JP2000000079U - ロータリ油圧装置 - Google Patents

ロータリ油圧装置

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JP2000000079U JP2000003993U JP2000003993U JP2000000079U JP 2000000079 U JP2000000079 U JP 2000000079U JP 2000003993 U JP2000003993 U JP 2000003993U JP 2000003993 U JP2000003993 U JP 2000003993U JP 2000000079 U JP2000000079 U JP 2000000079U
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ローウェル・ディ・ハンセン
ジェイ・リチャード・ハーリー
ジーン・ジェイ・シュヴァイツァー
ウォルター・ジェイ・ゾヤ
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ヴィッカーズ,インコーポレイテッド
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C14/24Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
    • F04C14/26Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効吐出量を需要の関数として制御すること
ができ、かつ従来の可変容積型ロータリ油圧装置と比較
して安価に製造及び組み立てが行えるロータリ油圧装置
を提供する。 【解決手段】 本考案のロータリ油圧装置は、流体を圧
力流体室(24)の一方の周辺方向端部に隣接する流体室
の吸込みポート(26)を通して圧力流体室(24)へと流
す手段と、圧力流体室(24)の反対側の周辺方向端部に
隣接する流体室の第一の吐出しポート(30)を含んでお
り流体を流体室(24)から第一の吐出し経路(B)に沿
って流す手段と、吸込みポート(26)と第一の吐出しポ
ート(30)の間においてロータの周辺に位置する流体室
の第二の吐出しポート(32)を含んでおり第一の吐出し
経路(B)とは異なる第二の吐出し経路(A)に沿って
且つ第一の吐出し経路におけるものとは異なる流れ特性
でもって圧力流体室(24)から流体を流す手段とからな
り、第一及び第二の吐出しポートの少なくとも一方から
吸込みポートへと吐出し圧で流体を選択的に流す手段を
さらに含むことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はロータリ油圧装置に関し、より詳しくは油圧ポンプ、モーター、分流 器、圧力変換器その他として作動することが可能な摺動ベーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案の主題に係る型式のロータリ油圧装置は一般に、ハウジングと、このハ ウジング内で回転するよう設けられるロータと、このロータの半径方向に延伸す る複数の周辺スロット内に対応して個々に摺動可能に配置される複数のベーンを 含んでいる。カムリングがロータを半径方向に取り囲み、またベーン軌道を形成 する内向きの表面と、このカムリング表面とロータとの間の一つ又はそれ以上の 圧力流体室を有している。吸込み通路及び吐出し通路がこの流体室へと、またこ の流体室から油圧流体を給送している。流体吸込みポート及び吐出しポートが、 流体室の周辺方向に隔置された端部に配置されている。
【0003】 上記の型式の装置においては、この装置が組み合わせられる系の作動特性に対 して流体の吐出量を調和させることが望ましい。例えばベーン型の燃料ポンプの 最大吐出量は、これに組み合わせられるエンジンの用途についての最大燃料要求 量と同等にされる。しかしながら、系の要求量は典型的には作動条件と共に変化 し、そのため最も要求される作動条件の関数として設計が行われた定容量型の装 置は、他の作動条件の下では所望とするよりも低い効率で機能することになる。 燃料ポンプについての例示的な場合では、エンジン始動という条件の下において 要求される燃料流量は、通常の作動の間における要求量を大きく上回る。