JPH08289170A - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JPH08289170A
JPH08289170A JP7118018A JP11801895A JPH08289170A JP H08289170 A JPH08289170 A JP H08289170A JP 7118018 A JP7118018 A JP 7118018A JP 11801895 A JP11801895 A JP 11801895A JP H08289170 A JPH08289170 A JP H08289170A
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JP
Japan
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remote control
code
control signal
signal
vtr
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JP7118018A
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Inventor
Masatoshi Yuasa
正俊 湯浅
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモコン送信器からのリモコン信号によって
CATV端末装置2及びVTRを制御するべく、CAT
V端末装置2には、VTRへ向けて二次リモコン信号を
送出する信号送出ユニット5が設けられているリモコン
システムにおいて、リモコン送信器からCATV端末装
置2へ送信されるリモコン信号と、CATV端末装置2
からVTRへ送出される二次リモコン信号との衝突を回
避すると共に、リモコン操作に対するVTRの応答を迅
速化する。 【構成】CATV端末装置2の信号送出ユニット5に
は、リモコン信号に含まれる複数の制御コードの間に存
在する無コード期間にタイミングを合わせて、二次リモ
コン信号の制御コードを送出するための送出タイミング
制御ブロック57が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATV端末装置やV
TR等の複数の機器を遠隔制御するための遠隔制御シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ケーブルを用いてテレビジョン信
号を各家庭に分配するCATVシステムが実用化されて
おり、例えばCATV端末装置によって受信したテレビ
ジョン信号をVTRによって磁気テープに記録すること
が可能である。
【0003】この場合、CATV端末装置に接続したV
TRを遠隔位置から操作するために、図7に示す遠隔制
御(リモートコントロール、以下リモコンと略記する)シ
ステムが提案されている。該リモコンシステムにおいて
は、CATV端末装置(20)のリモコン送信器(1)に、C
ATV端末装置(20)を操作するための端末用キー(11)と
VTR(3)を操作するためのVTR用キー(12)が設けら
れると共に、CATV端末装置(20)には、前記端末用キ
ー(11)或いはVTR用キー(12)の操作に基づいてVTR
制御用のリモコン信号を作成し、該信号をVTR(3)の
リモコン受光部(31)へ向けて送信するリモコンモジュー
ル(4)が接続される。そして、リモコンモジュール(4)
は、VTR(3)のリモコン受光部(31)へ向けて設置され
る。
【0004】ところで、AV機器においては一般に赤外
線リモコンが採用されており、リモコン信号のフォーマ
ットとしては、図8に示す所謂NECフォーマットが一
般的である。図8(a)に示す如くリモコン信号は、先ず
特定のリモコンキーを操作することによって発せられる
機器制御のための送出コードと、そのリモコンキーを押
下し続けることによって約100msecの周期で発せられ
る繰り返しコードから構成される。
【0005】リモコン送出コードは図8(b)に示す如
く、信号の始まりを表わすリーダコードと、機器毎に割
り当てられるカスタムコードと、反転カスタムコード
と、機器制御のためのデータコードと、反転データコー
ドとから構成される。図8(c)に示す繰り返しコードは
機器に共通のフォーマットを有し、例えば図9(a)の如
く特定のリモコンキーが続けて押下されている限り、同
図(b)の如く送出コードD1に続いて、繰り返しコード
R1が繰り返し発せられ、その制御動作(例えば音量の
増減)の繰り返しが指令される。ここで、複数の繰り返
しコードの間には、約89msecの長い無コード期間が存
在することになる。
