JPH08265435A - テレマーケティングシステム - Google Patents

テレマーケティングシステム

Info

Publication number
JPH08265435A
JPH08265435A JP6652995A JP6652995A JPH08265435A JP H08265435 A JPH08265435 A JP H08265435A JP 6652995 A JP6652995 A JP 6652995A JP 6652995 A JP6652995 A JP 6652995A JP H08265435 A JPH08265435 A JP H08265435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
private branch
customer
branch exchange
terminal
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6652995A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ito
修治 伊藤
Naoyuki Sugiyama
直行 杉山
Keiichi Shimizu
桂一 清水
Keijiro Dobashi
啓次郎 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6652995A priority Critical patent/JPH08265435A/ja
Publication of JPH08265435A publication Critical patent/JPH08265435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレマーケティングシステムで発信業務を行
なう場合、公衆網での通信料金が安くなるように適切な
専用網ル−トを選ぶ。 【構成】 公衆網に接続された複数の構内交換機の内、
顧客との通信料金が安い構内交換機を顧客に関連ずけて
記憶しておくことにより、端末から顧客宛発信する場
合、顧客に関連ずけて記憶している構内交換機経由顧客
に発信する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機と計算機と
の連携による自動発信制御及び着信分配制御機能を持つ
公専接続利用のテレマ−ケティングシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】テレマーケティングとは構内交換機、電
話機、公衆網などの通信装置を用いたマーケティング業
務を総称したもので、導入業者としては、銀行、百貨
店、証券、保険、クレジット、旅行代理、自動車販売、
新聞社などがあり、業務内容としては、セールス、勧
誘、アンケート、リサーチ、督促業務、テレビショッピ
ング、通信販売、チケット予約・紹介、座席予約・紹
介、電話相談、クレーム処理などがある。
【0003】テレマーケティングにおける代表業務とし
て発信業務があり、この業務を制御する電話の自動発信
制御システムとして、構内交換機により予め設定された
ダイヤル情報に従い自動ダイヤルによる自動発信を行
い、構内交換機に接続された電話機のうち受付可能な電
話機に分配接続する方式が知られている。従来の自動発
信制御システムとしては特開平2−26455に記載さ
れているような方式がある。図12は従来の自動発信制
御システムにおける構成図を示したものである。図12
において、51は電話機、52はライン回路(LC)、
53は時分割スイッチ(TDSW)、54は局線トラン
ク(COT)、55は制御回路(CTL)、56は計算
機(HOST)、57はコンピュータ端末(TRM)で
ある。
【0004】計算機56は定期的に複数接続される電話
機51の内1つ以上が発信可能な状態であるかどうかを
制御回路55より検索する。電話機51が発信可能な状
態であれば計算機56より発信先番号が制御回路55へ
送出される。制御回路55では受信した発信先情報によ
り局線トランク54を捕捉して電話局側に発信先番号を
送出した後に、ライン回路52と局線トランク54を時
分割スイッチ53で接続することにより通話路スイッチ
を設定する。通話路スイッチ設定後は電話機51を呼び
出し中状態とし、発信先が応答することにより電話機5
1と発信先が通信中状態となる。各コンピュータ端末5
7は電話機51に固定的に対応しており、計算機56よ
り発信可能な発信先の電話番号、指名などの情報を表示
するものである。以上、従来の自動発信制御システムは
局線トランク54を介して公衆網との接続制御に限定さ
れたものである。
【0005】また、従来の公専接続方式としては特開平
5−114955に記載されているような方式がある。
図13は従来の公専接続方式における構成図を示したも
のである。図において、61は発信局、62は中継局、
63は着信局、64は専用回線、65は公衆回線、66
は通信先判別手段、67は通信回線選択手段、68は検
索手段、69は地区番号登録手段、70は地区番号判別
手段、71は通信回線転送手段である。発信局61では
通信先判別手段66により通信先番号情報を解読して専
用線用64又は公衆回線用65かを判定する。判別結果
が専用線64又は市内通信であれば通信回線選択手段6
7に通信先番号情報を渡す。
【0006】市外通信の場合には検索手段68に渡す。
地区番号登録手段69では着信局63の市外番号と最寄
りの中継局62の地区番号を対応させて登録している。
検索手段68で市外番号を地区番号登録手段69より検
索する。通信回線選択手段67では、専用線発信の場合
には専用回線64、市内通信の場合には公衆回線65、
市外通信の場合で地区番号登録手段69に登録済みの場
合に専用回線64、未登録の場合には公衆回線65を使
用する。中継局62の地区番号判別手段70では専用回
線64から着信した通信先番号を解読し転送すべき通信
回線を選択する。通信回線転送手段71では地区番号判
別手段70より受信したデータ信号を選択された通信回
線に転送する。最後に着信局63との間で通信が行われ
る。以上のようにして従来の公専接続が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術としてはテレ
マーケティングシステムに関する技術と公専接続方式に
関する技術が各々個別にあったが、公専接続を利用した
テレマーケティングシステムについては従来技術として
存在していなかった。そこで、本発明は公専接続により
専用線の通信回線を有効利用したテレマーケティングシ
ステムを構成しようとするものである。
【0008】本発明の第1の目的は、テレマーケティン
グシステムで発信業務を行なう場合、公衆網での通信料
金が安くなるように適切な専用網ル−トを選ぶことを目
的とする。
【0009】第2の目的は、計算機が顧客を呼び出すと
き、複数あるル−トのうち、専用線用通信回線の空き/
塞がりによって公衆網での通信料金が安いル−トを選ん
で発信することを目的とする。
【0010】第3の目的は、発信業務で計算機が顧客と
オペレータを呼び出す場合、両者が応答するまで専用線
の通信回線を確保せず、通信回線の無効保留を削減する
ことを目的とする。
【0011】第4の目的は、着信業務で顧客から呼び出
しがあったとき、オペレ−タを呼び出している間、顧客
にオペレ−タ呼び出し中のアナウンスを出し、オペレ−
タの応答を待って専用線の通信回線を接続することによ
り通信回線の無効保留を防ぐことを目的とする。
【0012】第5の目的は、専用線の通信回線が塞がっ
ているとき顧客から着信で、オペレ−タを呼び出せなか
ったとき、顧客は終話させ、専用線の通信回線が空きに
なるのを待ってオペレ−タから顧客を呼び出すことによ
り顧客の無効発信や専用線の通信回線の無効保留を防止
することを目的とする。
【0013】第6の目的は、顧客から着信した構内交換
機に収容されるオペレ−タ端末がすべて通信中で呼び出
せないとき、他の構内交換機のオペレ−タ端末に転送す
ることにより、顧客の無効発信や専用線の通信回線の無
効保留を防止することを目的とする。
【0014】第7の目的は、顧客から着信した構内交換
機に収容されるオペレ−タ端末がすべて通信中で呼び出
せず、他の構内交換機のオペレ−タ端末に転送すること
もできないときは、顧客は終話させ、オペレ−タ端末が