これま でに提案されてきたのは、ポンプの吐出しにバルブ装置(流量又は燃料制御用) を設けてエンジンへのポンプの吐出しの一部をエンジンの要求流量の関数として 計量することであったが、これは比較的複雑で高価である一方、残りをポンプの 吸込みへと戻す絞り効果により燃料の加熱を生じてしまう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案の一般的な課題は、前述した型式のロータリ油圧装置であって、 装置の有効吐出量を需要の関数として制御することができ、なおかつ従来技術の 可変容積型ロータリ油圧装置と比較して安価に製造及び組み立てが行えるものを 提供することである。本考案の別の課題は、上述の特性を有すると共に組立が簡 単に行える装置を提供することである。本考案のさらなる、そしてより特定の課 題は、全体的な設計原理や構成部材の変更を最小にとどめながら、ポンプ、モー ター、分流器、圧力変換器その他として使用できる、分流吐出し平衡型二重ロー ブベーン型装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ハウジングと、このハウジング内に設けられ半径方向に延伸する複 数の周辺スロットを有するロータと、これらのロータスロット内に個々に摺動可 能に設けられる複数のベーンとからなる、ベーン型のロータリ油圧装置を意図し たものである。ハウジング内のカムリングがロータを取り囲み、またベーンと摺 動係合するための軌道を形成する半径方向内向きの表面を有している。カムリン グ表面とロータとの間には少なくとも一つの圧力流体室が形成されており、ハウ ジング内の流体吸込み通路及び吐出し通路がこの圧力流体室に連結されている。 本考案の顕著な特徴によれば、流体吸込み通路及び吐出し通路は、流体室の一方 の周辺端部に隣接して流体室内へと開口している流体吸込みポートと、流体室の 反対側の周辺端部に隣接して流体室内へと開口している第一の流体吐出しポート と、周辺方向に見て流体吸込みポートと第一の流体吐出しポートとの間の位置に おいて流体室内へと開口している第二の流体吐出しポートを含んでいる。かくし て第一及び第二の吐出しポートは吸込みポート及び圧力流体室と効果的に共働し 、二重吐出装置を形成する。その場合、各々の吐出しはある一つの公称設計作動 条件を有する動作システムの特性と調和され、それによりシステムの二つの特定 の状態において動作システムと調和するのみならず、システムの状態の全範囲に わたってシステムの需要により密に調和する装置を構成するものである。
【0006】 本考案の現在のところ好ましい実施形態によれば、ロータリ油圧装置は分流吐 出し平衡型二重ローブ装置からなり、そこにおいてカムリングとロータは共働し て、直径方向両側に対称に配置された圧力流体室を形成する。流体の吸込みポー トがロータ回転方向に関して前方にある流体室の端部において各々の流体室内へ と開口し、第一の流体吐出しポートが流体室の後方の端部に隣接して各々の流体 室内へと開口し、第二の流体吐出しポートが周辺方向に見て関連する吸込みポー トと第一の吐出しポートとの間において各々の流体室内へと開口している。これ らのポートはロータに関して直径方向に対称に配置され、釣り合いを強化させて いる。本考案の好ましい実施態様においてハウジングはカップ形状の外匣即ちエ ンクロージャからなり、第一及び第二のバックアッププレートがこのカップ形状 のエンクロージャに入れ子式に受容されて、それらの間にロータを挟み込んで有 する。流体の吸込みは、ロータと整合している半径方向を向いた吸込み開口を含 む。第一及び第二の流体吐出しはバックアッププレートの一方の半径方向を向い た表面上の一対の環状チャネルと、これらのチャネルの一方を二つの流体室の第 一の吐出しポートの両方へと連結するバックアッププレートの第一の通路と、他 方のチャネルを二つの流体室の第二の吐出しポートの両方へと連結するバックア ッププレートの第二の通路と、これらのチャネルのそれぞれと半径方向に整合す るエンクロージャ内の一対の半径方向を向いた吐出し開口を含んでいる。最も好 ましくは、本考案の装置は、流体室の吐出しポートの一つから吸込みポート又は 二次的な流体回路へと流体を選択的に方向付けるための一つ又はそれ以上の制御 弁をさらに含む。
【0007】 本考案は、エンジンの燃料システムにおける需要により密に合致するようポン プの吐出量を分流し又は選択させることを可能ならしめることにより、航空機の 燃料システムにおいて特に有利であることが見出されている。ポンプの二つの吐 出しが合同された場合、特にエンジン着火時又は離陸時の如くエンジンの最大燃 料流量需要がある場合において、エンジンの需要に対してポンプの全吐出量をこ の合同された吐出量の最大流量可能出力において利用できる。流量が分流された 場合には、そのときエンジンシステムはエンジンの需要に合わせて利用するため の二つの明確に個別な流体回路を持つことになる。そのうち一方は例えばエンジ ンを運転し続けるために用いられ、そして他方は機体を動かす流量や二次的なエ ンジン燃料システムに用いられ又は航空機のタンクやポンプの吸込みへと戻され る。本考案はエンジンの需要に応じてより理想的な寸法を有するポンプを使用す ることにより、そして典型的なエンジン燃料制御においてバイパスされる燃料の 量を減ずることにより、燃料システムにおける温度上昇の減少を可能ならしめる ものである。
