JPH11150429A - 演算増幅器 - Google Patents
演算増幅器Info
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- JPH11150429A JPH11150429A JP9316876A JP31687697A JPH11150429A JP H11150429 A JPH11150429 A JP H11150429A JP 9316876 A JP9316876 A JP 9316876A JP 31687697 A JP31687697 A JP 31687697A JP H11150429 A JPH11150429 A JP H11150429A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来は、入力段の同相入力範囲をGND側に
下げると、位相反転入力トランジスタに流れる電流が低
減されるため、位相反転入力トランジスタと位相反転出
力トランジスタの平衡を保つことができない。 【解決手段】 位相反転入力トランジスタMND4と位
相反転出力トランジスタMND5はそれぞれNチャネル
ノンドープMOSトランジスタで構成するようにしたた
め、ノードN1における入力段の出力電圧よりも位相反
転入力トランジスタMND4のしきい値が十分に低く、
よって、位相反転入力トランジスタMND4と位相反転
出力トランジスタMND5の平衡を保つことができる。
下げると、位相反転入力トランジスタに流れる電流が低
減されるため、位相反転入力トランジスタと位相反転出
力トランジスタの平衡を保つことができない。 【解決手段】 位相反転入力トランジスタMND4と位
相反転出力トランジスタMND5はそれぞれNチャネル
ノンドープMOSトランジスタで構成するようにしたた
め、ノードN1における入力段の出力電圧よりも位相反
転入力トランジスタMND4のしきい値が十分に低く、
よって、位相反転入力トランジスタMND4と位相反転
出力トランジスタMND5の平衡を保つことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は演算増幅器に係り、
特に出力段の前にカレントミラー回路を有する演算増幅
器に関する。
特に出力段の前にカレントミラー回路を有する演算増幅
器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の演算増幅器の一例の回路図
を示す。この従来の演算増幅器は、プッシュプル出力を
持つCMOS演算増幅器で、電源端子VDDと電源端子
VDDよりも低い電源電圧が印加される電源端子VGN
Dの間に、バイアス回路1、入力段2、位相反転出力段
3及び出力段4からなる構成である。
を示す。この従来の演算増幅器は、プッシュプル出力を
持つCMOS演算増幅器で、電源端子VDDと電源端子
VDDよりも低い電源電圧が印加される電源端子VGN
Dの間に、バイアス回路1、入力段2、位相反転出力段
3及び出力段4からなる構成である。
【0003】バイアス回路1は、バイアス電圧入力端子
VBよりのバイアス電圧がゲートに印加されて制御され
るNチャネルトランジスタMN1と、MN1のドレイン
にドレインとゲートが接続されたPチャネルトランジス
タMP1とからなる。入力段2は、バイアス回路1のP
チャネルトランジスタMP1とMP2からなるカレント
ミラー回路と、PチャネルトランジスタMP2に対して
カレントスイッチを構成するPチャネルトランジスタM
P3及びMP4と、カレントミラー回路を構成するNチ
ャネルトランジスタMN2及びMN3とからなる。Pチ
ャネルトランジスタMP3及びMP4のゲートには、入
力端子VIIとVINが接続されている。
VBよりのバイアス電圧がゲートに印加されて制御され
るNチャネルトランジスタMN1と、MN1のドレイン
にドレインとゲートが接続されたPチャネルトランジス
タMP1とからなる。入力段2は、バイアス回路1のP
チャネルトランジスタMP1とMP2からなるカレント
ミラー回路と、PチャネルトランジスタMP2に対して
カレントスイッチを構成するPチャネルトランジスタM
P3及びMP4と、カレントミラー回路を構成するNチ
ャネルトランジスタMN2及びMN3とからなる。Pチ
ャネルトランジスタMP3及びMP4のゲートには、入
力端子VIIとVINが接続されている。
【0004】位相反転出力段3は、電源端子VDDにソ
ースとバックゲートが接続された定電流源のトランジス
タMP5と、入力段2のノードN1の電圧によって制御
されるNチャネルトランジスタMN4、MN5からな
る。更に、出力段4は、位相反転出力段3のNチャネル
トランジスタMN5及びMN6からなるカレントミラー
回路と、トランジスタMN6のドレイン側に接続された
PチャネルトランジスタMP6及びMP7からなるカレ
ントミラー回路と、位相補償回路を構成する抵抗R1及
びコンデンサC1と、ノードN1の電圧がゲートに印加
されることによって制御されるNチャネルトランジスタ
MN7とからなる。PチャネルトランジスタMP7とN
チャネルトランジスタMN7の両ドレインが出力端子O
UTに共通に接続されている。
ースとバックゲートが接続された定電流源のトランジス
タMP5と、入力段2のノードN1の電圧によって制御
されるNチャネルトランジスタMN4、MN5からな
る。更に、出力段4は、位相反転出力段3のNチャネル
