JPH03292655A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野ゴ この発明は再生時にはコマーシャル記録区間を早送り再
生し、ダビング編集時にはコマーシャル記録区間を自動
的にカットする機能を備えた磁気記録再生装置ｔ（以下
、ｒＶＴＲＪという）に関する。

［従来の技術］ 使用者がＶ　Ｔ　Ｒで記録した放送内容を再生して見て
いるときに番組の間に挿入されているコマーシャルが再
生された場合、そのままコマーシャル記録区間を再生す
るか、コマーシャル記録区間が終了１゛るまで早送り再
生モードにする操作を行っていた。またダビング編集時
においては、親ＶＴＲがコマーシャル記録区間を再生し
ている間、子ＶＴＲな−・時ボーズモードとし、コマー
シャル記録区間が終了したとき記録を、再開する編集操
作を行ってコマーシャルを除去していた。

〔発明が解決しようとする５題〕 このように、従来のＶＴＲでは、再生時にコマーシャル
記録区間の再生時間を短縮するために、早送り再生モー
ドにする操作を行う必要があリ、ダビング編集時には、
コマーシャルを除去するためにボーズモードにする操作
を行う必要があるため煩わしいという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再生時にコマーシャル記録区間を自動的に早
送り再生モードにするとともに、子ＶＴＲをその区間だ
け自動的にポーズモードにする外部コントロール信号を
送出するＶＴＲを得ることを目的とする。

［！！題を解決するための手段〕 この発明に係るＶＴＲは、入力ビデオ信号の本放送番組
の音声モードとコマーシャルの音声モードの相違を判別
し、コマーシャル放送区間だけデユーティ比を変えたコ
ントロール信号を磁気テープに記録し、再生時に、この
デユーティ比の異なるコントロール信号が再生される区
間だけ、当該ＶＴＲを早送り再生モードに切り換えると
ともに、外部接続されたＶＴＲの記録モードをボーズモ
ードに切り換える外部コントロール信号を送出するよう
に構成したものである。

【作用〕

本放送番組とコマーシャルの音声モードが相違する場合
、音声モードが本放送番組と異なる区間を検出すればコ
マーシャル区間が判別できるので、このコマーシャル区
間だけ、デユーティ比を変えたコントロール信号を記録
する。

再生時には、コマーシャル記録区間を、コントロール信
号のデユーティ比を監視することで識別することができ
、早送り再生モードへの切換および再生モードへの復帰
、および外部接続機器の動作モード制御を行うことがで
きる。

［発明の実施例〕 第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図で、＋１
１はアンテナ、（２）はチューナ、（３）は音声多重信
号復調回路（以下、「復調回路」という）　、１４ａ）
は主音声チャンネル信号の出力端子、（４ｂ）は副音声
チャンネル信号の出力端子、（５）はステレオ放送受信
表示回路（以下、「Ｓ′Ｆ表示回路」のように略記する
）ｉ６）は２か国語放送受信表示回路（以下、ｒＢＴ表
示回路」のように略記する）　、　（７）はコントロー
ルヘッド、（８）は記録アンプ、（９）は再生アンプ、
（１０）は図示していないキャプスタンモータおよび回
転ドラムモータの回転位相および速度を制御するサーボ
回路、（１１）はＶＴＲの動作モードの切換その他の制
御を行うマイクロコンピュータ、　＋＋２）はマイクロ
コンピュータ（１１）に操作信号を入力するキーマトリ
ックス部、＋１３１．　＋＋４１　はそのキースイッチ
、（１５）は音声信号出力端子、　（＋６１は外部コン
トロール信号出力端子で（２）〜（１６）で親Ｖ　Ｔ　
Ｒ＋２０）を構成している。

（３０）はダビング編集を行う子ＶＴＲ１（１７）は音
声信号入力端子、（１８）は外部コントロール信号入力
端子、＋４０１．１４１）は接続ケーブルである。

つぎに、この実施例の動作を説明する。アンテナ（１）
からチューナ（２）へ音声多重テレビジョン放送信号が
入力されると、復調回路（３）へは第２図に示すような
周波数帯域を持った音声多重信号が入力される。この副
音声チャンネルは、水手周期周波数の２倍約３１．５Ｋ
ＨｚをキャリアとしてＦＭ変調され、２か国語放送の場
合は主音声チャンネルが日本語、副音声チャンネルが外
国語となる。またステレオ放送の場合は主音声チャンネ
ルが左右の和信号、副音声チャンネルが差信号となる。

同時に、復調回路（３）から２種類の音声多重信号の識
別信号ＳＴとＢｌが出力される。この識別信号は、水平
周期信号の３．５倍の周波数５５．１２５ＫＨｚをキャ
リアとして、ステレオ放送の場合は９８２．５Ｈｚ、２
か国語放送の場合は９２２．５Ｈｚの信号がＦＭ変調さ
れている、復調回路（３）は、これらの識別信号からモ
ノラル放送であるか、また何れの音声多重放送であるか
を判別し、出力端子（４ａｌ　、　（４ｂｌに音声信号
を出力するとともに識別信号ＳＴ、Ｂ］を多重放送表示
回路＋５１．＋６１　に送出して受信中の音声多重信号
の種類を表示する。この識別信号ＳＴ。

