JP4893716B2 - バックアップ装置、バックアップ方法およびバックアッププログラム - Google Patents

バックアップ装置、バックアップ方法およびバックアッププログラム Download PDF

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Description

この発明は、バックアップ装置、バックアップ方法およびバックアッププログラムに関する。
ストレージ製品やコンピュータにおけるコピー元ボリュームを世代ごとにバックアップする技術の一つとして、OPC(One Point Copy)やSnapOPCなどが用いられている。図15に示すように、OPCやSnapOPCでは、バックアップ装置は、世代ごとに所定の容量の記憶領域を割り当て、バックアップデータを格納する。
例えば、図15に示す例では、バックアップ装置は、「月曜日」に割り当てられた記憶領域に、「月曜日」におけるコピー元ボリュームについてのバックアップデータを格納する。また、バックアップ装置は、「火曜日」に割り当てられた記憶領域に、「火曜日」におけるコピー元ボリュームについてのバックアップデータを格納する。なお、図15は、従来技術を説明するための図である。
ここで、従来より、バックアップデータを格納する上で、割り当てられた所定の容量の記憶領域では容量が足りなくなると、容量が足りなくなった世代に追加用の記憶領域を割り当てる追加技術が用いられている。例えば、図15に示す例では、バックアップ装置は、割り当てられた記憶領域では容量が足りなくなった「火曜日」に、追加用の記憶領域を割り当てる。
ここで、図15に示すように、バックアップ装置は、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域内から、追加用の記憶領域として、所定の容量の記憶領域を割り当てていた。また、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域は、利用者によって設定されていた。
なお、任意の世代についてのデータを読み出す読出技術や、データをコピーするコピー技術や、記憶装置を管理する管理技術や、複数のストレージに分散されたデータを再配置する再配置技術なども知られている。
特開2006−107162号公報(第1−5頁、第1図) 特開2006−48300号公報(第1−8頁、第5図) 特表2005−535008号公報(第1−9頁、第1図) 特開2006−99748号公報(第1−4頁、第1図)
ところで、上記した従来の技術では、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域を適切に設定することができないという課題があった。すなわち、上記した従来の技術では、例えば、容量不足により追加用の記憶領域を新たに追加できなくなったとしても、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域が利用者によって新たに設定されるのを待たなくてはならなかった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域を適切に設定することが可能であるバックアップ装置、バックアップ方法およびバックアッププログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、バックアップ装置は、バックアップデー
タ格納領域として、予め割り当てられた記憶領域と追加用の記憶領域として割り当てるこ
とが許される追加元領域とを少なくとも有する記憶手段を備える。また、バックアップ装
置は、記憶手段に有する予め割り当てられた記憶領域の容量を増量すべき状態かを検知す
る検知手段を備える。また、バックアップ装置は、検知手段によって容量を増量すべき記
憶領域が検知されると、検知された当該記憶領域に、前記記憶手段に有する追加用の記憶
領域として設定された追加元領域の内未だ割り当てられていない記憶領域から記憶領域を
割り当てる割当手段を備える。また、バックアップ装置は、追加元領域の容量を増量すべ
き状態かを検知する追加元検知手段を備える。また、バックアップ装置は、追加元検知手
段によって増量すべき状態であると検知されると、前記記憶手段の内バックアップデータ
格納領域として割り当てられていない空きの記憶領域に追加元領域を設定する設定手段を
備える。また、バックアップ装置は、複数ある記憶手段の内任意の記憶手段にある記憶領
域内に、新たな記憶領域を設定すべく、または既に設定した記憶領域を拡張すべく所定サ
イズの新たな空きの記憶領域を確保する場合に、当該所定サイズの空きの記憶領域の容量
を有する状態かを検知する空き容量検知手段を備える。また、バックアップ装置は、空き
容量検知手段によって有しない状態であると検知されると、有しないと検知された記憶手
段である対象記憶手段にある記憶領域に設定された追加元領域について、当該対象記憶手
段とは別の記憶手段にある記憶領域の内バックアップデータ格納領域として割り当てられ
ていない空きの記憶領域に移動する移動手段を備える。
追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域を適切に設定することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るバックアップ装置、バックアップ方法およびバックアッププログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例1に係るバックアップ装置の概要、バックアップ装置の構成および処理の流れを順に説明し、その後、その他の実施例について説明する。
[バックアップ装置の概要]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係るバックアップ装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係るバックアップ装置の概要を説明するための図である。
図1に示すように、実施例1に係るバックアップ装置は、容量を増量すべき時点(世代)に追加して割り当てることが許される記憶領域として設定された追加元領域を備え、例えば、「追加元領域A」を備える。
ここで、図1の(1)に示すように、実施例1に係るバックアップ装置は、追加元検知部が、追加元領域を増量すべき状態かを検知する。例えば、バックアップ装置は、図1の「追加元領域A」内にある領域の内、いずれの時点にも割り当てられていない未割当領域(図1では、「世代1」や「世代2」に割り当てられていない灰色で塗りつぶした領域)の容量が不足している状態かを検知する。
そして、実施例1に係るバックアップ装置では、増量すべき状態であると検知すると、設定部が、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域に、追加元領域を設定し、例えば、「追加元領域B」を設定する。言い換えると、実施例1に係るバックアップ装置では、バックアップデータ格納領域として割り当てられていない空きの記憶領域に、追加元領域を設定する。
このようなことから、実施例1に係るバックアップ装置は、追加元領域を適切に設定することが可能である。例えば、追加元領域の容量が足りなくなると、利用者によって新たに設定されるのを待たなくてはならなかった手法とは異なり、装置が自動で設定でき、その結果、利用者による追加元領域の設定を待たずに、新たな追加用の記憶領域を割り当てることが可能である。
[バックアップ装置の構成]
次に、図2を用いて、図1に示したバックアップ装置20の構成を説明する。図2は、実施例1に係るバックアップ装置の構成を説明するためのブロック図である。
バックアップ装置20は、バックアップを実行する時点各々に割り当てられた記憶領域に当該時点におけるコピー元ボリューム(バックアップ元データ)であるスナップショットを格納し、例えば、SnapOPCやOPCを実行する装置が該当する。
なお、OPCとは、バックアップ対象となるデータについて所定時点における(その後の更新等を含まない)データであるスナップショットを作成する。具体的には、OPCとは、バックアップを作成する際に、当該作成時点における対象となるコピー元ボリュームの全データをバックアップする手法である。また、SnapOPCとは、バックアップを作成する際に、コピー元ボリュームのデータの内、更新が行われた箇所における更新前のデータのみをバックアップする手法である。すなわちSnapOPCによれば、コピー元ボリュームに更新が行わなければ、コピー先の記憶領域を使用しないため、バックアップに要する記憶領域を削減することが可能である。
例えば、バックアップ装置は、時点各々に対して、所定の容量の記憶容量であるSDV(Snap Data Volume)を割り当てる。また、時点各々に割り当てられたSDVの内容量が足りなくなったSDVがあると、バックアップ装置は、追加用の記憶容量であるSDPE(Snap Data Pool Element)を追加する。ここで、バックアップ装置は、利用者によって設定された記憶領域であるSDP(Snap Data Pool)の内、未だ追加されていない記憶領域を用いて、SDPEを追加する。
