JPH1013796A - 文字多重データサンプリング回路 - Google Patents

文字多重データサンプリング回路

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JPH1013796A
JPH1013796A JP8164822A JP16482296A JPH1013796A JP H1013796 A JPH1013796 A JP H1013796A JP 8164822 A JP8164822 A JP 8164822A JP 16482296 A JP16482296 A JP 16482296A JP H1013796 A JPH1013796 A JP H1013796A
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JP
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bit
data
circuit
sampling
signal
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JP8164822A
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Shigeaki Fujitaka
繁明 藤▲たか▼
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal
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    • H04N7/0352Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal for regeneration of the clock signal

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字多重データをサンプリングする回路は、
弱電界などに起因する雑音やゴースト妨害の影響を受け
やすかった。 【解決手段】 検出信号禁止回路3は、スタートビット
が現れる前の所定期間ではスタートビット検出回路2か
ら可変分周器71への検出信号の供給を禁止する。可変
分周器71は、文字放送データのうちの最終ビット以外
の各ビットのサンプリングタイミングを中央に設定する
とともに最終ビットのサンプリングタイミングを前寄り
に設定するために分周比を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字多重放送デ
コーダにおけるデータ抜き取り回路において使用される
文字多重データサンプリング回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文字放送データ(文字多重データ)は、
符号の形態にされてテレビジョン放送波中の映像信号や
レーザディスク等の映像記録媒体に記録される映像信号
に多重化される。文字多重データは、通常、映像信号の
垂直帰線消去期間に重畳される。そして、テレビジョン
受信機に内蔵された文字多重放送デコーダ、アダプタと
して提供される文字多重放送デコーダ、またはレーザデ
ィスクプレーヤ等の再生装置に内蔵された文字多重放送
デコーダ等によって文字多重データが抽出される。以
下、クローズドキャプションデコーダと呼ばれる米国に
おける難聴者向け字幕放送デコーダのデータ抜き取り回
路を例にとって文字多重データサンプリング回路につい
て説明する。クローズドキャプション規格(47CFR
§15.119および73.682)では、文字多重デ
ータは、図9に示すクローズドキャプション信号として
垂直帰線消去期間における第21走査線に重畳される。
図9に示すように、第21走査線において、バックポー
チ期間の後、7サイクルのクロックランイン期間CRI
があり、さらに、スタートビットSBおよび16ビット
のデータビットDBが続く。
【0003】図10はクローズドキャプションデコーダ
におけるデータ抜き取り回路に用いられる従来の文字多
重データサンプリング回路の構成を示すブロック図であ
る。図において、1はクロック信号CKからプリサンプ
リングクロック信号PSCKを生成するプリサンプリン
グクロック発生回路、2は文字放送信号中のスタートビ
ットSBを検出してスタートビット検出信号を出力する
スタートビット検出回路、9はスタートビット検出信号
の出力を契機として文字放送信号中のデータビットDB
のサンプリングを行うためのサンプリングクロック信号
SCKを発生するサンプリングクロック発生回路、10
はサンプリングクロック信号SCKに同期してデータビ
ットDBを取り込むデータレジスタである。
【0004】次に図11のタイミング図を参照して動作
について説明する。文字多重放送デコーダ内の信号処理
回路(図示せず)において、映像信号から垂直同期信号
および水平同期信号が抽出される。抽出された各信号
は、AFC(自動周波数制御)回路で安定化される。文
字多重放送デコーダ内のカウント回路(図示せず)は、
垂直同期信号をトリガにして水平同期信号の数をカウン
トすることによって、映像信号中の第21走査線の位置
を見つける。そして、文字多重放送デコーダ内の2値化
回路(図示せず)は、第21走査線の信号のレベルを基
