JPH05221280A - エアバッグ制御装置 - Google Patents
エアバッグ制御装置Info
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- JPH05221280A JPH05221280A JP4057506A JP5750692A JPH05221280A JP H05221280 A JPH05221280 A JP H05221280A JP 4057506 A JP4057506 A JP 4057506A JP 5750692 A JP5750692 A JP 5750692A JP H05221280 A JPH05221280 A JP H05221280A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/013—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
- B60R21/0132—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to vehicle motion parameters, e.g. to vehicle longitudinal or transversal deceleration or speed value
- B60R21/01332—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to vehicle motion parameters, e.g. to vehicle longitudinal or transversal deceleration or speed value by frequency or waveform analysis
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P7/00—Measuring speed by integrating acceleration
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアバッグ制御装置において、Gセンサから
の減速度信号に基づいて車両の物理的な変移量の大きさ
を判定しエアバッグを作動させること。 【構成】 エアバッグ制御装置のコントローラ9は、G
センサ15からの減速度(−G)信号を積分し車両の物理
的な変移量である速度演算値を求める。この速度演算値
が所定の閾値を越えるとインフレータ8への点火信号が
出力されエアバッグ5が作動される。ここで、減速度信
号の最初の波形幅が低速時の方が中速時よりも長い。上
記波形幅が中速時における所定時間を越えたときには低
速と判定して上記閾値を高くするように遷移させる。本
発明のエアバッグ制御装置においては、低速時と中速時
との速度演算値が初期段階で似通っていても減速度信号
の最初の波形幅により判定される。これにより、速度を
従来にも増して早い時点にて判定してエアバッグ5を作
動することができる。
の減速度信号に基づいて車両の物理的な変移量の大きさ
を判定しエアバッグを作動させること。 【構成】 エアバッグ制御装置のコントローラ9は、G
センサ15からの減速度(−G)信号を積分し車両の物理
的な変移量である速度演算値を求める。この速度演算値
が所定の閾値を越えるとインフレータ8への点火信号が
出力されエアバッグ5が作動される。ここで、減速度信
号の最初の波形幅が低速時の方が中速時よりも長い。上
記波形幅が中速時における所定時間を越えたときには低
速と判定して上記閾値を高くするように遷移させる。本
発明のエアバッグ制御装置においては、低速時と中速時
との速度演算値が初期段階で似通っていても減速度信号
の最初の波形幅により判定される。これにより、速度を
従来にも増して早い時点にて判定してエアバッグ5を作
動することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のパッド部下部に
配設されたエアバッグ制御装置に関する。
配設されたエアバッグ制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、エアバッグ制御装置としては、車両
の適当な箇所に配設されたG(加速度)センサによりそ
の減速度を検知し、その信号を時間で積分した速度変化
量に対応してエアバッグを作動させるものが知られてい
る。上記Gセンサとしては、所定の質量に対する慣性を
利用する機械式又は歪ゲージ等を用いてその出力変動を
利用する電気式などがある。そして、エアバッグ制御装
置のコントローラは、Gセンサからの出力信号に基づい
て判定を行っている。そして、このGセンサは作動の判
定を容易に行うために多数個配置すると共に検出し易い
場所(例えば、車両の先端部分など)に配置せざるを得
なかった。
の適当な箇所に配設されたG(加速度)センサによりそ
の減速度を検知し、その信号を時間で積分した速度変化
量に対応してエアバッグを作動させるものが知られてい
る。上記Gセンサとしては、所定の質量に対する慣性を
利用する機械式又は歪ゲージ等を用いてその出力変動を
利用する電気式などがある。そして、エアバッグ制御装
置のコントローラは、Gセンサからの出力信号に基づい
て判定を行っている。そして、このGセンサは作動の判
定を容易に行うために多数個配置すると共に検出し易い
場所(例えば、車両の先端部分など)に配置せざるを得
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、Gセン
サを多数個配置するとコストアップの要因となるばかり
か、それらの配線が長くなるため取付けが難しくなると
いう問題があった。このため、Gセンサの個数を少なく
し、又、Gセンサの配線が容易となる場所に配置変更す
