JPH09139766A - コードレス電話装置及び情報伝送方法 - Google Patents

コードレス電話装置及び情報伝送方法

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JPH09139766A
JPH09139766A JP31963395A JP31963395A JPH09139766A JP H09139766 A JPH09139766 A JP H09139766A JP 31963395 A JP31963395 A JP 31963395A JP 31963395 A JP31963395 A JP 31963395A JP H09139766 A JPH09139766 A JP H09139766A
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JP
Japan
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data
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slave unit
cola
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JP31963395A
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Kenji Irie
健志 入江
Yoshihiro Nakamura
嘉宏 中村
Saori Harumoto
さおり 春元
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はコードレス電話装置に関し、公衆電話
網から受信した発信側情報を親機に蓄積し、必要に応じ
て子機に伝送するようにした場合でも、簡易な構成で、
ユーザ操作に対する応答性を劣化させずに当該発信側情
報を表示し得るようにする。 【解決手段】ユーザの表示操作に応じて発信側情報を表
示するとき、表示させる発信側情報の1つ前又は1つ後
の発信側情報を次の表示に備えて親機に送らせると共
に、当該親機に送らせた1つ前又は1つ後の発信側情報
を次の表示に備えて蓄積しておくように制御する子機制
御手段(25)を設けることにより、簡易な構成で、ユ
ーザ操作に対する応答性を劣化させずに当該発信側情報
を表示し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1実施例(図1〜図7) (2)第2実施例(図8〜図12) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はコードレス電話装置
及び情報伝送方法に関し、例えばコードレス電話装置に
おいて公衆電話網から得た発信側情報を子機に伝送する
際に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、電話サービスにおいては、電話が
かかつてきたときに相手が誰なのか分からないといつた
不都合があつた。例えば着信した電話が友人からの電話
なのか、それとも間違い電話や悪戯電話なのかといつた
ことが分からなかつた。この点を改善するため、着信時
に電話をかけてきた相手が分かるように、発信側情報を
公衆電話網側から着信側に通達するようなサービスが近
年提案されている。なお、発信側情報としては、例えば
発信側の電話番号や、その電話番号に対して登録されて
いる使用者の名前、或いは発信時刻や発信月日などがあ
る。このような発信側情報を、以下、コーラIDデータ
と呼ぶ。
【0004】このようなコーラIDサービスにおいて
は、呼び出し信号の合間を縫つてコーラIDデータを着
信側の電話機に送出するようになされている。これによ
り着信側の電話機では、着信音を鳴らしている最中に受
信したコーラIDデータを例えば液晶表示器等の表示器
に表示し、電話をかけてきた相手が誰なのかをユーザに
分からせることができる。またユーザがオフフツク操作
しなかつた場合には、そのコーラIDデータを記憶して
おき、後で見れるようにしておけば、何処から電話があ
つたのか分かり、留守番電話としても役立つことが期待
できる。
【0005】ところでこのようなコーラIDサービスを
コードレス電話装置で受ける場合には、公衆電話網から
受信したコーラIDデータを親機から子機に伝送しなけ
ればならない。なぜならコードレス電話装置において
は、殆どの場合、子機が通話に使用されるため、コーラ
IDデータを子機で表示する必要があるからである。
【0006】ここでコーラIDデータを親機から子機に
伝送する場合、次の2つの方法が考えられる。第1の方
法としては、公衆電話網から受信したコーラIDデータ
を受信時にすぐさま子機に伝送し、子機側でコーラID
データを記憶しておく方法が考えられる。また第2の方
法としては、公衆電話網から受信したコーラIDデータ
をまず親機側に記憶しておき、必要に応じて子機に伝送
する方法が考えられる。
【0007】ところが第1の方法では、コーラIDデー
タを伝送しようとしたとき子機が無線圏外にいると、コ
ーラIDデータの伝送ができないばかりでなく、コーラ