【0006】図7に示すリモコンシステムの場合、リモ
コン送信器(1)の端末用キー(11)を操作することによっ
て、例えばCATV端末装置(20)及びVTR(3)に対し
て特定チャンネルの予約録画を設定することが出来、リ
モコン送信器(1)からのリモコン信号はCATV端末装
置(20)のリモコン受光部(21)にて受信される。CATV
端末装置(20)は、受信したリモコン信号に含まれるカス
タムコードが自己を指定している場合には、該カスタム
コードに続くデータコードを解読して、例えば受信チャ
ンネルを切り換える。又、該データコードがVTRに対
する制御内容を含んでいる場合は、該制御内容に応じ
て、VTRに対する二次リモコン信号を作成し、リモコ
ンモジュール(4)からVTR(3)のリモコン受光部(31)
へ向けて、該二次リモコン信号を送信する。この結果、
VTR(3)が例えば録画モードに設定されるのである。
【0007】上記リモコンシステムによれば、1台のリ
モコン送信器(1)を操作することによって、CATV端
末装置(20)及びVTR(3)の両方を遠隔制御することが
出来るので、CATV端末装置(20)及びVTR(3)を個
別のリモコン送信器によって制御する場合に比べ、操作
が簡便である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
従来のリモコンシステムに於いては、リモコン送信器
(1)からのリモコン信号はCATV端末装置(20)のリモ
コン受光部(21)にて受信されると共に、VTR(3)のリ
モコン受光部(31)でも受信される虞れがある。この場
合、VTR(3)は、リモコンモジュール(4)からの二次
リモコン信号と、リモコン送信器(1)からのリモコン信
号の両方を同時に受信することとなって、図8に示す所
定のフォーマットが破壊され、リモコンモジュール(4)
からの二次リモコン信号を正常に受信することが出来な
い。
【0009】そこで、従来は図9(c)の如く、リモコン
モジュール(4)からの二次リモコン信号D2の送出開始
時点を、リモコン送信器からのリモコン信号の送出が完
了するまで遅延させ、図9(d)の如く、異なる機器を対
象とするリモコン信号どうしの衝突を回避している。
【0010】しかしながら、二次リモコン信号の送出を
遅延させることによって、VTR(3)の応答が遅れ、こ
のタイムラグによって操作性が悪化する問題があった。
例えば図9(d)の場合、リモコンキーの操作時点から約
1秒間のタイムラグが生じることになる。
【0011】本発明の目的は、異なる機器を対象とする
リモコン信号どうしの衝突を回避すると共に、リモコン
操作に対する機器応答のタイムラグを可及的に短縮する
ことが出来るリモコンシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るリモコンシス
テムにおいて、第1の機器は、リモコン送信器からのリ
モコン信号を受信して該リモコン信号に含まれる自己宛
ての制御コードに応じて制御されると共に、該制御コー
ドが第2の機器を対象とする制御内容を含む場合には、
該制御内容を第2の機器へ指令するための二次リモコン
信号を作成して、該信号を第2の機器へ向けて送信す
る。この結果、第2の機器は第1の機器からの二次リモ
コン信号によって制御される。
【0013】ここで、本発明の特徴的構成は、第1の機
器には、リモコン信号に含まれる複数の制御コードの間
に存在する無コード期間にタイミングを合わせて、二次
リモコン信号を構成すべき1或いは複数の制御コードを
送信するためのタイミング制御手段が設けられているこ
とである。
【0014】具体的には、第1の機器はCATV端末装
置、第2の機器はCATV端末装置にて受信したテレビ
ジョン信号を記録し、或いは出力するためのAV機器で
あって、CATV端末装置には、AV機器のリモコン信
号受信部へ向けて二次リモコン信号を送信するための信
号送出手段が接続されている。
【0015】更に具体的には、リモコン信号及び二次リ
モコン信号の制御コードは夫々、機器制御のための送出
コードと、該送出コードによる制御を繰り返すべく送出
コードに続いて付加される1或いは複数の繰り返しコー
ドによって構成され、タイミング制御手段は、リモコン
信号の第1番目の繰り返しコードと第2番目の繰り返し
コードの間に存在する無コード期間に、二次リモコン信
号の送出コードを送信する様、タイミングを合わせるも
のである。
【0016】
【作用】上記特徴的構成を有する本発明のリモコンシス
テムにおいて、第1の機器(CATV端末装置)を制御す
るべく、リモコン送信器を操作すると、該リモコン送信
器からのリモコン信号は、第1の機器(CATV端末装
置)にて受信される。この結果、第1の機器(CATV端
