JP3852422B2 - 予約設定方法および予約設定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばテレビジョンのタイマー予約や番組選局を容易に行うことができる予約設定方法および予約設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のテレビジョン放送局から送信される複数のチャンネルのテレビジョン信号を選局する選局装置が広く用いられている。チャンネルの選局は、例えば、ユーザが各テレビジョン信号の内容を見たり、テレビジョン放送番組を紹介するガイドブックや新聞等に掲載される番組表等をユーザが参照することにより行われる。
【0003】
テレビジョン信号のチャンネル数の増加に伴い、各チャンネルのテレビジョン信号の情報内容は多様化する傾向にある。このため、番組表を用いて所望の番組を放送するチャンネルを選局する場合、所望の番組を探し出す作業が面倒なものとなってしまう。また、番組表を用いないで所望の番組を選択する場合、受信チャンネルを切り換えていく作業がチャンネル数の増加に伴って時間のかかるものとなってしまう。
【0004】
ところで、ユーザは、所望の番組を見終わるとテレビジョン受信機をオフする。この時、テレビジョン受信機内の選局装置やCPU等には、電源オフ直前にユーザが視聴していたチャンネルが記憶される。このため、次に電源をオンすると、このチャンネルが自動的に選局されるようになっている。
【0005】
上述のような選局装置が搭載されたテレビジョン受信機において、ユーザが見る番組は、大抵同じものであり、同じ曜日および時間帯で視聴されることが多い。このことから、テレビジョン受信機をオンすると同時に、ユーザの所望のチャンネルが自動的に選局されると大変便利となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
所望の番組を予約して受信する場合(タイマー予約)には、上述のように番組数が多いので、タイマー予約の設定が難しいものとされている。また、番組コード等を用いてタイマー予約する場合にも、新聞や雑誌に掲載されている番組コードを入力するので、必ず新聞や雑誌が必要となる。更に、最初のチャンネルプリセット設定や実際のコード設定も数字の桁数が多く操作に慣れていない人にとっては難しいものとなっている。
【0007】
従って、この発明の目的は、予約設定の操作を容易とすることができる予約設定方法および予約設定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、番組名の一部の文字列である検索コードを入力し、番組の時間情報、チャンネル情報、ジャンル情報、タイトル情報を含む番組案内情報に検索コードが含まれているか否かの比較を行い、比較の結果、検索コードに該当する番組があった場合には、該番組の予約設定を行い、検索コードに該当する番組が同時間帯に複数存在し、放送時間が重複する場合には、過去の受信履歴に基いて、優先度の高い番組を優先して予約設定し、予約設定された番組の放送開始時間が変更になったことを認識した場合には、予約設定された動作の開始時刻を変更することを特徴とする予約設定方法である。
【0009】
請求項4の発明は、テレビジョン放送信号を受信して、所望のチャンネルを選局し、予約設定を行う予約設定装置において、入力された番組名の一部の文字列である検索コードを記憶する登録手段と、番組の時間情報、チャンネル情報、ジャンル情報、タイトル情報を含む番組案内情報に検索コードが含まれているか否かを比較する手段と過去の受信履歴情報を記憶する頻度メモリーを有し、比較手段による比較の結果、検索コードに該当する番組があった場合には、該番組の予約設定を行うとともに、検索コードに該当する番組が同時間帯に複数存在し、放送時間が重複する場合には、該頻度メモリー内に記憶されているデータを読み出し、受信頻度の高い番組を優先して予約設定し、予約設定された番組の放送開始時間が変更になったことを認識した場合には、予約設定された動作の開始時刻を変更することを特徴とする予約設定装置である。
【0010】
リモートコントローラーによって入力された第1の検索コードによって番組の予約設定を行うことができるので、予約設定を簡単になしうる。また、第1の検索コードに該当する番組が同時間帯に複数存在し、放送時間が重複する場合には、受信頻度の高い番組を優先して予約設定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による予約設定装置に関して図面を参照して説明する。図1は、この発明による予約設定装置が搭載されたテレビ放送受信機のブロック図である。図1において、各放送局から送信されてきたテレビジョン信号は、アンテナ1により受信され、チューナ2に供給される。
