JPH0991300A - ファイル管理方法 - Google Patents

ファイル管理方法

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JPH0991300A
JPH0991300A JP7242068A JP24206895A JPH0991300A JP H0991300 A JPH0991300 A JP H0991300A JP 7242068 A JP7242068 A JP 7242068A JP 24206895 A JP24206895 A JP 24206895A JP H0991300 A JPH0991300 A JP H0991300A
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key
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data
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JP7242068A
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English (en)
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Takumi Tomioka
巧 富岡
Ko Ugi
香 宇城
Makoto Sasaki
誠 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コード情報ファイル16とイメージ情報ファイ
ル17とを同一の検索システムによって検索可能とす
る。 【構成】キー統合処理部3はキー情報を格納するコード
キー情報ファイル11及びイメージキー情報ファイル1
2を読み込み、共通のデータ形式をもつキー情報に変換
して各々対応するキー統合情報ファイル15に格納す
る。検索処理部5はキーボード1から指定されたファイ
ル名及びキー値に基づいてキー統合情報ファイル15を
検索して該当するキー情報を表示装置2に表示し、指定
されたデータレコードをコード情報ファイル16又はイ
メージ情報ファイル17から取り出して表示装置2に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータが扱うフ
ァイルに係わり、特にコード情報を格納するファイルと
イメージ情報を格納するファイルとを共通のキーによっ
て検索したり、コード情報ファイルを更正する等のファ
イル管理を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自治体等は、一般に紙、マイクロフィル
ム、光ディスク等の種々の保管媒体を用いて課税関係デ
ータの保存を行っている。紙による保存の場合には課税
台帳に順次各個人に係わる課税関係データを書き込んで
保存するものであり、一方マイクロフィルムによる保存
の場合には紙による課税台帳から写真光学的手段を用い
てフィルムに撮影して保存するものである。
【0003】紙によるデータの保存は、検索スピードや
セキュリティ性で問題があるばかりでなく、多くの保管
スペースを必要とし、保管場所の移行にも非常に手間が
かかって保存年数にも限度がある。一方マイクロフィル
ムによる保存は、分解能が高く大容量化しやすく、記録
品質が良好であるが、検索時間が長くオンラインシステ
ムには不向きであり、セキュリティ性や保管場所の移動
作業の面でも今一つ問題がある。
【0004】また帳票情報を光ディスクに保存する方法
は、紙による課税台帳をイメージとして読み込むか又は
コンピュータが出力するデータをコード情報として読み
込み、レーザ光を用いてディスク上の媒体に保存するも
ので、レーザ光自体を微小なスポットに絞れるので極め
て高密度に記録保存でき、検索時間が短く、セキュリテ
ィ性に優れており、かつ保管場所のスペースが少なくて
すむ利点をもっている。
【0005】課税台帳をイメージ情報として登録する場
合、登録内容に変更があったとき光ディスクの内容をプ
リンタを介して紙に出力し、従来と同様に紙を直接修正
して更正データとし、光ディスクに再登録する方法があ
り、修正箇所が手書きで抹消線等を記入するため一目で
わかるという利点がある。しかしイメージ情報に起因す
る種々の問題、例えばコンピュータが更正処理を行いに
