JPH08195991A - 時刻自動修正機能付きリモコン - Google Patents

時刻自動修正機能付きリモコン

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JPH08195991A
JPH08195991A JP652795A JP652795A JPH08195991A JP H08195991 A JPH08195991 A JP H08195991A JP 652795 A JP652795 A JP 652795A JP 652795 A JP652795 A JP 652795A JP H08195991 A JPH08195991 A JP H08195991A
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JP
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signal
time
circuit
remote controller
clock
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JP652795A
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Takeshi Uchikura
剛 内蔵
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモコンの時計回路と実際の時刻との誤差を
修正し、又、リモコンと電気機器の時計回路の誤差を修
正するリモコンを提供する。 【構成】リモコン1の内部に、時報信号を含むFM放送
信号を受信するチューナー5を有し、該チューナー5に
接続され、FM放送信号に含まれる時報信号を検出する
検出回路43と、時間値をカウントする時計回路42と、検
出回路43と時計回路42とに接続され検出回路43にて検出
された時報信号と時計回路42の時間値とを比較して誤差
を修正する比較修正回路41とから構成される時刻自動修
正機能を有しており、電気機器に操作信号を送信する送
信回路34を配備する。又、リモコン1には電気機器に動
作命令信号D1を送信する送信回路34と、送信器35と、
動作命令信号D1に時間信号D2を付す信号挿入回路30を
配備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコンによって操作
が行なえる電気機器のリモコンに関するものである。特
に、電気機器、リモコンの双方に時計回路を有し、又、
リモコンに時刻の自動修正機能を有してリモコンと電気
機器との時計回路の誤差を修正するリモコンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモートコントローラ(以下「リ
モコン」という)によって操作が行なえるテレビ、VT
R、空調機等の電気機器がある。電気機器の操作は、使
用者がリモコンに配備された操作ボタンを押すと、操作
に対応したIR(infrared、赤外線)信号が電気機器に送
信されることによって行なわれる。
【0003】前記電気機器、例えば、VTR等に於て、
電気機器及びリモコンの双方に夫々独立した時計回路を
有して時刻を表示するものがある。又、リモコンの内部
にFM受信器とスピーカーを有しており、本体からFM
信号を用いて音声信号をリモコンに送信することのでき
るものが実用されている。
【0004】又、放送局から送信される音声、画像の放
送信号には、時報信号が常時又は一定時刻毎に含まれて
いる。例えば、NHKのFM放送であれば、1日のう
ち、7時、12時、19時の夫々3秒前から440Hzのパ
ルス波である予報信号が発せられ、正時には880Hzパル
ス波である信号が時報信号として挿入されている。
【0005】前記時報信号を利用し、該時報信号が送信
される時間(時報時刻)に、放送信号に含まれる時報信号
を受信し、該時報信号と放送信号記録装置に内蔵された
時計回路(33)の時刻との誤差を検出して、誤差があれば
修正する、所謂、「自動時刻修正機能」を有するVTR
等の電気機器が開発されている。自動時刻修正機能と
は、時報時刻に近づくと、自動的に放送信号記録装置の
電源が入って、予め設定された時報信号を含む放送信号
を受信して、放送信号の中から時報信号を判別し、放送
信号記録装置の内部に配備された時計の時刻を修正する
機能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気機
器に操作命令を送信するリモコンの内蔵時計には、時計
の自動修正機能を有しているものはない。従って、時計
の自動修正機能を電気機器にのみ有しており、たとえ電
気機器の表示時刻が正確であっても、操作するリモコン
の表示時刻が狂っていることがある。又、電気機器に時
計の自動修正機能を配備していない場合、電気機器の表
示時刻、リモコンの表示時刻が共に狂っていることもあ
る。
【0007】上記の様な場合、例えば、電気機器の表示
時刻が7:00を示しており、そのときのリモコンの表示時