【0012】
各テレビジョン信号における垂直ブランキング期間の2フィールド21ライン目を用いて、EDS(Extended Data Service)データが伝送される。EDSデータには、例えば、現在放送中、および将来放送される番組の開始時間、経過時間、放送チャンネル、ジャンル情報等のデータが含まれる。尚、EDSの伝送はアメリカで行われているものであり、以下に説明する実施の形態の一つとしてこのEDSについて説明するが、当然これに限定されるものではない。
【0013】
チューナ2では、マイコン13から供給される選局制御信号により、所望のチャンネルのテレビジョン信号が選局される。選局されたチャンネルのテレビジョン信号は、映像中間周波増幅回路3で映像中間周波信号に変換され、映像検波回路4にて復調されてビデオ信号とされる。映像検波回路4から出力されるビデオ信号は映像信号処理回路5に供給される。映像信号処理回路5に供給されたビデオ信号は、輝度信号成分と色差信号成分とに分離される。これと共に、分離された各信号成分に対して所定の処理が施される。その後、図示しないマトリクス回路によりR,G,Bの3原色信号が形成されて映像信号処理回路5からスイッチ6を介してCRT24に出力される。
【0014】
映像中間周波増幅回路3では、映像中間周波数信号から分離された音声中間周波数信号が得られる。この音声中間周波数信号は、音声検波回路7において復調された後、音声中間周波数増幅回路8で増幅される。音声信号処理回路9で所定の処理がなされた音声信号は、スピーカ10から出力される。
【0015】
映像検波回路4にはスライサー21が接続され、スライサー21の出力はデコーダ22およびマイコン13に送られる。このマイコン13にはキャラクタジェネレータ20が接続されており、マイコン13は適宜スイッチ23を制御してデコーダ22から出力されるEDS情報とキャラクタジェネレータ20から出力される文字情報とを選択的に切り換えてスイッチ回路6へ供給し、CRT24の管面表示を制御する。また、マイコン13にはリモートコントローラー(以下、リモコンとする)11からの赤外線信号を受光するリモコン受光部12と、タイマー予約のための時計16と、タイマー予約中であることを示すLED18とが接続されており、リモコンによるユーザーから指定される操作やタイマー動作を管理・制御する。
【0016】
更に、マイコン13には予約メモリー14、登録メモリー15および頻度メモリー19が接続されている。予約メモリー14、登録メモリー15および頻度メモリー19は、不揮発性メモリから構成される。予約メモリーはタイマー予約情報を記憶するものであり、登録メモリーはリモコンのボタンとジャンルとの対応関係を記憶するものであり、頻度メモリーはユーザーが視聴した履歴情報を記憶するものである。詳しくは本出願人が既に出願した特願平4−40663号(平成4年1月31日出願)を参照されたい。
【0017】
図2は、リモコン11の正面図である。31は、テレビ放送受信機の電源をオン/オフするための電源ボタンである。32は、チャンネルボタンであり、チャンネルボタン32を押すことにより、所望のチャンネルが選択される。33は、ジャンルボタンである。ジャンルボタン33は、所望のジャンルに属する番組を選局する場合に用いられるものである。例えば、「ニュース」のジャンルボタンを押すと、ニュースに関する番組のみが選択され、その番組の画像またはデコードされたEDSデータがCRT24に表示される。尚、ジャンルボタン33に設けられているジャンル予備ボタン(予備1、予備2)に関しては後述する。34Aは、チャンネルアップダウンボタンであり、「+」側を押すと1チャンネル毎にアップ、「−」側を押すと1チャンネル毎にダウンされる。34Bは、ボリュームボタンであり、「+」側を押すとボリュームが大きくなり、「−」側を押すとボリュームが小さくなる。
【0018】
35は、タイマー予約ボタンである。タイマー予約ボタン35は、タイマー予約設定を行う時に用いられる。36は、登録ボタンである。登録ボタン36は、ジャンル予備ボタンにジャンルを設定する場合に用いられる。37は、カーソルボタンである。カーソルボタン37は、登録ボタン36と共に、ジャンル予備ボタンにジャンルを設定する場合に用いられる。38は、決定ボタンである。決定ボタン38は、登録ボタン36、カーソルボタン37で選択された新たなジャンルやタイマー予約ボタン35によりなされたタイマー予約を確定する場合に用いられる。ディスプレイボタン39はEDSで送られてきた情報をCRT24に表示するためのボタンであり詳しくは後述する。
