JP2000010617A - 物品の最適移送経路決定方法 - Google Patents

物品の最適移送経路決定方法

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JP2000010617A
JP2000010617A JP10177369A JP17736998A JP2000010617A JP 2000010617 A JP2000010617 A JP 2000010617A JP 10177369 A JP10177369 A JP 10177369A JP 17736998 A JP17736998 A JP 17736998A JP 2000010617 A JP2000010617 A JP 2000010617A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品の移送ロボットの移動軌跡を教示すること
なく、移送経路を自動的に生成する。 【解決手段】ワークWの移送開始点から移送目的点ま
で、四分木を用いて移送ロボット16の移動可能な空間
構造を記述し、それを地図としてメモリ26に記憶す
る。この地図を参照しながら、移送方向の安全性に係わ
る結合の重みを安全性結合の重み算出部28により算出
し、また、最短移送距離を目的方向結合の重み算出部3
0により算出する。さらに、ニューラルネットワーク処
理部34の出力結果から前回の移送方向を考慮し、フィ
ードバック結合の重み設定部32を通じてニューラルネ
ットワーク処理部34に設定する。ニューラルネットワ
ーク処理部34では誤差逆伝搬学習アルゴリズムを使用
して最適移送経路データを自律的に生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品の荷積み、
運搬、荷降ろし等を行うマテリアルハンドリングロボッ
トに適用して好適な物品の最適移送経路決定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマテリアルハンドリングロボット
では、例えば、特開昭52−115064号公報に公表
されているように、予め、ロボットのエンドイフェクタ
の移動軌跡をオペレータがティーチングボックス等によ
り教示し、教示した移動軌跡をデータとしてロボットコ
ントローラ内に記憶し、記憶された教示軌跡データに基
づき、ワークを自動的に移送するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ティー
チングボックス等を利用して移動軌跡を教示する前記の
技術ではオペレータによる教示時間が長くなり、しか
も、最適な移動経路、すなわち、障害物に衝突しない、
換言すれば、安全に、最短距離で、かつ移送時間が最短
時間となる移動経路を決定するためには、熟練を要し、
結果として、移送コストが増加するという問題があっ
た。
【0004】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、物品の最適移動経路を自動的(自律
的)に生成することを可能とする物品の最適移送経路決
定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、移送開始点
において、物品をエンドイフェクタにより上方に持ち上
げた後、前後左右方向に沿って移送し、移送目的点に物
品を下ろすことの可能な移送ロボットにより、前記物品
を移送開始点から移送目的点まで移送する際の最適移送
経路を決定する場合、前記移送開始点から前記移送目的
点まで、四分木を用いて前記移送ロボットの移動可能な
空間構造を記述し、それを地図として記憶し、前記地図
を参照しながら、移送方向の安全性と最短移送距離を考
慮し、ニューラルネットワーク手法を用いて最適移送経
路を決定することを特徴とする(請求項1記載の発
明)。
【0006】この発明によれば、物品の移送開始点から
移送目的点まで、四分木を用いて移送ロボットの移動可
能な空間構造を記述し、地図として記憶した後、この地
図を参照しながら、移送方向の安全性と最短移送経路を
考慮し、ニューラルネットワーク手法を用いて最適移送
経路を決定するようにしている。
【0007】このため、物品の最適な移動経路を自動的
(自律的)に生成することができる。
【0008】なお、前記移送方向の最短移送経路を決定
する場合、移送方向の安全性と最短距離を考慮するとと
