JPH1064136A - 予約録画機能を有するビデオ記録装置 - Google Patents

予約録画機能を有するビデオ記録装置

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JPH1064136A
JPH1064136A JP8221149A JP22114996A JPH1064136A JP H1064136 A JPH1064136 A JP H1064136A JP 8221149 A JP8221149 A JP 8221149A JP 22114996 A JP22114996 A JP 22114996A JP H1064136 A JPH1064136 A JP H1064136A
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program
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time
pil
reservation
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JP8221149A
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Inventor
Yukari Kobashi
由佳里 小橋
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Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送局と受信地とに時差があってPILが異
なる場合でも、PDC/VPSなどで予約録画を行なう
際に、予めユーザーが国設定をしておくだけで、所望の
番組の予約録画が確実に実行されるようにして、操作性
と信頼性とを向上させる。 【解決手段】番組の予約情報を記憶する記憶手段を備
え、放送信号に重畳された番組IDを利用した予約録画
機能を有するビデオ記録装置において、放送局所在地と
受信地との時差の情報を記憶する時差テーブルを設け、
番組IDを予約情報として記憶する際に、時差テーブル
を参照して修正された番組IDを記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、VCRやVTR
などの予約録画機能を有するビデオ記録装置に係わり、
詳しくは、時差により受信地の標準時間と放送局の標準
時間とが異なる場合でも確実に予約録画が行えるように
したビデオ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オランダ、ベルギーなど多くの大陸諸国
では、UKの放送(例えばBBC1,BBC2など)を
直接あるいはSATの放送衛星などを通してCATV等
で受信することができる。現在、ヨーロッパには、テレ
ビジョン放送信号のVBIに「番組情報」、「放送局I
D」、「現在の年月日時刻〔UTC(Unified
Time Co−ordinated)+LTO〕」を
表わすコードを重畳して送信する放送サービスを行なっ
ている放送局が多く存在している。これらの放送サービ
スは、ヨーロッパ内で正式に規定されているもので、例
えば、ドイツ、スイス、オーストリアで普及しているV
PSフォーマット、オランダやベルギー(オランダ語
圏)、フランス、UK(ユナイテッド・キングダム:イ
ギリス)で普及している8/30/Format2(P
DC)、さらに、UKやベルギー(フランス語圏)、イ
タリアでは8/30/Format1、そして、ヨーロ
ッパ全体に普及しているTeletextのPage
Headerなどがある。
【0003】これらの情報の具体的な内容は、VPSと
PDCの場合、「番組情報」、「放送局ID」、「現在
時刻」であり、8/30/Format1の場合には、
「現在年月日時刻」、また、Page Headerの
場合は、「放送局名」、「現在(年月日)時刻」であ
る。このような放送サービスを利用すれば、いわゆるビ
デオ録画の予約を簡単に行うことができる。すなわち、
PDCやVPSのサービスは、放送局が、放送信号のV
BIに現在放送している番組のID(その番組の放送開
始時刻)を重畳して送ることにより、番組の延長や開始
時刻の変更に対して予約録画機能を持った機器の予約録
画が柔軟に対応できるように機能している。例えば、現
在時刻を設定する機能を備えた装置が、この中の「現在
年月日時刻」を用いて年月日時刻を設定することができ
たり、「放送局ID」を認識できる機能を有する装置
は、いま受信しているチャンネルの放送局名を認識する
ことができる。また、記録する機能を備えた装置(例え
ばVCRやVTR装置)が、「番組情報」を用いて、放
送局の番組の予約録画に対応することも可能である。
【0004】詳しくいえば、PDCやVPSに対応して
いる放送局では、予め1つ1つの番組にラベル(Lab
el)を付け(これをPILと呼ぶ)、ある1つの番組
の放送中は、その番組のラベルを送信し続けるように規
定されている。この番組のラベルは、多くの場合に実際
の(放送局が存在する国の)放送開始時刻であり、時差
のない国内で受信する場合には、有効な利用が可能であ
る。そして、特別な場合を除けば、一致するラベルを受
信すると録画を開始し、ラベルが一致しなくなると録画
を停止するように動作する。一般に、テレビジョン放送
等の番組表は、新聞や雑誌等に掲載されている。
【0005】図13は、新聞や雑誌等に掲載された番組
