JP5631554B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明はX線診断装置に関し、より詳細には、3次元ロードマップを使用したインターベンション用X線診断装置に関するものである。
インターベンションや血管造影検査に於いては、カテーテルを例えば足の付け根付近から血管に挿入し、血管内を進めて目的の部位までカテーテルを持っていく。このカテーテル、若しくはカテーテル内を通したガイドワイヤを目的の位置まで進める際は、X線画像の透視下で、これらの作業を進める。しかしながら、X線画像では、造影剤などで強調しない限り血管は視認されない。ところが、視認できるようにするために造影剤を流し続けると、検体の腎機能に障害が起こる危険性がある。
そこで、一度造影剤を流して撮影した画像と、X線透視画像を重ね合わせて表示するロードマップ(Roadmap)機能がある。この機能は、造影剤を流さなくても血管の位置をある程度判別することができるため、特に血管構造が複雑でカテーテル、ガイドワイヤが入り難い場合によく使用される。
ところが、このロードマップ機能では、寝台を移動する、観察方向を変えるためにCアームを回転する、患者が少し動く(身動きする)、等の動作が発生すると、ロードマップ画像を作成し直さなければならないものであった。頻繁なロードマップ画像の作成し直しは、検査時間の増加と使用造影剤量の増加を招いてしまう。
そのため、3次元(3D)血管画像を用いてロードマップ画像を作成し、透視画像と重ねる3次元ロードマップは、使用造影剤の低減、検査時間の短縮に効果があると期待される。
頭部血管の3次元画像を収集する際、回転中心は頭部の略中心となるように寝台位置及びCアームの位置を調整する。これは、主要血管まで含めて再構成・表示する上では重要である。
一方、3次元ロードマップの使用時は、患部を中心に表示したいという要求がある。例えば、中大脳動脈の第一分岐部に動脈瘤がある場合、正面方向ではどのように観察されるかを考えてみる。3次元画像撮影時は、画像中心があるのは頭部の略中心であり、動脈瘤があるのは頭部の側面付近なので、画像中心からかなり外れている。したがって、3次元ロードマップ使用時は、患部を中心に表示したいというニーズを満足するためには、寝台若しくはCアームを移動するしかない。
しかしながら、3次元ロードマップは色々な方向で使用するので、最低2方向で、寝台若しくはCアームを移動、調整しなければならず、非常に面倒である。
特開2003−61941号公報
このように、頭部血管の3次元血管画像を収集する際、主要血管まで含めてデータ収集し、再構成・表示したいというニーズと、更に3次元ロードマップ使用時は患部を中心に表示したいというニーズの両方を満足するためには、従来は3次元ロードマップ使用時に観察角度を変更する時に最低2回はCアームを移動、調整をしなければならないものであった。
したがって本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、3次元ロードマップ使用時に、使用造影剤の低減、検査時間の短縮を実現することができるX線診断装置を提供することである。
すなわち本発明は、X線管及び検出器を搭載して回転可能な略C型のアームと、前記検出器により収集される複数の撮影角度に関する複数のX線画像に基づいて3次元血管画像を再構成する再構成手段と、前記3次元血管画像における注目領域の中心位置を同定する注目領域同定手段と、前記注目領域の中心位置の前記検出器への投影点を略中心に有する、前記検出器上の画像表示領域を同定する表示領域同定手段と、前記検出器上の前記画像表示領域に限定してX線が照射されるように、前記X線管から発生されるX線ビームの少なくとも一部を遮蔽するコリメータと、前記3次元血管画像のボリュームレンダリング画像と前記検出器により任意の撮影角度で収集される前記画像表示領域に限定したリアルタイムのX線画像との合成画像を発生する画像合成手段と、前記リアルタイムのX線画像に含まれる前記注目領域の中心位置が画面の略中心に位置するように前記合成画像を表示する表示手段と、を具備するX線診断装置であって、前記リアルタイムのX線画像は、前記検出器のうちの前記画像表示領域のみから読み出されたX線画像である、ことを特徴とする
