JP5305747B2 - 放射線画像撮影装置及びその駆動方法、並びに、プログラム - Google Patents

放射線画像撮影装置及びその駆動方法、並びに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段を備える放射線画像撮影装置及びその駆動方法、並びに、当該駆動方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。特に、放射線画像撮影装置としては、撮影した放射線画像を観察しながらIVR(Interventioal Radiology)等を行う装置に適用して好適なものである。
従来、放射線の一種であるX線を用いて被写体の撮影を行い、X線画像を取得するX線画像撮影装置が、医療分野を中心に広く普及している。特に、医療現場においては、術者(医師)が血管造影撮影で発見した被写体の血管の詰まりやガン細胞等を、X線透視下で被写体の血管中に挿入したバルーンやステントを用いて治療するIVRが普及している。
このIVRでは、バルーンやステントの被写体(被検体)内への挿入や操作をX線透視下で行う必要があることから、TVシステムを備えたX線画像撮影装置が使用される。このようなIVRでは、血管造影剤を投入した後の術部(例えば冠動脈)をX線撮影し、撮影したX線透視画像(X線画像)を見ながら血管の詰まりやがん細胞等をバルーンやステントを用いて治療することになる。この際、術部を注視する目的から、例えば、下記の特許文献1で示すように、X線画像の任意の箇所を指定することにより、指定部位を拡大表示するシステムが提案されている。
特開平5−260381号公報
しかしながら、IVRを用いた治療行為を行う場合、術部だけを拡大表示すると、術部が撮影部位(例えば、心臓)のどの位置に存在するのかを把握することが困難になり、治療行為の効率が低減される可能性もある。このため、通常は、撮影部位の全体を撮影する必要があり、その結果、被写体(被検者)に対するX線(放射線)の被爆線量が増大してしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、被写体の撮影部位に対する術部の位置関係を把握できるようにすると共に、被写体に対する放射線の被爆線量の低減を実現できるようにすることを目的とする。
本発明の放射線画像撮影装置は、放射線発生手段から発生され被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段と、前記放射線発生手段と前記被写体との間に設けられ、前記放射線発生手段から前記被写体に照射する放射線の照射範囲を制限する制限手段による前記照射範囲を制御する照射範囲制御手段と、前記放射線画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された放射線画像にマークを入力する入力手段とを有し、前記照射範囲制御手段は、前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御する
本発明の放射線画像撮影装置の駆動方法は、放射線発生手段から発生され被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段を備える放射線画像撮影装置の駆動方法であって、前記放射線発生手段と前記被写体との間に設けられ、前記放射線発生手段から前記被写体に照射する放射線の照射範囲を制限する制限手段による前記照射範囲を制御する照射範囲制御ステップと、前記放射線画像を表示手段に表示する表示ステップと、入力手段を介して、前記表示手段に表示された放射線画像にマークを入力する入力ステップとを有し、前記照射範囲制御ステップは、前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御する
本発明のプログラムは、放射線発生手段から発生され被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段を備える放射線画像撮影装置の駆動方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記放射線発生手段と前記被写体との間に設けられ、前記放射線発生手段から前記被写体に照射する放射線の照射範囲を制限する制限手段による前記照射範囲を制御する照射範囲制御ステップと、前記放射線画像を表示手段に表示する表示ステップと、入力手段を介して、前記表示手段に表示された放射線画像にマークを入力する入力ステップとをコンピュータに実行させ、前記照射範囲制御ステップは、前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御する
本発明によれば、被写体の撮影部位に対する術部の位置関係を把握することができると共に、被写体に対する放射線の被爆線量の低減を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付の図面を参照して説明する。
なお、以下に示す本発明の各実施形態では、放射線としてX線を適用したX線画像撮影装置の例を示すが、本発明においてはこれに限定されずに、例えば、α線、β線、γ線などの他の放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置も適用可能である。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の概略構成の一例を示す模式図である。この際、図1に示すX線画像撮影装置100は、被写体200の診断に供するX線画像の撮像を行うことから、X線画像診断装置と称することもできる。
図1に示すように、X線画像撮影装置100には、天板101及びCアーム(Cアーム機構)121が設けられている。さらに、X線画像撮影装置100は、各種の制御部(110〜140)と、X線発生部131と、絞り141と、X線受像部150と、A/D変換部161と、画像処理部162と、第1表示部170と、記録部180と、GUI190を有して構成されている。具体的に、各種の制御部としては、システム制御部110、Cアーム制御部120、X線制御部130、及び、絞り制御部140が構成されている。また、X線受像部150には、イメージインテンシファイア151及び撮像部152が構成されている。また、GUI190には、第2表示部191及び入力部192が構成されている。
天板101は、例えば、被写体(被検体)200を横臥させるための板である。
Cアーム121には、その一端にX線発生部131及び絞り141が備えられ、その他端にX線受像部150が備えられている。即ち、Cアーム121は、X線発生部131及び絞り141、並びに、X線受像部150を支持する支持手段を構成する。そして、Cアーム121は、天板101に載置された被写体200を挟んで、X線発生部131とX線受像部150とが対向するように構成されている。
システム制御部110は、X線画像撮影装置100における動作を統括的に制御するものであり、必要に応じて、X線画像撮影装置100における各構成部を制御する。
