JPH11205708A

JPH11205708A - ディジタル放送受信システム

Info

Publication number: JPH11205708A
Application number: JP2027798A
Authority: JP
Inventors: Takayoshi Abe; 孝義阿部; Kimio Matsumoto; 公雄松本; Atsuro Nishigaki; 敦郎西垣; Isao Tsukaune; 勲塚畝; Koji Tanaka; 康治田中
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1998-01-16
Filing date: 1998-01-16
Publication date: 1999-07-30

Abstract

(57)【要約】【課題】番組に番組関連情報が多重されていることを
必要に応じて告知できるようにする。【解決手段】放送局１１ａから送信された番組ガイド
が受信されてＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に表示され
る。その番組ガイドを参照して、所望の番組が選択さ
れ、その番組に番組関連情報が多重されていれば、アイ
コン情報に基づいて番組関連情報一覧が作成され、ＴＶ
受像機３８の画面３８ａ上に表示される。番組関連情報
一覧を参照して、各番組関連情報についてアイコンを表
示するか否かが設定される。番組開始後にも、番組関連
情報一覧を呼び出してアイコンの表示有無を設定でき
る。そして、番組が開始されると、設定に応じてアイコ
ンが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル放送
受信システムに関し、特にたとえばＣＳ（communicatoi
on satellite：通信衛星）放送等に用いられる、ディジ
タル放送受信システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】衛星ディジタルＴＶ放送において、番組
に番組関連情報を多重して放送し、その番組に番組関連
情報が多重されているか否かをアイコン表示によって視
聴者に知らせるというサービスが提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述のサービスにおい
て、たとえば頻繁にアイコンを表示すると視聴者にとっ
て目障りとなり、特に、その番組関連情報に関心のない
視聴者には不快感を与えてしまう。

【０００４】それゆえに、この発明の主たる目的は、番
組に番組関連情報が多重されていることを必要に応じて
告知する、ディジタル放送受信機を提供することであ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１に記載のディジタル放送受信システムは、
放送局から送られてくる番組と番組に多重された番組関
連情報とを受信可能なディジタル放送受信システムであ
って、番組に前記番組関連情報が多重されていることを
示す告知手段、および告知手段を能動化するか否かを設
定する設定手段を備える。

【０００６】請求項２に記載のディジタル放送受信シス
テムは、請求項１に記載のディジタル放送受信システム
において、告知手段は、表示手段および表示手段に表示
されるべきアイコンを含み、表示手段にアイコンを表示
することによって、番組に番組関連情報が多重されてい
ることを示すものである。

【０００７】請求項３に記載のディジタル放送受信シス
テムは、請求項２に記載のディジタル放送受信システム
において、放送局から送られてくる番組ガイドおよびア
イコン情報を受信する手段をさらに含み、設定手段は、
番組関連情報が多重された番組を番組ガイドの中から選
択したときアイコン情報に基づいて番組関連情報一覧を
作成する手段、および各番組関連情報についてアイコン
を表示するか否かを番組関連情報一覧を参照して設定す
る手段を含むものである。

【０００８】請求項４に記載のディジタル放送受信シス
テムは、請求項２に記載のディジタル放送受信システム
において、放送局から送られてくるアイコン情報を受信
する手段をさらに含み、設定手段は、アイコン情報に基
づいて番組関連情報一覧を作成する手段、および各番組
関連情報についてアイコンを表示するか否かを番組関連
情報一覧を参照して設定する手段を含むものである。

【０００９】請求項１に記載のディジタル放送受信シス
テムでは、設定手段によって告知手段が能動化されてい
れば、告知手段によって番組に番組関連情報が多重され
ていることが知らされる。したがって、必要に応じて告
知手段を能動化することによって、煩雑な告知が防止さ
れる。

【００１０】請求項２に記載のディジタル放送受信シス
テムのように、表示手段にアイコンを表示することによ
って、番組に番組関連情報が多重されていることが示さ
れてもよい。このように、アイコンを用いれば視聴者に
視覚的に告知することができる。

