明細書
情報処理システム、 サービス提供装置および方法、 情報処理装置および方法、 記 録媒体、 並びにプログラム 技術分野
本発明は、 情報処理システム、 サービス提供装置および方法、 情報処理装置お よび方法、 記録媒体、 並びにプログラムに関し、 特に、 仮想空間上のアイコンを 操作することによって実在する機器を遠隔操作したりする場合に用いて好適な情 報処理システム、 サービス提供装置および方法、 情報処理装置および方法、 記録 媒体、 並びにプログラムに関する。 背景技術
インタネットの普及に伴い、 例えば、 ィンタネットを介して宅内ネットワーク に接続された家電機器等を制御すること (例えば、 特開 2 0 0 2— 4 4 7 6 5号 公報を参照) 、 インタネットに接続された複数の端末装置 (パーソナルコンビュ ータ等),によって同一のコンテンツを共用することなどを実現するための技術の 開発が進められている。
パーソナルコンピュータを用い、 ネットワークを介して家電機器を遠隔操作す るためのプログラムとしては、 UPnP、 Jini、 HAVi等が知られている。 これらは ミ ドルウェアであり、 ユーザが家電機器を制御するために操作するユーザインタ フェースは、 UPnP等のミ ドルウェアを利用する他のソフトウェアに依存されて いる。
インタネットを介してコンテンツを共有する方法としては、 FTPや HTTPを利 用したファイルデータとして通信する方法、 RTSPや RTPを利用したストリーム データとして通信する方法がある。 これらの方法では、 コンテンツを通信する前 に個人 I Dとパスヮードを用いた認証により、 コンテンツの送信先を制限するこ とができる。
宅内ネットワークに接続された家電機器を認証する技術としては、 例えばデジ タル B S放送受信機器とディジタルビデオレコーダの間の認証に適用されている 5 Cプロテクションがある。
ところで、 インタネッ 1、に代表されるコンピュータネットワーク上で構築され た仮想空間に複数のユーザが同時に参加し、 リアルタイムなコミュニケーシヨン を実現する方法が、 例えば、 特開 2 0 0 1— 1 5 4 9 6 6号公報に開示されてい る。
家電機器を遠隔制御するためのユーザィンタフ ースを実現する従来のソフト ウェアは、 家電機器を制御する機能、 すなわち、 実用性だけを備えたものが多い したがって、 パーソナルコンピュータのソフトウェアに、 実用性だけでなく遊戯 性も兼ね備えることを求める消費者の希望を実現できるものではない課題があつ た。
従来技術における仮想空間上でのコミュニケーション形成は、 公共の仮想空間 に各ユーザが参加することで実現されるので、 ユーザ同士の親密なコミュュケ一 ション形成が困難であるという課題があった。
また、 従来技術によって実現される仮想空間上においては、 仮想空間の参加者 が提供するコンテンツを、 他の参加者にリアルタイムで共用させることができな い課題があった。
ただし、 従来の従来技術によって実現される仮想空間に、 FTP、 HTTP, RTSP、 RTP等を利用することによりインタネットを介してコンテンツを共有する従来の 方法を適用した場合には、 仮想空間の参加者が提供するコンテンツを、 他の参加 者に共用させることが可能となるが、 この場合、 認証用の個人 I Dとパスワード が公表されてしまえば、 仮想空間において管理著作物がコンテンツとして不正に 配布されてしまう事態が発生し得る課題があった。 発明の開示
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、 宅内ネットワークに接 続されている家電機器を、 仮想空間という遊戯性のあるユーザインタフェースを 用いて制御できるようにするとともに、 プライベートな仮想空間を限定したメン バだけで共有し、 コンテンッデータを同時に共用するようなユーザ間のより深い コミュニケーシヨンを実現できるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理システムは、 サービス提供装置が、 第 1のネットワークを介 してアクセスしてきた情報処理装置の接続を、 情報処理装置から送信された識別 情報に基づいて認証する認証手段と、 情報処理装置にプライベートな仮想空間の サービスを提供する提供手段と、 情報処理装置の利用者が属するグループを記憶 する記憶手段と、 利用者が利用する情報処理装置に対して提供されている最中の プライべ一トな仮想空間のサービスを、 利用者と同一のグループに属する他の利 用者のうち、 利用者が許可した他の利用者が利用する情報処理装置にも共有させ る共有手段と、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそ れぞれ利用する情報処理装置の間で、 コンテンツデータを共用させる共用手段と を含み、 情報処理装置が、 第 1のネッ トワークを介してサービス提供装置にァク セスし、 識別情報を送信する送信手段と、 サービス提供装置から提供されるブラ ィペートな仮想空間の表示を制御する表示制御手段と、 サービス提供装置から提 供されるプライベートな仮想空間に対する他の利用者からの共有の要求を許可す る許可手段と、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそ れぞれ利用する情報処理装置の間で共有するコンテンツデータの再生を指示する 指示手段とを含むことを特徴とする。
前記識別情報は、 利用者の個人 I Dおよびパスワード、 並びに情報処理装置の 機器 I Dおよびパスヮードを含むようにすることができる。
前記コンテンツデータは、 利用者によって管理される私的な第 2のネットヮー クに接続された電子機器に保持されているようにすることができる。
前記共用手段は、 情報処理装置からの指示に従い、 第 1および第 2のネットヮ 一クを介して電子機器からコンテンッデータを取得するようにすることができる c
前記情報処理装置は、 第 1およぴ第 2のネッ トワークを介して電子機器からコ ンテンッデータを取得する取得手段をさらに含むようにすることができる。
前記コンテンツデータは、 オーディォデータ、 ビデオデータ、 またはプロダラ ムデータであるようにすることができる。
前記情報処理装置は、 仮想空間に配置された電子機器に対応するアイコンに対 する利用者の操作に従い、 第 2のネットワークに接続されている電子機器を制御 する制御手段をさらに含むようにすることができる。
本発明のサービス提供装置は、 ネットワークを介してアクセスしてきた情報処 理装置の接続を、 情報処理装置から送信された識別情報に基づいて認証する認証 手段と、 情報処理装置にプライベートな仮想空間のサービスを提供する提供手段 と、 情報処理装置の利用者が属するグループを記憶する記憶手段と、 利用者が利 用する情報処理装置に対して提供されている最中のプライベートな仮想空間のサ 一ビスを、 利用者と同一のグループに属する他の利用者のうち、 利用者が許可し た他の利用者が利用する情報処理装置にも共有させる共有手段と、 プライべ一ト な仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそれぞれ利用する情報処理装置 の間で、 コンテンツデータを共用させる共用手段とを含むことを特徴とする。 本発明のサービス提供方法は、 ネットワークを介してアクセスしてきた情報処 理装置の接続を、 情報処理装置から送信された識別情報に基づいて認証する認証 ステップと、 情報処理装置にプライベートな仮想空間のサービスを提供する提供 ステップと、 情報処理装置の利用者が属するグループを記憶する記憶ステップと、 利用者が利用する情報処理装置に対して提供されている最中のプライベートな仮 想空間のサービスを、 利用者と同一のグループに属する他の利用者のうち、 利用 者が許可した他の利用者が利用する情報処理装置にも共有させる共有ステップと、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそれぞれ利用する 情報処理装置の間で、 コンテンツデータを共用させる共用ステップとを含むこと を特徴とする。
本発明の第 1の記録媒体のプログラムは、 ネットワークを介してアクセスして きた情報処理装置の接続を、 情報処理装置から送信された識別情報に基づいて認 証する認証ステツプと、 情報処理装置にプライベートな仮想空間のサービスを提 供する提供ステップと、 情報処理装置の利用者が属するグループを記憶する記憶 ステップと、 利用者が利用する情報処理装置に対して提供されている最中のブラ ィベートな仮想空間のサービスを、 利用者と同一のグループに属する他の利用者 のうち、 利用者が許可した他の利用者が利用する情報処理装置にも共有させる共 有ステップと、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそ れぞれ利用する情報処理装置の間で、 コンテンツデータを共用させる共用ステツ プとを含むことを特徴とするコンピュータ。
本発明の第 1のプログラムは、 第 1のネットワークを介してアクセスしてきた 情報処理装置の接続を、 情報処理装置から送信された識別情報に基づいて認証す る認証ステップと、 情報処理装置にプライベートな仮想空間のサービスを提供す る提供ステップと、 情報処理装置の利用者が属するグループを記憶する記憶ステ ップと、 利用者が利用する情報処理装置に対して提供されている最中のプライべ ートな仮想空間のサービスを、 利用者と同一のグループに属する他の利用者のう ち、 利用者が許可した他の利用者が利用する情報処理装置にも共有させる共有ス テツプと、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそれぞ れ利用する情報処理装置の間で、 コンテンツデータを共用させる共用ステップと を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
前記識別情報は、 利用者の個人 I Dおよびパスワード、 並びに情報処理装置の 機器 I Dおよびパスヮードを含むようにすることができる。
前記コンテンツデータは、 利用者によって管理される私的な第 2のネットヮー クに接続された電子機器に保持されているようにすることができる。
前記共用ステップの処理は、 情報処理装置からの指示に従い、 第 1および第 2 のネットワークを介して電子機器からコンテンッデータを取得するようにするこ とができる。
前記コンテンツデータは、 オーディオデータ、 ビデオデータ、 またはプロダラ ムデータであるようにすることができる。
本発明の情報処理装置は、 ネットワークを介してサービス提供装置にアクセス し、 識別情報を送信する送信手段と、 サービス提供装置から提供されるプライべ ートな仮想空間の表示を制御する表示制御手段と、 サービス提供装置から提供さ れるプライベートな仮想空間に対する他の利用者からの共有の要求を許可する許 可手段と、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそれぞ れ利用する情報処理装置の間で共有するコンテンツデータの再生を指示する指示 手段とを含むことを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、 ネットワークを介してサービス提供装置にアクセス し、 識別情報を送信する送信ステップと、 サービス提供装置から提供されるブラ ィベートな仮想空間の表示を制御する表示制御ステップと、 サービス提供装置か ら提供されるプライベートな仮想空間に対する他の利用者からの共有の要求を許 可する許可ステップと、 プライベートな仮想空間のサービスを共有する複数の利 用者がそれぞれ利用する端末装置の間で共有するコンテンツデータの再生を指示 する指示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第 2の記録媒体のプログラムは、 ネットワークを介してサービス提供 装置にアクセスし、 識別情報を送信する送信ステップど、 サービス提供装置から 提供されるプライベートな仮想空間の表示を制御する表示制御ステップと、 サー ビス提供装置から提供されるプライベートな仮想空間に対する他の利用者からの 共有の要求を許可する許可ステップと、 プライベートな仮想空間のサービスを共 有する複数の利用者がそれぞれ利用する端末装置の間で共有するコンテンツデー タの再生を指示する指示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第 2のプログラムは、 第 1のネットワークを介してサービス提供装置 にアクセスし、 識別情報を送信する送信ステップと、 サービス提供装置から提供 されるプライベートな仮想空間の表示を制御する表示制御ステップと、 サービス 提供装置から提供されるプライベートな仮想空間に対する他の利用者からの共有
の要求を許可する許可ステップと、 プライベートな仮想空間のサービスを共有す る複数の利用者がそれぞれ利用する端末装置の間で共有するコンテンツデータの 再生を指示する指示ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特 徴とする。
前記識別情報は、 利用者の個人 I Dおよびパスワード、 並びに端末装置の機器 I Dおよびパスヮードを含むようにすることができる。
前記コンテンツデータは、 利用者によって管理される私的な第 2のネットヮー クに接続された電子機器に保持されているようにすることができる。
本発明の第 2のプログラムは、 第 1および第 2のネットワークを介して電子機 器からコンテンツデータを取得する取得ステップをさらに含むことができる。 前記コンテンツデータは、 オーディオデータ、 ビデオデータ、 またはプロダラ ムデータであるようにすることができる。
本発明の第 2のプログラムは、 仮想空間に配置された電子機器に対応するアイ コンに対する利用者の操作に従い、 第 2のネットワークに接続されている電子機 器を制御する制御ステップをさらに含むことができる。
本発明の情報処理システムにおいては、 サービス提供装置により、 第 1のネッ トワークを介してアクセスしてきた情報処理装置の接続が認証されて、 プライべ ートな仮想空間のサービスが提供される。 また、 利用者が利用する情報処理装置 に対して提供されている最中のプライベートな仮想空間のサービスが、 利用者と 同一のグループに属する他の利用者のうち、 利用者が許可した他の利用者が利用 する情報処理装置にも共有される。 さらに、 プライベートな仮想空間のサービス を共有する複数の利用者がそれぞれ利用する情報処理装置の間で、 コンテンツデ ータが共用される。 一方、 情報処理装置により、 サービス提供装置から提供され るプライベートな仮想空間に対する他の利用者からの共有の要求が許可され、 プ ライペートな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者がそれぞれ利用する情 報処理装置の間で共有するコンテンツデータの再生が指示される。
本発明のサービス提供装置および方法、 並びにプログラムにおいては、 ネット ワークを介してアクセスしてきた情報処理装置の接続が認証されて、 プライべ一 トな仮想空間のサービスが提供される。 また、 利用者が利用する情報処理装置に 対して提供されている最中のプライベートな仮想空間のサービスが、 利用者と同 一のグループに属する他の利用者のうち、 利用者が許可した他の利用者が利用す る情報処理装置にも共有される。 さらに、 プライベートな仮想空間のサービスを 共有する複数の利用者がそれぞれ利用する情報処理装置の間で、 コンテンツデー タが共用される。
本発明の情報処理装置および方法、 並びにプログラムにおいては、 サービス提 供装置から提供されるプライべ一トな仮想空間に対する他の利用者からの共有の 要求が許可され、 プライべ一トな仮想空間のサービスを共有する複数の利用者が それぞれ利用する情報処理装置の間で共有するコンテンッデータの再生が指示さ れる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明を適用した仮想空間遠隔操作システムの構成例を示している。 図 2は、 図 1の携帯型ユーザ端末の構成例を示すプロック図である。
図 3は、 図 1の P Cの構成例示すブロック図である。
図 4は、 図 1の P Cの機能プロックを示す図である。
図 5は、 仮想宅ビューァウィンドウの表示例を示す図である。
図 6は、 仮想部屋に配置されたアイコンについて説明するための図である。 図 7は、 ログイン処理を説明するフローチャートである。
図 8は、 口グイン時の仮想宅ビューァウィンドウの表示例を示す図である。 図 9は、 レイァゥト情報取得処理を説明するフローチャートである。
図 1 0は、 仮想部屋の表示例を示す図である。
図 1 1は、 イベント情報取得処理を説明するフローチャートである。
図 1 2は、 宅内ネットワーク情報取得処理を説明するフローチャートである。
図 1 3は、 メンバ情報取得処理を説明するフローチャートである。
図 1 4は、 ログァゥト処理を説明するフローチヤ一トである。
図 1 5は、 ドアアイコンを選択したときの表示例を示す図である。
図 1 6は、 アイコンの移動について説明するための図である。
図 1 7は'、 アイコンの移動について説明するための図である。
図 1 8は、 アイコンの向きの変更について説明するための図である。
図 1 9は、 アイコンを他のアイコンに重畳して配置する操作について説明する ための図である。
図 2 O Aは、 アイコンを他のアイコンに重畳して配置する操作と、 他のアイコ ンの陰に配置する操作の違いついて説明するための図である。
図 2 0 Bは、 アイコンを他のアイコンに重畳して配置する操作と、 他のアイコ ンの陰に配置する操作の違いついて説明するための図である。
図 2 1は、 クローゼット アイコンを収納する操作について説明するための図 である。
図 2 2は、 クローゼットアイコンが選択されたときの表示例を示す図である。 図 2 3は、 アイテム一覧の表示例を示す図である。
図 2 4は、 アイテム一覧のうち、 1つのアイテムが選択されたときの表示例を 示す図である。
図 2 5は、 クローゼットから仮想部屋にアイコンを戻す操作について説明する ための図である。
図 2 6は、 クローゼットから仮想部屋にアイコンを戻す操作について説明する ための図である。
図 2 7は、 P Cアイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 2 8は、 P Cアイコンから、 ビデオレコーダアイコン、 オーディオプレーヤ アイコン、 およびフォトアルバムアイコンが分離されたときの表示例を示す図で ある。
図 2 9は、 ビデオレコーダアイコンが分離されたときの表示例を示す図である c
図 3 0は、 テレビ番組表の表示例を示す図である。
図 3 1は、 EPG情報取得処理を説明するフローチャートである。
図 3 2は、 テレビ番組表の番組が選択されたときの表示例を示す図である。 図 3 3は、 録画操作を説明するための図である。
図 3 4は、 ビデオレコーダアイコンが選択されているときの表示例を示す図で ある。
図 3 5は、 録画済番組一覧の表示例を示す図である。
図 3 6は、 コンテンツ一覧情報取得処理を説明するフローチヤ一トである。 図 3 7は、 録画済番組のうちの 1つを選択したときの表示例を示す図である。 図 3 8は、 録画済番組を再生したときの出力先を選択する操作を説明するため の図である。
図 3 9は、 録画済番組の映像をメインパネルに表示させたときの表示例を示す 図である。
図 4 0は、 録画済番組の映像をメインパネルに表示させるときの処理を説明す るフローチャートである。
図 4 1は、 録画済番組を再生した映像を実在する T Vに表示させたときのメイ ンパネルの表示例を示す図である。
図 4 2は、 録画済番組を再生した映像を実在する T Vに表示させたときのメイ ンパネルの他の表示例を示す図である。
図 4 3は、 録画済番組の映像を実在する T Vに表示させるときの処理を説明す るフローチヤ一トである。
図 4 4は、 T Vアイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 4 5は、 実在する T Vの制御操作を説明するための図である。
図 4 6は、 実在する T Vの制御操作を説明するための図である。
図 4 7は、 メモ帳アイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 4 8は、 図 4 7の 「新規」 ボタンが押下されたときの表示例を示す図である c 図 4 9は、 メモ帳のページにテキストを入力したときの表示例を示す図である c
図 5 0は、 メモ用紙アイコンが選択されたときの表示例を示す図である。 図 5 1は、 電話アイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 5 2は、 図 5 1の 「メンバ一覧」 ポタンが押下されたときの表示例を示す図 である。
図 5 3は、 図 5 2の 「ユーザ検索」 ボタンが押下されたときの表示例を示す図 である。
図 5 4は、 ユーザ検索の操作を説明するための図である。
図 5 5は、 「ななこ」 をメンバに仮登録する操作を説明するための図である。 図 5 6は、 「ななこ」 が仮登録されたときの表示例を示す図である。
図 5 7は、 「ひでお」 をメンバから削除する操作を説明するための図である。 図 5 8は、 「ひでお」 をメンバから削除した後の表示例を示す図である。 図 5 9は、 仮登録された 「ななこ」 の仮想部屋の表示例を示す図である。 図 6 0は、 仮登録されたときの処理を説明するフローチヤ一トである。
図 6 1は、 電話アイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 6 2は、 「ゆみこ」 に電話をかける操作を説明するための図である。
図 6 3は、 現況情報取得処理を説明するフローチャートである。
図 6 4は、 電話チヤット処理を説明するフローチヤ一トである。
