JPH01105439A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

陰極線管の製造方法

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JPH01105439A
JPH01105439A JP26158587A JP26158587A JPH01105439A JP H01105439 A JPH01105439 A JP H01105439A JP 26158587 A JP26158587 A JP 26158587A JP 26158587 A JP26158587 A JP 26158587A JP H01105439 A JPH01105439 A JP H01105439A
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grid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子銃の格子電極中、例えば第6格子電極の
みに高い正電位を与え、第5格子電極と第3格子電極は
管内で接続して中程度の正電位を与え、第4格子電極と
第2格子電極は管内で接続して低い正電位にして使用す
る、通称ユニポテンシャル−バイポテンシャル・フォー
カス方式陰極線管あるいは第4格子電極に高電圧、第3
格子電極をフォーカス電極としたパイポテンシャル・フ
ォーカス方式陰極線管等の耐電圧特性を良好にする製造
方法、いわゆるスポットノッキング作業に関する。
〔従来の技術〕
従来から陰極線管の耐電圧特性を向上させるために、排
気工程を終了した陰極線管に、各部の最大定格電圧を上
回る電圧を印加して、部材の表面に付着した例えば塵埃
や内装黒鉛粉末などの異物や例えば所望の区域外に飛散
したゲンタや絶縁物表面の汚染物質膜など(導電性膜と
なったり高電界下で電子放出源となったり、ときには二
次電子放出面となって正帯電域となることさえある)を
、生として高電圧印加による放電時の発熱で燃焼、蒸発
させ除去する所謂スポットノッキングが行われていた。
近年、大型の陰極線管が好まれるようになり、また、画
面全体にわたって良好な集束状態が要求されるようにな
って、電子銃の格子電極中、第6格子電極のみに高い正
電位(陽極電圧)を与え、第5格子電極と第3格子電極
は管内で接続して中程度の正電位を与え、第4格子電極
と第2格子電極は管内で接続して低い正電位にして使用
する、通称ユニポテンシャル−バイポテンシャル・フォ
ーカス方式の、陽極電圧定格値の高い電子銃を備えた陰
極線管を、高い歩留りで生産しなければならなくなって
来た。このような大型、高解像度陰極線管に対しては、
前記スポットノッキング作業の際の印加電圧も、当然、
高くしなければならなくなる。しかし、印加電圧を高く
しすぎると、放電時のショックで、電子銃の電極を所定
の相対位置に絶縁支持する絶縁支持棒(illll−ド
ガラス又はマルチフオームガラス)や、ときにはネック
管のガラス壁にまでクラックが住するから、無闇に高(
することは不可である。
上記方式の陰極線管のスポットノッキングに際して、第
6格子電極のみに(陽極端子経由で)高い正電圧を印加
し、その他の電極は一括接地したこともあったが、これ
では動作時に7kV程度の電圧が印加される第5、第3
格子電極に十分な電圧が印加されず、実際に使用する時
に問題が生ずるので、特開昭57−69644号公報に
開示されているように、スポットノッキング時に、第5
、第3格子電極は開放、浮遊(フロート)状態とし、第
4、第2、第1格子電極と陰極、ヒータを一括接地する
ようになった。しかし、既述の如く近年、大型化、高解
像度化への指向が一層強まるのに伴い、陽極電圧も35
kV程度に高まる傾向にあるが、耐電圧特性の向上は容
易ではなく、効果的なスポットノッキング法の開発が望
まれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記従来の陰極線管の製造方法では、例えば
ユニポテンシャル−バイポテンシャル・フォーカス方式
陰極線管では中程度の正電圧を与える第5、第3格子電
極や更に低い正電圧を与える第4、第2格子電極や其の
他の低電位電極系の耐電圧特性(例えばスパークやネッ
ク発光など)に難点があるという問題を解決し、ユニポ
テンシャル−バイポテンシャル・フォーカス方式電子銃
を用い、第6格子電極に十分高い正電圧を与えて高いP
jl像度を得ながら、しかも良好な耐電圧特性を有する
陰極線管を高い歩留りで製造できる製造方法を提供する
ことを目的とする。
c問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために本発明においては、排気工
程終了後の陰極線管に、陰極の電子放出特性を安定向上
させるためのエージング作業を行うのに先立って、第6
格子電極には陽極端子を介して最大定格以上の電圧を印
加し、第5、第3格子電極は数にΩ〜数十にΩの抵抗を
介して接地し、前記以外の電極は一括して接地電位を与
えて、スポットノッキング作業を行うことにした。
〔作用〕
従来は、排気工程終了後の陰極線管に、まず、第6格子
電極のみに高い正電圧を与え、その他の電極は一括して
接地電位とする方法でスポットノッキングを行い、次ぎ
に、陰極の電子放出特性を向上、安定させるエージング
を行い、最後に、第6格子電極に高い正電圧を与え、第
5、第3格子電極は開放、浮遊状態とし、その他の電極
を一括して接地電位とするスポットノッキング即ちフロ
ートノッキングを行っていた。しかし、このようにする
と、エージングに先立って行ったスポットノッキングに
より、第6格子電極と、第5、第3格子電極を含む其の
他の電極との間の放電経路で、異物や汚染がある程度除
去されて耐電圧特性が良くなってしまい、ここで高い電
位差を受は持つので、エージング後にフロートノッキン
グを行っても、フロート状態にある第5、第3格子電極