準電圧と比較することによって、第21走査線の信号を
ディジタル値に変換する。このディジタル値を、以下、
データSDAと呼ぶ。第21走査線における映像信号と
データSDAとが、図11(a),(b)に示されてい
る。
【0005】データSDAは、図10に示すサンプリン
グ回路に入力する。サンプリング回路には、所定の周波
数のクロック信号CKも供給されている。クロック信号
CKの周波数は、例えば、データSDAの周波数の20
数倍である。プリサンプリングクロック発生回路1は、
位相がクロックランイン期間CRI中のデータSDAの
位相に同期したプリサンプリングクロック信号PSCK
を生成する。例えば、クロック信号CKがAFC回路か
ら出力され、水平同期信号またはクロックランイン期間
CRIにおける信号と同期した信号であるとすると、プ
リサンプリングクロック発生回路1は、分周によって容
易にプリサンプリングクロック信号PSCKを生成でき
る。図11(c)に示すように、この場合には、プリサ
ンプリングクロック信号PSCKの周波数は、クロック
ランイン期間CRIにおける信号の周波数の2倍であ
る。また、図11では、クロックランイン期間CRIに
おけるデータSDAの4つめのデータ期間からプリサン
プリングクロック信号PSCKの出力が開始される例が
示されている。
【0006】スタートビット検出回路2は、プリサンプ
リングクロック信号PSCKを用いてデータSDAをサ
ンプリングし、サンプリングデータを所定値と比較す
る。そして、データSDA中に所定のパターンが現れた
ときに、スタートビットSBが検出されたとする。図1
1(b)に示すようにスタートビットSBのディジタル
値は“1”であり、クロックランイン期間CRIとスタ
ートビットSBとの間には空白期間があるので、例え
ば、“0001”を所定値とすることができる。スター
トビット検出回路2は、例えば、4ビットのシフトレジ
スタと比較器とを含み、サンプリングデータを順次シフ
トレジスタに設定する。そして、比較器は、シフトレジ
スタの内容と所定値とを比較する。比較器が一致を検出
すると、スタートビット検出回路2は、スタートビット
検出信号を出力する。
【0007】スタートビット検出信号が出力されると、
サンプリングクロック発生回路9は、所定時間経過後、
クロック信号CKを分周してサンプリングクロック信号
SCKを出力する動作を開始する。サンプリングクロッ
ク信号SCKの周期がデータビットDBの周期と同じに
なるように、サンプリングクロック発生回路9において
分周比は設定される。また、サンプリングクロック信号
SCKを用いた場合の各サンプリングタイミングがデー
タビットDB中の各ビット区間における前寄りに設定さ
れるように、所定時間が設定される。サンプリングクロ
ック信号SCKは、16周期分出力される。なお、クロ
ック信号CKがAFC回路から出力され水平同期信号ま
たはクロックランイン期間CRIにおける信号と同期し
た信号である場合には、データビットDBがそれらの信
号に同期しているので、サンプリングクロック発生回路
9は、所定の分周比でクロック信号CKを分周するだけ
で、データビットDBに同期したサンプリングクロック
信号SCKを容易に生成できる。
【0008】データレジスタ10は、16ビットのシフ
トレジスタで構成される。そして、サンプリングクロッ
ク信号SCKの変化点、例えば立ち下がり点でデータS
DAをサンプリングする。すなわち、サンプリングクロ
ック信号SCKの立ち下がり点でデータSDAを取り込
むとともに内容をシフトする。サンプリングクロック信
号SCKはデータSDA中のデータビットDBに同期し
ているので、サンプリングクロック信号SCKによって
順次データビットDBがデータレジスタ10に取り込ま
れる。サンプリングクロック信号SCKが出力されなく
なったときに、16ビットのデータビットDBがデータ
レジスタ10に設定されたことになる。文字多重放送デ
コーダにおけるデータ抜き取り回路の後段の回路は、デ
ータレジスタ10内のデータを読み出すことによって、
クローズドキャプションデータを得ることができる。
【0009】サンプリングタイミングがデータビットD
B中の各ビット区間における前寄りに設定されるように
サンプリングクロック発生回路9がサンプリングクロッ
ク信号SCKの位相を設定するのは、以下のような理由
による。特定のレーザディスクに格納された内容を特定
のレーザディスクプレーヤで再生すると、再生された映
像信号におけるデータビットDBにおける最終ビット
(16ビット目)のデータ幅が規格値よりも狭くなる。
サンプリングタイミングをデータビットDB中の各ビッ
ト区間における中央に設定するとマージンが小さくなる
ので、その映像信号に重畳されているキャプションデー
タを正常に取り出せない場合が生ずる。また、文字多重
放送デコーダがCATVシステムにおけるテレビジョン
放送波を受信する場合、ケーブルセキュリティのための
スクランブルが解除された映像信号において、データビ
ットDBにおける16ビット目のデータの後ろ寄りにラ
ビットイヤと呼ばれる不要なデータが混入される場合が
ある。よって、文字多重放送デコーダにおけるデータ抜
き取り回路において、サンプリングタイミングをデータ
ビットDB中の各ビット区間における前寄りに設定して
おかないと、キャプションデータを正常に取り出せない
