JPH08272495A - 電力制御装置及び電力制御方法 - Google Patents

電力制御装置及び電力制御方法

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JPH08272495A
JPH08272495A JP7075322A JP7532295A JPH08272495A JP H08272495 A JPH08272495 A JP H08272495A JP 7075322 A JP7075322 A JP 7075322A JP 7532295 A JP7532295 A JP 7532295A JP H08272495 A JPH08272495 A JP H08272495A
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JP
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processing
time
drive stop
power
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JP7075322A
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Inventor
Tomonobu Gotsu
智信 郷津
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3268Power saving in hard disk drive
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子計算機システムなどの機器の駆動を停止
させる時間間隔を使用者により指示可能とし省電力図る
電力制御装置とその方法を提供する。 【構成】 システム状態検出手段2は電子計算機システ
ム1の状態を検出し状態に変化があるとその旨を未使用
時間算出手段3と時間通知手段5に通知する。未使用時
間算出手段3はこの通知を受けた時刻と前回の時刻とに
基づいて統計データに追加して、この統計データを電源
オフ時間決定手段4に送る。電源オフ時間決定手段4は
この統計データに基づいて、自動駆動停止時間を作成し
て時間通知手段5に設定する。時間通知手段はシステム
状態検出手段2より上記通知を受けると、前回の通知時
刻との時間間隔が自動駆動停止時間以上経過していると
この旨をシステム制御手段6へ送信する。システム制御
手段6はこの通知を受信すると電子計算機システム1の
電源をオフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばパーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサや電子手帳のような情報
処理装置に関するものであり、特に、その機器の電力制
御を行う電力制御装置とその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサのような電子計算機の小型化が進められ、い
わゆるノートタイプのように携帯可能になっている。そ
れらに加えて電子手帳や携帯情報端末等の携帯可能な小
型電子機器も各種開発されている。
【0003】これら小型電子機器はバッテリ駆動で使用
されることが多いため、その消費電力を低減することが
要求されている。少しでも電力の消費を抑え、より長く
機器を使用できるようにすることが重要である。
【0004】従来、電子機器の消費電力を低減する方法
としては、例えば特開平4−316115号公報に示さ
れるデータ処理装置がある。図80は、従来のデータ処
理装置の電力制御装置を説明するための構成図であり、
図中、901は停止制御可能なモータを有するハードデ
ィスクドライブ、902は後述のハードディスクコント
ローラに対してデータ書き込み/読み出し等の命令発行
を行う命令発行手段である。
【0005】また、同図において、903は命令発行手
段902より通知のあった時刻と前回通知のあった時刻
とに基づいて命令の発行時間間隔を算出し、図示しない
統計カウンタにカウントする命令発行時間間隔算出手
段、904は統計カウンタの情報よりモータ停止基準時
間間隔を算出するモータ停止基準時間間隔算出手段、9
05は命令発行手段902から命令発行を受けた現在時
刻と前回の命令発行時刻より命令未発行時間間隔を求
め、モータ停止基準時間間隔算出手段904からのモー
タ停止基準時間間隔との比較を行い、その結果に応じて
ハードディスクコントローラ906にモータの停止を命
令する時間間隔比較手段、906はハードディスクドラ
イブ901のデータ書き込み/読み出し、モータの停止
等の制御を行うハードディスクコントローラ、907は
現在時刻を時間間隔比較手段905に通知する計時装置
である。
【0006】次に、従来のデータ処理装置の電力制御装
置の動作を図80、図81、図82を使用して説明す
る。
【0007】図81は従来のデータ処理装置におけるモ
ータ停止基準時間間隔Tkの設定動作を示すフローチャ
ートである。図81を用いて命令発行手段902の命令
発行時(s901)の動作の説明をする。
【0008】命令発行手段902からハードディスクコ
ントローラ906に対してハードディスクドライブ90
1へのデータ書き込み/読み出し等の命令を発行し、そ
の時刻を命令発行時間間隔算出手段903と時間間隔比
較手段905に通知する(s902)。
【0009】命令発行時間間隔算出手段903では前回
通知を受けた時刻と今回通知を受けた時刻とから命令の
発行時間間隔Tを求め、図示しない統計カウンタにこの
時間間隔Tを加える(s903)。
【0010】モータ停止基準時間間隔算出手段904で
は統計カウンタを時間間隔の大小の順に並びかえた上で
時間間隔の大きい法から小さい方へ向かってカウント回
数を数え、このカウント回数の全体のカウント回数に対
する割合がP(Pは0と1の間の適当な値)以下となる
時の最小の時間間隔Tkを求める(s904)。このT
kをモータ停止基準時間間隔として時間間隔比較手段9
05に設定する (s905)。
【0011】次に、処理を終了する(s906)。
【0012】図82は従来のデータ処理装置におけるハ
ードディスクドライブ901のモータの停止制御動作の
フローチャートである。次に、図82の動作を説明す
る。
【0013】一定時間間隔で割り込み処理(s907)
を定期的に起動する。
【0014】時間間隔比較手段905は命令発行手段9
02から命令を発行した旨の信号を受け取ると、計時装
置907より信号を受け取った時点の現在時刻を得た上
で、この現在時刻と前回の命令発行時刻とより命令の未
発行時間間隔T’を求める(s908)。次に、未発行
時間間隔T’とモータ停止基準時間間隔とTkを比較す
る(s909)。未発行時間間隔T’がモータ停止基準
時間間隔Tkより小さければ処理を終了する。未発行時
間間隔T’がモータ停止基準時間間隔Tk以上ならばハ
ードディスクコントローラ906に対してモータ停止命
令を発行する(s910)。
【0015】次に、処理を終了する(s911)。
【0016】以上のような方法で、従来は電子機器の消
費電力を低減していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、その
停止基準時間間隔はアクセス命令の時間間隔の統計に基
づいて決定しているため、使用者自身が装置の駆動開始
と駆動停止を指示できる場合には、アクセス命令の時間
間隔の統計に基づいた装置の停止基準時間間隔と使用者
が要求する停止基準時間間隔とが異なることがあり、統
計による駆動停止直後に使用者が駆動開始を指示した
り、使用者が装置を使用していない状態が継続しても統
計の停止基準時間間隔がまだ経過していない等の状況が
起こる。
【0018】消費電力を低減するためには停止時間間隔
を出来るだけ短く設定することが必要である。しかし、
停止時間間隔を短く設定すると使用者がまだ使用中に装
置が停止して、使用者が駆動開始を指示することになり
使用者の手間が増え、停止時間間隔を長く設定すると使
用者が装置を使用していないのに装置が駆動していると
いうことが起こり、電力の浪費となる。このため、停止
時間間隔を適切な値に設定するのは非常に困難であり、
効率の良い消費電力の低減はされないという問題があっ
た。
【0019】この発明はこのような問題点を解消する為
に為されたものであり、装置の駆動を停止させる時間間
隔をその装置の使用者による駆動開始と駆動停止の指示
に基づいて設定できるようにし、消費電力の低減を効率
よく実現することができる電力制御装置を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電力制
御装置は、使用者または自動によって駆動制御される機
器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出手段と、
前記機器の処理が終了してから使用者が前記機器の駆動
停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、前記機
器の処理が終了してから自動的に駆動が停止した後に使
用者が前記機器の駆動開始を指示するまでの駆動開始指
示時間間隔を計測する計測手段と、前記機器の処理が終
了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停
止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔と前記駆動開始
指示時間間隔とに基づいて決定する決定手段と、前記機
器の処理が終了してから再び処理が開始されるまでの処
理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動
停止時間間隔以上経過したことを通知する時間通知手段
と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する停止手
段とを具備するものである。
【0021】第2の発明に係る電力制御装置は、駆動停
止指示時間間隔と駆動開始指示時間間隔の統計による時
間の平均値に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する
決定手段を備えたものである。
【0022】第3の発明に係る電力制御装置は、使用者
または自動によって駆動制御される機器と、前記機器の
駆動状態を検出する状態検出手段と、前期機器の処理が
終了した後使用者が前期機器の駆動停止を指示する駆動
停止指示回数と、前期機器の処理が終了した後自動的に
駆動が停止する自動駆動停止回数とを計測する計測手段
と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停止
させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示
回数と前記自動駆動停止回数とに基づいて決定する決定
手段と、前記機器の処理が終了してから再び処理が開始
されるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間
が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知す
る時間通知手段と、前記通知に基づき前記機器の駆動を
停止する停止手段とを具備するものである。
【0023】第4の発明に係る電力制御装置は、駆動停
止指示回数と自動駆動停止回数との比に基づいて自動駆
動停止時間間隔を決定する決定手段を備えたものであ
る。
【0024】第5の発明に係る電力制御装置は、使用者
または自動によって駆動制御される機器と、前記機器の
駆動状態を検出する状態検出手段と、前期機器の処理が
終了した後使用者が前期機器の駆動停止を指示するまで
の駆動停止指示時間間隔と、前期機器の処理が終了した
後自動的に駆動が停止する自動駆動停止の連続回数とを
計測する計測手段と、前記機器の処理が終了してから自
動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止時間間隔を
前記駆動停止指示時間間隔と前記自動駆動停止の連続回
数とに基づいて決定する決定手段と、前記機器の処理が
終了してから再び処理が開始されるまでの処理待ち時間
を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間
隔以上経過したことを通知する時間通知手段と、前記通
知に基づき前記機器の駆動を停止する停止手段とを具備
するものである。
【0025】第6の発明に係る電力制御装置は、自動駆
動停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示時間
間隔を決定し、この駆動停止指示時間間隔に基づいて自
動駆動停止時間間隔を決定する決定手段を備えたもので
ある。
【0026】第7の発明に係る電力制御装置は、使用者
または自動によって駆動制御される機器と、前記機器の
駆動状態を検出する状態検出手段と、前期機器の処理が
終了した後使用者が前期機器の駆動停止を指示する駆動
停止指示回数と、前期機器の処理が終了した後自動的に
駆動が停止する自動駆動停止の連続回数とを計測する計
測手段と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動
を停止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停
止指示回数と前記自動駆動停止の連続回数とに基づいて
決定する決定手段と、前記機器の処理が終了してから再
び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、この
処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過した
ことを通知する時間通知手段と、前記通知に基づき前記
機器の駆動を停止する停止手段とを具備するものであ
る。
【0027】第8の発明に係る電力制御装置は、自動駆
動停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示回数
を決定し、この疑似的な駆動停止指示回数と自動駆動停
止回数との比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定す
る決定手段を備えたものである。
【0028】第9の発明に係る電力制御装置は、自動駆
動停止時間間隔の制限範囲を備え、決定した前記自動駆
動停止時間間隔が前記制限範囲内であるか否かにより処
理内容を変更する決定手段を備えたものである。
【0029】第10の発明に係る電力制御装置は、決定
手段は駆動停止指示時間間隔の制限範囲と駆動開始指示
時間間隔の制限範囲とを備え、計測された駆動停止指示
時間間隔が駆動停止指示時間間隔の制限範囲内であるか
否かの条件と、計測された駆動開始指示時間間隔が前記
駆動開始指示時間間隔の制限範囲内であるか否かの条件
とにより処理内容を変更するものである。
【0030】第11の発明に係る電力制御装置は、機器
の使用者毎に時間間隔を計測する計測手段と、機器の使
用者を入力する入力手段を備え、前記使用者毎に自動駆
動停止時間間隔を決定する決定手段とを備えたものであ
る。
【0031】第12の発明に係る電力制御装置は、機器
が複数の機能を有する場合に、前記機能毎に時間間隔を
計測する計測手段と、前記機能毎に前記自動駆動停止時
間間隔を決定する決定手段とを備えたものである。
【0032】第13の発明に係る電力制御装置は、機器
が複数の装置で構成されている場合に、前記装置毎に前
記時間間隔を計測する計測手段と、前記装置毎に前記自
動駆動停止時間間隔を決定する決定手段と、前記装置毎
に前記装置の処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔
以上経過したことを通知する通知手段と、前記通知に基
づいて該当する前記装置の駆動を停止する停止手段とを
備えたものである。
【0033】第14の発明に係る電力制御装置は、機器
の電源投入時における過渡的な消費電力が前記機器の処
理待ち中における平均的な消費電力と異なる場合に、前
記機器の消費電力の変化と前記時間間隔に基づいて前記
自動駆動停止時間間隔を決定する決定手段を備えたもの
である。
【0034】第15の発明に係る電力制御装置は、機器
を駆動する電源の電力残量と時間間隔に基づいて自動駆
動停止時間間隔を決定する決定手段を備えたものであ
る。
【0035】第16の発明に係る電力制御装置は、複数
の機能を有する機器と、電源の電力残量を検出する計測
手段と、前記機器の機能毎の消費電力を得る取得手段
と、前記電力残量と前記消費電力より機能毎の使用可能
時間を算出する算出手段と、前記機能毎に前記使用可能
時間に基づいて該当する機能の使用禁止を判定する決定
手段とを具備するものである。
【0036】第17の発明に係る電力制御装置は、取得
手段は機器の機能変更時に変更後の機能の消費電力を得
て保持する機能変更手段を備え、算出手段は電源の電力
残量と前記機能変更手段が保持してある前記消費電力よ
り前記機能の使用可能時間を算出するものである。
【0037】第18の発明に係る電力制御装置は、決定
手段は使用禁止の判定をした時点で使用者に通知して承
認を得る承認手段を具備するものである。
【0038】第19の発明に係る電力制御装置は、決定
手段は使用禁止の承認を得た時点で機能毎に使用禁止を
判定する条件を変更する変更手段を具備するものであ
る。
【0039】第20の発明に係る電力制御装置は、機器
が複数の装置で構成されている場合に、使用禁止により
不要となる装置を選出する選出手段と、前記装置の駆動
を停止する停止手段を具備するものである。
【0040】第21の発明に係る電力制御方法は、使用
者または自動によって駆動制御される機器と、前記機器
の駆動状態を検出する状態検出工程と、前記機器の処理
が終了してから使用者が前記機器の駆動停止を指示する
までの駆動停止指示時間間隔と、前記機器の処理が終了
してから自動的に駆動が停止した後に使用者が前記機器
の駆動開始を指示するまでの駆動開始指示時間間隔を計
測する計測工程と、前記機器の処理が終了してから自動
的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前
記駆動停止指示時間間隔と前記駆動開始指示時間間隔と
に基づいて決定する決定工程と、前記機器の処理が終了
してから再び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計
測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以
上経過したことを通知する時間通知工程と、前記通知に
基づき前記機器の駆動を停止する停止工程とを具備する
ものである。
【0041】第22の発明に係る電力制御方法は、駆動
停止指示時間間隔と駆動開始指示時間間隔の統計による
時間の平均値に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定す
る決定工程を備えたものである。
【0042】第23の発明に係る電力制御方法は、使用
者または自動によって駆動制御される機器と、前記機器
の駆動状態を検出する状態検出工程と、前期機器の処理
が終了した後使用者が前期機器の駆動停止を指示する駆
動停止指示回数と、前期機器の処理が終了した後自動的
に駆動が停止する自動駆動停止回数とを計測する計測工
程と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停
止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指
示回数と前記自動駆動停止回数とに基づいて決定する決
定工程と、前記機器の処理が終了してから再び処理が開
始されるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時
間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知
する時間通知工程と、前記通知に基づき前記機器の駆動
を停止する停止工程とを具備するものである。
【0043】第24の発明に係る電力制御方法は、駆動
停止指示回数と自動駆動停止回数との比に基づいて自動
駆動停止時間間隔を決定する決定工程を備えたものであ
る。
【0044】第25の発明に係る電力制御方法は、使用
者または自動によって駆動制御される機器と、前記機器
の駆動状態を検出する状態検出工程と、前期機器の処理
が終了した後使用者が前期機器の駆動停止を指示するま
での駆動停止指示時間間隔と、前期機器の処理が終了し
た後自動的に駆動が停止する自動駆動停止の連続回数と
を計測する計測工程と、前記機器の処理が終了してから
自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止時間間隔
を前記駆動停止指示時間間隔と前記自動駆動停止の連続
回数とに基づいて決定する決定工程と、前記機器の処理
が終了してから再び処理が開始されるまでの処理待ち時
間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間
間隔以上経過したことを通知する時間通知工程と、前記
通知に基づき前記機器の駆動を停止する停止工程とを具
備するものである。
【0045】第26の発明に係る電力制御方法は、自動
駆動停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示時
間間隔を決定し、この駆動停止指示時間間隔に基づいて
自動駆動停止時間間隔を決定する決定工程を備えたもの
である。
【0046】第27の発明に係る電力制御方法は、使用
者または自動によって駆動制御される機器と、前記機器
の駆動状態を検出する状態検出工程と、前期機器の処理
が終了した後使用者が前期機器の駆動停止を指示する駆
動停止指示回数と、前期機器の処理が終了した後自動的
に駆動が停止する自動駆動停止の連続回数とを計測する
計測工程と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆
動を停止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動
停止指示回数と前記自動駆動停止の連続回数とに基づい
て決定する決定工程と、前記機器の処理が終了してから
再び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、こ
の処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過し
たことを通知する時間通知工程と、前記通知に基づき前
記機器の駆動を停止する停止工程とを具備するものであ
る。
【0047】第28の発明に係る電力制御方法は、自動
駆動停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示回
数を決定し、この疑似的な駆動停止指示回数と自動駆動
停止回数との比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定
する決定工程を備えたものである。
【0048】第29の発明に係る電力制御方法は、自動
駆動停止時間間隔の制限範囲を備え、決定した前記自動
駆動停止時間間隔が前記制限範囲内であるか否かにより
処理内容を変更する決定工程を備えたものである。
【0049】第30の発明に係る電力制御方法は、決定
