JPH08149447A - Catv端末制御装置及び双方向端末装置 - Google Patents

Catv端末制御装置及び双方向端末装置

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JPH08149447A
JPH08149447A JP6308285A JP30828594A JPH08149447A JP H08149447 A JPH08149447 A JP H08149447A JP 6308285 A JP6308285 A JP 6308285A JP 30828594 A JP30828594 A JP 30828594A JP H08149447 A JPH08149447 A JP H08149447A
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Japan
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command
bidirectional
terminal
unidirectional
catv
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JP6308285A
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Teruhide Kita
輝秀 北
Atsunori Sakurai
厚典 櫻井
Teruhisa Kaneko
輝久 兼子
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単方向端末装置と双方向端末装置が同一のC
ATVシステムに混在しても、低コストに同時に制御で
き、更に双方向CATVシステムに特有のサービスも容
易に追加・変更できることを目的とする。 【構成】 CATV端末制御装置に単方向コマンドを送
出して単方向端末装置及び双方向端末装置を制御する単
方向コマンド制御部を設ける。又双方向コマンドを送出
して双方向端末装置と双方向データ通信する双方向コマ
ンド制御部を設ける。これらの制御をシングルタスクに
より時系列に、もしくはマルチタスクにより同時に実行
する。そして下りコマンドを同一もしくは異なる下り搬
送波により変調して送出し、双方向コマンドのときのみ
前記双方向端末装置からの上り信号を上り搬送波により
受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路によりCATV
端末装置に接続され、伝送路を介した制御コマンドによ
りCATV端末装置を遠隔制御するCATV端末制御装
置と、これにより制御される双方向のCATV端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCATV端末制御装置では、双方
向端末装置を制御する機能と単方向端末装置を制御する
機能の双方を具備するものはなく、双方向端末装置を制
御する装置と単方向端末装置を制御するための装置を別
個に必要としていた。そして、前述の二種の装置のコマ
ンドを時系列的に整理して送出するため、制御CPUに
より単方向コマンドと双方向コマンドを順次交互に送出
していた。この従来例は、例えば特開昭61−2709
46号公報に開示されている。
【0003】又特開平3−70290号公報に開示され
ている例では、一台のCATV端末制御装置のみで双方
向端末と単方向端末の双方を混在制御しているように見
えるが、これは双方向通信機能を具備した双方向端末装
置のうち一部を単方向端末装置として使用するものであ
り、制御の対象となるのはあくまで双方向端末装置のみ
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のCA
TV端末制御装置では、双方向端末装置と単方向端末装
置とを同時に混在制御することが不可能であった。この
従来のCATV端末制御装置で、双方向端末装置と単方
向端末装置の混在制御を実現するには、双方向端末装置
制御機能を持った端末制御装置と単方向端末装置制御機
能を有した端末制御装置を別個に用意するか、もしくは
双方向端末装置に対して双方向通信機能を使わずあたか
も単方向端末装置であるかのような振る舞いをさせる制
御を行う必要があった。いずれにせよ、複数の端末制御
装置を必要としたり、一部の双方向端末装置に不要な双
方向通信処理部を設けるなどシステムとしてのコスト高
につながっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、単方向及び双方向のCATV端末装置と伝送路によ
り接続され、各CATV端末装置を伝送路を介した制御
コマンドにより遠隔制御及びデータ通信するCATV端
末制御装置であって、単方向コマンドを送出して単方向
端末装置及び双方向端末装置を制御する単方向コマンド
制御部と、双方向コマンドを送出して双方向端末装置と
双方向データ通信する双方向コマンド制御部と、を具備
し、単方向及び双方向コマンド制御部からの下りコマン
ドを、同一もしくは異なる下り搬送波により変調して送
出し、双方向コマンドの時のみ双方向端末装置からの上