場合が生ずる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の文字多重データ
サンプリング回路は以上のように構成されているので、
以下のような課題があった。 (1)データSDAのプリサンプル値が所定値と一致し
たときにデータビットDBの検出を開始している。すな
わち、サンプリングクロック信号SCKの出力が開始さ
れる。しかし、弱電界などに起因する雑音が映像信号に
のるとデータSDAに誤りを生じ、本来の検出タイミン
グよりも前にサンプリングクロック信号SCKが出力さ
れてしまう。例えば、図12に示すように、クロックラ
ンイン期間CRIにおけるP点でデータ誤りが生ずる
と、本来Q点でスタートビット検出信号が出力されるべ
きであるのに、R点でスタートビット検出信号が出力さ
れてしまう。その結果、16パルス分のサンプリングク
ロック信号SCKがR点から出力開始されてしまうの
で、クローズドキャプションデータは正常に取り込まれ
ない。 (2)一般に、信号が変化する前後においてゴースト妨
害の影響を受けやすい。サンプリングタイミングはデー
タビットDB中の各ビット区間における前寄りに設定さ
れているので、データビットDBの取り込み処理はゴー
スト妨害の影響を受けやすい。また、サンプリングタイ
ミングがデータビットDB中の各ビット区間における中
央からずれていると、弱電界などに起因する雑音の影響
を受けやすい。すなわち、誤ったクローズドキャプショ
ンデータが取り込まれる可能性が高くなる。クローズド
キャプションデータが正常に取り込まれない場合には、
誤った文字が表示されてしまう。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、弱電界などに起因する雑音やゴー
スト妨害の影響を受けにくい文字多重データサンプリン
グ回路を得ることを目的とする。なお、同様の目的を持
った先行技術として、特開平1−190089号公報や
特開平6−339143号公報に記載されたものがあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る文字多重データサンプリング回路は、スタートビット
検出回路から検出信号が出力されると、文字放送データ
のうちの最終ビットまたは最終ビットおよびその近隣の
ビット以外の各ビットの区間における中央で文字放送デ
ータをサンプリングするとともに、最終ビットまたは最
終ビットおよびその近隣のビットの区間における前寄り
で文字放送データをサンプリングするデータサンプリン
グ回路とを備えたものである。
【0013】請求項2記載の発明に係る文字多重データ
サンプリング回路は、データサンプリング回路が、クロ
ック信号を分周して文字放送データのサンプリングタイ
ミングを設定する分周器であって文字放送データのうち
の最終ビットまたは最終ビットおよびその近隣のビット
以外の各ビットのサンプリングタイミングを設定するた
めの分周比と最終ビットまたは最終ビットおよびその近
隣のビットのサンプリングタイミングを設定するための
分周比とを変える可変分周器を含むものである。
【0014】請求項3記載の発明に係る文字多重データ
サンプリング回路は、データサンプリング回路が、文字
放送データのうちの各ビットの区間における中央でサン
プリングを行うためのサンプリングクロック信号を生成
するサンプリングクロック発生回路と、文字放送データ
のうちの最終ビットまたは最終ビットおよびその近隣の
ビットを遅延する遅延回路とを含むものである。
【0015】請求項4記載の発明に係る文字多重データ
サンプリング回路は、請求項1から請求項3記載の構成
において、文字放送データの開始を示すビットが現れる
前の所定期間では、データサンプリング回路への検出信
号の供給を禁止する禁止回路を備えたものである。
【0016】請求項5記載の発明に係る文字多重データ
サンプリング回路は、文字放送データのうちの各ビット
をサンプリングするデータサンプリング回路と、文字放
送データの開始を示すビットが現れる前の所定期間では
スタートビット検出回路からデータサンプリング回路へ
の検出信号の供給を禁止する禁止回路とを備えたもので
ある。
【0017】請求項6記載の発明に係る文字多重データ
サンプリング回路は、禁止回路が、文字放送データの開
始を示すビットが現れる前の所定期間で有意になるマス
ク信号を生成するとともに、マスク信号が有意であると
きにはスタートビット検出回路からの検出信号を通過さ
せない検出信号禁止回路を含むものである。
【0018】請求項7記載の発明に係る文字多重データ
サンプリング回路は、禁止回路が、文字放送データの開
始を示すビットが現れる前の所定期間で有意になるとと
もに、スタートビット検出回路の動作を禁止する動作禁
止信号を生成する禁止信号発生回路を含むものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による文
字多重データサンプリング回路の構成を示すブロック図
である。図において、1はクロック信号CKからプリサ
ンプリングクロック信号PSCKを生成するプリサンプ
リングクロック発生回路、2は文字放送信号中のスター
トビットSBを検出してスタートビット検出信号を出力
するスタートビット検出回路、3はスタートビット検出
信号の出力禁止期間であるマスク期間を設定してマスク
