JPH06266490A - 情報入力装置および情報入力における位置認識システム - Google Patents

情報入力装置および情報入力における位置認識システム

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JPH06266490A
JPH06266490A JP5077360A JP7736093A JPH06266490A JP H06266490 A JPH06266490 A JP H06266490A JP 5077360 A JP5077360 A JP 5077360A JP 7736093 A JP7736093 A JP 7736093A JP H06266490 A JPH06266490 A JP H06266490A
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input device
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memory
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JP5077360A
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Akira Morishita
明 森下
Hiroshi Mizoguchi
博 溝口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、紙に普通に筆記した情報を、自動
的に記憶できる携帯性の高い情報入力装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 筆記対象物に筆記を行う情報筆記手段1と、
情報筆記部の筆記対象物上での絶対板を求める位置認識
手段2と、位置認識手段からの情報や情報入力装置の状
態等を記憶する情報記憶手段3、装置に対する操作や装
置の姿勢状態に従い実行機能を切り変え指定機能を実行
する機能選択手段6と、選択されている機能に従い情報
記憶手段に対するアクセスを制御する情報記憶アクセス
制御手段4と、機械的操作を検出して機能選択手段に伝
達するボタンやスイッチ等の可変機構手段5と、自身の
姿勢状態を認識して機能選択手段に伝達する姿勢認識手
段7と、選択された機能や装置の動作状態を明示的に表
示する情報表示手段8より構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報入力装置および、
情報入力における位置認識システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機は、情報加工装置としての
役割が強かった。しかし、近年の計算機の小型化技術の
進歩には目覚ましいものがあり、ラップトップ計算機、
ペン入力計算機、パームトップ計算機などの開発によ
り、個人が常に計算機を携帯し利用するという状況が発
生しつつある。
【0003】この様な状況における計算機は、情報入力
(記憶)装置・情報出力(再生)装置としての役割が強
まるものと思われる。
【0004】ところで、ラップトップ計算機における情
報入出力は、図45(a)に示すように、表示装置+文
字入力装置+マウス型ポインティングデバイスのセット
で表現された。この場合、表示装置は入出力情報の表示
手段として、文字入力装置は文字の入力手段として、マ
ウス型ポインティングデバイスは表示装置上のメニュー
等の指示手段あるいはイメージ情報の入力手段として利
用されてきた。
【0005】ここで、より高い携帯性を実現するには、
文字入力装置の小型化が必要となる。しかし、文字入力
装置を小型化すると、文字の自然な入力が困難になるこ
とから、携帯性が文字入力装置の大きさにより制限され
てしまう問題があった。
【0006】そこで、図45(b)に示すようなペン入
力計算機が開発された。この場合の情報入出力は、表示
装置と位置認識装置とが一体化された情報入力装置+ペ
ン型ポインティングデバイスのセットで実現された。こ
の場合、ペン型ポインティングデバイスは、文字の入力
手段としても利用されるので、文字入力装置が不要とな
り、装置の携帯性が増した。
【0007】しかし、ペン入力計算機においては、表示
装置と位置認識装置の大きさが一致し、双方を具備する
必要があるので、携帯性が表示装置と位置認識装置の大
きさにより制限された。さらに、大面積・高分解能の表
示装置や位置認識装置は、他の装置に比べコストが非常
に高かった。また、その場合には、消費電力も大きくな
り、バッテリが巨大化し装置の重量を増大させると同時
に、バッテリでの連続利用時間も低下した。
【0008】そこで、表示装置・位置認識装置を小型化
したパームトップ型計算機が開発された。しかし、パー
ムトップ計算機においては、情報入力面が小さいため、
自然な情報入力が困難であった。らさに、情報表示面が
小さいため、表示分解能が低い場合には見づらい表示と
なった。また、表示分解能が高い場合にも、A4サイズ
の文書などを表示した場合は、各文字が小さくなるため
に見づらいものとなってしまった。これらは、情報入出
力装置としての使い勝手に直接関係する問題であった。
【0009】その結果、パームトップ型計算機は、個人
のアドレス情報やスケジュール等の限定された情報を扱
うものとなった。
【0010】ここで、出力には2通りの形態がある。前
者は、既に入力された情報を表示する出力であり、後者
は、入力の際に入力状況を確認する出力である。
【0011】前者の出力において、表示面積を重視した
場合には、ある程度の大きさの出力装置が必要となり、
特定の場所で利用されることが多くなる。さらに、携帯
性を重視した場合にも、小型故の出力上の制約は許容さ
れ易いものとなる。何故ならば、大型の出力装置で必要
に応じて、より美しく分かりやすい出力情報を得ること
が可能だからである。
【0012】一方、後者において柔軟かつ自然な情報入
力を行うには、必要に応じた大きさの情報表示面と情報
入力面が必要となる。しかも、入力すべき情報は不特定
の場所で発生する為に高い携帯性が要求される。そし
て、入力情報を正確に記録する為、高い表示分解能・入
力分解能が要求される。
【0013】何故ならば、入力すべき情報は一過性のも
のであることが多く、その瞬間に正確に記録されること
が要求されるからである。それ故、A4サイズの紙の利
用と同等の環境を得るためには、A4サイズの出力装置
が必要となり、携帯性が制限されることになる。
【0014】ここてで、従来の入力装置としては、図4
6(a),(b)に示すようなタブレットと呼ばれる装
置が利用されてきた。
【0015】図46(a)のタブレットは、タブレット
上のxy方向に導線を配置したものである。ペン型のポ
インティングデバイスで磁界を加えると、ポインティン
グデバイスの指示位置の導線に誘導電圧が発生し、これ
よりx座標検出回路・y座標検出回路で絶対座標を求め
ることができる。
【0016】図46(b)のタブレットは、タブレット
端の少なくとも3点にパルス検出回路を配置したもので
ある。ペン型のポインティングデバイスでパルスを加
え、各パルス検出回路の位相差より座標検出回路で絶対
座標を求めることができる。
【0017】ユーザが柔軟かつ自然な情報入力を行う為
には、必要に応じた情報入力面積と入力分解能を有する
タブレットを状況に応じて使い分ける必要があるので、
あらゆる場所に各種のタブレットが存在するか、各種の
タブレットをユーザが携帯することが好ましい。その場
合には、タブレットのコスト低減と、タブレットの小型
化が問題となる。
【0018】この問題の解決方法としては、タブレット
の座標検出回路の部分を共有可能なモジュールとしてタ
ブレットの外部に分離する方法が挙げられる。
【0019】しかし、(a)のタブレットでは、認識座
標の分解能が増大すると座標検出回路への入力線数が増
大する。また、図(b)のタブレットでは、入力面の面
積が増大すると座標検出回路の座標算出式が変化する。
それ故、従来の方式のタブレットでは、各種の大きさや
分解能に対し、異なる座標検出回路を用意する必要があ
り、座標検出回路を共有可能なモジュールとして装置外
に分離することが困難であった。
【0020】それ故、従来の情報入力装置では、装置自
身とタブレットが一体化されている必要があり、各種の
入力面積の情報入力装置の実現は困難であった。さら
に、ペン型ポインティングデバイスで自然に入力する為
には、ポインティングデバイスの入力位置にそのまま表
示することが必要となる。それ故、従来の情報入力装置
では、装置自身と表示装置とタブレットとが一体化され
ている必要があり、各種の入力面積の情報入力装置の実
現は困難であった。
【0021】それ故、今なお、携帯性があり自然な情報
入力装置として、紙とペンが利用されるに至っている。
【0022】紙とペンによる情報入力方法は、利用者に
とり自然で、違和感の無いものである。一方、従来の情
報入力装置では、電子装置の利用を利用者に意識させ、
紙とペンによる情報入力程の自然さを実現しているとは
言い難かった。
【0023】また、紙・ペン・消しゴム等による情報入
力は、道具そのものを利用する事で種々の操作を可能に
しており、操作の明示性と体感性等の点から、利用者に
とり自然なものである。しかし、従来の情報入力装置に
おける種々の入力操作や機能選択は、表示装置上に表示
されたメニューによってなされる為に、操作の明示性と
体感性に乏しく利用者にとって自然なものとは言い難か
った。
【0024】紙とペンが頻繁に利用される状況において
は、紙に筆記された情報を計算機に入力することも必要
となる。この時、計算機への情報入力は、自然かつ簡単
に行えることが好ましい。
【0025】しかし従来、紙に記録された情報を計算機
に入力するためには、イメージスキャナ等の走査入力装
置の利用が必要であった。そして、イメージスキャナ
は、装置自体が大きく、入力操作が煩雑であり、装置自
身が複数人数で共有される性質を持つことなどから、満
足できる情報入力手段が実現されているとはいい難かっ
た。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
入力装置では、携帯性が表示装置や位置認識装置の大き
さで制限されていた。また、表示装置・位置確認装置を
小型化した場合には、入力可能な情報のサイズが小さく
なるか、入力が煩雑になるかのいずれかであった。ま
た、高分解能の情報入力を行う場合には、高分解能の表
示装置が必要となり、装置自体のコストが高くなった。
【0027】さらに、情報入力装置における種々の入力
