JP2000125026A - 携帯通信端末のデータ設定方法 - Google Patents

携帯通信端末のデータ設定方法

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JP2000125026A
JP2000125026A JP29730898A JP29730898A JP2000125026A JP 2000125026 A JP2000125026 A JP 2000125026A JP 29730898 A JP29730898 A JP 29730898A JP 29730898 A JP29730898 A JP 29730898A JP 2000125026 A JP2000125026 A JP 2000125026A
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mobile communication
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setting method
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Atsushi Kodate
厚志 小舘
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔より携帯通信端末におけるデータの設定
・読み出し操作を行うことが可能な携帯通信端末のデー
タ設定方法を提供すること。 【解決手段】 メール等でキャラクタデータを受信した
携帯通信端末は、データ設定のリード/ライトに関する
情報だと判断すると、まず、受信したキャラクタデータ
に含まれている暗証番号が正しいかどうかを確認する。
そして、正しければ、データ設定コードを確認した後、
データの読み出しまたは書き込みかを判断する。その結
果、データの書き込みの場合には受信したメールで指示
されたデータの設定を行う。また、データの読み出しの
場合には指定された設定データをメールにセットして読
出要求を行った端末に返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機やPHS
(Personal Handy-Phone System)等の携帯通信端末、よ
り具体的には携帯通信端末を遠隔より操作する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機またはPHS等の携帯通信端
末は、端末が移動中にあっても通信が可能であるという
大きな特徴があり、近年、急速に普及している。このよ
うな携帯通信端末は携帯しながら使用するため、置き忘
れや盗難等の固定型電話機では発生しなかった持ち運び
によるトラブルが生じることがある。このように、携帯
通信端末が置き忘れや盗難等により持ち主以外の第三者
に渡っても、携帯通信端末自体に所有者を判別する機能
が備わっていないので、持ち主と同様に発信操作等を行
うことができる。したがって、例えば置き忘れや盗難等
により第三者に携帯通信端末が渡った場合、第三者の不
正使用による通信料金が持ち主に対して請求されるとい
う問題が発生することがあった。
【0003】一方、近年の携帯通信端末の中には、不用
意な発信を禁止するキーロックまたはキー入力を禁止す
るダイヤルロックの機能を備えたものが開発され、製造
・販売されている。この2つの機能は、自分以外の不本
意な発信を禁止することを目的としている。このような
ロック機能を備えた携帯通信端末であれば、例えば置き
忘れや盗難等により持ち主以外の第三者に渡っても、こ
の機能が設定されている限り発信操作が行えないので効
力を発揮する。
【0004】このようなキーロックまたはダイヤルロッ
クのような従来技術におけるロック機能は、例えば鞄等
に入れた携帯通信端末のダイヤルキーが不用意に押下さ
れて発信が行われるのを防止する目的であれば十分な効
果を得ることができる。しかしながら、従来技術におけ
るこの種のロック機能は、置き忘れや盗難等により第三
者による不正使用を防止するには十分な効果を得ること
ができなかった。
【0005】これは、上記ロック機能がいずれも発信操
作の際に暗証番号を入力しなければならないため、頻繁
に発信操作を行う通常時には一般にこれらロック機能を
解除しているからである。したがって、置き忘れや盗難
にあった場合には、ロック機能が解除されていることが
多く、第三者による不正使用を防止できないという問題
があった。
【0006】このため、特開平9−215057号公
報、特開平9−182158号公報、特開平8−251
660号公報および特開平7−193865号公報に
は、このような置き忘れや盗難にあった場合に、遠隔よ
り携帯通信端末のロック機能を有効にすることで、携帯
通信端末が不正使用されるのを防止する従来技術が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
文献に示された上記従来技術では、遠隔制御を行う端末
からの要求を網側が受信・解析し、この解析した結果に
