JP2000005145A - 呼吸機能モニタ装置 - Google Patents
呼吸機能モニタ装置Info
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- JP2000005145A JP2000005145A JP17100098A JP17100098A JP2000005145A JP 2000005145 A JP2000005145 A JP 2000005145A JP 17100098 A JP17100098 A JP 17100098A JP 17100098 A JP17100098 A JP 17100098A JP 2000005145 A JP2000005145 A JP 2000005145A
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Abstract
が主であるが、問診は患者の主観的なものであるために
客観性にかけるという問題がある。また、SpO2の検査方
法では、極めて短時間の運動時における測定であるため
に患者の日常活動にそくしたものではなく、必ずしも患
者の日常生活における呼吸不全の程度を把握するのに適
切ではないという問題がある。 【解決手段】 呼吸検出センサ、体位・体動センサおよ
びSpO2センサを有し、さらにそれらの検出信号を記憶す
る記憶部とこれらのメモリを出力する出力部とを有する
モニタ部と、このモニタ部から出力された信号を解析す
る解析用のソフトウェアを有するコンピュータとよりな
ることを特徴とする。
Description
酸素療法を行っている患者の呼吸不全の状況を検査する
ための呼吸機能モニタ装置に関する。
が、治療をするにあたってどの程度の呼吸不全であるか
を検査する必要があり、また、酸素療法を施した場合に
はその療法によりどの程度呼吸不全が改善され、治療が
適切であるか否かの診断が必要である。
法としては、患者の日常での息苦しさの程度を問診によ
って調べたり6分間歩行などの軽い運動をさせてその間
の息苦しさの程度を聞いたりSpO2(動脈血酸素飽和度)
を測定したりしている。
よると、問診は患者の主観的なものであるために客観性
にかけるという問題がある。また、SpO2の検査方法で
は、極めて短時間の運動時における測定であるために患
者の日常活動にそくしたものではなく、必ずしも患者の
日常生活における呼吸不全の程度を把握するのに適切で
はないという問題がある。
出センサ、体位・体動センサおよびSpO2センサを有し、
さらにそれらの検出信号を記憶する記憶部とこれらのメ
モリを出力する出力部とを有する計測部と、この計測部
から出力された信号を解析して呼吸数、SpO2および体動
分時回数のトレンドグラフを表示する解析用のソフトウ
ェアを有するコンピュータとよりなることを特徴とす
る。
を用いて説明する。図1はブロック図、図2は計測部の
説明図、図3は各センサの説明図、図4は使用状態を示
す説明図であり、本装置は、口・鼻呼吸センサ、体位・
体動センサおよびSpO2センサより構成される計測部と、
被検者の呼吸、脈拍、SpO2、体位および体動の検出信号
を解析する解析用のソフトウェアを有するコンピュータ
とより成り、呼吸数、脈拍数、SpO2、体位および体動に
関する情報を表示し記憶する機能を有し、息苦しさを訴
える患者や酸素吸入をしている患者に計測部を携帯させ
て日常測定し、コンピュータにより解析して治療指針や
治療効果の確認を行うものである。
において、1は計測部本体、2はこの計測部本体1に設
けたセンサコネクタであり、口・鼻呼吸センサ20、体
位・体動センサ30およびSpO2センサ40をそれぞれケ
ーブルを介して接続できるようになっている。10は電
池、11は電源スイッチである。口・鼻呼吸センサ20
は、ポリイミド樹脂製等のフィルムに両鼻腔および口に
対応してサーミスタ21が設けてあり、絆創膏等によっ
て鼻の下に取り付けることによって口呼吸および鼻呼吸
による呼吸時の温度変化を感知して呼吸を検出するよう
になっており、検出した信号は、計測部本体1に設けた
記憶部である基板3に経時的なデータとして記憶され
る。
の運動検知センサが内蔵され、この体位・体動センサ3
0が横に倒れるとOFFとなり、正常位置ではONにな
るようになっており、体位を検出する。また、体位・体
動センサ30が上下方向に動くと、この動きを検出する
ようになっており、検出した信号は、SpO2基板41でア
ナログ処理されてから計測部本体1の基板3に経時的な
データとして記憶される。なお、この体位・体動センサ
は、体位の検出を必要といない場合や検出不可能な場合
には体位センサはなくてもよいが、体動は測定から省く
ことはできないために体動センサは必要である。
赤外光による動脈血酸素飽和度測定センサで、検出した
信号は、SpO2基板41でアナログ処理されてから本体1
に設けた基板3に経時的なデータとして記憶される。検
出データはLCD基板4を介してLCD5により液晶画
面6に表示され、検出した脈拍および呼吸に応じてLE
D7が点滅するようになっている。LED7は電源のO
Nも表示する。
れた測定データは、コネクタ8を介して解析用のソフト