り信号を上り搬送波により受信することを特徴とするも
のである。
【0006】本願の請求項2の発明は、CATV端末制
御装置の単方向及び双方向コマンド制御部の起動とその
処理の優先度を個別に設定する設定手段を有することを
特徴とするものである。
【0007】本願の請求項3の発明は、請求項1項又は
2項項記載のCATV端末制御装置の単方向コマンドを
送信するための下り搬送波を受信し、搬送波により変調
された信号を復調して、そのコマンド内容を解釈し指定
された動作を行うことで単方向コマンドにより制御され
ると共に、単方向コマンドと同一の搬送波で送られてく
る双方向コマンドも受信して、受信信号を復調及び解釈
し、双方向コマンドで要求されたデータ信号を上り搬送
波により変調してCATV端末制御装置に向けて送出す
ることを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項4の発明は、請求項1項又は
2項記載のCATV端末制御装置からの複数の下り搬送
波を受信し、搬送波により変調された信号を復調してそ
のコマンド内容を解釈し、受信したコマンドが双方向コ
マンドの場合は、双方向コマンドで要求されたデータ信
号を、受信した下り搬送波毎に異なる上り搬送波により
変調してCATV端末制御装置に向けて送出することを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明のCATV端末制御装置によると、一台
の端末制御装置が単方向コマンドを送出して双方向端末
装置と単方向端末装置とを制御する機能、双方向端末装
置と双方向通信を行う機能を有しており、シングルタス
クによる時系列処理もしくはマルチタスクにより同時に
処理が可能である。又請求項2の発明では、これらの機
能の優先度を設定したり、起動を個別に設定するように
している。
【0010】更に本発明のCATV端末制御装置は、単
方向コマンドと双方向コマンドを同一もしくは異なる搬
送波により送出し、双方向端末装置は単方向コマンドに
より制御されると共に、双方向コマンドに対しては上り
搬送波により上りデータを端末制御装置に送出するた
め、同一の伝送路上に双方向端末装置と単方向端末装置
を混在させて制御することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図1は、第1実施例によるCATV端末制御装
置のブロック図である。本図において、操作者が表示部
1を見ながら入力部2により、CATV加入者データ,
端末装置情報等を入力し、入力された情報は記憶部3に
格納される。ここで端末装置情報とは、個々のCATV
加入者宅に設置されているCATV端末装置が双方向か
単方向か、又夫々の端末装置の固有識別番号,視聴可能
CH情報等である。更に、記憶部3には上り/下り搬送
波周波数情報、映像スクランブル状況などのシステム全
体の運用状態も設定され記憶される。
【0012】単方向コマンド制御部4は、単方向コマン
ドを各端末に向けて送出し、CATVシステムの基本的
な運用を行う。即ち記憶部3に格納された端末情報を読
みだし、各端末に対して視聴可能CH設定など端末固有
の設定を行うコマンドと時刻設定やシステム運用状態の
通知などシステム全体の状態を示すコマンドを生成し
て、データ送受信部5へ送る。図2に単方向コマンドの
一例を示す。
【0013】一方、双方向コマンド制御部6は、ポーリ
ング方式により双方向端末装置から上りデータの収集を
行う。即ち、記憶部3に格納された端末情報の内、双方
向端末装置の情報を読みだし、双方向端末装置から上り
データを順次収集するのである。例えば、端末の状態
(電源ONかOFFか?何チャンネルを視聴中か?な
ど)を問い合わせるために双方向下りコマンドを生成し
て、この下りコマンドをデータ送受信部5へ送る。
【0014】データ送受信部5では、単方向コマンド制
御部4,双方向コマンド制御部6から下りコマンドを受
け取り、コマンドを順に変復調部7へ送る。そして変復
調部7で下り搬送波により変調されてCATV伝送路8
へ送出され、端末装置まで伝送される。更に、データ送
受信部5から送出されたコマンドが双方向コマンドの場
合、双方向端末装置からの上りデータが上り搬送波によ
り変調されて変復調部7へ送られる。変復調部7ではこ
の上りデータを復調し、データ送受信部5に伝送する。
データ送受信部5では、この上りデータを受信して双方
向コマンド制御部6に送る。双方向コマンドと上りデー
タの一例を図2に示す。
【0015】尚、本実施例において、単方向コマンド制
御部4,データ送受信部5,双方向コマンド制御部6等
の各機能は、CATV端末制御装置上でシングルタスク
処理により時系列的に処理することも、マルチタスク処
理により同時に処理することも可能である。マルチタス
クによる同時処理を行う場合、単方向コマンド制御部4
と双方向コマンド制御部6は互いに独立して処理を行う
が、記憶部3,データ送受信部5等の装置内の資源も共
有している。このとき同一の資源を双方の制御部が同時
に使用しようとしたとき、無秩序に処理を行うとデータ
が輻輳し、データの消滅や誤データの参照等が発生す
る。これを防ぐために、これらの資源を使用するときは
セマフォフラグなどで複数の制御部が排他制御の同期を