以下では、特に言及しない限り、バックアップ装置20は、SnapOPCを実行するものとして説明する。
また、図2に示すように、バックアップ装置20は、CA100(Channel Adapter)を介してHost10と接続され、また、CA100と、Disk200と、CM300(Centralized Module)とを備える。
なお、バックアップ装置20がスナップショットを格納する処理については、従来のSnapOPCやOPCと同様であり、説明を簡略に行い、または、省略する。
ここで、Host10は、CA100を介してバックアップ装置20と接続される。また、Host10は、バックアップ装置20を管理する管理者によって使用される装置であり、例えば、コンピュータ端末が該当する。また、Host10は、CA100を経由して、バックアップ装置20に、例えば、スナップショットを作成する旨の指示や、管理者からのSDPを設定する指示や、コピー元ボリュームを拡張する指示や、コピー元ボリュームを追加する指示を送信する。
ここで、バックアップ装置20の各部について説明する。CA100は、Host10とCM300とに接続される。また、CA100は、Host10とCM300とのI/F制御部であり、Host10とCM300との間における情報の送受信を制御する。例えば、CA100は、スナップショットを作成する旨の指示や、管理者からのSDPを設定する指示や、コピー元ボリュームを拡張する指示やコピー元ボリュームを追加する指示を送信する処理をHost10から受信してCM300に送る処理を制御する。また、CA100は、当該指示に対するCM300からの応答をHost10に送信する処理を制御する。
Disk200は、後述するDA310(Disk Adapter)を介してCM300と接続され、バックアップ処理に用いるデータを記憶する記憶媒体である。例えば、Disk200は、HDD(Hard Disk drive、ハードディスクドライブ)や、光磁気ディスク(Magneto Optical Disk、MOディスク)や、半導体ディスク(Solid State Disk、SSD)などのディスク装置等が該当する。なお、Disk200は、情報を記憶する記憶装置であればよく、「ディスク」を有する記憶装置に限定されるものではない。
また、Disk200は、一つの記憶装置のみに限定されるのではなく、複数の記憶装置を有してもよい。なお、以下では、Disk200は、複数のRAIDグループを有し、例えば、RAIDグループ「A」〜「E」などを有するものとして説明する。
また、Disk200は、コピー元ボリュームを記憶し、スナップショットを記憶する。なお、バックアップ装置20は、Disk200に、コピー元ボリュームを記憶する場合に限られるものではなく、例えば、ネットワークを経由して、コピー元ボリュームを記憶している記憶装置などに接続していてもよい。なお、例えば、コピー元ボリュームは、予め管理者によってDisk200内に格納される。
Disk200について、スナップショットを記憶する点についてさらに説明する。Disk200は、バックアップを実行する時点各々について、当該指示によって示される時点に割り当てられた記憶領域に、当該指示によって示される時点について作成されるスナップショットを記憶する。また、例えば、スナップショットは、制御部330の指示によって、Disk200内に格納される。
ここで、Disk200は、Disk200内にあるLUN(Logical Volume Number)に設定される記憶領域であるSDVやSDPEが該当する。なお、例えば、LUNは、番号を付与することによって識別される。
SDVとは、バックアップの実行を開始する時点におけるデータのバックアップを取得するために当該時点に対して割り当てられている所定の容量の記憶領域である。具体的には、SDVは、Host10によって識別される容量(ここでは論理容量と呼ぶ)よりも、実際の容量(ここでは物理容量と呼ぶ)が少ないボリュームであり、更新された差分のスナップショットのデータを記憶する。
なお、実施例1では、時点各々に対して、SDVが既に割り当てられているものとして説明する。
例えば、バックアップ対象となるコピー元ボリュームの容量が「1G」であり、SDVとして時点各々に割り当てられる容量が「500M」である場合を例に説明する。なお、例えば、「1G」は1Gバイトを示し、「500M」は500Mバイトを示す。Host10からSDVにアクセスした場合には、コピー元ボリュームの容量である「1G」分のスナップショットが記憶されていると認識される。これは、バックアップ装置20が、当該SDVに記憶されている更新された差分のデータだけでなく、SDVに記憶されていない更新されなかった箇所についてのデータを併せて、当該SDVに保持されているデータとしてHost10に示すからである。なお、SDVに記憶されていない更新されなかった箇所についてのデータについては、例えば、現時点における当該位置のデータを用いる。
また、SDPEとは、SDVでは容量が足りなくなった場合に追加される記憶領域である。また、SDPEとは、追加して割り当てることが許される記憶領域として設定された追加元領域であるSDPの内未だ割り当てられていない記憶領域から割り当てられる一定の容量の記憶領域である。すなわち、SDPEは、SDVの容量が不足し、該当する時点についてのバックアップデータすべてをSDVに格納できない場合に、データ溢れを回避することを目的として割り当てられる。また、SDPEは、一定の容量を単位として時点各々に割り当てられ、例えば、「100M」の容量が割り当てられる。なお、バックアップ装置20は、一定の容量を単位とするSDPEを割り当てる場合に限定されるものではなく、例えば、任意の容量のSDPEを割り当ててもよい。
SDPとは、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域であり、例えば、利用者によって設定され、または、後述するSDP設定部332によって設定される。なお、実施例1では、各RAIDグループ内の記憶領域に、追加用の記憶領域として用いることが許される記憶領域(SDPV(Snap Data Pool Volume))が設定され、SDPとは、SDPVの集合体として説明する。
ここで、図3を用いて、SDVとSDPEとSDPとが使用される場面について、さらに説明する。なお、図3は、実施例1におけるSDVとSDPとSDPEとを説明するための図である。図3の(1)に示すように、バックアップ装置20は、該当する時点に割り当てられたSDVに、バックアップデータを格納する。その後、当該SDVにバックアップデータを格納できなくなった場合には、図3の(2)に示すように、バックアップ装置20は、SDPから割り当てられたSDPEにバックアップデータを格納する。なお、図3に示す「SDPV−A」は、RAIDグループ「A」内にある記憶領域に設定されたSDPVである。
ここで、Disk200内にある記憶領域について簡単にまとめると、Disk200内には、コピー元ボリュームが格納されており、また、Disk200内に設定されたSDVやSDPにスナップショットが格納されている。
なお、Disk200にある記憶領域は、コピー元ボリュームが格納された記憶領域や、SDVやSDPEとして設定されている領域だけでなく、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域も含まれる。言い換えると、Disk200にある記憶領域には、コピー元ボリュームやバックデータを格納する領域として割り当てられていない空きの記憶領域も含まれる。
CM300は、CA100とDisk200と接続され、各種のバックアップ処理を実行し、DA310と記憶部320と制御部330とを備える。
なお、バックアップ装置20は、一つまたは複数のCM300を備え、CM300それぞれは、一つまたは複数のDisk200を担当し、担当するDisk200についての処理を行う。
DA310は、Disk200と制御部330と接続される。また、DA310は、Disk200と制御部330とのI/F制御部であり、Disk200との間における情報の送受信を制御する。例えば、DA310は、制御部330の指示に従って、Disk200に、スナップショットのデータを格納または削除する処理を制御し、また、Disk200からスナップショットを読み出す処理を制御する。
記憶部320は、制御部330に接続され、制御部330によるバックアップ処理に用いるデータを記憶し、例えば、キャッシュなどが該当する。図2に示すように、記憶部320は、SDV管理情報記憶部321と、SDP管理情報記憶部322と、SDPE管理情報記憶部323とを備える。
