JP4883986B2 - 計算機システム、管理計算機及びデータリカバリ方法 - Google Patents

計算機システム、管理計算機及びデータリカバリ方法 Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ装置、ホスト計算機及び管理計算機を含む計算機システムに関し、特に、バックアップデータをリストアする技術に関する。
ホスト計算機及びストレージ装置を備える計算機システムは、突発的な事故又は災害等が発生しても、データの消失を防ぐ必要がある。そこで、計算機システムに備えられているストレージ装置のデータは、テープ又は別のディスクに保存(バックアップ)される。そして、計算機システムは、障害が発生すると、バックアップデータを用いて、データを復旧(リストア)する。
計算機システムは、RTO(Recovery Time Objective)及びRPO(Recovery Point Objective)を短縮して、データをリストアする必要がある。
RTOは、計算機システムの復旧処理に要する時間である。具体的には、RTOは、計算機システムが復旧した時刻と計算機システムが停止した時刻との差である。また、RPOは、計算機システムを復旧させたデータの鮮度を示す値である。具体的には、RPOは、計算機システムが停止した時刻と計算機システムを復旧させたチェックポイント(CP:CheckPoint)の時刻との差である。
リストア運用におけるRPO及びRTOを短縮する計算機システムが特許文献1に開示されている。これによると、ストレージ装置は、ホスト計算機から書き込み要求されたデータをボリュームに格納する度に、ジャーナルデータを記憶する。そして、当該計算機システムは、ストレージ装置が記憶しているジャーナルデータを用いて、データをリストアする。これによって、ホスト計算機によって実行されるアプリケーションがジャーナルデータを記憶しない場合であっても、当該計算機システムは、データをリストアできる。
特開2005−18738号公報
しかし、従来技術の計算機システムでは、ホスト計算機がデータをストレージ装置のボリュームに格納している最中に障害が発生すると問題が生じる。当該計算機システムは、データをリストアすると、データの不整合が発生してしまう。
そこで、実際の計算機システムに備えられているホスト計算機は、自身のメモリ上のデータをストレージ装置のボリュームに周期的に強制出力する。そして、当該計算機システムは、データを強制出力した時点をCPとして記録する。当該計算機システムは、CPにおけるジャーナルデータを用いて、データをリストアする。
ただし、CPの作成間隔は、アプリケーションごとに異なる。そのため、複数のアプリケーションを含む計算機システムのリストアでは、システム管理者は、それぞれのアプリケーションごとに適切なCPを選択しなければならない。よって、連携動作するアプリケーションを多数備える計算機システムをリストアする場合には、システム管理者の負担が大きいという問題があった。
本発明は、前述した問題に鑑みてなされたものであり、リストア運用におけるシステム管理者の負担を軽減する計算機システムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な実施形態によれば、一つ以上のストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続される一つ以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置及び前記ホスト計算機に接続される管理計算機と、を備える計算機システムであって、前記ストレージ装置は、前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスクドライブと、を備え、前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、を備え、前記管理計算機は、他の装置に接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、前記ディスクドライブの記憶領域は、第1論理記憶領域、第2論理記憶領域、第3論理記憶領域、及び第4論理記憶領域を含み、前記第2プロセッサは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを実行し、前記実行された第1アプリケーションは、前記第1論理記憶領域にデータを格納し、前記実行された第2アプリケーションは、前記第2論理記憶領域にデータを格納し、前記第1プロセッサは、前記第1アプリケーションによって前記第1論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第1論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第1ジャーナルデータを作成し、前記作成された第1ジャーナルデータを前記第3論理記憶領域に格納し、前記第3論理記憶領域に格納された前記第1ジャーナルデータを用いて前記第1論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第1チェックポイントを所定の第1タイミングで前記第1メモリに作成し、前記第2プロセッサは、前記第2アプリケーションによって前記第2論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第2論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第2ジャーナルデータを作成し、前記作成された第2ジャーナルデータを前記第4論理記憶領域に格納し、前記第4論理記憶領域に格納された前記第2ジャーナルデータを用いて前記第2論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第2チェックポイントを、前記第1タイミングと異なる第2タイミングで前記第2メモリに作成し、前記第3メモリは、同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域の識別子及び前記第2論理記憶領域の識別子と、前記同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域及び前記第2論理記憶領域の一方をマスタ論理記憶領域として指定する指定データと、RPOの許容値と、前記マスタ論理記憶領域のチェックポイントと、前記マスタ論理記憶領域と同じリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域のチェックポイントとの時間差の許容値と、を登録したテーブルを予め保持し、前記第3プロセッサは、第1チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ストレージ装置に送信し、前記第2チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ホスト計算機に送信し、前記第1チェックポイント及び前記第2チェックポイントを取得し、前記リカバリグループを特定可能なリカバリグループ名、及び、前記リカバリが必要となるイベントの発生時刻を特定可能な発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域を特定し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域を特定し、前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記RPO許容値及び前記時間差の許容値を特定し、前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記入力された発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻から、前記発生時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定するとともに、前記特定したマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻を抽出し、前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から、当該時刻に前記特定された時間差の許容値を加算した時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定し、前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記時間差の許容値を減算した時刻、及び、前記発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻のうち、遅い時刻を選択し、前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記選択された遅い時刻から前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定することを特徴とする。
本発明の代表的な実施形態によれば、計算機システムのリストア運用におけるシステム管理者の負担を軽減できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の計算機システムのブロック図である。
計算機システムは、ホスト計算機10000、ストレージ装置20000、管理計算機40000及び管理端末70000を備える。なお、ホスト計算機10000は、一台を図示しているが、複数備えられていてもよい。同様に、ストレージ装置20000は、一台を図示してるが、複数備えられていてもよい。
ホスト計算機10000とストレージ装置20000とは、ストレージネットワーク50000で接続されている。ストレージネットワーク50000は、例えば、ファイバチャネルプロトコルを用いたネットワークであり、一台以上の接続装置を含んでいてもよい。
また、ホスト計算機10000及びストレージ装置20000は、管理ネットワーク60000を介して管理計算機40000に接続されている。同様に、ホスト計算機10000及びストレージ装置20000は、管理ネットワーク60000を介して管理端末70000に接続されている。管理ネットワーク60000は、例えば、IPプロトコルを用いたネットワークであり、一台以上の接続装置を含んでいてもよい。
ホスト計算機10000は、図2で後述するが、ストレージ装置20000にデータを書き込む。なお、ホスト計算機10000は、ストレージ装置20000の記憶領域を、論理記憶領域(LU:Logical Unit)単位で認識する。ストレージ装置20000は、図3で後述するが、ホスト計算機10000から書き込み要求されたデータを記憶する。
管理計算機40000は、図5で後述するが、ホスト計算機10000及びストレージ装置20000を管理する。
管理端末70000は、図6で後述するが、管理計算機40000にプログラムの実行を要求する。つまり、システム管理者は、管理端末70000を操作することによって、遠隔に存在する管理計算機40000にプログラムの実行を要求できる。管理計算機40000は、管理端末70000から要求を受けると、要求されたプログラムを実行する。
なお、管理計算機40000は、システム管理者に直接操作されることによって、プログラムを実行してもよい。
図2は、第1の実施の形態のホスト計算機10000のブロック図である。
ホスト計算機10000は、プロセッサ11000、メモリ12000、I/Oポート13000、管理ポート14000、出力部15000及び入力部16000を備える。
プロセッサ11000、メモリ12000、I/Oポート13000、管理ポート14000、出力部15000及び入力部16000は、内部バス17000によって互いに接続されている。
I/Oポート13000は、ストレージネットワーク50000に接続される。I/Oポート13000は、一つを図示しているが、複数備えられていてもよい。管理ポート14000は、管理ネットワーク60000に接続される。
出力部15000は、例えば、ディスプレイ等であり、処理結果等の情報を出力する。入力部16000は、例えば、キーボード又はマウス等であり、情報が入力される。
プロセッサ11000は、メモリ12000に記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
メモリ12000は、プロセッサ11000によって実行されるプログラム及びプロセッサ11000によって必要とされる情報を記憶する。メモリ12000は、OS(図示省略。)、データベース管理システム(DBMS)12100、アプリケーション12200、リカバリマネージャプログラム12300、CP指示プログラム12400及びLU管理テーブル12500を記憶している。
OSは、当該ホスト計算機10000の全体を制御する。
DBMS12100は、ストレージ装置20000に対して、データを読み書きする。DBMS12100は、ジャーナル作成プログラム(JNL作成プログラム)12110及びCPテーブル12120を含む。
