JPH10510639A - マルチペンストローク文字セット及び手書文書認識システム - Google Patents
マルチペンストローク文字セット及び手書文書認識システムInfo
- Publication number
- JPH10510639A JPH10510639A JP8503905A JP50390596A JPH10510639A JP H10510639 A JPH10510639 A JP H10510639A JP 8503905 A JP8503905 A JP 8503905A JP 50390596 A JP50390596 A JP 50390596A JP H10510639 A JPH10510639 A JP H10510639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- symbols
- stroke
- characters
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/32—Digital ink
- G06V30/36—Matching; Classification
- G06V30/373—Matching; Classification using a special pattern or subpattern alphabet
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/26—Techniques for post-processing, e.g. correcting the recognition result
- G06V30/262—Techniques for post-processing, e.g. correcting the recognition result using context analysis, e.g. lexical, syntactic or semantic context
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
Abstract
(57)【要約】
予め定められた特殊な単一ストロークの一連のシンボル(101)を翻訳することのできるペンコンピュータ文書入力システムである。入力される各ストロークは、次の三つの文字の一つである。すなわち、(1)文字前修飾語ストローク、(2)文字ストロークまたは記号ストローク、(3)文字後修飾語ストロークのいずれか一つである。文字前修飾語ストロークは、文字ストロークに先行し、それに引き続いて入力される文字が、所定の要領で、この文字前修飾語ストロークによって変換されるべき現在の認識システムに関する情報を与える。文字ストロークは、書き込みタブレット(200)に入力されたときに、文字または記号を表示装置に表示させるとともに、文字後修飾語ストロークに応じてこれを翻訳する。文字後修飾語ストロークは、以前に入力され、表示された文字または記号(400)を所定の要領で変換するように認識システムを機能させる。本発明の重要な点は、本発明によって、ボックスに入力せずとも、マルチストローク文字を即座に認識できることである。
Description
【発明の詳細な説明】
マルチペンストローク文字セット及び手書文書認識システム
発明の属する技術分野
本発明は、一般的には、コンピュータ入力システムに関し、特に、パームトッ
プコンピュータ等のパーソナルコンピュータシステムに使用される手書入力認識
システム装置及び手書文字に関する。
関連技術の説明
種々の分野において、使用されるコンピュータが増加するにつれて、さらに広
い分野での使用を可能とすべく、可搬式コンピュータに関する開発がなされてい
る。そのような多くの可搬式コンピュータでは、伝統的なキーボードが入力作業
に使用されているが、小型コンピュータ、特に、手で持つことができるような小
型コンピュータでは、その使用を容易にするため、インターフェースとしてのペ
ンが使用されはじめている。ペンをインターフェースとして使用した場合には、
使用者がコンピュータのソフトウェアを起動するため、及び情報を入力するため
には、ペンまたはスタイラスを直接タッチ感応スクリーンに触れさせることがで
きる。コンピュータを制御し、文書を入力する場合には、多くの使用者にとって
、キーボードによる場合よりもペンを使用する方がより自然である。
図1に、従来のペンを使用した手持用コンピュータの一例を示す。この図示さ
れた手持用コンピュータ1は、典型的なものについては、その寸法が約4インチ
x6.5インチであって、ほとんどのもには、その一面のほとんどの部分がタッ
チ感応式液晶スクリーン2によって構成されている。この表示スクリーン2は、
典型的には液晶スクリーン(LCD)であって、(大小の異なる画素列を使用す
ることが可能であるが、)256x320画素の解像度を有している。そして、
コンピュータのオペレーティングシステムに、接触されたXY座標を表示するた
め、液晶スクリーン2の表面に触れるペンまたはスタイラス3の位置を認識する
ために種々の技術が使用される。機能を制御するため、または装置へ給電するた
め、あるいは給電を切るため、またはこれらの両方の目的のために、種々のハー
ドウェアのボタン4が配置されることもある。さらに、例えば、既知の要領でワ
ードプロセッシング機能またはデリート機能等の機能を表示するため、種々のソ
フトエウェアのボタンまたはアイコン5を備えることも可能である。コンピュー
タによって発生された情報は、典型的には、アスキー文字6として表示スクリー
ン2の上に示される。そのような手持用コンピュータとして入手可能なものに、
カシオ計算機株式会社製の「ズーマー」がある。
上記のようなペンコンピュータの共通の特徴の一つは、電子的な「インク」を
使用することである。この「インク」は、ペン3としての、一連のまたは一列の
画素(例えば、暗くなったり、明るくなったりするもの)によって構成され、使
用者の操作によって、このインクが表示スクリーン2を横切って移動し、これに
よって紙面へ実際にインクで描くのと類似の機能が発揮される。
従来システムの複数の設計者によって、非認識手書インク入力の使用が示唆さ
れている。この取り組みは、個人的に使用するメモの記録程度のものについては
好適に機能するけれども、後日検索する必要のあるファイルにデータを入力する
ためには必ずしも適していない。さらに、インクには、アスキー文字の場合に比
較してかなり大きな記憶領域が必要である。従って、実際のペンコンピュータで
は、通常、認識システムのいくつかのフォームを含む文書を入力する方法を採用
する必要がある。
手書文書を認識する方法は数多く知られている。従来の取り組みの一つとして
、文字情報を入力するため、入力領域(通常は、表示領域である)に一連のボッ
クスを設けるものがある。これらのシステムでは、認識精度を向上させるため、
及び一つの文字と次の文字を分離するための取り組みにおいて、文書の入力のた
めに一列に並んだボックスを使用するものがある。これらのシステムでは、一列
に並んだボックスが表示され、使用者は各ボックスに一つの文字を書き込む。こ
れらのボックスは、認識精度を向上させるのには役立つけれども、ほとんどの使
用者は、それらのボックスに書き込むことをめんどうであると感じるであろう。
さらに、短い文書であっても、これを取り込むのに必要な数のボックスを用意し
なければならないため、これらのシステムはデータ入力領域の小さいパームトッ
プコンピュータにとってはあまり実用的ではない。
米国特許5,125,039号公報にも、一つの文字認識システムが、「物体
認識システム」という発明の名称で、本発明の発明者によって記載されている。
このシステムにおいては、使用者がボックスを意識することなく、自由に文書を
記載することができる。使用者がいくつかのインク文字を入力した後、コンピュ
ータによって特別のアルゴリズムが適用され、インクストロークを文字に分離さ
せ、そして、各インク文字がアスキー文字として認識される。使用者によって描
かれた文字のインク表示が、これらの文字のアスキー表示に置き換えられる。こ
れらのシステムでは、ボックス入力システムに比較して、より小さな入力領域で
済むけれども、小型の表示装置しか有しないパームトップコンピュータにおいて
実行するにはまだ困難を伴う。さらに、そのようなコンピュータはまた、一つの
文字の書き込みが終了し、次の文字の書き込みが始まっている場所を検知するの
に追加的な負担を被る。そして、これが認識ミスに繋がる。
従来の手書文書認識システムのさらに大きな困難性の一つに、文書の入力から
文書の認識までの時間が長いことが挙げられる。従来システムにおいては、典型
的には、使用者が入力テーブルにインク文字を入力してからアスキー文字を認識
し、表示装置に表示させるまでに2秒乃至5秒を必要とする。典型的な使用にあ
たっては、従来のシステムでは、使用者が少しの単語を書き込んでからコンピュ
ータが認識プロセスを始動させるまでに数秒待つ必要があった。または、他のい
くつかのシステム(例えば、アップルコンピュータの「ニュートン」)では、使
用者が作動を停止したり、待ち時間を設けなくとも認識プロセスが実行される。
しかし、これらのシステムでは、やはり、それらが書き込まれた後数秒経過しな
いと認識がなされない。また、認識ミスが発生した場合に、使用者が即座に認識
できるシステムは全く存在しない。この種の手書文書認識システムでは、誤りを
修正するのは困難である。というのは、使用者が文書が間違いなく入力され、間
違いなく変換されたことを確信する前に、数秒間を費やして常にいくつかの単語
の表示を監視しなければならないからである。さらに、一旦使用者が誤りを検出
しても、修正を必要とするいくつかの単語または文字をまず選択しなければなら
ないため、誤りの修正は困難である。
要約すると、現在の手書文書認識システムの重要な問題の三つは、書き込みか
ら認識までに要する時間が長いこと、パームトップコンピュータの書き込み領域
に制限があること、ボックスの無い入力システムにおいて文字を分離認識するの
が困難であることである。
従って、これらの問題点に鑑み、小型表示装置において文書を精度良く、また
効率的に認識できるように、ペンデータ入力方法を改良する必要がある。この問
題を解決するための極めて重要な点の一つは、現在入手しうる、キーボード入力
装置を使用したパーソナルコンピュータにおける応答に類似した、入力された文
書を即座に認識し、表示する能力(例えば、ほとんどまたは全く知覚することの
できない程度の遅れしかないこと)であることが明らかとなった。文書を即座に
認識し、表示する能力を有するパームトップコンピュータによって、使用者は素
早くミスを認識し、修正することができる機会を得ることが可能となった。即時
認識が可能となったことによって、また、引き続き書き込む文字にも入力領域を
再使用できるようになったため、小さい入力領域でも使用可能となった。
手書文書を即座に認識するシステムにとって障害となっている重要事項の一つ
に、多くの英語文書に使用される文字の多数ストローク(マルチストローク)の
問題がある。すなわち、多くの文字は一つ以上のストロークで構成されている。
本明細書において、単一のストロークとは、単一のペンによる書き込み用タブレ
ットと接触を維持しながらの連続的な動きであると定義する。例えば、文字「T
」、「H」及び「E」は、典型的なマルチペンストロークの文字であって、「S
」及び「O」は、典型的な単一ペンストロークの文字である。文字が、事実上一
つ以上のペンストロークで構成されているため、従来の認識システムでは手書文
書を即座に認識するのが困難であった。
例えば、入力された文字がすべてマルチペンストロークの文字である可能性が
あるため、使用者が一つのペンストローク(単一ペンストローク)で文字を書き
込んだのか、または、その後引き続いてマルチペンストロークの文字を書き込も
うとしているのかを判断するのが困難になる。例えば、垂直な線を引いた場合、
それが文字「I」を示しているのか、あるいは「T」、「H」または「E」等の
マルチペンストロークの文字の最初のストロークを示しているのかを判断するの
が困難である。従来、使用者が書き込みを完了するのを待って、または、文字列
が認識されてから一定の遅延時間を設けることによって、または、新たに書き込
まれた文字を示す際に、その前のストロークから充分に離れたストロークの開始
を検知することにより、システムはこの問題を解決していた。しかし、これらの
各方策では、認識時間が長くなるため不十分であった。
最近、手書文書を即座に認識するため、二つの取り組みがなされている。これ
ら二つの取り組みのいずれも、完全に満足できるものとはなっていない。最初の
取り組みは、日本国のシャープ株式会社によるPVFI手持用コンピュータシス
テムとして提供されたものであるが、このシステムでは、英和の両方の文字を即
座に認識することができる。このシャープのシステムは、改良型ボックス入力法
を採用している。すなわち、文書入力用のスクリーンが用意され、その上にいく
つかの隣接するボックスが表示される。そして、各ボックスに文書中の文字が入
力される。一つの最初の入力用ボックスに文字を書き込んだ後、次の入力ボック
スに文字を書き始めると直ぐに前回入力した文字をシステムが認識できるため、
認識時間の遅れを短縮することが可能となる。この認識された文字は、その後、
認識工程が完了すると直ぐに、(ボックスではなく)スクリーン上に表示される
。熟練した使用者であれば、二つの隣接したボックスを交互に使用することによ
りマルチストロークの文字を迅速に入力することは可能である。このシステムは
、従来のボックス入力システムでは使用者が多数のボックスの左方から右方に文
字を入力することができる点で従来のものとは異なる。シャープ社の取り組みに
よって、縮小された表示領域上であっても、従来のシステムと比較して迅速な認
識応答を得ることができる。しかし、シャープシステムにはいくつかの欠点も存
在する。
シャープシステムでは、ボックスの数をより少なくすることができるけれども
(少なくとも二つのボックスがあれば足りる。)、これらのボックスは依然とし
てスクリーン領域のかなりの部分を占有している。さらに、すべてのボックス入
力システムに当てはまることであるが、使用者は常にボックスの中に文字を書き
込まなければならないということに注意しなければならない。もし、マルチスト
ローク文字の一つのストロークがボックスの外に書き込まれた場合には、その文
字は誤って認識されてしまうであろう。そのため、使用者は書き込んでいる間は
常にずっとスクリーンを見ていなければならない。もう一つの問題点して、こち
らの方がより重大な欠点であるが、一つの文字の認識は、完全に「即座に」なさ
れないということである。このシステムでは、使用者が引き続き文字を書き込ま
なければ、その前に書き込んだ文字の認識を開始しない。このシステムは、認識
時間の遅かった従来のシステムと比較して改良されてはいるが、それでもなお認
識時間は依然として遅いことに変わりはない。使用者が一つの文字を書き込んだ
としても、または、使用者が連続した文書の最後の文字を書き込んだとしても、
その文字は、予め定められた時間が経過しないと認識されないため、これが認識
時間の遅れとなって現れる。この一つの文字の書き込み後の遅れによって、使用
者は欲求不満となり、そのため、「バックスペース」文字を書き込んだり、一つ
の文字を挿入するという編集を迅速に行う上で実際的ではない。
手書文書を即座に認識するための第2の取り組みが、最近、カリフォルニア州
パロアルトのゼロックス社によって示された。ゼロックス社は、使用者が書き込
みたい個々の文字を単一ストロークのシンボルによって代表させる方法を教示し
ている。各文字が単一のストロークで構成されているので、使用者が書き込み用
タブレットからペンを上げた瞬間に認識が開始される。このシステムによって、
シャープ社よりも迅速に認識することが可能となるとともに、シャープ社の使用
するボックスへの書き込みに伴う問題点を解消することができる。しかし、この
ゼロックス社の方法にも二つの重要な問題点が存在する。第1の問題点は、ゼロ
ックス社の取り組みにおいては、学習が困難なことである。というのは、この方
法では、使用者が文書を入力するにあたって、完全に新たな文字を記憶する必要
があるからである。そして、この文字は、コンピュータの認識能力を最大限に生
かすために特別に設計されたものであって、学習のし易さを最大限に生かすため
に設計されたものではないからである。このゼロックス社の開示内容から判断し
て、同社はこの困難性を認識しているが、文字の学習の不便があるけれども、使
用者が一旦熟練すると、従来よりも認識速度が改良されているため、この不便さ
を補償できると同社は考えている。
第2の問題点は、ゼロックス社の取り組みでは、すべての文字を対象とするの
は困難であることである。使用者は、各文字のすべてについて単一ストロークの
表示要領を学習しなければならない。この仕事は、大文字、小文字を区別しない
場合の英語のアルファベットのように26個の文字の場合には実現の可能性があ
るけれども、その他にも多くの表示及び認識しなければならない文字が存在する
。例えば、英語では大文字、小文字を区別しなければならない。ヨーロッパ言語
の場合には、多くのアクセント符号を付けた文字だけでなく、他の特殊文字も存
在する。さらに、無数の句読点等や数学で使用する符号等も表現する必要がある
。これらの文字のそれぞれを特殊な単一ストロークのシンボルに割り当てるには
、直感的に認識することのできる多くの奇妙で新規なシンボルを創作する必要が
あり、通常の使用者が学習するのは困難である。似通って見えるアクセント符号
。特殊シンボルをこれらの文字に割り当てることによって、派生したアルファベ
ットが特に直感的でなくなり、学習しにくくなるであろう。
ゼロックス社の教示する単一ストローク言語への限定は、アジアの言語を即座
に認識するシステムを創作しようとした場合にさらに増長される。例えば、日本
語のカタカナ、ひらがな、中国の漢字、韓国のハングル文字等のアジアで使用さ
れている記号を単一ストロークのアルファベットで定義するのは、表現する必要
のある記号が多すぎるためほとんど不可能である。
従って、即座に、そして精度良く、手書によって入力された文書を認識するこ
とのできる、改良型手書文書認識システムが必要である。また、使用者に便利で
、学習が容易で、容易に実行することのできる改良型手書文書入力認識システム
が必要である。
本発明はそのような手書文書認識システムを提供する。
発明の要約
本発明では、予め定義された特別の一連の文字ストロークまたはシンボルを翻
訳することのできるペンコンピュータ手書文書認識システムの入力装置として、
ペンまたはスタイラスを使用する。本発明は、真に迅速な文字認識を提供するシ
ステムを教示するが、さらに書き込まれる文字はいかなる数のストロークであっ
ても良く、そのため自然に使用することができ、学習が容易である。本発明では
、三つの異なるペンストロークのカテゴリーが定められている。第1は文字前修
飾語ストローク、第2は文字ストロークまたは記号ストローク、第3は文字後修
飾語ストロークである。
文字前修飾語ストロークは、文字ストロークに先行し、それに引き続いて入力
される文字ストロークが定義された要領で文字前修飾語ストロークによって変換
されることを現在使用している認識システムに知らせる。これらは、主に、引き
続いて入力される文字ストロークの翻訳要領を制御するように機能する。例えば
