JP2000009723A - 潤滑油のミスト測定装置 - Google Patents
潤滑油のミスト測定装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミスト発生量やミスト粒径分布の測定を実験
室にて行うことができるミスト測定装置を提供する。 【解決手段】 潤滑油のミスト発生装置1とミスト収集
手段2とを、ミスト収集手段側端にスプレーノズル4を
備えたミストマニホールド3により連接する。スプレー
ノズルから噴出するミストを吸引するための管6を、該
管の非吸引側端において、粒子計測器7に結合する。
室にて行うことができるミスト測定装置を提供する。 【解決手段】 潤滑油のミスト発生装置1とミスト収集
手段2とを、ミスト収集手段側端にスプレーノズル4を
備えたミストマニホールド3により連接する。スプレー
ノズルから噴出するミストを吸引するための管6を、該
管の非吸引側端において、粒子計測器7に結合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潤滑油のミスト測
定装置に関し、詳しくは、潤滑油のミスト発生の評価、
具体的にはミスト発生量やミスト粒径分布の測定を、実
験室にて行うことができる装置に関する。
定装置に関し、詳しくは、潤滑油のミスト発生の評価、
具体的にはミスト発生量やミスト粒径分布の測定を、実
験室にて行うことができる装置に関する。
【0002】
【技術背景】加工設備、その他種々の機器・設備等で使
用される潤滑油は、近年のこれらの機器・設備等の高速
・高効率化等の影響を受けて、ミスト化し易く、またミ
スト発生量も増加傾向にある。オイルミストの発生は、
使用する潤滑油量の増加による経済的な不利を招くばか
りか、作業環境の低下(加工材料や機器廻りへのミスト
付着による作業性の低下や、精密機器等への影響、作業
者の不快感の増大や健康上の影響等)をも招くことが考
えられる。
用される潤滑油は、近年のこれらの機器・設備等の高速
・高効率化等の影響を受けて、ミスト化し易く、またミ
スト発生量も増加傾向にある。オイルミストの発生は、
使用する潤滑油量の増加による経済的な不利を招くばか
りか、作業環境の低下(加工材料や機器廻りへのミスト
付着による作業性の低下や、精密機器等への影響、作業
者の不快感の増大や健康上の影響等)をも招くことが考
えられる。
【0003】従来は、こうした問題を解決するために、
オイルミストが発生する設備・機器付近に集塵機等のオ
イルミストコレクターを設置する等して対応してきた
が、オイルミストの発生自体を防ぐための研究は、以下
のような事情により、現在のところ活発化していない。
オイルミストが発生する設備・機器付近に集塵機等のオ
イルミストコレクターを設置する等して対応してきた
が、オイルミストの発生自体を防ぐための研究は、以下
のような事情により、現在のところ活発化していない。
【0004】すなわち、現在、オイルミストの正確な性
状を把握する技術がなく、従ってオイルミストの発生原
因を解析することはもとより、それを基に潤滑油を設計
することは極めて難しい。加えて、ミスト発生の少ない
潤滑油を設計するのに十分な規格や試験法がないため、
開発設計した潤滑油を実機試験で評価せざるを得ない。
しかし、実機試験では、オイルミストの発生を再現する
ことは可能であるが、実機での使用であるため多量の潤
滑油を必要とする上、その良否を把握するための莫大な
時間をも必要とする。
状を把握する技術がなく、従ってオイルミストの発生原
因を解析することはもとより、それを基に潤滑油を設計
することは極めて難しい。加えて、ミスト発生の少ない
潤滑油を設計するのに十分な規格や試験法がないため、
開発設計した潤滑油を実機試験で評価せざるを得ない。
しかし、実機試験では、オイルミストの発生を再現する
ことは可能であるが、実機での使用であるため多量の潤
滑油を必要とする上、その良否を把握するための莫大な
時間をも必要とする。
【0005】以上のような実情下において、発生するオ
イルミストの粒径等の性状の正確な把握と、ミスト発生
の少ない潤滑油の開発とを、少量のサンプルで、しかも
短時間で効率的に行うための実験室的な評価技術の開発
が必要とされている。
イルミストの粒径等の性状の正確な把握と、ミスト発生
の少ない潤滑油の開発とを、少量のサンプルで、しかも
短時間で効率的に行うための実験室的な評価技術の開発
が必要とされている。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記の要請に応じてなされた
もので、発生するオイルミストの性状の正確な把握と、
ミスト発生の少ない潤滑油の開発とを、少量のサンプル
を使用するのみで、短時間で効率的に行うことのできる
実験室評価技術として、潤滑油のミスト発生量や、ミス
ト粒径分布を測定することができるミスト測定装置を提
供することを目的とする。
もので、発生するオイルミストの性状の正確な把握と、
ミスト発生の少ない潤滑油の開発とを、少量のサンプル
を使用するのみで、短時間で効率的に行うことのできる
実験室評価技術として、潤滑油のミスト発生量や、ミス
ト粒径分布を測定することができるミスト測定装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明のミスト測定装置は、上記目的を
達成するために、潤滑油のミスト発生装置とミスト収集
手段とを、ミスト収集手段側端にスプレーノズルを備え
たミストマニホールドにより連接したことを特徴とし、
この構成の装置によれば、潤滑油のミスト発生量を測定
することができる(以下、この構成の装置を「ミスト発
生量測定装置」と記す)。また、本発明のミスト測定装
置は、上記のスプレーノズルから噴出するミストを吸引
するための管を、該管の非吸引側端において、粒子計測
器に結合したことをも特徴とし、この構成の装置によれ
ばミストの粒径分布を測定することができる(以下、こ
の構成の装置を「ミストの粒径分布測定装置」と記
す)。なお、本発明のミスト測定装置は、ミスト発生量
測定装置およびミストの粒径分布測定装置のいずれにお
いても、ミストマニホールドを少なくとも3つの部分で
構成することが好ましい。発生したミストを、該マニホ
ールドの通過途上で、安定化させるためと、該ミスト中
に同伴することのあるミストとは言えない程の大粒径の