【0008】 本考案は、そのさらなる課題、特徴及び利点と共に、以下の説明、実用新案登 録請求の範囲及び添付図面から最も良く理解されるであろう。
【0009】
【考案の実施の形態】
第1図は本考案の現在のところ好ましい実施例による分流吐出し平衡型二重ロ ーブロータリ油圧装置10を、環状周辺を有し軸14の回りに自由に回転するよう設 けられるロータ12からなるものとして概略的に示している。ロータ12は半径方向 を向いたスロット16の周辺列を有し、それらの中には対応する複数のベーン18が 半径方向に摺動可能に配置されている。カムリング20がロータ12を半径方向に取 り囲むと共に、内側を向いたカムリング表面22を有している。カムリング表面22 はロータ12及びベーン18と共働して、直径方向両側に対称をなす一対の圧力流体 室24を形成している。油圧流体は吸込み通路を通して直径方向両側にある一対の 吸込みポート26へと給送される。これらの吸込みポートはそれぞれ、ロータ12の 回転方向28に関して流体室24の前方の端部において、関連する流体室24内へと開 口している。同様に流体吐出し通路は、直径方向両側にあり回転方向28に関して 流体室の周辺方向に見て後方の端部に隣接してそれぞれの流体室24内へと開口す る一対の第一の吐出しポート30から、流体を受け取る。与圧された流体はまた適 当な通路を介して各々のベーン18の下側に位置するチャンバー33へと給送され、 ベーンをカムリング表面22に対して半径方向外方へと付勢する。ここまでに説明 した範囲において、ロータリ油圧装置10は大体通常の構造のものである。
【0010】 本考案によれば、直径方向両側にある一対の第二の吐出しポート32が、周辺方 向に見て関連する吸込みポート26と第一の吐出しポート30の間の位置において、 流体室24のそれぞれへと開口している。従って、各々の吸込みポート26に受け取 られた流体はまず隣接する吐出しポート32へ、次いで吐出しポート30へと吐出さ れ、その場合に各々の吐出しポートの吐出圧力はカムリング表面22の関数となる 。もちろん各々の連続するポート対の間には周辺方向のドウェル領域があり、そ れらはベーン18の間の周辺方向間隔と対等にされていて、作動の際にポートが相 互に分離されるようにしている。
【0011】 第8図は、流入する流体流量を二つの回路へと分割する分流器として接続され ているロータリ油圧装置10の概略線図である。これらの回路は合計で、これら二 つの回路へと所定の比率で分割されて流入する流体に等しい流量を有する。吸込 みポート26は流体源34からの与圧された燃料の流入流量を受け取る。吐出しポー ト32は一緒に結合されて、流体源34からの流入流量の一部についての第一の吐出 しAを形成する。吐出しポート30も一緒に結合されて、流体源34からの流入流量 の残りを受容する第二の吐出しBを形成している。吐出しポート32と30との間で の分流は、合計が流体源34からの流入流量に等しい限り、如何なる所与の量であ っても構わない。
【0012】 第9図は、流体流量の一部の圧力レベルをより高い圧力レベルへと増大する( ポンプ機能)と同時に残りの部分をより低い圧力で戻す(モーター機能)ための 圧力変換器として接続されているロータリ油圧装置10の概略線図である。吸込み ポート26は流体源34からの与圧された燃料の流入流量を受け取る。吐出しポート 32は一緒に結合されて、より高い圧力(ポンプ機能)を有する第一の吐出しAを 形成し、流体源34から通常供給される流入流量よりも高い圧力を有する流体源を 提供する。吐出しポート30も一緒に結合されており、流体をタンク又は流体源34 の吸込みへと戻す第二の吐出しBを形成している。吐出しポート32と30の機能は 、特定の流体回路のニーズに合わせて交換しても構わない。