る検討がなされているが、以下のような問題が発生して
いた。Gセンサからの減速度信号が所定の値以上となっ
ても、車両の速度が低速の場合にはエアバッグを作動す
る必要はなく、高速の場合には作動する必要がある。例
えば、図6に示したように、上記Gセンサからの減速度
信号を時間で積分した速度演算値ΔVにおいて、速度波
形と速度波形との波形を比べると速度波形ではそ
の速度演算値ΔVが所定の値以下でありエアバッグの作
動の必要はないが初期段階では両者の波形は似通ってい
るため、それらを区別することは難しいという問題があ
った。このため、発明者らは、上述の問題について鋭意
実験研究を重ね、Gセンサから出力される減速度(−G)
信号の最初の波形幅が車両の速度に依存していることを
見出した。つまり、図7に示したように、Gセンサから
の減速度(−G)信号は低速時(加速度波形)の方が高
速時(加速度波形)よりも最初の波形幅が長く、その
波形幅の継続時間はそれぞれtL,tH であった。即ち、
上記波形幅の継続時間に基づき車両の速度を判断すれば
良いことを見出した。又、上述のように、Gセンサから
の減速度信号の精度は非常に高いものが要求されるが、
Gセンサにおけるセンサ部では製造過程における履歴特
性などによりその出力のバラツキが最大30%程度見込ま
れる。従って、Gセンサでは一つずつ出力に対する感度
補正を行ってその精度を保証しており、コストアップに
つながっていた。
サを多数個配置するとコストアップの要因となるばかり
か、それらの配線が長くなるため取付けが難しくなると
いう問題があった。このため、Gセンサの個数を少なく
し、又、Gセンサの配線が容易となる場所に配置変更す
る検討がなされているが、以下のような問題が発生して
いた。Gセンサからの減速度信号が所定の値以上となっ
ても、車両の速度が低速の場合にはエアバッグを作動す
る必要はなく、高速の場合には作動する必要がある。例
えば、図6に示したように、上記Gセンサからの減速度
信号を時間で積分した速度演算値ΔVにおいて、速度波
形と速度波形との波形を比べると速度波形ではそ
の速度演算値ΔVが所定の値以下でありエアバッグの作
動の必要はないが初期段階では両者の波形は似通ってい
るため、それらを区別することは難しいという問題があ
った。このため、発明者らは、上述の問題について鋭意
実験研究を重ね、Gセンサから出力される減速度(−G)
信号の最初の波形幅が車両の速度に依存していることを
見出した。つまり、図7に示したように、Gセンサから
の減速度(−G)信号は低速時(加速度波形)の方が高
速時(加速度波形)よりも最初の波形幅が長く、その
波形幅の継続時間はそれぞれtL,tH であった。即ち、
上記波形幅の継続時間に基づき車両の速度を判断すれば
良いことを見出した。又、上述のように、Gセンサから
の減速度信号の精度は非常に高いものが要求されるが、
Gセンサにおけるセンサ部では製造過程における履歴特
性などによりその出力のバラツキが最大30%程度見込ま
れる。従って、Gセンサでは一つずつ出力に対する感度
補正を行ってその精度を保証しており、コストアップに
つながっていた。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的とするところは、エアバッ
グ制御装置において、Gセンサからの減速度信号に基づ
いて車両の物理的な変移量の大きさを判定しエアバッグ
を作動させることである。又、エアバッグ制御装置にお
けるGセンサの履歴特性などから生じる感度補正をGセ
ンサ以外で行うことにより全体的なコストダウンを図る
ことである。
されたものであり、その目的とするところは、エアバッ
グ制御装置において、Gセンサからの減速度信号に基づ
いて車両の物理的な変移量の大きさを判定しエアバッグ
を作動させることである。又、エアバッグ制御装置にお
けるGセンサの履歴特性などから生じる感度補正をGセ
ンサ以外で行うことにより全体的なコストダウンを図る
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成における第1の特徴は、図8にその概念を
示したように、車両の減速度を検知するGセンサと、そ
のGセンサからの減速度信号に基づく車両の物理的な変
移量を判定する電子制御回路を内蔵したコントローラ
と、そのコントローラからの出力信号により圧縮ガスを
噴出するインフレータと、そのインフレータからの圧縮
ガスにより膨張するエアバッグとから成るエアバッグ制
御装置において、前記インフレータの点火を判定するた
めの閾値を記憶する閾値記憶手段と、前記Gセンサから
の減速度信号を演算し前記閾値に対応する前記変移量を
算出する演算手段と、前記Gセンサからの減速度信号の
最初の波形幅が所定時間以上継続しているかを判定する
波形判定手段と、該波形判定手段により前記波形幅が所
定時間以上継続していると判定された場合には前記閾値
記憶手段に記憶された閾値を遷移させる閾値補正手段
と、前記演算手段により算出された前記変移量が前記閾
値以上であるかを判定する判定手段と、該判定手段の判
定により前記インフレータへの点火信号を出力する信号
出力手段とを備えたことである。
の発明の構成における第1の特徴は、図8にその概念を
示したように、車両の減速度を検知するGセンサと、そ
のGセンサからの減速度信号に基づく車両の物理的な変
移量を判定する電子制御回路を内蔵したコントローラ
と、そのコントローラからの出力信号により圧縮ガスを
噴出するインフレータと、そのインフレータからの圧縮
ガスにより膨張するエアバッグとから成るエアバッグ制
御装置において、前記インフレータの点火を判定するた
めの閾値を記憶する閾値記憶手段と、前記Gセンサから
の減速度信号を演算し前記閾値に対応する前記変移量を
算出する演算手段と、前記Gセンサからの減速度信号の
最初の波形幅が所定時間以上継続しているかを判定する
波形判定手段と、該波形判定手段により前記波形幅が所