表の一例を示す図で、(1) はUKの新聞のTV欄に掲載
されたBBC1の番組表の抜粋、(2) はオランダのTV
雑誌に掲載されたNED1と、UKのBBC1の番組表
の抜粋である。
【0006】例えば、UKの新聞のTV欄に掲載された
1996年4月20日のBBC1の番組表は、図13
(1) のようになっている。もし、UKに居住している人
が、この図13(1) の番組表を見て、15:00から始
まるドキュメンタリー(Documentary)を予
約録画したいと思ったときは、1996年4月20日の
15:00から放送が開始されるBBC1として予約を
行なえばよい。オランダに居住しているユーザーが、図
13(2) に示したオランダのTV雑誌に掲載されたNE
D1の番組表を見て、所望の番組の録画を予約するとき
も、同様である。この図13(1) と(2) に示したPDC
用の番組ラベル(PIL)は、次の図14のようにな
る。
【0007】図14は、図13に示した番組表に放送局
が設定した番組IDの一例を示す図で、(1) はBBC1
の番組表と番組ID、(2) はオランダのNED1と、U
KのBBC1の番組表と番組IDである。
【0008】UKのBBC1は、PDCに対応している
放送局であるから、図13(1) に示した番組表の番組I
D(番組ラベル:PIL)は、この図14(1) のように
なっている。オランダのNED1についても同様で、図
13(2) に示した番組表の番組IDは、図14(2) のよ
うになる。しかし、番組表の番組IDは、各放送局が設
定するので、受信地によって異なることはない。なお、
図14(1) と(2) に示した番組表の番組IDは、新聞や
雑誌等のTV欄には掲載されないが、PDC用の番組I
Dを説明するために、オランダのTV雑誌に掲載された
UKのBBC1の番組表に付記している。この場合に
は、放送局の所在地であるUKの現地時間である。ここ
では、オランダに居住しているユーザーが、図13(2)
に示した番組表によって予約を行う場合を説明する。
【0009】オランダで発行されるオランダのTV雑誌
は、オランダ用の放送時間を記載している。ユーザー
が、NED1の07:00からのニュースと、BBC1
の09:00からのドラマを予約すると、ビデオ記録装
置の予約情報用の内部メモリには、予約番組(PIL
Reserved)のNo.1として、1996.4.2
0 07:00〜09:00(Pos1:NED1)の
情報が、予約番組のNo.2として、1996.4.20
09:00〜12:30(Pos4:BBC1)の情
報が、それぞれ登録される。これらの情報が登録される
状態を、ビデオ記録装置の構成と共に説明する。
【0010】図15は、従来の予約録画機能を有するビ
デオ記録装置について、その要部構成の一例を示す機能
ブロック図である。図の符号において、1はアンテナ、
2はチューナー回路、3はビデオ記録回路、4は情報検
出回路(番組情報・放送局コード・年月日時刻情報検出
回路)、5はVTR用マイクロプロセッサ、6a〜6c
は第1から第3のメモリ部、7はキー入力部、8は表示
制御回路、9はモニタテレビ、10は赤外線受光回路、
11はリモートコマンダーを示す。
【0011】この図15に示した予約録画機能を有する
ビデオ記録装置は、第1から第3のメモリ部6a〜6c
に、ユーザーが設定した予約録画の情報を記憶する。第
1のメモリ部6aには、予約番組の情報が格納される。
第2のメモリ部6bには、このビデオ記録装置に設定さ
れたPos情報が、また、第3のメモリ部6cには、放
送局コードと放送局名の情報が格納される。第1から第
3のメモリ部6a〜6cにそれぞれ格納される情報は、
次の図16に示すとおりである。
【0012】図16は、図15に示した第1から第3の
メモリ部の各エリアについて、その情報の格納状態を説
明する図で、(1) は予約番組の情報が格納される第1の
メモリ部6a、(2) はPos情報が格納される第2のメ
モリ部6b、(3) は放送局コードと放送局名の情報が格
納される第3のメモリ部6cの内容を示す。
【0013】予約番組の情報は、この図16(1) に示す
ように、「PIL Reserved」と「PDCのO
N/OFF」とから構成されている。「PIL Res
erved」については、先に説明したように、No.1
として、1996.4.20 07:00〜09:00
と、Pos情報の「1」、およびPIL(放送開始時
刻、この場合は07:00)とが記憶されている。「P
DCのON/OFF」は、NED1がPDCに対応して
いるので、PDCオンとする。なお、UKのように、P
DCに対応している放送局が多く存在する国の場合に
は、初期設定として、予約録画時に自動的にオンにして
もよい。予約番組のNo.2は、UKの放送局「BBC
1」の番組であるが、先の図13(2) の番組と図14
(2) の番組IDとに従って、「PIL Reserve
d」と「PDCのON/OFF」が記憶されている。
【0014】第2のメモリ部6bに格納されるPos情
報は、図16(2) に示すように、CH:チャンネルと、
放送局コードとから構成されている。このPos情報
は、各ビデオ記録装置ごとの設定が可能である。この図
16(2) の場合、Pos1はCH「10」で、放送局コ
ードは「NED1」の「4801」、Pos4はCH
「23」で、放送局コードは「BBC1」の「2C2
F」である。第3のメモリ部6cには、放送局コードと
放送局名の情報が格納される。この図16(3) には、オ
ランダの放送局である「NED1」〜「NED3」と、