期間中に発生したスタートビット検出信号を無効にする
検出信号禁止回路(禁止回路)である。以下、検出信号
禁止回路3の出力をマスクされたスタートビット検出信
号という。9はマスクされたスタートビット検出信号の
出力を契機として文字放送信号中のデータビットDBの
サンプリングを行うためのサンプリングクロック信号S
CKを発生するサンプリングクロック発生回路、10は
サンプリングクロック信号SCKに同期してデータビッ
トDBを取り込むデータレジスタである。なお、この実
施の形態では、データサンプリング回路は、サンプリン
グクロック発生回路9およびデータレジスタ10で実現
される。
【0020】次に図2のタイミング図を参照して動作に
ついて説明する。データSDAを得るための処理は従来
の場合と同じである。データSDAは図1に示すサンプ
リング回路に入力する。そして、プリサンプリングクロ
ック発生回路1およびスタートビット検出回路2は、図
2(c)〜(e)に示すように従来のものと同様に動作
し、スタートビット検出回路2から、スタートビット検
出信号が出力される。
【0021】検出信号禁止回路3は、クロック信号CK
とともに水平同期信号を入力する。そして、水平同期信
号の出力タイミングからスタートビットSBの発生タイ
ミングまでの時間に関連した有効期間を有するマスク信
号を生成する。この例では、図2(e)に示すように、
水平同期信号の出力タイミングからクロックランイン期
間CRIの終了時までを有効期間とするマスク信号が生
成される。検出信号禁止回路3にはスタートビット検出
回路2からスタートビット検出信号が入力されるが、検
出信号禁止回路3は、マスク信号の有効期間中ではスタ
ートビット検出信号を通過させない。マスク信号の無効
期間においてスタートビット検出信号を通過させる。
【0022】図2(a)に示すように映像信号に雑音が
のって、図2(b)に示すようにクロックランイン期間
CRIにおけるP点でデータ誤りが生じたとする。する
と、図2(d)に示すように、R点において、スタート
ビット検出回路2はスタートビット検出信号を出力す
る。従来のサンプリング回路では、図12(e)に示さ
れたように、R点からサンプリングクロック信号SCK
の発生が開始された。その結果、クローズドキャプショ
ンデータが正常に取り込まれなかった。しかし、この場
合には、検出信号禁止回路3は、R点で生ずるスタート
ビット検出信号を通過させない。よって、サンプリング
クロック発生回路9は、R点ではサンプリングクロック
信号SCKの発生を開始しない。
【0023】スタートビット検出回路2は、Q点におい
て、データSDA中に“0001”のパターンが生じた
ことを検出するのでスタートビット検出信号を出力す
る。マスク信号はスタートビットSBの発生タイミング
以前に無効状態になるので、検出信号禁止回路3は、図
2(f)に示すように、Q点で生ずるスタートビット検
出信号を通過させる。従って、サンプリングクロック発
生回路9は、図2(g)に示すように、Q点からサンプ
リングクロック信号SCKの発生を開始する。すなわ
ち、本来開始されるべき時点から、サンプリングクロッ
ク信号SCKの発生が開始される。データレジスタ10
は、従来の場合と同様に動作してクローズドキャプショ
ンデータを取り込む。
【0024】以上のように、この実施の形態によれば、
弱電界などに起因する雑音が映像信号にのったとして
も、サンプリングクロック発生回路9は、正常なタイミ
ングでサンプリングクロック信号SCKを発生すること
ができる。従って、雑音に対する耐性の強い文字多重デ
ータサンプリング回路を得ることができる。
【0025】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による文字多重データサンプリング回路の構成を示
すブロック図である。図において、1はクロック信号C
Kからプリサンプリングクロック信号PSCKを生成す
るプリサンプリングクロック発生回路、4はスタートビ
ット検出動作を禁止するための動作禁止信号を発生する
禁止信号発生回路(禁止回路)、5は動作禁止信号が無
効であるときにスタートビットSBを検出してスタート
ビット検出信号を出力するスタートビット検出回路、9
はスタートビット検出信号の出力を契機としてデータビ
ットDBのサンプリングを行うためのサンプリングクロ
ック信号SCKを発生するサンプリングクロック発生回
路、10はサンプリングクロック信号SCKに同期して
データビットDBを取り込むデータレジスタである。
【0026】次に図4のタイミング図を参照して動作に
ついて説明する。データSDAを得るための処理は実施
の形態1の場合と同じである。データSDAは図1に示
すサンプリング回路に入力する。そして、プリサンプリ
ングクロック発生回路1は、従来のものと同様に動作
し、図4(c)に示すようにプリサンプリングクロック
信号PSCKを出力する。
【0027】禁止信号発生回路4は、クロック信号CK
とともに水平同期信号を入力する。そして、水平同期信
号の出力タイミングからスタートビットSB発生タイミ
ングまでの時間に関連した有効期間を有する動作禁止信
号を生成する。この例では、図4(d)に示すように、
水平同期信号の出力タイミングからクロックランイン期
間CRIの終了時までを有効期間とする動作禁止信号が