なお、本実施の形態では、DBMS12100は、ストレージ装置20000の「LU1」にデータを格納する。そして、DBMS12100のJNL作成プログラム12110は、「LU1」のJNLデータを、ストレージ装置20000の「LU2」に格納する。
JNL作成プログラム12110は、DBMS12100によるデータベースの更新状況を記録する。CPテーブル12120は、図8で後述するが、システム管理者又はDBMS12100の指示によって作成されたチェックポイント(CP)に関する情報を管理する。
アプリケーション12200は、DBMS12100と連携して各種処理を行う。なお、本実施の形態では、アプリケーション12200は、ストレージ装置20000の「LU3」にデータを格納する。そして、ストレージ装置20000は、「LU3」のJNLデータを、自身の「LU5」に格納する。
リカバリマネージャプログラム12300は、ストレージ装置が備えるJNL作成プログラムと連携して動作する。CP指示プログラム12400は、CPの作成をストレージ装置20000に指示する。
LU管理テーブル12500は、図7で後述するが、当該ホスト計算機10000がアクセスするストレージ装置20000のLUに関する情報である。
図3は、第1の実施の形態のストレージ装置20000のブロック図である。
ストレージ装置20000は、コントローラ21000、メモリ22000、I/Oポート23000、管理ポート24000、データボリューム(データVOL)25000、基底ボリューム(基底VOL)26000及びジャーナルボリューム(JNL VOL)27000を備える。
メモリ22000、I/Oポート23000、管理ポート24000、データVOL25000、基底VOL26000及びJNL VOL27000は、コントローラ21000を介して互いに接続されている。
I/Oポート23000は、ストレージネットワーク50000に接続される。I/Oポート23000は、一つを図示しているが、複数備えられていてもよい。管理ポート24000は、管理ネットワーク60000に接続される。
コントローラ21000は、メモリ22000に記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を行う。コントローラ21000は、当該ストレージ装置20000の全体を制御する。
データVOL25000は、ホスト計算機10000から書き込み要求されたデータを記憶する。基底VOL26000は、JNL作成開始時のデータVOL25000の複製である。JNL VOL27000は、図4A及び図4Bで後述するが、ジャーナルデータ(JNLデータ)を記憶する。
なお、データVOL25000、基底VOL26000及びJNL VOL27000は、それぞれ一つずつを図示しているが、複数備えられていてもよい。また、データVOL25000、基底VOL26000及びJNL VOL27000は、一台のハードディスクによって構成されてもよいし、複数台のハードディスクによるRAID構成であってもよい。また、データVOL25000、基底VOL26000及びJNL VOL27000をまとめて、VOLと呼ぶ。
メモリ22000は、マイクロプログラム22100、VOLテーブル22200、JNL VOLテーブル22300及びCPテーブル22500を記憶している。
マイクロプログラム22100は、当該ストレージ装置20000の全体を制御する。また、マイクロプログラム22100は、JNL作成プログラム22110を含む。
JNL作成プログラム22110は、JNL作成対象のデータVOL25000の更新状況を記録する。例えば、JNL作成プログラム22110には、例えば、特許文献1に記載されている技術が適用される。
VOLテーブル22200は、図9で後述するが、当該ストレージ装置20000のVOLに関する情報である。
JNL VOLテーブル22300は、図10で後述するが、データVOL25000とJNL VOL27000との対応を示す。CPテーブル22500は、システム管理者又はJNL作成プログラム22110の指示によって作成されたCPに関する情報を示す。なお、JNL VOLテーブル22300及びCPテーブル22500は、JNL作成プログラム22110に使用される。
図4Aは、第1の実施の形態のストレージ装置20000のJNL VOL27000の説明図である。
JNL VOL27000は、データ領域27200及びヘッダ領域27100を含む。
データ領域27200は、JNL作成対象のデータVOL25000に書き込まれたデータ(ホストライトデータ)をJNLデータ27110として記憶する。ヘッダ領域27100は、当該JNLデータ27110に関する情報(JNLヘッダ)27210を記憶する。
図4Bは、第1の実施の形態のJNLヘッダ27210の説明図である。
JNLヘッダ27210は、順序番号27111、作成時刻27112と、データVOLアドレス27113、データ長27114及びJNL VOLデータ領域アドレス27115を含む。
順序番号27111は、当該ホストライトデータがデータVOL25000に書き込まれた順番である。作成時刻27112は、当該ホストライトデータがデータVOL25000に書き込まれた時刻である。データVOLアドレス27113は、データVOL25000における当該ホストライトデータのアドレスである。データ長27114は、当該ホストライトデータのデータ量である。JNL VOLデータ領域アドレス27115は、JNL VOL27000における当該ホストライトデータのアドレスである。
ホストライトデータがデータVOL25000に書き込まれると、JNL作成プログラム22110は、JNL VOL27000のヘッダ領域27210にJNLヘッダ27110を作成する。
次に、JNL作成プログラム22110は、作成したJNLヘッダ27110に、順序番号27111、作成時刻27112、データVOLアドレス27113、データ長27114及びJNL VOLデータ領域アドレス27115を格納する。
次に、JNL作成プログラム22110は、格納したJNL VOLデータ領域アドレス27115を先頭とする記憶領域に、ホストライトデータをJNLデータ27110として格納する。
図5は、第1の実施の形態の管理計算機40000のブロック図である。
管理計算機40000は、プロセッサ41000、メモリ42000、管理ポート44000、出力部45000及び入力部46000を備える。
プロセッサ41000、メモリ42000、管理ポート44000、出力部45000及び入力部46000は、内部バス47000によって互いに接続される。
管理ポート44000は、管理ネットワーク60000に接続される。
出力部45000は、例えば、ディスプレイ等であり、処理結果等の情報を出力する。入力部46000は、例えば、キーボード又はマウス等であり、情報が入力される。
プロセッサ41000は、メモリ42000に記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
メモリ42000は、プロセッサ41000によって実行されるプログラム及びプロセッサ41000によって必要とされる情報を記憶する。メモリ42000は、OS(図示省略。)、構成情報収集プログラム42100、リカバリグループ管理プログラム42200、CPコーディネートプログラム42300、入出力プログラム42400、装置テーブル43100、リカバリグループテーブル43200、CPグループテーブル43300及びCP履歴テーブル43400を記憶している。
OSは、当該管理計算機40000の全体を制御する。構成情報収集プログラム42100は、当該管理計算機40000が管理する装置の構成に関する情報を取得する。
リカバリグループ管理プログラム42200は、リカバリグループテーブル43200に基づいて、LUをリカバリグループ単位で管理する。
CPコーディネートプログラム42300は、システム管理者によって指定されたリカバリ条件に従って、リカバリグループに属するLUごとにCPを決定する。そして、決定したCPでリカバリする。
入出力プログラム42400は、入力部46000からの情報を受け付ける。また、入出力プログラム42400は、処理結果等の情報を出力部45000から出力する。
装置テーブル43100は、図12で後述するが、当該管理計算機40000が管理する装置に関する情報である。
リカバリグループテーブル43200は、図13で後述するが、リカバリグループに関する情報を示す。リカバリグループテーブル43200は、リカバリグループ管理プログラム42200及びCPコーディネートプログラム42300に使用される。
なお、リカバリグループは、連携して動作するアプリケーションがデータを格納するLUで構成される。本実施の形態では、リカバリグループは、ホスト計算機10000のDBMS12100によってデータが格納されるLU及びホスト計算機10000のアプリケーション12200によってデータが格納されるLUを含む。
CPグループテーブル43300は、図14で後述するが、CPグループに関する情報を示す。CPグループテーブル43300は、リカバリグループ管理プログラム42200及びCPコーディネートプログラム42300に使用される。
なお、CPグループは、リカバリグループに属するそれぞれのLUのCPの集合である。
CP履歴テーブル43400は、図15で後述するが、LUのCPに関する情報の履歴を管理する。
図6は、第1の実施の形態の管理端末70000のブロック図である。
管理端末70000は、プロセッサ71000、メモリ72000、管理ポート74000、出力部75000及び入力部76000を備える。
プロセッサ71000、メモリ72000、管理ポート74000、出力部75000及び入力部76000は、内部バス77000によって互いに接続されている。
管理ポート74000は、管理ネットワーク60000に接続される。
出力部75000は、例えば、ディスプレイ等であり、処理結果等の情報を出力する。入力部76000は、例えば、キーボード又はマウス等であり、情報が入力される。
プロセッサ71000は、メモリ72000に記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
メモリ72000は、プロセッサ71000によって実行されるプログラム及びプロセッサ71000によって必要とされる情報を記憶する。メモリ72000は、OS(図示省略。)及び入出力プログラム72400を記憶している。
OSは、当該管理端末70000の全体を制御する。
入出力プログラム72400は、入力部76000からの情報を受け付ける。また、入出力プログラム72400は、処理結果等の情報を出力部75000から出力する。更に、入出力プログラム72400は、管理計算機40000にプログラムの実行を要求する。
図7は、第1の実施の形態のホスト計算機10000のLU管理テーブル12500の構成図である。
LU管理テーブル12500は、LU ID12505、容量12510及びVOL情報12515を含む。
LU ID12505は、LUをホスト計算機10000が一意に識別する識別子である。容量12510は、当該LUの記憶容量である。
VOL情報12515は、当該LUに対応するVOLの情報である。具体的には、ホスト計算機10000は、当該LUに対してSCSIのInquiryコマンドを発行することによって取得した値を、VOL情報12515に格納する。
図8は、第1の実施の形態のホスト計算機10000のDBMS12100のCPテーブル12120の構成図である。
CPテーブル12120は、対象LU ID12121、CP ID12122及び時刻12123を含む。
対象LU ID12121は、DBMS12100がデータを格納するデータVOL25000に対応するLUの一意な識別子である。CP ID12122は、当該LUのCPをホスト計算機10000が一意に識別する識別子である。
時刻12123は、当該CPが作成された時刻である。
図9は、第1の実施の形態のストレージ装置20000のVOLテーブル22200の構成図である。
VOLテーブル22200は、VOL ID22210、ホスト割当22220及び容量22230を含む。
VOL ID22210は、VOLをストレージ装置20000が一意に識別する識別子である。
ホスト割当22220は、当該VOLがホスト計算機10000に割り当てられているかどうかを示す。当該VOLがホスト計算機10000に割り当てられている場合、ホスト割当22220には「有」が格納される。当該VOLがホスト計算機10000に割り当てられていない場合、ホスト割当22220には「無」が格納される。
容量22230は、当該VOLの記憶容量である。
図10は、第1の実施の形態のストレージ装置20000のJNL VOLテーブル22300の構成図である。
JNL VOLテーブル22300は、VOLグループID22310、データVOL ID22320及びJNL VOL ID22330を含む。
VOLグループID22310は、データVOL25000、基底VOL26000及びJNL VOL27000を含むVOLグループの一意な識別子である。