UKの放送局である「BBC1」と「BBC2」のコー
ドを示している。放送局コードは、4桁の数字情報で、
上位2桁が国を表わす国コードになっている(国ごとに
割り当てられている)。図16(3) の第3のメモリ部6
cでは、Pos1の放送局コードは「4801」であ
り、国コードは「48」である。したがって、この図1
6(2) と(3) の場合、Pos1:NED1,Pos2:
NED2,Pos3:NED3,Pos4:BBC1に
プリセットされた状態が示されていることになる。これ
らの予約情報の入力は、リモートコマンダー11のカー
ソル上下左右キー「↑」「↓」「←」「→」の操作によ
って行うが、詳しい説明は省略する。
【0015】すでに述べたように、PDCやVPSに対
応している放送局は、ある1つの番組の放送中は、その
番組のラベル(番組ID)を送信し続けている。NED
1は、ニュースの放送時に、放送局が設定した番組ID
として、「20Apr. 1996 07:00」のP
ILを送信し続ける。同様に、BBC1も、放送局が設
定した番組IDを送信し続けている。図15に示した予
約録画機能を有するビデオ記録装置は、これらの予約さ
れているチャンネル(この場合、NED1のチャンネル
であるPos1と、BBC1のチャンネルであるPos
4)の放送信号を、ある一定時間ずつ交互にチューナー
回路2で受信し続け、VTR用マイクロプロセッサ5が
情報検出回路4を制御して、その受信した放送信号に重
畳されている情報を取り出す。
【0016】NED1の方は、このユーザーのいる場所
と同じ国内から送信されているため、放送局が設定した
番組IDは、基本的にその開始時刻と同一のPIL「2
0Apr. 1996 07:00」であり、ニュース
が放送されている間は、このPILが放送局から放送信
号に重畳されて送信されてくる。VTR用マイクロプロ
セッサ5は、Pos1のNED1を選局したとき、検知
したPILが、第1のメモリ部6aのPIL Rese
rvedのNo.1:20Apr. 1996 07:0
0 NED1(Pos1)と一致するので、予約録画の
実行を指令することができる。他方、BBC1の番組に
ついては、放送局が設定した番組IDは、発信元(U
K)におけるその番組の開始時刻と一致している。すな
わち、この場合には、PILは「20 Apr. 19
96 08:00」であり、ドラマが放送されている
間、このPILを送信し続けている。
【0017】ところが、オランダでは、BBC1の番組
の開始/終了時刻は、UK本国の時刻より1時間ずつシ
フトしている。そのため、VTR用マイクロプロセッサ
5は、Pos4のBBC1を選局したとき、検出したP
ILは、「20 Apr. 1996 08:00」で
あり、第1のメモリ部6aのPIL Reserved
のNo.2から取り出したPILは、「20 Apr.
1996 09:00」である。したがって、この場合
には、VTR用マイクロプロセッサ5は、PILの一致
を検出することができず、折角予約しておいても、この
番組の録画が行えない結果となる。PDC用の番組ID
(PIL)は、基本的に、番組自体に付随している情報
であり、番組の送信元がUKの場合、受信地と関係な
く、常.UK用のPILが付けられており、図14(2)
の番組と番組ID(PIL)に示したように、オランダ
で発行された雑誌等の番組表は、オランダの時間であっ
ても、番組ID(PIL)は、図14(1) に示したよう
に送信元のUKのままである。
【0018】一般的にいえば、例えば、UKで13:0
0から開始する番組については、PIL=13:00で
ある。この番組を、ダイレクトにあるいはSATを通じ
てCATVなどで受信することができるオランダ、ベル
ギーなどの受信国では、その番組は14:00から開始
されることになる。そのため、VCRなどの予約録画機
能を有する装置の予約操作時に、PIL=14:00と
判断して予約を行ってしまう。しかし、UKの放送局
は、この番組の放送中、PIL=13:00を送り続け
るので、録画を行なう装置で、この放送のラベルをサー
チし続けても、PIL=14:00と一致しないため、
録画動作が開始されることはなく、予約録画が行えない
ことになる。また、例えばスポーツ番組が急に延長され
たり、他の番組の都合によってある番組の放送時間が変
更されたときにも、同様に対応することができない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
ように、ヨーロッパなどでは、PDCやVPSのサービ
スが実施されている。PDCやVPSなどで予約録画を
行なう場合、VCRなどのビデオ記録装置は、内部のR
AM(メモリ)上に予約された番組内容(番組情報)を
保持しており、その内容と放送局が実際に放送している
間中送信してくる番組コード(PIL)とを比較し、両
者が一致しているときだけ(特別なコードの場合を除い
て)、その一致している番組を録画する。しかし、両者
が一致しないときは、一切録画を行わない。そのため、
時差のある国の放送局のチャンネルの番組を録画する場
合、ユーザーが自国のチャンネルの番組と同じ手順で予
約操作をすると、予約された番組内容と送信されてくる
PILとが一致しないため所望の番組が録画できない、
という問題がある。この発明では、放送局と受信地とに
時差があってPILが異なる場合でも、PDC/VPS
などで予約録画を行なう際に、予めユーザーが国設定を
しておくだけで、所望の番組の予約録画が確実に実行さ