生成される。動作禁止信号は、スタートビット検出回路
5に入力する。スタートビット検出回路5は、動作禁止
信号が有効状態を示しているときには、検出動作を実行
しない。動作禁止信号が無効状態を示しているときに
は、実施の形態1におけるスタートビット検出回路3と
同様に動作する。すなわち、データSDA中に“000
1”のパターンが生じたことを検出したら、スタートビ
ット検出信号を出力する。
【0028】図4(a)に示すように映像信号に雑音が
のって、図4(b)に示すようにクロックランイン期間
CRIにおけるP点でデータ誤りが生じたとする。しか
し、動作禁止信号はクロックランイン期間CRIが終了
するまで有効状態を示すので、データ誤りに起因してデ
ータSDA中に“0001”のパターンが生じていて
も、スタートビット検出回路5はスタートビット検出信
号を出力しない。動作禁止信号はスタートビットSBの
発生タイミング以前に無効状態になるので、スタートビ
ット検出回路5は、図4(e)に示すように、本来のス
タートビットSBが現れたときにスタートビット検出信
号を出力する。従って、サンプリングクロック発生回路
9は、図4(f)に示すように、Q点からサンプリング
クロック信号SCKの発生を開始する。すなわち、本来
開始されるべき時点から、サンプリングクロック信号S
CKの発生が開始される。データレジスタ10は、実施
の形態1の場合と同様に動作してクローズドキャプショ
ンデータを取り込む。
【0029】以上のように、この実施の形態によれば、
弱電界などに起因する雑音が映像信号にのったとして
も、スタートビット検出回路5は、誤ったタイミングで
スタートビット検出信号を出力することはない。よっ
て、サンプリングクロック発生回路9は、正常なタイミ
ングでサンプリングクロック信号SCKを発生すること
ができる。従って、雑音に対する耐性の強い文字多重デ
ータサンプリング回路を得ることができる。
【0030】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による文字多重データサンプリング回路の構成を示
すブロック図である。このサンプリング回路では、実施
の形態1によるサンプリング回路におけるサンプリング
クロック発生回路9に代えて、可変分周器71およびカ
ウンタ72が設けられている。従来のサンプリングクロ
ック発生回路9は、スタートビット検出信号の出力時か
ら所定時間が経過するとサンプリングクロック信号SC
Kを発生し始める分周比固定の分周器を含んでいたが、
この実施の形態における可変分周器71は、カウンタ7
2の計数値に応じて分周比を変える。なお、この実施の
形態では、データサンプリング回路は、データレジスタ
10、カウンタ72および可変分周器71で実現され
る。
【0031】次の図6のタイミング図を参照して動作に
ついて説明する。プリサンプリングクロック発生回路
1、スタートビット検出回路2および検出信号禁止回路
3は、図6(a)〜(e)に示すように、実施の形態1
の場合と同様に動作する。なお、以下、データビットD
B中の第1ビット〜第15ビットをDB1〜DB15と
表現し、第16ビットをDB16と表現する。
【0032】可変分周器71は、マスクされたスタート
ビット検出信号が出力されると、図6(f)に示すよう
に、所定時間経過後にクロック信号CKの分周動作を開
始してサンプリングクロック信号SCKを発生し始め
る。ここで、サンプリングクロック信号SCKの周期が
データビットDBの周期と同じになるように、分周比は
設定される。また、サンプリングクロック信号SCKを
用いた場合の各サンプリングタイミングがデータビット
DB中の各ビットDB1〜DB15の区間における中央
に設定されるように、所定時間が設定される。
【0033】カウンタ72は、水平同期信号によって初
期化される。そして、サンプリングクロック信号SCK
を計数する。15パルス分のサンプリングクロック信号
SCKを計数すると、カウンタ72は計数信号を有意に
する。計数信号が有意になると、可変分周器71は分周
比を変える。例えば、クロック信号CKの周波数がサン
プリングクロック信号SCKの周波数の26倍であった
とする。すると、ビットDB1〜DB15のためのサン
プリングクロック信号SCKを作成するときには、サン
プリングクロック信号SCK中の各パルスの半周期は、
13周期分のクロック信号CKをカウントして作成され
る。それに対して、それよりも少ない数分のクロック信
号CKをカウントしてビットDB16のためのパルスが
作成される。すなわち、図6(f)に示すように、サン
プリングクロック信号SCKによるビットDB16のサ
ンプリングタイミングは、ビットDB16の区間におけ
る前寄りになる。
【0034】以上のようにして、サンプリングクロック
信号SCKにおける第1番目のパルスから第15番目の
パルスは、各サンプリングタイミングがデータビットD
B中の各ビットDB1〜DB15の区間における中央に
くるように設定される。また、第16番目のパルスは、
サンプリングタイミングがデータビットDB中のビット
DB16の区間における前寄りにくるように設定され
る。データレジスタ10は、実施の形態1の場合と同様
に、サンプリングクロック信号SCKを用いてクローズ
ドキャプションデータを取り込む。
【0035】この実施の形態によれば、データビットD