とりながらアクセスし、データの整合性が保たれるよう
な工夫を行っている。
【0016】図2は、単方向及び双方向コマンドの例で
ある。単方向コマンド及び双方向コマンドは、受信端末
がコマンドの先頭を識別するための同期コード,本コマ
ンドの宛先端末を示す宛先端末番号,単方向コマンドか
双方向コマンドかを区別し、端末装置の動作を指定する
コマンドコード,必要に応じたオプションデータ,及び
通信データの誤り検出のためのチェックコード部からな
る。
【0017】又、双方向コマンドに対する上りデータ
は、受信する端末制御装置がコマンド先頭を識別するた
めの同期コード,発信した端末番号,データの内容を示
すレスポンスコード,要求されたデータ,及びチェック
コード部からなる。
【0018】図3は本実施例において同一の下り搬送波
を使用したコマンド送出の端末制御装置と端末装置間の
データ通信シーケンスの一例である。まず端末制御装置
10は単方向端末11.1〜11.n及び双方向端末1
2.1〜12.mに対して、システム運用モード設定コ
マンド13を同報モードにて送出し、全端末がこれを受
信する。
【0019】次に、端末制御装置10から各端末を個別
に設定する個別設定コマンド14、例えば視聴可能CH
設定コマンドがコマンド宛先を別個に設定しながら逐一
端末に向けて送出される。これらのコマンドは単方向コ
マンドであり、双方向端末装置12がこのような単方向
コマンドを受信した場合にも、上りデータを発信しな
い。
【0020】本実施例では単方向コマンドと双方向コマ
ンドの送出に同一の搬送波を使用しているため、二種の
コマンドは時系列的に送られる。即ちある単方向コマン
ド15を送出したあと、双方向コマンド16を送出す
る。双方向コマンド16の対象となった双方向端末1
2.1は下りの双方向コマンド16を受信したあと、コ
マンドにより指定された上りデータ17を端末制御装置
10に向けて送出する。端末制御装置10は双方向コマ
ンドを送出した場合は、上りデータを受信してから次の
通信に移る。双方向端末12.mに対しても同様の処理
を行う。そして双方向処理が終われば、単方向コマンド
18の送出を再開する。
【0021】図4は本発明の第2実施例によるCATV
端末制御装置のブロック図である。図1では、複数のコ
マンド制御部からのコマンドを同一の搬送波により送出
する例を示したが、本実施例は異なる搬送波により通信
制御する例を示す。本図において共通制御部20は単方
向端末装置及び双方向端末装置の双方に共通する制御デ
ータを送出するものである。これは例えば、各端末装置
で選局視聴できるチャンネルを個別に設定したり、お知
らせ放送から緊急放送までの告知放送の開始・終了を端
末装置に通知したりするものであり、端末装置からの応
答を特に必要としない制御を行う。
【0022】単方向ペイパービュー(以下「単方向PP
V」と標記)制御部21は、単方向端末装置で、有料番
組を視聴した分だけ課金する、いわゆるPPVを実現す
るものである。単方向端末装置を使用しているCATV
の加入者は、有料番組の視聴を電話もしくは郵便等の手
段でCATV運用会社に視聴を申し込む。この申込を受
けた運用会社では、CATV端末制御装置を操作して、
加入者識別番号,視聴希望番組番号を入力する。単方向
PPV制御部21ではこの申込データをもとに該当単方
向端末装置に対して該当有料番組の視聴を許可する制御
データを送出する。ここで共通制御部20及び単方向P
PV制御部21は、各端末に単方向のコマンドを送出す
る単方向コマンド制御部である。
【0023】一方、双方向端末制御部の内、視聴率調査
制御部22は双方向端末装置の視聴中チャンネル情報を
双方向通信により収集し、チャンネル毎の視聴率を算出
するものである。
【0024】上記20〜22の制御部は、基本システム
としてCATV端末制御装置に登載されており、データ
送受信部23により各コマンドは順に第1変復調部24
へ送られ、下り搬送波f1により変調されて、混合送出
器25で他の信号と周波数多重され伝送路へ送出され
る。このうち視聴率調査制御部22からの双方向コマン
ドに対しては、双方向端末装置からの上りデータが上り
搬送波f2により変調されて端末制御装置に送られてく
る。この信号を第1変復調部24で復調した後、データ
送受信部23を介して視聴率調査制御部22へ送られ
る。
【0025】上記制御装置に、新たな端末制御機能が追
加され、従来とは異なる搬送波で通信を行う場合を説明
する。ホームショッピング制御部26はCATVの双方
向通信を利用したホームショッピングを行うものであ
る。あるチャンネルで商品情報が放送されており、購入
を希望する加入者は双方向端末装置を操作して購入申込
データを入力する。この購入申込データは端末制御装置
からの双方向ポーリングにより双方向端末装置からCA
TV端末制御装置へ送られ、収集したデータをもとにC
ATV運用会社では商品発送や代金回収を行う。ホーム
ショッピング制御部26からの下りデータは、第2変復
調部27により下り搬送波f3で変調され双方向端末へ
送られると共に、双方向端末からの上りデータはf4に
より変調されて第2変復調部27へ送られ、復調され
る。
【0026】このように新たに追加されたコマンド制御
