JP1715871S - 内視鏡用処置具のオーバーシース - Google Patents

Abstract

本物品は、内視鏡用処置具の可撓性シースが挿通され、内視鏡用処置具と協働して内視鏡の鉗子チャンネルに挿入される内視鏡用処置具のオーバーシースである。本物品は、「各部の名称を説明する参考分解斜視図」に示すように、外側シースと、内側シースと、着脱部材とから構成される。「外側シースの各部名称を説明する参考斜視図」に示すように、外側シースは、第１管状部と、第２管状部とを有する。「外側シースの参考分解斜視図」に示すように、外側シースの第１管状部は、細径チューブの外周面側に太径チューブを被覆した二重管構造である。太径チューブには、グリップが固着されている。 内側シースは、「内視鏡用処置具と組み合わせた状態を示す参考斜視図」に示すように、内視鏡用処置具の操作部に外嵌する。内側シースは、「正面図」、「平面図」等に示す位置と、「外側シースに対して内側シースを後退させた状態を示す正面図」、「外側シースに対して内側シースを後退させた状態を示す平面図」等に示す位置との間で、外側シースに対して摺動可能に設けられている。 本物品は、「使用状態を示す参考斜視図」に示すように、外側シースに、内視鏡用処置具の可撓性シースと内側シースとが挿入された状態を保持したまま、内視鏡に設けられた鉗子チャンネルへ外側シース及び可撓性シースが挿入される。内視鏡用処置具は、内側シースと外側シースとが摺動する範囲内で、外側シースに対して進退および回転が可能である。本物品及び内視鏡用処置具が鉗子チャンネルに挿入されている場合、内視鏡用処置具は、鉗子チャンネルに対して一定の範囲内での進退および回転が可能となる。 着脱部材は、外側シースの基端部に固着されている。着脱部材は、内視鏡の鉗子栓と係合する。外側シースは、着脱部材を介して内視鏡に取り付けられる。 第１管状部は、細径チューブに対する太径チューブの位置をずらすことで、軸方向の長さを伸縮させることができる。