JP4700478B2 - 記憶システム及びアンドゥ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶システム及びアンドゥ処理方法に関し、例えば複数の管理者によりストレージ装置の構成変更操作が行なわれる記憶システムに適用して好適なものである。
従来、複数のストレージ装置がSAN(Storage Area Network)を介して接続された記憶システムでは、役割毎に分かれた複数の管理者がそれぞれ異なる管理サーバを用いて、例えばパスの設定若しくは解除や、コピーペアの設定若しくは解除などストレージ装置の構成変更操作を行っている。
下記特許文献1には、このようなストレージ装置の構成変更に伴う当該ストレージ装置の構成情報の更新方法に関する発明が開示され、下記特許文献2には、ストレージ装置の状態情報を解析し、その解析結果に基づいてストレージ装置の管理を行う方法に関する発明が開示されている。
特開2003−108412号公報 特開2003−345632号公報
従来の記憶システムでは、例えばある管理者がストレージ装置内の論理ボリュームにパスを設定した後に他の管理者がその論理ボリュームと他の論理ボリュームとをペア設定した場合などのように、複数の管理者によるストレージ装置の構成変更操作が行われた場合において、その一部の構成変更操作を取り消す、いわゆるアンドゥ(undo)処理を行うためには、そのアンドゥ処理を行いたい管理者が自己の構成変更操作の後に構成変更操作を行った他の管理者と連絡を取り、これら管理者がそれぞれ自己の行った構成変更操作をその操作が行われた順番とは逆の順番で順次解除してゆくことが必要とされていた。
このため、かかる構成の記憶システムでは、一度行ったストレージ装置の構成変更のアンドゥ処理を容易には行い得ない場合があり、かかるアンドゥ処理を容易に行い得る仕組みが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、複数の管理者等により行われた構成変更操作のアンドゥ処理を容易化させ得る記憶システム及びアンドゥ処理方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、複数の管理サーバと、前記管理サーバによる構成変更操作に応じて自己の構成を変更する1又は複数のストレージ装置とを有する記憶システムにおいて、前記管理サーバは、前記ストレージ装置に対する前記構成変更操作の履歴を管理するサーバ側構成変更管理部を備え、前記ストレージ装置は、前記管理サーバの前記構成変更操作に基づく構成変更の履歴を管理するストレージ装置側変更管理部を備え、前記サーバ側構成変更管理部は、必要時、対応する前記構成変更操作のアンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信し、前記ストレージ装置側変更管理部は、前記構成変更操作の前記アンドゥ要求が与えられたときに、当該構成変更操作及び当該構成変更操作以降に行なわれた関連する前記構成変更操作について、対象とする当該構成変更操作に関連して他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているか否かを判定し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われていないときには、対象とする前記構成変更操作に対応する前記構成変更のアンドゥ処理を実行し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているときには、対象とする前記構成変更操作を行った前記管理サーバに当該構成変更操作のアンドゥ処理を依頼し、前記サーバ側構成変更管理部は、前記ストレージ装置からの前記アンドゥ処理の依頼に応じて、対応する前記構成変更操作の前記アンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信するようにした。
この結果、この記憶システムでは、ストレージ装置が単独で行い得る構成変更操作のアンドゥ処理については当該ストレージ装置が単独で、またストレージ装置が単独で行い得ない、複数のストレージ装置に跨った構成変更操作については、その構成変更操作を行なった管理サーバがアンドゥ処理を行なうため、複数の管理サーバからストレージ装置に対して構成変更操作が行われた場合であっても、管理者が他の管理者と連絡を取り合うことなく、自己が行なった構成変更操作を単独で取り消すことができる。
また本発明においては、複数の管理サーバからの構成変更操作に応じて構成変更したストレージ装置の当該構成変更をアンドゥ処理するアンドゥ処理方法において、前記管理サーバは、前記ストレージ装置に対する前記構成変更操作の履歴を管理し、前記ストレージ装置は、前記管理サーバの前記構成変更操作に基づく構成変更の履歴を管理し、前記管理サーバが、必要時、対応する前記構成変更操作のアンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する第1のステップと、前記ストレージ装置が、前記構成変更操作の前記アンドゥ要求が与えられたときに、当該構成変更操作及び当該構成変更操作以降に行なわれた関連する前記構成変更操作について、対象とする当該構成変更操作に関連して他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているか否かを判定し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われていないときには、対象とする前記構成変更操作に対応する前記構成変更のアンドゥ処理を実行し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているときには、対象とする前記構成変更操作を行った前記管理サーバに当該構成変更操作のアンドゥ処理を依頼する第2のステップと、前記管理サーバが、前記ストレージ装置からの前記アンドゥ処理の依頼に応じて、対応する前記構成変更操作の前記アンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する第3のステップとを備えるようにした。
この結果、このアンドゥ処理方法によれば、ストレージ装置が単独で行い得る構成変更操作のアンドゥ処理については当該ストレージ装置が単独で、またストレージ装置が単独で行い得ない、複数のストレージ装置に跨った構成変更操作については、その構成変更操作を行なった管理サーバがアンドゥ処理を行なうため、複数の管理サーバからストレージ装置に対して構成変更操作が行われた場合であっても、管理者が他の管理者と連絡を取り合うことなく、自己が行なった構成変更操作を単独で取り消すことができる。
本発明によれば、複数の管理者等によりストレージ装置に行われた構成変更操作のアンドゥ処理を容易化させ得る記憶システム及びアンドゥ処理方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による記憶システムの構成
図1及び図2において、1は全体として本実施の形態による記憶システムを示す。この記憶システム1は、管理クライアント2、複数の管理サーバ3、複数の業務サーバ4及び複数のストレージ装置5がLAN(Local Aria Network)6を介して通信自在に接続されると共に、これら複数の管理サーバ3のうちの少なくとも1つの管理サーバ3と、各業務サーバ4とがSAN7を介して各ストレージ装置5に通信自在に接続されることにより構成されている。
管理クライアント2は、図2に示すように、バス10を介して相互に接続されたディスク装置11、入力制御装置12、出力制御装置13、CPU(Central Processing Unit)14、主記憶装置15及び通信ポート16を備えて構成される。
ディスク装置11は、例えばハードディスク装置から構成されるもので、図1に示すように、通信相手との接続、切断及びデータ送受信を制御するための通信制御プログラム17や、入力制御装置12及び出力制御装置13を介して行われるデータの入出力を制御するための入力制御プログラム18及び出力制御プログラム19などの各種制御プログラム、並びにユーザが所有するファイルデータなどが格納される。
入力制御装置12は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置20に対するインタフェースであり、当該入力制御装置12に接続された情報入力装置20からユーザ操作に応じて与えられるコマンド等を解釈し、その結果をバス10を介してCPU14に通知する。また出力制御装置13は、モニタディスプレイ等の情報出力装置21に対するインタフェースであり、例えばディスク装置11から読み出された操作画面の画像データや音声データ等を当該出力制御装置13に接続された情報出力装置21に送信する。