IDデータ自体の保存ができなくなるおそれがある。ま
た子機を駆動しているバツテリの残量がなくなつたと
き、コーラIDデータが消失するおそれもある。このよ
うな理由により、一般的には、第1の方法よりも第2の
方法が採用されていることが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで第2の方法で
は、上述した第1の方法の問題点を解決し得る反面、ユ
ーザ操作に対する応答性が悪くなる不都合がある。具体
的には、ユーザが子機の操作ボタンを操作してコーラI
Dデータを見ようとしたとき、その操作に応じて親機か
らコーラIDデータが伝送されてくるため、操作してか
ら実際に表示される迄に 500〔mS〕前後の遅れが生じて
しまう。僅か 500〔mS〕前後の遅れといつてもユーザと
しては認識するおそれがあり、場合によつては、操作ボ
タンが反応しなかつたと思い込み、ユーザは何度も操作
ボタンを押してしまうこともあり得る。このように第2
の方法では、コーラIDデータが保存できなくなる等の
問題点を解決し得る反面、ユーザ操作に対する応答性が
劣化する問題がある。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、公衆電話網から受信した発信側情報を親機に蓄積
し、必要に応じて子機に伝送するようにした場合でも、
簡易な構成で、ユーザ操作に対する応答性を劣化させず
に当該発信側情報を表示し得るコードレス電話装置及び
その情報伝送方法を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、公衆電話網から送られてくる発信
側情報を受信する受信手段と、受信した発信側情報を記
憶するメモリ手段と、子機からの要求に応じてメモリ手
段に記憶されている発信側情報を当該子機に向けて無線
伝送する親機制御手段とを親機に設ける。また少なくと
も3件分の発信側情報を記憶し得るキヤツシユメモリ手
段と、発信側情報を表示する表示手段と、親機から伝送
されてくる発信側情報を受けてキヤツシユメモリ手段に
格納すると共に、当該発信側情報をキヤツシユメモリ手
段から読み出して表示手段に表示する子機制御手段とを
子機に設ける。そして子機制御手段は、ユーザの表示操
作に応じて表示手段に発信側情報を表示するとき、表示
させる発信側情報の1つ前又は1つ後の発信側情報を次
の表示に備えて親機に送らせ、当該1つ前又は1つ後の
発信側情報を受けてキヤツシユメモリに格納するように
する。
【0011】このようにしてユーザの表示操作に応じて
発信側情報を表示するとき、表示させる発信側情報の1
つ前又は1つ後の発信側情報を次の表示に備えて親機に
送らせると共に、当該親機に送らせた1つ前又は1つ後
の発信側情報を次の表示に備えて蓄積しておくことによ
り、公衆電話網から受信した発信側情報を親機に蓄積
し、必要に応じて子機に伝送するようにした場合でも、
簡易な構成で、ユーザ操作に対する応答性を劣化させず
に当該発信側情報を表示し得る。
【0012】また本発明においては、公衆電話網から送
られてくる発信側情報を受信する受信手段と、受信手段
によつて受信した発信側情報を子機に向けて無線伝送す
る際、当該発信側情報を圧縮すると共に、圧縮した発信
側情報をインデツクス情報を付加した上で少なくとも2
つ以上に分割し、当該分割した発信側情報を連続的に送
信する親機制御手段とを親機に設ける。また親機から分
割して送られてくる発信側情報のインデツクス情報を参
照し、最後の発信側情報を受けた場合、分割された発信
側情報それぞれに関して受信したか否かを表す情報を含
ませた応答信号を親機に返送する子機制御手段を子機に
設ける。
【0013】このようにして発信側情報を子機に向けて
無線伝送する際、当該発信側情報を圧縮すると共に、圧
縮した発信側情報をインデツクス情報を付加した上で少
なくとも2つ以上に分割し、当該分割した発信側情報を
連続的に送信し、子機側では、親機から分割して送られ
てくる発信側情報のインデツクス情報を参照し、最後の
発信側情報を受けた場合、分割された発信側情報それぞ
れに関して受信したか否かを表す情報を含ませた応答信
号を返送するようにしたことにより、伝送エラーが発生
した場合、再送に係る時間を短くすることができ、全体
として伝送に係る時間を短くして効率的に伝送すること
ができる。また発信側情報を圧縮したことにより、当該
発信側情報を記憶するためのキヤツシユメモリ手段の容
量を小さくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0015】(1)第1実施例 まず図1及び図2を用いてこの実施例におけるコードレ
ス電話装置の全体構成を説明する。図1において、1は
全体としてコードレス電話装置の親機を示し、公衆電話
網から導かれた電話回線を端子2に接続することにより
当該親機を公衆電話網に接続し得るようになされてい
る。
【0016】この親機1においては、公衆電話網からの
呼び出し信号を端子2、抵抗R1、コンデンサC1を順
に介してリング検出回路3に導くようになされている。
リング検出回路3は、着信時、所定の間隔で送られてく
る呼び出し信号を検出し、その検出結果を例えばマイク
ロコンピユータでなる制御部4に送出する。また呼び出