部では、異なる搬送波周波数を使用することにより従来
のシステムに影響を与えず、独立して通信処理を行うこ
とが可能となる。又、夫々の双方向コマンド制御部に対
応した双方向端末装置を別個に設け、端末毎に必要な双
方向サービスのみを処理できるようにすることも可能で
ある。
【0027】更にセットアップ部28は、前記20〜2
2、26の制御部を個別に起動するかどうか、更に起動
する場合は処理の優先度を設定する設定手段である。こ
のセットアップ部28で設定された機能のみが、その優
先度に従って処理される。これは端末制御装置をマルチ
タスクOSをベースに構築し、各機能をOSの各タスク
に割り当てて、タスク毎の起動/非起動、優先度を設定
することにより実現できる。
【0028】上記の手法により、本CATV端末制御装
置では処理できる機能を容易に追加・変更できるため、
CATV運用会社の規模やサービス内容に応じたCAT
V端末制御装置を提供することになり、CATV運用会
社からの変更の要望にも柔軟に対応することが可能とな
る。
【0029】図5は、本発明の一実施例におけるCAT
Vシステムの構成図である。CATVセンタ30は、一
般の地上波テレビジョン放送や衛星放送を受信するため
の受信アンテナ31を有し、受信アンテナ31で受信し
た映像信号を放送波毎にチューナ32.1〜32.nで
選局する。そして、この選局された映像信号をTVシグ
ナルプロセッサ33.1〜33.nでCATV伝送路に
送出できるように信号レベルを調整した後、混合送出器
34へ送る。
【0030】又、VTR,テレビカメラ撮影信号などの
映像源35.1〜35.mからの映像信号もテレビ変調
器36.1〜36.mで所定の周波数に変調されレベル
調整された後、混合送出器34へ送られる。更に、CA
TV端末制御装置37は通常のCATV端末制御部と電
力,ガス等の遠隔検針部を有しており、CATV端末制
御部からの下りコマンドデータは第1データ変復調部3
8にて下り搬送波で変調され、一方遠隔検針部からのコ
マンドは第2データ変復調部39にて38とは異なる搬
送波で変調された後、混合送出器34へ送られる。
【0031】混合送出器34では送られてきた映像及び
データ信号を周波数多重してCATV伝送路40へ送出
する。CATV伝送路40に送出された周波数多重され
た映像信号とデータ信号は伝送路40により減衰する
が、双方向増幅器41で増幅されながら、単方向端末装
置42,双方向端末装置43,検針用端末44に到達す
る。
【0032】単方向端末装置42では、映像信号及びデ
ータ信号を受信し、所望のチャンネルを選局してテレビ
ジョン45に映像を表示する。又、CATV端末制御装
置37から第1データ変復調部38で変調されて送られ
てくる下りコマンドの内、単方向コマンド制御部で生成
された自端末装置当ての下りコマンドを解析し、視聴許
可チャンネルの制御、単方向PPVの視聴の可否制御な
どの所定の動作を行う。このようにして、CATV端末
制御装置37が単方向端末装置42の遠隔制御を行うの
である。
【0033】一方、双方向端末装置43ではCATV伝
送路40上を送られてくる映像信号とデータ信号を受信
し、選局された映像信号をテレビジョン46に表示した
り、CATV端末制御装置37の単方向コマンド制御部
で生成され第1データ変復調部38で変調された自端末
装置当ての下りコマンドを解析したりする。そして、単
方向端末装置と同様に下りコマンドで指定された動作を
行う。更に、CATV端末制御装置37の双方向コマン
ド制御部で生成された双方向コマンドを単方向コマンド
と同一の搬送波で受信し、双方向コマンドが自端末宛で
あれば、そのコマンドにより要求された上りデータを上
り搬送波により変調して、CATVセンタ30に向けて
送出する。双方向端末装置43より送出された双方向デ
ータはCATV伝送路40を介し、途中双方向増幅器4
1で増幅されながらCATVセンタ30へ到達する。
【0034】検針端末44では、第2データ変復調部3
9の下り搬送波で変調された検針コマンドを受信し、電
力、ガス、水道などのメータ47の指針値を読みとり、
双方向端末装置43とは異なる上り搬送波によりCAT
Vセンタ30に向けて送出する。
【0035】CATVセンタ30では混合送出器34に
より上り信号を受信し、第1データ変復調部38により
元のデータに復調してCATV端末制御装置37へ送
る。そしてCATV端末制御装置37にて双方向データ
を受信し、ホームショッピングや視聴率調査などの所定
の処理を行う。又、遠隔検針の指針値は、第2データ変
調部39にて復調された後、CATV端末制御装置37
内の遠隔検針部で処理される。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の方法によれば、一
台のCATV端末制御装置で同一のCATV伝送路上で
単方向端末装置と双方向端末装置の混在制御が可能とな
る。しかも単方向コマンドと双方向コマンドを同一の搬
送波により送信することとすれば、端末の制御が効率よ
く行える。最近のCATVシステムにおいては基本的に
は単方向端末装置を設置し、モニタ家庭のみ双方向端末
装置を設置する例が増加してきている。このような場合
に、従来の技術だと、双方向端末制御用に新たに制御装