SDV管理情報記憶部321は、後述する割当部331とSDP設定部332と後述するSDP移動部334と接続され、時点各々について、当該時点に割り当てられたSDVを管理するSDV管理情報を記憶する。
例えば、図4に示すように、SDV管理情報記憶部321は、時点を識別する「世代情報」に対応付けて、「RAIDグループ識別情報」と「使用量(解像度)」と「開始物理アドレス」と「現在使用済みLBA(Logical Block Address)」とを記憶する。なお、図4は、実施例1におけるSDV管理情報記憶部を説明するための図である。
ここで、世代情報「第一世代SDV」は、時点「第一世代SDV」を示す。「RAIDグループ識別情報」とは、RAIDグループを識別する情報であり、SDV管理情報記憶部321では、SDVとして割り当てられた記憶領域を有するRAIDグループを示す。なお、RAIDグループ識別情報「A」は、RAIDグループ「A」を示す。
また、「使用量(解像度)」とは、記憶領域の容量(当該記憶領域を割り当てる際に、Disk200において使用された使用量)を示し、SDV管理情報記憶部321では、対応付けられる時点にSDVとして割り当てられた記憶領域の容量を示す。
また、「開始物理アドレス」とは、記憶領域内の領域を一意に識別する情報であり、SDV管理情報記憶部321では、対応付けられる時点にSDVとして割り当てられた記憶領域が開始する領域を識別する情報を示す。
また、「現在使用済みLBA」とは、記憶領域においてバックアップデータを格納したアドレスを示し、SDV管理情報記憶部321では、SDVとして割り当てられた記憶領域のうちバックアップデータを記憶している領域を示すアドレスを示す。なお、バックアップデータとは、スナップショットの全部または一部を示す。
例えば、図4に示す例では、SDV管理情報記憶部321は、世代情報「第1世代SDV」と対応付けて、RAIDグループ識別情報「A」と使用量「500M」と、開始アドレス「200」と、現在使用済みLBA「200、210、…」とを記憶する。すなわち、SDV管理情報記憶部321は、RAIDグループ識別情報「A」内にある記憶領域の内、使用量「500M」と開始アドレス「200」とによって識別される領域が、SDVとして、「第1世代SDV」に割り当てられたことを記憶する。また、SDV管理情報記憶部321は、「第1世代SDV」に割り当てられたSDVの内、現在使用済みLBA「200、210、…」によって識別される記憶領域に、バックアップデータが記憶されていることを記憶する。
なお、実施例1では、RAID識別情報と使用量と開始アドレスとを用いて、記憶領域を識別する手法について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、使用量の代わりに、開始アドレスからのブロック数を用いてもよい。なお、ブロック数とは、記憶領域内に設けられる単位領域の数を示す。
また、SDV管理情報記憶部321は、時点各々について、SDPEが追加されたかを示す「SDPE追加有無」を記憶する。図4に示す例では、SDV管理情報記憶部321は、SDPEが追加された場合に、SDPE追加有無「○」を記憶し、例えば、世代情報「第1世代SDV」に対応付けて、SDPE追加有無「○」を記憶する。
また、SDV管理情報記憶部321に記憶されている情報の内、世代情報各々に対応付けられた「RAIDグループ識別情報」と「使用量(解像度)」と「開始物理アドレス」とは、SDPが割り当てられる際に割当部331によって入力される。また、現在使用済みLBAは、データがSDVに格納される際に制御部330によって入力される。
また、SDV管理情報記憶部321に記憶されている情報は、制御部330やSDP移動部334によって用いられる。
SDP管理情報記憶部322は、割当部331とSDP設定部332とSDP移動部334と接続され、RAIDグループごとに、当該RAIDグループ内にある記憶領域に設定されたSDPV各々を管理するSDP管理情報を記憶する。図5に示す例では、SDP管理情報記憶部322は、SDP管理情報として、「RAIDグループ識別情報」ごとに、「使用量」と「開始物理アドレス」と「追加済みLBA」とを対応付けて記憶する。なお、図5は、実施例1におけるSDP管理情報記憶部を説明するための図である。
ここで、「追加済みLBA」とは、SDPの内、SDPEとして割り当てられた記憶領域を示す。
図5に示す例では、SDP管理情報記憶部322は、RAIDグループ識別情報「A」に対応付けて、使用量「500M」と開始物理アドレス「5000」と現在使用済みLBA「5000〜5200」とを記憶する。すなわち、SDP管理情報記憶部322は、RAIDグループ識別情報「A」によって識別されるRAIDグループに、開始物理アドレス「5000」から使用量「500M」によって識別される記憶領域にSDPが設定されていることを記憶する。また、SDP管理情報記憶部322は、SDPが設定されている記憶領域の内、「5000〜5200」については既に割り当て済みであることを記憶する。
また、SDP管理情報記憶部322によって記憶されている情報の内、「RAIDグループ識別情報」と「使用量」と「開始物理アドレス」とについては、SDPVが設定されてSDPとして用いられる際にSDP設定部332や管理者によって入力され、また、「追加済みLBA」については、SDPEが割り当てられる際に割当部331によって入力される。
また、SDP管理情報記憶部322によって記憶されている情報は、割当部331とSDP移動部334とによって用いられる。
SDPE管理情報記憶部323は、割当部331とSDP移動部334と接続され、時点各々について、当該時点に割り当てられたSDPEを管理するSDPE管理情報を記憶する。図6に示す例では、SDPE管理情報記憶部323は、RAIDグループ識別情報ごとに、「世代情報」に対応付けて、「使用量」と「開始物理アドレス」と「現在使用済みLBA」とを記憶する。なお、図6は、実施例1におけるSDPE管理情報記憶部を説明するための図である。
図6に示す例では、SDPE管理情報記憶部323は、RAIDグループ識別情報「A」に対応付けて、世代情報「第1世代SDV」と使用量「100M」と開始物理アドレス「5000」と現在使用済みLBA「5010、5020…」とを記憶する。すなわち、SDPE管理情報記憶部323は、時点「第一世代SDV」に対して、RAIDグループ「A」に設定されたSDPVの内、使用量「100M」と開始物理アドレス「5000」とによって識別される記憶領域がSDPEとして割り当てられたことを記憶する。また、SDPE管理情報記憶部323は、現在使用済みLBA「5010、5020…」によって識別される記憶領域にバックアップデータが記憶されていることを記憶する。
なお、SDPE管理情報記憶部323に記憶されている情報の内、RAIDグループ識別情報に対応付けてられた「世代情報」と「使用量」と「開始物理アドレス」とについては、SDPEが割り当てられる際に割当部331によって入力される。また、SDPE管理情報記憶部323に記憶されている情報の内、現在使用済みLBAについては、SDPEにバックアップデータが格納される際に制御部330によって入力される。
制御部330は、各種のバックアップ処理手順などを規定したプログラムを格納するための内部メモリを有し、種々のバックアップ処理を実行する。また、制御部330は、割当部331と、SDP設定部332と、ポリシ動作部333と、SDP移動部334とを備える。
また、制御部は、Host10からCA100を介してスナップショットを格納する指示を受け付けると、スナップショットをDisk200に格納する。例えば、制御部330は、スナップショットを格納する際には、SDV管理情報記憶部321やSDPE管理情報記憶部323を参照して、当該スナップショットを格納するSDVやSDPEを識別し、空き容量が有る場合には、スナップショットを格納する。具体的には、制御部330は、SDV管理情報記憶部321内にSPDE追加有無「○」となっている場合には、スナップショットを格納するSDPEを識別する情報をSDPE管理情報記憶部323から取得し、スナップショットを格納する。また、制御部330は、SDV管理情報記憶部321内にSPDE追加有無「○」となっていない場合には、スナップショットを格納するSDVを識別する情報をSDV管理情報記憶部321から取得し、スナップショットを格納する。また、制御部330は、SDV管理情報記憶部321やSDPE管理情報記憶部323の現在使用済みLBAに、スナップショットを格納した記憶領域を識別する情報を入力する。
また、制御部330は、スナップショットを格納するSDVやSDPEに空き容量がない場合には、例えば、後述する割当部331によってSDPEが割り当てられるのを待ち、割り当てられた後に、スナップショットを格納する。
割当部331は、SDV管理情報記憶部321とSDP管理情報記憶部322とSDPE管理情報記憶部323と接続され、また、時点各々に、SDVやSDPEを割り当てる。