、ある修飾前コントロールストロークは、次の文字ストロークが句読点等を表示
する文字として翻訳すべきであることを示す。文字前修飾語ストロークは即座の
目に見える表示の変化を伴うこともあるし、そうでない場合もある。本発明の好
適例としては、文字前修飾語ストロークによって、(ステータス表示記号を変化
させるか、一時的に文字を表示することによって)表示上の変化を伴い、これに
よって、使用者は文字前修飾語ストロークの入力が順調になされたことを認識す
る。
文字ストロークによって、この文字ストロークが書き込み用タブレットに入力
されたときに、常に、文字または記号が表示され、この文字または記号が既に入
力されている文字前修飾語ストロークに従って翻訳される。前に文字前修飾語ス
トロークが入力されたことによって生じたステータス表示記号または一時的に表
示された文字は、文字ストロークが認識されると除去される。
文字後修飾語ストロークは、その前に入力され、表示された文字または記号が
、定義された要領で、認識システムによって変換されるように機能する。例えば
、ある文字後修飾語ストロークは、文字に発音区分符号を追加するために使用さ
れる。
本発明の重要な利点としては、マルチペンストロークで構成される文字を、し
かも迅速に認識するとともに、認識した文字を表示する能力を備えている点にあ
る。専用の文字前修飾語ストロークと、文字ストロークと、文字後修飾語ストロ
ークとを相互に組み合わせることにより、無数の文字、数字、句読点等、アクセ
ント符号等を自然に入力することが可能となり、また容易に学習することも可能
となる。
これら三つの異なる型のストロークを使用することで、本システムにおいて、
常に、使用者が新たな文字の入力を開始したか、または、文字の入力が完了した
か、または、既に認識した文字を変換するのかということが認識される。これに
よって、本システムが、所望のように、即座に応答することが可能となる。
本システムは柔軟性のあるものであって、英語に限らず、ローマ字を基本とす
る言語を入力することも可能であり、日本語のひらがら、カタカナ等の文字を入
力することも可能である。
本発明の好適例の詳細については、以下の図面及び発明の詳細な説明に記載さ
れる。本発明の詳細を知れば、本発明に基づき種々の技術の追加、改変をするこ
とは当業者には自明である。
図面の簡単な説明
図1は、従来のペン入力手持用コンピュータを正面左側から見た場合の斜視図
である。
図2は、本発明の手書文書認識システムをの好適例を示すフローチャートであ
る。
図3は、ゼロックス社による、通常の英語のアルファベット26文字を表現す
るペンストロークを示す。
図4aは、本発明の好適例において、通常の英語のアルファベット26文字を
表現するために使用するペンストロークを示す。
図4bは、本発明の好適例において、アラビア数字10文字を表現するために
使用するペンストロークを示す。
図5aは、本発明の好適例において、三つの良く知られた非印刷文字(スペー
ス、バックスペース及び改行マーク)を表現するために使用するペンストローク
を示す。
図5bは、本発明の好適例において、大文字、句読点等、派生文字を創作する
ために文字前修飾語ストロークとして使用されるペンストロークを示す。
図5cはペ、本発明の好適例において、句読点等を表現するための、文字前修
飾語ストロークによって先行される共通の句読記号を表現するために使用される
ペンストロークを示す。
図6は、本発明の好適例において、派生記号を表現するための、文字前修飾語
ストロークによって先行されるいくつかの派生記号を表現するために使用される
ペンストロークを示す。
図7aは、本発明の好適例において、文字前修飾語ストロークを伴わない文字
ストローク、または一つ以上の文字前修飾語ストロークを伴う文字ストロークに
よって創作される文字に、アクセントを付加するために、文字後修飾語ストロー
クとして使用されるペンストロークを示す。
図7bは、本発明の好適例において使用されるマルチペンストロークを使用し
たアクセントを付加した文字のいくつかの書き込み例を示す。
図7cは、文字前修飾語ストローク、文字ストローク及び文字後修飾語ストロ
ークを使用した大文字アクセント文字の書き込み例を示す。
図8は、カタカナ文字を入力するために使用する辞書マップを示す。これらの
各文字は、単一の文字ストローク、文字ストロークとの組み合わせで使用される
文字前修飾語ストローク、または、文字ストロークとの組み合わせで使用される
二つの文字前修飾語ストロークのいずれかで構成される。このマップは周知のロ
ーマ字入力システムに従う。
図9は、3ストロークのカタカナ文字を入力する際に使用する、連続的なスト
ロークとその結果表示された文字を示す。
図10は、特別なカタカナ連続文字を入力するために使用される辞書マップを
示す。これらの文字のそれぞれは、二つ文字前修飾語ストロークと、一つの文字
ストロークで構成される。このマップは周知のローマ字入力システムに従う。
図11aは、本発明の好適例において、種々の記号を定義するために有用な指
定ペンストロークを示す。
図11bは、本発明の好適例において、通常の英語のアルファベット26文字
を表現するために使用するペンストロークの種々の例を示す。
図11cは、本発明の好適例において、共通の非印刷文字を表現するために使
用されるペンストロークを示す。
図11dは、本発明の好適例において、共通の句読点等を表現するために、文
字ストロークとして使用されるペンストロークを示す。
図11eは、本発明の好適例において、追加的な句読点等を表現するために、
文字ストロークとして使用されるペンストロークを示す。
図11fは、本発明の好適例において、派生文字を表現するために、文字スト
ロークとして使用されるペンストロークを示す。
図11gは、本発明の好適例において、アクセント符号ではない外国文字を表
現するために、文字ストロークとして使用されるペンストロークを示す。
上記図面において、同一の参照番号及び同一名称を付したものは、同一の要素
を示す。
発明の詳細な説明
この発明の詳細な説明において示される好適例及び具体例は、あくまでも例示
に過ぎず、何ら本発明の内容を限定するものではない。
概観
本発明は、好適には、上記「ズーマー」、「ニュートン」等の製品に代表され
るようなペンコンピュータシステムにおいて稼動されるコンピュータプログラム
として実行される。このコンピュータプログラムは、コンピュータによって読み
込み可能な記憶媒体または記憶装置に記憶され、記憶媒体または記憶装置がコン
ピュータによって読み込まれたときに、そのコンピュータの構成要素となって、
これを操作する。このコンピュータは、手書ストロークを決定し、認識し、分類
し、時には表示する。しかし、本技術分野の当業者にとって既知のように、その
ようなコンピュータプログラムの論理関数は、ファームウェアにプログラムされ
た、またはマイクロコード化された、またはハードワイヤーされた論理システム
等の電子システムとして実行される。
図2は、本発明の基本構成を示すフローチャートである。ステップ100にお
いて動作が開始され、ここでペンストロークを受信する。一つのストロークは、
タブレット、パッドまたはデジタイザー上における使用者のペンまたはこれに相
当する入力装置による動作である。一つのストロークの動作は、ペンがタブレッ
トに触れることにより開始され、使用者がそのペンをタブレットから離すことに
より終了する。このストロークにおけるペンの位置及び動作が一連のXY座標に
変換される。このペンの位置データは、ペン入力装置から受信され、文字入力シ
ステムのシンボル認識部を通過する。
ステップ101において、シンボル認識論理が、入力されたストロークの動作
及び形状に基づく特定のシンボルを翻訳するためペンストロークデータを認識す
る。本発明におけるこの認識プロセスは、実質的に、発明の名称が「物体認識シ
ステム」であって、本発明の発明者の一人であるジェフリーホーキンスに与えら
れた、米国特許5,125,039に開示されているものである。この特許は、
関連発明として明細書中に記載されている。
ステップ102において、現在入力されたシンボルをどのように翻訳すべきか
を調べるため辞書が引かれる。各シンボルに関して一つの定義が与えられる。こ
の定義には、文字前修飾語ストローク、文字(いかなる符号も意味する)ストロ
ーク、文字後修飾語ストロークとして、または、現在では割り当てられていない
ストロークとして、そのシンボルの現在の分類が含まれる。各シンボルの定義も
また、もし存在すれば、そのシンボルに合ったストロークに応答して出力される
べき文字または他の表示を含む。また、各シンボルの定義は、もし存在すれば、
そのシンボルに合ったストロークに応答して、いかなるシンボルの定義に対して
なされる変換をも含む。
ステップ103及び104は、決定のためのステップである。現在のストロー
クが文字前修飾語ストロークであるか、文字ストロークであるか、文字後修飾語
ストロークであるか、または、割り当てられていないストロークであるかによっ
て異なる動作がなされる。現在のストロークが、文字前修飾語ストロークである
場合には、ステップ200に進む。
ステップ200では、プロセス論理によって、特定の文字前修飾語ストローク
が入力されたことを示す表示がなされる。文字前修飾語ストロークが文字レコグ
ナイザーから出力された文字となるわけではないが、それでもなお、使用者にど
んな文字前修飾語ストロークを受信したかを表示することは好ましいことである
。本発明の好適例においては、文字前修飾語ストロークを表現する文字が表示さ
れる。例えば、次の文字ストロークを句読点等を示す記号として翻訳するために
単純な「タップ」または「ドット」等の文字前修飾語ストロークが使用された場
合には、黒丸または「ドット」文字が表示され、これによってドットストローク
の入力が適切になされたことが示される。これらの文字の表示は一時的なもので
あって、ステップ300において消去される。
ステップ201では、一つ以上のシンボルのシンボル辞書における定義が、入
力された文字前修飾語ストロークに応じて変換される。これについてはさらに以
下に述べる。
ステップ300において、現在のストロークのクラスが「文字」の場合には、
過去に表示された、文字前修飾語ストロークを示すすべての表示記号または文字
の表示が消去される。
辞書における対応するシンボルの定義には、シンボルに合ったストロークを受
信した際に出力されるべき文字が含まれる。ステップ301において、プロセス
論理がその文字を表示させるべく出力する。
ステップ302では、一つ以上のシンボルのシンボル辞書における定義が、入
力された文字ストローク及び辞書の現在の状態に応じて変換される。これについ
てはさらに以下において述べる。
ステップ400では、現在のペンストロークのクラスが「文字後修飾語ストロ
ーク」の場合に、プロセス論理によって最近出力された文字のほとんどが除去さ
れ、新たな変換文字に置き換えられる。本好適例においては、「バックスペース
」文字を表示システムに送信することによって過去の文字が除去される。過去の
文字後修飾語ストロークに対応するシンボルを定義することによって、新たな変
換文字が決定される。
ステップ401において、一つ以上のシンボルのシンボル辞書における定義が
、入力された文字後修飾語ストローク及び辞書の現在の状態に応じて変換される
。これについてはさらに以下に述べる。
いかなる時期においても、シンボル辞書によって、入力された各シンボルに対
して、本システムによって認識される方法に応じて、一つの翻訳要領が正確に特
定される。その翻訳要領がそのシンボルを無視することも可能である。例えば、
一対の眼鏡(図5c参照)に見えるシンボルが、最初の辞書の定義において働か
ないようにすることも可能である。そのシンボルが働かない場合に、そのシンボ
ルに対応するストロークが受信された場合、そのストロークは認識されるが無視
される。しかし、他の場合には、このシンボルは無視されない。例えば、「u」
または「a」の文字ストロークを認識した後、眼鏡シンボルがアクティブとなっ
て、文字後修飾語ストロークとして機能し、ウムラウトのアクセント符号に対応
する。そしてこの眼鏡シンボルが入力されると、原形の「u」または「a」の入
前修飾語ストロークの後、上記眼鏡シンボルがパーセント文字「%」を示す文字
ストロークとして定義される。
いかなる時にも、認識される各ストロークは、文字前修飾語ストローク、文字
ストローク、文字後修飾語ストローク、または割り当てなしのいずれかでなけれ
ばならない。いかなる時にも、複数の分類に属することはあり得ない。それにも
拘わらず、いかなるストロークも、認識された場合には、再分類するためにシン
ボルのどれか、またはすべてのシンボルの定義を変換することができる。すなわ
ち、特定のシンボルがときには文字ストロークに対応する場合があり、別のとき
には、文字後修飾語ストロークまたは文字前修飾語ストロークに対応する場合が
ある。
ステップ201、302及び401のすべてにおいて、シンボルの定義を再割
当するため辞書が変換される。この変換を可能にするための辞書の編成をするに
は多くの方法がある。本発明の好適例においては、辞書はツリーデータ構造とし
て実行される。このツリー構造のルートレベルは、すべての文字前修飾語ストロ
ークの定義及びこのシステムにおける初期状態において定義される文字ストロー
クを含む。これらのストロークの一つが入力されると、すべてのシンボルのため
の新たな定義を含むストロークのためのそれに引き続くブランチが存在する。各
ストロークは、ツリーデータ構造における新たな地点に導かれ、これによって辞
書が変換される。辞書をツリーデータ構造とすることは柔軟に機能するので、辞
書をROMに記憶させることが可能となる。本技術分野における当業者であれば
、他の方法によって辞書を構成することも可能であろう。
図3は、従来技術の説明において教示された、ゼロックス社による英語入力の
ために使用されるシンボルを示す(本図及び以下の図面において、一つのストロ
ークの一端の黒丸が、そのストロークを記載する際の始点を示す)。各文字を一
つのストロークのみで入力させることで、本システムにおいて即座の認識がなさ
れる。この厳格な単一ストロークによる入力の取り組みでは、基本文字と顕著に
異なる一連の文字を派生させるのが困難になる。ゼロックス社は、句読点等、ア
クセント符号、派生文字、大文字、数字、及び他のローマ字でない文字に関する
方法については何ら教示していない。ゼロックス社の文字もまた、入力速度及び
認識の単純化を考慮して設計されたものである。そのため、シンボルセットが見
慣れないものとなり、学習が困難となる。
図11aは、本発明の好適例において、種々の記号を定義するために有用な指
定ペンストロークを示す。これらのストローク、これらのストロークを変化させ
たもの、及び他のストロークは、文字ストロークとして、または文字前修飾語ス
トロークとして、または文字後修飾語ストロークとして、必須のいかる文字また
は記号を表現するために定義することができる。
図4aは、本発明の好適例において、通常の英語のアルファベット文字を表現
するために使用するシンボルセットを示す。このアルファベットはできるだけ見
やすいように、また学習し易いように選択されるが、さらに本発明で教示する考
え方に固執する必要がある。これらのアルファベット文字のほとんどは、単一の
文字ストロークによって描かれる。しかし、本発明ではマルチストロークでも即
座に認識することのできる方法を教示している。使用者試験を通じて分かったこ
とであるが、ほとんどの人は、「X」を単一ストロークとすることを学習するの
に困難がある。従って、基本アルファベットにおいては、「X」は二つの連続し
たストロークによって書き込まれるものとする。左上から右下までの第1ストロ
ークは文字前修飾語ストロークであって、右上から左下までの第2ストロークは
文字ストロークである。使用者試験によって、この二つのストロークの組み合わ
せは「X」を単一のストロークで描くよりも遥かに容易であることが分かった。
図4aに記載のアルファベットは、ほとんど100%の確率で認識される。し
かも、これらは、自然な手書スタイルに非常に似ているため、学習及び使用が容
易である。
図11bは、実際に、これらの文字の多くを書き込むにあたって使用すること
のできる多数の方法(異なるストローク)が存在することを示している。これに
よって、システムがより学習し易くまた使用し易くなる。本認識システムでは、
単に、入力されたこれらの文字のストロークをシンボル辞書における同じ出力記
号にマッピングするに過ぎない。例えば、文字「Y」を書き込むのに、図4aに
示されているシンボルと、図11bに「Y」の小文字としての類似の形状の二つ
の方法がある。使用者試験によって、いずれの方法を好むかは使用者によって異
なることが分かった。
図4bは、上記本発明の好適例において、アラビア数字0乃至9を入力するた
めに使用されるシンボルセットを示す。これらのシンボルの多くが、アルファベ
ット文字を入力する際にも使用される。このあいまいな問題を解決する方法の一
つに、使用者のみがアラビア数字を入力することのできるように、数字モードを
別個用意する方法がある。この数字モードは、コンピュータの表示画面上のボタ
ンを押すこと、「num−lock」シンボルを書き込むこと、その他の方法に
よって得ることができる。本発明の好適例においては、使用者は、スクリーン上
のアイコンに触れるか、「前向きスラッシュ」ストローク(左下から右上へ向か
う傾斜線)を書き込むことによって、数字モードに入ることも出ることもできる
。試験によって、場合によっては、使用者がいくつかの数字を書き込んだ後数字
モードから出ることを忘れることがあることが分かった。そこで、本発明におい
ては、この問題を解消すべく改良を加え、使用者が文字としか翻訳できない文字
ストロークを書き込んだ場合、または使用者が大文字変換のための文字前修飾語
ストロークを書き込んだ場合には、自動的に数字モードから出るように構成され
ている。
図5aは、本発明の好適例において、三つの共通の「非印刷」文字、すなわち
、スペース、バックスペース及び改行マークを入力する際に使用されるシンボル
セットを示す。即時応答認識システムによって、従来の手書文書認識システムよ
りも、多くの点で、よりキーボードによる入力のように動作させることができる
。例えば、使用者は結果を即座に見ることができるため、不適切な文字の上から
文字を上書きしたり、消去する動作をするよりも、バックスペースによって消去
する方がより自然であると感ずるであろう。従って、スペース、バックスペース
、改行マーク、その他のキーボードと同等のキーを提供するために単純な文字ス
トロークが用意される。図11cに、キーボートと同等の他の非印刷文字のキー
の詳細が示される。
図5bは、本発明の好適例において、英語のための文字前修飾語ストロークと
してのシンボルセットを示す。三つのストロークが、それに引き続いて表れる文
字ストロークが、大文字、句読点等、または派生文字をそれぞれ表現するために
使用される。所望であれば、他の文字前修飾語ストロークを、リセットするまで
影響を与える「粘着性」のあるシフトストロークとして定義することもできる。
例えば、「caps lock」ストロークによって、それに引き続いて現れる
すべてのストロークを、それに引き続く各ストロークの前にストローク「cap
s」を入力したように翻訳することもできる。
図5cは、本発明の好適例において、共通の句読点記号を入力するために使用
されるシンボルセットを示す。これらのシンボルのすべてが、句読点記号を表現