本発明によれば、3次元ロードマップ使用時に、使用造影剤の低減、検査時間の短縮を実現することができるX線診断装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係るインターベンション用X線診断装置の構成を示すブロック図である。 図1のCアーム15の機構を示した斜視図である。 本発明の一実施形態に係るインターベンション用X線診断装置の動作について説明するためのフローチャートである。 拡大モード時の表示領域の例を示したもので、(a)は一般的な例を示した図、(b)は本実施形態に於ける拡大モード時の表示領域の例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインターベンション用X線診断装置の構成を示すブロック図である。
図1に於いて、X線診断装置10は、X線管11と、コリメータ12と、寝台13と、検出器14と、Cアーム15と、X線制御部20と、コリメータ制御部21と、アーム駆動装置23と、A/D変換器24と、2次元画像メモリ25と、フィルタリング部26と、アフィン変換部27と、LUT28と、3次元画像メモリ30と、サブトラクション部31と、3次元再構成部32と、注目領域同定部33と、表示領域同定部34と、画像合成部36と、表示部37と、入力部38と、制御部40と、を有して構成される。
前記X線管11は、図示されない高電圧発生装置から高電圧が印加されることにより、X線を発生する。このX線管11のX線照射口近傍には、表示領域以外にX線が当たらないようにするためのコリメータ12が配設されている。寝台13は、図示されない被検体を載置する場所である。
検出器14は、X線管11から発生され被検体を透過するX線を検出する。この検出器14は、マトリクス状に配置された複数の半導体検出素子を有するフラットパネルディテクタ(FPD)で構成される。尚、検出器14は、前述したFPDに代えて、イメージインテンシファイアとTVカメラとの組み合わせ(II−TV)から構成されてもよい。
Cアーム15は、C字形状に構成された支持装置であり、その両端にコリメータ12を配設したX線管11と、検出器14が、それぞれ取り付けられている。また、Cアーム15は、図2に示されるように、該アーム15を支持する支持部16を有している。そして、Cアーム15を、図示矢印A方向、C方向に回転させることにより、注目部位を任意の方向から観察することができる。
X線制御部20は、X線透視に応じた線量のX線がX線管15から発生するように、図示されない高電圧発生部を制御するものである。コリメータ制御部21は、前記コリメータ12の開閉状態を制御する。そして、アーム駆動装置23は、制御部40からの制御信号に応じた駆動信号をCアーム15に供給し、図示されない被検体に対する撮影角度を自由に変更できるように、図2に於いて、XYZ直交3軸各々に関して、矢印A、C方向に回転可能に駆動する。
A/D変換器24は、検出器14から出力される画像信号をデジタル化し、X線画像のデータを得るためのものである。2次元画像メモリ25は、前述したX線画像を記憶するための回転画像記憶手段である。フィルタリング部26は、投影画像等に高周波強調フィルタリングを行う。アフィン変換部28は、投影画像等の画像拡大、移動等を行うものである。また、LUT(Look Up Table;ルックアップテーブル)28は、投影画像等に階調変換を行う。
3次元画像メモリ30は、様々な3次元画像のデータを記憶する画像記憶手段であり、この場合、造影剤により血管が強調された3次元血管画像が記憶される。サブトラクション部31は、マスクとコントラスト画像とのサブトラクションを行う。3次元再構成部32は、前記サブトラクション部31によって得られたサブトラクションデータから3次元再構成を行う。
注目領域同定部33は、注目領域の略中心を同定するためのものである。また、表示領域同定部34は、表示範囲を同定する。画像合成部36は、3次元血管画像とX線画像とを合成して合成画像を作成する。モニタ37は、この画像合成部36で合成された画像を表示する。
入力部38は、マウスやキーボード、或いは電気的な2つの状態(例えばオン/オフ)との間の切り替えを行うためのスイッチや、後述する3次元ロードマップの開始/停止の切り替えを行うロードマップボタン等を有して構成される。尚、制御部40は、X線診断装置10全体の制御動作を司る部分である。