【0013】 第3図から第5図は、半径方向内方を向いており段の付いた壁44を有するカッ プ形状の外匣即ちエンクロージャ42からなるものとして、圧力変換器としてのロ ータリ油圧装置10の実施例を示している。エンクロージャ42には一対のバックア ッププレート46, 48が入れ子式に受容されており、バックアッププレート48はネ ジ50によってエンクロージャ42の軸方向開放端部に固定されていて完結したハウ ジング51を形成し、またバックアッププレート46はエンクロージャ基部から流体 キャビティ58の分だけ隔置されている。バックアッププレート46, 48の軸方向に 向かい合った表面には、一対の向かい合ったポートプレート即ち圧力プレート60 , 62がピン64によって固定されている。バックアッププレート46とバックアップ プレート48の間では、カムリング20がバックアッププレート46へとピン66によっ て設けられている。ロータ12は、バックアッププレート46, 48の間に受容され且 つピン70によってこれらに対して回転しないよう保持された短い軸14(スタブ軸 )上で自由に回転するように設けられている。ロータ12の両側のポケット内には 一対のカムプレート72, 74がピン64によって設けられており、またこれらのカム プレートは、ベーン18の内端部に係合してそれによりベーンを対面するカムリン グ20のカムリング表面22に半径方向に隣接して位置決めする周辺を有している。 (カムプレート72, 74は本出願人に譲渡された1989年2月24日出願の米国特許出 願第07/314,884号(同日付けで出願した特許出願1)の主題である。) 内側が螺刻された吸込み開口76は、ロータ12と半径方向に整合して、エンクロ ージャ42の周辺壁を半径方向に通って延びている。バックアッププレート48の通 路78が、バックアッププレート48の半径方向を向いた壁の周りを周辺方向に延伸 するチャネル80に対して吸込み開口76を結合している。チャネル80は別の通路78 により、他方の吸込みポート26へと結合されている。吸込みポート26は、半径方 向にテーパしているスロットとして圧力プレート60, 62に形成されている(第3 図及び第4図)。第一の吐出しポート30の各々は、軸方向に整列した開口として 圧力プレート60, 62の両者に形成されており、これらの開口はカムリング20を通 って延びる通路82(第3図及び第4図)及びバックアッププレート46内へと軸方 向に延びてその側部表面にある半径方向外方を向いた環状チャネル86へと開いて いる通路84(第3図)により、相互に結合されている。同様に、第二の吐出しポ ート32の各々は圧力プレート60, 62における軸方向に整列した開口として形成さ れており、これらの圧力プレートとカムリングを通って延びる通路88と、バック アッププレート46の側壁にある半径方向外方を向いた環状チャネル92への通路90 , 91(第3図)によって相互に結合されている。内側が螺刻されている半径方向 を向いた一対の吐出し開口94, 96が環状チャネル92, 86のそれぞれと半径方向に 整合してエンクロージャ12の側壁を通って延びていて、前述したような吐出しA 及び吐出しBを形成している。また、吸込み開口76もバックアッププレート46内 の通路98(第3図)によって流体キャビティ58と結合されており、バックアップ プレート46をロータ12及びバックアッププレート48に対して付勢している。同様 に、ベーン下側のチャンバー33も与圧された流体をバックアッププレート及び圧 力プレート内の通路(図示せず)を介して受け取る。ベーン下側の圧力流体は参 考のために、ロータ12内の通路100 、軸14内の通路102 、バックアッププレート 46内の通路104 を介して入手できる。通路104 は通常、プラグ105 によって閉塞 されている。
【0014】 第6図及び第7図はロータリベーンポンプとして構成された本考案によるロー タリ油圧装置110 を示しており、そこにおいてロータ12は軸14のスプラインに嵌 合されており、この軸はまた適当なモーター動力源(図示せず)に対して連結す るためにポンプハウジングから延出している。カムリング表面22は第6図の輪郭 をもって構成されており、第一の吐出しポート30は主ポート即ち高圧吐出しポー トを形成し、第二の吐出しポート32は二次的な低圧吐出しポートを形成している 。吐出しポート30はエンジンの燃料制御システム112(第7図)へと結合されてい る。吐出しポート32を逆止弁116 を介してエンジンの燃料制御システム112 の吸 込み個所で吐出しポート30へと、或いはポンプとしてのロータリ油圧装置110 の 吸込みポート26へと選択的に連結するために、吐出しポート32は関連するシャト ル弁114 と個々に接続されている。エンジンの燃料制御システム112 はシャトル 弁114 への制御ラインを提供しており、またフィルタ118 を介してポンプ即ちロ ータリ油圧装置110の吸込みへの燃料の戻り通路をも提供している。始動の際の 如くエンジンにおける燃料需要が大きい時期においては、燃料制御システム112 はシャトル弁114 への圧力を制限し、それによりシャトル弁は関連するバネ120 の制御の下に第7図に示された位置を取り、二次的なポンプの吐出しポート32を 主ポートである吐出しポート30と合同させる。他方、エンジンの作動に関してか かる二次的なポンプからの吐出し燃料が必要とされない場合には、燃料制御シス テム112 は吐出しポート32を吸込みポート26と相互に結合し、かくして過剰の燃 料がエンジンに給送されるのではなくポンプの吸込みへと戻されるようにする。 かくしてポンプのエネルギーは保存される。