操作や機能選択を、表示装置上のメニューにより行うの
で、操作の明示性と体感性に乏しく、利用者にとり自然
なものとは言い難かった。
【0028】そして、紙に記録された情報を計算機に入
力するには、イメージスキャナ等の利用が必要であった
が、装置自体の大きさ、操作の煩雑さ、複数の人数で共
有されるという装置の性質などから、自然で簡単な入力
が困難であった。
【0029】すなわち、従来の情報入力装置は、利用者
に電子装置の利用を意識させるので、自然な情報入力方
法を提供しているとは言い難かった。
【0030】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、高度な携帯性を備えると同時に、広い情報表示面と
情報入力面を有し、明示性と体感性のある入力操作と機
能選択を可能とし、紙と情報入力装置とを自然に連結す
ることにより自然な情報入力を可能とする情報入力装置
を提供する事を目的とする。
【0031】すなわち、携帯性の高い表示装置である紙
に筆記した瞬間に、情報が自然に入力されるような携帯
性の高い情報入力装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報入力装
置の全体的な概要を説明すると、図1に示すように、筆
記対象物に筆記を行う情報筆記手段1と、情報筆記部の
筆記対象上での絶対位置を求める位置認識手段2と、位
置認識手段からの情報や情報入力装置の状態等を記憶す
る情報記憶手段3、装置に対する操作あるいは装置の姿
勢状態に従い実行機能を切り変え指定機能を実行する機
能選択手段6と、選択されている機能に従い情報記憶手
段に対するアクセスを制御する情報記憶アクセス制御手
段4とを備えるものである。そして、機械的操作を検出
して機能選択手段に伝達するボタンやスイッチ等の可動
機構手段5、あるいは自身の姿勢状態を認識して機能選
択手段に伝達する姿勢認識手段7を備える。また、選択
された機能や装置の動作状態を表示する情報表示手段8
を備えてもよい。さらに、情報筆記手段を位置認識手段
に利用することにより精度の高い位置認識が可能とな
る。また、平面を有する装置上の各点に面上でユニーク
な位置情報を保持させ、情報筆記手段に近づけることで
ペン先の位置を位置認識手段が読み取れる位置情報保持
手段9(本発明に係る位置認識システムを構成する)、
あるいは、筆記されたイメージ情報を表示する筆記情報
表示手段10を情報入力装置とセットで用いることも効
果的である。
【0033】
【作用】この結果、本発明によれば、情報筆記手段より
紙等の筆記対象物を情報表示面とし、情報入力装置の大
きさに制限されない情報表示面をユーザに提供すること
が可能となると同時に、位置認識手段によって、情報入
力装置の大きさに制限されない情報入力領域を実現すこ
とが可能となる。これにより、広い情報表示面と情報入
力領域を有する携帯性の高い情報入力装置を提供するこ
とが可能となる。また、外部にタブレット状の位置情報
保持装置を併用する場合にも、位置情報保持装置は小型
化・低コスト化することが可能である。これにより、多
様な情報入力領域を有する携帯性の高い情報入力システ
ムを提供することが可能となる。
【0034】また、位置認識手段からの情報を記憶する
情報記憶手段と、情報記憶手段を制御する情報記憶アク
セス制御手段とにより、筆記対象物に筆記された情報を
情報入力装置へ自然に入力することが可能となる。
【0035】また、装置に対する操作や装置の姿勢状態
に従い実行機能を切り変え指定機能を実行する機能選択
手段と、機械的操作を検出して機能選択手段に伝達する
可動機構手段と、自身の姿勢状態を認識して機能選択手
段に伝達する姿勢認識手段と、選択された機能や装置の
動作状態を明示的に表示する情報表示手段により、明示
性と体感性のある情報操作を行うことが可能となる。こ
れにより、明示性と体感性のある情報操作を行える情報
入力装置を提供することが可能となる。
【0036】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0037】図2は、本発明の一実施例に係わる情報入
力装置および情報入力における位置認識システムの構成
を示すものである。
【0038】筆記情報あるいは位置情報を入力する情報
入力装置は、情報筆記部11と、位置認識部12と、情
報記憶部13と、情報記憶アクセス制御部14と、1つ
以上の可動機構部15と、機能選択部16と、姿勢認識
部17と、情報表示部18を備えている。
【0039】位置情報保持装置は、タブレット状の補助
装置であり、位置情報保持部19を有しており、情報入
力装置と併用することでより精度の高い位置認識システ
ムを実現するものである。具体的には、筆記対象物
(紙)を位置情報保持装置上に配置して筆記することに
より、筆記イメージを高い精度で認識させるための位置
認識に関する補助装置でる。
【0040】筆記情報表示装置は、小型で高精細表示可
能な表示専用装置であり、装置上の各々の表示点が表示
情報を記憶すると機構と、情報入力装置で新たに筆記さ
れた筆記情報や情報入力装置の動作状態等のイメージ情
報の受信を行うI/F機構とを備えており、紙に筆記し
たイメージの高精細縮小イメージや、情報入力装置で選
択された機能や動作状態等を表示することで、ユーザが
自分の入力した情報をさらに容易に理解できるようにす
るための補助装置である。
【0041】位置情報保持部19は、位置情報保持装置
の平面上に配置されており、その各点は位置情報保持装
置上での自身の絶対座標を示す位置情報を保持してい
る。
【0042】情報筆記部11は、筆記対象物に筆記する
ことと、位置情報保持部の位置情報を検出すること(こ
の意味で位置情報検出部とも呼ぶ)とに利用される。
【0043】位置認識部12は、情報入力装置のペン先
の位置を求める。情報入力装置と位置情報保持装置とが
併用される場合には、位置情報保持部より検出した位置
情報から筆記対象物上における絶対位置を求める。
【0044】機能選択部16は、装置に対する操作や装
置の姿勢状態に従い、指定機能を実行すると同時に、実
行中の機能や装置の状態等の情報を管理する。
【0045】情報記憶部13は、筆記情報や装置の状態
に関する情報等を記憶する。
【0046】情報記憶アクセス制御部14は、実行中の
機能や装置の動作状態に従い、位置認識部12が求めた
位置情報を情報記憶部13に格納する等の情報記憶部に
対する制御を行う。
【0047】可動機構部15は、自身に対して為された
機械的操作を検出し、機能選択部16に操作情報を伝達
する。
【0048】姿勢認識部17は、自身の姿勢状態を認識
し、機能選択部16に姿勢情報を伝達する。情報表示部
18は、実行中の機能や装置の動作状態を表示する為に
情報入力装置が備えてるい表示装置に対する表示制御を
行うと同時に、筆記イメージ情報や、実行中の機能や装
置の動作状態等に関するより詳しい情報を表示する為の
補助表示装置としての筆記情報表示装置に対する表示制
御を行う。
【0049】ここで、これらの各機構部分は、オブジェ
クトのような独立性の高いモジュールとして切り分けら
れ、各機構部分の制御はメッセージの交信によって為さ
れる。例えば、物理メモリへの書き込み・読み出し等の
プリミィティブ操作は情報記憶部が行い、情報記憶アク
セス制御部は、メモリのアドレステーブル等を保持し、
複雑なメモリ操作を多数のメッセージを送信することで
情報記憶部に依頼する。機能選択部で実行される各種機
能においても、メモリ操作に関する部分は、機能選択部
が情報記憶アクセス制御部へメッセージを送信すること
で実行される。このように、各物理装置をオブジェクト
として実現することで、新しい機能を情報入力装置に付
加することが比較的容易に行え、装置の拡張性を高いも
のにしている。
【0050】図3は、本発明の情報入力装置と位置情報
保持装置を利用した位置認識方法に係わる実施例であ
る。位置情報保持装置の各位置には、それぞれ固有の位
置情報が保持されている(19)。一方、情報入力装置
のペン先には、それらの位置情報を読み取るためのヘッ
ド部と、ヘッドに位置情報を読み出させるためのスイッ
チが内蔵されている(11)。ペン先が位置情報保持装
置上に押しつけられると、ペン先のスイッチがON状態
となり、ペン先のヘッドが真下の位置情報を検出し始
め、読み出した位置情報を位置認識部12に送信する。
また、情報入力装置は、位置情報保持装置上での位置情
報の配置状態に関するマップ情報を保持している。位置
情報から座標情報への変換は、必要に応じてマップ情報
を用いて行われる。
【0051】この結果、ペン先の絶対位置を高い精度で
認識すると同時に、位置認識部を情報入力装置に内蔵す
ることが可能となり、位置情報保持装置の携帯性が高ま
ると同時にコストも低下する。
【0052】図4は、本発明の情報入力装置による、加
速度センサを利用した位置認識方法に係わる実施例であ
る。位置認識部12は、加速度センサと積分器から構成
されている。情報入力装置のペン先には、x,y,z軸
方向の加速度を検出する加速度センサが内蔵されてお
り、検出された加速度を積分器1で積分することで速度
を求め、さらに積分器2で積分することでペン先の絶対
位置を求める。ペン先の絶対座標の原点は、加速度セン
サが動作し始めた点となる。
【0053】この結果、ペン先の3次元空間内での位置
を検出することが可能となり、従来必要であったタブレ
ットや前述した図3の位置情報保持装置が不要となる。
そして、情報入力装置は、高い携帯性を有し任意の場所
で筆記イメージのストローク情報を認識できるものとな
る。
【0054】図5は、本発明の情報入力装置と従来のタ
ブレットによる、位置認識方法に係わる実施例である。
情報入力装置のペン先には、タブレットにペン先の位置
を検出させるための磁気信号の発信部と磁気信号を発信
させるためのスイッチが内蔵されており、ペン先がタブ
レットに押しつけられると、ペン先から磁気信号が発信
される(11)。一方、タブレットには、ペン先からの
磁気信号によりペン先に下を通る導線に発生する誘導起
電力を検出することでペン先の絶対位置を求めめる位置
認識補助部が内蔵されている。情報入力装置は、タブレ
ットで認識されたペン先の位置情報を受信するための、
有線I/Fか無線I/Fを内蔵しており、これで受信し
た情報をペン先の位置情報として位置認識部12に格納
する。
【0055】位置認識部12で認識されたペン先の位置
情報は、情報記憶アクセス制御部14に送信される。機
能選択部16は、実行中の機能と装置状態に従い、情報
記憶アクセス制御部14に位置情報の処理を依頼する。
そして、情報記憶アクセス制御部14は、情報記憶部1
3に位置情報の記憶を依頼する。