CPU14は、ディスク装置11に格納された通信制御プログラム17、入力制御プログラム18及び出力制御プログラム19などの制御プログラムを主記憶装置15にロードし、これら制御プログラムと、入力制御装置12を介して情報入力装置20から与えられるユーザ操作に応じたコマンド等とに基づいて必要な演算処理及び制御処理を実行する。またCPU14は、この演算処理及び制御処理の処理結果に応じた画像データや音声データを必要に応じて出力制御装置13を介して情報出力装置21に送出し、当該画像データに応じた画像や音声データに基づく音声を情報出力装置21に表示又は出力させる。
主記憶装置15は、例えば半導体メモリから構成されるもので、CPU14のワークメモリとして利用される。また通信ポート16は、LANケーブルを介してLAN6に接続される。
一方、管理サーバ3は、それぞれ管理クライアント2の対応部位と同様の機能を有するディスク装置30、CPU31、主記憶装置32及び通信ポート33A,33Bがバス34を介して相互に接続されて構成されており、通信ポート33A,33Bを介してLAN6やSAN7と接続されている。
管理サーバ3のディスク装置30には、図1に示すように、管理クライアント2の通信制御プログラム17と同様の通信制御プログラム35や、アンドゥ管理プログラム36及びデータ管理プログラム37などの各種制御プログラムが格納される。またディスク装置30には、後述のように自サーバが行ったストレージ装置5に対する構成変更操作の履歴を管理するためのアンドゥ管理テーブル38も格納される。
CPU31は、これらディスク装置30に格納された制御プログラム及び各種データを必要に応じて主記憶装置32にロードし、例えば通信制御プログラム35に基づいて上述のような通信制御処理を実行する。またCPU31は、アンドゥ管理プログラム36に基づいて後述するアンドゥ処理を実行し、データ管理プログラム37に基づいて、アンドゥ管理プログラム36の指示に応動してアンドゥ管理テーブル38を参照又は更新する処理を実行する。
業務サーバ4は、管理サーバ3と同様に、それぞれ管理クライアント2の対応部位と同様の機能を有するディスク装置40、CPU41、主記憶装置42及び通信ポート43A,43Bがバス44を介して相互に接続されて構成されており、通信ポート43Aを介してLAN6と接続されると共に、通信ポート43Bを介してSAN7と接続されている。
業務サーバ4のディスク装置40には、図1に示すように、管理クライアント2の通信制御プログラム17と同様の通信制御プログラム35や、データ管理プログラム46などの制御プログラムが格納される。そしてCPU40は、これらの制御プログラムを必要に応じて主記憶装置42にロードし、例えば通信制御プログラム45に基づいて上述のような通信制御処理を実行する一方、データ管理プログラム46に基づいて各種データの管理処理を実行する。
ストレージ装置5は、それぞれデータを記憶する複数のディスクデユニット50Aから構成されるディスク部50と、このディスク部50に対するデータの入出力を制御するコントロール部51とを備えて構成される。
ディスク部50のディスクユニット50Aとしては、例えばSCSI(Small Computer System Interface)ディスク等の高価なディスク、又はSATA(Serial AT Attachment)ディスクや光ディスク等の安価なディスクが適用される。
ディスク部50の各ディスクユニット50Aは、コントロール部51によりRAID方式で運用される。1又は複数のディスクユニット50Aにより提供される物理的な記憶領域上に、1又は複数の論理的なボリューム(以下、これを論理ボリュームと呼ぶ)VOL(図1)が設定される。そして業務サーバ4から与えられたデータは、この論理ボリュームVOL内に、所定大きさのブロック(以下、これを論理ブロックと呼ぶ)単位で読み書きされる。
各論理ボリュームVOLには、それぞれ固有の識別子(以下、これをLU(Logical Unit number)と呼ぶ)が付与される。本実施の形態の場合、データの入出力は、このLUと、各論理ブロックにそれぞれ付与されるその論理ブロックに固有の番号(LBA:Logical Block Address)とを組み合わせたものをアドレスとして、当該アドレスを指定して行われる。
コントロール部51は、ディスク装置52、CPU53、主記憶装置54、制御装置55及び複数の通信ポート56A,56Bがバス57を介して相互に接続されることにより構成されており、通信ポート56Aを介してLAN6と接続されると共に、通信ポート56Bを介してSAN7と接続されている。
ディスク装置52には、図1に示すように、管理クライアント2の通信制御プログラム17と同様の通信制御プログラム58や、アンドゥ代理エージェントプログラム59及びデータ管理プログラム60などの各種制御プログラムが格納される。またディスク装置52には、後述のように自装置に対する構成変更操作の履歴を管理するための構成変更管理テーブル61などの各種データも格納される。
CPU53は、ディスク装置52に格納されたこれら制御プログラムや、構成変更管理テーブル61などの各種データを主記憶装置54にロードし、例えば通信制御プログラム58に基づいて上述のような通信制御処理を実行する。またCPU53は、アンドゥ代理エージェントプログラム59に基づいて後述するアンドゥ処理を実行し、データ管理プログラム60に基づいて、アンドゥ代理エージェントプログラム59からの指示に応動して構成変更管理テーブル61を参照又は更新する処理を実行する。
制御装置55は、ディスク部50内の各ディスクユニット50Aとの通信時におけるプロトコル制御を行うインタフェースとして機能する。制御装置55は、例えばファイバーチャネルケーブルを介して各ディスクユニット50Aと接続されており、ファイバーチャネルプロトコルに従ってこれらディスクデユニット50Aとの間のデータの授受を行う。
(2)記憶システム1におけるアンドゥ処理機能
次に、この記憶システム1に搭載されたアンドゥ処理機能について説明する。この記憶システム1の場合、各管理サーバ3は、自サーバがストレージ装置5に対して行った構成変更操作の履歴(これら構成変更操作に対するアンドゥ処理の処理内容を含む)を管理するための手段として、図3に示すようなアンドゥ管理テーブル38をディスク装置30に保持している。
このアンドゥ管理テーブル38は、「装置ID」、「登録番号」、「カテゴリ」、「アンドゥ種別(Undo種別)」、「アンドゥ要素(Undo 要素)」の5つのフィールド70〜74から構成されるもので、「装置ID」フィールド70には、構成変更操作を行ったストレージ装置5のID(例えばシリアル番号などの固有の識別情報)が格納され、「登録番号」フィールド71には、後述の構成変更管理テーブル61における当該構成変更操作に対応するエントリの登録番号が格納される。
また「カテゴリ」フィールド72には、その構成変更操作の属性が格納され、「アンドゥ種別」フィールド73には、その構成変更操作のアンドゥ処理の内容(設定又は解除)が格納される。例えばその構成変更操作がパスの設定又は解除であった場合には、「カテゴリ」フィールド72に「パス(Path)」が格納され、パスの設定のときには「解除」、パスの解除のときには「設定」が「アンドゥ種別」フィールド73に格納される。また、その構成変更操作がコピーペアの作成又は解除であった場合には、「カテゴリ」フィールド72に「ペア(Pair)」が格納され、コピーペアの作成のときには「解除」、コピーペアの設定のときには「設定」が「アンドゥ種別」フィールド73に格納される。
「アンドゥ要素」フィールド74は、「ボリュームID(LDEV ID)」、「ポートID(Port ID)」、「ホストID(Host ID)」及び「関連装置」の4つのフィールド75〜78から構成される。
このうち「ボリュームID」フィールド75には、その操作対象の論理ボリュームVOL(図1)に付与された固有のID(識別情報)が格納され、「ポートID」フィールド76には、その論理ボリュームVOLとの間でパスが設定された通信ポート33A,33Bに固有のIDが格納される。また「ホストID」フィールド77には、「ポートID」フィールド76に格納された通信ポート33A,33Bと接続された業務サーバ4のID(シリアル番号などの固有の識別情報)が格納される。
従って、管理サーバ3が、ストレージ装置5に対して、例えばIDが「0:00」という論理ボリュームVOLをIDが「port A」の通信ポート33A,33Bを介してIDが「Host A」という業務サーバ4と接続するようにパスを設定する構成変更操作を行った場合、図3に示すアンドゥ管理テーブル38の1行目に示すように、「ボリュームID」フィールド75には「0:00」、「ポートID」フィールド76には「port A」、「ホストID」フィールド77には「Host A」というコードがそれぞれ格納される。