れるようにして、操作性と信頼性とを向上させることを
課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明では、番組の予
約情報を記憶する記憶手段を備え、放送信号に重畳され
た番組IDを利用した予約録画機能を有するビデオ記録
装置において、放送局所在地と受信地との時差の情報を
記憶する時差テーブルを設け、番組IDを予約情報とし
て記憶する際に、時差テーブルを参照して修正された番
組IDを記憶させるようにしている。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明では、VCRのような予
約録画機能を備えた装置において、自分の国と異なる規
準時(時差のある国や場所)の放送局の番組について、
VPSやPDCのような番組のIDによる予約録画を行
なうことを可能にした点に特徴を有している。具体的に
いえば、PDC/VPSなどで予約録画を行なう装置に
おいて、予めユーザーが国設定をしておくだけで、装置
がプリセットされているチャンネルの中から自動的に
「放送局ID」を調べて自国のチャンネルを探し出し、
8/30/Format1やPage Headerサ
ービス情報から自国のLTO(Local Time
Offset)の情報を取得する。そして、この取得し
た情報に基づき、ユーザーの設定した予約番組の情報を
修正してPILの一致を検出するので、時差のある国の
放送番組でも、確実に予約録画を実行することができ
る。
【0022】図1は、この発明の予約録画機能を有する
ビデオ記録装置について、その実施の形態の一例を示す
機能ブロック図である。図における符号は図15と同様
であり、21a〜21dは第4から第7のメモリ部を示
す。
【0023】理解を容易にするために、この図1には、
VTR用マイクロプロセッサ5と、4つのメモリ部、す
なわち、第4から第7のメモリ部21a〜21dのみを
示しているが、メモリ部の個数とその内容が異なる点を
除けば、その他の構成は、基本的に先の図15と同様で
ある。従来例を示した先の図15では、番組予約の情報
を、第1から第3のメモリ部6a〜6cの3つのメモリ
部にそれぞれ格納している。この図1に示した第4から
第7のメモリ部21a〜21dには、それぞれ次の図2
と図3に詳しく示すような番組予約の情報を格納する。
図15の第1から第3のメモリ部6a〜6cと、図1の
第4から第7のメモリ部21a〜21dとの対応関係を
簡単にいえば、第1から第3のメモリ部6a〜6cは、
第5から第7のメモリ部21b〜21dとほぼ対応して
おり、図1の第4のメモリ部21aが新たに付加された
ことになる。
【0024】図2は、図1に示した第4と第5のメモリ
部21a,21bについて、各情報の格納状態を示す図
で、(1) は第4のメモリ部21a、(2) は第5のメモリ
部21bを示す。
【0025】図3は、図1に示した第6と第7のメモリ
部21c,21dについて、各情報の格納状態を示す図
で、(1) は第6のメモリ部21c、(2) は第7のメモリ
部21dを示す。
【0026】新たに付加された第4のメモリ部21aに
は、各国の時差エリアテーブルが設けられる。この時差
エリアテーブルには、図2(1) に示すように、時差エリ
アと、国やエリア名とが対応されている。例えば、エリ
ア1は、UKとアイルランドであり、それぞれに、国コ
ード、すなわち、先の図16(2) や(3) に関連して説明
した2桁のコードが対応されている。次に、図2(2) に
示した第5のメモリ部21bには、先の図15(1) に示
した第1のメモリ部6aにおいて、PIL(放送開始時
刻、例えば09:00)の代りに、修正されたPIL
(放送開始時刻)の情報が格納される。予約録画の動作
は、この修正されたPIL(放送開始時刻)の情報によ
って実行される。このように、PIL(放送開始時刻)
の情報を修正するために、図3(1) に示した第6のメモ
リ部21cには、先の図15(2) に示した第2のメモリ
部6bにおいて、調整時間の情報が追加されている。な
お、図3(2) に示した第7のメモリ部21dは、先の図
15(3) に示した第3のメモリ部6cと同じ内容であ
る。
【0027】この発明の予約録画機能を有するビデオ記
録装置では、第4から第7のメモリ部21a〜21d
に、先の図2(1) と(2) 、および図3(1) と(2) に示し
たような番組予約の情報をそれぞれ格納する。なお、両
者の差が明らかとなるように、予約した番組、すなわ
ち、第4から第7のメモリ部21a〜21dに格納され
た番組予約の情報と、先の図15(1) 〜(3) の第1から
第3のメモリ部6a〜6cの内容(番組予約の情報)と
が、同じ場合を示している。従来例の場合には、オラン
ダに居住するユーザーは、Pos4のBBC1を選局し
たとき、検出したPILが「20 Apr. 1996
08:00」であり、第1のメモリ部6aのPIL
ReservedのNo.2から取り出したPILは「2
0 Apr. 1996 09:00」で、不一致のた
め、予約録画を行うことができなかった。これに対し
て、図2(2) に示した第5のメモリ部21bには、オラ
ンダの規準時間で予約操作を行っても、修正されたPI
L(08:00)が記憶されているので、PILの不一
致が生じることはなく、確実に予約録画が実行される。
【0028】要約すれば、VCRなどの予約録画機能を
有するビデオ記録装置は、PDCやVPSによる予約録
画が行なわれると、装置内のRAM(メモリ)上に予約
されている番組のラベルを保持しており、それと同じラ