図 6 5は、 電話がかかってきたときの表示例を示す図である。
図 6 6は、 通話中の表示例を示す図である。
図 6 7は、 電話チャットの操作を説明するための図である。
図 6 8は、 電話チヤットを終了するときの操作を説明するための図である。 図 6 9は、 電話チヤット終了処理を説明するフローチヤ一トである。
図 7 0は、 留守番電話記録処理を説明するフローチヤ一トである。
図 7 1は、 電話の呼び出し先が留守番電話であったときの表示例を示す図であ る。
図 7 2は、 電話アイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 7 3は、 留守電メッセージ一覧の表示例を示す図である。
図 7 4は、 留守電メッセージを確認するときの操作を説明するための図である。 図 7 5は、 ドアアイコンが選択されたときの表示例を示す図である。
図 7 6は、 「ゆみこの家 J に訪問する操作を説明するための図である。
図 7 7は、 カンファレンス生成処理を説明するフローチヤ一トである。
図 7 8は、 「ゆみこの家」 に訪問したときの表示例を示す図である。
図 7 9は、 カンファレンスの同期情報として、 ユーザ Bの操作に対応する情報 を共有する処理を説明するフローチャートである。
図 8 0は、 インタフォンを呼び出す操作を説明する図である。
図 8 1は、
カンファレンスの同期情報として、 ユーザ Aの操作に対応する情報を共有する 処理を説明するフローチヤ一トである。
図 8 2は、 「チャイム」 ボタンが押下されたことに対応する仮想部屋の表示例 を示す図である。
図 8 3は、 インタフォンチヤット処理を説明するフローチヤ一トである。
図 8 4は、 インタフォンチャット時の表示例を示す図である。
図 8 5は、 インタフォンチヤットを終了する操作を説明するための図である。 図 8 6は、 ィンタフォンチヤット時の表示例を示す図である。
図 8 7は、 ドアを開錠する操作を説明するための図である。
図 8 8は、 入室する操作を説明するための図である。
図 8 9は、 マスコット Aがユーザ Bの仮想部屋に入室したときの表示例を示す 図である。
図 9 0は、 マスコット Aがユーザ Bの仮想部屋に入室したときの表示例を示す 図である。
図 9 1は、 開錠から入室までの処理を説明するフローチャートである。
図 9 2は、 マスコッ ト同士が直接的にアイテムを渡す方法を説明するための図 である。
図 9 3は、 マスコット同士が直接的にアイテムを渡す方法を説明するための図 である。
図 9 4は、 マスコット同士が直接的にアイテムを渡す方法を説明するための図 である。
図 9 5は、 直接的な所有権処理を説明するフローチャートである。
図 9 6は、 直接的に渡したアイテムを確認する操作を説明するための図である。 図 9 7は、 直接的に渡したアイテムを仮想部屋の配置する操作を説明するため の図である。 '
図 9 8は、 ボストを介して間接的にアイテムを渡す方法を説明するための図で ある。
図 9 9は、 ポストを介して間接的にアイテムを渡す方法を説明するための図で ある。
図 1 0 0は、 ボストを介して間接的に渡されたアイテムを確認する操作を説明 するための図である。
図 1 0 1は、 ポストを介して間接的に渡されたアイテムを仮想部屋の配置する 操作を説明するための図である。
図 1 0 2は、 間接的な所有権処理を説明するフローチャートである。
図 1 0 3は、 インタネットラジオ共有処理の操作を説明するための図である。 図 1 0 4は、 インタネットラジオ共有処理の操作を説明するための図である。 図 1 0 5は、 インタネットラジオ共有処理を説明するフローチャートである。 図 1 0 6は、 画像共有処理の操作を説明するための図である。
図 1 0 7は、 画像共有処理時の表示例を示す図である。
図 1 0 8は、 画像共有処理の操作を説明するための図である。
図 1 0 9は、 画像共有処理の操作を説明するための図である。
図 1 1 0は、 画像共有処理を説明するフローチャートである。
図 1 1 1は、 共有された画像の表示例を示す図である。
図 1 1 2は、 画像共有終了処理を説明するフローチャートである。
T JP2003/013681
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発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明を適用した仮想空間遠隔操作システムについて、 図面を参照して 説明する。 この仮想空間遠隔操作システムは、 携帯型ユーザ端末の画面に、 ユー ザ専用の仮想的な空間 (以下、 仮想宅、 または仮想部屋と記述する) を C G (Computer Graphi c)として表示させることができ、 仮想宅内に設けられるパー ソナルコンピュータアイコンやテレビジョン受像機アイコン等を操作することに より、 ユーザの住居に実在するホームネットワークに接続されたパーソナルコン ピュータ (以下、 P Cと記述する) 、 テレビジョン受像機 (以下、 T Vと記述す る) 、 オーディオ機器等の各種電子機器を制御できるようにするものである。 また、 仮想空間遠隔操作システムは、 他のユーザ専用の仮想宅に訪問したり、 他のユーザとリアルタイムにメッセージを交換したり、 同一の仮想宅を共用して いる複数のユーザ間でコンテンツデータ (楽曲などのオーディオデータ、 静止画 または動画のビデオデータ、 プログラムデータ等) を共用したりすることを実現 するものである。
以下、 ユーザが携帯型ユーザ端末などに表示させた仮想宅の画面を操作して、 ユーザ宅に実在する P C等を制御するような、 他のユーザと関わらない処理を、 以下、 スタンドアローン処理と記述する。
一方、 ユーザが他のユーザの仮想宅を訪問するような、 複数のユーザが関連す る処理を、 以下、 コミュニケーション処理と記述する。
図 1は、 仮想空間遠隔操作システムの構成例を示している。 この仮想空間遠隔 操作システムは、 ユーザ側の機器とサービス提供者側の機器に分類できる。
はじめに、 ユーザ側の機器について説明する。 携帯型ユーザ端末 1は、 例えば、 P C、 PDA (Personal Digital ass i stant)、 携帯電話機などから成り、 内蔵さ れた CPU 3 1 (図 2 ) が仮想宅ビューァプログラム 5 1 (図 2 ) を実行すること により、 基地局 4およびインタネット 5を介して任意のサーバ等に接続し、 以下 に述べる動作を実現する。
ユーザ Aによって使用される携帯型ユーザ端末 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介して、 サービス提供者側の仮想宅 D Bサーバ 2 1などに接続し、 ユー ザ Aの仮想宅の情報を取得して、 その画像、 すなわち、 仮想宅を画面上に表示す る。 この仮想宅の画像には、 ユーザ Aの住居 (以下、 ユーザ A宅と記述する) に 実在する P C 1 2や T V 1 3にそれぞれ対応する P Cアイコンゃ T Vアイコンが 表示されている。
携帯型ユーザ端末 1は、 画面上に表示される仮想宅の P Cアイコンや T Vアイ コンに対するユーザの操作に対応し、 基地局 4およぴィンタネッ ト 5を介して、 ユーザ A宅の宅内ネットワーク 2を構成するホームサーバ 1 1に接続し、 認証が 行われた後、 宅内ネッ トワーク 2に接続された P C 1 2や T V 1 3を制御するた めの制御信号を送信することができる。
さらに、 携帯型ユーザ端末 1は、 ホームサーバ 1 1を制御して、 P C 1 2に保 持されているコンテンツデータを、 インタネット 5を介して取得することができ る。
ユーザ A宅には、 ホームサーバ 1 1を中心とする宅内ネッ トワーク 2が設けら れている。
ホームサーバ 1 1は、 グローバル I Pアドレスを有している。 したがって、 ホ ームサーバ 1 1に対して、 携帯型ユーザ端末 1などがインタネット 5を介してァ クセスすることができる。 ホームサーバ 1 1には、 ユーザ Aに固有の個人 I Dお よびパスワード、 並びにユーザ Aが使用するユーザ端末 (いまの場合、 携帯型ュ 一ザ端末 1 ) 固有の機器 I Dおよびパスワードが登録されており、 インタネット 5を介してアクセスが発生した場合、 認証処理を実行するようになされている。 すなわち、 ホームサーバ 1 1は、 ユーザ Aが予め機器 I Dおよびパスワードが登 録されているユーザ端末 1を使用し、 正確な個人 I Dおよびパスワードを入力し たときだけ、 インタネット 5を介するユーザ端末 1からのアクセスを許可するよ うになされている。
なお、 ホームサーバ 1 1に登録可能なユーザ端末の数を数台に制限したり、 ま たは、 同一の個人 I Dおよびパスヮードによってアクセスが許可されるユーザ端 末の数を 1台に制限したりすれば、 不正なアクセスによりコンテンツが取得され てしまうことを抑止することができる。
なお、 上述したホームサーバ 1 1が、 アクセス発生時に実行する認証処理を、 後述する認証サーバ 2 2に代行させてもかまわない。 この場合、 認証サーバ 2 2 に、 各ユーザ宅のホームサーバに対する不正なアクセスに利用されたユーザ I D およびパスヮード、 並びに機器 I Dおよびパスワードの情報を蓄積することがで きるので、 不正なアクセスをより効果的に抑止することができる。 また、 一人の ユーザが複数の宅内ネットワークを有している場合などにおいて、 個人 I D、 機 器 I D等の登録に要する手間を一度で済ませることができる。
ホームサーバ 1 1は、 携帯型ユーザ端末 1からインタネット 5を介して送信さ れた P C 1 2や T V 1 3を制御するための制御信号を受信し、 UPnP等のミ ドル ウェアを実行することにより、 P C 1 2や T V 1 3を制御するための制御信号を、 データバス 1 4を介して P C 1 2や T V 1 3に中継する。
また、 ホームサーバ 1 1は、 携帯型ユーザ端末 1からの要求に対応し、 例えば、 P C 1 2に保持されているコンテンツデータを、 インタネット 5を介して携帯型 ユーザ端末 1に送信する。
ユーザ A宅の P C 1 2は、 携帯型ユーザ端末 1と同様に、 インタネット 5を介 して、 サービス提供者側の仮想宅 D Bサーバ 2 1などに接続し、 ユーザ Aの仮想 宅を画面上に表示する。 また、 P C 1 2は、 表示される仮想宅の P Cアイコンや T Vアイコンに対するユーザの操作に対応して、 ホームサーバ 1 1に接続されて いる T V 1 3等を制御するための制御信号を送信する。
ユーザ Bによって使用される P C 3は、 携帯型ユーザ端末 1と同様に、 インタ ネット 5を介して、 サービス提供者側の仮想宅 D Bサーバ 2 1などに接続し、 ュ 一ザ Bの仮想宅を画面上に表示する。 また、 P C 3は、 表示される仮想宅の P C アイコンや T Vアイコンに対するユーザの操作に対応し、 インタネット 5を介し
て、 ユーザ B宅のホームサーバに接続し、 ホームサーバに接続されている P C (いずれも不図示) 等を制御するための制御信号を送信する。
なお、 ユーザ側の機器としては、 ユーザ A, B以外のユーザが操作する携帯型 ユーザ端末や P Cが存在し、 ユーザ A, B以外のユーザ宅にも、 それぞれホーム サーバが配置されているが、 それらの図示は省略する。
次にサービス提供者側の機器について説明する。 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 各 ユーザによって任意に設定される仮想宅のレイアウト情報 (仮想宅の外観、 仮想 宅内の壁の模様、 床の材質、 仮想宅内の各種アイコンの配置などの情報を含む) や、 各ユーザのイベント情報 (ユーザ宛にメッセージが届いていることを示す情 報、 他のユーザからチャッ トの申し込みがあることを示す情報など) を記憶して おり、 インタネット 5を介して接続してきた携帯型ユーザ端末 1などに対して、 仮想宅の情報やイベント情報を供給する。
認証サーバ 2 2は、 インタネット 5を介してサービス提供者側の装置にァクセ スしてきた携帯型ユーザ端末 1などに対する認証処理を実行する。 具体的には、 携帯型ユーザ端末 1から送信される個人 I Dおよびパスワード、 並びに機器 I D およびパスワードが、 予め登録されているものであるときだけ、 サービス提供者 側の装置に対するァクセス権を供給し、 携帯型ユーザ端末 1から仮想宅 D Bサー バ 2 1、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3、 またはユーザ情報保持サーバ 2 4に 送信されるアクセス権の真偽を判別する。
なお、 認証サーバ 2 2は、 ホームサーバ 1 1がインタネット 5を介してァクセ スしてきた携帯型ユーザ端末 1などに対して実行する認証処理を代行することが できる。 この場合、 認証サーバ 2 2は、 認証後、 ホームサーバ 1 1に対するァク セス権を携帯型ユーザ端末 1に供給し、 携帯型ユーザ端末 1からホームサーバ 1 1に送信されるアクセス権の真偽を判別する。
ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 仮想空間遠隔操作システムを利用する複 数のユーザに関わる処理を実行する。 例えば、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3 は、 各ユーザが属するユーザグループのメンバリス トを記憶したり、 複数のユー
ザ間で行われるチヤットを管理したり、 仮想部屋が共有されるときに生成される カンファレンスの同期情報 (詳細は後述する) を管理したりする。
なお、 ユーザは、 複数のユーザグループに重複して所属することが可能である。 ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 各ユーザの個人データ、 すなわち、 イベント情 報に対するイベント詳細情報 (ユーザ宛のメールやメ ッセージのテキス トデータ 等) 、 ユーザが取得した各種の証明証データ (後述) 、 メモ帳機能を利用してュ 一ザが書き込んだテキストデータ、 他のユーザに共有させるためのコンテンツデ ータを記憶する。
EPG (El ectronic Program Gui de)サーバ 2 5は、 インタネット 5を介して接 続してきた携帯型ユーザ端末 1などからの要求に対応して、 テレビジョン放送番 組の番組表および各番組の情報を含む EPG情報を供給する。
オーディオサーバ 2 6は、 いわゆる、 ィンタネットラジオの放送サーバであり、 インタネット 5を介して接続してきた携帯型ユーザ端末 1などからの要求に対応 して、 オーディオのス トリームデータを供給する。
なお、 サービス提供者側の仮想宅 D Bサーバ 2 1乃至オーディオサーバ 2 6は、 必ずしも、 図示されたようにそれぞれ別個に設けなくてもよく、 仮想宅 D Bサー バ 2 1乃至オーディオサーバ 2 6のうちのいくつかを、 適宜、 統合してもよい。 図 2は、 携帯型ユーザ端末 1の構成例を示している。 携帯型ユーザ端末 1は、 CPU (Central Process ing Unit) 3 1を内蔵している。 CPU 3 1にはバス 3 4を 介して、 入出力インタフェース 3 5が接続されている。 バス 3 4には、
ROM (Read Only Memory) 3 2およぴ RAM (Random Access Memory) 3 3力接続さ れている。
入出力インタフェース 3 5には、 音声などを出力する出力部 3 6、 ユーザ Aが 操作コマンドを入力するキーボード、 タツチパネルなどの入力デバイスよりなる 操作入力部 3 7、 仮想宅などの映像を表示する CRT (Cathode Ray Tube)または LCD (Liqui d Crystal Di splay)等よりなる表示部 3 8、 各種のプログラムおよ び各種のやデータを収納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部 3 9、
並びに基地局 4およびィンタネット 5を介して通信を行う通信部 4 0が接続され ている。 また、 入出力インタフェース 3 5には、 磁気ディスク 4 2、 光ディスク 4 3、 光磁気ディスク 4 4、 および半導体メモリ 4 5などの記録媒体に対してデ ータを読み書きするドライブ 4 1が接続されている。
CPU 3 1は、 磁気ディスク 4 2乃至半導体メモリ 4 5から読み出されて記憶部 3 9に記憶され、 記憶部 3 9から RAM 3 3にロードされた仮想宅ビューァプログ ラム 5 1を実行することにより、 図 4に示す仮想宅ビューァ 9 1を実現する。 以 上で、 携帯型ユーザ端末 1の構成例の説明を終了する。
図 3は、 P C 1 2の構成例を示している。 P C 1 2は、 CPU 6 1を内蔵してい る。 CPU 6 1にはバス 6 4を介して、 入出力ィンタフェース 6 5が接続されてい る。 バス 6 4には、 R0M 6 2および RAM 6 3が接続されている。
入出力インタフェース 6 5には、 音声などを出力する出力部 6 6、 ユーザ Aが 操作コマンドを入力するキーポード、 マウスなどの入力デバイスよりなる操作入 力部 6 7、 仮想宅などの映像を表示する CRT または LCD 等よりなる表示部 6 8、 各種のプログラムおよび各種のデータを収納するハードディスクドライブなどよ りなる記憶部 6 9、 並びにホームサーバ 1 1との通信や、 ホームサーバ 1 1およ びインタネット 5を介するサービス提供者側の機器と通信を行う通信部 7 0が接 続されている。
また、 入出力インタフェース 6 5には、 磁気ディスク 7 4、 光ディスク 7 5、 光磁気ディスク 7 6、 および半導体メモリ 7 7などの記録媒体に対してデータを 読み書きするドライブ 8 3、 並びに、 テレビジョン放送等の A V信号をェンコ一 ドし、 またデコードするビデオエンコーダ/デコーダ 7 1が接続されている。 ビ デォェンコーダ /デコーダ 7 1には、 テレビジョン放送を受信するチューナ 7 2 が内蔵されている。
CPU 6 1は、 磁気ディスク 7 4乃至半導体メモリ 7 7から読み出されて記憶部 6 9に記憶され、 記憶部 6 9から RAM 6 3にロードされた仮想宅ビューァプログ ラム 8 1、 ハードディスク(HDD)ビデオレコーダ 8 2、 オーディォデータ配信サ
一ビスプログラム 8 3、 および写真データ配信サービスプログラム 8 4をそれぞ れ実行することにより、 図 4に示す 4種類の機能、 すなわち、 仮想宅ビューァ 9 1、 HDDビデオレコーダ 9 2、 オーディオデータ配信サービス 9 3、 および写真 データ配信サービス 9 4を実現する。 また、 上述したように、 上記各プログラム は各種記憶媒体を用いて配布されてもよいし、 インタネット 5等のネットワーク を介して配布されてもよい。
^想宅ビューァ 9 1は、 ィンタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1力、らュ 一ザ Aの仮想宅の情報を取得し、 画面上に仮想宅を表示させるとともに、 仮想宅 内の P Cアイコンや T Vアイコンに対するユーザ Aの操作に対応して、 P C 1 2 や T V 1 3を制御するための制御信号を、 ホームサーバ 1 1に出力する。 さらに、 仮想宅ビューァ 9 1は、 後述するオーディオデータ配信サービス 9 3と同等に、 配信されるオーディオデータの音声を再生することができる。
HDDビデオレコーダ 9 2は、 ビデオェンコーダ /デコーダ 7 1を制御して、 テ レビジョン放送等の A V信号をエンコードさせ、 得られた符号化データを記憶部 6 9に記憶させる。 また、 HDDビデオレコーダ 9 2は、 記憶部 6 9から符号化デ ータを読み出させてデコードさせ、 復元される A V信号の映像を表示部 6 8に表 示させ、 音声を出力部 6 6から出力させる。 あるいは、 復元させる A V信号を、 データバス 1 4を介して T V 1 3に供給させる。
オーディオデータ配信サービス 9 3は、 オーディオサーバ2 6などから取得し たオーディオデータを再生し、 対応する音声を出力部 6 6から出力させる。
写真データ配信サービス 9 4は、 例えば、 記憶部 6 9に記憶されている画像デ ータの画像を表示部 6 8に表示させたり、 複数の画像データのサムネイル画像
(縮小画像) の一覧を表示部 6 8に表示させたりする。 以上で、 P C 1 2の構成 例の説明を終了する。
なお、 P C 3の構成例は、 図 2に示された携帯型ユーザ端末 1の構成例、 また は図 3に示された P C 1 2の構成例と同様であるので、 その説明は省略する。
また、 ホームサーバ 1 1、 および仮想宅 D Bサーバ 2 1乃至ユーザ情報保持サ ーバ 2 4も、 図 3に示された P C 1 2の構成例と同様に構成されるので、 それぞ れの構成例の説明は省略する。 ホームサーバ 1 1、 および仮想宅 D Bサーバ 2 1 乃至ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 それぞれに内蔵される CPUが所定のプログ ラムを実行することにより、 後述する各種の処理を実行する。
次に、 図 5は、 携帯型ユーザ端末 1などの画面に表示される仮想宅ビューァゥ ィンドウの一例を示している。
この仮想宅ビューァウィンドウ 1 0 1の上部には、 当該ウィンドウを閉じると き押下される 「終了」 ポタン 1 0 2、 当該ウィンドウのサイズを最大化するとき、 または当該ウィンドウのサイズを最大化の状態から元のサイズに戻すとき押下さ れる 「最大化」 ボタン 1 0 3、 および当該ウィンドウを最小化するとき押下され る 「最小化」 ボタン 1 0 4が設けられている。
