JPH11331366A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH11331366A
JPH11331366A JP13363798A JP13363798A JPH11331366A JP H11331366 A JPH11331366 A JP H11331366A JP 13363798 A JP13363798 A JP 13363798A JP 13363798 A JP13363798 A JP 13363798A JP H11331366 A JPH11331366 A JP H11331366A
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JP
Japan
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security
security mode
mobile phone
code
key
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Application number
JP13363798A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Hijii
一義 肘井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 携帯電話機の盗難又は紛失時、第三者の不正
使用と、課金の請求の責任を防ぎ、携帯電話機の紛失
と、事業者への紛失の登録抹消手続きが不要な携帯電話
機を提供する。 【解決手段】 防犯ON設定コード及び暗証番号の情報
を受信時受信暗証番号と予め記憶装置6に登録した暗証
番号との一致を制御装置4が照合し、一致時に防犯モー
ドに設定する。防犯モードで電源キー以外の操作キーが
使用不可に設定され、携帯電話機の紛失が紛失表示用メ
ッセージが表示装置8で表示される。防犯OFF設定コ
ード及び暗証番号の情報を受信時に制御装置は、受信暗
証番号と予め登録されている暗証番号との一致を照合し
一致すると判断時に防犯モードを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯機能を有する
携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機において、使用されて
いる携帯電話機が盗難または紛失した場合、ユーザは事
業者に連絡し、紛失した携帯電話機の電話番号を使用不
可に設定し、携帯電話機が戻った場合には、再度事業者
に連絡して携帯電話機の電話番号を使用可能に設定する
ことができるものがある。
【0003】また、携帯電話機として、紛失した場合に
携帯電話機に電話をかけ暗証番号を入力することにより
防犯モードに入るようにし、また、暗証番号を入力する
ごとに防犯モードの設定および解除を行う携帯電話機が
特開平9−312687号公報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前者の携帯電話機においては、盗難または紛失した場合
の事業者への手続きが大変であり、携帯電話機を発着呼
できないようにした場合でも、その携帯電話機の操作を
行うことは可能であり、携帯電話機に登録されている電
話番号等の情報を故意に取り出し使用することができて
しまうという問題がある。
【0005】また、従来の後者の携帯電話機において
は、防犯モードに入っていることが表示されていないた
め、第三者が拾った場合に携帯電話機が使用できないと
壊れていると思われて捨てられる可能性があるという問
題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、携帯電話機を盗難
または紛失等により無くした場合に、拾った第三者が不
正に使用し、その課金の請求を負うことになることを防
ぐことができ、かつ、使用不可および使用可能に設定す
るための事業者への手続きが不要である携帯電話機を提
供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、第三者が紛
失した携帯電話機であることが分かる携帯電話機を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、防犯ON設定コードおよび
暗証番号の情報を受信した時に受信した暗証番号と予め
登録されている暗証番号とが一致するかを照合する暗証
番号照合手段と、暗証番号照合手段により受信した暗証
番号と予め登録されている暗証番号とが一致すると判断
した時に防犯モードに設定する防犯モード設定手段と、