空きになるのを待ってオペレ−タから顧客を呼び出すこ
とにより顧客の無効発信や専用線の通信回線の無効保留
を防止することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるテレ
マ−ケティングシステムは、公衆網内の顧客との間でテ
レマ−ケティングのサ−ビスを行なう端末と、各々に端
末とデ−タベ−スとが接続された複数の構内交換機とを
備え、この構内交換機は通信回線と制御用の共通線から
なる専用線を介して各々が接続され、対応のアクセスポ
イントを介して公衆網に接続されたテレマ−ケティング
システムにおいて、各構内交換機に識別するための識別
番号を付与し、デ−タベ−スに、顧客の電話番号と、各
顧客対応に公衆網での通信料金が安いアクセスポイント
が接続された構内交換機の識別番号とを関連づけて記憶
し、端末が顧客に呼を発する場合、呼を発する端末が接
続された第一の構内交換機は、デ−タベ−スに記憶され
た発呼先の電話番号とそれに対応した識別番号を検索
し、端末の発呼を共通線を介して、検索された識別番号
が付与されている第二の構内交換機に通知し、通知を受
けた第二の構内交換機は、公衆網を介して発呼先の顧客
との通信路を設定するものである。
【0016】第2の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、デ−タベ−スに一つの電話番号に対し異なる
識別番号の組合わせを複数記憶し、端末が顧客に呼を発
する場合、第一の構内交換機は、専用線における通信回
線の輻輳状態を調べ、記憶された電話番号と識別番号の
組み合わせの中から、輻輳していない通信回線に接続さ
れた構内交換機で、通信料金が最も安い構内交換機の識
別番号を検索し、端末の発呼を、共通線を介して、検索
された識別番号が付与されている第二の構内交換機に通
知するものである。
【0017】第3の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、第二の構内交換機が、顧客との公衆網におけ
る通信路を設定終了後に、第一の構内交換機との専用線
における通信回線を確保するものである。
【0018】第4の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、公衆網内の顧客との間でテレマ−ケティング
のサ−ビスを行なう端末と、各々に端末とデ−タベ−ス
とが接続された複数の構内交換機とを備え、この構内交
換機は、通信回線と制御用の共通線からなる専用線を介
して各々が接続され、対応のアクセスポイントを介して
公衆網に接続されたテレマ−ケティングシステムにおい
て、顧客が第一の構内交換機を経由し第二の構内交換機
に接続された端末を発呼する場合、第一の構内交換機
は、専用線における共通線を介して、第二の構内交換機
に端末への発呼を知らせ、第二の構内交換機は端末を呼
び出し、第一の構内交換機は端末が応答してから第二の
構内交換機との専用線の通信回線を確保するものであ
る。
【0019】第5の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、第二の構内交換機が、顧客からの呼を、端末
に接続する間、第一の構内交換機が顧客に呼び出し中で
あることを通知するものである。
【0020】第6の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、第一の構内交換機が、第二の構内交換機との
専用線における通信回線が輻輳状態で通信路を設定でき
ない場合、第一の構内交換機は、顧客に呼を切断するこ
とを通知し、通信回線を確保してから顧客に発呼するも
のである。
【0021】第7の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、公衆網内の顧客との間でテレマ−ケティング
のサ−ビスを行なう端末と、各々に端末とデ−タベ−ス
とが接続された複数の構内交換機とを備え、この構内交
換機は、通信回線と制御用の共通線からなる専用線を介
して各々が接続され、対応のアクセスポイントを介して
公衆網に接続されたテレマ−ケティングシステムにおい
て、顧客より発呼された第一の構内交換機に接続された
端末が待機状態でない場合、第一の構内交換機は、顧客
よりの発呼を共通線を介して、同じサ−ビスの受けられ
る待機中の他の端末が接続された第二の構内交換機に通
知し、顧客との通信回線を確保するものである。
【0022】第8の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、第一の構内交換機が、顧客よりの発呼を共通
線を介して、同じサ−ビスの受けられる待機中の他の端
末に接続する間、第一の構内交換機は、顧客に呼び出し
中であることを通知するものである。
【0023】第9の発明に係わるテレマ−ケティングシ
ステムは、第二の構内交換機に接続された端末が待機状
態でない場合、第一の構内交換機は、顧客に呼を切断す
ることを通知し、端末が待機状態になってから顧客に発
呼するものである。
【0024】
【作用】第1の発明においては、公衆網内の顧客との間
でテレマ−ケティングのサ−ビスを行なう端末と、各々
に端末とデ−タベ−スとが接続された複数の構内交換機
とを備え、この構内交換機は通信回線と制御用の共通線
からなる専用線を介して各々が接続され、対応のアクセ
スポイントを介して公衆網に接続されたテレマ−ケティ
ングシステムにおいて、各構内交換機に識別するための
識別番号を付与し、デ−タベ−スに、顧客の電話番号
と、各顧客対応に公衆網での通信料金が安いアクセスポ
イントが接続された構内交換機の識別番号とを関連づけ
て記憶し、端末が顧客に呼を発する場合、呼を発する端
末が接続された第一の構内交換機は、デ−タベ−スに記
憶された発呼先の電話番号とそれに対応した識別番号を
検索し、端末の発呼を共通線を介して、検索された識別
番号が付与されている第二の構内交換機に通知し、通知
を受けた第二の構内交換機は、公衆網を介して発呼先の
顧客との通信路を設定する。
【0025】第2の発明においては、デ−タベ−スに、
一つの電話番号に対し異なる識別番号の組合わせを複数
記憶し、端末が顧客に呼を発する場合、第一の構内交換
機は、専用線における通信回線の輻輳状態を調べ、記憶
された電話番号と識別番号の組み合わせの中から、輻輳
していない通信回線に接続された構内交換機で、通信料
金が最も安い構内交換機の識別番号を検索し、端末の発
呼を、共通線を介して、検索された識別番号が付与され
ている第二の構内交換機に通知する。
【0026】第3の発明においては、第二の構内交換機
は、顧客との公衆網における通信路を設定終了後に、第
一の構内交換機との専用線における通信回線を確保す
る。
【0027】第4の発明においては、公衆網内の顧客と
の間でテレマ−ケティングのサ−ビスを行なう端末と、
各々に端末とデ−タベ−スとが接続された複数の構内交
換機とを備え、この構内交換機は、通信回線と制御用の
共通線からなる専用線を介して各々が接続され、対応の
アクセスポイントを介して公衆網に接続されたテレマ−
ケティングシステムにおいて、顧客が第一の構内交換機
を経由し第二の構内交換機に接続された端末を発呼する
場合、第一の構内交換機は、専用線における共通線を介
して第二の構内交換機に端末への発呼を知らせ、第二の
構内交換機は端末を呼び出し、第一の構内交換機は端末
が応答してから第二の構内交換機との専用線の通信回線
を確保する。
【0028】第5の発明においては、第二の構内交換機
が、顧客からの呼を、端末に接続する間、第一の構内交
換機は顧客に呼び出し中であることを通知する。
【0029】第6の発明においては、第一の構内交換機
が、第二の構内交換機との専用線における通信回線が輻
輳状態で通信路を設定できない場合、第一の構内交換機
は、顧客に呼を切断することを通知し、通信回線を確保
してから顧客に発呼する。
【0030】第7の発明においては、公衆網内の顧客と
の間でテレマ−ケティングのサ−ビスを行なう端末と、
各々に端末とデ−タベ−スとが接続された複数の構内交
換機とを備え、この構内交換機は、通信回線と制御用の
共通線からなる専用線を介して各々が接続され、対応の
アクセスポイントを介して公衆網に接続されたテレマ−
ケティングシステムにおいて、顧客より発呼された第一
の構内交換機に接続された端末が待機状態でない場合、
第一の構内交換機は、顧客よりの発呼を共通線を介し