【0019】
次にジャンル指定による選局動作について図1、図2、図5、図6を用いて説明する。図5と図6は、ジャンル指定による選局及びタイマー予約設定を行う時のマイコン13の動作を示すフローチャートである。まずテレビ放送受信機の電源がオンとなったことがマイコン13で検出され(ステップ41)、一週間前の略々同じ時間帯に頻繁に受信していたチャンネルが頻度メモリー19から読み出され、自動的に選局される(ステップ42、ステップ43)。これにより、頻度データに基づいたチャンネルの選局が行われる。従って、テレビ放送受信機がオンされると同時に、過去によく受信をしていたチャンネルが自動選局される。
【0020】
その後、最初に選局したチャンネルがユーザーの所望とする番組内容でない場合には、ユーザーはダイレクト選局(チャンネル番号を直接リモコンで入力して選局を行う方法)、チャンネルアップダウンボタン34Aを使った選局、またはジャンルを指定した選局のいずれかにより選局を行うこととなる。ダイレクト選局およびチャンネルアップダウンボタンに関しては従来と同じなのでここでの説明は省略する。
【0021】
3種類の選局方法のうち、ジャンル指定による選局が行われたとする。例えば「スポーツ」というジャンルボタン(図2参照)が押されると(ステップ44)、検波回路4に接続されているスライサー21により、現在のチャンネルに関するEDSデータが抜き出される。スライサー21で抜き出されたEDSデータは、マイコン13に一時的に記憶される。全てのチャンネルに対してこの処理が順次行われる(ステップ45)。マイコン13では、各チャンネルのEDSデータに基づいて、ジャンルボタンで指定されたジャンルの番組を放送しているか否かが判別される(ステップ46)。そして、リモコンのジャンルボタンで指定されたジャンルに属した番組が1チャンネルのみで放送されているとマイコン13で判別された時には(ステップ47)、チューナ2に対する選局制御信号を切り換えて、指定したジャンルの番組がCRT24に出力される(ステップ48)。
【0022】
一方、ユーザにより選択されたジャンルの番組が複数ある場合には(ステップ47)、図3に示すようにCRT24の画面上面に示されるようなメッセージ(OTHER)が表示される。この「OTHER」というメッセージは、マイコン13に接続されたキャラクタジェネレータ20により発生され、スイッチ6がマイコン13で切り換えられることにより、CRT24上に表示される。このメッセージにより、ユーザは、他のチャンネルでもスポーツ番組が放送されていることを認識できる。このメッセージは所定時間後に自動的に消去される。複数のスポーツ番組が放送されている場合、CRT24に映し出される番組は、マイコン13に接続されている頻度メモリー19の内容がチェックされ(ステップ49)、一番頻度の高いチャンネルが選局される(ステップ50)。頻度メモリー19には、過去に受信した番組の頻度データが、曜日、時間帯別に記憶されている。また、最初に映し出されたスポーツ番組が所望の番組では無い時には、例えば同じジャンルボタン(この場合は「スポーツ」)が再び押される(ステップ51)ことにより2番目に頻度の高いスポーツ番組が選局される。指定されたジャンルに属する番組が例えば3つのチャンネルで放送されていれば、この動作は2回まで繰り返すことができるステップ52、53)。尚、このチャンネル切り換えはメッセージが表示されている期間のみである。また、頻度メモリー19に記憶される頻度データは、例えば10分以上選局していた時にのみ更新される。
【0023】
また、リモコン11のジャンルボタン(例えばスポーツ)が押された時に、スポーツ番組が放送されていない場合には、数時間以内にスポーツ番組が放送されるか否かが判別される(ステップ54)。この判別は、マイコン13が各チャンネルのEDSデータを読み取って記憶していたデータに基づいて行われる。EDSでは、数時間後までの番組放送予定情報も同時に伝送してくる。数時間以内にスポーツ番組が放送されないと判別された時には指定されたジャンルの放送予定はないことを示すメッセージが表示される(ステップ55)。
【0024】