さらに「関連装置」フィールド78は、「ID」及び「登録番号」の2つのフィールド79,80から構成される。このうち「ID」フィールド79には、関連する複数の構成変更操作が行われた場合に、そのエントリの操作と関連する操作が行われたストレージ装置5のID(シリアル番号などの固有の識別情報)が格納され、「登録番号」フィールド80には、当該ストレージ装置5内の構成変更管理テーブル61(図1)における当該関連する操作のエントリの登録番号が格納される。
例えば、ある第1のストレージ装置5内の第1の論理ボリュームVOLと、第2のストレージ装置5内の第2の論理ボリュームVOLとをペア設定する操作を行った場合、図3に示すアンドゥ管理テーブル38の2行目及び3行目に示すように、管理サーバ4のアンドゥ管理テーブル38には、第1のストレージ装置5に対して行った、第1の論理ボリュームVOLを第2の論理ボリュームVOLとペア設定する操作(以下、これを第1の構成変更操作と呼ぶ)のエントリと、第2の論理ボリュームVOLを第1の論理ボリュームVOLにペア設定する操作(以下、これを第2の構成変更操作と呼ぶ)のエントリとが登録される。
そして、この場合、第1の構成変更操作に対応するエントリ(図3に示すアンドゥ管理テーブル38の2行目のエントリ)の「関連装置」フィールド78のうちの「ID」フィールド79には、第2のストレージ装置5のIDが格納され、当該「関連装置」フィールド78の「登録番号」フィールド80には、その第2のストレージ装置5内の構成変更管理テーブル61における第1の構成変更操作に対応するエントリの登録番号が格納される。また第2の構成変更操作に対応するエントリ(図3に示すアンドゥ管理テーブル38の3行目のエントリ)の「関連装置」フィールド78のうちの「ID」フィールド79には、第1のストレージ装置5のIDが格納され、当該「関連装置」フィールド78の「登録番号」フィールド80には、その第1のストレージ装置5内の構成変更管理テーブル61における第2の構成変更操作に対応するエントリの登録番号が格納されることとなる。
ただし、この実施の形態による記憶システム1では、ある管理サーバ4はパスの設定又は解除の操作にのみ用いられ、ある管理サーバ4はコピーペアの設定又は解除にのみ用いられるというように、各管理サーバ4を用いる管理者の役割が予め定められているため、実際上は、この図3のようにパスの設定又は解除という構成変更操作に対応するエントリと、コピーペアの設定又は解除という構成変更操作に対応するエントリとが1つのアンドゥ管理テーブル38に登録されることはない。
一方、各ストレージ装置5は、管理サーバ3が自装置に対して行った構成変更操作の履歴(これら構成変更操作に対するアンドゥ処理の処理内容を含む)を管理するための手段として図4に示すような構成変更管理テーブル61をディスク装置52に保持している。
この構成変更管理テーブル61は、図4に示すように、「登録番号」、「サーバID」、「カテゴリ」、「経路種別」、「アンドゥ種別(Undo種別)」及び「アンドゥ要素(Undo要素)」の5つのフィールド90〜96から構成される。
このうち「登録番号」フィールド90には、管理サーバ3の要求に応じて自装置が行った構成変更処理の当該構成変更管理テーブル61への登録番号が格納され、「サーバID」フィールド91には、その要求を与えた管理サーバ4のID(例えばシリアル番号や、IPアドレスなどのネットワークアドレス)が格納される。
また「経路種別」フィールド94には、その要求の送信経路がLAN6及びSAN7のいずれであるかの情報が格納される。例えばその経路がLAN6であった場合には「Out-band」のコードが格納され、その経路がSAN7であった場合には「In-band」のコードが格納される。
なお、アンドゥ管理テーブル38(図3)の場合と同様に、「カテゴリ」フィールド92には、その操作の属性が格納され、「アンドゥ種別」フィールド93には、その操作のアンドゥ処理の内容が格納される。
「Undo要素」フィールド95は、「ボリュームID(LDEV ID)」、「ポートID(Port ID)」、「ホストID(Host ID)」及び「関連装置」の4つのフィールド96〜99から構成される。また「関連装置」フィールド99は、「ID」フィールド100及び「登録番号」フィールド101から構成される。これら「ボリュームID」フィールド96、「ポートID」フィールド97及び「ホストID」フィールド98と、「関連装置」フィールド99の「ID」フィールド100及び「登録番号」フィールド101とには、それぞれアンドゥ管理テーブル38と同様のデータが格納される。
図5は、ストレージ装置5の構成変更操作に関する管理サーバ3のCPU31の処理内容を示すフローチャートである。管理サーバ3のCPU31は、アンドゥ管理プログラム36(図36)に基づき、この図5に示すストレージ構成変更処理手順RT1に従って、指定されたストレージ装置5の構成を指定された状態に変更する構成変更操作を実行する。
すなわちCPU31は、管理クライアント2からストレージ装置5及び構成変更内容を指定した構成変更要求が与えられると、当該ストレージ装置5のIDと、構成変更すべき具体的な内容と、その構成変更に関連して構成変更操作を行なうストレージ装置のIDとなどの各種情報が格納された構成変更要求メッセージを対応するストレージ装置5に送信し(SP1)、この後このストレージ構成変更要求メッセージに対する応答メッセージであるストレージ構成変更応答メッセージがそのストレージ装置5から送信されるのを待ち受ける(SP2)。
このとき、かかるストレージ装置5は、図6について後述するように、このストレージ構成変更要求メッセージに基づいて自装置の構成を指定された状態に変更する構成変更処理を実行し、この構成変更処理の成否と、成功した場合における対応するエントリの構成変更管理テーブル61への登録番号とをストレージ構成変更応答メッセージとしてその管理サーバ3に送信する。
そしてCPU31は、ストレージ構成変更応答メッセージを受信すると(SP2:YES)、このストレージ構成変更応答メッセージに基づいて、かかるストレージ構成変更要求メッセージに対するストレージ装置5の構成変更処理が成功したか否かを判断する(SP3)。
CPU31は、この判断において否定結果を得ると(SP3:NO)、上述の構成変更要求に対する処理が失敗した旨のエラーメッセージを管理クライアント2に送信し(SP6)、この後このストレージ構成変更処理を終了する。
これに対してCPU31は、かかる判断において肯定結果を得ると(SP3:YES)、後述のようにこのストレージ構成変更応答メッセージに格納された、対応するエントリの構成変更管理テーブル61への登録番号を読み出し、この読み出した登録番号を含む必要な情報を、この構成変更操作のエントリとしてアンドゥ管理テーブル38(図3)に登録する。
次いで、CPU31は、上述の構成変更要求に対する処理が成功した旨のメッセージを管理クライアント2に送信し(SP6)、この後このストレージ構成変更処理を終了する。
一方、図6は、かかるストレージ構成変更要求メッセージを受信したストレージ装置5内のCPU53(図2)の処理内容を示すフローチャートである。ストレージ装置5のCPU53は、アンドゥ代理エージェントプログラム59(図1)に基づき、この図6に示す自ストレージ構成変更処理手順RT2に従って、自装置の構成を指定された状態に変更する構成変更処理を実行する。
すなわちCPU53は、管理サーバ4からストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、例えばパスを設定若しくは解除し、又はコピーペアを設定若しくは解除するなどして、自装置の構成を指定された状態に変更する(SP10)。続いてCPU53は、かかる自ストレージ構成変更処理が成功したか否かを判断し(SP11)、失敗した場合には(SP11:NO)、これに応じたストレージ構成変更応答メッセージを対応する管理サーバ4に送信した後(SP14)、この自ストレージ構成変更処理を終了する。
これに対してCPU53は、かかる自ストレージ構成変更処理が成功した場合には(SP11:YES)、この構成変更操作のエントリを構成変更管理テーブル61(図4)に登録する(SP12)。
またCPU53は、この後構成変更管理テーブル61におけるこのエントリの登録番号を取得すると共に、この取得した登録番号と、ストレージ構成変更処理の処理結果とをそれぞれ所定位置に格納するようにしてストレージ構成変更応答メッセージを作成し、これを対応する管理サーバに送信する(SP14)。そしてCPU53は、この後この自ストレージ構成変更処理を終了する。
他方、図7及び図8は、管理クライアント2から構成変更操作が指定されてそのアンドゥ処理の実行要求(以下、これを単にアンドゥ要求と呼ぶ)が与えられた場合における管理サーバ3内のCPU31(図2)の処理内容を示すフローチャートである。CPU31は、アンドゥ管理プログラム36(図1)及びデータ管理プログラム37(図1)に基づき、この図7に示すアンドゥ指示処理手順RT3及び図8に示すアンドゥ処理結果反映処理手順RT4に従って、指定された構成変更操作のアンドゥ処理を、対応するストレージ装置5に実行させる。