もに、前回の移送方向を考慮して(優先して)決定する
ことで、より短い時間で物品を移送することが可能とな
る(請求項2記載の発明)。
【0009】また、地図上での移送ロボットにより単位
移送距離を、物品の外接直方体の一辺の長さとすること
で、空間構造を記述してある地図を簡易に区分けするこ
とができる(請求項3記載の発明)。
【0010】さらに移送方向の安全性と最短移送距離を
それぞれ値0〜1の範囲で条件に分けて規格化するニュ
ーラルネットワークを効率的に利用することができる
(請求項4記載の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れたマテリアルハンドリングロボットシステム10の構
成を示している。
【0013】マテリアルハンドリングロボットシステム
10は、基本的には、最適移送経路データを生成する最
適移送経路決定装置12と、生成された最適移送経路デ
ータが設定格納されるロボットコントローラ14と、格
納された最適移送経路データに基づきロボットコントロ
ーラ14により駆動制御されるマテリアルハンドリング
ロボットである移送ロボット16とから構成される。
【0014】最適移送経路決定装置12は、実際上、制
御手段としての中央処理装置、ROM、RAMおよびハ
ードディスク等のメモリ手段を有するコンピュータ本体
と、このコンピュータ本体に接続されるディスプレイ装
置、および前記コンピュータ本体に接続されるポインテ
ィングデバイスであるマウス、キーボード等を備えて構
成される。もちろんディスプレイ一体形のノートパソコ
ン的な構成とし、ニューラルネットワーク処理に適した
専用のキーボード等を備えた専用機的な構成として、い
わゆるコンソールに組み込む構成とすることもできる。
【0015】最適移送経路決定装置12は、データ入力
部22を有し、このデータ入力部22を通じて、物品で
ある積み荷(以下、ワークともいう。)Wの移送開始点
位置(荷積み開始位置)や移送目的点位置(荷積み位
置)および移送ロボット16の進行に対して障害となる
物(障害物)の位置等の環境条件等が、地図作成部24
に入力される。
【0016】地図作成部24は、入力された、移送開始
点、移送目的点および障害物の位置データ等に基づき、
四分木法により移動可能な空間構造を解析的に記述し、
地図データを作成しメモリ26に格納する。
【0017】記憶手段であるメモリ26に格納された地
図が参照されて、安全性結合の重み算出部28と目的方
向結合の重み算出部30により、移送方向の安全性が考
慮された安全性結合の重みと、移送方向の最短移送距離
が考慮された目的方向結合の重みがそれぞれ算出され、
ニューラルネットワーク処理部34に供給される。
【0018】このニューラルネットワーク処理部34か
ら出力される最適移送経路データの中、各計算ステップ
における出力がメモリ手段であるフィードバック結合の
重み設定部32に格納される。なお、フィードバック結
合の重みは、移送方向の最適移送経路を決定する場合
に、前回の移送方向を考慮するためのものである。
【0019】ニューラルネットワーク処理部34は、安
全性結合の重み、目的方向結合の重みおよびフィードバ
ック結合の重みに基づき、最適進行方向を決定し、最終
的に物品の最適移送経路を決定して周知のロボットコン
トローラ14にデータとして出力する。
【0020】なお、この実施の形態において、最適移送
経路データとは、移送ロボット16とワークWとが、障
害物に衝突しない、換言すれば、安全に、最短距離で、
かつ移送時間が最短時間となる移送経路を示すデータを
いう。なお、移送時間を最短時間とするためには、異な
る移送経路の距離が同じである場合に、ワークWに対す
る右折、左折、上昇、降下回数を少なくし、できるだけ
同一方向に移送する移送経路を選択するように制御すれ
ばよい。
【0021】図2は、図1に示したマテリアルハンドリ
ングロボットシステム10を構成する最適移送経路決定
装置12の中、ニューラルネットワーク処理部34の構
成例を示している。ニューラルネットワーク処理部34
は、公知の誤差逆伝搬学習則を採用した階層型のネット
ワーク構造を有し、3つの入力層61、62、63、6
層の隠れ層(図2中には、繁雑となるので1層のみ描い
ているが、実際には、隠れ層が直列的に6層接続されて
いる。)66および1つの出力層68とから構成されて
いる。出力層68の応答関数fo(前進,後進,左折,
