JPS62249640A - 超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ

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JPS62249640A
JPS62249640A JP61094239A JP9423986A JPS62249640A JP S62249640 A JPS62249640 A JP S62249640A JP 61094239 A JP61094239 A JP 61094239A JP 9423986 A JP9423986 A JP 9423986A JP S62249640 A JPS62249640 A JP S62249640A
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JP
Japan
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lens
acoustic lens
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ultrasonic
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博 佐々木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として超音波診断装置の超音波プローブに用
いる音響レンズ及びその超音波プローブに関する。
(従来の技術) 一般に超音波診断装置においては、得られる画像の分解
能を向上させる目的で、従来より音響レンズが用いられ
ている。この音響レンズは、生体に対して超音波ビーム
を収束するために音波の伝播速度(以下、音速ともいう
)が生体の音速■0よりも遅い音速■1の材料をレンズ
材料として用いた場合にはその形状が第4図(a)の如
く凸形状となり、生体の音速VOよりも速い音速v2の
材料を用いた場合には第4図(b)の如く凹形状となる
。しかし生体表面に直接接触させて用いる超音波プロー
ブ用の音響レンズとしては、その表面が凹面形状である
と生体への密着性が悪くなり良好な断層像が得られない
。従って生体表面に直接接触させる超音波プローブ用の
音響レンズとしては表面形状が凸形状のものが広く使用
されている。表面形状が凸形状となる音響レンズ材料と
してはその音速が生体の音速よりも十分遅いことが要求
され、更に、音速以外にも音響インピーダンスができる
だけ生体のそれに近いこと、超音波の減衰が少ないこと
などの性質が要求される。そして現在このような凸レン
ズ材料として、音速がおよそ1000m/sと生体の音
速(1530m/S程度)よりも十分に遅く、音響イン
ピーダスも生体の音響インピーダンスに近いシリコーン
ゴムが広く用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) ところがシリコンゴムは減衰がかなり大きく、例えば周
波数5聞2の超音波では1!Iu!1当り3〜4d8の
減衰となり超音波診断装置のS/Nを劣化させる原因の
1つになっている。またシリコーンゴムは水分の透過が
大きく、シリコーンゴムを通じて水分が超音波プローブ
の内部に侵入して振動子等内部材料の劣化を引き起こし
、超音波プローブの感度劣化を引き起す原因の1つにも
なっている。
本発明の目的は以上のような従来技術の問題点を解決し
音波の減衰が少なく、且つ水分の透過が少ないという特
性を有する音響レンズを提供し、更にこの音響レンズを
超音波診断装置の超音波プローブに適用することにより
、S/Nが改善され、使い安く、かつ長期的信頼性に優
れた超音波プローブを提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 第1の発明に係る複合音響レンズは、音波の伝播速度が
生体中の伝播速度よりも遅い材料から成る凸面状の第1
の収束用音響レンズと、音波の伝播速度が生体中の伝播
速度よりも速い材料から成る凹面状の第2の収束用音響
レンズを、前記凸面、凹面を接合して複合一体化して構
成している。
また、第2の発明に係る超音波プローブは、第1の発明
に係る複合音響レンズを、超音波振動子の送受波面側に
配設して構成している。
(作 用) 本発明は上記の構成としたので、次のように作用する。
即ち、音速が生体の音速よりも遅い材料からなる第1の
収束音響レンズは、その形状が凸形状となり、音速が生
体の音速よりも速い材料からなる第2の収束用音響レン
ズは、その形状が凹形状となる。従って、これら両レン
ズの凹凸面を合せて合体させることにより、一枚のほぼ
平坦状の複合音響レンズ(以下、複合レンズとも略記す
る)を形成することができる。この場合において、第1
゜第2、両レンズとも収束作用を有するため、複合レン
ズ一枚の厚さは小さくなり、これによって超音波の減衰
が小さくなる。また、第2の収束用レンズを形成する音
速が生体の音速よりも速い材料としては、例えばプラス
チックのように防水性の材料があるため、この第2の収
束用レンズを合体せしめた複合レンズは、水分の透過を
少なくすることができる。
また、このような複合レンズを用いた超音波プローブは
、複合レンズの超音波減衰が小ざいのでS/Nが良く、
またレンズ面の形状がほぼ平坦状であるため体表への密
着性が良くて使い易く、そして複合レンズの第2収束用
音響レンズは防水性を有するので水分が超音波プローブ
の内部に侵入して振動子等内部材料の劣化を引き起すと
いうことがなく、従って長期的信頼性に優れたものとな
る。
(実施例) 以下図示の実施例について説明する。
第1の発明に係る複合音響レンズの実施例を第1図に示
す。この実施例は本発明をシリンドリカルレンズに適用
したものであり、その構造は第1図(b)に示す如く凸
レンズと凹レンズとを組合せて一体化した構造となって
いる。10は音速が生体の音速よりも遅い材料(例えば
シリコーンゴム)によって形成された第1の収束用凸レ
ンズであり、11は音速が生体の音速よりも速いプラス
チック材料(例えばTPX)によって形成された第2の
収束用凹レンズである。各々のレンズは、単独で用いて
も収束用レンズとして作用する。この2つのレンズを組
み合せることによって得られる特徴を各々を単独に用い
る場合と比較して以下に述べる。
今シリコーンゴム(音速Vl =1000m/S)によ
り、生体内(音速Vo z1530′rrL/S)で焦
点距離F=6071!I11に超音波ビームを収束する
口径D=15mの単独レンズを構成すると、このレンズ
曲率R1は、 R1= (1−V1/Vo )F=0.34FよりR1
=20.4sとなり、レンズの厚ざdlは、 dx =Rt −1−D/2)2 より、d1=1.43mとなる。
一方、プラスチックレンズで同じ目的の単独の収束用レ
ンズを構成する場合、音速V2 ;200OTrt/S
のプラスチック(例えばTPX)を用いると、その曲率