【0015】 第2図は、ジェットエンジンなどに対する燃料の流れを制御するための燃料ポ ンプ機構として接続されているロータリ油圧装置110 の概略線図である。吸込み ポート26は流体源34及びブースタ36から燃料を受け取る。吐出しポート32は一緒 に結合され、通常は吐出しAから流体を二次的なエンジン回路(或いは機体のタ ンク又は吸込みポート26)へと給送するソレノイド弁38に連結される、第一の吐 出しAを形成している。吐出しポート30も一緒に結合されて、エンジンの通常の 作動の場合に燃料制御システム40へと接続される第二の吐出しBを形成している 。吐出しAからの燃料は通常は吸込みポート26へと方向付けられ、エンジンの始 動の際の如く燃料の需要が大きい時期に際しては、吐出しAからエンジンへと選 択的に方向付けられる。ソレノイド弁38はこれに組み合わせられた制御エレクト ロニクス(図示せず)によって作動され、燃料制御システム40の吸込み個所にお いて吐出しAを吐出しBへと連結し、またエンジンがアイドリング状態の場合に は全ての燃料をロータリ油圧装置110 を介して循環させる。かくして第6図及び 第2図の実施例においては、ロータリ油圧装置110 はポンプ機構として構成され ており、そこにおいて吸込みポートからのカム高さと吐出しポート32に至るまで のカム降下の比率が分流比率を決定することになる。吐出しポート30は次のポン プサイクルのためにベーンを再度位置決めするためだけでなく、所定の圧力にお いて所望に応じて使用するための二次的な流体吐出しをも提供するように機能す る。
【0016】
【考案の効果】 以上の如く本考案によれば、ベーン型式のロータリ油圧装置であって、装置の 有効吐出量を需要に応じて制御することができるものが提供される。即ちエンジ ンの始動時などには大量の燃料を供給でき、また通常の作動時には一部を吸込み に戻すなどして効率良く流体を分流することが可能である。かかる本考案の装置 は、従来技術の可変容積型ロータリ油圧装置と比較して安価に製造及び組み立て が行える。そして全体的な設計原理や構成部材の変更を最小にとどめながら、ポ ンプ、モーター、分流器、圧力変換器その他として広範囲に使用可能なものであ る。
【0017】 最後に理解の便宜に資するため本考案の要約を記せば、本考案はハウジングと 、このハウジング内に設けられ半径方向に延伸する複数の周辺スロットを有する ロータと、これらのロータスロット内に個々に摺動可能に設けられる複数のベー ンとからなる、分流吐出し平衡型二重ローブベーン型ロータリ油圧装置である。 ハウジング内のカムリングがロータを取り囲み、またベーンと摺動係合するため の軌道を形成する半径方向内向きの表面を有している。カムリング表面とロータ との間には、直径方向両側で対称をなす流体室が形成され、ハウジング内の流体 吸込み通路及び吐出し通路がこれらの圧力流体室と連結されている。流体吸込み 通路及び吐出し通路は、流体室の一方の周辺端部に隣接して各々の流体室内へと 開口している流体吸込みポートと、流体室の反対側の周辺端部に隣接して各々の 流体室内へと開口している第一の流体吐出しポートと、周辺方向に見て流体吸込 みポートと第一の流体吐出しポートとの間の位置において各々の流体室内へと開 口している第二の流体吐出しポートを含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による典型的なベーン型ロータリ油圧装
置の断面線図である。
【図2】二つの明確に個別な回路へと流体を供給するこ
とのできる流体流れ機構として第6図の装置を使用する
油圧システムの概略線図である。
【図3】本考案の現在のところ好ましい実施例に従って
本考案の原理を具体化した分流器の断面図である。
【図4】第3図の4−4線に沿って取った部分断面図で
ある。
【図5】第3図の5−5線に沿って取った部分断面図で
ある。
【図6】本考案の別の実施例によるロータリ油圧ベーン
型ポンプを示す、第1図に類似の典型的な断面線図であ
る。
【図7】第6図のポンプを使用した油圧システムの概略
的な線図である。
【図8】分流回路における本考案によるベーン型ロータ
リ油圧装置の概略線図である。
【図9】圧力変換器における本考案によるベーン型ロー
タリ油圧装置の概略線図である。
【符号の説明】