また、数時間以内にスポーツ番組が放送されると判別した場合には、マイコン13で判別されたEDSデータがデコーダ22に供給されてデコードされる。これと共に、マイコン13によりデコードオン/オフスイッチ23がオンされて、データが加算器25に供給される。加算器25から出力されるデータは、スイッチ6を介してCRT24から出力される。この場合にCRT24に表示される画面の例が図4に示される。図4から分かるように、CRT24には、ユーザが選択したジャンルの番組が1つしかない場合には、その番組が何分後(または何時間後)に始まるかが表示される(ステップ57)。選択したジャンルの番組が複数のチャンネルで放送予定である時には(ステップ56)、頻度メモリー19の内容がチェックされ(ステップ65)、頻度の高いチャンネルから同じジャンルボタンが押される毎に最後のチャンネルまで順番に表示がなされる(ステップ66、68)。そして、見たい番組が見つかったら、タイマー予約ボタン66を押すことにより後述のタイマー予約設定がなされる(ステップ67)。尚、ここではEDSで送られてきたデータをデコードしてCRT24に表示するようにしたが、マイコンがEDSのデータを読み込んでキャラクタジェネレータに図4のようなメッセージを表示するようにしても良い。
【0025】
次にタイマー予約の設定について図5および図6を参照して説明する。ジャンルを指定した選局動作を行った時に、その時間帯には指定したジャンルの番組は放送していなく、数時間以内に指定したジャンルの番組が放送予定であった場合にタイマー予約設定は行われる。この場合には、上述のように選択したジャンルの番組が何分後(または何時間後)に始まるかが表示されており(ステップ57)、この番組をタイマー予約するかどうかが判断される(ステップ58)。表示された放送予定の番組をタイマー予約する場合には、リモコンのタイマー予約ボタン35がユーザーにより押される。これにより、予約メモリー14に放送開始時間と放送終了時間とチャンネル番号が記憶されて(ステップ59)、タイマー予約完了状態となる。そしてテレビ放送受信機に設けられ、タイマー予約状態であることを示すLED18が点灯してスタンバイ状態となる(ステップ60)。その後、予約メモリー14に記憶された放送開始時間と時計16の時刻とが比較され(ステップ61)、一致したら電源をオンにすると共に記憶されていたチャンネルが選局される(ステップ62)。そして、記憶された放送終了時間と時計16との時刻が比較され(ステップ63)、一致したら電源がオフされる(ステップ64)。
【0026】
指定したジャンルの番組が複数チャンネルで放送予定であった場合には、上述のように頻度メモリー19がチェックされ(ステップ65)、まず頻度の一番高いチャンネルの放送予定が表示される(ステップ66)。この場合にも、図4のようにメッセージが表示され、他のチャンネルでも指定したジャンルの番組が放送予定であることをユーザーに知らせる。そしてユーザーは最初に押したジャンルボタンを押す度に頻度の低いチャンネルの放送予定が表示される。その途中でタイマー予約したい番組が見つかったらば、タイマー予約ボタン35を押すことにより(ステップ67)、予約メモリー14に番組開始時間と放送終了時間とチャンネル番号が記憶されて(ステップ59)、タイマー予約完了状態となる。これ以降の動作は上述の通りである。タイマー予約しない場合には、頻度の一番低いチャンネルの放送予定が表示されたか否かがステップ68で判断される。頻度の一番低いものが表示されると、処理は終了とされる。一方、更に頻度の低いものがある場合には、ステップ66からの処理が繰り返される。
【0027】
上述の説明では放送予定の番組の中に指定したジャンルの番組があり、ユーザーがこれをタイマー予約するかどうかを判別するようにしたが、自動的にタイマー予約を行うようにしても良い。また、上述の説明では時計16を用いて予約メモリー14に記憶された番組開始時間と番組終了時間を比較するように説明したが、データと共に送信されてくる時刻情報と比較しても良い。更に、番組変更により放送時間がずれた場合には、予約メモリー14に記憶されていた番組開始時間に電源をオンとし、現在放送中の番組のジャンルと予約メモリー14に記憶されているジャンルとを比較することで放送時間が変更になったことを認識することができ、この場合には番組放送時間に変更があることを示すメッセージを表示しても良い。更に、予約メモリー14に記憶されている番組開始時刻になったら、記憶している番組のジャンルと現在放送中の番組のジャンルとを比較し、一致していれば電源をオンとし、もし一致していなければ一致するまで比較を続け、一致した時に電源をオンにする。これにより番組変更があった場合でもきちんと指定した番組を見ることができる。