防犯モード設定手段により防犯モードが設定された時に
電源キー以外の操作キーを使用不可に設定するキー使用
規制手段と、防犯モード設定手段により防犯モードが設
定された時に携帯電話機が紛失したものである旨の紛失
表示用メッセージを表示する紛失表示用メッセージ表示
手段と、防犯モードを解除する防犯モード解除手段とを
有することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、防犯モード設定手段により防犯モードが設
定された時に携帯電話機のユーザの連絡先の電話番号を
表示する電話番号表示手段を有することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
のいずれか1項に記載の発明において、送信キーを有
し、キー使用規制手段は、防犯モード設定手段により防
犯モードが設定された時に電源キーおよび送信キー以外
の操作キーを使用不可に設定し、防犯モード設定手段に
より防犯モードが設定された時に送信キーが操作された
際に携帯電話機のユーザの連絡先の電話機を発呼する発
呼信号を送信する発呼信号送信手段とを有することを特
徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、防犯ON設定コー
ドおよび暗証番号の情報を受信した時に受信した暗証番
号と予め登録されている暗証番号とが一致するかを照合
する第1の暗証番号照合手段と、第1の暗証番号照合手
段により受信した暗証番号と予め登録されている暗証番
号とが一致すると判断した時に防犯モードに設定する防
犯モード設定手段と、防犯モード設定手段により防犯モ
ードが設定された時に電源キー以外の操作キーを使用不
可に設定するキー使用規制手段と、防犯モード設定手段
により防犯モードが設定された時に携帯電話機が紛失し
たものである旨の紛失表示用メッセージを表示する紛失
表示用メッセージ表示手段と、防犯OFF設定コードお
よび暗証番号の情報を受信した時に受信した暗証番号と
予め登録されている暗証番号とが一致するかを照合する
第2の暗証番号照合手段と、第2の暗証番号照合手段に
より受信した暗証番号と予め登録されている暗証番号と
が一致すると判断した時に防犯モードを解除する防犯モ
ード解除手段とを有することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、防犯モード設定手段により防犯モードが設
定された時に携帯電話機のユーザの連絡先電話番号を表
示する電話番号表示手段を有することを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4または5
のいずれか1項に記載の発明において、送信キーを有
し、キー使用規制手段は、防犯モード設定手段により防
犯モードが設定された時に電源キーおよび送信キー以外
の操作キーを使用不可に設定し、防犯モード設定手段に
より防犯モードが設定された時に送信キーが操作された
際に携帯電話機のユーザの連絡先の電話機を発呼する発
呼信号を送信する発呼信号送信手段とを有することを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1
の実施形態としての携帯電話機を示している。本発明の
第1の実施形態としての携帯電話機は、アンテナ1と、
無線受信装置2と、チャネルコーデック3と、制御装置
4と、複数の操作キーを有する操作入力装置5と、記憶
装置6と、音声発生装置7と、LCD等の表示装置8と
を有している。無線受信装置2は、アンテナ1に接続さ
れている。チャネルコーデック3は、無線受信装置2と
制御装置4と音声発生装置7とに接続されている。制御
装置4は、操作入力装置5と記憶装置6と音声発生装置
7と表示装置8とに接続されている。
【0015】操作入力装置5は、電源のオン・オフを操
作する電源キーと、数字の情報を入力するためのテンキ
ーと、通話をするための通話キーと、携帯電話機の電話
番号を送信するための送信キーと、メッセージなどの情
報を入力するための情報入力キーおよび情報を記憶する
ための情報記憶キーなどの操作キーとを有している。
【0016】記憶装置6には、防犯ON設定コードおよ
び暗証番号が予め登録され、また、EEPROM(El
ectrically Erasable and P
rogrammable Read Only Mem
ory)またはFlashROMを有している。このE
EPROMまたはFlash ROMは、携帯電話機の
防犯モードを示すための防犯フラグを有している。ま
た、記憶装置6には、携帯電話機が防犯モードに設定さ
れた時におけるユーザの連絡先の電話番号が予め登録さ