工程が駆動停止指示時間間隔の制限範囲と駆動開始指示
時間間隔の制限範囲とを備え、計測された駆動停止指示
時間間隔が駆動停止指示時間間隔の制限範囲内であるか
否かの条件と、計測された駆動開始指示時間間隔が前記
駆動開始指示時間間隔の制限範囲内であるか否かの条件
とにより処理内容を変更するものである。
【0050】第31の発明に係る電力制御方法は、機器
の使用者毎に時間間隔を計測する計測工程と、機器の使
用者を入力する入力工程を備え、前記使用者毎に自動駆
動停止時間間隔を決定する決定工程とを備えたものであ
る。
【0051】第32の発明に係る電力制御方法は、機器
が複数の機能を有する場合に、前記機能毎に時間間隔を
計測する計測工程と、前記機能毎に前記自動駆動停止時
間間隔を決定する決定工程とを備えたものである。
【0052】第33の発明に係る電力制御方法は、機器
が複数の装置で構成されている場合に、前記装置毎に前
記時間間隔を計測する計測工程と、前記装置毎に前記自
動駆動停止時間間隔を決定する決定工程と、前記装置毎
に前記装置の処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔
以上経過したことを通知する通知工程と、前記通知に基
づいて該当する前記装置の駆動を停止する停止工程とを
備えたものである。
【0053】第34の発明に係る電力制御方法は、機器
の電源投入時における過渡的な消費電力が前記機器の処
理待ち中における平均的な消費電力と異なる場合に、前
記機器の消費電力の変化と前記時間間隔に基づいて前記
自動駆動停止時間間隔を決定する決定工程を備えたもの
である。
【0054】第35の発明に係る電力制御方法は、機器
を駆動する電源の電力残量と時間間隔に基づいて自動駆
動停止時間間隔を決定する決定工程を備えたものであ
る。
【0055】第36の発明に係る電力制御方法は、複数
の機能を有する機器と、電源の電力残量を検出する計測
工程と、前記機器の機能毎の消費電力を得る取得工程
と、前記電力残量と前記消費電力より機能毎の使用可能
時間を算出する算出工程と、前記機能毎に前記使用可能
時間に基づいて該当する機能の使用禁止を判定する決定
工程とを具備するものである。
【0056】第37の発明に係る電力制御方法は、取得
工程は機器の機能変更時に変更後の機能の消費電力を得
て保持する機能変更工程を備え、算出手段は電源の電力
残量と前記機能変更工程が保持してある前記消費電力よ
り前記機能の使用可能時間を算出するものである。
【0057】第38の発明に係る電力制御方法は、決定
工程は使用禁止の判定をした時点で使用者に通知して承
認を得る承認工程を具備するものである。
【0058】第39の発明に係る電力制御方法は、決定
工程は使用禁止の承認を得た時点で機能毎に使用禁止を
判定する条件を変更する変更工程を具備するものであ
る。
【0059】第40の発明に係る電力制御方法は、機器
が複数の装置で構成されている場合に、使用禁止により
不要となる装置を選出する選出手段と、前記装置の駆動
を停止する停止工程を具備するものである。
【0060】
【作用】第1の発明に係る電力制御装置において、機器
は使用者または自動によって駆動制御され、状態検出手
段は前記機器の駆動状態を検出する。また、計測手段は
前記機器の処理が終了してから使用者が前記機器の駆動
停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、前記機
器の処理が終了してから自動的に駆動が停止した後に使
用者が前記機器の駆動開始を指示するまでの駆動開始指
示時間間隔を計測する。また、決定手段は前記機器の処
理が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動
駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔と前記駆
動開始指示時間間隔とに基づいて決定し、時間通知手段
は前記機器の処理が終了してから再び処理が開始される
までの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記
自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する。ま
た、停止手段は前記通知に基づき前記機器の駆動を停止
する。
【0061】第2の発明に係る電力制御装置において、
決定手段は駆動停止指示時間間隔と駆動開始指示時間間
隔の統計による時間の平均値に基づいて自動駆動停止時
間間隔を決定する。
【0062】第3の発明に係る電力制御装置において、
機器は使用者または自動によって駆動制御され、状態検
出手段は前記機器の駆動状態を検出する。また、計測手
段は前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の駆
動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の処理
が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止回数
とを計測する。また、決定手段は前記機器の処理が終了
してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止
時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動停止回
数とに基づいて決定し、時間通知手段は前記機器の処理
が終了してから再び処理が開始されるまでの処理待ち時
間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間
間隔以上経過したことを通知する。また、停止手段は前
記通知に基づき前記機器の駆動を停止する。
【0063】第4の発明に係る電力制御装置において、
決定手段は駆動停止指示回数と自動駆動停止回数との比
に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0064】第5の発明に係る電力制御装置において、
機器は使用者または自動によって駆動制御され、状態検
出手段は前記機器の駆動状態を検出する。また、計測手
段は前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の駆
動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、前期
機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆
動停止の連続回数とを計測する。また、決定手段は前記
機器の処理が終了してから自動的に駆動を停止させるま
での自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔
と前記自動駆動停止の連続回数とに基づいて決定し、時
間通知手段は前記機器の処理が終了してから再び処理が
開始されるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち
時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通
知する。また、停止手段は前記通知に基づき前記機器の
駆動を停止する。
【0065】第6の発明に係る電力制御装置において、
決定手段は自動駆動停止の連続回数に基づいて疑似的な
駆動停止指示時間間隔を決定し、この駆動停止指示時間
間隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0066】第7の発明に係る電力制御装置において、
機器は使用者または自動によって駆動制御され、状態検
出手段は前記機器の駆動状態を検出する。また、計測手
段は前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の駆
動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の処理
が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止の連
続回数とを計測する。また、決定手段は前記機器の処理
が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆
動停止時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動
停止の連続回数とに基づいて決定し、時間通知手段は前
記機器の処理が終了してから再び処理が開始されるまで
の処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動
駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する。また、
停止手段は前記通知に基づき前記機器の駆動を停止す
る。
【0067】第8の発明に係る電力制御装置において、
決定手段は自動駆動停止の連続回数に基づいて疑似的な
駆動停止指示回数を決定し、この疑似的な駆動停止指示
回数と自動駆動停止回数との比に基づいて自動駆動停止
時間間隔を決定する。
【0068】第9の発明に係る電力制御装置において、
決定手段は自動駆動停止時間間隔の制限範囲を備え、決
定した前記自動駆動停止時間間隔が前記制限範囲内であ
るか否かにより処理内容を変更する。
【0069】第10の発明に係る電力制御装置におい
て、決定手段は駆動停止指示時間間隔の制限範囲と駆動
開始指示時間間隔の制限範囲とを備え、計測された駆動
停止指示時間間隔が駆動停止指示時間間隔の制限範囲内
であるか否かの条件と、計測された駆動開始指示時間間
隔が前記駆動開始指示時間間隔の制限範囲内であるか否
かの条件とにより処理内容を変更する。
【0070】第11の発明に係る電力制御装置におい
て、計測手段は機器の使用者毎に時間間隔を計測し、入
力手段は機器の使用者を入力する。また決定手段は前記
使用者毎に自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0071】第12の発明に係る電力制御装置におい
て、機器が複数の機能を有する場合に、計測手段は前記
機能毎に時間間隔を計測し、決定手段は前記機能毎に前
記自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0072】第13の発明に係る電力制御装置におい
て、計測手段は機器が複数の装置で構成されている場合
に、前記装置毎に前記時間間隔を計測する。また、決定
手段は前記装置毎に前記自動駆動停止時間間隔を決定
し、通知手段は前記装置毎に前記装置の処理待ち時間が
前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知す
る。また、停止手段は前記通知に基づいて該当する前記
装置の駆動を停止する。
【0073】第14の発明に係る電力制御装置におい
て、決定手段は機器の電源投入時における過渡的な消費
電力が前記機器の処理待ち中における平均的な消費電力
と異なる場合に、前記機器の消費電力の変化と前記時間
間隔に基づいて前記自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0074】第15の発明に係る電力制御装置におい
て、決定手段は機器を駆動する電源の電力残量と時間間
隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0075】第16の発明に係る電力制御装置におい
て、機器は複数の機能を有し、計測手段は電源の電力残
量を検出する。また、取得手段は前記機器の機能毎の消
費電力を得て、算出手段は前記電力残量と前記消費電力
より機能毎の使用可能時間を算出する。また、決定手段
は前記機能毎に前記使用可能時間に基づいて該当する機
能の使用禁止を判定する。
【0076】第17の発明に係る電力制御装置におい
て、機能変更手段は機器の機能変更時に変更後の機能の
消費電力を得て保持し、算出手段は電源の電力残量と前
記機能変更手段が保持してある前記消費電力より前記機
能の使用可能時間を算出する。
【0077】第18の発明に係る電力制御装置におい
て、承認手段は使用禁止の判定をした時点で使用者に通
知して承認を得る。
【0078】第19の発明に係る電力制御装置におい
て、変更手段は使用禁止の承認を得た時点で機能毎に使
用禁止を判定する条件を変更する。
【0079】第20の発明に係る電力制御装置におい
て、選出手段は機器が複数の装置で構成されている場合
に、使用禁止により不要となる装置を選出する。また、
停止手段は前記装置の駆動を停止する。
【0080】第21の発明に係る電力制御方法におい
て、機器は使用者または自動によって駆動制御され、状
態検出工程は前記機器の駆動状態を検出する。また、計
測工程は前記機器の処理が終了してから使用者が前記機
器の駆動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔
と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動が停止
した後に使用者が前記機器の駆動開始を指示するまでの
駆動開始指示時間間隔を計測する。また、決定工程は前
記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停止させる
までの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間
隔と前記駆動開始指示時間間隔とに基づいて決定し、時
間通知工程は前記機器の処理が終了してから再び処理が
開始されるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち
時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通
知する。また、停止工程は前記通知に基づき前記機器の
駆動を停止する。
【0081】第22の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は駆動停止指示時間間隔と駆動開始指示時
間間隔の統計による時間の平均値に基づいて自動駆動停
止時間間隔を決定する。
【0082】第23の発明に係る電力制御方法におい
て、機器は使用者または自動によって駆動制御され、状
態検出工程は前記機器の駆動状態を検出する。また、計
測工程は前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器
の駆動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の
処理が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止
回数とを計測する。また、決定工程は前記機器の処理が
終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動
停止時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動停
止回数とに基づいて決定し、時間通知工程は前記機器の
処理が終了してから再び処理が開始されるまでの処理待
ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止
時間間隔以上経過したことを通知する。また、停止工程
は前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する。
【0083】第24の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は駆動停止指示回数と自動駆動停止回数と
の比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0084】第25の発明に係る電力制御方法におい
て、機器は使用者または自動によって駆動制御され、状
態検出工程段は前記機器の駆動状態を検出する。また、
計測工程は前期機器の処理が終了した後使用者が前期機
器の駆動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔
と、前期機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止す
る自動駆動停止の連続回数とを計測する。また、決定工
程は前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停止
させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示
時間間隔と前記自動駆動停止の連続回数とに基づいて決
定し、時間通知工程は前記機器の処理が終了してから再
び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、この
処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過した
ことを通知する。また、停止工程は前記通知に基づき前
記機器の駆動を停止する。
【0085】第26の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は自動駆動停止の連続回数に基づいて疑似
的な駆動停止指示時間間隔を決定し、この駆動停止指示
時間間隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0086】第27の発明に係る電力制御方法におい
て、機器は使用者または自動によって駆動制御され、状
態検出工程は前記機器の駆動状態を検出する。また、計
測工程は前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器
の駆動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の
処理が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止
の連続回数とを計測する。また、決定工程は前記機器の
処理が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自
動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動
駆動停止の連続回数とに基づいて決定し、時間通知工程
は前記機器の処理が終了してから再び処理が開始される
までの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記
自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する。ま
た、停止工程工程は前記通知に基づき前記機器の駆動を
停止する。
【0087】第28の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は自動駆動停止の連続回数に基づいて疑似
的な駆動停止指示回数を決定し、この疑似的な駆動停止
指示回数と自動駆動停止回数との比に基づいて自動駆動
停止時間間隔を決定する。
【0088】第29の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は自動駆動停止時間間隔の制限範囲を備
え、決定した前記自動駆動停止時間間隔が前記制限範囲
内であるか否かにより処理内容を変更する。
【0089】第30の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は駆動停止指示時間間隔の制限範囲と駆動
開始指示時間間隔の制限範囲とを備え、計測された駆動
停止指示時間間隔が駆動停止指示時間間隔の制限範囲内
であるか否かの条件と、計測された駆動開始指示時間間
隔が前記駆動開始指示時間間隔の制限範囲内であるか否
かの条件とにより処理内容を変更する。
【0090】第31の発明に係る電力制御方法におい
て、計測工程は機器の使用者毎に時間間隔を計測し、入
力工程は機器の使用者を入力する。また決定工程は前記
使用者毎に自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0091】第32の発明に係る電力制御方法におい
て、機器が複数の機能を有する場合に、計測工程は前記
機能毎に時間間隔を計測し、決定工程は前記機能毎に前
記自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0092】第33の発明に係る電力制御方法におい
て、計測工程は機器が複数の装置で構成されている場合
に、前記装置毎に前記時間間隔を計測する。また、決定
工程は前記装置毎に前記自動駆動停止時間間隔を決定
し、通知工程は前記装置毎に前記装置の処理待ち時間が
前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知す
る。また、停止工程は前記通知に基づいて該当する前記
装置の駆動を停止する。
【0093】第34の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は機器の電源投入時における過渡的な消費
電力が前記機器の処理待ち中における平均的な消費電力
と異なる場合に、前記機器の消費電力の変化と前記時間
間隔に基づいて前記自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0094】第35の発明に係る電力制御方法におい
て、決定工程は機器を駆動する電源の電力残量と時間間
隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する。
【0095】第36の発明に係る電力制御方法におい
て、機器は複数の機能を有し、計測工程は電源の電力残
量を検出する。また、取得工程は前記機器の機能毎の消
費電力を得て、算出工程は前記電力残量と前記消費電力
より機能毎の使用可能時間を算出する。また、決定工程
は前記機能毎に前記使用可能時間に基づいて該当する機
能の使用禁止を判定する。
【0096】第37の発明に係る電力制御方法におい
て、機能変更工程は機器の機能変更時に変更後の機能の
消費電力を得て保持し、算出工程は電源の電力残量と前
記機能変更工程が保持してある前記消費電力より前記機
能の使用可能時間を算出する。
【0097】第38の発明に係る電力制御方法におい
て、承認工程は使用禁止の判定をした時点で使用者に通
知して承認を得る。
【0098】第39の発明に係る電力制御方法におい
て、変更工程は使用禁止の承認を得た時点で機能毎に使
用禁止を判定する条件を変更する。
【0099】第40の発明に係る電力制御方法におい
て、選出工程は機器が複数の装置で構成されている場合
に、使用禁止により不要となる装置を選出する。また、
停止工程は前記装置の駆動を停止する。
【0100】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す電子計算機
システム1の電力を制御する電力制御装置の構成図であ
る。
【0101】同図において、1は電力制御の対象となる
電子計算機システム、2は電子計算機システム1の状態
を検出して変化があった場合にその状態の変化を通知す
るシステム状態検出手段、3はシステム状態検出手段2
からシステムの状態変化の通知があった時刻よりシステ
ムが使用されていない時間を算出してその時間の統計を
得る未使用時間算出手段、4は未使用時間算出手段3で
得られた未使用時間の統計に基づいて電子計算機システ