ベルが送られてくるまでずっと放送信号を受信しなが
ら、サーチを続けている。ところが、ヨーロッパのよう
に、時差のある国が隣接している場合、時差のある他国
の放送を受信するときは、実際の放送開始時刻とPDC
やVPSのラベルとは必ずしも一致しない。そのため、
ある1つの国の放送局の番組をPDCやVPSなどの放
送サービスに対応させて、他の国で簡単に予約録画する
ことはできなかった。この発明では、予約されている番
組の送信チャンネルの「放送局ID(Country
Code+Network Identificati
on)」や「現在の年月日時刻」情報を調べて、自国
(受信地)と時差のある国のチャンネルか否かを判別
し、時差のあるチャンネルのときは、装置内のRAM
(メモリ)上に保持されている予約番組のラベルをその
時差分{(自国のLTO)−(予約されている番組の送
信チャンネルのLTO)}を加味した値に変更する。こ
のような処理を行うことによって、PILが一致し、P
DC/VPSなどによる予約録画を行うことが可能にな
る。
【0029】次に、この発明のビデオ記録装置が特徴と
している機能、すなわち、放送局の送信元の時差に関係
なく、PDC/VPSによる予約録画を行う場合の操作
を説明する。機能は、大別すると、初期設定、番組予約
設定、および予約録画モードの3つに分けることができ
るので、順次説明する。キー入力部7(図15:図1で
は省略)に設けられている「自動初期設定」キーを押し
て、初期設定モードに入る。この初期設定モードでは、
モニタテレビ9の画面上に、言語設定メニュー、国設定
メニュー、チャンネルリストが順次表示される。
【0030】図4は、モニタテレビ9に表示される言語
設定メニュー画面の一例を示す図である。
【0031】図5は、モニタテレビ9に表示される国設
定メニュー画面の一例を示す図である。
【0032】図6は、モニタテレビ9に表示される受信
可能なチャンネルリストの一例を示す図である。
【0033】最初に、モニタテレビ9の画面上には、先
の図4に示したような言語設定メニューが画面表示され
る。この図4の言語設定メニューの画面上で「NEDE
RLANDS」を指示すると、その部分の表示が例えば
反転表示される(色が変わる)。リモートコマンダー1
1のカーソル上下キー「↑」「↓」を操作して、所望の
言語を指示した状態で、「EXECUTE」キーで確定
する(選択する)。所望の言語が選択されると、モニタ
テレビ9の画面は、図5のような国設定メニューに切り
換わる。この場合にも、先の図4と同様に、国設定メニ
ューの画面上で「NETHERLANDS」を指示する
と、その部分の表示が例えば反転表示される(色が変わ
る)。リモートコマンダー11のカーソル上下キーを操
作して、所望の国を指示し、「EXECUTE」キーで
確定する。必要に応じて、チャンネルリストを表示す
る。
【0034】図1のVTR用マイクロプロセッサ5は、
各国の時差を示す情報が格納されている第4のメモリ部
21aの時差エリアテーブルから、先に設定された国の
時差を求める。この場合には、「NETHERLAND
S」が選択されたので、時差エリアテーブルのエリア2
が規準エリアとなる。次に、VTR用マイクロプロセッ
サ5は、(図15の)チューナー回路2と情報検出回路
4を制御して、受信できる全てのチャンネルを自動的に
選局し、そのチャンネルの放送波に重畳されている放送
局ID情報を取り込む。さらに、その放送局ID情報を
用いて、先に設定された言語/国に応じたソーティング
を行う。そして、得られた情報を図3(1) の第6のメモ
リ部21cに記憶させる。この場合に、第6のメモリ部
21cの調整時間には、初期値として「±0」をセット
する。
【0035】次に、規準時刻の情報を得るために、図2
(1) の第4のメモリ部21aにユーザーによって設定さ
れた規準エリアと同じエリアに属する国コードをもって
いるCH(Pos)を検索する。この場合、まず、Po
sを初期値「1」に設定し、このPos1の放送局コー
ドを、図3(1) の第6のメモリ部21cから読み出す。
先に述べたように、放送局コードは、4桁の数字情報
で、上位2桁が国を表わす国コードになっている。図3
(1) の第6のメモリ部21cでは、Pos1の放送局コ
ードは「4801」であるから、国コードは「48」で
ある。この国コード「48」の時差を、図2(1) の第4
のメモリ部21aの時差テーブルを参照すると、エリア
2であり、規準エリアと同じことが判る。また、規準エ
リアと異なるときは、Posを「+1」してPos2と
する。規準エリアと異なるときは、順次「+1」して、
最大のMAXPosまで同様の処理を行う。
【0036】そして、Posの時差エリアと規準エリア
とが一致したとき、そのPosのCHを選局し、8/3
0/Format1のサービスデータ上の年月日時刻情
報を取り込み、図1のVTR用マイクロプロセッサ5内
のカウンタを、この情報に同期させて内部的な時計動作
を開始する。この場合に、年月日時刻情報が得られなか
ったときも、Posをインクリメント(+1)して、再
度規準時刻の情報を求める。この処理を、MAXPos
まで繰り返えす。規準時刻の情報が得られると、次に登
録されているCHの時刻情報を取り込み、規準時刻との
差を求めて、調整時刻の情報として処理する。初期設定
は、このような手順による操作と動作によって行われ
る。以上の処理をフローに示す。
【0037】図7〜図9は、この発明のビデオ記録装置