油滴等を除去するためである。
達成するために、潤滑油のミスト発生装置とミスト収集
手段とを、ミスト収集手段側端にスプレーノズルを備え
たミストマニホールドにより連接したことを特徴とし、
この構成の装置によれば、潤滑油のミスト発生量を測定
することができる(以下、この構成の装置を「ミスト発
生量測定装置」と記す)。また、本発明のミスト測定装
置は、上記のスプレーノズルから噴出するミストを吸引
するための管を、該管の非吸引側端において、粒子計測
器に結合したことをも特徴とし、この構成の装置によれ
ばミストの粒径分布を測定することができる(以下、こ
の構成の装置を「ミストの粒径分布測定装置」と記
す)。なお、本発明のミスト測定装置は、ミスト発生量
測定装置およびミストの粒径分布測定装置のいずれにお
いても、ミストマニホールドを少なくとも3つの部分で
構成することが好ましい。発生したミストを、該マニホ
ールドの通過途上で、安定化させるためと、該ミスト中
に同伴することのあるミストとは言えない程の大粒径の
油滴等を除去するためである。
【0008】本発明の装置で測定できる潤滑油として
は、内燃機関用潤滑油、金属加工油、油圧動作油、ター
ビン油、その他各種の潤滑油が挙げられ、これら潤滑油
の構成成分である鉱油や合成油からなる基油のみであっ
てもよいし、基油に油性剤、酸化防止剤、清浄剤、分散
剤、摩擦調整剤、極圧剤等の各種添加剤を添加してなる
潤滑油そのものであってもよい。この鉱油としては、溶
剤精製や水素化精製等の精製により得られるパラフィン
系鉱油、ナフテン系鉱油、中間基系鉱油等を挙げること
ができる。合成油としては、ポリブテンやポリオレフィ
ン共重合体等を挙げることができる。
は、内燃機関用潤滑油、金属加工油、油圧動作油、ター
ビン油、その他各種の潤滑油が挙げられ、これら潤滑油
の構成成分である鉱油や合成油からなる基油のみであっ
てもよいし、基油に油性剤、酸化防止剤、清浄剤、分散
剤、摩擦調整剤、極圧剤等の各種添加剤を添加してなる
潤滑油そのものであってもよい。この鉱油としては、溶
剤精製や水素化精製等の精製により得られるパラフィン
系鉱油、ナフテン系鉱油、中間基系鉱油等を挙げること
ができる。合成油としては、ポリブテンやポリオレフィ
ン共重合体等を挙げることができる。
【0009】
【本発明の実施の形態】図1は、本発明のミスト発生量
測定装置の一実施態様例を示す概略説明図であって、
(A)が全体図、(B)が一部拡大図である。図1
(A)において、1がミスト発生装置、2がミスト収集
手段、3がミスト発生装置1とミスト収集手段2とを連
接するマニホールドであり、このマニホールド3は、本
例では、3a,3b,3cの3つの部分から構成し、3
a部分をミスト発生装置1に結合し、3c部分をミスト
収集手段2側に配備し、これら3a部分と3c部分とを
3b部分で結合している。そして、ミスト収集手段2側
に配備する3c部分の先端(3b部分への結合端とは反
対側の端)にスプレーノズル4を装備している。
測定装置の一実施態様例を示す概略説明図であって、
(A)が全体図、(B)が一部拡大図である。図1
(A)において、1がミスト発生装置、2がミスト収集
手段、3がミスト発生装置1とミスト収集手段2とを連
接するマニホールドであり、このマニホールド3は、本
例では、3a,3b,3cの3つの部分から構成し、3
a部分をミスト発生装置1に結合し、3c部分をミスト
収集手段2側に配備し、これら3a部分と3c部分とを
3b部分で結合している。そして、ミスト収集手段2側
に配備する3c部分の先端(3b部分への結合端とは反
対側の端)にスプレーノズル4を装備している。
【0010】ミスト発生装置1としては、潤滑油をミス
ト状にすることができる装置であれば、霧吹き、その他
どのようなものでも使用でき、図1では、東京オートマ
チックコントロール社製商品名「ミクロンルブ集中噴霧
潤滑システム」(MC5シリーズ)を用いている。この
装置1(「ミクロンルブ集中噴霧潤滑システム」(MC
5シリーズ))の原理は、滴下する油滴に空気または窒
素等の不活性ガスを勢いよく吹き付けて油霧(ミクロン
フォグ)すなわちオイルミストを発生させるものであ
る。
ト状にすることができる装置であれば、霧吹き、その他
どのようなものでも使用でき、図1では、東京オートマ
チックコントロール社製商品名「ミクロンルブ集中噴霧
潤滑システム」(MC5シリーズ)を用いている。この
装置1(「ミクロンルブ集中噴霧潤滑システム」(MC
5シリーズ))の原理は、滴下する油滴に空気または窒
素等の不活性ガスを勢いよく吹き付けて油霧(ミクロン
フォグ)すなわちオイルミストを発生させるものであ
る。
【0011】具体的には、容器11に入っている測定対
象の潤滑油Oを、該容器11の天井部から滴下させ、こ
の油滴(図示省略)に、矢印α方向から乾燥空気や窒素
を減圧弁12を介して吹き付けてミスト(図示省略)化
する。
象の潤滑油Oを、該容器11の天井部から滴下させ、こ
の油滴(図示省略)に、矢印α方向から乾燥空気や窒素
を減圧弁12を介して吹き付けてミスト(図示省略)化
する。
【0012】ところで、上記の容器11を恒温槽13内
に置き、該容器11内の測定対象油Oを一定温度(上記
のような種類の潤滑油、あるいはこれらの潤滑油の基油
の場合、一般には、約10〜120℃)に保持すること
が好ましい。これを確保するために、恒温槽13は、容
器11が入る大きさを有し、かつ約0〜150℃の範囲
で温度調節できるものであれば、どのようなものであっ
てもよいが、潤滑油Oの温度を±約1℃の精度で恒温で
きるものが好ましい。潤滑油は、温度により粘度が大き
く変化し、粘度が変わればミスト発生量等も変化するた
め、ミストを高精度で測定するには、潤滑油Oを高精度
で温度制御することが好適となるからである。
に置き、該容器11内の測定対象油Oを一定温度(上記
のような種類の潤滑油、あるいはこれらの潤滑油の基油
の場合、一般には、約10〜120℃)に保持すること
が好ましい。これを確保するために、恒温槽13は、容
器11が入る大きさを有し、かつ約0〜150℃の範囲
で温度調節できるものであれば、どのようなものであっ
てもよいが、潤滑油Oの温度を±約1℃の精度で恒温で
きるものが好ましい。潤滑油は、温度により粘度が大き
く変化し、粘度が変わればミスト発生量等も変化するた
め、ミストを高精度で測定するには、潤滑油Oを高精度