定時間以上継続していると判定された場合には前記閾値
記憶手段に記憶された閾値を遷移させる閾値補正手段
と、前記演算手段により算出された前記変移量が前記閾
値以上であるかを判定する判定手段と、該判定手段の判
定により前記インフレータへの点火信号を出力する信号
出力手段とを備えたことである。
【0006】又、第2の特徴は、第1の特徴に加え、外
部から書き込み可能な記憶装置を有し、該記憶装置に前
記Gセンサからの減速度信号に対応する感度の補正値を
予め書き込むことである。
部から書き込み可能な記憶装置を有し、該記憶装置に前
記Gセンサからの減速度信号に対応する感度の補正値を
予め書き込むことである。
【0007】
「第1の特徴の作用」演算手段によりGセンサからの減
速度信号が演算され車両の物理的な変移量が算出され
る。次に、波形判定手段により上記Gセンサからの減速
度信号の最初の波形幅が所定時間以上継続しているかが
判定される。上記波形幅が所定時間以上継続している場
合には、閾値補正手段により閾値記憶手段に記憶された
インフレータの点火を判定するための閾値が遷移され
る。又、判定手段により上記変移量と上記閾値とが比較
され変移量が閾値以上となる時点が判定される。そし
て、信号出力手段により上記判定手段の判定に基づきイ
ンフレータへの点火信号が出力される。
速度信号が演算され車両の物理的な変移量が算出され
る。次に、波形判定手段により上記Gセンサからの減速
度信号の最初の波形幅が所定時間以上継続しているかが
判定される。上記波形幅が所定時間以上継続している場
合には、閾値補正手段により閾値記憶手段に記憶された
インフレータの点火を判定するための閾値が遷移され
る。又、判定手段により上記変移量と上記閾値とが比較
され変移量が閾値以上となる時点が判定される。そし
て、信号出力手段により上記判定手段の判定に基づきイ
ンフレータへの点火信号が出力される。
【0008】「第2の特徴の作用」第1の特徴の作用に
加え、外部から書き込み可能な記憶装置に上記Gセンサ
からの減速度信号に対応する感度の補正値が予め書き込
まれる。
加え、外部から書き込み可能な記憶装置に上記Gセンサ
からの減速度信号に対応する感度の補正値が予め書き込
まれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明に係るエアバッグ制御装置を備え
たステアリングホイール1を示した縦断面図である。パ
ッド部2は、図に示したような立体形状をしており、そ
の内部空間20にエアバッグ5が折り畳まれて収納され
ている。パッド部2は樹脂から成る略円筒状の取付部材
39をインサートとした発泡ウレタンフォームで形成さ
れている。この取付部材39の略円筒状の中央部にはイ
ンフレータ8がL形環状のフランジ41に嵌装され配設
されている。そのフランジ41の下方に延びた側壁42
が下方に突出した取付部材39の側壁40にリベット締
めされている。又、インフレータ8の下部にはそのフラ
ンジ41の側壁42にリベット締めされたブラケット4
3を介してコントローラ9がボルト締めされている。ボ
ス10に延設された金属プレート6にはスポーク3が接
合されている。そして、上記ブラケット43が金属プレ
ート6にボルト締めされたアタッチメント44にボルト
締めされることにより、パッド部2は金属プレート6上
に固設される。又、パッド部2の下部を覆うようにカバ
ー11が配設されている。
明する。図1は本発明に係るエアバッグ制御装置を備え
たステアリングホイール1を示した縦断面図である。パ
ッド部2は、図に示したような立体形状をしており、そ
の内部空間20にエアバッグ5が折り畳まれて収納され
ている。パッド部2は樹脂から成る略円筒状の取付部材
39をインサートとした発泡ウレタンフォームで形成さ
れている。この取付部材39の略円筒状の中央部にはイ
ンフレータ8がL形環状のフランジ41に嵌装され配設
されている。そのフランジ41の下方に延びた側壁42
が下方に突出した取付部材39の側壁40にリベット締
めされている。又、インフレータ8の下部にはそのフラ
ンジ41の側壁42にリベット締めされたブラケット4
3を介してコントローラ9がボルト締めされている。ボ
ス10に延設された金属プレート6にはスポーク3が接
合されている。そして、上記ブラケット43が金属プレ
ート6にボルト締めされたアタッチメント44にボルト
締めされることにより、パッド部2は金属プレート6上
に固設される。又、パッド部2の下部を覆うようにカバ
ー11が配設されている。
【0010】一方、パッド部2の上面22の中央には外
部及び内部から溝23,24を形成して薄肉部25が形
成されている。この薄肉部25はエアバッグ5の作動時
に圧力により切断される。そして、薄肉部25で2つに
分割された上面22a,22bは薄肉部の形成されてい
ない両側の固定端26a,26bを蝶番として両側に開
放されるように構成されている。又、パッド部2の上面
22の内層部27には、中央の薄肉部25の両側に取付
部材39に一端の固定されたメッシュ28a,28bと
メンブレンスイッチ29a,29bとがインサート成形
により配設されている。
部及び内部から溝23,24を形成して薄肉部25が形
成されている。この薄肉部25はエアバッグ5の作動時
に圧力により切断される。そして、薄肉部25で2つに
分割された上面22a,22bは薄肉部の形成されてい
ない両側の固定端26a,26bを蝶番として両側に開
放されるように構成されている。又、パッド部2の上面
22の内層部27には、中央の薄肉部25の両側に取付
部材39に一端の固定されたメッシュ28a,28bと
メンブレンスイッチ29a,29bとがインサート成形
により配設されている。
【0011】コントローラ9からは一対のリード線17
a,17b、又、メンブレンスイッチ29a,29bか
らは一対のリード線30a,31aと30b,31bが