する文字前修飾語ストロークによって先行された場合に、文字ストロークとして
分類される。図5bに示すように、本発明の好適例において、「ドット」ストロ
ークが句読点記号を示すために使用される。好適な句読点記号のより完全なリス
トが図11d及び図11eに示される。
図6は、本発明の好適例において、いくつかの派生記号を入力するために使用
されるシンボルセットを示す。これらのシンボルのすべてが、派生記号を表現す
る文字前修飾語ストロークによって先行された場合に、文字ストロークとして分
類される。図5bに示すように、本発明の好適例において、「スラッシュ」スト
ロークが派生記号を示すために使用される。好適な句読点記号のより完全なリス
トが図11fに示される。
図7aは、本発明の好適例において、文字にアクセント符号または区分的発音
符を付加するために使用されるシンボルセットを示す。これらのシンボルは、ア
クセントが付加される可能性のある文字を入力した後に、文字後修飾語ストロー
クとして分類される。
図7bは、文字ストロークと文字後修飾語ストロークの二つのストロークの組
み合わせを使用して、アクセント符号を有する文字を使用者が書き込む方法のい
くつかの例を示す。本発明において、これらのアクセント符号を有する文字を書
き込む方法は、使用者がそれらを紙面に記載する場合と非常に良く似ている。第
1に、使用者は基本文字を書き込み、その後アクセント符号を付加する。基本文
字ストロークが書き込まれた後すぐに対応する文字が表示装置に出力される。そ
して、アクセント符号文字後修飾語ストロークを記載すると、基本文字は消去さ
れ、正しいアクセント符号が付加された文字に変換される。このように、当初、
使用者が単一ストローク文字を書き込んでいるのか、またはマルチストローク文
字を書き込んでいるのかが判断できなくとも、本システムによって、マルチスト
ローク文字についても即時認識応答を行うことができる。
図7cは、文字前修飾語ストローク、文字ストローク及び文字後修飾語ストロ
ークの三つのストロークの組み合わせを使用して、アクセント符号を有する大文
字を使用者が書き込む方法の例を示す。これらのストロークには、書き込まれる
順番に番号が付される。まず、使用者は、次の文字を大文字にするために示され
る文字前修飾語ストロークを書き込む。これによって、ストロークの受信を示す
一時的な文字、この場合には上向きの矢印が表示される。次に、使用者は文字ス
トロークを書き込む。一時的な文字は除去され、適切な大文字に変換される。最
後に、使用者は文字後修飾語ストロークを書き込む。これによって、基本の大文
字が消去され、適切なアクセント符号が付加された大文字に変換される。
本発明は非常に柔軟性があり、多くの他の言語、文字及び記号システムにも適
用することができる。図8には、日本語のカタカナ文字を迅速かつ容易に入力す
ることができるようにする方法の一例が示される。日本では、カタカナ文字をキ
ーボードを使用して入力する共通の方法を「ローマ字入力」方法と呼んでいる。
ローマ字入力法によると、使用者は、カタカナに相当する英語の音標文字をタイ
プ入力する。例えば、カタカナで「スシ」と入力する場合には、使用者は「su
」を入力すると、これに相当するカタカナ文字が表示される。さらに、使用者が
「shi」を入力すると、これに相当するカタカナ文字が表示される。ほぼ90
種類のカタカナ文字のすべてが、一つ、二つまたは三つのタイプ文字の組み合わ
せによって入力される。本発明では、単にシンボルマッピングの辞書を変更する
ことにより、この方法を繰り返すことができる。本発明にかかるカタカナストロ
ーク認識システムの好適例においては、新たな辞書が「BCDGHKMNPRS
TXYZ」の子音を示すストロークを文字前修飾語ストロークとして割り当て、
「AEIOU」の母音を文字ストロークとして割り当てる。カタカナ文字のいく
つかは、一つの文字ストロークだけで入力することが出来るものがある。また、
いくつかのカタカナ文字は、一つの文字前修飾語ストロークと、一つの文字スト
ロークによって入力される。さらに、いくつかのカタカナ文字は、二つの文字前
修飾語ストロークと、一つの文字ストロークによって入力される。後者の場合、
二つの一時的な、文字前修飾語ストロークを表現する指示用文字が表示されるこ
とが望ましい。文字ストロークを入力すると、両方の一時的な文字は消去され、
最終的なカタカナ文字に変換される。この流れが図9に示されている。
図10は、二つの文字前修飾語ストロークと一つの文字ストロークとの組み合
わせによる三つのストロークによって、特別な二つのカタカナ文字を入力する方
法を示す。このマッピングもまた、日本においてローマ字入力システムとして周
知である。いかにして一つの文字ストロークが二つ以上の文字または記号を示す
ことが可能かを示すことによって、本発明の柔軟性が認められる。原理的には、
一つの文字ストロークまたは文字後修飾語ストロークによって、いかなる長さの
一続きの文字をも表示することができる。
ここで詳細には示さないが、ローマ字入力システムの経験がある者または本発
明を熟知している者にとっては、この特別なやり方が多くの利点を有することは
自明である。例えば、文字「N」を示すストロークは、最初、文字前修飾語スト
ロークである。一旦入力されると、文字ストロークとして再割り当てがなされる
。これによって、「NN」の入力がカタカナ文字となる、これは、カタカナ文字
が子音と母音の組み合わせによって構成されていることの例外である。
図11gは、本発明の好適例において、アクセント符号を有しない外国文字を
表現するために文字ストロークとして使用されるペンストロークを示す。
本発明の原理を、例えば日本語のひらがな、中国の漢字、韓国のハングル文字
等の他の文字セットに拡張することが可能である。本発明の概念もまた、使用者
にとって、かなりの柔軟性をもって拡張されることが可能である。例えば、使用
者が新たな入力ストロークを定義することが可能であり、また、入力されたスト
ロークと、記号、文字、または完全な単語及び文章とを関連づけることができる
ように、コンピュータシステムをプログラムすることが可能である。すなわち、
使用者が、一連の文字、記号、文書またはプログラム関数を一つのストローク、
一つのマルチストロークの組み合わせ、一連のマルチストロークの組み合わせに
関連づけるように、使用者の固有の用語辞典を構築することが可能である。一方
、使用者はまた、一つの表(または他のデータ構造)の範囲において、新たなス
トロークを定義し、そのようなストロークのそれぞれに適切な前後関係を割り当
てることも可能である。
要約
本発明にかかる認識システムによって、入力のためのボックスを使用せずに、
マルチストローク文字の即時認識を可能としたことによって、従来のシステムに
対していくつかの改良がなされている。さらに、本発明は、使用者が入力が終了
すると同時に書き込まれた各文字を即座に表示することによって、従来システム
を進歩させたものである。不必要な遅延を生ずることなく、入力されたものを翻
訳するために、使用者に追加的な行動を起こさせることもない。即時応答が可能
となったことにより、使用者が迅速に誤りを発見し、修正し易くなる。本発明は
、同時に、より容易に学習でき、書き込むことのできるマルチストロークの文字
を適用しながら、この即時応答を成し遂げたものである。上述の例には、アクセ
ント符号を有する文字、句読点等を示す文字、派生記号、文字「X」及び一連の
カタカナ文字が含まれる。マルチストローク文字を定義することにより、単一ス
トロークのみによる文字しか使用しない従来のシステムに比較して、本発明がよ
り使用し易く、また学習し易くなる。
本発明にかかる認識システムによってもたらされる利点のもう一つは、多くの
特殊なストロークまたはシンボルに頼ることなく、多くの文字の組み合わせも表
現できることである。例えば、アクセント記号について言えば、アクセント記号
のない相手方の文字に対して、同じ基本文字ストロークを使用するだけで足りる
。同様に、文字前修飾語ストローク及び文字ストロークを組み合わせることによ
って、句読点等の記号及び大文字が実現する。本発明は、さらに、多くの書き込
み用ボックスまたは他の大きなスクリーン上の書き込み欄を必要としない点で従
来技術に比較して有利である。これによって、効果な表示領域を省略することが
でき、非常に小型の装置に対しても本発明を適用することができる。
本発明によって、また、現在の使用者の従来の書き込み方式とは一致しないで
あろうと思われるが、それと非常に類似するとともに、学習のし易いローマ字に
基づく言語を入力するためのアルファベット文字が教示されている。自然の書き
込み方式にかなり類似しているので、学習及び使用が容易であるにも拘わらず、
ある使用者は、このアルファベット文字を使用して、ほとんど100%の認識精
度を達成した。
本発明の種々の具体例を記述したけれども、本発明の思想、技術的範囲から離
れることなく種々の改良をすることが可能である。例えば、上記のようなストロ
ークのために特別なストローク及び関連付けについて開示されているが、本発明
においては、他のストローク、組み合わせ、関連づけを含むようにすることも可
能である。さらに、上述したように、一つのストロークを、文字、記号、文書、
プログラム関数等のいかなる前後関係に関係づけることも可能である。この用語
「文字」には、これらの前後関係のすべてが含まれる。従って、本発明は、特定
の図示された具体例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の請求項
によってのみ、その技術的範囲が定められることを理解しなければならない。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 サイファー,ジョゼフ ケー.
アメリカ合衆国 94043 カリフォルニア
州 マウンテン ビュー,メドック コー
ト 42番地
(72)発明者 マリアネッティ,ロン ザ・セカンド.
アメリカ合衆国 95123 カリフォルニア
州 サン ホセ,ヴィンセント コート
6095番地
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.入力されたストロークを翻訳し、相当する文字を表示するための改良型電子 手書文書認識システムであって、該システムは、入力書込面と、該入力書込面に ストロークを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成さ れる型式を有するものであって、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類するための認識論理を設け、該複数の シンボルのセットは少なくとも、 (1)1セットの文字用シンボルと、 (2)1セットの文字後修飾語用シンボルとで構成され、 (b)前記認識論理に結合され、文字用シンボルに対応する文字を前記表示装 置に出力するためのプロセス論理とを設け、該プロセス論理が直後の文字後修飾 語用シンボルのすべてに応答して、前記表示された文字が予め定められた要領で 変換されることを特徴とする改良型電子手書文書認識システム。 2.入力されたストロークを翻訳し、相当する文字を表示するための改良型電子 手書文書認識システムであって、該システムは、入力書込面と、該入力書込面に ストロークを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成さ れる型式を有するものであって、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類するための認識論理を設け、該複数の シンボルのセットは少なくとも、 (1)1セットの文字前修飾語用シンボルと、 (2)1セットの文字用シンボルと、 (3)1セットの文字後修飾語用シンボルとで構成され、 (b)前記認識論理に結合され、文字用シンボルに対応する文字を前記表示装 置に出力するためのプロセス論理とを設け、該プロセス論理が直前の文字前修飾 語用シンボルのすべてに応答して、表示されるべき文字が予め定められた要領で 変換され、さらに、該プロセス論理が直後の文字後修飾語用シンボルのすべてに 応答して、前記表示された文字が予め定められた要領で変換されることを特徴と する改良型電子手書文書認識システム。 3.入力されたストロークを翻訳し、相当する文字を電子手書文書認識システム に自動的に表示する方法であって、該システムは、入力書込面と、該入力書込面 にストロークを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成 され、 該方法が、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識及び分類し、該複数のシンボルのセットは少な くとも、 (1)1セットの文字用シンボルと、 (2)1セットの文字後修飾語用シンボルとで構成され、 (b)文字用シンボルに対応する文字を前記表示装置に出力し、該プロセス論 理が、直後の文字後修飾語用シンボルのすべてに応答して、前記表示された文字 が、予め定められた要領で変換されることを特徴とする方法。 4.入力されたストロークを翻訳し、相当する文字を電子手書文書認識システム に自動的に表示する方法であって、該システムは、入力書込面と、該入力書込面 にストロークを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成 され、 該方法が、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識及び分類し、該複数のシンボルのセットは少な くとも、 (1)1セットの文字前修飾語用シンボルと、 (2)1セットの文字用シンボルと、 (3)1セットの文字後修飾語用シンボルとで構成され、 (b)文字用シンボルに対応する文字を前記表示装置に出力し、該プロセス論 理が、直前の文字前修飾語用シンボルのすべてに応答して、表示されるべき文字 が、予め定められた要領で変換され、さらに、文字用シンボルに対応する文字を 前記表示装置に出力し、該プロセス論理が、直後の文字後修飾語用シンボルのす ベてに応答して、前記表示された文字が予め定められた要領で変換されることを 特徴とする方法。 5.記憶媒体に連結されることにより、プログラマブルコンピュータによって読 み出し可能となる記憶媒体であって、該記憶媒体は実際に該記憶媒体に記憶され た制御プログラムを有し、該記憶媒体が該コンピュータによって読み出されたと きに、該コンピュータは該制御プログラムによって制御され、該コンピュータが 手書ストロークを判断し、認識し、分類するように制御され、該制御プログラム が、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類し、該複数のシンボルのセットは、1 セットの文字用シンボルと、少なくとも、 (1)1セットの文字前修飾語用シンボル、または、 (2)1セットの文字後修飾語用シンボルのいずれかで構成され、 (b)文字用シンボルに対応する文字を前記表示装置に出力し、前記プロセス 論理が直前の文字前修飾語用シンボルのすべてに応答して、表示されるべき文字 が予め定められた要領で変換され、さらに、前記プロセス論理が直後の文字後修 飾語用シンボルのすべてに応答して前記表示された文字が予め定められた要領で 変換されることを特徴とする記憶媒体。 6.プログラマブルコンピュータによって読み出し可能となる記憶媒体に実際に 該記憶媒体に記憶された制御プログラムであって、該記憶媒体が該コンピュータ によって読み出されたときに、該コンピュータは該制御プログラムによって制御 され、該コンピュータが手書ストロークを判断し、認識し、分類するように制御 され、これらの機能が、前記制御プログラムと、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類し、該複数のシンボルのセットは、1 セットの文字用シンボルと、少なくとも、 (1)1セットの文字前修飾語用シンボル、または、 (2)1セットの文字後修飾語用シンボルのいずれかで構成され、 (b)文字用シンボルに対応する文字を前記表示装置に出力し、前記プロセス 論理が直前の文字前修飾語用シンボルのすべてに応答して、表示されるべき文字 が予め定められた要領で変換され、さらに、前記プロセス論理が直後の文字後修 飾語用シンボルのすべてに応答して、前記表示された文字が予め定められた要領 で変換される機能を有する前記コンピュータの組み合わせによって発揮されるこ とを特徴とする制御プログラム。 7.前記認識論理及びプロセス論理が、ペン入力可搬式コンピュータに組み込ま れていることを特徴とする請求項1または2に記載の発明。 8.前記プロセス論理が、文字前修飾語用シンボルの認識及び分類に応じて、前 記表示装置に表示記号を出力するとともに、文字用シンボルの認識及び分類に応 じて、前記表示記号を消去することを特徴とする請求項2に記載の発明。 9.前記表示される文字の変換が、前記表示された文字を消去するために「バッ クスペース」文字を出力するとともに、該消去された文字に代わって変換された 文字を出力することによってなされることを特徴とする請求項1、2、3、4、 5または6に記載の発明。 10.ストロークの認識によって、少なくとも該ストロークに引き続いて現れる 一つのストロークの分類が変換されることを特徴とする請求項1、2、3、4、 5または6に記載の発明。 11.文字前修飾語ストロークの認識によって、少なくとも該ストロークに引き 続いて入力される一つの文字用シンボルに対応する文字の定義が変換されること を特徴とする請求項2、4、5または6に記載の発明。 12.さらに、 (a)文字前修飾語用シンボルの認識及び分類に応じて、前記表示装置に表示 記号を出力し、 (b)文字用シンボルの認識及び分類に応じて、前記表示記号を消去すること を特徴とする請求項4に記載の発明。 13.さらに、 (a)文字前修飾語用シンボルの認識及び分類に応じて、前記表示装置に表示 記号を出力し、 (b)文字用シンボルの認識及び分類に応じて、前記表示記号を消去する機能 を有することを特徴とする請求項5または6に記載の発明。 14.電子手書文書認識システムとの関係で使用される1セットのシンボルであ って、該電子手書文書認識システムは、入力書込面と、該入力書込面にストロー クを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成され、各ス トロークシンボルは特殊なアルファベット文字に対応し、該1セットのシンボル 及び対応する文字がほぼ図4aに記載されたものであることを特徴とする1セッ トのシンボル。 15.電子手書文書認識システムとの関係で使用される1セットのシンボルであ って、該電子手書文書認識システムは、入力書込面と、該入力書込面にストロー クを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成され、各ス トロークシンボルは特殊なアルファベット母音文字に対応し、該1セットのシン ボル及び対応する母音文字がほぼ図4aに記載されたものであることを特徴とす る1セットのシンボル。 16.電子手書文書認識システムとの関係で使用される1セットのシンボルであ って、該電子手書文書認識システムは、入力書込面と、該入力書込面にストロー クを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成され、各ス トロークシンボルは特殊な数字に対応し、該1セットのシンボル及び対応する文 字がほぼ図4bに記載されたものであることを特徴とする1セットのシンボル。 