JPH0991463A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH0991463A
JPH0991463A JP8042561A JP4256196A JPH0991463A JP H0991463 A JPH0991463 A JP H0991463A JP 8042561 A JP8042561 A JP 8042561A JP 4256196 A JP4256196 A JP 4256196A JP H0991463 A JPH0991463 A JP H0991463A
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JP8042561A
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English (en)
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Masaaki Higashida
真明 東田
Masataka Higuchi
政孝 樋口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US08/678,850 priority patent/US6005678A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ局などのスタジオシステムにおいて、
伝送する画像データの伝送量を少なくし、データバスを
有効利用することにより、編集システムを含むテレビ局
などのスタジオシステムの効率的な運用と、編集システ
ムの簡易化、および、画像の表示速度をはやめることを
目的とする。 【解決手段】 画像データ転送量(113)削減のため
に、ビデオサーバー104に画像圧縮されて蓄積された
圧縮画像データの、少なくとも直流成分を含む粗画像情
報のみをパーソナルコンピュータ105に取り込んで表
示し、表示された画像をもとに作業者が対象画像の編集
作業や付加情報作成を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル化され
たビデオ信号を編集する装置、あるいはビデオ信号の画
像を見ながら作業を行なう装置であって、例えばテレビ
局やポストプロダクションで使用される編集システムに
適応される画像編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、放送局やポストプロダクションな
どで、例えばテレビカメラ等で撮ってきたビデオ素材を
編集する場合、ディジタル化した画像データを、一旦ビ
デオサーバーあるいは機器に付属のローカルディスク等
の画像記憶装置に蓄積保存しておき、ビデオーサーバー
内でカットの入れ換え、カットの挿入や削除を行い編集
や送出を行なう、いわゆるノンリニア編集が一般的とな
ってきている。
【0003】ノンリニア編集を行う場合、ビデオサーバ
ーのデータを、例えばパーソナルコンピュータ(以下、
PCと称す)上に取り込んで表示し、編集者がその画像
を見ながら編集点を決め、最終的に画像と同時に取り込
まれるインデックス情報(その画像データがビデオデー
タのどの位置に格納されているかを示す情報、例えばタ
イムコード等のデータ)をもとに、編集順等の編集デー
タ情報を、オンライン編集用のEDL(edit decision
list)を作成する。EDLとは、仮の編集ではなく、V
TR等を用いた番組送出用の本編集を行なうための編集
順、編集点等の情報を含んだものである。
【0004】図3はビデオサーバーを用いた従来の画像
編集装置の構成図である。図3において、301、30
2、303は、各々テレビスタジオやロケで制作あるい
は取材されたビデオ素材である。304は、ビデオ素材
を大量に蓄積(記録)することが可能なビデオサーバー
である。305は、例えば編集の作業者やニュースの原
稿を書く人が使用するPCである。
【0005】306は、データ伝送路であり、ビデオ素
材301、ビデオ素材302、ビデオ素材303、ビデ
オサーバー304、PC305間でデータを転送するデ
ータ伝送路である。以下に、図3に示した従来例の動作
概要を説明する。ビデオ素材301、ビデオ素材30
2、およびビデオ素材303は、例えばテレビカメラで
撮った映像が、ビデオテープなどの記録メディアに収録
されている。記録の形態は、例えばニュースを制作する
場合を例にあげると、最終的に放送に使用されるカット
も使用されないカットもバラバラに、1本のビデオ素材
あるいは複数のビデオ素材にまたがって記録されてお
り、カットの順番も送出(放送)順ではなくバラバラに
入っている。
【0006】ビデオサーバー304は、ビデオ素材30
1、ビデオ素材302、およびビデオ素材303の画像
データをデータ伝送路306を介して、記録して蓄積す
る。そして外部からの要求に応じて各ビデオ素材の画像
データを送り出す。ビデオサーバー304には、例えば
ハードディスク(以下、HDD)等の、ディスク装置が
用いられ、画像データのランダムアクセスが可能となっ
ている。ビデオ素材301、ビデオ素材302、および
ビデオ素材303をビデオサーバー304へ記録(蓄
積)する場合、ビデオ素材が既に画像圧縮されている場
合はそのままビデオサーバー304に記録され、非圧縮
画像データの場合は、画像データは高能率符号化によっ
て画像圧縮されて記録される。
【0007】また画像データと同時に、収録されている
ビデオセットをしめす番号(以下、カセットID)およ
びビデオカセット内での記録位置を示す情報(通常、S
MPTEタイムコードなどが使用される)が同時に記録
される。IDおよびSMPTEタイムコードは、画像を
特定するインデックス情報である。PC305では、多
数収録されたビデオサーバー304内の画像データをデ
ータ伝送路306を介して取り込み、ディスプレイ上で
取り込んだ画像を見ながら、使用するカットを決定した
り、あるいはカットの順番を入れ換えたり、画面内に文
字を入れたり、画像を加工したりする仮の編集作業が行
なわれる(仮想の加工編集)。
【0008】ビデオサーバー304から圧縮画像デー
タ、ID、SMPTEタイムコード等を、PC305上
に取り込むにはデータ伝送路306上をデータが伝送さ
れる。放送局などの大規模なシステムでは、データ伝送
路306は、図3に示した機器だけでなく、ディジタル
VTRやオーディオ装置、ビデオサーバー以外のデータ
保存、蓄積装置(アーカイブ装置)、ワークステーショ
ン等が多数接続される。またビデオサーバーやPCも図
3に示した数以上に接続されるのが通常である。
【0009】以上のような大規模なシステムの場合、例
えばビデオ素材301、ビデオ素材302、ビデオ素材
303の画像データをビデオサーバー304に転送して
いる場合、データ伝送路306のデータ転送容量がほと
んど使用されており、他のデータ転送を必要とする作業
を行なうことが不可能となるような状況が多々あった。
すなわち、データ伝送路306のデータ伝送速度が制約
となってシステムの運用に制限を与えるという第1の問
題点があった。
【0010】第2の問題点として、PC305側で圧縮
画像データを表示する場合に、画像データ(ビデオデー
タ)は一般的に画像圧縮を行なっていたとしても、デー
タが多量であるため、ビデオサーバー304から抽出し
てきた画像データをPC305側でディスプレイ上に表
示するためには、PC305上のメインメモリあるいは
HDD上にデータを常駐させなければならない。そのた
めの装備をPC305上に装備するのは、コストが高い
上にメンテナンスや環境設定など非常に運用面で問題が
あった。
【0011】第3の問題点として、PC305側で編集
した結果をPC305のディスプレイで動画として表示
する場合、画像圧縮により圧縮した画像であってもビデ
オ信号は多量の情報量を持っているので、動画の表示速
度が非常に遅いという問題点があった。第4の問題点と
して、画像圧縮により圧縮した画像であってもビデオ信
号は多量の情報量を持っているので、それらの多量の信
号を扱う分だけ多量の消費電力や大きな回路規模を必要
とするという問題点があった。
【0012】上記第1の問題点に関して、その解決策の
一つとして、データ伝送路の伝送能力を上げるというこ
とが考えられる。例えば、データ伝送路をATM、10
0BASE−T、100VG−AnyLAN、FDD
I、TPFDDI等を使用すれば、100メガビット/
秒以上の高速な伝送能力が得られる。また伝送路を複数
本設ければ伝送能力を上げることが可能となる。しかし
ながらこの方法は根本的な解決策を提供するものではな
く、スタジオシステム内でデータ伝送路上に接続される
機器が増加すると、現在と同じ問題が生じてしまう。
【0013】さらに従来の技術を述べたものとしては、
第1の文献として、インターフェース誌('91-12,No.17
5、第129頁から第231頁)、第2の文献として、
特開平7−146928号公報がある。第1の文献は、
静止画像圧縮規格であるJPEGにおいて、DCT(Di