データVOL ID22320は、当該VOLグループに属するデータVOL25000の一意な識別子である。JNL VOL22330は、当該データVOL25000のJNLデータを記憶するJNL VOL27000の一意な識別子である。
図11は、第1の実施の形態のストレージ装置20000のCPテーブル22500の構成図である。
CPテーブル22500は、VOLグループID22510、データVOL ID22520、CP ID22530、順序番号22535、基底VOL ID22540及び時刻22550を含む。
VOLグループID22510は、データVOL25000、基底VOL26000及びJNL VOL27000を含むVOLグループの一意な識別子である。
データVOL ID22520は、当該VOLグループに属するデータVOL25000の一意な識別子である。
CP ID22530は、当該データVOL22520のCPをストレージ装置20000が一意に識別する識別子である。順序番号22535は、当該CP作成時におけるJNLデータの順序番号である。
基底VOL ID22540は、当該CPでリストアする際に使用される基底VOL26000の一意な識別子である。
基底VOL26000は、JNL作成開始時点のデータVOL25000の複製である。なお、基底VOL26000は、JNL作成開始時以降の任意時点のデータVOL25000の複製であってもよい。
例えば、基底VOL26000は、CP作成時点のデータVOL25000の複製とする。この場合、ストレージ装置20000は、記憶容量等のリソースを余分に消費するが、RTOを短縮できる。なぜなら、ストレージ装置20000は、リストアする際に、JNL作成開始時点まで遡る必要がなくなるからである。
本実施例の形態のCPテーブル22500によると、ストレージ装置20000は、CP ID22530が「ST1−16」のCPの作成時に、VOL IDが「st1v31」の基底VOL26000を新たに作成している。
これによって、ストレージ装置20000は、CP ID22530が「ST1−16」から「ST1−21」までのCPでリストアする際には、「st1v31」の基底VOL26000を用いる。
時刻22550は、当該CPが作成された時刻である。
本実施の形態のCPテーブル22500には、15個のCPが登録されている。
例えば、CP ID22530が「ST1−10」のCPを説明する。当該CPは、「2005年1月1日9時00分」に作成されたものである。また、当該CPが作成された時点のJNLの順序番号22535は、「100番」である。また、当該CPでリストアする際に使用される基底VOLのID22540は、「st1v30」である。
図12は、第1の実施の形態の管理計算機40000の装置テーブル43100の構成図である。
装置テーブル43100は、装置ID43110、種別43120、装置情報43130及びIPアドレス43140を含む。
装置ID43110は、管理計算機40000が管理する装置の一意な識別子である。種別43120は、当該装置の種類である。具体的には、種別43120は、当該装置がホスト計算機10000又はストレージ装置20009のいずれであるかを示す。
装置情報43130は、当該装置の詳細に関する情報である。具体的には、装置情報43130は、当該装置のベンダ名、モデル名及びシリアル番号等を含む。
IPアドレス43140は、当該装置と通信するためのアドレス情報である。
なお、装置テーブル43100は、システム管理者によって予め作成されてもよいし、ストレージネットワーク50000又は管理ネットワーク60000に存在するネームサービスなどによって自動的に作成されてもよい。
図13は、第1の実施の形態の管理計算機40000のリカバリグループテーブル43200の構成図である。
リカバリグループテーブル43200は、リカバリグループID43210、リカバリグループ名43220、対象LU43230、マスタLU43240、CP作成43250、CP情報取得43260、リカバリ実行コマンド43270、RPO最悪値43280及びCP時間差43290を含む。
リカバリグループID43210は、リカバリグループを管理計算機40000が一意に識別する識別子である。リカバリグループ名43220は、当該リカバリグループの名称である。システム管理者は、リカバリグループ名43220によって、リカバリグループを識別する。
対象LU43230は、当該リカバリグループに所属するLUの一意な識別子及び当該LUにデータを格納するホスト計算機10000の一意な識別子を含む。
マスタLU43240は、当該LUがマスタLUであるかどうかを示す。当該LUがマスタLUの場合、マスタLU43240には「X」が格納される。一方、当該LUがマスタLUでない場合、マスタLU43240には「N/A(Not Applicable)」が格納される。なお、マスタLUは、リカバリグループに属するLUの中からシステム管理者によって選択されたLUである。
CP作成43250は、当該LUに対するCPの作成コマンドを含む。更に、CP作成43250は、当該LUのCPの作成間隔を含む。
CP取得情報43260は、当該LUのCPに関する情報の取得コマンドを含む。更に、CP取得情報43260は、当該LUのCPに関する情報の取得間隔を含む。
リカバリ実行コマンド43270は、当該LUに対するリカバリの実行を要求する際に発行されるコマンドである。
RPO最悪値43280及びCP時間差43290は、システム管理者によって設定される。また、RPO最悪値43280及びCP時間差43290は、当該リカバリグループのリカバリ条件となる。
RPO最悪値43280は、当該リカバリグループのRPOの許容値である。なお、RPOは、計算機システムが停止した時刻と計算機システムを復旧させたCPの時刻との差である。
CP時間差43290は、当該リカバリグループに属するLUのCPの時間差の許容値である。
図14は、第1の実施の形態の管理計算機40000のCPグループテーブル43300の構成図である。
CPグループテーブル43300は、CPグループID43310、リカバリグループID43320、マスタCP43330、他CP43340、RPO43350及びCP時間差を含む。
CPグループID43310は、CPグループを管理計算機40000が一意に識別する識別子である。リカバリグループID43320は、当該CPグループの対象となるリカバリグループの一意な識別子である。
マスタCP43330は、当該CPグループのマスタLUのCPに関する情報である。具体的には、マスタCP43330は、当該リカバリグループに属するマスタLUの一意な識別子及び当該マスタLUが割り当てられているホスト計算機10000の一意な識別子を含む。更に、マスタCP43330は、当該マスタLUのCPの一意な識別子を含む。
他CP43340は、当該CPグループに属するマスタLU以外のLUのCPに関する情報である。具体的には、他CP43340は、当該リカバリグループに属するマスタLU以外のLUの一意な識別子及び当該LUが割り当てられているホスト計算機10000の一意な識別子を含む。更に、他CP43340は、当該LUのCPの一意な識別子を含む。
RPO43350は、当該CPグループによってリカバリした際のRPOである。CP時間差43360は、当該CPグループに属するCPの時間差である。
図15は、第1の実施の形態の管理計算機40000のCP履歴テーブル43400の構成図である。
CP履歴テーブル43400は、リカバリグループID43410、LU ID43420、マスタLU43430、CP ID43440及び時刻43450を含む。
リカバリグループID43410は、リカバリグループの一意な識別子である。LU ID43420は、当該リカバリグループに属するLUの一意な識別子である。
マスタLU43430は、当該LUがマスタLUであるかどうかを示す。当該LUがマスタLUの場合、マスタLU43430には「X」が格納される。一方、当該LUがマスタLUでない場合、マスタLU43430には「N/A(Not Applicable)」が格納される。
CP ID43440は、当該LUのCPの一意な識別子である。時刻43450は、当該CPが作成された時刻である。
次に、本実施の形態の計算機システムの処理を説明する。
まずは、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110のJNL作成処理を説明する。
ここでは、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110が、ホスト計算機10000がデータを格納するデータVOL25000のJNLを作成する場合を説明する。
システム管理者は、JNLの作成対象となるデータを記憶するデータVOL25000及び当該データVOL25000のJNLを記憶するJNL VOL27000を、管理計算機40000に指定する。すると、管理計算機40000は、ストレージ装置20000のJNL VOLテーブル22300を更新する。
具体的には、管理計算機40000は、重複しない値を、JNL VOLテーブル22300のグループID22310に格納する。次に、システム管理者から指定されたデータVOL25000の識別子を、JNL VOLテーブル22300のデータVOL ID22320に格納する。次に、システム管理者から指定されたJNL VOL27000の識別子を、JNL VOLテーブル22300のJNL VOL ID22330に格納する。
次に、システム管理者は、LUを指定して、JNLの作成開始を管理計算機40000に指示する。すると、管理計算機4000は、JNLの作成開始をホスト計算機10000のリカバリマネージャプログラム12300に要求する。
リカバリマネージャプログラム12300は、管理計算機40000から要求を受けると、JNL作成対象のデータVOL25000のJNLの作成開始を、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110に要求する。
本実施の形態では、システム管理者は、「LU3」のJNL作成開始を管理計算機40000に指示する。管理計算機40000は、指示を受けると、「LU3」のJNL作成開始をホスト計算機10000のリカバリマネージャプログラム12300に要求する。
すると、リカバリマネージャプログラム12300は、「LU3」とLU管理テーブル12500のLU ID12505とが一致するレコードを、LU管理テーブル12500から選択する。次に、選択したレコードから、VOL情報12515の「ストレージST1、v3」を抽出する。
次に、リカバリマネージャプログラム12300は、抽出したVOL情報12515に含まれる「ストレージST1」に対応するストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110に、抽出したVOL情報12515に含まれる「v3」のデータVOL25000のJNLの作成開始を要求する。
以後、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110は、当該データVOL25000のJNLを作成する。
具体的には、JNL作成プログラム22110は、ホスト計算機10000から「v3」のデータVOL25000への書き込み要求を受けると、書き込みデータ(ホストライトデータ)を、「v3」のデータVOL25000に格納する。次に、ホストライトデータを格納したデータVOL25000の識別子の「v3」とJNL VOLテーブル22300のデータVOL ID22320とが一致するレコードを、JNL VOLテーブル22300から選択する。次に、選択したレコードから、JNL VOL ID22330の「v5」を抽出する。そして、抽出した「v5」のJNL VOL27000にも、ホストライトデータを格納する。
以上のように、JNL作成プログラム22110は、JNL VOL27000を作成する。
ストレージ装置20000は、JNL VOL27000及び基底VOL26000を用いて、JNL作成開始時以降の任意時点のデータVOL25000をリストアできる。
次に、JNL作成中におけるCPの作成を説明する。
システム管理者は、LUを指定して、CPの作成を管理計算機40000に指示する。すると、管理計算機4000は、CPの作成をホスト計算機10000のリカバリマネージャプログラム12300に要求する。
リカバリマネージャプログラム12300は、管理計算機40000から要求を受けると、CP作成対象のデータVOL25000のCPの作成を、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110に要求する。
本実施の形態では、システム管理者は、CPを作成する「LU3」を指定して、CPの作成を管理計算機40000に指示する。管理計算機4000は、指示を受けると、「LU3」のCPの作成をホスト計算機10000のリカバリマネージャプログラム12300に要求する。
すると、リカバリマネージャプログラム12300は、指定された「LU3」とLU管理テーブル12500のLU ID12505とが一致するレコードを、LU管理テーブル12500から選択する。次に、選択したレコードから、VOL情報12515の「ストレージST1、v3」を抽出する。