【0056】この結果、図3や図5の方法で位置認識を
行う場合、位置情報保持装置あるいはタブレット上に紙
を配置し、ペン先に普通の筆記手段を具備することによ
り、紙に筆記した情報を自動的に記憶することが可能と
なる。また、図4の方法で位置認識を行う場合には、情
報入力装置のみで同様の事が可能となる。
【0057】図6は、本発明の情報入力装置による、筆
記イメージの記憶方式に係わる実施例である。紙に筆記
可能なペン先は、位置情報検出部11と検出部を動作さ
せるためのスイッチを内蔵しており、ペン先が位置情報
保持装置に押しつけられると、位置情報保持部19の位
置情報を検出し始める。
【0058】紙を位置情報保持装置上に固定し、ペン先
で筆記を行うと、位置情報検出部11が検出したペン先
の位置情報が、位置認識部12から情報記憶アクセス制
御部14へ送信される。一方、時刻認識部20は、位置
認識部が位置情報を情報記憶アクセス制御部に送信する
のと連動して、各点が筆記された時刻を情報記憶アクセ
ス制御部14に送信する。情報記憶アクセス制御部は、
位置認識部からの位置情報と時刻認識部からの時刻情報
を1つのコードセットとして、情報記憶部13に記録を
依頼する。
【0059】図7は、本発明の情報入力装置による、筆
記イメージの記録の一例である。図6に示したように、
位置情報保持部上に固定された紙に「あ」という文字を
書いた場合、筆記された各点の下の位置情報保持部の位
置情報に対応した位置情報列が、ストロークの筆記順に
記録されることになる。例えば「あ」の縦棒を筆記した
場合には、ストローク情報は、(5,12,20,2
8,…,61)という順序の位置情報列となる。
【0060】図8は、本発明の情報入力装置による、筆
記イメージの記憶データに係わる実施例である。図7に
示したような位置情報列における各点の位置情報は、各
点が筆記された時刻と組になって、(位置情報、筆記時
刻)という1つの筆記情報コードを構成する。例えば時
刻0000に位置5に筆記された点に対しては、(5、
0000)という筆記情報コードが生成される。
【0061】また、一筆のストロークが筆記し終わりペ
ン先を紙から離した時には、ストローク情報コード列の
最後に、一筆のストロークの終端を示す(−1,−1)
という特殊情報コードが付加される。この終端コードに
より、各ストローク単位が区別して記憶されることにな
る。
【0062】さらに、筆の太さや濃さ等の筆記属性を区
別するため、筆記情報コード列の間に、筆記属性コード
が挿入される。筆記属性は、ペン先が紙から離れている
時に、ユーザが可動機構部15に対し特定の操作を行う
ことで変更される。筆記属性コードは、先頭が(−2,
−2)いう特殊情報コードで始まり、普通の筆記情報コ
ードと区別される。その内容は、表示ディスプレイで筆
記イメージを再生する場合に必要となる線の太さや濃さ
などの属性情報である。濃さの情報は、多色ディスプレ
イで再生するためのカラー変換コードや、モノクロディ
スプレイで再生するためのディザ変換コードから構成さ
れている。筆記属性コードの終端は、筆記情報コードと
同様に、(−1,−1)という特殊情報コードで識別さ
れる。
【0063】このうよにして、紙に筆記したイメージ
が、情報記憶部13に記録される。
【0064】図9〜図10は、本発明の情報入力装置に
よる、位置情報保持部の位置情報の検出機構に係わる実
施例である。位置情報保持装置上での位置情報を記録し
た各点の大きさは、分解能を300dpiとすると約
0.1mm程度になる。そのため、1点の位置情報を検
出するためのヘッドの大きさは、ペン先の大きさよりも
小ささくなることが多い。その場合は、ペン先全体がヘ
ッドとなるのではなく、ペン先に微小なヘッドを配置す
ることになる。
【0065】図9(a)は、情報筆記部11がマジック
ペンやポールペン等のようにすり減ることのない場合の
ヘッド配置方法である。この場合、ペン先から少し奥ま
った部分に検出用ヘッドを内蔵し、位置認識部12と信
号線で接続する。
【0066】図9(b)は、情報筆記部がシャーペン等
のようにすり減る場合の、ヘッドの配置方法である。こ
の場合、ペン先を包む部分から螺旋状スプリングをペン
先に沿って下方へと配置し、先端にヘッドを接続する。
通常のヘッド位置は、ペン先の通常の突出位置よりも下
になるように調整されており、ペン先が紙に押しつけら
れた場合には、スプリングの縮みにより、ヘッドが紙面
に丁度接触するようになる。
【0067】図10は、情報筆記部がシャーペン等のよ
うにすり減る場合の、ヘッドの配置方法である。この場
合、ペン先を包む部分にスプリングより伸縮自在な棒を
配置し、その先端にヘッドを接続する。通常のヘッド位
置は、ペン先の通常の突出位置よりも下になるように調
整されており、ペン先が紙に押しつけられた場合には、
スプリングの縮みによって、ヘッドが紙面に丁度接触す
るようになる。
【0068】以上の方法により、太いペン先の情報入力
装置と細かい点の位置情報保持装置とを併用する場合に
も、ペン先の絶対位置が一意に検出される。
【0069】図11は、本発明の情報入力装置による、
機能選択に係わる実施例である。情報入力装置は、押込
操作や回転操作などを認識可能な可動機構部15を1つ
以上備えている。各可動機構部は、自身に為された操作
情報を機能選択部15に送信する。機能選択部16は、
各種の機能を実行するための制御プログラムコードおよ
び現在の実行機能や動作状態を保持しており、可動機構
部15からの操作情報と現在の実行機能や動作状態とに
対応した制御プログラムコードを選択実行し、情報筆記
部11や位置認識部12や情報記憶アクセス制御部14
等の制御を行う。
【0070】図12は、本発明の情報入力装置の機能選
択部に係わる実施例である。機能選択部は、制御コード
実行部21と制御コード選択部22〜24から構成され
ている。
【0071】各制御コード実行部は、筆記モードや消し
ゴムモード等の各種機能に対応した制御コードを保持し
ており、制御コード選択部21からの送信情報により選
択された制御コードを実行し、情報筆記部11や位置認
識部12や情報記憶アクセス制御部14等の制御を行
う。
【0072】制御コード選択部21は、制御コード実行
部が保持している制御コードのテーブルと各制御コード
が実行されるべき条件を記述した条件テーブルを保持す
ると同時に、現在の実行機能や動作状態等の情報を保持
している。そして、これらの情報と可動機構部から送信
された操作情報より、実行すべき制御コードを選択し、
対応する制御コード実行部に制御コードの実行を依頼す
る。
【0073】図13は、本発明の情報入力装置による、
機能選択操作の一例である。情報入力装置のフック部を
可動機構部として、フック部を回転させることにより、
情報入力装置のスイッチをON・OFFさせる。
【0074】回転スイッチを回転させると、可動機構部
15がスイッチの操作情報を機能選択部16に送信す
る。機能選択部では、制御コード選択部21から操作情
報から電源投入用のコードを選択し、制御コード実行部
25に実行を依頼する。電源投入用のコードは、電源部
26をON状態にすると同時にスタートアップコードを
起動し、特定の表示部18に電源ONを明示する情報を
表示する。
【0075】図14は、本発明の情報入力装置による、
機能選択操作の一例である。情報入力装置のペン先を可
動機構部として、ペン先を押込操作・回転操作すること
により、線の太さや濃さ等の筆記属性を変更する。ペン
先は、押込操作と回転操作が同時にできるようなスイッ
チになっており、その操作情報は機能選択部16に送信
される。
【0076】スイッチを単に回転させると、制御コード
選択部21は、2つのスイッチの条件から、線の太さを
変更する制御コードを選択し、制御コード実行部24に
実行を依頼する。太さ変更コードは、以降の筆記イメー
ジの太さに関する筆記属性を指定された太さのコードに
変更する。
【0077】スイッチを押しながら回転させると、制御
コード選択部21は、2つのスイッチの条件から、線の
濃さを変更する制御コードを選択し、制御コード実行部
27に実行を依頼する。濃さ変更コードは、以降の筆記
イメージの濃さに関する筆記属性を指定された濃さのコ
ードに変更する。
【0078】図15は、本発明の情報入力装置による、
機能選択装置の一例である。図14に示したように、線
の濃さを変更する制御コードが実行されると、ディスプ
レイの一方に「芯の変更中」という表示を行う一方で、
もう一方のディスプレイに表示されている線の濃さの表
示が、スイッチの回転操作に伴ってスクロールし、各種
のペンの濃さが選択できる状態になる。そして、必要な
ペンの濃さがディスプレイに表示されたところで、ペン
の後端部のスイッチをダブルクリックすると、新しいペ
ンの濃さが選択される。これらのディスプレイは情報表
示部18に含まれる。
【0079】図16は、本発明の情報入力装置による、
メモリ操作に関わる実施例である。情報記憶アクセス制
御部14は、筆記情報の管理および各種のメモリ操作を
行うためのアドレス情報から構成されるメモリ管理テー
ブル28を保持している。ここで言うメモリとは情報記
憶部13のことである。メモリ管理テーブルの操作は、
機能選択部16の制御コード実行部22が情報記憶アク
セス制御部14に操作を依頼することで行われる。
【0080】メモリ管理テーブル28は、ユーザメモリ
の上限・下限アドレス、使用中メモリの先頭アドレス、
UNDO用アドレス、使用中メモリの最終アドレス、メ
モリ使用の通知用アドレス等の情報から構成されてい
る。
【0081】ユーザメモリの上限・下限アドレスは、ユ
ーザの筆記情報を記憶可能なメモリ領域を示す。過去に
記録された各筆記情報は、IDを付与されたファイルと
してユーザメモリの下限アドレスから順に格納されてい
る。既にファイルとしての筆記情報が格納されているメ
モリ領域を「使用済メモリ」と呼ぶことにする。
【0082】使用中メモリの先頭アドレスは、新しい筆
記情報を記録し始めたメモリアドレス、すなわち使用済
メモリの最終アドレスを示している。以降のアドレスに
は、現在記録中の筆記情報が格納されている。
【0083】使用中メモリの最終アドレスは、これから
筆記される筆記情報を格納し始めるアドレスである。す
なわち、その時点まで記録された筆記情報のメモリ領域
は、使用中メモリの先頭アドレス〜使用中メモリの最終
アドレスとなり、このメモリ領域を「使用中メモリ」と
呼ぶことにする。また、使用中メモリの最終アドレス以
降のメモリ領域を「未使用メモリ」と呼ぶことにする。
【0084】UNDO用アドレスは、記憶された筆記情
報を以前の特定時の状態に戻すためのアドレスである。