Cアーム制御部120は、システム制御部110の制御に基づいて、Cアーム121の位置を制御する位置制御手段を構成する。具体的に、Cアーム制御部120は、Cアーム121を駆動させて、被写体200における撮影位置の移動を行う。
X線発生部131は、X線を発生するX線管を具備しており、当該X線発生部131とX線受像部150との間に被写体200が存在する場合には、被写体200に対してX線を照射する。即ち、X線発生部131は、被写体200に対して放射線を照射する放射線発生手段を構成する。X線制御部130は、システム制御部110の制御に基づいて、X線発生部131にX線管駆動信号を送信し、X線発生部131から照射するX線を制御する。
絞り141は、X線発生部131の前面(即ち、X線発生部131と被写体200との間)に設けられ、X線発生部131から被写体200に向けて照射されるX線の照射野を調整するX線照射野絞りである。即ち、絞り141は、X線発生部131から被写体200に照射するX線の照射範囲を制限する制限手段を構成する。絞り制御部140は、システム制御部110の制御に基づいて、絞り141の駆動制御を行う。即ち、絞り制御部140は、絞り141によるX線の照射範囲の制御を行う照射範囲制御手段を構成する。
X線受像部150は、システム制御部110の制御に基づいて、被写体200を透過したX線の受像処理を行う。具体的に、X線受像部150のイメージインテンシファイア151は、被写体200を透過したX線の透過像を光学像に変換する。X線受像部150の撮像部152は、例えば、TVカメラ等で構成されており、イメージインテンシファイア151からの光学像を、(アナログの)電気信号からなる画像(画像信号)として撮像する撮像手段である。
A/D変換部161は、システム制御部110の制御に基づいて、撮像部152から出力されたアナログ信号からなる画像信号を、デジタル信号からなる画像信号に変換する処理を行う。
画像処理部162は、システム制御部110の制御に基づいて、A/D変換部161から出力されたデジタル信号からなる画像信号に対して、コントラストやガンマ特性変換等の画像処理を行い、画像データとして出力する。
第1表示部170は、画像処理部162から出力された画像データに基づく画像を表示する。この際、例えば、第1表示部170には、撮像部152で撮影された被写体200の動画像における撮影画像が表示される。また、第1表示部170は、必要に応じて、記録部180に記録されている画像データ(例えば、撮像部152で撮影された動画像の画像データ)に基づく再生画像を表示する。
記録部180には、被写体200の撮影中に切り出した(抽出された)静止画像の画像データが記録(記憶)される。この際、記録部180に記録する静止画像の抽出処理は、画像処理部162において行われる形態であっても、或いは、システム制御部110において行われる形態であっても良い。ここで、本実施形態では、その一例として、システム制御部110において行われるものとする。さらに、記録部180には、必要に応じて、画像処理部162で画像処理が施された撮影画像(動画像)の画像データや、システム制御部110の処理に用いる各種の情報が記録される。
GUI(グラフィカルユーザインターフェース)190は、ユーザに対する情報等を第2表示部191に表示し、ユーザが入力手段である入力部192を介して行った指示をシステム制御部110に入力するためのユーザインターフェースである。
本実施形態において、システム制御部110は、例えば、PC本体とその上で動作するアプリケーションソフトウエアにより実現されている。例えば、システム制御部110は、記録部180に記録されている、動画像から抽出された静止画像の画像データの取り込みを行って、当該静止画像に対する後述のマーキング範囲の検出やマークの合成を行い、第2表示部191に表示する。また、システム制御部110は、入力部192の入力内容に従って操作コマンドを生成し、Cアーム制御部120と絞り制御部140に送信するほか、X線制御部130にX線照射信号を送信してX線管駆動信号を発生させる。入力部192は、例えば、マウスやキーボード、タッチパネルなどから構成されており、マーキングの指示や各種のボタンの操作を行うためのものである。
次に、図1のX線画像撮影装置100の駆動方法における処理手順について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の駆動方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図2に示すフローチャートでは、撮像部152による撮影対象として被写体200の血管を適用した例について説明する。
<ステップS201>
ステップS201において、システム制御部110は、例えば入力部192から入力された情報等に基づいて、被写体200における治療対象箇所(術部)を特定するための撮影部位全体の撮影を行う制御をする。
具体的に、まず、被写体200の撮影部位(例えば、心臓)の全体が写るように、Cアーム121の駆動制御を行うと共に、絞り141の駆動制御を行って、X線の照射野を調整して撮影を開始する。その後、当該撮影を継続して行い、被写体200の撮影部位全体における動画像の撮像を行う。例えば、X線発生部131から被写体200に向けてX線を照射した状態で、被写体200の血管中にカテーテルを通して造影剤を注入した場合、その造影剤が血管中を流れていく様子がX線透視画像(X線画像)として第1表示部170にリアルタイムに表示される。
図3は、図2に示すステップS201の撮影により得られたX線透視画像(X線画像)の一例を示す図である。ここで、図3は、第1表示部170の表示画面を表している。
図3に示すX線画像は、例えば、被写体200の撮影部位(本例では、心臓)の全体の様子が示されており、また、図3には、心臓の血管300における治療対象箇所301、302及び303の一例が示されている。
<ステップS202>
続いて、ステップS202において、例えばシステム制御部110は、ユーザ(医師等)によるGUI190の入力部192への入力指示に基づいて、ステップS201の撮影に係る動画像の中から、1つの静止画像を抽出する処理を行う。
具体的に、本実施形態では、造影剤が心臓の血管に行き渡った状態で、ユーザが、最も血管閉塞箇所を検出しやすい状態の画像フレームをGUI190のボタン(後述の図4に示す静止画切り出しボタン403)を操作して選択する。この際、システム制御部110は、ユーザによる操作選択に基づいて、血管閉塞箇所を検出しやすい静止画像を抽出する。この抽出処理を行うシステム制御部110は、抽出手段を構成する。そして、システム制御部110は、抽出した静止画像をGUI190の第2表示部191に表示する制御を行う。この表示制御を行うシステム制御部110は、静止画像表示制御手段を構成する。このステップS202の処理の詳細について以下に説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)に用いるGUI190の一例を示す模式図である。ここで、図4は、第2表示部191の表示画面を表している。