具体的には、割当部331は、Host10からCA100を介してスナップショットを格納する指示を受け付けると、割り当てられた記憶領域の容量を増量すべき状態を検知し、増量すべき状態を検知するとSDPEを割り当てる。以下では、まず、検知する点と、割り当てる点とについて、それぞれ説明する。
検知する点について説明する。以下では、まず、SDVについて増量すべき状態を検知する(増量すべき世代のSDVを検知する)場合について説明し、その後、SDPEについて増量すべき状態を検知する(増量すべき世代のSDPEを検知する)場合について説明する。例えば、割当部331は、指示によって示される時点各々についてSDV管理情報記憶部321に記憶されている「使用量(解像度)」と「開始物理アドレス」と「現在使用済みLBA」とを用いて検知する。
ここで、例えば、割当部331は、割り当てられたSDVの容量が不足した時点、言い換えると、割り当てられたSDVの容量の内スナップショットを格納する空き容量がなくなった世代のSDVについて、増量すべき(増量する必要がある)事を検知する。すなわち、Host10から受け付けたスナップショットを格納する指示により特定される格納するバックアップデータの容量分、空き容量があるかを判定し、ない場合には増量すべき(増量する必要がある)事を検知する。
また、例えば、割当部331は、割り当てられたSDVの空き容量が予め管理者に設定された閾値によって示される容量になった時点、言い換えると、閾値によって示される容量分スナップショットが記憶された世代のSDVについて、増量すべき(増量する必要がある)事を検知する。また、例えば、割当部331は、予め管理者に設定された割合(例えば、70%など)分の容量を使用した時点、言い換えると、SDVの空き容量が予め管理者に設定された割合になった世代のSDVについて、増量すべき(増量する必要がある)事を検知する。
また、「使用量(解像度)」と「開始物理アドレス」と「現在使用済みLBA」とを用いて、増量すべき状態を検知する手法の一例について説明する。例えば、割当部331は、「現在使用済みLBA」から使用している容量を識別し、使用している容量と「使用量」と比較することによって、空き容量を算出することで、増量すべき状態か検知する。
SDPEについて検知する場合について説明する。割当部331は、同様に、時点各々についてSDVE管理情報記憶部320に記憶されている「使用量(解像度)」と「開始物理アドレス」と「現在使用済みLBA」とを用いて、SDPEについて増量すべき状態か検知する。すなわち、割当部331は、例えば、SDVの空き容量が不足し、SDPEを割り当てた後には、当該SDPEについての空き容量が不足しているかを検知する。
割り当てる点について説明する。割当部331は、容量を増量すべきSDVやSDPEを検知すると、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域から、検知された時点にSDPEを割り当てる。つまり、割当部331は、割り当てられた記憶領域の容量を増量すべきSDVやSDPEに対して、SDPからSDPEを割り当てる。
具体的には、割当部331は、SDP管理情報記憶部322を参照する。そして、割当部331は、SDPE管理情報記憶部323に、SDPEを割り当てる時点を識別する世代情報に対応付けて、当該時点に割り当てたSDPEについての「RAIDグループ識別情報」と「SDPE管理情報」とを入力する。また、割当部331は、SDP管理情報記憶部322に、SDPEとして割り当てた記憶領域について、「RAIDグループ識別情報」と「追加済みLBA」とを対応付けて入力する。また、割当部331は、SDV管理情報記憶部321に、SDPEを割り当てる時点を識別する世代情報に対応付けて、SDPE追加有無「○」を入力する。
例えば、RAIDグループ「A」に設定されたSDPの内、使用量「500M」と開始物理アドレス「5000」によって識別される領域があいている場合について説明する。例えば、割当部331は、時点「第一世代SDV」に対して、RAIDグループ「A」内にある記憶領域の内、使用量「100M」と開始アドレス「5000」とによって識別される記憶領域をSDPEとして割り当てる。ここで、図6に示すように、割当部331は、SDPE管理情報記憶部323に、世代情報「第一世代SDV」に対応付けて、RAIDグループ識別情報「A」と使用量「100M」と開始アドレス「5000」とを対応付けて入力する。また、割当部331は、SDP管理情報記憶部322に、RAIDグループ識別情報「A」に対応付けて、RAIDグループ「A」に設定されたSDPの内SDPEとして割り当てた記憶領域を識別する情報を追加済みLBAに入力する。
なお、例えば、割当部331は、SDPEを割り当てる際に、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域がない場合には、例えば、後述するSDP設定部332によってSDPが設定されるのを待ち、設定された後に、SDPEを割り当てる。なお、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域がない場合とは、例えば、SDPとして設定されている領域の内、割り当てられていない領域の容量が、SDPEとして割り当てる所定の容量(例えば、使用量「100M」)に満たない場合が該当する。
また、割当部331は、SDVやSDPEについて増量すべき(増量する必要がある)事を検知すると、例えば、増量すべき時点がある(増量すべき世代のSDVやSDPEがある)旨の情報をSDP設定部332に送る。
SDP設定部332は、DA310とSDV管理情報記憶部321とSDP管理情報記憶部322と割当部331とポリシ動作部333と接続され、利用者からの指示を受け付けることなくSDPを設定する。
利用者からの指示を受け付けることなくSDP設定部332がSDPを設定する点について説明する。具体的には、SDP設定部332は、SDPを増量すべき状態かを検知し、空き記憶領域があるかを判定し、SDPを設定する。以下では、検知する点と、判定する点と、設定する点とについてそれぞれ説明する。
検知する点について説明する。SDP設定部332は、割当部331がSDVやSDPEについて増量すべきと検知した旨の情報を受信すると、SDPを増量すべき状態かを検知する。例えば、SDP設定部332は、SDP管理情報記憶部322に記憶されている「使用量(解像度)」と「開始物理アドレス」と「追加済みLBA」とを用いて、SDPを増量すべき状態かを検知する。
ここで、例えば、SDP設定部332は、SDPの容量が不足した時点、言い換えると、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域の容量が不足し、SDPEを割り当てられなくなった状態に対して、SDPを増量すべき状態であると(増量する必要がある事を)検知する。例えば、SDP設定部332は、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域の容量が、SDPEとして割り当てられる所定の容量に満たない場合に、SDPを増量すべき状態であると検知する。
また、例えば、SDP設定部332は、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域の容量が予め管理者に設定された閾値によって示される容量になった状態に対して、SDPを増量すべき状態であると検知する。言い換えると、SDP設定部332は、閾値によって示される容量分のSDPEがSDPから割り当てられた状態に対して、SDPを増量すべき状態であると検知する。
また、例えば、SDP設定部332は、予め管理者に設定された割合(例えば、70%など)分のSDPEをSDPから割り当てられた状態に対して、SDPを増量すべき状態であると検知する。言い換えると、SDP設定部332は、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域の容量が予め管理者に設定された割合になった状態に対して、SDPを増量すべき状態であると検知する。
判定する点について説明する。SDP設定部332は、SDPを増量すべき状態であると検知すると、SDPを設定することが許される空きの記憶領域があるか否かを判定する。例えば、SDP設定部332は、SDV管理情報記憶部321やSDP管理情報記憶部322など用いて、Disk200内にある記憶領域の内、コピー元ボリュームやSDVやSDPが設定されていない記憶領域を識別する。すなわち、SDP設定部332は、コピー元ボリュームやバックデータを格納する領域として割り当てられていない空きの記憶領域を識別する。そして、SDP設定部332は、SDVやSDPが設定されていない記憶領域の容量が、SDPを設定するのに十分な容量であるかを判定する。例えば、SDP設定部332は、識別した記憶領域の空き容量が、SDPEとして割り当てる所定の容量以上である場合には、あると判定し、ない場合には、ないと判定する。