トランジスタMN5及びMN6からなるカレントミラー
回路と、トランジスタMN6のドレイン側に接続された
PチャネルトランジスタMP6及びMP7からなるカレ
ントミラー回路と、位相補償回路を構成する抵抗R1及
びコンデンサC1と、ノードN1の電圧がゲートに印加
されることによって制御されるNチャネルトランジスタ
MN7とからなる。PチャネルトランジスタMP7とN
チャネルトランジスタMN7の両ドレインが出力端子O
UTに共通に接続されている。
【0005】この従来の演算増幅器では、バイアス電圧
入力端子VBから一定のバイアス電圧がトランジスタM
N1のゲートに印加されることによって、トランジスタ
MN1のドレイン側に接続されたカレントミラー回路を
構成するトランジスタMP1及びMP2とトランジスタ
MP5にそれぞれ一定電流が流れて定電流源として動作
する。一方、トランジスタMP3及びMP4のそれぞれ
のゲートに入力信号が入力され、それらの入力信号はノ
ードN1から差動増幅されて取り出され、位相反転出力
段3で位相反転され、出力段4を介して出力される。
入力端子VBから一定のバイアス電圧がトランジスタM
N1のゲートに印加されることによって、トランジスタ
MN1のドレイン側に接続されたカレントミラー回路を
構成するトランジスタMP1及びMP2とトランジスタ
MP5にそれぞれ一定電流が流れて定電流源として動作
する。一方、トランジスタMP3及びMP4のそれぞれ
のゲートに入力信号が入力され、それらの入力信号はノ
ードN1から差動増幅されて取り出され、位相反転出力
段3で位相反転され、出力段4を介して出力される。
【0006】図3は従来の演算増幅器の他の例の回路図
を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図3に示す従来の演算増幅器
は、シングルドライブの演算増幅器で、トランジスタM
P4のドレインとトランジスタMN3のドレインとの接
続点から取り出された出力電圧は、位相補償されて出力
される。
を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図3に示す従来の演算増幅器
は、シングルドライブの演算増幅器で、トランジスタM
P4のドレインとトランジスタMN3のドレインとの接
続点から取り出された出力電圧は、位相補償されて出力
される。
【0007】ここで、図2に示した従来の演算増幅器
は、負荷トランジスタMP7に対してバイアス電流の2
倍まで出力を駆動することができる。また、図3に示す
ようなシングルドライブの演算増幅器に対して、出力コ
ンダクタンスは2倍にできるので、トランジスタのチャ
ネル幅やバイアス電流の削減に有効である。
は、負荷トランジスタMP7に対してバイアス電流の2
倍まで出力を駆動することができる。また、図3に示す
ようなシングルドライブの演算増幅器に対して、出力コ
ンダクタンスは2倍にできるので、トランジスタのチャ
ネル幅やバイアス電流の削減に有効である。
【0008】また、図2に示した従来の演算増幅器は、
位相反転出力段3の出力電流を2段の電流ミラーにより
負荷トランジスタの駆動電圧に変換する。ここで、位相
反転出力段3から出力端子OUTまでのトランジスタの
チャネル長は揃え、位相反転入力トランジスタのチャネ
ル幅と出力トランジスタのチャネル幅の比により決まる
電流増幅比の関係が負荷側の電流経路MN5、MN6、
MP6及びMP7でも成立するように設計しなくてはな
らない。
位相反転出力段3の出力電流を2段の電流ミラーにより
負荷トランジスタの駆動電圧に変換する。ここで、位相
反転出力段3から出力端子OUTまでのトランジスタの
チャネル長は揃え、位相反転入力トランジスタのチャネ
ル幅と出力トランジスタのチャネル幅の比により決まる
電流増幅比の関係が負荷側の電流経路MN5、MN6、
MP6及びMP7でも成立するように設計しなくてはな
らない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の演算増幅器は、使用者の要望などによって出力電圧の
範囲は変えることなく、入力段2の同相入力範囲をGN
D側に下げた場合、入力段2のノードN1における出力
電圧が下がるため、トランジスタMN4のしきい値電圧
とほぼ同電位になってしまう。そのため、トランジスタ
MP5より供給されるバイアス電流が殆どトランジスタ
MN5に流れ、位相反転入力トランジスタMN4と位相
反転出力トランジスタMN5の平衡を保つことができな
い。
の演算増幅器は、使用者の要望などによって出力電圧の
範囲は変えることなく、入力段2の同相入力範囲をGN
D側に下げた場合、入力段2のノードN1における出力
電圧が下がるため、トランジスタMN4のしきい値電圧
とほぼ同電位になってしまう。そのため、トランジスタ
MP5より供給されるバイアス電流が殆どトランジスタ
MN5に流れ、位相反転入力トランジスタMN4と位相
反転出力トランジスタMN5の平衡を保つことができな
い。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
位相反転入力トランジスタと位相反転出力トランジスタ
の平衡を保ち得る演算増幅器を提供することを目的とす
る。
位相反転入力トランジスタと位相反転出力トランジスタ