17.電子手書文書認識システムとの関係で使用される1セットのシンボルであ って、該電子手書文書認識システムは、入力書込面と、該入力書込面にストロー クを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成され、各ス トロークシンボルは特殊な非印刷文字に対応し、該1セットのシンボル及び対応 する非印刷文字がほぼ図5aに記載されたものであることを特徴とする1セット のシンボル。 18.電子手書文書認識システムとの関係で使用される1セットのシンボルであ って、該電子手書文書認識システムは、入力書込面と、該入力書込面にストロー クを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成され、各ス トロークシンボルは特殊な文字前修飾語ストロークに対応し、該1セットのシン ボル及び対応する文字前修飾語ストロークがほぼ図5bに記載されたものである ことを特徴とする1セットのシンボル。 19.電子手書文書認識システムとの関係で使用される1セットのシンボルであ って、該電子手書文書認識システムは、入力書込面と、該入力書込面にストロー クを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置とで構成され、各ス トロークシンボルは特殊な文字後修飾語ストロークに対応し、該1セットのシン ボル及び対応する文字後修飾語ストロークがほぼ図7aに記載されたものである ことを特徴とする1セットのシンボル。 20.入力されたストロークを翻訳し、相当するローマ字に使用されない文字を 表示するための改良型電子手書文書認識システムであって、該システムは、入力 書込面と、該入力書込面にストロークを入力するための装置と、文字を表示する ための表示装置とで構成される型式を有するものであって、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類するための認識論理を設け、該複数の シンボルのセットは少なくとも、 (1)1セットの文字前修飾語用シンボルと、 (2)1セットの文字用シンボルとで構成され、 (b)前記認識論理に結合されるプロセス論理とを設け、該プロセス論理が、 文字用シンボルに対応し、文字用シンボルに対応するローマ字に使用されない文 字と、0から2つの文字前修飾語用シンボルを前記表示装置に出力することを特 徴とする改良型電子手書文書認識システム。 21.入力されたストロークを翻訳し、相当するカタカナ文字を表示するための 改良型電子手書文書認識システムであって、該システムは、入力書込面と、該入 力書込面にストロークを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置 とで構成される型式を有するものであって、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類するための認識論理を設け、該複数の シンボルのセットは少なくとも、 (1)1セットの文字前修飾語用シンボルと、 (2)1セットの文字用シンボルとで構成され、 (b)前記認識論理に結合されるプロセス論理とを設け、該プロセス論理が、 文字用シンボルに対応し、文字用シンボルに対応するカタカナ文字と、0から2 つの文字前修飾語用シンボルを前記表示装置に出力することを特徴とする改良型 電子手書文書認識システム。 22.入力されたストロークを翻訳し、相当するカタカナ文字を表示するための 改良型電子手書文書認識システムであって、該システムは、入力書込面と、該入 力書込面にストロークを入力するための装置と、文字を表示するための表示装置 とで構成される型式を有するものであって、 (a)複数のシンボルのセットのうちの一つの構成要素として入力された後の 各独立した入力ストロークを認識し、分類するための認識論理を設け、該複数の シンボルのセットは少なくとも、 (1)ローマ字の子音に対応する1セットの文字前修飾語用シンボルと、 (2)ローマ字の母音に対応する1セットの文字用シンボルとで構成され、 (b)前記認識論理に結合されるプロセス論理とを設け、該プロセス論理が、文 字用シンボルに対応し、文字用シンボルに対応するカタカナ文字と、0から2つ の文字前修飾語用シンボルを前記表示装置に出力することを特徴とする改良型電 子手書文書認識システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US27002594A | 1994-07-01 | 1994-07-01 | |
US08/270,025 | 1994-07-01 | ||
PCT/US1995/008113 WO1996001453A1 (en) | 1994-07-01 | 1995-06-29 | Multiple pen stroke character set and handwriting recognition system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10510639A true JPH10510639A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=23029579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8503905A Pending JPH10510639A (ja) | 1994-07-01 | 1995-06-29 | マルチペンストローク文字セット及び手書文書認識システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6493464B1 (ja) |
EP (1) | EP0769175B9 (ja) |
JP (1) | JPH10510639A (ja) |
DE (1) | DE69533479T2 (ja) |
WO (1) | WO1996001453A1 (ja) |
Families Citing this family (232)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6366697B1 (en) * | 1993-10-06 | 2002-04-02 | Xerox Corporation | Rotationally desensitized unistroke handwriting recognition |
GB2282906B (en) | 1993-10-13 | 1996-11-06 | Dataquill Ltd | Data enty systems |
DE69533479T2 (de) * | 1994-07-01 | 2005-09-22 | Palm Computing, Inc., Los Altos | Zeichensatz mit zeichen aus mehreren strichen und handschrifterkennungssystem |
US5889888A (en) | 1996-12-05 | 1999-03-30 | 3Com Corporation | Method and apparatus for immediate response handwriting recognition system that handles multiple character sets |
GB9701793D0 (en) | 1997-01-29 | 1997-03-19 | Gay Geoffrey N W | Means for inputting characters or commands into a computer |
US6160555A (en) * | 1997-11-17 | 2000-12-12 | Hewlett Packard Company | Method for providing a cue in a computer system |
ATE443946T1 (de) | 1999-05-27 | 2009-10-15 | Tegic Communications Inc | Tastatursystem mit automatischer korrektur |
US7610194B2 (en) | 2002-07-18 | 2009-10-27 | Tegic Communications, Inc. | Dynamic database reordering system |
US7286115B2 (en) | 2000-05-26 | 2007-10-23 | Tegic Communications, Inc. | Directional input system with automatic correction |
US7030863B2 (en) | 2000-05-26 | 2006-04-18 | America Online, Incorporated | Virtual keyboard system with automatic correction |
US7821503B2 (en) | 2003-04-09 | 2010-10-26 | Tegic Communications, Inc. | Touch screen and graphical user interface |
US7750891B2 (en) | 2003-04-09 | 2010-07-06 | Tegic Communications, Inc. | Selective input system based on tracking of motion parameters of an input device |
WO2000073890A1 (en) * | 1999-05-27 | 2000-12-07 | Alexei Vladimirovich Afanasiev | A method of inputting information into a computer device, a sticker keyboard and a computer device using this method |
US6970599B2 (en) * | 2002-07-25 | 2005-11-29 | America Online, Inc. | Chinese character handwriting recognition system |
US7564995B1 (en) * | 2000-03-07 | 2009-07-21 | Apple Inc. | Method and apparatus for acquiring and organizing ink information in pen-aware computer systems |
US8645137B2 (en) | 2000-03-16 | 2014-02-04 | Apple Inc. | Fast, language-independent method for user authentication by voice |
US20020054026A1 (en) * | 2000-04-17 | 2002-05-09 | Bradley Stevenson | Synchronized transmission of recorded writing data with audio |
US6782974B2 (en) * | 2000-05-08 | 2004-08-31 | Richard Leifer | Server call system |
US6982728B1 (en) | 2000-05-18 | 2006-01-03 | Palm, Inc. | Portable electronic system having multiple display modes for reorienting the display of data on a display screen |
US6809725B1 (en) * | 2000-05-25 | 2004-10-26 | Jishan Zhang | On screen chinese keyboard |
US6812939B1 (en) | 2000-05-26 | 2004-11-02 | Palm Source, Inc. | Method and apparatus for an event based, selectable use of color in a user interface display |
US7075555B1 (en) | 2000-05-26 | 2006-07-11 | Palmsource, Inc. | Method and apparatus for using a color table scheme for displaying information on either color or monochrome display |
US6801660B1 (en) | 2000-08-22 | 2004-10-05 | Microsoft Corporation | Method and system for maintaining alternates in association with recognized words |
US6836759B1 (en) * | 2000-08-22 | 2004-12-28 | Microsoft Corporation | Method and system of handling the selection of alternates for recognized words |
US6754386B1 (en) | 2000-08-22 | 2004-06-22 | Microsft Corporation | Method and system of matching ink processor and recognizer word breaks |
US6771817B1 (en) | 2000-08-22 | 2004-08-03 | Microsoft Corporation | Method and system for extending ink word data structures while maintaining version compatibility |
US6785417B1 (en) | 2000-08-22 | 2004-08-31 | Microsoft Corp | Method and system for searching for words in ink word documents |
EP1220140A1 (fr) * | 2000-12-27 | 2002-07-03 | Asulab S.A. | Procédé de reconnaissance de caractères tracés manuellement sur une zone de saisie et dispositif électronique permettant de mettre en oeuvre ce procédé |
US7142195B2 (en) | 2001-06-04 | 2006-11-28 | Palm, Inc. | Interface for interaction with display visible from both sides |
US20030014239A1 (en) * | 2001-06-08 | 2003-01-16 | Ichbiah Jean D. | Method and system for entering accented and other extended characters |
US6975304B1 (en) | 2001-06-11 | 2005-12-13 | Handspring, Inc. | Interface for processing of an alternate symbol in a computer device |
US7395089B1 (en) | 2001-06-11 | 2008-07-01 | Palm, Inc | Integrated personal digital assistant device |
US6973214B1 (en) * | 2001-07-30 | 2005-12-06 | Mobigence, Inc. | Ink display for multi-stroke hand entered characters |
JP4261145B2 (ja) * | 2001-09-19 | 2009-04-30 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラム |
US8166388B2 (en) | 2002-05-14 | 2012-04-24 | Microsoft Corporation | Overlaying electronic ink |
US7925987B2 (en) * | 2002-05-14 | 2011-04-12 | Microsoft Corporation | Entry and editing of electronic ink |
US20030214531A1 (en) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | Microsoft Corporation | Ink input mechanisms |
US20030214553A1 (en) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | Microsoft Corporation | Ink regions in an overlay control |
US7158675B2 (en) | 2002-05-14 | 2007-01-02 | Microsoft Corporation | Interfacing with ink |
US7406666B2 (en) | 2002-08-26 | 2008-07-29 | Palm, Inc. | User-interface features for computers with contact-sensitive displays |
US7228501B2 (en) * | 2002-11-01 | 2007-06-05 | Microsoft Corporation | Method for selecting a font |
US7634729B2 (en) * | 2002-11-10 | 2009-12-15 | Microsoft Corporation | Handwritten file names |
US7284200B2 (en) * | 2002-11-10 | 2007-10-16 | Microsoft Corporation | Organization of handwritten notes using handwritten titles |
US7729542B2 (en) * | 2003-04-04 | 2010-06-01 | Carnegie Mellon University | Using edges and corners for character input |