より網側が端末制御のコマンドを生成して遠隔制御され
る携帯通信端末に送信する。したがって、遠隔制御でき
る内容が網側に依存されるとともに、非常に限定されて
しまうという問題があった。
【0008】また、上記従来技術では、確かに置き忘れ
や盗難にあった場合に第三者による不正使用が行われな
いようにロックをかけることはできるが、携帯通信端末
のデータ設定を遠隔より行うことはできない。したがっ
て、これら従来技術では、以下に示す状況になった場合
の対応が携帯通信端末の持ち主にとって好ましいもので
はなかった。
【0009】すなわち、例えば、会社の机の上等に携帯
通信端末を置き忘れたときに、着信音で周囲に迷惑をか
けないためには、会社の同僚に連絡して携帯通信端末の
電源を「OFF」にしてもらうか、着信音量を「OF
F」あるいは「小」に設定してもらう等のお願いをする
しかない。
【0010】出張先で充電器がないときに、携帯通信端
末を外出先に置き忘れたが、時間が遅いので取りに行け
ない。また、そこには誰もいない。誰も電源を「OF
F」することができないので、バッテリの消耗をいたず
らに進めてしまうことを防止することができない。
【0011】電話をかけなければならないが、その電話
番号は携帯通信端末の中にしか登録されていない。携帯
通信端末は会社に置いてきたが、ダイヤルロックの状態
に設定してあるので、携帯通信端末を操作して番号を教
えてもらうことができない。番号を聞くためには、大切
な暗証番号を教えて、メモリダイヤル情報を読んでもら
うしかなかった。また、番号を聞いた後に、元の状態に
戻すにはダイヤルロック状態にする操作を第三者に教
え、設定してもらわなければならない。
【0012】電話をかけなければならないが、その電話
番号は携帯通信端末の中にしか登録されていない。しか
も、その番号は電話帳の中でシークレット設定されてい
る。携帯通信端末はシークレット設定された電話番号を
読めないモードになっている。番号を第三者に調べても
らうにはシークレット設定を解除するシークレット番号
を教えてから、電話番号を表示部に表示してそれを読ん
でもらうしかなかった。また、番号を聞いた後でシーク
レット設定した電話番号を見られないモードに戻すため
には、第三者にシークレット設定された電話番号を読め
ないモードに設定してもらう必要がある。
【0013】電話番号を知りたいが、その電話番号は携
帯通信端末にしか登録されていない。誰かに電話をかけ
て調べてもらおうとしたが、誰もいないので携帯通信端
末に登録されている電話番号を調べてもらうことができ
ない。連絡用に携帯通信端末を他の人に貸したが、着信
音量「OFF」の設定にしてあるので、携帯通信端末を
呼び出しても着信に気付かないので連絡が取れない。
【0014】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、遠隔より携帯通信端末におけるデータの設定・読み
出し操作を行うことが可能な携帯通信端末のデータ設定
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、携帯通信端末のデータ設定を遠隔より行
う携帯通信端末のデータ設定方法において、キー入力さ
れた携帯通信端末の設定データをキャラクタデータによ
り携帯通信端末に網を介して送信し、携帯通信端末がこ
の文字メッセージを受信し、その内容がデータ設定であ
ることを検出すると、この文字メッセージに示されたデ
ータ設定を実行する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる携帯通信端末のデータ設定方法の実施の形態を詳細
に説明する。図4を参照すると、本発明による携帯通信
端末のデータ設定方法が適用される携帯通信端末の実施
の形態を示す機能ブロック図が示されている。
【0017】図4に示す携帯通信端末は、メール機能を
備えており、電源の「ON」、「OFF」に関係なく発
呼者端末より送信されたメールをメールセンターを介し
て受信することができる。この携帯通信端末はまた、メ
ールによるキャラクタデータを受信したとき、このメー
ルにデータ設定のリード/ライトに関する情報が含まれ
ているかどうかを判断し、含まれている場合には該当す
る処理を行う。このように本実施の形態では、メールに
データ設定に関する情報を含ませているので、携帯通信
端末のデータ設定を行うにあたって網側が関与すること
は無い。
【0018】図4に示すように、携帯通信端末は、当該
端末装置の全体を制御するマイクロコンピュータ(MP
U)50と、電話番号の入力や文字メッセージの入力ま
たは電話帳への登録さらにメール用グループの設定等を
行う種々のキーが配設されたキー操作部60と、電話帳
に登録されたデータやメール用グループとして設定され
たデータが保存されるE2 PROM62と、キー操作部
60から入力された電話番号やメッセージ情報または各
種動作モードのアイコン等を表示するLCD等からなる
表示部64とを備える。
【0019】なお、電話帳に登録した電話番号は必要に
応じてシークレット設定を行うことが可能であり、第三
者によって見られることを防止することができる。ま
