JP2000002340A - ロータリージョイント - Google Patents

ロータリージョイント

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JP2000002340A
JP2000002340A JP10168463A JP16846398A JP2000002340A JP 2000002340 A JP2000002340 A JP 2000002340A JP 10168463 A JP10168463 A JP 10168463A JP 16846398 A JP16846398 A JP 16846398A JP 2000002340 A JP2000002340 A JP 2000002340A
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pressure
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seal plate
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Makoto Shimanuki
誠 島貫
Iwao Ito
岩生 伊藤
Tatsuya Harima
龍哉 播磨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非回転体装置側の配管と回転体装置側の配管
とが接続された両配管内をながれる流体が接続部からリ
ークしないロータリージョイントを得ること。 【解決手段】 本発明の実施形態のロータリージョイン
ト1は、非回転体装置10側の配管である継ぎ手13と
回転体装置20側の配管である冷媒供給管23との間に
配設され、前記冷媒供給管23の端面にシールプレート
33が固定され、前記継ぎ手13の端面に浮動リング3
4が装着されていて、前記シールプレート33と前記浮
動リング34とを圧接させて配管接続部を面シールし、
更に、その配管接続部の外周部及びその近傍に前記両配
管内を流す流体であるフロンの圧力にほぼ等しい圧力を
印加するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非回転体側から回
転体へ流体を供給する場合の流体のリークを防止するた
めに非回転体と回転体との間に配設されるロータリージ
ョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図を参照しながら従来技術のロー
タリージョイントを説明する。図4は一般的な蒸着式磁
気媒体製造装置の構成を示す概念図、図5は図4に示し
た磁気媒体製造装置に使用されている従来技術のロータ
リージョイントの構成を示す断面側面図、そして図6は
図5に示したロータリージョイントの要部の拡大断面図
である。
【0003】ロータリージョイントは各種の装置に用い
られるものであるが、図4に示したような蒸着式の磁気
媒体製造装置のも使用されている。以下、ロータリージ
ョイントが使用されている装置の一例として、この蒸着
式磁気媒体製造装置を採り上げて説明する。極めて良質
な画質が得られるビデオテープレコーダー用の磁気媒体
として磁性体をフィルム状ベースの表面に蒸着により被
着した磁気媒体がある。図4はそのような蒸着型の磁気
媒体を製造する装置である。
【0004】図4において、符号100は電子ビーム蒸
着法による磁気媒体製造装置を指す。この磁気媒体製造
装置100は、真空チャンバー101内に配設されたフ
ィルム状のベースBを供給するためのベース供給装置1
10と蒸着源120と真空チャンバー101の下方にお
いて外部から真空チャンバー101内の蒸着源120を
加熱する加熱装置の一手段である電子銃130とから構
成されている。
【0005】前記ベース供給装置110は供給ロール1
11に巻回されたベースBを少なくとも1個のガイドロ
ーラ112で案内しながらキャンローラ113の表面に
巻き付け、そしてそのキャンローラ113から離脱した
ベースBを少なくとも1個のガイドローラ114で案内
しながら巻取りロール115で巻き取るものである。キ
ャンローラ113は回転軸116を中心にして回転す
る。前記蒸着源120は坩堝121からなり、その中
に、例えば、鉄コバルト合金などの磁性材Mが収容され
ている。前記電子銃130はフィラメント131、カソ
ード132、偏向コイル133などから構成されてお
り、これから発射された電子ビームEbは坩堝121内
の磁性材Mを加熱、溶融するものである。