US20050068322A1 (en) * | 2003-09-29 | 2005-03-31 | Falcioni Richard A. | Generating alphanumeric characters |
CN1275124C (zh) * | 2003-10-14 | 2006-09-13 | 中国科学院合肥智能机械研究所 | 一种计算机手写输入平台 |
US8074184B2 (en) * | 2003-11-07 | 2011-12-06 | Mocrosoft Corporation | Modifying electronic documents with recognized content or other associated data |
US7620244B1 (en) | 2004-01-06 | 2009-11-17 | Motion Computing, Inc. | Methods and systems for slant compensation in handwriting and signature recognition |
US20050152600A1 (en) * | 2004-01-14 | 2005-07-14 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for performing handwriting recognition by analysis of stroke start and end points |
US7650568B2 (en) * | 2004-01-30 | 2010-01-19 | Microsoft Corporation | Implementing handwritten shorthand in a computer system |
EP1735733A1 (en) * | 2004-04-02 | 2006-12-27 | Nokia Corporation | Apparatus and method for handwriting recognition |
US7580029B2 (en) * | 2004-04-02 | 2009-08-25 | Nokia Corporation | Apparatus and method for handwriting recognition |
US11017097B2 (en) | 2004-05-14 | 2021-05-25 | Peter N. Ching | Systems and methods for prevention of unauthorized access to resources of an information system |
US7814024B2 (en) * | 2004-05-14 | 2010-10-12 | Ching Peter N | Multi-way transactions related data exchange apparatus and methods |
JP2005346415A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Hitachi Ltd | 電子ペンを用いた編集システム、編集方法およびそのプログラム |
GB2431500B (en) * | 2004-06-18 | 2009-03-25 | Microth Inc | Stroke-based data entry device, system, and method |
US7979795B2 (en) * | 2004-08-02 | 2011-07-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for inputting syllables of a phonetic script into a computer |
US8160363B2 (en) * | 2004-09-25 | 2012-04-17 | Samsung Electronics Co., Ltd | Device and method for inputting characters or drawings in a mobile terminal using a virtual screen |
US7443386B2 (en) * | 2004-11-01 | 2008-10-28 | Nokia Corporation | Mobile phone and method |
US7490033B2 (en) * | 2005-01-13 | 2009-02-10 | International Business Machines Corporation | System for compiling word usage frequencies |
US20060202865A1 (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Nguyen Mitchell V | Text entry coding system and handheld computing device |
US20060212430A1 (en) | 2005-03-18 | 2006-09-21 | Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware | Outputting a saved hand-formed expression |
US7809215B2 (en) | 2006-10-11 | 2010-10-05 | The Invention Science Fund I, Llc | Contextual information encoded in a formed expression |
US8229252B2 (en) | 2005-03-18 | 2012-07-24 | The Invention Science Fund I, Llc | Electronic association of a user expression and a context of the expression |
US8232979B2 (en) * | 2005-05-25 | 2012-07-31 | The Invention Science Fund I, Llc | Performing an action with respect to hand-formed expression |
US8599174B2 (en) | 2005-03-18 | 2013-12-03 | The Invention Science Fund I, Llc | Verifying a written expression |
US7826687B2 (en) | 2005-03-18 | 2010-11-02 | The Invention Science Fund I, Llc | Including contextual information with a formed expression |
US8290313B2 (en) | 2005-03-18 | 2012-10-16 | The Invention Science Fund I, Llc | Electronic acquisition of a hand formed expression and a context of the expression |
US20070273674A1 (en) * | 2005-03-18 | 2007-11-29 | Searete Llc, A Limited Liability Corporation | Machine-differentiatable identifiers having a commonly accepted meaning |
US7672512B2 (en) | 2005-03-18 | 2010-03-02 | Searete Llc | Forms for completion with an electronic writing device |
US8340476B2 (en) | 2005-03-18 | 2012-12-25 | The Invention Science Fund I, Llc | Electronic acquisition of a hand formed expression and a context of the expression |
US8640959B2 (en) | 2005-03-18 | 2014-02-04 | The Invention Science Fund I, Llc | Acquisition of a user expression and a context of the expression |
US20060221056A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-05 | Inventec Corporation | Method and system for inputting single-stroke code |
DE102005020142A1 (de) * | 2005-04-29 | 2006-11-02 | Siemens Ag | Verfahren zum Eingeben von Schriftzeichen |
US20060279559A1 (en) * | 2005-06-10 | 2006-12-14 | Wang Kongqiao | Mobile communications terminal and method therefore |
US7428516B2 (en) * | 2005-06-23 | 2008-09-23 | Microsoft Corporation | Handwriting recognition using neural networks |
KR100656523B1 (ko) * | 2005-07-27 | 2006-12-11 | 삼성전자주식회사 | 인체의 움직임을 이용한 시스템 및 그 방법 |
US7567711B2 (en) * | 2005-08-01 | 2009-07-28 | Microsoft Corporation | Cleaning up of handwriting intra-stroke and inter-stroke overtracing |
US8677377B2 (en) | 2005-09-08 | 2014-03-18 | Apple Inc. | Method and apparatus for building an intelligent automated assistant |
US20070174916A1 (en) * | 2005-10-28 | 2007-07-26 | Ching Peter N | Method and apparatus for secure data transfer |
US7808480B2 (en) * | 2005-10-28 | 2010-10-05 | Sap Ag | Method and system for secure input |
TW200809660A (en) * | 2006-03-01 | 2008-02-16 | Zi Decuma Ab | A method for additive character recognition and an apparatus thereof |
US7502509B2 (en) * | 2006-05-12 | 2009-03-10 | Velosum, Inc. | Systems and methods for digital pen stroke correction |
US7817857B2 (en) * | 2006-05-31 | 2010-10-19 | Microsoft Corporation | Combiner for improving handwriting recognition |
US20080129712A1 (en) * | 2006-07-31 | 2008-06-05 | Mitchell Van Nguyen | Pen-based computer system having variable automatic scroll |
US9318108B2 (en) | 2010-01-18 | 2016-04-19 | Apple Inc. | Intelligent automated assistant |
US8201087B2 (en) | 2007-02-01 | 2012-06-12 | Tegic Communications, Inc. | Spell-check for a keyboard system with automatic correction |
US8225203B2 (en) | 2007-02-01 | 2012-07-17 | Nuance Communications, Inc. | Spell-check for a keyboard system with automatic correction |
US20080244511A1 (en) * | 2007-03-30 | 2008-10-02 | Microsoft Corporation | Developing a writing system analyzer using syntax-directed translation |
US8977255B2 (en) | 2007-04-03 | 2015-03-10 | Apple Inc. | Method and system for operating a multi-function portable electronic device using voice-activation |
US7903002B2 (en) * | 2007-05-17 | 2011-03-08 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Electronic device having vibration input recognition and method |
US7971152B2 (en) * | 2007-12-14 | 2011-06-28 | Microsoft Corporation | Direction-based data entry system |
US9330720B2 (en) | 2008-01-03 | 2016-05-03 | Apple Inc. | Methods and apparatus for altering audio output signals |
US8996376B2 (en) | 2008-04-05 | 2015-03-31 | Apple Inc. | Intelligent text-to-speech conversion |
US10496753B2 (en) | 2010-01-18 | 2019-12-03 | Apple Inc. | Automatically adapting user interfaces for hands-free interaction |
US20100020033A1 (en) * | 2008-07-23 | 2010-01-28 | Obinna Ihenacho Alozie Nwosu | System, method and computer program product for a virtual keyboard |
US20100030549A1 (en) | 2008-07-31 | 2010-02-04 | Lee Michael M | Mobile device having human language translation capability with positional feedback |
US8769427B2 (en) | 2008-09-19 | 2014-07-01 | Google Inc. | Quick gesture input |
US8373703B2 (en) * | 2008-09-24 | 2013-02-12 | Penny Beckwith | System and method for incorporating a personalized writing style into a word program |
US9959870B2 (en) | 2008-12-11 | 2018-05-01 | Apple Inc. | Speech recognition involving a mobile device |
US8259075B2 (en) | 2009-01-06 | 2012-09-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Secondary key group layout for keyboard |
US8819597B2 (en) * | 2009-04-10 | 2014-08-26 | Google Inc. | Glyph entry on computing device |
US20120311585A1 (en) | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Apple Inc. | Organizing task items that represent tasks to perform |
US9858925B2 (en) | 2009-06-05 | 2018-01-02 | Apple Inc. | Using context information to facilitate processing of commands in a virtual assistant |
US10241644B2 (en) | 2011-06-03 | 2019-03-26 | Apple Inc. | Actionable reminder entries |
US10241752B2 (en) | 2011-09-30 | 2019-03-26 | Apple Inc. | Interface for a virtual digital assistant |
US9009612B2 (en) | 2009-06-07 | 2015-04-14 | Apple Inc. | Devices, methods, and graphical user interfaces for accessibility using a touch-sensitive surface |
US9431006B2 (en) | 2009-07-02 | 2016-08-30 | Apple Inc. | Methods and apparatuses for automatic speech recognition |
US10705794B2 (en) | 2010-01-18 | 2020-07-07 | Apple Inc. | Automatically adapting user interfaces for hands-free interaction |
US10679605B2 (en) | 2010-01-18 | 2020-06-09 | Apple Inc. | Hands-free list-reading by intelligent automated assistant |
