JPH10178678A - 携帯無線装置 - Google Patents
携帯無線装置Info
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- JPH10178678A JPH10178678A JP8337317A JP33731796A JPH10178678A JP H10178678 A JPH10178678 A JP H10178678A JP 8337317 A JP8337317 A JP 8337317A JP 33731796 A JP33731796 A JP 33731796A JP H10178678 A JPH10178678 A JP H10178678A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
Abstract
データを通信サービスエリア内において自動発信する
際、効率よく希望相手先に送信する。 【解決手段】携帯無線装置の使用者が通信サービスエリ
ア外でデータの送信操作を行った際、圧縮部6において
送信データの圧縮を行い、圧縮データとして圧縮データ
メモリ13内に格納し、通信サービスエリア内に移動し
たときに格納された圧縮データを自動的に送信する。ま
た、送信データの送信先情報がデータ管理メモリ7内に
既に予約されている場合には、送信データのみを既に登
録されている送信先情報に追加し、一括送信する。ま
た、送信先が圧縮データの伸張機能を有している場合に
は圧縮データを一括送信し、送信先が圧縮データの伸張
機能を有していない場合には、圧縮データを伸張して送
信する。
Description
ア内において、基地局との間で信号の送受を行う携帯無
線装置に関する。
サービスが受けられるエリア、すなわち、通信サービス
エリア内においてのみ希望相手先との通信が可能であ
り、通信サービスエリア外では希望相手先との通信がで
きない。そこで、従来の携帯無線装置、たとえば、無線
モデムを一体化した電子手帳では、通信サービスエリア
外に存在する使用者が何も知らずに発信操作を繰り返す
ことを防止するため、通信サービスエリア内に存在する
か否かを常時表示部に表示させている。このようにし
て、使用者が表示部の表示内容から通信サービスエリア
内に存在することを確認してからデータを送信すること
により、通信サービスエリア外における使用者の不必要
な送信操作を低減している。
は、使用者が通信サービスエリア外でデータを送信する
旨の操作を行ったとしても、通信サービスエリア内に入
るまではデータを送信することができないため、使用者
は携帯無線装置が通信サービスエリア内に入るまで送信
操作を待たなければならず、もしくは、使用者は急いで
通信サービスエリア内に戻らなければならない。また、
使用者は希望相手先にデータを送信するために、わざわ
ざ表示部の表示内容から通話サービスエリア内に存在す
ることを目視で判断してからデータを送信しなければな
らない。
示された移動体電話装置では、基地局の通話圏内か通話
圏外かを判断し、通話圏外において入力された通話相手
先のダイヤル番号をメモリに予め格納しておき、通話圏
内に入ったときにメモリに格納されたダイヤル番号を自
動発信し、通話相手先との回線を接続して通話を行って
いる。
された自動再送方法では、移動局が通話圏外に去って指
令局から移動局へデータ伝送ができなくなった場合に、
そのデータを移動局の番号とともに指令局内に格納して
おき、移動局が通話圏内に戻ってきたときに、圏内発呼
信号に基づいて指令局内に格納していたデータを移動局
へ自動的に再送している。
された無線電話装置では、基地局から着信があった時点
で、子機が親機からの電波到達範囲外にあり、親機・子
機間において通話ができない場合に、親機が発呼者から
のメッセージを一時格納し、子機が親機からの電波到達
範囲内にある場合に、格納したメッセージを子機に対し
て送信している。
はいずれも一時格納したデータを、格納した順に該当す
る送信先の移動局に送信しており、同一送信先に対する
データが複数個格納されている場合、同一送信先に対し
て複数個のデータをそれぞれ個別に送信しなければなら
ず、発信および送信回数が増加するために、通信回線の
有効利用ができないという問題がある。
いては、上述したように、格納されたデータの送信回数
が増加するために、電池の消費量が多くなり移動局の使
用時間が短くなるという問題がある。
ージの量が多くなった場合に、携帯無線装置のように搭
載できるメモリの容量に制限があるものに対しては適用
することが難しいという問題があり、搭載できるメモリ
の容量に制限がないものに対しては、あらかじめメモリ
の容量自体を大きくする必要があり、機器全体の小型化
を達成することができないという問題がある。
サービスエリア外において送信予約されたデータを通信
サービスエリア内において自動発信する際、効率よく希
望相手先に送信する携帯無線装置を提供することにあ
る。
エリア外においてデータを送信予約する際、少ないメモ
リ容量で多くのデータを送信予約する携帯無線装置を提
供することにある。
に、本発明の携帯無線装置は、通信サービスエリア外に
おいて送信予約された予約データを通信サービスエリア
内において自動的に送信する携帯無線装置において、送
信データを圧縮するデータ圧縮手段と、データ圧縮手段