次に、リカバリマネージャプログラム12300は、抽出したVOL情報12515に含まれる「ストレージST1」に対応するストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110に、抽出したVOL情報12515に含まれる「v3」のデータVOL25000のCPの作成を要求する。
すると、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110は、要求されたデータVOL25000のCPを作成する。次に、JNL作成プログラム22110は、CPテーブル22500に新たなエントリを作成する。そして、作成したCPに関する情報を、新たなエントリに格納する。
図16は、第1の実施の形態の管理計算機40000のリカバリグループ設定処理のフローチャートである。
まず、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面を表示する(S1100)。
図17は、第1の実施の形態の管理計算機40000が表示するリカバリグループ設定画面90000の説明図である。
リカバリグループ設定画面90000は、リカバリグループ名入力フィールド90010、ホスト名入力フィールド90015、LU ID入力フィールド90020、CP作成コマンド入力フィールド90025、CP情報取得フィールド90030、リカバリ実行コマンド入力フィールド90035、LU登録ボタン90040、マスタLU選択フィールド90045、RPO最悪値入力フィールド90040、CP時間差入力フィールド90050及びリカバリグループ作成承認ボタン90060を含む。
リカバリグループ設定画面90000のそれぞれのフィールドには、システム管理者によって値が入力される。
リカバリグループ名入力フィールド90010には、システム管理者が登録を要求するリカバリグループの名称が入力される。LU ID入力フィールド90020には、当該リカバリグループに所属させるLUの識別子が入力される。ホスト名90015には、当該LUにデータを格納するホスト計算機の一意な識別子が入力される。
CP作成コマンド入力フィールド90025には、当該LUに対するCPの作成コマンドが入力される。更に、CP作成コマンド入力フィールド90025には、当該LUに対するCPの作成間隔が入力される。
CP情報取得コマンドフィールド90030には、当該LUのCPに関する情報の取得コマンドが入力される。更に、CP情報取得コマンド入力フィールド90030には、当該LUのCPに関する情報の取得間隔が入力される。
リカバリ実行コマンド入力フィールド90035には、当該LUのリカバリを要求する際に発行されるコマンドが入力される。
LU登録ボタン90040が操作されると、管理計算機40000は、LU ID入力フィールド90020に入力された値に対応するLUを、当該リカバリグループに登録する。
すると、管理計算機40000は、ホスト名入力フィールド90015及びLU ID入力フィールド90020に入力された値を、マスタLU選択フィールド90045の登録済みLUに格納する。
なお、LU登録ボタン90040が操作される時には、LU ID入力フィールド90020、CP作成コマンド入力フィールド90025及びCP情報取得コマンド入力フィールド90030には、値が格納されていなければならない。それ以外の入力フィールドに値が格納されずにLU登録ボタン90040が操作されると、管理計算機40000は、当該入力フィールドに所定値が入力されたものとする。
マスタLU選択フィールド90045では、システム管理者によってマスタLUが選択される。具体的には、システム管理者は、マスタLU選択フィールド90045の登録済みLUの中から、マスタLUを選択する。
RPO最悪値入力フィールド90040及びCP時間差入力フィールド90050には、リカバリ条件が入力される。
RPO最悪値入力フィールド90040には、当該リカバリグループのRPOの許容値が入力される。CP時間差入力フィールド90050には、当該リカバリグループに属するLUのCPの時間差の許容値が入力される。
リカバリ設定要求ボタン90060が操作されると、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000に入力された情報に基づいて、リカバリグループテーブル43200を更新する。
ここで、図16に戻る。
管理者は、管理計算機40000が表示したリカバリグループ設定画面90000に値を入力する。すると、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000に入力された値に基づいて、リカバリグループテーブル432000を更新する(S1105)。
具体的には、管理計算機40000は、重複しない値を、リカバリグループテーブル43200のリカバリグループID43210に格納する。次に、リカバリグループ設定画面90000のリカバリグループ名入力フィールド90010に入力された値を、リカバリグループテーブル43200のリカバリグループ名43220に格納する。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000のホスト名入力フィールド90015及びLU ID入力フィールド90020に入力された値を、リカバリグループテーブル43200の対象LU43230に格納する。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000のマスタLU選択フィールド90045に基づいて、当該LUがマスタLUであるかどうかを判定する。当該LUがマスタLUであると、管理計算機40000は、リカバリグループテーブル43200のマスタLU43240に「X」を格納する。一方、当該LUがマスタLUでないと、管理計算機40000は、リカバリグループテーブル43200のマスタLU43240に「N/A」を格納する。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000のCP作成コマンド入力フィールド90025に入力された値を、リカバリグループテーブル43200のCP作成43250に格納する。次に、リカバリグループ設定画面90000のCP情報取得コマンド入力フィールド90030に入力された値を、リカバリグループテーブル43200のCP情報取得43260に格納する。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000のリカバリ実行コマンド入力フィールド90035に入力された値を、リカバリグループテーブル43200のリカバリ実行コマンド43270に格納する。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループ設定画面90000のRPO最悪値入力フィールド90040に入力された値を、リカバリグループテーブル43200のRPO最悪値43280に格納する。次に、リカバリグループ設定画面90000のCP時間差入力フィールド90050に入力された値を、リカバリグループテーブル43200のCP時間差43290に格納する。
以上のように、管理計算機40000は、リカバリグループテーブル432000を更新する。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループテーブル43200に基づいて、リカバリグループに属するアプリケーションのCPを周期的に作成する。また、管理計算機40000は、リカバリグループテーブル43200に基づいて、CPに関する情報を定期的に取得する(S1110)。そして、収集した情報を、CP履歴テーブルに格納する。
ここでは、図13に示すリカバリグループテーブル43200に基づく管理計算機40000の処理を説明する。
管理計算機40000は、「LU1」にCP作成コマンド「xxx1」を発行することによって、「LU1」のCPを35分ごとに作成する。また、管理計算機40000は、「LU1」にCP情報取得コマンド「yyy1」を発行することによって、ホスト計算機10000のCPテーブル12120から、CPに関する情報を60分ごとに取得する。そして、取得した情報を、CP履歴テーブル43400に格納する。
具体的には、管理計算機40000は、前回のCP情報取得コマンド発行後に追加された新たなレコードを、ホスト計算機10000のCPテーブル12120から抽出する。次に、抽出した新たなレコードの対象LU ID12121を、CP履歴テーブル43400のLU ID43420に格納する。
次に、管理計算機40000は、抽出した新たなレコードのCP ID12122を、CP履歴テーブル43400のCP ID43440に格納する。次に、抽出した新たなレコードの時刻12123を、CP履歴テーブル43400の時刻43450に格納する。
次に、管理計算機40000は、抽出したレコードの対象LU ID12121とリカバリグループテーブル43200の対象LU43230とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードから、マスタLU43240を抽出する。次に、抽出したマスタLU43240を、CP履歴テーブル43400のマスタLU43430に格納する。
以上のように、管理計算機40000は、ホスト計算機10000のCPテーブル12120から取得した情報を、CP履歴テーブル43400に格納する。
同様に、管理計算機40000は、「LU3」にCP作成コマンド「xxx2」を発行することによって、「LU3」のCPを10分ごとに作成する。また、管理計算機40000は、「LU3」にCP情報取得コマンド「yyy2」を発行することによって、ストレージ装置20000のCPテーブル22500から、CPに関する情報を60分ごとに取得する。そして、取得した情報を、CP履歴テーブル43400に格納する。
具体的には、管理計算機40000は、前回のCP情報取得コマンド発行後に追加された新たなレコードを、ストレージ装置20000のCPテーブル22500から抽出する。次に、抽出したレコードのデータVOL ID22520に対応するLU IDを、CP履歴テーブル43400のLU ID43420に格納する。
次に、管理計算機40000は、抽出したレコードのCP ID22530を、CP履歴テーブル43400のCP ID43440に格納する。次に、抽出したレコードの時刻22550を、CP履歴テーブル43400の時刻43450に格納する。
次に、管理計算機40000は、抽出したレコードのデータVOL ID22520に対応するLU IDとリカバリグループテーブル43200の対象LU43230とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードから、マスタLU43240を抽出する。次に、抽出したマスタLU43240を、CP履歴テーブル43400のマスタLU43430に格納する。
以上のように、管理計算機40000は、ストレージ装置20000のCPテーブル22500から取得した情報を、CP履歴テーブル43400に格納する。
図18A及び図18Bは、第1の実施の形態の管理計算機40000のCPコーディネートプログラム42300の処理のフローチャートである。
まず、管理計算機40000は、CPグループ設定画面を表示する。
図19は、第1の実施の形態の管理計算機40000が表示するCPグループ設定画面91000の説明図である。
CPグループ設定画面91000は、リカバリグループ名入力フィールド91010、リカバリイベント発生時刻入力フィールド91020、イベント名入力フィールド91025及びCPグループ設定ボタン91035を含む。
リカバリグループ名入力フィールド91010には、システム管理者がリカバリを要求するリカバリグループの名称が入力される。
リカバリイベント発生時刻入力フィールド91020には、当該リカバリグループにリカバリイベントが発生した時刻が入力される。また、イベント名入力フィールド91025には、当該リカバリグループに発生したイベント名が入力される。
なお、システム管理者は、リカバリイベント発生時刻入力フィールド91020又はイベント名入力フィールド91025の一方に、値を入力すればよい。本説明図では、リカバリイベント発生時刻入力フィールド91020に、「2005年1月1日11:10」が入力されている。
CPグループ設定ボタン91035が操作されると、管理計算機40000は、当該CPグループ設定画面91000に入力された値に基づいて、リカバリする。
ここで、図18Aに戻る。
管理計算機40000は、表示したCPグループ設定画面91000に入力された値を取得する(S1200)。具体的には、管理計算機40000は、CPグループ設定画面91000から、リカバリグループ名及びイベント発生時刻を取得する。
次に、管理計算機40000は、取得したリカバリグループ名に対応するリカバリグループのCPに関する最新の情報を取得する。
具体的には、管理計算機40000は、取得したリカバリグループ名とリカバリグループテーブル43200のリカバリグループ名43220とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードから、対象LU43230をすべて抽出する。