ム1を未使用中にその電源をオフするまでの時間を決定
する電源オフ時間決定手段。5は電源オフ時間決定手段
4で決定した時間をカウントする時間通知手段、6は時
間通知手段5より通知があったときに電子計算機システ
ム1の電源をオフにするシステム制御手段である。
【0102】また、図2は電子計算機システム1の処理
が終了して処理待ちになった後にシステム制御手段6に
より電源がオフされ、その後ユーザによって電源が再投
入された場合のタイムチャートを示した図であり、図
中、Tautoは電子計算機システム1の処理が終了し
てからシステム制御手段6により電源がオフされるまで
の時間、Tcontは電子計算機システム1の処理が終
了してからユーザが電源を再投入するまでの時間、Td
ownはシステム制御手段6により電源がオフされてか
らユーザが電源を再投入するまでの時間である。また、
Tdownが短ければユーザが連続して電子計算機シス
テム1を使用したかったと判断することができ、Twa
itはその様に判断できる限界の時間である。
【0103】図3は電子計算機システム1の処理が終了
して処理待ちになった後にユーザにより電源がオフされ
た場合のタイムチャートを示した図であり、図中、図2
と同一符号は同一又は相当部分である。図3において、
Toffは電子計算機システム1の処理が終了してから
ユーザにより電源がオフされるまでの時間であり、ユー
ザが電源をオフする時点では電子計算機システム1の電
源はオンであるので、ToffはTautoよりも短
い。
【0104】また、図4はToffとTcontの統計
の例である。横軸は標本値(時間)で縦軸は標本の個数
である。7はToffを標本とした統計であり、8はT
contを標本とした統計である。これらの統計は過去
の全てに渡る情報を標本とする必要はなく、最近の過去
数十回程度の情報のみを標本としても良い。
【0105】また、図5はToffとTcontを合計
した統計の例である。横軸は標本値(時間)で縦軸は標
本の個数である。9はToffとTcontの標本を合
計した統計であり、図4の統計7と統計8を標本の個数
で合計したものとなる。
【0106】次に、実施例1の動作を説明する。実施例
1の動作の概要は以下の通りである。ユーザが電源オフ
した時間と自動的に電源オフになってからユーザが電源
オンした時間の統計に基づいて自動オフ時間を作成す
る。この場合、時間作成に不可欠である統計の面積の比
を適当にきめる必要がある。仮にこの自動オフ時間を小
さくすれば一方では省電力となって業務の改善に役立つ
が、他方ではユーザが使用中に勝手に自動電源オフする
ケースが増え、ユーザはその都度電源再投入しなければ
ならないという問題が発生する。従って、人間が統計の
面積の比をトレードオフで定めて自動オフ時間を決定す
る。
【0107】次に、統計の面積の比を決定したあとの自
動オフ時間の決定について説明する。図6は電子計算機
システム1の電源がオフからオンになったときに自動オ
フ時間Tautoを作成するためのフローチャートであ
る。図6を用いて電子計算機システム1の電源がオフか
らオンになった(s1)ときの動作の説明をする。
【0108】図1に示すシステム状態検出手段2で電子
計算機システム1の電源がオフからオンになったことを
検出する(s2)。システム状態検出手段2は直前に電
子計算機システム1の電源がオンからオフになった時
に、それがシステム制御手段6により自動オフされたの
かユーザにより手動オフされたのかを識別する識別情報
を記憶している。それが手動オフならば処理を終了し、
自動オフならば今回の電子計算機システム1がオンにな
った旨を未使用時間算出手段3に通知する(s3)。
【0109】未使用時間算出手段3がシステム状態検出
手段2から今回オンの旨の通知を受けると、この時点の
時刻と直前にシステム状態検出手段2から自動オフの通
知を受けた時刻とに基づいてTdownを作成し、次に
このTdownとTwaitとを比較し、Tdownが
Twait以上ならば処理を終了する(s4)。そうで
なければ、図2に示すTcontを算出して標本として
統計8に追加する(s5)。
【0110】電源オフ時間決定手段4で図5に示すよう
に統計9で時間の小さい方から標本の個数の累計が適当
に決めた割合(以降この割合をRautoと呼ぶ。但
し、Rautoは0と1の間の適当な値とする。)とな
る時間(以降この時間をTauto1と呼ぶ)を求める
(s6)。求めたTauto1を時間通知手段5にTa
utoとして設定し(s7)、処理を終了する(s
8)。すなわち、図6のフローを通る都度、統計にTc
ontを追加すると共に、図5に示す統計(Toffと
Tcontとの和)からTauto1を作成する。以上
が図6の動作フローの説明である。
【0111】また、図7は電子計算機システム1の電源
がオンからオフになったときの処理を示すフローチャー
トである。図7を用いて電子計算機システム1の電源が
オンからオフになった(s9)ときの動作の説明をす
る。
【0112】図1に示すシステム状態検出手段2が電子
計算機システム1の電源がオンからオフになったことを
検出する(s10)。この電源オフがシステム制御手段
6による自動オフならば処理を終了し、ユーザによる手
動オフならば電子計算機システムがオフになった旨を未
使用時間算出手段3に通知する(s11)。
【0113】未使用時間算出手段3はシステム制御手段
6から今回手動オフの通知を受けた時刻と直前にシステ
ム制御手段6からシステム処理の終了の通知を受けた時
刻とに基づいてToffを算出し、統計7に追加する
(s12)。
【0114】その後、図6におけるステップs6とステ
ップs7と同一の処理を行い、処理を終了する(s1
3)。
【0115】すなわち、図7のフローを実行する都度、
統計にToffを追加すると共に、図5に示す統計(T
offの統計とTcontの統計との和)からTaut
o1を作成する。
【0116】また、図8は電子計算機システム1が図2
における処理中から処理が終了して処理待ちになったと
きの処理を示すフローチャートである。図8を用いて電
子計算機システム1が処理中から処理が終了して処理待
ちになった(s14)ときの動作の説明をする。
【0117】システム状態検出手段2は電子計算機シス
テム1が処理中から処理待ちになったことを検出する
(s15)。次に、システム状態検出手段2は「処理待
ち」になったことを時間通知手段5に通知する(s1
6)。
【0118】次に、時間通知手段5では「処理待ち」の
通知を受け取ったら、設定されているTautoのカウ
ントダウンを始めから開始し(s17)、処理を終了す
る(s18)。なお、図8のフローを終了した後でもT
autoのカウントダウンは定期的に行われ、他の処理
フローによって中止されるまで続行される。
【0119】図9は電子計算機システム1が処理待ちか
ら処理が始まって処理中になったときの処理を示すフロ
ーチャートである。図9を用いて電子計算機システム1
が処理待ちから処理中になった(s19)ときの動作の
説明をする。
【0120】システム状態検出手段2が電子計算機シス
テム1が処理待ちから処理中になったことを検出する
(s20)。「処理中」になったことを時間通知手段5
に通知する(s21)。
【0121】時間通知手段5は「処理中」の通知を受け
取ると、Tautoのカウントダウンを中止し(s2
2)、処理を終了する(s23)。この結果、Taut
oに残りがあれば図2における処理待ちの時間がTau
toを経過する前に処理中になるから電源を自動的に落
す必要がないことを示し、Tautoに残りがなくなれ
ば図2における処理待ちの時間がTautoを経過した
ことを意味するので電源を自動的に落す必要が生じる。
【0122】図10は時間通知手段5で処理待ちの時間
をカウントしてその結果、処理待ちの時間がTauto
以上経過したときの処理を示すフローチャートである。
図10を用いて時間通知手段5で処理待ちの時間がTa
uto以上経過した(s24)ときの動作の説明をす
る。
【0123】時間通知手段5は処理待ちの時間がTau
to以上経過したことをシステム制御手段6に通知する
(s25)。
【0124】システム制御手段6が時間通知手段5から
処理待ちの時間がTauto以上経過した旨の通知を受
け取ると電子計算機システム1を電源オフにして(s2
6)、処理を終了する(s27)。
【0125】なお、上述の例はユーザが統計の面積の比
を設定しているが、自動で設定してもよいことはいうま
でもない。
【0126】この実施例によれば、ユーザが自動電源オ
フ後電源再投入するまでの処理待ちの時間とユーザが自
分で電源オフにするまでの処理待ち時間との比を自由に
設定できるので、この比の値を適当に定めることにより
機器の使用者による使用状況に適した消費電力の低減を
実現して機器をより長く使用することができるという効
果を奏する。
【0127】実施例2.図11はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0128】同図において、10は未使用時間算出手段
3で得られた未使用時間の統計より電子計算機システム
を未使用中にその電源をオフするまでの時間を決定する
電源オフ時間決定手段である。
【0129】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0130】また、Toffは図3と同一である。
【0131】また、統計7、統計8は図4と同一であ
る。
【0132】また、図12はToffとTcontを合
計した統計の一例である。横軸は標本値(時間)で縦軸
は標本の個数である。11はToffとTcontの標
本を合計した統計であり、図4の統計7と統計8を標本
の個数で合計したものとなる。
【0133】次に実施例2の動作の説明を行う。実施例
2は実施例1の統計の平均値の定数倍という簡易な方式
を用いて自動オフ時間の決定を自動的に行うものであ
る。
【0134】以下に実施例2の動作を具体的に説明す
る。図13は電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになったときの処理を示すフローチャートである。図
13を用いて電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになった(s28)ときの動作の説明をする。
【0135】図13のステップs2からステップs5は
図6のステップs2からステップs5と同一の処理を行
う。
【0136】次に、電源オフ時間決定手段10で図12
のように統計11の各標本値の平均値Taveを算出
し、Taveを1.5倍して時間Tauto1を求める
(s29)。次に、図6のステップs7と同一の処理を
行い、処理を終了する(s30)。
【0137】上述の例では、Tauto1を自動的に統
計時間の平均値を1.5倍して求めたが、1.5倍に限
らず、定数倍であればよいことはいうまでもない。ま
た、統計時間の平均に限らず、統計時間の1/3でも1
/4でもその他の値でもよいし、あるいは統計の最大値
の時間を用いてもよいことはいうまでもない。
【0138】図14は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図14を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s31)ときの動作の説明をす
る。
【0139】まず、図7のステップs10からステップ
s12と同一の処理を行う。
【0140】続いて、図13のステップs29と同一の
処理を行う。次に、図6のステップs7と同一の処理を
行い、処理を終了する(s32)。
【0141】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0142】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0143】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0144】この実施例によれば、実施例1の効果を含
むだけでなく、Tauto1を求めるアルゴリズムが簡
単なので実施例1よりもTauto1を求める処理が高
速化できるという効果を奏する。
【0145】なお、図13のステップs5、図14のス
テップs12の代わりにToff+Tcontの累計デ
ータのみを記憶し、このデータに基づいて平均値を出し
ても同じ結果を得ることができる。この場合、実施例1
でToffまたはTcontを入力する都度1つずつ記
憶しておく必要があった。この実施例によれば、累計デ
ータのみを記憶すればよいので、記憶容量の削減を図る
ことができる。
【0146】実施例3.図15はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0147】同図において、14は電子計算機システム
1の状態を検出するシステム状態検出手段、15は手動
オフの場合にToffが生じた回数を数えるカウンター
Coffと自動オフの場合にTautoが生じた回数を
数えるカウンターCautoとを備え、システム状態検
出手段14から電子計算機システム1の状態変化の通知
があった時刻を受けてこの時刻に基づいてシステムの状
態変化の時間を算出してその状態変化の回数を計測する
時間回数計測手段、16は時間回数計測手段15で得ら
れたシステムの状態変化の回数より電子計算機システム
1を未使用中にその電源をオフするまでの時間を決定す
る電源オフ時間決定手段である。
【0148】Tautoは図2と同一である。
【0149】また、Toffは図3と同一である。
【0150】次に実施例3の動作の説明を行う。実施例
3は電源オフの比が増えれば再投入の手間も増えるた
め、ユーザが電源オフした回数と自動的に電源オフにな
った回数の比を、省電力と電源再投入の手間のトレード
オフで定めて自動オフ時間を決定するものである。な
お、上記の回数の比はユーザが決めてもよいし、自動的
に決めてもよい。
【0151】以下に実施例3の動作を具体的に説明す
る。図16は電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになったときの処理を示すフローチャートである。図
16を用いて電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになった(s301)ときの動作の説明をする。
【0152】図16のステップs10は図7のステップ
s10と同一の処理を行う。次に、システム状態検出手
段14は電源オフがシステム制御手段6による自動オフ
か、ユーザによる手動オフかを識別する識別情報と共に
電子計算機システム1がオフになった時刻を時間回数計
測手段15に通知する(s331)。
【0153】時間回数計測手段15はシステム状態検出
手段14からの通知が手動オフならばToffが生じた
回数を数えるカウンターCoffに1を足す(s30
2)。自動オフならばTautoが生じた回数を数える
カウンターCautoに1を足す(s303)。
【0154】電源オフ時間決定手段16はCoff/
(Coff+Cauto)の演算を行い、この演算結果
と或る割合(以降Rcountと呼び、0と1の間の適
当な値とする)を比較する(s304)。Coff/
(Coff+Cauto)がRcount以上ならば、
前回算出したTauto1に適当に決めた1より小さい
正の値(以降Rreduceと呼ぶ)を掛けて小さくす
る(s305)。Coff/(Coff+Cauto)
がRcountより小さければ、前回算出したTaut
o1に1より大きい値(以降Rincreaseと呼
ぶ)を掛けて大きくする(s306)。その後、どちら
の処理の場合でも図6のステップs7と同一の処理を行
い、処理を終了する(s307)。
【0155】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0156】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0157】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0158】なお、上記のRcountとRreduc
eとRincreaseの値はユーザが決めてもよい
し、自動的に決めてもよい。
【0159】この実施例によれば、手動による電源オフ
の回数と自動電源オフの回数の比を簡単に決めることが
でき、この比を適当に決めれば、機器の使用者による使
用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をより長
く使用することができるという効果を奏する。
【0160】実施例4.図17は本発明の別の実施例に
係る電子計算機システム1の電力を制御する電力制御装
置の構成図である。
【0161】図17において、301は電子計算機シス
テムの状態を検出するシステム状態検出手段、302は
システム状態検出手段301からシステムの状態変化の
通知があった時刻よりシステムの状態変化の時間を算出
してその状態変化の回数を計測する時間回数計測手段、
303は時間回数計測手段302で得られたシステムの
状態変化の回数より電子計算機システム1を未使用中に
その電源をオフするまでの時間を決定する電源オフ時間
決定手段である。
【0162】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0163】次に動作の説明を行う。この実施例は電源
再投入の比が増えれば再投入の手間も増えるため、自動
的に電源オフになった回数と電源オフ後にユーザが電源
再投入した回数の比を省電力と電源再投入の手間のトレ
ードオフで定めて自動オフ時間を決定するものである。
なお、上記の回数の比はユーザが決めてもよいし、自動
的に決めてもよい。
【0164】以下に実施例4の動作を具体的に説明す
る。 図18は電子計算機システム1の電源がオフから
オンになったときの処理を示すフローチャートである。
図18を用いて電子計算機システム1の電源がオフから
オンになった(s308)ときの動作の説明をする。
【0165】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0166】時間回数計測手段302では図4と同一の
処理を行い、TdownがTwaitより小さければT
contが生じた回数を数えるカウンターCcontに
1を足す(s309)。
【0167】電源オフ時間決定手段303はCcont
/(Ccont+Cauto)を計算し、この算出結果
と或る割合Rcount(Rcountは0と1の間の
適当な値)を比較する(s310)。Ccont/(C
cont+Cauto)の算出値がRcount以下な
らば、図16のステップs305と同一の処理を行う。
Ccont/(Ccont+Cauto)の算出値がR
countより大きければ、図16に示したステップs
306と同一の処理を行う。その後、どちらの処理の場
合でも図6に示したステップs7と同一の処理を行い、
処理を終了する(s307)。
【0168】図76は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図76を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s312)ときの動作の説明をす
る。
【0169】図7のステップs10、ステップs11と
同一の処理を行う。
【0170】時間回数計測手段303では自動オフなら
ば図16のステップs303と同一の処理を行う。
【0171】以下、図18のステップs310、図16
のステップs305とステップs306、図6のステッ
プs7と同一の処理を行い、処理を終了する(s31
3)。
【0172】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0173】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0174】処理待ちの時間がTauto以上を経過し
た(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0175】この実施例によれば、自動的に電源オフに
なった回数と電源オフ後にユーザが電源再投入した回数
の比を簡単に決めることができ、この比を適当に決めれ
ば機器の使用者による使用状況に適した消費電力の低減
を実現して機器をより長く使用することができるという
効果を奏する。
【0176】実施例5.図19はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0177】同図において、18は未使用時間算出手段
3で得られた未使用時間の統計より電子計算機システム
1を未使用中にその電源をオフするまでの時間を決定す
る電源オフ時間決定手段である。
【0178】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0179】また、Toffは図3と同一である。
【0180】また、統計7、統計8は図4と同一であ
る。
【0181】また、統計9は図5と同一である。
【0182】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で決定した自動オフ時間の上限値と下限値を定めて
制限し、例外的な自動オフ時間で制御されることを防ぐ
ものである。
【0183】以下に実施例5の動作を具体的に説明す
る。図20は電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになったときの処理を示すフローチャートである。図
20を用いて電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになった(s39)ときの動作の説明をする。
【0184】図6のステップs2からステップs5と同
一の処理を行う。
【0185】電源オフ時間決定手段18で図6のステッ
プs6と同一の処理を行う。求めたTauto1をTa
utoの上限値Ta−upと比較してTa−upより大
きければ処理を終了する(s40)。Tauto1をT
autoの下限値Ta−lowと比較してTa−low
より小さければ処理を終了する(s41)。図6のステ
ップs7と同一の処理を行い、処理を終了する(s4
2)。
【0186】図21は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図21を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s43)ときの動作の説明をす
る。
【0187】図7のステップs10からステップs12
と同一の処理を行う。
【0188】電源オフ時間決定手段18で図6のステッ
プs6と同一の処理を行う。次に、図20のステップs
40、ステップs41と同一の処理を行う。図6のステ
ップs7と同一の処理を行い、処理を終了する(s4
4)。
【0189】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0190】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0191】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0192】この実施例によれば、自動オフ時間の上限
値と下限値とにより例外的な自動オフ時間で制御される
ことを防ぐので、機器が何らかの原因で短時間内に駆動
と停止を繰り返した時に機器が処理待ちになってから短
時間で停止するようになることを防いで使用者の使い勝
手を向上することができると共に、機器が何らかの原因