仮想宅ビューァウィンドウ 1 0 1は、 仮想宅の画像が表示されるメインパネル 1 0 5、 メィンパネノレ 1 0 5に表示されている複数のアイコンのうち、 ユーザに よって選択されているアイコンに関連する情報などが表示されるコントロールパ ネル 1 0 6、 およびチヤットゃメールのテキストゃ時事-ユースなどが表示され るコミュニケーションパネル 1 0 7に区分されている。
メインパネル 1 0 5に表示される仮想宅について、 図 6を参照して説明する。 仮想宅の室内 (適宜、 仮想部屋とも記述する) には、 室内で自律的に行動したり、 ユーザの代理として他のユーザの仮想宅に訪問したりするマスコット 1 2 1が存 在する。
ここで、 マスコットとは、 現在表示されている場所に訪れているという印象を ユーザに喚起する機能、 仮想宅ビューァプログラムの状態が変化したことについ てユーザの注意を喚起する機能、 他ユーザが自分の仮想宅を訪問していることを 視認できるようにする機能、 他人の仮想宅を訪問する際にアイコンを運搬する機 能を有する。 また、 マスコッ トとは、 特開 2 0 0 2 _ 4 4 7 6 5号公報に記載の
エージェントのように、 ユーザの処理を何らかの形で代行する機能を有する。 た だし、 このユーザの処理を代行する機能は必ずしも有していなくてもかまわない。 仮想部屋には、 マスコッ ト 1 2 1を他のユーザ宅に訪問させるとき押下される ドアアイコン 1 2 2、 当該ユーザ宛のメールを受信するとき押下されるボストァ イコン 1 2 3、 自己が属するメンバグループのメンバに通話するとき (ただし、 本実施の形態ではチャットするとき) などに押下される電話アイコン 1 2 4、 ュ 一ザ A宅に実在する P C 1 2を制御するとき押下される P Cアイコン 1 2 5、 お よびユーザ A宅に実在する T V 1 3を制御するとき押下される T Vアイコン 1 2 6が設けられている。
さらに、 仮想部屋には、 家具に相当するソファアイコン 1 2 7、 およびテープ ルアイコン 1 2 8、 並びに室内装飾品や小型物品 (以下、 アイテムと記述する) などに相当する植物アイコン 1 2 9、 およびゴミ箱アイコン 1 3 0が設けられて いる。
P Cアイコン 1 2 5乃至ゴミ箱アイコン 1 3 0は、 ユーザが任意の場所に配置 することが可能である。 また、 植物アイコン 1 2 9などのアイテムアイコンは、 他のユーザ宅に訪問するときに自己の仮想部屋から持ち出し、 訪問先のユーザに プレゼントすることができる。
さらに、 仮想部屋には、 植物アイコン 1 2 9などのアイテムアイコンを収納し たり (画面上から消去したり) 、 収納していたアイテムアイコンを仮想部屋に戻 したり (画面上に再度表示したり) するとき押下されるクローゼットアイコン 1 3 1が設けられている。
また、 各アイコンのデザイン、 仮想部屋の壁紙の模様、 床の材質なども、 予め 用意されている複数の選択肢の中から、 ユーザが任意に選択することが可能であ る。
次に、 携帯型ユーザ端末 1の CPU 3 1が RAM 3 3にロードされた仮想宅ビュー ァプログラム 5 1を実行したときに行われる一連の処理について説明する。 以下、 携帯型ユーザ端末 1の動作の主語を、 仮想宅ビューァ 5 1と記述する。
始めに、 サービス提供者側の機器に対してログイン処理が行われる。 このログ イン処理について、 図 7のフローチヤ一トを参照して説明する。
仮想宅ビューァ 5 1が起動されると、 画面上のメインパネル 1 0 5には、 図 8 に示すように、 ユーザ Aの仮想宅の外側が表示される。 この画像の表示には、 前 回ログインしていたときに仮想宅 D Bサーバ 2 1から供給され、 記憶部 3 9など にキャッシュされていた (保持されていた) レイアウト情報が用いられる。 コン トロールパネル 1 0 6には、 パスワード入力欄 1 0 8、 および 「家の中」 ボタン 1 0 9が表示される。
ユーザ Aにより、 パスワード入力欄 1 0 8にログイン用のパスワードが入力さ れ、 「家の中」 ボタン 1 0 9が押下されたことに対応し、 ステップ S 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネット 5を介して、 仮想宅 D Bサ ーパ 2 1にアクセスし、 ログイン要求を送信する。
このログイン要求に対応し、 ステップ S 1 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1 は、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に認証サーバ 2 2 (D URL (Uniform Resource Locator)を通知する。
ステップ S 2において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネット 5を介して、 認証サーバ 2 2にアクセスし、 ユーザ Aによって入力されたユーザ Aの個人 I Dおよびパスワード、 並びに携帯型ユーザ端末 1に保持されている機 器 I Dおよびパスヮードを、 認証要求とともに送信する。
この認証要求に対応し、 ステップ S 2 1において、 認証サーバ 2 2は、 個人 I D等の正当性を確認した後、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビ ユーァ 5 1にサービス提供者側の全ての機器、 およびユーザ A宅のホームサーバ 1 1に対するアクセス権を供給する。
ステップ S 3において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネット 5を介して、 取得したアクセス権を仮想宅 D Bサーバ 2 1に通知する。 ステップ S 1 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 仮想宅ビューァ 5 1から通知された アクセス権の確認を、 認証サーバ 2 2に要求する。 ステップ S 2 2において、 認
証サーバ 2 2は、 アクセス権の真偽を確認し、 その確認結果を仮想宅 D Bサーバ 2 1に通知する。
ステップ S 1 3において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 認証サーバ 2 2から通知 された確認結果が、 アクセス権が本物であることを示している場合、 ログインが 成功したことを、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1 に通知する。
このログイン成功の通知を受領したことにより、 仮想宅ビューァ 5 1は、 これ 以降の処理を継続できることになる。 以上で、 ログイン処理の説明を終了する。 次に、 メインパネル 1 0 5に仮想部屋を表示するためにレイァゥト情報を取得 する処理が行われる。 このレイアウト情報取得処理について、 図 9のフローチヤ ートを参照して説明する。
ステップ S 3 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して、 仮想宅 D Bサーバ 2 3に、 ユーザ Aの仮想宅のレイアウト情報を 要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 4 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 3 は、 自己が記憶しているユーザ Aの仮想宅の最新のレイアウト情報を、 インタネ ット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に供給する。
ステップ S 3 2において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 取得した最新のレイアウト 情報と、 記憶部 3 9などにキャッシュされていたレイアウト情報とを比較し、 例 えば、 キャッシュされていたレイアウト情報には存在せず、 最新のレイアウト情 報には存在しているアイコンの画像データ等のような、 更新された分のデータを、 基地局 4およびィンタネット 5を介して、 仮想宅 D Bサーバ 2 1に要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 4 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 要求 されたアイコンの画像データ等などの更新された分のデータを、 インタネット 5 および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に供給する。 この後、 ステップ S 3 3において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 図 1 0に示すように、 メインパネル 1 0 5に仮想部屋の画像を表示する。 このとき、 仮想部屋のいずれのアイコンもユー ザによって選択されていないので、 コントロールパネル 1 0 6には、 仮想部屋の
状態 (築日数、 累計ログイン時間、 壁の種類、 床の種類など) が表示される。 以 上で、 レイアウト情報取得処理の説明を終了する。
次に、 ユーザ Aのイベント情報を取得する処理が行われる。 ユーザ Aのィベン ト情報取得処理について、 図 1 1のフローチャートを参照して説明する。 ここで、 イベント情報とは、 仮想宅 D Bサーバ 2 1に記憶されているものであって、 他の ユーザからのユーザ Aに対する何らかの動作 (例えば、 ユーザ A宛にメールが届 いていること、 ユーザ A宛に留守番電話メッセージが録音されていること、 ユー ザ Aの仮想宅に他のユーザが訪問しにきていることなど) を示すものである。 ステップ S 5 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して、 仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 ユーザ Aのイベント情報を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 6 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 インタ ネット 5および基地局 4を介して、 ユーザ Aのィベント情報を仮想宅ビューァ 5 1に供給する。
ステップ S 5 2において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 仮想宅 D Bサーバ 2 1から 供給されたユーザ Aのイベント情報に基づき、 基地局 4およびインタネット 5を 介して、 ユーザ情報保持サーバ 2 4にアクセスし、 イベント情報に対応するィべ ント詳細情報を要求する。 ここで、 イベント詳細情報とは、 例えば、 ユーザ A宛 のメールゃメッセージの具体的な内容であるテキストデータを指す。
ただし、 いまの場合、 ログイン後の初めてのユーザ情報保持サーバ 2 4に対す る接続であるので、 イベント情報に対応するイベント詳細情報を要求する前に、 上述したログイン処理におけるステップ S 3 , S 1 2 , S 2 2の処理と同様、 仮 想宅ビューァ 5 1が、 認証サーバ 2 2から取得したアクセス権をユーザ情報保持 サーバ 2 4に通知し、 ユーザ情報保持サーバ 2 4が、 仮想宅ビューァ 5 1から通 知されたアクセス権の確認を、 認証サーバ 2 2に要求し、 認証サーバ 2 2が、 ァ クセス権の真偽を確認し、 その確認結果をユーザ情報保持サーバ 2 4に通知する 処理が行われる。
ステップ S 7 1において、 ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 インタネット 5およ び基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に、 要求されたイベント詳細情報を供 給する。 以上で、 イベント情報取得処理の説明を終了する。
なお、 このイベント情報取得処理は、 これ以降、 所定のタイミングで周期的に 実行される。 すなわち、 ポーリング(polling)方式で実行される。
次に、 ユーザ A宅の宅内ネットワーク 2を構成している機器の状態を把握する ために、 宅内ネッ トワーク情報取得処理が行われる。 この宅内ネッ トワーク情報 取得処理について、 図 1 2のフローチャートを参照して説明する。
ステップ S 8 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して、 ユーザ A宅のホームサーバ 1 1にアクセスし、 宅内ネットワーク 2の検索を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 9 1において、 ホームサー バ 1 1は、 宅内ネッ トワーク 2の検索を実行する。 具体的には、 データパス 1 4 を介して自己に接続している全ての機器に対し、 応答を要求する。
この要求に対応し、 ステップ S 1 0 1において、 T V 1 3は、 データバス 1 4 を介してホームサーバ 1 1に、 自己を特定する情報を応答する。 なお、 図示は省 略するが、 データバス 1 4を介してホームサーバ 1 1に接続されている P C 1 2 も同様の処理を実行する。 これ以降においても、 P C 1 2は、 TV 1 3と同様の 処理を実行するが、 その説明は省略する。
ステップ S 9 2において、 ホームサーバ 1 1は、 データバス 1 4に接続された TV 1 3、 PC 1 2からの応答に基づき、 宅内ネットワーク 2を構成する機器の 一覧を示す宅内ネットワーク内サービス一覧を作成し、 インタネット 5および基 地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に通知する。
ホームサーバ 1 1から通知された宅内ネットワーク内サービス一覧に基づき、 ステップ S 8 2において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネット 5を介してホームサーバ 1 1に、 宅内ネットワーク 2を構成する機器 (ネットヮ ーク機器とも記述する) の詳細情報を要求する。 ここで、 ネットワーク機器の詳 細情報とは、 仮想宅ビューァ 5 1から制御できる項目 (TV 1 3の場合、 電源の
オン Zオフ、 音量の増減、 チャンネルの変更、 多重音声の切り替え、 入力信号の 切り替えなどである。 P C 1 2の場合、 実現できる HDDビデオレコーダ 9 2、 オーディオデータ配信サービス 9 3、 および写真データ配信サービス 9 4の各種 の操作などである) 、 ネットワーク機器を制御する時にコントロールパネル 1 0 6に表示する操作ボタンの情報などを含むものである。
この要求に対応し、 ステップ S 9 3において、 ホームサーバ 1 1は、 宅内ネッ トワーク 2を構成する T V 1 3に詳細情報を要求する。
この要求に対応し、 ステップ S 1 0 2において、 T V 1 3は、 ホームサーバ 1 1に、 自己の詳細情報を通知する。 ステップ S 9 4において、 ホームサーバ 1 1 は、 各ネットワーク機器からの詳細情報を、 インタネット 5および基地局 4を介 して、 仮想宅ビューァ 5 1に通知する。
ステップ S 8 3において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介してホームサーバ 1 1に、 ネットワーク機器の現在ステータス情報を要 求する。 この要求に対応し、 ステップ S 9 5において、 ホームサーバ 1 1は、 T V 1 3に現在ステータス情報を要求する。
この要求に対応し、 ステップ S 1 0 3において、 T V 1 3は、 ホームサーバ 1 1に、 自己の現在ステータス情報を通知する。 T V 1 3の現在ステータス情報と は、 例えば、 受信中のチャンネル、 音量の設定値などである。 ステップ S 9 6に おいて、 ホームサーバ 1 1は、 各ネットワーク機器からの現在ステータス情報を、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に通知する。 以上 で、 宅内ネットワーク情報取得処理の説明を終了する。
なお、 仮想宅ビューァ 5 1は、 以上のようにして取得した各ネットワーク機器 の現在ステータス情報に基づき、 メインパネル 1 0 5に表示されている仮想部屋 内のネットワーク機器に対応するアイコンの表示を変化させる。 例えば、 ユーザ 宅 Aの T V 1 3がテレビジョン番組を受信中である場合、 T Vアイコン 1 2 6の 画面に画像を表示させる。
次に、 ユーザ Aが属するユーザグループのメンバリストを取得するために、 メ ンバリス ト取得処理が行われる。 このメンバリスト取得処理について、 図 1 3の フローチャートを参照して説明する。
ステップ S 1 1 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介して、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3にアクセスし、 上述したログ イン処理で認証サーバ 2 2から取得したアクセス権を通知して、 メンバリストを 要求する。
この要求に対応し、 ステップ S 1 2 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 仮想宅ビューァ 5 1から通知されたアクセス権の確認を、 認証サーバ 2 2に要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 1 3 1において、 認証サーバ 2 2 は、 アクセス権の真偽を確認し、 その確認結果をユーザ情報保持サーバ 2 4に通 知する。
ステップ S 1 2 2において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 認証サーバ 2 2から通知された確認結果が、 アクセス権が本物であることを示している場合、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ 5 1に、 ユーザ Aが属す るユーザグループのメンバリストを供給する。 以上で、 メンバリス ト取得処理の 説明を終了する。
ここまでの一連の処理が完了した後、 各種のスタンドアローン処理ゃコミュニ ケーシヨン処理 (いずれも詳細は後述する) を行うことが可能となる。
次に、 仮想宅ビューァ 5 1を終了するときのログアウト処理について、 図 1 4 のフローチャートを参照して説明する。 このログアウト処理は、 ユーザにより、 仮想宅ビューァウィンドウ 1 0 1の 「終了」 ボタン 1 0 2が押下された場合に開 始される。 または、 図 1 5に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示されている 仮想部屋のドアアイコン 1 2 2が選択されることによってコントロールパネル 1 0 6に表示される各種のポタン (図 7 5を参照して詳述する) のうち、 「終了」 ボタン 1 3 7が押下された場合に開始される。
ステップ S 1 4 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 現在のレイァゥト情報 (仮想部屋内の 各アイコンの配置や向きなどを示す情報) を送信して、 仮想宅 D Bサーバ 2 1で 記憶されているレイアウト情報の更新を要求する。 この更新要求に対応し、 ステ ップ S 1 5 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 自己が記憶するレイアウト情 報を更新する。 この後、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 レイアウト情報の更新完了を、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ 5 1に通知する。
ステップ S 1 4 2において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介してユーザ情報保持サーバ 2 4に、 メモ帳機能 (図 4 7乃至図 5 0を 参照して後述する) を利用して入力したメモ書きなどのテキストデータを含む個 人データを送信し、 ユーザ情報保持サーバ 2 4で記憶されている個人データの更 新を要求する。 この更新要求に対応し、 ステップ S 1 6 1において、 仮想宅 D B サーバ 2 1は、 自已が記憶するユーザ Aの個人データを更新する。 この後、 仮想 宅 D Bサーバ 2 1は、 個人データの更新完了を、 インタネット 5および基地局 4 を介して仮想宅ビューァ 5 1に通知する。
ステップ S 1 4 3において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 ログアウトを要求する。 このログァゥ ト要求に対応し、 ステップ S 1 5 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 これ以 降、 再度ログインされるまでの間、 仮想ビューァ 5 1からのアクセスを拒絶する ように自己を設定し、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ 5 1にログァゥト完了を通知する。
ステップ S 1 4 4において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介してユーザ情報保持サーバ 2 4に、 ログアウトを要求する。 このログ アウト要求に対応し、 ステップ S 1 6 2において、 ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 これ以降、 再度ログインされるまでの間、 仮想ビューァ 5 1からのアクセスを拒 絶するように自己を設定し、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビュ ーァ 5 1にログァゥト完了を通知する。