図4に示す表示領域401は、ステップS202で抽出された静止画像401aを表示する領域である。また、図4に示す各種のボタン(402〜408)は、GUI190の入力部192に相当するものであり、本例ではタッチパネルで構成されている。具体的に、図4に示す例では、種のボタンとして、全体撮影ボタン402、静止画切り出しボタン403、拡大ボタン404、縮小ボタン405、移動ボタン406、詳細ボタン407及び保存ボタン408が構成されている。また、移動ボタン406として、右移動ボタン406r、左移動ボタン406l、上移動ボタン406u及び下移動ボタン406dが構成されている。
ユーザにより静止画切り出しボタン403が選択されると、システム制御部110は、画像処理部162に指令を送り、当該選択された時点における第1表示部170に表示中の画像フレームを静止画像として抽出する処理を行う。同時に、システム制御部110は、抽出した静止画像を撮影した時点の位置情報をCアーム制御部120から取得し、抽出した静止画像と共にGUI190に表示する。具体的に、図4には、抽出した静止画像401aが表示領域401に表示され、取得した位置情報が位置情報409として表示されている例が示されている。
上述した例では、被写体200の撮影中にGUI190を操作して静止画像を抽出する形態について説明したが、本実施形態においては、これに限定されるわけではない。例えば、治療対象箇所(術部)を特定するための撮影を終了した後に、記録部180に保存されている動画像(画像データ)を第1表示部170に再生し、当該動画像の中から、ユーザ(医師等)がマニュアル操作で選択した画像を抽出する形態であっても良い。この場合は、ユーザがGUI190を用いてマニュアル操作で選択した画像(静止画像)がGUI190に表示される。
<ステップS203>
続いて、ステップS203において、例えばシステム制御部110は、ステップS202で抽出した静止画像から、画像処理部162による画像処理の結果に基づいて、血管閉塞箇所を検出する処理を行う。このステップS203の処理の詳細について以下に説明する。
図5は、図4に示す表示領域401に表示された静止画像401aを示す模式図である。この図5に示す静止画像401aには、造影剤が流入した血管300の様子が示されている。ここで、造影剤が流入した血管300の部分は濃淡が濃くなるので、一定の基準値以上の濃さを持つ画素を抽出することで、血管300の血管像を作成することができる。
次に、血管300の血管像を2値化処理して、2値化データを得る。図6は、図5に示す血管300の血管像を2値化処理して得られた2値化データ601の一例を示す模式図である。
次に、2値化データ601を細線化処理する。図7は、図6に示す2値化データ601を細線化処理した際の一例を示す模式図である。この細線化処理によって、図7に示す中央線701を算出した後、中央線701と直角に交わる幅ベクトルを求め、幅ベクトルの長さ(hn)702を一定の間隔で算出する。
次に、幅ベクトルの長さ(hn)702を閾値と比較していき、閾値以下の幅ベクトルを算出する。図8は、図7に示す幅ベクトルの長さ(hn)702を用いて、閾値以下の幅ベクトルを算出する際の一例を示す模式図である。このように算出した、閾値以下の幅ベクトルのベクトル座標から、図8に示す抽出領域801を抽出し、この抽出領域801を血管閉塞箇所(治療対象候補箇所)とする。
図9は、図5に示す血管300の血管像から検出した血管閉塞箇所の一例を示す模式図である。上述した処理を血管300の血管像に沿って、閾値以下の幅ベクトル群を算出していくことで、図9に示す複数の血管閉塞箇所901、902及び903を抽出することができる。
<ステップS204>
続いて、ステップS204において、システム制御部110は、ステップS202で表示した静止画像に対して、ステップS203で検出した血管閉塞箇所にマークを表示する制御を行う。この表示制御を行うシステム制御部110は、マーク表示制御手段を構成する。この際、システム制御部110は、表示したマークに係る属性情報を属性情報テーブルとして、例えば、記録部180に記録する処理も行う。このステップS204の処理の詳細について以下に説明する。
図10は、図2に示すステップS202で表示された静止画像401aにマークを合成する方法の一例を示す模式図である。
図10に示す血管閉塞箇所1001は、P1(Xp1,Yp1)、P2(Xp2,Yp2)、P3(Xp3,Yp3)及びP4(Xp4,Yp4)の矩形領域として表示されている。この血管閉塞箇所1001の矩形領域の中心点をP0(Xp0,Yp0)とすると、マーク1002は、中心点P0を中心とした半径(距離)Lのグラフィック枠として表示される。本実施形態では、マーク1002のデフォルトの形状を円形とし、例えばコリメータ等からなる絞り141の形状に合わせて八角形や四角形などのグラフィック枠で表示することも可能に構成されている。
図11は、本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)に用いるGUI190において、血管閉塞箇所(治療対象候補箇所)にマークをマーキングした際の一例を示す模式図である。具体的に、図11に示すGUI190には、静止画像401aの所定の箇所である血管閉塞箇所(治療対象候補箇所)に円形のマーク1101、1102及び1103がマーキングされた例を示している。
図12は、図2に示すステップS204で表示されたマークの属性情報テーブルの一例を示す模式図である。上述したように、図12に示すマークの属性情報テーブルは、例えば、記録部180に記録される。
ここで、図12に示す本実施形態に係るマークの属性情報テーブルには、各マークごとに、その形状、色(初期)、並びに、位置情報及びサイズ情報等が関連付けられて示されている。ここで、位置情報としては、例えば、図10に示す中心点P0を適用することができ、サイズ情報としては、例えば、図10に示す半径(距離)Lを適用することができる。なお、ここで示した位置情報及びサイズ情報は、一例であり、他の情報を位置情報及びサイズ情報とする形態であっても良い。また、図12に示すマークの属性情報テーブルでは、例えば、マーク1が図11に示すマーク1101に相当し、マーク2が図11に示すマーク1102に相当し、マーク3が図11に示すマーク1103に相当する。
<ステップS205>
続いて、ステップS205において、システム制御部110は、ユーザ(医師等)によるGUI190の入力部192への入力指示に基づいて、治療対象箇所を特定する処理を行う。このステップS205の処理の詳細について以下に説明する。
ステップS204で静止画像401aに最初に表示されたマーク1101〜1103は、治療対象箇所の候補群である。そして、ユーザがこのマークをGUI190の操作により位置あるいはサイズを調整すると、システム制御部110は、当該操作に基づいて、治療対象箇所を特定する。この際、マークを削除や追加することも可能である。