て、同じサ−ビスの受けられる待機中の他の端末が接続
された第二の構内交換機に通知し、顧客との通信回線を
確保する。
【0031】第8の発明においては、第一の構内交換機
が、顧客よりの発呼を共通線を介して、同じサ−ビスの
受けられる待機中の他の端末に接続する間、第一の構内
交換機は、顧客に呼び出し中であることを通知する。
【0032】第9の発明においては、第二の構内交換機
に接続された端末が待機状態でない場合、第一の構内交
換機は、顧客に呼を切断することを通知し、端末が待機
状態になってから顧客に発呼する。
【0033】
【実施例】 実施例1.本実施例は、テレマーケティングシステムで
発信業務を行なう場合、公衆網での通信料金が安くなる
ように適切な専用網ル−トを選ぶものである。すなわ
ち、専用線を有効活用し、公衆網の通信費を減らすこと
により専用網と公衆網の全体の費用を削減しようとする
ものである。図1は本発明におけるテレマーケティング
システムの一実施例を示したものである。図において
1、2、3はオペレ−タ端末群、1a、1b、1cはオ
ペレータ端末、4、5、6は構内交換機、24、25、
26は計算機、54〜56はデータベース、13、1
4、15は専用線、30は公衆網、17〜21は顧客電
話機、44、45、46は音声リソース、34、35、
36はアクセスポイントで、それぞれ公衆網30と構内
交換機4、5、6との接続点である。各アクセスポイン
トの公衆網の網番号はそれぞれ0034、0035、0
036とする。構内交換機4、5、6は各々専用線1
3、14、15で接続され、各専用線13、14、15
は呼制御の信号を伝送する共通線と複数の通信回線より
構成される。構内交換機4、5、6間は共通線信号方式
で接続され、公衆網との接点はそれぞれアクセスポイン
ト34、36、35でダイヤルインまたはISDNで接
続される。
【0034】構内交換機4、5、6の識別番号(以下 P
BX 局番と呼ぶ) を各々「74」、「75」、「76」
とし、顧客電話機17〜21の電話番号をそれぞれ「5
001」、「5002」、「5003」、「500
4」、「5005」とする。顧客17、18はアクセス
ポイント35が最も安く、アクセスポイント36が次
に、アクセスポイント34がその次に、公衆網での通信
料金が高くなり、顧客19、20はアクセスポイント3
6が最も安く、アクセスポイント34が次に、アクセス
ポイント35がその次に、公衆網での通信料金が高くな
り、顧客21はアクセスポイント34が最も安く、アク
セスポイント36が次に、アクセスポイント35がその
次に、公衆網での通信料金が高くなるものとする。
【0035】構内交換機4、5、6にはそれぞれ、オペ
レータ端末群1、2、3が内線に接続される。構内交換
機4、5、6は自動ダイヤルによる自動発信機能を有
し、構内交換機4は計算機24の制御によりオペレータ
端末群1を、構内交換機5は計算機25の制御によりオ
ペレータ端末群2を、構内交換機6は計算機26の制御
によりオペレータ端末群3を、専用線13、14、15
と公衆網30を介して外部の複数の顧客電話機17〜2
1と選択的に接続する。オペレータ端末群1、2、3
は、コンピュータ内蔵の表示器付き電話機、ディスクト
ップ型のコンピュータ本体とCRT表示器と電話機との
組み合わせ、表示器付きのラップトップパーソナルコン
ピュータと電話機との組み合わせ、その他電話機能を有
する表示器付きのコンピュータ等である。
【0036】オペレータ端末群1、2、3はそれぞれ計
算機24、25、26とLANやRS232C等の伝送
路によりデータ通信可能に相互接続される。なお、顧客
からオペレ−タ端末群1を呼び出す場合はオペレ−タ端
末群1に割り当てられた代表番号で呼び出し、オペレ−
タ端末群1を収容する構内交換機4はオペレ−タ端末1
a,1b,1cの内、待機中のオペレ−タ端末を呼び出
す。また、顧客からオペレ−タ端末群2、3を呼び出す
場合も同様、オペレ−タ端末群2、3に割り当てられた
代表番号で呼び出す。
【0037】構内交換機4、5、6にはそれぞれ計算機
24、25、26がLANやRS232C等の伝送路に
よりデータ通信可能に相互接続される。計算機24、2
5、26はオフィスコンピュータ、ワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータ等でよい。計算機24、2
5、26は構内交換機4、5、6および専用線13、1
4、15を経由してデータ通信可能に相互接続される。
計算機24には顧客の発信先の管理情報のデータベース
54をファイルとして格納するハードディスク等の外部
記憶装置を接続する。音声リソース44、45、46は
構内交換機4、5、6に接続されて通信路上にアナウン
スを送出するものであり、トーン/トーキであってもよ
い。なお、構内交換機3台で3角形の網を例に示した
が、他の網構成であってもよい。各構内交換機はアクセ
スポイント経由公衆網に接続しているが、一部の構内交
換機は公衆網に接続されていなくともよい。また、オペ
レ−タ端末が接続されていない構内交換機があってもよ
い。
【0038】図2は局番・顧客リストの一例で、計算機
24のデータベース54に格納しており、顧客の電話番
号、名前、 PBX 局番などを記憶している。顧客と構
内交換機の関係は、計算機24から顧客を呼び出す場
合、複数ある接続ル−トのうち、公衆網区間での通信料
金が最も安いアクセスポイントを通るル−トを予めユー
ザが調べ、そのアクセスポイントを収容するPBXの局
番を顧客に対応ずけての局番・顧客リストに登録してお
く。そして、計算機24は顧客を呼び出す場合、図2の
顧客に対応して記憶しているPBX局番に顧客電話番号
を付加して発信する。例えば、顧客17を呼び出すと
き、計算機24は図2の顧客17に対するPBX局番が
75であることから「75」+「5001」で発信する
ように構内交換機4に指示する。
【0039】前述のように顧客17、18はアクセスポ
イント35の通信料金が安いので、顧客番号「500
1」、「5002」に対し図2が示すように構内交換機
5(局番75)が対応する。同様に、顧客19、20は
アクセスポイント36が通信料金が安いので、顧客番号
「5003」、「5004」に対し、図2が示すように
構内交換機6(局番76)が対応する。また、顧客21
はアクセスポイント34が通信料金が安いので、顧客番
号「5005」に対し図2が示すように構内交換機4
(局番74)が対応する。次に、発信業務を例に動作を
説明する。オペレ−タは端末群1に着席したとき、キー
ボード操作やマウス操作により、計算機24に発着信業
務可能であることを通知する。計算機24はオペレ−タ
が在席し、待機中なら順次顧客を呼び出しオペレータ端
末群1に接続し発信業務を行なう。例えば、オペレ−タ
は需要調査やアンケ−ト調査などを行なう。
【0040】図1の構成で、顧客を呼び出しオペレータ
に接続するまでの動作の詳細を図3に示す。なお、図中
実線で→の信号は制御信号を意味し、交換機間は共通線
で送受信される。図3において計算機24はオペレータ
端末1a、1b、1cから在席の通知を受けると、各オ
ペレータ端末1a、1b、1cは待機中とする(S
1)。そして、計算機24は発信業務で顧客呼出リスト
より次に呼び出す顧客の電話番号求め、デ−タベース5
4に予め登録しておいた図2の局番・顧客リストを参照
し(S2)、PBX局番を得て(S3)、計算機24は
PBX局番+顧客電話番号で構内交換機4に発信要求す
る。例えば、次に呼び出す顧客の電話番号が5001な
ら図2の局番・顧客リストよりPBX局番は75である
ので、計算機24は構内交換機4に局番75、顧客電話
番号5001で発信するよう要求する(S4)。
【0041】そして、構内交換機4は構内交換機5(局
番75)に専用線13を介して発信する(S5)。構内
交換機5は受信した発信信号のPBX局番75を除き顧
客番号5001で公衆網のアクセスポイント35に発信
する(S6)。そして顧客が呼び出され(S7)、応答
すれば公衆網30、構内交換機5、構内交換機4に順次
応答が伝えられ、専用線の通信回線を確保し通信路が設
定される(S8、S9、S10)。また、構内交換機4
は計算機24に接続完了を知らせ(S11)、計算機2
4は構内交換機4にオペレ−タ端末1aを呼び出すよう
発信要求を出す(S12)。構内交換機4はオペレ−タ
端末1aを呼び出し(S13)、応答あれば通信路を接
続し(S14)、計算機24に接続完了を知らせる(S