で温度制御することが好適となるからである。
【0013】上記のようにして発生させたミストは、マ
ニホールド3の3a部分に導かれる。3a部分は、図1
(A)に示すように、ミスト発生装置1のミスト吐出口
111に結合する部分からの若干の立上り部、それに続
く水平部、その後の垂直降下部から構成される。3a部
分をこのように構成するのは、ミスト発生装置1からの
ミストを良好に導くためと、ミストと共に吐出される完
全にミスト化しなかったオイルを回収し易くするためで
ある。
ニホールド3の3a部分に導かれる。3a部分は、図1
(A)に示すように、ミスト発生装置1のミスト吐出口
111に結合する部分からの若干の立上り部、それに続
く水平部、その後の垂直降下部から構成される。3a部
分をこのように構成するのは、ミスト発生装置1からの
ミストを良好に導くためと、ミストと共に吐出される完
全にミスト化しなかったオイルを回収し易くするためで
ある。
【0014】マニホールド3は、3a部分において、ミ
スト発生装置1のミスト吐出口111に結合できる径を
有していれば、特に材質にはこだわらなくてもよいが、
強度の点や静電気発生を抑える点から、3a〜3cいず
れの部分も、導電性の鉄、銅等の金属製とすることが好
ましい(ミスト流通の際に静電気が発生することがあ
り、静電気が発生するとミストがマニホールドの内壁に
付着してしまうことがある)。マニホールド3の径は、
3a〜3c部分を通して、約0.5〜3cm、好ましく
は約0.8〜2cm、より好ましくは約1.0〜1.2
cmが適している。約0.5cm未満であると、3b部
分ひいてはミスト収集手段2へのミスト吐出圧を調節す
るのが難しい上、ミスト回収に長時間を要し試験時間が
長くなることがある。約1.5cmより大きいと、マニ
ホールド内壁に付着するミスト量が多くなり、正確な測
定値が得られない。なお、マニホールド3の径は、3a
〜3c部分を通して同一径としてもよいし、3a、3
b、3c部分へと順次径を小さくしてもよい。ミスト吐
出圧の調節のし易さを考慮すると、図1に示すように、
3a部分から3b部分へ1段径を小さくする構成をとる
ことが好ましい。また、マニホールド3は、3a〜3c
部分の一部、もしくはマニホールド3の全体、あるいは
スプレーノズル部4(および後述するリークノズル部
5)を除いた部分の全体を被覆材で覆ってもよい。
スト発生装置1のミスト吐出口111に結合できる径を
有していれば、特に材質にはこだわらなくてもよいが、
強度の点や静電気発生を抑える点から、3a〜3cいず
れの部分も、導電性の鉄、銅等の金属製とすることが好
ましい(ミスト流通の際に静電気が発生することがあ
り、静電気が発生するとミストがマニホールドの内壁に
付着してしまうことがある)。マニホールド3の径は、
3a〜3c部分を通して、約0.5〜3cm、好ましく
は約0.8〜2cm、より好ましくは約1.0〜1.2
cmが適している。約0.5cm未満であると、3b部
分ひいてはミスト収集手段2へのミスト吐出圧を調節す
るのが難しい上、ミスト回収に長時間を要し試験時間が
長くなることがある。約1.5cmより大きいと、マニ
ホールド内壁に付着するミスト量が多くなり、正確な測
定値が得られない。なお、マニホールド3の径は、3a
〜3c部分を通して同一径としてもよいし、3a、3
b、3c部分へと順次径を小さくしてもよい。ミスト吐
出圧の調節のし易さを考慮すると、図1に示すように、
3a部分から3b部分へ1段径を小さくする構成をとる
ことが好ましい。また、マニホールド3は、3a〜3c
部分の一部、もしくはマニホールド3の全体、あるいは
スプレーノズル部4(および後述するリークノズル部
5)を除いた部分の全体を被覆材で覆ってもよい。
【0015】マニホールド3の3a部分と3b部分とが
結合する部分であって、3a部分の端部にはボトル31
が、3b部分の端部にはボトル32が、それぞれ装備さ
れる。ボトル31は、3a部分のマニホールド内壁に付
着したオイルを回収するためのものであり、ボトル32
は、3b部分のマニホールド内壁に付着したオイルを回
収するためのものである。従って、ボトル31は、オイ
ルを垂直下方に誘導するべく、図1(A)に示すように
マニホールド3a部分に開口させて垂直下方に装備する
のが好ましい。なお、図1(A)では、ボトル31は、
1個のみ装備しているが、複数個装備することもでき
る。但し、3個より多く装備しても回収効果は向上せ
ず、装備の手間やボトル洗浄の手間を考慮すれば3個が
限度である。また、ボトル32も、同様に、マニホール
ド3b部分に開口させて垂直下方に装備するのが好まし
い。
結合する部分であって、3a部分の端部にはボトル31
が、3b部分の端部にはボトル32が、それぞれ装備さ
れる。ボトル31は、3a部分のマニホールド内壁に付
着したオイルを回収するためのものであり、ボトル32
は、3b部分のマニホールド内壁に付着したオイルを回
収するためのものである。従って、ボトル31は、オイ
ルを垂直下方に誘導するべく、図1(A)に示すように
マニホールド3a部分に開口させて垂直下方に装備する
のが好ましい。なお、図1(A)では、ボトル31は、
1個のみ装備しているが、複数個装備することもでき
る。但し、3個より多く装備しても回収効果は向上せ
ず、装備の手間やボトル洗浄の手間を考慮すれば3個が
限度である。また、ボトル32も、同様に、マニホール
ド3b部分に開口させて垂直下方に装備するのが好まし
い。
【0016】マニホールド3の3a部分を通過したミス
トは、次にマニホールド3の3b部分に導入される。3
b部分は、図1(A)に示すように、3a部分の下端近
傍部から斜めに立上がっている部分から構成される。3
b部分をこのように構成するのも、ミストを良好に導く
ためと、上記のように3b部分のマニホールド内壁に付
着したオイルをボトル32に回収し易くするためであ
る。
トは、次にマニホールド3の3b部分に導入される。3
b部分は、図1(A)に示すように、3a部分の下端近
傍部から斜めに立上がっている部分から構成される。3
b部分をこのように構成するのも、ミストを良好に導く
ためと、上記のように3b部分のマニホールド内壁に付
着したオイルをボトル32に回収し易くするためであ
る。
【0017】3b部分の傾斜角度は、約0〜90°、好
ましくは約30〜70°、より好ましくは約40〜60
°、特に好ましくは約45〜60°が適している。約0