において圧縮された圧縮データを伸張するデータ伸張手
段と、データ伸張手段を送信先が有するか否かを判断す
る伸張機能判断手段と、送信データの送信先情報が予約
データ内に既に存在する場合には予約データに送信デー
タのみを追加するデータ管理手段とを有する。
は、使用者が通信サービスエリア外でデータを送信する
旨の操作を行った場合に送信データの圧縮を行い、圧縮
データとして送信先情報とともに携帯無線装置内部に一
時的に保持しておき、携帯無線装置が通信サービスエリ
ア内に移動したとき、すなわち、通信可能状態に戻った
ときに保持された圧縮データを自動的に送信する。
タを送信する旨の操作を行った際、送信データの送信先
情報、すなわち、送信先の識別番号が送信予約データ内
に既に登録されているか否かを確認し、送信先情報が既
に登録されている場合には、送信データのみを既に登録
されている送信先情報に追加し、データ送信時には予約
されたデータを一括して送信する。
る伸張機能を有している場合には、送信先の端末に対し
て、全ての送信データを圧縮された状態で一括して送信
し、送信先の端末が圧縮データを伸張する伸張機能を有
さない場合には、圧縮された送信データを伸張して送信
する。
実施の形態について、図面を参照して説明する。図1
は、本実施の形態に係る携帯無線装置、たとえば、PD
A(Personal Degital Assist
ant)、もしくはPIC(Personal Int
ellgent Communicator)の回路構
成を示すブロック図である。
を送受信する送受信アンテナ1と、無線信号の受信電界
強度を検出する無線部2と、制御部3と、メモリ8と、
データの送信操作を行う操作部14と、入力データ、デ
ータの送信状況、格納状況およびエリア判定部4による
判定結果等を表示する表示部15とから構成される。
情報から携帯無線装置が通信サービスエリア内に存在す
るか否かを判定するエリア判定部4と、送信データを管
理するデータ管理メモリ7を有する送信操作管理部5
と、データ圧縮に使用する圧縮用辞書を格納し、データ
の圧縮を行う圧縮部6と、圧縮データの伸張を行う伸張
部16とを有する。
あらかじめ装置本体に記憶されているデータ、すなわ
ち、固定データを格納する固定データメモリ9と、使用
者があらかじめ作成した任意データを格納する使用者作
成データメモリ10と、使用者が一時的に作成した任意
データを格納する一時データメモリ11と、エリア判定
部4による判定結果を格納するエリア判定メモリ12
と、圧縮後の送信データを格納する圧縮データメモリ1
3とを有する。
する「データ」とは、「電子メール等のテキストデー
タ、もしくは写真等のイメージデータ」を意味する。
の動作について説明する。
ンテナ1を介して無線部2にて受信され、受信電界強度
に対応するアナログ電圧、たとえば、RSSI(Rec
eived Signal Strength Ind
icator)の値をあらかじめ定められた第1の時間
間隔、たとえば、5ミリ秒間隔で測定し、その測定値を
制御部3内のエリア判定部4に伝達する。エリア判定部
4は検出されたアナログ電圧値をアナログ/デジタル変
換によりデジタル電圧値に変換し、あらかじめエリア判
定部4内に記憶されたしきい値と比較することにより、
携帯無線装置が通信サービスエリア内に存在するか否か
を判定する。エリア判定結果は、エリア判定メモリ12
に格納され、第1の時間間隔よりも長い、あらかじめ定
められた時間間隔、たとえば、100ミリ秒間隔で更新
される。
ば、図2に示す信号フォーマットで受信される。
ち、チャネル情報は、端末が位置登録を行った基地局の
周辺に点在する基地局についての情報を端末に通知する
ための情報であり、位置登録を行った基地局の周辺にあ
る基地局の周波数、どのエリアに属するかの情報等が格
納されている。端末はエリアを移動した際、新しい基地
局を検索するのに使用する。
登録されている端末1に対するデータを示し、端末の上
位レイヤ、すなわち、アプリケーションで処理するため
のデータが格納されている。端末1向けデータとは、端
末1宛である旨のIDが格納されていることを示す。
チャネルに対して基地局が送信すべきデータがないとき
に送信するデータであり、IDLEパケットとも呼ぶ。
受信に関するタイミングおよびネットワークの輻輳状態
等を通知する情報である。
端末が位置登録を行うと、システム側が位置登録を行っ
た端末がどのエリア内に存在するかを把握し、端末宛の
データ、すなわち、アプリケーションが使用するデータ
は、位置登録されたエリアに対して送信する。また、デ
ータの転送においては、全ての端末が下りデータ、すな
わち、基地局から送信される信号を全て受信し、データ
が自分宛のデータであれば所定の処理を行い、自分宛の
データ以外は破棄する。データの先頭にはID情報が付
加されており、各端末はID情報をチェックすることに
より自分宛のデータであるか否かを判断する。
えばキーボード、ジョイスティック、ライトペン、もし
くはトラックボールにおいて送信する旨の操作を行った
際、エリア判定メモリ12により携帯無線装置が通信サ
ービスエリア内に存在すると判定された場合には、その
まま処理を継続し、操作部14において入力されたデー
タおよび送信先情報、すなわち、送信先の識別番号は、
無線部2および送受信アンテナ1を介して図示せぬ基地