R2は、 R2= (1−vo /V2 )F=0.25FよりR
2=15mとなる。従って凹部弁の深ざd2は、 d2=R2−2−/2  ” より、d2←35.4順となり、レンズの厚さは、d=
0.8mとなる。従ってこの場合、中央部分の超音波の
減衰は58H2で4.8〜6.4dBとなりシリコーン
ゴム単独のレンズに比べ3.8〜5.1dB減衰が少な
くなる。
第2図にこの複合レンズを使用した超音波プローブの実
施例を示す。
1は上述のような複合レンズであり、プローブ本体2の
先端部に装着されている。複合レンズ1は第3図に示す
ように、ブスチック材料によって形成された第2の収束
用凹レンズ11にフランジ12が形成されており、この
フランジ]2がプローブ本体2の先端部と係合すること
により、確実に装着されていて、且つプラスチック製第
2収束用凹レンズ11を外側に配置することによってプ
ローブ外部から内部への水の侵入を一層確実に防止する
ようになっている。3と複合音響レンズ1の背部に配設
した超音波振動子であり、該超音波振動子3にはこれに
電圧を印加して駆動するための電極5及びアース電極6
とを備えている。4は前記超音波振動子3の背部に配設
したバッキング材であり、振動子3の背面方向に向う超
音波を吸収するようになっている。
以上のような複合レンズ及び超音波プローブは次のよう
な作用効果を奏する。即ち、 ■ 本実施例の複合レンズは第1.第2両レンズ10.
11の凹凸面を合せて合体させることにより、一枚の平
坦な形状としており、第1.第2両レンズ10.11と
も収束作用を有するため、複合レンズ一枚の厚ざdは小
ざくなり、これによって超音波の減衰が小さくなる。
■ また、第2の収束用レンズ11を防水性のあるプラ
スチックで形成しているので水分の透過を少なくするこ
とができる。
■ 従ってこのような複合レンズ1を用いた超音波プロ
ーブは、複合レンズの超音波減衰が小さいのでS/Nが
良く、またレンズ面の形状が平坦であるため体表への密
着性が良くて使い安く、そして複合レンズの第2の収束
用音響レンズ11は防水性を有する水分が超音波プロー
7の内部に侵入して振動子3等内部材料の劣化を引き起
すということがなく、長期的信頼性に優れたものとなる
更に第2収束用レンズ11を外側に配置しているので、
プローブ外部から内部への水の侵入を一層確実に防止す
ることができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲
内において適宜変形実施可能であることは言うまでもな
い。
例えば、複合レンズの形状は平坦形状に限らず、多少の
凸形状とすることもできる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明複合レンズは、その厚さが小
ざいので超音波の減衰が少なく、かつ5更a4ハ゛パン
Z°゛ギ才 第  3 図 VI< V。
(G) Vり V2 < VO (b) 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音波の伝播速度が生体中の伝播速度よりも遅い材
    料から成る凸面状の第1の収束用音響レンズと、音波の
    伝播速度が生体中の伝播速度よりも早い材料から成る凹
    面状の第2の収束用音響レンズとを、前記凸面、凹面を
    接合して複合一体化したことを特徴とする複合音響レン
    ズ。
  2. (2)生体に向けて超音波を送波し、かつ、その反射エ
    コーを受波する超音波振動子と、この超音波振動子の送
    受波面側に配設された音響レンズとを備えた超音波プロ
    ーブにおいて、前記音響レンズは、超音波の伝播速度が
    生体中の伝播速度よりも遅い材料から成る凸面状の第1
    の収束用音響レンズと、音波の伝播速度が生体中の伝播
    速度よりも早い材料から成る凹面状の第2の収束用音響
    レンズを、前記凸面、凹面を接合して複合一体化した複
    合音響レンズで構成したことを特徴とする超音波プロー
    ブ。
  3. (3)第1の収束用音響レンズを前記超音波振動子側に
    配設し、第2の収束用レンズを生体当接面側に配設した
    特許請求の範囲第2項記載の超音波プローブ。
JP61094239A 1986-04-22 1986-04-22 超音波プローブ Expired - Lifetime JPH0763465B2 (ja)

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JP61094239A JPH0763465B2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22 超音波プローブ

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JP61094239A JPH0763465B2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22 超音波プローブ

Publications (2)

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JPS62249640A true JPS62249640A (ja) 1987-10-30
JPH0763465B2 JPH0763465B2 (ja) 1995-07-12

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ID=14104754

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JP61094239A Expired - Lifetime JPH0763465B2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22 超音波プローブ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112379A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Fujifilm Corp 超音波探触子
JP2009247416A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 超音波探触子用の音響レンズ及びこれを用いた超音波探触子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58105746A (ja) * 1981-12-21 1983-06-23 横河電機株式会社 超音波探触子

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JPH0763465B2 (ja) 1995-07-12

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