すなわち、CPU31は、管理クライアント2からアンドゥ要求が与えられると、まず、データ管理プログラム37(図1)に指示を与えることにより、アンドゥ処理対象となる構成変更操作の対応する構成変更管理テーブル61への登録番号及び対応するストレージ装置5のIDをアンドゥ管理テーブル38から読み出させる(SP20)。
そしてCPU31は、この結果としてかかる登録番号及びストレージ装置5のIDを取得すると、これら登録番号及びIDに基づいて、指定されたストレージ装置に指定されたアンドゥ処理を要求するためのアンドゥ要求メッセージを生成する。
このアンドゥ要求メッセージは、図9に示すように、対応する構成変更管理テーブル61におけるアンドゥ処理すべき構成変更操作の登録番号を表す固定長のデータ(以下、これを登録番号データと呼ぶ)D1と、このアンドゥ要求メッセージのあて先のストレージ装置5のIDを表す固定長のデータ(以下、これをあて先データと呼ぶ)D2とが、それぞれ対応する固定長のヘッダD3A、D3Bの後に配置されて構成される。
そしてCPU31は、このようなアンドゥ要求メッセージを生成すると、これを対応するストレージ装置5に送信し(SP21)、この後そのストレージ装置5から図に示すようなアンドゥ応答メッセージが送信されるのを待ち受ける(SP22)。
このとき、かかるストレージ装置5は、図11について後述するように、このアンドゥ要求メッセージに基づいて必要なアンドゥ処理を実行し、このアンドゥ処理の成否と、当該アンドゥ処理が成功した場合における対応するエントリの構成変更管理テーブル61への登録番号とをアンドゥ応答メッセージとしてその管理サーバ3に送信する。
このアンドゥ応答メッセージは、図10に示すように、アンドゥ処理の処理結果を表す固定長のデータ(以下、これをアンドゥ処理結果データ)D4と、対応する構成変更管理テーブル61におけるアンドゥ処理した構成変更操作のエントリの登録番号を表す固定長の登録番号データD5とが、それぞれ固定長のヘッダD6A,D6Bの後に配置されて構成される。
そしてCPU31は、このアンドゥ応答メッセージを受信すると(SP22:YES)、このアンドゥ応答メッセージに基づいて、かかるアンドゥ処理が成功したか否かを判断する(SP23)。そしてCPU31は、否定結果を得たときには(SP23:NO)、エラーメッセージを管理クライアント2に通知し(SP26)、この後このアンドゥ指示処理を終了する。
これに対してCPU31は、かかる判断において肯定結果を得たときには(SP23:YES)、データ管理プログラム36(図1)に指示を与えて、このアンドゥ処理の処理結果をアンドゥ管理テーブル38(図3)に反映させる(SP24)。この場合、CPU31は、データ管理プログラム36に基づき、図8に示すアンドゥ処理結果反映処理手順RT4に従って、まず、このアンドゥ応答メッセージに含まれる当該構成変更操作の構成変更管理テーブル61への登録番号を読み出し(SP30)、この登録番号を含むエントリをアンドゥ管理テーブル38から削除することとなる(SP31)。
この後CPU31は、かかる削除したエントリと関連するアンドゥ管理テーブル38上のすべてのエントリについての処理が終了したか否かを判断し(SP25)、肯定結果を得た場合には(SP25:YES)、ステップSP20に戻って、そのエントリについて同様の処理を繰り返す(SP20〜SP25)。
例えば、管理クライアント2からのアンドゥ要求に基づくアンドゥ処理対象が、図3について上述したように、第1のストレージ装置5内の第1の論理ボリュームVOLと、第2のストレージ装置5内の第2の論理ボリュームVOLとをペア設定した操作である場合、アンドゥ管理テーブル38には、第1のストレージ装置5に対して行った、第1の論理ボリュームVOLを第2の論理ボリュームVOLとペア設定する第1の構成変更操作のエントリ(図3のアンドゥ管理テーブル38の2行目)と、第2の論理ボリュームVOLを第1の論理ボリュームVOLにペア設定する第2の構成変更操作のエントリ(図3のアンドゥ管理テーブル38の3行目)とが登録されている。
従って、この場合には、かかるステップSP20〜ステップSP24の処理によって、これら2つのエントリのうちの一方のエントリがアンドゥ管理テーブル38から削除されたとしても他方のエントリがアンドゥ管理テーブル38に残っており、このためステップSP25の判断において、CPU31が否定結果を得る。かくしてこのときCPU31は、ステップSP20に戻ることとなる。
一方、CPU31は、関連するアンドゥ管理テーブル38上のすべてのエントリについての処理が終了すると(SP25:YES)、アンドゥ処理の処理結果(成功)を管理クライアント2に通知し(SP26)、この後このアンドゥ指示処理を終了する。
例えば管理クライアント2からのアンドゥ要求に基づくアンドゥ処理対象の設定が、図3について上述したように、IDが「0:00」という論理ボリュームVOLをIDが「port A」の通信ポート33A,33Bを介してIDが「Host A」という業務サーバ4と接続するようにパスを設定した操作である場合、アンドゥ管理テーブル38には、かかる設定に関連するエントリは存在しない(図3を参照)。従って、この場合には、かかるステップSP25の判断において、CPU31が肯定結果を得ることとなる。かくしてこのときCPU31は、管理クライアント2にアンドゥ処理が成功した旨の通知を行い、この後このアンドゥ指示処理を終了する。
図11は、管理サーバ3からのアンドゥ要求メッセージを受信したストレージ装置5のCPU53の処理手順を示すフローチャートである。CPU53は、アンドゥ代理エージェントプログラム59(図1)に基づき、この図11に示すアンドゥ処理手順RT5に従って、アンドゥ要求メッセージに応じたアンドゥ処理を実行する。
すなわちCPU53は、管理サーバ3からアンドゥ要求メッセージを受信すると、まず、そのアンドゥ要求メッセージに格納されている登録番号を読み出し、構成変更管理テーブル61内のその登録番号のエントリを特定する。またCPU53は、特定したエントリにおける「アンドゥ要素」フィールド95(図4)の「ボリュームID」フィールド96(図4)から、対象となる論理ボリュームVOLのIDを読み出す(SP40)。
続いてCPU53は、構成変更管理テーブル61に登録されたエントリのうち、ステップSP40において特定したエントリよりも後に登録されたエントリであって、かつステップSP41〜ステップSP52について後述する処理を行っていない最も新しいエントリを1つ選択する(SP41)。
そしてCPU53は、この選択したエントリの「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96からデータを読み出し、これがステップSP40において取得したボリュームIDと一致するか否かを判断する(SP42)。
CPU53は、この判断において否定結果を得ると(SP42:NO)、ステップSP52に進み、これに対して肯定結果を得ると(SP42:YES)、ステップSP41において選択したエントリの「関連装置」フィールド99(図4)に他のストレージ装置5のIDや登録番号のデータが格納されているか否かを判断する(SP43)。
ここで、この判断において肯定結果を得ることは(SP43:YES)、そのエントリに対応する構成変更操作が自装置を含む複数のストレージ装置5に跨って行われていることを意味する。かくしてこのときCPU53は、そのエントリの「関連装置」フィールド99の「ID」フィールド100(図4)に格納された、その構成変更操作を行った管理サーバ3のIDと、「関連装置」フィールド99の「登録番号」フィールド101に格納された登録番号とをそれぞれ読み出す。そしてCPU53は、これら読み出した管理サーバ3のID及び登録番号が格納されたアンドゥ要求メッセージ(図9)を生成し、これをその管理サーバ3に送信することにより、このエントリに対応する構成変更操作のアンドゥ処理をその管理サーバ3に依頼する(SP44)。
このアンドゥ要求メッセージを受信した管理サーバ3は、管理クライアント2からアンドゥ要求が与えられた場合と同様にして、図7について上述したアンドゥ指示処理手順RT3及び図8について上述したアンドゥ処理結果反映処理手順RT4に従って、他のストレージ装置5に跨って行った一連の構成変更操作のアンドゥ処理を実行する。そして、管理サーバ3は、かかるアンドゥ指示処理手順RT3のステップSP26において、このアンドゥ処理の処理結果(成功又は失敗)を、そのアンドゥ要求メッセージを送信してきたストレージ装置5にアンドゥ応答メッセージ(図10)として通知する。
一方、かかるアンドゥ処理を管理サーバ3に依頼したストレージ装置5のCPU53は、この後、その管理サーバ3からのアンドゥ応答メッセージを待ち受け(SP45)、このアンドゥ応答メッセージを受信すると(SP45:YES)、このアンドゥ応答メッセージに基づいて、かかる管理サーバ3に依頼したアンドゥ処理が成功したか否かを判断する(SP46)。