UNDOアドレスは使用中メモリ内に任意に設定でき、
設定後に筆記を継続してからUNDO処理を実行する
と、UNDOアドレス以降の筆記情報を無効化すること
でUNDO設定時の状態に戻すことができる。
【0085】メモリ使用の警告用アドレスは、未使用メ
モリ領域内に設定される任意のアドレスである。使用中
メモリの最終アドレスが、メモリ使用の警告用アドレス
を超えた場合に、警告音を発する等によりユーザにメモ
リ消費の状態を明示的に通知すること等に用いる。
【0086】図17は、本発明の情報入力装置による、
メモリ使用状態の表示に係わる実施例である。情報入力
装置は、メモリ使用状態をグラフィカルに表示すること
ができるディスプレイを備えている。ディスプレイにお
いては、左端がユーザメモリの下限アドレス、右端がユ
ーザメモリの上限アドレスに対応しており、図16で前
述した3つのメモリ状態「使用済メモリ」「使用中メモ
リ」「未使用メモリ」を異なるパターンや色の矩形領域
で表示することで、ユーザに分かりやすくメモリ状態を
示す。
【0087】ディスプレイへの表示は、制御コード実行
部22でメモリ操作が行われる度に制御コード選択部2
1がメモリ状態表示用のコードの実行を制御コード実行
部22に依頼し、制御コード実行部が情報記憶アクセス
制御部14からメモリ管理テーブル28の情報を受取
り、その情報に従い、情報表示部18へ表示を依頼する
ことで行われる。
【0088】筆記開始時においては、使用済メモリと未
使用メモリのみが表示されており、使用中メモリの先頭
アドレスと使用中メモリの最終アドレスは、使用済メモ
リの最終アドレスと一致している。筆記情報を情報記憶
部13へ記録するに従い、使用中メモリの最終アドレス
が増大し、使用中メモリの先頭アドレス〜使用中メモリ
の最終アドレスの領域が使用中メモリとなり、図8に示
した形式で筆記情報が記録されていく。ひとまとまりの
筆記が終了し、筆記終了の操作がなされると、使用中メ
モリは使用済メモリに変わり、使用中メモリの先頭アド
レスは、使用中メモリの最終アドレスに変わる。
【0089】図18は、本発明の情報入力装置による、
メモリ操作に係わる実施例である。情報入力装置は、メ
モリ使用状態をグラフィカルに表示することができるデ
ィスプレイを備えている。ディスプレイにおいては、左
端がユーザメモリの下限アドレス、右端がユーザメモリ
の上限アドレスに対応しており、図16で前述したメモ
リ使用通知用アドレスと、3つのメモリ状態「使用済メ
モリ」「使用中メモリ」「未使用メモリ」を異なるパタ
ーンや色の矩形領域で表示することで、ユーザに分かり
やすくメモリ状態を示す。ここで、メモリ使用通知用ア
ドレスを示す矩形領域を「メモリ使用通知ポインタ」2
9と呼ぶ。
【0090】筆記開始時においては、メモリ使用通知ポ
インタと使用済メモリと未使用メモリが表示されてお
り、使用中メモリの先頭アドレスと使用中メモリの最終
アドレスは、使用済メモリの最終アドレスと一致してお
り、メモリ使用通知ポインタも使用中メモリの最終アド
レスを指している。
【0091】ここで、メモリ使用通知ポインタが使用中
メモリの最終アドレスと一致している状態では、情報記
憶アクセス制御部14は筆記情報の記憶に関する動作を
しない。この状態で筆記を開始すると、情報記憶アクセ
ス制御部14は、制御コード選択部21にその旨を通知
し、制御コード実行部22が警告音を鳴らすコードを実
行することでユーザに注意を促す。
【0092】前述の状態において情報入力装置の後端部
のスイッチを押すと、筆記情報を記録する状態になる。
可動機構部15はスイッチの操作情報を制御コード選択
部21に送信し、制御コード実行部22は情報記憶アク
セス制御部14にメモリ通知用ポインタのアドレスを特
定量だけ増大させるように依頼する。スイッチを複数回
押すと、押した回数分だけアドレスは増大する。
【0093】筆記により使用中メモリの先頭アドレスが
増大し、メモリ使用通知ポインタのアドレスを超える直
前になると、情報記憶アクセス制御部14が制御コード
選択部21にその旨を通知し、制御コード実行部22が
警告音を鳴らすことでユーザに通知を行う。それと同時
に、制御コード実行部は、情報記憶アクセス制御部にメ
モリ使用通知ポインタのアドレスを特定量だけ増大させ
るように依頼する。この動作の繰り返しにより、ユーザ
にメモリの使用状態を明示的に把握させる。
【0094】図19は、図18の例に係わる動作を示す
ものである。情報入力装置のペン先と後端部は、可動機
構部となっている。筆記情報を記録中に双方のスイッチ
を同時に押し込むと、可動機構部15が操作情報を制御
コード選択部21に送信し、制御コード選択部は制御コ
ード実行部22にメモリ使用通知ポインタのアドレスを
使用中メモリの最終アドレスに変えるためのコードの実
行を依頼する。そして、制御コード実行部は情報記憶ア
クセス制御部14にアドレス変更を依頼する。
【0095】前述したように、メモリ使用通知ポインタ
が使用中メモリの最終アドレスと一致している状態に
は、情報記憶アクセス制御部14は筆記イメージの記憶
に関する動作を行わない。
【0096】図20は、本発明の情報入力装置による、
メモリ操作に係わる別の実施例である。情報入力装置
は、メモリ使用状態をグラフィカルに表示することがで
きるディスプレイを備えている。ディスプレイにおいて
は、左端がユーザメモリの下限アドレス、右端がユーザ
メモリの上限アドレスに対応しており、図16で説明し
たUNDO用アドレスと、3つのメモリ状態「使用済メ
モリ」「使用中メモリ」「未使用メモリ」を異なるパタ
ーンや色の矩形領域で表示することで、ユーザに分かり
やすくメモリ状態を示す。ここで、UNDO用アドレス
を示す矩形領域を「UNDOポインタ」30と呼ぶ。
【0097】筆記開始時においては、UNDOポインタ
と使用済メモリと未使用メモリが表示されており、使用
中メモリの先頭アドレスと使用中メモリの最終アドレス
は、使用済メモリの最終アドレスと一致しており、UN
DOポインタも使用中メモリの最終アドレスを指してい
る。
【0098】情報入力装置のペン先は、可動機構部とな
っている。筆記情報を記録中に、ペン先のスイッチをダ
ブルクリックすると、可動機構部15が操作情報を制御
コード選択部21に送信し、制御コード選択部は制御コ
ード実行部22にUNDOポインタのアドレスを使用中
メモリの最終アドレスに変えるコードの実行を依頼す
る。そして、制御コード実行部は情報記憶アクセス制御
部14にアドレス変更を依頼する。
【0099】UNDOポインタを設定して筆記を継続す
ると、使用中メモリの最終アドレスはUNDOポインタ
のアドレスよりも大きくなり、UNDOポインタは使用
中メモリの領域内に位置するようになる。UNDOポイ
ンタを設定した以降の筆記情報を無効化し、UNDOポ
インタ設定時の筆記情報に戻したい場合は、後述するメ
ニューモードにおいてUNDOコマンドを実行する。U
NDOコマンドを実行すると、使用中メモリの最終アド
レスがUNDOポインタのアドレスに変わり、UNDO
ポインタ設定時のメモリ状態に復帰する。
【0100】図21は、本発明の情報入力装置による、
機能選択操作に係わる実施例である。情報入力装置の後
端部のボタン、フック部、フック部の付いている本体部
は、可動機構部となっている。
【0101】情報入力装置のフック部を特定方向に90
度回転させると、可動機構部15が操作情報を制御コー
ド選択部21に送信し、制御コード選択部は制御コード
実行部31に各種メニューを選択するためのコードの実
行を依頼する。
【0102】図22は、図21を更に詳しく説明するた
めのものである。情報入力装置の後端部のボタン、フッ
ク部、フック部の付いている本体部は、可動機構部とな
っている。メニュー選択モードにおいて、フック部の付
いた本体部を回転させると、可動機構部15が操作情報
を制御コード選択部21に送信し、制御コード選択部
は、動作モードがメニュー選択モードであることから制
御コード実行部31で実行中のメニュー選択用コードに
その情報を送信する。メニュー選択用コードは受信した
操作情報に従い、現在選択しているメニューに対応した
文字列表示を行うコードを情報表示部18に対して実行
する。ここでは、FILE SAVE 機能に対応した文字列表示
を行うコードを実行している。このようにして、図15
に示したのと同様に、可動機構部の操作により各種メニ
ューをディスプレイ上にスクロールさせながら表示し、
ユーザに所望のメニュー(機能)を特定させる。
【0103】図23は、図22における別の動作例を示
すものである。情報入力装置の後端部のボタン、フック
部、フック部の付いている本体部は、可動機構部となっ
ている。メニュー選択モードにおいて、後端部のボタン
をクリックすると、現在表示中のメニューが選択され、
実行される。可動機構部15は操作情報を制御コード選
択部21に送信し、制御コード選択部は制御コード実行
部31で実行中のメニューを選択用コードにその情報を
受信し、メニュー選択用コードは選択中のALLERASE 用
コードを実行する。ALL ERASE 用コードは、情報記憶ア
クセス制御部14に、使用中メモリの最終アドレスを使
用中メモリの先頭アドレスに戻すように依頼し、筆記中
の筆記情報を全て無効化する。
【0104】図24では、本発明の情報入力装置によ
る、姿勢認識および機能選択に係わる実施例である。情
報入力装置の姿勢認識部17により、特定機能を自動的
に選択する。
【0105】姿勢認識部は筒状をしており、上方と下方
の相対する位置に1組づつのスイッチ電極((スイッチ
1,2)が配置されている。そして、筒の内部には自由
に上下動ができる導電体が内蔵されている。
【0106】情報入力装置のペン先が下を向いている
と、導電体は重力によりスイッチ1に挟み込まれる位置
に移動する。スイッチ1が導通状態になると、姿勢認識
部17内でスイッチ1に対応した回路が作動し、対応し
た姿勢情報を制御コード選択部21に送信する。制御コ
ード選択部は、姿勢情報から筆記モードを選択し、制御
コード実行部23に筆記モード用のコードの実行を依頼
する。
【0107】情報入力装置のペン先が上を向いている
と、導電体は重力によりスイッチ2に挟み込まれる位置
に移動する。スイッチ2が導通状態になると、姿勢認識
部17内でスイッチ2に対応した回路が作動し、対応し
た姿勢情報を制御コード選択部21に送信する。制御コ
ード選択部は、姿勢情報から消しゴムモードを選択し、
制御コード実行部23に消しゴムモード用のコードの実
行を依頼する。
【0108】図25は、本発明の情報入力装置による、
メモリ操作に係わる実施例である。情報入力装置は、ペ
ン先に情報筆記部(位置情報検出部)11を有する他、