設定する点について説明する。図7に示すように、SDP設定部332は、空きの記憶領域があると判定すると、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域にSDPを設定する。つまり、SDP設定部332は、コピー元ボリュームやバックデータを格納する領域として割り当てられていない空きの記憶領域があるRAIDグループ内の記憶領域にSDPVを設定し、SDPとして用いる。なお、図7は、実施例1におけるSDP設定部を説明するための図である。
例えば、SDP設定部332は、図7の(1)に示すRAIDグループ「E」にある記憶領域のうち空き領域に、図7の(2)に示すように、SDPV―Eを設定し、図7の(3)に示すように、SDPとして用いる。なお、図7に示す「LUN−1」〜「LUN−3」は、RAIDグループ「E」にある記憶領域に格納されているデータである。
具体的には、SDP設定部332は、SDP管理情報記憶部322に、設定したSDPを識別する情報として、「RAIDグループ識別情報」と「使用量」と「開始物理アドレス」とを入力する。また、SDP設定部332は、容量がないと判定すると、その旨の情報をポリシ動作部333に送る。なお、SDP設定部332は、「使用量」として、RAIDグループ内にある空き容量の容量を上限とする値を入力する。例えば、SDP設定部332は、RAIDグループ内にある空き容量の上限値を使用量として入力し、または、RAIDグループ内にある空き容量内所定の割合の容量を使用量として入力する。
例えば、SDP設定部332は、RAIDグループ識別情報「E」に対応づけて、使用量「500M」と開始アドレス「200」とをSDP管理情報記憶部322に入力する。すなわち、SDPVをRAIDグループ「E」に新たに設定し、SDPとして用いる。
なお、SDP設定部332は、複数のRAIDグループ各々にSDPを設定する空き容量がある場合には、一つのRAIDグループを決定し、選択したRAIDグループにSDPVを設定する。また、一つのRAIDグループを決定する際には、空き容量があるRAIDグループの内、一番空き容量の多いRAIDグループを決定する。
ポリシ動作部333は、DA310とSDP設定部332と接続される。また、ポリシ動作部333は、空きの記憶領域がないと判定した旨の情報をSDP設定部332から受け付けると、スナップショットを格納する記憶領域が不足する状態を回避することを目的として予め設定されるポリシに基づいた処理を行う。例えば、図8に示すように、ポリシ動作部333は、ポリシの一例として、「Mail Send」や「Delete Oldest Session」、「Write Protect」などを用いる。なお、図8は、実施例1におけるポリシ動作部が用いるポリシの一例を説明するための図である。
例えば、ポリシ動作部333は、「Mail Send」を用いる場合には、空きの記憶領域がないと判定された旨を管理者に報知する。また、例えば、ポリシ動作部333は、「Delete Oldest Session」を用いる場合には、最も古い時点についてのスナップショットから順に、記憶領域内に格納されているスナップショットを予め設定された容量となるまで削除する。また、例えば、ポリシ動作部333は、「Write Protect」を用いる場合には、空きの記憶領域がないと判定された後スナップショットを格納不可とする。
また、ポリシ動作部333は、実行するポリシを予め管理者に指定された一つまたは複数のポリシに基づいて、処理を実行する。なお、ポリシ動作部333の詳細な処理の一例については、後述するため、ここでは説明を省略する。
SDP移動部334は、SDV管理情報記憶部321とSDP管理情報記憶部322とSDPE管理情報記憶部323とDA310と接続される。また、SDP移動部334は、複数あるRAIDグループの内任意のRAIDグループにある記憶領域について、所定の空き記憶領域の容量が有する状態かを検知する。
例えば、RAIDグループ「E」内に、既に設定されている「LUN−1」〜「LUN−3」とは別に、「LUN−4」を設定する場合を例に説明する。ここで、SDP移動部334は、RAIDグループ「E」内に、「LUN−1」〜「LUN−3」以外の領域であり、また、SDPやSDVが設定されていない領域に、「LUN−4」を設定するのに十分な空き容量があるかを検知する。ここで、SDP移動部334は、空き容量が十分でない場合に、所定の空き記憶領域の容量を有しない状態であると検知する。
また、同様に、例えば、RAIDグループ「E」内に、既に設定されている「LUN−1」〜「LUN−3」について設定した記憶領域を拡張する場合を例に説明する。ここで、SDP移動部334は、RAIDグループ「1」内に、「LUN−1」〜「LUN−3」以外の領域であり、また、SDPやSDVが設定されていない領域に、拡張する分の記憶領域があるかを検知する。ここで、SDP移動部334は、空き容量が十分でない場合に、所定の空き記憶領域の容量を有しない状態であると検知する。
また、SDP移動部334は、所定の空き記憶領域の容量を有しない状態であると検知すると、有しないと検知されたRAIDグループである対象RAIDグループにある記憶領域に設定されたSDPを別のRAIDグループに移動する。具体的には、SDP移動部334は、対象RAIDグループとは別のRAIDグループにある記憶領域の内、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域に移動する。言い換えると、SDP移動部334は、コピー元ボリュームやバックデータを格納する領域として割り当てられていない空きの記憶領域にSDPを移動する。
また、SDP移動部334は、対象RAIDグループにある記憶領域に設定されたSDPについて、一つの別のRAIDグループにある記憶領域に移動できない場合には、複数の別のRAIDグループにある記憶領域に分散して移動する。
図9に示すように、SDP移動部334は、RAIDグループ「E」にある記憶領域の内、「LUN−1」〜「LUN−3」が設定されていない領域にSDPが設定されており、「LUN−4」を設定できない場合を用いて説明する。なお、図9は、実施例1におけるSDP移動部を説明するための図である。SDP移動部334は、「LUN−4」を設定するのに十分な空き容量がないため、増量すべき(増量する必要がある)事を検知する。そして、例えば、SDP移動部334は、RAIDグループ「F」にある記憶領域の内空きの記憶領域と、RAIDグループ「G」にある記憶領域の内空きの記憶領域とに、RAIDグループ「1」にあるSDPを移動する。
ここで、SDP移動部334は、SDPを分散して移動する場合には、SDPEを単位として分散して移動する。すなわち、図9に示す例では、三つのSDPEをRAIDグループ「F」に移動し、二つのSDPEをRAIDグループ「G」に移動する。
また、SDP移動部334は、SDPとして設定されているが、データが格納されていない未使用状態である場合には、データの移動は行わず、SDPとしての設定のみを行う。なお、本発明は、SDP移動部334がSDPすべてを移動する場合に限定されるものではなく、一部のみを移動してもよい。例えば、図9に示す例では、5つあるSDPEの内、三つのみを移動し、残り二つについてはRAIDグループ「E」に設定したままとしてもよい。
なお、SDP移動部334の詳細な処理の一例については、後述するため、ここでは説明を省略する。
[バックアップ装置による処理]
図10〜図13を用いて、バックアップ装置20によるSDP設定に関する全体処理、SDP設定部332によるSDP設定処理、ポリシに基づいた処理、そして、SDP移動処理について説明する。
[バックアップ装置による全体処理]
次に、図10を用いて、バックアップ装置20によるSDP設定に関する全体処理について説明する。なお、図10は、実施例1に係るバックアップ装置によるSDP設定に関する全体処理の一例を説明するための図である。
バックアップ装置20では、制御部330は、スナップショットを格納する指示を受けると(ステップS101)、SDV管理情報記憶部321やSDPE管理情報記憶部323を参照する(ステップS102)。すなわち、制御部330は、スナップショットを格納するSDVやSDPEを識別する。
ここで、制御部330は、空き容量がある場合には(ステップS103肯定)、スナップショットを格納する(ステップS104)。一方、制御部330は、空き容量がない場合には(ステップS103否定)、例えば、割当部331によってSDPEが割り当てられるのを待ち、割り当られた後に、スナップショットを格納する(ステップS104)。