た、表示部64には、後述するデータ設定に関する処理
を実行中に「○○データ書込み中」、あるいは「××デ
ータ内容送信中」等も表示することができる。
【0020】当該端末装置はまた、着信時にこの装置を
振動させて着信を知らせる振動モータ66と、基地局か
らの電波を受信したり基地局への電波を送信するアンテ
ナ68と、アンテナ68を介して送受信する音声信号や
データ信号に対してRF送信処理またはRF受信処理を
行うRF回路70と、スピーカ72と、マイク74とを
備える。当該端末装置はさらに、RF回路70でRF受
信処理された受信信号をAF処理してスピーカ72から
音声出力するとともに、マイク74から入力した音声信
号をAF処理してRF回路70に出力するAF回路76
を備える。
【0021】MPU50は、その内部にCPU51、R
OM52、RAM53、クロック54、I/Oポート5
5およびタイマ56により構成されている。CPU51
は、クロック54から供給されるクロックに同期して動
作し、ROM52に格納されている当該端末装置の動作
処理手順を規定するプログラムに基づき、指定された処
理を演算データおよび外部情報を格納するRAM53を
用いて実行する。CPU51はまた、I/Oポート55
を介してMPU50以外の各構成要素と接続され、信号
やデータの授受を行うことにより、所定の機能を実行す
る。
【0022】すなわち、CPU51は、メール等でキャ
ラクタデータを受信すると、データ設定のリード/ライ
トに関する情報か否かを判断し、データ設定に関する情
報の場合には、この情報の内容に従って図1〜図3に示
すフローチャートの処理を実行する。なお、図1、図2
および図3に示された各フローはそれぞれ、丸で囲まれ
た「A」、「B」により結合されることにより、データ
設定に関する一連の処理を示す。
【0023】CPU51は、データ設定のリード/ライ
トかどうかの識別を、キャラクタデータの先頭にエスケ
ープコードが付与されているかどうかで判断する。図1
〜図3にはこのエスケープコードが付与されていた場合
の処理フローが示されている。また、本実施の形態にお
いて、設定したいデータや読み出したいデータは、メー
ル機能やキャラクタデータをエンド・エンドで伝達され
るレイヤ3の呼制御メッセージ(CCメッセージとも称
す)により伝達される。
【0024】このようにエンド・エンドでキャラクタデ
ータを送信する手段としては、例えば図5に示すユーザ
・ユーザ情報を使用する。ユーザ・ユーザ情報には、図
5に示されているように、ユーザ・ユーザ情報要素識別
子、ユーザ・ユーザ内容長、プロトコル識別子およびユ
ーザ情報により構成され、この中のユーザ情報を用いて
データ設定を行うキャラクタデータを送信する。
【0025】図6にはユーザ情報に記述されるフォーマ
ット、すなわち、(a)には「読み込み/書き込みフォ
ーマット」が、(b)には「読み出しフォーマット」が
それぞれ示されている。「読み込み/書き込みフォーマ
ット」はリモート設定を行う操作者側が使用するデータ
フォーマットである。また、「読み出しフォーマット」
はリモート設定によりデータ設定の要求を行った操作者
側にデータを送信するときに使用するデータフォーマッ
トである。
【0026】「読み込み/書き込みフォーマット」は、
4バイトデータで指定する「暗証番号」と、データ設定
を行う旨の内容が記述される「データ設定シフトコー
ド」(なお、ここにはユーザ情報で使用されていないコ
ードが割り当てられる)と、リードまたはライトの種別
を指定する「リード/ライト種別」と、データ設定する
種別(ダイヤルロック、着信音量、シークレットおよび
メモリダイヤル等)を指定する「データ種別」と、デー
タの長さを記述する「データ長」と、可変長データであ
る「データ」と、可変長アドレスデータである「送信先
アドレス」とにより構成されている。
【0027】また、「読み出しフォーマット」は、読出
結果のOK/NGをそれぞれ0x80と0x00で記述
する「リード結果」と、要求されたデータ設定種別(ダ
イヤルロック、着信音量、シークレットおよびメモリダ
イヤル)を記述するデータ種別と、データの長さを記述
する「データ長」と、返信する可変長データを記述する
「データ」とにより構成されている。
【0028】次に、図1〜図3に戻ってデータ設定のリ
ード/ライトにおける処理フローを説明する。図4に示
した本実施の形態の携帯通信端末がメール等でキャラク
タデータを受信し、このキャラクタデータの先頭にエス
ケープコードが付与されてデータ設定のリード/ライト
に関する情報だとCPU51が判断すると、まず、暗証
番号が正しいかどうかのチャックを行う(100)。す
なわち、受信したキャラクタデータの中の送られてきた
暗証番号、例えば「1234」が、携帯通信端末に設定
されている暗証番号と一致するか否かのチャックを行
う。
【0029】そして、照合した暗証番号が正しければ、
データ設定シフトコードのチェックを行い(102)、
このデータ設定シフトコードも正しければ要求コードの
実行に移る。一方、暗証番号やデータ設定シフトコード