右折,ゴール到達,非常回避)の採りうる値は、規格化
された値[0,1]の間で連続的に変化するシグモイド
関数を採用している。なお、応答関数foは、出力fo
ともいうこととする。ニューラルネットワーク処理部3
4による処理計算が終了したとき、この応答関数f0
が、ワークWの移送に関する最適移送経路データとして
出力される。
【0022】一方、入力層61、62、63のデータ、
この実施の形態では、前後左右各方向の安全性の重みデ
ータg1(前,後,左,右)、目的方向の結合の重みデ
ータg2(前,後,左,右)およびフィードバック結合
の重みデータgf(前回前進,前回後進,前回左折,前
回右折)も、同様に、それぞれ値[0,1]の間で連続
的に変化するように規格化している。
【0023】なお、ニューラルネットワーク手法につい
ては、例えば、「ニューラルネットワーク」(編者:矢
川 元基、発行所:(株)培風館、1992年5月30
日初版、P132〜P138)に記載されているよう
に、適当なものを用いることができる。
【0024】再び、図1において、ロボットコントロー
ラ14は、ニューラルネットワーク処理部34から出力
される最適移送経路データに基づき、移送ロボット16
を移動制御することで、ワークWが、安全、最短距離、
かつ最短時間で移送開始点から移送目的点まで移送され
る。
【0025】図3は、移送ロボット16の一部を省略し
た概略的な構成を示している。移送ロボット16は、い
わゆる天井クレーン形の直交3軸方向に移送可能なロボ
ットであり、両側に固定柱42を有している。この固定
柱42間(他方の固定柱は図示していない。)に、移動
柱44が配され、移動柱44は、図示していない回転駆
動源(X軸モータ)により固定柱42のガイド46に沿
って、矢印X方向に移動自在に構成されている。移動柱
44にもガイド48が形成され、このガイド48に沿っ
て、図示していない回転駆動源(Y軸モータ)によりロ
ボットハンド50が矢印Y方向に移動自在に構成されて
いる。さらに、ロボットハンド50の先端には、エンド
イフェクタである吸着部(ハンドともいう。)52が設
けられ、吸着部52は、シリンダ54により矢印Z方向
に移動自在に構成されている。なお、吸着部52には、
図示していない空圧源より圧縮空気が供給される。
【0026】前記X軸モータ、Y軸モータおよびZ軸方
向に移動するピストン棒56を有するシリンダ54は、
ロボットコントローラ14により、それらの位置が正確
に制御される。また、空圧源もロボットコントローラ1
4から図示していないPLC(プログラマブルロジック
コントローラ)および電磁弁等を通じて正確に空気圧制
御される。この実施の形態において、移送ロボット16
は、XYZ直交3軸系のロボットの構成とされている。
【0027】このような構成の移送ロボット16のエン
ドイフェクタであるハンド52により、積み荷であるワ
ークWを、移送開始点においてZ軸上の上方に持ち上げ
た後、直交2軸であるXY軸の前後左右方向に沿って移
送し、移送目的点でZ軸上の下方に移送することで、移
送可能範囲の任意の位置にワークWを移送することがで
きる。もちろん、移送開始点および移送目的点以外の移
送経路において、最適経路としてZ軸方向に沿って移送
する経路を選択してもよい。例えば、障害物が階段形状
を有する場合、その階段形状に沿った移送経路が最適移
送経路となるときである。
【0028】なお、実際上、ロボットハンド50を構成
する吸着部52のワークWと対向する面には、ワークW
の位置と寸法を検出することのできる検出センサが取り
付けられている。
【0029】次に、以上のように構成されるマテリアル
ハンドリングロボットシステム10の動作について、図
4に示す経路検索の基本的アルゴリズムを示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0030】まず、図5に示すように、移送ロボット1
6の移動可能範囲100、移送開始点102a、移送目
的点102j、障害物105、106、107、108
の各位置(座標)をデータ入力部22を介して地図作成
部24に入力する(ステップS1)。なお、図5におい
て、障害物105、106、107、108はハッチン
グをして示している。
【0031】このデータ入力により、以下に説明するよ
うに、移送方向(前、後、左、右)が一意に決定され
る。なお、実際上、移送方向には、上方向、下方向であ
るZ軸方向も含まれるが、この実施の形態では理解の容