取り出されている。これら合計6本のリード線のうちコ
ントローラ9のリード線17aとメンブレンスイッチ2
9a,29bのリード線30a,30bとは信号線であ
り、コントローラ9のリード線17bとメンブレンスイ
ッチ29a,29bのリード線31a,31bとはアー
ス線である。上記リード線が金属プレート6に明けられ
た穴6aを通してコネクタ18と接続されている。上記
コネクタ18と接続されたリード線は図示しない相手側
コネクタのリード線を介して例えば、周知のスリップリ
ングと各々接続される。それらスリップリングに対応し
た摺動子との摺動接触を利用することにより、コントロ
ーラ9とメンブレンスイッチ29a,29bとは車体側
と電気的に接続される。尚、継電方式としては、テープ
電線を利用したスパイラル方式としても良い。
a,17b、又、メンブレンスイッチ29a,29bか
らは一対のリード線30a,31aと30b,31bが
取り出されている。これら合計6本のリード線のうちコ
ントローラ9のリード線17aとメンブレンスイッチ2
9a,29bのリード線30a,30bとは信号線であ
り、コントローラ9のリード線17bとメンブレンスイ
ッチ29a,29bのリード線31a,31bとはアー
ス線である。上記リード線が金属プレート6に明けられ
た穴6aを通してコネクタ18と接続されている。上記
コネクタ18と接続されたリード線は図示しない相手側
コネクタのリード線を介して例えば、周知のスリップリ
ングと各々接続される。それらスリップリングに対応し
た摺動子との摺動接触を利用することにより、コントロ
ーラ9とメンブレンスイッチ29a,29bとは車体側
と電気的に接続される。尚、継電方式としては、テープ
電線を利用したスパイラル方式としても良い。
【0012】ボス10上にはGセンサ15がボルト締め
され直接取付け固定されている。そして、Gセンサ15
からの一対の信号線及びアース線のリード線16a,1
6bはコネクタ14を介してコントローラ9からのリー
ド線13a,13bと接続されている。又、コントロー
ラ9に設けられた溝状凹部49を利用して、コントロー
ラ9から信号線のリード線19a及びアース線のリード
線19bが樹脂製コネクタ50を介してインフレータ8
の底面側に接続されている。
され直接取付け固定されている。そして、Gセンサ15
からの一対の信号線及びアース線のリード線16a,1
6bはコネクタ14を介してコントローラ9からのリー
ド線13a,13bと接続されている。又、コントロー
ラ9に設けられた溝状凹部49を利用して、コントロー
ラ9から信号線のリード線19a及びアース線のリード
線19bが樹脂製コネクタ50を介してインフレータ8
の底面側に接続されている。
【0013】コントローラ9は主として、図2に示した
ように、CPU91と制御プログラムを記憶したROM
92と外部から書き込み可能な記憶装置を構成するEE
PROM93と各種データ等を記憶し閾値記憶手段を達
成するRAM94とA/D変換器95及びIF(インタ
フェース)96とから成る。EEPROM93には基準
加速度(減速度)に対しGセンサ15から出力される減
速度(−G)信号に対応する感度の補正係数である補正値
を予め書き込み記憶する補正値メモリ領域931、RA
M94にはGセンサ15からの減速度信号に基づく車両
の物理的な変移量に対応しインフレータ8の点火を判定
するための閾値を記憶する閾値メモリ領域941がそれ
ぞれ形成されている。Gセンサ15からの減速度信号は
IF96及びA/D変換器95を介してCPU91に入
力されている。尚、上述の実施例におけるGセンサ15
は、コントローラ9外のボス10上に設けられている
が、ボス10上に限定されるものではなく、又、コント
ローラ9内に設けても良い。
ように、CPU91と制御プログラムを記憶したROM
92と外部から書き込み可能な記憶装置を構成するEE
PROM93と各種データ等を記憶し閾値記憶手段を達
成するRAM94とA/D変換器95及びIF(インタ
フェース)96とから成る。EEPROM93には基準
加速度(減速度)に対しGセンサ15から出力される減
速度(−G)信号に対応する感度の補正係数である補正値
を予め書き込み記憶する補正値メモリ領域931、RA
M94にはGセンサ15からの減速度信号に基づく車両
の物理的な変移量に対応しインフレータ8の点火を判定
するための閾値を記憶する閾値メモリ領域941がそれ
ぞれ形成されている。Gセンサ15からの減速度信号は
IF96及びA/D変換器95を介してCPU91に入
力されている。尚、上述の実施例におけるGセンサ15
は、コントローラ9外のボス10上に設けられている
が、ボス10上に限定されるものではなく、又、コント
ローラ9内に設けても良い。
【0014】次に、本実施例装置で使用されているコン
トローラ9内のCPU91の処理手順を図3のフローチ
ャートに基づき説明する。先ず、ステップ100でイニ
シャライズ処理として閾値などの初期値がセットされ
る。次にステップ102に移行して、Gセンサ15から
の減速度(−G)信号が読み込まれる。次にステップ10
4に移行して、Gセンサ15に対応して予めEEPRO
M93に記憶された補正値によりその感度が補正され
る。この時点において、Gセンサ15の履歴特性などに
基づく減速度信号の精度が所定の範囲となる。このよう
に、従来、Gセンサ15側で行われていた出力補正が、
エアバッグ制御装置側にて行うことができるため検査工
程が簡素化され補正し易くなり全体的なコストダウンを
図ることができる。そして、演算手段を達成するステッ
プ106に移行し、ステップ102で読み込まれた減速
度が積分され速度演算値ΔVが算出される。次に、波形
判定手段を達成するステップ108に移行して、Gセン
サ15からの減速度(−G)信号の最初の波形幅が所定時
間以上継続しているかが判定される。
トローラ9内のCPU91の処理手順を図3のフローチ
