JP2000000031U - ヘルメット - Google Patents
ヘルメットInfo
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- JP2000000031U JP2000000031U JP008489U JP848999U JP2000000031U JP 2000000031 U JP2000000031 U JP 2000000031U JP 008489 U JP008489 U JP 008489U JP 848999 U JP848999 U JP 848999U JP 2000000031 U JP2000000031 U JP 2000000031U
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- headband
- expansion
- frontal
- helmet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 合成樹脂製のヘッドバンドに伸縮性を与えて
頭部に適合し易くすると共に通気性を改善する。 【解決手段】 帽体の内側に離隔的に配置した頭部を取
り巻くヘッドバンド6は合成樹脂材から一体成形され、
バンド本体11には、その前部にあって着用者の前頭部
に当接する前頭伸縮部13と、この前頭伸縮部13の両
端にそれぞれ連接する側部にあって着用者の側頭部に当
接する側頭伸縮部14、15と、これらの側頭伸縮部1
4、15の一端にそれぞれ連接し、相互に係合できるサ
イズ調整部16、17とが設けられている。そして、前
頭伸縮部13、側頭伸縮部14、15はヘッドバンド6
の長手方向に沿った断面波形とされている。
頭部に適合し易くすると共に通気性を改善する。 【解決手段】 帽体の内側に離隔的に配置した頭部を取
り巻くヘッドバンド6は合成樹脂材から一体成形され、
バンド本体11には、その前部にあって着用者の前頭部
に当接する前頭伸縮部13と、この前頭伸縮部13の両
端にそれぞれ連接する側部にあって着用者の側頭部に当
接する側頭伸縮部14、15と、これらの側頭伸縮部1
4、15の一端にそれぞれ連接し、相互に係合できるサ
イズ調整部16、17とが設けられている。そして、前
頭伸縮部13、側頭伸縮部14、15はヘッドバンド6
の長手方向に沿った断面波形とされている。
Description
【0001】
本考案は、頭部を保護するために作業現場などにおいて着用するヘルメットに 関するものである。
【0002】
ヘルメットのヘッドバンドには、通常では頭部回りのサイズを調節するための サイズ調整機構が設けられている。そして、このサイズ調整機構によってヘッド バンドのサイズを調整した後に着用する。
【0003】
ヘルメットの着用感つまりフィット感は、ヘッドバンドの適度の圧迫力と頭周 囲全体の密着感によるところが大きい。しかしながら従来においては、サイズ調 整機構によってサイズを調整しても、頭部に適合することが容易ではなく、窮屈 な場合には頭部に過度の圧迫感を与え、緩い場合には頭部から脱落するという問 題点がある。
【0004】 また、表面が平坦な帯状の合成樹脂材から形成されたヘッドバンドは、製造が 容易で部品点数が少ないという利点はあるが、平坦部が着用者の頭部に密着する ため、通気性が悪く特に夏期においては額部等に汗をかき易く、しかもヘルメッ ト内が蒸れて着用者に不快感を与えることが多い。このため、ヘッドバンドの内 側にしぼ或いは孔を施した皮革を装着して汗止めしたものも用いられている。し かし、しぼを設けたり或いは孔を施した皮革を装着しても、通気性の改良には殆 どならない。
【0005】 本考案の目的は、上述した問題点を解消し、合成樹脂製のヘッドバンドに伸縮 性を与えて頭部に適合し易くすると共に通気性を改善したヘルメットを提供する ことにある。
【0006】
上記目的を達成するための本考案に係るヘルメットは、合成樹脂材から成る帯 状のヘッドバンドの一部又は複数部所に長手方向に伸縮する伸縮部を一体的に成 形加工して設け、前記伸縮部は長手方向に沿った断面において波形である複数の 連結した山部と谷部とから成り、前記山部と谷部との間を通気のための空気通路 としたことを特徴とする。
【0007】
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1はヘルメット1の一部を切欠した側面図であり、ヘルメット1の帽体2は 例えばガラス繊維強化プラスチックから成り、着用者の頭部を覆う形状に成形さ れている。帽体2の下端全周には、つば3が帽体2と一体に設けられ、つば3の 一部にはひさし4が設けられている。
【0008】 一方、帽体2の内部には弾性部材から成るライナ5が内張りされ、ヘルメット 1に加わった衝撃を吸収するようになっている。更にライナ5の内側には、それ ぞれ合成樹脂製のヘッドバンド6、ハンモック7、環ひも8から成る着装体9が 設けられ、ヘルメット1を着用者の頭部に保持し、頭部に伝わる衝撃を緩和でき るようになっている。なお、装着体9には顎ひも10が取り付けられ、ヘルメッ ト1が頭部から脱落することを防止している。
【0009】 頭部を取り巻くヘッドバンド6は合成樹脂材から一体成形され、図2の斜視図 に示すように帯状のバンド本体11の上縁には、着装体9のハンモック7に係止 するための例えば4個の係止部12が設けられている。バンド本体11には、そ の前部にあって着用者の前頭部に当接する前頭伸縮部13と、この前頭伸縮部1 3の両端にそれぞれ連接する側部にあって着用者の側頭部に当接する側頭伸縮部 14、15と、これらの側頭伸縮部14、15の一端にそれぞれ連接し、相互に 係合できるサイズ調整部16、17とが設けられている。