Ｂ１は、この実施例では該当する多重信号である場合に
はｒＨＪレベル、モノラル放送時には共に「１．Ｊレベ
ルとなり、この識別信号ＳＴ、Ｂ］はマイクロフンピユ
ータ（１１）に、入力され、マイクロコンピュータ（１
１）はこれらの識別信号から受信中の放送がステレオ放
送、２か国語放送、モノラル放送のいずれかであるかを
識別する。

このマイクロコンピュータ（夏１）はＶ　Ｔ　Ｒ（２０
）のシステムをコントロールするマイクロコンピュータ
の一部であり、キーマトリックス部Ｃｌ２）のキースイ
ッチ［＋３１．　（＋４１が例えば記録、再生スイッチ
であれば、そのスイッチを押すことにより記録。

再生モードとなるようにＶ　Ｔ　Ｒ（２０）の動作モー
ドを制御する。

Ｖ　１”　Ｒ（２０１のサーボ回路（１０）は、記録モ
ード時には、第３図に示すようにビデオテープ（５０）
上に図示していない回路ヘッドでビデオトラック（５１
）を、またコントロールヘッド（７）でコントロールパ
ルス（５２）を記録し、再生モード時にはその記録され
たビデオトラック（５］）上を回転ヘッドが正確にトレ
ースするようにキャプスタンおよび回転ドラムを制御し
ている。

マイクロコンピュータ（！ｌ）は、復調回路（３）から
入力される識別信号から本放送番組の音声モードの識別
およびコマーシャル放送の間、コントロール信号のデユ
ーティ比を変える信号Ｄｃをサーボ回路（１０）に出力
し、それまで第４図（ｂ）に示すようなデユーティ比６
０％のコントロール信号（ＣＴＬ）であったものを、第
４図（ｃ）に示すようなデユーティ比２７．５％のコン
トロール信号に切り換える。この制御動作によってコマ
ーシャルの記録区間を示すデユーティ比２７．５％のコ
ントロール信号（５２）が磁気テープ（５０）に記録さ
れる。

再生時には、コントロールヘッド（７）で再生されたデ
ユーティ比６０％のコントロール信号の波形は第４図（
ａｌのようになり、サーボ回路（ｌＯ）で波形成形され
て第４図（ｂｌのようなコントロール信号（ＣＴＬ）と
なる、マイクロコンピュータ（１１）は、このデユーテ
ィ比２７．５％のコントロール信号が再生されている間
、Ｖ　１’　Ｒ（２０）を早送り再生モードに切り換え
るとともに、子Ｖ　Ｔ　Ｒ［３０）をボーズモードに切
り換える外部コントロール信号を外部コントロール出力
端子＋１６）ｊ３よび接続ケーブル（４１）を介して送
出し、子Ｖ　Ｔ　Ｒ＋３０１はこの外部コントロール信
号をうけてコマーシャル記録区間を再生している間だけ
ポーズモードとなって編集記録動作を停止する。

第５図はこの実施例のマイクロコンピュータ（１１）の
記録時のフローチャート、第６図は再生（編集）時のフ
ローチャートである。

まず、受信中の本放送番組の音声モードがステレオ放送
であり、コマーシャルの音声モードがモノラル放送であ
って、コマーシャルの時間が２分間程度以内である場合
の動作を説明する。

いま、ＳＯで記録動作がスタートすると、Ｓ＋でレジス
タＡ−Ｆをクリアし、５２〜Ｓ８で記録開始から５分間
、一定の時間間隔で復調回路（３ンから入力される識別
信号を読み込み、その時の識別信号がＳＴのときはレジ
スタＡに、ＢＴのときはレジスタＢに、モノラル（ＳＴ
、ＢＩが入力されてレスないとき）のときはレジスタＣ
にその回数を書き込む、このようにすると、５分間の読
み込み時間に含まれるコマーシャル時間は、最大で２分
間であるから、残り３分間は本放送番組の音声モードに
応じた計数値が得られることになり、この例ではレジス
タＡの値が最大となる。この判定動作はＳ９．Ｓｈｏ、
Ｓ１２で行なわれ、ＳｌｌでレジスタＤはＤ＝１にセッ
トされる。

つぎにＳｉ２で復調回路（３）から入力される識別信号
がＳＴからモノラルに切り換わる時点を検出したときＳ
ｉ６でコントロール信号のデユーティ比を６０％−２７
，５％に切り換える信号をサーボ回路（ｌＯ）に送出し
、Ｓ１７で識別信号がモノラルからＳゴに戻った時点を
検出したときＳ］８でコントロール信号のデユーティ比
を６０％に戻す信号をサーボ回路（１０）に送出する。