易性を考慮して、移送開始点102aと移送目的点10
2jと移送ロボット16のハンド52に吸着されたワー
クWの移送方向は同一平面内にあるものとして説明す
る。
【0032】次に、地図作成部24において、ステップ
S1でデータ入力された移動環境をモデル化し、地図を
自動的に作成する(ステップS2)。この場合、移動可
能範囲100の中で、移送開始点102aから移送目的
点102jまで、四分木を用いて、大きい枠(実際には
立方体)から小さい枠まで階層的に障害物105A、1
06A、107A、108Aと移動可能範囲(セルとも
いう。)□(図6参照)を記述する。換言すれば、移動
可能な空間構造を記述する。この場合において、移動可
能範囲□のセルの大きさは、換言すれば、ロボットハン
ド50の移送距離の単位(単位移送距離という。)は、
図示していない積み荷(ワークW)の外接直方体の一辺
の長さ(実際上、縦、横、高さ)に決定する。
【0033】図6は、このようにして自動作成され、メ
モリ26に格納された地図110を示している(ステッ
プS3)。図6から、移送ロボット16の動き得る空間
構造を四分木を用いて階層的に記述することで、ハッチ
ングをして示した障害物105A、106A、107
A、108Aの少ない空間構造では空間記述が簡素化さ
れ、環境認識が容易であることが理解される。
【0034】次いで、ニューラルネットワーク処理部3
4の入力層61、62、63に安全性結合の重みデータ
g1と目的方向結合の重みデータg2とフィードバック
結合の重みデータgfをそれぞれ初期設定する(ステッ
プS4)。この場合、重みデータg1、g2、g3は、
それぞれの値が−0.3≦g1、g2、g3≦+0.3
の値を取るように図示していない疑似乱数発生部により
乱数を発生させて設定する。
【0035】次に、学習アルゴリズムの順序を設定する
が、ここでは、順伝搬学習則、いわゆるフォワードプロ
パゲーション学習アルゴリズムによる処理と誤差逆伝搬
学習則、いわゆるバックプロパゲーション学習アルゴリ
ズムによる処理を繰り返すものとする(ステップS
5)。
【0036】以下、ステップS6〜S9に示す繰り返し
処理の処理例の詳細な説明をする前に、この発明の理解
を容易にするため、ステップS6〜S9の各処理を簡単
に説明する。
【0037】ステップS5の処理の後に、メモリ26に
書き込まれている地図を参照して、移送ロボット16の
ロボットハンド50の現在位置を元に周囲のセル□の情
報を取得する、いわゆる環境認識処理を行う(ステップ
S6)。
【0038】次に、後に詳しく説明するように、メモリ
26に書き込まれている地図を参照して、安全性結合の
重み算出部28により現在位置を元に障害物の有無、障
害物の存在するセル□の位置を取得する(ステップS
7)。
【0039】さらに、メモリ26に書き込まれている地
図を参照して、目的方向結合の重み算出部30により移
送目的点(目的位置、目標位置ともいう。)104まで
の最短方向、換言すればコストが最小となる移送方向を
取得する(ステップS8)。
【0040】次に、前回の移送方向を考慮し、フィード
バック結合の重みデータgfをフィードバック結合の重
み設定部32を通じて入力層63に設定する(ステップ
S9)。この場合、第1回目の設定では、前回の移送方
向が存在しないので、後述するように、フィードバック
結合の重みデータgf(前進,左,右,後進)は、gf
=0とされる。
【0041】ここで、ステップ6〜S9の処理につい
て、より具体的に説明すると、ステップS6およびステ
ップS7の処理では、メモリ26に書き込まれている地
図を参照して、安全性結合の重みデータg1は、安全性
結合の重み算出部28により算出されるが、移送候補方
向(移送しようとする方向)の次のセル□(セルの大き
さは、上述したように、例えば、移送開始点102aを
含む四角形)に障害物が存在する場合、すなわち移動不
可の場合には、安全性結合の重みデータg1としてg1
=0に設定する。また、移送候補方向の次の次のセル□
に障害物が存在する場合、換言すれば、2つ先の単位移
送距離の位置に障害物が存在する場合であって減速等が
必要な場合には、安全性結合の重みデータg1としてg
1=0.5〜0.8の間、好ましくはg1=0.7に設
定する。さらに、移送候補方向の3個目以降のセル□
(3つ先の単位移送距離)までに障害物が存在しない場
合には、安全性結合の重みデータg1としてg1=1.