刻が6:55であったとする。このとき、使用者がリモコン
の表示時刻に基づいて、6:55に7:00からの放送信号を記
録したいと考え、予約を行なっても、電気機器の表示時
刻が既に7:00を示しているため、前記放送信号を記録す
ることは出来ない。
【0008】本発明の目的は、リモコンの時計回路と実
際の時刻との誤差を修正し、又、リモコンと電気機器の
時計回路の誤差を修正するリモコンを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するため
に、本発明の自動時刻修正機能付きリモコン(1)に於て
は、リモコン(1)の内部に、時報信号を含むFM放送信
号を受信するチューナー(5)を有し、該チューナー(5)
に接続され、FM放送信号に含まれる時報信号を検出す
る検出回路(43)と、時間値をカウントする時計回路(42)
と、検出回路(43)と時計回路(42)とに接続され検出回路
(43)にて検出された時報信号と時計回路(42)の時間値と
を比較して誤差を修正する比較修正回路(41)とから構成
される時刻自動修正機能を有しており、電気機器に操作
信号を送信する送信回路(34)を配備する。又、本発明の
リモコン(1)には電気機器に動作命令信号D1を送信す
る送信回路(34)と、送信器(35)と、動作命令信号D1
時間信号D2を付す信号挿入回路(30)を配備する。
【0010】
【作用】時報信号を含むFM放送信号の周波数にチュー
ナー(5)をセットして、チューナー(5)からFM放送信
号を受信する。検出回路(43)にて、チューナー(5)に入
力されたFM放送信号を含む信号から時報信号を選別す
る。該時報信号と、時計回路(42)の時間値との誤差を比
較修正回路(41)にて測定し、誤差が生じていれば、リモ
コン(1)に内蔵する時計回路(42)の時間値を修正する。
【0011】又、リモコン(1)から電気機器に送信され
る操作信号の一部に時間信号を挿入し、使用者がリモコ
ン(1)により電気機器に操作命令を送信する際に、電気
機器の内蔵時計回路(89)が修正される。
【0012】
【発明の効果】上記構成の自動調整機能付きリモコン
(1)によれば、リモコン(1)の時計回路(42)の時間値が
実際の時間と殆ど誤差なく稼働し、又、使用者がリモコ
ン(1)を用いて電気機器に操作命令を送信すると、電気
機器の内蔵時計の時刻が修正され、リモコン(1)と一致
するため、電気機器の内蔵時計も実際の時間と殆ど誤差
なく稼働する。
【0013】従って、リモコン(1)と電気機器の表示時
刻の違いから生じる誤動作等がなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。尚、電気機器としてVTR(7)を例に挙
げ、又、リモコン(1)は、VTR(7)から発せられるF
M信号を用いた音声信号を受信し、リモコン(1)に内蔵
されたスピーカー(39)から音声信号を出力する機能を有
するものを例に挙げるが、リモコン(1)により操作でき
る電気機器であれば、電気機器はVTR(7)に限定され
るものではなく、又、リモコン(1)には、音声信号の出
力機能を有さなくてもよい。
【0015】図1及び図3は、本発明に係るリモコン
(1)の要部ブロック図と時計の自動修正機能の動作を示
すフローチャート図であって、S1からS8は該フロー
チャート図の工程を示す。又、図2及び図4は、VTR
(7)の要部ブロック図とリモコン(1)からの信号を受信
した時のVTR(7)の主な動作を示すフローチャート図
であって、SS1からSS5は該フローチャート図の工
程を示す。
【0016】図1に示す如く、リモコン(1)は、中央演
算処理回路(以下「CPU(2)」)を中心にして、これに
チューナー(5)、比較修正回路(41)、時計回路(42)、検
出回路(43)、メモリ(36)、信号挿入回路(30)、切替え回
路(37)、スイッチ群(33)が接続されており、信号挿入回
路(30)を介してIR送信回路(34)が、又、表示制御部(3
1)を介して表示器(32)が接続されている。又、比較修正
回路(41)と、検出回路(43)及び時計回路(42)が夫々接続
されている。更に、チューナー(5)は、アンテナ(6)
と、パワーアンプ(38)に接続され、該パワーアンプ(38)
はスピーカー(39)に接続される。又、IR送信回路(34)
とIR送信器(35)が接続されている。リモコン(1)の操
作は、全てスイッチ群(33)によって行なわれる。
【0017】CPU(2)は、マイクロプロセッサを主体
にして構成されており、メモリ(36)はリードオンリーメ
モリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)を含
み、CPU(2)の動作手順を規定するプログラムや、C
PU(2)によって処理、制御されるデータ、後述する時
計回路(42)の自動修正機能に関するデータ等が記憶され
ている。
【0018】チューナー(5)は、アンテナ(6)を介し
て、VTR(7)から送信されるFM信号を受信し、又、
時報信号を含むNHKのFM放送信号を受信することが
