JPS61234186A - 映像信号秘匿方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 特定の受信者にのみ映像を提供するための映像信号秘匿
方式であって、水平又は垂直同期信号に秘匿情報を持つ
副搬送波を重畳し、所要の秘匿効果と良好な再生画像を
得る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は課金制の映像提供システム或いは機密を要する
画像情報の伝達を行なうシステムに用いる映像信号秘匿
方式に関するものである。

課金制の映像提供システム或いは機密を要する画像の信
号伝達システムにあっては、許可されていない者による
画像情報の傍受を防ぐべく、一般の受信装置によって受
信できないように、送出信号中に特別な信号を混入させ
る等の種々の方式が用いられる。しかし、正当な受信者
が映像を受信する場合にも、混入された信号による品質
の低下の無い画像を再現可能な方式を得ることは難しい
。

〔従来の技術〕

特定の受信者に限定して映像を提供するため、映像信号
に映像以外の信号を重畳することが行なわれる。この方
式によれば、許可されていない者の受信画像を乱すこと
が容易である。然るに、許可された者における受像装置
において妨害のための信号を充分に除去することが必要
である。このため、複雑な回路構成が必要とされ、なお
且つ充分な映像が得られない状況にある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来方式では秘匿のための信号が映像信号中に重畳或い
は挿入されるのでこれを完全に除去することは困難であ
った。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、簡易
な構成で充分な秘匿効果があると共に許可された者に高
品質の画像を提供可能な映像信号秘匿方式を提供するこ
とを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図及び第２図は本発明の原理ブロック図で、第１図
はその送信部を、第２図はその受信部を示す。第１図の
送信部は映像信号ライン３０を経て送られて来た映像信
号の水平又は垂直同期信号期間の間に秘匿化信号を出力
する秘匿化信号供給回路３１と、回路３１からの秘匿化
信号を映像信号の水平又は垂直同期信号に重畳する秘匿
化信号重畳回路３２とをその本発明要部として有し、重
畳回路３２からの信号は送信機３３から送出される。

第２図の受信部は受信機４０からの受信信号中の水平又
は垂直同期信号に重畳されている秘匿化信号を抽出する
秘匿化信号抽出回路４１と、抽出された秘匿化信号を受
信信号中の水平又は垂直同期信号から除去する秘匿化信
号除去回路４２とをその本発明要部として有し、除去回
路４２からの再生映像信号は通常の受像回路へ送られる
。

〔作用〕

本発明によれば、秘匿化信号が映像信号中の水平又は垂
直同期信号に重畳されて送信され、その受信例において
はその秘匿化信号が受信映像信号の水平又は垂直同期信
号から除去されて通常の受像回路へ供給される。

この方式によると、秘匿処理回路の簡易化が図られる上
、受像信号に歪や干渉を与えることはなくなり、受像品
質の低下も防止し得て所期の秘匿機能を首尾よく奏し得
ることになる。

〔実施例〕

第３図及び第４図は本発明に係る映像信号秘匿方式の実
施例のブロック図を示す。

第３図において、１は映像信号ラインを示し、２は同期
抽出部を示す。また、３はサブキャリア発振器で、出力
が映像信号と加算点４で加算され、送信機５に送られる
。

第４図において６は受信機であり、また、７は同期抽出
部であってサブキャリア抽出部８と周期抽出部９に同期
信号を送る。なお、１０は減算点で受信映像信号に秘匿
のための信号を逆相にして加えるために設けられる。

送信側では映像信号中の垂直又は水平同期期間を同期抽
出部２で抽出し、第５図１３．１４で示すサブキャリア
を挿入するタイミングＴｓを暗号化すると共に、サブキ
ャリアをＡＭまたはＦＭ変調して暗号に関する情報を送
出する。

第３図及び第４図に示す例では第５図１２で示す同期期
間中にＡＭ又はＦＭ変調されたサブキャリア１３．１４
が所定の暗号コードに従うタイミングＴｓで重畳されて
送信され、受信機側において暗号コードが解読された後
、同期抽出部９の出力としてサブキャリア１３．１４と
同一周波数。

同−位相及び同一振幅の波形が再生される。この信号が
減算点ｌＯで受信信号から減算されて歪及び干渉のない
映像信号が得られる。

第６図及び第７図は本発明の他の実施例のブロック図で
あって、複数の異なる発振周波数を有する発振器１６〜
１８と、この発振器１６〜１８の出力を所定の暗号コー
ドに従って入切するスイッチ１５が示される。スイッチ
１５の出力が加算点４で加算されることにより第８図ｆ
、〜ｆ３で示される周波数の信号が映像信号の同一の又
は異なる水平又は垂直同期期間に挿入されて送信ｔａ５
より送信される。第７図はこれを正しく復調及び再生す
るための受信回路を示すもので各周波数ｆ。

〜ｆ３の信号を再生するためのＰＬＬ回路１９〜２１と
所定の暗号コードに従ってＰＬＬ回路１９〜２１の出力
を選択的にス、イツチングするスイッチ２２を有し、第
８図に示す受信信号に対しｒ。

〜ｆ３で示す信号と同振幅、同位相及び同周波数の信号
をスイッチ２２で選択し乍ら減算点１０で減算して正し
い映像信号を得るものである。

（発明の効果〕 以上述べてきたように、本発明によれば、簡易な回路構
成で充分な秘匿効果があると共に歪や干渉等の無い映像
が再現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の原理ブロック図、第３図及
び第４図は本発明の一実施例のブロック図、 第５図及び第８図は信号波形図、 第６図及び第７図は本発明の他の実施例のブロック図で
ある。 第１図乃至第４図において、 ３１は秘匿化信号供給回路、 ３２は秘匿化信号重畳回路、 ４１は秘匿化信号抽出回路、 ４２は秘匿化信号除去回路、 ｌは映像信号ライン、 ２は同期抽出部、 ３はサブキャリア発振器、 ４は加算点、 ５は送信機、 ６は受信機、 ７は同期抽出部、 ８はサブキャリア抽出部、 ９は周期抽出部、 １０は減算点である。 Ｊ４［１月の旌イｉ１５原理フロ・１つ２第１図 不発ａ月）斐イ８　ｌ５Ｉ５原ｒｔ　フ’ロー、’ｙ’
Ｘ第２図 木受朗の一大犯＃ｊの送イδ合ｐ 第３図 オ（３多８月の−一こ乃イ＝子２１１　σ）央イ２５５
ｐ第４図 爪３彦浸び＃＋４３賞費伊１での結号ル皮ｑヒ記第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号の水平又は垂直同期信号に秘匿化信号を
   重畳することを特徴とする映像信号秘匿方式。
2. （２）前記秘匿化信号はその周期に秘匿化情報を付与さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   映像信号秘匿方式。
3. （３）前記秘匿化信号は組合せの異なる複数の周波数信
   号に秘匿化情報を付与されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の映像信号秘匿方式。