局に送信される。
る旨の操作を行った際、エリア判定メモリ12により携
帯無線装置が通信サービスエリア内に存在しない、すな
わち、通信サービスエリア外に存在すると判定された場
合には、送信すべきデータが「本日は、直出します」、
「会議に参加できますか」等のあらかじめ設定されてい
る固定データであるか、使用者があらかじめ作成した使
用者作成データであるか、もしくは使用者が一時的に作
成した一時データであるかを送信操作管理部5が判断す
る。
しくは一時データであると判断された場合には、送信す
べきデータを使用者作成データメモリ10、もしくは一
時データメモリ11に格納する。また、送信すべきデー
タを圧縮部6内に格納された圧縮用辞書に基づいて圧縮
し、圧縮データとして圧縮データメモリ13に格納す
る。さらに、圧縮データのアドレス、すなわち、番地、
もしくはポインタを送信先情報、すなわち、送信先の識
別番号とともにデータ管理メモリ7に格納する。送信す
べきデータを圧縮して格納することは、メモリの使用領
域の削減およびデータを圧縮して送信するという理由か
ら行われる。
り固定データであると判断された場合には、該当する固
定データのアドレス、すなわち、番地、もしくはポイン
タを送信先情報とともにデータ管理メモリ7に格納す
る。送信すべきデータが固定データである場合には、圧
縮部6において送信すべきデータの圧縮は行わない。
部5内において管理され、使用者が通話サービスエリア
内に移動した際、アドレスに基づいて固定データメモリ
9、使用者作成データメモリ10および一時データメモ
リ11に格納されたデータを送信先情報とともに無線部
2および送受信アンテナ1を介して自動的に発信する。
信された旨を表示部15、たとえば、CRT、もしくは
LCDに表示し、使用者が送信状況を確認できることが
望ましい。また、一時データは、送信してからあらかじ
め定められた時間が経過すると、一時データメモリ11
から自動的に消去するようにしてもよい。この場合、一
時データメモリ11内からデータが消去されるまで、表
示部15において送信データを確認することができる。
格納動作について図3のフローチャートを参照して詳細
に説明する。
者が操作部14によりデータを送信する旨の操作を行う
と(ステップ301)、エリア判定メモリ12は無線部
2からの受信電界強度情報から携帯無線装置が通信サー
ビスエリア内に存在するか否かを判定する(ステップ3
02)。
在すると判定された場合には(ステップ302でYE
S)、そのまま処理を継続し、操作部14において入力
された送信先情報およびデータが基地局に送信される
(ステップ303)。
在しない、すなわち、通信サービスエリア外に存在する
と判定された場合には(ステップ302でNO)、送信
操作管理部5により送信すべきデータが固定データであ
るか否かを判断する(ステップ304)。
り固定データであると判断された場合には(ステップ3
04でYES)、固定データメモリ9内のアドレスおよ
び送信先情報をデータ管理メモリ7に格納する(ステッ
プ305)。
り固定データではない、すなわち、使用者作成データ、
もしくは一時データであると判断された場合には(ステ
ップ304でNO)、送信すべきデータを使用者作成デ
ータメモリ10、もしくは一時データメモリ11に格納
する(ステップ306)。また、送信すべきデータを圧
縮部6において圧縮し(ステップ307)、圧縮データ
メモリ13に格納するとともに(ステップ308)、ア
ドレスおよび送信先情報をデータ管理メモリ7に格納す
る(ステップ309)。
法としては、たとえば、特開平7−203515号公報
に記載されたメッセージデータ変換方法がある。図4、
図5、図6、図7および図8を参照してこのデータ圧縮
方法を利用した本実施の形態によるデータ圧縮方法を詳
細に説明する。
の圧縮部6内に格納されるフリー伝言変換マトリクス表
であり、文字データを数字データに変換する際、もしく
は数字データを文字データに逆変換する際に利用され
る。
の圧縮部6内に格納される定型伝言辞書であり、伝言N
o.“01〜40”、すなわち、伝言コードとこの各伝
言No.に対応する呼出内容、すなわち、定型伝言メッ
セージを記憶する。
のデータ圧縮動作を示すフローチャートである。
作管理部5により固定データではない、すなわち、使用
者作成データ、もしくは一時データであると判断された
場合には(ステップ601でNO)、送信すべきデータ
中に圧縮部6内の定型伝言辞書に記憶されている図4に
示した定型伝言が含まれているか否かを判別する(ステ
ップ602)。
いない場合には(ステップ602でNO)、図4に示し
たフリー伝言変換マトリクス表に基づいてフリー伝言デ
ータ、すなわち、数字データに変換する(ステップ60
3)。
いる場合には(ステップ602でYES)、送信すべき
データと定型伝言との全ての組み合わせパターンについ
て数字データに変換する(ステップ604)。
ヤクヲシマスカ?”という送信データを圧縮する場合に
ついて、定型伝言との組み合わせによる変換パターンを
解析すると、同図(b)に示すように、“ヨヤク”、
“シマス”および“?”の部分が、それぞれ図5の伝言
No.36、40および30として記憶されているた
め、その組み合わせの変換パターンは、同図(c)の
“A〜H”に示す変換パターンがある。