ステップ S 1 4 5において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネ ット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3にログァゥトを要求する。 この ログァゥト要求に対応し、 ステップ S 1 7 1において、 ユーザ端末間通信中継サ ーバ 2 3は、 これ以降、 再度ログインされるまでの間、 仮想ビューァ 5 1からの アクセスを拒絶するように自己を設定し、 インタネット 5および基地局 4を介し て仮想宅ビューァ 5 1にログアウト完了を通知する。 このログアウト完了の通知 に対応して、 仮想宅ビューァ 5 1の処理が完了される。 以上で、 ログイン処理の 説明を終了する。
次に、 口グイン後に実行可能なスタンドアローン処理について説明する。 ユーザは、 仮想部屋内の任意のアイコンを任意の位置にドラッグアンドドロッ プすることにより、 任意のアイコンの配置を変更することができる (ただし、 ド ァアイコン 1 2 2に付随するポストアイコン 1 2 3のように、 配置を変更できな いアイコンもある) 。
例えば、 図 1 6に示された仮想部屋のソファアイコン 1 2 7をドラッグし、 テ 一ブルアイコン 1 2 8の右上にドロップすれば、 図 1 7に示すように、 ソファァ イコン 1 2 7の配置を変更することができる。
また、 ユーザは、 仮想部屋内の任意のアイコンをダプルクリックする毎に、 任 意のアイコンの向きを、 左斜め前向きまたは右斜め前向きに交互に切り替えるこ とができる (ただし、 向きを切り替えることができないアイコンもある) 。 例えば、 図 1 7に示された仮想部屋の右斜め前向きのソファアイコン 1 2 7を ダブルクリックすれば、 図 1 8に示すように、 その向きを、 左斜め前向きに切り 替えることができる。
さらに例えば、 図' 1 8に示された仮想部屋のボードゲームセッ トアイコン 1 4
1をドラッグし、 テーブルアイコン 1 2 8に重畳した状態でドロップすれば、 図 1 9に示すように、 テーブルアイコン 1 2 8の上にボードゲームセットアイコン
1 4 1を配置することができる。
なお、 ボードゲームセットアイコン 1 4 1をテーブルアイコン 1 2 8の陰に配 置することもできる。 すなわち、 ボードゲームセットアイコン 1 4 1を、 例えば、 画面の右下側から左上側に向かって、 テープルアイコン 1 2 8の位置までドラッ グしてドロップすれば、 図 2 O Aに示すように、 テーブルアイコン 1 2 8の上に ポードゲームセットアイコン 1 4 1を配置することができる。
反対に、 ボードゲームセットアイコン 1 4 1を、 例えば、 画面の左上側から右 下側に向かって、 テーブルアイコン 1 2 8の位置までドラッグしてドロップすれ ば、 図 2 O Bに示すように、 テーブルアイコン 1 2 8の陰にボードゲームセット アイコン 1 4 1を配置することができる。
以上のようにして、 各アイコンの配置や向きが変更された場合、 それに対応し て、 随時、 レイアウト情報が更新され、 更新されたレイアウト情報は、 所定の周 期毎に、 仮想宅 D Bサーバ 2 1に送信される。
ユーザは、 仮想部屋内の任意のアイコンをドラッグし、 クローゼットアイコン 1 3 1にドロップすることにより、 任意のアイコンをクローゼットに収納するこ とができる (ただし、 収納できないアイコンもある) 。
例えば、 図 2 1に示すように、 クローゼットアイコン 1 3 1に、 ボードゲーム セッ トアイコン 1 4 1をドラッグすると、 クローゼットアイコン 1 3 1の扉が開 くので、 その状態で、 ボードゲームセットアイコン 1 4 1をドロップすれば、 ボ ードゲームセットアイコン 1 4 1がクローゼットに収納されたことになる。
クローゼットアイコン 1 3 1に任意のアイコンが収納されたとき、 クローゼッ トアイコン 1 3 1は、 図 2 2に示すように、 選択された状態 (図においては、 太 枠で囲まれた状態) となる。 クローゼットアイコン 1 3 1が選択された状態とな つたことにより、 クローゼットアイコン 1 3 1に隣接してポップアップリスト 1 5 1が表示される。
ポップァップリス ト 1 5 1には、 クローゼットに収納されているアイコンを縮 小したものが、 収納された順序に従って所定の数 (図 2 2の場合、 5個) まで表 示される。 なお、 クローゼットに所定の数以上のアイコンが収納されている場合、
ポップァップリスト 1 5 1の中に、 表示されているアイコンをスクロールさせる とき押下されるスクロールボタン 1 5 9が表示される。
また、 クローゼッ トアイコン 1 3 1が選択された状態となったことにより、 コ ントロールパネル 1 0 6には、 「アイテム一覧表示」 ボタン 1 5 7、 および 「閉 じる」 ボタン 1 5 8が表示される。
「アイテム一覧表示」 ボタン 1 5 7は、 図 2 3に示すように、 クローゼッ トに 収納されている全てアイコンを示すアイテム一覧をメインパネル 1 0 5に表示さ せるとき押下される。 「閉じる」 ポタン 1 5 8は、 メインパネル 1 0 5にアイテ ム一覧が表示されているとき、 メインパネル 1 0 5の表示を仮想部屋に戻すとき 押下される。
図 2 4に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示されたアイテム一覧のうちの 1つ (図 2 4の場合、 収納されているボードゲームセットアイコン 1 4 1 ) がュ 一ザによって選択された場合、 コントロールパネル 1 0 6には、 選択されたアイ コンのプロパティと、 メインパネル 1 0 5の表示を仮想部屋に戻すとき押下され る 「閉じる」 ボタン 1 6 1が表示される。
ただし、 図 2 4の場合、 選択されたボードゲームセッ トアイコン 1 4 1のプロ パティは特に存在しないので、 「閉じる」 ポタン 1 6 1だけが表示されている。 ここで、 「閉じる」 ボタン 1 6 1が押下された場合、 図 2 5に示すように、 メイ ンパネル 1 0 5の表示が仮想部屋に戻される。
ユーザは、 ポップアップリス ト 1 5 1の中からのアイコンをドラッグし、 仮想 部屋の任意の位置でドロップすることにより、 クローゼッ トに格納されているァ イコンを、 再び仮想部屋に配置することができる。 例えば、 図 2 6は、 クローゼ ットに収納されていた灰皿アイコン 1 5. 4が、 仮想部屋のテーブルアイコン 1 2 8の上に配置された状態を示している。
図 2 7は、 メインパネル 1 0 5の仮想部屋において、 P Cアイコン 1 2 5が選 択された状態を示している。 P Cアイコン 1 2 5がユーザによって選択されたこ とにより、 コントロールパネル 1 0 6には、 仮想宅ビュ一ァ 5 1から制御可能な
ユーザ A宅に実在する P C I 2が実現可能な機能にそれぞれ対応する、 「ビデオ レコーダボタン」 1 6 1、 「オーディオプレーヤ」 ボタン 1 6 2、 および 「フォ トアルバム」 ボタン 1 6 3が表示される。
「ビデオレコーダボタン」 1 6 1は、 P C 1 2の実現可能な機能である HDD ビデオレコーダ 9 2を制御するとき押下される。 「オーディオプレーヤ」 ポタン
1 6 2は、 P C 1 2の実現可能な機能であるオーディオデータ配信サービス 9 3 を制御するとき押下される。 「フォ トアルバム」 ポタン 1 6 3は、 P C 1 2の実 現可能な機能である写真データ配信サービス 9 4を制御するとき押下される。
さらに、 コントロールパネル 1 0 6には、 P C 1 2に対応する P Cアイコン 1 2 5とは別に、 HDDビデオレコーダ 9 2乃至写真データ配信サービス 9 4にそれ ぞれ対応するアイコンを仮想部屋に表示させるとき押下される 「機能分割」 ボタ ン 1 6 4が表示される。 すなわち、 「機能分割」 ポタン 1 6 4が押下された場合、 図 2 8に示すように、 P Cアイコン 1 2 5とは別個に、 ビデオレコーダアイコン
1 7 1、 オーディオプレーヤアイコン 1 7 2、 およびフォトアルバムアイコン 1 7 3が、 床の空いている場所に出現する。 ユーザは、 他のアイコンに対する操作 と同様に、 ビデオレコーダアイコン 1 7 1乃至フォトアルバムアイコン 1 7 3の 配置を任意に変更することができる。'
図 2 9は、 仮想部屋におけるビデオレコーダアイコン 1 7 1およびオーディォ プレーヤアイコン 1 7 2の配置が、 図 2 8に示された状態から変更され、 ビデオ レコーダアイコン 1 7 1がユーザによって選択された状態を示している。 ビデオ レコーダアイコン 1 7 1が選択されたことにより、 コントロールパネル 1 0 6に は、 ビデオレコーダアイコン 1 7 1のプロパティとして HDDビデオレコーダ 9 2の現在の状態が表示される。 なお、 HDDビデオレコーダ 9 2の現在の状態を表 示するためには、 先ほど実行した宅内ネットワーク情報取得処理によって取得さ れた P C 1 2の現在ステータス情報が用いられる。
さらに、 コント口ールパネル 1 0 6には、 メインパネル 1 0 5にテレビジョン 放送の番組表 (以下、 テレビ番組表と記述する) を表示させるとき押下される
「テレビ番組表」 ポタン 1 8 1、 メインパネル 1 0 5に録画予約の情報を表示さ せるとき押下される 「録画予約確認」 ポタン 1 8 2、 メインパネル 1 0 5に録画 済番組の一覧を表示させるとき押下される 「録画済番組一覧」 ポタン 1 8 3、 お よびメインパネル 1 0 5の表示を、 仮想部屋の画像に戻すとき押下される 「閉じ る」 ボタン 1 8 4が表示される。
図 3 0は、 「テレビ番組表」 ボタン 1 8 1が押下されたことに対応して、 メイ ンパネル 1 0 5にテレビ番組表が表示された状態を示している。 このテレビ番組 表の表示には、 仮想宅ビューァ 5 1が EPGサーバ 2 5から取得する EPG情報が 用いられる。
仮想宅ビューァ 5 1による EPG情報取得処理について、 図 3 1のフローチヤ ートを参照して説明する。 ステップ S 1 8 1において、 仮想宅ビューァ 5 1は、 基地局 4およびインタネット 5を介して、 EPGサーバ 2 5にアクセスし、 EPG情 報を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 1 9 1において、 £?。サーバ2 5 は、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ 5 1に EPG情報 を供給する。 以上で、 EPG情報取得処理の説明を終了する。
図 3 2に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示されたテレビ番組表の 1つの 番組名がユーザによって選択された場合、 コントロールパネル 1 0 6には、 選択 された番組の内容に関する情報と、 選択された番組を録画するときの録画モード を、 標準モード、 高画質モード、 または長時間モードのいずれかに設定するとき 押下される 「録画モード」 設定欄 1 9 1、 選択された番組の録画を予約するとき 押下される 「録画」 ボタン 1 9 2、 およびメインパネル 1 0 5の表示を、 仮想部 屋においてビデオレコーダアイコン 1 7 1が選択されている状態に戻すとき押下 される 「閉じる」 ポタン 1 9 3が表示される。
図 3 3に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示されたテレビ番組表の 1つの 番組名が選択されている状態で、 「録画」 ポタン 1 9 2が押下された場合、 仮想 宅ビューァ 5 1は、 選択されている番組の録画予約を HDDビデオレコーダ 9 2 に指示するための制御信号を、 基地局 4およびインタネット 5を介してホームサ
ーバ 1 1に送信する。 ホームサーバ 1 1は、 この制御信号を、 データバス 1 4を 介して P C 1 2に送信する。 この制御信号を受信した P C 1 2の HDDビデオレ コーダ 9 2は、 制御信号に従って録画予約を設定する。 このようにして、 携帯型 ユーザ端末 1で実行される仮想宅ビューァ 5 1の操作画面から、 ユーザ A宅の P C 1 2に対してテレビジョン放送の録画予約設定を遠隔操作することができる。 ビデオレコーダァイコン 1 7 1が選択されたときのコント口ールパネル 1 0 6 の説明に戻る。 「録画済番組一覧」 ポタン 1 8 3が押下された場合、 メインパネ ル 1 0 5には、 P C 1 2の HDDビデオレコーダ 9 2によって既に録画されてい る番組の一覧が表示される。
ところで、 ここまで説明した、 携帯型ユーザ端末 1によって実行されている仮 想宅ビューァ 5 1による処理は、 ユーザ A宅の P C 1 2が仮想宅ビューァプログ ラム 8 1を実行することによって実現する仮想宅ビューァ 9 1も実行することが 可能である。
次に、 仮想宅ビューァ 9 1による、 ビデオレコーダアイコン 1 7 1に関連する ユーザ A宅内だけで完結する処理について説明する。
図 3 4に示すように、 仮想宅ビューァ 9 1のメインパネル 1 0 5に仮想部屋が 表示され、 そこでビデオレコーダアイコン 1 7 1が選択され、 コントロールパネ ル 1 0 6に、 「テレビ番組表」 ポタン 1 8 1乃至 「閉じる」 ボタン 1 8 4が表示 されている状態において、 「録画済番組一覧」 ボタン 1 8 3が押下された場合、 図 3 5に示すように、 仮想宅ビューァ 9 1のメインパネル 1 0 5には、 HDDビデ ォレコーダ 9 2によつて既に録画されている番組の一覧を示す録画済番組一覧が 表示される。
この録画済番組一覧を表示するために、 仮想宅ビューァ 9 1は、 HDDビデオレ コーダ 9 2からコンテンツ一覧情報を取得する。 このコンテンツ一覧情報取得処 理について、 図 3 6のフローチャートを参照して説明する。
ステップ S 2 0 1において、 仮想宅ビューァ 9 1は、 HDDビデオレコーダ 9 2 にコンテンツー覽情報を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 2 1 1におい
て、 HDDビデオレコーダ 9 2は、 コンテンツ一覧情報を仮想宅ビューァ 9 1に供 給する。 以上で、 コンテンツ一覧情報取得処理の説明を終了する。
メインパネル 1 0 5に表示された録画済番組一覧の 1つの番組名がユーザによ つて選択された場合、 コントロールパネル 1 0 6には、 図 3 7に示すように、 選 択された録画済番組の内容に関する情報と、 選択された録画済番組を再生させる とき押下される 「再生」 ボタン 1 9 4、 再生を一時停止させるとき押下される 「一時停止」 ポタン 1 9 5、 再生を停止させるとき押下される 「停止」 ポタン 1 9 6、 選択された録画済番組を削除させるとき押下される 「削除」 ボタン 1 9 7 、 およびメインパネル 1 0 5の表示を、 仮想部屋でビデオレコーダアイコン 1 7 1 が選択されている状態に戻すとき押下される 「閉じる」 ボタン 1 9 8が表示され る。
図 3 7に示されたように、 メインパネル 1 0 5に表示された録画済番組一覧の 1つの番組名が選択されている状態で、 「再生」 ポタン 1 9 4が押下された場合- 図 3 8に示すように、 「再生」 ボタン 1 9 4に隣接して、 再生されるテレビ番組 の出力先を選択するための 「メインパネル」 ボタン 1 9 4 A、 および 「T V」 ボ タン 1 9 4 Bが表示される。
「メインパネル」 ボタン 1 9 4 Aが押下された場合、 再生されるテレビ番組の 映像は、 図 3 9に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示される。 このように、 録画済番組を再生した映像をメインパネル 1 0 5に表示させるときの処理につい て、 図 4 0のフローチャートを参照して説明する。
ステップ S 2 2 1において、 仮想宅ビューァ 9 1は、 HDDビデオレコーダ 9 2 に対し、 選択されている録画済番組のス トリーム再生を要求する。 この要求に対 応し、 ステップ S 2 3 1において、 HDDビデオレコーダ 9 2は、 録画済番¾_の再 生を開始して、 そのス トリームデータを仮想宅ビューァ 9 1に供給する。
その後、 仮想宅ビューァ 9 1のコントロールパネル 1 0 6の 「一時停止」 ボタ ン 1 9 5または 「停止」 ボタン 1 9 6がユーザによって押下された場合、 ステツ プ S 2 2 2において、 仮想宅ビューァ 9 1は、 HDDビデオレコーダ 9 2に再生停
止を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 2 3 2において、 HDDビデオレコ ーダ 9 2は、 録画済番組の再生を停止して、 仮想宅ビュ^ "ァ 9 1に対するストリ ームデータの供給を停止し、 ストリームデータの供給停止を仮想宅ビューァ 9 1 に通知する。 以上で、 当該処理の説明を終了する。
図 3 8に戻る。 一方、 「T V」 ボタン 1 9 4 Bが押下された場合、 それまでメ インパネル 1 0 5の上端に表示されていた文字列 「録画済番組一覧」 力 図 4 1 に示すように、 文字列 「〜T Vで再生中〜」 で置換される。 この状態で、 「閉じ る」 ボタン 1 9 8が押下された場合、 図 4 2に示すように、 メインパネル 1 0 5 の表示は仮想部屋に戻り、 さらに、 T Vアイコン 1 2 6の画面には、 再生された 録画済番組の映像が表示される。
また、 実在する 「T V」 ポタン 1 9 4 Βが押下された場合、 HDDビデオレコー ダ 9 2によって再生された録画済番組の映像が T V 1 3に表示される。
このように、 HDDビデオレコーダ 9 2によって再生された録画済番組の映像を T V 1 3に表示させる処理について、 図 4 3のフローチヤ一トを参照して説明す る。
ステップ S 2 4 1において、 仮想宅ビューァ 9 1は、 データバス 1 4を介して T V 1 3に、 録画済番組のストリ^ ~ムデータを HDDビデオレコーダ 9 2から取 得するように指示する制御信号を出力する。 この制御信号に対応し、 ステップ S 2 5 1において、 T V 1 3は、 データバス 1 4を介して HDDビデオレコーダ 9 2に、 録画済番組のス トリーム再生を要求する。 ステップ S 2 6 1において、
HDDビデオレコーダ 9 2は、 データパス 1 4を介して T V 1 3に、 この要求に対 する了解を通知する。 ステップ S 2 5 2において、 T V 1 3は、 HDDビデオレコ ーダ 9 2がストリーム再生を了解したことを、 データバス 1 4を介して仮想宅ビ ユーァ 9 1に通知する。
ステップ S 2 6 2において、 HDDビデオレコーダ 9 2は、 録画済番組の再生を 開始し、 そのストリームデータを、 デ^ "タバス 1 4を介して T V 1 3に供給し始 める。
その後、 仮想宅ビューァ 9 1のコントロールパネル 1 0 6の 「一時停止」 ボタ ン 1 9 5または 「停止」 ボタン 1 9 6がユーザによって押下された場合、 ステツ プ S 242において、 仮想宅ビューァ 9 1は、 データバス 1 4を介して TV 1 3 に、 HDDビデオレコーダ 9 2からの録画済番組のストリ ムデータの取得を停止 するように指示する制御信号を出力する。 この制御信号に対応し、 ステップ S 2 5 2において、 TV 1 3は、 データバス 1 4を介して HDDビデオレコーダ 9 2 に、 ストリームデータの供給停止を要求する。
この要求に対応し、 ステップ S 2 6 3において、 HDDビデオレコーダ 9 2は、 録画済番組の再生を停止して、 TV 1 3に対するストリームデータの供給を停止 し、 ストリームデータの供給停止を TV 1 3に通知する。 ステップ S 2 5 3にお いて、 TV 1 3は、 HDDビデオレコーダ 9 2がストリームデータの供給停止を了 解したことを、 データバス 1 4を介して仮想宅ビューァ 9 1に通知する。 以上で、 当該処理の説明を終了する。
次に、 図 44は、 メインパネル 1 0 5の仮想部屋において、 TVアイコン 1 2 6がユーザによって選択された状態を示している。 TVアイコン 1 2 6が選択さ れたことにより、 コントロールパネル 1 0 6には、 TVアイコン 1 2 6のプロパ ティとして、 ユーザ A宅に実在する TV 1 3の状態 (現在、 TV 1 3の電源はォ フであるので何も表示されていない) と、 T V 1 3を制御するためのボタン、 す なわち、 電源をオン/オフさせるとき押下される 「P0WER」 ボタン 2 1 1、 TV 1 3の受信チャンネルを指定するとき押下される数字ボタン 2 1 2、 音量を増減 させるとき押下される 「音量」 ボタン 2 1 3などが表示される。
ユーザによって 「P0WER」 ポタン 2 1 1が押下された場合、 仮想宅ビューァ 9 1は、 TV 1 3の電源をオンとするように指示する制御信号を、 ホームサーバ 1 1に出力する。 ホームサーバ 1 1は、 この制御信号を TV 1 3に中継する。 TV 1 3は、 仮想宅ビューァ 9 1からの制御信号に応答し、 電源をオンとして現在設 定されているチャンネル (例えば、 l O c h) の受信を開始する。