US10276170B2 (en) | 2010-01-18 | 2019-04-30 | Apple Inc. | Intelligent automated assistant |
US10553209B2 (en) | 2010-01-18 | 2020-02-04 | Apple Inc. | Systems and methods for hands-free notification summaries |
DE112011100329T5 (de) | 2010-01-25 | 2012-10-31 | Andrew Peter Nelson Jerram | Vorrichtungen, Verfahren und Systeme für eine Digitalkonversationsmanagementplattform |
US8682667B2 (en) | 2010-02-25 | 2014-03-25 | Apple Inc. | User profiling for selecting user specific voice input processing information |
US8554280B2 (en) * | 2010-03-23 | 2013-10-08 | Ebay Inc. | Free-form entries during payment processes |
US20110291964A1 (en) * | 2010-06-01 | 2011-12-01 | Kno, Inc. | Apparatus and Method for Gesture Control of a Dual Panel Electronic Device |
US9104306B2 (en) * | 2010-10-29 | 2015-08-11 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Translation of directional input to gesture |
US10762293B2 (en) | 2010-12-22 | 2020-09-01 | Apple Inc. | Using parts-of-speech tagging and named entity recognition for spelling correction |
US9262612B2 (en) | 2011-03-21 | 2016-02-16 | Apple Inc. | Device access using voice authentication |
US20120310642A1 (en) | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Apple Inc. | Automatically creating a mapping between text data and audio data |
US10057736B2 (en) | 2011-06-03 | 2018-08-21 | Apple Inc. | Active transport based notifications |
US8989492B2 (en) * | 2011-06-03 | 2015-03-24 | Apple Inc. | Multi-resolution spatial feature extraction for automatic handwriting recognition |
KR20120136900A (ko) * | 2011-06-10 | 2012-12-20 | 삼성전자주식회사 | 터치 스크린을 구비한 기기에서 점자 입력을 위한 장치 및 방법 |
US8994660B2 (en) | 2011-08-29 | 2015-03-31 | Apple Inc. | Text correction processing |
US8286104B1 (en) * | 2011-10-06 | 2012-10-09 | Google Inc. | Input method application for a touch-sensitive user interface |
US8478777B2 (en) * | 2011-10-25 | 2013-07-02 | Google Inc. | Gesture-based search |
KR20130059495A (ko) * | 2011-11-29 | 2013-06-07 | 삼성전자주식회사 | 휴대단말기의 ui 제어 요소 처리 방법 |
US10134385B2 (en) | 2012-03-02 | 2018-11-20 | Apple Inc. | Systems and methods for name pronunciation |
US9483461B2 (en) | 2012-03-06 | 2016-11-01 | Apple Inc. | Handling speech synthesis of content for multiple languages |
CA2772554A1 (en) * | 2012-03-19 | 2013-09-19 | Corel Corporation | Method and system for interactive font feature access |
US8504842B1 (en) | 2012-03-23 | 2013-08-06 | Google Inc. | Alternative unlocking patterns |
US8881269B2 (en) | 2012-03-31 | 2014-11-04 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for integrating recognition of handwriting gestures with a screen reader |
US9280610B2 (en) | 2012-05-14 | 2016-03-08 | Apple Inc. | Crowd sourcing information to fulfill user requests |
US9721563B2 (en) | 2012-06-08 | 2017-08-01 | Apple Inc. | Name recognition system |
US9495129B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-11-15 | Apple Inc. | Device, method, and user interface for voice-activated navigation and browsing of a document |
US9576574B2 (en) | 2012-09-10 | 2017-02-21 | Apple Inc. | Context-sensitive handling of interruptions by intelligent digital assistant |
US9547647B2 (en) | 2012-09-19 | 2017-01-17 | Apple Inc. | Voice-based media searching |
TWM448713U (zh) * | 2012-11-12 | 2013-03-11 | shun-fu Luo | 軌跡輸入及辨識操作控制之裝置 |
KR101997447B1 (ko) * | 2012-12-10 | 2019-07-08 | 엘지전자 주식회사 | 이동단말기 및 그 제어 방법 |
KR102579086B1 (ko) | 2013-02-07 | 2023-09-15 | 애플 인크. | 디지털 어시스턴트를 위한 음성 트리거 |
US9368114B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-06-14 | Apple Inc. | Context-sensitive handling of interruptions |
US10652394B2 (en) | 2013-03-14 | 2020-05-12 | Apple Inc. | System and method for processing voicemail |
WO2014144579A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Apple Inc. | System and method for updating an adaptive speech recognition model |
US9922642B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-03-20 | Apple Inc. | Training an at least partial voice command system |
WO2014197336A1 (en) | 2013-06-07 | 2014-12-11 | Apple Inc. | System and method for detecting errors in interactions with a voice-based digital assistant |
US9582608B2 (en) | 2013-06-07 | 2017-02-28 | Apple Inc. | Unified ranking with entropy-weighted information for phrase-based semantic auto-completion |
WO2014197334A2 (en) | 2013-06-07 | 2014-12-11 | Apple Inc. | System and method for user-specified pronunciation of words for speech synthesis and recognition |
WO2014197335A1 (en) | 2013-06-08 | 2014-12-11 | Apple Inc. | Interpreting and acting upon commands that involve sharing information with remote devices |
EP3937002A1 (en) | 2013-06-09 | 2022-01-12 | Apple Inc. | Device, method, and graphical user interface for enabling conversation persistence across two or more instances of a digital assistant |
US10176167B2 (en) | 2013-06-09 | 2019-01-08 | Apple Inc. | System and method for inferring user intent from speech inputs |
JP2016521948A (ja) | 2013-06-13 | 2016-07-25 | アップル インコーポレイテッド | 音声コマンドによって開始される緊急電話のためのシステム及び方法 |
CN103294403A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-11 | 苏州鼎富软件科技有限公司 | 手写输入法识别方法 |
JP6163266B2 (ja) | 2013-08-06 | 2017-07-12 | アップル インコーポレイテッド | リモート機器からの作動に基づくスマート応答の自動作動 |
JP2015049603A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
US9424823B2 (en) * | 2014-02-10 | 2016-08-23 | Myscript | Method and apparatus for recognising music symbols |
WO2015141260A1 (ja) * | 2014-03-17 | 2015-09-24 | 株式会社河合楽器製作所 | 手書き音楽記号認識装置およびプログラム |
US9620105B2 (en) | 2014-05-15 | 2017-04-11 | Apple Inc. | Analyzing audio input for efficient speech and music recognition |
US10592095B2 (en) | 2014-05-23 | 2020-03-17 | Apple Inc. | Instantaneous speaking of content on touch devices |
US9502031B2 (en) | 2014-05-27 | 2016-11-22 | Apple Inc. | Method for supporting dynamic grammars in WFST-based ASR |
US9430463B2 (en) | 2014-05-30 | 2016-08-30 | Apple Inc. | Exemplar-based natural language processing |
US9734193B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-08-15 | Apple Inc. | Determining domain salience ranking from ambiguous words in natural speech |
US9785630B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-10-10 | Apple Inc. | Text prediction using combined word N-gram and unigram language models |
US9633004B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-04-25 | Apple Inc. | Better resolution when referencing to concepts |
US10170123B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-01-01 | Apple Inc. | Intelligent assistant for home automation |
US10289433B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-05-14 | Apple Inc. | Domain specific language for encoding assistant dialog |
EP3149728B1 (en) | 2014-05-30 | 2019-01-16 | Apple Inc. | Multi-command single utterance input method |
US9715875B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-07-25 | Apple Inc. | Reducing the need for manual start/end-pointing and trigger phrases |
US9842101B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-12-12 | Apple Inc. | Predictive conversion of language input |
US10078631B2 (en) | 2014-05-30 | 2018-09-18 | Apple Inc. | Entropy-guided text prediction using combined word and character n-gram language models |
US9760559B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-09-12 | Apple Inc. | Predictive text input |
US9338493B2 (en) | 2014-06-30 | 2016-05-10 | Apple Inc. | Intelligent automated assistant for TV user interactions |
US10659851B2 (en) | 2014-06-30 | 2020-05-19 | Apple Inc. | Real-time digital assistant knowledge updates |
EP2966585B1 (en) * | 2014-07-11 | 2019-09-11 | Unify GmbH & Co. KG | Method and system for initiating a login of a user |
US10446141B2 (en) | 2014-08-28 | 2019-10-15 | Apple Inc. | Automatic speech recognition based on user feedback |
US9818400B2 (en) | 2014-09-11 | 2017-11-14 | Apple Inc. | Method and apparatus for discovering trending terms in speech requests |
US10789041B2 (en) | 2014-09-12 | 2020-09-29 | Apple Inc. | Dynamic thresholds for always listening speech trigger |
US10127911B2 (en) | 2014-09-30 | 2018-11-13 | Apple Inc. | Speaker identification and unsupervised speaker adaptation techniques |
US10074360B2 (en) | 2014-09-30 | 2018-09-11 | Apple Inc. | Providing an indication of the suitability of speech recognition |
US9668121B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-05-30 | Apple Inc. | Social reminders |
US9886432B2 (en) | 2014-09-30 | 2018-02-06 | Apple Inc. | Parsimonious handling of word inflection via categorical stem + suffix N-gram language models |
US9646609B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-05-09 | Apple Inc. | Caching apparatus for serving phonetic pronunciations |