【0006】ベースBの表面に磁性薄膜を成膜する場合
には、真空ポンプで真空チャンバー101内を真空にし
た後、供給ロール111からベースBをキャンローラ1
13に所定の速度で供給、巻き付け、巻取りロール11
5で巻き取りながら電子銃130からの電子ビームEb
により坩堝121内の磁性材Mを走査し、加熱、溶融す
ることにより発生する磁性材Mの蒸発分子流Maがキャ
ンローラ113に巻き付けられている前記ベースBの表
面に被着することによって成膜することができる。この
ようにして磁性層が形成されたベースBは前記巻取りロ
ール115に巻き取られ、磁気媒体として次工程へ搬送
される。
【0007】前記蒸着による成膜中、前記キャンローラ
113の表面は加熱されてベースBに悪影響を与えない
ように冷却されている。このため、キャンローラ113
は冷媒の一つであるフロンを用い、−30°C程度に冷
却される。回転体であるキャンローラ113に非回転体
であるフロンガス供給源からフロンを供給するには、通
常、図5及び図6に示したようなロータリージョイント
が使用されている。
【0008】図5及び図6において、符号200は従来
技術のロータリージョイントを指す。このロータリージ
ョイント200は、冷媒供給源が接続される非回転体装
置210と回転体装置220と間に配設され、両者を接
続する部品である。前記非回転体装置210は円筒状の
曲げ継ぎ手211、直管の継ぎ手213などから構成さ
れており、その一端側には冷媒供給源(不図示)が接続
され、冷媒が供給される供給口212を具備している。
前記継ぎ手213は曲げ継ぎ手211に接続されてお
り、中心部に往路管214が、その外周部に復路管21
5が、そして図において、下方に冷媒の戻り口216が
形成されている。冷媒としては、例えば、フロンが用い
られ、供給される。
【0009】前記回転体装置220は、複数個のベアリ
ン222が内周面に露出するように所定の間隔で配設さ
れているベアリングブラケット221と、その内周面で
ベアリン222に回転自在に支持され、前記継ぎ手21
3と同一口径の冷媒供給管223とから構成されてい
る。冷媒供給管223は中心部に前記継ぎ手213の往
路管214及び復路管215にそれぞれ接続される同口
径の往路管224と復路管225とが形成されている。
【0010】前記ロータリージョイント200は、回転
体装置220側からそれぞれ環状のOリング231、シ
ールプレート232、浮動リング233、Oリング23
4、ウェブスプリング235とから構成されている。こ
れらはベアリングブラケット221内と継ぎ手213の
一方の開口部に形成された空間内に、前記冷媒供給管2
23の継ぎ手213側に端面から順次配設されている。
【0011】前記冷媒供給管223の他端には、前記キ
ャンローラ113が連結されている。キャンローラ11
3の回転軸116内にも、その中心部に往路管117
が、そしてこの往路管117の端部に連結され、キャン
ローラ113の外周面に配設された復路管118が形成
されている。言うまでもなくキャンローラ113のこれ
ら往路管117と復路管118とは、前記冷媒供給管2
23の往路管224と復路管225とにそれぞれ接続さ
れるように、冷媒供給管223の他端にキャンローラ1
13の回転軸116がネジ止めされている。前記接続は
A−A線上において行われており、この接続は回転体と
回転体との接続であるため、通常、シールド手段で行わ
れており、その構造は省略されている。キャンローラ1
13の回転は回転軸116をベルト或いはプーリを介し
てモータ(いずれも不図示)により駆動される。
【0012】このロータリージョイント200は、通
常、このような構造で構成されているものであって、冷
媒である−30°Cに冷却されたフロンは冷媒供給源
(不図示)から前記供給口212を経て、復路管21
5、225、118に矢印の順路でキャンローラ113
の周面に流入し、そして往路管117、214、224
を経て戻り口216から前記冷媒供給源(不図示)に戻
される。キャンローラ113の回転中は、非回転体装置
210と回転体装置220との接続部からフロンがリー
クするのを防止するために、ロータリージョイント20
0内のシールプレート232とウェブスプリング235
に押圧されている浮動リング233との面シール部でメ
カニカルシールが行われている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
メカニカルシールは、シールプレート232が回転し、