で処理待ちのまま極端に長時間にわたって駆動した時に
機器が処理待ちのまま長時間動作し続けるようになるこ
とを防止して消費電力の浪費を防いで機器をより長く使
用することができるという効果を奏する。
【0193】実施例6.図22はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1または図15と同一符
号は同一又は相当部分を示す。
【0194】図22において、19は時間回数計測手段
15で得られたシステムの状態変化の回数より電子計算
機システム1を未使用中にその電源をオフするまでの時
間を決定する電源オフ時間決定手段である。
【0195】Tautoは図2と同一である。
【0196】また、Toffは図3と同一である。
【0197】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例3で決定した自動オフ時間の上限値と下限値を定めて
制限し、例外的な自動オフ時間で制御されることを防ぐ
ものである。
【0198】以下に実施例6の動作を具体的に説明す
る。図23は電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになったときの処理を示すフローチャートである。図
23を用いて電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになった(s45)ときの動作の説明をする。
【0199】図7のステップs10、図16のステップ
s331、ステップs302、ステップs303と同一
の処理を行う。
【0200】電源オフ時間決定手段19では図16のス
テップs304と同一の処理を行う。Coff/(Co
ff+Cauto)がRcount以上ならば、図16
のステップs305、図20のステップs41と同一の
処理を行う。Coff/(Coff+Cauto)がR
countより小さければ、図16のステップs30
6、図20のステップs40と同一の処理を行う。その
後、どちらの処理の場合でも図6のステップs7と同一
の処理を行い、処理を終了する(s46)。
【0201】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0202】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0203】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0204】この実施例によれば、自動オフ時間の上限
値と下限値とにより例外的な自動オフ時間で制御される
ことを防ぐので、機器が何らかの原因で短時間内に駆動
と停止を繰り返した時に機器が処理待ちになってから短
時間で停止するようになることを防いで使用者の使い勝
手を向上することができると共に、機器が何らかの原因
で処理待ちのまま極端に長時間にわたって駆動した時に
機器が処理待ちのまま長時間動作し続けるようになるこ
とを防止して消費電力の浪費を防いで機器をより長く使
用することができるという効果を奏する。
【0205】実施例7.図24はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1または図7と同一符号
は同一又は相当部分を示す。
【0206】同図において、20は時間回数計測手段3
02で得られたシステムの状態変化の回数より電子計算
機システム1を未使用中にその電源をオフするまでの時
間を決定する電源オフ時間決定手段である。
【0207】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0208】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例4で決定した自動オフ時間の上限値と下限値を定めて
制限し、例外的な自動オフ時間で制御されることを防ぐ
ものである。
【0209】以下に実施例7の動作を個別的に説明す
る。図25は電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになったときの処理を示すフローチャートである。図
25を用いて電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになった(s47)ときの動作の説明をする。
【0210】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0211】図6のステップs4、図18のステップs
309と同一の処理を行う。
【0212】電源オフ時間決定手段20では図18のス
テップs310と同一の処理を行う。Ccont/(C
cont+Cauto)がRcount以上ならば、図
16のステップs305、図20のステップs41と同
一の処理を行う。Ccont/(Ccont+Caut
o)がRcountより小さければ、図16のステップ
s306、図20のステップs40と同一の処理を行
う。その後、どちらの処理の場合でも図6のステップs
7と同一の処理を行い、処理を終了する(s48)。
【0213】また、図77は電子計算機システム1の電
源がオンからオフになったときの処理を示すフローチャ
ートである。図77を用いて電子計算機システム1の電
源がオンからオフになった(s314)ときの動作の説
明をする。
【0214】図7のステップs10、ステップs11と
同一の処理を行う。
【0215】図16のステップs303と同一の処理を
行う。
【0216】電源オフ時間決定手段20では図18のス
テップs310と同一の処理を行う。Ccont/(C
cont+Cauto)がRcount以上ならば、図
16のステップs305、図20のステップs41と同
一の処理を行う。Ccont/(Ccont+Caut
o)がRcountより小さければ、図16のステップ
s306、図20のステップs40と同一の処理を行
う。その後、どちらの処理の場合でも図6のステップs
7と同一の処理を行い、処理を終了する(s315)。
【0217】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0218】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0219】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0220】この実施例によれば、自動オフ時間の上限
値と下限値とにより例外的な自動オフ時間で制御される
ことを防ぐので、機器が何らかの原因で短時間内に駆動
と停止を繰り返した時に機器が処理待ちになってから短
時間で停止するようになることを防いで使用者の使い勝
手を向上することができると共に、機器が何らかの原因
で処理待ちのまま極端に長時間にわたって駆動した時に
機器が処理待ちのまま長時間動作し続けるようになるこ
とを防止して消費電力の浪費を防いで機器をより長く使
用することができるという効果を奏する。
【0221】実施例8.図26はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0222】図26において、21はシステム状態検出
手段2からシステムの状態変化の通知があった時刻より
システムが使用されていない時間を算出してその時間の
統計を得る未使用時間算出手段である。
【0223】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0224】また、Toffは図3と同一である。
【0225】また、統計7、統計8は図4と同一であ
る。
【0226】また、統計9は図5と同一である。
【0227】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で統計の標本とする時間間隔の上限値と下限値を定
めて制限し、例外的な自動オフ時間で制御されることを
防ぐものである。
【0228】以下に実施例8の動作を具体的に説明す
る。図27は電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになったときの処理を示すフローチャートである。図
27を用いて電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになった(s49)ときの動作の説明をする。
【0229】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0230】未使用時間算出手段21で図6のステップ
s4と同一の処理を行い、次にTcontを算出する
(s51)。求めたTcontをTcontの上限値T
c−upと比較してTc−upより大きければ処理を終
了する(s52)。TcontをTcontの下限値T
c−lowと比較してTc−lowより小さければ処理
を終了する(s53)。次に、Tcontを統計8に追
加する(s54)。
【0231】図6のステップs6、ステップs7と同一
の処理を行い、処理を終了する(s55)。
【0232】図28は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図28を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s56)ときの動作の説明する。
【0233】まず、図7のステップs10、ステップs
11と同一の処理を行う。
【0234】次に、未使用時間算出手段21でToff
を算出し(s57)、求めたToffをToffの上限
値To−upと比較してTo−upより大きければ処理
を終了する(s58)。ToffをToffの下限値T
o−lowと比較してTo−lowより小さければ処理
を終了する(s59)。次に、Toffを統計7に追加
する(s60)。
【0235】次に、電源オフ時間決定手段18で図6の
ステップs6、ステップs7と同一の処理を行い、処理
を終了する(s61)。
【0236】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0237】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0238】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0239】この実施例によれば、統計の標本とする時
間間隔の上限値と下限値とにより例外的な自動オフ時間
で制御されることを防ぐので、機器が何らかの原因で短
時間内に駆動と停止を繰り返した時に機器が処理待ちに
なってから短時間で停止するようになることを防いで使
用者の使い勝手を向上することができると共に、機器が
何らかの原因で処理待ちのまま極端に長時間にわたって
駆動した時に機器が処理待ちのまま長時間動作し続ける
ようになることを防止して消費電力の浪費を防いで機器
をより長く使用することができる。高精度の自動オフ時
間を設定することができるという効果を奏する。
【0240】実施例9.図29はこの発明の別の実施例
を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制御
装置の構成図であり、図中、図1又は図15と同一符号
は同一又は相当部分を示す。
【0241】図29において、22はシステム状態検出
手段14からシステムの状態変化の通知があった時刻よ
りシステムの状態変化の時間を算出してその状態変化の
回数を計測する時間回数計測手段である。
【0242】Tautoは図2と同一である。
【0243】また、Toffは図3と同一である。
【0244】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例3で決定した手動オフ時間の下限値を定めて制限し、
例外的な自動オフ時間で制御されることを防ぐものであ
る。
【0245】以下に実施例9の動作を個別的に説明す
る。図30は電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになったときの処理を示すフローチャートである。図
30を用いて電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになった(s62)ときの動作の説明をする。
【0246】図7のステップs10、図16のステップ
s331と同一の処理を行う。
【0247】時間回数計測手段22で自動オフならば図
16のステップs303と同一の処理を行い、手動オフ
ならば、図28の59、図16のステップs302と同
一の処理を行う。
【0248】その後、どちらの処理の場合でも図16の
ステップs304とステップs305またはステップs
306と同一の処理を行う。続いて、図6のステップs
7と同一の処理を行い、処理を終了する(s63)。
【0249】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0250】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0251】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0252】この実施例によれば、手動オフ時間の下限
値により例外的な自動オフ時間で制御されることを防ぐ
ので、機器が何らかの原因で短時間内に駆動と停止を繰
り返した時に機器が処理待ちになってから短時間で停止
するようになることを防いで使用者の使い勝手を向上す
ることができるという効果を奏する。
【0253】実施例10.図31はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1又は図7と同一符号
は同一又は相当部分を示す。
【0254】図31において、23はシステム状態検出
手段301からシステムの状態変化の通知があった時刻
よりシステムの状態変化の時間を算出してその状態変化
の回数を計測する時間回数計測手段である。
【0255】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0256】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例4で回数の標本とする時間間隔の下限値を定めて制限
し、例外的な自動オフ時間で制御されることを防ぐもの
である。
【0257】図32は電子計算機システム1の電源がオ
フからオンになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図32を用いて電子計算機システム1の電源がオ
フからオンになった(s64)ときの動作の説明をす
る。
【0258】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0259】図6のステップs4、図28のステップs
59、図18のステップs309と同一の処理を行う。
【0260】図18のステップs310、図16のステ
ップs305、図16のステップs306、図6のステ
ップs7と同一の処理を行い、処理を終了する(s6
5)。
【0261】電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになった(s312)ときの動作は図76と同一であ
る。
【0262】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0263】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0264】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0265】この実施例によれば、実施例4で回数の標
本とする時間間隔の下限値を定めて制限し、例外的な自
動オフ時間で制御されることを防ぐので、機器が何らか
の原因で短時間内に駆動と停止を繰り返した時に機器が
処理待ちになってから短時間で停止するようになること
を防いで使用者の使い勝手を向上することができるとい
う効果を奏することができる。
【0266】実施例11.図33はこの発明の別の実施
例を示す電子電子計算機システム1の電力を制御する電
力制御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同
一又は相当部分を示す。
【0267】以下に実施例11の動作を具体的に説明す
る。図33において、24はシステム状態検出手段2か
らシステムの状態変化の通知があった時刻よりシステム
が使用されていない時間を算出してその時間の統計を得
る未使用時間算出手段、25は未使用時間算出手段24
で得られた未使用時間の統計より電子計算機システム1
を未使用中にその電源をオフするまでの時間を決定する
電源オフ時間決定手段である。
【0268】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0269】また、Toffは図3と同一である。
【0270】また、統計7、統計8は図4と同一であ
る。
【0271】また、統計9は図5と同一である。
【0272】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で連続して自動オフされた連続回数が多い場合に、
ユーザが自分で電源を切らないことが多いと判断できる
ため、自動オフ時間を短くして電力消費を抑えるもので
ある。
【0273】以下に実施例11の動作を具体的に説明す
る。図34は電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになったときの処理を示すフローチャートである。図
34を用いて電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになった(s74)ときの動作の説明をする。
【0274】図7のステップs10、図16のステップ
s331と同一の処理を行う。
【0275】未使用時間算出手段24では通知が手動オ
フならば、図7のステップs12と同一の処理を行う。
自動オフならば、Nauto回連続で自動オフか否かを
判定し(s75)、違えば処理を終了する。Nauto
回連続ならば、Tauto(前回に設定したTauto
1と同一)にRreduce(<1)を掛けて小さくし
てToffの統計に追加する(s76)。
【0276】その後、どちらの処理の場合でも図6のス
テップs6、ステップs7と同一の処理を行い、処理を
終了する(s77)。
【0277】電源がオフからオンになった(s1)とき
の動作は図6と同一である。
【0278】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0279】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0280】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0281】この実施例によれば、使用者が常に電源を
切らない場合にも消費電力の浪費を防いで機器をより長
く使用することができるという効果を奏する。
【0282】実施例12.図35はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0283】図35において、25はシステム状態検出
手段14からシステムの状態変化の通知があった時刻よ
りシステムの状態変化の時間を算出してその状態変化の
回数を計測する時間回数計測手段である。
【0284】Tautoは図2と同一である。
【0285】また、Toffは図3と同一である。
【0286】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例3で連続して自動オフされた連続回数が多い場合に、
ユーザが自分で電源を切らないことが多いと判断できる
ため、疑似的にユーザの電源オフの回数を増やすことに
より、自動オフ時間を短くして電力消費を抑えるもので
ある。
【0287】以下に実施例12の動作を具体的に説明す
る。図36は電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになったときの処理を示すフローチャートである。図
36を用いて電子計算機システム1の電源がオンからオ
フになった(s78)ときの動作の説明をする。
【0288】図7のステップs10、図16のステップ
s331と同一の処理を行う。
【0289】時間回数計測手段22で手動オフならば、
図16のステップs302と同一の処理を行う。自動オ
フならば図34のステップs75と同一の処理を行う。
Nauto回連続ならば手動オフの場合と同一の図16
のステップs302の処理を行い、連続でなければ図1
6のステップs303と同一の処理を行う。
【0290】その後、どちらの処理の場合でも図16の
ステップs304とステップs305またはステップs
306と同一の処理を行い、続いて、図6のステップs
7と同一の処理を行い、処理を終了する(s79)。
【0291】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0292】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0293】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0294】この実施例によれば、使用者が常に電源を
切らない場合にも消費電力の浪費を防いで機器をより長
く使用することができるという効果を奏する。
【0295】実施例13.図37はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0296】図37において、26はシステム状態検出
手段2からシステムの状態変化の通知があった時刻より
システムが使用されていない時間を算出してその時間の
統計を得る未使用時間算出手段である。
【0297】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0298】また、Toffは図3と同一である。
【0299】また、統計7、統計8は図4と同一であ
る。
【0300】また、統計9は図5と同一である。
【0301】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で統計の標本となる時間間隔を小さくしてから統計
に追加することにより、ユーザが電源を切らないことが
続いた場合等に、自動オフ時間を小さくして省電力を図
るものである。
【0302】以下に実施例13の動作を個別的に説明す
る。図38は電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになったときの処理を示すフローチャートである。図
38を用いて電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになった(s84)ときの動作の説明をする。
【0303】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0304】未使用時間算出手段26では図6のステッ
プs4と同一の処理を行い、Tcontを算出してRr
educeを掛けて小さくしてから統計に追加する(s
85)。
【0305】その後、図6のステップs6、ステップs
7と同一の処理を行い、処理を終了する(s86)。
【0306】図39は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図39を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s87)ときの動作の説明をす