れている。
【0017】さらに、記憶装置6には、防犯モード時に
紛失した旨を知らせる紛失表示用メッセージが予め登録
されている。この紛失表示用メッセージは、一定の予め
決められたメッセージでもよく、また、ユーザが作成し
たものでもよい。また、記憶装置6は、ユーザに対して
防犯モードに移行したことを音声または信号音で伝える
ための情報も記憶している。
【0018】無線受信装置2は、アンテナ1からの無線
信号の防犯ON設定コードおよび暗証番号をチャネルコ
ーデック3を介して制御装置4に送る。制御装置4は、
防犯ON設定コードおよび暗証番号を受けた時にこの受
信した暗証番号が予め登録されている暗証番号と一致す
るかを照合する。この受信した暗証番号が予め登録され
ている暗証番号と一致する時には、制御装置4は防犯フ
ラグをON状態とし、防犯モードを設定して電池が無く
なっても情報が消えることがないようにする。
【0019】記憶装置6の防犯フラグがONとされて防
犯モードに移行した携帯電話機においては、操作入力装
置5の複数の操作キーの一部の使用を制限して使用可能
な操作キーと使用不可能な操作キーとに分ける。次に、
制御装置4は、記憶装置6から防犯モード時の紛失表示
用メッサージの情報を読み込んで表示装置8に紛失した
旨を知らせる紛失表示用メッセージを表示させる。
【0020】また、制御装置4は、記憶装置6からユー
ザの連絡先の電話番号の情報を読み込んで表示装置8に
ユーザの連絡先の電話番号を表示させる。また、記憶装
置6には、ユーザの連絡先の電話番号が記憶されている
ので、携帯電話機の送信キーを押すことにより発呼信号
が自動的に送信されてユーザの連絡先の電話機に与えら
れて通話することができる機能を有している。これによ
り、第三者は容易にユーザと連絡がとれる。
【0021】紛失した携帯電話機または盗難にあった携
帯電話機がユーザに戻った場合には、携帯電話機の防犯
モードを解除する時に、ユーザは別の電話機で防犯OF
F設定コードおよび暗証番号の情報を当該携帯電話機に
送る。この携帯電話機は、防犯OFF設定コードおよび
暗証番号の情報を受けた時には、この受信した暗証番号
が予め記憶装置6に登録されている暗証番号と一致する
かを照合する。受信した暗証番号が予め記憶装置6に登
録されている暗証番号と一致する時には、携帯電話機は
防犯フラグをOFFとして防犯モードを解除する。
【0022】本発明の第1の実施形態としての携帯電話
機の動作を図2から図4に基づいて説明する。図2から
図4に示す例は、携帯電話機を紛失したユーザが自ら紛
失した携帯電話機に電話をかけ、携帯電話機が応答した
ところで防犯ON設定コードおよび暗証番号を送信する
例である。
【0023】まず、携帯電話機の動作例を図2に基づい
て説明する。ユーザが電話機で紛失した携帯電話機に電
話をかけると、携帯電話機は着信音を発生し設定された
回数または時間により自動応答し、応答信号をユーザの
電話機に送り通話状態に入る。ユーザは、携帯電話機が
応答したことを確認した後、携帯電話機を防犯モードと
するための防犯ON設定コードおよび携帯電話機に登録
している暗証番号をDTMF信号により送出する。携帯
電話機は、防犯ON設定コードおよび暗証番号を受信す
ると、携帯電話機の記憶装置6に登録されている暗証番
号と送られてきた暗証番号とが一致するか否かを制御装
置4が照合する。制御装置4は、登録されている暗証番
号と送られてきた暗証番号とが一致すると判断すると防
犯フラグをONにする。防犯フラグをONにした携帯電
話機の制御装置4は、記憶装置6から情報を読みだし、
ユーザに対して防犯モードに移行したことを音声または
信号音を送出して知らせる。
【0024】ユーザは携帯電話機が防犯モードに移行し
たことを確認し、電話機での通信を終了する。防犯ON
設定コードを受信した携帯電話機は、回線が切れて待ち
受けモードに移行する際に防犯フラグを確認し、防犯フ
ラグがON状態である場合には通常待ち受けモードでは
なく、防犯モードに移行する。このとき、記憶装置6に
登録されている紛失表示用メッセージの情報を読み込ん
で表示装置8に紛失表示用メッセージを表示させること
により、第三者に防犯モードであることを知らせる。ま
た、第三者が送信キーを押すことにより記憶装置6に登
録されている電話番号の電話機に自動的に発呼を行い、
第三者はユーザと連絡がとれるようになる。
【0025】次に、携帯電話機の動作を図3および図4
に基づいて詳細に説明する。紛失した携帯電話機の電源
がON状態である(待ち受け状態)ときに、紛失したユ
ーザは、電話機で紛失した携帯電話機に対して電話をか
ける。図3に示すように、まず、携帯電話機の制御装置