の平衡を保ち得る演算増幅器を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、入力信号を差動増幅する入力段と、入力段
に対してバイアス信号を供給するバイアス回路と、入力
段の出力信号を位相反転して出力する位相反転出力段
と、位相反転出力段の出力信号を位相補償して出力する
出力段とからなる演算増幅器において、位相反転出力段
は、定電流源用トランジスタと、入力段の出力信号が入
力される位相反転入力トランジスタと、位相反転入力ト
ランジスタと定電流源用トランジスタにより流れる電流
が決定される位相反転出力トランジスタとよりなり、定
電流源用トランジスタは第1の導電型のMOSトランジ
スタで構成し、位相反転入力トランジスタと位相反転出
力トランジスタをそれぞれ第2の導電型のノンドープM
OSトランジスタで構成したものである。
成するため、入力信号を差動増幅する入力段と、入力段
に対してバイアス信号を供給するバイアス回路と、入力
段の出力信号を位相反転して出力する位相反転出力段
と、位相反転出力段の出力信号を位相補償して出力する
出力段とからなる演算増幅器において、位相反転出力段
は、定電流源用トランジスタと、入力段の出力信号が入
力される位相反転入力トランジスタと、位相反転入力ト
ランジスタと定電流源用トランジスタにより流れる電流
が決定される位相反転出力トランジスタとよりなり、定
電流源用トランジスタは第1の導電型のMOSトランジ
スタで構成し、位相反転入力トランジスタと位相反転出
力トランジスタをそれぞれ第2の導電型のノンドープM
OSトランジスタで構成したものである。
【0012】本発明では、入力段により差動増幅された
信号が入力される位相反転出力段の位相反転入力トラン
ジスタと位相反転出力トランジスタをそれぞれノンドー
プMOSトランジスタで構成したため、位相反転入力ト
ランジスタと位相反転出力トランジスタを入力段から出
力される信号電圧よりも十分に低いしきい値電圧で動作
させることができる。
信号が入力される位相反転出力段の位相反転入力トラン
ジスタと位相反転出力トランジスタをそれぞれノンドー
プMOSトランジスタで構成したため、位相反転入力ト
ランジスタと位相反転出力トランジスタを入力段から出
力される信号電圧よりも十分に低いしきい値電圧で動作
させることができる。
【0013】ここで、本発明は、第1の導電型の第1の
MOSトランジスタと、第1のMOSトランジスタとカ
レントミラー回路を構成する第1の導電型の第2のMO
Sトランジスタと、第1のMOSトランジスタのドレイ
ンにドレインが接続され、かつ、バイアス電圧入力端子
にゲートが接続された第2の導電型の第1のノンドープ
MOSトランジスタと、第1の入力端子にゲートが接続
され、かつ、第2のMOSトランジスタのドレインにソ
ースが接続された第1の導電型の第3のMOSトランジ
スタと、第2の入力端子にゲートが接続され、かつ、第
2のMOSトランジスタのドレインにソースが接続され
た第1の導電型の第4のMOSトランジスタと、第1の
MOSトランジスタのゲートにゲートが接続された第1
の導電型の第5のMOSトランジスタと、カレントミラ
ー回路を構成するそれぞれ第1の導電型の第6及び第7
のMOSトランジスタと、第3のMOSトランジスタの
ドレインにドレインが接続された第2の導電型の第2の
ノンドープMOSトランジスタと、第4のMOSトラン
ジスタのドレインにドレインが接続され、かつ、第2の
ノンドープMOSトランジスタとカレントミラー回路を
構成する第2の導電型の第3のノンドープMOSトラン
ジスタと、第4のMOSトランジスタと第2のノンドー
プMOSトランジスタの両ドレイン共通接続点にゲート
が接続され、かつ、第5のMOSトランジスタのドレイ
ンにドレインが接続された位相反転入力用の第2の導電
型の第4のノンドープMOSトランジスタと、第4のノ
ンドープMOSトランジスタのドレインにゲートとドレ
インが接続された位相反転出力用の第2の導電型の第5
のノンドープMOSトランジスタと、第5のノンドープ
MOSトランジスタのゲートにゲートが接続され、か
つ、第6のMOSトランジスタのゲート及びドレインと
第7のMOSトランジスタのゲートにドレインが接続さ
れた第2の導電型の第6のノンドープMOSトランジス
タと、第4のMOSトランジスタと第2のノンドープM
OSトランジスタの両ドレイン共通接続点にゲートが接
続され、かつ、第7のMOSトランジスタのドレインと
出力端子にドレインが接続された第2の導電型の第7の
ノンドープMOSトランジスタと、第4のMOSトラン
ジスタと第2のノンドープMOSトランジスタの両ドレ
イン共通接続点と第6及び第7のノンドープMOSトラ
ンジスタの両ドレインとの間に直列に接続されたコンデ
ンサ及び抵抗とよりなる構成としたものである。
MOSトランジスタと、第1のMOSトランジスタとカ
レントミラー回路を構成する第1の導電型の第2のMO
Sトランジスタと、第1のMOSトランジスタのドレイ
ンにドレインが接続され、かつ、バイアス電圧入力端子
にゲートが接続された第2の導電型の第1のノンドープ
MOSトランジスタと、第1の入力端子にゲートが接続
され、かつ、第2のMOSトランジスタのドレインにソ
ースが接続された第1の導電型の第3のMOSトランジ
スタと、第2の入力端子にゲートが接続され、かつ、第
2のMOSトランジスタのドレインにソースが接続され
た第1の導電型の第4のMOSトランジスタと、第1の