る。
【0307】図7のステップs10、図16のステップ
s331と同一の処理を行う。
【0308】未使用時間算出手段26では手動オフなら
ばToffにRreduce(<1)を掛けて小さくし
て統計に追加する(s85)。自動オフならば図34の
ステップs76と同一の処理を行う。
【0309】その後、どちらの場合でも図6のステップ
s6、ステップs7と同一の処理を行い、処理を終了す
る(s88)。
【0310】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0311】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0312】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0313】この発明によれば、使用者が常に電源を切
らない場合にも消費電力の浪費を防いで機器をより長く
使用することができるという効果を奏する。
【0314】実施例14.図40はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0315】図40において、27はシステム状態検出
手段2からシステムの状態変化の通知があった時刻より
システムが使用されていない時間を算出してその時間の
統計を得る未使用時間算出手段、28は未使用時間算出
手段27で得られた未使用時間の統計より電子計算機シ
ステム1を未使用中にその電源をオフするまでの時間を
決定する電源オフ時間決定手段、29はユーザからのユ
ーザの変更入力を受付け、その情報を電源オフ決定手段
28に通知するユーザ入力手段である。
【0316】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0317】また、Toffは図3と同一である。
【0318】図41はユーザ毎にToffとTcont
を合計した統計の例である。横軸は標本値(時間)で縦
軸は標本の個数である。304−(i)はそれぞれユー
ザUiのToff−iとTcont−iの標本を合計し
た統計であり、これはi={1,2,3}の時の図であ
る。
【0319】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1でユーザ毎に時間間隔の統計を取り、ユーザ毎に自
動オフ時間を決定することにより、ユーザの使い方に応
じた制御を行うものである。
【0320】以下に実施例14の動作を具体的に説明す
る。図42はユーザの変更があったときの処理を示すフ
ローチャートである。図42を用いてユーザの変更があ
った(s89)ときの動作の説明をする。
【0321】ユーザ入力手段29でユーザからのユーザ
Uiへの変更入力を受付けて(s90)、そのユーザU
iを電源オフ時間決定手段28に通知する(s91)。
【0322】電源オフ時間決定手段28ではユーザUi
が以前に登録されているかを判断する(s92)。登録
されていれば、統計304−(i)で時間の小さい方か
ら標本の個数の累計が割合Rautoとなる時間Tau
to1−iを求める(s93)。次に、Tauto1−
iを時間通知手段5にTautoとして設定し(s9
4)。処理を終了する(s98)。ステップs92で登
録されていなければ、ユーザUiを登録し(s95)、
ユーザUiの統計を初期化する(s96)。適当な初期
値Tauto0を幾つか標本として初期化すれば以後の
ステップs93の処理で安定したTauto1−iが算
出できる。次に、Tauto0を初期値として時間通知
手段5にTautoとして設定し(s97)、処理を終
了する(s98)。
【0323】また、図43は電子計算機システム1の電
源がオフからオンになったときの処理を示すフローチャ
ートである。図43を用いて電子計算機システム1の電
源がオフからオンになった(s99)ときの動作の説明
をする。
【0324】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0325】未使用時間算出手段27で図6のステップ
s4と同一の処理を行い、Tcontを算出してユーザ
Uiのときは標本として統計304−(i)に追加する
(s100)。
【0326】図42のステップs93、ステップs94
と同一の処理を行い、処理を終了する(s101)。
【0327】また、図44は電子計算機システム1の電
源がオンからオフになったときの処理を示すフローチャ
ートである。図44を用いて電子計算機システム1の電
源がオンからオフになった(s102)ときの動作の説
明をする。
【0328】まず、図7のステップs10、ステップs
11と同一の処理を行う。
【0329】未使用時間算出手段27で、Toffを算
出して標本としてユーザUiのときは統計304−
(i)に追加する(s103)。
【0330】次に、図42のステップs93、ステップ
s94と同一の処理を行い、処理を終了する(s10
4)。
【0331】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0332】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0333】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0334】この実施例によれば、機器の使用者が代わ
っても使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器
をより長く使用することができるという効果を奏する。
【0335】実施例15.図45はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0336】図45において、30は電子計算機システ
ム1の状態を検出するシステム状態検出手段、31はシ
ステム状態検出手段30からシステムの状態変化の通知
があった時刻よりシステムが使用されていない時間を算
出してその時間の統計を得る未使用時間算出手段、32
は未使用時間算出手段31で得られた未使用時間の統計
より電子計算機システム1を未使用中にその電源をオフ
するまでの時間を決定する電源オフ時間決定手段であ
る。
【0337】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0338】また、Toffは図3と同一である。
【0339】図46はユーザ毎でToffとTcont
を合計した統計の例である。横軸は標本値(時間)で縦
軸は標本の個数である。33−(j)はそれぞれ機能F
jのToff−jとTcont−jの標本を合計した統
計であり、これはj={1,2,3}の時の図である。
【0340】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で電源オフ時に使用していた機能毎に統計を取り、
その機能毎に自動オフ時間を決定することにより、その
機能の使用状況に適した電源制御を行うものである。
【0341】以下に実施例15の動作を具体的に説明す
る。図47は機能の変更があったときの処理を示すフロ
ーチャートである。図47を用いて機能の変更があった
(s105)ときの動作の説明をする。
【0342】システム状態検出手段30で電子計算機シ
ステムの機能がFjに変更されたことを検出して(s1
06)、その機能Fjを未使用時間算出手段31と電源
オフ時間決定手段32に通知する(s107)。
【0343】電源オフ時間決定手段32では機能Fjが
以前に登録されているかを判断する(s108)。登録
されていれば、統計33−(j)で時間の小さい方から
標本の個数の累計が割合Rautoとなる時間Taut
o1−jを求める(s109)。次に、Tauto1−
jを時間通知手段5にTautoとして設定し(s11
0)、処理を終了する(s113)。ステップs108
で登録されていなければ、機能Fjを登録し(s11
1)、機能Fjの統計を初期化する(s112)。適当
な初期値Tauto0を幾つか標本として初期化すれば
以後のステップs109の処理で安定したTauto1
−jが算出できる。次に、Tauto0を初期値として
時間通知手段5にTautoとして設定し(s97)、
処理を終了する(s113)。
【0344】図48は電子計算機システム1の電源がオ
フからオンになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図48を用いて電子計算機システム1の電源がオ
フからオンになった(s114)ときの動作の説明をす
る。
【0345】図6のステップs2、ステップs3と同一
の処理を行う。
【0346】未使用時間算出手段31で図6のステップ
s4と同一の処理を行い、Tcontを算出して機能F
jのときは標本として統計33−(j)に追加する(s
115)。
【0347】図47のステップs109、ステップs1
10と同一の処理を行い、処理を終了する(s11
6)。
【0348】図49は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図49を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s117)ときの動作の説明をす
る。
【0349】図7のステップs10、ステップs11と
同一の処理を行う。
【0350】未使用時間算出手段31で、Toffを算
出して機能Fjのときは標本として統計33−(j)に
追加する(s118)。
【0351】次に、図47のステップs109、ステッ
プs110と同一の処理を行い、処理を終了する(s1
19)。
【0352】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0353】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0354】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0355】この実施例によれば、電子計算機システム
1の各機能の使い方に応じた制御を行うことができると
いう効果を奏する。
【0356】実施例16.図50はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図である。
【0357】図50において、34は電力制御の対象と
なる複数の装置を持つ電子計算機システム、35は電子
計算機システム34の状態を検出するシステム状態検出
手段、36はシステム状態検出手段35からシステムの
状態変化の通知があった時刻よりシステムの装置が使用
されていない時間を算出してその時間の統計を得る未使
用時間算出手段、37は未使用時間算出手段36で得ら
れた未使用時間の統計より電子計算機システム34を未
使用中にその電源をオフするまでの時間を決定する電源
オフ時間決定手段、38は電源オフ時間決定手段37で
決定した時間をカウントするために装置と同数のタイマ
ーを保有した時間通知手段、39は時間通知手段38よ
り通知があったときに電子計算機システム34のある装
置の電源をオフにするシステム制御手段である。
【0358】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0359】また、Toffは図3と同一である。
【0360】図51は電子計算機システム34の装置毎
にToffとTcontを合計した統計の例である。横
軸は標本値(時間)で縦軸は標本の個数である。40−
(k)はそれぞれ装置kのToffとTcontの標本
を合計した統計であり、これはk={1,2,3}の時
の図である。
【0361】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で複数の装置を持つ電子計算機システムの装置毎に
時間間隔の統計を取り、各装置の自動オフ時間を決定す
ることにより、各装置の電源制御を行うものである。
【0362】以下に実施例16の動作を具体的に説明す
る。図52は電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになったときの処理を示すフローチャートである。図
52を用いて電子計算機システム1の電源がオフからオ
ンになった(s120)ときの動作の説明をする。
【0363】まず、システム状態検出手段35で電子計
算機システム34の装置kの電源がオフからオンになっ
たことを検出する(s121)。次に、システム状態検
出手段35は直前に装置kの電源がオフからオンになっ
た時に、それがシステム制御手段39により自動オフさ
れたのかユーザにより手動オフされたのかを記憶してい
る。それが手動オフならば処理を終了し、自動オフなら
ば今回の装置kがオンになった時刻を未使用時間算出手
段36に通知する(s122)。
【0364】未使用時間算出手段36で装置kのTdo
wnであるTdown−kとTwaitを比較し、それ
がTwait以上ならば処理を終了する(s123)。
そうでなければ、装置kのTcontであるTcont
−kを算出して標本として統計40−(k)に追加する
(s124)。
【0365】電源オフ時間決定手段37で図51に示す
ように統計40−(k)で時間の小さい方から標本の個
数の累計が割合Rautoとなる装置kのTautoで
あり、時間Tauto1−kを求める(s125)。求
めたTauto1−kを時間通知手段にTauto−k
として設定し(s126)、処理を終了する(s12
7)。
【0366】図53は電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図53を用いて電子計算機システム1の電源がオ
ンからオフになった(s128)ときの動作の説明をす
る。
【0367】システム状態検出手段35で電子計算機シ
ステム34の装置kの電源がオンからオフになったこと
を検出する(s129)。この電源オフがシステム制御
手段39による自動オフならば処理を終了し、ユーザに
よる手動オフならば装置kがオフになった時刻を未使用
時間算出手段36に通知する(s130)。
【0368】未使用時間算出手段3で装置kのToff
であるToff−kを算出して統計40−(k)に追加
する(s131)。
【0369】その後、図52におけるステップs125
とステップs126と同一の処理を行い、処理を終了す
る(s132)。
【0370】図54は装置kが処理中から処理が終了し
て処理待ちになったときの処理を示すフローチャートで
ある。図54を用いて装置kが処理中から処理が終了し
て処理待ちになった(s317)ときの動作の説明をす
る。
【0371】システム状態検出手段35で装置kが処理
中から処理待ちになったことを検出する(s318)。
装置kが「処理待ち」になったことを時間通知手段38
に通知する(s319)。
【0372】時間通知手段38では装置kの「処理待
ち」の通知を受け取ったら、設定されているTauto
−kのカウントダウンを始めから開始し(s320)、
処理を終了する(s321)。
【0373】また、図78は装置kが処理待ちから処理
が始まって処理中になったときの処理を示すフローチャ
ートである。図78を用いて装置kが処理待ちから処理
が始まって処理中になった(s322)ときの動作の説
明をする。
【0374】システム状態検出手段35で装置kが処理
待ちから処理中になったことを検出する(s323)。
装置kが「処理中」になったことを時間通知手段38に
通知する(s324)。
【0375】時間通知手段38では装置kの「処理中」
の通知を受け取ったら、Tauto−kのカウントダウ
ンを中止し(s325)、処理を終了する(s32
6)。
【0376】図79は時間通知手段38でTauto−
kが経過したときの処理を示すフローチャートである。
図79を用いて時間通知手段38でTauto−kが経
過した(s327)ときの動作の説明をする。
【0377】時間通知手段38ではTauto−kが経
過したことをシステム制御手段39に通知する(s32
8)。
【0378】システム制御手段39では通知を受け取っ
たら電子計算機システム34の装置kを電源オフにして
(s329)、処理を終了する(s330)。
【0379】この実施例によれば、電子計算機システム
1を構成する装置毎に使用状況に適した消費電力の低減
を実現して機器をより長く使用することができるという
効果を奏する。
【0380】実施例17.図55はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0381】図55において、41は電力制御の対象と
なる起動時に大きな電力を消費する電子計算機システ
ム、42は未使用時間算出手段で得られた未使用時間の
統計より電子計算機システムを未使用中にその電源をオ
フするまでの時間を決定する電源オフ時間決定手段であ
る。
【0382】また、図56は電子計算機システムの消費
電力の時間変化を示した図である。横軸は電子計算機シ
ステムを起動後に経過した時間で縦軸は各時点での電子
計算機システムの消費電力を表す。43は電子計算機シ
ステムを電源オフから電源オンにした直後からの時間経
過による消費電力である。このとき、Pidleは電子
計算機システムが処理待ち状態になったときの定常的な
消費電力である。また、ΔWonを図のΔP1とΔP2
の差として定める。すなわち、ΔWon=ΔP2−ΔP
1であり、電源オン時にPidleに比べて余計に消費
する電力量となる。但し、ΔWon>0とする。
【0383】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0384】また、Toffは図3と同一である。
【0385】図57はToffとTcontの統計の例
である。横軸は標本値(時間)で縦軸は標本の個数であ
る。46はToffを標本とした統計であり、47はT
contを標本とした統計である。
【0386】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1で起動時に消費電力が増加する場合に、得られた統
計からその起動時の消費電力の増加を考慮して、電力の
消費が最小となる自動オフ時間を求めるものである。
【0387】以下に実施例17の動作を具体的に説明す
る。図58は電子計算機システム41のオフからオンに
なったときの処理を示すフローチャートである。図58
を用いて電子計算機システム41のオフからオンになっ
た(s138)ときの動作の説明をする。
【0388】図6のステップs2からステップs5と同
一の処理を行う。
【0389】電源オフ時間決定手段42で、電子計算機
システム41は今後の処理でToffの分布が統計46
に、Tcontの分布が統計47に従うと仮定したとき
に、消費電力43を考慮して時間Tauto1を求める
(s139)。Tauto1を大きくすると処理待ち状
態の定常的な電力の消費が大きくなり、Tauto1を
小さくすると処理待ち状態の定常的な電力の消費は小さ
くなるが、Tcontが増えて頻繁に電源オンを行うこ
とになりΔWonの電力量の消費が増加する。そこで、
ToffとTcontの分布より適当な方法で消費電力
量が最も小さくなるようにTauto1を求める。
【0390】次に、図6のステップs7と同一の処理を
行い、処理を終了する(s140)。
【0391】図59は電子計算機システム41のオンか
らオフになったときの処理を示すフローチャートであ
る。図59を用いて電子計算機システム41のオンから
オフになった(s141)ときの動作の説明をする。
【0392】図7のステップs10からステップs12
と同一の処理を行う。
【0393】図58のステップs139と同一の処理を
行い、次に、図6のステップs7と同一の処理を行い、
処理を終了する(s142)。
【0394】また、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0395】処理待ちから処理中になった(s19)と
きの動作は図9と同一である。
【0396】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0397】この実施例によれば、電子計算機システム
1の電源投入時の消費電力が動作中の平均的な消費電力
より大きい場合にも、電子計算機システム1の使用者に
よる使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器を
より長く使用することができるという効果を奏する。
【0398】実施例18.図60はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0399】図60において、48は電力制御の対象と
なる消耗性の電池を電源としている電子計算機システ
ム、49は電子計算機システム48の状態を検出するシ
ステム状態検出手段、50は未使用時間算出手段3で得
られた未使用時間の統計より電子計算機システム48を
未使用中にその電源をオフするまでの時間を決定する電
源オフ時間決定手段である。
【0400】Tauto、Tcont、Tdown、T
waitは図2と同一である。
【0401】また、Toffは図3と同一である。
【0402】また、統計7、統計8は図4と同一であ
る。
【0403】また、統計9は図5と同一である。
【0404】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例1でシステムの残り電力量が少なくなった時に、算出
した自動オフ時間を小さくして、電源再投入の手間を増
やしても電力の消費を抑えるものである。
【0405】以下に実施例18の動作を具体的に説明す
る。図61は電子計算機システム48を駆動している消
耗性電池の残り電力量が少なくなったときの処理を示す
フローチャートである。図61を用いて電子計算機シス
テム48を駆動している消耗性電池の残り電力量が少な
くなった(s143)ときの動作の説明をする。
【0406】システム状態検出手段49で電子計算機シ
ステム48を駆動する消耗性電池の残り電力量が少なく
なったことを検出する(s144)。次に、電源オフ時
間決定手段50に残り電力量が少なくなったことを通知
する(s145)。
【0407】電源オフ時間決定手段50で図6のステッ
プs6と同一の処理を行い、算出したTauto1にR
power(<1)を掛けて小さくする(s146)。
次に、図6のステップs7と同一の処理を行い、処理を
終了する(s147)。
【0408】図62は電子計算機システム48を駆動し
ている消耗性電池の残り電力量が回復したときの処理を
示すフローチャートである。図62を用いて電子計算機
システム48を駆動している消耗性電池の残り電力量が
回復した(s148)ときの動作の説明をする。
【0409】システム状態検出手段49で電子計算機シ
ステム48を駆動している消耗性電池の残り電力量が回
復したことを検出する(s149)。次に、電源オフ時
間決定手段50に残り電力量が回復したことを通知する
(s150)。
【0410】図6のステップs6、ステップs7と同一
の処理を行い、処理を終了する(s151)。
【0411】図63は電子計算機システム48のオフか
らオンになったときの処理を示すフローチャートであ
る。図63を用いて電子計算機システム48のオフから
オンになった(s152)ときの動作の説明をする。
【0412】図6のステップs2からステップs5と同
一の処理を行う。
【0413】電源オフ時間決定手段50で図6のステッ
プs6と同一の処理を行い、次に、電子計算機システム
18の消耗性電池の残り電力量が少ないか否かを判定す