そして、管理計算機40000は、抽出した対象LU43230に対応するLUのCPに関する情報を取得する。そして、取得したCPに関する情報を、CP履歴テーブル43400に格納する。なお、CPに関する情報の取得処理及びCP履歴テーブル43400への格納処理は、管理計算機40000のリカバリグループ設定処理(図16)のステップS1110で説明した処理と同一である。
次に、管理計算機40000は、ステップS1200で取得したリカバリグループ名及びリカバリイベント発生時刻に基づいて、CPグループの決定処理で用いるパラメータを決定する(S1205)。当該パラメータは、マスタLUの識別子、その他のLUの識別子、リカバリイベント発生時刻(T)、RPO最悪値(t1)及びCP時間差(t2)を含む。
具体的には、管理計算機40000は、ステップS1200で取得したリカバリグループ名とリカバリグループテーブル43200のリカバリグループ名43220とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードの中から、マスタLU43240に「X」が格納されているレコードを特定する。次に、特定したレコードから、対象LU43230を抽出する。そして、抽出した対象LU43230を、パラメータの一つであるマスタLUの識別子とする。
次に、管理計算機40000は、リカバリグループ名43200が一致したレコードの中から、マスタLU43240に「N/A」が格納されているレコードを特定する。次に、特定したレコードから、対象LU43230を抽出する。そして、抽出した対象LU43230を、パラメータの一つであるその他のLUの識別子とする。
次に、管理計算機40000は、ステップS1200で取得したイベント発生条件(T)をパラメータの一つとする。
次に、管理計算機40000は、選択したレコードから、RPO最悪値43280を抽出する。そして、抽出したRPO最悪値(t1)43280を、パラメータの一つとする。
次に、管理計算機40000は、選択したレコードから、CP時間差43290を抽出する。そして、抽出したCP時間差(t2)43290を、パラメータの一つとする。
以上のように、管理計算機40000は、リカバリグループテーブル43200を参照することによって、パラメータを決定する。例えば、マスタLUの識別子を「LU1」に、他のLUの識別子を「LU3」に、リカバリイベント発生時刻(T)を「2005年1月1日11:10」に、RPO最悪値(t1)を「60分」に、CP時間差(t2)を10分に決定する。
次に、管理計算機40000は、時刻(T−t1)から時刻Tまでの間に作成されたマスタLUのCPをすべて特定する。次に、特定したマスタLUのCPを順番にすべて選択する。次に、選択したCPの作成時刻(t3)を、CP履歴テーブル43400から抽出する(S1210)。そして、選択したCPに対して、ステップS1215からステップS1230までを行う。
具体的には、管理計算機40000は、CP履歴テーブル43400の時刻43450が時刻(T−t1)から時刻Tまでの間であるレコードを、CP履歴テーブル43400から選択する。次に、選択したレコードの中から、マスタLUの識別子とCP履歴テーブル43400のLU ID43420とが一致するレコードをすべて特定する。次に、特定したレコードを順番に選択する。そして、選択したレコードから、CP ID43440及び時刻(t3)43450を抽出する。
次に、管理計算機40000は、選択したマスタLUのCPに関する情報を、CPグループテーブル43200に格納する(1215)。
具体的には、管理計算機40000は、重複しない値を、CPグループテーブル43300のCPグループID43310に格納する。次に、ステップS1205でリカバリグループテーブル43200から選択したレコードから、リカバリグループID43210を抽出する。次に、抽出したリカバリグループID43210を、CPグループテーブル43300のリカバリグループID43320に格納する。
次に、管理計算機40000は、マスタLUの識別子を、CPグループテーブル43300のマスタCP43330に格納する。更に、ステップS1210で抽出したCP ID43440を、CPグループテーブル43300のマスタCP43330に格納する。
次に、管理計算機40000は、時刻t3から時刻(t3+t2)までの間に作成されたその他のLUのCPを特定する。次に、特定したCPの作成時刻(t4)を、CP履歴テーブル43400から抽出する。そして、特定したCPに関する情報を、CPグループテーブル43300に格納する(S1220)。
なお、管理計算機40000は、その他のLUのCPを複数特定した場合、特定したすべてのCPに関する情報を、CPグループテーブル43300に格納してもよい。また、管理計算機40000は、特定したCPの中から一つを選択して、選択したCPに関する情報のみを、CPグループテーブル43300に格納してもよい。
なお、ステップS1220で特定されたその他のLUのCPは、マスタLUのCPより後に作成されたものである。
具体的には、管理計算機40000は、CP履歴テーブル43400の時刻43450が時刻t3から時刻(t3+t2)までの間であるレコードを、CP履歴テーブル43400から選択する。次に、選択したレコードの中から、その他のLUの識別子とCP履歴テーブル43400のLU ID43420とが一致するレコードを特定する。次に、特定したレコードから、CP ID43440及び時刻(t4)43450を抽出する。
次に、管理計算機40000は、その他のLUの識別子を、CPグループテーブル43300の他CP43340に格納する。更に、抽出したCP ID43440を、CPグループテーブル43300の他CP43340に格納する。
次に、管理計算機40000は、時間差(T−t3)を、CPグループテーブル43300のRPO43350に格納する。次に、時間差(t4−t3)を、CPグループテーブル43300のCP時間差43360に格納する。
次に、管理計算機40000は、時刻max((t3−t2),(T−t1))から時刻t3までの間に作成されたその他のLUのCPをすべて特定する。なお、二項演算子max(時刻A,時刻B)は、時刻A又は時刻Bのうちの遅い時刻である。例えば、max(2005年1月1日09:00,2005年1月1日10:00)は、2005年1月1日10:00である。
次に、管理計算機40000は、特定したCPの作成時刻(t5)を、CP履歴テーブル43400から抽出する。そして、特定したCPに関する情報を、CPグループテーブル43300に格納する(S1225)。
なお、管理計算機40000は、その他のLUのCPを複数特定した場合、特定したすべてのCPに関する情報を、CPグループテーブル43300に格納してもよい。また、管理計算機40000は、特定したCPの中から一つを選択して、選択したCPに関する情報のみを、CPグループテーブル43300に格納してもよい。
なお、ステップS1225で特定されたその他のLUのCPは、マスタLUのCPより先に作成されたものである。
具体的には、管理計算機40000は、CP履歴テーブル43400の時刻43450が時刻max((t3−t2),(T−t1))から時刻t3までの間であるレコードを、CP履歴テーブル43400から選択する。次に、選択したレコードの中から、その他のLUの識別子とCP履歴テーブル43400のLU ID43420とが一致するレコードを特定する。次に、特定したレコードから、CP ID43440及び時刻(t5)43450を抽出する。
次に、管理計算機40000は、その他のLUの識別子を、CPグループテーブル43300の他CP43340に格納する。更に、抽出したCP ID43440を、CPグループテーブル43300の他CP43340に格納する。
次に、管理計算機40000は、時間差(T−t5)を、CPグループテーブル43300のRPO43350に格納する。次に、時間差(t3−t5)を、CPグループテーブル43300のCP時間差43360に格納する。
次に、管理計算機40000は、ステップS1210において、時刻(T−t1)から時刻Tまでの間に作成されたマスタLUのCPのすべてを選択したかどうかを判定する(S1230)。
管理計算機40000は、マスタLUのCPのすべてを選択していないと、ステップS1210に戻る。そして、選択していないマスタLUのCPに対して、ステップS1210からステップS1230までを繰り返す。
一方、管理計算機40000は、マスタLUのCPのすべてを選択すると、CPグループテーブル43300に情報が格納されているかどうかを判定する(S1235)。
CPグループテーブル43300に情報が格納されていない場合、管理計算機40000は、リカバリ条件を満たすCPグループが存在しないと判定する。なお、リカバリ条件には、リカバリイベント発生時刻、RPO最悪値及びCP時間差が含まれる。そこで、管理計算機40000は、CPグループの候補が存在しない旨を表示する(S1250)。そして、本処理を終了する。
このとき、管理計算機40000は、リカバリ条件を変更して、本処理を再度行ってもよい。
一方、CPグループテーブル43300に情報が格納されている場合、管理計算機40000は、CPグループテーブル43300に基づいて、CPグループ候補選択画面を作成する。そして、作成したCPグループ候補選択画面を表示する。
図20は、第1の実施の形態の管理計算機40000が表示するCPグループ候補選択画面92000の説明図である。
CPグループ候補選択画面92000は、リカバリグループ名92010、マスタLU ID92020、リカバリイベント発生時刻92030、CPグループテーブル43300及びCPグループ選択フィールド92041及びリカバリ実行ボタン92050を含む。
リカバリグループ名92010は、リカバリグループの名称である。システム管理者は、リカバリグループ名92010によって、リカバリグループを一意に識別する。
管理計算機40000は、CPグループテーブル43300のリカバリグループID43320とリカバリグループテーブル43200のリカバリグループID43210とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードから、リカバリグループ名43320を抽出する。そして、抽出したリカバリグループ名43320を、CPグループ候補選択画面92000のリカバリグループ名92010として表示する。
マスタLU ID92020は、当該リカバリグループのマスタLUの一意な識別子である。
管理計算機40000は、CPグループテーブル43300のマスタCP43330から、マスタLU IDを抽出する。次に、抽出したマスタLU IDを、CPグループ候補選択画面92000のマスタLU ID92020として表示する。
リカバリイベント発生時刻92030は、当該リカバリグループにリカバリイベントが発生した時刻である。
管理計算機40000は、ステップS1200で取得したリカバリイベント発生時刻を、CPグループ候補選択画面92000のリカバリイベント発生時刻92030として表示する。
管理計算機40000は、CPグループテーブル43300の一部又は全部を、CPグループ候補選択画面92000に表示する。本説明図では、管理計算機40000は、CPグループテーブル43300のマスタCP43330、他CP43340、RPO43350及びCP時間差43360を表示している。
CPグループ選択フィールド92041では、システム管理者によってCPグループが選択される。具体的には、システム管理者は、CPグループテーブル43300に格納されているCPグループ候補の中から、リカバリに用いるCPグループを選択する。
リカバリ実行ボタン92050が操作されると、管理計算機40000は、CPグループ選択フィールド92041で選択されたCPグループを用いて、リカバリを実行する。
ここで、図18Bに戻る。
システム管理者は、CPグループを指定して、管理計算機40000にリカバリの実行を要求する。すると、管理計算機40000は、指定されたCPグループを用いて、データをリカバリする(S1245)。
具体的には、管理計算機40000は、CPグループ候補選択画面92000で選択されたCPグループの識別子を取得する。次に、取得したCPグループの識別子とCPグループテーブル43300のCPグループID43310とが一致するレコードを、CPグループテーブル43300から選択する。次に、選択したレコードから、マスタCP43330及び他CP43340を抽出する。
次に、管理計算機40000は、抽出したマスタCP43330に含まれるマスタLU IDとリカバリグループテーブル43200の対象LU43230とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードから、リカバリ実行コマンド43270を抽出する。
そして、管理計算機40000は、抽出したリカバリ実行コマンド43270をストレージ装置20000のJNL作成プログラム22100に送信する。このとき、管理計算機40000は、抽出したマスタCP43330に含まれるCP IDをストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110に通知する。