くく人が更正処理を行うため時間がかかること、データ
を課税計算等コンピュータ処理に利用できないことな
ど、融通性に欠ける面もある。またコード情報で登録し
た場合に比べてデータ量が多いため、光ディスクや磁気
ディスクに登録できる帳票枚数は少なく、登録時間も大
きくなる。
【0006】一方課税台帳をコード情報として登録する
場合、イメージ情報で登録する場合に比較してデータ量
が少ないので、光ディスクや磁気ディスクに登録できる
帳票枚数が多く、登録時間が短いなどの利点がある。ま
たデータの修正が発生したとき、コンピュータが更正処
理を行うので、更正処理を高速に行える。しかし変更前
のデータを変更後のデータで置き換えるような更正処理
では、後日どのデータが修正されたのか分かりにくいと
いう問題がある。また変更後のデータを再計算などに利
用できないという問題もある。なおコンピュータが出力
するコードデータのタイプはスプールのデータ形式をも
つデータ(スプールデータ)とスプールデータ以外のデ
ータ形式をもつデータとに分けられる。スプールデータ
の場合、使用される制御コードを基にして容易にデータ
を編集して表示装置上に表示したり、プリンタによって
印刷したりできる。しかしスプールデータでない場合、
帳票ごとにデータを編集するプログラムを作成しなけれ
ばならないという面倒がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように課税台帳
をイメージ情報として登録する場合とコード情報として
登録する場合とがあるが、両タイプの課税台帳を保存す
る場合がある。例えばある年度分の課税台帳は紙でしか
存在しないためイメージ情報で保存し、別の年度分の課
税台帳はホストコンピュータで処理したためコード情報
で保存する場合である。このようにイメージ情報とコー
ド情報が混在する場合、それぞれ別々の検索システムが
あり、それぞれの検索システムによって検索処理を行わ
ねばならないという不便がある。
【0008】またコード情報の課税台帳を更正すると
き、単純に変更前のデータを変更後のデータで置き換え
るような更正処理では上記のような問題がある。
【0009】本発明の目的は、コード情報とイメージ情
報とを1つの検索システムによって検索するようなファ
イル管理方法を提供することにある。
【0010】また本発明の他の目的は、変更後のデータ
とともに変更前のデータを保存し、利用可能とすること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】コード情報ファイルを直
接アクセスによって検索するためにコード情報の各デー
タレコード対応にキー情報を格納するコードキー情報フ
ァイルが設けられる。またイメージ情報ファイルを直接
アクセスによって検索するためにイメージ情報の各デー
タレコード対応にキー情報を格納するイメージキー情報
ファイルが設けられる。イメージキー情報ファイルは検
索に利用されるファイルであるから、コード情報で表現
される。コードキー情報ファイルのキー情報とイメージ
キー情報ファイルのキー情報とは同一内容を意味する共
通のキー項目を含むにもかかわらず、作成するシステム
が異なることによって両者のデータ形式が異なることが
多い。本発明は、共通のキー項目について共通のデータ
形式を有するキー項目に変換して登録するファイル管理
方法を特徴とする。またこの統一したキー項目に基づい
てコード情報ファイル又はイメージ情報ファイルのいず
れをも検索するファイル管理方法を特徴とする。
【0012】さらにコード情報ファイルに含まれる特定
のデータレコードの特定のデータ項目の内容を変更する
要求があるとき、元のデータレコードの内容は変更せ
ず、キー情報、変更するデータ項目の名称及び変更後の
データ項目の値を対応づけて更正情報ファイルに格納す
る。検索のキー値が指定されたとき、コードキー情報フ
ァイル又は統一したキー項目値を介して変更前のデータ
レコードを取り出して表示し、取り出されたデータレコ
ードに対応するキー情報に基づいて更正情報ファイルを
検索し、変更後のデータ項目値を取り出して表示する。
【0013】
【作用】コードキー情報ファイルとイメージキー情報フ
ァイルに含まれる共通のキー項目については、共通のデ
ータ形式に変換し、この共通のデータ形式に従ったキー
値を検索することによってコード情報ファイルとイメー
ジ情報ファイルの区別なくいずれのファイルも同一の検