4は、ステップS1において着信信号が有るかを判断す
る。着信信号が有る時には、ステップS2において制御
装置4は、音声発生装置7に着信音を発生させ、ステッ
プS3において制御装置4は、自動応答時間が経過した
かを判断する。自動応答時間が経過した時には、ステッ
プS4において携帯電話機は自動応答する。
【0026】次に、ステップS5において制御装置4
は、防犯フラグがONであるかを判断する。ステップS
5において防犯フラグがONでない時には、ステップS
6において制御装置4は、防犯ON設定コードおよび暗
証番号が有るかを判断する。ステップS6において防犯
ON設定コードおよび暗証番号がない時には、ステップ
S7において制御装置4は待ち受けモードを解除する。
次に、ステップS8において制御装置4は通話モードを
設定して、ステップS9において制御装置4は、通話モ
ードが終了であるかを判断する。ステップS9において
通話モードが終了である時には、ステップS10におい
て制御装置4は、通話モードを解除する。次に、ステッ
プS11において制御装置4は、待ち受けモードを設定
してからステップS1に戻る。
【0027】ステップS6において防犯ON設定コード
および暗証番号がある時には、ステップS12において
制御装置4は、携帯電話機の記憶装置6に登録されてい
る暗証番号と送られてきた暗証番号とが一致するか否か
を制御装置4が照合する。ステップS12において携帯
電話機の記憶装置6に登録されている暗証番号と送られ
てきた暗証番号とが一致しない時には、ステップS1に
戻る。ステップS12において携帯電話機の記憶装置6
に登録されている暗証番号と送られてきた暗証番号とが
一致する時には、ステップS13において制御装置4
は、防犯フラグをONとしてからステップS14におい
て確認音信号を送出する。次に、ステップS15におい
て制御装置4は、回線が切断されたか否かを判断する。
ステップS15において回線が切断された時には、ステ
ップS16の防犯モード設定ルーチン(図4に示す)を
経てステップS1に戻る。
【0028】ステップS5において防犯フラグがONで
ある時には、すでに防犯モードが設定された後であるか
ら、ステップS17において制御装置4は、防犯OFF
設定コードおよび暗証番号が有るかを判断する。ステッ
プS17において防犯OFF設定コードおよび暗証番号
がない時には防犯モードが維持されている時であるか
ら、ステップS18において制御装置4は、送信キーが
ONであるかを判断する。ステップS18で送信キーが
ONでない時には、ステップS1に戻る。ステップS1
8で送信キーがONである時には、ステップS19にお
いて制御装置4は、ユーザの連絡先の電話番号の電話機
に発呼信号を送出してから、ステップS1に戻る。
【0029】ステップS17において防犯OFF設定コ
ードおよび暗証番号がある時には、ステップS20にお
いて制御装置4は、携帯電話機の記憶装置6に登録され
ている暗証番号と送られてきた暗証番号とが一致するか
を照合する。ステップS20において携帯電話機の記憶
装置6に登録されている暗証番号と送られてきた暗証番
号とが一致しない時には、ステップS1に戻る。ステッ
プS20において携帯電話機の記憶装置6に登録されて
いる暗証番号と送られてきた暗証番号とが一致する時に
は、ステップS21において制御装置4は、防犯フラグ
をOFFとし、ステップS22において確認音信号を送
出する。次に、ステップS23において制御装置4は、
回線が切断されたか否かを判断する。ステップS23に
おいて回線が切断された時には、ステップS1に戻る。
【0030】次に、ステップS16の防犯モード設定ル
ーチンを図4に基づいて説明する。まず、ステップS1
01において制御装置4は、電源キーおよび送信キー以
外の操作キーを使用不可に設定する。次に、ステップS
102において制御装置4は、記憶装置6に登録されて
いる紛失表示用メッセージの情報を読み込んで、ステッ
プS103において表示装置8に紛失表示用メッセージ
を表示させる。また、ステップS104において制御装
置4は、記憶装置6に登録されているユーザの連絡先の
電話番号を読み込んで表示装置8に表示させる。次に、
ステップS105において制御装置4は、着呼信号があ
るかを判断する。ステップS105において着呼信号が
ない時には、図3のメインフローに戻る。ステップS1
05において着呼信号がある時には、ステップS106
において制御装置4は、電話番号の読み込みを行い、ス
テップS107において通話キーを使用可能に設定して
から、図3のメインフローに戻る。
【0031】次に、本発明の第2の実施形態としての携
帯電話機を図5に基づいて説明する。本発明の第2の実
