金決裁処理(電子商取
引)を実行するローカルエリアネットワークなどに接続
された銀行/クレジット会社端末40(クレジット決裁
機構端末)とを有している。
【0016】更に、このソフトウェア不正使用防止シス
テムは、ソフトウェア購入時に、ソフトウェアライセン
ス管理のための情報であるソフトウェア起動を実行可能
にするためのソフトウェア使用許諾情報(適宜、認証情
報と記載する)を提供する認証局50と、これらの店舗
端末20から認証局50までのそれぞれの間が接続さ
れ、TCP/IP(Transmission Control Protocol/ In
terneT Protocol)によってデータ伝送を行うインターネ
ット55とを有している。また、店補で購入したソフト
ウェア(プログラム)が、この購入時にICカード10
に格納して更新した認証情報に基づいて起動され、また
ダウンロード(インストール)されるパーソナルコンピ
ュータ60を有している。
【0017】ICカード10は、ソフトウェア購入時及
び購入したソフトウェア起動時に使用され、この購入者
ごとの識別コード(適宜、デジタルID)が予め付与さ
れている。また、認証情報をソフトウェア購入ごとに更
新して記憶している。更に、ICカード10は、銀行/
クレジット会社を通じた電子商取引のクレジット代金決
裁も同時に行うものであり、そのための個人の信用情報
や代金決裁額情報も格納している。
【0018】店舗端末20は、パーソナルコンピュータ
などで構成される。この端末を設置した店舗では、コン
ピュータやゲーム用のソフトウェアをICカード10を
利用したクレジット代金決裁で販売する。また、ソフト
ウェア購入時に認証情報をインターネット55を通じて
認証局50から受け取って照合する処理を行う。
【0019】また、サーバ30は、パーソナルコンピュ
ータなどで構成され、かつ、インターネット55上でバ
ーチャルモールとして配置される。そして、多数の店舗
端末20から送信される、ICカード10に格納したデ
ジタルID及び認証情報を認証局50からのデジタルI
D及び認証情報と照合し、また、クレジット代金決裁の
ための商品購入依頼情報を、銀行/クレジット会社端末
40に送出する処理を実行する。
【0020】銀行/クレジット会社端末40は、FDD
I・LANなどにおけるワークステーションとして構成
され、ソフトウェア購入者などの信用情報及び代金決済
情報を蓄積している。更に、認証局50からのデジタル
IDに基づいて、ICカード10の保持者に対するSE
T方式を用いたクレジット代金決裁の処理を実行する。
なお、この銀行/クレジット会社端末40は、銀行やク
レジット会社にかかわらずクレジット決裁を行う団体な
どに配置される端末でも良い。
【0021】認証局50は、ホストコンピュータなどで
構成され、ソフトウェア購入完了ごとに、購入者(デジ
タルID)の認証情報を、インターネット55を通じて
受け取って更新して蓄積し、また、店舗端末20、サー
バ30、銀行/クレジット会社端末40からの要求に基
づいて購入者を識別するためのデジタルID及び認証情
報を送出する。
【0022】インターネット55では、SET方式を適
用している。このSET方式はインターネット55上で
のクレジットカード(ICカード10)によるクレジッ
ト代金決裁を高度なセキュリティ管理によって安全に行
うための通信規約(プロトコル)仕様(Versinon1.