CPU53は、この判断において否定結果を得ると(SP46:NO)、アンドゥ要求メッセージを送信してきた管理サーバ3に、要求されたアンドゥ処理が失敗した旨のアンドゥ応答メッセージを送信した後に、このアンドゥ処理を終了する(SP53)。
これに対してCPU53は、かかる判断において肯定結果を得ると(SP46:YES)、構成変更管理テーブル61上の該当するすべてのエントリについて同様の処理を行ったか否かを判断し(SP52)、この判断において否定結果を得たときには(SP52:NO)、この後構成変更管理テーブル61上の該当するすべてのエントリについて同様の処理を実行する(SP41〜SP52)。
そしてCPU53は、かかる構成変更管理テーブル61上の該当するすべてのエントリについて同様の処理を行い終えると(SP52:YES)、アンドゥ要求メッセージを送信してきた管理サーバ3に、要求されたアンドゥ処理が成功した旨のアンドゥ応答メッセージを送信した後に(SP53)、このアンドゥ処理を終了する。
他方、ステップSP43の判断において肯定結果を得ることは(SP43:YES)、そのエントリに対応する構成変更操作が自装置を含む複数のストレージ装置5に跨って行われていないことを意味する。かくしてこのときCPU53は、そのエントリの「経路種別」フィールド93(図4)に格納された経路種別を取得し(SP48)、この後その経路種別の経路が通信不可能な状態となっていないか否かを調査する(SP48)。
そしてCPU53は、かかる経路が通信不可能な状態となっていない場合には、ステップSP41において選択したエントリに対応する構成変更操作に対するアンドゥ処理を実行する(SP50)。この際CPU53は、自装置に対して行われた関連する構成変更操作についてもアンドゥ処理を実行する。またCPU53は、この後この処理結果を構成変更管理テーブル61に反映、つまり、かかるアンドゥ処理した構成変更操作のエントリを構成変更管理テーブル61から削除する(SP51)。
さらにCPU53は、この後ステップSP52に進んで、構成変更管理テーブル61上の該当するすべてのエントリについて同様の処理を行ったか否かを判断し(SP52)、肯定結果を得ると(SP52:YES)、アンドゥ要求メッセージを送信してきた管理サーバ3と、その他関連する管理サーバ3とにその旨のアンドゥ応答メッセージを送信した後に(SP53)、このアンドゥ処理を終了する。
なお、このアンドゥ応答メッセージを受信した、かかるアンドゥ要求メッセージをストレージ装置5に送信した管理サーバ3は、図7のステップSP24について上述したように、このアンドゥ応答メッセージに基づき得られるアンドゥ処理の処理結果を自サーバ内のアンドゥ管理テーブル38に反映するが、これと同様に、アンドゥ要求メッセージをストレージ装置5に送信していないにもかかわらず、このアンドゥ応答メッセージを受信したかかる関連する管理サーバ3も、図8について上述したアンドゥ処理結果反映処理手順RT4に従って、このアンドゥ応答メッセージに基づき得られるアンドゥ処理の処理結果をアンドゥ管理テーブル38に反映する。これについては、次の具体例において説明する。
(2)具体例
(2−1)具体例1
次に、本実施の形態による記憶システム1におけるアンドゥ処理について、より具体例に説明する。ここでは、管理サーバ3から複数のストレージ装置5に跨らない構成変更操作が行われる場合を例に説明する。
図12に示すように、あるストレージ装置5内に第1〜第5の論理ボリュームVOLが設定されている状態において、当該ストレージ装置5に対して、第1及び第2の論理ボリュームVOLを第1の通信ポート56A,56B(「Port A」)を介して第1の業務サーバ4(「Host A」)、第3及び第4の論理ボリュームVOLを第2の通信ポート56A,56B(「Port B」)を介して第1の業務サーバ4(「Host A」)、第5の論理ボリュームVOLを第3の通信ポート56A,56B(「Port C」)を介して第2の業務サーバ4(「Host B」)にそれぞれ接続し、かつ第2及び第3の論理ボリュームVOLと、第4及び第5の論理ボリュームVOLをコピーペアに設定する構成変更操作を行うものとする。
この場合、パスを張る役割が対応付けられた第1の管理サーバ3(「管理サーバA」)は、管理クライアント2(図1)からのストレージ構成変更要求に応じて、第1〜第5の論理ボリュームVOLと、対応する第1又は第2の業務サーバ4との間のパスを設定すべき旨のストレージ構成変更要求メッセージを、第1の論理ボリュームVOLを対象とするものから順番にストレージ装置5に送信する。
ストレージ装置5は、かかるストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、そのストレージ構成変更要求メッセージに応動して、第1の論理ボリュームVOLを第1の通信ポート56A,56Bを介して第1の業務サーバ4と接続するようにパスを設定すると共に、これと同様にして、第2〜第5の論理ボリュームVOLと、対応する第1又は第2の業務サーバ4との間にパスを設定する。またストレージ装置5は、図13(C)に示すように、かかる構成変更処理を行う毎にその内容を構成変更管理テーブル61に順次登録すると共に(図13(C)における登録番号が「1」〜「3」及び「6」,「7」の各エントリ)、当該構成変更管理テーブル61におけるそのエントリの登録番号をストレージ構成変更応答メッセージに格納して順次第1の管理サーバ3に通知する。
第1の管理サーバ3は、かかるストレージ構成変更応答メッセージを受信する毎に、図13(A)に示すように、そのストレージ構成変更応答メッセージに対応した構成変更操作をアンドゥ管理テーブル38に順次登録する。
これと並行して、コピーペアを設定する役割が対応付けられた第2の管理サーバ3(管理サーバB)は、管理クライアント2からのストレージ構成変更要求に応じて、第2及び第3の論理ボリュームVOLをペア設定すべき旨のストレージ構成変更要求メッセージと、第4及び第5の論理ボリュームVOLをペア設定すべき旨のストレージ構成変更要求メッセージとをストレージ装置5に送信する。
ストレージ装置5は、これらのストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、そのストレージ構成変更要求メッセージに応動して、第2及び第3の論理ボリュームVOLをペア設定すると共に、第4及び第5の論理ボリュームVOLをペア設定する。またストレージ装置5は、かかる構成変更を行う毎にその内容を構成変更管理テーブル61に順次登録すると共に、当該構成変更管理テーブル61におけるそのエントリの登録番号をストレージ構成変更応答メッセージとして順次第2の管理サーバ3に通知する。
第2の管理サーバ3は、かかるストレージ構成変更応答メッセージを受信する毎に、図13(B)に示すように、そのストレージ構成変更応答メッセージに対応した構成変更操作をアンドゥ管理テーブル38に順次登録する。
一方、この後、例えば管理クライアント2から第1の管理サーバ3に対して、図14に示すように、第2の論理ボリュームVOL及び第1の業務サーバ4間のパスを解消すべきアンドゥ要求が与えられた場合、第1の管理サーバ3は、ストレージ装置5に対してこれに応じたアンドゥ要求メッセージを送信する。
このアンドゥ要求メッセージを受信したストレージ装置5は、構成変更管理テーブル61を参照して、アンドゥ処理すべき構成変更操作に対応するエントリ(図13(C)において登録番号が「2」のエントリ)を特定し、「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96から対応する論理ボリューム(第2の論理ボリューム)VOLのID(「0:01」)を取得する。
またストレージ装置5は、このエントリ以降に構成変更管理テーブル61に登録されたエントリであって、「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96に格納されたIDが、上述のようにして取得した論理ボリュームVOLのID(「0:01」)と一致するエントリを検索する。
この場合、そのようなエントリとしては、第2の論理ボリュームVOLと第3の論理ボリュームVOLとをペア設定する構成変更操作についてのエントリが構成変更管理テーブル61上に存在する(図13(C)における登録番号が「4」のエントリ)。
かくして、ストレージ装置5は、このエントリに対応する構成変更操作のアンドゥ処理を実行する。また、構成変更管理テーブル61におけるこのエントリの「関連装置」フィールド99の「登録番号」フィールド101には、このエントリと関連する構成変更操作のエントリ(図13(C)における登録番号が「5」のエントリ)の登録番号も格納されている。かくしてストレージ装置5は、この登録番号が「5」のエントリに対応する構成変更操作についてもアンドゥ処理する。そしてストレージ装置5は、この後図15(C)に示すように、これらのアンドゥ処理した構成変更操作に対応するエントリを構成変更管理テーブル61から削除する。