まず、マークを拡大/縮小する調整を行う場合は、対象となるマークを入力部192のマウスでクリックしてアクティブにした後、拡大ボタン404または縮小ボタン405を選択ことにより、拡大または縮小することができる。また、マークの位置の移動を調整する場合は、同様に、マウスでワンクリックしてアクティブにした後、移動ボタン406(右、左、上及び下の移動ボタン)を選択することにより、実行することができる。本実施形態では、このようなボタンの選択による操作方法の他に、直接、目的の位置にマークをドラックし且つドロップすることにより、移動及び拡大/縮小を行うことも可能である。また、新たな治療対象箇所にマークを表示する場合には、例えば、マウス等で静止画像401aの治療対象箇所を指定することで、指定された位置に所定のサイズのマークを表示することが可能である。
<ステップS206>
続いて、ステップS206において、システム制御部110は、手術・治療を行うための撮影、即ち、ステップS205で特定された治療対象箇所の撮影を行う制御をする。この撮影制御を行うシステム制御部110は、撮影制御手段を構成する。
具体的に、ユーザがマウスを用いて所定のマーク領域をダブルクリックで指示すると、システム制御部110は、当該所定のマーク領域に対応する被写体200の対応箇所である治療対象箇所の撮影を開始する。この場合、システム制御部110は、図12に示すマークの属性情報テーブルから、当該所定のマークの位置情報及びサイズ情報を読み込み、位置情報をCアーム制御部120に送信し、サイズ情報を絞り制御部140に送信する。
そして、Cアーム制御部120は、システム制御部110から位置情報を受信すると、当該所定のマークの中心と撮像部152の光軸の中心とが一致するような移動量を求め、その移動量に基づきCアーム121を移動する。また、絞り制御部140は、システム制御部110からサイズ情報を受信すると、当該サイズ情報から、X線の照射範囲が、撮影に必要最小限となるように絞り量を決定し、この絞り量に基づき絞り141を駆動する。Cアーム制御部120及び絞り制御部140によるこれらの位置合わせが完了した後、システム制御部110は、X線制御部130に対してX線照射信号を送信する。これにより、X線制御部130からX線発生部131にX線管駆動信号が送信されて、X線発生部131から被写体200にX線が照射される。
また、ステップS206の撮影に際して、システム制御部110は、当該所定のマークのサイズ情報からX線透視画像(X線画像)の拡大率を求め、求めた拡大率に応じて、撮影されたX線画像を第1表示部170に拡大表示する処理を行う。
図13は、図2に示すステップS206の撮影により得られたX線透視画像(X線画像)の一例を示す図である。ここで、図13に示すX線画像は、図3に示すX線画像に対して、治療対象箇所を拡大表示したものである。なお、図13に示すX線透視画像(X線画像)は、例えば、当該所定のマークとしてマーク1102における撮影が行われた場合の例を示している。
また、ユーザにより図11に示す全体撮影ボタン402が選択されると、システム制御部110は、当該所定のマークに係る撮影を終了し、再度、被写体200の撮影部位の全体を撮影する処理を行う。
第1の実施形態のX線画像撮影装置100では、GUI190に表示された静止画像の術部となり得る所定の箇所にマークを表示し、表示されたマークが選択された場合に、当該所定の箇所に対応する被写体200の対応箇所の撮影を行うようにしている。
かかる構成によれば、被写体200の術部の位置をGUI190に表示された静止画像上で確認できるので、被写体の撮影部位に対する術部の位置関係を容易に把握することができる。また、選択されたマークを表示する所定の箇所に対応する被写体200の対応箇所の撮影を行うようにしているため、X線を当該対応箇所のみに照射した撮影を行うことができ、被写体に対するX線(放射線)の被爆線量の低減を実現することができる。
また、本実施形態では、静止画像を画像処理して治療対象候補箇所を前記所定の箇所としてマークを表示するようにしているため、実際の治療対象箇所が複数ある場合でも、その見落しを防ぎ、治療ミスを回避することが可能となる。また、GUI190を操作してマークの位置及びサイズを設定可能にすることで、X線の照射範囲を自由に設定することができるため、治療処置のための撮影位置の調整や照射領域の絞込みに要する時間が短縮され、被写体への不要な被爆を低減することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係るX線画像撮影装置100と同様の構成となる。
次に、第2の実施形態に係るX線画像撮影装置100の駆動方法における処理手順について説明する。
図14は、本発明の第2の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の駆動方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図14に示すフローチャートでは、撮像部152による撮影対象として被写体200の血管を適用した例について説明する。
<ステップS1401>
ステップS1401において、システム制御部110は、ステップS201と同様に、例えば入力部192から入力された情報等に基づいて、撮影部位全体の撮影を行う制御をする。
具体的に、システム制御部110は、まず、被写体200の撮影部位(例えば、心臓)の全体が写るように、Cアーム121の駆動制御を行うと共に、絞り141の駆動制御を行って、X線の照射野を調整して撮影を開始する。その後、当該撮影を継続して行い、被写体200の撮影部位全体における動画像の撮像を行う。例えば、X線発生部131から被写体200に向けてX線を照射した状態で、被写体200の血管中にカテーテルを通して造影剤を注入した場合、その造影剤が血管中を流れていく様子がX線透視画像(X線画像)として第1表示部170にリアルタイムに表示される。即ち、第1表示部170には、図3に示す治療対象箇所301、302及び303を含む心臓全体のX線透視画像(X線画像)が表示される。
<ステップS1402>
続いて、ステップS1402において、例えばシステム制御部110は、ユーザ(医師等)によるGUI190の入力部192への入力指示に基づいて、ステップS1401の撮影に係る動画像の中から、1つの静止画像を抽出する処理を行う。この抽出処理を行うシステム制御部110は、抽出手段を構成する。そして、システム制御部110は、抽出した静止画像をGUI190の第2表示部191に表示する制御を行う。この表示制御を行うシステム制御部110は、静止画像表示制御手段を構成する。本実施形態では、心臓全体のX線透視画像(X線画像)から患部が最も鮮明に写っている画像フレームを静止画像として抽出し、これをGUI190に表示する場合について説明する。