15)。そして、オペレータ端末1aと顧客17は接続
され通信中になる。
【0042】次に、オペレータ端末1b、1cは待機中
なので、計算機24は発信業務で顧客呼出リストより次
に呼び出す顧客の電話番号を、例えば5003を求め、
デ−タベース54に格納されている図2の局番・顧客リ
ストを参照し(S16)、顧客の電話番号5003とP
BX局番76を得る(S17)。そして、計算機24は
構内交換機4にPBX局番76、顧客電話番号5003
で発信するよう要求する(S18)。構内交換機4は構
内交換機6(局番76)に専用線15を介して発信する
(S19)。構内交換機6は発信ダイヤル数字のPBX
局番76を除き顧客電話番号5003で公衆網のアクセ
スポイント36に発信する(S20)。
【0043】そして顧客を呼び出し(S21)、顧客が
応答すれば公衆網30、構内交換機6、構内交換機4に
順次応答が伝えられ、専用線の通信回線を確保し通信路
が設定される(S22、S23、S24)。また、構内
交換機4は計算機24に接続完了を知らせ(S25)、
計算機24は構内交換機4にオペレ−タ端末1bを呼び
出すよう発信要求を出す(S26)。構内交換機4はオ
ペレ−タ端末1bを呼び出し(S27)、応答あれば通
信路を接続し(S28)、計算機24に接続完了を知ら
せる(S29)。オペレータ端末1bと顧客19は接続
され通信中になる。以降は本処理を繰り返すことにより
顧客への自動発信制御を行う。上記例では計算機と構内
交換機は別個のものとしたが構内交換機の中に計算機を
収容してもよい。以上のように、発信業務において、予
め登録しておいた、顧客とアクセスポイント間の通信料
金が安いルートを選んで発信するので通信費の削減が計
れる。
【0044】実施例2.本実施例は計算機から顧客を呼
び出すとき、通信料金が安いアクセスポイントへのル−
トが輻輳なら、次に通信料金が安いアクセスポイントを
選んで発信しようとするものである。通信網の構成例は
実施例1の図1と同じで、顧客17を呼び出すとき公衆
網30での通信料金はアクセスポイント35が最も安
く、アクセスポイント36が次に、アクセスポイント3
4がその次に、公衆網での通信料金が高くなるものとす
る。図4は顧客対応に設けた発信ダイヤル番号選択テー
ブルを例示したもので、計算機24のデータベース54
に格納しており、計算機24が顧客17を呼び出すとき
参照し、専用線の通信回線の輻輳状況に応じて公衆回線
の通信料金が安いル−トを選ぶためのものである。顧客
と各アクセスポイントとの間の公衆網回線の通信料金が
安い順に、発信ダイヤル番号即ち、アクセスポイントを
収容する構内交換機のPBX局番と顧客の電話番号を記
憶している。
【0045】予め顧客に対応して図4に示す発信ダイヤ
ル番号選択テーブルを作成し登録しておく。登録方法
は、アクセスポイント35が最も安く、アクセスポイン
ト36が次に、アクセスポイント34がその次に、公衆
網での通信料金が高くなるので、まず、アクセスポイン
ト35を収容する構内交換機5へのル−トが選択順位1
とし、構内交換機5のPBX局番75に顧客の電話番号
5001を付加して発信ダイヤル番号として登録する。
次に、同様に、アクセスポイント36を収容する構内交
換機6へのル−トが選択順位2とし、PBX局番76に
顧客の電話番号5001を付加して発信ダイヤル番号と
して登録する。そして、アクセスポイント34を収容す
る構内交換機4へのル−トが選択順位3として、PBX
局番74と顧客電話番号5001を発信ダイヤル番号と
して登録する。
【0046】図1の構成で、顧客を呼び出すまでの動作
を図5に示す。顧客を呼び出した後の動作は実施例1と
同様で説明を省略する。なお、図中実線で→の信号は制
御信号を意味し、交換機間は共通線で送受信される。図
5において計算機24はオペレータ端末1a、1b、1
cから在席の通知を受けると、各オペレータ端末1a、
1b、1cは待機中とする(S1)。そして、発信業務
で呼び出す顧客番号を得て、計算機24は図4の顧客1
7対応の発信ダイヤル番号選択テーブルを参照し(S
2)、発信ダイヤル番号を求める。例えば、顧客17を
呼び出す例で、計算機24は図4により選択順位1のP
BX局番75、顧客電話番号5001を選択し、発信ダ
イヤル番号75+5001を求める(S3)。そして,
構内交換機4に発信するよう要求する(S4)。構内交
換機4は専用線の通信回線が輻輳していなければ、構内
交換機5(局番75)に専用線13を介して発信する
(S5)。構内交換機5は受信した発信ダイヤル番号の
PBX局番75を除き顧客番号5001で公衆網のアク
セスポイント35に発信する(S6)。公衆網30は顧
客を呼び出す(S7)。
【0047】上記ステップ5で専用線の通信回線が輻輳
している場合の動作は、ステップ2〜4は同上で、ステ
ップ5で構内交換機4は計算機24に輻輳を知らせ(S
5)、計算機24は図4の発信ダイヤル番号選択テーブ
ルにより選択順位2のPBX局番76、顧客電話番号5
001を選択し、発信ダイヤル番号76+5001を求
める(S10)。そして,構内交換機4に発信するよう
要求する(S10)。構内交換機4は通信回線が輻輳し
ていなければ、構内交換機6(局番76)に専用線15
を介して発信する(S11)。構内交換機6は受信した
発信ダイヤル番号のPBX局番76を除き顧客番号50
01で公衆網のアクセスポイント36に発信する(S1
2)。公衆網30は顧客17を呼び出す(S13)。
【0048】さらに、上記ステップ11で専用線の通信
回線が輻輳している場合の動作は、ステップ2〜10は
同上で、ステップ11で構内交換機4は計算機24に輻
輳を知らせ(S11)、計算機24は図4の発信ダイヤ
ル番号選択テーブルにより選択順位3のPBX局番7
4、顧客電話番号5001を選択し、構内交換機4に発
信するよう要求する(S20)。PBX局番74は自局
あてなので顧客番号5001で公衆網のアクセスポイン
ト34に発信する(S21)。公衆網30は顧客17を
呼び出す(S22)。
【0049】以上のように、計算機から顧客を呼び出す
とき、通信料金が安いアクセスポイントへのル−トが輻
輳なら、次に通信料金が安いアクセスポイントを選んで
発信するので通信費を節減できる。なお、上記例では計
算機と構内交換機は別個のものとしたが構内交換機の中
に計算機を収容してもよい。
【0050】実施例3.本実施例は、発信業務で計算機
が顧客の次にオペレータを呼び出す場合、オペレータが
応答するまで専用線の通信回線を確保しないで、通信回
線の無効保留を削減するものである。本実施例の構成は
図1と同じである。図1の構成で、計算機24からの要
求により同一構内交換機、たとえば、構内交換機5を指
定する図2の局番・顧客リストを構内交換機5に接続さ
れた計算機25が受け継ぎ、順次顧客を呼び出しオペレ
ータに接続するまでの動作を図6に示す。なお、図中実
線で→の信号は制御信号を意味し、交換機間は共通線で
送受信される。
【0051】図6において、計算機24はオペレータ端
末1a、1b、1cから在席の通知を受けると、各オペ
レータ端末1a、1b、1cの状態は待機中とする(S
1)。発信業務で順次呼び出すべき顧客のリストから、
デ−ターベース54に格納されている図2の局番・顧客
リストを参照し(S2)、PBX局番の指定が同じ顧客
を抽出し、その指定された構内交換機に接続された計算
機に抽出した顧客電話番号リストを送る(S3)。例え
ば図2において計算機24がPBX局番75に対応する
顧客の電話番号5001と5002を抽出し顧客電話番
号リストとして計算機24から構内交換機4、構内交換
機5経由計算機25に共通線信号で送る(S4、S5、
S6)。以後、実施例1では計算機24の制御で構内交
換機4から顧客を呼び出していたが、本実施例では計算
機25が顧客電話番号リストをもとに顧客電話番号50
01から順に顧客を呼び出す。
【0052】計算機25が構内交換機5に顧客電話番号
5001で発信要求を出すと(S7)、構内交換機5は
公衆網30のアクセスポイント35に発信し(S8)、
顧客を呼び出す(S9)。そして顧客が応答すれば公衆
網30、次に構内交換機5に応答が返り(S10、S1
1)、接続完了を構内交換機5が計算機25に知らせる
(S12)。計算機25は構内交換機5にPBX局番7
4のオペレータ端末群1へ発信要求を出す(S13)。
構内交換機5は構内交換機4宛に、オペレータ端末群1
の電話番号に構内交換機4のPBX局番74を付加して