ャートに基づき説明する。先ず、ステップ100でイニ
シャライズ処理として閾値などの初期値がセットされ
る。次にステップ102に移行して、Gセンサ15から
の減速度(−G)信号が読み込まれる。次にステップ10
4に移行して、Gセンサ15に対応して予めEEPRO
M93に記憶された補正値によりその感度が補正され
る。この時点において、Gセンサ15の履歴特性などに
基づく減速度信号の精度が所定の範囲となる。このよう
に、従来、Gセンサ15側で行われていた出力補正が、
エアバッグ制御装置側にて行うことができるため検査工
程が簡素化され補正し易くなり全体的なコストダウンを
図ることができる。そして、演算手段を達成するステッ
プ106に移行し、ステップ102で読み込まれた減速
度が積分され速度演算値ΔVが算出される。次に、波形
判定手段を達成するステップ108に移行して、Gセン
サ15からの減速度(−G)信号の最初の波形幅が所定時
間以上継続しているかが判定される。
【0015】ここで、図7に示したように、車両の速度
の低速時及び高速時におけるGセンサ15からの減速度
(−G)信号の基本波形が変化する。上記所定時間は、図
7における時間tH から時間tL までの時間内で適当に
設定される。ステップ108で、減速度(−G)信号が所
定時間以上継続、即ち、低速であると、閾値補正手段を
達成するステップ110に移行する。ステップ110で
は、図4に示したように、ステップ100で設定された
閾値ΔV1(初期値)が低速における速度演算値ΔVでは
到達しない高い閾値ΔV2 に遷移される。尚、ステップ
108で、減速度(−G)信号が所定時間以内であると、
低速ではないので、ステップ100で設定された閾値Δ
V1(初期値)はそのままとされる。そして、判定手段を
達成するステップ112に移行し、ステップ106の速
度演算値ΔVが閾値に到達したか否かが判定される。ス
テップ112で、速度演算値ΔVが未だ閾値に到達して
いなければ、上述のステップ102に戻り、以下同様に
処理が繰り返される。そして、ステップ112で、速度
演算値ΔVが閾値ΔV1 に到達したと判定されると、信
号出力手段を達成するステップ114に移行する。ステ
ップ114では、図5に示したように、速度演算値ΔV
が閾値ΔV1 に到達すると同時にインフレータ8への点
火信号が出力され、本プログラムを終了する。上述した
ように、本発明のエアバッグ制御装置においては、車両
の速度が低速時にはエアバッグを非作動とし、高速時に
は従来と同様に作動させることが可能となる。
の低速時及び高速時におけるGセンサ15からの減速度
(−G)信号の基本波形が変化する。上記所定時間は、図
7における時間tH から時間tL までの時間内で適当に
設定される。ステップ108で、減速度(−G)信号が所
定時間以上継続、即ち、低速であると、閾値補正手段を
達成するステップ110に移行する。ステップ110で
は、図4に示したように、ステップ100で設定された
閾値ΔV1(初期値)が低速における速度演算値ΔVでは
到達しない高い閾値ΔV2 に遷移される。尚、ステップ
108で、減速度(−G)信号が所定時間以内であると、
低速ではないので、ステップ100で設定された閾値Δ
V1(初期値)はそのままとされる。そして、判定手段を
達成するステップ112に移行し、ステップ106の速
度演算値ΔVが閾値に到達したか否かが判定される。ス
テップ112で、速度演算値ΔVが未だ閾値に到達して
いなければ、上述のステップ102に戻り、以下同様に
処理が繰り返される。そして、ステップ112で、速度
演算値ΔVが閾値ΔV1 に到達したと判定されると、信
号出力手段を達成するステップ114に移行する。ステ
ップ114では、図5に示したように、速度演算値ΔV
が閾値ΔV1 に到達すると同時にインフレータ8への点
火信号が出力され、本プログラムを終了する。上述した
ように、本発明のエアバッグ制御装置においては、車両
の速度が低速時にはエアバッグを非作動とし、高速時に
は従来と同様に作動させることが可能となる。
【0016】尚、上述のプログラムにおけるステップ1
06で算出されるGセンサ15からの減速度信号に基づ
く車両の物理的な変移量としては、上記速度演算値ΔV
の他、減速度信号を2回積分した変位演算値であっても
良い。この時、ステップ110,112の処理などにお
ける閾値はその変位演算値に対応する値が用いられる。
更に、上記変位量としては、上記速度演算値ΔVを2乗
したエネルギー値であっても良い。この時の閾値は、エ
ネルギー値に対応する値が用いられる。
06で算出されるGセンサ15からの減速度信号に基づ
く車両の物理的な変移量としては、上記速度演算値ΔV
の他、減速度信号を2回積分した変位演算値であっても
良い。この時、ステップ110,112の処理などにお
ける閾値はその変位演算値に対応する値が用いられる。
更に、上記変位量としては、上記速度演算値ΔVを2乗
したエネルギー値であっても良い。この時の閾値は、エ
ネルギー値に対応する値が用いられる。
【0017】
「第1の効果」本発明は、Gセンサからの減速度信号を
演算し車両の物理的な変移量を算出する演算手段と、G
センサからの減速度信号の最初の波形幅が所定時間以上
継続しているかを判定する波形判定手段と、その波形判
定手段により波形幅が所定時間以上継続していると判定
された場合には閾値記憶手段に記憶されたインフレータ
の点火を判定するための閾値を遷移させる閾値補正手段
と、演算手段により算出された変移量が閾値以上である
かを判定する判定手段と、その判定手段の判定によりイ
ンフレータへの点火信号を出力する信号出力手段とを備
えており、本発明のエアバッグ制御装置においては、G
センサからの減速度信号の最初の波形幅により車両の物
理的な変移量の大きさを判定することができる。これに
より、変移量の大きさを、従来にも増して早い時点にて
判定してエアバッグを作動することができる。又、車両