この後、ストレージ装置5は、第1の管理サーバ3からアンドゥ処理の依頼を受けたエントリ以降に構成変更管理テーブル61に登録されたエントリであって、そのエントリの「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96に格納されたIDが、上述のようにして取得した論理ボリュームVOLのID(「0:01」)と一致するエントリを、再び検索する。
この段階において、このようなエントリとしては、第1の管理サーバ3からアンドゥ処理の依頼を受けた構成変更操作のエントリ(図13(C)における登録番号が「2」のエントリ)のみが構成変更管理テーブル61上に存在する。よって、ストレージ装置5は、このエントリに対応する構成変更操作のアンドゥ処理を実行し、この後図15(C)に示すように、構成変更管理テーブル61からこのエントリを削除する。またストレージ装置5は、この後、かかるアンドゥ処理の処理結果をアンドゥ応答メッセージとして第1及び第2の管理サーバ3に送信する。
このアンドゥ応答メッセージを受信した第1の管理サーバ3は、図15(A)に示すように、自サーバ内のアンドゥ管理テーブル38から対応するエントリ(図15(A)において上から2段目のエントリ)を削除すると共に、アンドゥ処理の処理結果を管理クライアント2に通知し、この一連のアンドゥ処理を終了する。
また、このアンドゥ応答メッセージを受信した第2の管理サーバ3は、図8について上述したアンドゥ処理結果反映処理手順RT4に従って、図15(B)に示すように、自サーバ内のアンドゥ管理テーブル38から対応するエントリ(図15(B)において上から1段目及び2段目のエントリ)を削除する。
(2−2)具体例2
次に、管理サーバ3から複数のストレージ装置5に跨った構成変更操作が行われる場合を例に説明する。
図16に示すように、第1のストレージ装置5(「ストレージ装置A」)内の第1の論理ボリュームVOLを通信ポート56A,56B(「Port A」)を介してある業務サーバ4(「Host A」)に接続すると共に、第2のストレージ装置5(「ストレージ装置B」)内の第2の論理ボリュームVOLを通信ポート56A,56B(「Port B」)を介して業務サーバ4に接続し、かつこれら第1及び第2のストレージ装置5内の論理ボリュームVOL間でペア設定する構成変更操作を行うものとする。
この場合、パスを張る役割が対応付けられた第1の管理サーバ3(「管理サーバA」)は、管理クライアント2(図1)からのストレージ構成変更要求に応じて、第1の論理ボリュームVOL及び業務サーバ4間のパスを設定すべき旨のストレージ構成変更要求メッセージを第1のストレージ装置5に送信すると共に、第2の論理ボリュームVOL及び業務サーバ4間のパスを設定すべき旨のストレージ構成変更要求メッセージを第2のストレージ装置5に送信する。
第1のストレージ装置5は、かかるストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、第1の論理ボリュームVOL及び指定された業務サーバ4間にパスを設定する。また第1のストレージ装置5は、図17(C)に示すように、かかる構成変更処理の処理内容を自装置内の構成変更管理テーブル61に登録すると共に(図17(C)における登録番号が「1」のエントリ)、当該構成変更管理テーブル61におけるそのエントリの登録番号をストレージ構成変更応答メッセージに格納して第1の管理サーバ3に通知する。
同様に、第2のストレージ装置5は、かかるストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、第2の論理ボリュームVOL及び業務サーバ4間にパスを設定する。また第2のストレージ装置5は、図17(D)に示すように、かかる構成変更処理の処理内容を自ストレージ構成変更管理テーブル61に登録すると共に(図17(D)における登録番号が「1」のエントリ)、当該構成変更管理テーブル61におけるそのエントリの登録番号をストレージ構成変更応答メッセージに格納して第1の管理サーバ3に通知する。
第1の管理サーバ3は、かかる第1及び第2のストレージ装置5からのストレージ構成変更応答メッセージを受信する毎に、図17(A)に示すように、そのストレージ構成変更応答メッセージに対応したエントリをアンドゥ管理テーブル38に順次登録する。
これと並行して、コピーペアを設定する役割が対応付けられた第2の管理サーバ3(管理サーバB)は、管理クライアント2からのストレージ構成変更要求に応じて、第1のストレージ装置5内の第1の論理ボリュームVOL及び第2のストレージ装置5内の第2の論理ボリュームVOLをペア設定すべき旨のストレージ構成変更要求メッセージを第1及び第2のストレージ装置5にそれぞれ送信する。
第1のストレージ装置5は、このストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、自装置内の第1の論理ボリュームVOLを第2のストレージ装置5内の第2の論理ボリュームVOLとペア設定する。また第1のストレージ装置5は、かかる構成変更を構成変更管理テーブル61に登録すると共に(図17(C)における登録番号が「2」のエントリ)、構成変更管理テーブル61におけるそのエントリの登録番号をストレージ構成変更応答メッセージとして第2の管理サーバ3に通知する。
同様に、第2のストレージ装置5は、かかるストレージ構成変更要求メッセージを受信すると、自装置内の第2の論理ボリュームVOLを第1のストレージ装置5内の第1の論理ボリュームとペア設定する。また第2のストレージ装置5は、かかる構成変更を構成変更管理テーブル61に登録すると共に(図17(D)における登録番号が「2」のエントリ)、構成変更管理テーブル61におけるそのエントリの登録番号をストレージ構成変更応答メッセージとして第2の管理サーバ3に通知する。
第2の管理サーバ3は、かかる第1及び第2のストレージ装置5からのストレージ構成変更応答メッセージを受信する毎に、図17(B)に示すように、そのストレージ構成変更応答メッセージに対応した構成変更操作をアンドゥ管理テーブル38に順次登録する。
一方、この後、例えば管理クライアント2から第1の管理サーバ3に対して、図18に示すように、第1のストレージ装置5の第1の論理ボリュームVOL及び第1の業務サーバ4間のパスを解消すべきアンドゥ要求が与えられた場合、第1の管理サーバ3は、第1のストレージ装置5に対してこれに応じたアンドゥ要求メッセージを送信する。
このアンドゥ要求メッセージを受信した第1のストレージ装置5は、自装置内の構成変更管理テーブル61を参照して、アンドゥ処理すべき構成変更操作に対応するエントリ(図17(C)においてそれぞれ登録番号が「1」のエントリ)を特定し、「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96から対応する論理ボリュームVOLのID(「0:01」)を取得する。
また第1のストレージ装置5は、このエントリ以降に構成変更管理テーブル61に登録されたエントリであって、「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96に格納されたIDが、上述のようにして取得した第1の論理ボリュームVOLのID(「0:01」)と一致するエントリを検索する。
この場合、そのようなエントリとしては、自装置内の第1の論理ボリュームVOLと第2のストレージ装置5内の第2の論理ボリュームVOLとをペア設定する構成変更操作についてのエントリが構成変更管理テーブル61上に存在する(図17(C)における登録番号が「2」のエントリ)。
ただし、このエントリの「関連装置」フィールド99の「ID」フィールド100には第2のストレージ装置5のIDが登録されているため、この構成変更操作が複数のストレージ装置5に跨って行われたものであることが分かる。よって、このとき第1のストレージ装置5は、このエントリに対応する構成変更操作を行った第2の管理サーバ3にアンドゥ要求メッセージを送信することにより、当該構成変更操作のアンドゥ処理を依頼する。
このアンドゥ処理の依頼を受けた第2の管理サーバ3は、自サーバ内のアンドゥ管理テーブル38を参照して、第1及び第2の論理ボリュームVOL間のペア設定を解除すべきアンドゥ要求メッセージを第1及び第2のストレージ装置5に送信する。
第1及び第2のストレージ装置5は、このアンドゥ要求メッセージを受けて、第1及び第2の論理ボリューム間のペア設定を解除するアンドゥ処理を実行する。また第1及び第2のストレージ装置5は、この後図19(C)及び(D)に示すように、これらアンドゥ処理した構成変更操作に対応するエントリ(図17(C)及び(D)におけるそれぞれ登録番号が「2」のエントリ)をそれぞれ自装置内のアンドゥ管理テーブル38から削除する。そして第1及び第2のストレージ装置5は、それぞれアンドゥ処理が成功した旨のアンドゥ応答メッセージを第2の管理サーバ3に送信する。