について、初期設定時の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。図において、S1〜S24はステッ
プ、〜は接続を示す。
【0038】ビデオ記録装置の初期設定を指示すると、
この図7のフローがスタートし、ステップS1で、言語
の設定あるいは変更をするかどうかチェックする。言語
の設定あるいは変更をするときは、ステップS2へ進
み、先の図4に示した言語の設定メニュー画面上で、所
望の言語を選択する。言語の設定/変更をしないとき
や、言語の設定/変更が終了したときは、ステップS3
で、国の設定あるいは変更をするかどうかチェックす
る。国の設定あるいは変更をするときは、ステップS4
へ進み、先の図5に示した国の設定メニュー画面上で、
所望の国を選択する。国の設定/変更をしないときや、
国の設定/変更が終了したときは、ステップS5で、V
TR用マイクロプロセッサ5は、図2(1) に示した国の
時差エリアテーブルを参照して、設定された国に対する
時差を求め、基準エリアとする。
【0039】次のステップS6で、受信可能な全ての放
送チャンネル(CH)の放送局IDをサーチし、選局で
きたチャンネルにのっている放送局ID情報も併せて取
り込む。ステップS7で、取り込んだ放送局ID情報を
使用して、言語/国に応じたソーティングを行う。ステ
ップS8で、ソート結果の情報を、図3(1) に示した第
6のメモリ部21cに記憶させる。この場合に、第6の
メモリ部21cの調整時間は、初期値として「±0」と
する。
【0040】次に、規準時刻を得るために、ユーザーに
設定された規準エリアと同じエリアに属する国コードを
もつCH(Pos)をサーチする。まず、ステップS9
へ進み(図7の接続から図8の接続)、Posを初
期値「1」に設定する。この状態では、Pos=1であ
るから、次のステップS10で、図3(1) に示した第6
のメモリ部21cからPos1の放送局コードを読み出
し、どの時差エリアか調査する。ステップS11で、P
os1の時差エリアと、先のステップS5で求めた基準
エリアとが一致するか判断する。Pos1の時差エリア
と基準エリアとが一致しているときは、ステップS12
へ進み、このPos1のチャンネルに、年月日時刻の情
報が重畳されているかどうか判断する。年月日時刻の情
報が重畳されているときは、ステップS13で、年月日
時刻の情報を取り込んで規準時刻とし、装置内部のカウ
ンタによって時計動作の制御を開始する。
【0041】このようにして、規準時刻が得られたとき
は、次に、各Posに登録されているチャンネルの時刻
情報を取り込み、規準時刻との差を求めて調整時刻とし
て取り込む処理に移る。ステップS14で、Posを初
期値「1」に設定する。この状態では、Pos=1であ
るから、次のステップS15(図8の接続から図9の
接続)で、例えば8/30/Format1のチャン
ネルに、年月日時刻の情報が重畳されているかどうか判
断する。年月日時刻の情報が重畳されているときは、ス
テップS23で、8/30/Format1のサービス
データとして、年月日時刻の情報を取り込み対象時刻と
し、ステップS18へ進む。また、ステップS15で判
断した結果、年月日時刻の情報が重畳されていないとき
は、ステップS16へ進み、例えばTeletextの
Page Headerのチャンネルに、年月日時刻の
情報が重畳されているかどうか判断する。年月日時刻の
情報が重畳されているときは、ステップS17で、Te
letextのPage Headerのサービスデー
タとして、年月日時刻の情報を取り込み対象時刻とし、
ステップS18へ進む。
【0042】ステップS18で、先のステップS13で
動作を開始した規準時刻と一致するかどうか判断する。
対象時刻が規準時刻と一致しないときは、ステップS2
4へ進み、調整時間=対象時刻−規準時刻によって求め
られる調整時刻を、図3(1) に示した第6のメモリ部2
1cの該当するPosの調整時間の欄に記憶させて、ス
テップS19へ進む。対象時刻と規準時刻とが一致した
ときは、次のPosで同様の処理を繰り返えすために、
ステップS19で、Posをインクリメント(+1)す
る。ステップS22で、Posが最大値(MAXPo
s)より小さいかどうか判断する。Posが最大値(M
AXPos)より小さいときは、再び先のステップS1
0へ戻り、同様の処理を行う。
【0043】これに対して、先のステップS11で判断
した結果、Pos1の時差エリアと基準エリアとが一致
していないとき、また、先のステップS12で判断した
結果、年月日時刻の情報が重畳されていないときは、ス
テップS21へ進み、Posをインクリメント(+1)
する。ステップS22で、Posが最大値(MAXPo
s)より小さいかどうか判断する。Posが最大値(M
AXPos)より小さいときは、再び先のステップS1
0へ戻り、同様の処理を行う。以上のステップS1〜S
24の処理によって、初期設定が完了し、番組予約の設
定が可能になる。すなわち、初期設定が完了しているこ
とが、番組予約を設定することの条件である。
【0044】次に、番組予約の設定について説明する。
例えば、先の従来例と同様に、オランダに住んでいるユ
ーザーが、1996年4月20日の番組の予約設定を行
なう場合には、次のような操作を行う。最初に、リモー
トコマンダー11のメニューキーを押す。この場合に
は、VCRなどの予約録画機能を有するビデオ記録装置
は、赤外線受光回路10を通してそのコマンドを受け取
り、表示制御回路8の制御によってモニタテレビ9の画