末装置)は、該リモコン信号に含まれる自己宛ての制御
コードに応じて制御されることになる。
【0017】第1の機器及び第2の機器(VTR)を制御
するべく、リモコン送信器を操作すると、同様に該リモ
コン送信器からのリモコン信号は、第1の機器(CAT
V端末装置)にて受信される。そして、第1の機器(CA
TV端末装置)は、該リモコン信号に含まれる制御コー
ドが第2の機器(VTR)を対象とする制御内容を含んで
いることを認識して、該制御内容を第2の機器(VTR)
へ指令するための二次リモコン信号を作成する。
【0018】その後、第1の機器(CATV端末装置)の
タイミング制御手段は、二次リモコン信号を第2の機器
(VTR)へ送信する際に、リモコン送信器からのリモコ
ン信号に含まれる複数の制御コードの間に存在する無コ
ード期間を検知し、該無コード期間にタイミングを合わ
せて、二次リモコン信号を構成すべき1或いは複数の制
御コードを送出する様、送出のタイミングを調整するの
である。
【0019】従って、リモコン送信器を操作することに
よって発せられるリモコン信号が、第1の機器(CAT
V端末装置)にて受信されると同時に、第2の機器(VT
R)においても受信されたとしても、第1の機器(CAT
V端末装置)から第2の機器(VTR)への二次リモコン
信号の制御コードと、リモコン送信器から第2の機器
(VTR)へのリモコン信号の制御コードとは、互いに時
間がずれることとなり、両者の衝突は生じない。
【0020】ここで、第2の機器(VTR)は、リモコン
送信器からのリモコン信号については自己宛ての信号で
ないと判断して、これを無視するが、第2の機器(CA
TV端末装置)からの二次リモコン信号については、自
己宛の信号であると判断して、制御コードの内容を解読
し、その結果に応じて動作するのである。
【0021】リモコン信号及び二次リモコン信号が例え
ばNECフォーマットを有する場合、リモコン信号の第
1番目の繰り返しコードと第2番目の繰り返しコードの
間には、約89msecの無コード期間が存在する。二次リ
モコン信号の送出コードは約68msecであるので、該無
コード期間にタイミングを合わせて、二次リモコン信号
の送出コードを送出することが可能である。これによっ
て、リモコン操作から約100msecのタイムラグで第2
の機器(VTR)を動作させることが出来る。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るリモコンシステムによれ
ば、異なる機器を対象とするリモコン信号どうしの衝突
を回避出来ると共に、リモコン操作に対する機器応答の
タイムラグを従来よりも短縮することが出来、良好な操
作性が得られる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図7に示すCATVシステム
の機器構成に実施した一例につき、図面に沿って説明す
る。尚、リモコン送信器(1)及びVTR(3)のリモコン
に関する構成は従来と全く同一であるので、図示及び具
体的説明は省略し、本発明の特徴であるCATV端末装
置のリモコンに関する構成について詳述する。
【0024】本発明のCATV端末装置(2)は、図1に
示す如くリモコン送信器からの赤外線リモコン信号を受
光すべきリモコン受光部(21)を具え、該リモコン受光部
(21)の出力信号をリモコン受光ブロック(51)から信号送
出ユニット(5)へ供給して、二次リモコン信号を作成
し、該二次リモコン信号をリモコンモジュール(4)から
赤外線信号としてVTRへ送出するものである。ここ
で、リモコン信号は図8に示すNECフォーマットを採
用している。
【0025】リモコン受光部(21)にて受光されたリモコ
ン信号は、リモコン受光ブロック(51)へ入力され、波形
整形された後、デジタル信号に変換されて、信号送出ユ
ニット(5)へ供給される。信号送出ユニット(5)はマイ
クロコンピュータによって構成され、前記デジタル信号
は、コード判別ブロック(52)、繰り返しコード判別ブロ
ック(53)及び信号有無判別ブロック(54)へ入力される。
【0026】コード判別ブロック(52)では、リモコン受
光ブロック(51)からのデジタルリモコン信号に含まれる
送出コードが自己宛てである場合において、該送出コー
ドに含まれるデータコードを判別して、その制御内容が
CATV端末装置(2)自体の制御に関するものであれ
ば、該データコードを機器内制御ブロック(55)へ供給す
る。この結果、CATV端末装置(2)はデータコードの
内容に応じてチャンネル切換え等の内部処理を実行す
る。
【0027】これに対し、データコードの制御内容がV
TR(3)の制御に関するものであれば、該データコード