すると、JNL作成プログラム22110は、JNLデータを用いて、マスタLUをリカバリする。
具体的には、JNL作成プログラム22110は、通知されたCP IDとCPテーブル22500のCP ID22530とが一致するレコードを、CPテーブル22500から選択する。次に、選択したレコードから、順序番号(num1)22535及び基底VOL ID(base vol)22540を抽出する。次に、CPテーブル22500のレコードを遡っていくことによって、base volが作成されたCPに関するレコードを、CPテーブル22500から選択する。次に、選択したレコードから、順序番号(num2)22535を抽出する。
そして、JNL作成プログラム22110は、base_volに対して、num1からnum2までのJNLデータを上書きする。これによって、JNL作成プログラム22110は、マスタLUをリカバリする。
同様に、管理計算機40000は、抽出した他CP43340に含まれるその他のLU IDとリカバリグループテーブル43200の対象LU43230とが一致するレコードを、リカバリグループテーブル43200から選択する。次に、選択したレコードから、リカバリ実行コマンド43270を抽出する。
そして、管理計算機40000は、抽出したリカバリ実行コマンド43270を発行する。このとき、管理計算機40000は、抽出した他CP43340に含まれるCP IDをストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110に通知する。
すると、JNL作成プログラム22110は、JNLデータを用いて、その他のLUをリカバリする。
そして、管理計算機40000は、本処理を終了する。
本実施の形態によれば、管理計算機40000は、システム管理者からリカバリイベント時刻を指定されると、CPグループの候補を表示できる。これによって、システム管理者は、アプリケーションごとにCPを選択する手間を省略できる。よって、RTOが短縮される。
なお、管理計算機40000は、ステップS1240においてリカバリ候補を出力する代わりに、リカバリに用いるCPグループを自ら選択してもよい。例えば、管理計算機40000は、CPグループテーブル43300のCP時間差43360が最も小さいCPグループを選択する。これによって、管理計算機40000は、システム管理者の負担を更に軽減できる。
次に、ホスト計算機10000の変形例を説明する。
本実施の形態の計算機システムは、図2で示すホスト計算機10000の代わりに、図21又は図22で示すホスト計算機10000を備えていてもよい。
図21は、第1の実施の形態のホスト計算機10000の変形例のブロック図である。
本説明図のホスト計算機10000は、JNL作成プログラム12600、アプリケーションA12101及びアプリケーションB12102を備える。本説明図のホスト計算機10000のそれ以外の構成は、図2で示すホスト計算機10000と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
JNL作成プログラム12600は、図2で示すホスト計算機10000のJNL作成プログラム12110と異なり、独立したプログラムである。また、JNL作成プログラム12600は、アプリケーションB12102によるデータVOL25000の更新状況を記憶する。またJNL作成プログラム12600は、CPテーブル12120を備える。
アプリケーションA12101及びアプリケーションB12102は、ストレージ装置20000のデータVOL25000にデータを格納する。なお、アプリケーションA12101によるデータVOL25000の更新状況は、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110によって記録される。一方、アプリケーションB12102によるデータVOL25000の更新状況は、ホスト計算機10000のJNL作成プログラム12110によって記録される。
この場合、ホスト計算機10000のJNL作成プログラム12600は、アプリケーションB12102のCPを作成する。次に、JNL作成プログラム12600は、作成したCPに関する情報を、CPテーブル12120に格納する。そして、管理計算機40000は、JNL作成プログラム12600のCPテーブル12120から、アプリケーションB12102のCPに関する情報を周期的に取得する。
本説明図のホスト計算機を備える計算機システムのその他の処理は、図2に示す管理計算機を備える場合と同一であるので、説明を省略する。
図22は、第1の実施の形態のホスト計算機10000の変形例のブロック図である。
本説明図のホスト計算機10000は、アプリケーションC12103及びアプリケーションD12104を備え、JNL作成プログラムを備えない。本説明図のホスト計算機10000のそれ以外の構成は、図2で示すホスト計算機10000と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
アプリケーションC12103及びアプリケーションD12104は、ストレージ装置20000のデータVOL25000にデータを格納する。なお、アプリケーションC12103及びアプリケーションD12104によるデータVOL25000の更新状況は、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110によって記録される。
この場合、ストレージ装置20000のJNL作成プログラム22110は、アプリケーションC12103及びアプリケーションD12104のCPを作成する。次に、JNL作成プログラム22110は、作成したCPに関する情報を、ストレージ装置20000のCPテーブル22500に格納する。そして、管理計算機40000は、ストレージ装置20000のCPテーブル22500から、アプリケーションC12103及びアプリケーションD12104のCPに関する情報を周期的に取得する。
本説明図のホスト計算機10000を備える計算機システムのその他の処理は、図2に示すホスト計算機を備える場合と同一であるので、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の計算機システムは、JNL作成プログラムがホスト計算機10000で実行されてもよいし、ストレージ装置20000で実行されてもよい。
また、本実施の形態の計算機システムは、時刻を同期する手段を備えていてもよい。
例えば、ホスト計算機10000、ストレージ装置20000及び管理計算機40000が、時刻同期プログラムを備えてもよい。
時刻同期プログラムは、例えば、IETF(Internet Engineering Task Force)で作成されたRFC1059「Network Time Protocol (Version 1) Specification and Implementation」に定められたNTPプロトコル等を用いて、計算機システム内の機器のタイマを同期させる。
これによって、管理計算機40000は、アプリケーションごとのCPの時間差を高精度に算出できる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、システム管理者は、リカバリイベント発生時刻でなく、イベント名を指定する。
第2の実施の形態の計算機システムの構成は、ホスト計算機10000及び管理計算機40000の構成を除き、第1の実施の形態の計算機システム(図1)と同一である。よって、ホスト計算機10000及び管理計算機40000以外の構成の説明を省略する。
図23は、第2の実施の形態のホスト計算機10000のブロック図である。
第2の実施の形態のホスト計算機10000は、イベントログプログラム12700をメモリ12000に記憶する。第2の実施の形態のホスト計算機10000のそれ以外の構成は、第1の実施の形態のホスト計算機(図2)と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
イベントログプログラム12700は、ホスト計算機10000で発生したイベントを記録する。
なお、イベントログプログラム12700は、ホスト計算機10000のOS(図示省略。)が標準機能として備えるログ出力の制御プログラムであってもよい。例えば、ホスト計算機10000がUNIX(登録商標、以下同じ)オペレーティングシステムを備える場合、イベントログプログラム12700は、loginコマンドの処理時に作成されるユーザのログイン履歴を出力するプログラム又はsyslogプログラムによるシステム異常時のログを出力するプログラムである。また、イベントログプログラム12700は、例えば、ウイルス対策プログラムのように、特定のアプリケーションが出力するログを制御するプログラムであってもよい。
図24は、第2の実施の形態の管理計算機40000のブロック図である。
第2の実施の形態の管理計算機40000は、イベントログ収集プログラム42600及び集約イベントログテーブル43500をメモリ4200に記憶する。第2の実施の形態の管理計算機40000のそれ以外の構成は、第1の実施の形態の管理計算機(図5)と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
イベントログ収集プログラム42600は、ホスト計算機10000で発生したイベントのログを収集し、収集したログを集約イベントログテーブル43500に格納する。
なお、イベントログ収集プログラム42600は、ホスト計算機10000のOS(図示省略。)のログ出力制御プログラムが出力するログを周期的に収集するプログラムであってもよい。
例えば、ホスト計算機10000は、UNIXオペレーティングシステムを備える場合、loginコマンド処理時に作成されるユーザのログイン履歴を、ログファイル/var/log/wtmpに格納する。よって、イベントログ収集プログラム42600は、ログファイル/var/log/wtmpに格納されているログイン履歴を、周期的に収集する。また、syslogプログラムは、ログファイルを他の計算機に転送する機能を備える。そこで、イベントログ収集プログラム42600は、syslogプログラムの転送機能を用いることによって、syslogプログラムによるイベントログを周期的に収集できる。
また、イベントログ収集プログラム42600は、特定のアプリケーションが出力するログを制御するプログラムによって作成されたログを収集する場合、それぞれのアプリケーションで設定されたログファイルを周期的に収集する。
なお、イベント収集プログラム42600は、収集したログファイルの形式がバイナリ形式であると、テキスト形式に変換する。
集約イベントログテーブル43500は、図25で後述するが、ホスト計算機10000で発生したイベントのログを管理する。
図25は、第2の実施の形態の管理計算機40000の集約イベントログテーブル43500の構成図である。
集約イベントログテーブル43500は、ログID43510、時刻43520及びログ内容43530を含む。
ログID43510は、ホスト計算機10000で発生したイベントのログの一意な識別子である。時刻43520は、当該ログの作成時刻である。つまり、時刻43520は、当該ログに対応するイベントの発生時刻である。ログ内容43530は、当該ログに対応するイベントの内容である。
第2の計算機システムの処理は、管理計算機40000のCPコーディネートプログラム42300の処理(図18A及び図18B)のステップS1200を除き、第1の実施の形態と同一である。なお、同一の処理は説明を省略する。
管理計算機40000は、CPコーディネートプログラム42300の処理のステップS1200において、CPグループ設定画面を表示する。
図26は、第2の実施の形態の管理計算機40000が表示するCPグループ設定画面91000の説明図である。
CPグループ設定画面91000は、リカバリグループ名入力フィールド91010、リカバリイベント発生時刻入力フィールド91020、イベント名入力フィールド91025、集約イベントログテーブル43400、イベント選択フィールド91030及びCPグループ設定ボタン91035を含む。
リカバリグループ名入力フィールド91010、リカバリイベント発生時刻入力フィールド91020、イベント名入力フィールド91025及びCPグループ設定ボタン91035は、第1の実施の形態のCPグループ設定画面91000の構成と同一である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
管理計算機40000は、集約イベントログテーブル43500の一部又は全部を、CPグループ候補候補選択画面91000に表示する。本説明図では、管理計算機40000は、集約イベントログテーブル43500の時刻43520及びログ内容43530を表示している。
イベント選択フィールド91030では、システム管理者によってリカバリイベントが選択される。具体的には、システム管理者は、集約イベントログテーブル43500に格納されているイベントの中から、リカバリを実行するイベントを選択する。