【００１１】請求項３に記載のディジタル放送受信シス
テムでは、アイコンを表示するか否かはたとえば番組開
始前に設定され、放送局からの番組ガイドおよびアイコ
ン情報が受信された後、まず、番組ガイドの中から番組
が選択される。選択された番組に番組関連情報が多重さ
れていれば、アイコン情報に基づいて番組関連情報一覧
が作成される。そして、番組関連情報一覧を参照して、
各番組関連情報についてアイコンを表示するか否かが設
定される。このように番組開始前に、視聴者の必要性に
応じて、各番組関連情報ごとにアイコン表示の有無が設
定される。請求項４に記載のディジタル放送受信システ
ムでは、アイコンを表示するか否かはたとえば番組開始
後に設定され、放送局からのアイコン情報が受信された
後、そのアイコン情報に基づいて番組関連情報一覧が作
成される。そして、番組関連情報一覧を参照して、各番
組関連情報についてアイコンを表示するか否かが設定さ
れる。このように番組開始後においても、視聴者の必要
性に応じて、各番組関連情報ごとにアイコン表示の有無
が設定される。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、この発明をＣＳ放送に適用
した場合の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。

【００１３】ＣＳ放送のディジタル放送システムは、図
１に示すディジタル放送送信システム１０ａと図２に示
すディジタル放送受信システム１０ｂとを含む。

【００１４】図１に示すディジタル放送送信システム１
０ａは放送局１１ａを含み、放送局１１ａは、映像をデ
ィジタル化した後圧縮して符号化データを得る映像符号
化装置１２、音声をディジタル化した後データ圧縮して
符号化データを得る音声符号化装置１４、付加情報を符
号化して符号化データを得る付加情報符号化装置１６を
含む。付加情報には、番組関連情報、番組ガイド（ＥＰ
Ｇ：Electronic Program Guide）、アイコン情報等が含
まれる。

【００１５】ここで、アイコン情報は、図３（ａ）に示
すようなフォーマットで構成され、「位置」、「０／
１」、「event_id」、「ＩＤ」、「アイコン説明」の各
情報を有する。

【００１６】図３（ａ）に示すフォーマットにおいて、
「位置」は、図２に示すＴＶ受像機３８の画面３８ａ上
のどの位置にアイコンを表示するのかを示す位置情報で
ある。「０／１」は、アイコン表示に関する情報であ
り、「０」であればアイコンは必ず表示され、「１」で
あればアイコンが表示されるか否かは視聴者の選択によ
ることを示す。

【００１７】「event_id」は、番組を識別するための情
報である。「ＩＤ」は、番組関連情報とアイコン情報と
の関連付け情報である。「アイコン説明」は、アイコン
が指す番組関連情報に関する情報である。

【００１８】また、番組ガイドは、現在放送されている
番組および将来放送される番組の案内情報を含み、たと
えば図４に示すようにＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に
表示される。番組ガイドにはevent_idが含まれる。

【００１９】番組関連情報は、番組の各登場人物のプロ
フィールや成績、その他の様々な情報を含む。番組関連
情報には、図３（ｂ）に示すように、アイコンとの関連
付けのためにＩＤが付加されている。

【００２０】映像符号化装置１２、音声符号化装置１４
および付加情報符号化装置１６によって得られた符号化
データは、多重装置１８によって、ＭＰＥＧ規格に応じ
てＴＳパケット化され、多重化される。

【００２１】多重装置１８によって得られた多重信号は
変調装置２０によって変調され、送受信アンテナ２２か
ら送信される。

【００２２】なお、映像と番組関連情報とは、同期をと
って送信される。アイコン情報は、番組放送前および放
送中にたとえば定期的に送信される。番組ガイドは、周
期的に送信されており、たとえば視聴者のリモートコン
トローラ（以下、単に「リモコン」という）４８（後
述）の操作等による表示要求に応じてディジタル放送受
信システム１０ａ側で受信され、表示される。また、図
７の動作からわかるように、番組放送前に、番組関連情
報一覧をＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に表示させる場
合には、番組ガイドから呼び出すことになる。

【００２３】送信されたディジタル衛星放送信号は、た
とえば通信衛星（図示せず）を介して、図２に示すディ
ジタル放送受信システム１０ｂに与えられる。すなわ
ち、ディジタル映像放送信号は、各家庭に設置された受
信アンテナ２４によって受信され、ディジタル放送受信
機１１ｂへ供給される。

【００２４】ディジタル放送受信機１１ｂには、ＩＤ番
号、チャンネル契約情報、スクランブルを解く鍵の生成
等のための鍵データ等を書き込むべきＩＣカード２６が
差し込まれる。また、デジタル放送受信機１１ｂは、電
話回線（図示せず）を介して放送局１１ａと接続されて
いる。

【００２５】また、ディジタル放送受信機１１ｂはチュ
ーナ２８を含み、受信アンテナ２４によって受信された
ディジタル衛星放送信号は、まずチューナ２８に入力さ
れて、受信トランスポンダの切換え、復調、誤り訂正の
復号等が施され、トランスポート・ストリームとなっ
て、デスクランブル回路３０を経てトランスポート・ス
トリーム処理回路３２ヘ供給される。