°未満である(すなわち、3a部分の下端近傍部から斜
めに下降する)と、ミスト化していないオイルもマニホ
ールド3の3c部分ひいてはミスト収集手段に導入され
ることがあり、約90°より大きい(すなわち、垂直よ
り大きくなって3a部分側に傾く)と、ミストの流れが
自然ではなくなり、正確な測定値が得られないことがあ
る。
ましくは約30〜70°、より好ましくは約40〜60
°、特に好ましくは約45〜60°が適している。約0
°未満である(すなわち、3a部分の下端近傍部から斜
めに下降する)と、ミスト化していないオイルもマニホ
ールド3の3c部分ひいてはミスト収集手段に導入され
ることがあり、約90°より大きい(すなわち、垂直よ
り大きくなって3a部分側に傾く)と、ミストの流れが
自然ではなくなり、正確な測定値が得られないことがあ
る。
【0018】3b部分の長さは、約30〜200cm、
好ましくは約50〜150cm、より好ましくは約70
〜120cm、特に好ましくは約80〜100cmが適
している。約30cm未満であると、測定結果にバラツ
キが発生することがあり、約200cmより長いと、測
定装置が大きくなりすぎて設置場所の確保が困難にな
る。
好ましくは約50〜150cm、より好ましくは約70
〜120cm、特に好ましくは約80〜100cmが適
している。約30cm未満であると、測定結果にバラツ
キが発生することがあり、約200cmより長いと、測
定装置が大きくなりすぎて設置場所の確保が困難にな
る。
【0019】マニホールド3の3b部分を出たミスト
は、次いで3c部分に導かれる。3c部分は、図1
(A)に示すように、主として、3b部分との結合端か
ら水平方向に伸びる部分と、該水平方向部分の末端底部
に開口してこれらの開口部から垂直方向に降下する部分
とから構成され、この開口部および垂直降下部分は、図
示するように2個づつ設けられ、一方の垂直下降部分3
c1をスプレーノズル管と称し、該管の下端に上記した
スプレーノズル4を装備し、他方の垂直下降部分3c2
をリークノズル管と称し、該管の下端にリークノズル5
を装備する。そして、これらのスプレーノズル管3c1
とリークノズル管3c2の下側部からそれぞれのノズル
部4,5は、図(A)に示すように、ミスト収集手段2
の内部に位置するように配備することが好ましい。
は、次いで3c部分に導かれる。3c部分は、図1
(A)に示すように、主として、3b部分との結合端か
ら水平方向に伸びる部分と、該水平方向部分の末端底部
に開口してこれらの開口部から垂直方向に降下する部分
とから構成され、この開口部および垂直降下部分は、図
示するように2個づつ設けられ、一方の垂直下降部分3
c1をスプレーノズル管と称し、該管の下端に上記した
スプレーノズル4を装備し、他方の垂直下降部分3c2
をリークノズル管と称し、該管の下端にリークノズル5
を装備する。そして、これらのスプレーノズル管3c1
とリークノズル管3c2の下側部からそれぞれのノズル
部4,5は、図(A)に示すように、ミスト収集手段2
の内部に位置するように配備することが好ましい。
【0020】なお、これらのノズル部4,5は、本例で
は、図1(B)に示すように、各ノズル管3c1,3c
2の先端部に、噴射口4a,5aを有するノズル部材4
b,5bを取り付けた構成を有している。
は、図1(B)に示すように、各ノズル管3c1,3c
2の先端部に、噴射口4a,5aを有するノズル部材4
b,5bを取り付けた構成を有している。
【0021】また、スプレーノズル管3c1には、ミス
ト吐出圧力を測定する圧力計33を装備し、リークノズ
ル管3c2には、ミスト吐出圧力を調節する圧力調節バ
ルブ34を装備する。圧力計33と圧力調節バルブ34
は、その役割を果たすことができるものであれば、どの
ようなものでも使用できる。
ト吐出圧力を測定する圧力計33を装備し、リークノズ
ル管3c2には、ミスト吐出圧力を調節する圧力調節バ
ルブ34を装備する。圧力計33と圧力調節バルブ34
は、その役割を果たすことができるものであれば、どの
ようなものでも使用できる。
【0022】スプレーノズル管3c1とリークノズル管
3c2は共に、図1(A)に示すように、垂直下降管と
することがミストを収集し易くする上で好ましい。これ
以外の方向の管では、ミストを収集するのが難しくなる
だけでなく、測定値にバラツキが出ることがある。
3c2は共に、図1(A)に示すように、垂直下降管と
することがミストを収集し易くする上で好ましい。これ
以外の方向の管では、ミストを収集するのが難しくなる
だけでなく、測定値にバラツキが出ることがある。
【0023】また、ミストは、その殆どがスプレーノズ
ル4から噴出するが、リークノズル5からも噴出するこ
とがあるため、スプレーノズル4とリークノズル5は接
近させておき、両方で同時に噴出・回収することが望ま
しい。同時に噴出・回収しないと、測定値にバラツキが
生じることがある。スプレーノズル4とリークノズル5
の間隔は、約0〜10cm、好ましくは約0〜7cm、
より好ましくは約0〜6cm、特に好ましくは約0〜4
cmが適している。約10cmより大きいと、ミスト収
集手段2が大きくなり、ミスト量の測定誤差を大きくす
る原因となる。
ル4から噴出するが、リークノズル5からも噴出するこ
とがあるため、スプレーノズル4とリークノズル5は接
近させておき、両方で同時に噴出・回収することが望ま
しい。同時に噴出・回収しないと、測定値にバラツキが
生じることがある。スプレーノズル4とリークノズル5
の間隔は、約0〜10cm、好ましくは約0〜7cm、
より好ましくは約0〜6cm、特に好ましくは約0〜4
cmが適している。約10cmより大きいと、ミスト収
集手段2が大きくなり、ミスト量の測定誤差を大きくす
る原因となる。
【0024】さらに、スプレーノズル4の噴出口4aと
リークノズル5の噴出口5aは共に、直径を約0.5〜
2.0mm、好ましくは約0.7〜1.5mm、より好
ましくは約0.8〜1.3mm、特に好ましくは約1.
0〜1.2mmとすることが適している。約0.5mm
より小さいと、ミストを収集するのに時間がかかりす
ぎ、約2.0mmより大きいと、測定値にバラツキが生
じることがある。
リークノズル5の噴出口5aは共に、直径を約0.5〜
2.0mm、好ましくは約0.7〜1.5mm、より好
ましくは約0.8〜1.3mm、特に好ましくは約1.