た結果を図8に示す。同図8aに示す数字データ中に
“[[36”、“[[40”、“[[30”で示す数字
データは伝言No.データであることを示し、また、
“U7”および“U7”に続いて示す数字データは、フ
リー伝言データであることを示している。このフリー伝
言データ部分の数字データは、図4に示したフリー伝言
変換マトリクス表に基づいて変換されたものである。ま
た、同図8bは、同図8aの各変換結果のデータ桁数を
示している。
タと定型伝言との全ての組み合わせパターンについて数
字データに変換後、図8で示した組み合わせの変換パタ
ーンに基づいて、数字桁数の最も少なくなる組み合わせ
データを検出して抽出する(ステップ605)。すなわ
ち、図8aにおいて、“B”、“D”の組み合わせ変換
パターンが抽出され、“B”、もしくは“D”が圧縮デ
ータとして格納される。
記実施の形態に限定されない。たとえば、図9に示すよ
うに、送信すべきデータが送信操作管理部5により固定
データではない、すなわち、使用者作成データ、もしく
は一時データであると判断された場合には(ステップ9
01でNO)、送信データを1バイト毎検索しながら各
文字、もしくは文字列が圧縮部6内の圧縮用辞書に存在
するか否かを判別し、送信データの全ての文字、もしく
は文字列が圧縮用辞書に存在する場合には、送信データ
の文字、もしくは文字列を対応する数字データに変換す
ることにより圧縮を行い(ステップ904)、送信デー
タの文字、もしくは文字列が1つでも圧縮用辞書に存在
しない場合には、圧縮用辞書に存在しない文字、もしく
は文字列を新たに圧縮用辞書に登録、追加する(ステッ
プ903)とともに、送信データの文字、もしくは文字
列を対応する数字データに変換することにより圧縮を行
ってもよい(ステップ904)。
文字列からなる文字列を登録しておき、登録されている
文字、もしくは文字列が圧縮用辞書の限界容量を超える
ときには、各項目の使用頻度を検出し、長時間未使用の
項目、すなわち、使用頻度の低い項目から破棄すること
が望ましい。また、圧縮用辞書の管理については、各項
目を待ち行列で管理し、ある項目が使用される毎に待ち
行列の最後尾に配置することが望ましい。
る際の、送信予約情報へのデータ登録動作を図10のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
りデータを送信する旨の操作を行うと(ステップ10
1)、データ管理メモリ7内に送信先情報、すなわち、
送信先の識別番号が格納されているか否かを検出する
(ステップ102)。
されている場合には(ステップ102でYES)、送信
するべきデータの送信先情報がデータ管理メモリ7内の
送信先情報と同一であるか否かを判断する(ステップ1
05)。
ータ管理メモリ7に格納されている場合には(ステップ
105でYES)、送信すべきデータを使用者作成デー
タメモリ10、もしくは一時データメモリ11に格納す
る(ステップ106)。また、送信すべきデータは圧縮
し、圧縮データとして圧縮データメモリ13に格納す
る。さらに、アドレスをデータ管理メモリ7内の該当す
る送信先情報に追加して格納する(ステップ107)。
ここで、送信すべきデータが固定データである場合に
は、ステップ106の動作は行わず、送信すべきデータ
の圧縮も行わない。
管理メモリ7内に格納されていない場合には(ステップ
105でNO)、ステップ103およびステップ104
の動作を行う。ステップ103およびステップ104の
動作は、図3に示したステップ304からステップ30
9までの処理と同一であり、冗長を避けるため、その説
明を省略する。
のデータ登録動作に基づく送信データの管理図である。
送信予約および空き状況を管理する送信先情報管理表7
Aと、データの格納領域および予約件数を管理するアド
レス管理表7Bとから構成され、7aは送信先情報、す
なわち、送信先の識別番号を、7bはアドレス管理表7
B内のアドレス、すなわち、番地を、7cは固定データ
メモリ9および圧縮データメモリ13内のアドレスを、
7dは7bと同様にアドレス管理表7B内のアドレス
を、それぞれ表している。
XX”に対しては、アドレス7bが“1”番地を示して
いるため、アドレス7cより“102”番地のデータが
送信予約されており、またアドレス7dが“4”番地を
示しているため、アドレス7cより“105”番地のデ
ータも送信予約されており、さらにアドレス7dが
“5”番地を示しているため、アドレス7cより“20
3”番地のデータが送信予約されている。したがって、
送信先の識別番号“XXXXX”に対しては、アドレス
“102”番地、“105”番地および“203”番地
に格納されているデータ、すなわち、固定データ“B”
“E”および圧縮データ“Q”が送信される。
に対しては、アドレス“104”番地および“205”
番地に格納されているデータ、すなわち、固定データ
“D”および圧縮データ“S”が送信され、送信先の識
別番号“ZZZZZ”に対しては、アドレス“106”
番地に格納されているデータ、すなわち、固定データ
“F”が送信される。
て、圧縮データ“Q”にさらに固定データ“A”を送信
しようとする場合には、アドレス管理表7Bの“5”番
地のアドレス7dにアドレス管理表7Bのいずれかの空
いている番地、たとえば、“10”番地を格納し、“1