が正しくない場合には処理を終了する(104)。
【0030】データ設定シフトコードが正しい場合、要
求コードの内容により以下の処理を行う。すなわち、要
求コードが「ライト」の書込みの場合(106)、デー
タ種別にダイヤルロックに関する設定(110)、着信
音量に関する設定(116)、またはシークレットに関
する設定(122)、のいずれが指定されているかを確
認する。
【0031】その結果、処理110のダイヤルロックに
関する設定であれば、図6の(a)の「データ」に示さ
れているダイヤルロックの内容にしたがってダイヤルロ
ックを設定し(112)、処理を終了する(114)。
具体的には、例えば「0」が「ロック解除」、「1」が
「ロック設定」であれば、図6の(a)の「データ」に
は「0」か「1」のいずれかが記される。もし、これ以
外の数値が「データ」に記されている場合にはダイヤル
ロックの設定は無視され、実行されることはない。
【0032】なお、本実施の形態におけるダイヤルロッ
ク設定は、単にセキュリティのためにダイヤルロックの
設定を行うのではない。すなわち、ここでのダイヤルロ
ック設定では、携帯通信端末の操作を可能にするため
に、ダイヤルロック解除をリモート操作で行った後に設
定を前のロック状態に戻すことを目的としている。ま
た、間違えて他の項目の設定をするつもりが、ダイヤル
ロック解除のリモート操作を行ってしまったときに、こ
の設定を戻すためにダイヤルロックをリモートで行える
ようにしている。
【0033】また、処理116の着信音量に関する設定
であれば、図6の(a)の「データ」に示されている着
信音量の内容にしたがって着信音量を設定し(11
8)、処理を終了する(120)。具体的には、例えば
「0」が「OFF」、「1」が「小」、「2」が
「中」、「3」が「大」のように予めきめてあればこれ
ら数値が図6の(a)の「データ」に記される。これ以
外の数値が「データ」に記されていた場合にはこの処理
が無視される。
【0034】さらに、処理122のシークレットに関す
る設定であれば、図6(a)の「データ」に示されてい
るシークレットの内容にしたがってシークレット設定を
行い(124)、処理を終了する(126)。もし、デ
ータ種別がダイヤルロック、着信音量またはシークレッ
トのいずれにも該当しない場合にはCPU51は処理を
終了する(128)。
【0035】なお、データ設定の種類としては、上記の
3種類の他に例えば暗証番号の変更を行う暗証番号設定
や電源を「OFF」してバッテリのセーブを行うバッテ
リセーブ設定等を含んでもよい。すなわち、ここで説明
したデータ設定はあくまで一例を示したもので、携帯通
信端末の全機能を対象とすることも勿論可能である。
【0036】また、要求コードが「リード」の読み出し
の場合(106)、データ種別にダイヤルロック設定読
み出し(130)、着信音量設定読み出し(138)、
シークレット設定読み出し(142)またはメモリダイ
ヤル情報読み出し(146)、のいずれが指定されてい
るかを確認する。その結果、処理130のダイヤルロッ
ク設定読み出しであれば、現在設定されているダイヤル
ロックの内容を読み込んで、図6(b)の読み出しフォ
ーマットの「データ」に記して、メールにセットする
(132)。この際、読み出しフォーマットには「O
K」または「NG」のリード結果やダイヤルロックのデ
ータ種別も記載する。そして、メールを指定された送信
先アドレスに自動送信し(134)、処理を終了する
(136)。
【0037】また、処理138の着信音量設定読み出し
であれば、現在設定されている着信音量の内容を読み込
んで、図6(b)の読み出しフォーマットの「データ」
に記載し、メールにセットする(140)。この場合
も、読み出しフォーマットには「OK」または「NG」
のリード結果や着信音量設定のデータ種別も記載する。
そして、メールを指定された送信先アドレスに自動送信
し(134)、処理を終了する(136)。
【0038】さらに、処理142のシークレット設定読
み出しであれば、図6(a)の「データ」で指示された
内容のシークレット設定を読み込んで、図6(b)の読
み出しフォーマットの「データ」に記載し、メールにセ
ットする(144)。この場合も、読み出しフォーマッ
トには「OK」または「NG」のリード結果やシークレ
ット設定のデータ種別も記載する。そして、メールを指
定された送信先アドレスに自動送信し(134)、処理
を終了する(136)。
【0039】また、処理146のメモリダイヤル情報読
み出しであれば、図6(a)の「データ」に示された内
容のメモリダイヤル情報を読み込んで、図6(b)の読
み出しフォーマットの「データ」に記載し、メールにセ
ットする(148)。この場合も、読み出しフォーマッ
トには「OK」または「NG」のリード結果やメモリダ
イヤル情報のデータ種別も記載する。そして、メールを
指定された送信先アドレスに自動送信し(134)、処
理を終了する(136)。もし、データ種別がダイヤル
ロック、着信音量、シークレット設定またはメモリダイ
ヤル情報のいずれにも該当しない場合にはCPU51は
処理を終了する(150)。