0)を定めている。SET方式は、インターネット55
上での電子商取引に適用される。この電子商取引は、イ
ンターネット55上でのクレジットカードの代金決裁を
通じて商品やサービスの購入に利用される。このプロト
コル仕様に関しては、内外の各社によって標準化や運用
が行われている。SET方式の正式版が1997年6月
に「Versinon1.0」として発表されている。
【0023】パーソナルコンピュータ60は、店補で購
入されたソフトウェア(プログラム)を起動して使用す
る、また、インストールして使用することもある。この
場合、ソフトウェア購入時にICカード10に格納して
更新した認証情報に基づいて、購入されたソフトウェア
がパーソナルコンピュータ60で起動される。すなわ
ち、パーソナルコンピュータ60では、ICカード10
に格納した認証情報のみによって購入されたソフトウェ
アが起動できないようになり、その確実なソフトウェア
ライセンス管理(ソフトウェア不正使用防止)が行われ
る。なお、パーソナルコンピュータ60以外のパーソナ
ルコンピュータでも、その構成が同様の場合は、ICカ
ード10の認証情報によって、購入ソフトが起動して使
用できる。
【0024】図2は、ICカード10の認証情報によっ
てソフトウェア起動を行うパーソナルコンピュータ60
の要部構成を示すブロック図である。このコンピュータ
60は汎用的な構成であり、CPU61と、ソフトウェ
ア起動及びダウンロードプログラムを格納したROM6
2と、ワーキング処理用のRAM63と、処理データ
(表示画像信号)を出力するI/O回路64と、入力操
作信号を取り込むためのI/O回路65とを有してい
る。更に、I/O回路64からの処理データを画面表示
するCRTやLCDなどのモニタ装置66と、入力操作
信号をI/O回路65を通じてCPU61に送出するキ
ーボード、座標入力装置(マウス、トラックボール)な
どの入力操作装置67と、処理データを格納して記憶す
るハードディスク装置68とを有している。
【0025】更に、このパーソナルコンピュータ60
は、フロッピーディスクドライプ(FDD)67と、購
入されたソフトウェアを格納したフロッピーディスク
(FD)70と、スロット71とを有している。このス
ロット71に個人ごとのデジタルID及び認証情報を格
納したICカード10が装着される。
【0026】次に、この実施形態の動作について説明す
る。このソフトウェア不正使用防止システムでは、次の
流れ(動作処理)によってソフトウェアライセンス管理
が行われる。
【0027】(1)ICカード10が、ソフトウェア購
入者に事前に付与される。例えば、ソフトウェア販売会
社、団体、銀行、クレジット会社などによって提供され
る。なお、所定ホォーマットのICカードにインターネ
ットなどを通じて、ソフトウェアライセンス管理のため
の認証情報を伝送して付与することも可能である。 (2)店舗(店舗端末20)でICカード10の保有者
が、購入するソフトウェアを選定する。
【0028】(3)この店舗における店舗端末20にI
Cカード10を装着してサーバ30を通じて銀行/クレ
ジット会社(銀行/クレジット会社端末40)との間
で、購入ソフトウェアの代金をクレジット決裁する。 (4)このクレジット代金決裁と同時にインストールを
実行可能にするための認証情報を、インターネット55
を通じて認証局50から受け取って、ICカード10の
認証情報を書き替えて更新する。 (5)ソフトウェア購入者が自宅などのパーソナルコン
ピュータ60にICカード10を装着し、購入時に格納
された認証情報によって、このパーソナルコンピュータ
60で、店舗(店舗端末20)で購入したソフトウェア
(プログラム)を起動する。
【0029】以下、この動作を詳細に説明する。図3は
ソフトウェアの購入からソフトウェアライセンス更新ま
での全体の処理手順を示すフローチャートである。図3
において、まず、店舗端末20では、ソフトウェアが購
入された後に、ICカード10から、個人を識別するデ
ジタルID及びソフトウェア起動を可能にするためのソ
フトウェア使用許諾情報の認証情報を読み取る(ステッ
プS310)。次に、購入されたソフトウェアが、ソフ
トウェア使用許諾対象の新規の商品購入か又はアップグ
レード用(CPU交換、メモリ増設などの新機種対応バ
ージョンアップ用)のための商品購入か否かの判断を行
う(ステップS311)。
【0030】ここでの判断がアップグレードのための商
品購入の場合、「商品購入依頼情報」をサーバ30へイ
ンターネット55を通じて送信する(ステップS31
2)。また、ステップS311でソフトウェア購入の場
合(Yes)、サーバ30へインターネット55を通じ
て「デジタルID、商品購入依頼情報及び認証情報」を
送信する(ステップS313)。次に、サーバ30で次
のサブルーチン処理(1)が実行される(ステップS3
14)。
【0031】図4はステップS314のサブルーチン処
理(1)の処理手順を示すフローチャートである。図4
において、サーバ30は、「デジタルID及び商品購入
依頼情報」又は「デジタルID、商品購入依頼情報及び