次に、このように構成されたインターベンション用X線診断装置の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
インターベンション若しくは治療が開始され、操作者によってカテーテルが血管内に挿入されて、目的の位置、例えば頭部の血管にまで持って行く。その過程で、目的の分岐部にカテーテルを挿入することが難しい場合がある。このような場合、分岐部の形状を把握し、カテーテルを容易に挿入できるように、3次元ロードマップが使用される。
3次元ロードマップの第1段階は、3次元再構成のためのデータを撮影することである。C型のアーム(Cアーム)15は、支持部16の土台に設けられたモータ(図示せず)によって、図2の矢印C方向に高速に回転することができる。先ず、目的の主要血管が、全ての方向で視野内に入るように、寝台13の位置、高さ、Cアーム15の位置、の何れか1つ、若しくは組み合わせて調整される。その後、回転により患者に危険がないかどうかを確認した上で、投影データが撮影される。
ステップS1では、投影データの収集が行われる。この投影データの収集は、造影剤注入前と注入後の2回行われる。造影剤注入前に、秒間50度でCアーム15がプロペラのように回転されつつ、例えば1度間隔で撮影が行われる。これにより収集された200フレームの回転画像は、A/D変換器24によりデジタル信号に変換された後、2次元画像メモリ25に記億される。その後、Cアーム15が高速で最初の回転開始位置まで戻される。
次に、造影剤が造影剤注入器(Injector;インジェクタ)により注入され、一定時間経過後、再度秒間50度で回転されつつ、1度間隔で撮影が行われる。ここで収集された200フレームの回転画像は、同様にA/D変換器でデジタル信号に変換された後、2次元画像メモリ25に記憶される。
この2次元画像メモリ25に、造影剤注入前の画像データと造影剤注入後の画像データが蓄積されると、双方の画像がサブトラクション部31に転送される。サブトラクション部31では、造影剤注入前と注入後で対応する角度同士の投影データに対し、サブトラクション(DSA:Digital Subtraction Angiography)が行われる。
次に、ステップS2にて、前記サブトラクション部31でサブトラクションが行われたデータが、3次元再構成部32に送られて3次元再構成が行われる。3次元再構成部31では、収集された2次元の投影データから3次元のボリューム画像が構築される。
再構成方法の一例として、ここではFeldkamp等によって提案されたフィルタードバックプロジェクション法を示す。これは、200フレームのDSA画像に対して、例えばShepp & LoganやRamachandranのような、適当なコンボリューションフィルタをかける。次に、逆投影演算を行うことにより再構成データが得られる。ここで、再構成領域は、X線管球の全方向へのX線束に内接する円筒として定義される。この円筒内は、例えば、ディテクタの1検出素子の幅に投影される再構成領域中心部での長さdで三次元的に離散化され、離散点のデータの再構成像を得る必要がある。但しここでは離散間隔の一例を示したが、これは装置やメーカによって異なることもあるので、基本的には装置によって定義された離散間隔を用いれば良い。作成された3次元血管画像は、3次元画像メモリ30に保管される。
この3次元血管画像の作成が完了した時点で、3次元ロードマップの準備が完了する。
3次元ロードマップを表示したい時、操作者は、図示されない3次元ロードマップボタンを押す。この時、X線画像用モニタには、X線画像の最終撮影画像が表示されている。3次元ロードマップボタンが押されると、3次元画像メモリ30に保存されている3次元血管画像データが読み出される。
ここで、複数の3次元血管画像がある場合は、ステップS3に於いて、3次元血管画像データがモニタ37上にサムネイル表示される。そして、モニタ37上のサムネイル画像から、目的のデータが選択される。このデータの選択は、入力部38内の図示されないマウス等により行われる。データが選択されると、続くステップS4にて、選択されたデータに刻応する投影データの内、2次元画像メモリ25から正面方向の撮影データと側面方向の撮影データとが読み出され、モニタ37上に表示される。