00に設定する。
【0042】そこで、図7に示すように、移送開始点1
02aにおいて、上記の規則を考慮すれば、安全性の結
合の重みデータg1は、第1回目において、移送候補方
向「後進」は、移動可能範囲100以外の領域であるの
で、安全性結合の重みデータg1(後進)としてg1
(後進)=0(図7中、0.0000と記載している。
以下、同じ。)を入力層61に設定する。同様に、移送
候補方向「右」は、隣のセル□に障害物108Aが存在
するので、移動不能であり、安全性結合の重みデータg
1(右)としてg1(右)=0を入力層61に設定す
る。
【0043】また、移送候補方向「左」および「前進」
は、連続する2個のセル□が、移動可能であるので、安
全性結合の重みデータg1(左)、g1(前進)とし
て、それぞれ、g1(左)=1(図7中、1.0000
と記載している。以下、同じ。)、g1(前進)=1を
入力層61に設定する。
【0044】次に、最小コスト取得に係わるステップS
8の処理において、目的方向結合の重みデータg2は、
目的方向結合の重み算出部30により算出されるが、移
送候補方向が、移送目的点102jに対する最短距離の
経路である場合、目的方向結合の重みデータg2として
g2=1に設定する。また、移送候補方向が、移送目的
点102jに対して次に近い経路である場合には、目的
方向結合の重みデータg2としてg2=0.5〜0.8
の間、好ましくはg2=0.7に設定する。さらに、移
送候補方向が、移送目的点102jに対して3番目以降
に近い経路である場合には、目的方向結合の重みデータ
g2としてg2=0〜0.5の間の値、好ましくはg2
=0に設定する。
【0045】そこで、上記の規則を考慮すれば、図7に
示すように、目的方向結合の重みデータg2は、移送開
始点102aにおいて、第1回目の処理では、移送候補
方向「前進」は、移送目的点102jに最も近い移送方
向であるので、目的方向結合の重みデータg2(前進)
としてg2(前進)=1を入力層62に設定する。次
に、移送候補方向「左」は、移送目的点102jに次に
近い移送方向であるので、目的方向結合の重みデータg
2(左)としてg2(左)=0.7を入力層62に設定
する。
【0046】さらに、移送候補方向「後進」および
「右」は、いずれも、移送目的点102jに対して距離
が遠くなる移送方向であるので、目的方向結合の重みデ
ータg2(後進)、g2(右)として、それぞれ、g2
(後進)=0、g2(右)=0を入力層62に設定す
る。
【0047】次に、前回の移送方向を考慮するステップ
S9の処理において、フィードバック結合の重みデータ
gfについて検討すると、第1回目の処理では、出力層
68に出力foに値が存在しないので、フィードバック
結合の重みデータgf(前進,左,右,後進)は、gf
=0とされる。
【0048】以上の説明が、ステップS6〜S9の処理
の詳細な説明である。
【0049】そこで、次に、このような入力層61、6
2、63への、それぞれ、安全性結合の重み算出部2
8、目的方向結合の重み算出部30およびフィードバッ
ク結合の重み設定部32からの入力データ(安全性結合
の重みデータg1、目的方向結合の重みデータg2、フ
ィードバック結合の重みデータgf)の入力処理の終了
後に、順伝搬学習則により、隠れ層66を利用してそれ
ぞれ各回の学習処理を行い、出力層68の応答関数fo
(前進,後進,左折,右折,ゴール到達,非常回避)の
各出力を求める(ステップS10)。
【0050】この場合、各出力は、図7中、第1回目
(回数=1)の学習結果から分かるように、出力fo
(前進)の値がfo(前進)=0.9752であり、最
大値であるので、最初の移送経路(移動ポイント)は、
前進と決められる。これにより、次の現在位置は、図6
中、移送経由点102bに選定される(移動ポイント行
動決定:ステップS11)。
【0051】なお、出力fo中、fo(ゴール到達)の
値が最大値である場合{出力fo(ゴール到達)の値が
他の全ての出力fo(前進)、fo(左折)、fo(右
折)、fo(後進)、fo(非常回避)よりも大きな
値、すなわち最大値である場合}には、後述するよう
に、移送目的点104に到達したことが認識される。
【0052】また、出力fo(非常回避)は、デッドロ
ックを意味し、この値が出力fo中、最大値となったと
きには、この時点で最適移送経路データを学習により求
めることが不能になったことを意味する。したがって、
この場合には、処理を終了し、警報表示等により使用者
にその旨を知らせる。この場合、デッドロックの理由、
例えば、移動可能範囲100の中、所定位置の障害物を
超えることができない等の理由を知らせる文字表示を図
示していないディスプレイ上に行うこともできる。
【0053】次いで、ステップS11で選定された移送
経由点102bが移送目的点102jの位置であるかど
うかが判定される(ステップS12)。
【0054】ステップS12の判定が否定的であるとき
には、ステップS6において、再度、環境が認識され、
安全性結合の重みデータg1が計算されて取得される