MOSトランジスタのゲートにゲートが接続された第1
の導電型の第5のMOSトランジスタと、カレントミラ
ー回路を構成するそれぞれ第1の導電型の第6及び第7
のMOSトランジスタと、第3のMOSトランジスタの
ドレインにドレインが接続された第2の導電型の第2の
ノンドープMOSトランジスタと、第4のMOSトラン
ジスタのドレインにドレインが接続され、かつ、第2の
ノンドープMOSトランジスタとカレントミラー回路を
構成する第2の導電型の第3のノンドープMOSトラン
ジスタと、第4のMOSトランジスタと第2のノンドー
プMOSトランジスタの両ドレイン共通接続点にゲート
が接続され、かつ、第5のMOSトランジスタのドレイ
ンにドレインが接続された位相反転入力用の第2の導電
型の第4のノンドープMOSトランジスタと、第4のノ
ンドープMOSトランジスタのドレインにゲートとドレ
インが接続された位相反転出力用の第2の導電型の第5
のノンドープMOSトランジスタと、第5のノンドープ
MOSトランジスタのゲートにゲートが接続され、か
つ、第6のMOSトランジスタのゲート及びドレインと
第7のMOSトランジスタのゲートにドレインが接続さ
れた第2の導電型の第6のノンドープMOSトランジス
タと、第4のMOSトランジスタと第2のノンドープM
OSトランジスタの両ドレイン共通接続点にゲートが接
続され、かつ、第7のMOSトランジスタのドレインと
出力端子にドレインが接続された第2の導電型の第7の
ノンドープMOSトランジスタと、第4のMOSトラン
ジスタと第2のノンドープMOSトランジスタの両ドレ
イン共通接続点と第6及び第7のノンドープMOSトラ
ンジスタの両ドレインとの間に直列に接続されたコンデ
ンサ及び抵抗とよりなる構成としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる演算増幅器
の一実施の形態の回路図を示す。同図中、図2と同一構
成部分には同一符号を付してある。
て図面と共に説明する。図1は本発明になる演算増幅器
の一実施の形態の回路図を示す。同図中、図2と同一構
成部分には同一符号を付してある。
【0015】図1において、演算増幅器は、第1の電源
端子VDDと、第1の電源端子VDDよりも低い電源電
圧が印加される第2の電源端子VGNDと、バイアス電
源端子VBと、第1、第2の入力端子VII、VIN
と、出力端子OUTの各端子を有し、第1〜第7のPチ
ャネルMOSトランジスタMP1〜MP7と、第1〜第
7のNチャネルノンドープMOSトランジスタMND1
〜MND7から構成されている。
端子VDDと、第1の電源端子VDDよりも低い電源電
圧が印加される第2の電源端子VGNDと、バイアス電
源端子VBと、第1、第2の入力端子VII、VIN
と、出力端子OUTの各端子を有し、第1〜第7のPチ
ャネルMOSトランジスタMP1〜MP7と、第1〜第
7のNチャネルノンドープMOSトランジスタMND1
〜MND7から構成されている。
【0016】上記の第1のPチャネルMOSトランジス
タMP1は、ソース及びバックゲートが第1の電源端子
VDDに接続され、かつ、ゲートとドレインが第1のN
チャネルノンドープMOSトランジスタMND1のドレ
インに接続されている。第1のNチャネルノンドープM
OSトランジスタMND1は、ゲートがバイアス電源端
子VBに接続され、ソースとバックゲートが第2の電源
端子VGNDに接続されている。また、上記の第1のP
チャネルMOSトランジスタMP1のゲートは、第2の
PチャネルMOSトランジスタMP2のゲートと、第5
のPチャネルMOSトランジスタMP5のゲートに接続
されている。
タMP1は、ソース及びバックゲートが第1の電源端子
VDDに接続され、かつ、ゲートとドレインが第1のN
チャネルノンドープMOSトランジスタMND1のドレ
インに接続されている。第1のNチャネルノンドープM
OSトランジスタMND1は、ゲートがバイアス電源端
子VBに接続され、ソースとバックゲートが第2の電源
端子VGNDに接続されている。また、上記の第1のP
チャネルMOSトランジスタMP1のゲートは、第2の
PチャネルMOSトランジスタMP2のゲートと、第5
のPチャネルMOSトランジスタMP5のゲートに接続
されている。
【0017】トランジスタMP2はソースとバックゲー
トが第1の電源端子VDDに接続され、ドレインが第3
のPチャネルMOSトランジスタMP3のソース及びバ
ックゲートに接続され、かつ、第4のPチャネルMOS
トランジスタMP4のソース及びバックゲートに接続さ
れている。これにより、トランジスタMP1及びMP2
はカレントミラー回路を構成している。また、上記の第
3のPチャネルMOSトランジスタMP3のドレイン
は、第2のNチャネルノンドープMOSトランジスタM
ND2のゲート及びドレインに接続されている。
トが第1の電源端子VDDに接続され、ドレインが第3
のPチャネルMOSトランジスタMP3のソース及びバ
ックゲートに接続され、かつ、第4のPチャネルMOS
トランジスタMP4のソース及びバックゲートに接続さ
れている。これにより、トランジスタMP1及びMP2
はカレントミラー回路を構成している。また、上記の第
3のPチャネルMOSトランジスタMP3のドレイン
は、第2のNチャネルノンドープMOSトランジスタM
ND2のゲート及びドレインに接続されている。
【0018】第2のNチャネルノンドープMOSトラン