0〜1.2mmとすることが適している。約0.5mm
より小さいと、ミストを収集するのに時間がかかりす
ぎ、約2.0mmより大きいと、測定値にバラツキが生
じることがある。
【0025】マニホールド3c部分内に導かれたミスト
は、上記のように、殆どがスプレーノズル管3c1から
スプレーノズル4を介してミスト収集手段2に噴出・収
集され、僅かにリークノズル管3c2からリークノズル
5を介してミスト収集手段2に噴出・収集される。
は、上記のように、殆どがスプレーノズル管3c1から
スプレーノズル4を介してミスト収集手段2に噴出・収
集され、僅かにリークノズル管3c2からリークノズル
5を介してミスト収集手段2に噴出・収集される。
【0026】なお、ミスト収集手段2は、上記のように
してミストを収集することができるものであれば、どの
ような材質の、どのような形状のものでもよく、例え
ば、入手や取扱等が容易な通常のガラス製のビーカー、
メスシリンダー、試験管、その他の容器(噴出するミス
トを受け入れて収集する手段)の外に、グラスウールや
フィルター等(噴出するミストを吸収して収集する手
段)も使用することができる。
してミストを収集することができるものであれば、どの
ような材質の、どのような形状のものでもよく、例え
ば、入手や取扱等が容易な通常のガラス製のビーカー、
メスシリンダー、試験管、その他の容器(噴出するミス
トを受け入れて収集する手段)の外に、グラスウールや
フィルター等(噴出するミストを吸収して収集する手
段)も使用することができる。
【0027】また、ミスト収集手段2の大きさは、ビー
カー等の容器の場合には、スプレーノズル管3c1およ
びリークノズル管3c2の下側部と、スプレーノズル部
4およびリークノズル部5とが入り、これらノズル4,
5の噴出口4a,5aから噴出されるミストが十分に収
集できればよく、一般には、径が約3〜12cm、好ま
しくは約4〜10cm、より好ましくは約5〜9cm、
特に好ましくは約6〜8cmで、高さが約5〜30c
m、好ましくは約7〜25cm、より好ましくは約10
〜20cm、特に好ましくは約10〜15cmが適して
いる。径が約3cm未満であると、スプレーノズル管3
c1とリークノズル管3c2の両方が入らないことがあ
り、約12cmより大きいと、測定値にバラツキが生じ
ることがあり、高さが約5cm未満であると、発生した
ミストが収集手段2外に飛び出して正確な測定値を得る
ことができないことがあり、約30cmより大きいと、
洗浄等の作業が困難となることがある。なお、ビーカー
等の容器の底面と、ノズル4,5の噴出口4a,5aと
の間隔は、約0.3〜3.0cm、好ましくは約0.5
〜2.0cm、より好ましくは約0.7〜1.7cm、
特に好ましくは約1.0〜1.5cmが適している。約
0.3cm未満であると、ミストの量によっては、収集
したミストがノズル4,5に付着してしまうことがあ
り、約3.0cmより大きいと、ミストを十分に収集で
きないことがある。
カー等の容器の場合には、スプレーノズル管3c1およ
びリークノズル管3c2の下側部と、スプレーノズル部
4およびリークノズル部5とが入り、これらノズル4,
5の噴出口4a,5aから噴出されるミストが十分に収
集できればよく、一般には、径が約3〜12cm、好ま
しくは約4〜10cm、より好ましくは約5〜9cm、
特に好ましくは約6〜8cmで、高さが約5〜30c
m、好ましくは約7〜25cm、より好ましくは約10
〜20cm、特に好ましくは約10〜15cmが適して
いる。径が約3cm未満であると、スプレーノズル管3
c1とリークノズル管3c2の両方が入らないことがあ
り、約12cmより大きいと、測定値にバラツキが生じ
ることがあり、高さが約5cm未満であると、発生した
ミストが収集手段2外に飛び出して正確な測定値を得る
ことができないことがあり、約30cmより大きいと、
洗浄等の作業が困難となることがある。なお、ビーカー
等の容器の底面と、ノズル4,5の噴出口4a,5aと
の間隔は、約0.3〜3.0cm、好ましくは約0.5
〜2.0cm、より好ましくは約0.7〜1.7cm、
特に好ましくは約1.0〜1.5cmが適している。約
0.3cm未満であると、ミストの量によっては、収集
したミストがノズル4,5に付着してしまうことがあ
り、約3.0cmより大きいと、ミストを十分に収集で
きないことがある。
【0028】グラスウールやフィルター等をミスト収集
手段2として使用する場合には、スプレーノズル4の噴
出口4aとリークノズル5の噴出口5aとから噴出され
るミストが外に飛び出すことなく十分に収集することが
できればよいのであるから、その大きさ(量)は特に制
限がなく、これらの噴出口4a,5aが囲繞される程度
の大きさ(量)であればよい。
手段2として使用する場合には、スプレーノズル4の噴
出口4aとリークノズル5の噴出口5aとから噴出され
るミストが外に飛び出すことなく十分に収集することが
できればよいのであるから、その大きさ(量)は特に制
限がなく、これらの噴出口4a,5aが囲繞される程度
の大きさ(量)であればよい。
【0029】図1に示すミスト発生量装置を用いてミス
トの発生量を測定するには、前述のように、ミスト発生
装置1で潤滑油Oのミストを発生させ、該ミストをミス
トマニホールド3の3a〜3c部分を通してスプレーノ
ズル4や、リークノズル5に導き、ミスト収集手段2に
噴出・収集し、該収集手段2内のミスト(オイル)量を
秤量すればよい。そして、この結果から測定対象潤滑油
Oのミスト発生性を評価することができる。
トの発生量を測定するには、前述のように、ミスト発生
装置1で潤滑油Oのミストを発生させ、該ミストをミス
トマニホールド3の3a〜3c部分を通してスプレーノ
ズル4や、リークノズル5に導き、ミスト収集手段2に
噴出・収集し、該収集手段2内のミスト(オイル)量を
秤量すればよい。そして、この結果から測定対象潤滑油
Oのミスト発生性を評価することができる。
【0030】図2は、本発明のミストの粒径分布測定装
置の一実施態様例を示す概略説明図である。図2、図1
と同一符号は、図1と同一機能部を示しており、6がス
プレーノズル4やリークノズル5から噴出するミストを
吸引するための管で、該吸引管6の非吸引側端に粒子計
測器7が結合されている。
置の一実施態様例を示す概略説明図である。図2、図1
と同一符号は、図1と同一機能部を示しており、6がス
プレーノズル4やリークノズル5から噴出するミストを
吸引するための管で、該吸引管6の非吸引側端に粒子計
測器7が結合されている。
【0031】この粒子計測器7は、ミスト粒子を計測す
ることができるものであれば、どのようなものでもよい
が、現在、前記した各種の潤滑油を使用する実際の現場
で問題になっているミストの粒径が1〜5μmであるた
め、この範囲内の大きさが測定できるものであることが
好適である。本例では、この要請に応えて、RION社
製商品名「パーティクルカウンターKC−03A1」を
用いた場合を示している。この計測器7(RION社製
商品名「パーティクルカウンターKC−03A1」)の
原理は、光軸交角70°側方散乱方式で粒子径を測定す
るものであり、粒子径の測定範囲は、0.3μm,0.