0”番地の7cに固定データ“A”、すなわち“10
1”番地を格納する。
外から通信サービスエリア内に入ったとき、すなわち、
通信可能な状態に戻ったときのデータの送信方法を図1
2のフローチャートを参照して説明する。
かじめ定められた時間間隔、たとえば、5ミリ秒間隔で
検出し(ステップ201)、検出された受信電界強度か
ら携帯無線装置が通信サービスエリア内に存在するか否
かを判定する(ステップ202)。
が通信サービスエリア内に存在すると判定された場合に
は(ステップ202でYES)、データ管理メモリ7内
の送信先情報管理表7Aから、送信予約された送信先情
報およびデータが存在するか否かを確認する(ステップ
203)。
存在すると確認された場合には(ステップ203でYE
S)、送信先の端末に対して接続要求信号を送信する。
その後、送信先の端末から送信される接続応答信号を受
信することにより送信先の端末が圧縮データの伸張機能
を有しているか否かの情報を取得し(ステップ20
4)、送信先の端末と回線を接続する(ステップ20
5)。また、ステップ204において取得した情報か
ら、送信先の端末が伸張機能を有しているか否かを判断
する(ステップ206)。
接続要求信号のデータ構造図の一例である。
確立を意味するコマンドが格納されており、たとえば、
2ビットである。また、発信元ID情報は、回線の接続
を開始する側、すなわち、発信側の端末のIDが格納さ
れており、たとえば、20ビットであり、着信先ID情
報は、着信側の端末のIDが格納されており、たとえ
ば、20ビットである。さらに、圧縮方式情報は、デー
タの送信側がどのような圧縮方式でデータを圧縮したか
の情報が格納されており、たとえば、1ビットである。
また、付加情報は可変長であり、何ビットでもよい。ビ
ット数の設定は上記ビット数に限定されない。
れる接続応答信号のデータ構造図の一例である。
が回線接続許可を意味するコマンドが格納されており、
たとえば、2ビットである。また、発信元ID情報は、
回線の接続許可を送信する側、すなわち、発信側の端末
のIDが格納されており、たとえば、20ビットであ
り、着信先ID情報は、着信側の端末のIDが格納され
ており、たとえば、20ビットである。さらに、伸張方
式情報は、データの受信する側がどのような伸張方式を
有しているかの情報が格納されており、たとえば、1ビ
ットである。また、付加情報は可変長であり、何ビット
でもよい。接続要求信号と同様にして、ビット数の設定
は上記ビット数に限定されない。
を有していると判断された場合には(ステップ206で
YES)、データ管理メモリ7内のアドレス管理部7B
から、送信予約されたデータ中に固定データが存在する
か否かを検索する(ステップ207)。
在する場合には(ステップ207でYES)、送信予約
されたデータ中の固定データを図6、もしくは図9に示
したデータの圧縮動作のフローチャートに基づいて圧縮
する(ステップ208)。圧縮された固定データは、圧
縮データメモリ13に格納されている圧縮データととも
に一括して送信先の端末に転送する(ステップ20
9)。
端末が伸張機能を有していないと判断された場合には、
圧縮データメモリ13に格納されている圧縮データをも
とのデータ、すなわち、使用者作成データ、もしくは一
時データに伸張し(ステップ210)、固定データメモ
リ9に格納されている固定データとともに一括して送信
先の端末に転送する(ステップ209)。すなわち、送
信予約されたデータは全て、圧縮されていない状態で送
信先の端末に転送される。
信予約されたデータ中に固定データが存在しない場合に
は、送信予約されたデータ、すなわち、圧縮データメモ
リ13に格納されている圧縮データを、圧縮された状態
で一括して送信先の端末に転送する(ステップ20
9)。
戻ったときのデータ送信方法をシーケンス図に表したも
のである。
リア内に移動し、データの送信を開始する場合には、ま
ず発信側端末が接続要求信号を送信する。着信側端末は
発信側端末から送信された接続要求信号を受信し、発信
側端末に対して接続応答信号を送信する。発信側端末は
着信側端末から送信された接続応答信号の受信を確認
後、送信すべきデータを着信側端末に対して送信する。
帯無線装置によれば、使用者が通信サービスエリア外で
データを送信する旨の操作を行った場合においても、送
信先情報およびデータを携帯無線装置内部に一時的に保
持しておき、携帯無線装置が通信サービスエリア内に移
動したとき、すなわち、通信可能状態に戻ったときに保
持されたデータを送信しているため、通信サービスエリ
ア外において使用者によるデータの送信操作不能の状態
をなくすことができる。
を問わず、データを送信する旨の操作を行うことができ
るため、携帯無線装置が通信サービスエリア内に存在す
るか否かを表示部等により逐次確認する手間を省くこと
ができる。
外から通信サービスエリア内に移動したとき、通信サー
ビスエリア外において保持されたデータが自動的に送信
されるため、使用者は通信サービスエリア内において、
保持されたデータの送信操作を行う必要がない。
タ、すなわち、固定データがあらかじめ携帯無線装置本
体に記憶されており、使用者が個人的に頻繁に使用する
データ、すなわち、使用者作成データを使用者の操作に
よりあらかじめ携帯無線装置本体に記憶させておくこと