ウェアを有するコンピュータ50に転送することによっ
てデータの解析処理をするもので、モニタやプリンタに
よって脈拍数、呼吸数、体位および体動、SpO2等に関す
る情報を図5に示すようなトレンドグラフに表示・記録
するものである。
呼吸毎に表示する。体位数は体位が変わった時にその体
位を表示する。体動数は10秒毎の体動回数を1分当た
りの体動数に換算して表示する。SpO2は1秒毎にデータ
を算出して表示する。これらのデータの表示はトレンド
グラフに表示される。また、呼吸数、SpO2および体動分
時回数はそれぞれ閾値を入力することができると共にデ
ータ値が閾値内にある時間帯を図5に示す如くトレンド
グラフに沿って表示することができるようにしてある。
入力することにより、検査時間中の睡眠時間が記憶さ
れ、また上記コンピュータ50を介して上記各記録と同
時に記録される。なお、この操作スイッチ9は被検者の
各種イベント、例えば、酸素吸入の開始時、終了時、階
段の上り始め、その終了等のイベント時を入力するよう
にしておくと、トレンドグラフ上にその時が表示される
ようになる。
療法における酸素流量を入力することができると共にそ
れらをトレンドグラフに表示することができるようにな
っている。したがって、呼吸不全を訴える患者や酸素吸
入をしている患者に計測部本体を携帯させて日常測定
し、それらのメモリデータを病院等のホストコンピュー
タに転送して解析し、呼吸数、脈拍数、SpO2、体位およ
び体動に関する情報をトレンドグラフによって表示・記
録することにより、呼吸不全の診断や酸素療法の治療指
針や治療効果の確認を行うことができる。
吸検出センサ、体位・体動センサおよびSpO2センサを有
し、さらにそれらの検出信号を記憶する記憶部とこれら
のメモリを出力する出力部とを有する計測部と、この計
測部から出力された信号を解析する解析用のソフトウェ
アを有するコンピュータとより構成したことにより、呼
吸数、脈拍数、SpO2、体位・体動に関する情報を解析し
てそれらをトレンドグラフに表示することができ、それ
によって客観的な判断による治療指針や治療効果の確認
を行うことができる効果を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】 呼吸検出センサ、体動センサおよびSpO2
センサを有し、さらにそれらの検出信号を記憶する記憶
部とこれらのメモリを出力する出力部とを有する計測部
と、この計測部から出力された信号を解析して呼吸数、
SpO2および体動分時回数のトレンドグラフを表示する解
析用のソフトウェアを有するコンピュータとよりなるこ
とを特徴とする呼吸機能モニタ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、呼吸数、SpO2および
体動分時回数はそれぞれ閾値を設定することができると
共に閾値内にある時間帯をトレンドグラフに表示するこ
とができることを特徴とする呼吸機能モニタ装置。 - 【請求項3】 請求項1において、被検者の測定時にお
ける睡眠時間帯を入力できると共にその情報をトレンド
グラフと共に表示できることを特徴とする呼吸機能モニ
タ装置。 - 【請求項4】 請求項1において、測定中の酸素療法の
有無および酸素療法における酸素流量を入力することが
できると共にそれらをトレンドグラフに表示することが
できることを特徴とする呼吸機能モニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17100098A JP2000005145A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 呼吸機能モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17100098A JP2000005145A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 呼吸機能モニタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000005145A true JP2000005145A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15915260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17100098A Pending JP2000005145A (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | 呼吸機能モニタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000005145A (ja) |
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-
1998
- 1998-06-18 JP JP17100098A patent/JP2000005145A/ja active Pending
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