後端部に情報筆記部(情報消去部と言ってもよい)(位
置情報検出部)と可動機構部15(スイッチ部)を保持
している。
【0109】情報入力装置のペン先を上方に向け後端部
の情報筆記部で筆記を行うと、図24に示した姿勢認識
部17により、自動的に消しゴムモードに切り変わる。
ここで、後端部の情報筆記部で紙の上に閉曲線を記述す
ると、閉曲線のストローク情報は消去領域としての特別
なコードで記録される。閉曲線を筆記後に、後端部のペ
ン先をダブルクリックするように押し込むと、一つの消
去領域の記録が終了する。紙上のイメージの消去は、普
通の消しゴムを用いて閉曲線内の筆記イメージを消去す
ることにより、メモリ上のイメージの消去と並行して行
われる。
【0110】図26は、図25の例におけるメモリ操作
を説明するものであり、図8と同様に情報記憶部13の
内容を表すものである。図25の操作により行われる消
去操作は、記録された筆記情報を物理的に消去するもの
ではなく、消去領域を示す境界線の筆記情報を新たに追
加記録することで行われる。
【0111】情報入力装置が消しゴムモードになると、
制御コード実行部23から情報記録アクセス制御部14
に、モードに関する情報が送信される。情報記憶アクセ
ス制御部は、以降の筆記情報が消去領域の境界線情報で
あることを示すために、筆記情報の先頭に(−3,−
3)いう特別な記憶コードを付加する。消去領域が筆記
されると、通常の筆記情報と同様の情報が記録されてい
く。消去領域の指定が終了すると、可動機構部15から
機能選択部16を通して情報記憶アクセス制御部14に
操作情報が送信され、情報記憶アクセス制御部は(−
1,−1)という終端コードを記録する。
【0112】記録された筆記情報を、情報表示装置で再
生する場合には、筆記した後に消去したという順序に従
い、筆記イメージが再生されることになるが、最終的に
は意図した筆記イメージが再生されることになる。消去
を行った後にUNDO操作を行う場合にも、筆記情報は
そのまま残っているので、消去領域の筆記情報を無効に
するだけで、消去イメージを復帰させることができる。
【0113】図27は、本発明の情報入力装置による、
メモリ操作に係わる別の実施例である。メモリに対して
図26のような消去情報を書き込む場合が多発すると、
メモリが無駄に消費されることになる。また、表示装置
上での再生速度も遅くなる。そこで、消去イメージが復
帰される可能性が無い場合には、消去すべた筆記情報を
物理的に消去する機能も提供する。
【0114】この機能が呼び出される例としては、UN
DOポインタが新たに設定された場合、UNDOポイン
タ以前の筆記情報内に消去領域が存在する場合が挙げら
れる。この場合は、もはやUNDOが行われることがな
いので、消去されるべき筆記情報を、消去領域の筆記情
報を用いて物理的に消去する。実際の消去は、制御コー
ド実行部22で実行中のUNDOポインタ更新用コード
が、筆記情報消去用コードを実行することで行われる。
筆記情報消去用コードは、筆記情報を消去領域の筆記情
報を用いて以下のように消去する。
【0115】情報入力装置の情報記憶部13内のシステ
ムメモリ領域内には、仮想ビットマップ領域が予約され
ている。UNDOポインタを新しく設定すると、UND
Oポインタ以前の消去領域の筆記情報が検索される。1
つの消去領域が発見されると、筆記情報消去用コードが
情報記憶アクセス制御部14に消去領域を包含できる大
きさの仮想ビットマップ領域の割り当てと、仮想ビット
マップ内への消去領域の再生を依頼する。ここで、消去
領域は、消去領域内のビット情報が1、消去領域外のビ
ット情報が0となるように仮想ビットマップ領域に再生
される(図27(a)。
【0116】次に、消去部分をチェックすべき筆記情報
を仮想ビットマップ上に再生していく。筆記情報が、仮
想ビットマップ領域外の点である場合には、チェックを
行うことなくスキップする。再生される筆記情報が仮想
ビットマップ内の点である場合は、筆記情報の位置する
点での仮想ビットマップのビット情報を参照する。ビッ
ト情報が0の場合は消去領域外なので筆記情報をそのま
ま残し、ビット情報が1の場合は消去領域内なので筆記
情報を消去する。この操作をUNDOポインタの直前の
筆記情報まで繰り返すことで、消去領域内の筆記情報を
メモリから物理的に消去する。そして、全ての筆記情報
の消去が終了した後に、消去領域を表す筆記情報をメモ
リから物理的に消去することで消去処理が終了する(図
27(b))。
【0117】図28は、本発明の情報入力装置による、
ファイル記録に係わる実施例である。情報入力装置の後
端部のボタンと回転スイッチとしての本体部は、可動機
構部となっている。図21〜図23の方法で筆記情報に
IDを付与するメニューを選択すると、そこで選択した
入力文字をIDとするファイルとして筆記情報を記録で
きる。
【0118】メニューモードにおいてSAVE MODE を選択
すると、一方のディスプレイがクリアされ、左端にカー
ソルが表示される。フック部の付いた本体部を回転する
と、カーソル位置に文字が現れ、回転方向と回転量に合
わせて表示されるアルファベットが変化する。必要なア
ルファベットがカーソル位置に表示された状態で後端部
のボタンをクリックすると、カーソル位置の文字が確定
し、カーソルが1つ右方向に移動する。全ての文字を確
定した状態で後端部のボタンをダブルクリックすると、
筆記したイメージ情報を、確定した文字列をIDとする
ファイルとして記録する。つまり、図8,図26の筆記
イメージの記憶情報を1かたまりとして1ファイルと
し、このファイル名をSAVE MODE で確定された文字列と
して、制御コード実行部22が情報記憶アクセス制御部
14を介して情報記憶部13に記録する。このようにす
れば、格納された筆記情報群から、指定されたIDの付
いている筆記情報を検索することができる。
【0119】SAVE MODE 用のコードを実行中の制御コー
ド実行部22は、情報記憶アクセス制御部14に依頼を
行い、情報記憶アクセス制御部は、使用中メモリを使用
済メモリに変更すると同時に、使用中メモリの先頭アド
レス、UNDO用アドレス、メモリ使用の通知用アドレ
スを、使用中メモリの最終アドレスに更新する。この結
果、新しい筆記イメージを記録できる初期状態になる。
【0120】図29は、本発明の情報入力装置による、
ファイル記録に係わる別の実施例である。情報入力装置
は、後端部のボタンをスイッチとする可動機構部と文字
認識部と時刻認識部を保持している。図21〜図23の
方法で筆記情報にIDを付与するメニューを選択する
と、ここで筆記された手書き文字を文字認識し、この認
識結果をIDとするファイルとして筆記情報を記録する
ことができる。
【0121】メニューモードにおいてSAVE MODE2を選択
すると、一方のディスプレイがクリアされ、左端にカー
ソルが表示される。ファイルIDの最初の1文字を本情
報入力装置を用いて筆記すると、制御コード実行部22
で実行中のSAVE MODE2用のコードが、位置認識部12の
認識した筆記情報を特定のシステムメモリ領域に記録す
るように、情報記憶アクセス制御部14に依頼する。
【0122】1つの文字を筆記したところで後端部のボ
タンをダブルクリックすると、可動機構部15が操作情
報を制御コード選択部21に送信し、制御コード選択部
は制御コード実行部22にその情報を送信する。制御コ
ード実行部は情報記憶アクセス制御部14に、文字の筆
記情報を文字認識部32に送信するように依頼する。文
字認識部32は、本情報入力装置内に備えられ、受信し
た文字の筆記情報から文字認識を行い、認識結果を制御
コード選択部21に送信する。制御コード選択部は、認
識結果を制御コード実行部22に送信し、制御コード実
行部は、認識された文字を表示すると同時にカーソルを
1つ右方向に進め、次の文字の筆記入力を待つ。
【0123】全ての文字入力が終了して後端部のボタン
を一定時間以上押し続けると、可動機構部15と時刻認
識部20からの送信情報より、制御コード実行部22が
認識された入力文字列をIDとするファイルとして筆記
情報を記録する。このようにすれば、筆記対象物に書か
れたIDを後で読み取り、読み取られたIDと一致する
IDの付いている筆記情報をメモリから検索することが
できる。
【0124】情報記憶アクセス制御部は使用中メモリを
使用済メモリに変更すると同時に、使用中メモリの先頭
アドレス、UNDO用アドレス、メモリ使用の通知用ア
ドレスを、使用中メモリの最終アドレスに更新する。こ
の結果、新しい筆記イメージを記録できる初期状態にな
る。
【0125】尚、図28,図29における制御コード実
行部は、情報記録に係わるものとして22で説明した
が、メニュー表示・操作に関わる31の機能も合わせ持
つものである。
【0126】図30は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用した位置認識方法に
係わる実施例である。位置情報保持装置の各位置には、
それぞれ固有の位置情報が保持されており、これらの位
置情報を情報入力装置で検出することにより、情報入力
装置の位置情報保持装置における絶対座標を求めること
が可能となる。
【0127】図31は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用した位置認識方法に
係わる実施例である。情報入力装置の位置認識部12
は、位置情報から絶対座標に変換するので、各種の大き
さの位置情報保持装置を用いる場合は、各々の位置情報
保持装置に対応した位置情報変換マップが必要となる。
【0128】そこで、情報入力装置に利用可能な最大限
の大きさの位置情報保持装置に対応した位置情報変換マ
ップ33を用意しておき、小さな位置情報保持装置に
は、図に示すような方式で位置情報を割り当てる。
【0129】この結果、共通の位置情報変換マップによ
り、各種の大きさの位置情報保持装置のいずれに対して
も、正しい絶対座標を求めることが可能となる。例え
ば、位置情報14は、どの大きさの位置情報保持装置に
おいても、絶対座標(4,2)に変換される。
【0130】このようにして、情報入力装置に変更を加
えることなく、各種の大きさの位置情報保持装置を利用
できるようになるので、必要に応じた大きさの情報入力
面を備えた携帯性の高い情報入力システムを提供するこ
とが可能となる。
【0131】図32は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用した位置認識方法に
係わる実施例である。位置情報保持装置の各位置には、
それぞれ固有の位置情報が保持されており、これらの位