また、バックアップ装置20では、割当部331は、スナップショットを格納する指示を受けると(ステップS201)、SDVやSDPEを増量すべきかを検知する(ステップS202)。ここで、割当部331は、SDVやSDPEを増量すべき(増量する必要がある)事を検知すると(ステップS202肯定)、増量すべき時点がある(増量すべき世代のSDVやSDPEがある)旨の情報をSDP設定部332に送る(ステップS203)。そして、割当部331は、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域がある場合には(ステップS204肯定)、SDPEを割り当てる(ステップS205)。一方、SDPの内未だ割り当てられていない記憶領域がない場合には(ステップS204否定)、例えば、割当部331は、SDP設定部332によってSDPが設定されるのを待ち、設定された後に、SDPEを割り当てる(ステップS205)。なお、割当部331は、SDVやSDPEを増量すべき(増量する必要がある)事を検知しないと(ステップS202否定)、処理を終了する。
また、バックアップ装置20では、SDP設定部332は、割当部331によってSDVやSDPEを増量すべき事が検知されると(ステップS202肯定)、増量すべき時点がある旨の情報を割当部331から受信する(ステップS301)。そして、SDP設定部332は、SDPを増量すべきかを検知する(ステップS302)。ここで、SDP設定部332は、SDPを増量すべき(増量する必要がある)事を検知すると(ステップS302肯定)、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域がある場合には(ステップS303肯定)、SDPを設定する(ステップS304)。一方、SDP設定部332は、空きの記憶領域がない場合には(ステップS303否定)、空きの記憶領域がない旨の情報をポリシ動作部333に送る。なお、SDP設定部332は、SDPを増量すべきと検知しないと(ステップS302否定)、処理を終了する。
また、バックアップ装置20では、ポリシ動作部333は、SDP設定部332によって空きの記憶領域がないとされた場合には(ステップS303否定)、空きの記憶領域がない旨の情報をSDP設定部33から受信する(ステップS401)。そして、ポリシ動作部333は、ポリシに基づいた処理を実行する(ステップS402)。
[SDP設定処理]
図11を用いて、実施例1におけるバックアップ装置のSDP設定処理による流れの一例を説明する。なお、図11は、実施例1におけるバックアップ装置によるSDP設定処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。なお、図11では、図10にて説明したSDP設定部332による処理について、詳述する。
図11に示すように、SDP設定部332は、増量すべき時点がある旨の情報を受信すると(ステップS501肯定)、つまり、SDVやSDPEを増量すべきと検知した旨の情報を受信すると、SDPが不足しているかを検知する(ステップS502)。つまり、SDP設定部332は、SDPを増量すべき状態であると検知する。ここで、SDP設定部332は、SDPが不足していると検知すると(ステップS502肯定)RAIDグループに空きの記憶領域があるかを判定する(ステップS503)。つまり、SDP設定部332は、SDPを設定することが許される空きの記憶領域がDisk200内にあるか否かを判定する。
ここで、SDP設定部332は、RAIDグループに空きの記憶領域があると判定すると(ステップS503肯定)、複数のRAIDグループ各々にSDPを設定する空きの記憶領域があるかを判定する(ステップS504)。そして、SDP設定部332は、複数のRAIDグループ各々にSDPを設定する空きの記憶領域がある場合には(ステップS504肯定)、一つのRAIDグループを決定し(ステップS505)、SDPを設定する(ステップS506)。つまり、決定したRAIDグループにSDPVを設定してSDPとして用いる。また、SDP設定部332は、複数のRAIDグループ各々にSDPを設定する空きの記憶領域がない場合には(ステップS504否定)、空き容量がある一つのRAIDグループにSDPを設定する(ステップS506)。
一方、上記したステップS502にて、SDPが不足しないと判定すると(ステップS502否定)、処理を終了する。また、上記したステップS503にて、空きの記憶領域がないと判定した場合には(ステップS503否定)、空きの記憶領域がない旨の情報をポリシ動作部333に送り(ステップS507)、処理を終了する。
[ポリシに基づいた処理]
次に、図12を用いて、実施例1におけるバックアップ装置によるポリシに基づいた処理の流れの一例を説明する。なお、図12は、実施例1におけるバックアップ装置によるポリシに基づいた処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。図11では、制御部330がスナップショットを記憶領域に格納する際に、コピー元ボリュームに管理者からの更新指示があり、その際、SDVが不足し、また、SDPが不足した場合を用いて説明する。
ポリシ動作部333は、容量が不足すると(ステップS601肯定)、つまり、容量がないと判定した旨の情報をSDP設定部332から受け付けると、ポリシ「Mail Send」設定ありかを判定する(ステップS602)。つまり、ポリシ動作部333は、管理者によって、ポリシ「Mail Send」を用いると設定されているかを判定する。ここで、ポリシ動作部333は、ポリシ「Mail Send」設定ありと判定すると(ステップS602肯定)、メールにて容量がない旨の情報を管理者に報知する(ステップS603)。
その後、ポリシ動作部333は、ポリシ「Mail Send」設定なしと判定し(ステップS602否定)、または、メールにて報知すると(ステップS603)、ポリシ「Delete Oldest Session」設定ありかを判定する(ステップS604)。つまり、ポリシ動作部333は、管理者によって、ポリシ「Delete Oldest Session」を用いると設定されているかを判定する。ここで、ポリシ動作部333は、ポリシ「Delete Oldest Session」設定ありと判定すると(ステップS604肯定)、最古のスナップショットを削除し(ステップS605)、所定の容量の空きの記憶領域を確保したかを判定する(ステップS606)。ここで、ポリシ動作部333は、所定の容量の空き領域を確保したと判定しない場合には(ステップS606否定)、所定の容量の空き領域を確保したと判定するまでステップS605とS606との処理を繰り返す。
なお、その後、例えば、SDP設定部332によって確保された空きの記憶領域にSDPが設定され、割当部331によってSDPEが割り当てられることによって、制御部330がスナップショットを記憶領域に格納し(ステップS607)、コピー元ボリュームが更新されることになる(ステップS608)。
一方、上記したステップS604において、ポリシ「Delete Oldest Session」設定なしと判定した場合には(ステップS604否定)、ポリシ動作部333は、ポリシ「Write Protect」設定ありかを判定する(ステップS609肯定)。つまり、ポリシ動作部333は、管理者によって、ポリシ「Write Protect」を用いると設定されているかを判定する。ここで、ポリシ動作部333は、ポリシ「Write Protect」設定ありと判定すると(ステップS609肯定)、書き込みを不可とする(ステップS610)。つまり、空きの記憶領域がないと判定された後スナップショットを格納不可とする。一方、ポリシ動作部333は、ポリシ「Write Protect」設定なしと判定すると(ステップS609否定)、例えば、制御部330は、スナップショットを記憶領域に格納する処理に失敗し(ステップS611)、その後、バックアップに失敗したままコピー元ボリュームが更新されることになる(ステップS612)。
[SDP移動処理]
次に、図13を用いて、実施例1におけるバックアップ装置によるSDP移動処理の流れを説明する。なお、図13は、実施例1におけるバックアップ装置によるSDP移動処理の流れを説明するためのフローチャートである。
SDP移動部334は、LUN新規作成や拡張する指示が管理者からあると(ステップS701肯定)、空き容量があるかを検知する(ステップS702)。つまり、SDP移動部334は、所定の空き記憶領域の容量を有する状態であるかを検知する。そして、SDP移動部334は、空き容量がないと検知すると(ステップS702否定)、つまり、所定の空き記憶領域の容量を有しない状態であると検知すると、対象RAIDグループにある記憶領域にSDPが設定されているかを検知する(ステップS703)。ここで、SDP移動部334は、SDPが設定されていると検知すると(ステップS703肯定)、他のRAIDグループに、設定されていたSDPの容量以上の空き容量があるかを検知する(ステップS704)。