この回転しているシールプレート232に浮動リング2
33がウェブスプリング235により押圧されているた
め、時間が経過するにしたがって浮動リング233の端
面が磨耗する。浮動リング233は、通常、カーボンで
形成されているため、磨耗し易い。この浮動リング23
3の端面の磨耗により両者間からフロンがリークし出
す。また、キャンローラ113の表面を常温に戻す場合
には一旦+30°C程度にまで加熱した後、常温に戻さ
れ、そして蒸着時には−30°Cにまで冷却されるもの
であるから、前記Oリング231及びOリング234が
冷却時に熱収縮してフロンをリークし易くなる。更にま
た、これらOリング231、234がフロンに触れ、劣
化し、それらの劣化によってもフロンがリークし出す。
このフロンのリークは環境汚染を引き起こす。従って、
本発明は、このロータリージョイント200からのフロ
ンのリークを防止することを課題とするものである。
【0014】本発明は、このような課題を解決しようと
するものであって、フロンのような冷媒などの流体がリ
ークしないロータリージョイントを得ることを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の本発明のロータリージョイントでは、非回転体装置
側の配管と回転体装置側の配管とを接続して、前記両配
管内に流体を流すためのロータリージョイントにおい
て、前記両配管の間に配設され、前記回転体装置側の配
管端面にシールプレートを装着し、前記非回転体装置側
の配管端面に浮動リングを装着して、前記シールプレー
トと前記浮動リングとを圧接させて配管接続部を面シー
ルし、更に、前記配管接続部の外周部及びその近傍に前
記両配管内を流す前記流体の圧力にほぼ等しい圧力を印
加するように構成して、前記課題を解決している。
【0016】そして請求項2に記載の本発明のロータリ
ージョイントは、前記シールプレートに対して前記浮動
リングをベローズで加圧するように構成していることを
特徴としている。
【0017】また、請求項3に記載の本発明のロータリ
ージョイントは、前記配管接続部の外周部及びその近傍
に前記両配管内を流す前記流体の圧力にほぼ等しい圧力
を印加する加圧装置として、前記流体の圧力にほぼ等し
く設定できるレギュレータと前記流体の供給を停止させ
た時の圧力に設定できるレギュレータとこれら両レギュ
レータの出力側に接続された三方電磁開閉弁とから構成
し、前記流体の供給、停止操作に連動して作動する流体
供給装置で構成していることを特徴とする。
【0018】更にまた、請求項4に記載の本発明のロー
タリージョイントは、前記配管接続部の外周部及びその
近傍に前記両配管内を流す前記流体の圧力にほぼ等しい
圧力を印加する圧力は液体の自重で行われることを特徴
としている。
【0019】従って、前記請求項1に記載の本発明のロ
ータリージョイントによれば、流体のリークを完全に防
止できる。そして前記請求項2に記載の本発明のロータ
リージョイントによれば、Oリングの代わりにベローズ
を使用することにより、ロータリージョイントの寿命を
延長することができる。また、前記請求項3に記載の本
発明のロータリージョイントによれば、前記両配管に供
給する流体の供給運転操作と連動して、前記両配管の接
続部の外周部及びその近傍に圧力を印加することができ
る。更にまた、前記請求項4に記載の本発明のロータリ
ージョイントによれば、構造が簡単で、しかも安価に圧
力を印加することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照しなが
ら、本発明の実施形態のロータリージョイントの構成及
び構造を説明する。図1は本発明の実施形態のロータリ
ージョイントの構成を示す一部断面側面図、図2は図1
に示したロータリージョイントの要部の一部断面側面
図、そして図3は図1に示したロータリージョイントに
使用して好適なガス供給装置の系統図である。
【0021】図1において、符号1は本発明の実施形態
のロータリージョイントを指す。このロータリージョイ
ント1も非回転体装置10と回転体装置20との間に配
設されている。なお、回転体装置20の一つである、図
3及び図4に示したキャンローラ113の図示を省略し
た。
【0022】前記非回転体装置10は、円筒状の曲げ継
ぎ手11、直管の継ぎ手213などから構成されてお
り、その一端側には冷媒供給源(不図示)が接続され、
冷媒が供給される供給口12を具備している。前記継ぎ
手13は曲げ継ぎ手11に接続されており、中心部に往