し信号の合間に送られてくるコーラID信号は端子2、
抵抗R2、コンデンサC2を順に介してコーラID信号
デモジユレータ5に導かれるようになされている。コー
ラID信号デモジユレータ5はコーラID信号の受信手
段であり、所定の信号フオーマツトで送られてくるコー
ラID信号からコーラIDデータを復調し、その復調し
たコーラIDデータを制御部4に送出する。
【0017】また端子2にはスイツチ6を介してスピー
チ回路7が接続されている。このスイツチ6はオフフツ
ク時にオン状態になり、オンフツク時にオフ状態になる
ものである。従つてスピーチ回路7はオフフツク時に端
子2を介して電話回線に接続されることになる。スピー
チ回路7は電話回線に対するインターフエイス回路であ
り、電話回線によつて送られてきたアナログの音声信号
を抽出し、デイジタルの音声信号に変換してRF回路8
に渡すと共に、RF回路8から得たデイジタルの音声信
号(すなわち子機からの音声信号)をアナログの音声信
号に変換して電話回線に送出する。またスピーチ回路7
はダイヤラ9から得たダイヤルパルス信号(いわゆるD
P信号)やプツシユボタン信号(いわゆるPB信号)を
電話回線に送出する。
【0018】制御部4は親機1の全体動作を制御するも
のであり、例えばリング検出回路3が呼び出し信号を検
出すると、RF回路8を起動して子機に着呼情報を送出
したり、或いはオンフツクやオフフツク等に応じてスピ
ーチ回路7の動作を制御する。また制御部4はコーラI
Dデモジユレータ5によつて得たコーラIDデータをメ
モリ11に格納したり、或いはユーザのダイヤル操作に
応じてダイヤラ9を起動したりする。また制御部4は子
機からの要求に応じてメモリ11に格納されているコー
ラIDデータをRF回路8を介して送信したり、或いは
情報入力部10から入力された各種設定情報に応じて親
機1の動作を切り換えたりする。なお、情報入力部10
は各種設定スイツチ等でなり、ユーザによつて操作され
るものである。
【0019】RF回路8は子機との間に無線回線を設定
するものであり、スピーチ回路7から得た音声信号を所
定帯域の電波に載せ、アンテナ12を介して送信し、ま
たアンテナ12によつて受信した子機からの所定帯域の
電波から音声信号を抽出してスピーチ回路7に渡す。
【0020】一方、図2において、20は全体としてコ
ードレス電話装置の子機を示し、親機1から送信された
電波をアンテナ21で受信する。この受信された電波は
RF回路22に供給され、ここで当該受信電波から音声
信号やコーラIDデータ等が抽出される。このうち音声
信号は音声処理回路23に供給され、ここでアナログの
音声信号に変換された後、スピーカ24に送出される。
一方、コーラIDデータは制御部25を介してキヤツシ
ユメモリ26に格納される。
【0021】これに対して通話時にマイク27によつて
集音されたアナログの音声信号は音声処理回路23に供
給され、ここでデイジタルの音声信号に変換された後、
RF回路22に供給される。RF回路22はその音声信
号を所定帯域の電波に載せ、アンテナ21を介して送信
する。
【0022】情報入力部28は各種操作スイツチであ
り、例えばダイヤルキーや通話スイツチ、或いはコーラ
IDデータを液晶表示器(LCD)30に表示させるた
めのスイツチ等である。
【0023】制御部25は子機20の全体動作を制御す
るものであり、例えば情報入力部28から発信操作が入
力されると、RF回路22を起動して所定の発信処理を
行う。また制御部25は例えば情報入力部28からコー
ラIDの表示操作が入力されると、コーラIDデータを
キヤツシユメモリ26から読み出し、ドライバ回路29
を駆動して当該コーラIDデータを液晶表示器(LC
D)30に表示する。その際、制御部25はRF回路を
起動し、次に表示要求され得るコーラIDデータを送信
するように親機1に対して指示を出す。
【0024】ここでこの実施例の場合には、以下のよう
な処理をすることにより、コーラIDデータを親機1側
に記憶した場合でも、無線伝送による遅れを操作上感じ
ないようにし、ユーザによるコーラIDの表示操作に対
して応答性良くコーラIDデータを表示する。
【0025】まずこの実施例の場合には、上述したよう
に子機20にコーラIDデータを格納するためのキヤツ
シユメモリ26を設ける。その際、キヤツシユメモリ2
6としてコーラIDデータを3件分記憶し得るものを用
いる。そしてアイドル状態(すなわちコーラIDデータ
の表示準備段階)においては、親機1に記憶されている
コーラIDデータのうち最新のものだけを無線伝送し、
図3に示すように、キヤツシユメモリ26の第3エリア
に記憶しておく。但し、親機1に記憶されているコーラ
IDデータのトータル件数の情報はアイドル状態におい
て伝送されているものとする。
【0026】ここでこの実施例の場合には、コーラID
データを表示するとき必ず最新のデータから順に表示す
るように定義する。ユーザがコーラIDデータの表示操
作を行うと、この定義に従つてキヤツシユメモリ26か
ら最新のデータを読み出し、その読み出した最新のデー
タを液晶表示器30に表示する。その際、図4に示すよ
うに、第3エリアに記憶されている最新のデータを第2