索システムで検索できる。また変更後のデータを更正情
報として変更前のデータとともに保存するとともに両者
を検索の対象とすることができる。また変更後のデータ
を計算処理に供することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て詳細に説明する。
【0015】図1は、本実施例のシステムの概略構成を
示す図である。コードキー情報ファイル11はコード情
報ファイル16を検索するときのキーとなるデータ項目
の値を集めたファイルである。イメージキー情報ファイ
ル12はイメージ情報ファイル17を検索するときのキ
ーとなるデータ項目の値を集めたファイルである。管理
情報ファイル13はコード情報ファイル16及びイメー
ジ情報ファイル17のすべてのファイル名とコード情報
/イメージ情報の区別を登録するファイルである。キー
項目情報ファイル14はコードキー情報ファイル11又
はイメージキー情報ファイル12についてキー項目の名
称、長さ及び属性を格納するファイルである。キー統合
情報ファイル15はコード情報ファイル16及びイメー
ジ情報ファイル17のそれぞれに対応して設けられ、キ
ー項目情報ファイル14で規定する項目に従って配列さ
れたキーとなるデータ項目の値を集めたファイルであ
る。キー統合処理部3は、コードキー情報ファイル11
のファイル名が登録されている管理情報ファイル13及
びキー項目情報ファイル14に基づいてコードキー情報
ファイル11を読み込み、共通のキー項目については共
通のデータ形式に編集してキー統合情報ファイル15を
作成する。またイメージキー情報ファイル12のファイ
ル名が登録されている管理情報ファイル13及びキー項
目情報ファイル14に基づいてイメージキー情報ファイ
ル12を読み込み、共通のキー項目については共通のデ
ータ形式に編集してキー統合情報ファイル15を作成す
る。また共通のキー項目については共通の名称、長さ及
び属性によってキー項目情報ファイル14を更新する。
【0016】コード情報ファイル16はコード情報のレ
コードが複数個格納されているファイルである。イメー
ジ情報ファイル17はイメージ情報のレコードが複数個
格納されているファイルである。制御コードファイル1
8は、コード情報ファイル16のデータ中に出現する制
御コード対応にその処理方法を規定するファイルであ
る。検索処理部5は、管理情報ファイル13に格納され
ているファイル名の一覧を表示装置2に表示して検索の
対象とするファイル名を取得し、キー項目情報ファイル
14に格納されるキー項目の一覧を表示装置2に表示し
て検索の対象とするキー項目とその値を取得する。次に
検索処理部5は、キー統合情報ファイル15を検索して
該当するレコードの番号(頁番号)を取得し、コード情
報ファイル16又はイメージ情報ファイル17を検索し
て該当するレコードの内容を取り出し、レコードの内容
を編集し、表示装置2に表示する。イメージ情報であれ
ばレコードの内容をそのまま表示装置2に表示する。キ
ーボード1から指令があれば、表示装置2に表示したレ
コードの内容をプリンタ4に出力する。
【0017】更正項目設定ファイル19はコード情報フ
ァイル16のレコードを構成するデータ項目のうち、更
正可能なデータ項目とそのレコード内の位置を規定する
ファイルである。更正情報ファイル20は更正されたレ
コードのキーとなるデータ項目の値及び更正の履歴を格
納するファイルである。更正コード情報ファイル21は
更正情報ファイル20からポイントされ、更正後のコー
ド情報を格納するファイルである。更正処理部7は、管
理情報ファイル13に格納されているファイル名の一覧
を表示装置2に表示して更正の対象とするファイル名を
取得し、キー項目情報ファイル14に格納されるキー項
目の一覧を表示装置2に表示して更正の対象とするキー
項目とその値を取得する。次に更正処理部7は、キー統
合情報ファイル15を検索して該当するレコードの番号
を取得し、コード情報ファイル16を検索して該当する
レコードの内容を取り出す。次に更正処理部7は、更正
情報を入力する画面を表示する。更正項目設定ファイル
19に基づいて更正項目の値がキーボード1から入力さ
れたとき、更正履歴のレコードを更正情報ファイル20
に格納し、更正内容のレコードを更正コード情報ファイ
ル21に格納する。検索処理部5は、検索の段階で関連
する更正履歴を検出したとき、更正項目設定ファイル1
