JP5991211B2 - シミュレーション方法、およびシミュレーションプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明における送信済みのデータ量の推移を示す説明図である。本発明例におけるイベントドリブンのESLシミュレーション100を説明する前に、理解の容易化のため、実際のハードウェアの動作例102と、従来例におけるイベントドリブンのESLシミュレーション101について説明する。
図2は、シミュレーション装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、シミュレーション装置200は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、を有する。シミュレーション装置200は、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(InterFace)209と、キーボード210と、マウス211と、を有する。また、各部はバス212によってそれぞれ接続される。
図3は、システム例を示す説明図である。本実施の形態において、シミュレーションの対象となるシステム300では、CPU301と、MEM302と、バスマスタA303と、バスマスタB304と、バス305と、を有する。CPU301は、システム300全体を制御する。バスマスタA303、バスマスタB304は、たとえば、CPU301の周辺機器である。MEM302は、CPU301がアクセス可能な記憶領域であり、たとえば、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスクなどである。バス305は、ハードウェア(CPU301、MEM302、バスマスタA303、およびバスマスタB304)間のデータを送信するための経路であり、データの送信を調停する調停回路である。
図6は、実施の形態1にかかるシミュレーション装置の機能的構成を示すブロック図である。シミュレーション装置200は、シミュレート部601と、格納部602と、計時部603と、判定部604と、を有する。シミュレート部601から判定部604の各機能がコーディングされたシミュレーションプログラムが、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。具体的には、シミュレーションプログラムは、システム300を示す情報である。ESLシミュレータを実行可能なCPU201が、該記憶装置からシミュレーションプログラムを読み出し、ESLシミュレータにシミュレーションプログラムを与えることにより、シミュレーションプログラムにコーディングされた機能が実現される。より具体的には、たとえば、CPU201が、シミュレーションプログラムとFW311を併せてESLシミュレータに与える。
復元開始アドレス=開始アドレス+(((経過時間−送信オーバーヘッド)/(BUS占有時間TBusNeed−送信オーバーヘッド))×データサイズ−マージンデータサイズ)・・・(3)
図7Aおよび図7Bは、イベント制御の一例を示すシーケンス図である。図7Aおよび図7Bでは、ESLシミュレーション上でのバス305、バスマスタA303、バスマスタB304についての処理を示すが、単にバス305、バスマスタA303、バスマスタB304と記載する。図7Aでは、前述の式(1)〜(3)にあるマージンデータサイズを考慮しない場合のシーケンスを示し、図7Bではマージンデータサイズを考慮した場合のシーケンスを示す。まず、図7Aの説明を行った後に、図7Bについて説明する。
=0x03EC
=0x0C14
=31070
図8および図9は、送信元ハードウェアが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。ここでの送信元ハードウェアが行う処理手順とは、シミュレーション上で送信元ハードウェアが行う処理手順であって、実際のハードウェアが行う処理手順とは異なる。図8および図9に記載の「(番号)」はそれぞれ図7Aおよび図7Bに記載の「(番号)」に対応する。
実施の形態2では、メモリの動作についてのイベントドリブンのシミュレーションを行う。従来では、実際のハードウェアでの動作において、書き込み要求に対応する書き込み処理を行っている最中に、読み出し処理が発生すると、書き込み途中であるため、書き込み前のデータと書き込み後のデータとが混在したデータが読み出される。しかしながら、イベントドリブンのESLシミュレーションでは、イベントの発生時にのみデータが変化するため、実際のハードウェアと異なるタイミングでメモリが書き込まれる。そのため、書き込み処理期間内に読み出し要求があると、実際のハードウェアと異なるデータが読み出される。
図12は、実施の形態2にかかるシミュレーション装置の機能的構成を示すブロック図である。シミュレーション装置1200は、第1動作部1201と、第1判断部1202と、第2動作部1203と、第2判断部1204と、判定部1205と、を含む。第1動作部1201から判定部1205の各機能がコーディングされたシミュレーションプログラムが、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。ESLシミュレータを実行可能なCPU201が、該記憶装置からシミュレーションプログラムを読み出し、シミュレーションプログラムにコーディングされた処理を実行する。これにより、各部の処理が実現される。また、各部の処理結果は、たとえば、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶される。
図18は、シミュレーション装置が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。シミュレーション装置1200は、i=0とし(ステップS1801)、m個あるTP1230のうちi番目のTP1230とモデル1210とによって第1動作のイベントドリブンのシミュレーションを実行する(ステップS1802)。シミュレーション装置1200は、第1動作のシミュレーション結果が期待値1220と不一致か否かを判断する(ステップS1803)。
前記ハードウェア群のうちのいずれかの送信元ハードウェアから前記ハードウェア群のうちの送信先ハードウェアへの送信データの送信許可要求を前記調停回路が受け付ける動作をシミュレートし、
前記受け付ける動作をシミュレートした前記送信許可要求に基づいて、メモリに、前記シミュレーション上で前記送信先ハードウェアの記憶領域に記憶された記憶データを格納し、
前記記憶データを前記メモリに格納後に、前記送信許可要求に基づいて、前記送信データを前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートし、
前記格納する動作をシミュレートした格納時刻から、前記システムにおいて前記送信データの前記送信元ハードウェアから前記送信先ハードウェアへの送信にかかる送信時間を計時し、
前記送信許可要求(以下、「第1送信許可要求」と称する。)の優先度が、前記第1送信許可要求よりも後に受け付けられた前記送信許可要求(以下、「第2送信許可要求」と称する。)の優先度よりも低いか否かを判定し、