具体的に、本実施形態では、造影剤が心臓の血管に行き渡った状態で、ユーザが、治療が必要とされる患部を検出しやすい状態の画像フレームをGUI190のボタン(後述の図15に示す静止画切り出しボタン403)を操作して選択する。この際、システム制御部110は、ユーザによる操作選択に基づいて、治療が必要とされる患部を検出しやすい静止画像を抽出する。そして、システム制御部110は、抽出した静止画像をGUI190の第2表示部191に表示する処理を行う。このステップS1402の処理の詳細について以下に説明する。
図15は、本発明の第2の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)に用いるGUI190の一例を示す模式図である。ここで、図15は、第2表示部191の表示画面を表している。また、図15において、図11に示す構成と同様の構成については、同じ符号を付している。ここで、図15に示すGUI190には、図11に示す全体撮影ボタン402に替えてシステム終了ボタン1504が構成され、詳細ボタン407に替えて撮影終了ボタン1505が構成されている。
ユーザにより静止画切り出しボタン403が選択されると、システム制御部110は、画像処理部162に指令を送り、当該選択された時点における第1表示部170に表示中の画像フレームを静止画像として抽出する処理を行う。同時に、システム制御部110は、抽出した静止画像を撮影した時点の位置情報をCアーム制御部120から取得し、抽出した静止画像と共にGUI190に表示する。具体的に、図15には、抽出した静止画像401aが表示領域401に表示され、取得した位置情報が位置情報409として表示されている例が示されている。
上述した例では、被写体200の撮影中にGUI190を操作して静止画像を抽出する形態について説明したが、本実施形態においては、これに限定されるわけではない。例えば、治療対象箇所(術部)を特定するための撮影を終了した後に、記録部180に保存されている動画像(画像データ)を第1表示部170に再生し、当該動画像の中から、ユーザ(医師等)がマニュアル操作で選択した画像を抽出する形態であっても良い。この場合は、ユーザがGUI190を用いてマニュアル操作で選択した画像(静止画像)がGUI190に表示される。
<ステップS1403>
続いて、ステップS1403において、システム制御部110は、ユーザ(医師等)によるGUI190への入力指示に基づいて、治療又は撮影が必要と思われる箇所、即ち治療対象箇所を、図15の静止画像401aにおいて設定(マーキング)する処理を行う。具体的には、ユーザがマウスやタッチパネル等の入力部192を用いて静止画像401a上の座標を入力すると、当該入力に応じて、システム制御部110は、静止画像401a上に、図15の治療対象箇所1501a、1502a及び1503aをマーキングする。ここで、治療対象箇所1501a、1502a及び1503aは、それぞれ、ユーザにより入力指示された1座標を示している。
<ステップS1404>
続いて、ステップS1404において、システム制御部110は、ステップS1402で設定(マーキング)した治療対象箇所の座標を中心として、所定のサイズの未撮影であることを示す初期マークを静止画像401a上に表示する制御を行う。この表示制御を行うシステム制御部110は、マーク表示制御手段を構成する。この際、システム制御部110は、表示したマークに係る属性情報を属性情報テーブルとして、例えば、記録部180に記録する処理も行う。このマークの属性情報テーブルについては後述する。
図15には、治療対象箇所1501a〜1503aをそれぞれ中心とし、未撮影(未治療)であることを示す(赤の)円形のグラフィック枠からなる初期のマーク1501〜1503が示されている。また、ユーザ(医師等)が、それぞれの治療対象箇所の大きさに応じて、GUI190の拡大ボタン404や縮小ボタン405或いは移動ボタン406等を操作することで、初期マークの位置とサイズを変更することができる。ここでは、初期マークを所定のサイズで表示する方法を説明したが、例えば、ユーザがマウス等で治療対象箇所を指示する際に、患部を囲むように左上座標と右下座標の2点を入力し、得られた矩形領域を含むようにマークサイズを設定することも可能である。
<ステップS1405>
続いて、ステップS1405において、システム制御部110は、ユーザにより、GUI190に表示したマークが選択されたか否かを判断する。ここで、例えば、ユーザは、マークの選択に際して、入力部192のマウス等でダブルクリックすることにより選択可能となっている。また、マークの選択は、この形態に限らず、例えば、タッチパネル等の他の入力デバイスを介して選択することも可能である。
ここで、図14のステップS1404で表示されたマークの属性情報テーブルについて説明する。
図16は、図14に示すステップS1404で表示されたマークの属性情報テーブルの一例を示す模式図である。上述したように、図16に示すマークの属性情報テーブルは、例えば、記録部180に記録される。
ここで、図16に示す本実施形態に係るマークの属性情報テーブルには、各マークごとに、マークID、マークの位置情報及びサイズ情報、撮影状況、撮影時間、X線照射量、並びに、撮影した最終フレーム等が関連付けられて示されている。例えば、ユーザによりGUI190が操作されると、システム制御部110は、図16に示すマークの属性情報テーブルの位置情報を基に、ダブルクリックされた座標位置が含まれるマーク領域を検索し、選択されたマークを特定する。また、図16に示すマークの属性情報テーブルでは、例えば、MK001のマークが図15に示すマーク1501に相当し、MK002のマークが図15に示すマーク1502に相当し、MK003のマークが図15に示すマーク1503に相当する。
図17は、図16に示すマークの属性情報テーブルにおける位置情報及びサイズ情報の一例を示す模式図である。この図17には、図16に示すマークIDがMK001のマークの場合について示している。
例えば、図16のマークIDがMK001のマークの場合、図17に示すように、マークの位置情報は、M1P1、M1P2、M1P3及びM1P4の4点で囲まれた座標領域で定義される。また、マークのサイズ情報は、この座標領域の中心点をM1P0とした際の円の半径M1Lで定義される。これにより、例えば、ユーザによりダブルクリックされた座標位置をIN(X,Y)とすると、IN(X,Y)がMK001の座標領域に含まれるか否かを判断することができる。そして、ユーザによりダブルクリックされた座標位置がMK001の座標領域に含まれる場合には、システム制御部110は、MK001が選択されたと更に判断する。
ステップS1405の判断の結果、GUI190に表示したマークが選択されていない場合には、GUI190に表示したマークが選択されるまで、ステップS1405で待機する。一方、ステップS1405の判断の結果、GUI190に表示したマークが選択された場合には、ステップS1406に進む。
<ステップS1406>