エリアに移動して表示を行うと共に、次の表示に備えて
最新のデータの1件前に当たるコーラIDデータを親機
1から無線伝送して第3エリアに記憶する。
【0027】最新のデータの1件前に当たるコーラID
データを表示するようにユーザが表示操作すると、図5
に示すように、今度は1件前のコーラIDデータを第2
エリアに移動して表示を行い、同時に、次の表示に備え
てそのコーラIDデータに対して1件前のコーラIDデ
ータを親機1から無線伝送し、第3エリアに記憶する。
【0028】このようにしてこの実施例の場合には、ユ
ーザから表示要求のあつたコーラIDデータを表示する
ときに、次の表示に備えたコーラIDデータを親機1か
ら無線伝送してキヤツシユメモリ26に記憶する。この
ようにすることにより、ユーザから表示要求があつたと
きキヤツシユメモリ26からすぐさまコーラIDデータ
を読み出して表示を行うことができ、ユーザの表示操作
に対して応答性良く表示することができる。
【0029】なお、途中で逆戻りして1件後のコーラI
Dデータを表示するような表示操作がなされた場合に
は、その要求のあつたコーラIDデータを表示している
間に、次の表示に備えてさらに1件後のコーラIDデー
タを親機1から無線伝送して記憶するようにすれば良
い。すなわちこの実施例の場合には、キヤツシユメモリ
26内に、現在表示中のコーラIDデータと共に、その
前後のコーラIDデータを記憶しておくようにすれば良
い。このようにすることにより、何方の方向に表示要求
が発生したとしても要求のあつたコーラIDデータをす
ぐさま読み出して表示することができる。
【0030】ここで実際に子機20において、コーラI
Dデータを表示する際の手順を説明する。まず子機20
には、図6に示すように、コーラIDデータの表示開始
を要求する操作ボタン31と、1件前のデータ表示を要
求する操作ボタン(すなわち1件前にスクロールする操
作ボタン)32と、1件後のデータ表示を要求する操作
ボタン(すなわち1件後にスクロールする操作ボタン)
33が設けられている。これらの操作ボタン31〜33
を操作することにより、液晶表示器30には、図6に示
すようなコーラIDデータが表示される。
【0031】具体的に説明すると、まず操作ボタン31
を操作する以前の段階では、液晶表示器30には受信し
たコーラIDデータの件数が表示されている。この状態
で操作ボタン31を操作すると、予め無線伝送されてい
る最新のコーラIDデータがキヤツシユメモリ26から
読み出され、すぐさま液晶表示器30に表示される。こ
のとき上述したように、次の表示に備えてその最新のデ
ータの1件前のコーラIDデータが親機1から無線伝送
され、キヤツシユメモリ26に格納される。
【0032】この状態では、最新のデータの1件前を見
る以外に他に見るものがないため、ユーザとしては操作
ボタン32を操作することになる。操作ボタン32を操
作すると、現在表示しているデータの1件前のコーラI
Dデータがキヤツシユメモリ26から読み出され、すぐ
さま液晶表示器30に表示される。このとき上述の場合
と同様に、次の表示に備えてその表示させるデータの1
件前のコーラIDデータが親機1から無線伝送され、キ
ヤツシユメモリ26に格納される。
【0033】この状態では、現在表示中のデータの1件
前又は1件後(すなわち最新のデータ)のコーラIDデ
ータを見る可能性があり、ユーザは操作ボタン32、3
3のうち何方を操作するか分からない。しかしながらキ
ヤツシユメモリ26内には、表示中のデータの1件前及
び1件後のコーラIDデータが格納されているため、何
方の操作ボタン32、33が操作されたとしても、その
操作に対応したコーラIDデータをキヤツシユメモリ2
6から読み出してすぐさま液晶表示器30に表示するこ
とができる。
【0034】すなわちこの実施例の場合には、操作ボタ
ン31〜33を操作して行つたとき、図7に示すよう
に、現在表示中のコーラIDデータの他に、その前後の
コーラIDデータを親機1から無線伝送によつて得てキ
ヤツシユメモリ26内に記憶しておく。そして操作ボタ
ン32が操作された場合には、第1エリアに格納されて
いるコーラIDデータを液晶表示器30に表示し、次に
第2エリアに格納されているコーラIDデータを第3エ
リアに移動し、次に第1エリアに格納されている表示中
のコーラIDデータを第2エリアに移動し、次に無線伝
送によつて表示中のデータの1件前のコーラIDデータ
を親機1から得て第1エリアに格納する。また操作ボタ
ン33が操作された場合には、第3エリアに格納されて
いるコーラIDデータを液晶表示器30に表示し、次に
第2エリアに格納されているコーラIDデータを第1エ
リアに移動し、次に第3エリアに格納されている表示中
のコーラIDデータを第2エリアに移動し、次に無線伝
送によつて表示中のデータの1件後のコーラIDデータ
を親機1から得て第3エリアに格納する。
【0035】このようにしてこの実施例の場合には、現
在表示中のコーラIDデータの他に、その前後のコーラ
IDデータをキヤツシユメモリ26内に記憶する。これ
により親機1側にコーラIDデータを保存するメモリを
設けた場合にも、ユーザ操作に対して応答性良くをコー
ラIDデータを表示し得るようになされている。
【0036】以上の構成において、この実施例の場合に