【0040】以上、詳細に説明したように本実施の形態
によれば、例えば会社や自宅等で携帯通信端末の電源を
「ON」にしたままで置き忘れたときに、携帯通信端末
に対して以下の操作を行うことが可能となる。
【0041】着信音が「大」等に設定されているとき
に、リモート設定で着信音を「OFF」や「小」に設定
することができるので、着信音で周囲に迷惑をかけなく
て済む。リモート設定で電源を「OFF」にすることが
できるので、不必要にバッテリを消費させることがなく
なる。
【0042】ダイヤルロックの設定になっているときに
携帯通信端末に登録されている電話番号が知りたい。そ
んなときでも、リモート設定でダイヤルロックの状態を
解除することができるので、暗証番号を教えずにダイヤ
ルロックを解除することができる。その後、必要なダイ
ヤル番号等を第三者に見てもらい、聞き出すことができ
る。また、ダイヤル番号を聞き出した後に、リモート設
定で元のダイヤルロック状態に戻すことができる。
【0043】シークレット番号が読み出せないモードに
なっているときに、シークレットになっている番号の中
の電話番号を知りたい場合でもこの電話番号を調べるこ
とができる。すなわち、リモート設定でシークレット番
号を読めるモードにすることによって、シークレット番
号を第三者に教えてシークレット番号を読めるようにす
ることなく、シークレット番号を第三者に調べてもらっ
て聞き出すことができる。また、シークレット番号を聞
き出した後にリモート設定で元の状態に戻すことができ
る。
【0044】携帯通信端末に登録されている電話番号を
調べたいが誰もいない。そんなときでも、リモート設定
でメモリダイヤルの設定内容を調べ、その内容を携帯通
信端末が自立的にメールを発行して、メールに記載され
ているアドレスにメールを送ることができる。自動的に
メールを送ることができるのでメモリダイヤルの内容を
手元に携帯通信端末が無くても知ることができる。
【0045】携帯通信端末を忘れたのではなく、連絡用
にある人に貸したが、着信音を「OFF」のままで貸し
てしまって、携帯通信端末に電話をかけても連絡が取れ
ない。こんなときでも、本実施の形態ではリモート設定
で着信音を鳴らす状態にすることが可能なため、着信音
を鳴動する設定に変えることで携帯通信端末を貸した人
に連絡をとることができる。
【0046】なお、本実施の形態では、ユーザデータの
読み出しにメールを使用して設定データを自動送信する
ようにしたが、本発明は特にメールに限定されるもので
は無い。すなわち、ユーザデータを音声信号に変換する
音声合成機能を携帯通信端末に搭載していれば、指定さ
れた電話番号に自動的に発信して「設定項目××のデー
タは○○に設定されています」というような音声ガイダ
ンスでユーザデータの読み出しを行うようにしてもよ
い。
【0047】また、本実施の形態では、1回の操作で1
件のデータのリード/ライトを行っているが、1回の操
作で複数件のデータのリード/ライトを行ってもよい。
さらに、例えばグループ別に電話帳登録がされていれ
ば、あるグループのみシークレット設定を行うことも可
能である。また、発信許可を行う電話番号をグループ別
に予め登録しておけば、ダイヤルロック設定を行っても
特定のグループに所属している電話番号は発信を行える
ようにすることが可能である。また、グループ別にシー
クレット解除やダイヤルロック解除を行うことも可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】このように本発明の携帯通信端末のデー
タ設定方法によれば、携帯通信端末が手元に無くても、
データの設定や設定されているデータの読み出しを行う
ことが可能である。したがって、携帯通信端末を置き忘
れてしまった場合でも、ダイヤルロックや着信音量の設
定等を行えるだけではなく、例えばシークレット設定し
た電話番号等も確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯通信端末のデータ設定方法の
実施の形態を示すフローチャート。
【図2】図1に示したフローチャートと結合される携帯
通信端末のデータ設定方法の実施の形態を示すフローチ
ャート。
【図3】図2と同様に図1に示したフローチャートと結
合される携帯通信端末のデータ設定方法の実施の形態を
示すフローチャート。
【図4】本発明による携帯通信端末の一実施の形態を示
す機能ブロック図。
【図5】本発明による携帯通信端末のデータ設定方法で
用いるユーザ・ユーザ情報要素のフォーマット。
【図6】本発明による携帯通信端末のデータ設定方法で
用いるキャラクタデータの送信フォーマット(読み込み
/書き込みフォーマット)と受信フォーマット(読み出
しフォーマット)。
【符号の説明】