ジスタMND2は、ソースとバックゲートが第2の電源
端子VGNDに接続され、ゲートがドレインに接続され
る一方、第3のNチャネルノンドープMOSトランジス
タMND3のゲートに接続されている。第3のNチャネ
ルノンドープMOSトランジスタMND3のドレイン
は、第4のPチャネルMOSトランジスタMP4のドレ
インと、第4のNチャネルノンドープMOSトランジス
タMND4と第7のNチャネルノンドープMOSトラン
ジスタMND7の各ゲートとコンデンサC1と接続され
ている。第4のPチャネルMOSトランジスタMP4
は、ソースとバックゲートが第2のPチャネルMOSト
ランジスタMP2のドレインに接続され、ゲートが第2
の入力端子VINに接続されている。上記のトランジス
タMP2、MP3、MP4、MND2及びMND3は入
力段を構成しており、トランジスタMND1及びMP1
は入力段のバイアス回路を構成している。
ジスタMND2は、ソースとバックゲートが第2の電源
端子VGNDに接続され、ゲートがドレインに接続され
る一方、第3のNチャネルノンドープMOSトランジス
タMND3のゲートに接続されている。第3のNチャネ
ルノンドープMOSトランジスタMND3のドレイン
は、第4のPチャネルMOSトランジスタMP4のドレ
インと、第4のNチャネルノンドープMOSトランジス
タMND4と第7のNチャネルノンドープMOSトラン
ジスタMND7の各ゲートとコンデンサC1と接続され
ている。第4のPチャネルMOSトランジスタMP4
は、ソースとバックゲートが第2のPチャネルMOSト
ランジスタMP2のドレインに接続され、ゲートが第2
の入力端子VINに接続されている。上記のトランジス
タMP2、MP3、MP4、MND2及びMND3は入
力段を構成しており、トランジスタMND1及びMP1
は入力段のバイアス回路を構成している。
【0019】第5のPチャネルMOSトランジスタMP
5、第6のPチャネルMOSトランジスタMP6及び第
7のPチャネルMOSトランジスタMP7は、いずれも
それらのソースとバックゲートが第1の電源端子VDD
に接続されている。第5のPチャネルMOSトランジス
タMP5は定電流源を構成している。また、第6のPチ
ャネルMOSトランジスタMP6及び第7のPチャネル
MOSトランジスタMP7は、互いのゲートが接続され
ており、カレントミラー回路を構成している。
5、第6のPチャネルMOSトランジスタMP6及び第
7のPチャネルMOSトランジスタMP7は、いずれも
それらのソースとバックゲートが第1の電源端子VDD
に接続されている。第5のPチャネルMOSトランジス
タMP5は定電流源を構成している。また、第6のPチ
ャネルMOSトランジスタMP6及び第7のPチャネル
MOSトランジスタMP7は、互いのゲートが接続され
ており、カレントミラー回路を構成している。
【0020】第4のNチャネルノンドープMOSトラン
ジスタMND4、第5のNチャネルノンドープMOSト
ランジスタMND5、第6のNチャネルノンドープMO
SトランジスタMND6及び第7のNチャネルノンドー
プMOSトランジスタMND7は、いずれもそれらのソ
ースとバックゲートが第2の電源端子VGNDに接続さ
れている。また、第4のNチャネルノンドープMOSト
ランジスタMND4のドレインは、第5のPチャネルM
OSトランジスタMP5のドレインと、第5のNチャネ
ルノンドープMOSトランジスタMND5のドレイン及
びゲートと、第6のNチャネルノンドープMOSトラン
ジスタMND6のゲートにそれぞれ接続されている。N
チャネルノンドープMOSトランジスタMND5及びM
ND6の各ゲートは共通に接続されている。
ジスタMND4、第5のNチャネルノンドープMOSト
ランジスタMND5、第6のNチャネルノンドープMO
SトランジスタMND6及び第7のNチャネルノンドー
プMOSトランジスタMND7は、いずれもそれらのソ
ースとバックゲートが第2の電源端子VGNDに接続さ
れている。また、第4のNチャネルノンドープMOSト
ランジスタMND4のドレインは、第5のPチャネルM
OSトランジスタMP5のドレインと、第5のNチャネ
ルノンドープMOSトランジスタMND5のドレイン及
びゲートと、第6のNチャネルノンドープMOSトラン
ジスタMND6のゲートにそれぞれ接続されている。N
チャネルノンドープMOSトランジスタMND5及びM
ND6の各ゲートは共通に接続されている。
【0021】更に、第6のNチャネルノンドープMOS
トランジスタMND6のドレインは、第6のPチャネル
MOSトランジスタMP6のドレインとゲートに接続さ
れている。第7のNチャネルノンドープMOSトランジ
スタMND7は、ドレインが第7のPチャネルMOSト
ランジスタMP7のドレインと共に出力端子OUTに共
通接続され、またゲートがコンデンサC1及び抵抗R1
を直列に介して第7のPチャネルMOSトランジスタM
P7のドレインに接続され、また、トランジスタMP4
とMND3の共通ドレイン接続点(ノードN1)にも接
続されている。コンデンサC1及び抵抗R1は位相補償
回路を構成している。
トランジスタMND6のドレインは、第6のPチャネル
MOSトランジスタMP6のドレインとゲートに接続さ
れている。第7のNチャネルノンドープMOSトランジ
スタMND7は、ドレインが第7のPチャネルMOSト
ランジスタMP7のドレインと共に出力端子OUTに共
