JP5799038B2 - 二重化光線路の光路遅延測定方法とその測定装置 - Google Patents

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本発明は、支障移転工事等における光線路切替時の一時的な迂回路を構成するために二重化された光線路の光路遅延測定技術に関する。
近年、光通信網の支障移転工事等において、通信サービスを維持しながら、現用回線から移転先回線にサービス移転させることを可能とするサービス無瞬断切替技術が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。この切替技術で利用される従来の二重化光線路の光路長差検出方法では、二重化区間をはさむ上部側と下部側に一対(2箇所)の光入出力ポートを用意したうえで、一方の入力ポートから同一波長の試験信号光を入力し、もう一方の出力ポートから合波された試験信号光のみを取り出して、光のビート周波数を利用して光路長差を検出するようにしている。
ところで、この方法では、現用線路において、二重化区間の上部側では、光入出力ポートとして交換局内の光カプラなどを流用できるが、下部側に光入出力ポートを取り付けることは容易なことではないため、実現性に乏しい。また、光路長の差分(絶対値)検出に留まり、現用線路と迂回線路の相対的な長短の判別ができない、光路長差の検出に光ビート周波数を利用するため、光路長調整に電気遅延器が使えないなどの問題があった。
東、他:光アクセス媒体切り替え方式の基礎検討−サービス無瞬断光媒体切り替えシステム−,信学技法OFT2008-52, pp.27-31, 2008. 可変電気遅延器を用いた光線路無瞬断切替システムの基本検討,信学技法OFT2012-46,pp.23-26,2012.
以上のように、従来の二重化光線路の光路長差検出方法では、下部側に光入出力ポートを取り付けることは容易なことではないため、実現性に乏しい、光路長の差分(絶対値)検出に留まり、現用線路と迂回線路の相対的な長短の判別ができない、光路長差の検出に光ビート周波数を利用するため、光路長調整に電気遅延器が使えないなどの問題があった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本線路(現用光線路)に対する副線路(迂回光線路)の正確な光路遅延の把握及び長短判別を光線路の一方端側から測定することのできる二重化光線路の光路遅延測定方法とその測定装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る二重化光線路の光路遅延測定方法は、以下の態様で構成される。
(1)伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定方法であって、時間tの関数である第1の波長λ1のランダムパルス光信号を生成して前記副線路へ送出し、前記副線路を通過して前記第2の光カプラから前記本線路へ送出されるランダムパルス光信号を前記第1の波長λ1の光を反射する反射フィルタにて反射させ、前記反射されたランダムパルス光信号を前記第2の光カプラにて二分岐して前記本線路及び副線路に入射し、前記副線路にて前記反射されたランダムパルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換し、前記第2の波長λ2に変換されたランダムパルス光信号を、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1のランダムパルス光信号と前記第1の光カプラで合波し、前記合波されたランダムパルス光信号を、波長分割光カプラで第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれのランダムパルス光信号に分波し、前記分波された第1の波長λ1のランダムパルス光信号の光電流f(t)を検出し、前記分波された第2の波長λ2のランダムパルス光信号の光電流g(t)を検出し、前記光電流f(t) ,g(t) を規格化した後、遅延τを関数とした次式の相互相関関数ζ(τ)を算出し、
ζ(τ)=∫f(t)g(t-τ)dt
ζ(τi)=1となるτiを前記二重化光線路の光路遅延として測定する態様とする。
(2)(1)において、前記相互相関関数ζ(τ)の算出に際して、前記ζ(τi)=1となるτiの正もしくは負の符号から前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別する態様とする。