発信する(S14)。そして構内交換機4は待機中のオ
ペレータ端末1aを呼び出し(S15)、応答すれば
(S16)、構内交換機4は専用線の通信回線を確保し
て通信路を接続し、計算機24に接続完了を知らせる
(S17)と共に、構内交換機5に応答を返す(S1
8)。構内交換機5は接続完了を計算機25に知らせ通
信路を接続する(S19)。そして、オペレータ端末1
aと顧客17は接続され通信中になる。
【0053】以上のように、顧客とオペレ−タを呼び出
す間、専用線の通信回線を保留しないので、通信回線の
無効保留を防止できる。次に、計算機25が顧客電話番
号リストを参照して、次の顧客電話番号5002に発信
要求を構内交換機5に出す(S20)と、構内交換機5
は公衆網30のアクセスポイント35に発信し(S2
1)、顧客18を呼び出す(S22)。構内交換機5は
顧客18が一定時間応答しないか、話中を検出した場合
(S23)、計算機25に知らせ(S24)、計算機2
5は接続未完了として、構内交換機5および構内交換機
4経由で計算機24に知らせ(S25、S26、S2
7)、構内交換機5に切断要求し(28)、構内交換機
は公衆網に切断信号を送り回線を解放する(S29,S
30)。上記で複数の顧客を扱うよう顧客電話番号リス
トを用いたが個別の顧客毎に扱ってもよい。また、上記
例では計算機と構内交換機は別個のものとしたが構内交
換機の中に計算機を収容してもよい。
【0054】以上により、顧客にとって通信料金の最も
安いアクセスポイントを選んで、そのアクセスポイント
を収容する構内交換機から顧客に発信するので、顧客が
呼び出し中または通信中でも専用線の通信回線を保留せ
ず、顧客が応答後、オペレータが応答してから専用線の
通信回線を確保するので通信回線の無効保留を防止で
き、通信料金が安いアクセスポイントを選ぶので経済的
である。
【0055】実施例4.本実施例は着信業務で公衆網の
顧客からオペレ−タの呼び出しがあったとき、着信した
アクセスポイントの構内交換機から顧客に「オペレ−タ
呼び出し中」のアナウンスを送出すものである。本実施
例の構成は図1と同じである。図1の構成で、公衆網3
0に収容されている顧客17が、アクセスポイント35
に接続された構内交換機5以外の構内交換機4に収容さ
れているオペレータ端末群1宛に、発信する例を図7に
示す。なお、図中実線で→の信号は制御信号を意味し、
交換機間は共通線で送受信される。
【0056】図7において、計算機24はオペレータ端
末1a、1b、1cから在席の通知を受けると、各オペ
レータ端末1a、1b、1cの状態は待機中とする(S
1)。顧客17がアクセスポイント35に割り当てられ
た公衆網の網番号0035に、専用網内の端末1の所属
PBX局番74と、その端末1の電話番号と、顧客の発
呼者番号(5001)を付加してオペレータ端末群1宛
に発信すると(S2)、公衆網30(アクセスポイント
35の網番号0035は除かれて)経由構内交換機5に
着信する(S3)。構内交換機5は計算機25に着信通
知を出す(S4)。
【0057】計算機25は構内交換機5に音声リソ−ス
接続要求を出する(S5)。また、音声リソ−ス45に
音声リソ−ス開始を要求し、音声リソ−ス45はアナウ
ンスを開始する(S6)。構内交換機5は顧客と音声リ
ソ−ス45を接続し、計算機25に音声リソ−ス接続完
了を知らせ(S7)、公衆網に応答を返す(S8、S
9)。音声リソ−ス45は「オペレ−タ呼び出し中」の
アナウンスを顧客に送出する(S10)。次に計算機2
5は所属PBX局番74のオペレータ端末群1への発信
要求を構内交換機5に出す(S11)。構内交換機5は
構内交換機4の局番74にオペレータ端末群1の電話番
号を付加して構内交換機4に発信し(S12)、構内交
換機4は待機中のオペレ−タ端末1aを呼び出す(S1
3)。
【0058】オペレータ端末1aが応答すれば(S1
4)、構内交換機4は専用線の通信回線を確保して通信
路を接続し、計算機24に接続完了を知らせる(S1
5)と共に、構内交換機5に応答を返す(S16)。構
内交換機5は接続完了を計算機25に知らせ通信路を接
続する(S17)。また音声リソ−スに音声リソ−ス停
止要求を出し(S18)、構内交換機5には音声リソー
ス解放要求を出す(S19)。そして、オペレータ端末
1aと顧客17は接続され通信中になる。
【0059】以上、オペレ−タ呼び出し中を知らせるア
ナウスを顧客に送出するので、接続までの待ち時間に顧
客が接続に対して不安を抱くことを防ぐことができる。
また、従来のように、着信構内交換機から発呼者へ呼び
出し音を送出するのではなく、着信したアクセスポイン
トの構内交換機から送出するので、顧客から着信してオ
ペレ−タを呼び出す間、専用線の通信回線を保留しない
ので、呼び出し中むだに専用線の通信回線を塞がず顧客
の無効発信や通信回線の無効保留を防止できる。なお、
音声リソース44〜46はアナウンスを送出するものと
したが、トーン/トーキであってもよい。また、上記例
では計算機と構内交換機は別個のものとしたが構内交換
機の中に計算機を収容してもよい。
【0060】実施例5.本実施例は顧客から着信があ
り、専用線の通信回線が塞がってオペレ−タを呼び出せ
なかったとき、顧客は終話させ専用線の通信回線が空き
になったら、オペレ−タから顧客を呼び出すものであ
る。本実施例の構成は図1と同じである。図1の構成
で、公衆網30に収容されている顧客17がオペレータ
端末群1に発信するとき、専用線13、14の通信回線
が塞がってオペレ−タ端末群1に接続できない場合の動
作例を図8に示す。なお、図中実線で→の信号は制御信
号を意味し、交換機間は共通線で送受信される。図8に
おいて、計算機24はオペレータ端末1a、1b、1c
から在席の通知を受けると、各オペレータ端末1a、1
b、1cの状態は待機中とする(S1)。
【0061】そして、顧客17がアクセスポイント35
に割り当てられた公衆網の網番号0035に、専用網内
の端末1の所属PBX局番74と、端末1の電話番号
と、顧客の発呼者番号(5001)を付加してオペレー
タ端末群1宛に発信すると(S2)、公衆網30(アク
セスポイント35の網番号0035は除かれて)経由構
内交換機5に着信する(S3)。構内交換機5は計算機
25に端末1の所属PBX局番74と、端末1の電話番
号と、顧客の発呼者番号(5001)の着信があったこ
とを通知する(S4)。計算機25は計算機24にオペ
レータ端末群1の状況を問合せる(S5)。待機中のオ
ペレータ端末がありの応答を得ると(S6)、計算機2
5は構内交換機5にオペレータ端末群1への発信要求を
出す(S7)。なお、ステップS5とS6では、共通線
で構内交換機4,構内交換機5経由計算機24、計算機
25に送られるが図では省略している。構内交換機5は
構内交換機4への専用線の通信回線が輻輳し発信できな
いと、計算機25に輻輳を通知する(S8)。計算機2
5は構内交換機5に音声リソ−ス接続要求を出す(S
9)。また、音声リソ−ス45に音声リソ−ス開始を要
求し、音声リソ−ス45はアナウンスを開始する(S1
0)。
【0062】構内交換機5は顧客と音声リソ−スを接続
し、計算機25に音声リソ−ス接続完了を知らせ(S1
1)、公衆網に応答を返す(S12、S13)。音声リ
ソ−ス45は「回線混雑し折り返しこちらから呼び出す
まで終話して待つよう依頼する」アナウンスを送出する
(S14)。アナウンスを聞いた顧客は終話し(S1
5)、公衆網30から切断信号が来る(S16)と構内
交換機5は計算機25に切断完了を知らせる(S1
7)。計算機25は構内交換機5に音声リソース45に
音声リソース停止を指示し(S18)、構内交換機5に
音声リソース解放要求を出し、顧客17が接続待ちの状
態として記憶する(S19)。その後、定期的に専用線
における通信回線の状況を監視し、専用線の通信回線が
空きになったら計算機25は構内交換機5に、端末1の
所属PBX局番74と、端末1の電話番号でオペレータ
端末群1への発信要求を出す(S20)。
【0063】構内交換機5は構内交換機4に端末1の所
属PBX局番74と、端末1の電話番号でオペレータ端
末群1へ発信する(S21)。そして構内交換機4は待
機中のオペレータ端末1aを呼び出し(S22)、応答
すれば(S23)、構内交換機4は専用線の通信回線を
確保して通信路を接続し、計算機24に接続完了を知ら
せる(S24)と共に、構内交換機5に応答を返す(S
25)。構内交換機5は接続完了を計算機25に知らせ