ここで、SDP移動部334は、空き容量があると検知すると(ステップS704肯定)、SDP移動する(ステップS705)。つまり、SDP移動部334は、対象RAIDグループとは別のRAIDグループにある記憶領域の内、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域に移動する。その後、SDP移動部334によってSDPが移動されることによって生じた空き領域に、LUN新規作成や拡張が行われる(ステップS706)。また、同様に、上記したステップS702において、空き容量があると検知された場合にも(ステップS702肯定)、LUN新規作成や拡張が行われる(ステップS706)。
一方、上記したステップS703において、SDPが設定されていないと判定され(ステップS703否定)、または、上記したステップS704において、空き容量がないと検知されると(ステップS704否定)、LUN新規作成や拡張に失敗し(ステップS707)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、増量すべきSDVやSDPEを検知すると、増量すべきSDVやSDPEに、SDPからSDPEを割り当てる。また、SDPの容量を増量すべき状態かを検知し、増量すべき状態であると検知すると、いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域にSDPを設定するので、SDPを適切に設定することが可能である。
例えば、追加元領域の容量が足りなくなると、利用者によって新たに設定されるのを待たなくてはならなかった手法とは異なり、装置が自動で設定でき、その結果、利用者による設定を待たずに追加用の記憶領域を新たに割り当てることが可能である。
また、実施例1によれば、複数ある記憶装置の内任意の記憶装置にある記憶領域について、空き容量を増量すべき状態である場合に、対象記憶装置にある記憶領域に設定されたSDPを移動する。具体的には、対象記憶装置とは別の記憶装置にある記憶領域の内いずれの時点にも割り当てられていない空きの記憶領域に、SDPを移動するので、対象記憶装置にある空き容量を増量することが可能である。
また、実施例1によれば、対象記憶装置にある記憶領域に設定された追加元領域について、一つまたは複数の別の記憶装置にある記憶領域に分散して移動するので、例えば、一つの別の記憶装置に移動できない場合であっても、移動することが可能である。
また、実施例1によれば、追加元領域がなくなったとしても、追加元領域が不足する状態を回避することを目的としたポリシに基づいた処理を行うので、例えば、追加元領域が不足する状態を回避することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、その他の実施例にて実施されてよいものである。そこで、以下では、その他の実施例について説明する。
[OPC]
例えば、実施例1では、SnapOPCを前提として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他のバックアップ手法に対して実行してもよい。例えば、OPCであっても、バックアップデータを暗号化することにより、時点各々についてバックアップされるデータ量が異なり、追加用の記憶領域を用いる場合には、当該OPCに対して実施例1にて説明した追加用の記憶領域設定手法を実行してもよい。
[RAIDグループ]
また、例えば、実施例1では、複数のRAIDグループを備える手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つのRAIDグループのみを備えてもよい。また、RAIDグループではなく、RAIDグループを形成しない記憶装置を一つまたは複数備えてもよい。
[移動対象]
また、例えば、実施例1では、SDP移動部334が、SDPを移動する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、対象記憶装置内にあるSDVを移動してもよい。
[実施例の組み合わせについて]
また、実施例1では、SDPを自動設定する手法に加えて、(1)SDPを移動する手法や、(2)SDPを分散して移動する手法や、(3)ポリシに基づいた処理を行う手法を併せて実施する例について説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、SDPを自動設定する手法に加えて、(1)〜(3)の内一つまたは複数の手法を合わせて実施してもよい。なお、(2)の手法は、(1)の手法と併せて実施される。
[システム構成]
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、例えば、ポリシに基づいた処理を手動で行ってもよい。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については(例えば、図1、図2、図4〜図13)、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2を用いて説明すると、Disk200を分散して配置し、Disk200をネットワークを介して接続してもよい。
[プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図14を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するバックアッププログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。なお、図14は、実施例1に係るバックアップ装置のプログラムを説明するための図である。
図14に示すように、実施例1におけるバックアップ装置3000は、操作部3001、マイク3002、スピーカ3003、Disk3004、ディスプレイ3005、通信部3006、CPU(Central Processing Unit)3010を備える。また、バックアップ装置3000は、ROM(Read Only Memory)3011、HDD(Hard disk drive)3012、RAM(Random Access Memory)3013を備える。
また、バックアップ装置3000は、操作部3001、マイク3002、スピーカ3003、Disk3004、ディスプレイ3005、通信部3006、CPU3010、ROM3011、HDD3012、RAM3013をバス3009などで接続して構成されている。なお、Disk3004は、図2におけるDisk200に対応する。
ROM3011には、上記の実施例1で示した割当部331と、SDP設定部332と、ポリシ動作部333と、SDP移動部334と同様の機能を発揮する制御プログラム、つまり、図14に示すように、割当プログラム3011aと、SDP設定プログラム3011bと、ポリシ動作プログラム3011cと、SDP移動プログラム3011dとが予め記憶されている。なお、これらのプログラム3011a〜3011dについては、図2に示したバックアップ装置の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。
そして、CPU3010が、これらのプログラム3011a〜3011dをROM3011から読み出して実行することにより、図14に示すように、各プログラム3011a〜3011dについては、割当プロセス3010aと、SDP設定プロセス3010bと、ポリシ動作プロセス3010cと、SDP移動プロセス3010dとして機能するようになる。なお、各プロセス3010a〜3010dは、図2に示した、割当部331と、SDP設定部332と、ポリシ動作部333と、SDP移動部334とにそれぞれ対応する。
そして、HDD3012には、SDV管理情報テーブル3012aと、SDP管理情報テーブル3012bと、SDPE管理情報テーブル3012cとが設けられている。なお、各テーブル3012a〜3012cは、図2に示した、SDV管理情報記憶部321と、SDP管理情報記憶部322と、SDPE管理情報記憶部323とにそれぞれ対応する。
そして、CPU3010は、SDV管理情報テーブル3012aと、SDP管理情報テーブル3012bと、SDPE管理情報テーブル3012cとを読み出してRAM3013に格納し、RAM3013に格納されたSDV管理情報データ3013aと、SDP管理情報データ3013bと、SDPE管理情報データ3013cと、ポリシ情報データ3013dとを用いて、バックアッププログラムを実行する。
[その他]
プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