screteCosine Transform)方式による画像圧縮した結果
の直流成分と交流成分から、直流成分のみを用いた画像
伸張による画像、直流成分と交流成分の一部を用いて画
像伸張した画像、直流成分と全ての交流成分を用いた画
像伸張した結果を示し、交流成分を多く使った画像伸張
になるほど画質が徐々によくなることを明らかにしてい
る。
【0014】しかしながら、第1の文献では、圧縮画像
の表示という観点からのみ述べるにとどまっている。す
なわち画像の編集という観点からは全く述べられていな
い文献である。第2の文献は、画像の編集の観点から述
べたものである。第2の文献における発明の概要は、画
像データを圧縮データとして処理することで処理時間、
データ転送量を減らすことにより効果的な画像編集表示
装置を提供することを目的としている。
【0015】第2の文献を実現する具体的手段として
は、非圧縮画像を記録する装置と、前記非圧縮画像を圧
縮した圧縮画像を記録する装置を備え、編集のために画
像を表示するときは、非圧縮画像と、圧縮画像のどちら
を表示するかを切り換えることにより上記目的を実現し
ている。しかしながら、第2の文献による発明では、デ
ータ転送量および画像表示データの最小量は圧縮した結
果の画像であり、図3を用いて説明した、従来の技術
と、データ転送量の観点からみると状況は同じである。
また、非圧縮画像を記録する装置と、前記非圧縮画像を
圧縮した圧縮画像を記録する装置を有するために、装置
が非常に大きなものになってしまうという新たな問題点
と、非圧縮画像の一部を変更した場合、例えば画像その
ものを加工、あるいは画素に付随するインデックス情
報、例えばタイムコードを変更した場合、圧縮画像の方
のデータも更新しなければならないという、二重の管理
の必要性が発生し、管理上の複雑さが増すという新たな
問題点が生じてしまう。
【0016】以上のように、上記従来の方法では、上記
第1〜第4の問題点を解決するものではなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明したよう
に、上記従来の技術は、第1の問題点として、画像デー
タの転送量が非常に多く、データ伝送路データの伝送速
度が制約となってシステムの運用に制限を与えるという
問題点があった。第2の問題点として、例えばPCなど
の画像表示装置で、圧縮画像データを表示する場合に、
画像データは画像圧縮されたとしても、一般的にデータ
が多量であるため、ディスプレイ上に表示するために
は、PC上のメインメモリあるいはHDD上に圧縮画像
データを常駐させなければなず、そのための装備をPC
にもたせるのは、コストが高い上にメンテナンスや環境
設定など非常に運用面で問題があった。
【0018】第3の問題点として、例えばPCなどの編
集装置で仮に編集した結果を、PCのディスプレイで動
画として表示する場合、圧縮した画像であっても、画像
信号(ビデオ信号)は多量のデータ量を持っているの
で、動画の表示速度が非常に遅いという問題点があっ
た。第4の問題点として、画像圧縮により圧縮した画像
であってもビデオ信号は多量の情報量を持っているの
で、それらの多量の信号を扱う分だけ多量の消費電力や
大きな回路規模を必要とするという問題点があった。
【0019】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、ビデオ素材の蓄積装置からPC等の編集装置に画
像を伝送する場合、圧縮画像の画像の概要を表す、素材
画像の見分けがつく程度の画質の必要最小限の画像デー
タのみを送ることで、伝送する画像データを少なくし、
データ伝送路を有効利用することにより、編集システム
を含むテレビ局などのスタジオシステムの運用を効率的
に行えるようにすると共に、編集装置の簡易化を図り、
編集画像の表示速度をはやめる画像編集装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の第1の発明は、少なくともその画像の概要を
表す粗画像情報を含む画像情報を蓄積する画像蓄積手段
と、前記粗画像情報を表示して、作業者が前記画像情報
に関する付加情報を作成するための付加情報作成手段と
を備えた構成となっている。
【0021】また、本願の第2の発明は、少なくともそ
の画像の概要を表す粗画像情報を含む画像情報を蓄積す
る画像蓄積手段と、前記粗画像情報を表示して、作業者
が仮想の加工編集を行い、実加工編集を行なうための加
工編集情報を作成するための編集情報作成手段とを備え
た構成となっている。また、本願の第3の発明は、画像
情報を、その画像の概要を表す粗画像情報とその画像の
詳細な情報を表す精細画像情報に分割する分割手段と、
前記粗画像情報と前記精細画像情報を伝送する際に、前
記粗画像情報を複数個連続して伝送する粗画像情報伝送
手段と、前記精細画像情報を複数個連続して伝送する精
細画像情報伝送手段とを備えた構成となっている。
【0022】また、本願の第4の発明は、画像情報を、
その画像の概要を表す粗画像情報とその画像の詳細な情
報を表す精細画像情報に分割する分割手段と、前記粗画
像情報を複数個連続して伝送する粗画像情報伝送手段
と、前記精細画像情報を複数個連続して伝送する精細画
像情報伝送手段と、前記粗画像情報および前記精細画像
情報を記録する記録手段とを備えた構成となっている。
【0023】
【発明の実施の形態】本願の第1の発明は、上記した構
成のように、画像蓄積手段に蓄積された画像情報から、
その画像の概要を表す粗画像情報のみを編集情報作成手
段に取り込んで表示し、作業者が前記画像情報に関する
付加情報を作成することにより、画像データ転送量を削
減し、編集装置の簡易化を図り、さらに画像表示速度を
高めるものである。
【0024】また、本願の第2の発明は、上記した構成
のように、画像蓄積手段に蓄積された画像情報から、そ
の画像の概要を表す粗画像情報のみを編集情報作成手段
に取り込んで表示し、作業者が前記画像情報の編集作業
を行なうことにより、画像データ転送量を削減し、編集
装置の簡易化を図り、さらに画像表示速度を高めるもの
である。
【0025】また、本願の第3の発明は、上記した構成
のように、分割手段によって、画像情報を、その画像の
概要を表す粗画像情報とその画像の詳細な情報を表す精
細画像情報に分割し、前記粗画像情報と前記精細画像情
報を伝送する際に、粗画像情報伝送手段によって、前記
粗画像情報を複数個連続させ、また精細画像伝送手段に
よって、前記精細画像情報を複数個連続させ、さらに前
記粗画像情報伝送手段から出力された複数個の前記粗画
像情報を、前記精細画像情報伝送手段から出力された複
数個の前記精細画像の前または後ろに配置して伝送する
ものである。
【0026】また、本願の第4の発明は、上記した構成
のように、分割手段によって、画像情報を、その画像の
概要を表す粗画像情報とその画像の詳細な情報を表す精
細画像情報に分割し、粗画像情報伝送手段によって、前
記粗画像情報を複数個連続させ、また精細画像伝送手段
によって、と前記精細画像情報を複数個連続させ、さら
に記録手段によって、前記粗画像情報伝送手段から出力
された複数個の前記粗画像情報を、前記精細画像情報伝
送手段から出力された複数個の前記精細画像の前または
後ろに配置して記録するものである。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、
編集という用語は、画像データの順番の入れ換えを行な
うことだけでなく、画像を見ながらニュースなどの原稿
を書いたり、画面上に字幕を入れたり、画像を加工する
等、広い意味での画像を用いた処理を意味する。例えば
テレビカメラなどで撮影した画像データ(以下、ビデオ
素材)、を蓄積しておく画像蓄積手段として、例えばビ
デオサーバーなどがある。ビデオサーバは例えばHDD
などのディスク装置を記録メディアとして用い、記録し
ておいたビデオ素材を多くの端末から利用することがで
きる装置である。一般的にビデオサーバーなどの画像蓄
積(記録)装置にビデオ素材を蓄積しておく場合、ビデ
オ素材の画像圧縮を行なう。
【0028】画像圧縮については、例えば、テレビジョ
ン学会誌(Vol.43,No6(1989)pp603-612)、テレビジョ
ン学会誌(Vol.43,No7(1989)pp697-706)、テレビジョ
ン学会誌(Vol.43,No8(1989)pp802-810)、テレビジョ
ン学会誌(Vol.43,No9(1989)pp949-956)、テレビジョ
ン学会誌(Vol.43,No10(1989)pp1145-1155)、テレビジ
ョン学会誌(Vol.43,No11(1989)pp1276-1284)、テレビ
ジョン学会誌(Vol.43,No12(1989)pp1361-1369)、テレ
ビジョン学会誌(Vol.44,No1(1990)pp47-54)、テレビ
ジョン学会誌(Vol.44,No2(1990)pp153-161)、テレビ
ジョン学会誌(Vol.44,No3(1990)pp265-274)、テレビ