5μm,1μm,2μm,5μm以上の5段階となって
いる。
ることができるものであれば、どのようなものでもよい
が、現在、前記した各種の潤滑油を使用する実際の現場
で問題になっているミストの粒径が1〜5μmであるた
め、この範囲内の大きさが測定できるものであることが
好適である。本例では、この要請に応えて、RION社
製商品名「パーティクルカウンターKC−03A1」を
用いた場合を示している。この計測器7(RION社製
商品名「パーティクルカウンターKC−03A1」)の
原理は、光軸交角70°側方散乱方式で粒子径を測定す
るものであり、粒子径の測定範囲は、0.3μm,0.
5μm,1μm,2μm,5μm以上の5段階となって
いる。
【0032】また、ミスト吸引管6は、図2に示すよう
に、ミスト収集手段2内に、スプレーノズル管3c1お
よびリークノズル管3c2と平行に配備し、かつ該吸引
管6の先端部をスプレーノズル4およびリールノズル5
の各噴出口4a,5aの先端部に揃えることが望まし
い。揃えないと、正確な粒径分布を測定できないことが
ある。該吸引管6の他端は、計測器7の吸引部に取付け
られる。
に、ミスト収集手段2内に、スプレーノズル管3c1お
よびリークノズル管3c2と平行に配備し、かつ該吸引
管6の先端部をスプレーノズル4およびリールノズル5
の各噴出口4a,5aの先端部に揃えることが望まし
い。揃えないと、正確な粒径分布を測定できないことが
ある。該吸引管6の他端は、計測器7の吸引部に取付け
られる。
【0033】ミスト吸引管6の材質は、特に制限しない
が、自由に形状を変化させることのできるビニール製や
シリコン製のものが好適である。長さは、約50〜20
0cm、好ましくは約70〜150cm、より好ましく
は約80〜120cm、特に好ましくは約80〜100
cmが適している。約50cm未満であると、ミスト収
集手段2と粒子計測器7との連絡が難しくなり、約20
0cmより長いと、正確な粒径分布を測定できないこと
がある。
が、自由に形状を変化させることのできるビニール製や
シリコン製のものが好適である。長さは、約50〜20
0cm、好ましくは約70〜150cm、より好ましく
は約80〜120cm、特に好ましくは約80〜100
cmが適している。約50cm未満であると、ミスト収
集手段2と粒子計測器7との連絡が難しくなり、約20
0cmより長いと、正確な粒径分布を測定できないこと
がある。
【0034】図2に示すミストの粒径分布測定装置を用
いてミストの粒径分布を測定するには、図1のミスト発
生量測定装置で説明したようにして、スプレーノズル4
やリークノズル5からミスト収集手段2内に噴出するミ
ストを、ミスト吸引管6で吸引し、粒子計測器7に導い
て、粒径毎のミスト数を計測し、粒径分布を求めればよ
い。そして、この結果から、あるいはこの結果と上記の
ミスト発生量とを併せて、測定対象潤滑油Oのミスト発
生性を評価することができる。なお、図2に示す装置を
用いれば、ミスト発生量とミスト粒径分布の両方の測定
ができることは言うまでもない。
いてミストの粒径分布を測定するには、図1のミスト発
生量測定装置で説明したようにして、スプレーノズル4
やリークノズル5からミスト収集手段2内に噴出するミ
ストを、ミスト吸引管6で吸引し、粒子計測器7に導い
て、粒径毎のミスト数を計測し、粒径分布を求めればよ
い。そして、この結果から、あるいはこの結果と上記の
ミスト発生量とを併せて、測定対象潤滑油Oのミスト発
生性を評価することができる。なお、図2に示す装置を
用いれば、ミスト発生量とミスト粒径分布の両方の測定
ができることは言うまでもない。
【0035】
【具体例】図2に示すミスト測定装置を用いて、以下に
示す要領および試験条件にて、以下に示す種類の潤滑油
のミスト発生量およびミスト粒径分布を測定した。
示す要領および試験条件にて、以下に示す種類の潤滑油
のミスト発生量およびミスト粒径分布を測定した。
【0036】〔測定手順〕ミスト発生装置1の容器11
内に、所定量の測定対象潤滑油(以下、試験油と記す)
を入れる。恒温槽13を所定温度に所定の時間保持し、
容器11内の油温が所定温度になっていることを確認す
る。減圧弁12からの空気圧と、圧力計33からのミス
ト吐出圧とを所定値に設定する。オイル滴下モニタセン
サで、容器11の天井部からのオイル滴下数を所定値に
調節する。
内に、所定量の測定対象潤滑油(以下、試験油と記す)
を入れる。恒温槽13を所定温度に所定の時間保持し、
容器11内の油温が所定温度になっていることを確認す
る。減圧弁12からの空気圧と、圧力計33からのミス
ト吐出圧とを所定値に設定する。オイル滴下モニタセン
サで、容器11の天井部からのオイル滴下数を所定値に
調節する。
【0037】オイル滴下状態が安定したら、矢印α方向
から乾燥空気を上記の空気圧で送り込み、ミストを発生
させる。ミストは、ミスト発生装置1からミストマニホ
ールド3内に導かれ、上記の吐出圧でノズル4,5から
ミスト収集手段2内に噴出・収集される。ミスト発生が
安定した後、吸引管6で吸引して粒子計測器7に送り、
ミストの粒径分布を測定する。この後、吸引管6,粒子
計測器7を取外し、ミスト収集手段2を新しいものに取
り替え、該収集手段2にミストを収集する。ミスト収集
手段2内のミスト(オイル)量の測定は、ミスト収集手
段2を新しいものに取り替えてから所定時間経過後に行
う。
から乾燥空気を上記の空気圧で送り込み、ミストを発生
させる。ミストは、ミスト発生装置1からミストマニホ
ールド3内に導かれ、上記の吐出圧でノズル4,5から