【0010】 前頭伸縮部13は図3の一部拡大平面図に示すように、内側に弯曲する緩やか な多数の山部13aと通気のための谷部13bが形成され、外側には前方からの 衝撃に対する補強のために突状の山部13cと緩やかに凹んだ谷部13dとから 成る波形に形成されている。また、側頭伸縮部14、15は図4の一部拡大平面 図に示すように、内外両側に弯曲する山部14a、15aと谷部14b、15b とから成る波形に形成されている。
【0011】 更に、一方のサイズ調整部16には、多数の小孔16aが上縁及び下縁に沿っ て形成され、他方のサイズ調整部17には小孔16aに嵌合する計4個の小突起 17aと、サイズ調整部16を挿通するための把持片17b、17cが形成され ている。また、係止部12の外面には、装着体9のハンモック7の係止孔に係止 する係止手段12aが形成されている。
【0012】 このようなヘッドバンド6を着用する際には、先ずヘッドバンド6を頭部のサ イズに合わせるため、サイズ調整部16の先端をバンド本体11に添わせながら 、サイズ調整部17の把持片17b、17cに挿し込み、小突起17aと小孔1 6aの嵌合個所を変えながら最適サイズの位置に嵌合する。このようにサイズを 調整したヘルメット1を被ると、ヘッドバンド6の前頭伸縮部13、側頭伸縮部 14、15が伸長し、頭部に適合する。前頭当接部13においては山部13aが 前頭部に緩やかに当接し、頭部に苦痛を与えることがなく、また側頭伸縮部14 、15においても同様である。このとき、前頭部においては前頭伸縮部13の谷 部13bにより空気通路が形成されヘルメット1内が蒸れることがなくなる。ま た側頭部においては、側頭伸縮部14、15の谷部14b、15bにも空気通路 が形成される。
【0013】 なお、実施例においてはヘッドバンドの3個所に伸縮部を設けたが、これは3 個所に限定されることはない。また、その種類は実施例の機構に限定されるもの でもなく、請求の範囲の範疇内において変形が可能である。
【0014】
以上説明したように本考案に係るヘルメットにおいては、ヘッドバンドを着用 する際に山部と谷部とから成る伸縮部が伸長するため、頭部に適合して頭部から 脱落することはなく、またこの伸縮部において空隙が形成され通気性が良くなる 。
【図1】ヘルメットの一部を切欠した側面図である。
【図2】第1の実施例の斜視図である。
【図3】前頭伸縮部の拡大平面図である。
【図4】側頭伸縮部の拡大平面図である。
1 ヘルメット 2 ヘッドバンド 11 バンド本体 12 係止部 13 前頭伸縮部 13a、14a、15a 山部 13b、14b、15b 谷部 14、15 側頭伸縮部 16、17 サイズ調整部
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂材から成る帯状のヘッドバンド
の一部又は複数部所に長手方向に伸縮する伸縮部を一体
的に成形加工して設け、前記伸縮部は長手方向に沿った
断面において波形である複数の連結した山部と谷部とか
ら成り、前記山部と谷部との間を通気のための空気通路
としたことを特徴とするヘルメット。 - 【請求項2】 前記伸縮部の外側には外部からの衝撃を
緩和するための突状の山部を配置した請求項1に記載の
ヘルメット。 - 【請求項3】 前記伸縮部の内側には緩やかな山部を配
置した請求項1に記載のヘルメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008489U JP2604780Y2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | ヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999008489U JP2604780Y2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | ヘルメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000000031U true JP2000000031U (ja) | 2000-03-21 |
JP2604780Y2 JP2604780Y2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=18528533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999008489U Expired - Lifetime JP2604780Y2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | ヘルメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604780Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101906047B1 (ko) * | 2017-04-21 | 2018-10-08 | 하덕명 | 안정적 고정과 착탈이 용이한 안전모 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102128679B1 (ko) * | 2018-11-27 | 2020-06-30 | 주식회사 포스코아이씨티 | 작업자 안전관리 및 현장 커뮤니케이션을 위한 무선타입 스마트 안전모 제어 시스템 |
-
1999
- 1999-11-08 JP JP1999008489U patent/JP2604780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101906047B1 (ko) * | 2017-04-21 | 2018-10-08 | 하덕명 | 안정적 고정과 착탈이 용이한 안전모 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604780Y2 (ja) | 2000-06-05 |
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