をVTR制御信号送出ブロック(56)へ供給する。これに
応じて、VTR制御信号送出ブロック(56)は、該データ
コードの制御内容を含むVTR制御のための二次リモコ
ン信号を作成し、これを送出タイミング制御ブロック(5
7)へ供給する。ここで、二次リモコン信号の送出コード
は、対象機器としてVTRを指定するカスタムコード
と、VTR制御の内容(例えば録画)を指定するデータコ
ードとを含んでいる。
【0028】繰り返しコード判別ブロック(53)は、リモ
コン信号に含まれる繰り返しコードを判別して、該コー
ドを機器内制御ブロック(55)及び送出タイミング制御ブ
ロック(57)へ供給する。又、信号有無判別ブロック(54)
は、リモコン信号の受信が終了したことを判別して、そ
の旨を表わす信号をVTR制御信号送出ブロック(56)及
び送出タイミング制御ブロック(57)へ供給する。
【0029】VTR制御信号送出ブロック(56)から二次
リモコン信号の供給を受けた送出タイミング制御ブロッ
ク(57)は、該二次リモコン信号を構成している送出コー
ド及び繰り返しコードをリモコンモジュール(4)へ供給
する際、リモコン送信器(1)からのリモコン信号に含ま
れる繰り返しコードの間に存在する無コード期間を検知
して、該無コード期間に、二次リモコン信号の送出コー
ド及び繰り返しコードを送出する様、送出のタイミング
を制御するものである。
【0030】図2は、上記信号送出ユニット(5)の更に
詳細な制御動作を表わしている。先ずステップS1にて
リモコン送信器からリモコン信号を受信したかどうかの
判断を行ない、YESの場合は、ステップS2にて受信
した信号の種別がCATV端末装置に対するリモコン信
号の送出コードであるか、或いは繰り返しコードである
か、若しくは他の機器に対するリモコン信号であるかの
判別を行なう。該信号種別がCATV端末装置に対する
リモコン信号の送出コードである場合は、ステップS3
にて更にデータコードの判別を実行し、該信号種別が繰
り返しコードである場合はステップS4にて該繰り返し
コードに基づく処理を実行する。又、他のリモコン信号
である場合は、CATV端末装置に無関係であるとし
て、ステップS5にて無処理とする。尚、ステップS4
の繰り返しコード処理の詳細な内容は図4に示す通りで
あって、該内容については後述する。
【0031】ステップS3のデータコード判別の後、ス
テップS6では、判別されたデータコードがVTR制御
のための信号であるかどうかを判断し、NOの場合はス
テップS7へ移行して、CATV端末装置自体について
の通常の処理を行なった後、ステップS8にて通常端末
処理フラッグHTを“1”に設定する。又、ステップS
6にてYESと判断されたときは、ステップS9にてV
TR制御用のリモコンコード(カスタムコード、データ
コード等)を作成した後、ステップS10にて送出待機
フラッグVTR−Sを“1”に設定する。尚、この時点
では、フラッグを立てるに留まり、VTR制御用のリモ
コンコードの送出は行なわない。該リモコンコードの送
出は後述の如くステップS4の繰り返しコード処理の中
で行なわれる。
【0032】上記ステップS1にてNOと判断されたと
きは、ステップS11へ移行して、100msec+α
の期間、即ち繰り返しコードの1周期よりも長い期間、
信号の受信が無かったかどうかを判断し、YESの場合
はステップS12にて、リモコン信号が受信されなかっ
たときの所定の処理を実行して、ステップS1へ戻る。
ステップS12のリモコン未受信処理の詳細な内容は図
3に示す通りであって、該内容については後述する。
【0033】図2に示すステップS4の繰り返しコード
処理においては、先ず図4のステップS20にてフラッ
グ状態を検知し、フラッグHTが“1”の場合、即ちC
ATV端末装置の内部処理の場合は、ステップS21へ
移行して、通常の端末処理を実行する。
【0034】フラッグVTR−Sが“1”の場合、即ち
VTR制御用のリモコンコードの送出待機中の場合は、
ステップS22にて先ず数msecの待機状態を経た
後、ステップS23にて、VTR制御用のリモコンコー
ドの送出を行なう。この結果、リモコン送信器から第1
番目の繰り返しコードを受信した後、第2番目の繰り返
しコードを受信するまでの無コード期間に、VTR制御
用のリモコンコードが送出され、本発明のタイミング制
御が行なわれることになる。尚、前記数msecの待機
は、VTRのリモコン信号に対する応答性を考慮したも
のであって、第1番目の繰り返しコードを受信した後、
次の信号(二次リモコン信号)の受信が可能となるまで、
時間を経過させるためのものである。
【0035】次にステップS24では、送出待機フラッ
グVTR−Sを“0”に設定した後、ステップS25に