る(s153)。残り電力量が少ないならば図61のス
テップs146と同一の処理を行う。その後、残り電力
量が多い場合と共に図6のステップs7と同一の処理を
行い、処理を終了する(s154)。
【0414】図64は電子計算機システム48のオンか
らオフになったときの処理を示すフローチャートであ
る。図64を用いて電子計算機システム48のオンから
オフになった(s155)ときの動作の説明をする。
【0415】図7のステップs10からステップs12
と同一の処理を行う。
【0416】電源オフ時間決定手段50で図6のステッ
プs6と同一の処理を行い、次に、図63のステップs
153と同一の処理を行う。残り電力量が少ないならば
図61のステップs146と同一の処理を行う。その
後、残り電力量が多い場合と共に図6のステップs7と
同一の処理を行い、処理を終了する(s156)。
【0417】又、処理中から処理待ちになった(s1
4)ときの動作は図8と同一である。
【0418】又、処理待ちから処理中になった(s1
9)ときの動作は図9と同一である。
【0419】又、処理待ちの時間がTauto以上を経
過した(s24)ときの動作は図10と同一である。
【0420】この実施例によれば、電子計算機システム
1の電源の残量が不足している時に、消費電力の更なる
低減を実現して機器をより長く使用することができると
共に、電源の残量が不足したことを使用者に伝えること
ができるという効果を奏する。
【0421】実施例19.図65はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図である。
【0422】図65において、51は消耗性電池を電源
とし消費電力の異なる複数の機能を有する電力制御の対
象となる電子計算機システム、52は電子計算機システ
ム51の状態を検出するシステム状態検出手段、53は
電力の残量と各機能の消費電力から各機能の使用可能時
間を求める使用可能時間算出手段、54は各機能の使用
可能時間により機能の使用を禁止する使用禁止判定手段
である。
【0423】次に動作の説明を行う。この実施例は定期
的に電力の残量と各機能の消費電力を測定して機能毎に
使用可能時間を求め、その機能を有効に使用できるか否
かを判定する基準と比較して使用禁止を決定し、その機
能で無駄に電力を浪費することを防ぐものである。
【0424】以下に実施例19の動作を個別的に説明す
る。図66は定期的な割り込み処理が発生したときの処
理を示すフローチャートである。図66を用いて定期的
な割り込み処理が発生した(s157)ときの動作の説
明をする。
【0425】システム状態検出手段52で電子計算機シ
ステム51の消耗性電池の電力の残量を検出し使用可能
時間算出手段53に通知する(s158)。次に、各機
能の消費電力を測定して、その各値を使用可能時間算出
手段53に通知する(s159)。機能使用中に消費電
力が変化する場合は平均値を用いることが望ましい。
【0426】使用可能時間算出手段53では電力の残量
とテーブルに保存されている各機能の消費電力から各機
能の使用可能時間を求める(s160)。これは電力の
残量を消費電力で除算して求めれば良い。
【0427】使用禁止判定手段54では変数m(mはそ
れぞれの機能に与えられた番号を示す)を1に設定する
(s161)。機能mが既に使用禁止になっているか否
かを判定する(s162)。使用禁止ならば、後述する
ステップs165の処理に移る。使用可能ならば、機能
mの使用可能時間と予め設定されている機能mを有効に
使用するために最低限必要な使用時間である使用可能限
界時間を比較する(s163)。使用可能時間が使用可
能限界時間以上ならば後述するステップs165の処理
に移る。使用可能時間が使用可能限界時間より小さいな
らば、機能mの使用を禁止して電子計算機システム51
に機能mの使用禁止を通知する(s164)。それか
ら、次の機能の判定をするためにmに1を足し(s16
5)、まだ機能mが存在するかを判定する(s16
6)。次の機能が存在していれば前述のステップs16
2の処理に移る。存在していなければ処理を終了する
(s167)。
【0428】この実施例によれば、電子計算機システム
1の電源の電力量が不足した場合に、電子計算機システ
ム1を構成する各機能の内の特定の機能を使用禁止にす
ることによりその機能を誤って使用して電力を浪費する
ことを防ぎ、それ以外の機能にその電力を利用すること
を保障することができるという効果を奏する。
【0429】実施例20.図67はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図65と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
【0430】図67において、55は電子計算機システ
ム51の状態を検出するシステム状態検出手段である。
【0431】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例19で使用している機能が変更された時点でその機能
の消費電力を得て保存し、定期的に電力の残量と保存さ
れている各機能の消費電力から機能毎に使用可能時間を
求めるものである。(定期的に各機能の消費電力を測定
する必要が無くなり、各機能の消費電力を測定する処理
の回数が少なくなる。)
【0432】以下に実施例20の動作を個別的に説明す
る。図68は機能が機能mに変更されたときの処理を示
すフローチャートである。図68を用いて機能が機能m
に変更された(s168)ときの動作の説明をする。
【0433】システム状態検出手段55では電子計算機
システム51の機能が機能mに変更されたことを検出す
る(s169)。電子計算機システム51の消耗性電池
の電力の残量を検出し使用可能時間算出手段53に通知
して(s170)、処理を終了する(s171)。
【0434】図69は定期的な割り込み処理が発生した
ときの処理を示すフローチャートである。図69を用い
て定期的な割り込み処理が発生した(s172)ときの
動作の説明をする。
【0435】システム状態検出手段55で図66のステ
ップs158と同一の処理を行う。
【0436】それから、図66のステップs160から
ステップs166と同一の処理を行い、処理を終了する
(s173)。
【0437】実施例19では定期的に各機能の消費電力
を測定する必要があるが、この実施例によれば定期的に
測定する必要が無くなるため処理速度の高速化が図れる
という効果を奏する。
【0438】実施例21.図70はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図65と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
【0439】図70において、51は56は各機能の使
用可能時間により機能の使用を禁止する使用禁止判定手
段である。57は使用禁止判定手段56が判定した機能
の使用禁止を使用者に通知して、その使用禁止の承認を
える機能使用禁止承認入力手段である。
【0440】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例19で機能の使用禁止を決定した時に、その機能を実
際に使用禁止にするか否かの判断をユーザに求めて承認
を得ることでユーザが必要な機能を使用禁止にしてしま
うことを防ぐものである。
【0441】以下に実施例21の動作を個別的に説明す
る。図71は定期的な割り込み処理が発生したときの処
理を示すフローチャートである。図71を用いて定期的
な割り込み処理が発生した(s174)ときの動作の説
明をする。
【0442】図66のステップs158からステップs
160と同一の処理を行う。
【0443】使用禁止判定手段56で図66のステップ
s161からステップs163と同一の処理を行う。
【0444】使用可能時間が使用可能限界時間より小さ
いならば、機能使用禁止承認入力手段57で使用者に機
能mの使用禁止を通知して、その機能mの使用禁止の承
認を促し、使用者の入力を受付ける(s175)。
【0445】使用者が使用禁止を否認したら後述のステ
ップs165の処理に移る。使用禁止を承認したら、使
用禁止判定手段56で図66のステップs164と同一
の処理を行う。次に、図66のステップs165、ステ
ップs166と同一の処理を行い、処理を終了する(s
176)。
【0446】この実施例によれば、電力の残量が少ない
場合に、使用禁止を自動で決められた機能でも、僅かな
時間で仕掛中の仕事を終了したいと欲する場合などユー
ザがどうしても必要とする場合があり、必要な間は使用
できることが必要である。このような場合に、自動的に
された使用禁止の判断よりも使用者の判断を優先させる
ことにより使用者の使い勝手が向上するという効果を奏
する。
【0447】実施例22.図72はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図65または図70と同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0448】図72において、58は各機能の使用可能
時間により機能の使用を禁止する使用禁止判定手段であ
る。
【0449】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例21でユーザから或る機能の使用禁止の承認を得た時
に、その機能の使用可能時間をその機能を有効に使用で
きるか否かを判定する基準とすることにより以降の使用
禁止の判定をよりユーザの要求に即したものとするもの
である。
【0450】以下に実施例22の動作を具体的に説明す
る。図73は定期的な割り込み処理が発生したときの処
理を示すフローチャートである。図73を用いて定期的
な割り込み処理が発生した(s177)ときの動作の説
明をする。
【0451】図66のステップs158からステップs
163と同一の処理を行う。
【0452】図71のステップs175と同一の処理を
行う。
【0453】承認されれば、使用禁止判定手段58で機
能mの使用可能限界時間をその時点での機能mの使用可
能時間に変更する(s178)。次に、図66のステッ
プs164からステップs166と同一の処理を行い、
処理を終了する(s179)。
【0454】この実施例によれば、自動的にされた使用
禁止の判断を使用者の判断に合わせて訂正することによ
り使用者の使い勝手が向上するという効果を奏する。
【0455】実施例23.図74はこの発明の別の実施
例を示す電子計算機システム1の電力を制御する電力制
御装置の構成図であり、図中、図65と同一符号は同一
又は相当部分を示す。
【0456】同図において、59は消耗性電池を電源と
し消費電力の異なる複数の機能を有し電力制御可能な複
数の装置を有する電力制御の対象となる電子計算機シス
テム、60は各機能の使用可能時間により機能の使用を
禁止する使用禁止判定手段、61は使用禁止判定手段6
0よりある機能の使用禁止の通知があったときに電子計
算機システム59で不必要となる装置の電源をオフにす
るシステム制御手段である。
【0457】次に動作の説明を行う。この実施例は実施
例19である機能の使用禁止を決定したことにより不必
要となる装置の電源をオフすることにより電力の消費を
抑えるものである。
【0458】以下に実施例23の動作を具体的に説明す
る。図75は定期的な割り込み処理が発生したときの処
理を示すフローチャートである。図75を用いて定期的
な割り込み処理が発生した(s180)ときの動作の説
明をする。
【0459】図66のステップs158からステップs
160と同一の処理を行う。
【0460】使用禁止判定手段60では図66のステッ
プs161からステップs163と同一の処理を行う。
次に、使用可能時間が使用可能限界時間より小さいなら
ば、機能mの使用禁止を電子計算機システム59とシス
テム制御手段61に通知する(s181)。
【0461】システム制御手段61では通知を受けた機
能mを使用禁止にすることにより、今までに禁止された
機能も考慮して、不必要となる装置を選び出す(s18
2)。選び出した不必要な電子計算機システム59の装
置の電源をオフにする(s183)。
【0462】その後、使用禁止判定手段60で図66の
ステップs165、ステップs166と同一の処理を行
う。次に、処理を終了する(s184)。
【0463】この実施例によれば、電子計算機システム
1の電源の電力量が不足した場合に、特定の機能を使用
禁止にして関連する装置を停止することにより機器の消
費電力の低減を実現して、使用可能な機能をより長く使
用することができるという効果を奏する。
【0464】
【発明の効果】第1の発明によれば、使用者または自動
によって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を
検出する状態検出手段と、前記機器の処理が終了してか
ら使用者が前記機器の駆動停止を指示するまでの駆動停
止指示時間間隔と、前記機器の処理が終了してから自動
的に駆動が停止した後に使用者が前記機器の駆動開始を
指示するまでの駆動開始指示時間間隔を計測する計測手
段と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停
止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指
示時間間隔と前記駆動開始指示時間間隔とに基づいて決
定する決定手段と、前記機器の処理が終了してから再び
処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、この処
理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したこ
とを通知する時間通知手段と、前記通知に基づき前記機
器の駆動を停止する停止手段とを具備するので、機器の
使用者による使用状況に適した消費電力の低減を実現し
て機器をより長く使用することができるという効果を奏
する。
【0465】第2の発明によれば、決定手段は駆動停止
指示時間間隔と駆動開始指示時間間隔の統計による時間
の平均値に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定するの
で、高速処理が可能であり、記憶容量の削減を図ること
ができるという効果を奏する。
【0466】第3の発明によれば、使用者または自動に
よって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を検
出する状態検出手段と、前期機器の処理が終了した後使
用者が前期機器の駆動停止を指示する駆動停止指示回数
と、前期機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止す
る自動駆動停止回数とを計測する計測手段と、前記機器
の処理が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの
自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自
動駆動停止回数とに基づいて決定する決定手段と、前記
機器の処理が終了してから再び処理が開始されるまでの
処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆
動停止時間間隔以上経過したことを通知する時間通知手
段と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する停止
手段とを具備するので、機器の使用者による使用状況に
適した消費電力の低減を実現して機器をより長く使用す
ることができるという効果を奏する。
【0467】第4の発明によれば、決定手段は駆動停止
指示回数と自動駆動停止回数との比に基づいて自動駆動
停止時間間隔を決定するので、機器の使用者による使用
状況に適した消費電力の低減を実現して機器をより長く
使用することができるという効果を奏する。
【0468】第5の発明によれば、使用者または自動に
よって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を検
出する状態検出手段と、前期機器の処理が終了した後使
用者が前期機器の駆動停止を指示するまでの駆動停止指
示時間間隔と、前期機器の処理が終了した後自動的に駆
動が停止する自動駆動停止の連続回数とを計測する計測
手段と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を
停止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止
指示時間間隔と前記自動駆動停止の連続回数とに基づい
て決定する決定手段と、前記機器の処理が終了してから
再び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、こ
の処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過し
たことを通知する時間通知手段と、前記通知に基づき前
記機器の駆動を停止する停止手段とを具備するので、機
器の使用者による使用状況に適した消費電力の低減を実
現して機器をより長く使用することができるという効果
を奏する。
【0469】第6の発明によれば、決定手段は自動駆動
停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示時間間
隔を決定し、この駆動停止指示時間間隔に基づいて自動
駆動停止時間間隔を決定するので、機器の使用者による
使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をより
長く使用することができるという効果を奏する。
【0470】第7の発明によれば、使用者または自動に
よって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を検
出する状態検出手段と、前期機器の処理が終了した後使
用者が前期機器の駆動停止を指示する駆動停止指示回数
と、前期機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止す
る自動駆動停止の連続回数とを計測する計測手段と、前
記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停止させる
までの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示回数と
前記自動駆動停止の連続回数とに基づいて決定する決定
手段と、前記機器の処理が終了してから再び処理が開始
されるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間
が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知す
る時間通知手段と、前記通知に基づき前記機器の駆動を
停止する停止手段とを具備するので、機器の使用者によ
る使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をよ
り長く使用することができるという効果を奏する。
【0471】第8の発明によれば、決定手段は自動駆動
停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示回数を
決定し、この疑似的な駆動停止指示回数と自動駆動停止
回数との比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する
ので、機器の使用者による使用状況に適した消費電力の
低減を実現して機器をより長く使用することができると
いう効果を奏する。
【0472】第9の発明によれば、決定手段は自動駆動
停止時間間隔の制限範囲を備え、決定した前記自動駆動
停止時間間隔が前記制限範囲内であるか否かにより処理
内容を変更するので、機器が処理待ちになってから極端
に短い時間で停止することを防いで使用者の使い勝手を
向上することができると共に、機器が処理待ちのまま極
端に長い時間にわたって動作し続けることを防止して消
費電力の浪費を防いで機器をより長く使用することがで
きるという効果を奏する。
【0473】第10の発明によれば、決定手段は駆動停
止指示時間間隔の制限範囲と駆動開始指示時間間隔の制
限範囲とを備え、計測された駆動停止指示時間間隔が駆
動停止指示時間間隔の制限範囲内であるか否かの条件
と、計測された駆動開始指示時間間隔が前記駆動開始指
示時間間隔の制限範囲内であるか否かの条件とにより処
理内容を変更するので、機器が何らかの原因で短時間内
に駆動と停止を繰り返した時に機器が処理待ちになって
から短時間で停止するようになることを防いで使用者の
使い勝手を向上することができると共に、機器が何らか
の原因で処理待ちのまま極端に長時間にわたって駆動し
た時に機器が処理待ちのまま長時間動作し続けるように
なることを防止して消費電力の浪費を防いで機器をより
長く使用することができるという効果を奏する。
【0474】第11の発明によれば、計測手段は機器の
使用者毎に時間間隔を計測し、決定手段は機器の使用者
を入力する入力手段を備え、前記使用者毎に自動駆動停
止時間間隔を決定するので、機器の使用者が代わっても
使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をより
長く使用することができるという効果を奏する。
【0475】第12の発明によれば、計測手段は機器が
複数の機能を有する場合に、前記機能毎に時間間隔を計
測し、決定手段は前記機能毎に前記自動駆動停止時間間
隔を決定するので、機器の機能が代わっても使用状況に
適した消費電力の低減を実現して機器をより長く使用す
ることができるという効果を奏する。
【0476】第13の発明によれば、計測手段は機器が
複数の装置で構成されている場合に、前記装置毎に前記
時間間隔を計測し、決定手段は前記装置毎に前記自動駆
動停止時間間隔を決定し、通知手段は前記装置毎に前記
装置の処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経
過したことを通知し、停止手段は前記通知に基づいて該
当する前記装置の駆動を停止するので、装置毎に使用状
況に適した消費電力の低減を実現して機器をより長く使
用することができるという効果を奏する。
【0477】第14の発明によれば、決定手段は機器の
電源投入時における過渡的な消費電力が前記機器の処理
待ち中における平均的な消費電力と異なる場合に、前記
機器の消費電力の変化と前記時間間隔に基づいて前記自
動駆動停止時間間隔を決定するので、機器の電源投入時
の消費電力が動作中の平均的な消費電力より大きい場合
にも、機器の使用者による使用状況に適した消費電力の
低減を実現して機器をより長く使用することができると
いう効果を奏する。
【0478】第15の発明によれば、決定手段は機器を
駆動する電源の電力残量と時間間隔に基づいて自動駆動
停止時間間隔を決定するので、機器を駆動する電源の電
力残量が不足している時に、消費電力の更なる低減を実
現して機器をより長く使用することができると共に、電
源の電力残量が不足したことを使用者に伝えることがで
きるという効果を奏する。
【0479】第16の発明によれば、複数の機能を有す
る機器と、電源の電力残量を検出する計測手段と、前記
機器の機能毎の消費電力を得る取得手段と、前記電力残
量と前記消費電力より機能毎の使用可能時間を算出する
算出手段と、前記機能毎に前記使用可能時間に基づいて
該当する機能の使用禁止を判定する決定手段とを具備す