ができるため、送信する際の操作を簡易化することがで
きる。
タを送信する旨の操作を行った際、送信データが、使用
者作成データ、もしくは使用者が一時的に作成した任意
データ、すなわち、一時データである場合にはデータの
圧縮を行い、圧縮データとしてメモリ内に格納するた
め、少ないメモリ容量でより多くのデータを送信予約す
ることができ、携帯無線装置本体の小型化を達成するこ
とができる。
タを送信する旨の操作を行った際、送信データの送信先
情報、すなわち、送信先の識別番号が送信予約データ内
に既に登録されているか否かを確認し、送信先情報が既
に登録されている場合には、送信データのみを既に登録
されている送信先情報に追加し、データ送信時には予約
されたデータを一括して送信するため、通信回線を有効
に利用することができる。すなわち、ある1つの送信先
に対してただ1回の送信で、複数のデータをまとめて送
信するため、予約されたデータの送信回数、送信時間を
全体的に減らすことができる。
る伸張機能を有している場合には、送信先の端末に対し
て、全ての送信データを圧縮された状態で一括して送信
するため、通信回線をさらに有効に利用することができ
る。
信時間が減ることにより、携帯無線装置内の電池の駆動
時間を長くすることができ、使用者は携帯無線装置本体
を長時間使用することができる。
に限定されるものではない。たとえば、本実施の形態の
携帯無線装置では、送信データを、データ交換でよく
使用され、あらかじめ装置本体に記憶されているデー
タ、すなわち、固定データ使用者が個人的に頻繁に使
用するデータ、すなわち、使用者作成データ使用者が
一時的に作成したデータ、すなわち、一時データの3つ
に分類しているが、固定データ、もしくは使用者作成デ
ータのいずれか一方を削除し、2つに分類してもよい。
固定データを削除する場合、すなわち、送信データを使
用者作成データおよび一時データの2つに分類する場合
には、あらかじめ装置本体に固定データが記憶されてい
ないため、使用者はデータ交換でよく使用されるデータ
を使用者作成データとしてあらかじめ入力する必要があ
る。しかしながら、この場合には、図1に示した固定デ
ータメモリ9が必要ない。一方、使用者作成データを削
除する場合、すなわち、送信データを固定データおよび
一時データの2つに分類する場合には、あらかじめ装置
本体に使用者作成データを記憶させることができないた
め、使用者は頻繁に使用するデータを送信する際、一時
データとして毎回入力する必要がある。しかしながら、
この場合には、図1に示した使用者作成データメモリ1
0が必要ない。また、送信データの分類は2つ、もしく
は3つに限定されず、いくつに分類してもよい。
外から通信サービスエリア内に移動し、送信予約したデ
ータが自動的に送信された場合に、発信された旨を表示
部15に表示しているが、携帯無線装置内にスピーカ、
もしくはLED等を設け、表示部だけでなく、音、もし
くは光等により、発信された旨を使用者が確認できるよ
うにしてもよい。
では、データ管理メモリ7が制御部3内に備えられてい
るが、メモリ8内に備えても何ら問題はない。
内に存在するか否かをエリア判定部4において、あらか
じめ定められた時間間隔、たとえば、5ミリ秒間隔で判
定し、データ送信時には、エリア判定メモリ12に格納
されたエリア判定結果に基づいてデータの送信動作を行
っているが、使用者によるデータの送信操作が行われた
時点で、無線部2の受信電界強度情報からエリア判定部
4において携帯無線装置が通信サービスエリア内に存在
するか否かを判定し、得られたエリア判定結果に基づい
てデータの送信動作を行ってもよい。この場合、メモリ
8内のエリア判定メモリ12は必要ない。
テップ309において、送信データが固定データである
場合には圧縮を行わず、固定データではない場合に圧縮
を行っているが、固定データをあらかじめ圧縮された状
態で格納しておくこともできる。この場合、図1に示し
た固定データメモリ9は必要なく、圧縮された固定デー
タは圧縮データメモリ13に圧縮データとして格納され
る。また、データを送信する場合には、図12に示した
ステップ207およびステップ208の処理は行わず、
データの種類に関係なく全てのデータを圧縮された状態
でそのまま送信する。さらに、図3に示したステップ3
06からステップ309において、送信データが使用者
作成データ、もしくは一時データである場合に圧縮を行
っているが、使用者作成データは使用者が頻繁に使用す
るデータとしてあらかじめ使用者作成データメモリ10
内に格納されているので、使用者が操作部14により使
用者作成データを入力すると同時に、入力された使用者
作成データを圧縮し、使用者作成データをあらかじめ圧
縮された状態で格納しておくこともできる。この場合、
図1に示した使用者作成データメモリ10は必要なく、
圧縮された使用者作成データは圧縮データメモリ13に
圧縮データとして格納される。すなわち、固定データお
よび使用者作成データはあらかじめ圧縮された状態で格
納され、一時データを入力された際に限ってデータ圧縮
を行う。したがって、この場合には、メモリ8内は一時
データメモリ11、エリア判定メモリ12および圧縮デ
ータメモリ13のみで構成される。
は、携帯電話機に対しても適用することができる。この
場合、通常携帯電話機内には音声メッセージを格納する