B中の各ビットのうちの1個目から15個目まではデー
タ区間における中央付近でサンプリングされる。従っ
て、弱電界などに起因する雑音やゴースト妨害の影響を
受けにくい文字多重データサンプリング回路を得ること
ができる。また、データビットDB中の各ビットのうち
の16個目はデータ区間の前寄りでサンプリングされ
る。よって、レーザディスク再生やCATV信号受信の
場合等に、データビットDB中の最後のビットが変形し
ても、従来の文字多重データサンプリング回路と同様に
データ誤りは発生しにくい。
【0036】なお、この実施の形態による文字多重デー
タサンプリング回路は、実施の形態1におけるサンプリ
ングクロック発生回路9に代えて可変分周器71および
カウンタ72が設けられたものであったが、実施の形態
2による文字多重データサンプリング回路において、サ
ンプリングクロック発生回路9に代えて可変分周器71
およびカウンタ72が設けられた構成としてもよい。な
お、この実施の形態では最後のビットのサンプリングタ
イミングを変更したが、最後のビットおよびその直前の
1ないし数ビットのサンプリングタイミングを変更して
もよい。
【0037】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による文字多重データサンプリング回路の構成を示
すブロック図である。図において、1はクロック信号C
Kからプリサンプリングクロック信号PSCKを生成す
るプリサンプリングクロック発生回路、2はスタートビ
ットSBを検出してスタートビット検出信号を出力する
スタートビット検出回路、3はマスク期間中に発生した
スタートビット検出信号を無効にする検出信号禁止回
路、6はマスクされたスタートビット検出信号の出力を
契機として立ち下がりがデータビットDB中の各ビット
区間における中央にくるようなサンプリングクロック信
号SCKを発生するサンプリングクロック発生回路、8
はデータSDAを遅延してデータレジスタ10に供給す
る遅延回路、73は水平同期信号によって初期化されサ
ンプリングクロック信号SCKを計数して計数信号を遅
延回路8に与えるカウンタである。なお、この実施の形
態では、データサンプリング回路は、サンプリングクロ
ック発生回路6、遅延回路8、データレジスタ10およ
びカウンタ73で実現される。
【0038】次に動作について図8のタイミング図を参
照して説明する。プリサンプリングクロック発生回路
1、スタートビット検出回路2および検出信号禁止回路
3は、図8(a)〜(e)に示すように、実施の形態1
の場合と同様に動作する。サンプリングクロック発生回
路6は、マスクされたスタートビット検出信号が出力さ
れると、図8(f)に示すように、所定時間経過後にク
ロック信号CKの分周動作を開始してサンプリングクロ
ック信号SCKを発生し始める。ここで、サンプリング
クロック信号SCKの周期がデータビットDBの周期と
同じになるように、分周比は設定される。また、サンプ
リングクロック信号SCKを用いた場合の各サンプリン
グタイミングがデータビットDB中の各ビットDB1〜
DB15の区間における中央に設定されるように、所定
時間が設定される。
【0039】カウンタ73は、水平同期信号によって初
期化され、サンプリングクロック信号SCKを計数す
る。そして、サンプリングクロック信号SCKの16番
目のパルスの立ち上がりの時点で計数信号を有意にす
る。遅延回路8は、計数信号が有意になると、データS
DAを所定の遅延量だけ遅延してデータレジスタ10に
供給する。所定の遅延量とは、図8(h)に示すよう
に、サンプリングタイミングがデータビットDB中のビ
ットDB16の区間における前寄りになるような量であ
る。なお、計数信号が有意でないときには、遅延回路8
は、データSDAに遅延を与えない。
【0040】データレジスタ10は、サンプリングクロ
ック信号SCKの立ち下がり点で遅延回路8の出力を取
り込むとともに内容をシフトする。すなわち、サンプリ
ングクロック信号SCKによって順次データビットDB
がデータレジスタ10に取り込まれる。データビットD
B中のビットDB16は遅延回路8によって遅延されて
いるので、実質的に、ビットDB16はデータ区間の前
寄りでデータレジスタ10に取り込まれる。
【0041】以上のように、この実施の形態によれば、
データビットDB中の各ビットのうちの1個目から15
個目まではデータ区間における中央付近でサンプリング
される。従って、弱電界などに起因する雑音やゴースト
妨害の影響を受けにくい文字多重データサンプリング回
路を得ることができる。また、遅延回路8の作用によっ
て、データビットDB中の各ビットのうちの16個目は
データ区間における前寄りでサンプリングされる。よっ
て、レーザディスク再生やCATV信号受信の場合等
に、データビットDB中の最後のビットが変形してもデ
ータ誤りは発生しにくい。この実施の形態では最後のビ
ットについて分周比を変更したが、最後のビットおよび
その直前の1ないし数ビットについて分周比を変更して
もよい。
【0042】なお、この実施の形態による文字多重デー
タサンプリング回路は、実施の形態1におけるサンプリ
ングクロック発生回路9に代えて、サンプリングクロッ
ク発生回路6、遅延回路8およびカウンタ73が設けら
れたものであったが、実施の形態2による文字多重デー