出来る。チューナー(5)の内部構成は、公知のFM受信
チューナー(5)であって、RFAMP(無線周波増幅器)
(51)、MIX(ミクサー)(52)、IF AMP(中間周波数
増幅器)(53)、FM DET(FM検波回路)(54)、LF
AMP(低周波増幅器)(55)が順に接続されており、RF
AMP(51)は、アンテナ(6)に接続されている。又、
チューナー(5)内部には、VTR(7)から送信されるF
M信号を受信するLOCAL OSC(56)及び時刻合わ
せ用LOCAL OSC(57)が配備され、CPU(2)か
らの命令により作動する切替え回路(37)によって、いず
れか一方がMIX(52)に接続される。LF AMP(55)
から出力された信号は、切替え回路(37)により、後述す
る検出回路(43)又はパワーアンプ(38)のいずれか一方に
選択的に接続される。尚、切替え回路(37)をオンとする
と、MIX(52)は時刻合わせ用LOCAL OSC(57)
に、LF AMP(55)は検出回路(43)に夫々接続され、
切替え回路(37)をオフとすると、MIX(52)はLOCA
L OSC(56)に、LF AMP(55)はパワーアンプ(38)
に接続される。
【0019】切替え回路(37)がオンとなって、MIX(5
2)が時刻合わせ用LOCAL OSC(57)に接続される
と、時報信号を含むNHKのFM放送信号を受信するこ
とが出来る。又、切替え回路(37)がオフとなって、MI
X(52)がLOCAL OSC(56)に接続されると、後述
するVTR(7)のFM送信回路(81)から送信アンテナ(8
2)を介して送信されるFM信号を受信することが出来、
チューナー(5)にてFM信号を音声信号に変換して、パ
ワーアンプ(38)で増幅されてスピーカー(39)から出力す
ることが出来る。
【0020】前記チューナー(5)が時報信号を含むFM
放送信号の周波数88.1MHz(関西地域)の信号を受信する
動作原理について説明する。切替え回路(37)がオンとな
ると、MIX(52)が時刻合わせ用LOCAL OSC(5
6)に接続される。入力されるFM放送信号はRF AM
P(51)で増幅され、該FM放送信号と、時刻合わせ用L
OCAL OSC(57)にて発振される出力信号98.6MHz
とが、MIX(52)にて組み合わされて、変調中間周波数
信号10.5MHzが作り出される。該変調中間周波数信号10.
5MHzは、IF AMP(53)にて増幅され、FM DET
(54)にて検波される。FM DET(54)にて検波された
音声信号(時報信号を含む)は、LFAMP(55)で増幅さ
れる。その後、検出回路(43)に送信されて、後述する時
計の自動修正機能に用いられる。
【0021】同様にチューナー(5)がVTR(7)のFM
送信回路(81)から送信アンテナ(82)を介して送信される
FM信号を受信する動作原理について説明する。切替え
回路(37)がオフとなると、MIX(52)がLOCAL O
SC(56)に接続される。入力されるFM放送信号はRF
AMP(51)で増幅され、該FM放送信号と、LOCA
L OSC(56)にて発振される出力信号とが、MIX(5
2)にて組み合わされて、変調中間周波数信号(10.5MHz)
が作り出される。該変調中間周波数信号は、IF AM
P(53)にて増幅され、FM DET(54)にて、FM放送
信号の周波数が検波される。FM DET(54)にて検波
された周波数は、LF AMP(55)で増幅される。LF
AMP(55)による増幅は、非常に弱いものであるた
め、再度パワーアンプ(38)にて増幅されてスピーカー
(39)から外部に音声として出力される。
【0022】時計の自動修正機能は、以下の時計回路(4
2)、検出回路(43)、比較修正回路(41)にて構成される。
尚、FM放送信号に含まれる時報信号として、NHKの
FM放送を例に挙げると、標準時刻が7時、12時、1
9時となった時に(以下「正時時刻」という)、時報を知
らせる時報信号を放送信号の音声信号中に含んでいる。
NHKのFM放送の場合、時報信号は、図5に示す如
く、予報信号p1、p2、p3、と正時信号Pとから構成
される。予報信号p1、p2、p3は、正時時刻の3秒前
より1秒間隔で送信される440Hzの信号であって、夫々
の予報信号p1、p2、p3は0.1秒間継続する。正時信号
Pは、正時時刻に送信される880Hzの信号であって、該
正時信号Pは、3秒間継続し、その中途より減衰する信
号である。
【0023】時計回路(42)は、水晶発信器等で構成され
る基準発信器からの発信信号を分周回路で適宜分周して
基準クロック信号とし、該基準クロック信号を計数部に
てカウントして時間値を計数している。時計回路(42)で
計数された時間値信号は、CPU(2)を介して表示制御
部(31)から表示器(32)に表示される。又、後述する比較
修正回路(41)に直接に送信される。尚、時計回路(42)の
時間値の初期設定は、使用者がスイッチ群(33)によって
設定しなければならない(S1)。
【0024】検出回路(43)は、LPF(ローパスフィル