ミスト収集手段2内に噴出・収集される。ミスト発生が
安定した後、吸引管6で吸引して粒子計測器7に送り、
ミストの粒径分布を測定する。この後、吸引管6,粒子
計測器7を取外し、ミスト収集手段2を新しいものに取
り替え、該収集手段2にミストを収集する。ミスト収集
手段2内のミスト(オイル)量の測定は、ミスト収集手
段2を新しいものに取り替えてから所定時間経過後に行
う。
【0038】〔注意事項〕ミスト発生装置1として、東
京オートマチックコントロール社製商品名「ミクロンル
ブ集中噴霧潤滑システム」(MC5シリーズ)を用い、
またミスト収集手段としてガラス製の300ml容(径
6.7cm、高さ13.5cm)のビーカーを用いた場
合の注意事項を下に示す。
京オートマチックコントロール社製商品名「ミクロンル
ブ集中噴霧潤滑システム」(MC5シリーズ)を用い、
またミスト収集手段としてガラス製の300ml容(径
6.7cm、高さ13.5cm)のビーカーを用いた場
合の注意事項を下に示す。
【0039】1.ノズル4,5の噴出口4a,5aとビ
ーカーの底面との間隔は、約1cmとする。 2.ミスト発生装置1の容器11に入れる試験油量は、
約500〜1000mlが好ましく、約500ml未満
であるとミストが安定的に発生しないことがあり、約1
000mlより多いと容器11からあふれてしまう。 3.油温は、試験油の粘度に合わせて約10〜150℃
の範囲で適宜変えてもよい。なお、試験油は、40℃で
の動粘度が約10〜5000mm2/秒の範囲のもので
あれば、正確な測定ができる。油温設定の目安は、試験
油の動粘度が、その設定温度で、約20〜60mm2/
秒、好ましくは約25〜50mm2/秒、より好ましく
は約25〜45mm2/秒、特に好ましくは約30〜4
0mm2/秒となるようにすることが好ましい。約20
mm2/秒未満であったり、約60mm2/秒より大き
いと、ミストを安定的に発生しないことがある。 4.オイル滴下数は、約10〜180滴/分、好ましく
は約12〜120滴/分、より好ましくは約16〜60
滴/分、特に好ましくは約20〜30滴/分とすること
が適している。約10滴/分未満であったり、約180
滴/分より多いと、ミストが安定的に発生しないことが
ある。 5.図2中、矢印α方向から送る乾燥空気の圧力は、約
0.1〜5.0kgf/cm2、好ましくは約0.2〜
3.0kgf/cm2、より好ましくは約0.3〜2.
0kgf/cm2、特に好ましくは約0.4〜1.0k
gf/cm2が適している。約0.1kgf/cm2未
満であると、ミストを収集するのに多くの時間を必要と
し、約5.0kgf/cm2より大きいと、安定的にミ
ストを発生することができないことがある。 6.図2中、圧力計33におけるミスト吐出圧力は、約
0.01〜2.0kgf/cm2、好ましくは約0.0
2〜1.0kgf/cm2、より好ましくは約0.03
〜0.8kgf/cm2、特に好ましくは約0.04〜
0.5kgf/cm2とすることが適している。約0.
01kgf/cm2未満であると、ミストを収集するの
に多くの時間を要し、約2.0kgf/cm2より大き
いと、安定的にミストを発生することができないことが
ある。 7.ミスト発生の安定化のための時間は、乾燥空気送り
込み開始後、約5〜10分である。 8.ミスト測定のためのミスト発生時間は、ミスト発生
が安定化した後、約10分〜5時間、好ましくは約20
分〜3時間、より好ましくは約30分〜2時間、特に好
ましくは約45〜80分が適している。約10分未満で
あると、ミストを十分に収集することは難しく、また約
5時間を超えると、時間的ロスが大きくなる。
ーカーの底面との間隔は、約1cmとする。 2.ミスト発生装置1の容器11に入れる試験油量は、
約500〜1000mlが好ましく、約500ml未満
であるとミストが安定的に発生しないことがあり、約1
000mlより多いと容器11からあふれてしまう。 3.油温は、試験油の粘度に合わせて約10〜150℃
の範囲で適宜変えてもよい。なお、試験油は、40℃で
の動粘度が約10〜5000mm2/秒の範囲のもので
あれば、正確な測定ができる。油温設定の目安は、試験
油の動粘度が、その設定温度で、約20〜60mm2/
秒、好ましくは約25〜50mm2/秒、より好ましく
は約25〜45mm2/秒、特に好ましくは約30〜4
0mm2/秒となるようにすることが好ましい。約20
mm2/秒未満であったり、約60mm2/秒より大き
いと、ミストを安定的に発生しないことがある。 4.オイル滴下数は、約10〜180滴/分、好ましく
は約12〜120滴/分、より好ましくは約16〜60
滴/分、特に好ましくは約20〜30滴/分とすること
が適している。約10滴/分未満であったり、約180
滴/分より多いと、ミストが安定的に発生しないことが
ある。 5.図2中、矢印α方向から送る乾燥空気の圧力は、約
0.1〜5.0kgf/cm2、好ましくは約0.2〜
3.0kgf/cm2、より好ましくは約0.3〜2.
0kgf/cm2、特に好ましくは約0.4〜1.0k
gf/cm2が適している。約0.1kgf/cm2未
満であると、ミストを収集するのに多くの時間を必要と
し、約5.0kgf/cm2より大きいと、安定的にミ
ストを発生することができないことがある。 6.図2中、圧力計33におけるミスト吐出圧力は、約
0.01〜2.0kgf/cm2、好ましくは約0.0
2〜1.0kgf/cm2、より好ましくは約0.03
〜0.8kgf/cm2、特に好ましくは約0.04〜
0.5kgf/cm2とすることが適している。約0.