9及び更正コード情報ファイル21を参照して検索結果
のレコードとともに更正情報を表示装置2に表示する。
【0018】キー統合処理部3、検索処理部5及び更正
処理部7は、情報処理装置の記憶装置に格納されるプロ
グラムを実行することによって実現される。コードキー
情報ファイル11から更正コード情報ファイル21まで
のファイルはこの情報処理装置に接続される光ディスク
記憶装置または磁気ディスク記憶装置に格納されるファ
イルである。キーボード1、表示装置2及びプリンタ4
はこの情報処理装置に接続される周辺装置又は端末装置
である。コード情報ファイル16にコード情報のレコー
ドを格納するために、情報処理装置に磁気テープ装置の
ような入力装置を接続し、ホストコンピュータで磁気テ
ープ上に出力したスプールデータを入力してもよい。ま
たこの情報処理装置にイメージスキャナを接続すれば帳
票上のイメージを読み取ってイメージ情報ファイル17
に格納することができる。イメージ情報をイメージ情報
ファイル17に登録するとき、キーボード1から検索の
キーとなるデータ項目の値を入力してイメージキー情報
ファイル12に登録する。
【0019】図2は、コードキー情報ファイル11のデ
ータ形式の例を示す図である。氏名、住所コード、日付
は検索のキーとなるそれぞれ固定長のデータ項目の値で
ある。頁番号はこのコードキー情報ファイル11に対応
するコード情報ファイル16のレコード番号を示すもの
である。氏名から頁番号までの1行が1レコードを形成
する。コード情報ファイル16はコード情報で登録され
た各年度の課税台帳ごとに作成されるので、これに対応
してコードキー情報ファイル11が作成される。コード
キー情報ファイル11のファイル名称はコード情報ファ
イル16のファイル名称を包含する形となっている。
【0020】コード情報ファイル16は、コード情報で
表現されるデータレコードを複数個格納するファイルで
あり、各データレコードはコードキー情報ファイル11
の頁番号によってアクセスされる。コード情報ファイル
16はホストコンピュータで出力したスプールデータを
そのまま格納しており、スプールデータに使用される制
御コードを含んでいる。
【0021】図3は、イメージキー情報ファイル12の
データ形式の例を示す図である。氏名、住所コード、日
付はそれぞれ検索のキーとなるデータ項目の値であり、
デリミタ(、)で区切られている。これらデータ項目の
値はイメージ情報ファイル17にレコードを登録すると
きキーボード1から入力されたコード情報である。各デ
ータ項目はコードキー情報ファイル11のデータ項目に
対応するが、データ形式が異なっている。頁番号はこの
イメージキー情報ファイル12に対応するイメージ情報
ファイル17のレコード番号を示すものである。氏名か
ら頁番号までの1行が1レコードを形成する。イメージ
情報ファイル17はイメージ情報で登録された各年度の
課税台帳ごとに作成されるので、これに対応してイメー
ジキー情報ファイル12が作成される。イメージキー情
報ファイル12のファイル名称はイメージ情報ファイル
17のファイル名称を包含する形となっている。なお本
実施例の氏名、住所コード及び日付はコードキー情報フ
ァイル11及びイメージキー情報ファイル12に共通の
キー項目であるが、これ以外のキー項目として各コード
キー情報ファイル11又はイメージキー情報ファイル1
2に固有のキー項目を含んでいてもよい。
【0022】イメージ情報ファイル17は、イメージ情
報で表現されるデータレコードを複数個格納するファイ
ルであり、各データレコードはイメージキー情報ファイ
ル12の頁番号によってアクセスされる。
【0023】図4(a)は、管理情報ファイル13のデ
ータ形式の例を示す図である。管理情報ファイル13は
ファイル名を管理するファイルである。課税台帳名はユ
ーザ向けのファイル名称であり、ファイル名は主として
情報処理装置の内部でファイルを識別するコードであ
る。区分は当ファイルがコード情報ファイルかイメージ
情報ファイルかを区分するコードである。課税台帳名か
ら区分までの1行が1レコードを形成し、各コード情報
ファイル16又はイメージ情報ファイル17に対応す
る。
【0024】図4(b)は、キー項目情報ファイル14
のデータ形式の例を示す図である。キー項目情報ファイ
ル14はキー項目の順序と属性を設定するものである。
属性はキー項目の属性を示し、Kは漢字、Xは英数字を
示す。桁数はキー項目の桁数である。キー項目はキー項
目の一般名称である。キー項目情報ファイル14は各コ
ードキー情報ファイル11又はイメージキー情報ファイ
ル12に対応して設けられ、コードキー情報ファイル1
1又はイメージキー情報ファイル12の各キー項目を切
り出すために用いられるとともに共通のキー項目につい
ては統一したデータ形式に更新される。
【0025】図4(c)は、キー統合情報ファイル15
のデータ形式の例を示す図である。キー統合情報ファイ
ル15は、共通のキー項目について更新されたキー項目
情報ファイル14のデータ形式に従ってコードキー情報
ファイル11又はイメージキー情報ファイル12のデー
タ項目の値を配列したものであり、内容的にはコードキ
ー情報ファイル11及びイメージキー情報ファイル12
と同じである。キー統合情報ファイル15は各コードキ
ー情報ファイル11又はイメージキー情報ファイル12
に対応して設けられる。
【0026】図5は、キー統合処理部3の処理の流れを
示すフローチャートである。キーボード1からの指令に
よってキー統合処理部3はコードキー情報ファイル11
及びイメージキー情報ファイル12にアクセスする(ス
テップ31)。未処理のキー情報ファイルがあれば(ス
テップ32YES)、そのファイルの名称及びファイル
名称から得られるコード情報ファイル16又はイメージ
情報ファイル17の課税台帳名とファイル名を表示装置
2に表示する(ステップ33)。次にコードキー情報フ
ァイル11又はイメージキー情報ファイル12から1レ
コードを読み込んで(ステップ34)、ファイルの終端
でなければ(ステップ35NO)、キー項目情報ファイ
ル14を参照して各キー項目を切り分け、共通のキー項
目については共通の属性及び長さを有するキー値に変換
し編集して(ステップ36)、キー統合情報ファイル1
5に格納する(ステップ37)。イメージキー情報ファ
イル12の場合はキー項目を区切るデリミタを削除し、
共通のキー項目については共通の属性及び長さを有する
キー値に変換してキー統合情報ファイル15に格納す
る。ファイルの終端に達したとき(ステップ35YE
S)、ステップ31へ戻る。次にコードキー情報ファイ
ル11及びイメージキー情報ファイル12が尽きたとき
(ステップ32NO)、処理を終了する。
【0027】図6は、制御コードファイル18の内容を
説明する図である。制御コードファイル18はコード情
報ファイル16の各レコードに含まれる制御コードとそ
の制御コードが出現したときの処理方法を定義するもの
であり、すべてのコード情報ファイル16について共通
である。制御コードは16進表示で表現されている。行
カウンタの処理及び桁数カウンタの処理は、制御コード
が出現したとき行カウンタ及び桁数カウンタに施される
処理を規定する。レコードの先頭で行カウンタ=1及び
桁数カウンタ=1に設定され、文字コードが出現するご
とに桁数カウンタが+1される。図で桁数+1又は桁数
+2は制御コードが占有するバイト数だけ、桁数カウン
タを増加することを意味する。0A41及び0A42は
コード切替の制御コードであるから、行カウンタの増加
はない。
【0028】図7は、検索キーの入力を促す表示装置2
上の表示画面のデータ形式の例である。表示領域22に
は選択した課税台帳名が表示される。表示領域23は選
択したファイルのキー項目情報を表示する。検索内容は
入力領域であり、ユーザがキー項目名に対応するキー値
を入力する領域である。検索ボタン24は検索の開始を
指示するボタンである。
【0029】図8は、検索結果を表示する表示画面のデ
ータ形式の例である。課税台帳名は選択した課税台帳の
名称である。氏名、住所コード及び日付は検索の結果、
キー統合情報ファイル15から抽出された情報である。
更正は検索結果に対応するコード情報ファイル16のレ
コードに更正が生じているか否かを示す。
【0030】図9は、検索処理部5の処理の流れを示す
フローチャートである。検索処理部5は、管理情報ファ
イル13の内容を読み込み、表示装置2上に課税台帳名
一覧を表示する(ステップ51)。ユーザから少なくと
も1つの課税台帳名が選択されたとき(ステップ5
2)、選択された課税台帳に対応するキー項目情報ファ
イル14をそれぞれ読み込み、属性、桁数及びキー項目
名が一致しているかどうかチェックし、一致している共
通のキー項目について図7に示すような検索キー入力画
面を表示する(ステップ53)。表示領域22には選択
された課税台帳名を表示する。表示領域23に検索キー
値が入力され、検索ボタン24が選択されたとき(ステ
ップ54)、入力されたキー値に基づいて選択されたキ
ー統合情報ファイル15を検索する(ステップ55)。
該当するキー情報が存在しなければ(ステップ56N
O)、ステップ51に戻る。該当するキー情報が存在す
れば(ステップ56YES)、コード情報ファイル16
に該当するときキー情報を基にして更正情報ファイル2
0を検索する(ステップ57)。次に得られた検索結果
を図8に示すように表示装置2上に表示する(ステップ
58)。表示画面には氏名、住所コード及び日付のキー
値情報と対応する更正情報の有無を表示する。ユーザが
キー値情報によって対応するデータレコードを選択する
と(ステップ59)、コード情報ファイル16又はイメ
ージ情報ファイル17から目的のデータレコードを読み
込んで(ステップ60)、編集し(ステップ61)、表
示装置2上に表示する(ステップ62)。次に画面の戻
りを指示されたとき(ステップ63戻り)、ステップ5
8に戻って上記処理を繰り返す。終了を指示されたとき
(ステップ63終了)、処理を終了する。なお更正情報
ファイル20の検索の詳細については後述する。
【0031】図10は、更正項目設定ファイル19のデ
ータ形式の例を示す図である。更正項目設定ファイル1
9は各コード情報ファイル16に対応して設けられ、各
データレコード中で更正可能なデータ項目を設定する。
行及び文字位置はデータレコードを帳票の形式に編集す
る前のデータ項目の行番号及び文字位置を示す。
【0032】図11は、更正情報ファイル20のデータ
形式の例を示す図である。更正情報ファイル20は各コ
ード情報ファイル16に対応して設けられる。氏名、住
所コード及び日付はキー値情報である。更正年月日、更
正事由及び更正項目名は入力された情報である。履歴番
号は同一データ項目について更正の番号を示すものであ
る。頁番号はこの更正情報ファイル20に対応する更正
コード情報ファイル21の更正情報が格納される頁の番
号である。更正コード情報ファイル21は1つのデータ
項目についての更正後のデータが1レコードを形成し、
各レコードは頁番号によってアクセスされる。
【0033】図12は、更正情報の入力を促す表示装置
2上の表示画面のデータ形式の例を示す図である。表示
領域25は入力したキー値情報を表示する領域である。
入力領域26、入力領域27及び入力領域28は、それ
ぞれ更正日付、更正事由及び更正項目名を入力する領域
である。表示領域29は指定された更正項目について変
更前のデータを表示するとともに変更後のデータを入力
する領域である。
【0034】図13は、更正処理部7の処理の流れを示
すフローチャートである。ステップ51からステップ6
0までは検索処理部5と同じ処理を行う。更正処理部7
は表示装置2上に課税台帳名一覧を表示し、ユーザによ
って課税台帳名が選択されたとき検索キー入力画面を表
示する。例えば氏名のようなキー値が入力されたとき、
キー統合情報ファイル15を検索し、得られた検索結果
によって検索結果画面を表示し、データレコードが選択
されたときコード情報ファイル16から目的のデータレ
コードを読み込む。次に図12に示すような更正情報入
力画面を表示する(ステップ71)。表示領域25には
指定されたキー値を表示する。ユーザは入力領域26、
入力領域27及び入力領域28に更正情報を入力する
(ステップ72)。入力領域28に更正項目が入力され
たとき、更正情報ファイル20に該当する更正履歴がな
ければ、更正処理部7は選択されたファイルに対応する
更正項目設定ファイル19を読み込んで入力された更正
項目名に一致する項目名があるかどうかチェックする。
項目名が一致したとき、行カウンタ=1及び桁数カウン
タ=1に設定し、文字コードごとに桁数カウンタを増加
させる。制御コードが出現したとき制御コードファイル
18を参照して規定された通りに行カウンタ及び桁数カ
ウンタを増加させる。行カウンタ及び桁数カウンタの内
容が更正項目設定ファイル19の目的のデータ項目の行
及び文字位置に一致したとき、そのデータ項目の値を抽
出して表示領域29の変更前データの欄に表示する(ス
テップ73)。更正情報ファイル20に該当する更正履
歴があれば、最新の更正履歴からアクセスされる更正コ
ード情報ファイル21上のデータを読み出して表示す
る。ユーザが表示領域29の変更後データの欄にデータ