機能を備えていないため、音声メッセージの代わりにダ
イヤル番号を格納する。すなわち、携帯電話機が通信サ
ービスエリア外から通信サービスエリア内に移動した
際、音声メッセージではなくダイヤル番号を自動発信
し、通話を行うようにする。しかしながら、使用者は通
信サービスエリア内に入った直後に通話ができない状
況、たとえば、車を運転しているということも考えられ
るため、通信サービスエリア内に入ってから、あらかじ
め定められた時間が経過した後、ダイヤル番号を自動発
信するようにしたり、使用者のスイッチ操作により送信
を行うようにすることが望ましい。
帯電話機の双方が音声メッセージを音声信号に変換する
機能および音声信号を音声メッセージに変換する機能を
備えている場合には、発信側携帯電話機において、使用
者の発した音声メッセージを音声信号に変換して着信側
携帯電話機に送信し、着信側携帯電話機において、受信
した音声信号を音声メッセージに変換することにより、
ダイヤル番号だけでなく音声メッセージも自動送信する
ことができる。
装置によれば、使用者が通信サービスエリア外でデータ
の送信操作を行った場合に、送信先情報およびデータを
一時的に保持しておき、通信サービスエリア内に移動し
たときに自動的に送信しているため、使用者は通信サー
ビスエリア内、外を問わず、どこにおいてもデータの送
信操作を行うことができる。
および個人的によく使用するデータをあらかじめ携帯無
線装置本体に記憶させておくため、送信する際の操作を
簡易化することができる。
納するため、少ないメモリ容量でより多くのデータを送
信予約することができる。
いる送信先情報に対しては、送信データのみを追加し、
データ送信時には予約されたデータを一括して送信する
ため、データの送信回数を減らすことができ、通信回線
を有効に利用することができる。
る場合には、全ての送信データを圧縮された状態で送信
するため、データの送信時間を減らすことができ、通信
回線をさらに有効に利用することができる。
信時間が減ることにより、電池の駆動時間が長くなり、
使用者は携帯無線装置を長時間使用することができる。
ク図である。
図である。
示すフローチャートである。
ある。
示すフローチャートである。
定型伝言の組み合わせパターン例を示す図である。
て変換される数字データの変換パターン例を示す図であ
る。
作を示すフローチャートである。
のデータ登録動作を示すフローチャートである。
理図である。
に戻ったときのデータ送信方法を示すフローチャートで
ある。
時における接続要求信号のデータ構造図である。
時における接続応答信号のデータ構造図である。
タ送信方法のシーケンス図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 通信サービスエリア外において送信予約
された予約データを通信サービスエリア内において自動
的に送信する携帯無線装置において、送信データを圧縮
するデータ圧縮手段と、前記データ圧縮手段において圧
縮された圧縮データを伸張するデータ伸張手段とを有す
ることを特徴とする携帯無線装置。 - 【請求項2】 通信サービスエリア外において送信予約
された予約データを通信サービスエリア内において自動
的に送信する携帯無線装置において、送信データの送信
先情報が前記予約データ内に既に存在する場合には前記
予約データに前記送信データを追加するデータ管理手段
とを有することを特徴とする携帯無線装置。 - 【請求項3】 通信サービスエリア外において送信予約
された予約データを通信サービスエリア内において自動
的に送信する携帯無線装置において、送信データを圧縮
するデータ圧縮手段と、前記データ圧縮手段において圧
縮された圧縮データを伸張するデータ伸張手段と、前記
送信データの送信先情報が前記予約データ内に既に存在
する場合には前記予約データに前記送信データを追加す
るデータ管理手段とを有することを特徴とする携帯無線
装置。 - 【請求項4】 前記携帯無線装置が無線部を有し、前記
無線部からの受信電界強度情報から前記携帯無線装置が
通信サービスエリア内に存在するか否かを判断する通信
サービスエリア判定手段を有することを特徴とする請求
項1、2または3記載の携帯無線装置。 - 【請求項5】 前記携帯無線装置が圧縮部を有し、前記
データ圧縮手段が前記圧縮部内の圧縮用辞書を用いて行
われることを特徴とする請求項1または3記載の携帯無
線装置。 - 【請求項6】 前記送信データが前記携帯無線装置内に
あらかじめ格納されている第1のデータと、使用者が任
意に作成した第2のデータとに分けられ、前記データ圧
縮手段において前記第2のデータを圧縮することを特徴
とする請求項1または3記載の携帯無線装置。 - 【請求項7】 前記携帯無線装置が、前記データ伸張手
段を送信先が有するか否かを判断する判断手段を有し、
前記判断手段において送信先が前記データ伸張手段を有
すると判断された場合には、前記圧縮データを送信する
ことを特徴とする請求項1または3記載の携帯無線装
置。 - 【請求項8】 前記携帯無線装置が、前記データ伸張手
段を送信先が有するか否かを判断する判断手段を有し、
前記判断手段において送信先が前記データ伸張手段を有
さないと判断された場合には、前記圧縮データを前記デ
ータ伸張手段において伸張して送信することを特徴とす