(3)伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定方法であって、時間tの関数である第1の波長λ1の周期的パルス光信号を生成して前記副線路へ送出し、前記副線路を通過して前記第2の光カプラから前記本線路へ送出される周期的パルス光信号を第1の波長λ1の反射フィルタにて反射させ、前記反射された周期的パルス光信号を前記第2の光カプラにて二分岐して前記本線路及び副線路に入射し、前記副線路にて前記反射された周期的パルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換し、前記第2の波長λ2に変換された周期的パルス光信号を、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1の周期的パルス光信号と第1の光カプラで合波し、前記合波された周期的パルス光信号を、波長分割光カプラで第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれの周期的パルス光信号に分波し、前記分波された第1の波長λ1の周期的パルス光信号から第1の光電流を検出し、前記分波された第2の波長λ2の周期的パルス光信号から第2の光電流を検出し、前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、前記2つの直流成分の大きさから前記二重化光線路の光路遅延を測定する態様とする。
(4)(3)において、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号と、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号のパルス出力の有無により、前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別する態様とする。
また、本発明に係る二重化光線路の光路遅延測定装置は、以下の態様で構成される。
(5)伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定装置であって、時間tの関数である第1の波長λ1のランダムパルス光信号を生成する光信号生成手段と、前記ランダムパルス光信号を前記副線路に入射する光信号入射手段と、前記副線路に入射され、前記第2の光カプラから前記本線路に送出される第1の波長λ1のランダムパルス光信号を反射して前記第2の光カプラに入射する反射フィルタと、前記反射フィルタで反射され、前記第2の光カプラにて二分岐されて前記副線路に入射されたランダムパルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換する波長変換手段と、前記第2の波長λ2に変換されたランダムパルス光信号が、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1のランダムパルス光信号と前記第1の光カプラで合波されたランダムパルス光信号を、第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれのランダムパルス光信号に分波する波長分割光カプラと、前記分波された第1の波長λ1のランダムパルス光信号の光電流f(t)を検出する第1の光電流検出手段と、前記分波された第2の波長λ2のランダムパルス光信号の光電流g(t)を検出する第2の光電流検出手段と、前記第1及び第2の光電流f(t) ,g(t)をそれぞれ規格化した後、遅延τを関数とした次式の相互相関関数ζ(τ)を算出し、
ζ(τ)=∫f(t)g(t-τ)dt
ζ(τi)=1となるτiを前記二重化光線路の光路遅延として測定する測定手段とを具備する態様とする。
(6)(5)において、前記測定手段は、前記相互相関関数ζ(τ)の算出に際して、前記ζ(τi)=1となるτiの正もしくは負の符号から前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別する態様とする。
(7)伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定装置であって、前記時間tの関数である第1の波長λ1の周期的パルス光信号を生成する光信号生成手段と、前記周期的パルス光信号を前記副線路へ入射する光信号入射手段と、前記副線路に入射され、前記第2の光カプラから前記本線路に送出される第1の波長λ1の周期的パルス光信号を反射して前記第2の光カプラに入射する反射フィルタと、前記反射フィルタで反射され、前記第2の光カプラにて二分岐されて前記副線路に入射された周期的パルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換する波長変換手段と、前記第2の波長λ2に変換された周期的パルス光信号が、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1の周期的パルス光信号と前記第1の光カプラで合波された周期的パルス光信号を、第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれの周期的パルス光信号に分波する波長分割光カプラと、前記分波された第1の波長λ1の周期的パルス光信号の光電流f(t)を検出する第1の光電流検出手段と、前記分波された第2の波長λ2の周期的パルス光信号の光電流g(t)を検出する第2の光電流検出手段と、前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、前記時間進み直流成分、時間遅れ直流成分それぞれの大きさから前記二重化光線路の光路遅延を測定する測定手段とを具備する態様とする。