置情報を情報入力装置で検出することにより、情報入力
装置の位置情報保持装置における絶対座標を求めること
が可能となる。
【0132】シート状に加工した大面積の位置情報保持
装置(その構成法については後述する)は、丸める等の
変形ができるので、高い携帯性を備える。このようなシ
ート全体から必要な部分を切り取り、黒板や机に張り付
けることより本発明の情報入力システムを構成する。こ
の時、位置認識部12において原点合わせの補正を行
い、筆記情報を正しく記録する。
【0133】最初から各種の大きさのシート状の位置情
報保持装置を用意することもできる。
【0134】この結果、各種の大きさの面を備えた従来
の器具に、簡単な処理を施すことで、必要に応じた大き
さの情報入力面を備え、自然に利用できる情報入力シス
テムが構成される。
【0135】図33は、本発明の情報入力装置と筆記情
報表示装置に係わる実施例である。情報入力装置の位置
認識部12は、位置情報マップ33を用い、記憶された
筆記情報13を「座標コード,カラーコード」列に変換
する。筆記情報表示装置の各表示点は、表示内容の記憶
機能を有しており、一度表示したイメージはそのまま表
示され続けるものである。
【0136】情報入力装置は、筆記されると同時に筆記
情報に対応した「座標コード,カラーコード」情報列
を、筆記情報表示装置の表示制御部34に送信する。表
示制御部は、表示・記憶部35に表示点の情報を書き込
む。
【0137】この結果、筆記情報を情報入力装置から送
信し続けることなく、座標情報を送信することで、各種
サイズの筆記情報表示装置に情報入力装置内の筆記情報
を表示することができる。また、ビデオメモリを登載し
ないことによりコストが低減する。
【0138】尚、この筆記情報表示装置に、情報入力装
置内のディスプレイに対するのと同様な情報を送信する
ことで、筆記情報だけでなく、情報入力装置の動作状態
を示すイメージ情報を、別体の表示装置に表示すること
ができる。
【0139】図34は、本発明の情報入力装置で記録さ
れた太線の筆記イメージを、筆記情報表示装置で再生す
る方式に係わる実施例である。筆記情報は、図8でしめ
したように、線の太さ属性によらず「太さ=1」の線と
して記録される。そのため、筆記情報表示装置に表示す
る場合は、太さ属性を反映した筆記情報を表示装置に送
信してやるか、太さ属性を考慮したイメージ再生を筆記
情報表示装置側で行う必要がある。この場合は、記録さ
れた筆記情報を中心として、太さ属性によって横幅を拡
張した筆記情報の変換を12で行いこれを表示装置に送
信するか、表示装置側の表示制御部34で横幅を拡張し
た筆記情報に展開するかのいずれかの方法を行う(図3
4(a))。
【0140】線の幅の拡張は、図に示すようにストロー
クが水平方向に対し45度をなす直線よりも下側にくる
場合は横幅を拡張し、上側にくる場合は縦幅を拡張する
ことで行う(図34(b))。
【0141】図35は、本発明の情報入力装置による、
筆記情報の再生に係わる実施例である。筆記情報表示装
置に筆記情報を再生するメニューにおいて、情報入力装
置の後端のボタン部と本体部を可動機構部として、記録
された筆記情報を筆記情報表示装置に再生・転送するこ
とが可能となる。つまり、可動機構部15からの表示に
従い、機能選択部16が各部を図33のように制御する
ことで以下の動作を実現する。
【0142】フック部の付いた本体部を回転させると、
筆記情報を記録されたファイル単位で高速再生する。こ
の場合、ジョグによるビデオ再生のような感じとなる。
ここで、目的のファイル情報の付近に来たら、後端部の
ボタンをクリックし、コマ送り再生を行う。また、回転
方向により、正方向・負方向の再生ができるので、高速
再生中に行き過ぎた場合にも、元に戻ることができる。
【0143】一つのファイルに対しても同様の再生が行
える。すなわち、特定ファイルの筆記情報を選択後に、
筆記を開始した時点から筆記を終了した時点の状態ま
で、前述の方法により筆記順序での高速再生やマコ送り
的再生を行える。
【0144】図36(a)は、本発明の情報入力装置と
情報入力における位置情報保持装置を利用した位置認識
システムに関わる実施例である。以下図41までは位置
認識システムの実施例であるが、これらのシステムはペ
ン先に紙への筆記手段を具備する場合にも具備しない場
合にも適用できるものである。シート状あるいは板状で
ある位置情報保持装置の各位置には、固有の(各位置に
よって異なる)誘電率を持つ誘電物質と、それを上下か
ら挟み込んだ導電板が、マトリックス状に配置されてい
る。上方の導電板は、位置情報保持装置の表面に露出し
ており、上下の導電板は、一本の線に接続されており、
その線は表面に露出している端子に直結している。
【0145】情報入力装置は、位置認識部12として発
振回路と波形検出回路と導電性の先端部を備えており、
これらは直列に結合されている。ペンの後端部からは導
線が延びており、利用時に、位置情報保持装置の端子に
接続する。図に示すように、先端部が、表面のいずれか
の露出電極に接すると、情報入力装置と位置情報保持装
置が閉回路を形成し、位置認識回路が作動する。
【0146】そして、波形検出回路の検出波形は、先端
部が接しているコンデンザ部の静電容量により変化する
ので、波形検出回路により先端部が接触しているコンデ
ンサ部の静電容量が求まり、先端部の絶対位置が求めら
れる。
【0147】図36(b)は、本発明の位置情報保持装
置に係わる実施例である。図に示すうよに、各層に固有
の誘電物質を半導体印刷技術で印刷し、それらを多層構
造で合成することによって、各ドットに固有の誘電率を
持つ位置情報保持装置を実現することが可能となる。
【0148】図37は、図36の変形例として筆記対象
物(紙)をはさんだ場合を示すものである。位置情報保
持装置の各位置には、固有の誘電率を持つ誘電物質と、
それを上下から挟み込んだ導電板が、マトリックス状に
配置されている。上方の導電位置は、位置情報保持装置
の表面に露出しており、下方の導電板は、一本の線に接
続されており、その線は表面に露出している端子に直結
している。
【0149】情報入力装置は、発信回路と波形検出回路
と導電性の情報筆記部11を有しており、これらは直列
に結合されている。そして、情報筆記部は、位置情報保
持装置部に埋め込まれている導電板と等しい形状の導電
板の中央に、導電性物質の筆記手段が突出して配置され
たものである。ペンの後端部からは導線が延びており、
利用時に、これを位置情報保持装置の端子に接続する。
【0150】図に示すように、位置情報保持装置上に薄
い筆記対象物を配置して、情報筆記部で筆記を行うと、
情報筆記部の可動機構部のスイッチにより、位置認識回
路12が作動する。
【0151】情報筆記部の導電板が、位置情報保持装置
面のいずれかのコンデンサ部の上方に置かれると、情報
入力装置と位置情報保持装置が、閉回路を形成する。そ
して、波形検出回路の検出波形は、情報筆記部が形成し
ているコンデンサ部の静電容量により変化するので、波
形検出回路により情報筆記部が接触しているコンデンサ
部の静電容量が求まり、情報筆記部の位置情報保持装置
上での絶対位置が求められる。即ち、紙の上に書くと同
時に、書かれた情報の位置情報がペン側に記憶されるこ
とになる。
【0152】図38は、本発明情報入力装置と情報入力
における位置情報保持装置を利用した情報入力システム
に係わる別の実施例である。位置情報保持装置の各位置
には、固有の(各位置によって異なる)磁束密度を持っ
た磁性体が、マトリックス状に配置されている。
【0153】情報入力装置は、電圧センサ回路、電磁石
を用いた磁気抵抗素子からなる磁気センサ回路を位置認
識部12として備え、また、導電性の情報筆記部11を
備えている(図38(a))。
【0154】図に示すように、位置情報保持装置上に薄
い筆記対象物を配置して、情報筆記部で筆記を行うと、
情報筆記部の可動機構部のスイッチにより、位置認識回
路が作動する。
【0155】情報筆記部の磁気センサが、位置情報保持
装置上のいずれかの磁性体の上方に置かれると、磁気抵
抗素子の抵抗値が変化し、これにより電圧センサの検出
電位も変化する。そこで、電圧センサの検出する電位差
から、情報筆記部の磁性体の磁束密度が求まり、情報筆
記部の位置情報保持装置上での絶対位置が認識される
(図38(b))。
【0156】図39は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用した情報入力システ
ムに関わるさらに別の実施例である。位置情報保持装置
の各位置には、固有の(各位置によって異なる)透過率
を持った物質と、その下層の反射物質とが、マトリック
ス状に配置されている。
【0157】情報入力装置は、発光回路、受光回路、透
過率検出回路を位置認識部12として備え、また、可動
機構を有する情報筆記部11を備えている。情報筆記部
は複数の光ファイバの束から構成されており、その周囲
を可動機構である筆記認識スイッチが取り囲んでいる。
そして、光ファイバの束は、発光用のものと受光用のも
のとが混在している(図39(a))。
【0158】図に示すように、光ファイバの束は通常、
情報筆記部の奥に引っ込んでいるが、情報筆記部を筆記
対象物に押しつけると、情報筆記部の筆記認識スイッチ
が押し込まれ位置認識回路が作動すると同時に、光ファ
イバの束が情報筆記部内からせり出してくる。そして、
発光用の光ファイバからの光は、位置情報保持装置内の
透過物質を透過し、下層の反射物質によって反射され、
再び位置情報保持装置の外に出る。これを、受光用の光
ファイバで捕らえ、受光回路に伝送する。透過率検出回
路は、発光回路からの出力強度と受光回路への入力強度
から、情報筆記部の透過物質の透過率を求める。この結
果、情報入力装置の位置情報保持装置上での絶対位置を
認識することが可能となる(図39(b))。
【0159】ここで、特殊光加工により位置情報保持装
置の表面を白色とし、情報筆記部11に特殊インクによ
る筆記部を埋め込むと、紙を用いなくとも、位置情報保
持装置自体を筆記対象物(表示装置)として筆記を行う
ことが可能となる。ここで、インクに、光を完全反射す
るか完全吸収するものを用いると、筆記イメージによる
位置認識の誤りが防げる。さらに、筆記情報の消去は、
特殊インクを消去可能な手段を備えた消去部により、図
17に示したのと同様の方法で行うことができる。
【0160】図40は、図39の変形例を示すものであ
る。位置情報保持装置の各位置には、固有の透過率を持
った物質と、その下層の光ファイバへの入力口とがマト
リックス状に配置されている。光ファイバは、位置情報
保持装置の光出力口に接続されており、入力光は全て、