は、3件分のコーラIDデータを記憶し得るキヤツシユ
メモリ26を子機20に設け、そのキヤツシユメモリ2
6に現在表示中のコーラIDデータと、そのコーラID
データの前後のコーラIDデータを記憶しておく。そし
てユーザが操作ボタン32を操作したときには、キヤツ
シユメモリ26から1件前のコーラIDデータを読み出
して表示すると共に、その表示したコーラIDデータよ
りも1件前のコーラIDデータを親機1から得てキヤツ
シユメモリ26に記憶し、またユーザが操作ボタン33
を操作したときには、キヤツシユメモリ26から1件後
のコーラIDデータを読み出して表示すると共に、その
表示したコーラIDデータよりも1件後のコーラIDデ
ータを親機1から得てキヤツシユメモリ26に記憶す
る。
【0037】このようにしてこの実施例の場合には、ユ
ーザからの要求があつたコーラIDデータを表示すると
きに、次に表示され得るコーラIDデータを親機1から
得てキヤツシユメモリ26に格納しておくことにより、
ユーザが次の表示操作をしたときにすぐさまキヤツシユ
メモリ26から読み出して表示できる。これによりこの
実施例の場合には、ユーザ操作に応じてその都度コーラ
IDデータを親機から伝送する場合に比して応答性を良
くすることができる。またこの実施例の場合には、次に
表示され得るコーラIDデータだけを前もつて送るた
め、全データを前もつて送つておく方法に比してメモリ
の容量を小さくし得る。なお、この実施例の場合には、
親機1側に受信したコーラIDデータを記憶しておくた
め、当該コーラIDデータを確実に保存し得、コーラI
Dデータの保存については信頼性が保てることは言うま
でもない。
【0038】以上の構成によれば、ユーザからの要求が
あつたコーラIDデータを表示するときに、次に表示さ
れ得るコーラIDデータを親機1から得てキヤツシユメ
モリ26に格納しておくことにより、ユーザ操作に対し
て応答性良くコーラIDデータを表示することができ
る。かくするにつきコーラIDデータを親機1に蓄積
し、必要に応じて子機に伝送するようにした場合でも、
簡易な構成で、ユーザ操作に対する応答性を劣化させず
にコーラIDデータを表示し得るコードレス電話装置を
実現し得る。
【0039】(2)第2実施例 この第2実施例においては、第1実施例における処理に
加え、親機1から子機20に伝送するコーラIDデータ
を圧縮処理することによりキヤツシユメモリの容量を小
さくする。
【0040】例えば米国やカナダにおいては、公衆電話
網から送られてくるコーラIDデータについて次のよう
な定義がなされている。すなわちコーラIDデータの日
付/時刻については8バイト、電話番号については10バ
イト以内(但し、カナダは11バイト以内)、名前につい
ては15バイト以内と定義されている。この実施例の場合
には、このような情報量で送られてくるコーラIDデー
タを48ニブル(但し、1ニブルは4ビツト)に圧縮処理
することによりキヤツシユメモリの容量を小さくする。
【0041】具体的に説明すると、公衆電話網から1桁
毎にアスキーコード(ASCII code:1つの文字又は記号
を1バイトの数値で表したもの)で送られてくる日付/
時刻については、それぞれのデータをバイナリーデータ
に変換して全部で3バイトに圧縮する。すなわち図8に
示すように、2バイトの「月」の情報を4ビツトのバイ
ナリーデータで表し、2バイトの「日」の情報を6ビツ
トのバイナリーデータで表し(但し、6ビツトのうち10
の桁が2ビツト、1の桁が4ビツト)、2バイトの
「時」の情報を5ビツトのバイナリーデータで表し(但
し、5ビツトのうち1ビツトが午前/午後、残り4ビツ
トが12時間制の時間)、2バイトの「分」の情報を8ビ
ツトのバイナリデータで表し(但し、8ビツトのうち10
の桁が4ビツト、1の桁が4ビツト)、合計で3バイト
で表す。このようにすることにより、まず日付/時刻を
8バイトから3バイトに圧縮する。
【0042】次に、公衆電話網から1桁毎にアスキーコ
ードで送られてくる電話番号についても、それぞれをバ
イナリーデータに変換して5バイトに圧縮する。すなわ
ち図9に示すように、電話番号の各桁をそれぞれ4ビツ
トのバイナリーデータに変換して全部で5バイトに圧縮
する。但し、電話番号が10桁に満たない場合には、上位
桁をヌルコード(ここでは「1111(BIN) 」をヌルコード
として使用する)で埋めることにより、必ず5バイト
(10ニブル)の固定長にする。
【0043】また電話番号が11桁の場合には、先頭の1
桁目にロングデイスタンスを意味する「1」が入つてい
る。これは北米の電話番号計画(North American Telep
honeNumbering Plan )により保証されている(日本の
市外局番の先頭が「0」で規定されているの同じような
こと)。このため電話番号が11桁の場合には、先頭の1
桁目を1ビツトのデータとして日付データの余りエリア
に入れ(図8参照)、2桁目以降を5バイトに圧縮す
る。
【0044】次に名前については、特に圧縮を行わない
が、15桁に満たない場合はスペース(「20(HEX) 」)の
アスキーコードを入れて必ず15バイトの固定長にする。
このようにしてこの実施例の場合には、33バイト以内の