認証情報」を受信する(ステップS410)。次に、サ
ーバ30はデジタルIDの正否を判断する(ステップS
411)。この判断でデジタルIDが不正の場合(N
o)、店舗端末20へインターネット55を通じてエラ
ー情報を送信する(ステップS412)。この場合、店
舗端末20を設置した店舗でのソフトウェア販売が中断
される。ステップS411でデジタルIDが正常の場合
(Yes)、「デジタルID及び商品購入代金決裁情
報」をインターネット55を通じて銀行/クレジット会
社端末40へ送信する(ステップS413)。銀行/ク
レジット会社端末40では、次の図5に示すサブルーチ
ン処理(2)でソフトウェア購入の代金に対するクレジ
ット決裁が実行される(ステップS414)。
【0032】図5は、このステップS414のサブルー
チン処理(2)の処理手順を示すフローチャートであ
る。銀行/クレジット会社端末40では、サーバ30か
らの「デジタルID及び商品購入代金決裁情報」を受信
する(ステップS510)。次に、受信したデジタルI
Dによって購入者の認証を行い、正常なデジタルIDを
認識した際に「商品購入代金決裁情報」に対する認証を
行い、この認証が正常の場合に銀行/クレジット会社に
よるクレジット代金決裁処理を行う(ステップS51
1)。そして、この「代金決裁結果情報」を、サーバ3
0へインターネット55を通じて送信する(ステップS
512)。
【0033】図4において、サーバ30では、銀行/ク
レジット会社端末40からの「代金決裁結果情報」を受
信する(ステップS415)。この受信した「代金決裁
結果情報」から正常決裁又は未決済を判断する(ステッ
プS416)。ここで代金決裁結果が正常の場合(Ye
s)、サーバ30が店舗端末20へインターネット55
を通じて「正常代金決裁結果情報及び認証情報」を送信
する(ステップS417)。このステップS416で代
金決裁結果が正常でない場合(No)、店舗端末20へ
サーバ30からインターネット55を通じて「未決済結
果情報」を送信する(ステップS418)。
【0034】この送信後に、サーバ30からインターネ
ット55を通じて認証局50へ「デジタルID及び認証
情報」を送信する(ステップS419)。認証局50が
認証情報を更新するためのサブルーチン処理(3)を実
行する(ステップS419A)。
【0035】図6は図5中のステップS419Aのサブ
ルーチンの処理(3)の処理手順を示すフローチャート
である。図6において、認証局50では、サーバ30か
らのインターネット55を通じて「デジタルID及び認
証情報」を受信する(ステップS610)。次に、デジ
タルIDのソフトウェア購入者による、パーソナルコン
ピュータ60でのソフトウェア起動を可能にするための
ソフトウェア使用許諾情報の認証情報を更新して、一連
の処理を終了する(ステップS611)。
【0036】また、図3において、店舗端末20は、イ
ンターネット55を通じてサーバ30から図4中のステ
ップS412の処理におけるデジタルIDが不正の場合
のエラー情報の受信を判断し、エラー情報を受信した場
合(ステップS315:Yes)、この旨を示す情報を
図示しないモニタ装置などで画面表示する。これによっ
て、店舗端末20を設置した店舗でのソフトウェア販売
が中断されて初期状態に戻る(ステップS316,S3
17)。また、ステップS315でエラー情報を受信し
ない場合(No)、店舗端末20はインターネット55
を通じてサーバ30から図4中のステップS417の処
理の「正常代金決裁結果情報及び認証情報」の受信、又
は、代金決裁結果が正常でない「未決済結果情報」の受
信を判断する(ステップS318,S319)。
【0037】次に、この判断が「正常代金決裁結果情報
及び認証情報」の場合、ICカード10に認証情報を格
納して更新する(ステップS319A)。また、「未決
済結果情報」の場合、エラー表示によってソフトウェア
販売が中断となり、初期状態にリターンして、以降の処
理を再実行する(ステップS316,S317)。
【0038】このようにして、ソフトウェア購入者が、
自宅などのパーソナルコンピュータ60などで、購入し
たソフトウェアの起動を可能にする認証情報を格納した
ICカード10及び購入ソフトウェアを持ち帰る。そし
て、図2に示すパーソナルコンピュータ60のスロット
71にICカード10を装着し、フロッピーディスクド
ライプ(FDD)67に、購入されたソフトウェアを格
納したフロッピーディスク(FD)70を装着する。
【0039】次に、ROM62からのソフトウェア起動
プログラムを入力操作装置67を操作してCPU61が
取り込む。CPU61の制御によってICカード10か
らの認証情報を取り込む。そして、認証情報を識別す
る。この識別でソフトウェア使用許諾情報をCPU61
が認識すると、フロッピーディスクドライプ(FDD)
67を通じて、購入されたソフトウェアを格納したフロ
ッピーディスク(FD)70のプログラム(購入ソフト
ウェア)を起動する。また、ハードディスク装置68に
転送し、そのダウンロードによってインストールする。