の物理的な変移量の大きさの判定が容易となるため、G
センサは車両の先端などの減速度を検出し易い場所に限
らず、例えば、パッド部内に1個を設けることで充分目
的を達成できるという効果がある。
演算し車両の物理的な変移量を算出する演算手段と、G
センサからの減速度信号の最初の波形幅が所定時間以上
継続しているかを判定する波形判定手段と、その波形判
定手段により波形幅が所定時間以上継続していると判定
された場合には閾値記憶手段に記憶されたインフレータ
の点火を判定するための閾値を遷移させる閾値補正手段
と、演算手段により算出された変移量が閾値以上である
かを判定する判定手段と、その判定手段の判定によりイ
ンフレータへの点火信号を出力する信号出力手段とを備
えており、本発明のエアバッグ制御装置においては、G
センサからの減速度信号の最初の波形幅により車両の物
理的な変移量の大きさを判定することができる。これに
より、変移量の大きさを、従来にも増して早い時点にて
判定してエアバッグを作動することができる。又、車両
の物理的な変移量の大きさの判定が容易となるため、G
センサは車両の先端などの減速度を検出し易い場所に限
らず、例えば、パッド部内に1個を設けることで充分目
的を達成できるという効果がある。
【0018】「第2の効果」第1の効果に加え、外部か
ら書き込み可能な記憶装置を有しており、本発明のエア
バッグ制御装置においては、Gセンサの履歴特性などか
ら生じる感度の補正をGセンサ以外の記憶装置側で行う
ことができるため検査工程が簡素化され補正し易くなり
全体的なコストダウンを図ることができる。
ら書き込み可能な記憶装置を有しており、本発明のエア
バッグ制御装置においては、Gセンサの履歴特性などか
ら生じる感度の補正をGセンサ以外の記憶装置側で行う
ことができるため検査工程が簡素化され補正し易くなり
全体的なコストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の具体的な一実施例に係るエアバッグ制
御装置を備えたステアリングホイール1を示した縦断面
図である。
御装置を備えたステアリングホイール1を示した縦断面
図である。
【図2】同実施例装置に係るコントローラの電気的構成
を示したブロックダイヤグラムである。
を示したブロックダイヤグラムである。
【図3】同実施例に係るコントローラ内のCPUの処理
手順を示したフローチャートである。
手順を示したフローチャートである。
【図4】同実施例装置に係る車両の速度が低速時におけ
る速度演算値ΔVに対する閾値ΔV1 及びΔV2 との関
係を示した説明図である。
る速度演算値ΔVに対する閾値ΔV1 及びΔV2 との関
係を示した説明図である。
【図5】同実施例装置に係る車両の速度が高速時におけ
る速度演算値ΔVに対する閾値ΔV1 と点火信号との関
係を示した説明図である。
る速度演算値ΔVに対する閾値ΔV1 と点火信号との関
係を示した説明図である。
【図6】車両の速度が低速時(速度波形)及び高速時
(速度波形)におけるGセンサからの減速度信号を時
間で積分した速度演算値ΔVを示した説明図である。
(速度波形)におけるGセンサからの減速度信号を時
間で積分した速度演算値ΔVを示した説明図である。
【図7】車両の速度が低速時(加速度波形)及び高速
時(加速度波形)におけるGセンサからの減速度信号
を示した説明図である。
時(加速度波形)におけるGセンサからの減速度信号
を示した説明図である。
【図8】本発明の概念を示したブロックダイヤグラムで
ある。
ある。
1−ステアリングホイール 2−パッド部 3−ス
ポーク 5−エアバッグ 8−インフレータ 9−コントロ
ーラ 10−ボス 15−Gセンサ 91−CPU 93−EEPROM(書き込み可能な記憶装置) 94−RAM(閾値記憶手段) ステップ106−演算手段 ステップ108−波形判定手段 ステップ110−閾値補正手段 ステップ112−判定手段 ステップ114−信号出力手段
ポーク 5−エアバッグ 8−インフレータ 9−コントロ
ーラ 10−ボス 15−Gセンサ 91−CPU 93−EEPROM(書き込み可能な記憶装置) 94−RAM(閾値記憶手段) ステップ106−演算手段 ステップ108−波形判定手段 ステップ110−閾値補正手段 ステップ112−判定手段 ステップ114−信号出力手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の減速度を検知するGセンサと、そ
のGセンサからの減速度信号に基づく車両の物理的な変
移量を判定する電子制御回路を内蔵したコントローラ
と、そのコントローラからの出力信号により圧縮ガスを
噴出するインフレータと、そのインフレータからの圧縮
ガスにより膨張するエアバッグとから成るエアバッグ制
御装置において、 前記インフレータの点火を判定するための閾値を記憶す
る閾値記憶手段と、 前記Gセンサからの減速度信号を演算し前記閾値に対応
する前記変移量を算出する演算手段と、 前記Gセンサからの減速度信号の最初の波形幅が所定時
間以上継続しているかを判定する波形判定手段と、 前記波形判定手段により前記波形幅が所定時間以上継続
していると判定された場合には前記閾値記憶手段に記憶
された閾値を遷移させる閾値補正手段と、 前記演算手段により算出された前記変移量が前記閾値以
上であるかを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定により前記インフレータへの点火信
号を出力する信号出力手段とを備えたことを特徴とする
エアバッグ制御装置。 - 【請求項2】 外部から書き込み可能な記憶装置を有
し、該記憶装置に前記Gセンサからの減速度信号に対応
する感度の補正値を予め書き込むことを特徴とする請求