光出力口に送信される。
【0161】情報入力装置は、発光回路、受光回路、透
過率検出回路、可動機構を備えた情報筆記部を有してい
る。情報筆記部は複数の光ファイバの束から構成されて
おり、その周囲を筆記認識スイッチが取り囲んでいる。
そして、光ファイバの束は、発光用の情報筆記部となっ
ている(図40(a))。
【0162】図に示すように、光ファイバの束は通常、
情報筆記部の奥に引っ込んでいるが、情報筆記部を筆記
対象物に押しつけると、情報筆記部の筆記認識スイッチ
が押し込まれ位置認識回路が作動すると同時に、光ファ
イバの束が情報筆記部内からせり出してくる。そして、
発光用の光ファイバからの光は、位置情報保持装置内の
透過物質を透過し、下層の光ファイバ入力口を通り、位
置情報保持装置の光出力口へ出力される。そして、情報
入力装置との接続光ファイバを通り、情報入力装置の受
光回路に送信される。透過率検出回路は、発光回路から
の出力強度と受光回路への入力強度から、情報筆記部の
透過物質の透過率を求める。この結果、情報入力装置の
位置情報保持装置上での絶対位置を認識することが可能
となる(図40(b))。
【0163】ここで、特殊光加工により位置情報保持装
置の表面を白色とし、情報筆記部に特殊インクによる筆
記部を埋め込むと、位置情報保持装置を表示装置として
筆記を行うことが可能となる。ここで、インクに、光を
完全反射するか完全吸収するものを用いると、筆記イメ
ージによる位置認識の誤りが防げる。さらに、筆記情報
の消去は、特殊インクを消去可能な手段を備えた消去部
により、図17に示したのと同様の方法で行うことがで
きる。
【0164】図41は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用した情報入力システ
ムに関わるまた別の実施例である。位置情報保持装置の
各位置には、固有の(各位置によって異なる)位置情報
を格納したメモリ素子と、その制御回路と、制御回路の
スイッチ回路と、マイクロコイルが配置されている。マ
イクロコイルは位置情報保持装置の表面に配置されてお
り、特定の磁界を受けると、発生した誘導起電力により
制御回路を動作状態にする。制御回路は、動作状態にな
るとメモリ素子の格納している位置情報をデータバスに
出力させる。
【0165】情報入力装置は、位置認識部12、電源部
26、発信回路、導電性の情報筆記部11を保持してい
る。ここで、ペンの後端部からはデータバスとGND線
が延びており、利用時には、これを位置情報保持装置の
データバス端子とGND端子に接続する。情報筆記部の
内部には、マイクロコイルが内蔵されている。情報筆記
部が位置情報保持装置上の表面に押しつけられると、ペ
ン先のスイッチによりマイクロコイルに発振電流が流
れ、発振する磁界がペン先に発生する。
【0166】ペン先に発生した磁界は、ペン先の位置す
る位置情報保持装置のマイクロコイルに影響を与え、前
述の過程によりテータバスにメモリ素子内の位置情報が
出力され、情報入力装置の位置認識部に送信れさる。以
上の方法により、情報入力装置の位置情報保持装置上で
の絶対位置を認識することが可能となる。
【0167】また、ペン先のマイクロコイルにシリアル
形式の磁気信号の受信部を接続し、メモリ素子側のマイ
クロコイルにもメモリ素子が格納している位置情報をシ
リアル形式の磁気信号として送信できる送信部を配置す
ることで、信号線で接続することなしに位置情報を交信
することもできる。
【0168】以上図36〜41の例において、位置情報
保持装置上の各位置の位置情報を、アナログ素子で多値
論理的に表現する場合に、位置情報の数値間の差を検出
誤差以上に設定することにより、アドレス情報の認識誤
りを防ぐ。例としては、アドレス情報を誘電体の誘電率
で表現するならば、誘電率の値を、0,5,10,…の
ように設定することが挙げらけれる。
【0169】図42は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用してデジタル的に位
置認識を行う場合の実施例である。
【0170】位置情報保持装置の各位置には、それぞれ
固有の位置情報がデジタル形式で保持されており、一つ
の位置情報は正方形あるいは長方形等の形状に配置され
た複数ビットの情報として保持されている。
【0171】位置情報入力装置のペン先には、位置情報
の配置形状と同じ形状に配置された複数のヘッドが保持
されている。1つのヘッドは、位置情報の1つのビット
情報を読み込むことに用いられる。
【0172】ペン先を位置情報保持装置に接触させる
と、ペン先のスイッチがヘッドを動作状態にし、複数の
ヘッドは同時に複数のビット情報からなる1つの位置情
報を読み取り、位置認識部に送信する。
【0173】図43は、図42の例をさらに拡張した実
施例を示すものである。位置情報保持装置の各位置に
は、それぞれ固有の位置情報がデジタル形式で保持され
ている。
【0174】位置情報保持装置上の各位置情報は、図に
示すような正方形状に配置されたnbit(この例では
4bit)のデジタル情報で格納されており、その周囲
に正方形状で取り囲んだフレーム識別ビット情報(この
例では12bit)が格納されている。つまり、この例
では16bitが1ドットに対応している。一方、情報
入力装置の位置情報検出部11は、位置情報保持装置上
の1bitデータの格納部の大きさよりも小さい読取ヘ
ッドを20×20マトリックス状に配置したものであ
り、全体の大きさは位置情報保持装置上の1つの位置情
報の格納部の大きさよりも大きいものである。そして、
位置情報検出部はペン先の動きに合わせて、位置情報保
持装置上で自由に動き回るものである。
【0175】この場合、読み取りヘッドが位置情報保持
装置上の「0」と「1」のbit情報の境界上にまたが
った場合には、正しい情報を読み取れなくなる恐れがあ
る。しかし、位置情報保持装置上の1bit情報を複数
のヘッドで検出することにより、境界上のヘッド以外は
正しいbit情報を検出する。そして、検出されたbi
t情報に対してイメージ処理を行うことにより、複数の
「0」情報あるいは「1」情報を、元の1つ1つの
「0」情報あるいは「1」情報に復元する。
【0176】ここで、位置情報検出部のヘッドが、図中
の斜線を施した枠で示すように、位置情報保持装置上の
位置情報の格納方向に対し、時計回り方向に45度ほど
傾いてしまった場合には、位置情報検出部では図の下部
に示すような状態で位置情報が検出される。保持装置上
の1bitが複数のヘッドで読み取られることが、太い
枠の対応で示されている。しかし、上述したフレーム識
別情報はアドレス情報とは区別されるように配置されて
いるので、フレーム識別情報以外の部分が、フレーム識
別情報と同一の情報パターンを形成することはない。
尚、この図でのヘッドの読み取りパターンは、ちょうど
フレーム識別情報がかたまっているところを読み取って
いることを示している。
【0177】そこで、前述の復元処理を行った後の情報
内で、フレーム識別情報パターンのマッチング処理を行
い、フレーム識別情報のマッチング状態よりフレーム識
別情報の傾きを求める。この結果、位置情報検出部の向
きも求まる。
【0178】これにより、位置情報検出部が、位置情報
保持装置に対して自由な軌道と姿勢で移動したとして
も、各位置情報が正確に識別される。
【0179】図44は、本発明の情報入力装置と情報入
力における位置情報保持装置を利用した位置認識方法を
さらに工夫した実施例である。位置情報保持装置の各位
置には、それぞれ固有の位置情報がデジタル形式で保持
されている。
【0180】位置情報を表現するのに必要なビット数
は、位置情報保持装置上の縦・横のドット数の2乗に比
例して増大していく。それ故、位置情報を表現するのに
必要なビット数を極力低減することが重要となる。以下
は、位置情報を表現するのに必要なビット数を低減させ
る方法の例であり、5×5のドット分解能を有する位置
情報保持装置上の位置情報を整数を用いて表現する場合
に、各位置情報を表現するのに必要なビット数について
述べる。
【0181】図44(a)は、位置情報を整数で表現し
た場合である。必要な位置情報は1〜25となり、1つ
の位置情報当たり5bit必要となる。
【0182】図44(b)は、位置情報を2次元座標で
表現した場合であり、必要な位置情報は1〜5で済む
が、位置表現に2つの位置情報が必要なため、1つの位
置情報当たり3×2=6bit必要となる。すなわち、
位置情報を2次元の整数座標で表現する場合は、連続し
た整数で表現する場合より、等しいか多いかのビット数
が必要となる。
【0183】図44(c)は、現在位置からの位置情報
と1つ前の時点にいた位置の位置情報との2つの位置情
報セットから、現在の絶対位置を求める方法である。位
置情報=7の位置から位置情報=8の位置に移動した場
合には、(7,8)→座標(2,3)に変換するような
テーブル、あるいは写像関数を用いて、絶対位置を求め
る。
【0184】このため、位置情報=7(座標(2,
2))の位置から8方向に移動できるとすると、生成さ
れうる位置情報セットは、(7,1)(7,2)(7,
3)(7,8)(7,13)(7,12)(7,11)
(7,6)の8つである。これらの位置情報セットか
ら、絶対位置を一意に求めるために、他のどの位置から
移動した場合にも、これらの位置情報セットが出現しな
いことを保証するようなパターンで位置情報を配置す
る。これには、最低1〜14の整数を特定のパターンで
配置すれば満たすことができる。
【0185】これは、5×5の板上において、縦・横・
斜めに隣接する2つのドットの組み合わせ数の総数が8
0であり、1〜14の数から2つの数を取り出して生成
できる組み合わせ数が91だからである。
【0186】すなわち、この方法では1つの位置情報当
たり4bitとすることができる。本発明の位置認識シ
ステムにおいては、ペン先が頻繁に移動することが前提
であるので、この方法が特に適している。さらに、現在
の位置、その前の時点の位置、さらにその前の時点の位
置という3つの位置情報をセットとして位置情報セット
を構成することも考えられる。
【0187】図44(a)、図44(b)の方法では、
位置情報保持装置の縦・横の分解能が1000×100
0の場合には、1つの位置情報を表現するために、それ
ぞれ20bit、24bit必要になるが、図44
(c)の方法では10bitで済む。位置情報保持装置
の分解能が増大するほど、1つの位置情報を表現するの
に必要なビット数の節約数も増大していく。
【0188】図44(d)は、左右に隣接する2つの位
置の位置情報を同時に検出して、現在の絶対位置を求め
る方法である。位置情報セット=(1,5)を検出した