施形態としての携帯電話機は、携帯電話機が待ち受け状
態でない場合、電源がOFFである場合、携帯電話機が
電波の届かない場所にある場合等の、それぞれに対応す
ることができるものである。本発明の第2の実施形態に
おいては、本発明の第1の実施形態と同一の構成要素に
は同一の参照符号が付される。
【0032】携帯電話機を紛失したユーザは、事業者の
開設するセンタ(以下「防犯センタ」という)の通信装
置に電話をかけ、紛失した携帯電話機の電話番号と防犯
ON設定コードおよび暗証番号の情報を設定し、この情
報の設定が終了した旨の防犯センタの通信装置からの応
答信号である確認メッセージを確認した後に電話を切
る。防犯センタの通信装置は、携帯電話機の番号が登録
されているセンタ記憶装置に電話番号と防犯ON設定コ
ードおよび暗証番号の情報Aを携帯電話機に伝送し、セ
ンタ記憶装置に携帯電話機の電話番号と防犯ON設定コ
ードおよび暗証番号の情報を記憶させる。防犯センタの
通信装置は、情報Aを記憶させた後に確認信号をユーザ
の電話機に送る。これに対応してユーザの電話機は切断
信号を送る。防犯センタの通信装置は紛失した携帯電話
機からのアクセスがあるまで、ユーザにより設定された
電話番号と防犯ON設定コードおよび暗証番号の情報を
保持する。
【0033】紛失した携帯電話機が第三者の手により電
源キーがONとされた場合、または、紛失した携帯電話
機が電波の届く場所に移動された場合、携帯電話機は防
犯センタの通信装置に対して位置登録要求信号を送って
位置登録を行う。このとき情報として上げられてきた携
帯電話機の電話番号により、防犯センタの通信装置は、
センタ記憶装置に記憶されていた防犯ON設定コードお
よび暗証番号を読み出して携帯電話機に対してこれらの
防犯ON設定コードおよび暗証番号の情報Bを送信す
る。紛失した携帯電話機は、防犯センタの通信装置から
送られてきた防犯ON設定コードおよび暗証番号の情報
Bを受信すると、携帯電話機の記憶装置6に登録されて
いる暗証番号と送られてきた暗証番号とが一致するか否
かを制御装置4が照合する。制御装置4は、登録されて
いる暗証番号と送られてきた暗証番号とが一致すると判
断した時に防犯フラグをONにして防犯モードを設定し
てから防犯モードに移行したことを位置登録終了信号で
防犯センタの通信装置に報知する。紛失した携帯電話機
は、防犯モードにおいて前述のように操作キーの使用規
制を行い、かつ、紛失表示用メッセージの表示を行う。
これ以外の本発明の第2の実施形態の構成および動作
は、本発明の第1の実施形態の構成および動作と同じで
ある。
【0034】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1から6記載の携帯電話機は、携帯電話機を盗難または
紛失等により無くした場合に、拾った第三者が不正に使
用し、その課金の請求を負うことになることを防ぐこと
ができ、かつ、使用不可および使用可能に設定するため
の事業者への手続きが不要である。
【0035】また、請求項1から6記載の携帯電話機
は、第三者が紛失した携帯電話機であることを確認する
ことができる。
【0036】また、請求項3または6に記載の携帯電話
機は、上記効果に加えて、防犯モードに移行後に送信キ
ーを押すことにより自動的に連絡先に発呼されて連絡を
容易にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての携帯電話機を
示すブロック図である。
【図2】図1の携帯電話機の動作を説明するための図で
ある。
【図3】図1の携帯電話機の動作を説明するためのメイ
ンフローを示すフローチャートである。
【図4】図3のメインフローにおける防犯モード設定ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態としての携帯電話機の
動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線受信装置 3 チャネルコーデック 4 制御装置 5 操作入力装置 6 記憶装置 7 音声発生装置 8 表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防犯ON設定コードおよび暗証番号の情
    報を受信した時に該受信した暗証番号と予め登録されて
    いる暗証番号とが一致するかを照合する暗証番号照合手
    段と、 該暗証番号照合手段により前記受信した暗証番号と前記
    予め登録されている暗証番号とが一致すると判断した時
    に防犯モードに設定する防犯モード設定手段と、 該防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定され
