JP2000002198A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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Publication number
JP2000002198A
JP2000002198A JP16840498A JP16840498A JP2000002198A JP 2000002198 A JP2000002198 A JP 2000002198A JP 16840498 A JP16840498 A JP 16840498A JP 16840498 A JP16840498 A JP 16840498A JP 2000002198 A JP2000002198 A JP 2000002198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
compressor
air flow
platform
secondary air
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Application number
JP16840498A
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Inventor
Yoshiyuki Miyamoto
佳幸 宮本
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次空気の主空気流に対する影響を減少する
圧縮機を提供する。 【解決手段】 ハブ1を貫通して設けられた動翼2と、
動翼2の間に配置されケーシング4に固定された静翼3
とを備えた圧縮機において、上記動翼2にはハブ貫通部
に鍔状のプラットホームが主空気流に対して斜めに取り
付けられ、その上流側がハブ1の下部に入り込むように
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次空気流の発生
する軸流圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は軸流圧縮機を用いたターボジェッ
トエンジンの構成図である。ジェットエンジンは空気取
り入れ口より取り入れた空気を圧縮機で圧縮し、この圧
縮空気に燃料を噴射して燃焼し、高温の燃焼ガスでター
ビンを駆動する。タービンは駆動軸により圧縮機を駆動
する。タービンを通過した燃焼ガスにアフタバーナで再
び燃料を添加して再燃焼し、ジェットノズルより噴射し
て推力を発生する。圧縮機はハブ1に取付けられ回転す
る動翼2と、ケーシング4に固定された静翼3とから構
成されている。
【0003】図3は圧縮機の構成を示す図である。ハブ
1はふくらみを持った円錐形状の外形をしており、この
表面を貫通して動翼2が設けられている。静翼3は動翼
2の間に配置され、ケーシング4に固定されている。動
翼2のハブ1貫通部には、鍔状のプラットフォーム5が
ハブ1の外形に沿ってほぼ水平(主空気流の方向に平
行)に設けられている。動翼2と静翼3には空気取り入
れ口より流入した空気がエンジンの軸に平行に流れ、こ
れを主空気流という。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハブ1外面
ではプラットフォーム5の前後が開口となっており、こ
こから圧縮機後段のより高圧な空気が、主空気流に対し
てほぼ直角に漏れ出ている(これを2次空気流とい
う)。最近の研究の結果、この2次空気流が主空気流と
干渉することにより、2次空気流量に比例して、静翼の
ハブ付近の圧損が増大するとともにデビエーションも増
大することがわかった。従って、2次空気流の主空気流
への流入を抑制することが、圧縮機の性能低下を防ぐた
めの一つの課題となっている。
【0005】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明は、2次空気の
主空気流に対する影響を減少する圧縮機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、ハブ1を貫通して設けられた
動翼2と、動翼2の間に配置されケーシング4に固定さ
れた静翼3とを備えた圧縮機において、上記動翼2には
ハブ貫通部に鍔状のプラットホームが主空気流に対して
斜めに取り付けられ、その上流側がハブ1の下部に入り
込むように形成されている。
【0007】プラットフォームを、主空気流に対して斜
めに配置し、上流側がハブの下部に入り込むようにする
と、ハブより流出する2次空気流が主空気流に斜めに流
入する。これにより圧損が減少し圧縮機の効率が向上す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施態様
を図面を参照して説明する。図1は、本発明による圧縮
機の翼近傍の構造を示す図である。本図に示すように、
本発明の圧縮機は、ハブ1を貫通して設けられた動翼2
と、動翼2の間に配置されケーシング4に固定された静
翼3とを備え、上記動翼2のプラットフォーム5が主空
気流に対して斜めに取り付けられたものである。
【0009】上記プラットフォーム5は、鍔状に形成さ
れており、特に上流側がハブ1の下部に入り込むように
斜めに形成されている。このとき、ハブ1の下部にはプ
ラットフォーム5の斜面に合わせて斜面が形成されてい
ることが好ましい。このようにプラットフォーム5を形
成することにより、2次空気流の漏れ出る流路が主空気
流に対して斜めに形成され、2次空気流は主空気流に鋭
角に流入する。したがって、主空気流と2次空気流の干
渉の影響を少なくすることができ、圧損を低減すること
ができる。
【0010】また、プラットフォーム5は、全体を斜め
に形成したり、曲面形状に形成してもよい。ハブ1の下
部斜面は、プラットフォーム5の形状に合わせた曲面形
状であってもよいし、場合によってはなくてもよい。さ
らにプラットフォーム5の下流側を下流側のハブ1の上
部を覆うように形成してもよく、逆に下流側のハブ1の
上面をプラットフォーム5の下部に入り込むように形成
してもよい(図示せず)。
【0011】上述した本発明の圧縮機によれば、圧縮機
の軸心と平行に流れる主空気流に対し、2次空気流は鋭
角に流入し、主空気流への干渉の影響を少なくすること
ができる。また、 プラットフォーム5の下流側をハブ1
の上面と重ね合わせるようにすることで、プラットフォ
ーム5の下流側開口から流入する2次空気流を抑制する
ことができ、2次空気流量を低減させることもできる。
【0012】
【発明の効果】上述したように、本発明は、プラットフ
ォームを主空気流に対して斜めに配置することにより2
次空気流を主空気流に対して斜めに流入することができ
るので、主空気流に対する2次空気流の干渉を少なく
し、圧損を低減し、圧縮機の効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す図である。
【図2】ジェットエンジンの圧縮機を示す図である。
【図3】従来の動翼のプラットフォームの形状を示す図
である。
【符号の説明】 1 ハブ 2 動翼 3 静翼 4 ケーシング 5 プラットフォーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ1を貫通して設けられた動翼2と、
    動翼2の間に配置されケーシング4に固定された静翼3
    とを備えた圧縮機において、上記動翼2にはハブ貫通部
    に鍔状のプラットホームが主空気流に対して斜めに取り
    付けられ、その上流側がハブ1の下部に入り込むように
    形成されている、ことを特徴とする圧縮機。
JP16840498A 1998-06-16 1998-06-16 圧縮機 Pending JP2000002198A (ja)

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JP16840498A JP2000002198A (ja) 1998-06-16 1998-06-16 圧縮機

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JP16840498A JP2000002198A (ja) 1998-06-16 1998-06-16 圧縮機

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JP2000002198A true JP2000002198A (ja) 2000-01-07

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JP16840498A Pending JP2000002198A (ja) 1998-06-16 1998-06-16 圧縮機

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