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低いと判定された場合、前記第1送信許可要求について前記メモリに格納された前記記憶データのうち、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻からの経過時間に基づく一部のデータを、前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ復元する動作をシミュレートし、
前記復元する動作をシミュレートした場合に、前記第2送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第2送信許可要求についての前記送信時間が計時された後、前記第1送信許可要求についての前記送信データを前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートする、
処理を実行することを特徴とするシミュレーション方法。
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低いと判定された場合、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第1送信許可要求についての前記経過時間までの時刻から、前記第1送信許可要求についての前記送信時間から前記第1送信許可要求についての前記経過時間を除いた時間と前記第2送信許可要求についての前記送信時間とを併せた時間を計時することを特徴とする付記1に記載のシミュレーション方法。
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低くないと判定された場合、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第1送信許可要求についての前記送信時間が計時された後に、前記第2送信許可要求に基づいて、前記メモリに、前記シミュレーション上で前記第2送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域に記憶された記憶データを格納することを特徴とする付記1または2に記載のシミュレーション方法。
前記第1送信許可要求について前記メモリに格納された前記記憶データのうち、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻からの経過時間と前記第1送信許可要求についての前記送信時間との比率に基づいて選択された一部のデータを、前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ復元する動作をシミュレートすることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のシミュレーション方法。
前記第1送信許可要求について前記メモリに格納された前記記憶データのうち、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻からの経過時間と前記第1送信許可要求についての前記送信時間との比率と、前記第1送信許可要求についての前記送信元ハードウェアから前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアまでの送信によって生じうる前記第1送信許可要求についての送信されるデータ量の誤差と、に基づいて選択された一部のデータを、前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ復元する動作をシミュレートすることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のシミュレーション方法。
第1記憶領域と、第2記憶領域と、第3記憶領域と、を有するメモリが、
前記第1記憶領域に第1データが記憶されている状態において、前記メモリに対する第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第1記憶領域に記憶された前記第1データを前記第2記憶領域に記憶し、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから所定期間内に、前記メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データと前記第2記憶領域に記憶された前記第1データとに含まれる、前記読み出し要求が検出されたタイミングに応じたデータに基づく記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
動作を前記コンピュータがシミュレーションすることを特徴とするシミュレーション方法。
前記書き込み要求が検出されてから前記所定期間経過した際に、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データに基づく第2記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求に基づく書き込み処理が完了した旨を出力する、
動作を前記コンピュータがシミュレーションすることを特徴とする付記6に記載のシミュレーション方法。
前記第1動作によって得られる第1シミュレーション結果が、所定結果であるか否かを判断し、
前記所定結果でないと判断された場合に、前記第2記憶領域を有さず、前記第1記憶領域と、前記第3記憶領域とを有する第2メモリが、
前記第1記憶領域に前記第1データが記憶されている状態において、前記第2メモリに対する前記第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記第1記憶領域に記憶された前記第2データに基づく前記第2記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから前記所定期間内に、前記第2メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
第2動作をシミュレーションし、
前記第2動作によって得られる第2シミュレーション結果が前記所定結果であるか否かを判断し、
前記所定結果である場合、前記読み出し要求の要求元に異常があると判定する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記6または7に記載のシミュレーション方法。
前記第1記憶領域に前記第1データが記憶されている状態において、前記メモリに対する前記第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第1記憶領域に記憶された前記第1データを前記第2記憶領域に記憶し、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから前記所定期間内に、前記メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データと前記第2記憶領域に記憶された前記第1データに含まれる、前記読み出し要求が検出されたタイミングと所定時間異なるタイミングに応じたデータに基づく第2記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