(8)(7)において、前記測定手段は、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号と、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号のパルス出力の有無により、前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別する態様とする。
本発明では、光線路の一方端側から信号光を入射し、他方端側に設置されている反射フィルタにて反射した信号を観測することで一方端側の入出力ポートで測定が可能であり、本線路(現用光線路)及び副線路(迂回光線路)にそれぞれ異なる波長を付与することで、本線路(現用光線路)に対する副線路(迂回光線路)の長短の判別が可能であり、汎用的な部品にて数psの高精度な遅延分解能を達成することが可能である。
したがって、本発明によれば、本線路(現用光線路)に対する副線路(迂回光線路)の正確な光路遅延の把握及び長短判別を光線路の一方端側から測定することのできる二重化光線路の光路遅延測定方法とその測定装置を提供することができる。
本発明に係る第1の実施形態である、二重化光線路とその光路遅延測定装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態の信号解析を説明するための波形図及び特性図。 本発明に係る第2の実施形態である、二重化光線路とその光路遅延測定装置の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の位相検出器の具体的な構成を示すブロック図。 図4に示す位相検出器の入出力関係を示す波形図。 図4に示す位相検出器のU/Dポートから出力された周期的パルス信号のDC成分と光路遅延との関係を示す特性図。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態である、二重化光線路とその光路遅延測定装置の構成を示すブロック図である。図1において、11は伝送装置(OLT:Optical Line Terminal)、12は伝送装置(ONU:Optical Network Unit)、13,14は光カプラ、15は任意波形信号発生器、16,112は電気−光変換器、110,113,116は光−電気変換器、17は波長分割多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplexing)光カプラ、18は現用光線路、19は迂回光線路、111は電気遅延器、114,117はA/D変換器、115は信号処理及び結果表示部、118は反射フィルタ、119は光サーキュレータである。
伝送装置(OLT)11と伝送装置(ONU)12の間は現用光線路18で結ばれており、データ信号が送受信されている。迂回光線路19は一対の光カプラ13,14を用いて現用光線路18の両端に結合される。迂回光線路19は光−電気変換器110、電気遅延器111、電気−光変換器112で構成されており、光−電気変換器110にて受光した信号を電気信号に変換し、当該電気遅延器110において信号の遅延を制御し、電気−光変換器112にて再度光信号に変換し出射する。この迂回光線路19の構成によれば、例えば非特許文献2で照会しているように、MICREL社の半導体ディレイラインを用いることで10 psの分解能で信号の遅延を制御することができる。
尚、本実施形態では、迂回光線路19は伝送装置(ONU)12からのデータ信号のみ伝送装置(OLT)11へ通すものとする。伝送装置(OLT)11と伝送装置(ONU)12との間でデータ信号を相互に送受信する場合は、伝送装置(OLT)11から伝送装置(ONU)12へデータ信号を通す迂回光線路19と同じ迂回光線路を別個に用意する。
以下に、現用光線路18と迂回光線路19の光路遅延を計測する方法を説明する。
任意波形信号発生器15を用いて任意のランダムパルス電気信号を生成し、電気−光変換器16にて波長λ1のランダムパルス光信号に変換し、光サーキュレータ119へ出力する。ここで、任意のランダムパルス電気信号の最小パルス幅は光−電気変換器110,113,116、電気−光変換器112,16及びA/D変換器114,117の性能によって決定される。例えば、光−電気変換器、電気-光変換器に100 Mbps対応のトランシーバを用いた場合の最小パルス幅は8 nsとなる。
上記光サーキュレータ119に入射される電気−光変換器16からのランダムパルス光信号は、光カプラ14に送出されて現用光線路18に入射され、反射フィルタ118にて反射される。反射された当該ランダムパルス光信号は光カプラ14にて二分岐され、それぞれ現用光線路18及び迂回光線路19に入射される。
迂回光線路19に入射されたランダムパルス光信号は、光サーキュレータ119によって光−電気変換器110に出力され、ここでランダムパルス電気信号に変換される。このランダムパルス電気信号は、電気遅延器111にて遅延制御された後、電気−光変換器112にて波長λ2のランダムパルス光信号に変換される。