と、其の他の一括して接地電位にされた電極との間に余
り大きな電位差は発生せず、異物や汚染除去に有効な放
電が十分に行われず、そのために低電位電極系の耐電圧
特性を改善できなかったものと思われる。これに対し、
本発明では、エージングに先立ってスポットノッキング
を行うので、スポットノッキングに際して、抵抗を介し
て接地した第5、第3電極と、その他の一括接地した低
電位電極系との間に十分高い電位差が発生し、異物や汚
染除去に必要な放電が十分生ずるようになるものと思わ
れる。エージング中に、陰極からバリウムなどの電子放
出物質が蒸発し、一部の電極はそれによって汚染される
が、エージング後にも、第6格子電極と其の他の電極群
との間でスポットノッキングを行うから、汚染が特に甚
だしい個所は最後のノッキングにより清浄化される。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である陰極線管のユニポテン
シャル−バイポテンシャル・フォーカス方式電子銃部を
示し、1はヒータ、2は陰極、3は第1格子電極、4は
第2格子電極、5は第3格子電極、6は第4格子電極、
7は第5格子電極、8は第6格子電極である。図では、
第6格子電極に電源から正の高電圧を印加するように描
いであるが、実際には、インダクションコイルにより8
0〜105kVの電圧、または半波整流した直流40〜
50kVの正電圧を印加する。第4格子電極6、第2格
子電極4、第1格子電極3、陰極2、ヒータ1は図示の
如く一括接地しておく。第5格子電極7と第3格子電極
5は図示の如く電子銃部内で接続されているが、その端
子は数にΩ〜数十にΩの抵抗、例えば10にΩ程度の抵
抗Rを介して接地している。なお、この図は見易くする
ために電子銃がステムに取付けられた状態を示している
が、実際にノンキングを行う時は、電子銃はガラスバル
ブのネック管内に(ステムとネック管とを封着すること
によって)封止され、陰極線管のガラスバルブ内は既に
高真空に排気され終わっている。
排気工程を終了した陰極線管は、通常、排気炉から出た
所で排気管(チップ管と通称)を封止切られ、その後、
所謂エージングコンベアに搭載され、各搭載位置毎に備
えられたインダクションコイルその他の機材に接続され
て、ノンキング処理やエージング処理を順次、自動的(
機械的)に施される。本発明を実施する場合は、排気後
の前段ノンキングとしてスポットノッキングを行い、次
ぎにエージング、その後に後段ノンキングとして第6格
子電極と、−括接地したその他の電極との間のノッキン
グを行う。なお、公知の如く、第6格子電極には、陰極
線管バルブのファンネルに設けた陽極端子に外部から供
給された30kV程度の陽極電圧が、管内で内装黒鉛膜
などを経由して印加される。第5、第3格子電極は、ス
テムピンの一つに接続され抵抗を介して接地されている
スポットノッキングの際の放電は、通常、第2図に破線
Sで示したような経路で行われ、図示の如く、ネック管
内壁面と、電子銃電極類を絶縁支持するマルチフオーム
ガラス上に沿面放電が生ずる。これら放電経路に沿った
各部材に付着した異物や汚染物質膜は放電により燃焼、
蒸発して除去され、清浄化が十分進むと電圧印加を継続
しているにもかかわらず放電しなくなる。なお第2図中
の符号は第1図の場合と同じである。
なお、上述では第6格子電極を含む電子銃を有する陰極
線管について説明したが、本発明は第4格子電極までの
電子銃を有する陰極線管等についても同様に適用できる
ことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ユニポテンシャル
−バイポテンシャル・フォーカス方式電子銃およびバイ
ポテンシャル・フォーカス方式電子銃を備えた陰極線管
の耐電圧特性、特に低電圧電極系の耐電圧特性を改善す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す陰極線管のユニポテン
シャル−バイポテンシャル・フォーカス方式電子銃部を
示す図、第2図はスポットノッキング中の放電状態の説
明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電子銃の格子電極中、第6格子電極のみに高い正電
    位を、第5、第3格子電極は管内で接続して中程度の正
    電位を、第4、第2格子電極は管内で接続して低い正電
    位を与える集束方式の陰極線管の製造方法において、排
    気工程終了後の陰極線管に、陰極の電子放出特性を安定
    向上させるためのエージング作業を行うのに先立って、
    第6格子電極には陽極端子を介して最大定格以上の電圧
    を印加し、第5、第3格子電極は抵抗を介して接地し、
    前記以外の電極は一括して接地電位を与えて、耐電圧特
    性劣化誘因である部材に付着した異物や汚染物質被膜を
    放電により除去するスポットノッキング作業を行うこと
    を特徴とする陰極線管の製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136034A (ja) * 1974-09-24 1976-03-26 Oki Electric Ind Co Ltd
JPS524776A (en) * 1975-06-27 1977-01-14 Rca Corp Method of treating cathode ray tube

Patent Citations (2)

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JPS524776A (en) * 1975-06-27 1977-01-14 Rca Corp Method of treating cathode ray tube

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