10 ロータリ油圧装置 12 ロータ 14 軸 16 スロット 18 ベーン 20 カムリング 22 カムリング表面 24 流体室 26 吸込みポート 30,32 吐出しポート 33 チャンバー 42 エンクロージャ 46,48 バックアッププレート 50 ハウジング 76 吸込み開口 78 通路 80 チャネル 82,84 通路 86 環状チャネル 88,90,91 通路 92 環状チャネル 94,96 吐出し開口 98 通路 110 ロータリ油圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジーン・ジェイ・シュヴァイツァー アメリカ合衆国ミシシッピー州39042ブラ ンドン,レイクサイド・ドライヴ・301 (72)考案者 ウォルター・ジェイ・ゾヤ アメリカ合衆国アリゾナ州85258スコッツ デイル,イー・トパーズ・サークル・ 10513

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、半径方向に延伸する複数
    の周辺スロット(16)を有し前記ハウジング内を回転す
    るよう設けられたロータ(12)と、前記スロット内で個
    々に摺動可能なように設けられた複数のベーン(18)
    と、前記ロータを取り囲むと共に、ベーン軌道を形成す
    る半径方向内向きの表面および該表面と前記ロータの間
    の少なくとも一つの圧力流体室(24)とを有して前記ハ
    ウジング内にカムリング(20)を形成する手段と、前記
    圧力流体室に連結された前記ハウジング内の流体吸込み
    (26)手段及び流体吐出し(30)手段とからなる燃料ポ
    ンプ用ロータリ油圧装置であって、前記流体吸込み手段
    及び流体吐出し手段が、 油圧流体を受け取って該流体を前記圧力流体室(24)の
    一方の周辺方向端部に隣接する流体室の吸込みポート
    (26)を通して前記圧力流体室(24)へと流す手段と、
    前記圧力流体室(24)の反対側の周辺方向端部に隣接す
    る流体室の第一の吐出しポート(30)を含んでおり流体
    を前記流体室(24)から第一の吐出し経路(B)に沿っ
    て流す手段と、前記吸込みポート(26)と前記第一の吐
    出しポート(30)の間において前記ロータの周辺に位置
    する流体室の第二の吐出しポート(32)を含んでおり前
    記第一の吐出し経路(B)とは異なる第二の吐出し経路
    (A)に沿って且つ前記第一の吐出し経路におけるもの
    とは異なる流れ特性でもって前記圧力流体室(24)から
    流体を流す手段とからなり、 前記第一及び第二の吐出しポートの少なくとも一方から
    前記吸込みポートへと吐出し圧で流体を選択的に流す手
    段をさらに含むことを特徴とするロータリ油圧装置(1
    0)。
  2. 【請求項2】 前記カムリング及びロータが、前記圧力
    流体室のうち二つを相互に半径方向に対称に位置して形
    成するよう構成され配置されており、前記吸込みポート
    及び前記第一及び第二の吐出しポートが前記圧力流体室
    に同様に位置決めされている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記吸込みポート、前記第一の吐出しポ
    ート及び前記第二の吐出しポートが、前記ロータに関し
    て直径方向両側において対をなして配置され、 前記ハウジングがカップ形状のエンクロージャからな
    り、第一及び第二のバックアッププレートが、前記カッ
    プ形状のエンクロージャ内に入れ子式に受容され且つ前
    記ロータをそれらの間に挟んで有し、 前記流体吸込み手段が前記ロータと半径方向に整合する
    前記エンクロージャ内の半径方向に向けられた吸込み開
    口を含み、前記バックアッププレートの一つの吸込み経
    路手段が対をなす吸込みポートの両方に前記吸込み開口
    を接続し、前記第一及び第二の流体吐出しポートが前記
    バックアッププレートの一方の半径方向外側を向いた表
    面上の一対の隔置された環状チャネルと、該チャネルの
    一方を対をなす第一の吐出しポートの双方に連結する前
    記一方のバックアッププレートの第一の通路手段と、前
    記チャネルの他方を対をなす第二の吐出しポートの双方
    に連結する前記一方のバックアッププレートの第二の通
    路手段と、前記チャネルのそれぞれと半径方向に整合し
    ている前記エンクロージャの一対の半径方向を向いた吐
    出し開口とを含む、請求項1又は2記載の装置。
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