通接続され、またゲートがコンデンサC1及び抵抗R1
を直列に介して第7のPチャネルMOSトランジスタM
P7のドレインに接続され、また、トランジスタMP4
とMND3の共通ドレイン接続点(ノードN1)にも接
続されている。コンデンサC1及び抵抗R1は位相補償
回路を構成している。
【0022】NチャネルノンドープMOSトランジスタ
MND4、MND5及びPチャネルMOSトランジスタ
MP5は、位相反転回路(位相反転出力段)を構成して
いる。PチャネルMOSトランジスタMP5は、位相反
転回路のバイアス電流源である。
MND4、MND5及びPチャネルMOSトランジスタ
MP5は、位相反転回路(位相反転出力段)を構成して
いる。PチャネルMOSトランジスタMP5は、位相反
転回路のバイアス電流源である。
【0023】この実施の形態の演算増幅器では、バイア
ス電圧入力端子VBから一定のバイアス電圧がトランジ
スタMN1のゲートに印加されることによって、トラン
ジスタMN1のドレイン側に接続されたカレントミラー
回路を構成するトランジスタMP1及びMP2とトラン
ジスタMP5にそれぞれ一定電流が流れて定電流源とし
て動作する点は図2の従来の演算増幅器と同様である。
ス電圧入力端子VBから一定のバイアス電圧がトランジ
スタMN1のゲートに印加されることによって、トラン
ジスタMN1のドレイン側に接続されたカレントミラー
回路を構成するトランジスタMP1及びMP2とトラン
ジスタMP5にそれぞれ一定電流が流れて定電流源とし
て動作する点は図2の従来の演算増幅器と同様である。
【0024】一方、トランジスタMP3及びMP4のそ
れぞれのゲートに、入力端子VII、VINから入力信
号が入力され、それらの入力信号はトランジスタMP3
及びMP4により差動増幅されてノードN1からNチャ
ネルノンドープMOSトランジスタMND4のゲートに
入力される。
れぞれのゲートに、入力端子VII、VINから入力信
号が入力され、それらの入力信号はトランジスタMP3
及びMP4により差動増幅されてノードN1からNチャ
ネルノンドープMOSトランジスタMND4のゲートに
入力される。
【0025】ここで、NチャネルノンドープMOSトラ
ンジスタMND4とMND5のドレインには定電流源と
して動作するトランジスタMP5が接続されているた
め、NチャネルノンドープMOSトランジスタMND4
のゲートに入力されたノードN1からの出力電圧によ
り、NチャネルノンドープMOSトランジスタMND5
に流れる電流が決定される。このNチャネルノンドープ
MOSトランジスタMND5に流れる電流は、トランジ
スタMP5から流れる電流と、トランジスタMND4に
流れる電流の差である。
ンジスタMND4とMND5のドレインには定電流源と
して動作するトランジスタMP5が接続されているた
め、NチャネルノンドープMOSトランジスタMND4
のゲートに入力されたノードN1からの出力電圧によ
り、NチャネルノンドープMOSトランジスタMND5
に流れる電流が決定される。このNチャネルノンドープ
MOSトランジスタMND5に流れる電流は、トランジ
スタMP5から流れる電流と、トランジスタMND4に
流れる電流の差である。
【0026】このトランジスタMND5はNチャネルノ
ンドープMOSトランジスタMND6とカレントミラー
回路を構成しているので、トランジスタMND5に流れ
る電流に等しい電流がトランジスタMND6に流れ、こ
の電流に応じた電流がカレントミラー回路を構成するト
ランジスタMP6及びMP7に流れる。また、ノードN
1からの電圧はNチャネルノンドープMOSトランジス
タMND7のゲートに印加されてこれを制御する。
ンドープMOSトランジスタMND6とカレントミラー
回路を構成しているので、トランジスタMND5に流れ
る電流に等しい電流がトランジスタMND6に流れ、こ
の電流に応じた電流がカレントミラー回路を構成するト
ランジスタMP6及びMP7に流れる。また、ノードN
1からの電圧はNチャネルノンドープMOSトランジス
タMND7のゲートに印加されてこれを制御する。
【0027】かかる動作をするこの実施の形態の演算増
幅器を、図2の従来の演算増幅器と比較した場合、Nチ
ャネルノンドープMOSトランジスタMND4のしきい
値電圧が入力段の出力電圧(ノードN1における電圧)
よりも十分に小さいので、差動回路の同相入力範囲をG
ND側に下げても、トランジスタMP5より供給される
バイアス電流がトランジスタMND4とMND5にそれ
ぞれほぼ等量流れ、位相反転入力トランジスタMND4
と位相反転出力トランジスタMND5の平衡を保つこと
ができる。
幅器を、図2の従来の演算増幅器と比較した場合、Nチ
ャネルノンドープMOSトランジスタMND4のしきい
値電圧が入力段の出力電圧(ノードN1における電圧)
よりも十分に小さいので、差動回路の同相入力範囲をG
ND側に下げても、トランジスタMP5より供給される
バイアス電流がトランジスタMND4とMND5にそれ
ぞれほぼ等量流れ、位相反転入力トランジスタMND4
と位相反転出力トランジスタMND5の平衡を保つこと
ができる。
【0028】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、そ
の他種々の変形例が可能である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、そ