    た時に電源キー以外の操作キーを使用不可に設定するキ
    ー使用規制手段と、 前記防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定さ
    れた時に携帯電話機が紛失したものである旨の紛失表示
    用メッセージを表示する紛失表示用メッセージ表示手段
    と、 前記防犯モードを解除する防犯モード解除手段とを有す
    ることを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯電話機において、前
    記防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定され
    た時に携帯電話機のユーザの連絡先の電話番号を表示す
    る電話番号表示手段を有することを特徴とする携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれか1項に記載
    の携帯電話機において、送信キーを有し、 前記キー使用規制手段は、前記防犯モード設定手段によ
    り前記防犯モードが設定された時に前記電源キーおよび
    前記送信キー以外の操作キーを使用不可に設定し、前記
    防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定された
    時に前記送信キーが操作された際に携帯電話機のユーザ
    の連絡先の電話機を発呼する発呼信号を送信する発呼信
    号送信手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
  4. 【請求項4】 防犯ON設定コードおよび暗証番号の情
    報を受信した時に該受信した暗証番号と予め登録されて
    いる暗証番号とが一致するかを照合する第1の暗証番号
    照合手段と、 該第1の暗証番号照合手段により前記受信した暗証番号
    と前記予め登録されている暗証番号とが一致すると判断
    した時に防犯モードに設定する防犯モード設定手段と、 該防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定され
    た時に電源キー以外の操作キーを使用不可に設定するキ
    ー使用規制手段と、 前記防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定さ
    れた時に携帯電話機が紛失したものである旨の紛失表示
    用メッセージを表示する紛失表示用メッセージ表示手段
    と、 防犯OFF設定コードおよび暗証番号の情報を受信した
    時に該受信した暗証番号と前記予め登録されている暗証
    番号とが一致するかを照合する第2の暗証番号照合手段
    と、 該第2の暗証番号照合手段により前記受信した暗証番号
    と前記予め登録されている暗証番号とが一致すると判断
    した時に前記防犯モードを解除する防犯モード解除手段
    とを有することを特徴とする携帯電話機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の携帯電話機において、前
    記防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定され
    た時に携帯電話機のユーザの連絡先電話番号を表示する
    電話番号表示手段を有することを特徴とする携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】 請求項4または5のいずれか1項に記載
    の携帯電話機において、送信キーを有し、 前記キー使用規制手段は、前記防犯モード設定手段によ
    り前記防犯モードが設定された時に前記電源キーおよび
    前記送信キー以外の操作キーを使用不可に設定し、前記
    防犯モード設定手段により前記防犯モードが設定された
    時に前記送信キーが操作された際に携帯電話機のユーザ
    の連絡先の電話機を発呼する発呼信号を送信する発呼信
    号送信手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
JP13363798A 1998-05-15 1998-05-15 携帯電話機 Pending JPH11331366A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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