かかる第1及び第2のストレージ装置5からのアンドゥ応答メッセージを受信した第2の管理サーバ3は、図19(B)に示すように、かかる第1及び第2のストレージ装置5におけるアンドゥ処理にそれぞれ対応するエントリ(図17(B)における1段目及び2段目の各エントリ)を自サーバ内のアンドゥ管理テーブル38から削除する。また第2の管理サーバ3は、この後アンドゥ処理の依頼を受けたアンドゥ処理が成功した旨のアンドゥ応答メッセージを第1のストレージ装置5に送信する。
そして、このアンドゥ応答メッセージを受信した第1のストレージ装置5は、この段階で、このアンドゥ処理依頼を受けた構成変更操作のエントリ以降に構成変更管理テーブル61に登録されたエントリであって、「アンドゥ要素」フィールド95の「ボリュームID」フィールド96に格納されたIDが、上述のようにして取得した論理ボリュームVOLのID(「0:01」)と一致するエントリを再度検索する。
この段階において、このようなエントリとしては、第1の管理サーバ3からアンドゥ処理の依頼を受けた構成変更操作のエントリ(図17(C)における登録番号が「1」のエントリ)のみが構成変更管理テーブル61上に存在する。よって、第1のストレージ装置5は、このエントリに対応する構成変更操作のアンドゥ処理を実行し、この後図19(C)に示すように、構成変更管理テーブル61からこのエントリを削除する。また第1のストレージ装置5は、この後、かかるアンドゥ処理の処理結果をアンドゥ応答メッセージとして第1の管理サーバ3に送信する。
このアンドゥ応答メッセージを受信した第1の管理サーバ3は、図19(A)に示すように、自サーバ内のアンドゥ管理テーブル38から対応するエントリ(図19(A)において上から2段目のエントリ)を削除すると共に、アンドゥ処理の処理結果を管理クライアント2に通知し、この一連のアンドゥ処理を終了する。
(3)本実施の形態の効果
以上のように、この記憶システム1では、各管理サーバ3側において、ストレージ装置5に対して行った構成変更操作の履歴をアンドゥ管理テーブル38を用いて管理する一方、各ストレージ装置5側において、管理サーバ3からのアンドゥ要求に応じて実行した構成変更の履歴を構成変更管理テーブル61を用いて管理する。そして、ストレージ装置5は、管理サーバ3からアンドゥ要求メッセージが与えられたときに、対応する構成変更操作に関連して他のストレージ装置5に構成変更操作が行われているか否かを構成変更管理テーブル61に基づいて判定し、他のストレージ装置5に構成変更操作が行なわれていないときには対応する構成変更のアンドゥ処理を実行し、他のストレージ装置5に構成変更操作が行われているときには、対象とする構成変更操作を行った管理サーバ3に対して、当該構成変更操作のアンドゥ処理を依頼する。
従って、この記憶システム1では、ストレージ装置5が単独で行い得る構成変更操作のアンドゥ処理については当該ストレージ装置5が単独で、またストレージ装置5が単独で行い得ない、複数のストレージ装置5に跨った構成変更操作については、その構成変更操作を行なった管理サーバ3がアンドゥ処理を行なうため、複数の管理サーバ3からストレージ装置5に対して構成変更操作が行われた場合であっても、管理者が他の管理者と連絡を取り合うことなく、自己が行なった構成変更操作を単独で取り消すことができる。かくするにつき、この記憶システム1によれば、複数の管理者等によりストレージ装置5に行われた構成変更操作のアンドゥ処理を容易化させることができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1及び図2のように構成された記憶システム1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成の記憶システムに広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、管理サーバ3側において、ストレージ装置5に対する構成変更操作の履歴を管理するサーバ側構成変更管理部を、当該管理サーバ3全体の動作制御を司るCPU31、アンドゥ管理プログラム36及びアンドゥ管理テーブル38により構成し、ストレージ装置5側において、管理サーバ3の構成変更操作に基づく構成変更の履歴を管理するストレージ装置側変更管理部を、当該ストレージ装置5全体の動作制御を司るCPU53、アンドゥ代理エージェントプログラム59及び構成変更管理テーブル61により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらサーバ側構成変更管理部及びストレージ装置側構成変更管理部の構成としては、この他種々の構成を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、管理サーバ3側において、各ストレージ装置5に対する構成変更操作ごとのアンドゥ処理に必要な第1の情報(図3の各フィールド70〜78にそれぞれ格納された情報)を登録する第1のテーブルとしてのアンドゥ管理テーブル38を図3のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、ストレージ装置5側において、構成変更ごとのアンドゥ処理に必要な第2の情報(図4の各フィールド90〜101にそれぞれ格納された情報)を登録する第2のテーブルとしての構成変更管理テーブル61を図4のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
本発明は、複数の管理者によりストレージ装置の構成変更操作が行なわれる記憶システムに広く適用することができる。
本実施の形態による記憶システムの構成を示すブロック図である。 本実施の形態による記憶システムの構成を示すブロック図である。 アンドゥ管理テーブルを示す図表である。 構成変更管理テーブルを示す図表である。 ストレージ構成変更処理手順を示すフローチャートである。 自ストレージ構成変更処理手順を示すフローチャートである。 アンドゥ指示処理手順を示すフローチャートである。 アンドゥ処理結果反映処理手順を示すフローチャートである。 アンドゥ要求メッセージのデータフォーマットを示す概念図である。 アンドゥ応答メッセージのデータフォーマットを示す概念図である。 アンドゥ処理手順を示すフローチャートである。 具体例1の説明に供するブロック図である。 (A)は具体例1に係る第1の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(B)は具体例1に係る第2の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(C)は具体例1に係るストレージ装置の構成変更管理テーブルの構成をそれぞれ示す図表である。 具体例1の説明に供するブロック図である。 (A)は具体例1に係る第1の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(B)は具体例1に係る第2の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(C)は具体例1に係るストレージ装置の構成変更管理テーブルの構成をそれぞれ示す図表である。 具体例2の説明に供するブロック図である。 (A)は具体例2に係る第1の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(B)は具体例2に係る第2の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(C)は具体例2に係る第1のストレージ装置の構成変更管理テーブルの構成、(D)は具体例2に係る第2のストレージ装置の構成変更管理テーブルの構成をそれぞれ示す図表である。 具体例2の説明に供するブロック図である。 (A)は具体例2に係る第1の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(B)は具体例2に係る第2の管理サーバのアンドゥ管理テーブルの構成、(C)は具体例2に係る第1のストレージ装置の構成変更管理テーブルの構成、(D)は具体例2に係る第2のストレージ装置の構成変更管理テーブルの構成をそれぞれ示す図表である。
符号の説明
1……記憶システム、2……管理クライアント、3……管理サーバ、4……業務サーバ、5……ストレージ装置、6……LAN、7……SAN、30,40,52……ディスク装置、31,41,53……CPU、38……アンドゥ管理テーブル、36……アンドゥ管理プログラム、37,46,60……データ管理プログラム、59……アンドゥ代理エージェントプログラム、61……構成変更管理テーブル、VOL……論理ボリューム。

Claims (12)