タ)(44)を有しており、対象とする放送信号の音声信号
の中に含まれる時報信号を、LPF(44)にて検出し、該
時報信号中の正時信号Pを後述する比較修正回路(41)に
送信する。
【0025】比較修正回路(41)は、時計回路(42)から送
信された時間値信号と、比較修正回路(41)から送信され
た正時信号Pとを比較し、時間値信号と正時信号Pに誤
差が生じていれば、時計回路(42)の時間値に最も近い正
時時刻に時計回路(42)の時間値を修正する。
【0026】信号挿入回路(30)は、後述する信号Dを構
成する動作命令信号D1の後部にリモコン(1)の時計回
路(42)の時間値に関する信号を加える回路である。
【0027】IR送信回路(34)は、リモコン(1)からV
TR(7)へ信号Dを送信する回路であって、図6に示す
如く、信号Dは、VTR(7)への動作命令信号D1と、
該動作命令信号D1に続く、時計回路(42)の時間値に関
する時間信号D2から構成される。時間信号D2は、信号
挿入回路(30)にて動作命令信号D1に続けて加えられ
る。信号Dは、IR送信器(35)から、後述するVTR
(7)のIR受信器(84)に送信される。動作命令信号D1
として、例えば、VTR(7)の電源オン、再生、録画、
選局、予約録画情報の設定等が挙げられる。尚、本実施
例では、時間信号D2は、電源オンと予約録画情報の設
定の2種の動作命令信号D1に付した。
【0028】時計の自動修正機能は、リモコン(1)の時
計回路(42)の時間値が前述の正時時刻の5分前となると
自動的に稼働を開始し(S3、S4)、切替え回路(37)を
オンにして時報信号を含むFM放送信号を受信し(S
4、S5)、検出回路(43)のLPF(44)にてFM放送信
号の時報信号を検出し、該時報信号と、時計回路(42)の
時間値を比較して誤差が生じていれば修正する機能であ
る(S5)。自動修正機能は、時計回路(42)の時間値が修
正されると自動的に稼働が停止する。尚、時計の自動修
正機能の稼働時間は、正時時刻の前後5分間、即ち10分
間であって、この10分以内に時報信号が検出できない
(S7)と、時計回路(42)の時間値が修正されないままに
自動的に稼働を停止する(S6)。時計の自動修正機能が
稼働していない時には、切替え回路(37)はオフの状態に
なり、MIX(52)はLOCAL OSC(56)に、LF A
MP(55)はパワーアンプ(38)に接続される。
【0029】図2に示す如く、VTR(7)は、CPU(7
1)を中心にして、これにチューナー(74)、記録再生部(7
5)、修正回路(88)、時計回路(89)、IR受信回路(83)、
タイマー予約回路(73)、FM送信回路(81)、スイッチ群
(85)が接続されており、又、表示制御部(86)を介して表
示器(87)が接続されている。又、チューナー(74)と記録
再生部(75)、チューナー(74)とFM送信回路(81)、記録
再生部(75)とFM送信回路(81)、修正回路(88)と時計回
路(89)は、夫々接続されている。更に、IR受信回路(8
3)にはIR受信器(84)が、FM送信回路(81)には送信ア
ンテナ(82)が夫々接続されている。VTR(7)への操作
命令は、スイッチ群(85)、又はリモコン(1)によって行
なわれる。
【0030】CPU(71)は、マイクロプロセッサを主体
に構成されており、ROM及びRAMを含むメモリ(71)
を内蔵している。該メモリ(71)は、CPU(71)の動作手
順を規定するプログラムやCPU(71)によって処理され
るデータ、タイマー予約回路(73)により制御されるデー
タ等が記憶されている。
【0031】放送信号は、アンテナ(61)等を介して、チ
ューナー(74)に入力される。チューナー(74)によりVT
R(7)に入力された放送信号は、公知のVTR録画方式
によって、記録再生部(75)にて記録媒体(9)に記録さ
れ、又記録媒体(9)に記録されている信号は、公知のV
TR再生方式によって、記録再生部(75)にて読み出さ
れ、外部(例えば、テレビジョン)に出力される。
【0032】放送信号の音声信号は、チューナー(74)又
は記録再生部(75)からFM送信回路(81)に送信される。
音声信号は、FM送信回路(81)でFM信号に変換され
て、送信アンテナ(82)から送信され、前記リモコン(1)
のアンテナ(6)で受信される。
【0033】リモコン(1)からVTR(7)へ送信されて
きた信号Dは、IR受信器(84)にて受信され、IR受信
回路(83)を介してCPU(71)に入力される(SS1)。信
号Dに動作命令信号D1と時間信号D2が含まれている場
合、信号Dは、CPU(71)にて動作命令信号D1と、時
間信号D2に分離される。CPU(71)は動作命令信号D1
に基づいて、記録再生部(75)、チューナー(74)、タイマ
ー予約回路(73)等を制御する(SS4、SS5)。又、C
PU(71)は、信号Dに時間信号D2が含まれていれば、
時間信号D2を修正回路(88)に送信し(SS2)、後述す
る通り時計回路(89)の時間値を修正する(SS3)。
【0034】時計回路(89)は、前述した時計回路(42)と