ジョン学会誌(Vol.44,No4,(1990)pp447-455)、テレビ
ジョン学会誌(Vol.44,No5,(1990)pp625-632)、テレビ
ジョン学会誌(Vol.44,No6,1990,pp693-700)に記載さ
れている。
【0029】様々な画像圧縮方式の中で、画像蓄積(記
録)装置に応用されている方式としては、例えば、直交
変換による画像圧縮方式として、DCT方式によるもの
がある。本発明の実施の形態では画像圧縮の方式とし
て、DCT方式による画像圧縮を例にとり、説明を行な
う。
【0030】DCT方式による圧縮は、MPEG、JP
EG、H261などの国際標準規格に採用されており、
またディジタルVTRにおいても、ディジタルベータカ
ムVTR(信学技報 TECHNICAL REPORT OF IEICE MR93-
29(1993-10))、等に採用されており、関連書籍も多数
出版されている。DCT方式の画像圧縮の要点は、変換
前にランダムに分布していた画素値(例えば輝度)が、
変換後には低周波成分に大きな値が集中するので、高周
波成分の情報を量子化によって落としてしまうことによ
り全体として情報量を少なくする方式である。
【0031】特に本発明の実施の形態では、日経エレク
トロニクスブックス、データ圧縮とディジタル変調、第
151頁〜164頁に記載されている、家庭用ディジタ
ルVTRの規格の画像圧縮方式を基に説明を行う。本発
明の実施の形態では、画像圧縮する前のビデオ信号を、
CCIR(国際無線通信諮問委員会、現ITU−RS)
勧告601の「4:2:2コンポーネント信号」の、5
25本/60Hzの、輝度信号(以下、Y信号)と二つ
の色差信号、(R−Y)信号(以下、Cr信号)、およ
び(B−Y)信号(以下、Cb信号)のデータのうち、
二つの色差信号を間引いて標本化周波数を半分とした、
いわゆる「4:1:1コンポーネント信号」を例にと
る。したがって、本実施の形態では、一フレームのサン
プル画素は、Y信号について、水平方向720画素、垂
直方向に480画素、Cb信号、Cr信号についてそれ
ぞれ、水平方向に180画素、素直方向に480画素と
なる。
【0032】本発明の実施の形態ではDCTの圧縮ブロ
ック(以下、DCTブロック)を8*8(8ライン*8
画素)とする。図4は、一フレーム分の、Y信号のDC
Tブロックへの分割の概念図である。8画素単位でDC
Tブロックに分割するので、水平方向に90ブロック、
垂直方向に60ブロックに分割され、合計5400ブロ
ックとなる。
【0033】図5は、一フレーム分の、Cb信号および
Cr信号のDCTブロックへの分割の概念図である。8
画素単位でDCTブロックに分割するので、水平方向に
22.5ブロック、垂直方向に60ブロックに分割され
る。水平方向に8画素づつに分割すると、右端に4画素
の端数がでる。図6は、Cb信号およびCr信号のDC
Tブロックへの分割の端数の処理方法の概念図である。
図6に示すように、右端にできた、4画素*8画素のブ
ロックの上下に隣り合ったブロックを、上のブロックを
左に、下のブロックを右に配置して組み合わせて、8画
素*8画素のブロックを作る。
【0034】図5および図6に示した方法で、Cb信号
およびCr信号はそれぞれ、1350ブッロックとな
る。DCTブロックに分割された、Y信号、Cb信号お
よびCr信号は、次にDCT変換を施される。図2は本
発明の実施の形態におけるDCTブロックのDCT変換
後のデータを示す概念図である。図2において、DCは
DCT変換後の直流成分(以下、DC成分)、AC1、
AC2、・・・・・、AC63、は交流成分(以下AC
成分)である。8*8のDCTブロックをDCT変換す
るので、DC成分およびAC成分を合わせて、64成分
となる。AC成分は図2の矢印に示すように、水平周波
数については、右方向に行くにしたがって、また垂直周
波数については下に行くにしたがって、周波数成分が高
くなる。すなわちDCから遠ざかるにしたがってAC成
分は高周波となる。
【0035】DCT変換によって、周波数成分に分割さ
れたデータはDC成分が画像として最も基本的かつ重要
なデータであり、AC成分については低周波ほど基本的
な画像の成分を持ち、高周波になるほど画像の精細な情
報を持っている。本発明の本質に関して重要な点は、D
CT変換されたデータは画像データとしてDC成分が最
も重要な情報を持ち、AC成分についてはDC成分に続
いて低周波成分ほど重要な情報を持っているという点で
ある。換言すれば、画像の大まかな情報を表す目的、例
えば、ノンリニア編集のために、あるカットの内容さえ
わかればよい程度の用途、あるいは編集点を決めるため
に、ディスプレイに小さな画像を表示する場合などの場
合は基本的な情報のみで十分であると言うことである。
具体的には、上記のような目的のためには、DC成分の
みの情報でも十分で、AC成分を使用するにしても低周
波成分のみを使用すればよい。本発明はこの点に着目し
た発明である。
【0036】DCT変換後のAC成分は、AC1、AC
2、・・・・、AC63の順に低周波成分から高周波成
分へとジグザグ走査(あるいは、ジグザグスキャン)し
ながら量子化の符号化を行なう。DCT変換後の係数
は、画像情報として、DC成分が最も大きな情報量を持
ち、つづいてAC成分の低周波成分から高周波成分へと
情報量は徐々に小さくなっていく。量子化後は、例えば
2次元ハフマン符号などの可変長符号化を行なう。
【0037】量子化と可変長符号化を行うと、多くの場
合、AC成分の高周波成分はゼロとなり、例えばあるブ
ロックの成分は、DC、AC1、AC2・・・・・・A
C40までとなる。高周波成分がどこまで存在するか
は、各ブロックの画像に依存する。以上説明したよう
な、DCT変換、ジグザグスキャン、量子化、可変長符
号化を行なって画像データを圧縮して記録する方式は、
当業者には当然の技術として、画像記録装置、例えばデ
ィジタルVTRやビデオサーバーに用いられている。
【0038】本発明の概要は、例えばPCのモニター画
面にビデオ素材を映した画像(以下、ブラウザ)を見
て、ビデオ素材の編集点を決めたり、カットの順番を入
れ換えて仮に編集した結果を確認したり、あるいは画像
データに対する付加情報として、ニュース原稿を書く場
合などは、画像の各部位の詳細な情報は必ずしも必要で
はなく、画像を見ながら編集点を判断できる程度に、試
しに編集を行なった結果が確認できる程度に、あるいは
ビデオ素材の、どの素材のどの場所であるか、見分けが
つく程度に画像が表示されれば、その画像がたとえ低解
像度のものであっても十分にその目的を達成することに
着目したものであり、粗画像情報として、DCT変換後
のDC成分のみ、あるいはDC成分とAC成分の一部の
みを用いてブラウザを表示することにより、データ伝送
路のデータ転送量の削減と、PC上に取り込む画像デー
タの削減を実現するものである。
【0039】本発明の実施の形態では、粗画像情報とし
て、DCT変換により画像圧縮された画像データの、D
C成分とAC成分のうちDC成分のみとする。また、画
像情報を蓄積する画像蓄積手段としてビデオサーバーと
する。また、画像表示手段、編集情報作成手段としてパ
ーソナルコンピュータ両手段の兼用装置とする。
【0040】また、実加工編集を行なうための加工編集
情報としてEDLとする。また、インデックス情報とし
て、収録されているビデオセットを示す番号とタイムコ
ードとする。図1は本発明の実施の形態の画像編集装置
のシステム構成図である。図1において、101、10
2、103はビデオ素材、104はビデオサーバー、1
05はパーソナルコンピュータ(PC)、106はデー
タ転送用のデータ伝送路である。データ伝送路は、例え
ば、ATM、100BASE−T、100VG−Any
LAN、FDDI、TPFDDI、イーサネット(IEEE
802.3)等ディジタルデータを伝送可能な伝送路であれ
ばどのようなものでも使用可能であるが、本実施の形態
では、データ伝送路として、イーサーネットを用いる。
図1には、信号の流れの説明のために、110、11
1、112、113、114、115、116の番号を
記している。
【0041】110はビデオ素材101からビデオサー
バー104へのデータの流れ、111はビデオ素材10
2からビデオサーバー104へのデータの流れ、112
はビデオ素材103からビデオサーバー104へのデー
タの流れ、113はビデオサーバー104からPC10
5へのデータの流れ、114はPC105からビデオサ
ーバー104へのコマンドの流れ、115はPC105
からビデオサーバー104へのデータの流れ、116は
ビデオサーバー104からのデータ出力である。
【0042】以下、110、111、112、113、
114、115、116の信号の流れをシグナルフロー
と称す。次に、図1を用いて本実施の形態の動作を詳細
に説明する。101、102、103は例えばニュース
制作のために、テレビスタジオや野外で撮影、取材され
たビデオ素材である。各ビデオ素材は例えばビデオカセ
ットなどに記録されVTRによって再生されたデータで
ある。またあらかじめHDD等の記録装置に蓄積(記