ステップS1406に進むと、システム制御部110は、それまで行っていた撮影を終了する処理を行う。なお、ステップS1406の撮影の終了処理では、ステップS1401の撮影部位全体の撮影における終了処理のみならず、ステップS1405〜S1411のループにおける治療対象箇所の撮影における終了処理も行われることになる。また、ステップS1406の撮影の終了は、図15に示すGUI190に設けられた撮影終了ボタン1505がユーザにより操作されたことを契機として終了することも可能である。
<ステップS1407>
ステップS1407において、システム制御部110は、まず、ステップS1406の撮影終了処理が行われたことを契機として、図16に示すマークの属性情報テーブルの撮影状況のモードが「撮影中」であるマークを検索する。そして、撮影状況が「撮影中」のマークがある場合には、システム制御部110は、図16に示すマークの属性情報テーブルの当該マークの撮影状況を「撮影済」に変更し、GUI190の当該マークの表示を、「撮影済」であることを示すマーク表示に変更する。さらに、システム制御部110は、当該マークの領域における撮影時間とその際のX線照射量を、図16に示すマークの属性情報テーブルに記録し、また、これらの情報をGUI190の当該マークの位置情報を基準とした所定の位置に表示する。
図18は、図14に示すステップS1407の処理後のGUI190の一例を示す模式図である。
図18に示す例では、図15に示すマーク1501(図16に示すMK001)における撮影が終了した場合を示しており、撮影済であることを示すマーク1801に変更されて表示されている。具体的には、マーク1501は未撮影(未治療)であることを示す(赤の)実線のグラフィック枠の表示であったが、マーク1501における撮影が終了したため、撮影済であることを示す(青の)点線のグラフィック枠からなるマーク1801に変更されている。また、システム制御部110は、図16に示すマークの属性情報テーブルに記録された撮影時間及びX線照射量の情報を、GUI190に、それぞれ、撮影時間情報1802及びX線照射量情報1803として表示する制御を行う。この表示制御を行うシステム制御部110は、情報表示制御手段を構成する。この際、システム制御部110は、マーク1801内が患部の状態を表示しているので、マーク1801内を覆い隠さないように、撮影時間情報1802及びX線照射量情報1803をマーク1801の右下に関連付けて表示する。
<ステップS1408>
続いて、ステップS1408において、システム制御部110は、まず、ステップS1406で撮影を終了した動画像の最終フレームを、図16に示すマークの属性情報テーブルに保存する。さらに、システム制御部110は、当該最終フレームを、ステップS1407で表示変更したマークのサイズに合わせて縮小し、GUI190の当該マーク領域にマスク画像として静止画像401aに合成する。この合成処理を行うシステム制御部110は、合成手段を構成する。例えば、図18に示すマーク1801の領域に、図16に示すマークの属性情報テーブルの最終フレームが縮小表示される。このように、(治療後の)最終フレームを静止画像401aに合成することにより、治療後の様子が確認できるようになっている。
<ステップS1409>
続いて、ステップS1409において、システム制御部110は、ステップS1405で選択された(1つの)マークの表示を変更する処理を行う。
図19は、図14に示すステップS1409の処理後のGUI190の一例を示す模式図である。
図19に示す例では、ステップS1405において、図18に示すマーク1502(図16に示すMK002)が選択された場合を示しており、撮影中であることを示すマーク1902に変更されて表示されている。具体的には、マーク1502は未撮影(未治療)であることを示す(赤の)実線のグラフィック枠の表示であったが、マーク1902は、撮影中であることを示す(赤の)中塗りのグラフィック枠の表示がされている。この際、システム制御部110は、図16に示すマークの属性情報テーブルの当該マーク(MK002)の撮影状況を「撮影中」に変更する。
<ステップS1410>
続いて、ステップS1410において、システム制御部110は、ステップS1405で選択されたマークに対応する被写体200の対応箇所である治療対象箇所の撮影を行う制御をする。この撮影制御を行うシステム制御部110は、撮影制御手段を構成する。なお、この撮影の開始に当たっては、ステップS1405でマークが選択されたことを契機して行うようにしているが、これに加えて、例えば、ユーザがフットペダル(入力部192)を踏んだことを契機として行う形態でも良い。
具体的に、システム制御部110は、まず、図16の属性情報テーブルから、ステップS1405で選択されたマーク(MK002)の位置情報及びサイズ情報を読み込み、位置情報をCアーム制御部120に送信し、サイズ情報を絞り制御部140に送信する。
そして、Cアーム制御部120は、システム制御部110から位置情報を受信すると、当該位置情報からマークの中心と撮像部152の光軸の中心とが一致するような移動量を求め、その移動量に基づきCアーム121を移動する。また、絞り制御部140は、システム制御部110からサイズ情報を受信すると、当該サイズ情報から、X線の照射範囲が、撮影に必要最小限となるように絞り量を決定し、この絞り量に基づき絞り141を駆動する。Cアーム制御部120及び絞り制御部140によるこれらの位置合わせが完了した後、システム制御部110は、X線制御部130に対してX線照射信号を送信する。これにより、X線制御部130からX線発生部131にX線管駆動信号が送信されて、X線発生部131から被写体200にX線が照射される。
<ステップS1411>
続いて、ステップS1411において、システム制御部110は、ステップS1405で選択されたマークのサイズ情報からX線透視画像(X線画像)の拡大率を求め、求めた拡大率に応じて、撮影されたX線画像を第1表示部170に拡大表示する処理を行う。
図20は、図14に示すステップS1411の表示処理により表示されたX線透視画像(X線画像)の一例を示す図である。ここで、図20に示すX線画像は、図3に示すX線画像に対して、治療対象箇所を拡大表示したものである。
ステップS1411の処理が終了すると、ステップS1405に戻り、ステップS1405以降の処理が再度行われる。
また、図19に示すGUI190の状態で、マーク1902に対応する治療対象箇所の撮影が終了すると、図21に示すマーク2102に示すように、「撮影済」であることを示すマーク表示((青の)点線のグラフィック枠)に変更される。また、マーク1801の場合と同様に、マーク2102の右下に、撮影時間情報2103及びX線照射量情報2104が表示される。この際、図16に示すマークの属性情報テーブルも、撮影状況、撮影時間及びX線照射量の情報が更新されることになる。