実施例1に係るバックアップ装置の概要を説明するための図である。 実施例1に係るバックアップ装置の構成を説明するためのブロック図である。 実施例1におけるSDVとSDPとSDPEとを説明するための図である。 実施例1におけるSDV管理情報記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるSDP管理情報記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるSDPE管理情報記憶部を説明するための図である。 実施例1におけるSDP設定部を説明するための図である。 実施例1におけるポリシ動作部が用いるポリシの一例を説明するための図である。 実施例1におけるSDP移動部を説明するための図である。 実施例1に係るバックアップ装置によるSDP設定に関する全体処理の一例を説明するための図である。 実施例1におけるバックアップ装置によるSDP設定処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 実施例1におけるバックアップ装置によるポリシに基づいた処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 実施例1におけるバックアップ装置によるSDP移動処理の流れを説明するためのフローチャートである。 実施例1に係るバックアッププログラムを実行するコンピュータの一例を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 Host
20 バックアップ装置
100 CA
200 Disk
300 CM
310 DA
320 記憶部
321 SDV管理情報記憶部
322 SDP管理情報記憶部
323 SDPE管理情報記憶部
330 制御部
331 割当部
332 SDP設定部
333 ポリシ動作部
334 SDP移動部

Claims (6)

  1. バックアップデータ格納領域として割り当てられた記憶領域に所定の時点におけるバッ
    クアップデータを格納するバックアップ装置であって、
    前記バックアップデータ格納領域として、予め割り当てられた記憶領域と追加用の記憶
    領域として割り当てることが許される追加元領域とを少なくとも有する記憶手段と、
    前記記憶手段に有する予め割り当てられた記憶領域の容量を増量すべき状態かを検知す
    る検知手段と、
    前記検知手段によって容量を増量すべき記憶領域が検知されると、検知された当該記憶
    領域に、前記記憶手段に有する追加用の記憶領域として設定された追加元領域の内未だ割
    り当てられていない記憶領域から記憶領域を割り当てる割当手段と、
    追加元領域の容量を増量すべき状態かを検知する追加元検知手段と、
    前記追加元検知手段によって増量すべき状態であると検知されると、前記記憶手段の内
    バックアップデータ格納領域として割り当てられていない空きの記憶領域に前記追加元領
    域を設定する設定手段と、
    複数ある記憶手段の内任意の記憶手段にある記憶領域内に、新たな記憶領域を設定すべ
    く、または既に設定した記憶領域を拡張すべく所定サイズの新たな空きの記憶領域を確保
    する場合に、当該所定サイズの空きの記憶領域の容量を有する状態かを検知する空き容量
    検知手段と、
    前記空き容量検知手段によって有しない状態であると検知されると、有しないと検知さ
    れた記憶手段である対象記憶手段にある記憶領域に設定された追加元領域について、当該
    対象記憶手段とは別の記憶手段にある記憶領域の内バックアップデータ格納領域として割
    り当てられていない空きの記憶領域に移動する移動手段と
    を備えることを特徴とするバックアップ装置。
  2. 前記移動手段は、対象記憶手段にある記憶領域に設定された追加元領域について、複数
    の別の記憶手段にある記憶領域に分散して移動することを特徴とする請求項1に記載のバ
    ックアップ装置。
  3. 前記追加元検知手段によって容量を増量すべき状態であると検知されると、前記設定手
    段によって追加元領域が設定されることが許される空きの記憶領域の容量を有する状態か
    を検知する記憶領域検知手段と、
    記憶領域検知手段によって有しない状態であると判定されると、スナップショットを格
    納する記憶領域が不足する状態を回避するポリシに基づいた処理を行う処理手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバックアップ装置。
  4. 前記処理手段によって用いられるポリシは、前記記憶領域検知手段によって有しない状
    態であると判定された旨を管理者に報知することによってスナップショットを格納する記
    憶領域が不足する状態を回避するポリシ、記憶領域内に格納されているスナップショット
    を最も古い時点についてのスナップショットから順に予め設定された容量となるまで削除
    することによってスナップショットを格納する記憶領域が不足する状態を回避するポリシ
    、または、前記記憶領域検知手段によって増量すべき状態であると判定された後スナップ
    ショットを格納不可とすることによってスナップショットを格納する記憶領域が不足する
    状態を回避するポリシに基づいた処理を行うことを特徴とする請求項3に記載のバックア
    ップ装置。
  5. バックアップデータ格納領域として割り当てられた記憶領域に所定の時点におけるバッ
    クアップデータを格納するバックアップ方法であって、
    前記バックアップデータ格納領域として、予め割り当てられた記憶領域と追加用の記憶
    領域として割り当てることが許される追加元領域とを少なくとも有する記憶部に有する予
    め割り当てられた記憶領域の容量を増量すべき状態かを検知する検知工程と、
    前記検知工程によって容量を増量すべき記憶領域が検知されると、検知された当該記憶
    領域に、前記記憶部に有する追加用の記憶領域として設定された追加元領域の内未だ割り
    当てられていない記憶領域から記憶領域を割り当てる割当工程と、
    追加元領域の容量を増量すべき状態かを検知する追加元検知工程と、
    前記追加元検知工程によって増量すべき状態であると検知されると、前記記憶部の内バ
    ックアップデータ格納領域として割り当てられていない空きの記憶領域に前記追加元領域
    を設定する設定工程と、
    複数ある記憶部の内任意の記憶部にある記憶領域内に、新たな記憶領域を設定すべく、
    または既に設定した記憶領域を拡張すべく所定サイズの新たな空きの記憶領域を確保する
    場合に、当該所定サイズの空きの記憶領域の容量を有する状態かを検知する空き容量検知
    工程と、
    前記空き容量検知工程によって有しない状態であると検知されると、有しないと検知さ
    れた記憶部である対象記憶部にある記憶領域に設定された追加元領域について、当該対象
    記憶部とは別の記憶部にある記憶領域の内バックアップデータ格納領域として割り当てら
    れていない空きの記憶領域に移動する移動工程と
    を含んだことを特徴とするバックアップ方法。
  6. バックアップデータ格納領域として割り当てられた記憶領域に所定の時点におけるバッ
    クアップデータであるスナップショットを格納する処理をコンピュータに実行させるバッ
    クアッププログラムであって、
    前記バックアップデータ格納領域として、予め割り当てられた記憶領域と追加用の記憶
    領域として割り当てることが許される追加元領域とを少なくとも有する記憶部に有する予
    め割り当てられた記憶領域の容量を増量すべき状態かを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップによって容量を増量すべき記憶領域が検知されると、検知された当該
    記憶領域に、前記記憶部に有する追加用の記憶領域として設定された追加元領域の内未だ
    割り当てられていない記憶領域から記憶領域を割り当てる割当ステップと、
    追加元領域の容量を増量すべき状態かを検知する追加元検知ステップと、
    前記追加元検知ステップによって増量すべき状態であると検知されると、前記記憶部の
    内バックアップデータ格納領域として割り当てられていない空きの記憶領域に前記追加元
    領域を設定する設定ステップと、
    複数ある記憶部の内任意の記憶部にある記憶領域内に、新たな記憶領域を設定すべく、
    または既に設定した記憶領域を拡張すべく所定サイズの新たな空きの記憶領域を確保する
    場合に、当該所定サイズの空きの記憶領域の容量を有する状態かを検知する空き容量検知
    ステップと、
    前記空き容量検知ステップによって有しない状態であると検知されると、有しないと検
    知された記憶部である対象記憶部にある記憶領域に設定された追加元領域について、当該
    対象記憶部とは別の記憶部にある記憶領域の内バックアップデータ格納領域として割り当
    てられていない空きの記憶領域に移動する移動ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするバックアッププログラム。
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