【0028】
尚、上述の説明では、リモコン11のジャンルボタンが操作された時にEDSデータを読み取る構成としたが、マイコン13にEDSデータメモリー17を設けるようにしても良い。この場合には、テレビ放送受信機がスタンバイ状態である時に、常に各チャンネルのEDSデータがマイコン13で読み取られ、EDSデータメモリー17に記憶される。これにより、テレビ放送受信機がオンされた時に、各チャンネルのEDSデータをすぐに読み出すことができる。
【0029】
以下、ジャンル予備ボタンに新たなジャンルを登録する方法について図7および図8を用いて説明する。図7は、CRT24に表示されるその時のジャンル登録画面である。図8は、新たなジャンルをリモコンに登録する動作を示すフローチャートである。
【0030】
図8において、登録ボタン36がオンされると(ステップ81)、ジャンル登録画面(図7参照)のメインメニュー画面71がCRT24に表示される(ステップ82)。ユーザーはジャンルボタン33またはカーソルボタン37によりカーソル73を移動し、決定ボタン38を押すことにより、メインメニュー画面71に表示されたジャンル(ジャンル1〜ジャンル9)のうちの1つを選択することができる(ここでは例えばスポーツ(ジャンル6)が選択されたとする)。ステップ83では、特定のジャンルが選択されたか否かが判断される。
【0031】
1つのジャンルが選択されるとCRT24にはサブメニュー72が表示される。これと共に、メインメニュー画面のカーソル73は、サブメニュー画面72内にカーソル74として移される(ステップ84)。サブメニュー72には、登録されていないジャンル名が表示される。ユーザーは上述の選択方法と同じようにサブメニューのうちのジャンルを1つ選択する(ステップ85)。
【0032】
サブメニューのうちの1つのジャンル(例えばテニス)が選択されると、先程選択したメインメニューのジャンル6には「テニス」と表示される(ステップ86)。ステップ87では、決定ボタン38が押されたか否かが判断される。決定ボタン38が所定時間内に押されない場合には、メインメニューの「テニス」という表示が消され、カーソル73がカーソル74としてサブメニュー72に移される(ステップ84)。また、決定ボタン38が押されれば、登録メモリー15に記憶された情報が更新される(ステップ88)。この登録メモリー15は、リモコン11から受けたコード信号とジャンルとの対応関係を記憶するものである。
【0033】
次に、番組のタイトル名をジャンルとして登録する動作について図9、図10を用いて説明する。尚、タイトル名を登録する場合には、上述の図7の画面を表示し、画面右上の「タイトル入力」アイコン75にカーソル73を移動し、そこで決定ボタン38を押すことにより図10に示すタイトル入力画面が表示される(ステップ92、93)。ユーザーはタイトル入力画面を用いて文字を入力していく(ステップ94)。入力された文字はタイトル名として画面上方に表示される(ステップ95)。そして、すべての文字が入力されたらば画面下方の「終了」アイコンにカーソル100を移動して決定ボタン38を押す。これにより、タイトル入力は終了したことになる(ステップ96)。タイトル入力が終了すると登録メモリー15のデータが更新される。
【0034】
尚、登録した番組タイトルを表示したい時には、リモコン11のディスプレイボタン39を2回押すことで登録したタイトル一覧を表示することができる。尚、ジャンルボタンにタイトル名が登録されている場合には、EDSで送られてくる番組タイトル名とを比較して一致するチャンネルを選局することになる。また、現在放送中の番組に該当する番組タイトルのものが放送されていない場合には、数時間以内に放送予定の番組とも比較し、もし該当する番組が存在するならば上述のようにタイマー予約を行うことも可能である。また、タイトルは登録メモリー15の容量の都合上あまり長いタイトルは入力できない。このため、例えばタイトルの先頭8文字を登録し、放送中または放送予定で送られてくるタイトルとの前方一致により指定したタイトルに該当するか否かを判別するようにする。
【0035】
上述の説明ではEDSというフォーマットを用いて、ジャンルを指定した選局やタイマー予約について説明したが、これに限ることはなく、どのようなフォーマットであっても、現在放送している番組および将来放送予定の番組のジャンルコード、タイトル名、番組開始時間等の情報が伝送されてくれば上述のような選局・タイマー予約は可能である。例えば文字多重放送やテレテキストを用いても可能である。