T V 1 3からの応答に対応して、 仮想宅ビューァ 9 1は、 図 45に示すように、 TVアイコン 1 26を電源オンの状態に変化させる。 すなわち、 TVアイコン 1 26の画面に画像を表示させる。 また、 仮想宅ビューァ 9 1は、 コントロールパ ネル 106に、 TVアイコン 1 26のプロパティとして、 TV 1 3が現在受信中 のチャンネル (いまの場合、 1 0 c h) と、 その番組に関する情報を表示させる。 この後、 ユーザにより、 例えば、 6 c hの受信を指示する数字ボタン 2 1 2— 6が押下された場合、 仮想宅ビューァ 9 1は、 T V 1 3に対して 6 c hを受信す るように指示する制御信号を、 ホームサーバ 1 1に出力する。 ホームサーバ 1 1 は、 この制御信号を TV 1 3に中継する。 T V 1 3は、 仮想宅ビューァ 9 1に応 答するとともに、 受信するチャンネルを 6 c hに切り替える。
TV 1 3からの応答に対応して、 仮想宅ビューァ 9 1は、 図 46に示すように、 TVアイコン 1 26の画面の画像を変更する。 また、 仮想宅ビューァ 9 1は、 コ ントロールパネル 1 06に、 TVアイコン 1 26のプロパティとして、 TV 1 3 が受信中のチャンネル (いまの場合、 6 c h) と、 その番組に関する情報を表示 させる。
次に、 仮想部屋のメモ帳アイコン 2 3 1 (図 47) を用いる簡易メモ機能につ いて説明する。 図 4 7は、 メインパネル 1 05の仮想部屋において、 テーブルァ イコン 1 28の上にあるメモ帳アイコン 23 1が選択された状態を示している。 メモ帳アイコン 23 1が選択されていることに対応して、 コントロールパネル 1 06には、 メモ帳アイコン 2 3 1のプロパティとして、 メモ帳の前回開かれてい たページ (いまの場合、 3/500ページ) の先頭部分 「4ノ 1 3野球の演習 ··'」 が表示されている。
また、 コントロールパネル 1 06には、 プロパティとして表示させるメモ帳の ページを選択するとき押下される 「ページ」 ポタン 232、 メインパネル 1 05 に新規のページを開くとき押下される 「新規」 ポタン 23 3、 プロパティとして 選択されたページの全体をメインパネル 1◦ 5に表示させるとき押下される 「開 く」 ボタン 234、 選択されたページをメモ帳から切り取って別個のメモ用紙ァ
イコン 2 4 1 (図 5 0 ) を生成するとき押下される 「切り取る」 ボタン 2 3 5、 およびメインパネル 1 0 5の表示を、 メモ帳の選択されているページの文面から 仮想部屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ボタン 2 3 6が表示される。
図 4 8は、 「新規」 ポタン 2 3 3が押下されたことにより、 メインパネル 1 0 5に新規のページが表示された状態を示している。 ユーザは、 図 4 9に示すよう に、 メインパネル 1 0 5に表示されたページに対して、 文字を入力することがで きる。
図 5 0は、 「切り取る」 ボタン 2 3 5が押下されたことより、 メモ帳の選択さ れていたページが切り取られ、 メモ帳アイコン 2 3 1とは別個に、 1枚のメモ用 紙に対応するメモ用紙アイコン 2 4 1が仮想部屋に出現した状態を示している。 このとき、 メインパネル 1 0 5の仮想部屋では、 メモ用紙アイコン 2 4 1が選択 された状態となっており、 コントロールパネル 1 0 6には、 選択されているメモ 用紙アイコン 2 4 1のプロパティとして、 そこに書き込まれているテキストの先 頭部分 (いまの場合、 「これはメモのテストです。 ■■·」 ) が表示される。 さらに、 コントロールパネル 1 0 6には、 メモ用紙に書き込まれているテキストを、 メイ ンパネル 1 0 5に表示させるとき押下される 「開く」 ポタン 2 4 2、 およびメイ ンパネル 1 0 5の表示を、 メモ用紙に書き込まれているテキストから仮想部屋に 戻すとき押下される 「閉じる」 ボタン 2 4 3が表示される。
メモ用紙アイコン 2 4 1は、 後述するコミュニケーション処理において、 他の ユーザに渡すことができる。
なお、 メモ帳の各ページに書き込まれたテキスト、 新たに出現したメモ用紙ァ イコン 2 4 1の配置や向き、 メモ用紙に書き込まれたテキス トは、 ユーザの個人 データとして、 所定の期間毎に、 ユーザ情報保持サーバ 2 4にアップロードされ る。
以上で、 他のユーザと関わらない各種のスタンドアローン処理の説明を終了す る。
次に、 仮想空間遠隔操作システムによる、 複数のユーザが関連する各種のコミ ュニケーション処理について説明する。 ユーザ Aがコミュニケーション処理を相 互に実行できる相手は、 仮想空間遠隔操作システムに参加している全てのユーザ のうち、 ユーザ A自身が属するユーザグループのメンバに限られる。
ユーザ Aは、 仮想部屋の電話アイコン 1 2 4を選択し、 それによつてコント口 ールパネル 1 0 6に表示されるボタンを押下することにより、 ユーザ A自身が属 するユーザグループに属しているメンバのうちの一人を選択して通話することが できる (実際には、 チャットによりテキストを交換することができる) 。
図 5 1に示すように、 仮想部屋の電話アイコン 1 2 4が選択された場合、 コン トロールパネル 1 0 6には、 電話アイコン 1 2 4のプロパティとして、 電話をか けることができる相手、 すなわち、 ユーザ A自身が属するユーザグループに属し ているメンバの名前を示す呼出先リスト 2 5 1が表示される。
呼出先リス ト 2 5 1には、 ユーザ A自身が属するユーザグループに属している メンバの名前が所定の数だけ表示される。 ユーザグループに属しているメンバの 数が、 当該所定の数を超えている場合、 メンバの名前の表示をスクロールさせる ためのスクロールポタン (不図示) が表示される。 メンバの名前の横には、 それ ぞれ呼出ポタンが表示される。 例えば、 「ゆみこ」 の呼出ポタンが押下された場 合、 同じユーザグループのメンバである 「ゆみこ」 と通話することができる (詳 細は後述する) 。
なお、 呼出先リス ト 2 5 1の表示には、 起動時の一連の処理で取得されたメン バリストが参照されるが、 この表示と同時に、 図 1 3を参照して上述したメンバ リスト取得処理が再び実行され、 最新のメンバリストが取得された後、 呼出先リ ス ト 2 5 1の表示が更新される。
また、 コントロールパネル 1 0 6には、 ユーザ A自身が属するユーザグループ に属しているメンバの名前の一覧をメインパネル 1 0 5に表示させるとき押下さ れる 「メンバ一覧」 ボタン 2 5 2、 通話を終了するとき押下される 「通話切断」 ポタン 2 5 3、 他のユーザからユーザ A宛に残された留守番電話の録音の内容
(実際にはテキストデータ) を確認するとき押下される 「留守電確認」 ポタン 2 5 4、 およびメインパネル 1 0 5の表示を、 留守番電話の録音の内容から仮想部 屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ボタン 2 5 5が表示される。
ユーザ A自身が属するユーザグループに、 新たに、 メンバを追加登録するため の処理について説明する。 「メンバ一覧」 ボタン 2 5 2が押下された場合、 図 5 2に示すように、 メインパネル 1 0 5には、 ユーザ A自身が属するユーザグルー プに属しているメンバの名前の一覧が表示される。 メインパネル 1 0 5のメンバ 一覧には、 メンバ名の他、 「ユーザ検索」 ボタン 2 6 1が表示される。
「ユーザ検索」 ポタン 2 6 1が押下された場合、 図 5 3に示すように、 コント ロールパネル 1 0 6カ、 電話のプロパティである呼出先リス ト 2 5 1等の表示か ら、 ユーザ検索のための表示に切り替えられる。 すなわち、 コントロールパネル 1 0 6には、 検索条件とするユーザ名を入力するための入力欄 2 7 1、 検索を開 始させ、 メインパネル 1 0 5に検索結果を表示させるとき押下される 「検索」 ボ タン 2 7 2、 メインパネル 1 0 5の表示を、 検索結果からメンバ一覧に戻るとき 押下される 「メンバ一覧」 ボタン 2 7 3、 およびメインパネル 1 0 5の表示を、 仮想部屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ボタン 2 7 4が表示される。
例えば、 図 5 4に示すように、 検索条件として 「ななこ」 が入力欄 2 7 1に入 力され、 「検索」 ポタン 2 7 2が押下された場合、 検索条件 「ななこ」 力 基地 局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に通知され、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3によって全てのユーザを対象として検索が実行 され、 その検索結果が戻されて、 メインパネル 1 0 5に検索結果として、 検索条 件 「ななこ」 を含むユーザ名の一覧が表示される。
例えば、 図 5 5に示すように、 メインパネル 1 0 5に検索結果として表示され たユーザ名 「ななこ」 がユーザによって選択された場合、 コントロールパネル 1 0 6には、 選択されたユーザ名 「ななこ」 のプロパティ ( 「ななこ」 自身によつ て予め公開用に登録されている文面等) 、 選択されたユーザ名のユーザを、 ユー ザグループに追加登録するとき押下される 「メンバ登録」 ボタン 2 8 1、 および
メインパネル 1 0 5の表示を、 メンバ一覧に戻すとき押下される 「閉じる」 ポタ ン 2 8 2が表示される。
メインパネル 1 0 5に表示された検索結果において、 ユーザ名 「ななこ」 が選 択されている状態で、 「メンバ登録」 ポタン 2 8 1が押下された場合、 ユーザ A 自身が属するユーザグループに 「ななこ」 を仮登録する要求が、 基地局 4および インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に通知される。 ユーザ 端末間通信中継サーバ 2 3によって 「ななこ」 の仮登録が行われた後、 メインパ ネル 1 0 5の表示がメンバ一覧となり、 既存のメンバの名前に続いて、 ユーザ名 「ななこ (仮登録) 」 が追加表示される。 なお、 この処理の詳細は、 図 6 0を参 照して後述する。
次に、 ユーザ A自身が属するユーザグループから既存のメンバを削除する処理 について説明する。 例えば、 図 5 7に示すように、 メインパネル 1 0 5にメンバ —覧が表示されている状態で、 ユーザグループに属するメンバの名前のうち、 「ひでお」 を選択した場合、 コントロールパネル 1 0 6には、 選択されたユーザ 名 「ひでお」 のプロパティ ( 「ひでお」 '自身によって予め公開用に登録されてい る文面等) 、 選択されたユーザ名のユーザを、 ユーザグループから削除するとき 押下される 「メンバ削除」 ポタン 2 9 1、 およびメインパネル 1 0 5の表示を、 仮想部屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ポタン 2 9 2が表示される。
メインパネル 1 0 5に表示されたメンバ一覧において、 「ひでお」 が選択され ている状態で、 「メンバ削除」 ボタン 2 9 1が押下された場合、 ユーザ A自身が 属するユーザグループから 「ひでお」 を削除する要求が、 基地局 4およびインタ ネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に通知され、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3によって、 ユーザグループから 「ひでお」 の削除が行われた後、 図 5 8に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示されたメンバ一覧から、 「ひで お」 が削除される。
次に、 ユーザ Aの操作によって、 ユーザ Aが属するユーザグループに 「なな こ」 (以下、 断りがあるまで、 「ななこ」 をユーザ Bと記述する) が仮登録され
たときの処理について説明するが、 その前に、 ユーザ Bの仮想部屋について、 図 5 9を参照して説明する。
図 5 9は、 ユーザ Bが操作する P C 3の画面に表示される仮想宅ビューァのゥ ィンドウを示している。 このウィンドウも、 メインパネノレ 3 0 1、 コントローノレ パネル 3 0 2、 およびコミュニケーション 3 0 3に区分されており、 メインパネ ル 3 0 1には、 ユーザ Bの仮想部屋が表示されている。 ユーザ Bの仮想部屋には、 ユーザ Aの仮想部屋と同様に、 マスコッ ト 3 2 1が存在し、 ドアアイコン 3 2 2、 ポス トアイコン 3 2 3、 電話アイコン 3 2 4、 P Cアイコン 3 2 5などが配置さ れている。
次に、 ユーザ Aの操作によってユーザ Aが属するユーザグループにユーザ Bが 仮登録されたときの処理について、 図 6 0のフローチヤ一トを参照して説明する。 ステップ S 2 7 1において、 ユーザ Aが操作する携帯型ユーザ端末 1の仮想宅ビ ユーァプログラム 5 1 (以下、 仮想宅ビューァ Aと記述する) は、 基地局 4およ びインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ Bの仮登 録を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 2 8 1において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 ユーザ Aが属するユーザグループにユーザ Bを仮登録して、 仮登録が終了したことを仮想宅ビューァ Aに通知する。
ところで、 ユーザ B側は、 ユーザ Aが属するユーザグループに自己が仮登録さ れたことを、 自己が属するユーザグループのメンバリストをユーザ端末間通信中 継サーバ 2 3から取得したときにはじめて認識する。
すなわち、 ステップ S 2 9 1において、 ユーザ Bが操作する P C 3の想宅ビュ ーァプログラム (以下、 仮想宅ビューァ Bと記述する) は、 例えば、 起動時の一 連の処理として、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3にメ ンバリストを要求する。 この要求に対応して、 ステップ S 2 8 2において、 ユー ザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 ユーザ Bが属するユーザグループのメンバリス ト (ユーザ Aはまだ含まれていない) と、 ユーザ Aが属するユーザグループにュ
一ザ Bを本登録してもよいか否かを確認するためのメンバ登録許可伺を、 ィンタ ネット 5を介して、 仮想宅ビューァ Bに通知する。
ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3からメンバ登録許可伺が通知されたことによ り、 図 5 9に示すように、 ユーザ Bの仮想部屋のポストアイコン 3 2 3に、 メン バ登録票アイコン 3 2 6が配達される。 ユーザ Bによってメンバ登録票アイコン 3 2 6が選択された場合、 コントロールパネル 3 0 2には、 ユーザ Aが属するュ —ザグループにユーザ Bが仮登録されたことを示す情報、 本登録を容認するとき 操作される 「メンバ登録許可」 ポタン 3 1 1、 本登録を拒否するとき操作される および 「メンバ登録拒否」 ボタン 3 1 2が表示される。
ユーザ Bにより 「メンバ登録許可」 ポタン 3 1 1、 または 「メンバ登録拒否」 ボタン 3 1 2が押下された場合、 ステップ S 2 9 2において、 仮想宅ビューァ B は、 ユーザ Bの操作結果を、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サー バ 2 3に通知する。
この通知に対応し、 ステップ S 2 8 3において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 ユーザ Aが属するユーザグループにユーザ Bを本登録するか、 またはュ 一ザ Aが属するユーザグループから仮登録されているユーザ Bを削除するかのい ずれかを実行して、 その旨を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知 する。
なお、 ユーザ Bが本登録されたか否かの通知は、 仮想宅ビューァ Aに対して明 示的には行われない。 しかしながら、 ユーザ Aは、 これ以降、 仮想宅ビューァ A にメンバ一覧を表示させたときに、 本登録されたユーザ Bの名前が存在している か否かを確認することによって、 ユーザ Bが本登録されたか否かを判断すること ができる。
以上で、 ユーザ Aの操作によってユーザ Aが属するユーザグループにユーザ B が仮登録されたときの処理の説明を終了する。
次に、 他のユーザと通話 (実際には、 テキストチャット) するときの処理につ いて説明する。 上述したように、 通話は、 同じユーザグループに属しているメン バとの間で行うことができる。
例えば、 ユーザ Aが同じユーザグループに属している 「ゆみこ」 との通話を開 始するには、 図 6 1に示すように、 仮想部屋の電話アイコン 1 2 4を選択し、 そ れによってコントロールパネル 1 0 6に呼出先リスト 2 5 1を表示させ、 図 6 2 に示すように、 呼出先リスト 2 5 1に含まれるメンバのうち、 「ゆみこ」 ポタン を押下すればよい。
「ゆみこ」 ポタンが押下されたことに対応して、 「ゆみこ」 (以下、 断りがあ るまで、 ユーザ Bと記述する) の現況を示す情報が仮想宅 D Bサーバ 2 1から取 得される。 この現況情報取得処理について、 図 6 3のフローチャートを参照して 説明する。 ステップ S 3 0 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびィ ンタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 ユーザ Bの現況情報を要求する c この要求に対応し、 ステップ S 3 1 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 3は、 ュ 一ザ Bの現況情報として、 ログアウト中 (通話不可) 、 ログインしており仮想部 屋に在宅中 (通話可) 、 ログインしており仮想部屋に在宅中であるが他のユーザ と通話中 (通話不可) 、 ログインしており他のユーザの仮想部屋に外出中 (通話 不可) などのいずれかを、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビュー ァ Aに通知する。 以上で、 現況情報取得処理の説明を終了する。
現況情報取得処理により、 ユーザ Bがログインしており仮想部屋に在宅中 (通 話可) であることがわかった場合、 仮想宅ビューァ Aは、 電話チャット処理を開 始する。 この電話チャット処理について、 図 6 4のフローチャートを参照して、 説明する。
ステップ S 3 2 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 ユーザ Bに対する電話チャット呼出ィべ ントを要求する。 ステップ S 3 3 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 ユーザ Bに対する電話チヤット呼出ィベントを発生し、 このイベント要求を了解した旨
を、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅ビューァ Aに通知する。 こ の通知に対応して、 これ以降、 仮想宅ビューァ Aは、 周期的に、 基地局 4および インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ Bからユー ザ A宛に送信される電話チャットのテキストを要求する。 ただし、 ユーザ Bが電 話チャット呼出に応じなければ、 何も返信されない。
一方、 ステップ S 3 4 1において、 仮想宅ビューァ Bは、 周期的に実行するィ ベント情報取得処理により、 インタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1にィ ベント情報を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 3 3 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 ユーザ Aの要求によって電話チヤット呼出イベントが発生し ている旨を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
このユーザ Aの要求によって電話チヤット呼出ィベントが発生している旨の通 知に対応して、 仮想宅ビューァ Bは、 図 6 5に示すように、 メインパネル 3 0 1 の仮想部屋の電話アイコン 3 2 4を、 例えば、 一部分を点灯させたり、 または全 体を点滅させたりして、 強調して表示させ、 電話の呼出音を発生させる。 また、 コントロールパネル 3 0 2に、 電話チャッ トの発信者名と、 電話チャッ トの呼出 に応じるときに押下される 「応答」 ボタン 3 4 1を表示させる。
ここで、 ユーザ Bが 「応答」 ポタン 3 4 1を押下した場合、 コミュニケーショ ンパネル 3 0 3には、 電話チヤットのテキストを入力するためのテキスト入力ェ リア 3 4 2、 テキスト入力エリア 3 4 2に入力したテキストを送信するときに押 下される 「SEND」 ボタン 3 4 3、 および、 電話チャットのテキストを表示する ためのテキスト表示エリア 3 4 4が設けられる。