同様の構成であって、時計回路(89)で計数された時
間値信号は、CPU(71)を介して表示制御部(86)か
ら表示器(87)1に表示される。又、後述する修正回路(8
8)に直接に送信される。時計回路(89)の時間値は、使用
者がVTR(7)を購入、移動等を行ない、VTR(7)へ
の通電が断たれている場合には、通電開始後に、スイッ
チ群(85)又はリモコン(1)によって設定しなければなら
ない。
【0035】修正回路(88)は、時計回路(89)の時間値
と、前述のリモコン(1)のIR送信器(35)からVTR
(7)のIR受信器(84)に送信された時間値に関する時間
信号D2とを比較し、誤差が生じていれば、時計回路(8
9)の時間値を修正する(SS3)。
【0036】タイマー予約回路(73)は、使用者の所望す
る放送信号を予約録画する回路であって、該放送信号を
送信する放送局、放送開始時間、放送終了時間を内蔵す
るメモリ(図示せず)にて記憶し、時計回路(89)の時刻が
放送開始時間となると、選局して予約録画を開始し、時
計回路(89)の時刻が放送終了時間となると録画を終了す
る。
【0037】上記構成のリモコン(1)及びVTR(7)に
於て、リモコン(1)の時計回路(42)の時間値は、時報信
号を含むFM放送信号によって修正され、又VTR(7)
の時計回路(89)の時間値は、リモコン(1)から送信され
る信号Dに含まれる時間信号D2によって修正されて実
際の時間との誤差及びリモコン(1)の時計回路(42)とV
TR(7)の時計回路(89)との誤差が殆どなくなる。
【0038】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【0039】例えば、時間信号D2は、信号Dの全てに
挿入する必要はなく、例えば、VTR(7)の電源オンの
動作命令、予約録画情報の設定の動作命令の2種の動作
命令D1に挿入することも出来るし、1種の動作命令の
みに挿入することも出来る。又、時間信号D2は、動作
命令D1に連続して送信せずに、時間信号送信スイッチ
等をリモコン(1)に設けて時間信号D2のみを送信する
ことも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモコンのブロック図である。
【図2】VTRのブロック図である。
【図3】リモコンの動作の流れを示すフローチャート図
である。
【図4】リモコンからの信号を受信した時のVTRの主
な動作を示すフローチャート図である。
【図5】NHKのFM放送信号の時報信号を示す図であ
る。
【図6】リモコンからVTRへ送信される信号Dを示す
図である。
【符号の説明】
(1) リモコン (30) 信号挿入回路 (34) IR送信回路 (41) 比較修正回路 (42) 時計回路 (43) 検出回路 (7) VTR (88) 修正回路 (89) 時計回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/04 M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器に操作信号を送信するリモコン
    (1)の内部に、時報信号を含むFM放送信号を受信する
    チューナー(5)を有し、該チューナー(5)に接続され、
    FM放送信号に含まれる時報信号を検出する検出回路(4
    3)と、時間値をカウントする時計回路(42)と、検出回路
    (43)と時計回路(42)とに接続され検出回路(43)にて検出
    された時報信号と時計回路(42)の時間値とを比較して誤
    差を修正する比較修正回路(41)とから構成される時刻自
    動修正機能を有しており、電気機器に操作信号を送信す
    る送信回路(34)を配備することを特徴とする時刻自動修
    正機能付きリモコン。
  2. 【請求項2】 リモコン(1)には電気機器に動作命令信
    号D1を送信する送信回路(34)と、送信器(35)と、動作
    命令信号D1に時間信号D2を付す信号挿入回路(30)が配
    備されることを特徴とする請求項1記載の時刻自動修正
    機能付きリモコン。
JP652795A 1995-01-19 1995-01-19 時刻自動修正機能付きリモコン Pending JPH08195991A (ja)

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JP652795A Pending JPH08195991A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 時刻自動修正機能付きリモコン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012160645A1 (ja) * 2011-05-24 2012-11-29 パナソニック電工電路株式会社 制御システム

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