【００２６】デスクランブル回路３０は、ＩＣカード２
６から供給されるデスクランブル用の鍵データを用いて
デスクランブルを施すものである。トランスポート・ス
トリーム処理回路３２は、視聴者の選局操作に基づくプ
ログラム仕様情報を受信し、トランスポート・ストリー
ムの中から必要な映像データ、音声データ、ならびに番
組関連情報、番組ガイドおよびアイコン情報を含むデー
タを抽出する。

【００２７】抽出された映像データはビデオ復号化回路
３４ヘ供給され、圧縮前の映像データに変換された後、
ＮＴＳＣ変換回路３６によってＮＴＳＣ信号に変換され
て、ＴＶ受像機３８ヘ出力される。抽出された音声デー
タはオーディオ復号化回路４０ヘ供給され、圧縮前の音
声データに変換された後、Ｄ−Ａ変換回路４２によって
アナログ信号に変換されて、ＴＶ受像機３８ヘ出力され
る。

【００２８】また、抽出された番組関連情報、番組ガイ
ドおよびアイコン情報を含むデータは、メモリ４４に格
納され得る。メモリ４４には、ＴＶ受像機３８の画面３
８ａ上に表示されるべきアイコンに関する映像データも
格納される。

【００２９】後述する動作によって各番組関連情報につ
いてアイコンを表示するか否かが設定され、アイコンを
ＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に表示するするときに
は、メモリ４４に格納されたアイコンに関する映像デー
タはビデオ復号化回路３４へ供給される。すると、制御
用ＣＰＵ４６からのＯＳＤ（on screen display）機能
の実行指示に応じて、ビデオ復号化回路３４は、トラン
スポートストリーム処理回路３２からの映像データにア
イコンに関する映像データを合成してＮＴＳＣ変換回路
３６へ与える。ＮＴＳＣ変換回路３６によって、アイコ
ンに関する映像データはＮＴＳＣ信号に変換されて、Ｔ
Ｖ受像機３８へ出力され、ＴＶ受像機３８の画面３８ａ
上にアイコンが表示される。

【００３０】また、ディジタル放送受信機１１ｂには、
リモコン４８との間でデータの入出力を行うべきユーザ
・インターフェース回路５０を備え、リモコン４８から
の赤外線リモコン信号を受信する。

【００３１】上述の各回路の動作を制御するためのプロ
グラムはメモリ４４に格納される。このプログラムに基
づいて、制御用ＣＰＵ４６が、各回路の動作や、ＩＣカ
ード２６に対するデータの読出し／書込み等を制御す
る。

【００３２】このようなディジタル放送システムの主要
な動作を説明する。

【００３３】図７を参照して、アイコンを表示するか否
かを番組開始前に設定する場合の動作について説明す
る。

【００３４】まず、視聴者がリモコン４８等を操作して
番組ガイド表示指令を与えると、放送局１１ａから送信
された番組ガイド（図４参照）がディジタル放送受信シ
ステム１０ａ側で受信され、一旦メモり４４に格納され
た後、ＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に表示される（ス
テップＳ１）。その番組ガイドを参照して、視聴者のリ
モコン４８操作等によって所望の番組が選択されると
（ステップＳ３）、制御用ＣＰＵ４６は、番組ガイドに
含まれるevent_idをもとに、放送局１１ａから送信され
たアイコン情報の中から、該当するアイコン情報を取得
しようとする（ステップＳ５）。該当するアイコン情報
があるか否かが判断され（ステップＳ７）、該当するア
イコン情報があれば、そのアイコン情報はメモリ４４に
格納され、そのアイコン情報に基づいて図５に示すよう
な番組関連情報一覧が作成され、ＴＶ受像機３８の画面
３８ａ上に表示される（ステップＳ９）。これは、番組
関連情報が多重されている番組が選択されたときであ
る。そして、番組関連情報一覧を参照して、視聴者のリ
モコン４８操作等によって各番組関連情報についてアイ
コンを表示するか否かがチェックされる（ステップＳ１
１）。ここで、すべての番組関連情報についてアイコン
を表示するときには「すべて表示」が選択され、すべて
の番組関連情報についてアイコンを表示しないときには
「すべて非表示」が選択される。ステップＳ９における
チェックに応じて、図６に示すように、アイコン情報
が、メモリ４４のアイコン表示メモリ領域またはアイコ
ン非表示メモリ領域へ振り分けられ（ステップＳ１
３）、終了する。