通信路を接続する(S26)。計算機25は発信待ちの
顧客17の電話番号5001で発信要求を構内交換機5
に出す(S27)。構内交換機5は顧客番号5001で
公衆網30のアクセスポイント35に発信する(S2
8)。そして顧客17が呼び出され(S29)、応答す
れば(S30)公衆網30、構内交換機5に応答が伝え
られ、構内交換機5が通信路を設定する(S31)。ま
た、構内交換機5は計算機25に接続完了を知らせる
(S32)。オペレータ端末1aと顧客17は接続され
通信中になる。
【0064】なお、音声リソース44〜46はアナウン
スを送出するものとしたが、トーン/トーキであっても
よい。また、上記例では計算機と構内交換機は別個のも
のとしたが構内交換機の中に計算機を収容してもよい。
以上のように、計算機と構内交換機の連携により、顧客
からの着信において専用線の通信回線が輻輳のためオペ
レータ端末に接続できなかった場合には、顧客を終話さ
せ、専用線の通信回線が空きになるの待って、オペレー
タから顧客を呼び出すので、顧客の無効発信や通信回線
の無効保留を防止できる。
【0065】実施例6.本実施例は顧客から着信したと
きオペレ−タ端末がすべて通信中で呼び出せないとき、
他の構内交換機のオペレ−タ端末に転送するものであ
る。本実施例の構成は図1と同じである。図1の構成
で、公衆網30に収容されている顧客17から着信した
とき、オペレ−タ端末群2がすべて通信中で呼び出せな
い場合、業務代行できるオペレ−タ端末群1に接続する
動作例を図9に示す。なお、図中実線で→の信号は制御
信号を意味し、交換機間は共通線で送受信される。図9
において、計算機24はオペレータ端末1a、1b、1
cから在席の通知を受けると、各オペレータ端末1a、
1b、1cの状態は待機中とする(S1)。端末2は稼
動しており通信中とする。そして、顧客17がアクセス
ポイント35に割り当てられた公衆網の網番号0035
に専用網内の端末2の所属PBX局番75と端末2の電
話番号と顧客の発呼者番号(5001)を付加してオペ
レータ端末群2宛に発信する(S2)と、公衆網30
(アクセスポイント35の網番号0035は除かれて)
経由構内交換機5に着信する(S3)。
【0066】構内交換機5は計算機25に端末2の所属
PBX局番75と、端末2の電話番号と、顧客の発呼者
番号(5001)の着信があったことを通知する(S
4)。計算機25はオペレータ端末群2のオペレ−タが
すべて通信中を知り、計算機24に待機中のオペレータ
がいるかオペレータ端末群1の状況を問合せる(S
5)。待機中のオペレータ端末がありの応答を得ると
(S6)、計算機25は構内交換機5に音声リソ−ス接
続要求を出す(S7)。なお、ステップS5とS6で
は、共通線で構内交換機4,構内交換機5経由計算機2
4、計算機25に送られるが図では省略している。ま
た、計算機25は音声リソ−ス45に音声リソ−ス開始
を要求し、音声リソ−ス45はアナウンスを開始する
(S8)。構内交換機5は顧客と音声リソ−スを接続
し、計算機25に音声リソ−ス接続完了を知らせ(S
9)、公衆網30、顧客17に応答を返す(S10、S
11)。そして、顧客に「オペレータ呼び出し中」のア
ナウスが送出される(S12)。
【0067】次に計算機25は端末1の所属PBX局番
74と、端末1の電話番号でオペレータ端末群1への発
信要求を構内交換機5に出す(S13)。構内交換機5
は端末1の所属PBX局番74と、端末1の電話番号で
構内交換機4に発信し(S14)、構内交換機4は待機
中のオペレ−タ端末1aを呼び出す(S15)。オペレ
ータ端末1aが応答すれば構内交換機4は専用線の通信
回線を確保して通信路を接続し(S16)、計算機24
に接続完了を知らせる(S17)と共に、構内交換機5
に応答を返す(S18)。構内交換機5は接続完了を計
算機25に知らせ通信路を接続する(S19)。また、
計算機25は音声リソース45に音声リソース停止要求
を送出し、音声リソース45は「オペレータ呼び出し
中」のアナウスを停止する(S20)。また、計算機2
5は構内交換機5に音声リソース解放要求を送出し、構
内交換機5は音声リソース解放要求を受信することによ
り音声リソース45と通信路を解放する(S21)。こ
のようにして顧客17とオペレータ端末群1が接続され
る。なお、音声リソース44〜46はアナウンスを送出
するものとしたが、トーン/トーキであってもよい。ま
た、上記例では計算機と構内交換機は別個のものとした
が構内交換機の中に計算機を収容してもよい。以上のよ
うに、顧客から着信したときオペレ−タ端末がすべて通
信中で呼び出せないとき、他の構内交換機のオペレ−タ
端末に転送するので、顧客の無効発信や通信回線の無効
保留を防止できる。
【0068】実施例7.本実施例は顧客からの着信にお
いてオペレータ端末が通信中のため接続できなかった場
合、業務代行可能な他のオペレータ端末も通信中なら顧
客を終話させ、オペレータ端末が待機中になるの待っ
て、オペレータから顧客を呼び出すものである。本実施
例の構成は図1と同じである。図1の構成で、公衆網の
顧客17がオペレータ端末2に発信したとき、オペレ−
タ端末群2がすべて通信中で、業務代行可能のオペレー
タ端末群1およびオペレータ端末群3もすべて通信中の
ときの動作例を図10および図11に示す。なお、図中
実線で→の信号は制御信号を意味し、交換機間は共通線
で送受信される。
【0069】図10において、顧客17がアクセスポイ
ント35に割り当てられた公衆網の網番号0035に専
用網内の端末2の所属PBX局番75と、その端末の電
話番号と顧客の発呼者番号(5001)付加してオペレ
ータ端末群2宛に発信する(S2)と、公衆網30(ア
クセスポイント35の網番号0035は除かれて)経由
構内交換機5に着信する(S3)。構内交換機5は計算
機25に、端末2の所属PBX局番75と、端末2の電
話番号と、発呼者番号(5001)の着信があったこと
を通知する(S4)。計算機25はオペレータ端末群2
のオペレ−タがすべて通信中を知り、計算機24にオペ
レータ端末群1の状況を問合せる(S5)。計算機24
から待機中のオペレータ端末なしの応答を得ると(S
6)、計算機26にオペレータ端末群3の状況を問合せ
る(S7)。
【0070】計算機26から待機中のオペレータ端末な
しの応答を得ると(S8)、計算機25は構内交換機5
に音声リソ−ス接続要求を出す(S9)。また、音声リ
ソ−ス45に音声リソ−ス開始を要求し、音声リソ−ス
45はアナウンスを開始する(S10)。構内交換機5
は顧客と音声リソ−ス45を接続し、計算機25に音声
リソ−ス接続完了を知らせ(S11)、公衆網30の顧
客17に応答を返す(S12、S13)。そして、音声
リソ−ス45から「オペレータから折り返し電話する」
アナウンスが顧客に送られる(S14)。アナウンスを
聞いた顧客は終話し(S15)、公衆網30から切断信
号が来る(S16)と構内交換機5は計算機25に切断
完了を知らせる(S17)。計算機25は音声リソース
45に音声リソース停止を指示し(S18)、構内交換
機5に音声リソース解放要求を出し、顧客17が接続待
ちの状態として記憶する(S19)。
【0071】次に図11において、計算機25は計算機
24にオペレータ端末群1の状況を問合せる(S2
0)。待機中のオペレータ端末がありの応答を得ると
(S21)、計算機25は構内交換機5に端末1の所属
PBX局番74と、端末1の電話番号でオペレータ端末
群1への発信要求を出す(S22)。構内交換機5は構
内交換機4に端末1の所属PBX局番74と、端末1の
電話番号でオペレータ端末群1へ発信する(S23)。
そして構内交換機4は待機中のオペレータ端末群1を呼
び出し(S24)、応答すれば構内交換機4は専用線1
3の通信回線を確保して通信路を接続し(S25)、計
算機24に接続完了を知らせる(S26)と共に、構内
交換機5に応答を返す(S27)。
【0072】構内交換機5は接続完了を計算機25に知
らせ通信路を接続する(S28)。計算機25は発信待
ちの顧客17の電話番号5001で発信要求を構内交換
機5に出す(S29)。構内交換機5は顧客番号500
1で公衆網のアクセスポイント35に発信する(S3
0)。そして顧客17が呼び出され(S31)、応答す
れば公衆網、構内交換機5に応答が伝えられ通信路が設
定される(S32、S33)。また、構内交換機5は計
算機25に接続完了を知らせる(S34)。オペレータ