録)されている場合もある。104はビデオ素材を大量
に蓄積(記録)することが可能なビデオサーバーであ
る。ビデオサーバは例えばHDD装置などのディスク装
置を用いる。ビデオ素材101、ビデオ素材102、ビ
デオ素材103は、本実施の形態では、ビデオカメラで
撮影されたビデオ素材であり、ビデオカセットテープに
画像圧縮方式としてDCT方式で圧縮されて記録されて
いる。
【0043】ビデオ素材101は、VTRで再生され
て、データ伝送路106を経由して、ビデオサーバー1
04に蓄積(記録)される。この信号の流れがシグナル
フロー110である。同様にビデオ素材102は、VT
Rで再生されて、データ伝送路106を経由して、ビデ
オサーバー104に蓄積(記録)される。この信号の流
れがシグナルフロー111である。同様にビデオ素材1
03は、VTRで再生されて、データ伝送路106を経
由して、ビデオサーバー104に蓄積(記録)される。
この信号の流れがシグナルフロー112である。
【0044】本発明の実施の形態では、ビデオ素材は3
つとしたが、実際の編集システムの運用ではビデオサー
バー104には、多数のビデオ素材が蓄積(記録)され
ている。本発明の実施の形態では、ビデオ素材として、
3本のビデオカセットに収録された素材として、ビデオ
素材101、ビデオ素材102、ビデオ素材103を編
集する場合を考える。本発明の実施の形態では、ビデオ
素材101、ビデオ素材102、ビデオ素材103はN
TSCのビデオデータが30分間記録されているとし、
各ビデオ素材に画像と同時に記録されている、SMPT
Eタイムコード(以下、タイムコード)の、WW時XX分YY
秒ZZフレームをWW:XX:YY:ZZと表し、各々にタイムコー
ド00:00:00:00から00:29:59:29までが記録されていると
する。
【0045】まず、ビデオ素材101は、シグナルフロ
ー110に示すようにビデオサーバー104にデータを
転送する。また、ビデオ素材102は、シグナルフロー
111に示すようにビデオサーバー104にデータを転
送する。また、ビデオ素材103は、シグナルフロー1
12に示すようにビデオサーバー104にデータを転送
する。これらの転送は同時に行なわれる場合もあるし、
別々の時間に行なわれる場合もある。ビデオサーバー1
04内にはビデオ素材101、ビデオ素材102、ビデ
オ素材103の画像が蓄積(記録)される。
【0046】次に、編集作業を行なう人(以下、作業
者)はPC105のディスプレイ上にビデオ素材を映し
出して、編集点を決定するために、シグナルフロー11
4に示すように、PC105からビデオサーバー104
に対して、ビデオ素材101、ビデオ素材102、ビデ
オ素材103の画像をPC105に対して送出するよう
に要求するコマンドを発行する。
【0047】この時、ビデオサーバー104から送出さ
れ、PC105に取り込むデータは、ビデオ素材10
1、ビデオ素材102、ビデオ素材103、の各素材に
ついて、30分全てを要求して取り込む場合や、一部
分、例えば10分間だけを要求して取り込む場合や、全
てのフィールドの画像データではなく、例えば1秒間の
データのうち1フレーム分だけ間欠的に取り込む場合
(例えばNTSC方式の場合30フレームに1フレーム
だけ)など様々である。
【0048】次に、ビデオサーバー104はデータ伝送
路106を介して、シグナルフロー113に示すよう
に、PC105にシグナルフロー114によって要求さ
れた分の、画像データおよび画像データに付随する情報
を送出する。具体的にはビデオ素材101、ビデオ素材
102、ビデオ素材103の画像データとビデオ素材番
号(以下、ID)、およびタイムコードを送出する。
【0049】素材番号は本実施の形態の場合、ビデオ素
材101はID=1、ビデオ素材102はID=2、ビ
デオ素材103はID=3とする。PC105上では、
取り込んだ画像データをディスプレイに表示して(表示
した画像を以下、ブラウザと呼ぶ)、その画像を見なが
らカットの順番を入れ換えるなどの編集作業を行い(以
下、仮編集)、仮編集した結果をPC105のディスプ
レイに表示して確認する。編集結果の確認もブラウザに
よって行う。
【0050】例えば、ビデオ素材101(ID=1)の
タイムコード00:10:00:00から00:11:29:29の1分30秒
間の画像と、ビデオ素材102(ID=2)のタイムコ
ード00:20:00:00から00:20:29:29の30秒間の画像と、
ビデオ素材103(ID=3)のタイムコード00:15:0
0:00から00:16:59:29の2分間の画像をつなぎ合わせる
と決定したとする。
【0051】作業者は、以上の仮編集の結果をPC10
5のディスプレイ上でつなぎあわせてその結果を見て確
認し、次にその編集点の情報をPC105から、ID番
号とタイムコードを編集の順番に、シグナルフロー11
5に示すように、ビデオサーバー104に情報を送る。
この編集情報を、EDL(edit decision list)と言
う。
【0052】ビデオサーバー104はPC105からE
DLを受け取って。EDL情報の順で画像データをシグ
ナルフロー116に示すように送出する。本発明の目的
はシグナルフロー113のデータ転送量を削減し、デー
タ伝送路106を有効に利用することである。本発明で
は、PC105のモニター画面にビデオ素材を映される
ブラウザは、ビデオ素材の編集点を決めたり、ニュース
原稿を書く場合などは、画像の各部位の詳細な情報は必
ずしも必要ではなく、画像を見ながら編集点を判断する
事が可能な程度に(ビデオ素材の、どの素材のどの場所
であるか、見分けがつく程度に)、また、編集の結果が
確認可能な程度の画質に表示されれば、その画像がたと
え低解像度のものであっても十分にその目的を達成する
ことに着目し、シグナルフロー113のデータ転送量を
大幅に削減する。
【0053】シグナルフロー113のデータ転送量の削
減方法を以下に説明する。本発明の実施の形態では、ビ
デオサーバー104に蓄積(記録)されているデータは
DCT方式によって画像圧縮されている、DCT方式で
は、通常、DC成分に最も大きな電力が集中する。AC
成分については低周波ほど電力が集中し、高周波になる
ほど電力は少なくなる。
【0054】図2を用いて説明すると、DCが最もデー
タとして重要であり、次にDCに位置が近い、例えばA
C1、AC2、AC3等が重要で、DCに遠ざかるほど
重要度が低くなる。したがって、本発明の実施の形態で
は、ブラウザには、編集点を判断できる程度に、また編
集の結果が確認可能な程度に画像が表示されれよいの
で、DC成分のみを用いて画像を表示する。
【0055】次に、DC成分のみを用いたときの、ブラ
ウザの表示方法について説明する。図7はDC成分によ
るブラウザ表示の基本ブロックの概念図である。ブラウ
ザの表示の基本は、Y信号の水平方向に隣り合った4つ
のDCTブロックと、Cb信号およびCr信号のそれぞ
れ1つのDCTブロックの、Y信号、Cb信号、Cr信
号あわせて6個のDCTブロックが基本となる。
【0056】Y1、Y2、Y3、Y4は、Y信号の水平
方向に隣り合った4つのDCTブロックのDC成分であ
る。Cb7とCr7は、同一サンプル点のCb信号およ
びCr信号のDC成分である。Y信号は水平方向に、C
b信号およびCr信号に対して4倍のサンプルがあるの
で、図7のY1からY4の4ブロックのDC成分と、C
bおよびCrのそれぞれ1ブロックの画面上(ブラウザ
上)のポイントは同じとなる。以下、図7に示すブロッ
クを、DCブロックと呼ぶ。
【0057】ブラウザはDCブロックを画面上に敷きつ
める形で表示される。図8はブラウザの表示方法の概念
図である。図8(a)はブラウザである。ブラウザは図
8(a)の、DC1、DC2・・・・・・に示すよう
に、複数のDCブロックから成る。DC1、DC2・・
・・・・は、それぞれ図7を用いて説明したDCブロッ
クであり、DC1は図8(b)に示すDCブロックのよ
うにように、4つのY信号のDC成分、DCY1、DC
Y2、DCY3、DCY4、および、2つの色差信号の
DC成分、DCCb1(Cb信号のDC成分)、DCC
r1(Cr信号のDC成分)から成る。同様に、DC2
は図8(c)に示すDCブロックのようにように、4つ
のY信号のDC成分、DCY5、DCY6、DCY7、
DCY8、および、2つの色差信号のDC成分、DCC
b2(Cb信号のDC成分)、DCCr2(Cr信号の
DC成分)から成る。以上のように、DCブロックを敷
きつめてブラウザは構成される。
【0058】なお画面右端のCb信号、Cr信号の8*
4のブロックについては、Y信号のDCTブロック2個
と、Cb信号Cr信号それぞれのDCTブロックの各1
個を組にしてDCブロックを構成する。次に、図8で説
明したブラウザの、利用方法例について説明する。図9
はニュース原稿を書く場合のブラウザの利用方法の一例
を示す図である。図9はPCのディスプレイの様子を示
す。ディスプレイ上に例えばビデオサーバーに蓄積(記
録)されているビデオ素材のあるカットのなかの1フレ