タサンプリング回路において、サンプリングクロック発
生回路9に代えて、サンプリングクロック発生回路6、
遅延回路8およびカウンタ73が設けられた構成として
もよい。
【0043】上記の各実施の形態では、クローズドキャ
プション規格を例にとって説明したが、各実施の形態に
よる文字多重データサンプリング回路は、それ以外の規
格の文字多重データをデコードする文字多重放送デコー
ダにも適用できる。例えば、第21走査線以外の走査線
に多重化された文字多重データを扱うこともできる。ま
た、上記の各実施の形態で示されたクロックランイン期
間CRIおよびスタートビットSBを含むデータ形式に
類似したデータ形式を持つ規格に準拠した文字多重デー
タであれば、それらをデコードすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、文字多重データサンプリング回路を、文字放送デ
ータのうちの最終ビットまたは最終ビットおよびその近
隣のビット以外の各ビットの区間における中央で文字放
送データをサンプリングするとともに最終ビットまたは
最終ビットおよびその近隣のビットの区間における前寄
りで文字放送データをサンプリングするように構成した
ので、最終ビット等以外のビットの区間では雑音の影響
を受けにくい箇所でサンプリングが行われ、弱電界など
に起因する雑音やゴースト妨害の影響を受けにくくなる
効果がある。
【0045】請求項2記載の発明によれば、文字多重デ
ータサンプリング回路を、文字放送データのうちの最終
ビットまたは最終ビットおよびその近隣のビット以外の
各ビットのサンプリングタイミングを設定するための分
周比と最終ビットまたは最終ビットおよびその近隣のビ
ットのサンプリングタイミングを設定するための分周比
とを変える可変分周器を含むように構成したので、最終
ビット等以外のビットのサンプリングタイミングが各ビ
ットの区間における中央になるように分周比を設定する
とともに最終ビット等のサンプリングタイミングがその
ビットの区間における前寄りになるように分周比を設定
することによって、最終ビット等以外のビットが安定し
てサンプリングされるとともに最終ビット等が誤りなく
サンプリングされる効果がある。
【0046】請求項3記載の発明によれば、文字多重デ
ータサンプリング回路を、文字放送データのうちの各ビ
ットの区間における中央でサンプリングを行うためのサ
ンプリングクロック信号を生成するサンプリングクロッ
ク発生回路と、文字放送データのうちの最終ビットまた
は最終ビットおよびその近隣のビットを遅延する遅延回
路とを含むように構成したので、最終ビット等のサンプ
リングタイミングがそのビットの区間における前寄りに
なるように遅延量を設定することによって、最終ビット
等以外のビットが安定してサンプリングされるとともに
最終ビット等が誤りなくサンプリングされる効果があ
る。
【0047】請求項4記載の発明によれば、文字多重デ
ータサンプリング回路を、文字放送データの開始を示す
ビットが現れる前の所定期間ではデータサンプリング回
路への検出信号の供給を禁止するように構成したので、
弱電界などに起因する雑音やゴースト妨害の影響を受け
にくくなるとともに、雑音が映像信号にのっても正常な
タイミングで文字放送データのサンプリングを行える効
果がある。
【0048】請求項5記載の発明によれば、文字多重デ
ータサンプリング回路を、文字放送データのうちの各ビ
ットをサンプリングするデータサンプリング回路と、文
字放送データの開始を示すビットが現れる前の所定期間
ではスタートビット検出回路からデータサンプリング回
路への検出信号の供給を禁止する禁止回路とを備えるよ
うに構成したので、弱電界などに起因する雑音が映像信
号にのったとしても、正常なタイミングで文字放送デー
タのサンプリングを行える効果がある。
【0049】請求項6記載の発明によれば、文字多重デ
ータサンプリング回路を、文字放送データの開始を示す
ビットが現れる前の所定期間で有意になるマスク信号を
生成するとともにマスク信号が有意であるときにはスタ
ートビット検出回路からの検出信号を通過させない検出
信号禁止回路を含むように構成したので、雑音などに起
因して誤った検出信号が出力されたとしても、データサ
ンプリング回路はその影響を受けないで文字放送データ
のサンプリングを行える効果がある。
【0050】請求項7記載の発明によれば、文字多重デ
ータサンプリング回路を、文字放送データの開始を示す
ビットが現れる前の所定期間で有意になるとともにスタ
ートビット検出回路の動作を禁止する動作禁止信号を生
成する禁止信号発生回路を含むように構成したので、弱
電界などに起因する雑音が映像信号にのった場合に誤っ
た検出信号が出力される可能性が低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による文字多重デー
タサンプリング回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による文字多重デー
タサンプリング回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による文字多重デー
タサンプリング回路の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による文字多重デー