一方、現用光線路18を通ったランダムパルス光信号は、光カプラ13にて迂回光線路19を通った波長λ2のランダムパルス光信号と合波される。当該合波したランダムパルス光信号はWDMカプラ17にて波長λ1とλ2のランダムパルス光信号に分波され、各々光−電気変換器113,116にてランダムパルス電気信号に変換された後、A/D変換器114,117でサンプリングされる。サンプリングされたランダムパルス電気信号は信号処理及び結果表示部115にて信号解析され、現用光線路18と迂回光線路19の光路遅延が測定される。
図2を用いて信号解析について説明する。光−電気変換器113で光電変換された波長λ1のランダムパルス電気信号から求まる光電流をf(t) とし(図2(a))、光−電気変換器116で光電変換された波長λ2のランダムパルス電気信号から求まる光電流をg(t) とする(図2(b))。g(t) 及びf(t) は信号処理にてパルスの光強度が"1"と"-1"に規格化される。g(t) はf(t) に対して、現用光線路と迂回光線路の光路長差及び光−電気変換器110、電気−光変換器112に含まれる固有の遅延、電気遅延器111によって制御される遅延による光路遅延によって遅延τiが生じる。ここで、二つの実信号g(t) とf(t) の相互相関関数ζ(τ) を次のように定義する。
Figure 0005799038
ここで、g(t-τ) はランダムパルス電気信号g(t)を時間τ秒だけ遅らせたものである。したがって、ζ(τ) は時間τ秒だけ遅らせたg(t) とf(t) の類似性(相関)を表示するものである。T は十分なパルス信号を含む時間である。
遅延τと相互相関関数ζ(τ) の関係を示したグラフを図2(c)に示す。τ>τiもしくはτ<τiの場合、g(t) とf(t) は互いに時間軸上で重ならないので、相関は"1未満"である。τ=τiの時、g(t) とf(t) の波形は一致し、相関は"1"となる。したがって、ζ(τi)=1を示す遅延がg(t) とf(t) の光路遅延τiに相当することがわかる。また、当該光路遅延τiの符号によってf(t) に対するg(t) の時間進み/遅れを判定することができる。
次に、光路遅延τの分解能について述べる。分解能は利用するA/D変換器の時間分解能にて決定される。例えば、40 Gs/sのサンプリングレートにてA/D変換器を利用した場合、分解能は25 psとなる。ここで、10000点をサンプリングし、半分の5000点を中心とすると、中心から±125 nsの範囲内で時間進み/遅れの判別が可能である。但し、実際には、平均化を行うために10000点より大きい点数をサンプリングする必要がある。すなわち、当該時間進み/遅れを光ファイバの長さとして換算した場合、±25 mの光路長の間で長短判別が可能となる。
さらに長い時間の時間進み/遅れを判定する場合には、サンプリング点数を増やす、もしくはローレートでサンプリングを行い(低分解能)、T の時間を大きくすればよい。
当該第1の実施形態によれば、A/D変換器のサンプリングレートの逆数の時間分解能で遅延を測定することができ、時間進み/遅れの判別も可能である。
(第2の実施形態)
A/D変換器の価格は、一般的に高サンプリングレートになるほど高価になる。このコスト増を回避するため、汎用的なA/D変換器で高分解能に遅延を測定する方法を第2の実施形態に示す。
図3は本発明の第2の実施形態である、二重化光伝送路とその光路遅延測定装置の構成を示すブロック図である。図3において、図1と同一部分には同一符号を付して示し、ここではその説明を省略する。
図3において、11Aは位相検出器、11B,11Cはローパスフィルタである。本実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、任意波形信号変換器15及び電気−光変換器16で生成される光信号が周期的パルス光信号であり、光カプラ13にて迂回光線路19を通った波長λ2の周期的パルス光信号と合波された後、WDMカプラ47にて波長λ1とλ2の周期的パルス光信号に分波され、各々光−電気変換器113,116にて周期的パルス電気信号に変換された後、それぞれ位相検出器11AのRポート及びSポートへ入力される。詳細は次の段落で説明するが、位相検出器11Aでは現用光線路18に対する迂回光線路19の光路遅延及び遅延進み/遅れによりUポートもしくはDポートから周期的パルス信号が出力される。当該周期的パルス信号はローパスフィルタ11Bまたは11Cに入力され、ここでDC成分(直流成分)を抽出される。抽出されたDC成分はA/D変換器114及び117でサンプリングされ、信号処理及び結果表示部415にて簡単な信号解析から、現用光線路18と迂回光線路19の光路遅延が測定される。
次に、前記位相検出器11Aの具体的な構成と動作について、図4から図6を参照して説明する。
当該位相検出器11Aは、具体的には図4に示すように2つのRS型フリップフロップ回路とAND回路を用いた回路を基に構成されている。当該位相検出器11Aのタイミングチャートを図5に示す。
