JP2000003359A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP2000003359A
JP2000003359A JP10168033A JP16803398A JP2000003359A JP 2000003359 A JP2000003359 A JP 2000003359A JP 10168033 A JP10168033 A JP 10168033A JP 16803398 A JP16803398 A JP 16803398A JP 2000003359 A JP2000003359 A JP 2000003359A
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JP
Japan
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replacement
character string
substitution
document
condition
Prior art date
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JP10168033A
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English (en)
Inventor
Etsushi Oku
悦史 奥
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文字列の置換機能を有する文書処理装置を使用
し、置換を繰返す編集作業を行う場合、利用者が特別な
注意を払っていない限り、過去に誤って置換した箇所の
文字列を元の文字列に復元することは困難である。 【解決手段】置換条件として置換前の文字列と置換後の
文字列が与えられ置換処理を行う毎に置換履歴番号を採
番し、その置換条件により編集対象の文書の置換対象の
ある箇所の文字列を置換する毎にその文字列の位置を読
取り、置換履歴番号、置換した文字列の位置、および、
その位置の置換前の文字列を置換履歴ファイルに書込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に文書中に存在
する特定文字列の置換機能を有する文書処理装置に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】広範に普及しているワードプロセッサや
スプレッドシートなどの文書処理装置では、文書中に存
在する特定文字列を検索して検索結果を表示したり、あ
るいは、特定文字列を別の文字列に置換するなどの編集
機能を備えることが一般的である。図5に従来の文書処
理装置の基本構成を示す。
【0003】一般的に、特定文字列を別の文字列に置換
する機能では、先ず、文書処理装置の利用者から、置換
条件として置換前の文字列と置換後の文字列を受取り置
換条件を保持する。そして、利用者から逐次置換か一括
置換か指示を受取る。これらの処理は、構成8の置換条
件受取部と置換条件保持部の機能による。
【0004】逐次置換を指示された場合は、編集対象の
文書から置換条件で与えられた置換前の文字列を検索
し、置換対象の文字列を一件検索する毎に逐次、利用者
から文書中のその箇所を現在与えられた置換条件により
置換するか否か指示を受取る。この処理は、構成7の検
索部の機能による。もし、置換するよう指示を受けたな
ら、その箇所の文字列を置換条件で与えられた置換後の
文字列に置換する。この処理は、構成6の置換部の機能
による。この置換の後、および、置換しないよう指示を
受けた後、編集対象の文書から次の置換対象の文字列を
検索し、同様の処理を文書全体を検索するまで繰返す。
【0005】一方、一括置換の指示を受取ったときは、
置換条件を受取った後、置換対象の文字列を一件検索す
る毎に逐次利用者から置換するしないの判断を受取るこ
となく、編集対象の文書全体の該当箇所を一括して置換
する。
【0006】このような置換機能を利用する場合に、編
集の意図によって、文書中の一部分の当該箇所のみを置
換したいことが多い。このような場合は、前者の逐次置
換を実施すればよい。しかし、逐次検索結果を確認し指
示を与える必要があるので、利用者に手間が掛かる。一
方、後者の一括置換を行った場合は、置換後の文書を確
認し、置換を望まない箇所を置換前の文字列に再度置換
すればよい。しかし、一旦、一括置換された文書から、
置換前の文字列に再度置換する箇所を見つけることは手
間が掛かり、さらに、手間を掛けても見つけることが困
難なこともある。
【0007】このような問題点に対し、従来は、置換の
前に置換対象の確認を容易にする方法や、置換後に置換
した箇所の確認を容易にする方法が考案されてきた。し
かし、これらはいづれも1回の置換処理毎に利用者の判
断を求めるものである。繰返し置換を行うような場合
は、判断がわずらわしい。また、判断を誤ったときに
は、利用者が複雑な復元の手続きを考えて実行しなけれ
ばならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、文書
の編集作業のなかでも、用語の統一などを目的として、
繰返し置換機能を行う場合の課題に着眼する。
【0009】
【課題を解決するための手段】置換条件として置換前の
文字列と置換後の文字列が与えられ、置換処理を行う毎
に置換履歴番号を採番し、その置換条件により編集対象
の文書の置換対象のある箇所の文字列を置換する毎にそ
の文字列の位置を読取り、置換履歴番号、置換した文字
列の位置、および、その位置の置換前の文字列を置換履
歴ファイルに書込む。また、ある置換条件が与えられた
とき、必ず置換履歴ファイルを読み、現在与えられた置