の他種々の変形例が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位相反転出力段の位相反転入力トランジスタと位相反転
出力トランジスタを、ノンドープMOSトランジスタで
構成することにより、入力段の出力信号電圧よりも十分
にしきい値の低い状態で位相反転入力トランジスタと位
相反転出力トランジスタを動作できるため、従来のMO
Sトランジスタに比し、入力段の差動回路の同相入力範
囲をGND側に下げても位相反転入力トランジスタと位
相反転出力トランジスタの平衡を保つことができ、よっ
て、演算増幅器のアプリケーション上の自由度を向上で
きる。
位相反転出力段の位相反転入力トランジスタと位相反転
出力トランジスタを、ノンドープMOSトランジスタで
構成することにより、入力段の出力信号電圧よりも十分
にしきい値の低い状態で位相反転入力トランジスタと位
相反転出力トランジスタを動作できるため、従来のMO
Sトランジスタに比し、入力段の差動回路の同相入力範
囲をGND側に下げても位相反転入力トランジスタと位
相反転出力トランジスタの平衡を保つことができ、よっ
て、演算増幅器のアプリケーション上の自由度を向上で
きる。
【図1】本発明の一実施の形態の回路図である。
【図2】従来の一例の回路図である。
【図3】従来の他の例の回路図である。
MP1〜MP7 PチャネルMOSトランジスタ MND1〜MND7 NチャネルノンドープMOSトラ
ンジスタ C1 位相補償用コンデンサ R1 位相補償用抵抗
ンジスタ C1 位相補償用コンデンサ R1 位相補償用抵抗
Claims (6)
- 【請求項1】 入力信号を差動増幅する入力段と、前記
入力段に対してバイアス信号を供給するバイアス回路
と、前記入力段の出力信号を位相反転して出力する位相
反転出力段と、前記位相反転出力段の出力信号を位相補
償して出力する出力段とからなる演算増幅器において、
前記位相反転出力段は、定電流源用トランジスタと、前
記入力段の出力信号が入力される位相反転入力トランジ
スタと、前記位相反転入力トランジスタと定電流源用ト
ランジスタにより流れる電流が決定される位相反転出力
トランジスタとよりなり、前記定電流源用トランジスタ
は第1の導電型のMOSトランジスタで構成し、前記位
相反転入力トランジスタと位相反転出力トランジスタを
それぞれ第2の導電型のノンドープMOSトランジスタ
で構成したことを特徴とする演算増幅器。 - 【請求項2】 前記入力段は、第1の入力端子にゲート
が接続された前記第1の導電型と同一導電型の第1のM
OSトランジスタと、第2の入力端子にゲートが接続さ
れ、かつ、前記第1のMOSトランジスタと差動接続さ
れた前記第1の導電型と同一導電型の第2のMOSトラ
ンジスタと、前記第1及び第2のMOSトランジスタの
ソース側に接続された定電流源を構成する第1のカレン
トミラー回路と、前記第1及び第2のMOSトランジス
タのドレイン側に接続された負荷用の第2のカレントミ
ラー回路からなり、該第2のカレントミラー回路を構成
する2つのトランジスタは前記第2の導電型と同じ導電
型のノンドープMOSトランジスタであり、前記第2の
MOSトランジスタのドレインから出力信号を取り出す
ことを特徴とする請求項1記載の演算増幅器。 - 【請求項3】 前記第1の導電型はPチャネルであり、
前記第2の導電型はNチャネルであることを特徴とする
請求項1又は2記載の演算増幅器。 - 【請求項4】 第1の導電型の第1のMOSトランジス
タと、該第1のMOSトランジスタとカレントミラー回
路を構成する第1の導電型の第2のMOSトランジスタ
と、該第1のMOSトランジスタのドレインにドレイン
が接続され、かつ、バイアス電圧入力端子にゲートが接
続された第2の導電型の第1のノンドープMOSトラン
ジスタと、第1の入力端子にゲートが接続され、かつ、
前記第2のMOSトランジスタのドレインにソースが接
続された第1の導電型の第3のMOSトランジスタと、
第2の入力端子にゲートが接続され、かつ、前記第2の
MOSトランジスタのドレインにソースが接続された第
1の導電型の第4のMOSトランジスタと、前記第1の
MOSトランジスタのゲートにゲートが接続された第1
の導電型の第5のMOSトランジスタと、カレントミラ
ー回路を構成するそれぞれ第1の導電型の第6及び第7
のMOSトランジスタと、前記第3のMOSトランジス
タのドレインにドレインが接続された第2の導電型の第
2のノンドープMOSトランジスタと、前記第4のMO
Sトランジスタのドレインにドレインが接続され、か
つ、前記第2のノンドープMOSトランジスタとカレン
トミラー回路を構成する第2の導電型の第3のノンドー
プMOSトランジスタと、前記第4のMOSトランジス
タと前記第2のノンドープMOSトランジスタの両ドレ
イン共通接続点にゲートが接続され、かつ、前記第5の
MOSトランジスタのドレインにドレインが接続された
位相反転入力用の第2の導電型の第4のノンドープMO
Sトランジスタと、該第4のノンドープMOSトランジ
スタのドレインにゲートとドレインが接続された位相反
転出力用の第2の導電型の第5のノンドープMOSトラ
ンジスタと、該第5のノンドープMOSトランジスタの
ゲートにゲートが接続され、かつ、前記第6のMOSト
ランジスタのゲート及びドレインと前記第7のMOSト
ランジスタのゲートにドレインが接続された第2の導電