面上に、予約録画設定メニューが表示される。
【0045】図10は、モニタテレビ9の画面上に表示
される予約録画設定メニューの一例を示す図で、(1) は
初期画面、(2) は一部の予約情報を入力した状態を示
す。
【0046】この図10(1) に示した予約録画設定メニ
ューの表示画面上で、「タイマーセット チェック」の
項目をカーソルキーによって選択する。ユーザーは、カ
ーソル上下左右キー「↑」「↓」「←」「→」によっ
て、所望の番組を予約する。1つの番組の予約設定は、
その番組が放送される年月日、開始時刻、終了時刻、録
画スピード、Pos(CH)のデータを全て入力したと
き完了となる。これらの全てのデータを入力しない限
り、番組の予約として確定しない。この予約設定は、1
番組ずつ行う。図10(2) には、3つの番組予約を行っ
て確定した場合のメニュー画面を示している。ここで
は、番組1は「1996年4月20日(土曜日)の7:
00〜8:00、プログラム1(Pos1:NED
1)」、番組2は「1996年4月20日(土曜日)の
9:00〜12:30、プログラム4(Pos4:BB
C1)」、番組3は「1996年4月21日(日曜日)
の20:00〜21:00、プログラム2(Pos2:
NED2)」を設定した場合を示している。
【0047】1つの番組の予約が設定されると、その内
容は全て図1と図2(2) に示した第5のメモリ部21b
に書き込まれる。次に、この設定された予約内容のPo
sの調整時間を、図1と図3(1) に示した第6のメモリ
部21cから読み出す。例えば、図10(2) の予約の場
合、番組1のPosはPos1で、Pos1の調整時間
は、図1と図3(1) に示した第6のメモリ部21cから
「±0」であることが判る。そこで、予約された番組の
開始時刻7:00に、調整時間「±0時間」を加算した
時刻、ここでは7:00を修正されたPILとして、図
1と図2(2) に示した第5のメモリ部21bの該当する
記憶エリアに記憶させる。
【0048】番組2の場合には、PosはPos4で、
Pos4の調整時間は、図1と図3(1) に示した第6の
メモリ部21cから「−1」であることが判る。そこ
で、予約された番組の開始時刻9:00に、調整時間
「−1時間」を加算した時刻、ここでは8:00を修正
されたPILとして、図1と図2(2) に示した第5のメ
モリ部21bの該当する記憶エリアに記憶させる。
【0049】1つの番組の入力が終ったとき、別の番組
を予約したい場合には、同様の処理を行う。また、予約
モードを終了するときは、リモートコマンダー11の
「EXECUTE」キーを押す。以上に述べた番組予約
の設定の処理をフローに示す。
【0050】図11は、この発明のビデオ記録装置につ
いて、番組予約の設定時の主要な処理の流れを示すフロ
ーチャートである。図において、S31〜S35はステ
ップを示す。
【0051】ステップS31で、1つの番組の予約設定
が完了したかどうか判断する。1つの番組の予約設定が
完了しないときは、ステップS32へ進み、所望の番組
の年月日、開始時刻、終了時刻、Posの設定を行う。
1つの番組の予約設定が完了したときは、ステップS3
3で、設定されたPosの調整時間を、図3(1) に示し
た第6のメモリ部21cから読み出す。ステップS34
で、予約された番組の開始時刻に、調整時間を加味して
修正PILを求め、図2(2) に示した第5のメモリ部2
1bの該当する記憶エリアに記憶させる。ステップS3
5で、予約設定モードが終了したかどうか判断する。予
約設定モードが終了しないときは、再び先のステップS
31へ戻り、同様の処理を繰り返えす。ステップS35
で、予約設定モードが終了したことを検知すると、この
図11のフローを終了する。
【0052】最後に、この発明の予約録画機能を有する
ビデオ記録装置について、予約録画の動作を説明する。
番組予約が行われている状態で、電源をオフにすると、
予約録画待機または録画モードとなる。そして、予約さ
れている番組のPosを選局する。複数の番組予約が行
われているときは、番組1のPosから選局する。選局
しているPos1の放送信号から番組情報(PIL)を
検出し、図1と図2(2) の第5のメモリ部21bに記憶
されている番組1の修正されたPILと比較する。両者
が一致していれば、そのPosの録画を開始する。ま
た、両者が一致していないときは、すでに録画中である
かどうか確認し、録画中であれば、録画を終了する処理
を行い、第5のメモリ部21bに記憶されている番組1
の予約内容を全て消去する。他に予約されている番組が
あるときは、同様の処理を行い、予約されている番組が
ないときは、予約録画待機または録画実行モードを終了
する。以上の動作をフローに示す。
【0053】図12は、この発明のビデオ記録装置につ
いて、予約録画待機または録画実行モード時の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。図において、S
41〜S48はステップを示す。
【0054】番組予約が行われた状態で電源がオフにさ
れると、予約録画待機または録画実行モードとなり、こ
の図12のフローがスタートする。ステップS41で、
予約されている番組のPosを選局する。この場合に、
複数の番組が予約されているときは、番組1のPosか
ら選局を行う。ステップS42で、選局しているPos
の放送信号から番組情報(PIL)を検出する。次のス
テップS43で、図2(2) に示した第5のメモリ部21
bに記憶されている修正されたPIL(放送開始時刻)