【００３５】一方、ステップＳ７において、該当するア
イコン情報がなければ、ＴＶ受像機３８の画面３８ａ上
に「番組関連情報なし」というメッセージが表示され、
終了する。これは、番組関連情報が多重されていない番
組が選択されたときである。

【００３６】図４および図５に示す例では、番組ガイド
を参照して１２：００からの「巨人−阪神戦」が選択
（クリック）され、番組関連情報一覧には、各番組関連
情報の説明として「球団名選手名プロフィール」と
いう見出しが表示され、「巨人の松井選手のプロフィー
ル」についてのアイコンを表示するようにチェックされ
ている。なお、番組関連情報一覧に含まれる「巨人松
井プロフィール」といった情報は、アイコン情報の
「アイコン説明」に書かれている内容である。

【００３７】このような処理によって、番組開始前に、
アイコンの表示有無を設定できる。

【００３８】ついで、図８を参照して、アイコンを表示
するか否かを番組開始後に設定する場合の動作について
説明する。

【００３９】まず、チューニング時に、放送局１１ａか
ら送信されるアイコン情報が取得され、メモリ４４へ格
納される（ステップＳ２１）。そして、リモコン４８操
作等によって番組関連情報一覧を表示する要求があるか
否かが判断される（ステップＳ２３）。番組関連情報一
覧を表示する要求があれば、メモリ４４に格納されたア
イコン情報に基づいて番組関連情報一覧が作成され、Ｔ
Ｖ受像機３８の画面３８ａ上に表示される（ステップＳ
２５）。

【００４０】そして、番組関連情報一覧を参照して、視
聴者のリモコン４８操作等によって各番組関連情報につ
いてアイコンを表示するか否かがチェックされる（ステ
ップＳ２７）。ここで、すべての番組関連情報について
アイコンを表示するときには「すべて表示」が選択さ
れ、すべての番組関連情報についてアイコンを表示しな
いときには「すべて非表示」が選択される。ステップＳ
２７におけるチェックに応じて、図６に示すように、ア
イコン情報が、メモリ４４のアイコン表示メモリ領域ま
たはアイコン非表示メモリ領域へ振り分けられ（ステッ
プＳ１３）、終了する。

【００４１】一方、ステップＳ２３において、番組関連
情報一覧を表示する要求がなければ、アイコンを表示す
るか否かの設定が番組開始前にすでに完了しているか否
かが判断される（ステップＳ３１）。アイコンを表示す
るか否かの設定が番組開始前にすでに完了していれば、
そのまま終了し、アイコンを表示するか否かの設定がま
だ完了していなければ、デフォルトの設定が行われ（ス
テップＳ３３）、終了する。デフォルトの設定によっ
て、たとえば、番組関連情報に対応するアイコンをすべ
て表示するかまたはすべて表示しない、という設定が行
われる。

【００４２】このように、番組開始後でもアイコンの表
示有無を設定できる。

【００４３】さらに、図９を参照して、アイコンの表示
有無設定後に、番組関連情報が多重された番組の放送が
開始された場合の動作について説明する。

【００４４】番組が開始されると（ステップＳ４１）、
その番組に多重されている番組関連情報が受信される
（ステップＳ４３）。そして、受信した番組関連情報の
ＩＤ（アイコン情報との関連付け情報）をもとに、メモ
リ４４に格納されているアイコン情報のＩＤがサーチさ
れ（ステップＳ４５）、番組に多重されている各番組関
連情報のアイコン情報が、メモリ４４内のアイコン表示
用メモリ領域にあるかそれともアイコン非表示用メモリ
領域にあるかが判断される（ステップＳ４７）。アイコ
ン情報がアイコン表示用メモリ領域にあれば、アイコン
はＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に表示される（ステッ
プ４９）。ここで、アイコンを選択すれば番組関連情報
が表示される。たとえば、図５の例では、巨人の松井選
手のプロフィール、たとえば生年月日、身長、体重等が
表示される。

【００４５】ステップＳ４９の後、そのアイコン情報は
自動的にアイコン非表示メモリ領域へ移される（ステッ
プＳ５１）。これによって、アイコンは一度表示される
と、それ以降表示されなくなる。そして、ステップＳ４
３に戻る。