CPグループ設定ボタン91035が操作されると、管理計算機40000は、イベント選択フィールド91030で選択されたレコードの時刻43520を、イベント発生時刻とする。そして、管理計算機40000は、リカバリを実行する。
本実施の形態によれば、システム管理者は、アプリケーションのCPとは異なるイベントの情報を用いて、イベント発生時刻を指定できる。また、システム管理者は、イベントを指定することによって、リカバリを指示できる。
なお、本実施の形態の計算機システムも、第1の実施の形態と同様に、JNL作成プログラムがホスト計算機10000で実行されてもよいし、ストレージ装置20000で実行されてもよい。
また、本実施の形態の計算機システムも、第1の実施の形態と同様に、時刻を同期する手段を備えていてもよい。
本発明は、ストレージ装置及びホスト計算機を備える計算機システムに適用できる。特に、大規模なデータセンタにおける計算機システムに適用すると好適である。
第1の実施の形態の計算機システムのブロック図である。 第1の実施の形態のホスト計算機のブロック図である。 第1の実施の形態のストレージ装置のブロック図である。 第1の実施の形態のストレージ装置のJNL VOLの説明図である。 第1の実施の形態のJNLヘッダの説明図である。 第1の実施の形態の管理計算機のブロック図である。 第1の実施の形態の管理端末のブロック図である。 第1の実施の形態のホスト計算機のLU管理テーブルの構成図である。 第1の実施の形態のホスト計算機のDBMSのCPテーブルの構成図である。 第1の実施の形態のストレージ装置のVOLテーブルの構成図である。 第1の実施の形態のストレージ装置のJNL VOLテーブルの構成図である。 第1の実施の形態のストレージ装置のCPテーブルの構成図である。 第1の実施の形態の管理計算機の装置テーブルの構成図である。 第1の実施の形態の管理計算機のリカバリグループテーブルの構成図である。 第1の実施の形態の管理計算機のCPグループテーブルの構成図である。 第1の実施の形態の管理計算機のCP履歴テーブルの構成図である。 第1の実施の形態の管理計算機のリカバリグループ設定処理のフローチャートである。 第1の実施の形態の管理計算機が表示するリカバリグループ設定画面の説明図である。 第1の実施の形態の管理計算機のCPコーディネートプログラムの処理のフローチャートである。 第1の実施の形態の管理計算機のCPコーディネートプログラムの処理のフローチャートである。 第1の実施の形態の管理計算機が表示するCPグループ設定画面の説明図である。 第1の実施の形態の管理計算機が表示するCPグループ候補選択画面の説明図である。 第1の実施の形態のホスト計算機の変形例のブロック図である。 第1の実施の形態のホスト計算機の変形例のブロック図である。 第2の実施の形態のホスト計算機のブロック図である。 第2の実施の形態の管理計算機のブロック図である。 第2の実施の形態の管理計算機の集約イベントログテーブルの構成図である。 第2の実施の形態の管理計算機が表示するCPグループ設定画面の説明図である。
符号の説明
10000 ホスト計算機
11000 プロセッサ
12000 メモリ
12100 DBMS
12110 JNL作成プログラム
12120 CPテーブル
12200 アプリケーション
12300 リカバリマネージャプログラム
12400 CP指示プログラム
12500 LU管理テーブル
13000 I/Oポート
14000 管理ポート
15000 出力部
16000 入力部
20000 ストレージ装置
21000 コントローラ
22000 メモリ
22100 マイクロプログラム
22110 JNL作成プログラム
22200 VOLテーブル
22300 JNL VOLテーブル
22500 CPテーブル
25000 データVOL
26000 基底VOL
27000 JNL VOL
40000 管理計算機
41000 プロセッサ
42000 メモリ
42100 構成情報収集プログラム
42200 リカバリグループプログラム
42300 CPコーディネートプログラム
42400 入出力プログラム
43100 装置テーブル
43200 リカバリグループテーブル
43300 CPグループテーブル
43400 CP履歴テーブル
44000 管理ポート
45000 出力部
46000 入力部
50000 ストレージネットワーク
60000 管理ネットワーク
70000 管理端末

Claims (7)

  1. 一つ以上のストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続される一つ以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置及び前記ホスト計算機に接続される管理計算機と、を備える計算機システムであって、
    前記ストレージ装置は、前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスクドライブと、を備え、
    前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、を備え、
    前記管理計算機は、他の装置に接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、
    前記ディスクドライブの記憶領域は、第1論理記憶領域、第2論理記憶領域、第3論理記憶領域、及び第4論理記憶領域を含み、
    前記第2プロセッサは、
    第1アプリケーション及び第2アプリケーションを実行し、
    前記実行された第1アプリケーションは、前記第1論理記憶領域にデータを格納し、
    前記実行された第2アプリケーションは、前記第2論理記憶領域にデータを格納し、
    前記第1プロセッサは、
    前記第1アプリケーションによって前記第1論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第1論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第1ジャーナルデータを作成し、
    前記作成された第1ジャーナルデータを前記第3論理記憶領域に格納し、
    前記第3論理記憶領域に格納された前記第1ジャーナルデータを用いて前記第1論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第1チェックポイントを所定の第1タイミングで前記第1メモリに作成し、
    前記第2プロセッサは、
    前記第2アプリケーションによって前記第2論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第2論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第2ジャーナルデータを作成し、
    前記作成された第2ジャーナルデータを前記第4論理記憶領域に格納し、
    前記第4論理記憶領域に格納された前記第2ジャーナルデータを用いて前記第2論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第2チェックポイントを、前記第1タイミングと異なる第2タイミングで前記第2メモリに作成し、
    前記第3メモリは、
    同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域の識別子及び前記第2論理記憶領域の識別子と、
    前記同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域及び前記第2論理記憶領域の一方をマスタ論理記憶領域として指定する指定データと、
    RPOの許容値と、
    前記マスタ論理記憶領域のチェックポイントと、前記マスタ論理記憶領域と同じリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域のチェックポイントとの時間差の許容値と、を登録したテーブルを予め保持し、
    前記第3プロセッサは、
    第1チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ストレージ装置に送信し、前記第2チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ホスト計算機に送信し、前記第1チェックポイント及び前記第2チェックポイントを取得し、
    前記リカバリグループを特定可能なリカバリグループ名、及び、前記リカバリが必要となるイベントの発生時刻を特定可能な発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、
    前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域を特定し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域を特定し、
    前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記RPO許容値及び前記時間差の許容値を特定し、
    前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記入力された発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻から、前記発生時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定するとともに、前記特定したマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻を抽出し、
    前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から、当該時刻に前記特定された時間差の許容値を加算した時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定し、
    前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記時間差の許容値を減算した時刻、及び、前記発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻のうち、遅い時刻を選択し、
    前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記選択された遅い時刻から前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定することを特徴とする計算機システム。
  2. 前記発生時刻特定データは、リカバリが必要となるイベントの名称を示すデータであり、
    前記第3プロセッサは、
    前記リカバリグループ名及び前記発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、
    イベントの名称と発生時刻との対応を示すイベント情報を取得し、
    前記取得したイベント情報に基づいて、当該イベントの発生時刻を特定することを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
  3. 前記第1プロセッサは、前記作成した第1チェックポイントに関する情報を第1チェックポイントテーブルによって管理し、
    前記第1チェックポイントテーブルは、前記作成された第1チェックポイントの識別子、当該第1チェックポイントの作成の対象である前記第1論理記憶領域の識別子、当該第1チェックポイントの作成開始時における前記第1論理記憶領域の複製である基底論理記憶領域の識別子、当該第1チェックポイント作成時における前記第1ジャーナルデータの順序番号及び当該第1チェックポイントの作成時刻を含み、
    前記第2プロセッサは、前記作成した第2チェックポイントに関する情報を第2チェックポイントテーブルによって管理し、
    前記第2チェックポイントテーブルは、前記作成された第2チェックポイントの識別子、当該第2チェックポイントの作成の対象である第2データ論理記憶領域の識別子及び当該第2チェックポイントの作成時刻を含むことを特徴とする請求項1に記載の計算機システム。
  4. 複数のアプリケーションを実行する一つ以上のホスト計算機と、前記ホスト計算機にネットワークを介して接続される一つ以上のストレージ装置と、に接続される管理計算機であって、
    他の装置に接続されるインタフェースと、前記インタフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、を備え、
    前記ストレージ装置は、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスクドライブを備え、
    前記ディスクドライブの記憶領域は、第1論理記憶領域、第2論理記憶領域、第3論理記憶領域、及び第4論理記憶領域を含み、
    前記ホスト計算機は、
    第1アプリケーション及び第2アプリケーションを実行し、