次に、ステップS5にて、注目領域の同定が行われる。注目領域同定部33では、モニタ37上に表示された正面方向の撮影データと、側面方向の撮影データ上で、注目領域の中心が指定される。この指定は、操作者によって、入力部38内の図示されないマウスのようなデバイスで行われる。指定されたデータは、3次元血管画像の座標系内に逆投影されて、2本の逆投影軌跡が最も近付く2点の中間点が、3次元血管画像の座標系に於ける注目領域の中心位置として同定される。
次に、ステップS6にて、表示領域同定部34によって注目領域の中心位置が検出器(FPD)14の座標上に投影され、その投影点を中心としたFOV(Field of view;観察領域)内が表示領域として同定される。尚、FOVが大きい場合、画像中心のシフトによってFOVが検出器14の読み出し領域を超えてしまう場合がある。その場合は、表示領域をFOVと画像読み出し可能領域との重なりとして同定される。検出器14の読み出し手段では、表示領域の画像のみが読み出される。
次いで、ステップS7にて、コリメータ制御部21により、表示領域のみにX線が照射されるように、コリメータ12の開閉量が制御される。そして、ステップS8に於いて、3次元血管画像のボリュームレンダリング画像が作成される。すると、この作成された3次元血管画像のボリュームレンダリング画像と、検出器14から収集されるリアルタイムのX線画像(透視画像)とが画像合成部36に於いて合成される。次いで、ステップS10にて、注目領域の中心位置が常に画像の略中央に表示されるようにして、合成画像がモニタ37上に表示される。
その後、ステップS11に於いて、条件の変更の有無が判断される。ここで、条件、例えば、観察角度やFOV、SID(Source Image Distance;線源受像面間距離)が変更された場合は前記ステップS6に移行して、移行の処理動作が繰り返される。
例えば、FOVが変更された場合、あたかも注目領域の中心位置が検出器14の中心にあるかのように、3次元血管画像のボリュームレンダリング画像と検出器14から収集されるリアルタイムのX線画像(透視画像)とが拡大され、それらの合成画像が表示される。SIDが変更された場合も、同様に、血管画像のボリュームレンダリング画像の拡大率が変更されて、それらの合成画像が表示される。
更に、観察角度が変更された場合は、再度、表示領域同定部34で注目領域の中心位置が検出器14の座標上に投影され、その投影点を中心としたFOV内が、表示領域として同定される。同定された表示領域に合致するようコリメータが制御され、更に画像合成部36で3次元血管画像のボリュームレンダリング画像と検出器14から収集されるリアルタイムのX線画像(透視画像)とが合成され、注目領域の中心位置が常に画像の略中央に表示されるように合成画像が表示される。
図4は、拡大モード時の表示領域の例を示したもので、(a)は一般的な例を示した図、(b)は本実施形態に於ける拡大モード時の表示領域の例を示した図である。
図4(a)に示されるように、一般に、異なる拡大モードの表示領域46、47は、その注目領域の中心48は画面45の中心位置である。これに対し、本実施形態では、図4(b)に示されるように、画面45の中心48と異なる位置に注目領域の中心49が表示される。そして、この中心49の回りに、異なる拡大モードの表示領域46a、47aが表示されている。
このように、本実施形態によれば、3次元ロードマップ使用時に、3次元撮影時の回転中心ではなく、患部を中心に表示することができる。
(第1の変形例)
前述した実施形態では、注目領域の同定を、対応する投影データの内、正面方向の撮影データと側面方向の撮影データをモニタ上に表示して2点を指定することによって行っている。しかしながら、正面方向の撮影データだけをモニタに表示し、その画像上の1点を指定することで同定するようにしても良い。
注目領域同定部33では、モニタ37上に表示された正面方向の撮影データ上で、注目領域の中心を、操作者が入力部38内の図示されないマウスのようなデバイスで指定する。指定されたデータを3次元血管画像の座標系内に逆投影をし、逆投影軌跡が3次元血管画像の座標系に描画する。投影軌跡と3次元血管画像の中の血管部(闘値処理で同定)との交点を同定し、血管の中心部を3次元血管画像の座標系に於ける注目領域の中心位置として同定する。
このように、正面方向の撮影データだけをモニタに表示して、その画像上の1点を指定するだけでも、前述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