  1. 複数の管理サーバと、前記管理サーバによる構成変更操作に応じて自己の構成を変更する1又は複数のストレージ装置とを有する記憶システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記ストレージ装置に対する前記構成変更操作の履歴を管理するサーバ側構成変更管理部を備え、
    前記ストレージ装置は、
    前記管理サーバの前記構成変更操作に基づく構成変更の履歴を管理するストレージ装置側変更管理部を備え、
    前記サーバ側構成変更管理部は、必要時、対応する前記構成変更操作のアンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信し、
    前記ストレージ装置側変更管理部は、前記構成変更操作の前記アンドゥ要求が与えられたときに、当該構成変更操作及び当該構成変更操作以降に行なわれた関連する前記構成変更操作について、対象とする当該構成変更操作に関連して他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているか否かを判定し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われていないときには、対象とする前記構成変更操作に対応する前記構成変更のアンドゥ処理を実行し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているときには、対象とする前記構成変更操作を行った前記管理サーバに当該構成変更操作のアンドゥ処理を依頼し、
    前記サーバ側構成変更管理部は、前記ストレージ装置からの前記アンドゥ処理の依頼に応じて、対応する前記構成変更操作の前記アンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする記憶システム。
  2. 前記サーバ側変更管理部は、
    前記ストレージ装置に対する前記構成変更操作の履歴を、前記構成変更操作ごとの前記アンドゥ処理に必要な第1の情報を第1のテーブルにそれぞれ登録するようにして管理し、
    前記ストレージ装置側構成変更管理部は、
    前記管理サーバの前記構成変更操作に基づく構成変更の履歴を、前記構成変更ごとの前記アンドゥ処理に必要な第2の情報を第2のテーブルにそれぞれ登録するようにして管理する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶システム。
  3. 前記ストレージ装置側変更管理部は、
    前記構成変更ごとに、当該構成変更の前記第2のテーブルへの登録番号を対応する前記管理サーバに送信し、
    前記サーバ側構成変更管理部は、
    前記構成変更操作ごとに、対応する当該登録番号を前記第1の情報として前記第1のテーブルに登録すると共に、当該登録番号により前記構成変更操作を特定して、当該構成変更操作に基づく前記構成変更の前記アンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶システム。
  4. 前記サーバ側構成変更管理部及び前記ストレージ側構成管理変更部は、
    前記ストレージ装置における前記アンドゥ処理の処理結果を前記第1又は第2のテーブルに反映させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶システム。
  5. 前記第2の情報は、
    当該構成変更操作に関連して自己又は他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行なわれた場合における、当該自己又は他の前記ストレージ装置の識別情報と、当該自己又は他の前記ストレージ装置に行われた前記構成変更操作の前記第2のテーブルへの前記登録番号とを含み、
    前記ストレージ装置側変更管理部は、
    前記第2のテーブルに登録された前記ストレージ装置の前記識別情報に基づいて、対象とする前記構成変更操作に関連して他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶システム。
  6. 前記第1の情報は、
    前記構成変更操作を行なった前記ストレージ装置の識別情報を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶システム。
  7. 複数の管理サーバからの構成変更操作に応じて構成変更したストレージ装置の当該構成変更をアンドゥ処理するアンドゥ処理方法において、
    前記管理サーバは、
    前記ストレージ装置に対する前記構成変更操作の履歴を管理し、
    前記ストレージ装置は、
    前記管理サーバの前記構成変更操作に基づく構成変更の履歴を管理し、
    前記管理サーバが、必要時、対応する前記構成変更操作のアンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する第1のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記構成変更操作の前記アンドゥ要求が与えられたときに、当該構成変更操作及び当該構成変更操作以降に行なわれた関連する前記構成変更操作について、対象とする当該構成変更操作に関連して他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているか否かを判定し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われていないときには、対象とする前記構成変更操作に対応する前記構成変更のアンドゥ処理を実行し、他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているときには、対象とする前記構成変更操作を行った前記管理サーバに当該構成変更操作のアンドゥ処理を依頼する第2のステップと、
    前記管理サーバが、前記ストレージ装置からの前記アンドゥ処理の依頼に応じて、対応する前記構成変更操作の前記アンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する第3のステップと
    を備えることを特徴とするアンドゥ処理方法。
  8. 前記管理サーバは、
    前記ストレージ装置に対する前記構成変更操作の履歴を、前記構成変更操作ごとの前記アンドゥ処理に必要な第1の情報を第1のテーブルにそれぞれ登録するようにして管理し、
    前記ストレージ装置は、
    前記管理サーバの前記構成変更操作に基づく構成変更の履歴を、前記構成変更ごとの前記アンドゥ処理に必要な第2の情報を第2のテーブルにそれぞれ登録するようにして管理する
    ことを特徴とする請求項7に記載のアンドゥ処理方法。
  9. 前記ストレージ装置は、
    前記構成変更ごとに、当該構成変更の前記第2のテーブルへの登録番号を対応する前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記構成変更操作ごとに、対応する当該登録番号を前記第1の情報として前記第1のテーブルに登録し、
    前記第1のステップでは、
    前記管理サーバは、当該登録番号により前記構成変更操作を特定して、当該構成変更操作に基づく前記構成変更の前記アンドゥ要求を対応する前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項8に記載のアンドゥ処理方法。
  10. 前記管理サーバ及び前記ストレージ装置は、
    前記ストレージ装置における前記アンドゥ処理の処理結果を前記第1又は第2のテーブルに反映させる
    ことを特徴とする請求項8に記載のアンドゥ処理方法。
  11. 前記第2の情報は、
    当該構成変更操作に関連して自己又は他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行なわれた場合における、当該自己又は他の前記ストレージ装置の識別情報と、当該自己又は他の前記ストレージ装置に行われた前記構成変更操作の前記第2のテーブルへの前記登録番号とを含み、
    前記第2のステップにおいて、前記ストレージ装置は、
    前記第2のテーブルに登録された前記ストレージ装置の前記識別情報に基づいて、対象とする前記構成変更操作に関連して他の前記ストレージ装置に前記構成変更操作が行われているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項8に記載のアンドゥ処理方法。
  12. 前記第1の情報は、
    前記構成変更操作を行なった前記ストレージ装置の識別情報を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のアンドゥ処理方法。

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