ームがブラウザ0として表示されている。このブラウザ
はそのカットを象徴するフレームを選ぶ。ニュース原稿
作成者は、そのブラウザを見ながらオンエアー(放送)
されるビデオ素材を把握し、PCのワードプロセッサの
ソフトウェアを用い、ニュース原稿を作成することによ
り、ビデオ素材に適した効果的なニュース原稿が作成す
ることが可能となる。
【0059】図10は編集を行う場合の、ブラウザの利
用方法の一例を示す図である。ノンリニア編集機を用い
た編集は通常、まず素材表示ウインドウに、編集対象と
なるカットのブラウザを表示する。図10ではブラウザ
1、ブラウザ2、ブラウザ3、ブラウザ4、ブラウザ
5、ブラウザ6、の6個のカットを象徴するブラウザが
表示されている。図10においては、編集者は、ブラウ
ザ6、ブラウザ2、ブラウザ5、ブラウザ3のカットを
その順番で採用すると判断し、編集ウインドウに左から
順番にそれらのブラウザを並べる。ノンリニア編集ソフ
トウェアは編集ウインドウに並べられたブラウザのカッ
トのタイムコードおよび必要であればID番号をもと
に、EDL情報を作成する。
【0060】以上の説明においては、画像表示手段、付
加情報作成手段として、パーソナルコンピュータを両手
段の兼用装置としている。これは図1におけるPC10
5である。ニュース原稿を書く場合のデータの流れを、
図1を用いて説明する。図1において、画像データ(粗
画像情報)がPC105に転送されるまでは、仮編集の
動作と同じである。次に画像データが転送されてブラウ
ザに表示された後に、作業者がブラウザを見ながらニュ
ース原稿を考え、PC105で例えば、ワードプロセッ
サの機能を使用しながらニュース原稿を書く。できあが
ったニュース原稿は、例えばプリンタ等の装置から出力
されたり、データ伝送路106を介して別の装置に転送
されたり、あるいはシグナルフロー115に示すように
ビデオサーバ104に転送され、さらにシグナルフロー
116に示すように画像データと一緒に出力される。
【0061】このように、画像表示装置(PC)にブラ
ウザを表示して、作業者がそのブラウザを見て、なんら
かの作業を行なう全ての作業について、本発明は有効で
あり、この場合もデータ伝送路106のデータ転送量は
従来に比べて大幅に削減される。またPC105に取り
込むデータが少ないため、より安価な装置で画像編集装
置を実現できる。またニュース原稿を作成する装置(P
C)に取り込むデータが少ないため、ブラウザの表示時
間が短縮され、効率的なニュース原稿作成が可能とな
る。
【0062】以上説明したように、DC成分のみを用い
てブラウザを表示することにより、図1のシグナルフロ
ー113では、DC成分とビデオ素材のID、およびタ
イムコードのみを伝送するだけで、ニュースの原稿作
成、編集が行える。DC成分とAC成分のデータ量の比
率は、画像に大きく依存するが、仮に、DC成分:AC
成分=1:9とすると、ビデオ素材のIDおよびタイム
コードのデータは画像データに比べて非常に少ないの
で、シグナルフロー113のデータ転送量は約10分の
1となる。
【0063】例えばビデオ素材101、ビデオ素材10
2、ビデオ素材103の各ビデオ素材のデータ量を30
メガビット/秒とし、データ伝送路106のデータ転送
容量を100メガビット/秒の場合を考える。ビデオ素
材101、ビデオ素材102、ビデオ素材103を、そ
れぞれシグナルフロー110、シグナルフロー111、
シグナルフロー112に示すようにデータ転送中である
とすると、データ伝送路106のデータ転送量100メ
ガビット/秒のうち、90メガビット/秒を使用して、
残りは10メガビット/秒である。ここでPC105で
編集作業を行なおうとするとシグナルフロー113のデ
ータ転送を行なわなければならない。
【0064】以上のような状況で、本発明を用いないと
すると、シグナルフロー113の転送には30メガビッ
ト/秒必要なので。データ伝送路106の残りの転送容
量10メガビット/秒では画像データの転送を行なうこ
とができない。したがって編集作業もビデオ素材の転送
が終了するまでできない。しかし本発明を用いると、シ
グナルフロー113は、30メガビット/秒の10分の
1の、3メガビット/秒しかデータ転送に使用しないの
で、編集作業を行なうことができる。
【0065】図1では、ビデオ素材は3つ、PCを1
台、ビデオサーバーを1台としたが、テレビ局の編集シ
ステムなどでは、ビデオ素材、PC、ビデオサーバー共
に、多数用いてシステムを構成しており、その他にもワ
ークステーション、VTR、ディスク装置、テレビモニ
タ、編集機等が多数使用されている。それらの全てが、
データ伝送路を用いてデータ転送をする可能性があるの
で、システム全体としては非常に多量のデータが転送さ
れるので、本発明のデータ転送量の削減の方式は、非常
に有効なものである。
【0066】またPCなどの編集装置に取り込むデータ
も非常に少なくなるので、PC側で画像データを格納す
るメインメモリあるいはハードディスクも非常に容量の
小さいもので編集装置を実現可能である。またPCなど
の編集装置で編集した結果をPCのディスプレイで動画
として表示する場合、すなわち編集結果を動画で確認す
る場合、取り込んだ画像の量が少ないので編集結果を表
示する速度が早く、編集効率が非常によくなる。またP
C内のCPUやメインメモリ、ハードディスクにかける
負担も少なくなる。
【0067】以上のような効果を、新たに装置を設ける
ことなく本発明は実現できる。次に、ビデオサーバの構
成と動作について図面を用いて詳細に説明する。図15
はビデオサーバの構成図である。図15において、15
01はIOデータコントロール回路であり、外部から入
力された圧縮画像をビデオサーバ内のデータ伝送用のデ
ータ伝送路1507に乗せるための処理を行う。またデ
ータ伝送路1507のデータを外部に出力するための処
理も行う。
【0068】1502は精細画像情報格納用メモリであ
り、圧縮画像データのうち、粗画像情報以外のデータ
(高周波データ)を格納する。1503は粗画像情報格
納用メモリであり、圧縮画像の概要を表す粗画像情報を
格納する。精細画像情報格納用メモリ1502および粗
画像情報格納用メモリ1503はそれぞれライトイネー
ブルを持ち、それぞれハイレベル(以下、H)でディス
エーブル状態(書込不可)、ロウレベル(以下、L)で
イネーブル状態(書込可)である。また精細画像情報格
納用メモリ1502および粗画像情報格納用メモリ15
03は、それぞれリードイネーブルを持ち、それぞれH
でディスエーブル状態(読み出し不可)、Lでイネーブ
ル状態(読み出し可)である。
【0069】1504はCPUであり、ビデオサーバ内
の全ての回路の制御を行う。1505はハードディスク
コントロール部であり、ハードディスクへのデータの書
込、ハードディスクからのデータの読み出しを制御す
る。1506はハードディスクであり、データを格納
(記録)する。1507はデータ伝送用のデータ伝送路
であり、圧縮画像や各種の制御情報を伝送する。データ
伝送路1507としてはディジタルデータを伝送可能で
あればどのようなものでも本実施の形態を実現可能であ
るが、ここではPCIバスとする。
【0070】1508はIOデータコントロール回路1
501とCPU1504が制御情報をやりとりするため
の通信路であり、各種の制御情報を伝送する。1509
はCPU1504から精細画像情報格納用メモリ150
2へのライトイネーブルであり、精細画像情報格納用メ
モリ1502へのデータの書込を許可する。1510は
CPU1504から精細画像情報格納用メモリ1502
へのリードイネーブルであり、精細画像情報格納用メモ
リ1502からのデータの読み出しを許可する。151
1はCPU1504から粗画像情報格納用メモリ150
3へのライトイネーブルであり、粗画像情報格納用メモ
リ1503へのデータの書込を許可する。1512はC
PU1504から粗画像情報格納用メモリ1503への
リードイネーブルであり、粗画像情報格納用メモリ15
03からのデータの読み出しを許可する。
【0071】以上のような構成で、ビデオサーバは成り
立っている。次に別の図面を用いてビデオサーバの動作
を説明する。図16はビデオサーバの構成図およびビデ
オサーバへのデータの書込時の信号の流れである。図1
6は、図15に示したビデオサーバと同一の物であり、
説明のために信号の流れを記している。
【0072】図16において、1601〜1612は、
図15の1501〜1512に各々対応しており、それ
ぞれ同一のものである。また、信号の流れの説明のため
に、1650、1651、1652、1653、165
4、1655の符号を記している。1650はビデオサ
ーバ外部からIOデータコントロール回路1601への
信号の流れ、1651はIOデータコントロール回路1
601から精細画像情報格納用メモリ1602への信号
の流れ、1652はIOデータコントロール回路160
1から粗画像情報格納用メモリ1603への信号の流
れ、1653は精細画像情報格納用メモリ1602から