動作を前記コンピュータがさらにシミュレーションすることを特徴とする付記6〜8のいずれか一つに記載のシミュレーション方法。
前記ハードウェア群のうちのいずれかの送信元ハードウェアから前記ハードウェア群のうちの送信先ハードウェアへの送信データの送信許可要求を前記調停回路が受け付ける動作をシミュレートし、
前記受け付ける動作をシミュレートした前記送信許可要求に基づいて、メモリに、前記シミュレーション上で前記送信先ハードウェアの記憶領域に記憶された記憶データを格納し、
前記記憶データを前記メモリに格納後に、前記送信許可要求に基づいて、前記送信データを前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートし、
前記格納する動作をシミュレートした格納時刻から、前記システムにおいて前記送信データの前記送信元ハードウェアから前記送信先ハードウェアへの送信にかかる送信時間を計時し、
前記送信許可要求(以下、「第1送信許可要求」と称する。)の優先度が、前記第1送信許可要求よりも後に受け付けられた前記送信許可要求(以下、「第2送信許可要求」と称する。)の優先度よりも低いか否かを判定し、
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低いと判定された場合、前記第1送信許可要求について前記メモリに格納された前記記憶データのうち、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻からの経過時間に基づく一部のデータを、前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ復元する動作をシミュレートし、
前記復元する動作をシミュレートした場合に、前記第2送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第2送信許可要求についての前記送信時間が計時された後、前記第1送信許可要求についての前記送信データを前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートする、
処理を実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。
第1記憶領域と、第2記憶領域と、第3記憶領域と、を有するメモリが、
前記第1記憶領域に第1データが記憶されている状態において、前記メモリに対する第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第1記憶領域に記憶された前記第1データを前記第2記憶領域に記憶し、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから所定期間内に、前記メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データと前記第2記憶領域に記憶された前記第1データとに含まれる、前記読み出し要求が検出されたタイミングに応じたデータに基づく記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
動作を前記コンピュータにシミュレーションさせることを特徴とするシミュレーションプログラム。
400 DLYレジスタ
700 Reqレジスタ
701 Temp_A
703 Temp_B
Claims (9)
- ハードウェア群と、前記ハードウェア群内のハードウェア間におけるデータの送信を調停する調停回路と、を有するシステムを示す情報に基づいて前記システムの動作についてイベントドリブンのシミュレーションを実行するコンピュータが、
前記ハードウェア群のうちのいずれかの送信元ハードウェアから前記ハードウェア群のうちの送信先ハードウェアへの送信データの送信許可要求を前記調停回路が受け付ける動作をシミュレートし、
前記受け付ける動作をシミュレートした前記送信許可要求に基づいて、メモリに、前記シミュレーション上で前記送信先ハードウェアの記憶領域に記憶された記憶データを格納し、
前記記憶データを前記メモリに格納後に、前記送信許可要求に基づいて、前記送信データを前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートし、
前記格納する動作をシミュレートした格納時刻から、前記システムにおいて前記送信データの前記送信元ハードウェアから前記送信先ハードウェアへの送信にかかる送信時間を計時し、
前記送信許可要求(以下、「第1送信許可要求」と称する。)の優先度が、前記第1送信許可要求よりも後に受け付けられた前記送信許可要求(以下、「第2送信許可要求」と称する。)の優先度よりも低いか否かを判定し、
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低いと判定された場合、前記第1送信許可要求について前記メモリに格納された前記記憶データのうち、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻からの経過時間に基づく一部のデータを、前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ復元する動作をシミュレートし、
前記復元する動作をシミュレートした場合に、前記第2送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第2送信許可要求についての前記送信時間が計時された後、前記第1送信許可要求についての前記送信データを前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートする、
処理を実行することを特徴とするシミュレーション方法。 - 前記格納時刻から前記送信時間を計時する処理は、
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低いと判定された場合、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第1送信許可要求についての前記経過時間までの時刻から、前記第1送信許可要求についての前記送信時間から前記第1送信許可要求についての前記経過時間を除いた時間と前記第2送信許可要求についての前記送信時間とを併せた時間を計時することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション方法。 - 前記格納する動作をシミュレートする処理は、
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低くないと判定された場合、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第1送信許可要求についての前記送信時間が計時された後に、前記第2送信許可要求に基づいて、前記メモリに、前記シミュレーション上で前記第2送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域に記憶された記憶データを格納することを特徴とする請求項1または2に記載のシミュレーション方法。 - コンピュータによるイベントドリブンのシミュレーション方法であって、