位相検出器11Aにおいて、図5(a)に示すように、Rポートに入力された波長λ1の周期的パルス信号に対してSポートに入力された波長λ2の周期的パルス信号に"1"パルス幅以内の光路遅延(時間遅れ)が生じている場合、Rポートのパルス幅の立下りからSポートのパルス幅の立下りまでをパルス幅とした信号がUポートから出力される。
一方で、図5(b)に示すように、Sポートに入力された波長λ2の周期的パルス信号に対してRポートに入力された波長λ1の周期的パルス信号に"1"パルス幅以内の光路遅延(時間進み)が生じている場合は、Sポートのパルス幅の立下りからRポートのパルス幅の立下りまでをパルス幅とした信号がDポートから出力される。
U/Dポートから出力された周期的パルス信号のDC成分と光路遅延との関係を図6に示す。ここで、Tsはパルス幅を示す。当該DC成分は最大値を"1"、最小値を"0"に規格化している。理論的には時間遅れが小さいほど、Uポートから出力される周期的パルス信号のパルス幅は小さくなり、DC成分の強度も低くなる。このとき、Dポートからの出力は"0"である。一方で、時間進みが小さいほど、Dポートから出力される周期的パルス信号のパルス幅は小さくなり、DC成分の強度も低くなる。このとき、Uポートからの出力は"0"である。したがって、U/Dポートの出力から時間進み/遅れを判別し、DC成分の強度から光路遅延がわかる。
次に、光路遅延τの分解能について述べる。分解能は利用するA/D変換器の垂直分解能及びパルス幅Tsにて決定される。例えば、8 bitの垂直分解能を有するA/D変換器を利用した場合、1パルス幅を256分割するので、800 psのパルス幅とすると3.125 psの分解能で光路遅延を測定することが可能である。8 bitの垂直分解能は一般的なA/D変換器において満たすことは容易であり、当該分解能は電気遅延器111で信号の遅延の制御可能な分解能である10 psよりも小さく、光路遅延を計測するために十分な分解能といえる。
上記第1及び第2の実施形態による二系統光線路の光路遅延測定方法は、従来技術に対して以下の優位性を持つといえる。
まず、従来法は光線路の上部及び下部に試験パルス光の入出力ポートが必要であるが、現状において下部に試験用の光カプラなどは設置されておらず、新たに入出力ポートを付与する必要ある。これに対して第1及び第2の実施形態は、上部から信号光を入射し、下部に設置されている反射フィルタにて反射した信号を観測することで上部のみの入出力ポートで測定が可能である。
また、従来法は現用光線路及び迂回光線路に同一の波長帯を用いていることから、現用光線路に対する迂回光線路の長短の判別がつかない。これに対して第1及び第2の実施形態では、現用光線路及び迂回光線路にそれぞれ異なる波長を付与しているので、現用光線路に対する迂回光線路の長短の判別が可能である。
尚、上記第1及び第2の実施形態では、任意波形信号変換器15及び電気−光変換器16によって生成されるランダムパルス光信号または周期的パルス光信号を光カプラ14の手前で迂回路光線路19に入射する構成を説明したが、その入射手段として、WDMカプラ17を利用することも可能である。但し、WDMカプラ17から入射する場合には、上部及び下部に設置する光カプラ13,14について、現用光線路の通信確保のため、実際には分岐比の大きいもの(4:1程度)を適用する必要がある。すなわち、上部及び下部に設置する2つの光カプラ13,14を試験光が往復通過する過程で、試験光強度が著しく減衰してしまい、結果として本検出方式の適用領域(伝送路損失の許容範囲)を狭めてしまうことになる。
そこで、第1及び第2の実施形態は、光カプラ13,14と試験光発生器(15,16)の配置に着目し、この構成を工夫することで試験光強度の減衰を抑制している。具体的には、迂回光線路19の区間内に光サーキュレータ19を介して試験光発生手段(15,16)を設置し、下部側に試験光を送出する構成にすることで、試験光が通過する光カプラ延べ数を減らし、試験光強度の減衰抑制を実現している。例えば、光カプラ13,14の分岐比が2:8である場合、受光する試験光強度を約9dB改善することができる。上記実施形態によれば、交換局内からの試験光送出が可能な条件を維持しつつ、光路長差検出技術の適用領域(伝送路損失の許容範囲)縮小を抑制することが可能となる。
尚、光強度減衰のパラメータは複数あるが、「光カプラ通過に起因する光強度減衰」のみとして理論計算(その他のパラメータは相対的にほぼ同様になる構成が実現できるため、相対評価上無視できる)してみると、以下のような効果が得られる。すなわち、「光パルス発生手段から入射された時点の光パルス強度」に対する「信号処理及び結果表示器115に到達した時点の光パルス強度」の割合を求めると、WDMカプラ17から入射する構成の場合は2.56%であるのに対して、上記実施形態の構成の場合、3.20%と向上する。従って、原理的には、光パルスの到達強度を25%向上させることができる。