ハードディスクコントロール部1605への信号の流
れ、1654は粗画像情報格納用メモリ1603からハ
ードディスクコントロール部1605への信号の流れで
ある。
【0073】1655は粗画像情報格納用メモリ160
3からデータ伝送路1607を介してIOデータコント
ロール回路1601からビデオサーバ外部に出力される
粗画像情報であり、データの内容は1654と同一の信
号である。図13は精細画像情報格納用メモリ1602
および粗画像情報格納用メモリ1603へのデータの書
込時のタイミングチャートである。図14は同メモリ1
602および1603からハードディスク1606への
データ書込時のタイミングチャートである。
【0074】次に図16、図13、図14を用いて、ビ
デオサーバへのデータの書込を詳細に説明する。図13
において、信号1301はビデオサーバのシステムクロ
ックである。信号1302は入力圧縮画像1650であ
り、DC成分とAC成分が、IOデータコントロール回
路1601に入力される。IOデータコントロール回路
1601はCPU1604にデータ到着の信号1608
を送る。圧縮画像はIOデータコントロール回路160
1での内部の信号処理のため、2クロックの遅延の後に
IOデータコントロール回路1601からデータ伝送路
1607に出力される。この時の動作タイミングが信号
1303である。CPU1604はDC成分出力のタイ
ミングで粗画像情報格納用メモリ1603へのライトイ
ネーブル1611をLにする。ライトイネーブル161
1の動作が信号1304である。
【0075】また、CPU1604はAC成分出力のタ
イミングで精細画像情報格納用メモリ1602へのライ
トイネーブル1609をLにする。ライトイネーブル1
609の動作が信号1305である。以上説明したよう
に、粗画像データがデータ伝送路1607に流れている
ときは、粗画像情報格納用メモリ1603へのライトイ
ネーブルがLとなり、精細画像データがデータ伝送路1
607に流れているときは精細画像情報格納用メモリ1
602へのライトイネーブルがLとなる動作により、粗
画像情報格納用メモリ1603には粗画像情報(DC成
分)のみが、精細画像情報格納用メモリ1602には精
細画像情報(AC成分)のみが格納される。
【0076】次に、メモリからのデータの読み出しとハ
ードディスク1606への書込の動作を説明する。まず
CPU1604は粗画像情報格納用メモリ1603への
リードイネーブル1612をLにする。この時のリード
イネーブル1612の動作タイミングが図14に示す信
号1402であり、データ伝送路1607へ出力される
データの動作タイミングが1403である。DC成分は
粗画像情報格納用メモリ1603に格納された全てのデ
ータが出力されるまで順次読み出され、データ伝送路1
607へ出力され、ハードディスクコントロール部16
05に転送される、このときのデータの流れが1654
である。この期間リードイネーブル1612は信号14
02に示すようにLである。
【0077】DC成分が全て粗画像情報格納用メモリ1
603から出力されると、リードイネーブル1612は
信号1402に示すようにHとなり、同じタイミングで
精細画像情報格納用メモリ1602へのリードイネーブ
ル1610が信号1404に示すようにLとなる。リー
ドイネーブル1610がLになった次のクロックから精
細画像情報格納用メモリ1602に格納されたAC成分
は出力されはじめ、精細画像情報格納用メモリ1602
に格納された、全てのAC成分が出力され、データ伝送
路1607を介して、ハードディスクコントロール部1
605に転送される。このときのデータの流れが165
3である。
【0078】図12は粗画像情報と精細画像情報のハー
ドディスクへの転送の概念図である。すなわち図16
の、信号の流れ1654、1653がデータ伝送路16
07を流れるときの概念図である。図12を用いて、粗
画像情報と精細画像情報のハードディスクへの転送を説
明する。図12では1フレーム分の画像データの転送が
示されている。
【0079】まず、輝度信号粗画像情報部1201に示
す、Y信号のDC成分が転送される。次に、色差信号粗
画像情報部1202に示す、Cb信号のDC成分が転送
される。次に、色差信号粗画像情報部1203に示す、
Cr信号のDC成分が転送される。次に、輝度信号精細
画像情報部1204に示す、Y信号のAC成分が転送さ
れる。次に、色差信号精細画像情報部1205に示す、
Cb信号のAC成分が転送される。次に、色差信号精細
画像情報部1206に示す、Cr信号のAC成分が転送
される。
【0080】本発明の実施の形態では、Y信号のDC成
分は、Y信号のDCTブロック分存在し、1フレームに
5400個である。また、Cb信号のDC成分とCr信
号の成分は、それぞれCb信号のDCTブロックとCr
信号のDCTブロック分存在し、1フレームに1350
個づつである。また、Y信号、Cb信号、Cr信号の各
AC成分は、画像に依存して、各ブロックのAC成分が
量子化によってゼロとなる個数が変化するので、各フレ
ーム毎に異なるが、本実施の形態として、図12に示し
た信号は、Y信号のAC成分は200000個、Cb信
号のAC成分として4000個、Cr信号のAC成分と
して5000個としている。
【0081】編集などの作業を急いでいる場合は、ハー
ドディスク1606への画像情報の転送と同時に、16
55に示すように、DC成分はビデオサーバ104の外
部へIOデータコントロール回路1601を介して出力
される。この時、IOデータコントロール回路1601
はDC成分がデータ伝送路1607を伝送されていると
きのみ画像情報を外部に出力すればよい。すなわち16
54に示す、輝度信号粗画像情報部1201、色差信号
粗画像情報部1202および色差信号粗画像情報部12
03がデータ伝送路1607を伝送されているときの
み、IOデータコントロール回路1601を外部に対し
て開き、1653に示す、輝度信号精細画像情報部12
04、色差信号精細画像情報部1205および色差信号
精細画像情報部1206がデータ伝送路1607を伝送
されているときはIOデータコントロール回路1601
を外部に対して閉じればよい。
【0082】IOデータコントロール回路1601の外
部に対しての開閉のタイミングはCPU1604によっ
て1608に示す信号により行われる。したがって本実
施の形態では粗画像情報と精細画像情報がそれぞれ複数
個まとまって伝送されるため、CPU1604からの制
御の切り替えがほとんど発生せず、制御が非常に容易と
なりCPU1604の負荷を大幅に削減可能となる。
【0083】またIOデータコントロール回路1601
およびCPU1604の消費電力も大幅に削減すること
が可能となる。粗画像情報格納用メモリ1603から読
み出されたDC成分と、精細画像情報格納用メモリ16
02から読み出された、AC成分はハードディスクコン
トロール部1605に転送され、転送された順にハード
ディスク1606に書き込まれる。
【0084】図11はハードディスク1606への画像
情報の書き込みの概念図である。図11に示すように、
画像情報は輝度信号粗画像情報部1101に示す輝度信
号の粗画像情報(Y信号のDC成分)、色差信号粗画像
情報部1102に示す色差信号のCb信号の粗画像情報
(Cb信号のDC成分)、色差信号粗画像情報部110
3に示す色差信号のCr信号の粗画像情報(Cr信号の
DC成分)、輝度信号精細画像情報部1104に示す輝
度信号の精細画像情報(Y信号のAC成分)、色差信号
精細画像情報部1105に示す色差信号のCb信号の精
細画像情報(Cb信号のAC成分)、色差信号精細画像
情報部1106に示す色差信号のCr信号の精細画像情
報(Cr信号のAC成分)の順に書き込まれる。
【0085】一般的にディスクにデータを書き込む場
合、複数のブロックに分けて書き込まれる。図11には
複数のブロックに分けられて記録される概念を、各ブロ
ックの単位を両端矢印の範囲とすることにより示してい
る。図17はビデオサーバの構成図およびビデオサーバ
からのDC成分のデータの読み出しの信号の流れを示を
示す図である。
【0086】次に、図17を用いてハードディスク17
06からのDC成分のデータをビデオサーバから出力す
る場合の動作について説明する。図17は、図15に示
したビデオサーバと同一の物であり、説明のために信号
の流れを記している。図17において、1701〜17
12は、図15の1501〜1512に対応しており、
それぞれ同一のものである。また、信号の流れの説明の
ために、1750、1751、1752、の符号を記し
ている。
【0087】1750はハードディスクコントロール部
1705から粗画像情報格納用メモリ1703への信号
の流れ、1751は粗画像情報格納用メモリ1703か
らIOデータコントロール回路1701への信号の流
れ、1752はIOデータコントロール回路1701か
らビデオサーバ外部への信号の流れである。まずCPU
1704はハードディスクコントロール部1705にデ
ータの読み出し命令をデータ伝送路1707を通じて、