この状態で、ユーザによりシステム終了ボタン1504が操作された場合、図16に示す属性情報テーブルに登録されているマークが全て「撮影済」になっていなければ、システム制御部110は、未治療の箇所があるとして注意を促すための表示を行う。図21に示す例では、システム制御部110は、未治療箇所(未選択)のマーク1503の領域に未撮影情報2101をテキスト表示して、未治療箇所(未選択)のマークが存在する旨をユーザに報知するようにしている。この報知の処理を行うシステム制御部110は、報知手段を構成する。なお、本実施形態においては、図21に示す形態に限定されるものではなく、未治療箇所があることをユーザに報知するために、例えば、未治療箇所のマークの色を変えて表示したり、当該マークを点滅させて表示したりしても良い。
第2の実施形態のX線画像撮影装置100では、第1の実施形態における構成に加えて、撮影状況に応じて、GUI190のマークの表示形態を変えるようにしている。
かかる構成によれば、術部である治療対象箇所に対する治療のための撮影状況、即ち、未撮影(未治療)であるか、撮影済み(治療済み)であるかをマークの表示形態だけで容易に確認することができる。
また、撮像部152を用いた撮影を終了する際、GUI190に表示されている複数のマークの中に未選択のマークが存在する場合、その旨を報知するようにしたので、未治療箇所の見落しを防ぐことが可能になる。
前述した各実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の駆動方法を示す図2及び図14の各ステップは、例えば、コンピュータのCPUがRAMやROMなどに記憶されたプログラムを実行することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、前記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、前記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体を用いることができる。また、この際の通信媒体としては、光ファイバ等の有線回線や無線回線などが挙げられる。
また、本発明は、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより各実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の機能が実現される態様に限られない。そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して各実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。また、供給されたプログラムの処理の全て、或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて各実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
また、前述した本実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術的思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の概略構成の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の駆動方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示すステップS201の撮影により得られたX線透視画像(X線画像)の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)に用いるGUIの一例を示す模式図である。 図4に示す表示領域に表示された静止画像を示す模式図である。 図5に示す血管の血管像を2値化処理して得られた2値化データの一例を示す模式図である。 図6に示す2値化データを細線化処理した際の一例を示す模式図である。 図7に示す幅ベクトルの長さ(hn)を用いて、閾値以下の幅ベクトルを算出する際の一例を示す模式図である。 図5に示す血管の血管像から検出した血管閉塞箇所の一例を示す模式図である。 図2に示すステップS202で表示された静止画像にマークを合成する方法の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)に用いるGUIにおいて、血管閉塞箇所(治療対象候補箇所)にマークをマーキングした際の一例を示す模式図である。 図2に示すステップS204で表示されたマークの属性情報テーブルの一例を示す模式図である。 図2に示すステップS206の撮影により得られたX線透視画像(X線画像)の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)の駆動方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るX線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)に用いるGUIの一例を示す模式図である。 図14に示すステップS1404で表示されたマークの属性情報テーブルの一例を示す模式図である。 図16に示すマークの属性情報テーブルにおける位置情報及びサイズ情報の一例を示す模式図である。 図14に示すステップS1407の処理後のGUIの一例を示す模式図である。 図14に示すステップS1409の処理後のGUIの一例を示す模式図である。 図14に示すステップS1411の表示処理により表示されたX線透視画像(X線画像)の一例を示す図である。 図19に示すシステム終了ボタンが操作された際のGUIの一例を示す模式図である。
符号の説明
100 X線画像撮影装置(放射線画像撮影装置)
101 天板
110 システム制御部
120 Cアーム制御部
121 Cアーム(Cアーム機構)
130 X線制御部
131 X線発生部
140 絞り制御部
141 絞り
150 X線受像部
151 イメージインテンシファイア
152 撮像部
161 A/D変換部
162 画像処理部
170 第1表示部
180 記録部
190 GUI
191 第2表示部
192 入力部
200 被写体(被検体)

Claims (18)

  1. 放射線発生手段から発生され被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段と、
    前記放射線発生手段と前記被写体との間に設けられ、前記放射線発生手段から前記被写体に照射する放射線の照射範囲を制限する制限手段による前記照射範囲を制御する照射範囲制御手段と、
    前記放射線画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された放射線画像にマークを入力する入力手段と
    を有し、
    前記照射範囲制御手段は、前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記マークの形状に係る情報を含む前記マークの属性情報を定めた属性情報テーブルを更に有し、
    前記表示手段は、前記属性情報テーブルに定められた前記マークの形状に基づいて前記マークの表示を行い、