換条件のなかの置換後の文字列を、置換履歴ファイルに
書込まれた過去の置換対象の文字列(過去の置換条件に
おいて置換前の文字列)から検索し、一致する文字列が
見つかった場合はその結果を利用者に通知し、そのまま
現在与えられた置換条件で文書を置換するか、あるい
は、当該箇所を復元するか、利用者から指示を受取る。
復元するよう指示を受けた場合は、置換履歴ファイルの
内容をもとに、検索された全ての当該箇所の文字列を元
の文字列に置換する。
【0010】
【発明の実施の形態】図を参照して本発明の実施形態の
詳細を図1ないし図4により説明する。
【0011】図1は、本発明の機能を表す基本構成であ
る。図2の構成11は、基本構成の機能を実装する計算
機の構成であり、構成21と構成31は、図1の機能8
および機能15により、ディスプレイに表示されるウイ
ンドウである。図1における構成3の文書ファイルと構
成10の置換履歴ファイルは、図2における構成16の
ディスクに格納される。
【0012】図3は、本発明の機能によって実行される
フローチャートである。
【0013】以下、図4に示す動作例を用い、図1の基
本構成を構成する各機能と図3のフォローチャートを構
成する各ステップの関係を示しながら本発明の実施例を
説明する。
【0014】動作例100は、編集の対象となる文書で
ある。この文書は、A列の1行から7行に文字列が並ぶ
スプレッドシートである。本実施例では、各行の文字列
を比較して用語の統一を行う編集処理を想定する。
【0015】先ず、ステップ110で、置換条件として
置換前の文字列と置換後の文字列を受取る。この処理は
置換条件受取部8により実施される。動作例120およ
び動作例130は、意図する用語の統一結果である動作
例200を得るための置換条件を表すウインドウの入力
例である。ウインドウから入力された置換条件は、置換
条件保持部7に保持される。
【0016】この動作例120および動作例130のよ
うな、編集対象の文書全体について意図した用語の統一
を行う置換条件は、予め文書全体を調べて求められるも
のである。さらに、このような置換条件を求めるために
は、予め統一の用語を定めておく必要がある。しかし、
一般には、予め統一の用語が定まっていない状態から編
集を始め、編集対象の文書を添削しながら、統一の用語
を定めつつ置換条件を与え置換を繰返すような進め方で
編集を行うことも多い。このような編集の進め方の動作
例を、動作例310から動作例500に示す。
【0017】動作例100を編集の対象の文書として、
動作例310および動作例320で示す置換条件が与え
られたとする。これらの置換条件は、文書の行1から行
3を見て求めたものを想定している。これらの置換条件
により置換した結果の文書を動作例400に示す。これ
らの置換条件は、文書全体を見て求めたものではないの
で、動作例200と比較して、未だ意図した用語の統一
が完成していない。さらに、この置換結果の文書は、意
図する用語の統一が完成していないだけではなく、意図
しない用語の統一がなされているため、この文書の情報
から動作例200で示した意図する用語の統一結果を求
めることはできない。
【0018】そこで、本発明では、置換処理部4と置換
履歴作成部9で以下に説明する処理を行う。
【0019】先ず、置換条件を与えられる毎に、ステッ
プ140で置換処理の履歴番号を採番する。そして、ス
テップ150で編集対象の文書から置換対象の文字列を
検索し、一致する文字列を1件見つける毎にステップ1
60で利用者から置換するか否か指示を受け、置換を指
示されたならばステップ170で置換した文書中の文字
列に番号を採番し、ステップ180で検索した文字列を
置換する。検索と置換は、検索部5と置換部6で、採番
は置換履歴処理部9で実施する。なお、ステップ110
において置換条件ウインドウから全て置換の指示を受け
ているときは、ステップ160で利用者から置換するか
否か指示を受けないで直ちに文書の当該箇所を置換す
る。
【0020】次に、ステップ190で置換した文字列の
位置を読取り、ステップ200で履歴番号、位置、およ
び、置換前の文字列を履歴ファイルに書込む。さらに、
ステップ210で履歴ファイルの過去の全ての置換対象
の文字列について現在の文書における位置を再計算し、
ステップ220で再計算した過去の置換対象の文字列の
位置を置換履歴ファイル10に書込む。以上説明したス
テップ150からステップ220の検索から置換の一連
の処理を、ステップ230において、文書の全部を検索
し終わったことを判断するまで繰返す。
【0021】以上の一連の処理が、実施例310と実施
例320で示す置換条件による置換処理で実施されてい
るものとし、さらに実施例410で示す置換条件により
置換処理を進めた場合を想定し動作を説明する。
【0022】本発明の文書処理装置では、2回目以降の
置換処理で、ステップ110として置換条件を受取った
後、ステップ120で置換履歴ファイルを読み、過去の
置換対象の文字列から、現在与えられた置換条件の置換
後の文字列と一致する文字列を検索する。この処理は、
構成13の履歴検索部が実施する。現在与えられた置換
条件は、置換条件保持部7から受取る。検索の結果は、
履歴検索結果保持部14に複数件保持する。検索の結
果、1件でも一致する文字列が存在したならば、ステッ
プ300で検索結果を利用者に通知し、文書中の過去に
置換された箇所の文字列を元に復元するか否か指示を受
取る。この処理は、構成15の復元指示受取部で実施す
る。
【0023】実施例310の置換条件により置換処理を
実施した場合は、置換条件で与えられる置換後の文字列
である「名前」と一致する文字列が、置換履歴を検索し
た結果一件も存在しなかった。次ぎに、実施例320の
置換条件により置換処理を実施した場合は、同じく「名
前」と一致する文字列が過去の置換対象の文字列のなか