ユーザ Bが 「応答」 ボタン 3 4 1を押下し、 テキスト入力エリア 3 4 2にテキ スト 「もしもし」 を入力し、 「SENDj ポタン 3 4 3を押下した場合、 ステップ S 3 4 2において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してユーザ端末間 通信中継サーバ 2 3に、 電話チャット呼出に対して応答した旨と、 電話チャット のテキスト 「もしもし J を通知する。
この通知に対応し、 ステップ S 3 5 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 ユーザ Aからユーザ B宛の電話チャットのテキストを返信する。 ただし、 ステップ S 3 5 1の段階では、 ユーザ Aからユーザ B宛の電話チヤットのテキス トは存在しないので、 何も返信されない。
一方、 電話チャットに呼び出したユーザ Bからの応答を待っている仮想宅ビュ ーァ Aは、 これまでの間、 周期的に、 基地局 4およびインタネット 5を介してュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ Bからユーザ A宛に送信される電話チ ャットのテキストを要求しているが、 これまでは何も返信されていない。
しかしながら、 ステップ S 3 2 2において、 仮想宅ビューァ Aが、 基地局 4お よびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ Bから ユーザ A宛に送信される電話チヤットのテキストを要求した場合、 この要求に対 応し、 ステップ S 3 5 2において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 ユーザ Bが電話チヤット呼出に対して応答した旨と、 ユーザ Bからユーザ A宛に送信さ れた電話チャットのテキスト 「もしもし」 を、 インタネット 5および基地局 4を 介して仮想宅ビューァ Aに通知する。
この通知に対応して、 仮想宅ビューァ Aは、 図 6 6に示すように、 コントロー ルパネル 1 0 6の呼出先リスト 2 5 1に、 「ゆみこ」 と通話中であることを表示 する。 また、 仮想宅ビューァ Aは、 コミュニケーションパネル 1 0 7の表示を、 電話チヤットのテキストを入力するためのテキスト入力エリア 3 5 1、 テキスト 入力エリア 3 5 1に入力したテキス トを送信するときに押下される 「SEND」 ポ タン 3 5 2、 および、 電話チヤットのテキストを表示するためのテキスト表示ェ リア 3 5 3に変更する。
これ以降、 仮想宅ビューァ Aは、 「SEND」 ポタン 3 5 2が押下される毎に、 テキスト入力エリア 3 5 1に入力されたユーザ B宛の電話チヤットのテキストを、 テキスト表示エリア 3 5 3に表示するとともに、 基地局 4およびインタネット 5 を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に送信し、 その時点でュ ザ端末間通 信中継サーバ 2 3に保持されているユーザ A宛の電話チヤットのテキストを取得
して、 図 6 7に示すように、 これもテキスト表示エリア 3 5 3に表示する。 さら に、 仮想宅ビュ,ーァ Aは、 周期的に、 基地局 4およびインタネット 5を介してュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3から、 ユーザ A宛の電話チヤットのテキストを取 得し、 これもテキスト表示エリア 3 5 3に表示する。 仮想宅ビューァ Bも同様の 処理を実行する。
これら仮想宅ビューァ A, Bの処理は、 図 6 8に示すように、 ユーザ Aによつ てコントロールパネル 1 0 6に表示されている 「通話切断」 ポタン 2 5 3が押下 されるまで継続される。
「通話切断」 ポタン 2 5 3が押下されたときの電話チヤット終了処理について、 図 6 9のフローチャートを参照して説明する。 ステップ S 3 6 1において、 仮想 宅ビューァ Aは、 通話切断、 すなわち、 電話チャットの終了を、 基地局 4および インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に通知する。
この通知に対応し、 ステップ S 3 7 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通話切断の了解と、 この段階までに受信しているユーザ A宛の電話チヤ ットを返信する。 この返信に対応して、 仮想宅ビューァ Aは、 コントロールパネ ル 1 0 5およびコミュニケーションパネル 1 0 6の表示を電話チヤット開始前の 状態に戻す。
—方、 ステップ S 3 8 1において、 仮想宅ビューァ Bが、 周期的に、 インタネ ット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ B宛の電話チヤット のテキストを要求すると、 この要求に対応して、 ステップ S 3 7 2において、 ュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 ユーザ Aとの通話切断、 すなわち、 電話チヤ ットの終了を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。 この通知 に対応して、 仮想宅ビューァ Bは、 コントロールパネル 3 0 2およびコミュニケ ーションパネル 3 0 3の表示を電話チヤット開始前の状態に戻す。 以上で、 電話 チャット終了処理の説明を終了する。
次に、 ユーザ Aがユーザ Bに電話をかけたとき、 ユーザ Bが通話不可の状態で あるときに行われる留守番電話記録処理について、 図 7 0を参照して説明する。
この留守番電話記録処理は、 上述した現況情報取得処理によつて取得したユーザ Bの現況情報が、 ログインしており仮想部屋に在宅中 (通話可) ではない場合に 開始される。
ステップ S 3 9 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 図 7 1に示すように、 コン トロールパネル 1 0 6の呼出先リスト 2 5 1に読み出し先が通話不可の状態であ ることを示す情報として (留守電) を表示する。 また、 コミュニケーションパネ ル 1 0 7の表示を、 通話チャット用に切り替えて、 そのテキスト表示エリア 3 5 3に定型メッセージ 「ただ今留守にしております。 」 を表示する。
ここで、 ユーザ Aが、 テキスト入力エリア 3 5 1にメッセージ (例えば、 「今 から遊びに行こうと思ってたんだけど残念。 また連絡しま一す。 」 ) を入力し、 「SEND」 ボタン 3 5 2を押下すると、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびィ ンタネット 5を介してユーザ情報保持サーバ 2 4に、 オブジェクト (ユーザ Bの 留守番電話に対するメ ッセージ) の保存を要求し、 メ ッセージ 「今から遊びに - J を送信する。
この要求に対応し、 ステップ S 4 0 1において、 ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 メッセージを保管するとともに、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅 ビューァ Aに対して、 オブジェク ト保存の要求を了解した旨を応答する。
ステップ S 3 9 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して仮想宅 D Bビューァ 2 1に、 イベント情報 (ユーザ Bの留守番電話 に対してメッセージを残したこと) を通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 4 1 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 インタネット 5および基地局 4を介 して仮想宅ビューァ Aに、 イベント情報を受領したことを応答する。
この後、 ステップ S 4 2 1において、 一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動 作として、 インタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1からイベント情報を要 求した場合、 ステップ S 4 1 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 インタネッ ト 5を介して仮想宅ビューァ Bに、 イベント情報 (ユーザ Bの留守番電話に対す
るメッセージが存在すること) を通知する。 なお、 このイベント情報は、 仮想宅 ビューァ Bから削除を要求されるまで、 仮想宅 D Bサーバ 2 1に保持される。 この通知に対応し、 ステップ S 4 2 2において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタ ネット 5を介してユーザ情報保持サーバ 2 4に、 ユーザ Bの留守番電話に対する メッセージを要求する。 この要求に対応して、 ステップ S 4 0 2において、 ユー ザ情報保持サーバ 2 4は、 保持しているユーザ Bの留守番電話に対するメッセー ジを、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに供給する。 なお、 この後、 ュ 一ザ Bの留守番電話に対するメッセージは、 仮想宅ビューァ Bから削除を要求さ れるまで、 ユーザ情報保持サーバ 2 4によって保持される。
これに対応して、 仮想宅ビューァ Bは、 仮想宅ビューァ Bは、 メインパネル 3 0 1の仮想部屋の電話アイコン 3 2 4を点滅させるなどして、 留守番電話に対す るメッセージが存在することをユーザ Bに気付かせる。 点滅している電話アイコ ン 3 2 4をユーザが選択した場合、 図 7 2に示すように、 コントロールパネル 3 0 2には、 ユーザ Bが属するユーザグループのメンバを示す呼出先リスト 3 6 1、 「メンバ一覧」 ボタン 3 6 2、 「通話切断」 ボタン 3 6 3、 「留守亀確認」 ボタ ン 3 6 4、 および 「閉じる」 ボタン 3 6 5が表示される。 なお、 「メンバ一覧」 ポタン 3 6 2乃至 「閉じる j ポタン 3 6 5は、 図 5 1に示された 「メンバ一覧」 ポタン 2 5 2乃至 「閉じる」 ポタン 2 5 5と同様であるので、 その説明は省略す る。
コントロールパネル 3 0 2の 「留守電確認」 ボタン 3 6 4が押下された場合、 図 7 3に示すように、 メィンパネル 3 0 1には、 メッセージを記録したユーザ名 とメッセ一ジの記録日時が表示された枠からなる留守電メッセージ一覧が表示さ れる (図 7 3の場合、 1つだけが表示されている) 。
メインパネル 3 0 1に表示された留守電メッセージ一覧の 1つの枠が選択され た場合、 図 7 4に示すように、 コミュニケーションパネル 3 0 3には、 対応する メッセージ 「今から遊びに行こうと思ってたんだけど残念。 また連絡しま一 す。 」 が表示される。 また、 コントロー^/パネル 3 0 2には、 留守電メッセージ
一覧で選択されている枠に対応するメッセージに関する記録を、 仮想宅 D Bサー バおよびユーザ情報保持サーバ 2 4から削除するとき押下される 「削除」 ポタン 3 7 1、 およびメインパネル 3 0 1の表示を、 留守電メッセージ一覧から仮想部 屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ポタン 3 7 2が表示される。
ここで、 ユーザ Bが 「削除」 ボタン 3 7 1を押下した場合、 ステップ S 4 2 3 として、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 対応するイベント情報 (ユーザ Bの留守番電話に対するメッセージが存在するこ と) の削除を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 4 1 3において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 指定されたイベント情報を自己の記録から削除して、 削除が 終了した旨を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
ステップ S 4 2 4において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してュ 一ザ情報保持サーバ 2 4に、 対応するメッセージの削除を要求する。 この要求に 対応し、 ステップ S 4 0 3において、 ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 指定された メッセージを自己の記録から削除して、 削除が終了した旨を、 インタネット 5を 介して仮想宅ビューァ Bに通知する。 以上で、 留守番電話記録処理の説明を終了 する。
次に、 自己が属するユーザグループのメンバの仮想部屋に訪問して (ただし、 画面上ではマスコットがメンバの仮想部屋を訪問することになる) 、 チャットを 行ったり、 プレゼントを渡したりする処理について、 ユーザ Aがユーザ Bの仮想 部屋に訪問する場合を例にして説明する。
ユーザ Aは、 他のメンバの仮想部屋に訪問する場合、 図 7 5に示すように、 メ インパネル 1 0 5に表示された仮想部屋のドアアイコン 1 2 2を選択し、 さらに、 ドアアイコン 1 2 2が選択されたことに対応してコントロールパネル 1 0 6に表 示されるドアアイコン 1 2 2のプロパティとしてのボタンのうち、 訪問宪のボタ ンを押下すればよい。
ここで、 ドアアイコン 1 2 2のプロパティとしてコントロールパネル 1 0 6に 表示されるボタンについて説明する。 「ゆみこの家」 ポタン 1 3 2は、 マスコッ
ト 1 2 1を 「ゆみこ」 の仮想部屋に訪問させるとき押下される。 「つよしの家」 ポタン 1 3 3および 「ひでおの家」 ボタン 1 3 4についても同様である。 「家の 外」 ボタン 1 3 5は、 自己のマスコット 1 2 1を仮想部屋の外に出すとき押下さ れる。 「施錠」 ボタン 1 3 6は、 仮想部屋のドアを施錠するとき押下される。 「終了」 ボタン 1 3 7は、 仮想宅ビューァ Aを終了させるとき押下される。
例えば、 図 7 6に示すように、 「ゆみこの家」 ポタン 1 3 2が押下されること によって開始されるカンファレンス生成処理について、 図 7 7のフローチヤ一ト を参照して説明する。 以下、 ユーザ Aと同じユーザグループに属するメンバ 「ゆ みこ」 を、 断りがあるまでユーザ Bとする。
ステップ S 4 3 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 「ユーザ Bの主催によるカンファレンス の生成」 を要求するイベントを通知する。 ここで、 カンファレンスとは、 仮想部 屋を共有する複数のユーザの集合を指し、 カンファレンスに属するユーザ間では、 各種のデータが、 カンファレンスの同期情報として、 ほぼリアルタイムで通信さ れることになる。
仮想宅ビューァ Aからの通知に対応し、 ステップ S 4 4 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 通知されたイベントを記憶するとともに、 インタネット 5およ ぴ基地局 4を介して仮想宅ビューァ Aに、 イベントを受領したことを通知する。 これ以降、 仮想宅ビューァ Aは、 周期的に、 基地局 4およびインタネット 5を介 してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ A宛のチャッ トの取得を要求す る。
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 4 5 1において、 インタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 イベント情報を要求すると、 ステップ S 4 4 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 イベント情報 (ユーザ B の主催によるカンファレンスの生成要求) を、 インタネット 5を介して仮想宅ビ ユーァ Bに通知する。
このイベント情報の通知に対応し、 ステップ S 4 5 2において、 仮想宅ビュー ァ Bは、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 自己が主 催するカンファレンス (B ) ( ( B ) はカンファレンスを特定するための名称で ある) の生成を要求する。 ステップ S 4 6 1において、 ユーザ端末間通信中継サ —バ 2 3は、 カンファレンス (B ) を生成し、 その旨を、 インタネッ ト 5を介し て仮想宅ビューァ Bに通知する。
ステップ S 4 5 3において、 仮想宅ビューァ Bは、 仮想宅ビューァ A宛のチヤ ットとして、 ユーザ Aに対するカンファレンス (B ) への参加要求を、 インタネ ット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に送信する。 ここで、 チヤット とは、 各種のデータをリアルタイムで送受信するための仕組み、 またはリアルタ ィムで送受信される様々なデータを指す。
ステップ S 4 6 2は、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 仮想宅ビューァ B 宛のチャットを送信する (ただし、 いまの場合、 仮想宅ビューァ B宛のチャット は存在しないので、 何も送信されない) 。
—方の仮想宅ビューァ Aが、 周期的な動作として、 ステップ S 4 3 2において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 チヤットの取得を 要求すると、 ステップ S 4 6 2において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 仮想宅ビューァ A宛のチャットとして、 ユーザ Aに対するカンファレンス (B ) への参加要求を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Aに送信する。
カンファレンス (B ) への参加要求に対応し、 ステップ S 4 3 3において、 仮 想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中 継サーバ 2 3に、 カンファレンス (B ) にユーザ Aが参加することを通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 4 6 3において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 カンファレンス (B ) にユーザ Aを追加して、 その旨を、 インタネッ ト 5 および基地局 4を介して仮想宅ビューァ Aに通知する。 以上で、 カンファレンス 生成処理の説明を終了する。
これ以降、 ·カンファレンス ( B ) にユーザ Aとユーザ Bが参加しているので、 仮想宅ビューァ Aと仮想宅ビューァ Bとの間では、 チヤットによりメッセージや データをリアルタイムで通信することができ、 また、 様々なデータ (詳細は後 述) を同期情報として共有することができる。
カンファレンス生成処理が終了された後、 図 7 8に示すように、 仮想宅ビュー ァ Aが表示するメインパネル 1 0 5には、 ユーザ Bの仮想宅のドアの外にマスコ ット 1 2 1が訪問している様子が表示される。 コントロールパネル 1 0 6には、 マスコッ ト 1 2 1をユーザ Bの仮想部屋に入室させるとき押下される 「家の中」 ボタン 3 8 1、 マスコッ ト 1 2 1をユーザ Aの仮想部屋に帰宅させるとき押下さ れる 「自宅」 ポタン 3 8 2、 およびユーザ Bの仮想部屋のインタフォン (電話と 共通) のチャイムを鳴らすとき押下される 「チャイム」 ボタン 3 8 3が表示され る。 「家の中」 ポタン 3 8 1は、 ユーザ Bがドアを開錠しなければ、 押下するこ とができないようになされている。
このとき、 例えば、 ユーザ Bが仮想部屋の外観のレイアウトを変更した場合、 更新されたレイアウト情報と更新前のレイアウト情報との差分が、 カンファレン ス (B ) (図面においては、 Conf. ( B ) と記載する) の同期情報として、 仮想 宅ビューァ Aにも通知されることになる。 このようなユーザ Bの操作に対応する 情報を共有する処理について、 図 7 9のフローチャートを参照して説明する。 ユーザ Bが仮想部屋の外観のレイァゥトを変更した場合、 ステップ S 4 7 1に おいて、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サ ーバ 2 3に、 更新されたレイァゥト情報と更新前のレイァゥト情報との差分を、 カンファレンス (B ) の同期情報として通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 4 8 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同期情報を 保持するとともに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報を、 ィンタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
一方の仮想宅ビューァ Aが、 周期的な動作として、 ステップ S 4 9 1において、 基地局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 力