(ステップS7)。この場合、現在位置である移送経由
点102bから見て移送候補方向が「右」の場合には、
障害物108が存在するので安全性結合の重みデータ
(右)g1=0と計算され、移送候補方向が「前進」と
「後進」である場合には、2つ目のセル□にそれぞれ障
害物107Aと移動可能範囲100が存在するので、安
全性結合の重みデータg1(前進,後進)としてg1
(前進,後進)=0.7と計算され、移送候補方向が
「左」の場合には、移送方向上、連続する3つのセル□
に障害物が存在しないので安全性結合の重みデータg1
(左)としてg1(左)=1と計算され、第2回目のフ
ォワードプロパゲーション学習用として入力層61に設
定される(図7中、回数2の欄参照)。
【0055】さらに、ステップS8において、最小コス
トが計算されて取得される。すなわち、目的方向結合の
重みデータg2は、移送経由点102bにおいて、移送
候補方向「前進」は、移送目的点102jに最も近い方
向であるので、目的方向結合の重みデータg2(前進)
としてg2(前進)=1を入力層62に設定する。次
に、移送候補方向「左」は、移送目的点102jに次に
近い方向であるので、目的方向結合の重みデータg2
(左)としてg2(左)=0.7を入力層62に設定す
る。さらにまた、移送候補方向「後進」および「右」
は、いずれも、移送目的点102jに対して距離が遠く
なる方向であるので、目的方向結合の重みデータg2
(後進)、g2(右)としてg2(後進)=0、g2
(右)=1を入力層62に設定する。
【0056】次に、フィードバック結合の重みデータg
f(前進,左,右,後進)を、フィードバック結合の重
み設定部32を通じて入力層63に設定する(ステップ
S9)。この場合、前回の移送方向を尊重して、第1回
目の出力結果をフィードバック結合の重みデータgf
(前進,左,右,後進)としてgf(前進,左,右,後
進)=(0.9752,0.0081,0.0000,
0.0000)が入力層63に設定される。
【0057】そして、第2回目のフォワードプロパゲー
ション学習を行い(ステップS10)、移動経路(移動
セル)を決定する(ステップS11)。この場合、出力
fo中、前進の値がfo=0.9799と最も大きい値
となっているので、移送経路上前方の移送経由点102
c(図6参照)が選択される。
【0058】この時点でさらに移送経由点102cが移
送目的点102jと一致しているかどうかが判定され
(ステップS12)、この判定が成立するまで、上述し
たステップS6〜S11までと同様の処理が繰り返され
る。
【0059】ステップS12の判定が肯定的となったと
きに、すなわち、移送経由点が移送目的点102jと一
致した場合に、移送開始点102aから移送目的点10
2jまでの最適移送経路が決定され(往路の最適移送経
路が決定されるとともに、帰路の最適移送経路も往路と
同様に決定される。)、経路計画リストが作成されて、
最適移送経路データとしてロボットコントローラ14に
供給される(ステップS13)。実際上、図7中、第1
0回目(回数=10)の結果において、出力fo(ゴー
ル到達)の値fo(ゴール到達)=0.9090が他の
全ての出力fo(前進)、fo(左折)、fo(右
折)、fo(後進)、fo(非常回避)よりも大きな
値、すなわち最大値となったので、ワークWが移送目的
点102jに到達したことが認識され、この認識結果
の、換言すれば、結果のゴール地点である移送経由点
と、予め設定した移送目的点102jとの位置(メモリ
26に格納された地図110上の移送目的点102jの
位置)を比較することにより、その移送経由点が正しい
移送目的点102jであると判定される。
【0060】次いで、ロボットコントローラ14が起動
されたとき、移送ロボット16が前記最適移送経路デー
タに基づき、自動的に移送開始点102aから移送目的
点102jまでワークWを安全、正確かつ最短の時間で
移送する、いわゆるプレイバック動作が行われる(ステ
ップS14)。
【0061】このように上述の実施の形態によれば、移
送ロボット16によりワークWを移送開始点102aか
ら移送目的点102jまで移送する際の最適経路を決定
する場合、移送ロボット16の移動可能範囲100と、
移送開始点102a、移送目的点102jおよび障害物
105、106、107、108の各位置(座標)を入
力することのみで、地図110が自動生成され、さらに
この地図110を参照して、移送方向の安全性、最短移
動距離および前回の移送方向を考慮し、ニューラルネッ
トワーク処理部34により、最適移送経路データを自動
的に生成することができる。なお、前回の移送方向を考
慮することで、換言すれば、前回の移送方向の重みであ
るフィードバック結合の重みデータgfを大きくするこ
とで、その方向に進む確率を大きくし、できるだけ同一
方向に移送するように図ることで、移送速度の向上、換
言すれば、移送時間の短縮を図ることができる。