    前記実行された第1アプリケーションは、前記第1論理記憶領域にデータを格納し、
    前記実行された第2アプリケーションは、前記第2論理記憶領域にデータを格納し、
    前記ストレージ装置は、
    前記第1アプリケーションによって前記第1論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第1論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第1ジャーナルデータを作成し、
    前記作成された第1ジャーナルデータを前記第3論理記憶領域に格納し、
    前記第3論理記憶領域に格納された前記第1ジャーナルデータを用いて前記第1論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第1チェックポイントを所定の第1タイミングで前記ストレージ装置に備わるメモリに作成し、
    前記ホスト計算機は、
    前記第2アプリケーションによって前記第2論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第2論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第2ジャーナルデータを作成し、
    前記作成した第2ジャーナルデータを前記第4論理記憶領域に格納し、
    前記第4論理記憶領域に格納された前記第2ジャーナルデータを用いて前記第2論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第2チェックポイントを、前記第1タイミングと異なる第2タイミングで前記ホスト計算機に備わるメモリに作成し、
    前記管理計算機のメモリは、
    同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域の識別子及び前記第2論理記憶領域の識別子と、
    前記同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域及び前記第2論理記憶領域の一方をマスタ論理記憶領域として指定する指定データと、
    RPOの許容値と、
    前記マスタ論理記憶領域のチェックポイントと、前記マスタ論理記憶領域と同じリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域のチェックポイントとの時間差の許容値と、を登録したテーブルを予め保持し、
    前記プロセッサは、
    第1チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ストレージ装置に送信し、前記第2チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ホスト計算機に送信して、前記第1チェックポイント及び前記第2チェックポイントを取得し、
    前記リカバリグループを特定可能なリカバリグループ名、及び、前記リカバリが必要となるイベントの発生時刻を特定可能な発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、
    前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域を特定し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域を特定し、
    前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記RPO許容値及び前記時間差の許容値を特定し、
    前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記入力された発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻から、前記発生時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定するとともに、前記特定したマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻を抽出し、
    前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から、当該時刻に前記特定された時間差の許容値を加算した時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定し、
    前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記時間差の許容値を減算した時刻、及び、前記発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻のうち、遅い時刻を選択し、
    前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記選択された遅い時刻から前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定することを特徴とする管理計算機。
  5. 前記発生時刻特定データは、リカバリが必要となるイベントの名称を示すデータであり、
    前記プロセッサは、
    前記リカバリグループ名及び前記発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、
    イベントの名称と発生時刻との対応を示すイベント情報を取得し、
    前記取得したイベント情報に基づいて、当該イベントの発生時刻を特定することを特徴とする請求項4に記載の管理計算機。
  6. 一つ以上のストレージ装置と、前記ストレージ装置にネットワークを介して接続される一つ以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置及び前記ホスト計算機に接続される管理計算機と、を備える計算機システムにおけるデータリカバリ方法であって、
    前記ストレージ装置は、前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスクドライブと、を備え、
    前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、を備え、
    前記管理計算機は、他の装置に接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、
    前記ディスクドライブの記憶領域は、第1論理記憶領域、第2論理記憶領域、第3論理記憶領域、及び第4論理記憶領域を含み、
    前記データリカバリ方法は、
    前記ホスト計算機が、データを前記第1論理記憶領域に格納する第1アプリケーション、及び、データを前記第2論理記憶領域に格納する第2アプリケーションを実行するステップと、
    前記ストレージ装置が、前記第1アプリケーションによって前記第1論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第1論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第1ジャーナルデータを作成するステップと、
    前記ストレージ装置が、前記作成された第1ジャーナルデータを前記第3論理記憶領域に格納するステップと、
    前記ストレージ装置が、前記第3論理記憶領域に格納された前記第1ジャーナルデータを用いて前記第1論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第1チェックポイントを所定の第1タイミングで前記第1メモリに作成するステップと、
    前記ホスト計算機が、前記第2アプリケーションによって前記第2論理記憶領域にデータが格納されると、前記格納されたデータと、前記第2論理記憶領域にデータが格納された時刻データと、からなる第2ジャーナルデータを作成するステップと、
    前記ホスト計算機が、前記作成された第2ジャーナルデータを前記第4論理記憶領域に格納するステップと、
    前記ホスト計算機が、前記第4論理記憶領域に格納された前記第2ジャーナルデータを用いて前記第2論理記憶領域に格納されたデータをリカバリできる時刻を含む第2チェックポイントを、前記第1タイミングと異なる第2タイミングで前記第2メモリに作成するステップと、
    前記管理計算機が、第1チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ストレージ装置に送信し、前記第2チェックポイント取得コマンドを周期的に前記ホスト計算機に送信して、前記第1チェックポイント及び前記第2チェックポイントを取得するステップと、を含み、
    前記第3メモリは、
    同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域の識別子及び前記第2論理記憶領域の識別子と、
    前記同じリカバリグループに属する前記第1論理記憶領域及び前記第2論理記憶領域の一方をマスタ論理記憶領域として指定する指定データと、
    RPOの許容値と、
    前記マスタ論理記憶領域のチェックポイントと、前記マスタ論理記憶領域と同じリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域のチェックポイントとの時間差の許容値と、を登録したテーブルを予め保持し、ており、
    前記リカバリグループを特定可能なリカバリグループ名、及び、前記リカバリが必要となるイベントの発生時刻を特定可能な発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、前記データリカバリ方法は、さらに、
    前記管理計算機が、前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域を特定し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域を特定するステップと、
    前記管理計算機が、前記テーブルを参照し、前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記RPO許容値及び前記時間差の許容値を特定するステップと、
    前記管理計算機が、前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記入力された発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻から、前記発生時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定するとともに、前記特定したマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻を抽出するステップと、
    前記管理計算機が、前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループのマスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から、当該時刻に前記特定された時間差の許容値を加算した時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定するステップと、
    前記管理計算機が、前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻から前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記時間差の許容値を減算した時刻、及び、前記発生時刻特定データによって特定される前記発生時刻から前記特定されたRPOの許容値を減算した時刻のうち、遅い時刻を選択するステップと、
    前記管理計算機が、前記取得した第1チェックポイント及び第2チェックポイントのうち前記入力されたリカバリグループ名によって特定されるリカバリグループの前記マスタ論理記憶領域以外の論理記憶領域に対応するチェックポイントの中から、前記選択された遅い時刻から前記抽出されたマスタ論理記憶領域に対応するチェックポイントの時刻までの間に作成されたチェックポイントを特定するステップと、を含むことを特徴とするデータリカバリ方法。
  7. 前記発生時刻特定データは、リカバリが必要となるイベントの名称を示すデータであり、
    前記データリカバリ方法は、
    前記リカバリグループ名及び前記発生時刻特定データが前記管理計算機に入力された場合、
    前記管理計算機が、イベントの名称と発生時刻との対応を示すイベント情報を取得するステップと、
    前記管理計算機が、前記取得されたイベント情報に基づいて、当該イベントの発生時刻を特定するステップと、を含むことを特徴とする請求項6に記載のデータリカバリ方法。
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