可変長データを23バイトの固定長データに変換する。な
お、この実施例の場合には、1バイト分のカウンタコー
ド(連番)を付加し、最終的にはコーラIDデータを24
バイト(すなわち48ニブル)の固定長データに圧縮す
る。因みに、このように24バイトに圧縮すると、データ
自体が8及び16の倍数になるためマイクロコンピユー
タで扱い易くなり、データ処理のときに無駄なく処理す
ることができる。またこの場合には、公衆電話網からの
コーラIDデータに対して27〔%〕の圧縮がなされてい
るため、その分、キヤツシユメモリ26の容量を小さく
することができる。
【0045】またこの実施例の場合には、伝送エラーを
考慮して1回の無線伝送量を16バイト程度に抑え、これ
によつて再送時に係る伝送時間を短くし、最終的に伝送
に係る時間を短くする。まず親機1と子機20の間でコ
ーラIDデータを無線伝送するときの電文フオーマツト
を図10に示す。この図10に示すように、電文の始め
には電文の先頭を示す8ビツトのフレームシンク(Fram
e sync)が付加される。このフレームシンクの後には、
対応する親子間の認証に用いられる12ビツトの識別子
(ID)が付加され、さらにその後には、送る電文の種別
を示すコマンド種別が付加される。またコマンド種別の
後には、コーラIDデータのデータ部分が付加され、さ
らにその後には、電波状態によつて発生する伝送エラー
を判定するための4ビツトのチエツクサム(check SUM
)が付加される。
【0046】このような情報を含んだ電文を無線伝送す
る場合、送るデータに対しての冗長度が問題となる。冗
長度を考えた場合、電文長を長くし、1電文で必要な情
報を全て送るのが望ましい。しかしながらそのような方
法では、電文長が長いため、電波状況が悪いときに伝送
エラーの発生率が上昇してしまうおそれがある。またそ
の場合には、伝送エラーが発生したときにその長い電文
を再度送り直さなければならなくなり、再送時に時間が
かかつてしまう。このためこの実施例の場合には、伝送
エラーを考慮して1電文が16バイト程度以内になるよう
にコーラIDデータを分割し、複数の電文で当該コーラ
IDデータを送るようにする。これにより伝送エラーが
発生したとしても、短い電文単位で再送ができるため、
再送時に係る時間を短くすることができる。なお、コー
ラIDデータを分割した場合には、コーラIDデータの
どの部分を送つているかを示すインデツクス情報を図1
0に示したデータ部分に付加する。
【0047】またこの実施例の場合には、そのように複
数の電文でコーラIDデータを送つたとき、電文1つ1
つに対してACK応答を返さず、最後にまとめてACK
応答を返す。これによりこの実施例の場合には、複数の
電文で送つたとしても応答待ち時間を短くし、全体とし
て伝送時間を短くする。すなわち通常の無線伝送であれ
ば、図11に示すように、伝送エラーが発生することを
考慮してデータを受けた側が各電文に対して必ずACK
応答を返し、ACK応答がなかつた場合には伝送エラー
と判断して再送を行う。これに対してこの実施例の場合
には、図12に示すように、最後の電文の後にACK応
答を返し、そのACK応答によつて伝送エラーを判断し
て再送を行う。
【0048】例えば親機1がコーラIDデータを4つの
電文に分けて送信するとする。その場合、親機1はまず
コーラIDデータを4つに分割し、分割したそれぞれに
対して図10に示すフオーマツトの電文を形成し、子機
20に向けて連続的に送信する(図12におけるデータ
1〜データ4)。子機20は、最後の電文(すなわちデ
ータ4)を受けた後、どの電文を受けたか否かを表す情
報を含んだACK応答を親機1に返す。その際、親機1
は、最後の電文を送つた後、ACK応答がなければ最後
の電文に伝送エラーがあつたと判断して最後の電文を再
送する。またACK応答が返つてきた場合には、ACK
応答の内容を見て伝送エラーが発生した電文を再送す
る。例えば最初の電文と3番目の電文に伝送エラーが発
生したことが分かれば、その電文をそれぞれ連続して再
送する。なお、この場合、子機20は3番目以降(すな
わちデータ3又はデータ4)が送られてきた場合にAC
K応答を返すものとする。
【0049】このような通信プロトコルによつて親機1
から子機20にコーラIDデータを無線伝送することに
より、親機1では、子機20からの応答待ち時間が短く
なり、伝送に係る時間が短くなつて高速にデータを伝送
することができる。また伝送エラーが発生したとき、分
割した短い電文単位で再送ができるため、無線状況が悪
い場合にも短時間で再送を終えることができる。
【0050】以上の構成において、この実施例の場合に
は、コーラIDデータを無線伝送する際、親機1でまず
コーラIDデータを圧縮し、データ量を小さくしたコー
ラIDデータを親機1から子機20に無線伝送する。こ
れにより子機20に設けられたコーラIDデータを格納
するキヤツシユメモリ26の容量を小さくすることがで
きる。またその際、無線伝送するデータ自体が少なくな
るため、伝送に係る時間自体も短くすることができる。
【0051】またこの実施例の場合には、コーラIDデ
ータを無線伝送する際、1回の電文長が16バイト程度に
なるように当該コーラIDデータを分割して伝送する。