    前記照射範囲制御手段は、前記属性情報テーブルに定められた前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御することを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 記照射範囲制御手段は、更に、前記マークのサイズに基づいて前記照射範囲制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記放射線発生手段および前記撮像手段を支持する支持手段と、
    前記マークの位置に基づいて前記支持手段の位置を制御する位置制御手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 記撮像手段で撮像された放射線画像の中から1つの静止画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された静止画像を前記表示手段に表示する制御を行うとともに、前記表示手段に表示された静止画像の所定の箇所に前記マークを表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記静止画像に表示された前記マークが選択された場合に、前記撮像手段を用いて、前記所定の箇所に対応する前記被写体の対応箇所を撮影する制御を行う撮影制御手段と
    更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記抽出手段で抽出された静止画像の画像処理を行う画像処理手段を更に有し、
    記表示制御手段は、前記画像処理手段による画像処理の結果に基づいて、前記静止画像の所定の箇所に前記マークを表示する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 記表示制御手段は、前記画像処理手段の画像処理により得られた、前記被写体の治療対象候補箇所の中心の位置とそのサイズに基づいて、前記マークを表示する際の前記所定の箇所の位置およびサイズを決定することを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 記表示制御手段は、前記画像処理手段の画像処理により得られた、前記被写体の治療対象候補箇所の形状に基づいて、前記マークを表示する際の形状を決定することを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  9. 記表示制御手段は、前記入力手段により入力されたマークの形状に基づいて、前記マークを表示する際の形状を決定することを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  10. 前記属性情報テーブルには、前記マークの形状に係る情報に加えて、前記マークの位置情報およびサイズ情報が定められており、
    前記表示手段は、前記属性情報テーブルに定められた前記マークの形状、位置およびサイズに基づいて前記マークの表示を行うことを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  11. 前記表示手段は、撮影状況に応じて、前記マークの表示形態を変えることを特徴とする請求項に記載の放射線画像撮影装置。
  12. 記表示制御手段は、前記静止画像における複数の前記所定の箇所に複数の前記マークを表示する制御を行うものであり、
    前記撮影制御手段は、複数のマークの中から1つのマークが選択された場合に、当該1つのマークが表示された前記所定の箇所に対応する前記被写体の対応箇所を撮影する制御を行うことを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  13. 記表示制御手段は、前記1つのマークが選択された際に、当該1つのマークの表示形態を変えることを特徴とする請求項12に記載の放射線画像撮影装置。
  14. 前記撮影制御手段による前記撮像手段を用いた撮影を終了する際、前記複数のマークの中に未選択のマークが存在する場合に、その旨を報知する報知手段を更に有することを特徴とする請求項12又は13に記載の放射線画像撮影装置。
  15. 前記撮影制御手段の制御により前記1つのマークにおける撮影が行われた場合に、当該撮影に要した撮影時間に係る情報と当該撮影における前記放射線の照射量に係る情報とを、当該1つのマークと関連付けて前記表示手段に表示する制御を行う情報表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置。
  16. 記表示制御手段により表示されたマークごとに、前記撮影時間に係る情報、前記放射線の照射量に係る情報、および、前記撮影制御手段の制御により撮影が行われた際の前記放射線画像における最終の画像を含む前記マークの属性情報を定めた属性情報テーブルを更に有し、
    前記撮影制御手段の制御により前記1つのマークにおける撮影が行われた場合に、前記静止画像の前記1つのマークが表示された前記所定の箇所に、当該1つのマークにおける前記最終の画像を合成する合成手段を更に有することを特徴とする請求項15に記載の放射線画像撮影装置。
  17. 放射線発生手段から発生され被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段を備える放射線画像撮影装置の駆動方法であって、
    前記放射線発生手段と前記被写体との間に設けられ、前記放射線発生手段から前記被写体に照射する放射線の照射範囲を制限する制限手段による前記照射範囲を制御する照射範囲制御ステップと、
    前記放射線画像を表示手段に表示する表示ステップと、
    入力手段を介して、前記表示手段に表示された放射線画像にマークを入力する入力ステップと
    を有し、
    前記照射範囲制御ステップは、前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御することを特徴とする放射線画像撮影装置の駆動方法。
  18. 放射線発生手段から発生され被写体を透過した放射線に基づく放射線画像を撮像する撮像手段を備える放射線画像撮影装置の駆動方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記放射線発生手段と前記被写体との間に設けられ、前記放射線発生手段から前記被写体に照射する放射線の照射範囲を制限する制限手段による前記照射範囲を制御する照射範囲制御ステップと、
    前記放射線画像を表示手段に表示する表示ステップと、
    入力手段を介して、前記表示手段に表示された放射線画像にマークを入力する入力ステップと
    をコンピュータに実行させ
    前記照射範囲制御ステップは、前記マークの形状に基づいて前記照射範囲を制御することを特徴とするプログラム。
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