US10552013B2 (en) | 2014-12-02 | 2020-02-04 | Apple Inc. | Data detection |
US9711141B2 (en) | 2014-12-09 | 2017-07-18 | Apple Inc. | Disambiguating heteronyms in speech synthesis |
US10089291B2 (en) | 2015-02-27 | 2018-10-02 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Ink stroke editing and manipulation |
US9865280B2 (en) | 2015-03-06 | 2018-01-09 | Apple Inc. | Structured dictation using intelligent automated assistants |
US10567477B2 (en) | 2015-03-08 | 2020-02-18 | Apple Inc. | Virtual assistant continuity |
US9886953B2 (en) | 2015-03-08 | 2018-02-06 | Apple Inc. | Virtual assistant activation |
US9721566B2 (en) | 2015-03-08 | 2017-08-01 | Apple Inc. | Competing devices responding to voice triggers |
US9899019B2 (en) | 2015-03-18 | 2018-02-20 | Apple Inc. | Systems and methods for structured stem and suffix language models |
US9842105B2 (en) | 2015-04-16 | 2017-12-12 | Apple Inc. | Parsimonious continuous-space phrase representations for natural language processing |
US10083688B2 (en) | 2015-05-27 | 2018-09-25 | Apple Inc. | Device voice control for selecting a displayed affordance |
US10127220B2 (en) | 2015-06-04 | 2018-11-13 | Apple Inc. | Language identification from short strings |
US9578173B2 (en) | 2015-06-05 | 2017-02-21 | Apple Inc. | Virtual assistant aided communication with 3rd party service in a communication session |
US10101822B2 (en) | 2015-06-05 | 2018-10-16 | Apple Inc. | Language input correction |
US10255907B2 (en) | 2015-06-07 | 2019-04-09 | Apple Inc. | Automatic accent detection using acoustic models |
US10186254B2 (en) | 2015-06-07 | 2019-01-22 | Apple Inc. | Context-based endpoint detection |
US11025565B2 (en) | 2015-06-07 | 2021-06-01 | Apple Inc. | Personalized prediction of responses for instant messaging |
US10747498B2 (en) | 2015-09-08 | 2020-08-18 | Apple Inc. | Zero latency digital assistant |
US10671428B2 (en) | 2015-09-08 | 2020-06-02 | Apple Inc. | Distributed personal assistant |
US9697820B2 (en) | 2015-09-24 | 2017-07-04 | Apple Inc. | Unit-selection text-to-speech synthesis using concatenation-sensitive neural networks |
US11010550B2 (en) | 2015-09-29 | 2021-05-18 | Apple Inc. | Unified language modeling framework for word prediction, auto-completion and auto-correction |
US10366158B2 (en) | 2015-09-29 | 2019-07-30 | Apple Inc. | Efficient word encoding for recurrent neural network language models |
FR3041792B1 (fr) * | 2015-09-29 | 2018-10-26 | Melissa Raffin | Procede et dispositif d'ecriture digitale au moyen d'un ecran tactile |
US11587559B2 (en) | 2015-09-30 | 2023-02-21 | Apple Inc. | Intelligent device identification |
US10691473B2 (en) | 2015-11-06 | 2020-06-23 | Apple Inc. | Intelligent automated assistant in a messaging environment |
US10049668B2 (en) | 2015-12-02 | 2018-08-14 | Apple Inc. | Applying neural network language models to weighted finite state transducers for automatic speech recognition |
US10223066B2 (en) | 2015-12-23 | 2019-03-05 | Apple Inc. | Proactive assistance based on dialog communication between devices |
US10446143B2 (en) | 2016-03-14 | 2019-10-15 | Apple Inc. | Identification of voice inputs providing credentials |
US9934775B2 (en) | 2016-05-26 | 2018-04-03 | Apple Inc. | Unit-selection text-to-speech synthesis based on predicted concatenation parameters |
US9972304B2 (en) | 2016-06-03 | 2018-05-15 | Apple Inc. | Privacy preserving distributed evaluation framework for embedded personalized systems |
US10249300B2 (en) | 2016-06-06 | 2019-04-02 | Apple Inc. | Intelligent list reading |
US10049663B2 (en) | 2016-06-08 | 2018-08-14 | Apple, Inc. | Intelligent automated assistant for media exploration |
DK179309B1 (en) | 2016-06-09 | 2018-04-23 | Apple Inc | Intelligent automated assistant in a home environment |
US10586535B2 (en) | 2016-06-10 | 2020-03-10 | Apple Inc. | Intelligent digital assistant in a multi-tasking environment |
US10192552B2 (en) | 2016-06-10 | 2019-01-29 | Apple Inc. | Digital assistant providing whispered speech |
US10490187B2 (en) | 2016-06-10 | 2019-11-26 | Apple Inc. | Digital assistant providing automated status report |
US10509862B2 (en) | 2016-06-10 | 2019-12-17 | Apple Inc. | Dynamic phrase expansion of language input |
US10067938B2 (en) | 2016-06-10 | 2018-09-04 | Apple Inc. | Multilingual word prediction |
DK179343B1 (en) | 2016-06-11 | 2018-05-14 | Apple Inc | Intelligent task discovery |
DK201670540A1 (en) | 2016-06-11 | 2018-01-08 | Apple Inc | Application integration with a digital assistant |
DK179415B1 (en) | 2016-06-11 | 2018-06-14 | Apple Inc | Intelligent device arbitration and control |
DK179049B1 (en) | 2016-06-11 | 2017-09-18 | Apple Inc | Data driven natural language event detection and classification |
US10043516B2 (en) | 2016-09-23 | 2018-08-07 | Apple Inc. | Intelligent automated assistant |
US10620824B2 (en) | 2016-09-30 | 2020-04-14 | Atlassian Pty Ltd | Creating tables using gestures |
US10593346B2 (en) | 2016-12-22 | 2020-03-17 | Apple Inc. | Rank-reduced token representation for automatic speech recognition |
DK201770439A1 (en) | 2017-05-11 | 2018-12-13 | Apple Inc. | Offline personal assistant |
DK179496B1 (en) | 2017-05-12 | 2019-01-15 | Apple Inc. | USER-SPECIFIC Acoustic Models |
DK179745B1 (en) | 2017-05-12 | 2019-05-01 | Apple Inc. | SYNCHRONIZATION AND TASK DELEGATION OF A DIGITAL ASSISTANT |
DK201770431A1 (en) | 2017-05-15 | 2018-12-20 | Apple Inc. | Optimizing dialogue policy decisions for digital assistants using implicit feedback |
DK201770432A1 (en) | 2017-05-15 | 2018-12-21 | Apple Inc. | Hierarchical belief states for digital assistants |
DK179549B1 (en) | 2017-05-16 | 2019-02-12 | Apple Inc. | FAR-FIELD EXTENSION FOR DIGITAL ASSISTANT SERVICES |
US10455115B2 (en) | 2017-05-19 | 2019-10-22 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Adaptive stylus position interpolation |
Family Cites Families (75)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE570229A (ja) | 1957-08-14 | |||
JPS6249483A (ja) | 1985-08-28 | 1987-03-04 | Hitachi Ltd | 実時間手書き文字認識の文字入力方式 |
US3145367A (en) | 1959-07-27 | 1964-08-18 | Stanford Research Inst | Character recognition circuit |
US3199078A (en) | 1960-02-05 | 1965-08-03 | Ibm | Character identification device |
US3462548A (en) | 1965-05-13 | 1969-08-19 | Robert M Rinder | Combined writing device and computer input |
US3439341A (en) * | 1965-08-09 | 1969-04-15 | Lockheed Aircraft Corp | Hyphenation machine |
US3626368A (en) | 1969-01-13 | 1971-12-07 | Hsing Chu Lee | Character-reading apparatus including improved character set sensing structure |
US3699518A (en) * | 1971-01-18 | 1972-10-17 | Commerce Usa | Method and machine for reading handwritten cursive characters |
US3784982A (en) | 1971-08-16 | 1974-01-08 | Isotec Inc | Electro-optical handwritten character reader |
US3835453A (en) | 1972-06-01 | 1974-09-10 | S Narayanan | Code generating and receiving apparatus |
US3903502A (en) | 1973-08-29 | 1975-09-02 | Creative Ventures | Character recording system |
US3930229A (en) | 1974-01-31 | 1975-12-30 | Stanford Research Inst | Handwriting system |
CH599599B5 (ja) | 1974-09-04 | 1978-05-31 | Centre Electron Horloger | |
US3996557A (en) | 1975-01-14 | 1976-12-07 | MI2 Corporation | Character recognition system and method |
US4156911A (en) | 1975-11-18 | 1979-05-29 | Stanford Research Institute | Dynamic re-creation of signatures |
US4074114A (en) | 1976-03-12 | 1978-02-14 | Monarch Marking Systems, Inc. | Bar code and method and apparatus for interpreting the same |
US4241409A (en) | 1977-12-30 | 1980-12-23 | Nolf Jean Marie | Hand held pen-size calculator |
US4262281A (en) | 1978-05-31 | 1981-04-14 | Quest Automation Limited | Processing of information |
US4365235A (en) | 1980-12-31 | 1982-12-21 | International Business Machines Corporation | Chinese/Kanji on-line recognition system |
US4400697A (en) * | 1981-06-19 | 1983-08-23 | Chyron Corporation | Method of line buffer loading for a symbol generator |
DE3126886A1 (de) | 1981-07-08 | 1983-01-27 | Olympia Werke Ag | Einrichtung zur textbe- und textverarbeitung |
JPS5856188A (ja) | 1981-09-30 | 1983-04-02 | Fujitsu Ltd | 英大文字・数字・特殊記号1画文字実時間認識方式 |
JPS5935277A (ja) | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 手書文字図形のリアルタイム認識による制御方法 |
JPS5975375A (ja) | 1982-10-21 | 1984-04-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 文字認識装置 |
US4718102A (en) * | 1983-01-19 | 1988-01-05 | Communication Intelligence Corporation | Process and apparatus involving pattern recognition |
US4561105A (en) | 1983-01-19 | 1985-12-24 | Communication Intelligence Corporation | Complex pattern recognition method and system |