るので、機器の電源の電力量が不足した場合に、特定の
機能を使用禁止にすることでその機能を誤って使用して
電力を浪費することを防ぎ、それ以外の機能にその電力
を利用することを保障することができるという効果を奏
する。
【0480】第17の発明によれば、取得手段は機器の
機能変更時に変更後の機能の消費電力を得て保持する機
能変更手段を備え、算出手段は電源の電力残量と前記機
能変更手段が保持してある前記消費電力より前記機能の
使用可能時間を算出するので、定期的に測定する必要が
無くなるため処理速度の高速化が図れるという効果を奏
する。
【0481】第18の発明によれば、決定手段は使用禁
止の判定をした時点で使用者に通知して承認を得る承認
手段を具備するので、自動的にされた使用禁止の判断よ
りも使用者の判断を優先させることにより使用者の使い
勝手が向上するという効果を奏する。
【0482】第19の発明によれば、決定手段は使用禁
止の承認を得た時点で機能毎に使用禁止を判定する条件
を変更する変更手段を具備するので、自動的にされた使
用禁止の判断を使用者の判断に合わせて訂正することに
より使用者の使い勝手が向上するという効果を奏する。
【0483】第20の発明によれば、機器が複数の装置
で構成されている場合に、使用禁止により不要となる装
置を選出する選出手段と、前記装置の駆動を停止する停
止手段を具備するので、機器の電源の電力量が不足した
場合に、特定の機能を使用禁止にして関連する装置を停
止することで機器の消費電力の低減を実現して、使用可
能な機能をより長く使用することができるという効果を
奏する。
【0484】第21の発明によれば、使用者または自動
によって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を
検出する状態検出工程と、前記機器の処理が終了してか
ら使用者が前記機器の駆動停止を指示するまでの駆動停
止指示時間間隔と、前記機器の処理が終了してから自動
的に駆動が停止した後に使用者が前記機器の駆動開始を
指示するまでの駆動開始指示時間間隔を計測する計測工
程と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停
止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指
示時間間隔と前記駆動開始指示時間間隔とに基づいて決
定する決定工程と、前記機器の処理が終了してから再び
処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、この処
理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したこ
とを通知する時間通知工程と、前記通知に基づき前記機
器の駆動を停止する停止工程とを具備するので、機器の
使用者による使用状況に適した消費電力の低減を実現し
て機器をより長く使用することができるという効果を奏
する。
【0485】第22の発明によれば、決定工程は駆動停
止指示時間間隔と駆動開始指示時間間隔の統計による時
間の平均値に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定する
ので、高速処理が可能であり、記憶容量の削減を図るこ
とができるという効果を奏する。
【0486】第23の発明によれば、使用者または自動
によって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を
検出する状態検出工程と、前期機器の処理が終了した後
使用者が前期機器の駆動停止を指示する駆動停止指示回
数と、前期機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止
する自動駆動停止回数とを計測する計測工程と、前記機
器の処理が終了してから自動的に駆動を停止させるまで
の自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記
自動駆動停止回数とに基づいて決定する決定工程と、前
記機器の処理が終了してから再び処理が開始されるまで
の処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動
駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する時間通知
工程と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する停
止工程とを具備するので、機器の使用者による使用状況
に適した消費電力の低減を実現して機器をより長く使用
することができるという効果を奏する。
【0487】第24の発明によれば、決定工程は駆動停
止指示回数と自動駆動停止回数との比に基づいて自動駆
動停止時間間隔を決定するので、機器の使用者による使
用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をより長
く使用することができるという効果を奏する。
【0488】第25の発明によれば、使用者または自動
によって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を
検出する状態検出工程と、前期機器の処理が終了した後
使用者が前期機器の駆動停止を指示するまでの駆動停止
指示時間間隔と、前期機器の処理が終了した後自動的に
駆動が停止する自動駆動停止の連続回数とを計測する計
測工程と、前記機器の処理が終了してから自動的に駆動
を停止させるまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停
止指示時間間隔と前記自動駆動停止の連続回数とに基づ
いて決定する決定工程と、前記機器の処理が終了してか
ら再び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測し、
この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過
したことを通知する時間通知工程と、前記通知に基づき
前記機器の駆動を停止する停止工程とを具備するので、
機器の使用者による使用状況に適した消費電力の低減を
実現して機器をより長く使用することができるという効
果を奏する。
【0489】第26の発明によれば、決定工程は自動駆
動停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示時間
間隔を決定し、この駆動停止指示時間間隔に基づいて自
動駆動停止時間間隔を決定するので、機器の使用者によ
る使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をよ
り長く使用することができるという効果を奏する。
【0490】第27の発明によれば、使用者または自動
によって駆動制御される機器と、前記機器の駆動状態を
検出する状態検出工程と、前期機器の処理が終了した後
使用者が前期機器の駆動停止を指示する駆動停止指示回
数と、前期機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止
する自動駆動停止の連続回数とを計測する計測工程と、
前記機器の処理が終了してから自動的に駆動を停止させ
るまでの自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示回数
と前記自動駆動停止の連続回数とに基づいて決定する決
定工程と、前記機器の処理が終了してから再び処理が開
始されるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時
間が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知
する時間通知工程と、前記通知に基づき前記機器の駆動
を停止する停止工程とを具備するので、機器の使用者に
よる使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器を
より長く使用することができるという効果を奏する。
【0491】第28の発明によれば、決定工程は自動駆
動停止の連続回数に基づいて疑似的な駆動停止指示回数
を決定し、この疑似的な駆動停止指示回数と自動駆動停
止回数との比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定す
るので、機器の使用者による使用状況に適した消費電力
の低減を実現して機器をより長く使用することができる
という効果を奏する。
【0492】第29の発明によれば、決定工程は自動駆
動停止時間間隔の制限範囲を備え、決定した前記自動駆
動停止時間間隔が前記制限範囲内であるか否かにより処
理内容を変更するので、機器が処理待ちになってから極
端に短い時間で停止することを防いで使用者の使い勝手
を向上することができると共に、機器が処理待ちのまま
極端に長い時間にわたって動作し続けることを防止して
消費電力の浪費を防いで機器をより長く使用することが
できるという効果を奏する。
【0493】第30の発明によれば、決定工程は駆動停
止指示時間間隔の制限範囲と駆動開始指示時間間隔の制
限範囲とを備え、計測された駆動停止指示時間間隔が駆
動停止指示時間間隔の制限範囲内であるか否かの条件
と、計測された駆動開始指示時間間隔が前記駆動開始指
示時間間隔の制限範囲内であるか否かの条件とにより処
理内容を変更するので、機器が何らかの原因で短時間内
に駆動と停止を繰り返した時に機器が処理待ちになって
から短時間で停止するようになることを防いで使用者の
使い勝手を向上することができると共に、機器が何らか
の原因で処理待ちのまま極端に長時間にわたって駆動し
た時に機器が処理待ちのまま長時間動作し続けるように
なることを防止して消費電力の浪費を防いで機器をより
長く使用することができるという効果を奏する。
【0494】第31の発明によれば、計測工程は機器の
使用者毎に時間間隔を計測し、決定工程は機器の使用者
を入力する入力工程を備え、前記使用者毎に自動駆動停
止時間間隔を決定するので、機器の使用者が代わっても
使用状況に適した消費電力の低減を実現して機器をより
長く使用することができるという効果を奏する。
【0495】第32の発明によれば、計測工程は機器が
複数の機能を有する場合に、前記機能毎に時間間隔を計
測し、決定工程は前記機能毎に前記自動駆動停止時間間
隔を決定するので、機器の機能が代わっても使用状況に
適した消費電力の低減を実現して機器をより長く使用す
ることができるという効果を奏する。
【0496】第33の発明によれば、計測工程は機器が
複数の装置で構成されている場合に、前記装置毎に前記
時間間隔を計測し、決定工程は前記装置毎に前記自動駆
動停止時間間隔を決定し、通知工程は前記装置毎に前記
装置の処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上経
過したことを通知し、停止工程は前記通知に基づいて該
当する前記装置の駆動を停止するので、装置毎に使用状
況に適した消費電力の低減を実現して機器をより長く使
用することができるという効果を奏する。
【0497】第34の発明によれば、決定工程は機器の
電源投入時における過渡的な消費電力が前記機器の処理
待ち中における平均的な消費電力と異なる場合に、前記
機器の消費電力の変化と前記時間間隔に基づいて前記自
動駆動停止時間間隔を決定するので、機器の電源投入時
の消費電力が動作中の平均的な消費電力より大きい場合
にも、機器の使用者による使用状況に適した消費電力の
低減を実現して機器をより長く使用することができると
いう効果を奏する。
【0498】第35の発明によれば、決定工程は機器を
駆動する電源の電力残量と時間間隔に基づいて自動駆動
停止時間間隔を決定するので、機器を駆動する電源の電
力残量が不足している時に、消費電力の更なる低減を実
現して機器をより長く使用することができると共に、電
源の電力残量が不足したことを使用者に伝えることがで
きるという効果を奏する。
【0499】第36の発明によれば、複数の機能を有す
る機器と、電源の電力残量を検出する計測工程と、前記
機器の機能毎の消費電力を得る取得工程と、前記電力残
量と前記消費電力より機能毎の使用可能時間を算出する
算出工程と、前記機能毎に前記使用可能時間に基づいて
該当する機能の使用禁止を判定する決定工程とを具備す
るので、機器の電源の電力量が不足した場合に、特定の
機能を使用禁止にすることでその機能を誤って使用して
電力を浪費することを防ぎ、それ以外の機能にその電力
を利用することを保障することができるという効果を奏
する。
【0500】第37の発明によれば、取得工程は機器の
機能変更時に変更後の機能の消費電力を得て保持する機
能変更工程を備え、算出工程は電源の電力残量と前記機
能変更手段が保持してある前記消費電力より前記機能の
使用可能時間を算出するので、定期的に測定する必要が
無くなるため処理速度の高速化が図れるという効果を奏
する。
【0501】第38の発明によれば、決定工程は使用禁
止の判定をした時点で使用者に通知して承認を得る承認
工程を具備するので、自動的にされた使用禁止の判断よ
りも使用者の判断を優先させることにより使用者の使い
勝手が向上するという効果を奏する。
【0502】第39の発明によれば、決定工程は使用禁
止の承認を得た時点で機能毎に使用禁止を判定する条件
を変更する変更工程を具備するので、自動的にされた使
用禁止の判断を使用者の判断に合わせて訂正することに
より使用者の使い勝手が向上するという効果を奏する。
【0503】第40の発明によれば、機器が複数の装置
で構成されている場合に、使用禁止により不要となる装
置を選出する選出工程と、前記装置の駆動を停止する停
止工程を具備するので、機器の電源の電力量が不足した
場合に、特定の機能を使用禁止にして関連する装置を停
止することで機器の消費電力の低減を実現して、使用可
能な機能をより長く使用することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電力制御装置の構成を示した構
成図である。
【図2】 本発明の実施例1における電子計算機システ
ムの状態のタイムチャートである。
【図3】 本発明の実施例1における電子計算機システ
ムの状態のタイムチャートである。
【図4】 本発明の実施例1における統計の例である。
【図5】 本発明の実施例1における統計の例である。
【図6】 本発明の実施例1における発明に係る電力制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施例1における発明に係る電力制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施例1における発明に係る電力制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施例1における発明に係る電力制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施例1における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施例2における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図12】 本発明の実施例2における統計の例であ
る。
【図13】 本発明の実施例2における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の実施例2における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施例3における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図16】 本発明の実施例3における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図17】 本発明の実施例4における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図18】 本発明の実施例4における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図19】 本発明の実施例5における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図20】 本発明の実施例5における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図21】 本発明の実施例5における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図22】 本発明の実施例6における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図23】 本発明の実施例6における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図24】 本発明の実施例7における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図25】 本発明の実施例7における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図26】 本発明の実施例8における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図27】 本発明の実施例8における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図28】 本発明の実施例8における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図29】 本発明の実施例9における発明に係る電力
制御装置の構成図である。
【図30】 本発明の実施例9における発明に係る電力
制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図31】 本発明の実施例10における発明に係る電
力制御装置の構成図である。
【図32】 本発明の実施例10における発明に係る電
力制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図33】 本発明の実施例11における発明に係る電
力制御装置の構成図である。
【図34】 本発明の実施例11における発明に係る電
力制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図35】 本発明の実施例12における発明に係る電
力制御装置の構成図である。
【図36】 本発明の実施例12における発明に係る電
力制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図37】 本発明の実施例13における発明に係る電
力制御装置の構成図である。
【図38】 本発明の実施例13における発明に係る電
力制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図39】 本発明の実施例13における発明に係る電
力制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図40】 本発明の実施例14における電力制御装置
の構成図である。
【図41】 本発明の実施例14における統計の例であ
る。
【図42】 本発明の実施例14における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図43】 本発明の実施例14における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図44】 本発明の実施例14における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図45】 本発明の実施例15における電力制御装置
の構成図である。
【図46】 本発明の実施例15における統計の例であ
る。
【図47】 本発明の実施例15における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図48】 本発明の実施例15における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図49】 本発明の実施例15における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図50】 本発明の実施例16における電力制御装置
の構成図である。
【図51】 本発明の実施例16における統計の例であ
る。
【図52】 本発明の実施例16における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図53】 本発明の実施例16における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図54】 本発明の実施例16における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図55】 本発明の実施例17における電力制御装置
の構成図である。
【図56】 本発明の実施例17における電子計算機シ
ステムの消費電力の時間変化の図である。
【図57】 本発明の実施例17における統計の例であ
る。
【図58】 本発明の実施例17における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図59】 本発明の実施例17における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図60】 本発明の実施例18における電力制御装置
の構成図である。
【図61】 本発明の実施例18における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図62】 本発明の実施例18における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図63】 本発明の実施例18における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図64】 本発明の実施例18における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図65】 本発明の実施例19における電力制御装置
の構成図である。
【図66】 本発明の実施例19における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図67】 本発明の実施例20における電力制御装置
の構成図である。
【図68】 本発明の実施例20における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図69】 本発明の実施例20における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図70】 本発明の実施例21における電力制御装置
の構成図である。
【図71】 本発明の実施例21における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図72】 本発明の実施例22における電力制御装置
の構成図である。