路管14が、その外周部に復路管15が、そして図にお
いて、下方に冷媒の戻り口16が形成されている。
【0023】前記回転体装置20は、複数個のベアリン
22が内周面に露出するように所定の間隔で配設されて
いるベアリングブラケット21と、その内周面でベアリ
ン22に回転自在に支持され、前記継ぎ手13と同一口
径の回転軸でもある冷媒供給管23とから構成されてい
る。この冷媒供給管23の中心部に前記継ぎ手13の往
路管14及び復路管15にそれぞれ接続される同口径の
往路管24と復路管25とが形成されている。前記ベア
リングブラケット21の両端部はオイルシール26、2
7でシールされている。
【0024】本発明の実施形態のロータリージョイント
1は、ベアリングブラケット21に隣接して配設された
ブラケット31に支持されていて、ベアリングブラケッ
ト21側からそれぞれ二重構造で形成され、外方に配設
されている環状のN2 溜まり32と内方に配設されてい
る環状のシールプレート33、浮動リング34、ベロー
ズ35、ベローズ35の外方に配設されているスプリン
グ36とから構成されている。そして前記シールプレー
ト33は冷媒供給管23の端面に固定されており、この
シールプレート33の側面に前記浮動リング34がベロ
ーズ35で押圧されている。即ち、シールプレート33
と浮動リング34とでメカニカルシールが構成され、下
記のシール動作で非回転体装置10の継ぎ手13と回転
体装置20の冷媒供給管23との接続部分のシールを行
っている。
【0025】即ち、本発明のロータリージョイント1の
シール動作は次のようにして行われる。このロータリー
ジョイント1では、前記シールプレート33は回転軸で
ある冷媒供給管23と同期して回転し、スプリング36
で押圧されたベローズ35を備えた浮動リング34の面
がシールプレート33の面と接触して、面と面との摩擦
により冷媒をシールし、そして更に、微量の冷媒のリー
クでさえ防止するために、N2 溜まり32のポート32
Pから加圧された窒素ガスN2 を供給する方法を採って
いる。この窒素ガスN2 の圧力を冷媒の循環圧力と同等
の圧力に設定することにより前記メカニカルシールの内
圧と外圧とが等しくなる。この方法を採ることにより、
前記ロータリージョイント1内の冷媒のリークを完全に
防止できる。加圧した窒素ガスN2 の圧力がリークしな
いように冷媒供給管23(回転軸)の両端部に前記オイ
ルシール26、27が配設されている。
【0026】次に、図3を参照しながら、前記ロータリ
ーシール装置30のポート32Pに窒素ガスN2 を供給
するのに用いて好適なシール用ガス供給装置を説明す
る。このシール用ガス供給装置40は、ガス供給源N2
に接続されているレギュレータR1と二方電磁開閉弁V
1と三方電磁開閉弁V2とからなる系統と、ガス供給源
2 とレギュレータR1との間に接続されたレギュレー
タR2と二方電磁開閉弁V3とこの二方電磁開閉弁V3
が前記三方電磁開閉弁V2に接続されている系統とから
構成されており、前記三方電磁開閉弁V2とポート32
Pとの間には二方電磁開閉弁V4が、前記レギュレータ
R1には圧力計P1が、そして前記レギュレータR2に
は圧力計P2が配設されている。なお、実線はガス配管
を指す。
【0027】次に、このシール用ガス供給装置40の動
作を説明する。先ず、冷媒の循環圧力と同等にレギュレ
ータR1で供給ガス(この場合N2 ガス)の圧力を設定
する(P1)。そしてレギュレータR2で冷媒供給用の
循環ポンプ(不図示)が停止した時の供給ガスの圧力を
設定する(P2)。そして、前記磁気媒体製造装置10
0の運転時には、二方電磁開閉弁V4を閉じ、二方電磁
開閉弁V1を開き、三方電磁開閉弁V2をA方向に開
き、そして二方電磁開閉弁V3を閉じ、圧力調整用のN
2 ガスをポート32Pから前記N2 溜まり32などに供
給して、前記浮動リング34の面とシールプレート33
の面とからなるメカニカルシールからの冷媒のリークを
防止する。
【0028】運転停止時は、二方電磁開閉弁V4を開
き、二方電磁開閉弁V1は閉じ、三方電磁開閉弁V2は
B方向に開き、そして二方電磁開閉弁V3も開いて、前
記メカニカルシールの外部を循環ポンプ停止時の圧力P
2に調整する。
【0029】以上、説明したように、本発明のロータリ
ージョイント1によれば、加圧したことにより循環させ
ている冷媒のリークを完全に防止することができる。
【0030】前記実施形態では、流体として冷媒を、そ
の冷媒の一つとしてフロンを採り上げて説明したが、本
発明のロータリージョイント1の用途は冷媒を供給する