US4531231A (en) | 1983-01-19 | 1985-07-23 | Communication Intelligence Corporation | Method for distinguishing between complex character sets |
US4573196A (en) | 1983-01-19 | 1986-02-25 | Communications Intelligence Corporation | Confusion grouping of strokes in pattern recognition method and system |
EP0135615A3 (en) | 1983-09-09 | 1987-03-25 | Communication Intelligence Corporation | Process and apparatus involving pattern recognition |
JPS60131041U (ja) | 1984-02-08 | 1985-09-02 | シャープ株式会社 | 手書き入力情報の処理装置 |
JPS60205686A (ja) | 1984-03-30 | 1985-10-17 | Hitachi Ltd | 手書き文字・図形認識システム |
US4608658A (en) | 1984-04-13 | 1986-08-26 | Pencept, Inc. | Method and apparatus for removing noise at the ends of a stroke caused by retracing |
US4562304A (en) | 1984-05-23 | 1985-12-31 | Pencept, Inc. | Apparatus and method for emulating computer keyboard input with a handprint terminal |
US4751741A (en) | 1984-07-19 | 1988-06-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Pen-type character recognition apparatus |
US4985929A (en) | 1984-09-18 | 1991-01-15 | Chizuko Tsuyama | System for use in processing a speech by the use of stenographs |
US4795349A (en) | 1984-10-24 | 1989-01-03 | Robert Sprague | Coded font keyboard apparatus |
US4724285A (en) | 1985-11-07 | 1988-02-09 | Digitext, Inc. | Stenographic translation system |
US4972496A (en) * | 1986-07-25 | 1990-11-20 | Grid Systems Corporation | Handwritten keyboardless entry computer system |
US4839634A (en) | 1986-12-01 | 1989-06-13 | More Edward S | Electro-optic slate for input/output of hand-entered textual and graphic information |
US5194852A (en) | 1986-12-01 | 1993-03-16 | More Edward S | Electro-optic slate for direct entry and display and/or storage of hand-entered textual and graphic information |
US4856820A (en) | 1987-01-21 | 1989-08-15 | Wright Line Inc. | Coding system |
US5022081A (en) | 1987-10-01 | 1991-06-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information recognition system |
US5140645A (en) | 1987-10-08 | 1992-08-18 | Whitaker Ranald O | Computer compatible character for reliable reading by photoreader |
US4953225A (en) | 1987-10-16 | 1990-08-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Handwritten character-recognizing apparatus for automatically generating and displaying character frames |
US4883291A (en) | 1988-05-11 | 1989-11-28 | Telesis Controls Corporation | Dot matrix formed security fonts |
US5109352A (en) | 1988-08-09 | 1992-04-28 | Dell Robert B O | System for encoding a collection of ideographic characters |
US5022086A (en) | 1988-12-20 | 1991-06-04 | Sri International, Inc. | Handwriting apparatus for information collection based on force and position |
JPH02263275A (ja) | 1989-04-03 | 1990-10-26 | Kiyadeitsukusu:Kk | 手書き文字の登録パターン作成方式 |
US5133076A (en) | 1989-06-12 | 1992-07-21 | Grid Systems Corporation | Hand held computer |
US5125039A (en) | 1989-06-16 | 1992-06-23 | Hawkins Jeffrey C | Object recognition system |
CN1023916C (zh) | 1989-06-19 | 1994-03-02 | 张道政 | 简繁五笔字根汉字输入系统 |
US5049862A (en) | 1989-10-06 | 1991-09-17 | Communication Intelligence Corporation ("Cic") | Keyless flat panel portable computer--computer aided notebook |
US5038382A (en) | 1989-10-13 | 1991-08-06 | International Business Machines Corporation | Multi-scale recognizer for hand drawn strokes |
JP2865210B2 (ja) | 1989-12-04 | 1999-03-08 | ソニー株式会社 | 文字認識装置 |
US5005205A (en) | 1990-01-12 | 1991-04-02 | International Business Machines Corporation | Handwriting recognition employing pairwise discriminant measures |
US5050232A (en) | 1990-03-28 | 1991-09-17 | Bgk Finishing Systems, Inc. | Movable heat treating apparatus utilizing proportionally controlled infrared lamps |
US5121441A (en) | 1990-09-21 | 1992-06-09 | International Business Machines Corporation | Robust prototype establishment in an on-line handwriting recognition system |
US5491495A (en) | 1990-11-13 | 1996-02-13 | Wang Laboratories, Inc. | User interface having simulated devices |
US5148155A (en) | 1990-11-13 | 1992-09-15 | Wang Laboratories, Inc. | Computer with tablet input to standard programs |
JPH05189617A (ja) | 1991-04-15 | 1993-07-30 | Microsoft Corp | 手書き文字認識に於けるアークのセグメント化の方法と装置 |
US5313527A (en) | 1991-06-07 | 1994-05-17 | Paragraph International | Method and apparatus for recognizing cursive writing from sequential input information |
US5550930A (en) | 1991-06-17 | 1996-08-27 | Microsoft Corporation | Method and system for training a handwriting recognizer at the time of misrecognition |
US5315667A (en) | 1991-10-31 | 1994-05-24 | International Business Machines Corporation | On-line handwriting recognition using a prototype confusability dialog |
US5848187A (en) * | 1991-11-18 | 1998-12-08 | Compaq Computer Corporation | Method and apparatus for entering and manipulating spreadsheet cell data |
IL100198A (en) * | 1991-11-29 | 1999-10-28 | Art Advanced Recognition Tech | Character recognition method |
US5333209A (en) | 1992-03-24 | 1994-07-26 | At&T Bell Laboratories | Method of recognizing handwritten symbols |
US5592566A (en) * | 1992-05-27 | 1997-01-07 | Apple Computer, Incorporated | Method and apparatus for computerized recognition |
JP2585922B2 (ja) | 1992-05-29 | 1997-02-26 | 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 | 電子黒板装置 |
US5341438A (en) | 1992-07-22 | 1994-08-23 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for segmenting and classifying unconstrained handwritten characters |
US5649027A (en) * | 1992-07-24 | 1997-07-15 | Microsoft Corporation | Recognition of handwritten words |
WO1994010678A1 (en) | 1992-11-03 | 1994-05-11 | Palm Computing, Inc. | Data input system for pen-based computers |
JP2979109B2 (ja) * | 1992-12-03 | 1999-11-15 | 日本アイ・ビー・エム 株式会社 | 認識文字の情報作成方法及び装置 |
US5500937A (en) * | 1993-09-08 | 1996-03-19 | Apple Computer, Inc. | Method and apparatus for editing an inked object while simultaneously displaying its recognized object |
US5596656B1 (en) | 1993-10-06 | 2000-04-25 | Xerox Corp | Unistrokes for computerized interpretation of handwriting |
DE69533479T2 (de) * | 1994-07-01 | 2005-09-22 | Palm Computing, Inc., Los Altos | Zeichensatz mit zeichen aus mehreren strichen und handschrifterkennungssystem |
-
1995
- 1995-06-29 DE DE69533479T patent/DE69533479T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-29 JP JP8503905A patent/JPH10510639A/ja active Pending
- 1995-06-29 EP EP95924077A patent/EP0769175B9/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-29 WO PCT/US1995/008113 patent/WO1996001453A1/en active IP Right Grant
-
1997
- 1997-09-08 US US08/925,563 patent/US6493464B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-08-13 US US10/218,479 patent/US6839464B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6839464B2 (en) | 2005-01-04 |
EP0769175A1 (en) | 1997-04-23 |
EP0769175B1 (en) | 2004-09-08 |
DE69533479D1 (de) | 2004-10-14 |
US20020196978A1 (en) | 2002-12-26 |
EP0769175B9 (en) | 2005-01-12 |
EP0769175A4 (en) | 1999-01-20 |
DE69533479T2 (de) | 2005-09-22 |
US6493464B1 (en) | 2002-12-10 |
WO1996001453A1 (en) | 1996-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10510639A (ja) | マルチペンストローク文字セット及び手書文書認識システム | |
KR100593993B1 (ko) | 문자인식장치 및 방법 | |
US4672677A (en) | Character and figure processing apparatus | |
US5889888A (en) | Method and apparatus for immediate response handwriting recognition system that handles multiple character sets | |
US5956021A (en) | Method and device for inputting information for a portable information processing device that uses a touch screen | |
US20040047505A1 (en) | Stylus computer | |
KR100261011B1 (ko) | 캐릭터입력장치, 캐릭터입력방법 및 캐릭터입력프로그램을 기록한 기록매체 | |
WO2007121673A1 (fr) | Procédé et dispositif d'amélioration de la vitesse de saisie de caractères chinois | |
US20040243389A1 (en) | Method and apparatus for selecting symbols in ideographic languages | |
KR100651396B1 (ko) | 문자 인식 장치 및 방법 | |
AU2007202065A1 (en) | Stylus computer | |
JP2009116529A (ja) | 入力処理装置 | |
KR100506231B1 (ko) | 터치 스크린을 구비한 단말기에서 문자 입력 장치 및 방법 | |
KR20090035409A (ko) | 문자입력장치 | |
KR100233416B1 (ko) | 정보처리장치 및 정보처리방법 | |
JP3085552B2 (ja) | オンライン手書入力装置における文字入力/カーソル指示判定方法 | |
JP2004534312A (ja) | 手書きパターンの認識表示 | |
JPH11154198A (ja) | 手書き入力装置及び記憶媒体 | |
KR100356038B1 (ko) | 온라인 수기 입력 방식에서 다문자를 인식시 한글을자소로 표현하는 장치 및 방법 | |
JPH01103787A (ja) | 個人辞書作成機能付手書文字認識装置 | |
JPH067310B2 (ja) | 電子機器 | |
KR20040099937A (ko) | 터치스크린을 이용한 문자입력장치 및 그 방법 | |
JPH05324926A (ja) | 文字入力方法及び装置 | |
JPH0675692A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH06208660A (ja) | オンライン文字認識装置 |