項1記載のエアバッグ制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057506A JPH05221280A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | エアバッグ制御装置 |
US08/014,999 US5382049A (en) | 1992-02-10 | 1993-02-08 | Air bag controlling apparatus |
DE4303774A DE4303774C2 (de) | 1992-02-10 | 1993-02-09 | Steuereinheit für ein Sicherheits-Gaskissen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057506A JPH05221280A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | エアバッグ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221280A true JPH05221280A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=13057623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4057506A Pending JPH05221280A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | エアバッグ制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5382049A (ja) |
JP (1) | JPH05221280A (ja) |
DE (1) | DE4303774C2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2954448B2 (ja) * | 1993-04-20 | 1999-09-27 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 乗員保護装置の起動装置 |
DE69425270T2 (de) * | 1993-11-02 | 2001-01-18 | Autoliv Japan Ltd | Aufprallsensor |
US5668720A (en) * | 1994-04-28 | 1997-09-16 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Air bag controlling apparatus |
DE4431718A1 (de) | 1994-09-06 | 1996-03-07 | Opel Adam Ag | Fahrerairbagmodul sowie dessen Anordnung |
US5504379A (en) * | 1994-09-23 | 1996-04-02 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Method and apparatus for sensing a vehicle crash using a velocity displacement metric |
US5521822A (en) * | 1994-12-08 | 1996-05-28 | General Motors Corporation | Method for controlling actuation of a vehicle safety device using filtered vehicle deceleration data |
DE19513555A1 (de) * | 1995-04-10 | 1996-10-17 | Bayerische Motoren Werke Ag | Insassen-Sicherheitsvorrichtung für Kraftfahrzeuge |
DE19546297C2 (de) * | 1995-12-12 | 2003-12-04 | Temic Bayern Chem Airbag Gmbh | Airbagsystem mit variablem Auslösezeitpunkt |
DE19610684C2 (de) * | 1996-03-19 | 1999-08-26 | Wkt Ingenieurbuero Michael Wer | Automatische gefahrenabhängige Sensibilisierungsvorrichtung für Aufprallschutz-Einrichtungen (Airbag) an Kraftfahrzeugen |
DE19616836C2 (de) * | 1996-04-26 | 1998-04-09 | Siemens Ag | Einrichtung zum Auslösen eines Rückhaltemittels in einem Fahrzeug |
US6076038A (en) * | 1996-07-16 | 2000-06-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Computer unit for a control device in a motor vehicle |
WO1998002334A1 (de) * | 1996-07-16 | 1998-01-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Recheneinheit für ein steuergerät für ein kraftfahrzeug |