ハードディスクコントロール部1705に対して出す。
この時データの全てではなく、粗画像情報のみをハード
ディスク1706から取り出すように命令する。
【0088】ハードディスクコントロール部1705は
ハードディスク1706をコントロールして粗画像情報
(DC成分)のみを取り出す。すなわち図11の輝度信
号粗画像情報部1101、色差信号粗画像情報部110
2および色差信号粗画像情報部1103のみを取り出
す。この信号の流れが1750である。ハードディスク
1706から読み出された粗画像情報は、データ伝送路
1707を介して粗画像情報格納用メモリ1703に格
納される。この時CPU1704はライトイネーブル1
711を、粗画像情報がデータ伝送路1707に乗って
いるタイミングでLとし、粗画像情報を粗画像情報格納
用メモリ1703に取り込ませる。
【0089】次に、粗画像情報格納用メモリ1703に
格納された粗画像情報は、データ伝送路1707を介し
て、IOデータコントロール回路1701に転送され
る。この時CPU1704はリードイネーブル1712
を、粗画像情報をデータ伝送路1707に乗せる(出力
する)タイミングでLとし、粗画像情報を粗画像情報格
納用メモリ1703から出力する。
【0090】IOデータコントロール回路1701で
は、粗画像情報を外部に出力できる形式にして出力す
る。この時CPU1704はIOデータコントロール回
路1701に対して、信号1710を通して、粗画像情
報格納用メモリ1703から出力されたデータを出力す
るタイミングをコントロールする。以上説明した、ビデ
オサーバからのDC成分のデータの読み出しにおいて、
ハードディスク1706およびそれを制御するハードデ
ィスクコントロール部1705は、DC成分が連続して
記録されている部分だけを読み出す動作のみを行うこと
で、その目的を達成する。
【0091】すなわち図11において輝度信号粗画像情
報部1101、色差信号粗画像情報部1102および色
差信号粗画像情報部1103が書き込まれているブロッ
クのみを読み出す(アクセスする)だけでよい。したが
って、輝度信号粗画像情報部1101、色差信号粗画像
情報部1102および色差信号粗画像情報部1103
が、図11に示された全情報に占める割合は、非常に少
ない。したがってハードディスク1706からの粗画像
情報読み出し速度が非常に早くなると共に、ハードディ
スク1706の寿命を長くすることが可能となる。
【0092】また、ハードディスク1706およびハー
ドディスクコントロール部1705が動作する時間が短
くなるので、消費電力を大幅に削減可能となる。これら
の効果は、粗画像情報を複数まとめてハードディスク上
に記録することにより粗画像情報のハードディスク上の
書込ブロックが連続していることによる。
【0093】また、精細画像情報格納用メモリ1702
は全く動作する必要がなく。1709および1710も
制御する必要がなくなるので、精細画像情報格納用メモ
リ1702およびCPU1704の消費電力を大幅に削
減可能となるとともに、CPU1704にかかる負荷を
大幅に削減可能となる。なお、図15において粗画像情
報格納用メモリ1503と精細画像情報格納用メモリ1
502はそれぞれ2枚構成となっており、片方が書き込
み状態となっているときは、もう一方が読み出し状態と
なっており、2枚のメモリを交互に書き込み、読み出し
を切りかえることにより切れ目なくデータの読み書きが
できる。
【0094】また、粗画像情報格納用メモリ1503と
精細画像情報格納用メモリ1502に分割しなくても、
例えばメモリのアドレスの小さい方に、粗画像情報を、
メモリアドレスの大きい方に、精細画像情報を格納する
ことによっても本発明は実現できる。なお、本実施の形
態では、ビデオ素材(画像データ)の蓄積装置(記録装
置)として、ビデオサーバーを例にあげたが、画像デー
タを蓄積しておける装置であればビデオサーバーに限ら
ず、例えばディタルVTR、半導体メモリ、ハードディ
スク、ビデオディスク等でも本発明は実現可能である。
【0095】また、本実施の形態では、画像情報に関す
る付加情報としてニュース原稿を例にしたが、付加情報
は、ニュース原稿に限らず、画面(画像)に入れる文な
ど、対象にしている画像に関するものであれば何に対し
てでも本発明は有効である。また、本実施の形態では、
圧縮方式としてDCT方式を例としたが、本発明の本質
は、圧縮した結果の画像データの各成分の重要度が異な
る場合に、画像の判断がつく程度に重要な成分からデー
タを抜きだして画像表示装置(PC)に画像データを転
送して、表示する(ブラウザ)ことであるので、圧縮方
式はDCT方式に限らず、K−L変換、DST変換、ア
ダマール変換、ハール変換、フーリエ変換、スラント変
換など、他の直交変換による画像データ圧縮方式をはじ
め、圧縮した結果出力するデータの画像データの各成分
の重要度が異なる圧縮方式であれば本発明は有効であ
る。
【0096】また、本実施の形態ではDCT方式で画像
表示装置(PC)にDC成分のみを伝送し、表示する例
を示したが、DC成分だけでなくAC成分の一部を伝送
して、画像表示装置(PC)に送られる画像の画質を少
し向上させることを行なっても、圧縮画像データ全体
を、画像表示装置(PC)に伝送、格納する従来の方式
に比べると、画像表示装置(PC)装置に伝送、格納す
る画像データは少なくなるので本発明の本質を損なうこ
となく実現される。
【0097】また、本実施の形態ではEDL情報あるい
はニュース原稿をPCからビデオサーバーに転送して、
EDL情報あるいはニュース原稿を受け取ったビデオサ
ーバーがEDL情報に基づいて、画像データの並びかえ
を行なって編集画像あるいは受け取ったニュース原稿を
送出したが。EDL情報はPCから、例えばデータ伝送
路やフロッピーディスクも用いて、他の編集装置、例え
ばVTRに転送し、編集を行なってもよい。
【0098】また、本実施の形態ではデータ伝送路は1
本としたが、データ伝送路は複数本ある場合でも、一部
にデータ転送用の専用のデータ伝送路が存在した場合で
も、データ転送量を削減する、本発明の本質が損なわれ
るものではない。また、本実施の形態では、タイムコー
ド情報をPCに取り込んだが、タイムコード情報はPC
に取り込まずに、PCでは表示のみを行ない、編集点で
あるという情報だけをPCからビデオサーバーに送り、
ビデオサーバー側で編集情報を生成することも可能であ
る。この場合、シグナルフロー113は少なくなくとも
DC成分を含む、粗画像情報のデータのみを伝送し、シ
グナルフロー115に編集点を特定するPCからのコマ
ンドを発行することで容易に実現できる。
【0099】また、本実施の形態では、ビデオ素材10
1素材、ビデオ素材102、ビデオ素材103は圧縮画
像としたが、ビデオ素材は必ずしも圧縮したものでなく
てもよく、PCに取り込む前までに圧縮画像となってい
ればよい。また、本実施の形態では、時間軸方向の画像
圧縮については述べていないが時間軸方向の圧縮が行な
われた場合でも本発明の主旨に基づいていれば本発明の
範囲から排除するものではない。
【0100】また、本実施の形態ではビデオサーバー1
04から、PCに画像データを転送する場合、画像デー
タの要求コマンドであるシグナルフロー114を発行し
たが、PCのHDDやメインメモリなどに、最初から画
像情報がある場合は、その画像データについてはシグナ
ルフロー114を用いて画像を要求する必要はない。ま
た、本実施の形態では、粗画像情報として、DCT変換
により画像圧縮したDC成分とAC成分のうちDC成分
のみとし、画像情報を蓄積する画像蓄積手段としてビデ
オサーバーとし、編集情報作成手段としてパーソナルコ
ンピュータとし、実加工編集を行なうための加工編集情
報としてEDLとし、インデックス情報として、収録さ
れているビデオセットを示す番号とタイムコードとした
が、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本
発明の主旨に基づいて種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【0101】また、本実施の形態では、データ伝送路1
06をイーサーネットとしたが、ディジタルデータを伝
送可能なものであれば、例えば、ATM、100BAS
E−T、100VG−AnyLAN、FDDI、TPF
DDI、IEEE1394等どのようなものでもよい。
またネットワーク系の伝送路ではなく、パーソナルコン
ピュータの内部バス等に使用される、PCIバス等のバ
スとしてもよい。
【0102】また、本実施の形態では、データ伝送路1
507をPCIバスとしたが、SCSIなど、ディジタ
ルデータを伝送可能なものであればどのようなものでも
よい。またバスではなく、ネットワーク系の伝送路であ
る、ATM、100BASE−T、100VG−Any
LAN、FDDI、TPFDDI、IEEE1394等
でもよい。
【0103】また、本実施の形態では、画像データの伝
送および蓄積(記録)するデータとして、画像圧縮方式
としてDCT方式、量子化、可変長符号化された画像デ