01kgf/cm2未満であると、ミストを収集するの
に多くの時間を要し、約2.0kgf/cm2より大き
いと、安定的にミストを発生することができないことが
ある。 7.ミスト発生の安定化のための時間は、乾燥空気送り
込み開始後、約5〜10分である。 8.ミスト測定のためのミスト発生時間は、ミスト発生
が安定化した後、約10分〜5時間、好ましくは約20
分〜3時間、より好ましくは約30分〜2時間、特に好
ましくは約45〜80分が適している。約10分未満で
あると、ミストを十分に収集することは難しく、また約
5時間を超えると、時間的ロスが大きくなる。
【0040】〔装置の洗浄要領〕 1.ミスト発生装置1は、オイルドレンポート(図示省
略)を解放して、容器11内の試験油Oを抜き取り、n
−ヘキサンを用いて容器11内を洗浄する。この洗浄
は、n−ヘキサンをミスト吐出口111から流し込み、
オイルドレンポートを通過させることにより行う。洗浄
完了後、容器11内を自然乾燥させる。時間がないとき
は、ドライヤー等で強制乾燥させてもよい。 2.ミストマニホールド3は、3a〜3cを全て取り外
し、マニホールド内をn−ヘキサンで洗浄し、自然乾燥
ないしはドライヤー等で強制乾燥させる。 3.ミスト収集手段2は、n−ヘキサンで洗浄し、自然
乾燥ないしはドライヤー等で強制乾燥させる。但し、洗
浄の手間を省くために、新しい収集手段2に取り替えて
もよい。 4.粒子計測器7は、洗浄等の工程は必要とせず、繰り
返し使用することができる。
略)を解放して、容器11内の試験油Oを抜き取り、n
−ヘキサンを用いて容器11内を洗浄する。この洗浄
は、n−ヘキサンをミスト吐出口111から流し込み、
オイルドレンポートを通過させることにより行う。洗浄
完了後、容器11内を自然乾燥させる。時間がないとき
は、ドライヤー等で強制乾燥させてもよい。 2.ミストマニホールド3は、3a〜3cを全て取り外
し、マニホールド内をn−ヘキサンで洗浄し、自然乾燥
ないしはドライヤー等で強制乾燥させる。 3.ミスト収集手段2は、n−ヘキサンで洗浄し、自然
乾燥ないしはドライヤー等で強制乾燥させる。但し、洗
浄の手間を省くために、新しい収集手段2に取り替えて
もよい。 4.粒子計測器7は、洗浄等の工程は必要とせず、繰り
返し使用することができる。
【0041】〔試験条件〕 試験油量:1000ml 油温 :80℃ 試験開始前の80℃での保持時間:1時間 空気圧 :0.5kgf/cm2 ミスト吐出圧:0.05kgf/cm2 オイル滴下数:20滴/分 ミスト粒径分布測定時間:ノズル4,5からミスト噴出
開始後10分経過後 ミスト発生量測定時間:ミスト収集手段2を取り替え後
1時間経過後
開始後10分経過後 ミスト発生量測定時間:ミスト収集手段2を取り替え後
1時間経過後
【0042】〔試験油の種類〕 1)40℃の動粘度が220mm2/秒の鉱油(試験油
1) 2)40℃の動粘度が220mm2/秒の合成油(試験
油2) 3)40℃の動粘度が150mm2/秒の合成油(試験
油3) 4)市販ギヤ油A(試験油4) 5)市販ギヤ油B(試験油5) 6)実際の現場で発生しているオイルミスト(試験油
6)
1) 2)40℃の動粘度が220mm2/秒の合成油(試験
油2) 3)40℃の動粘度が150mm2/秒の合成油(試験
油3) 4)市販ギヤ油A(試験油4) 5)市販ギヤ油B(試験油5) 6)実際の現場で発生しているオイルミスト(試験油
6)
【0043】なお、1)の鉱油と、4)の市販ギヤ油
は、それぞれ試験の再現性を確認するため、試験を3回
行った。
は、それぞれ試験の再現性を確認するため、試験を3回
行った。
【0044】以上の要領および条件で得られた結果を表
1〜表2に示す。
1〜表2に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明の測定装置によれば、ミストの発
生量および粒径分布の測定を、実験室的に、かつ再現性
良く行うことができる。また、この測定結果に基づけ
ば、潤滑油のミスト発生性を正確に把握し、評価するこ
とができるため、ミスト発生の少ない潤滑油の設計を簡
便に行うことができる。
生量および粒径分布の測定を、実験室的に、かつ再現性
良く行うことができる。また、この測定結果に基づけ
ば、潤滑油のミスト発生性を正確に把握し、評価するこ
とができるため、ミスト発生の少ない潤滑油の設計を簡
便に行うことができる。
【図1】本発明の測定装置の一実施態様を示す概略図で
ある。
ある。
【図2】本発明の測定装置の他の実施態様を示す概略図
である。
である。
1 ミスト発生装置 2 ミスト収集手段 3 ミストマニホールド 4 スプレーノズル 6 吸引管 7 粒子計測器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 顕一 埼玉県幸手市権現堂1134−2 株式会社コ スモ総合研究所研究開発センター内 (72)発明者 大西 輝明 埼玉県幸手市権現堂1134−2 株式会社コ スモ総合研究所研究開発センター内
Claims (2)
- 【請求項1】 潤滑油のミスト発生装置とミスト収集手
段とを、ミスト収集手段側端にスプレーノズルを備えた
ミストマニホールドにより連接してなることを特徴とす
る潤滑油のミスト測定装置。 - 【請求項2】 スプレーノズルから噴出するミストを吸
引するための管を、該管の非吸引側端において、粒子計
測器に結合してなることを特徴とする請求項1記載の潤
滑油のミスト測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19652498A JP2000009723A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 潤滑油のミスト測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19652498A JP2000009723A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 潤滑油のミスト測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000009723A true JP2000009723A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16359181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19652498A Pending JP2000009723A (ja) | 1998-06-26 | 1998-06-26 | 潤滑油のミスト測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000009723A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100434918C (zh) * | 2005-02-22 | 2008-11-19 | 中国石油化工股份有限公司 | 油雾特性测试设备 |
JP7583846B2 (ja) | 2019-02-12 | 2024-11-14 | 住友重機械工業株式会社 | 診断システム及び診断方法 |
-
1998
- 1998-06-26 JP JP19652498A patent/JP2000009723A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100434918C (zh) * | 2005-02-22 | 2008-11-19 | 中国石油化工股份有限公司 | 油雾特性测试设备 |
JP7583846B2 (ja) | 2019-02-12 | 2024-11-14 | 住友重機械工業株式会社 | 診断システム及び診断方法 |
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