型の第6のノンドープMOSトランジスタと、前記第4
のMOSトランジスタと前記第2のノンドープMOSト
ランジスタの両ドレイン共通接続点にゲートが接続さ
れ、かつ、前記第7のMOSトランジスタのドレインと
出力端子にドレインが接続された第2の導電型の第7の
ノンドープMOSトランジスタと、前記第4のMOSト
ランジスタと前記第2のノンドープMOSトランジスタ
の両ドレイン共通接続点と前記第6及び第7のノンドー
プMOSトランジスタの両ドレインとの間に直列に接続
されたコンデンサ及び抵抗とよりなることを特徴とする
演算増幅器。 - 【請求項5】 前記第1乃至第7のMOSトランジスタ
は、PチャネルMOSトランジスタであり、前記第1乃
至第7のノンドープMOSトランジスタはNチャネルノ
ンドープMOSトランジスタであり、前記第1、第2、
第5、第6及び第7のMOSトランジスタの各ソースは
高電位側電源端子に接続され、前記第1乃至第7のノン
ドープMOSトランジスタの各ソースは低電位側電源端
子に接続されていることを特徴とする請求項4記載の演
算増幅器。 - 【請求項6】 前記第1乃至第7のMOSトランジスタ
と前記第1乃至第7のノンドープMOSトランジスタ
は、それぞれバックゲートとソースが接続されたトラン
ジスタであることを特徴とする請求項4又は5記載の演
算増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09316876A JP3119221B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 演算増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09316876A JP3119221B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 演算増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11150429A true JPH11150429A (ja) | 1999-06-02 |
JP3119221B2 JP3119221B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=18081907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09316876A Expired - Fee Related JP3119221B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 演算増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119221B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004222015A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 増幅回路 |
JP2009207082A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Sanyo Electric Co Ltd | ビデオ信号出力段アンプ |
KR101011540B1 (ko) * | 2007-10-01 | 2011-01-27 | 야마하 가부시키가이샤 | 차동 증폭기 |
JP2011035559A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Renesas Electronics Corp | 差動増幅器回路、並びに、それを用いたデータ線ドライバ及び液晶表示装置 |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP09316876A patent/JP3119221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004222015A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 増幅回路 |
KR101014945B1 (ko) * | 2003-01-16 | 2011-02-15 | 후지 덴키 시스템즈 가부시키가이샤 | 증폭 회로 |
KR101011540B1 (ko) * | 2007-10-01 | 2011-01-27 | 야마하 가부시키가이샤 | 차동 증폭기 |
JP2009207082A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Sanyo Electric Co Ltd | ビデオ信号出力段アンプ |
JP2011035559A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Renesas Electronics Corp | 差動増幅器回路、並びに、それを用いたデータ線ドライバ及び液晶表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3119221B2 (ja) | 2000-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |