JPH0935420A - Cd−rom及びcd−romのコピー判別方法 - Google Patents

Cd−rom及びcd−romのコピー判別方法

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JPH0935420A
JPH0935420A JP7202781A JP20278195A JPH0935420A JP H0935420 A JPH0935420 A JP H0935420A JP 7202781 A JP7202781 A JP 7202781A JP 20278195 A JP20278195 A JP 20278195A JP H0935420 A JPH0935420 A JP H0935420A
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JP
Japan
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rom
area
lead
copy
adr
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7202781A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Tsuchiya
昌義 土谷
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Memory Tech Corp
Original Assignee
Memory Tech Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CD−ROMのコピーを容易に行えなくする
ことで、CD−ROMに格納したプログラムの保護を実
現する。 【構成】 本発明は、サブコード情報を規則に従って
配置することを特徴としたCD−ROM、CD−RO
Mのサブコード情報の規則性を読み取ることを特徴とし
たCD−ROMのコピー判別方法、プログラムエリア
以外の領域にキーワードを埋め込むことを特徴としたC
D−ROM、CD−ROMのプログラムエリア以外の
領域に存在するキーワードを読み取ることを特徴とした
CD−ROMのコピー判別方法である。CD−ROMに
格納した本体のプログラムに、正規品か否かを判別して
正規品でない場合は何らかのぺナルティを行使するよう
なルーチンを組み込むことにより、海賊版の製品を排除
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMにおける
コピープロテクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−ROMに関しては以下に示
す規格書に従って製造される。 ・Red Book ・Yellow Book ・Green Book ・CD−ROM XA これらの規格書にしたがって製造されたCD−ROM
は、何らかのコピープロテクトを施さない限り、安易に
海賊メーカーによりコピー品を製造されてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家庭用ゲーム機器用の
CD−ROM等、多額の開発費をかけた著作物が容易に
コピーされ、著作権の保護を確保できない。本発明は、
このようなCD−ROMのコピーを容易に行えなくする
ことで、CD−ROMに格納したプログラムの保護を実
現するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、サブコード情
報を規則に従って配置することを特徴としたCD−RO
M、及び、CD−ROMのサブコード情報の規則性を読
み取ることを特徴としたCD−ROMのコピー判別方
法、並びに、プログラムエリア以外の領域にキーワード
を埋め込むことを特徴としたCD−ROM、及び、CD
−ROMのプログラムエリア以外の領域に存在するキー
ワードを読み取ることを特徴としたCD−ROMのコピ
ー判別方法である。
【0005】
【作用】現在、サブコードは所定の規則にしたがって配
置されている。このサブコードについて、一部のドライ
ブにてプログラムエリアのアドレスを読み取る機能を持
つものがあるが、リードインのTOC(Table o
f Contents)情報、リードアウトのアドレス
を読み取れるものはない。そこで、サブコードの配置
(好ましくはリードイン又はリードアウトにおいて)を
独自の規則性を持った配置とし、CD−ROMプレーヤ
ーにおいて、その独自の規則性を読み取る機能を追加す
る。この機能を利用し、プログラムに正規品か否かを判
別して正規品でない場合は何らかのぺナルティを行使す
るようなルーチンを組み込むことにより、規則性に合致
しない海賊版の製品を排除することができる。
【0006】CD−ROMに格納可能なデータ領域を図
1に示す。また、それらのデータ領域をあるがままに読
み取る作業の難易度を図2に示す。図1より、未使用の
領域を選び、かつ、図2より読み取りが困難な領域を選
び、その領域に特定のキーワードを埋め込んでおけば、
海賊版において、そのキーワードがコピーされる確立が
低くなる。また、CD−ROMのプレーヤーにおいて、
上記のキーワードを埋め込んだ領域を読み取る機能を追
加する。この機能を利用し、プログラムに正規品か否か
を判別して正規品でない場合は何らかのぺナルティを行
使するようなルーチンを組み込むことにより、キーワー
ドが入っていない海賊版の製品を排除することができ
る。
【0007】
【実施例1】本実施例は、リードインのTOC中のサブ
コードQの並びを独自の規則性を持った配置とする例で
ある。通常ディスクでは、Lead−inエリア内のサ
ブコードQ情報は以下のように入れられる。 addressフィールドの値(ADR)が1のみ
のエントリを使用する(図3参照)。このケースが一番
多い。トラック数に応じてpointの数も変化する。
この例では、トラック数が2の場合について示してい
る。 addressフィールドの値は1と2のエントリ
を使用する(図4参照)。ADR=2は、Red Bo
ok規則に則って、100エントリ中に1エントリだけ
挿入する。つまり、ADR=1のエントリを99個続け
た後ADR=2のエントリを1個置く。ADR=2は、
pointが同じ値の連続している3エントリを分断す
る位置に挿入してはならない。このケースでは、ポイン
トが01と02のエントリの間に挿入されているが、そ
の他(例えばポイントがa2と01のエントリの間)の
位置に挿入してもよい。ADR=2は、Catalog
Number(バーコード用の商品番号)を表し、最
近になって入れるケースが出てきている。
【0008】プロテクトディスクでは、このADR=2
のエントリの配置を特殊化する(図5)。ADR=2を
必ずポイントがa0とa1のエントリの間及びa1とa
2の間に挿入する。その他のエントリの間には挿入しな
い。また、これらの情報はエラー訂正が行われず、読み
取りミスの可能性があるので、ADR=1と同様に3エ
ントリ連続させる。
【0009】本実施例においては、リードイン中のサブ
コードを読み取ることができるCD−ROMリーダーが
ないと同一のコピーはできない。市販のCD−ROMド
ライブでは、ADR=1の情報は読み取れる。また、A
DR=2の情報が入っているか否かを知らせるドライブ
はある。しかし、ADR=1とADR=2の細かい順番
までは解析することができない。業務用検査器では、高
機能なものでは、ADR=1とADR=2の順番も報告
する。したがって、高機能な検査器で充分な調査を行っ
た海賊メーカーのみがこのコピープロテクト手法を見抜
くことができる。
【0010】しかし、手法が判明してもコピーが作れる
とは限らない。CD−R(CD−Recordable
の略、1度だけ書き込める記録メディア)による小規模
海賊行為では、このような並びのサブコードを書き込む
機能がCDライターにないため、コピーが作成できな
い。プレスによる大規模海賊行為では、このような並び
のサブコードを書き込むためにはプレスシステムの一部
を改造する必要があり、ある程度の開発費用を必要とす
る。
【0011】
【実施例2】本実施例は、リードインのTOC中のサブ
コードQのaddress値を独自の規則性を持った配
置とする(通常使用されない値を使用する)例である。
現在、サブコードQのaddress値として、以下の
ものが規格書で定義されている。 mode 0 ... 特殊用途(Red Book Attachment) mode 1 ... CD-Time(Red Book) mode 2 ... Catalog Number (Red Book) mode 3 ... ISR code (Red Book) mode 4 ... CDVのVideo用 (Red Book) mode 5 ... 追記型のCD用 (Orange Book) mode 6,7,8,9,A,B,C,D,E,Fの
10個の値は未使用である。プロテクトディスクにおい
ては、この10個の未使用値を挿入する(図6参照)。
これは、未使用値として、ADR=Fを用いた例を示し
ている。ただし、pointが同じ値の連続している3
エントリを分断する位置に挿入してはならない。このケ
ースでは、ポイントが02とa0のエントリの間に挿入
されているが、その他(例えばポイントがa2と01の
エントリの間)の位置に挿入してもよい。
【0012】
【実施例3】本実施例は前記の2つの実施例の場合を併
用したものである。プロテクトディスクの例を図7に示
す。これは、未使用値として、ADR=Eを用いた例で
ある。ADR=Eを必ずポイントがa0とa1のエント
リの間及びa1とa2の間に挿入する。その他のエント
リの間には挿入しない。また、これらの情報はエラー訂
正が行われず、読み取りミスの可能性があるので、AD
R=1と同様に3エントリ連続させる。
【0013】実施例2、3のTOC中のサブコードQの
未使用アドレスを使用するコピープロテクト手法では、
リードイン中のサブコードを読み取ることができるCD
−ROMリーダーがないと同一のコピーはできない。市
販のCD−ROMドライブでは、ADR=1の情報は読
み取れるが、ADR=Eなどの情報が入っていても無視
される。業務用検査器では、高機能なものではADR=
Eなどの情報が表示される。したがって、高機能な検査
器で充分な調査を行った海賊メーカーのみがこのコピー
プロテクト手法を見抜くことができる。
【0014】しかし、手法が判明してもコピーが作れる
とは限らない。CD−Rによる小規模海賊行為では、こ
のようなサブコードを書き込む機能がCDライターにな
いため、コピーが作成できない。プレスによる大規模海
賊行為では、このようなサブコードを書き込むためには
プレスシステムの一部を改造する必要があり、ある程度
の開発費用を必要とする。
【0015】
【実施例4】本実施例は、Lead−inエリア内のメ
インチャンネルにキーを入れるものである。規格書で
は、Lead−inエリアは ・第一トラックがCD−DAの場合、「オーディオ無音
データを記録する」 ・第一トラックがCD−ROMの場合、「CD−ROM
Empty Sectorを記録する」 ことを奨励している。このプロテクトを適応するディス
クは、通常は「CD−ROM Empty Secto
rを記録する」ことになる。このLead−inの一部
に、EmptySectorではないデータを書き込
む。どの部分に書き込むかについては、以下の3案が考
えられる。 (Lead−in中の)CD−Timeがある値に
等しいセクタ。 ディスクの中心からの半径位置がある値の付近のセ
クタ。 プログラムエリアに切り替わる直前のセクタ。
【0016】リードインエリア内のメインチャンネルに
キーを入れるこのコピープロテクト手法では、リードイ
ン中のメインチャンネルを読み取ることができるCD−
ROMリーダーがないと、同一のコピーはできない。市
販のCD−ROMドライブでは、リードイン中のメイン
チャンネルを読み取ることはできない。業務用検査器で
も、リードイン中のメインチャンネルを読み取ることが
できるものはみかけない。したがって、特注ドライブで
調査を行った海賊メーカーのみがこのコピープロテクト
手法を見抜くことができる。
【0017】手法が判明してもコピーが作れるとは限ら
ない。CD−Rによる小規模海賊行為では、リードイン
中のメインチャンネルを書き込む機能がCDライターに
ないため、コピーが作れない。プレスによる大規模海賊
行為では、リードイン中のメインチャンネルを書き込む
ためにはプレスシステムの一部を改造する必要があり、
ある程度の開発費用を必要とする。
【0018】
【実施例5】本実施例は、Lead−outエリア内の
メインチャンネルにキーを入れるものである。規格書で
は,Lead−outエリアは ・最終トラックがCD−DAの場合、「オーディオ無音
データを記録する」 ・最終とラックがCD−ROMの場合、「CD−ROM
Empty Sectorを記録する」 ことを奨励している。このプロテクトを適用するディス
クは、通常は「CD−ROM Empty Secto
rを記録するか又は「オーディオ無音データを記録す
る」ことになる。このLead−outの一部に、上記
の通常以外のデータを書き込む。どの部分に書き込むか
については、以下の3案が考えられる。 (Lead−out中の)CD−ATimeがある
値に等しいセクタ。 ディスクの中心からの半径位置がある値の付近のセ
クタ。 Lead−outに切り替わった直後のセクタ。
【0019】リードアウトエリア内のメインチャンネル
にキーを入れるこのコピープロテクト手法では、リード
アウト中のメインチャンネルを読み取ることができるC
D−ROMリーダーがないと、同一のコピーはできな
い。市販のCD−ROMドライブでは、リードアウト中
のメインチャンネルを読み取ることはできない。業務用
検査器でも、リードアウト中のメインチャンネルを読み
取ることができるものはみかけない。したがって、特注
ドライブで調査を行った海賊メーカーのみがこのコピー
プロテクト手法を見抜くことができる。
【0020】手法が判明してもコピーが作れるとは限ら
ない。CD−Rによる小規模海賊行為では、リードアウ
ト中のメインチャンネルを書き込む機能がCDライター
にないため、コピーが作れない。プレスによる大規模海
賊行為では、リードアウト中のメインチャンネルを書き
込むためにはプレスシステムの一部を改造する必要があ
り、ある程度の開発費用を必要とする。
【0021】
【発明の効果】家庭用ゲーム機器等のCD−ROMにお
いて、本発明を適用することにより、海賊版の減少が期
待できる。CD−ROMの中に入っている内容は、多額
の開発費をかけた著作物であり、著作権の保護を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CD−ROMに格納可能なデータ領域の説明図
である。
【図2】CD−ROMのデータ領域を読み取る作業の難
易度のの説明図である。
【図3】通常ディスクのリードインエリア内のサブコー
ドQ情報の説明図である。
【図4】通常ディスクのリードインエリア内のサブコー
ドQ情報の説明図である。
【図5】実施例1のプロテクトディスクのリードインエ
リア内のサブコードQ情報の説明図である。
【図6】実施例2のプロテクトディスクのリードインエ
リア内のサブコードQ情報の説明図である。
【図7】実施例3のプロテクトディスクのリードインエ
リア内のサブコードQ情報の説明図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブコード情報を規則に従って配置する
    ことを特徴としたCD−ROM。
  2. 【請求項2】 CD−ROMのサブコード情報の規則性
    を読み取ることを特徴としたCD−ROMのコピー判別
    方法。
  3. 【請求項3】 プログラムエリア以外の領域にキーワー
    ドを埋め込むことを特徴としたCD−ROM。
  4. 【請求項4】 CD−ROMのプログラムエリア以外の
    領域に存在するキーワードを読み取ることを特徴とした
    CD−ROMのコピー判別方法。
JP7202781A 1995-07-18 1995-07-18 Cd−rom及びcd−romのコピー判別方法 Withdrawn JPH0935420A (ja)

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