上記実施形態によれば、特に、交換局内に光パルス発生器を配置できるという効果が得られる。まず、上部・下部カプラの間の任意の点に光パルス発生手段(15,16)を配置できる。従って、迂回用の新設区間から既設線路区間に合流した点から上部側は、既設の空き心線を利用(接続)し収容交換局までの迂回線路を構成するなどして、交換局内に上部側カプラおよび光パルス発生器を配置することができる。これにより、経済的(現実的)な構成が可能となる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成を削除してもよい。さらに、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…伝送装置(OLT:Optical Line Terminal)、
12…伝送装置(ONU:Optical Network Unit)、
13,14…光カプラ、
15…任意波形信号発生器、
16,112…電気−光変換器、
110,113,116…光−電気変換器、
17…波長分割多重方式(WDM:Wavelength Division Multiplexing)光カプラ、
18…現用光線路、
19…迂回光線路、
111…電気遅延器、
114,117…A/D変換器、
115…信号処理及び結果表示部、
118…反射フィルタ、
119…光サーキュレータ、
11A…位相検出器、
11B,11C…ローパスフィルタ。

Claims (8)

  1. 伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定方法であって、
    時間tの関数である第1の波長λ1のランダムパルス光信号を生成して前記副線路へ送出し、
    前記副線路を通過して前記第2の光カプラから前記本線路へ送出されるランダムパルス光信号を前記第1の波長λ1の光を反射する反射フィルタにて反射させ、
    前記反射されたランダムパルス光信号を前記第2の光カプラにて二分岐して前記本線路及び副線路に入射し、
    前記副線路にて前記反射されたランダムパルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換し、
    前記第2の波長λ2に変換されたランダムパルス光信号を、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1のランダムパルス光信号と前記第1の光カプラで合波し、
    前記合波されたランダムパルス光信号を、波長分割光カプラで第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれのランダムパルス光信号に分波し、
    前記分波された第1の波長λ1のランダムパルス光信号の光電流f(t)を検出し、
    前記分波された第2の波長λ2のランダムパルス光信号の光電流g(t)を検出し、
    前記光電流f(t) ,g(t) を規格化した後、遅延τを関数とした次式の相互相関関数ζ(τ)を算出し、
    ζ(τ)=∫f(t)g(t-τ)dt
    ζ(τi)=1となるτiを前記二重化光線路の光路遅延として測定することを特徴とする二重化光線路の光路遅延測定方法。
  2. 前記相互相関関数ζ(τ)の算出に際して、前記ζ(τi)=1となるτiの正もしくは負の符号から前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別することを特徴とする請求項1記載の二重化光線路の光路遅延測定方法。
  3. 伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定方法であって、
    時間tの関数である第1の波長λ1の周期的パルス光信号を生成して前記副線路へ送出し、
    前記副線路を通過して前記第2の光カプラから前記本線路へ送出される周期的パルス光信号を第1の波長λ1の反射フィルタにて反射させ、
    前記反射された周期的パルス光信号を前記第2の光カプラにて二分岐して前記本線路及び副線路に入射し、
    前記副線路にて前記反射された周期的パルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換し、
    前記第2の波長λ2に変換された周期的パルス光信号を、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1の周期的パルス光信号と第1の光カプラで合波し、
    前記合波された周期的パルス光信号を、波長分割光カプラで第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれの周期的パルス光信号に分波し、
    前記分波された第1の波長λ1の周期的パルス光信号から第1の光電流を検出し、
    前記分波された第2の波長λ2の周期的パルス光信号から第2の光電流を検出し、
    前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、
    前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、
    前記2つの直流成分の大きさから前記二重化光線路の光路遅延を測定することを特徴とする二重化光線路の光路遅延測定方法。