【図73】 本発明の実施例22における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図74】 本発明の実施例23における電力制御装置
の構成図である。
【図75】 本発明の実施例23における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図76】 本発明の実施例4における電力制御装置の
動作を示すフローチャートである。
【図77】 本発明の実施例7における電力制御装置の
動作を示すフローチャートである。
【図78】 本発明の実施例16における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図79】 本発明の実施例16における電力制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【図80】 従来のデータ処理装置の構成図である。
【図81】 従来のデータ処理装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図82】 従来のデータ処理装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電子計算機システム、2 システム状態検出手段、
3 未使用時間算出手段、4 電源オフ時間決定手段、
5 時間通知手段、6 システム制御手段。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者または自動によって駆動制御され
    る機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出手段
    と、前記機器の処理が終了してから使用者が前記機器の
    駆動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、前
    記機器の処理が終了してから自動的に駆動が停止した後
    に使用者が前記機器の駆動開始を指示するまでの駆動開
    始指示時間間隔を計測する計測手段と、前記機器の処理
    が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆
    動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔と前記駆動
    開始指示時間間隔とに基づいて決定する決定手段と、前
    記機器の処理が終了してから再び処理が開始されるまで
    の処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動
    駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する時間通知
    手段と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する停
    止手段とを具備することを特徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 決定手段は駆動停止指示時間間隔と駆動
    開始指示時間間隔の統計による時間の平均値に基づいて
    自動駆動停止時間間隔を決定することを特徴とする請求
    項1記載の電力制御装置。
  3. 【請求項3】 使用者または自動によって駆動制御され
    る機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出手段
    と、前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の駆
    動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の処理
    が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止回数
    とを計測する計測手段と、前記機器の処理が終了してか
    ら自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止時間間
    隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動停止回数とに
    基づいて決定する決定手段と、前記機器の処理が終了し
    てから再び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計測
    し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以上
    経過したことを通知する時間通知手段と、前記通知に基
    づき前記機器の駆動を停止する停止手段とを具備するこ
    とを特徴とする電力制御装置。
  4. 【請求項4】 決定手段は駆動停止指示回数と自動駆動
    停止回数との比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定
    することを特徴とする請求項3記載の電力制御装置。
  5. 【請求項5】 使用者または自動によって駆動制御され
    る機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出手段
    と、前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の駆
    動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、前期
    機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆
    動停止の連続回数とを計測する計測手段と、前記機器の
    処理が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自
    動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔と前記
    自動駆動停止の連続回数とに基づいて決定する決定手段
    と、前記機器の処理が終了してから再び処理が開始され
    るまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前
    記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する時
    間通知手段と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止
    する停止手段とを具備することを特徴とする電力制御装
    置。
  6. 【請求項6】 決定手段は自動駆動停止の連続回数に基
    づいて疑似的な駆動停止指示時間間隔を決定し、この駆
    動停止指示時間間隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を
    決定することを特徴とする請求項5記載の電力制御装
    置。
  7. 【請求項7】 使用者または自動によって駆動制御され
    る機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出手段
    と、前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の駆
    動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の処理
    が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止の連
    続回数とを計測する計測手段と、前記機器の処理が終了
    してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止
    時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動停止の
    連続回数とに基づいて決定する決定手段と、前記機器の
    処理が終了してから再び処理が開始されるまでの処理待
    ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止
    時間間隔以上経過したことを通知する時間通知手段と、
    前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する停止手段と
    を具備することを特徴とする電力制御装置。
  8. 【請求項8】 決定手段は自動駆動停止の連続回数に基
    づいて疑似的な駆動停止指示回数を決定し、この疑似的
    な駆動停止指示回数と自動駆動停止回数との比に基づい
    て自動駆動停止時間間隔を決定することを特徴とする請
    求項7記載の電力制御装置。
  9. 【請求項9】 決定手段は自動駆動停止時間間隔の制限
    範囲を備え、決定した前記自動駆動停止時間間隔が前記
    制限範囲内であるか否かにより処理内容を変更すること
    を特徴とする請求項1〜請求項8記載の電力制御装置。
  10. 【請求項10】 決定手段は駆動停止指示時間間隔の制
    限範囲と駆動開始指示時間間隔の制限範囲とを備え、計
    測された駆動停止指示時間間隔が駆動停止指示時間間隔
    の制限範囲内であるか否かの条件と、計測された駆動開
    始指示時間間隔が前記駆動開始指示時間間隔の制限範囲
    内であるか否かの条件とにより処理内容を変更すること
    を特徴とする請求項1から請求項8記載の電力制御装
    置。
  11. 【請求項11】 計測手段は機器の使用者毎に時間間隔
    を計測し、決定手段は機器の使用者を入力する入力手段
    を備え、前記使用者毎に自動駆動停止時間間隔を決定す
    ることを特徴とする請求項1から請求項10記載の電力
    制御装置。
  12. 【請求項12】 計測手段は機器が複数の機能を有する
    場合に、前記機能毎に時間間隔を計測し、決定手段は前
    記機能毎に前記自動駆動停止時間間隔を決定することを
    特徴とする請求項1から請求項11記載の電力制御装
    置。
  13. 【請求項13】 計測手段は機器が複数の装置で構成さ
    れている場合に、前記装置毎に前記時間間隔を計測し、
    決定手段は前記装置毎に前記自動駆動停止時間間隔を決
    定し、通知手段は前記装置毎に前記装置の処理待ち時間
    が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知
    し、停止手段は前記通知に基づいて該当する前記装置の
    駆動を停止することを特徴とする請求項1から請求項1
    2記載の電力制御装置。
  14. 【請求項14】 決定手段は機器の電源投入時における
    過渡的な消費電力が前記機器の処理待ち中における平均
    的な消費電力と異なる場合に、前記機器の消費電力の変
    化と前記時間間隔に基づいて前記自動駆動停止時間間隔
    を決定することを特徴とする請求項1から請求項13記
    載の電力制御装置。
  15. 【請求項15】 決定手段は機器を駆動する電源の電力
    残量と時間間隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定
    することを特徴とする請求項1から請求項14記載の電
    力制御装置。
  16. 【請求項16】 複数の機能を有する機器と、電源の電
    力残量を検出する計測手段と、前記機器の機能毎の消費
    電力を得る取得手段と、前記電力残量と前記消費電力よ
    り機能毎の使用可能時間を算出する算出手段と、前記機
    能毎に前記使用可能時間に基づいて該当する機能の使用
    禁止を判定する決定手段とを具備することを特徴とする
    電力制御装置。
  17. 【請求項17】 取得手段は機器の機能変更時に変更後
    の機能の消費電力を得て保持する機能変更手段を備え、
    算出手段は電源の電力残量と前記機能変更手段が保持し
    てある前記消費電力より前記機能の使用可能時間を算出
    することを特徴とする請求項16記載の電力制御装置。
  18. 【請求項18】 決定手段は使用禁止の判定をした時点
    で使用者に通知して承認を得る承認手段を具備すること
    を特徴とする請求項16または請求項17記載の電力制
    御装置。
  19. 【請求項19】 決定手段は使用禁止の承認を得た時点
    で機能毎に使用禁止を判定する条件を変更する変更手段
    を具備することを特徴とする請求項18記載の電力制御
    装置。
  20. 【請求項20】 機器が複数の装置で構成されている場
    合に、使用禁止により不要となる装置を選出する選出手
    段と、前記装置の駆動を停止する停止手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項16から請求項19記載の電力制
    御装置。
  21. 【請求項21】 使用者または自動によって駆動制御さ
    れる機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出工
    程と、前記機器の処理が終了してから使用者が前記機器
    の駆動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、
    前記機器の処理が終了してから自動的に駆動が停止した
    後に使用者が前記機器の駆動開始を指示するまでの駆動
    開始指示時間間隔を計測する計測工程と、前記機器の処
    理が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動
    駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔と前記駆
    動開始指示時間間隔とに基づいて決定する決定工程と、
    前記機器の処理が終了してから再び処理が開始されるま
    での処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自
    動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する時間通
    知工程と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する
    停止工程とを具備することを特徴とする電力制御方法。
  22. 【請求項22】 決定工程は駆動停止指示時間間隔と駆
    動開始指示時間間隔の統計による時間の平均値に基づい
    て自動駆動停止時間間隔を決定することを特徴とする請
    求項21記載の電力制御方法。
  23. 【請求項23】 使用者または自動によって駆動制御さ
    れる機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出工
    程と、前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の
    駆動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の処
    理が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止回
    数とを計測する計測工程と、前記機器の処理が終了して
    から自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停止時間
    間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動停止回数と
    に基づいて決定する決定工程と、前記機器の処理が終了
    してから再び処理が開始されるまでの処理待ち時間を計
    測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停止時間間隔以
    上経過したことを通知する時間通知工程と、前記通知に
    基づき前記機器の駆動を停止する停止工程とを具備する
    ことを特徴とする電力制御方法。
  24. 【請求項24】 決定工程は駆動停止指示回数と自動駆
    動停止回数との比に基づいて自動駆動停止時間間隔を決
    定することを特徴とする請求項23記載の電力制御方
    法。
  25. 【請求項25】 使用者または自動によって駆動制御さ
    れる機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出工
    程と、前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の
    駆動停止を指示するまでの駆動停止指示時間間隔と、前
    期機器の処理が終了した後自動的に駆動が停止する自動
    駆動停止の連続回数とを計測する計測工程と、前記機器
    の処理が終了してから自動的に駆動を停止させるまでの
    自動駆動停止時間間隔を前記駆動停止指示時間間隔と前
    記自動駆動停止の連続回数とに基づいて決定する決定工
    程と、前記機器の処理が終了してから再び処理が開始さ
    れるまでの処理待ち時間を計測し、この処理待ち時間が
    前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知する
    時間通知工程と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停
    止する停止工程とを具備することを特徴とする電力制御
    方法。
  26. 【請求項26】 決定工程は自動駆動停止の連続回数に
    基づいて疑似的な駆動停止指示時間間隔を決定し、この
    駆動停止指示時間間隔に基づいて自動駆動停止時間間隔
    を決定することを特徴とする請求項25記載の電力制御
    方法。
  27. 【請求項27】 使用者または自動によって駆動制御さ
    れる機器と、前記機器の駆動状態を検出する状態検出工
    程と、前期機器の処理が終了した後使用者が前期機器の
    駆動停止を指示する駆動停止指示回数と、前期機器の処
    理が終了した後自動的に駆動が停止する自動駆動停止の
    連続回数とを計測する計測工程と、前記機器の処理が終
    了してから自動的に駆動を停止させるまでの自動駆動停
    止時間間隔を前記駆動停止指示回数と前記自動駆動停止
    の連続回数とに基づいて決定する決定工程と、前記機器
    の処理が終了してから再び処理が開始されるまでの処理
    待ち時間を計測し、この処理待ち時間が前記自動駆動停
    止時間間隔以上経過したことを通知する時間通知工程
    と、前記通知に基づき前記機器の駆動を停止する停止工
    程とを具備することを特徴とする電力制御方法。
  28. 【請求項28】 決定工程は自動駆動停止の連続回数に
    基づいて疑似的な駆動停止指示回数を決定し、この疑似
    的な駆動停止指示回数と自動駆動停止回数との比に基づ
    いて自動駆動停止時間間隔を決定することを特徴とする
    請求項27記載の電力制御方法。
  29. 【請求項29】 決定工程は自動駆動停止時間間隔の制
    限範囲を備え、決定した前記自動駆動停止時間間隔が前
    記制限範囲内であるか否かにより処理内容を変更するこ
    とを特徴とする請求項21〜請求項28記載の電力制御
    方法。
  30. 【請求項30】 決定工程は駆動停止指示時間間隔の制
    限範囲と駆動開始指示時間間隔の制限範囲とを備え、計
    測された駆動停止指示時間間隔が駆動停止指示時間間隔
    の制限範囲内であるか否かの条件と、計測された駆動開
    始指示時間間隔が前記駆動開始指示時間間隔の制限範囲
    内であるか否かの条件とにより処理内容を変更すること
    を特徴とする請求項21から請求項28記載の電力制御
    方法。
  31. 【請求項31】 計測工程は機器の使用者毎に時間間隔
    を計測し、決定工程は機器の使用者を入力する入力工程
    を備え、前記使用者毎に自動駆動停止時間間隔を決定す
    ることを特徴とする請求項21から請求項30記載の電
    力制御方法。
  32. 【請求項32】 計測工程は機器が複数の機能を有する
    場合に、前記機能毎に時間間隔を計測し、決定工程は前
    記機能毎に前記自動駆動停止時間間隔を決定することを
    特徴とする請求項21から請求項31記載の電力制御方
    法。
  33. 【請求項33】 計測工程は機器が複数の装置で構成さ
    れている場合に、前記装置毎に前記時間間隔を計測し、
    決定工程は前記装置毎に前記自動駆動停止時間間隔を決
    定し、通知工程は前記装置毎に前記装置の処理待ち時間
    が前記自動駆動停止時間間隔以上経過したことを通知
    し、停止工程は前記通知に基づいて該当する前記装置の
    駆動を停止することを特徴とする請求項21から請求項
    32記載の電力制御方法。
  34. 【請求項34】 決定工程は機器の電源投入時における
    過渡的な消費電力が前記機器の処理待ち中における平均
    的な消費電力と異なる場合に、前記機器の消費電力の変
    化と前記時間間隔に基づいて前記自動駆動停止時間間隔
    を決定することを特徴とする請求項21から請求項33
    記載の電力制御方法。
  35. 【請求項35】 決定工程は機器を駆動する電源の電力
    残量と時間間隔に基づいて自動駆動停止時間間隔を決定
    することを特徴とする請求項21から請求項34記載の
    電力制御方法。
  36. 【請求項36】 複数の機能を有する機器と、電源の電
    力残量を検出する計測工程と、前記機器の機能毎の消費
    電力を得る取得工程と、前記電力残量と前記消費電力よ
    り機能毎の使用可能時間を算出する算出工程と、前記機
    能毎に前記使用可能時間に基づいて該当する機能の使用
    禁止を判定する決定工程とを具備することを特徴とする
    電力制御方法。
  37. 【請求項37】 取得工程は機器の機能変更時に変更後
    の機能の消費電力を得て保持する機能変更工程を備え、
    算出工程は電源の電力残量と前記機能変更手段が保持し
    てある前記消費電力より前記機能の使用可能時間を算出
    することを特徴とする請求項36記載の電力制御方法。
  38. 【請求項38】 決定工程は使用禁止の判定をした時点
    で使用者に通知して承認を得る承認工程を具備すること
    を特徴とする請求項36または請求項37記載の電力制
    御方法。
  39. 【請求項39】 決定工程は使用禁止の承認を得た時点
    で機能毎に使用禁止を判定する条件を変更する変更工程
    を具備することを特徴とする請求項38記載の電力制御
    方法。
  40. 【請求項40】 機器が複数の装置で構成されている場
    合に、使用禁止により不要となる装置を選出する選出工
    程と、前記装置の駆動を停止する停止工程を具備するこ
    とを特徴とする請求項36から請求項39記載の電力制
    御方法。
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