その際、コーラIDデータのどの部分を送つているのか
が分かるようにインデツクス情報を付加して伝送する。
子機20側では、そのインデツクス情報を参照し、最後
の電文を受け終わつた後、各電文それぞれに関して受信
したか否かを示す情報を付加したACK応答を返送す
る。このような通信プロトコルによつてコーラIDデー
タを無線伝送することにより、分割した短い電文単位で
再送ができるため再送時に係る時間を短くすることがで
きると共に、子機20からの応答が少なくなるため応答
待ち時間を短くすることができ、全体として無線伝送に
係る時間を短くして効率的に伝送することができる。
【0052】以上の構成によれば、コーラIDデータを
圧縮して無線伝送するようにしたことにより、子機20
に設けるキヤツシユメモリ26の容量を小さくすること
ができる。またコーラIDデータを分割して複数の電文
で伝送するようにし、かつ受け側では最後の電文を受け
た後、各電文それぞれに関して受信したか否かを示す情
報を付加したACK応答を返送するようにしたことによ
り、再送時に係る時間を短くできると共に、受け側から
の応答待ち時間を短くでき、かくして無線伝送に係る時
間を全体として短くすることができる。
【0053】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、音声信号をデイジタル化
して伝送するコードレス電話装置に本発明を適用した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、音声信号
をアナログ信号のまま伝送するコードレス電話装置に適
用しても良い。要は、公衆電話網から受信したコーラI
Dデータを表示し得るようになされたコードレス電話装
置であれば本発明を広く適用し得る。
【0054】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ユーザの
表示操作に応じて発信側情報を表示するとき、表示させ
る発信側情報の1つ前又は1つ後の発信側情報を次の表
示に備えて親機に送らせると共に、当該親機に送らせた
1つ前又は1つ後の発信側情報を次の表示に備えて蓄積
しておくことにより、簡易な構成で、ユーザ操作に対す
る応答性を劣化させずに当該発信側情報を表示し得る。
かくするにつき公衆電話網から受信した発信側情報を親
機に蓄積し、必要に応じて子機に伝送するようにした場
合でも、簡易な構成で、ユーザ操作に対する応答性を劣
化させずに当該発信側情報を表示し得るコードレス電話
装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコードレス電話装置の
親機を示すブロツク図である。
【図2】本発明の一実施例によるコードレス電話装置の
子機を示すブロツク図である。
【図3】キヤツシユメモリの動作の説明に供する略線図
である。
【図4】キヤツシユメモリの動作の説明に供する略線図
である。
【図5】キヤツシユメモリの動作の説明に供する略線図
である。
【図6】コードレス電話装置の子機の外観構成を示す略
線図である。
【図7】キヤツシユメモリの動作の説明に供する略線図
である。
【図8】コーラIDデータの日付及び時刻を圧縮する際
の説明に供する略線図である。
【図9】コーラIDデータの電話番号を圧縮する際の説
明に供する略線図である。
【図10】無線伝送の電文フオーマツトを示す略線図で
ある。
【図11】通常の無線伝送の説明に供する略線図であ
る。
【図12】実施例による無線伝送の説明に供する略線図
である。
【符号の説明】
1……コードレス電話装置の親機、3……リング検出回
路、4、25……制御部、5……コーラID信号デモジ
ユレータ、7……スピーチ回路、8、22……RF回
路、9……ダイヤラ、10、28……情報入力部、11
……メモリ、12、21……アンテナ、20……コード
レス電話装置の子機、23……音声処理回路、24……
スピーカ、26……キヤツシユメモリ、27……マイ
ク、29……ドライバ回路、30……液晶表示器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話網に接続された親機と、当該親機
    と無線通信する子機とでなり、公衆電話網から送られて
    くる発信側情報を無線伝送によつて上記子機に伝送し、
    当該発信側情報を上記子機によつて表示するコードレス
    電話装置において、 上記親機は、 上記公衆電話網から送られてくる発信側情報を受信する
    受信手段と、 上記受信手段によつて受信した上記発信側情報を記憶す
    るメモリ手段と、 上記子機からの要求に応じて、上記メモリ手段に記憶さ
    れている上記発信側情報を当該子機に向けて無線伝送す
    る親機制御手段とを具え、 上記子機は、 少なくとも3件分の上記発信側情報を記憶し得るキヤツ
    シユメモリ手段と、 上記発信側情報を表示する表示手段と、 上記親機から伝送されてくる上記発信側情報を受けて上
    記キヤツシユメモリ手段に格納すると共に、当該発信側
    情報を上記キヤツシユメモリ手段から読み出して上記表
    示手段に表示する子機制御手段とを具え、 上記子機制御手段は、 ユーザの表示操作に応じて上記表示手段に上記発信側情