に2件存在した。この2件の文字列は、動作例100に
示す行2と行6の個所の文字列である。動作例420
は、ステップ300で検索結果を利用者に通知しするウ
インドウである。
【0024】次ぎに、ステップ310で復元を指示され
たことを判定したならば、ステップ320で置換履歴フ
ァイルの内容を元に、履歴検索結果保持部14に保持さ
れた文書中の文字列の箇所の文字列を置換前の文字列に
置換する。この処理は、復元置換部12によって実施す
る。この復元置換部の処理によって、意図する用語の統
一に対して誤って置換されたと見做される箇所の文字列
が元に復元される。動作例500に、復元した後の文書
を示す。動作例500に示す行2と行6の個所の文字列
は、「名」を「名前」に置換することにより元に復元さ
れている。
【0025】
【発明の効果】一括置換において、自分が意図しない箇
所が置換されることを意識していない利用者に対し、置
換の誤りの可能性が発生した時点で、誤りを判断させる
ことができる。さらに、置換に誤りがあった場合は、当
該の箇所の文字列み自動的に元の文字列に復元すること
ができる。
【0026】この機能により、予め用語の統一ができな
い文書を対象に、置換処理を繰返しながら文書中の用語
を統一することを容易にする。
【0027】置換処理を繰返すことにより文書が動作例
400のようになると、もはやこの文書から動作例10
0に示す意図する用語の統一ができない。しかし、本発
明の機能により、文書が動作例400から動作例500
に示すように復元できる。動作例500に示す文書を見
て、「名」を「名称」に置換する条件を見出すことは可
能である。この条件により対象の文書を一括置換すれ
ば、動作例200で示した意図する用語の統一が完成し
た文書を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例として示した文書処理装置のブ
ロック図。
【図2】図1の復元置換処理部を示す図。
【図3】図1の文書処理装置を実行するためのフローチ
ャート。
【図4】本発明の動作例を示す図。
【図5】従来の文書処理装置のブロック図。
【符号の説明】
1…文書処理装置、 2…文書作成部、 3…文
書ファイル、4…置換処理部、 5…検索部、
6…置換部、7…置換条件保持部、 8…置換条
件受取部、 9…置換履歴作成部、10…置換履歴ファ
イル、 11…復元置換処理部、12…復元置換
部、 13…履歴検索部、 14…履歴検索結果保
持部、15…復元指示受取部、12…ディスプレイ、
13…キーボード、14…CPU、 15…メモ
リ、 16…ディスク、21…置換条件ウインド
ウ、 22…置換前文字列入力フィールド、2
3…置換後文字列入力フィールド、 24…
検索指示ボタン、25…置換指示ボタン、 26…全て
置換指示ボタン、31…履歴通知・指示ウインドウ、
32…復元指示ボタン、33…置換前文字列入力フィ
ールド、 34…置換後文字列入力フィールド、35…
検索指示ボタン、 36…置換指示ボタン、37…全て
置換指示ボタン、100…編集対象の文書、
110…意図する置換条件の入力、動作例120…意図
する置換条件の入力、動作例200…意図する結果の文
書、動作例310…置換条件の入力、 動作例3
20…置換条件の入力、動作例400…中間結果の文
書、 動作例410…置換条件の入力、動作例4
20…履歴検索結果の通知、動作例500…当該箇所を
復元した文書。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】置換条件として置換前の文字列と置換後の
    文字列が与えられ、置換処理を行う毎に置換履歴番号を
    採番し、その置換条件により編集対象の文書の置換対象
    のある箇所の文字列を置換する毎にその文字列の位置を
    読取り、置換履歴番号、置換した文字列の位置、およ
    び、その位置の置換前の文字列を置換履歴ファイルに書
    込む機能を有し、さらに、ある置換条件が与えられたと
    き、必ず置換履歴ファイルを読み、現在与えられた置換
    条件のなかの置換後の文字列を、置換履歴ファイルに書
    込まれた過去の置換対象の文字列(過去の置換条件にお
    いて置換前の文字列)から検索し、一致する文字列が見
    つかった場合はその結果を利用者に通知し、そのまま現
    在与えられた置換条件で文書を置換するかあるいは当該
    箇所を復元するか利用者から指示を受取り、復元するよ
    う指示を受けた場合は置換履歴ファイルの内容をもと
    に、検索された全ての当該箇所の文字列を元の文字列に
    置換する機能を有することを特徴とする文書処理装置。
JP10168033A 1998-06-16 1998-06-16 文書処理装置 Pending JP2000003359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012024352A3 (en) * 2010-08-16 2012-05-10 Extegrity Inc. Systems and methods for detecting substitution of high-value electronic documents

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WO2012024352A3 (en) * 2010-08-16 2012-05-10 Extegrity Inc. Systems and methods for detecting substitution of high-value electronic documents

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