この結果、磁気テープ（５０）には、コマ・−シャル記
銀区間だけデユーティ比が２７．５％のコントロール信
号（５２）が記録される。

つぎに１本放送番組の音声モードが２か国語放送であり
、コマーシャル放送の音声モードがモノラルである場合
の動作のＥ記動作例と異なる点を説明する。

ＳＯから８８までの動作で、レジスタＢが最大値となり
、Ｓ１３でレジスタＥがＥ＝１にセットされる。

つぎに、Ｓ１９で識別信号Ｂｌがモノラルに切り換わる
時点を検出したときＳ２０でフントロール信号のデユー
ティ比を６０％→２７．５％に切り換える信号をサーボ
回路（１０）に送出し１、Ｓ２］で識別信号がモノラル
から８１に戻る時点を検出したときコントロール信号の
デユーティ比を６０％に戻す信号をサーボ回路（１０）
に送出する。

なお１本放送およびコマーシャル放送の音声モードが共
にモノラルである場合、また、共にステレオ輸送である
場合、また、共に２か国語放送である場合は、この実施
例では本放送とコマーシャル放送を識別できないが、本
放送がモノラルで、コマーシャル放送がステレオ放送で
ある場合は、５１２１でレジスタＦがＦ＝１にセットさ
れ、以下３２３〜Ｓ２６によって上記動作例と同様の手
順でコマーシャル記録区間だけデユーティ比が２７．５
％のフントロール信号を記録することができる。

つぎに、再生時の動作を第６図のフローチャートによっ
て説明する。

Ｓ３０で再生動作が開始されると、Ｓ３１でサーボ回路
（１０）から入力されるコントロール信号のデユーティ
比が６０％であるか否かを、Ｓ３２でデユーティ比が６
０％でなくなったことを検出したときＳ３３でＶ　Ｔ　
Ｒ１２０）を早送り再生モードに切り換え、Ｓ３４で同
時に外部コントロール信号を子Ｖ　Ｔ　Ｒ（３０）に送
出してポーズモードに切り換え、Ｓ３５でサーボ回路（
１０）から入力されるコントロール信号のデユーティ比
を読み取り、Ｓ３６でデユーティ比が６０％に戻ったこ
とを検出したときＳ３７でＶ　Ｔ　Ｒ（２０）を再生モ
ードに復帰させ、３３Ｂで同時に外部コントロール信号
の送出を停止して子Ｖ　Ｔ　Ｒ＋３０１を記録モードに
復帰させる。

この制御動作により、自動的にＶ　Ｔ　Ｒ＋２０１はコ
マーシャル記録区間は早送り再生を行い、子Ｖ　Ｔ　Ｒ
（３０１はコマーシャル記録区間をカットした編集記録
動作を行うことができる。

［発明の効果〕 この発明によれば、記録時に、本放送の音声モードと、
コマーシャル放送の音声モードの相違を検出してコマー
シャル放送を録再する区間だけコントロール信号のデユ
ーティ比を変えて磁気テープに記録し、再生時に、コン
トロール信号のデユーティの変化を検出してコマーシャ
ル記録区間だけＶＴＲを早送り再生モードに切り換える
とともに子ＶＴＲをボーズモードに切り換える外部コン
トロール信号を送出するように構成したので、再生時に
、自動的にコマーシャル記録区間を早送り再生モードに
することができるとともに、子Ｖ’ｒＲを自動的にコマ
ーシャル記録区間をカットした編集記録を行なわせるこ
とのできるＶＴＲが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図、第２図
はテレビジョン放送信号の音声多重信号のスペクトル図
、第３図は磁気テープの記録フォーマットを示す図、第
４図はデユーティ比の異なるコントロール信号の波形図
、第５図はこの実施例のマイクロコンピュータの記録時
のフローチャート、第６図は同じく再生時のフローチャ
ートである。 （３）・・・音声多重復調回路、（７１−・コントロー
ルヘッド、（１０）・・・サーボ回路、　（Ｉｌ＋・・
・マイクロコンｔｌ’ニー９．　ｆ２０）−ＶＴＲ，（
３０）−・・子ＶＴＲ。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力ビデオ信号の本放送番組の音声モードを識別
   する手段と、当該入力ビデオ信号の音声モードが上記本
   放送番組の音声モードから変化する区間を検出する手段
   と、この変声モードが変化した区間だけ磁気テープに記
   録されるコントロール信号のデューティ比を変える手段
   と、再生時に、デューティ比の異なるコントロール信号
   が記録されている区間を検出する手段と、このデューテ
   ィ比が異なるコントロール信号を再生している期間だけ
   当該磁気記録再生装置を早送り再生モードに切り換える
   手段と、同時に同じ期間だけ外部接続磁気記録再生装置
   をポーズモードに設定させる外部コントロール信号を送
   出する手段とを備えた磁気記録再生装置。