    報を表示するとき、表示させる発信側情報の1つ前又は
    1つ後の発信側情報を次の表示に備えて上記親機に送ら
    せ、当該1つ前又は1つ後の発信側情報を受けて上記キ
    ヤツシユメモリに格納することを特徴とするコードレス
    電話装置。
  2. 【請求項2】上記子機制御手段は、 ユーザが現在表示中の発信側情報の1つ前の発信側情報
    を表示させるような操作を行つたときには、表示させる
    発信側情報の1つ前の発信側情報を上記親機に送らせ、 ユーザが現在表示中の発信側情報の1つ後の発信側情報
    を表示させるような操作を行つたときには、表示させる
    発信側情報の1つ後の発信側情報を上記親機に送らせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコードレス電話装
    置。
  3. 【請求項3】上記親機制御手段は、 上記子機に向けて発信側情報を無線伝送する際、当該発
    信側情報を圧縮すると共に、圧縮した発信側情報をイン
    デツクス情報を付加した上で少なくとも2つ以上に分割
    し、当該分割した発信側情報を連続的に送信し、 上記子機制御手段は、 上記親機から分割して送られてくる発信側情報のインデ
    ツクス情報を参照し、最後の発信側情報を受けた場合、
    分割された発信側情報それぞれに関して受信したか否か
    を表す情報を含ませた応答信号を上記親機に返送するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコードレス電話装置。
  4. 【請求項4】公衆電話網に接続された親機と、当該親機
    と無線通信する子機とでなり、公衆電話網から送られて
    くる発信側情報を無線伝送によつて上記子機に伝送し、
    当該発信側情報を上記子機によつて表示するコードレス
    電話装置において、 上記親機は、 上記公衆電話網から送られてくる発信側情報を受信する
    受信手段と、 上記受信手段によつて受信した発信側情報を上記子機に
    向けて無線伝送する際、当該発信側情報を圧縮すると共
    に、圧縮した発信側情報をインデツクス情報を付加した
    上で少なくとも2つ以上に分割し、当該分割した発信側
    情報を連続的に送信する親機制御手段とを具え、 上記子機は、 上記親機から分割して送られてくる発信側情報のインデ
    ツクス情報を参照し、最後の発信側情報を受けた場合、
    分割された発信側情報それぞれに関して受信したか否か
    を表す情報を含ませた応答信号を上記親機に返送する子
    機制御手段を具えることを特徴とするコードレス電話装
    置。
  5. 【請求項5】公衆電話網に接続された親機と、当該親機
    と無線通信する子機とでなるコードレス電話装置があ
    り、公衆電話網から送られてくる発信側情報を上記親機
    から上記子機に無線伝送して当該発信側情報を上記子機
    に表示させる場合の情報伝送方法において、 上記子機は、 ユーザの表示操作に応じて上記発信側情報を表示すると
    き、表示させる発信側情報の1つ前又は1つ後の発信側
    情報を次の表示に備えて上記親機に送らせると共に、当
    該親機に送らせた1つ前又は1つ後の発信側情報を次の
    表示に備えて蓄積しておくことを特徴とする情報伝送方
    法。
  6. 【請求項6】公衆電話網に接続された親機と、当該親機
    と無線通信する子機とでなるコードレス電話装置があ
    り、公衆電話網から送られてくる発信側情報を上記親機
    から上記子機に無線伝送して当該発信側情報を上記子機
    に表示させる場合の情報伝送方法において、 上記親機は、 上記公衆電話網から送られてくる発信側情報を上記子機
    に向けて無線伝送する際、当該発信側情報を圧縮すると
    共に、圧縮した発信側情報をインデツクス情報を付加し
    た上で少なくとも2つ以上に分割し、当該分割した発信
    側情報を連続的に送信し、 上記子機は、 上記親機から分割して送られてくる発信側情報のインデ
    ツクス情報を参照し、最後の発信側情報を受けた場合、
    分割された発信側情報それぞれに関して受信したか否か
    を表す情報を含ませた応答信号を上記親機に返送するこ
    とを特徴とする情報伝送方法。
JP31963395A 1995-11-13 1995-11-13 コードレス電話装置及び情報伝送方法 Pending JPH09139766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH118704A (ja) * 1997-06-16 1999-01-12 Nec Corp 発呼者情報転送装置および方法
JPH11146053A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Victor Co Of Japan Ltd デジタルコードレス電話システムにおける発信者番号表示方法

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