ンフアレンス (B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 4 8 2において、 ュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス
( B ) の同期情報として、 ユーザ Bの仮想部屋の更新されたレイアウト情報と更 新前のレイァゥト情報との差分を、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想 宅ビューァ Aに通知する。 以上で、 ユーザ Bの操作に対応する情報を共有する処 理の説明を終了する。
また、 例えば、 図 8 0に示すように、 ユーザ Aによって 「チャイム」 ポタン 3 8 3が押下された場合、 この情報が、 カンファレンス (B ) の同期情報として、 仮想宅ビューァ Bにも通知されることになる。 このようなユーザ Aの操作に対応 する情報を共有する処理について、 図 8 1のフローチャートを参照して説明する c ユーザ Aによって 「チャイム」 ボタン 3 8 3が押下された場合、 ステップ S 5 0 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネット 5を介してュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 ユーザ Bの仮想部屋のチャイムが鳴らされた ことを、 カンファレンス (B ) の同期情報として通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 5 1 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同 期情報を保持するとともに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同 期情報を、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ Aに通知する c 一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 5 2 1において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス ( B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 5 1 2において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報 として、 ユーザ Bの仮想部屋のチャイムが鳴らされたことを、 インタネット 5を 介して仮想宅ビューァ Bに通知する。 以上で、 ユーザ Bの操作に対応する情報を 共有する処理の説明を終了する。
次に、 ユーザ Aとユーザ Bとによるインタフォンによって通話する (実際には、 チヤットによりテキストをリアルタイムで通信する) 処理について説明する。
図 8 2は、 ユーザ Aによって 「チャイム」 ポタン 3 8 3が押下され、 その情報 がカンファレンス (B ) の同期情報として、 仮想宅ビューァ Bに通知されたとき の仮想宅ビューァ Bの画面を示している。 このとき、 仮想宅ビューァ Bは、 メイ ンパネル 3 0 1の仮想部屋の電話アイコン 3 2 4を、 例えば、 一部分を点灯させ たり、 全体を点滅させたりして強調して表示させ、 電話の呼出音とは別のインタ フォンの呼出音を発生させる。 また、 コントロールパネル 3 0 2に、 インタフォ ンの発信者名と、 インタフォンチャッ トの呼出に応じるときに押下される 「応 答」 ボタン 3 4 1を表示させる。
ここで、 ユーザ Bが 「応答」 ボタン 3 4 1を押下した場合、 コミュニケーショ ンパネル 3 0 3には、 チャットのテキストを入力するためのテキスト入力エリア 3 4 2、 テキスト入力エリア 3 4 2に入力したテキストを送信するときに押下さ れる 「SEND」 ポタン 3 4 3、 および、 チャットのテキストを表示するためのテ キスト表示ェリア 3 4 3が設けられる。
また、 ユーザ Bが 「応答」 ポタン 3 4 1を押下したことにより、 図 8 3に示す インタフォンチャット処理が開始される。 ステップ S 5 3 1において、 仮想宅ビ ユーァ Bは、 仮想宅ビューァ A宛のチャットとして、 ユーザ Bがインタフォンの 応答したことを、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に送 信する。 ステップ S 5 4 1は、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 仮想宅ビュ ーァ B宛のチャットを送信する (ただし、 いまの場合、 仮想宅ビューァ B宛のチ ャットは存在しないので、 何も送信されない) 。
一方の仮想宅ビューァ Aが、 周期的な動作として、 ステップ S 5 5 1において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 チヤットの取得を 要求すると、 ステップ S 5 4 2において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 仮想宅ビューァ A宛のチヤットとして、 ユーザ Bがインタフォンの応答したこと を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Aに送信する。
これを受信した仮想宅ビューァ Aは、 図 8 4に示すように、 コミュニケーショ ンパネル 1 0 7の表示を、 インタフォンチャット用のテキスト入力エリア 3 5 1
とテキスト表示エリア 3 5 3に切り替える。 これ以降、 一方がメッセージを送信 すれば、 他方がポーリングにより、 そのメッセージを受信するので、 ユーザ Aと ユーザ Bのインタフォンによる通話が可能となる (実際には、 チャットによりテ キストをリアルタイムで通信することが可能となる) 。
このユーザ Aとユーザ Bのインタフォンによる通話は、 図 8 5に示すように、 通話中にコントロールパネル 3 0 2に表示されている 「切断」 ポタン 4 0 1がュ 一ザ Bによって押下されるまで継続される。
インタフォンによる通話で、 例えば図 8 6に示すように、 ユーザ Aがメッセ一 ジ 「ドアの鍵開けてちょ一だい!」 を送信し、 それに対応して、 図 8 7に示すよ うに、 ユーザ Bがメッセージ 「は一い、 ちょっと待ってて。 」 を送信し、 ドアァ イコン 3 2 2を選択して、 さらに、 ドアアイコン 3 2 2が選択されたことによつ てコントロールパネル 3 0 2に表示された 「開錠」 ポタン 4 1 1を押下すれば、 図 8 8に示すように、 仮想宅ビューァ Aの画面では、 コントロールパネル 1 0 6 の 「家の中」 ポタン 3 8 1が押下可能な状態に変化する。
ここで、 ユーザ Aが、 ポタン 3 8 1を押下した場合、 図 8 9に示すように、 仮 想宅ビューァ Aの画面のメインパネノレ 1 0 5には、 マスコッ ト 1 2 1とマスコッ ト 3 2 1が存在するユーザ Bの仮想部屋が表示される。 コントロールパネル 1 0 7には、 引き続き、 チャット用のテキスト入力エリア 3 5 1、 rsENDj ポタン 3 5 2、 およびテキスト表示エリア 3 5 3が設けられている。 同様に、 仮想宅ビ ユーァ Bの画面にも、 図 9 0に示すように、 メインパネノレ 3 0 1には、 マスコッ ト 1 2 1が追加されたユーザ Bの仮想部屋が表示される。 コントロールパネル 3 0 3には、 引き続き、 チャット用のテキスト入力エリア 3 4 2、 「SEND」 ボタ ン 3 4 3、 およびテキスト表示エリア 3 4 4が設けられている。
開錠から入室までの処理について、 図 9 1のフローチャートを参照して説明す る。 ユーザ Bによって 「開錠」 ボタン 4 1 1が押下された場合、 ステップ S 5 6 1において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中 継サーバ 2 3に、 カンファレンス (B ) の同期情報として、 ユーザ Bの仮想部屋
のドアが開錠されたことを通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 5 7 1にお いて、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同期情報を保持するとと もに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報を、 インタネッ ト 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する (いまの場合、 保持していないので何 も通知しない) 。
—方の仮想宅ビューァ Aが、 周期的な動作として、 ステップ S 5 8 1において、 基地局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 力 ンフアレンス (B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 5 7 2において、 ュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス
( B ) の同期情報として、 ユーザ Bの仮想部屋のドアが開錠されたことを、 イン タネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ Aに通知する。
この通知に対応して、 仮想宅ビューァ Aは、 コントロールパネル 1 0 6の 「家 の中」 ポタン 3 8 1を押下可能な状態に変化させる。 「家の中」 ボタン 3 8 1を ユーザ Aが押下した場合、 ステップ S 5 8 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 基 地局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カン ファレンス (B ) の同期情報として、 ユーザ Aのマスコッ ト 1 2 1がユーザ Bの 仮想部屋に入室したことを通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 5 7 3にお いて、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同期情報を保持するとと もに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報を、 インタネッ ト 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ Aに通知する (いまの場合、 保持し ていないので何も通知しない) 。
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 5 6 2において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス ( B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 5 7 4において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報 として、 ユーザ Aのマスコット 1 2 1がユーザ Bの仮想部屋に入室したことを、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
この通知に対応し、 ステップ S 5 6 3において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタ ネッ ト 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 ユーザ Aのマスコッ ト 1 2 1 (以下、 マスコッ ト Aとも記述する) の画像データを要求する。 この要求に対応し、 ステ ップ S 5 9 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 インタネット 5を介して仮想 宅ビューァ Bに、 マスコッ ト Aの画像データを供給する。 これにより、 仮想宅ビ ユーァ Bの画面の仮想部屋には、 マスコッ ト Aも表示されることになる。
ステップ S 5 6 4において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス (B ) の同期情報として、 マ スコット Aが入室した状態のユーザ Bの仮想部屋のレイァゥト情報を通知する (レイアウト情報の差分を通知するようにしてもよい) 。 この通知に対応し、 ス テツプ S 5 7 5において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同期 情報を保持するとともに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期 情報を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する (いまの場合、 保' 持していないので何も通知しない) 。
一方の仮想宅ビューァ Aが、 周期的な動作として、 ステップ S 5 8 3において、 基地局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 力 ンフアレンス (B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 5 7 6において、 ュ 一ザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス
( B ) の同期情報として、 マスコッ ト Aが入室した状態のユーザ Bの仮想部屋の レイアウト情報を、 インタネット 5および基地局 4を介して仮想宅ビューァ Aに 通知する。 これにより、 これにより、 仮想宅ビューァ Aのメインパネル 1 0 5に、 マスコット Aが入室した状態のユーザ Bの仮想部屋が表示されることになる。 以 上で、 開錠から入室までの処理の説明を終了する。
次に、 ュ一ザが他のユーザにアイテム (植物アイコン 1 2 9など) をプレゼン トするときの処理について説明する。 アイテムをプレゼントする方法は、 マスコ ット同士が直接的に渡す方法と、 ドアのボストを介して間接的に渡す方法がある c
マスコッ ト 1 2 1 (マスコッ ト A) が携帯している植物アイコン 1 2 9を、 マ スコッ ト 3 2 1 (以下、 マスコッ ト Bと記述する) に直接的に渡すときの操作に ついて説明する。
ユーザ Aは、 図 9 2に示すように、 メインパネル 1 0 5に表示されているマス コット 1 2 1 (マスコッ ト A) を選択し、 それに対応してポップアップ表示され る吹き出し 4 2 1の中の植物アイコン 1 2 9を、 マスコット Bにドラッグアンド ドロップすればよい。 このとき、 植物アイコン 1 2 9をマスコッ ト B以外 (例え ば床) にドロップすることはできない。
植物アイコン 1 2 9は、 吹き出し 4 2 1の中では、 縮小サイズで表示され、 吹 き出し 4 2 1の中から出された段階で、 図 9 3に示すように、 本来のサイズで表 示される。
なお、 このとき、 仮想宅ビューァ Bの画面では、 図 9 4に示すように、 マスコ ット Aからマスコット Bに、 植物アイコン 1 2 9が移動される様子がアニメーシ ヨン表示される。 また、 ユーザ Bの仮想部屋にさらに他のユーザ (ユーザ Cとす る) のマスコットが入室している場合、 ユーザ Cの画面にも、 マスコット Aから マスコッ ト Bに、 植物アイコン 1 2 9が移動される様子がアニメーション表示さ れる。
マスコッ ト Aがマスコッ ト Bにアイテム (いまの場合、 植物アイコン 1 2 9 ) を直接的に渡したときの所有権移動処理について、 図 9 5のフローチヤ一トを参 照して説明する。 この直接的な所有権移動処理は、 仮想宅ビューァ Aの画面で、 植物アイコン 1 2 9がマスコット Bにドラッグアンドドロップされたときに開始 される。
ステップ S 6 0 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 植物アイコン 1 2 9の所有権をユーザ A からユーザ Bに移したことを証明するアイコン譲渡証明書 (A→B ) を要求する c この要求に対応し、 ステップ S 6 1 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 イン
タネット 5を介して仮想宅ビューァ Aに、 アイコン譲渡証明書 (A→B ) を発行 する。
ステップ S 6 0 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス (B ) の同期 情報として、 アイコン譲渡証明書 (A→B ) を通知する。 この通知に対応し、 ス テツプ S 6 2 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同期 情報を保持するとともに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期 情報を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する (いまの場合、 保 持していないので何も通知しない) 。
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 6 3 1において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス
( B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 6 2 2において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報 として、 アイコン譲渡証明書 (A→B ) を、 インタネット 5を介して仮想宅ビュ —ァ Bに通知する。
ステップ S 6 3 2において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介して仮 想宅 D Bサーバ 2 1に、 アイコン譲渡証明書 (A→B ) を送信して植物アイコン 1 2 9の所有権の譲渡を要求する。 この要求に対応して、 ステップ S 6 1 2にお いて、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 植物アイコン 1 2 9の所有権をユーザ Bに移し、 その旨を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。 以上で、 直接 的な所有権移動処理の説明を終了する。
直接的な所有権移動処理が終了したことにより、 ユーザ Bは、 図 9 6に示すよ うに、 メインパネル 3 0 1に表示されている仮想部屋のマスコット 3 2 1 (マス コット B ) を選択すれば、 それに対応して、 マスコット 3 2 1が携帯しているァ ィテムを示す吹き出し 4 3 1がポップアップ表示されるので、 プレゼントされた アイテムを確認することができる。
さらに、 ポップアップ表示された吹き出し 4 3 1の中のアイテム (いまの場合、 植物アイコン 1 2 9 ) を、 仮想部屋の任意の位置にドラッグァンドドロップすれ ば、 図 9 7に示すように、 プレゼントされたアイテムを本来のサイズで仮想部屋 の任意の位置に配置することができる。
マスコッ ト Aがユーザ Bの仮想部屋の入室しているとき、 逆に、 ユーザ Bから ユーザ Aにアイテムをプレゼントするには、 ユーザ Bがプレゼントするアイテム を、 マスコット Aにドラッグアンドドロップすればよい。
次に、 アイテムをドアのポス トを介して間接的に渡す方法について、 ドアの外 にいるマスコット Aが携帯しているメモ用紙アイコン 2 4 1を、 ドアのポストを 介して、 マスコッ ト Bに渡すときの操作を例に説明する。
ユーザ Aは、 メインパネル 1 0 5に表示されているマスコット Aを選択して、 図 9 8に示すように、 吹き出し 4 5 1をポップアップ表示させ、 吹き出し 4 5 1 の中のメモ用紙アイコン 2 4 1を、 図 9 9に示すように、 ドアの外側のポストア イコン 3 2 3にドラッグァンドドロップすればよい。
この操作に対応して、 仮想宅ビューァ Bの画面では、 図 1 0 0に示すように、 メインパネル 3 0 1に表示された仮想部屋では、 ポストアイコン 3 2 3の外観が、 中にアイテムが入っている状態に変更される。 ここで、 ユーザ Bが、 ポストアイ コン 3 2 3を選択すれば、 吹き出し 4 6 1がポップアップ表示され、 その中に、 ユーザ Aからのアイテム (いまの場合、 メモ用紙アイコン 2 4 1 ) が表示される。 また、 ポストアイコン 3 2 3が選択されたことにより、 コントロールパネルに 3 0 2には、 ポストアイコン 3 2 3のプロパティとして、 投入されているアイテム 等の数が表示される。
さらに、 ユーザ Bが、 ポップアップ表示された吹き出し 4 6 1の中のメモ用紙 アイコン 2 4 1を、 仮想部屋の任意の位置にドラッグァンドドロップすれば、 図 1 0 1に示すように、 ポストを介して渡されたアイテム (いまの場合、 メモ用紙 アイコン 2 4 1 ) を本来のサイズで仮想部屋の任意の位置に配置することができ る。
ポストを介してアイテム (いまの場合、 メモ用紙アイコン 2 4 1 ) を間接的に 渡したときの所有権移動処理について、 図 1 0 2のフローチャートを参照して説 明する。 この間接的な所有権移動処理は、 仮想宅ビューァ Aの画面で、 メモ用紙 アイコン 2 4 1が、 ドアの外のポストアイコン 3 2 3にドラッグアンドドロップ されたときに開始される。