配管や装置に限定されるものではなく、スチーム、熱
水、熱油、冷却水、アンモニア、ブライン、圧縮空気な
どの液体、気体の区別無く流体を流す装置や配管設備に
幅広い用途に使用することができる。また、前記実施形
態では、前記ポート32Pに加える圧力はガスにより行
っているが、この加圧はガス圧に限定されるものではな
く、油などの液体によっても行うことができる。そして
油圧などの液体圧力を用いる場合はポンプなどの外圧手
段を用いて行ってもよいが、印加する圧力の大きさの程
度によっては、用いる液体の自重によっても加圧できる
ことを付言しておく。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の実施形態のロータリージョイントは流体のリークを完
全に防止でき、シール部にOリングを使用していないた
めに熱収縮による劣化がなく、そして加圧式のロータリ
ージョイントとしたことで使用温度範囲が−40°C〜
+200°C程度まで拡大することができた。しかも、
本ロータリージョイントは前記のように各種の流体を扱
う装置に用いることができるなど数々の優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のロータリージョイントの
構成を示す一部断面側面図である。
【図2】 図1に示したロータリージョイントの要部の
一部断面側面図である。
【図3】 図1に示したロータリージョイントに使用し
て好適なガス供給系統図である。
【図4】 一般的な蒸着式磁気媒体製造装置の構成を示
す概念図である。
【図5】 図4に示した磁気媒体製造装置に使用されて
いる従来技術のロータリージョイントの構成を示す断面
側面図である。
【図6】 図5に示したロータリージョイントの要部の
拡大断面図である。
【符号の説明】
1…本発明の実施形態のロータリージョイント、10…
非回転体装置、11…曲げ継ぎ手、13…(直管の)継
ぎ手、14,24…往路管、15,25…復路管、20
…回転体装置、21…ベアリングブラケット、23…冷
媒供給管、26,27…オイルシール、31…ブラケッ
ト、32…N2 溜まり、32P…(N2溜まり32の)
ポート、33…シールプレート、34…浮動リング、3
5…ベローズ、36…スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 播磨 龍哉 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 3J042 AA05 BA02 CA15 DA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非回転体装置側の配管と回転体装置側の
    配管とを接続して、前記両配管内に流体を流すためのロ
    ータリージョイントにおいて、 前記両配管の間に配設され、前記回転体装置側の配管端
    面にシールプレートが装着され、前記非回転体装置側の
    配管端面に浮動リングが装着されていて、前記シールプ
    レートと前記浮動リングとを圧接させて配管接続部を面
    シールし、更に、前記配管接続部の外周部及びその近傍
    に前記両配管内を流す前記流体の圧力にほぼ等しい圧力
    を印加するように構成されていることを特徴とするロー
    タリージョイント。
  2. 【請求項2】 前記シールプレートに対して前記浮動リ
    ングがベローズにより加圧されていることを特徴とする
    請求項1に記載のロータリージョイント。
  3. 【請求項3】 前記配管接続部の外周部及びその近傍に
    前記両配管内を流す前記流体の圧力にほぼ等しい圧力を
    印加する加圧装置は、前記流体の圧力にほぼ等しく設定
    できるレギュレータと前記流体の供給を停止させた時の
    圧力に設定できるレギュレータとこれら両レギュレータ
    の出力側に接続された三方電磁開閉弁とから構成され、
    前記流体の供給、停止操作に連動して作動する流体供給
    装置で構成されていることを特徴とする請求項1及び2
    に記載のロータリージョイント。
  4. 【請求項4】 前記配管接続部の外周部及びその近傍に
    前記両配管内を流す前記流体の圧力にほぼ等しい圧力を
    印加する加圧は液体の自重で行われることを特徴とする
    請求項1及び2に記載のロータリージョイント。
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