【0040】このようにして、購入時にICカード10
に格納された認証情報によって、このパーソナルコンピ
ュータ60で店舗(店舗端末20)を通じて購入したソ
フトウェア(プログラム)を起動し、又はダウンロード
してインストールされる。この結果、購入したソフトウ
ェアを、ソフトウェア提供者が予想しない多数の人によ
る、その不正使用が防止される。
【0041】なお、この実施形態では、ソフトウェア購
入時に、ICカード10及び認証局50でのそれぞれの
認証情報を更新し、ソフトウェア購入時にICカード1
0と認証局50との認証情報を照合しているが、他の方
法でも良い。すなわち、ICカード10には、個人識別
コード(ID)のみを記憶し、図1に示すように認証情
報をソフトウェア購入時ごとに認証局50からインター
ネット55を通じて取り込んで上記の処理を実行するよ
うにしても良い。また、バーチャルモール上のサーバ3
0は、システム規模を縮小する場合は設けないでも良
い。すなわち、店補端末20が少ない場合は、この店補
端末20ごとにインターネット55を通じて直接銀行/
クレジット会社端末40との間でクレジット決裁を実行
するようにしても良い。
【0042】また、この実施形態では、販売ソフトウェ
アをフロッピーディスク(FD)でサポートし、かつ、
パーソナルコンピュータ60で使用する例をもって説明
したが、他の装置でも良い。例えば、ゲーム専用装置で
も同様に適用できる。この場合、フロッピーディスク
(FD)は、ICカセットやCD−ROMを用いること
になる。
【0043】更に、ICカード10は、保管や携帯を考
慮しない場合は、フロッピーディスク(FD)などの磁
気記録媒体を用いても良い。また、この実施形態ではイ
ンターネット55を用いているが、他の閉鎖領域におけ
る通信ネットワーク(例えば、専用回線を用いた企業内
通信ネットワーク(イントラネット)))にも適用可能
である。また、TCP/IPによってSET方式が適用
可能なUNIXワークステーション(FDDI・LAN
など)にも適用可能である。またエキストラネットなど
にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のソフトウェア不正使用防止システムによれば、ソフト
ウェア購入者の個々が保持する情報記録媒体から読み出
した情報と認証局に保持している情報(個人を特定する
識別コード)とを照合し、かつ、情報記録媒体から読み
出した情報(識別コード)に基づいて、クレジット決裁
機構端末との間で電子商取引用のSET方式によってク
レジット代金決裁が行われる。更に、情報記録媒体から
読み出した認証情報を情報記録媒体及び認証局が更新し
ている。この後に、前記購入されたソフトウェアが、情
報記録媒体に格納している認証情報に基づいて、情報処
理装置で起動される。
【0045】この結果、汎用性に優れたインターネット
によるSET方式が適用されて、そのシステム構築が容
易に行われる。また、ソフトウェア購入時のクレジット
代金決裁が高度なセキュリティ管理によって行われる。
更に、ソフトウェア使用許諾が容易かつ確実に可能にな
り、より確実なソフトウェアライセンス管理(ソフトウ
ェア不正使用防止)が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソフトウェア不正使用防止システムの
実施形態における構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態にあってICカードの認証情報に基づ
いてソフトウェア起動を実行するパーソナルコンピュー
タの要部構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態にあってソフトウェアの購入から認証
情報の更新までの全体の処理手順を示すフローチャート
である。
【図4】図3中のサブルーチン処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】図4中のサブルーチン処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】図5中のサブルーチンの処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】従来のソフトウェアライセンス管理を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 ICカード 20 店舗端末 30 サーバ 40 銀行/クレジット会社端末 50 認証局 55 インターネット 60 パーソナルコンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗端末、クレジット決裁機構端末、認
    証局が通信ネットワークで接続されると共に、情報記録
    媒体に格納した情報に基づいてソフトウェアライセンス
    管理を行うソフトウェア不正使用防止システムであっ
    て、 前記店舗端末が、ソフトウェア購入者の個々が保持する
    前記情報記録媒体から読み出した情報と前記認証局から