ータを例としたが、これ以外のデータ処理、例えば、通
信のために画像データを通信パケットに入れる処理、V
TRに記録するためのシャフリング処理、VTRに記録
するための、VTRの同期ブロック(パケット)に入れ
るための処理等が加わった場合でも、本発明の主旨に基
づいていれば本発明の範囲から排除するものではない。
【0104】また、本実施の形態では、複数個の粗画像
情報を、複数個の精細画像の前に配置して伝送し、記録
するとしたが、本発明の本質は、粗画像情報と精細画像
情報を複数個まとめて処理することであるので、複数個
の粗画像情報を、複数個の精細画像の後ろに配置して伝
送し、記録してもよい。また、本実施の形態では、粗画
像情報と精細画像情報を複数個まとめる単位として、一
フレーム単位としたが、本発明の本質は、粗画像情報と
精細画像情報を複数個まとめて処理することであるの
で、その単位は一フレーム単位に限らず、それより大き
くても小さくてもどちらでもよい。
【0105】また、本実施の形態では、ビデオ素材を蓄
積(記録)するものとしてビデオサーバとし、編集を行
うPCを別のものとし、データ伝送路で接続する形態と
したがこの形態に限定するものではない、例えばPCに
ビデオ素材を蓄積(記録)するハードディスクを取り付
けた形態でも良い。これは本質的に、本発明のデータ伝
送路が意味するところは、PCIバスなどの内部バス、
あるいはイーサネット等のに限定されるものではなく、
各装置の境界はどのような形態でも本発明の範囲から排
除するものでは無いことを意味する。
【0106】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、編集を行なうための画像蓄積装置を新たに設けるこ
となく、小さなシステムで次のような効果が得られる。 (1)画像蓄積手段と、編集情報作成手段間のデータ転
送量を大幅に削減でき、データ伝送路を有効に使用でき
る。 (2)編集作業を行なう装置に取り込むデータが少ない
ため、より安価な装置で編集装置を実現できる。 (3)編集作業を行なう装置に取り込むデータが少ない
ため、編集結果を速い速度で表示可能となり、編集時間
および付加情報を作成する時間が短縮され、効率的な編
集および付加情報作成が可能となる。 (4)CPUを含む各構成機器の制御が非常に容易で、
回路の負荷を大幅に削減可能となる。 (5)CPUを含む各構成機器の消費電力を大幅に削減
することが可能となる。 (6)ビデオサーバ等のハードディスクからの粗画像情
報読み出し速度が非常に早くなり、編集作業等を非常に
効率的に行うことが可能となる。 (7)ビデオサーバ等のハードディスクから読み出す粗
画像情報が非常に少ないためアクセス回数が少なく、ハ
ードディスクの寿命を長くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像編集装置のシ
ステム構成図
【図2】同実施の形態におけるDCTブロックのDCT
変換後のデータを示す図
【図3】ビデオサーバーを用いた従来の画像編集装置の
構成図
【図4】1フレーム分のY信号のDCTブロックへの分
割の概念図
【図5】1フレーム分のCb信号およびCr信号のDC
Tブロックへの分割の概念図
【図6】Cb信号およびCr信号のDCTブロックへの
分割の端数の処理方法の概念図
【図7】DC成分によるブラウザ表示の基本ブロックの
概念図
【図8】ブラウザの表示方法の概念図
【図9】ニュース原稿を書く場合のブラウザの利用方法
の一例を示す図
【図10】編集を行う場合の、ブラウザの利用方法の一
例を示す図
【図11】ハードディスクへの画像情報の書き込みの概
念図
【図12】粗画像情報と精細画像情報のハードディスク
への転送の概念図
【図13】ビデオサーバー内のメモリへのデータの書込
時のタイミングチャート
【図14】ビデオサーバー内のハードディスクへのデー
タ書込時のタイミングチャート
【図15】ビデオサーバーの構成図
【図16】同構成図およびビデオサーバーへのデータの
書込時の信号の流れを示す図
【図17】同構成図およびビデオサーバーからのDC成
分のデータの読み出しの信号の流れを示す図
【符号の説明】
101、102、103 ビデオ素材 104 ビデオサーバー 105 パーソナルコンピュータ 106 データ伝送路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともその画像の概要を表す粗画像
    情報を含む画像情報を蓄積する画像蓄積手段と、前記粗
    画像情報を表示して、作業者が前記画像情報に関する付
    加情報を作成するための付加情報作成手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像編集装置。
  2. 【請求項2】 画像情報を、直交変換により画像圧縮さ
    れた圧縮画像とし、粗画像情報を、前記圧縮画像の、少
    なくとも直流成分を含む一部とする請求項1記載の画像
    編集装置。
  3. 【請求項3】 少なくともその画像の概要を表す粗画像
    情報を含む画像情報を蓄積する画像蓄積手段と、前記粗
    画像情報を表示して、作業者が仮想の加工編集を行い、
    実加工編集を行なうための加工編集情報を作成するため
    の編集情報作成手段とを備えたことを特徴とする画像編
    集装置。
  4. 【請求項4】 画像情報を特定するためのインデックス
    情報を編集情報作成手段に取り込み、前記インデックス
    情報をもとに、実加工編集を行なうための加工編集情報
    を作成する請求項3記載の画像編集装置。
  5. 【請求項5】 画像情報を、直交変換により画像圧縮さ
    れた圧縮画像とし、粗画像情報を、前記圧縮画像の、少
    なくとも直流成分を含む一部とする請求項3記載の画像
    編集装置。
  6. 【請求項6】 画像情報を、その画像の概要を表す粗画
    像情報とその画像の詳細な情報を表す精細画像情報に分
    割する分割手段と、前記粗画像情報と前記精細画像情報
    を伝送する際に、前記粗画像情報を複数個連続して伝送
    する粗画像情報伝送手段と、前記精細画像情報を複数個
    連続して伝送する精細画像伝送手段とを備え、前記粗画
    像情報伝送手段から出力された複数個の前記粗画像情報
    を、前記精細画像情報伝送手段から出力された複数個の
    前記精細画像情報の前または後ろに配置して伝送するこ
    とを特徴とする画像編集装置。
  7. 【請求項7】 画像情報を、その画像の概要を表す粗画
    像情報とその画像の詳細な情報を表す精細画像情報に分
    割する分割手段と、前記粗画像情報を格納する粗画像情
    報格納手段と、前記精細画像情報を格納する精細画像情
    報格納手段と、前記粗画像情報格納手段および前記精細
    画像情報格納手段を制御する制御手段とを備え、複数個
    の前記粗画像情報を、複数個の前記精細画像情報の前ま
    たは後ろに配置して伝送するように、前記粗画像情報格
    納手段および前記精細画像情報格納手段を前記制御手段
    によって制御することを特徴とする請求項6記載の画像
    編集装置。
  8. 【請求項8】 画像情報を、その画像の概要を表す粗画
    像情報とその画像の詳細な情報を表す精細画像情報に分
    割する分割手段と、前記粗画像情報を複数個連続して伝
    送する粗画像情報伝送手段と、前記精細画像情報を複数
    個連続して伝送する精細画像情報伝送手段と、前記粗画
    像情報および前記精細画像情報を記録する記録手段とを
    備え、前記粗画像情報伝送手段から出力された複数個の
    前記粗画像情報を、前記精細画像情報伝送手段から出力
    された複数個の前記精細画像情報の前または後ろに配置
    して記録することを特徴とする画像編集装置。
  9. 【請求項9】 画像情報を、その画像の概要を表す粗画
    像情報とその画像の詳細な情報を表す精細画像情報に分
    割する分割手段と、前記粗画像情報を格納する粗画像情
    報格納手段と、前記精細画像情報を格納する精細画像情
    報格納手段と前記粗画像情報格納手段および前記精細画
    像情報格納手段を制御する制御手段と、前記粗画像情報
    および前記精細画像情報を記録する画像情報記録手段
    と、前記画像情報記録手段を制御する記録制御手段とを
    備え、複数個の前記粗画像情報を、複数個の前記精細画
    像情報の前または後ろに配置して伝送するように、前記
    粗画像情報格納手段および前記精細画像情報格納手段を
    前記制御手段によって制御し、複数個の前記粗画像情報
    を、複数個の前記精細画像情報の前または後ろに配置し
    て前記記録手段に記録するように、前記記録制御手段に
    よって前記記録手段を制御することを特徴とする請求項
    8記載の画像編集装置。
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