【0062】なお、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、物品の移送開始点から移送目的点まで、四分木を用
いて移送ロボットの移動可能な空間構造を記述し、地図
として記憶した後、この地図を参照しながら、移送方向
の安全性と最短移送経路、および必要に応じて前回の移
送方向をも考慮し、ニューラルネットワーク手法を用い
て最適移送経路を決定するようにしている。
【0064】このため、最短距離、正確性(安全性)、
さらには、最短移送時間が考慮された物品の最適な移動
経路を自動的(自律的)に生成することができるという
効果が達成される。
【0065】この発明により、積み荷の移送中等に該積
み荷の位置と寸法等を画像処理装置で認識する必要がな
くなり、かつ、オペレータが移送経路を予め教示する作
業が不要となる。したがって、種々の作業形態や他品種
のワークに対して容易に対応して、最適な移送経路を生
成することができる。
【0066】移送経路が自動生成されるので、移送経路
を作成するための熟練を必要としない。
【0067】結果として、この発明によれば、移送コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたマテリア
ルハンドリングロボットシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】ニューラルネットワーク処理部の構成例を示す
模式的ブロック図である。
【図3】移送ロボットの概略的な構成を示す斜視図であ
る。
【図4】マテリアルハンドリングロボットシステムの動
作説明に供されるフローチャートである。
【図5】入力データの説明に供される線図である。
【図6】地図作成および最適移送経路作成の説明に供さ
れる線図である。
【図7】ニューラルネットワーク処理部における入力
層、出力層の各データの内容を示す表図である。
【符号の説明】
10…マテリアルハンドリングロボットシステム 12…最適移送経路決定装置 14…ロボットコ
ントローラ 16…移送ロボット 22…データ入力
部 24…地図作成部 26…メモリ(移動可能な空間構造を記述した地図が格
納されている。) 28…安全性結合の重み算出部 30…目的方向の
重み算出部 32…フィードバック結合の重み設定部 34…ニューラルネットワーク処理部 50…ロボットハンド(エンドイフェクタ) 52…吸着部 61、62、63
…入力層 66…隠れ層 68…出力層 102a…移送開始点 102j…移送目
的点 W…ワーク(物品)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送開始点において、物品をエンドイフェ
    クタにより上方に持ち上げた後、前後左右方向に沿って
    移送し、移送目的点に物品を下ろすことの可能な移送ロ
    ボットにより、前記物品を移送開始点から移送目的点ま
    で移送する際の最適移送経路を決定する場合、 前記移送開始点から前記移送目的点まで、四分木を用い
    て前記移送ロボットの移動可能な空間構造を記述し、そ
    れを地図として記憶し、 前記地図を参照しながら、移送方向の安全性と最短移送
    距離を考慮し、ニューラルネットワーク手法を用いて最
    適移送経路を決定することを特徴とする物品の最適移送
    経路決定方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記移送方向の最短移送経路を決定する場合、移送方向
    の安全性と最短距離と前回の移送方向を考慮して決定す
    ることを特徴とする物品の最適移送経路決定方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、 前記地図上での前記移送ロボットによる単位移送距離
    は、前記物品の外接直方体の一辺の長さとすることを特
    徴とする物品の最適移送経路決定方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の方法において、 物品の現在位置から次の移送位置への最適移送経路を決
    定する場合、 前記移送方向の安全性を値0〜1の範囲に規格化して記
    述するとき、値1は、現在の進行方向上3つ先の単位移
    送距離までに障害物が存在しない場合であるとし、値
    0.5〜0.8は、現在の進行方向上2つ先の単位移送
    距離の位置に障害物が存在する場合であるとし、値0は
    障害物の存在する移送方向であるとし、 前記移送方向の最短移送距離を値0〜1に規格化して記
    述するとき、値1は、前記現在位置から前記移送目的点
    との距離が最短距離となる進行方向である場合とし、値
    0.5〜0.8の進行方向は、前記現在位置から前記移
    送目的点との距離が2番目に短い距離となる進行方向で
    ある場合とすることを特徴とする物品の最適移送経路決
    定方法。
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