【0036】
上述の説明のテレビ放送受信機とは、テレビ放送を受信できる電子機器全てを意味し、ビデオテープレコーダ等も含むものである。また、上述のようなタイマー予約はビデオテープレコーダのタイマー録画予約の設定にも同じように応用可能である。
【0037】
【発明の効果】
この発明に依れば、所望の番組内容のキーを押すだけで、タイマー予約を行うことができる。また、後から番組内容のジャンルを登録することができると共に、番組タイトルによる選局やタイマー予約もできるので、ジャンル指定の場合よりも希望の番組を特定した選局やタイマー予約を行うことができる。さらに、頻度メモリーを用いることにより、同時間帯に選択された番組が複数ある場合には、最も優先度の高い場合を予約設定することができる。さらに、番組名のような文字列で検索を行う場合に、文字列が完全に一致していなくても、検索することが可能とされているので、容易に予約設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による予約設定装置を有するテレビジョン受信機のブロック図である。
【図2】リモートコントローラーの正面図である。
【図3】ジャンルを指定して選局を行った場合の画面の図である。
【図4】放送予定の番組の開始時刻を表示した画面の図である。
【図5】ジャンルを指定した場合の選局動作を示すフローチャートである。
【図6】ジャンルを指定した場合の選局動作を示すフローチャートの続きである。
【図7】ジャンルを新しく登録するためのフローチャートである。
【図8】ジャンルを新しく登録する動作を示すフローチャートである。
【図9】タイトルをジャンルボタンに登録する動作を示すフローチャートである。
【図10】タイトルを入力する画面を示した図である。
【符号の説明】
11 リモートコントローラー
14 予約メモリー
15 登録メモリー
17 EDSデータメモリー
19 頻度メモリー
33 ジャンルボタン
35 タイマー予約ボタン
36 登録ボタン
Claims (6)
- 番組名の一部の文字列である検索コードを入力し、
番組の時間情報、チャンネル情報、ジャンル情報、タイトル情報を含む番組案内情報に上記検索コードが含まれているか否かの比較を行い、
上記比較の結果、上記検索コードに該当する番組があった場合には、該番組の予約設定を行い、
上記検索コードに該当する番組が同時間帯に複数存在し、放送時間が重複する場合には、過去の受信履歴に基いて、優先度の高い番組を優先して予約設定し、
上記予約設定された番組の放送開始時間が変更になったことを認識した場合には、予約設定された動作の開始時刻を変更することを特徴とする予約設定方法。 - 上記予約設定が行われた場合には、上記予約設定された番組を表示することを特徴とする請求項1に記載の予約設定方法。
- 上記予約設定は、番組の録画予約設定であることを特徴とする請求項1に記載の予約設定方法。
- テレビジョン放送信号を受信して、所望のチャンネルを選局し、予約設定を行う予約設定装置において、
入力された番組名の一部の文字列である検索コードを記憶する登録手段と、
番組の時間情報、チャンネル情報、ジャンル情報、タイトル情報を含む番組案内情報に上記検索コードが含まれているか否かを比較する手段と過去の受信履歴情報を記憶する頻度メモリーを有し、
上記比較手段による比較の結果、上記検索コードに該当する番組があった場合には、該番組の予約設定を行うとともに、検索コードに該当する番組が同時間帯に複数存在し、放送時間が重複する場合には、該頻度メモリー内に記憶されているデータを読み出し、受信頻度の高い番組を優先して予約設定し、
上記予約設定された番組の放送開始時間が変更になったことを認識した場合には、予約設定された動作の開始時刻を変更することを特徴とする予約設定装置。 - 番組名の一部の文字列を上記検索コードとして入力するための第1の操作手段と、
表示部に入力された上記番組名の一部の一覧を表示させるための第2の操作手段を有するリモートコントローラーをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の予約設定装置。 - 上記予約設定は、番組の録画予約設定であることを特徴とする請求項4に記載の予約設定装置。
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