を入力したとき(ステップ74)、メッセージを出力し
てユーザに入力データの確認を促し、OKの指示があっ
たとき(ステップ75YES)、更正情報ファイル20
に格納するレコードを作成して更正情報ファイル20に
格納する(ステップ76)。氏名、住所コード及び日付
は検索結果のキー値情報を格納する。更正年月日、更正
事由及び更正項目名はそれぞれ入力領域26、27及び
28に入力されたデータを格納する。履歴番号は更正情
報ファイル20中に同一キー値情報がなければ1、あれ
ば最大の履歴番号に続く履歴番号を設定する。頁番号に
は変更後のデータを格納する更正コード情報ファイル2
1上の頁番号を設定する。最後に変更後のデータを更正
コード情報ファイル21に格納して(ステップ77)、
処理を終了する。
【0035】なお上記実施例は更正情報ファイル20と
更正コード情報ファイル21とを別々のファイルに格納
したが、両ファイルを合体し、更正情報ファイル20に
変更後のコード情報を格納してもよい。
【0036】図14は、更正情報表示画面のデータ形式
の例を示す図である。キーの表示領域は検索結果である
キー値情報を表示する。更正情報の欄は更正履歴と変更
前/変更後のデータを表示する。
【0037】検索処理において、ステップ62でデータ
レコードを表示した後、ユーザから次頁表示又は更正情
報表示が指示されたとき、検索処理部5は更正情報ファ
イル20から読み込んだ更正履歴とこの更正履歴からア
クセスされる更正コード情報ファイル21上のデータを
読み込み、両者をまとめて図14に示すような形式で表
示する。データレコード内にある変更前データは更正項
目設定ファイル19を参照して抽出する。
【0038】上記実施例によれば、更正したときのデー
タがすべて保存されるので、それぞれの更正データを参
照して税の再計算や集計を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、共通のデータ形式をも
つキー項目を設定するので、コード情報を登録するファ
イルとイメージ情報を登録するファイルとを1つの検索
システム内で検索できる。また変更後のデータを更正情
報として変更前のデータとともに保存するとともに両者
を検索の対象とすることができる。また変更後のデータ
を計算処理に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステムの構成を示す図である。
【図2】実施例のコードキー情報ファイル11のデータ
形式を示す図である。
【図3】実施例のイメージキー情報ファイル12のデー
タ形式を示す図である。
【図4】実施例の管理情報ファイル13、キー項目情報
ファイル14及びキー統合情報ファイル15のデータ形
式を示す図である。
【図5】実施例のキー統合処理部3の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図6】実施例の制御コードファイル18の内容を説明
する図である。
【図7】検索キーの入力を促す表示画面の例を示す図で
ある。
【図8】検索結果を表示する表示画面の例を示す図であ
る。
【図9】実施例の検索処理部5の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図10】実施例の更正項目設定ファイル19のデータ
形式を示す図である。
【図11】実施例の更正情報ファイル20のデータ形式
を示す図である。
【図12】更正情報の入力を促す表示画面の例を示す図
である。
【図13】実施例の更正処理部7の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図14】更正情報表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
14:キー項目情報ファイル、15:キー統合情報ファ
イル、16:コード情報ファイル、17:イメージ情報
ファイル、20:更正情報ファイル、21:更正コード
情報ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コード情報で表現されるデータレコードが
    複数個格納されるコード情報ファイルと、該データレコ
    ード対応のキー情報を格納するコードキー情報ファイル
    と、イメージ情報で表現されるデータレコードが複数個
    格納されるイメージ情報ファイルと、イメージ情報の該