と比較する。検出されたPILと、記憶されている修正
されたPILとが一致したときは、ステップS44へ進
み、そのPosの録画動作を開始して、先のステップS
42へ戻り、同様の処理を行なう。また、2つのPIL
が一致しないときは、ステップS45で、すでに録画動
作が行なわれているかどうか判断する。録画動作が行な
われているときは、ステップS46で、予約録画を終了
する処理を行なう。その後、ステップS47で、図2
(2) に示した第5のメモリ部21bに記憶されている番
組予約の該当する情報を全て削除し、ステップS48へ
進んで、他に予約番組があるかどうか判断する。
【0055】他の予約番組があるときは、再び先のステ
ップS41へ戻り、次の番組2について、同様の処理を
行う。また、先のステップS45で判断した結果、録画
動作が行なわれていないときも、先のステップS41へ
戻り、次の番組2について、同様の処理を行う。そし
て、ステップS48で、全ての番組予約の情報がなくな
ったことを検出すると、この図12の予約録画待機また
は録画実行モードのフローを終了する。以上のように、
この発明によれば、例えば、放送局の所在地であるUK
と時差のあるオランダにおいて、UKのBBC1の番組
を、オランダの現地時間で予約しても、UKの放送局の
放送信号に重畳されたPILと、修正されたPILとが
一致するので、確実に予約録画が実行される。この番組
ID、すなわち、放送局の放送信号に重畳されるPIL
は、番組の延長や開始時刻の変更に対しても、通常は変
更されないので、修正されたPILと変更された番組の
PILとが一致すれば、予約録画が実行される。
【0056】
【発明の効果】この発明の予約録画機能を有するビデオ
記録装置では、放送局所在地と受信地との時差の情報を
記憶する時差テーブルを設け、番組IDを予約情報とし
て記憶する際に、時差テーブルを参照して修正された番
組IDを記憶させるようにしている。したがって、時差
のある国の放送局の番組をPDCやVPSなどの放送サ
ービスに対応させて予約録画することが可能になり、操
作性が向上される。また、番組の延長、変更にも対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の予約録画機能を有するビデオ記録装
置について、その実施の形態の一例を示す機能ブロック
図である。
【図2】図1に示した第4と第5のメモリ部21a,2
1bについて、各情報の格納状態を示す図である。
【図3】図1に示した第6と第7のメモリ部21c,2
1dについて、各情報の格納状態を示す図である。
【図4】モニタテレビ9に表示される言語設定メニュー
画面の一例を示す図である。
【図5】モニタテレビ9に表示される国設定メニュー画
面の一例を示す図である。
【図6】モニタテレビ9に表示される受信可能なチャン
ネルリストの一例を示す図である。
【図7】この発明のビデオ記録装置について、初期設定
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】この発明のビデオ記録装置について、初期設定
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】この発明のビデオ記録装置について、初期設定
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】モニタテレビ9の画面上に表示される予約録
画設定メニューの一例を示す図である。
【図11】この発明のビデオ記録装置について、番組予
約の設定時の主要な処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図12】この発明のビデオ記録装置について、予約録
画待機または録画実行モード時の主要な処理の流れを示
すフローチャートである。
【図13】新聞や雑誌等に掲載された番組表の一例を示
す図である。
【図14】図13に示した番組表に放送局が設定した番
組IDの一例を示す図である。
【図15】従来の予約録画機能を有するビデオ記録装置
について、その要部構成の一例を示す機能ブロック図で
ある。
【図16】図15に示した第1から第3のメモリ部の各
エリアについて、その情報の格納状態を説明する図であ
る。
【符号の説明】
5 VTR用マイクロプロセッサ、21a〜21d 第
4から第7のメモリ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組の予約情報を記憶する記憶手段を備
    え、放送信号に重畳された番組IDを利用した予約録画
    機能を有するビデオ記録装置において、 放送局所在地と受信地との時差の情報を記憶する時差テ
    ーブルを備え、 前記番組IDを予約情報として記憶する際に、前記時差
    テーブルを参照して修正された番組IDを記憶させるこ
    とを特徴とするビデオ記録装置。
  2. 【請求項2】 番組IDは、放送開始時刻の情報である
    ことを特徴とする上記請求項1記載のビデオ記録装置。
  3. 【請求項3】 予約情報として入力する番組IDは、受
    信地の時刻であることを特徴とする上記請求項1記載の
    ビデオ記録装置。
JP8221149A 1996-08-22 1996-08-22 予約録画機能を有するビデオ記録装置 Pending JPH1064136A (ja)

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