て、VTRに対するリモコン信号の制御内容が例えば
“停止”である場合など、繰り返しコードの付加が無効
なものであるか、或いは制御内容が“早送り再生”であ
る場合など、繰り返しコードの付加が有効なものである
かを判断し、無効な場合はステップS26へ移行して、
繰り返し有効フラッグVTR−Cを“0”に設定し、有
効な場合はステップS27へ移行して、繰り返し有効フ
ラッグVTR−Cを“1”に設定する。
【0036】その後、ステップS20にて、繰り返し有
効フラッグVTR−Cが“1”であることが検知された
場合は、ステップS28にて数msecの待機状態を経
た後、ステップS29にてVTR制御用の繰り返しコー
ドを送出する。この結果、リモコン送信器から第2番目
の繰り返しコードを受信した後、第3番目の繰り返しコ
ードを受信するまでの無コード期間に、VTR制御用の
繰り返しコードが送出され、これによって本発明のタイ
ミング制御が行なわれることになる。以降、ステップS
29へ経る度に繰り返しコード送出のタイミング制御が
行なわれる。尚、前記数msecの待機は、ステップS
22と同様、VTRのリモコン信号に対する応答性を考
慮したものである。
【0037】図2に示すステップS12のリモコン未受
信処理においては、先ず図3のステップS13にてフラ
ッグ状態を検知し、通常端末処理フラッグHTが“1”
の場合は該フラッグを“0”に設定した後、ステップS
15にて通常端末処理を実行する。又、送出待機フラッ
グVTR−Sが“1”の場合は該フラッグを“0”に設
定した後、ステップS17にてVTR制御用のリモコン
コードをVTRへ送出する。又、繰り返し有効フラッグ
VTR−Cが“1”である場合は該フラッグを“0”に
設定した後、ステップS19にてVTR制御用の繰り返
しコードをVTRへ送出するのである。
【0038】図5は、リモコン送信器のキー操作に基づ
くリモコン信号及び二次リモコン信号の送受信の一例を
表わしている。図5(a)の如く特定のリモコンキーを押
下し続けることによって、リモコン送信器からCATV
端末装置へは、同図(b)に示す如く送出コードD1及び
複数の繰り返しコードR1を含むリモコン信号が送出さ
れる。
【0039】ここで、前記送出コードD1がVTR制御
に関するデータコードを含んでいる場合、CATV端末
装置の信号送出ユニット(5)は、図5(b)に示す如くV
TR制御のための送出コードD2からなる二次リモコン
信号を作成して、該信号をリモコンモジュールからVT
Rへ向けて送出する。この際、リモコン信号送出ユニッ
トの送出タイミング制御ブロック(57)は、同図(b)(c)
に示す如く、リモコン信号に含まれる第1番目の繰り返
しコードと第2番目の繰り返しコードの間の無コード期
間に、二次リモコン信号の送出コードD2を送出する
様、タイミングを制御するのである。
【0040】この結果、VTRは、図5(d)の如くリモ
コン送信器からのリモコン信号とリモコンモジュールか
らの二次リモコン信号の両方を受信するが、二次リモコ
ン信号の送出コードD2が、リモコン信号の繰り返しコ
ードR1と重なることはない。従って、VTRは、リモ
コンモジュールからの二次リモコン信号を正常に受信す
ることが出来るのである。
【0041】更に図6は、CATV端末装置が受けたリ
モコン信号がVTRの制御を対象とするものであって、
且つ、早送り再生の如く、同一のキーを押下し続けるこ
とによって同一の制御を繰り返すべき内容の場合におい
て、リモコン信号及び二次リモコン信号の送受信の一例
を表わしている。この場合、CATV端末装置(2)の信
号送出ユニット(5)は、図6(b)に示すリモコン信号の
送出コードD1及び繰り返しコードR1に基づいて、同
図(c)に示す如くVTR制御用の送出コードD2及び繰
り返しコードR2を含む二次リモコン信号を作成する。
【0042】この場合に於いても、信号送出ユニット
(5)の送出タイミング制御ブロック(57)は、図6(b)
(c)に示す如く、リモコン信号に含まれる第1番目の繰
り返しコードと第2番目の繰り返しコードの間の無コー
ド期間に、二次リモコン信号の送出コードD2を送出す
る様、タイミングを制御するのである。これによって、
二次リモコン信号の繰り返しコードR2についても、リ
モコン信号の繰り返しコードR1の間の無コード期間
に、送出のタイミングが調整されることになる。
【0043】この結果、VTRは、図6(d)の如くリモ
コン送信器からのリモコン信号とリモコンモジュールか
らの二次リモコン信号の両方を受信するが、二次リモコ
ン信号の送出コードD2及び繰り返しコードR2が、リ
モコン信号の繰り返しコードR1と重なることはない。
従って、VTRは、リモコンモジュールからの二次リモ
コン信号を正常に受信することが出来るのである。