場合には、(1,5)→座標(2,3)に変換するよう
なテーブル、あるいは写像関数を用いて、絶対位置を求
める。
【0189】これらの位置情報セットから、絶対位置を
一意に求めるためには、他のどの位置においても、これ
らの位置情報セットが出現しないことを保証するような
パターンで位置情報を配置する。(1,5)と(5,
1)の位置情報セットの区別ができるとすると、最低1
〜5の整数を特定のパターンで配置すればよい。
【0190】これは、5×5の板上において、横に隣接
する2つの位置情報の組み合わせ数の総数が20であ
り、1〜5の数から2つの数を取り出して生成できる順
列の数が20だからである。
【0191】すなわち、この方法では1つの位置情報当
たり3bitとすることができる。この方法は、位置情
報検出部が複数存在し、位置情報保持装置上の各位置情
報を同時に検出可能な場合に適している。そして、位置
情報保持装置の分解能が増大するほど、1つの位置情報
を表現するのに必要なビット数の節約数も増大する。
【0192】この方法は、図42および図43の方法と
組み合わせると有効であり、読取ヘッドを40×40に
して、4つの位置情報を同時に検出する場合には、最低
1〜4の位置情報を特定パターンで配置すれば満たすこ
とができ、1つの位置情報を表現するのに必要なビット
数を3bitとすることができる。
【0193】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
紙に普及に筆記した情報を自動的に記憶できる操作性に
優れ、かつ携帯性の高い情報入力装置を提供することが
可能となり、また、情報を入力する際の位置認識を手軽
に効果的に行える位置認識システムを提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の全体の概念を示す図。
【図2】 本発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図3】 本実施例の位置認識の第1の方法を説明する
ための図。
【図4】 本実施例の位置認識の第2の方法を説明する
ための図。
【図5】 本実施例の位置認識の第3の方法を説明する
ための図。
【図6】 本実施例の情報入力装置における動作の流れ
を説明するための図。
【図7】 本実施例における筆記パターンと位置情報と
の関係を説明するための図。
【図8】 本実施例の情報記憶の方法を説明するための
図。
【図9】 本実施例の位置情報検出部と筆記部との関係
の一例を説明するための図。
【図10】 本実施例の位置情報検出部と筆記部との関
係の別の例を説明するための図。
【図11】 本発明の可動機構部を用いた指示により発
生する動作の流れを説明するための図。
【図12】 本実施例の機能選択部の動作の詳細を説明
するための図。
【図13】 本実施例の動作を電源に関する操作の例で
説明するための図。
【図14】 本実施例の動作を筆の太さ・濃さに関する
操作の例で説明するための図。
【図15】 本実施例におけるメニューの選択方法を説
明するための図。
【図16】 本実施例の情報記憶についての動作を説明
するための図。
【図17】 本実施例におけるメモリの使用状況の表示
方法を説明するための図。
【図18】 本実施例でメモリ使用通知ポインタを利用
する場合を説明するための図。
【図19】 図18の補足説明図。
【図20】 本実施例でUNDOポインタを利用する場
合を説明するための図。
【図21】 本実施例でメモリを使用する際のユーザイ
ンタフェースを説明するため図。
【図22】 図21の詳細な動作の流れを示す図。
【図23】 図22の別な動作の流れを示す図。
【図24】 本実施例の姿勢認識についての動作を説明
するための図。
【図25】 本実施例で筆記情報を消去する際の動作を
説明するための図。
【図26】 本実施例の消去情報の記憶方法を説明する
ための図。
【図27】 本実施例の消去情報の記憶方法の別の例を
説明するための図。
【図28】 本実施例で筆記情報にIDを付与する第1
の方法を説明するための図。
【図29】 本実施例で筆記情報にIDを付与する第2
の方法を説明するための図。
【図30】 本実施例における位置情報保持装置の構成
を説明するための図。
【図31】 本実施例における位置情報保持装置を情報
入力装置が利用する方法を説明するための図。
【図32】 本実施例における位置情報保持装置の使用
の一例を説明するための図。
【図33】 本実施例の筆記情報表示装置の駆動方法を
説明するための図。
【図34】 本実施例で記録された筆記パターンと表示
される筆記パターンが異なる例を説明するための図。
【図35】 本実施例の筆記情報の再生方法の一例を説
明するための図。
【図36】 本実施例の位置認識システムの第1の構成
例を説明するための図。
【図37】 図36の変形例を説明するための図。
【図38】 本実施例の位置認識システムの第2の構成
例を説明するための図。
【図39】 本実施例の位置認識システムの第3の構成
例を説明するための図。
【図40】 図39の変形例を説明するための図。
【図41】 本実施例の位置認識システムの第4の構成
例を説明するための図。
【図42】 本実施例の位置情報検出部の別の構成例を
説明するための図。
【図43】 本実施例で位置情報の構造に工夫をした例
を説明するための図。
【図44】 本実施例の位置情報保持装置内に持たせる
位置情報に工夫をした例を説明するための図。
【図45】 (a)は従来のラップトップ計算機,
(b)は従来のペン入力計算機を示す図。
【図46】 従来のタブレットを示す図。
【符号の説明】
11…情報筆記部、12…位置認識部、13…情報記憶
部 14…情報記憶アクセス制御部、15…可動機構部、1
6…機能選択部 17…姿勢認識部、18…情報表示部、19…位置情報
保持部 20…時刻認識部、21…制御コード選択部、22・2
3・24・25・27・31…制御コード実行部、26
…電源部、28…メモリ管理テーブル、29…メモリ使
用通知ポインタ、30…UNDOポインタ、32…文字
認識部、33…位置情報マップ、34…表示制御部、3
5…表示記憶部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記対象物に筆記するための情報筆記手
    段と、 情報筆記手段の筆記対象物上での位置を認識するための
    位置認識手段と、 この位置認識手段から得られた情報を筆記情報として格
    納する情報記憶手段と、 装置に対する機械的操作を受け付ける可動機構と、 この可動機構により受け付けられた機械的操作に応じて
    前記情報記憶手段に対するアクセスを制御する手段とを
    備えることを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 筆記対象物に筆記するための情報筆記手
    段と、 情報筆記手段の筆記対象物上での位置を認識するための
    位置認識手段と、 この位置認識手段から得られた情報を筆記情報として格
    納する情報記憶手段と、 装置の姿勢状態を検出する姿勢検出手段と、 この姿勢検出手段により検出された姿勢状態に応じて前
    記情報記憶手段に対するアクセスを制御する手段とを備
    えることを特徴とする情報入力装置。
  3. 【請求項3】 筆記対象物に筆記するための情報筆記手
    段と、 情報筆記手段の筆記対象物上での位置を認識するための
    位置認識手段と、 この位置認識手段から得られた情報を筆記情報として格
    納する情報記憶手段と、 この情報記憶手段に対するアクセスのモードを複数有
    し、各モードに応じてアクセスを制御する制御手段と、 この制御手段が有するモードをメニューとして表示する
    表示手段と、 この表示手段を用いて所望のモードを特定する手段とを
    備え、 この手段により特定されたモードに応じて前記制御手段
    が制御を行うことを特徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 筆記対象物に筆記するための情報筆記手
    段と、 情報筆記手段の筆記対象物上での位置を認識するための
    位置認識手段と、 この位置認識手段から得られた情報を筆記情報として格
    納する情報記憶手段と、 この情報記憶手段に格納する筆記情報に識別情報を付与
    する手段とを備えたことを特徴とする情報入力装置。
  5. 【請求項5】 筆記対象物に筆記するための情報筆記手
    段と、 情報筆記手段の筆記対象物上での位置を認識するための
    位置認識手段と、 この位置認識手段から得られた情報を筆記情報として格
    納する情報記憶手段とを備え、 前記情報筆記手段が筆記対象物に接する部分を利用して
    前記位置認識手段による位置認識を行うことを特徴とす
    る情報入力装置。
  6. 【請求項6】 ペン形状の情報入力装置と、平面を有す
    る位置情報保持装置とからなる位置認識システムであっ
    て、 前記位置情報保持装置は、平面上の各位置に平面全体に
    おいて唯一な情報を位置情報として保持する手段を具備
    し、 前記情報入力装置は、前記位置情報保持装置が保持する
    位置情報のうちペン先により特定される位置情報を検出
    する手段と、検出された位置情報から前記位置情報保持
    装置の平面上でのペン先の絶対位置を求める手段と、求
    められた絶対位置をペン先の軌跡情報として記憶する手
    段とを具備するものであることを特徴とする位置認識シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ペン形状の情報入力装置と、平面を有す
    る位置情報保持装置とからなる位置認識システムであっ
    て、 前記位置情報保持装置は、平面上の各位置に予め割り当
    てられた情報を保持する手段を具備し、前記情報は、近
    接する2つ以上の情報から構成される情報列が、他の同
    様の情報列に対して平面全体において唯一なものであ
    り、 前記情報入力装置は、前記位置情報保持装置が保持する
    情報のうちペン先により特定される情報を情報列として
    検出する手段と、検出された情報列から前記位置情報保
    持装置の平面上でのペン先の絶対位置を求める手段と、
    求められた絶対位置をペン先の軌跡情報として記憶する
    手段とを具備するものであることを特徴とする位置認識
    システム。
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