タサンプリング回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による文字多重デー
タサンプリング回路の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による文字多重デー
タサンプリング回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による文字多重デー
タサンプリング回路の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による文字多重デー
タサンプリング回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図9】 クローズドキャプション信号を示す波形図で
ある。
【図10】 従来の文字多重データサンプリング回路の
構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の文字多重データサンプリング回路の
動作を説明するためのタイミング図である。
【図12】 映像信号に雑音がのったときの従来の文字
多重データサンプリング回路の動作を説明するためのタ
イミング図である。
【符号の説明】
2,5 スタートビット検出回路、3 検出信号禁止回
路(禁止回路)、4禁止信号発生回路(禁止回路)、
6,9 サンプリングクロック発生回路(データサンプ
リング回路)、8 遅延回路(データサンプリング回
路)、10 データレジスタ(データサンプリング回
路)、71 可変分周器(データサンプリング回路)、
72,73 カウンタ(データサンプリング回路)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に重畳された文字多重放送信号
    のうちの文字放送データの開始を示すビットを検出して
    検出信号を出力するスタートビット検出回路と、前記検
    出信号が出力されると、前記文字放送データのうちの最
    終ビットまたは最終ビットおよびその近隣のビット以外
    の各ビットの区間における中央で前記文字放送データを
    サンプリングするとともに、最終ビットまたは最終ビッ
    トおよびその近隣のビットの区間における前寄りで前記
    文字放送データをサンプリングするデータサンプリング
    回路とを備えた文字多重データサンプリング回路。
  2. 【請求項2】 データサンプリング回路は、クロック信
    号を分周して文字放送データのサンプリングタイミング
    を設定する分周器であって前記文字放送データのうちの
    最終ビット以外の各ビットのサンプリングタイミングを
    設定するための分周比と最終ビットまたは最終ビットお
    よびその近隣のビットのサンプリングタイミングを設定
    するための分周比とを変える可変分周器を含むことを特
    徴とする請求項1記載の文字多重データサンプリング回
    路。
  3. 【請求項3】 データサンプリング回路は、文字放送デ
    ータのうちの各ビットの区間における中央で前記文字放
    送データをサンプリングするサンプリングクロック信号
    を生成するサンプリングクロック発生回路と、前記文字
    放送データのうちの最終ビットまたは最終ビットおよび
    その近隣のビットを遅延する遅延回路とを含むことを特
    徴とする請求項1記載の文字多重データサンプリング回
    路。
  4. 【請求項4】 文字放送データの開始を示すビットが現
    れる前の所定期間では、データサンプリング回路への検
    出信号の供給を禁止する禁止回路を備えたことを特徴と
    する請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の
    文字多重データサンプリング回路。
  5. 【請求項5】 映像信号に重畳された文字多重放送信号
    のうちの文字放送データの開始を示すビットを検出して
    検出信号を出力するスタートビット検出回路と、前記文
    字放送データのうちの各ビットをサンプリングするデー
    タサンプリング回路と、前記文字放送データの開始を示
    すビットが現れる前の所定期間では、前記データサンプ
    リング回路への検出信号の供給を禁止する禁止回路とを
    備えた文字多重データサンプリング回路。
  6. 【請求項6】 禁止回路は、文字放送データの開始を示
    すビットが現れる前の所定期間で有意になるマスク信号
    を生成するとともに、前記マスク信号が有意であるとき
    にはスタートビット検出回路からの検出信号を通過させ
    ない検出信号禁止回路を含むことを特徴とする請求項4
    または請求項5記載の文字多重データサンプリング回
    路。
  7. 【請求項7】 禁止回路は、文字放送データの開始を示
    すビットが現れる前の所定期間で有意になるとともに、
    スタートビット検出回路の動作を禁止する動作禁止信号
    を生成する禁止信号発生回路を含むことを特徴とする請
    求項4または請求項5記載の文字多重データサンプリン
    グ回路。
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