ことで同定するようにしても良い。
(第2の変形例)
前述した実施形態、及び第1の変形例では、注目領域の同定を、投影データ上で行っているが、これに限られるものではなく、例えば、3次元血管画像上の1点を指定することで同定するようにしても良い。
この場合、注目領域同定部33では、モニタ37上に表示された3次元血管画像のボリュームレンダリング画像上で、注目領域の中心を、操作者が図示されないマウス等のデバイスで指定する。指定されたデータを3次元血管画像の座標系内に逆投影をし、逆投影軌跡が3次元血管画像の座標系に描画する。投影軌跡と3次元血管画像の中の血管部(闘値処理で同定)との交点を同定し、血管の中心部を3次元血管画像の座標系に於ける注目領域の中心位置として同定する。
このように、注目領域の同定を、3次元血管画像上の1点を指定することで行うようにしても、前述した実施形態及び第1の変形例と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
更に、前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、或いは実施形態に示される構成要件が幾つか組合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明によれば、3次元ロードマップ使用時に、使用造影剤の低減、検査時間の短縮を実現することができるX線診断装置が得られる。
10…X線診断装置、11…X線管、12…コリメータ、13…寝台、14…検出器、15…Cアーム、16…支持部、20…X線制御部、21…コリメータ制御部、23…アーム駆動装置、24…A/D(アナログ−デジタル)変換器、25…2次元画像メモリ、26…フィルタリング部、27…アフィン変換部、28…LUT(ルックアップテーブル)、30…3次元画像メモリ、31…サブトラクション部、32…3次元再構成部、33…注目領域同定部、34…表示領域同定部、36…画像合成部、37…表示部、38…入力部、40…制御部。

Claims (4)

  1. X線管及び検出器を搭載して回転可能な略C型のアームと、
    前記検出器により収集される複数の撮影角度に関する複数のX線画像に基づいて3次元血管画像を再構成する再構成手段と、
    前記3次元血管画像における注目領域の中心位置を同定する注目領域同定手段と、
    前記注目領域の中心位置の前記検出器への投影点を略中心に有する、前記検出器上の画像表示領域を同定する表示領域同定手段と、
    前記検出器上の前記画像表示領域に限定してX線が照射されるように、前記X線管から発生されるX線ビームの少なくとも一部を遮蔽するコリメータと、
    前記3次元血管画像のボリュームレンダリング画像と前記検出器により任意の撮影角度で収集される前記画像表示領域に限定したリアルタイムのX線画像との合成画像を発生する画像合成手段と、
    前記リアルタイムのX線画像に含まれる前記注目領域の中心位置が画面の略中心に位置するように前記合成画像を表示する表示手段と、
    を具備するX線診断装置であって、
    前記リアルタイムのX線画像は、前記検出器のうちの前記画像表示領域のみから読み出されたX線画像である、
    ことを特徴とするX線診断装置
  2. 前記注目領域同定手段は、前記複数のX線画像のうちの少なくとも一つのX線画像上で指定された注目領域の中心位置に基づいて前記3次元血管画像の座標系における前記注目領域の中心位置を同定することを特微とする請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記注目領域同定手段は、前記ボリュームレンダリング画像上で指定された注目領域の中心位置に基づいて前記3次元血管画像の座標系における前記注目領域の略中心を同定することを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  4. 前記表示領域同定手段は、画像拡大率が変化しても前記注目領域の中心位置が常に前記画面の略中心に位置するように前記合成画像を表示することを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
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