DE19736840B4 (de) * | 1997-08-23 | 2006-01-26 | Volkswagen Ag | Verfahren zur situationsabhängigen Auslösung eines Rückhaltesystems und Rückhaltesystem |
JPH11263187A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Asuko Kk | 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 |
JPH11334527A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-07 | Asuko Kk | 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000079866A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Asuko Kk | 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 |
JP2002071703A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車の加速度センサー |
US7124852B2 (en) | 2000-09-01 | 2006-10-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Acceleration sensor and engine control for motorcycle |
JP4371616B2 (ja) * | 2001-09-18 | 2009-11-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両用衝突検出装置 |
TW561262B (en) * | 2001-10-19 | 2003-11-11 | Yamaha Motor Co Ltd | Tipping detecting device for a motorcycle |
DE102007003542A1 (de) * | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Robert Bosch Gmbh | Steuergerät und Verfahren zur Ansteuerung von einem Personenschutzsystem |
KR101526715B1 (ko) * | 2013-11-26 | 2015-06-05 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 측면 에어백 전개 시스템 및 방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2504474A1 (fr) * | 1981-04-28 | 1982-10-29 | Renault | Procede et systeme de detection de collision et de commande de dispositifs de securite |
DE3621580C2 (de) * | 1986-06-27 | 1995-06-29 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zum Auslösen von Insassenschutzsystemen |
DE3816591A1 (de) * | 1988-05-16 | 1989-11-23 | Messerschmitt Boelkow Blohm | Einrichtung zur ausloesung einer passiven sicherheitseinrichtung |
DE3924507A1 (de) * | 1989-02-18 | 1990-08-23 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur ausloesung von rueckhaltemitteln |
US5034891A (en) * | 1989-11-03 | 1991-07-23 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Method and apparatus for sensing a vehicle crash with frequency domain boost |
JP2543839B2 (ja) * | 1990-01-29 | 1996-10-16 | センサー・テクノロジー株式会社 | 衝突センサ |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4057506A patent/JPH05221280A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-08 US US08/014,999 patent/US5382049A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-09 DE DE4303774A patent/DE4303774C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4303774A1 (en) | 1993-09-16 |
DE4303774C2 (de) | 1995-04-27 |
US5382049A (en) | 1995-01-17 |
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