【0044】尚、図5或いは図6の場合、VTRは、受
信した信号の内、送出コードD1については、カスタム
コードの相違から常にこれを無視することになるが、繰
り返しコードR1については、必要に応じ、これを信号
処理によって無視する方式の採用が可能である。
【0045】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例え
ば、本発明はCATV端末装置及びVTRからなるリモ
コンシステムに限らず、他の端末装置やAV機器を対象
としたリモコンシステムにも応用出来るのは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCATV端末装置の要部の構成を
表わすブロック図である。
【図2】リモコンモジュールのメイン処理を表わすフロ
ーチャートである。
【図3】該メイン処理に含まれるリモコン未受信処理の
内容を表わすフローチャートである。
【図4】該メイン処理に含まれる繰り返しコード処理の
内容を表わすフローチャートである。
【図5】リモコン信号及び二次リモコン信号の送受信の
一例を表わすタイムチャートである。
【図6】同上の他の例を表わすタイムチャートである。
【図7】CATVシステムを対象とする機器構成を表わ
す図である。
【図8】リモコン信号の一般的なフォーマットを表わす
波形図である。
【図9】従来におけるリモコン信号及び二次リモコン信
号のタイムチャートである。
【符号の説明】
(1) リモコン送信器 (2) CATV端末装置 (21) リモコン受光部 (3) VTR (4) リモコンモジュール (5) リモコン信号送出ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔制御器によって第1及び第2の機器
    を制御するための遠隔制御システムであって、第1の機
    器は、遠隔制御器からの遠隔制御信号を受信して該遠隔
    制御信号に含まれる自己宛ての制御コードに応じて制御
    されると共に、該制御コードが第2の機器を対象とする
    制御内容を含む場合には、該制御内容を第2の機器へ指
    令するための二次遠隔制御信号を作成して、該信号を第
    2の機器へ向けて送信し、第2の機器は、第1の機器か
    らの二次遠隔制御信号によって制御される遠隔制御シス
    テムにおいて、第1の機器には、遠隔制御器からの遠隔
    制御信号に含まれる複数の制御コードの間に存在する無
    コード期間にタイミングを合わせて、二次遠隔制御信号
    を構成すべき1或いは複数の制御コードを送出するため
    のタイミング制御手段が設けられていることを特徴とす
    る遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 第1の機器はCATV端末装置、第2の
    機器はCATV端末装置にて受信したテレビジョン信号
    を記録し、或いは出力するためのAV機器であって、C
    ATV端末装置には、AV機器の遠隔制御信号受信部へ
    向けて二次遠隔制御信号を送信するための信号送出手段
    が接続されている請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 遠隔制御信号及び二次遠隔制御信号の制
    御コードは夫々、機器制御のための送出コードと、該送
    出コードによる制御を繰り返すべく送出コードに続いて
    付加される1或いは複数の繰り返しコードによって構成
    され、タイミング制御手段は、遠隔制御信号の第1番目
    の繰り返しコードと第2番目の繰り返しコードの間に存
    在する無コード期間に、二次遠隔制御信号の送出コード
    を送信する様、タイミングを合わせる請求項1又は請求
    項2に記載の遠隔制御システム。
JP7118018A 1995-04-18 1995-04-18 遠隔制御システム Pending JPH08289170A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006098306A1 (ja) * 2005-03-16 2008-08-21 パイオニア株式会社 遠隔制御装置及び方法、遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びにコンピュータプログラム
JP2016051913A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 株式会社東芝 自律走行体装置

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