端末1aと顧客17は接続され通信中になる。
【0073】以上のように、計算機と構内交換機の連携
により、顧客からの着信においてオペレータ端末が通信
中のため接続できなかった場合、業務代行可能な他のオ
ペレータ端末も通信中なら顧客を終話させ、オペレータ
端末が待機中になるの待って、オペレータから顧客を呼
び出すので、顧客の無効発信や通信回線の無効保留を防
止できる。なお、音声リソース44〜46はアナウンス
を送出するものとしたが、トーン/トーキであってもよ
い。また、図9および図10のステップ4で発呼者番号
を受信できる例を示したが,ISDNの場合はサブアド
レスで通知されるが、ダイヤルインの場合は顧客と着信
構内交換機間を接続してからPBダイヤルで発呼者番号
を入力することも可能である。また、上記例では計算機
と構内交換機は別個のものとしたが構内交換機の中に計
算機を収容してもよい。
【0074】
【発明の効果】第1の発明によれば、公衆網に接続され
た複数の構内交換機の内、顧客との通信料金が安い構内
交換機を顧客に関連づけて記憶しておくことにより、端
末から顧客宛発信する場合、顧客に関連づけて記憶して
いる構内交換機経由顧客に発信するので通信費の削減が
計れる。
【0075】第2の発明によれば、公衆網に接続された
複数の構内交換機と顧客との間の通信料金が安い順に構
内交換機を顧客に関連づけて記憶しておくことにより顧
客を呼び出すとき、専用線の通信回線が輻輳なら、次の
順位に記憶されている構内交換機を選んで発信するので
通信費を節減できる。
【0076】第3の発明によれば、顧客が呼び出しに応
答してから構内交換機が専用線の通信回線を確保するの
で通信回線の無効保留を防止できる。
【0077】第4の発明によれば、顧客から着信して端
末を呼び出す間、専用線の通信回線を保留しないので、
呼び出し中むだに通信回線を塞がず顧客の無効発信や通
信回線の無効保留を防止できる。
【0078】第5の発明によれば、顧客からの着信にお
いて、端末呼び出し中を知らせるので、接続までの待ち
時間に顧客が接続に対して不安を抱くことを防ぐことが
できる。
【0079】第6の発明によれば、顧客からの着信にお
いて専用線の通信回線が輻輳のため端末に接続できなか
った場合には、顧客を終話させ、専用線の通信回線が空
きになるの待って、端末から顧客を呼び出すので、顧客
の無効発信や通信回線の無効保留を防止できる。
【0080】第7の発明によれば、顧客からの着信にお
いて公衆網に接続された構内交換機に接続される端末が
通信中のときは、他の待機中の端末がある構内交換機へ
発信するので、顧客の無効発信や通信回線の無効保留を
防止できる。
【0081】第8の発明によれば、顧客からの着信にお
いて、構内交換機は他の端末へ呼び出し中を知らせるの
で、接続までの待ち時間に顧客が接続に対して不安を抱
くことを防ぐことができる。
【0082】第9の発明によれば、顧客からの着信にお
いて、構内交換機は被呼端末が待機中でないため接続で
きなかった場合、業務代行可能な他の端末も待機中でな
いなら顧客を終話させ、端末が待機中になるの待って、
端末から顧客を呼び出すので、顧客の無効発信や通信回
線の無効保留を防止できる。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるテレマーケティングシステムの
一実施例図である。
【図2】データベース54が格納する局番・顧客リスト
のデータ構造図である。
【図3】実施例1におけるシーケンス図である。
【図4】データベース54が格納する顧客対応に設けた
発信ダイヤル番号選択テーブルのデータ構造図である。
【図5】実施例2におけるシーケンス図である。
【図6】実施例3におけるシーケンス図である。
【図7】実施例4におけるシーケンス図である。
【図8】実施例5におけるシーケンス図である。
【図9】実施例6におけるシーケンス図である。
【図10】実施例7におけるシーケンス図(1/2)で
ある。
【図11】実施例7におけるシーケンス図(2/2)で
ある。
【図12】従来の自動発信制御システムにおける構成図
である。
【図13】従来の公専接続方式における構成図である。
【符号の説明】
1〜3 オペレータ端末 4〜6 構内交換機 24〜26 計算機 54〜56 データベース 13〜15 専用線 30 公衆網 17〜20 顧客電話機 44〜46 音声リソース 34〜36 アクセスポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土橋 啓次郎 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網内の顧客との間でテレマ−ケティ
    ングのサ−ビスを行なう端末と、各々に上記端末とデ−
    タベ−スとが接続された複数の構内交換機とを備え、こ
    の構内交換機は通信回線と制御用の共通線からなる専用
    線を介して各々が接続され、対応のアクセスポイントを
    介して上記公衆網に接続されたテレマ−ケティングシス
    テムにおいて、上記各構内交換機に識別するための識別
    番号を付与し、上記デ−タベ−スに、上記顧客の電話番
    号と、各顧客対応に上記公衆網での通信料金が安いアク
    セスポイントが接続された構内交換機の上記識別番号と
    を関連づけて記憶し、上記端末が上記顧客に呼を発する
    場合、呼を発する上記端末が接続された第一の構内交換
    機は、上記デ−タベ−スに記憶された発呼先の電話番号
    とそれに対応した識別番号を検索し、上記端末の発呼を
    上記共通線を介して、検索された上記識別番号が付与さ
    れている第二の構内交換機に通知し、通知を受けた上記
    第二の構内交換機は、上記公衆網を介して上記発呼先の
    顧客との通信路を設定することを特徴とするテレマ−ケ
    ティングシステム。
  2. 【請求項2】 上記デ−タベ−スに、一つの電話番号に
    対し異なる識別番号の組合わせを複数記憶し、上記端末
    が上記顧客に呼を発する場合、上記第一の構内交換機
    は、上記専用線における通信回線の輻輳状態を調べ、上
    記記憶された電話番号と識別番号の組み合わせの中か
    ら、輻輳していない通信回線に接続された構内交換機
    で、通信料金が最も安い構内交換機の識別番号を検索
    し、上記端末の発呼を、上記共通線を介して、検索され
    た上記識別番号が付与されている上記第二の構内交換機
    に通知することを特徴とする請求項1記載のテレマ−ケ
    ティングシステム。
  3. 【請求項3】 上記第二の構内交換機は、上記顧客との
    上記公衆網における通信路を設定終了後に、上記第一の
    構内交換機との上記専用線における通信回線を確保する
    ことを特徴とする請求項1記載のテレマ−ケティングシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 公衆網内の顧客との間でテレマ−ケティ
    ングのサ−ビスを行なう端末と、各々に上記端末とデ−
    タベ−スとが接続された複数の構内交換機とを備え、こ
    の構内交換機は、通信回線と制御用の共通線からなる専
    用線を介して各々が接続され、対応のアクセスポイント
    を介して上記公衆網に接続されたテレマ−ケティングシ
    ステムにおいて、上記顧客が第一の構内交換機を経由し
    第二の構内交換機に接続された上記端末を発呼する場
    合、上記第一の構内交換機は、上記専用線における共通
    線を介して、第二の構内交換機に上記端末への発呼を知
    らせ、上記第二の構内交換機は上記端末を呼び出し、第
    一の構内交換機は上記端末が応答してから上記第二の構
    内交換機との上記専用線の通信回線を確保することを特
    徴とするテレマ−ケティングシステム。
  5. 【請求項5】 上記第二の構内交換機が、上記顧客から
    の呼を、端末に接続する間、上記第一の構内交換機は上
    記顧客に呼び出し中であることを通知する請求項4記載
    のテレマ−ケティングシステム。
  6. 【請求項6】 上記第一の構内交換機が、上記第二の構
    内交換機との上記専用線における通信回線が輻輳状態で
    通信路を設定できない場合、上記第一の構内交換機は、
    上記顧客に呼を切断することを通知し、上記通信回線を