【００４６】一方、ステップＳ４７において、アイコン
情報がアイコン非表示用メモリ領域にあれば、アイコン
は表示されず（ステップＳ５３）、ステップＳ４３に戻
る。

【００４７】このように、アイコンの表示有無の設定に
応じて、ＴＶ受像機３８の画面３８ａ上にアイコンが表
示され、不要なアイコン表示をなくすことができる。

【００４８】一度表示されたアイコンを再び表示させる
には、たとえば視聴者のリモコン４８操作等によって番
組関連情報一覧を表示させ、アイコンを表示するように
チェックすればよい。それによって、アイコン情報はア
イコン表示用メモリ領域からアイコン非表示用メモリ領
域へ移動され、アイコンは再度表示可能となる。

【００４９】なお、上述の実施の形態では、アイコンを
ＴＶ受像機３８の画面３８ａ上に表示することによっ
て、番組に番組関連情報が多重されていることを告知し
たが、ＴＶ受像機３８とは別個に表示手段を設け、その
表示手段にアイコンが表示されてもよい。

【００５０】また、告知手段は、表示手段にアイコンを
表示するものに限定されず、音声出力によるものであっ
てもよい。

【００５１】さらに、この発明は、ＣＭ（コマーシャル
・メッセージ）にＣＭ関連情報（たとえばＣＭのＢ．
Ｇ．Ｍ．として用いられている曲の曲名やアーティスト
名等）が多重されている場合にも適用できる。また、こ
の場合、たとえばＣＭの視聴頻度をカウントし、カウン
ト数が所定値以上になったときにアイコンを表示するよ
うにしてもよい。ＣＭのたびにアイコン表示があると煩
わしいが、このようにすることによって、ある程度視聴
者の好みを特定でき、アイコンを適切なタイミングで表
示することができる。

【００５２】この発明は、ＣＳ放送だけではなく、ＢＳ
（broadcasting satellite：放送衛星）放送、ケーブ
ル放送波や地上波による放送等にも適用することができ
る。

【００５３】

【発明の効果】この発明によれば、番組に番組関連情報
が多重されていることを必要に応じて告知することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施形態のディジタル放送送信シ
ステムを示すブロック図である。

【図２】この発明の一実施形態のディジタル放送受信シ
ステムを示すブロック図である。

【図３】（ａ）はアイコン情報のフォーマットの一例を
示す図解図であり、（ｂ）はＩＤが付加された番組関連
情報のフォーマットの一例を示す図解図である。

【図４】番組ガイドから番組関連情報一覧を呼び出すイ
メージを示す図解図である。

【図５】番組関連情報一覧の表示態様の一例を示す図解
図である。

【図６】メモリ内のアイコン表示用メモリ領域とアイコ
ン非表示用メモリ領域とを示す図解図である。

【図７】アイコンを表示するか否かを番組開始前に設定
する場合の動作の一例を示すフロー図である。

【図８】アイコンを表示するか否かを番組開始後に設定
する場合の動作の一例を示すフロー図である。

【図９】アイコンの表示有無設定後に番組放送を開始し
た場合の動作の一例を示すフロー図である。

【符号の説明】

１０ａディジタル放送送信システム１０ｂディジタル放送受信システム１１ａ放送局１１ｂディジタル放送受信機１６付加情報符号化装置３８ＴＶ受像機３８ａ画面４４メモリ４６制御用ＣＰＵ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者塚畝勲大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内 (72)発明者田中康治大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】放送局から送られてくる番組と前記番組
に多重された番組関連情報とを受信可能なディジタル放
送受信システムであって、前記番組に前記番組関連情報が多重されていることを示
す告知手段、および前記告知手段を能動化するか否かを
設定する設定手段を備える、ディジタル放送受信システ
ム。
【請求項２】前記告知手段は、表示手段および前記表
示手段に表示されるべきアイコンを含み、前記表示手段に前記アイコンを表示することによって、
前記番組に前記番組関連情報が多重されていることを示
す、請求項１に記載のディジタル放送受信システム。
【請求項３】前記放送局から送られてくる番組ガイド
およびアイコン情報を受信する手段をさらに含み、前記設定手段は、前記番組関連情報が多重された番組を
前記番組ガイドの中から選択したとき前記アイコン情報
に基づいて番組関連情報一覧を作成する手段、および前
記各番組関連情報について前記アイコンを表示するか否
かを前記番組関連情報一覧を参照して設定する手段を含
む、請求項２に記載のディジタル放送受信システム。
【請求項４】前記放送局から送られてくるアイコン情
報を受信する手段をさらに含み、前記設定手段は、前記アイコン情報に基づいて番組関連
情報一覧を作成する手段、および前記各番組関連情報に
ついて前記アイコンを表示するか否かを前記番組関連情
報一覧を参照して設定する手段を含む、請求項２に記載
のディジタル放送受信システム。