50 MPU 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 クロック 55 I/Oポート 56 タイマ 60 キー操作部 62 E2 PROM 64 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB09 CC08 DD16 EE13 FF22 HH24 5K036 AA07 JJ05 5K067 AA32 BB04 BB21 DD11 DD17 DD53 EE02 GG11 HH12 HH22 5K101 KK02 KK11 LL12 NN16 NN18 NN45 PP03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信端末のデータ設定を遠隔より行
    う携帯通信端末のデータ設定方法において、 キー入力された前記携帯通信端末の設定データをキャラ
    クタデータにより前記携帯通信端末に網を介して送信
    し、 前記携帯通信端末がこの文字メッセージを受信し、その
    内容がデータ設定であることを検出すると、この文字メ
    ッセージに示されたデータ設定を実行することを特徴と
    する携帯通信端末のデータ設定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ設定方法におい
    て、前記キャラクタデータはメール機能により送信され
    ることを特徴とする携帯通信端末のデータ設定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ設定方法におい
    て、前記データ設定は、前記携帯通信端末に設定されて
    いるデータの読み出し、またはこの携帯通信端末に設定
    するデータの書き込みであることを特徴とする携帯通信
    端末のデータ設定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータ設定方法におい
    て、前記データ設定の内容がデータの読み出しの場合に
    は、前記携帯通信端末はメール機能を用いて該当するデ
    ータを返送することを特徴とする携帯通信端末のデータ
    設定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータ設定方法におい
    て、前記携帯通信端末は、 前記設定されているデータの読み出しを行う旨の文字メ
    ッセージを受信して前記メール機能により送信処理を実
    行している間、前記携帯通信端末の表示部にデータ内容
    を送信中であることを表示し、 前記設定されているデータの書き込みを行う旨の文字メ
    ッセージを受信して書込み処理を実行している間、前記
    携帯通信端末の表示部にデータ書込み中であることを表
    示することを特徴とする携帯通信端末のデータ設定方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のデータ設定方法におい
    て、前記データ設定の内容がデータの読み出しの場合に
    は、前記携帯通信端末は前記データ設定を要求した端末
    に発呼し、 該当するデータを音声合成機能により音声信号に変換し
    て通知することを特徴とする携帯通信端末のデータ設定
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のデータ設定方法におい
    て、前記データ設定を行うキャラクタデータは、ユーザ
    ・ユーザ情報要素の中のユーザ情報に書き込まれ、レイ
    ヤ3の呼制御メッセージにより前記携帯通信端末に送信
    されることを特徴とする携帯通信端末のデータ設定方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のデータ設定方法におい
    て、前記携帯通信端末のユーザ情報にはキー入力された
    暗証番号が記憶され、前記携帯通信端末はこの暗証番号
    が一致した場合にのみ前記データ設定を実行することを
    特徴とする携帯通信端末のデータ設定方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のデータ設定方法におい
    て、前記携帯通信端末のデータ設定の内容は、第三者に
    よる不正使用を防止するダイヤルロック設定、着信時の
    呼び出し音量を変更する着信音量設定、第三者に電話帳
    に登録されたデータを見ることができないようにするシ
    ークレット設定、記憶している発呼者端末の電話番号を
    読み出すメモリダイヤル設定、暗証番号の変更を行う暗
    証番号設定、電源をOFFしてバッテリのセーブを行う
    バッテリセーブ設定のいずれかまたはこれら組み合わせ
    たものを含むことを特徴とする携帯通信端末のデータ設
    定方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のデータ設定方法にお
    いて、前記携帯通信端末はグループ別に電話帳登録がさ
    れており、グループ別に前記シークレット設定・解除ま
    たはダイヤルロック設定・解除が行われることを特徴と
    する携帯通信端末のデータ設定方法。
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