  4. 前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号と、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号のパルス出力の有無により、前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別することを特徴とする請求項3記載の二重化光線路の光路遅延測定方法。
  5. 伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定装置であって、
    時間tの関数である第1の波長λ1のランダムパルス光信号を生成する光信号生成手段と、
    前記ランダムパルス光信号を前記副線路に入射する光信号入射手段と、
    前記副線路に入射され、前記第2の光カプラから前記本線路に送出される第1の波長λ1のランダムパルス光信号を反射して前記第2の光カプラに入射する反射フィルタと、
    前記反射フィルタで反射され、前記第2の光カプラにて二分岐されて前記副線路に入射されたランダムパルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換する波長変換手段と、
    前記第2の波長λ2に変換されたランダムパルス光信号が、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1のランダムパルス光信号と前記第1の光カプラで合波されたランダムパルス光信号を、第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれのランダムパルス光信号に分波する波長分割光カプラと、
    前記分波された第1の波長λ1のランダムパルス光信号の光電流f(t)を検出する第1の光電流検出手段と、
    前記分波された第2の波長λ2のランダムパルス光信号の光電流g(t)を検出する第2の光電流検出手段と、
    前記第1及び第2の光電流f(t) ,g(t)をそれぞれ規格化した後、遅延τを関数とした次式の相互相関関数ζ(τ)を算出し、
    ζ(τ)=∫f(t)g(t-τ)dt
    ζ(τi)=1となるτiを前記二重化光線路の光路遅延として測定する測定手段と
    を具備することを特徴とする二重化光線路の光路遅延測定装置。
  6. 前記測定手段は、前記相互相関関数ζ(τ)の算出に際して、前記ζ(τi)=1となるτiの正もしくは負の符号から前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別することを特徴とする請求項5記載の二重化光線路の光路遅延測定装置。
  7. 伝送装置間を結ぶ光ファイバによる本線路に対して光ファイバによる副線路の両端部を第1及び第2の光カプラにより結合して構成される二重化光線路について、光路遅延τiを判別する光路遅延測定装置であって、
    前記時間tの関数である第1の波長λ1の周期的パルス光信号を生成する光信号生成手段と、
    前記周期的パルス光信号を前記副線路へ入射する光信号入射手段と、
    前記副線路に入射され、前記第2の光カプラから前記本線路に送出される第1の波長λ1の周期的パルス光信号を反射して前記第2の光カプラに入射する反射フィルタと、
    前記反射フィルタで反射され、前記第2の光カプラにて二分岐されて前記副線路に入射された周期的パルス光信号を第1の波長λ1から当該波長とは異なる第2の波長λ2へ波長変換する波長変換手段と、
    前記第2の波長λ2に変換された周期的パルス光信号が、前記本線路を通過する前記反射された第1の波長λ1の周期的パルス光信号と前記第1の光カプラで合波された周期的パルス光信号を、第1の波長λ1と第2の波長λ2それぞれの周期的パルス光信号に分波する波長分割光カプラと、
    前記分波された第1の波長λ1の周期的パルス光信号の光電流f(t)を検出する第1の光電流検出手段と、
    前記分波された第2の波長λ2の周期的パルス光信号の光電流g(t)を検出する第2の光電流検出手段と、
    前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、前記第1及び第2の光電流それぞれの周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号を生成して直流成分を抽出し、前記時間進み直流成分、時間遅れ直流成分それぞれの大きさから前記二重化光線路の光路遅延を測定する測定手段と
    を具備することを特徴とする二重化光線路の光路遅延測定装置。
  8. 前記測定手段は、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間進みに比例したパルス信号と、前記第1及び第2の光電流の周期的パルス電気信号の時間遅れに比例したパルス信号のパルス出力の有無により、前記本線路に対する前記副線路の遅延の進み/遅れを判別することを特徴とする請求項7記載の二重化光線路の光路遅延測定装置。
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