ステップ S 6 4 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 メモ用紙アイコン 2 4 1の所有権をユー ザ Aからユーザ Bに移したことを証明するアイコン譲渡証明書 (A→B ) を要求 する。 この要求に対応し、 ステップ S 6 5 1において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Aに、 アイコン讓渡証明書 (A→B ) を 発行する。
ステップ S 6 4 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介してユーザ情報保持サーバ 2 4に、 アイコン讓渡証明書 (A—B ) を送 信し、 オブジェク トとして保存することを要求する。 この要求に対応し、 ステツ プ S 6 6 1において、 ユーザ情報保持サーバ 2 4は、 アイコン譲渡証明書 (A→ B ) を送信し、 オブジェク トとして保存し、 その旨を、 インタネット 5を介して 仮想宅ビューァ Aに通知する。
ステップ S 6 4 3において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 ユーザ B宛にアイテムが届けられたこと を示すイベント情報を通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 6 5 2において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 ユーザ B宛にアイテムが届けられたことを示すィベン ト情報を保持し、 その旨を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Aに通知す る。
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 6 7 1において、 インタネット 5を介して仮想宅 D Bサーバ 2 1に、 イベント情報を要求した場合、 ステップ S 6 5 3において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 ユーザ B宛にアイテムが 届けられたことを示すィベント情報を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ
Bに通知する。 この通知に対応して、 仮想宅ビューァ Bの画面では、 図 1 0 0に 示されたように、 メインパネル 3 0 1に表示された仮想部屋では、 ポス トアイコ ン 3 2 3の外観が、 何かが入れられた状態に変更される。
ステップ S 6 7 2において、 仮想宅ビューァ Bは、 ィンタネット 5を介してュ 一ザ情報保持サーバ 2 4に、 ュ ザ Aが保存させたアイコン譲渡証明書 (A→ B ) の供給を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 6 6 2において、 ユーザ 情報保持サーバ 2 4は、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに、 アイコン 讓渡証明書 (A→B ) を供給する。
ステップ S 6 7 3において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介して仮 想宅 D Bサーバ 2 1に、 ユーザ B宛にアイテムが届けられたことを示すイベント 情報の削除を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 6 5 4において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 ユーザ B宛にアイテムが届けられたことを示すイベント情報 を削除する。
ステップ S 6 7 4において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してュ 一ザ情報保持サーバ 2 4に、 ユーザ Aが保存させたアイコン讓渡証明書 (A→ B ) の削除を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 6 6 3において、 ユーザ 情報保持サーバ 2 4は、 アイコン讓渡証明書 (A→B ) を削除し、 その旨を、 ィ ンタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
ステップ S 6 7 5において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介して仮 想宅 D Bサーバ 2 1に、 アイコン譲渡証明書 (A—B ) を送信してアイテム (い まの場合、 メモ用紙アイコン 2 4 1 ) の所有権の譲渡を要求する。 この要求に対 応して、 ステップ S 6 5 5において、 仮想宅 D Bサーバ 2 1は、 メモ用紙アイコ ン 2 4 1の所有権をユーザ Bに移し、 その旨を、 インタネット 5を介して仮想宅 ビューァ Bに通知する。 以上で、 間接的な所有権移動処理の説明を終了する。 間接的な所有権移動処理が終了したことにより、 ユーザ Bは、 メインパネル 3 0 1に表示されている仮想部屋のポストアイコン 3 2 3を選択すれば、 それに対
応して吹き出し 4 6 1がポップァッブ表示されるので、 届けられたアイテムを確 認することができる。
さらに、 ポップアップ表示された吹き出し 4 6 1の中のアイテム (いまの場合、 メモ用紙アイコン 2 4 1 ) を、 仮想部屋の任意の位置にドラッグアンドドロップ すれば、 届けられたアイテムを本来のサイズで仮想部屋の任意の位置に配置する ことができる。
次に、 例えば、 ユーザ Aの仮想部屋にユーザ Bのマスコット 3 2 1 (マスコッ ト B ) が訪問している状態で、 ユーザ Aが操作する仮想宅ビューァ Aとユーザ B が操作する仮想宅ビューァ Bが同一の BGM (バックグランドミュージック) を再 生する BGM共有処理について説明する。 この BGM共有処理には、 オーディオサ ーバ 2 6が配信する、 いわゆるインタネットラジオのストリームデータを利用す る。
図 1 0 3は、 仮想宅ビューァ Aの画面であり、 メィンパネル 1 0 5には、 ユー ザ Aの仮想部屋にマスコット Bが訪問している様子が表示されている。 なお、 図 示は省略するが、 このとき、 仮想宅ビューァ Bの画面のメインパネル 3 0 1にも、 同一の画像が表示されている。
ここで、 ユーザ Aが、 メインパネル 1 0 5に表示されている仮想部屋のオーデ ィォプレーヤアイコン 1 7 2を選択すれば、 コントロールパネル 1 0 6には、 ォ 一ディォプレーヤアイコン 1 7 2のプロパティとして、 再生中の BGMの情報を 示す情報表示エリア 4 7 1、 BGMの出力をオン Zオフさせるとき押下される fPOWERJ ポタン 4 7 2、 および BGMを変更するとき押下される 「チャンネル」 ボタン 4 7 3が表示される。
さらに、 図 1 0 4に示すように、 ユーザ Aが 「P0WER」 ポタン 4 7 2を押下す れば、 BGMの出力がオンとなり、 オーディオサーバ 2 6が配信するストリームデ ータの受信おょぴ再生が開始される。 このとき、 仮想宅ビューァ Bでも同様に、 オーディオサーバ 2 6から配信される同一のストリームデータの受信と再生が開 始される。
W 200
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ユーザ Aが 「P0WER」 ポタン 4 7 2を押下することによって開始される BGM共 有処理について、 図 1 0 5のフローチヤ一トを参照して説明する。
ステップ S 6 8 1において、 仮想宅ビュ一ァ Aは、 基地局 4およびインタネッ ト 5を介してオーディオサーバ 2 6に、 ストリーム再生を要求する (ストリーム データの配信を要求する) 。 ステップ S 6 9 1において、 オーディオサーバ 2 6 は、 この要求を了解した旨を、 インタネット 5および基地局 4を介して、 仮想宅 ビューァ Aに通知し、 ステップ S 6 9 2において、 仮想宅ビューァ Aに対するス トリーデータの配信を開始する。
これにより、 仮想宅ビューァ Aでは、 ス トリームデータの受信、 再生が開始さ れ、 BGMが出力されることとなる。 ステップ S 6 8 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 基地局 4およびインタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3 に、 BGMの出力をオンとした旨を、 カンファレンス (B ) の同期情報として通知 する。
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 7 1 1において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス
( B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 7 0 2において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報 として、 BGMの出力をオンとした旨を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
この通知に対応し、 ステップ S 7 1 2において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタ ネット 5を介してオーディオサーバ 2 6に、 ス トリーム再生を要求する (ストリ ームデータの配信を要求する) 。 ステップ S 6 9 3において、 オーディオサーバ 2 6は、 この要求を了解した旨を、 インタネット 5を介して、 仮想宅ビューァ B に通知し、 ステップ S 6 9 4において、 仮想宅ビューァ Bに対するストリーデ一 タの配信を開始する。 これにより、 仮想宅ビューァ Bでも、 ス トリームデータの 受信、 再生を開始され、 BGMが出力されることとなる。 以上で、 BGM共有処理の 説明を終了する。
なお、 BGM共有処理において、 サ ビス提供者側のオーディオサーバ 2 6が配 信するインタネットラジオのストリームデータを利用するのではなく、 ユーザ A 側の機器 (例えば、 P C 1 2 ) に蓄積されている楽曲データを仮想宅ビューァ A , Bにストリーム配信するようにしてもよい。 この場合、 図 1 1 0のフローチヤ一 トを参照して以下に説明する画像共有処理と同様の処理により、 当該楽曲データ を共用するようにする。
次に、 例えば、 ユーザ Aの仮想部屋にユーザ Bのマスコッ ト 3 2 1 (マスコッ ト B ) が訪問している状態で、 ユーザ Aが操作する仮想宅ビューァ Aの画面と、 ユーザ Bが操作する仮想宅ビューァ Bの画面に、 ユーザ Aが保持している画像デ ータの画像を表示する画像共有処理について説明する。 この画像共有処理には、 例えば、 P C 1 2の機能プロックである写真データ配信サービス 9 4が管理して いる画像データを利用する。
図 1 0 6は、 仮想宅ビューァ Aの画面であり、 メィンパネル 1 0 5には、 ユー ザ Aの仮想部屋にマスコッ ト Bが訪問している様子が表示されている。 なお、 図 示は省略するが、 このとき、 仮想宅ビューァ Bの画面のメインパネル 3 0 1にも、 同一の画像が表示されている。
ここで、 ユーザ Aが、 メインパネル 1 0 5に表示されている仮想部屋のフォト アルバムアイコン 1 7 3を選択すれば、 コントロールパネル 1 0 6には、 フォ ト アルバムアイコン 1 7 3のプロパティとして、 画像データの情報を示す情報表示 エリア 4 8 1、 メインパネル 1 0 5に複数の縮小画像からなる画像一覧を表示さ せるとき押下される 「画像一覧表示」 ボタン 4 8 2、 およびメインパネル 1 0 5 の表示を、 画像一覧などから仮想部屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ポタン 4 8 2が表示される。
ユーザ Aが 「画像一覧表示」 ボタン 4 8 2を押下した場合、 図 1 0 7に示すよ うに、 メインパネル 1 0 5には、 写真データ配信サービス 9 4が管理している画 像データにそれぞれ対応する縮小画像からなる画像一覧が表示される。
メインパネル 1 0 5に表示された画像一覧のうち、 1つの縮小画像がユーザ A によって選択された場合、 図 1 0 8に示すように、 情報表示エリア 4 8 1には、 選択された縮小画像に対応する画像データの画像サイズぉよび作成日時が表示さ れる。
また、 コントロールパネル 1 0 6には、 選択された縮小画像をメインパネル 1 0 5に拡大表示させるとき押下される 「拡大表示」 ポタン 4 9 1、 選択された縮 小画像の画像データを、 入室している他のユーザに共有させるとき押下される
「全員に表示」 ボタン 4 9 2、 メインパネル 1 0 5の表示を、 拡大表示された画 像から画像一覧に戻すとき押下される 「一覧表示」 ボタン 4 9 3、 選択された縮 小画像を画像一覧から削除するとき押下される 「全員に表示」 ポタン 4 9 4、 お よびメインパネル 1 0 5の表示を、 画像一覧から仮想部屋に戻すとき押下される 「閉じる」 ボタン 4 9 5が表示される。
ここで、 ユーザ Aが 「全員に表示」 ボタン 4 9 2を押下した場合、 図 1 0 9に 示すように、 選択された縮小画像がメィンパネル 1 0 5に拡大表示させるととも に、 選択された縮小画像に対応する画像データが他のユーザ (いまの場合、 ユー ザ B ) に供給される。
「全員に表示」 ポタン 4 9 2が押下されたことによって開始される画像共有処 理について、 図 1 1 0のフローチヤ一トを参照して説明する。
ステップ S 7 2 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 インタネット 5を介してュ 一ザ情報保持サーバ 2 4に、 共有する画像データを送信し、 送信した画像データ の保存を要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 7 3 1において、 ユーザ情報 保持サーバ 2 4は、 共有する画像データを保存し、 その旨を、 インタネット 5を 介して仮想宅ビューァ Aに通知する。
ステップ S 7 2 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 ユーザ Aの画像データをュ 一ザ Bが共有することを許可する画像取得許可証 (A -→B ) を発行し、 インタネ ット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス (B ) の同 期情報として、 発行した画像取得許可証 (A—B ) を通知する。 この通知に対応
し、 ステップ S 7 4 1において、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知され た同期情報を保持するとともに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Aに通知する (いまの場 合、 保持していないので何も通知しない) 。 ·
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 7 5 1において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス
( B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 7 4 2において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報 として、 画像取得許可証 (A→B ) を、 インタネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに通知する。
ステップ S 7 5 2において、 仮想宅ビューァ Bは、 インタネット 5を介してュ 一ザ情報保持サーバ 2 4に、 画像取得許可証 (A— B ) を送信して、 画像データ の供給を要求する。 この要求に対応して、 ステップ S 7 3 2において、 ユーザ情 報保持サーバ 2 4は、 ステップ S 7 3 1の処理で保存した画像データを、 インタ ネット 5を介して仮想宅ビューァ Bに供給する。 仮想宅ビューァ Bでは、 図 1 1 1に示すように、 供給された画像データがメインパネル 3 0 1に表示される。 し たがって、 仮想宅ビューァ Aのメインパネル 1 0 5 と、 仮想宅ビューァ Bのメイ ンパネル 3 0 1に同一の画像が表示されることになる。 以上で、 画像共有処理の 説明を終了する。
なお、 共有する画像データをユーザ情報保持サーバ 2 4に保持するのではなく、 ホームサーバ 1 1に保持するようにして、 ホームサーバ 1 1から仮想宅ビューァ
Bに供給するようにしてもよい。
上述した画像共有処理により、 仮想宅ビューァ Aのメインパネル 1 0 5と、 仮 想宅ビューァ Bのメインパネル 3 0 1に同一の画像が表示されている状態におい て、 ユーザ Aが、 「一覧表示」 ボタン 4 9 3または 「閉じる」 ボタン 4 9 5を押 下した場合、 画像共有終了処理が実行されて、 仮想宅ビューァ Bのメインパネル
3 0 1の表示がユーザ Aの仮想部屋に戻される。
この画像共有終了処理について、 図 1 1 2のフローチャートを参照して説明す る。 ステップ S 7 6 1において、 仮想宅ビューァ Aは、 インタネット 5を介して ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス (B ) の同期情報として、 画像データの共有閲覧終了を通知する。 この通知に対応し、 ステップ S 7 7 1に おいて、 ユーザ端末間通信中継サーバ 2 3は、 通知された同期情報を保持すると ともに、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報を、 インタネ ット 5を介して仮想宅ビューァ Aに通知する (いまの場合、 保持していないので 何も通知しない) 。
一方の仮想宅ビューァ Bが、 周期的な動作として、 ステップ S 7 8 1において、 インタネット 5を介してユーザ端末間通信中継サーバ 2 3に、 カンファレンス
( B ) の同期情報を要求した場合、 ステップ S 7 7 2において、 ユーザ端末間通 信中継サーバ 2 3は、 この時点で保持しているカンファレンス (B ) の同期情報 として、 画像データの共有閲覧終了を通知する。 この通知に対応し、 仮想宅ビュ ーァ Bでは、 メインパネル 3 0 1の表示がユーザ Aの仮想部屋に戻される。
ステップ S 7 6 2において、 仮想宅ビューァ Aは、 インタネット 5を介してュ 一ザ情報保持サーバ 2 4に、 共有するために保存されている画像データの削除を 要求する。 この要求に対応し、 ステップ S 7 9 1において、 ユーザ情報保持サー バ 2 4は、 保存している画像データを削除して、 その旨を、 インタネット 5を介 して仮想宅ビューァ Aに通知する。 以上で、 画像共有終了処理の説明を終了する c なお、 上述した画像共有処理および画像共有終了処理と同様に処理により、 画 像データ以外のコンテンツテンッデータ (例えば、 オーディオデータ) を共有す るも、 ユーザ Aとユーザ Bは共有し、 またその共有を終了することが可能である c 以上説明したように、 本発明を適用した仮想空間遠隔操作システムによれば、 宅内ネットワークに接続されている家電機器を、 仮想部屋という遊戯性を持った GUIを用いて制御できるだけでなく、 宅内ネットワークに接続されている家電機 器に保持されているコンテンツデータを遠隔地において利用したり、 他のユーザ とリアルタイムにメッセージを交換したり (電話チャット、 インタフォンチヤッ
ト) 、 仮想部屋を複数のユーザで共有したり、 仮想部屋を共有している状態のュ 一ザに限定してコンテンツデータを共用することが可能となる。
このように、 エンターテイメント性、 コミュニケーション性を関連させること により、 仮想空間遠隔操作システムを利用するユーザの数を増加させることがで きる。 また、 ユーザの利用頻度を高めることができる。
仮想部屋のアイコンを増加させるために、 ユーザが電子機器を購入して宅内ネ ットワークに接続すると、 仮想宅ビューァによって制御可能な機器が増えること いなる。 これにより、 利用頻度が高まる、 さらに、 電子機器を増やす、 といった ポジティブスパイラルが実現できる。
他のユーザの仮想部屋に訪問できる機能を利用することにより、 ネットワーク 機器の機能や機器自体の宣伝を行うためのモデルルームを開設すること可能とす る。 また、 モデルルームにおけるチャットを利用して商品の宣伝を行うことがで さる。
本明細書において、 記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、 記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、 必ずしも時系列的 に処理されなくとも、 並列的あるいは倔別に実行される処理をも含むものである。 また、 本明細書において、 システムとは、 複数の装置により構成される装置全 体を表すものである。 産業上の利用可能性
以上のように、 本発明によれば、 宅内ネットワークに接続されている家電機器 を、 仮想空間という遊戯性を持ったユーザィンタフェースを用いて制御すること が可能となり、 また、 プライベートな仮想空間を限定したメンバだけで共有し、 コンテンツデータを同時に共用するようなユーザ間のより深いコミュニケーショ ンを実現することが可能となる。