    受け取った情報とを照合し、かつ、前記情報記録媒体か
    ら読み出した情報に基づいて、前記クレジット決裁機構
    端末との間で購入ソフトウェアの代金決裁を行うと共
    に、前記情報記録媒体における情報を更新し、かつ、こ
    の情報を前記認証局に送信して更新し、この後に、前記
    購入されたソフトウェアを、前記情報記録媒体の格納情
    報に基づいて情報処理装置でソフトウェア起動すること
    を特徴とするソフトウェア不正使用防止システム。
  2. 【請求項2】 前記クレジット決裁機構端末と複数の店
    舗端末との間を通信ネットワークで接続するサーバを備
    えることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア不正
    使用防止システム。
  3. 【請求項3】 前記クレジット決裁機構端末と前記店舗
    端末との間の代金決裁を、電子商取引を行うためのSE
    T(Secure Electronic Transaction) 方式によるクレジ
    ット決裁で処理することを特徴とする請求項1記載のソ
    フトウェア不正使用防止システム。
  4. 【請求項4】 前記情報記録媒体に格納される情報が、 ソフトウェア購入者の個々に、代金決裁及びソフトウェ
    ア使用許諾を付与するための識別コードであり、かつ、
    認証情報としてのソフトウェア使用許諾情報であること
    を特徴とする請求項1記載のソフトウェア不正使用防止
    システム。
  5. 【請求項5】 前記通信ネットワークが、 TCP/IPによる伝送を行うインターネット、イント
    ラネット、エキストラネット及びローカルエリアネット
    ワークを含む通信ネットワークであることを特徴とする
    請求項1記載のソフトウェア不正使用防止システム。
  6. 【請求項6】 前記情報記録媒体が、 磁気カード、ICカード、ICカセット及びCD−RO
    Mを含む携帯用の記録媒体であることを特徴とする請求
    項1記載のソフトウェア不正使用防止システム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置が、 汎用小型コンピュータ又はゲーム装置を含む装置である
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア不正使用
    防止システム。
JP17508498A 1998-06-22 1998-06-22 ソフトウェア不正使用防止システム Pending JP2000010774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17508498A JP2000010774A (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ソフトウェア不正使用防止システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17508498A JP2000010774A (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ソフトウェア不正使用防止システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000010774A true JP2000010774A (ja) 2000-01-14

Family

ID=15989975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17508498A Pending JP2000010774A (ja) 1998-06-22 1998-06-22 ソフトウェア不正使用防止システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000010774A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010099413A (ko) * 2001-09-26 2001-11-09 최문현 피디에이의 인증장치
JP2002258965A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置
KR20020088893A (ko) * 2001-05-22 2002-11-29 주식회사 쓰리비 시스템 아이씨칩내장카드를 이용한 소프트웨어라이센스 발급 및관리 방법과 소프트웨어라이센스용 아이씨칩내장카드
JP2008140175A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Yazaki Corp プロテクタ共通化装置、プロテクタ共通化プログラム、プロテクタ共通化方法、ライセンス管理システム、及び、プロテクタ