    確保してから上記顧客に発呼することを特徴とする請求
    項4記載のテレマーケティングシステム。
  7. 【請求項7】 公衆網内の顧客との間でテレマ−ケティ
    ングのサ−ビスを行なう端末と、各々に上記端末とデ−
    タベ−スとが接続された複数の構内交換機とを備え、こ
    の構内交換機は、通信回線と制御用の共通線からなる専
    用線を介して各々が接続され、対応のアクセスポイント
    を介して上記公衆網に接続されたテレマ−ケティングシ
    ステムにおいて、上記顧客より発呼された第一の構内交
    換機に接続された端末が待機状態でない場合、上記第一
    の構内交換機は、上記顧客よりの発呼を上記共通線を介
    して、同じサ−ビスの受けられる待機中の他の端末が接
    続された第二の構内交換機に通知し、上記顧客との通信
    回線を確保することを特徴とするテレマ−ケティングシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 上記第一の構内交換機が、上記顧客より
    の発呼を上記共通線を介して、同じサ−ビスの受けられ
    る待機中の他の端末に接続する間、上記第一の構内交換
    機は、上記顧客に呼び出し中であることを通知する請求
    項7記載のテレマ−ケティングシステム。
  9. 【請求項9】 上記第二の構内交換機に接続された端末
    が待機状態でない場合、上記第一の構内交換機は、上記
    顧客に呼を切断することを通知し、上記端末が待機状態
    になってから上記顧客に発呼することを特徴とする請求
    項7記載のテレマ−ケティングシステム。
JP6652995A 1995-03-24 1995-03-24 テレマーケティングシステム Pending JPH08265435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6652995A JPH08265435A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 テレマーケティングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6652995A JPH08265435A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 テレマーケティングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265435A true JPH08265435A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13318506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6652995A Pending JPH08265435A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 テレマーケティングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265435A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001047227A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Kawasaki Steel Systems R & D Corporation Procede et dispositif pour l'exploitation de centres d'appel
JP2007089026A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Nomura Research Institute Ltd 通信システムおよび通信方法
JP2010246163A (ja) * 2010-07-16 2010-10-28 Nomura Research Institute Ltd 通信システムおよび通信方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001047227A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Kawasaki Steel Systems R & D Corporation Procede et dispositif pour l'exploitation de centres d'appel
CN100355262C (zh) * 1999-12-21 2007-12-12 川铁情报系统株式会社 呼叫中心运用方法及装置
JP2007089026A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Nomura Research Institute Ltd 通信システムおよび通信方法
JP4657866B2 (ja) * 2005-09-26 2011-03-23 株式会社野村総合研究所 通信システムおよび通信方法
JP2010246163A (ja) * 2010-07-16 2010-10-28 Nomura Research Institute Ltd 通信システムおよび通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100249578B1 (ko) 개별화된 전화 호출 특징을 제공하는 시스템
US5291551A (en) Home agent telecommunication technique
JP2816385B2 (ja) Pbxテナントサービスの方路選択方式
KR100227159B1 (ko) 전기통신시스템에서 호출을 자동으로 라우팅시키는 방법 및 장치
US4953204A (en) Multilocation queuing for telephone calls
JP2603366B2 (ja) Ani情報またはdnis情報あるいはその両方を供給する方法及び装置
AU678348B2 (en) A method of producing an intelligent network service
US5797092A (en) Method for monitoring the connection between the subscriber and the destination telephone and providing directory assistance upon detection of predetermined tone
JP2642496B2 (ja) 呼管理装置及び方法
US5802163A (en) Methods and apparatus for implementing an outbound network call center
JP3115772B2 (ja) 電話呼処理方法
US5960070A (en) Pay as you communicate call center
CA2160615A1 (en) Systems, methods and articles of manufacture for performing distributed telecommunications
JPH03210863A (ja) 帯域内経路指定・起点情報コンバータ
JPH077549A (ja) 通信サ−ビスに加入している電話呼出を処理する方法
JP2000151859A (ja) 通話コストを受け手において低減する方法及びシステム。
JPH08265435A (ja) テレマーケティングシステム
EP0726008B1 (en) Device for multimedia communication
JPH06245255A (ja) 個人情報に基づく移動体通信方法及び通信システム
JPH11215528A (ja) 自動コールシステム
JP3453047B2 (ja) 大量呼受付方法及びそのシステム
JPH0730667A (ja) 通信回線の代行接続方式
JP3239161B2 (ja) 発信地域対応の着信者情報に基づいた呼接続方法
CN100359871C (zh) 出网呼叫中心
JPH08251297A (ja) ネットワークを通して通信を確立するシステムと方法