    データレコード対応のキー情報をコード情報によって格
    納するイメージキー情報ファイルとを有し、両方のキー
    情報のデータ形式が異なりかつ実質的に同一の共通する
    キー項目を含むシステムのファイル管理方法において、 該コードキー情報ファイルと該イメージキー情報ファイ
    ルからそれぞれ読み出したキー情報に各々キー項目のデ
    ータ形式を定義する固有のキー項目情報を適用して該キ
    ー項目を切り分け、 該共通するキー項目について該キー情報を共通のデータ
    形式を有するキー情報に変換し、 該変換したキー情報をキー統合情報ファイルに格納する
    ことを特徴とするファイル管理方法。
  2. 【請求項2】指定されたキー値に基づいて該キー統合情
    報ファイルを検索し、該当するキー情報を表示し、 該キー情報を介して特定のデータレコードが指定された
    とき、対応するコード情報ファイル又はイメージ情報フ
    ァイルから指定されたデータレコードを読み出して表示
    することを特徴とする請求項1記載のファイル管理方
    法。
  3. 【請求項3】コード情報で表現されるデータレコードが
    複数個格納されるコード情報ファイルと、該データレコ
    ード対応のキー情報を格納するキー情報ファイルとを有
    し、該データレコードが複数のデータ項目から構成され
    るシステムのファイル管理方法において、 特定のデータレコードの特定のデータ項目の内容を変更
    する要求に応答して該キー情報、要求された該データ項
    目の名称及び変更後の該データ項目の値を対応づけて更
    正情報ファイルに格納し、 検索のキー値が指定されたとき、該キー情報ファイルを
    介して該コード情報ファイルから変更前のデータレコー
    ドを取り出して表示し、 取り出されたデータレコードに対応するキー情報に基づ
    いて該更正情報ファイルを検索し、変更後のデータ項目
    の値を取り出して表示することを特徴とする請求項1記
    載のファイル管理方法。
JP7242068A 1995-09-20 1995-09-20 ファイル管理方法 Pending JPH0991300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7242068A JPH0991300A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 ファイル管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7242068A JPH0991300A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 ファイル管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0991300A true JPH0991300A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17083811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7242068A Pending JPH0991300A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 ファイル管理方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH0991300A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998045790A1 (de) * 1997-04-09 1998-10-15 Data Square Corporation Verfahren zur reduzierung des speicherbedarfs und aufbau einer datenbank
JP2010108220A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Digital Electronics Corp エディタ装置、プログラムおよび記録媒体

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