CN109409821A (zh) * 2018-09-21 2019-03-01 中国联合网络通信集团有限公司 清算方法、装置和设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258965A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置
KR20020088893A (ko) * 2001-05-22 2002-11-29 주식회사 쓰리비 시스템 아이씨칩내장카드를 이용한 소프트웨어라이센스 발급 및관리 방법과 소프트웨어라이센스용 아이씨칩내장카드
KR20010099413A (ko) * 2001-09-26 2001-11-09 최문현 피디에이의 인증장치
JP2008140175A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Yazaki Corp プロテクタ共通化装置、プロテクタ共通化プログラム、プロテクタ共通化方法、ライセンス管理システム、及び、プロテクタ
CN109409821A (zh) * 2018-09-21 2019-03-01 中国联合网络通信集团有限公司 清算方法、装置和设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6195432B1 (en) Software distribution system and software utilization scheme for improving security and user convenience
US5898777A (en) Digital product dissemination and sale
CN101329712B (zh) 授权软件产品以使其能使用于计算机系统上的方法和装置
US7849020B2 (en) Method and apparatus for network transactions
EP2245533B1 (en) Computer data product license installation / update confirmation
US20020161709A1 (en) Server-side commerce for deliver-then-pay content delivery
US20040148229A1 (en) Method and system for online software purchases
US6834269B1 (en) Factory-installed software purchase verification key
US20100153873A1 (en) Process for implementing a method for the on-line sale of software product use licenses through a data network, and software component which allows carrying out said process
JP2009534741A (ja) セキュア・ネットワークの商取引
CN101036099A (zh) 数字权限许可的集中管理
US20030126033A1 (en) System, method and article of manufacture for software source authentication for return purposes
JP2003520372A (ja) 安全な電子商取引システム
JP2001306827A (ja) サービス提供装置及び記録媒体
JP2002109237A (ja) カード取引用icカード
JP2002032135A (ja) ソフトウェア配布システムおよびソフトウェア配布方法
JP2000010774A (ja) ソフトウェア不正使用防止システム
JP2003256670A (ja) ソフトウェアの分散管理型ネット販売方法及びプロテクトプログラム
EP1174786A2 (en) Method, system, and program for reusing software licenses with new computer hardware
JP2002123635A (ja) 権利料計算方法及び装置及び権利料計算プログラムを格納した記憶媒体
JP2002006974A (ja) プログラムのレンタル及び販売方法と、試供、レンタル又は販売したプログラムの管理方法及び端末にインストールされるプログラムの記録媒体
US20160078422A1 (en) System and method for enhancing rfid tagged products in packages with multiple products
US7778928B2 (en) Software distribution via a computer network connection
JP2003029863A (ja) ソフトウェアライセンス管理システム
JP2002163583A (ja) 電子取引方法、センタ及びプリペイドカード