第1記憶領域と、第2記憶領域と、第3記憶領域と、を有するメモリが、
前記第1記憶領域に第1データが記憶されている状態において、前記メモリに対する第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第1記憶領域に記憶された前記第1データを前記第2記憶領域に記憶し、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから所定期間内に、前記メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データと前記第2記憶領域に記憶された前記第1データとに含まれる、前記読み出し要求が検出されたタイミングに応じたデータに基づく記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
動作を前記コンピュータがシミュレーションすることを特徴とするシミュレーション方法。 - 前記メモリが、
前記書き込み要求が検出されてから前記所定期間経過した際に、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データに基づく第2記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求に基づく書き込み処理が完了した旨を出力する、
動作を前記コンピュータがシミュレーションすることを特徴とする請求項4に記載のシミュレーション方法。 - 前記動作(以下、「第1動作」と称する。)のシミュレーションの後に、
前記第1動作によって得られる第1シミュレーション結果が、所定結果であるか否かを判断し、
前記所定結果でないと判断された場合に、前記第2記憶領域を有さず、前記第1記憶領域と、前記第3記憶領域とを有する第2メモリが、
前記第1記憶領域に前記第1データが記憶されている状態において、前記第2メモリに対する前記第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記第1記憶領域に記憶された前記第2データに基づく前記第2記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから前記所定期間内に、前記第2メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
第2動作をシミュレーションし、
前記第2動作によって得られる第2シミュレーション結果が前記所定結果であるか否かを判断し、
前記所定結果である場合、前記読み出し要求の要求元に異常があると判定する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項4または5に記載のシミュレーション方法。 - 前記メモリが、
前記第1記憶領域に前記第1データが記憶されている状態において、前記メモリに対する前記第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第1記憶領域に記憶された前記第1データを前記第2記憶領域に記憶し、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから前記所定期間内に、前記メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データと前記第2記憶領域に記憶された前記第1データに含まれる、前記読み出し要求が検出されたタイミングと所定時間異なるタイミングに応じたデータに基づく第2記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
動作を前記コンピュータがさらにシミュレーションすることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載のシミュレーション方法。 - ハードウェア群と、前記ハードウェア群内のハードウェア間におけるデータの送信を調停する調停回路と、を有するシステムを示す情報に基づいて前記システムの動作についてイベントドリブンのシミュレーションを実行するコンピュータに、
前記ハードウェア群のうちのいずれかの送信元ハードウェアから前記ハードウェア群のうちの送信先ハードウェアへの送信データの送信許可要求を前記調停回路が受け付ける動作をシミュレートし、
前記受け付ける動作をシミュレートした前記送信許可要求に基づいて、メモリに、前記シミュレーション上で前記送信先ハードウェアの記憶領域に記憶された記憶データを格納し、
前記記憶データを前記メモリに格納後に、前記送信許可要求に基づいて、前記送信データを前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートし、
前記格納する動作をシミュレートした格納時刻から、前記システムにおいて前記送信データの前記送信元ハードウェアから前記送信先ハードウェアへの送信にかかる送信時間を計時し、
前記送信許可要求(以下、「第1送信許可要求」と称する。)の優先度が、前記第1送信許可要求よりも後に受け付けられた前記送信許可要求(以下、「第2送信許可要求」と称する。)の優先度よりも低いか否かを判定し、
前記第1送信許可要求の優先度が前記第2送信許可要求の優先度よりも低いと判定された場合、前記第1送信許可要求について前記メモリに格納された前記記憶データのうち、前記第1送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻からの経過時間に基づく一部のデータを、前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ復元する動作をシミュレートし、
前記復元する動作をシミュレートした場合に、前記第2送信許可要求についての前記送信データの前記格納時刻から前記第2送信許可要求についての前記送信時間が計時された後、前記第1送信許可要求についての前記送信データを前記第1送信許可要求についての前記送信先ハードウェアの記憶領域へ格納する動作をシミュレートする、
処理を実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。 - コンピュータによるイベントドリブンのシミュレーションプログラムであって、
第1記憶領域と、第2記憶領域と、第3記憶領域と、を有するメモリが、
前記第1記憶領域に第1データが記憶されている状態において、前記メモリに対する第2データの書き込み要求を検出すると、
前記第1記憶領域に記憶された前記第1データを前記第2記憶領域に記憶し、
前記第2データを前記第1記憶領域に記憶し、
前記書き込み要求が検出されてから所定期間内に、前記メモリに対する読み出し要求を検出すると、前記第1記憶領域に記憶された前記第2データと前記第2記憶領域に記憶された前記第1データとに含まれる、前記読み出し要求が検出されたタイミングに応じたデータに基づく記憶データを前記第3記憶領域に記憶し、
前記読み出し要求に基づいて、前記第3記憶領域からの読み出し処理を行う、
動作を前記コンピュータにシミュレーションさせることを特徴とするシミュレーションプログラム。
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