る請求項1または3記載の携帯無線装置。 - 【請求項9】 前記携帯無線装置が携帯電話機であるこ
とを特徴とする請求項1、2または3記載の携帯無線装
置。 - 【請求項10】 携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在するか否かを判定するステップと、前記判定ステ
ップにおいて前記携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在しないと判定された場合に、送信データを圧縮す
るステップと、前記判定ステップにおいて前記携帯無線
装置が通信サービスエリア内に存在すると判定されたと
きに、前記送信データを送信するステップとを有するこ
とを特徴とする携帯無線装置の送信制御方法。 - 【請求項11】 携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在するか否かを判定するステップと、送信データが
前記携帯無線装置内にあらかじめ格納されている第1の
データであるか、もしくは使用者が任意に作成した第2
のデータであるかを判断するステップと、前記判定ステ
ップにおいて前記携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在しないと判定された場合に、前記第2のデータを
圧縮するステップと、前記判定ステップにおいて前記携
帯無線装置が通信サービスエリア内に存在すると判定さ
れたときに、前記送信データを送信するステップとを有
することを特徴とする携帯無線装置の送信制御方法。 - 【請求項12】 携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在するか否かを判定するステップと、前記判定ステ
ップにおいて前記携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在しないと判定された場合に、送信データの送信先
情報が予約データ内に既に存在するか否かを検出するス
テップと、前記検出ステップにおいて前記送信先情報が
前記予約データ内に既に存在する場合に、前記予約デー
タに前記送信データのみを追加するステップと、前記判
定ステップにおいて前記携帯無線装置が通信サービスエ
リア内に存在すると判定されたときに、前記予約データ
を送信するステップとを有することを特徴とする携帯無
線装置の送信制御方法。 - 【請求項13】 携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在するか否かを判定するステップと、前記判定ステ
ップにおいて前記携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在すると判定された場合に、予約データが存在する
か否かを確認するステップと、送信先がデータ伸張手段
を有するか否かを判断するステップと、前記確認ステッ
プにおいて前記予約データが存在し、かつ、前記判断ス
テップにおいて送信先が前記データ伸張手段を有してい
ると判断された場合に、前記予約データを圧縮された状
態で送信するステップとを有することを特徴とする携帯
無線装置の送信制御方法。 - 【請求項14】 前記確認ステップにおいて前記予約デ
ータが存在し、かつ、前記判断ステップにおいて送信先
が前記データ伸張手段を有していないと判断された場合
に、前記予約データを前記データ伸張手段において伸張
して送信するステップを有することを特徴とする請求項
13記載の携帯無線装置の送信制御方法。 - 【請求項15】 携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在するか否かを判定するステップと、前記判定ステ
ップにおいて前記携帯無線装置が通信サービスエリア内
に存在しないと判定された場合に、送信データを圧縮す
るステップと、前記送信データの送信先情報が予約デー
タ内に既に存在するか否かを検出するステップと、前記
検出ステップにおいて前記送信先情報が前記予約データ
内に既に存在する場合に、前記予約データに前記送信デ
ータのみを追加するステップと、前記判定ステップにお
いて前記携帯無線装置が通信サービスエリア内に存在す
ると判定された場合に、予約データが存在するか否かを
確認するステップと、送信先がデータ伸張手段を有する
か否かを判断するステップと、前記確認ステップにおい
て前記予約データが存在し、かつ、前記判断ステップに
おいて送信先が前記データ伸張手段を有していると判断
された場合に、前記予約データを圧縮された状態で送信
するステップとを有することを特徴とする携帯無線装置
の送信制御方法。 - 【請求項16】 前記確認ステップにおいて前記予約デ
ータが存在し、かつ、前記判断ステップにおいて送信先
が前記データ伸張手段を有していないと判断された場合
に、前記予約データを前記データ伸張手段において伸張
して送信するステップを有することを特徴とする請求項
15記載の携帯無線装置の送信制御方法。 - 【請求項17】 前記携帯無線装置が携帯電話機である
ことを特徴とする請求項10、11、12、13または
15記載の携帯無線装置の送信制御方法。
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