置を追加するか、もしくは最初から全加入者に対して双
方向端末装置を設置する必要がある。しかるに本発明に
よれば、新たなCATVセンタ側の設備投資なしに、ほ
とんどの加入者に対し低コストの単方向端末装置を設置
し、モニタ加入者のみ双方向端末装置を設置することが
可能となる。
【0037】又、CATV運用会社のサービスに合わせ
て起動する機能を自在に設定したり新規追加ができ、開
局当初は単方向端末で運用を開始し、ある一定時期経過
後、順次双方向端末に置き換えていくような場合にも、
低コストで柔軟なシステム運用を提供することができ
る。又CATVの伝送路を利用してTVの視聴とは異な
る新しいサービスを容易に付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明の第1実施例におけるCATV端末制
御装置のブロック図である。
【第2図】単方向コマンド,双方向コマンド及び上りデ
ータの一例を示す図である。
【第3図】本発明の第1実施例における通信シーケンス
を示す図である。
【第4図】本発明の第2実施例によるCATV端末制御
装置のブロック図である。
【第5図】本発明の一実施例におけるCATVシステム
の構成図である。
【符号の説明】
4 単方向コマンド制御部 5 データ送受信部 6 双方向コマンド制御部 20 共通制御部 21 単方向PPV制御部 22 試聴率調査制御部 24 第1変復調部 25,34 混合送出器 26 ホームショッピング制御部 27 第2変復調部 28 セットアップ部 37 CATV端末制御装置 38 第1データ変復調部 39 第2データ変復調部 42 単方向端末装置 43 双方向端末装置 64 検針端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単方向及び双方向のCATV端末装置と
    伝送路により接続され、前記各CATV端末装置を伝送
    路を介した制御コマンドにより遠隔制御及びデータ通信
    するCATV端末制御装置であって、 単方向コマンドを送出して単方向端末装置及び双方向端
    末装置を制御する単方向コマンド制御部と、 双方向コマンドを送出して双方向端末装置と双方向デー
    タ通信する双方向コマンド制御部と、を具備し、 前記単方向及び双方向コマンド制御部からの下りコマン
    ドを、同一もしくは異なる下り搬送波により変調して送
    出し、双方向コマンドの時のみ前記双方向端末装置から
    の上り信号を上り搬送波により受信することを特徴とす
    るCATV端末制御装置。
  2. 【請求項2】 CATV端末制御装置の単方向及び双方
    向コマンド制御部の起動とその処理の優先度を個別に設
    定する設定手段を有することを特徴とする請求項1項記
    載のCATV端末制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1項又は2項項記載のCATV端
    末制御装置の単方向コマンドを送信するための下り搬送
    波を受信し、前記搬送波により変調された信号を復調し
    て、そのコマンド内容を解釈し指定された動作を行うこ
    とで単方向コマンドにより制御されると共に、単方向コ
    マンドと同一の搬送波で送られてくる双方向コマンドも
    受信して、受信信号を復調及び解釈し、前記双方向コマ
    ンドで要求されたデータ信号を上り搬送波により変調し
    て前記CATV端末制御装置に向けて送出することを特
    徴とする双方向端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1項又は2項記載のCATV端末
    制御装置からの複数の下り搬送波を受信し、前記搬送波
    により変調された信号を復調してそのコマンド内容を解
    釈し、受信したコマンドが双方向コマンドの場合は、前
    記双方向コマンドで要求されたデータ信号を、受信した
    下り搬送波毎に異なる上り搬送波により変調して前記C
    ATV端末制御装置に向けて送出することを特徴とする
    双方向端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088952B1 (en) 1999-09-03 2006-08-08 Ntt Advanced Technology Corporation Apparatus for transmitting program information, communicating system, method of transmitting program information, method of instructing program recording operation, and method of instructing program purchasing operation
JP2007150795A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 告知放送システムおよびセンター機器

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