JP4634268B2 - ストレージシステムの省電力化方法及びストレージシステム - Google Patents

ストレージシステムの省電力化方法及びストレージシステム Download PDF

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Description

本発明は、ホスト計算機から書き込み要求されるストレージシステムに関し、特に、ストレージシステムの消費電力を低減する技術に関する。
近年、ストレージシステムの記憶領域の大容量化が進行している。このような大規模ストレージシステムでは、消費電力の増大及び発熱量の増大が問題となっている。
そこで、ストレージシステムの消費電力を低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。当該ストレージシステムは、ホストコンピュータから所定時間以上アクセスされていないディスク装置の電源を遮断する。これによって、当該ストレージシステムは、ホストコンピュータからアクセスされていないディスク装置の消費電力を低減できる。
特開2000−293314号公報
前述した従来技術によると、ストレージシステムは、ディスク装置の消費電力を低減できる。しかし、ディスク装置へのアクセスを制御するコントローラの消費電力を低減できなかった。つまり、従来のストレージシステムのコントローラは、ホストコンピュータからアクセスされていない状態であっても、電力を消費し続けてしまうという問題があった。
また、従来のストレージシステムは、自身の処理能力よりも非常に低い負荷しかかかっていない時であっても、すべてのコントローラを稼動していた。そのため、従来のストレージシステムは、負荷に関わらず、所定の電力を消費し続けてしまうという問題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、ストレージシステムの消費電力を低減することを目的とする。
本発明の一実施形態はストレージシステムの省電力化方法であって、ホスト計算機にネットワークを介して接続されるストレージシステムの省電力化方法であって、前記ストレージシステムは、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスク装置と、前記ディスク装置へのアクセスを制御する複数のコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記ネットワークに接続されるインタフェースと、前記インタフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続される記憶部と、を備え、前記プロセッサは、前記ストレージシステムの負荷を測定し、前記測定したストレージシステムの負荷に応じて、前記コントローラの電源を制御し、前記ホスト計算機は、前記ディスク装置の記憶領域を論理記憶領域単位で認識し、前記プロセッサは、前記複数のコントローラのうちの一つの電源を遮断する前に、当該電源が遮断されるコントローラに割り当てられている論理記憶領域を、他のコントローラに割り当てることを特徴とすることを特徴とするものである。
本発明の一実施形態によれば、ストレージシステムの消費電力を低減できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムのブロック図である。
計算機システムは、ストレージシステム1、ホスト2、管理端末3及びネットワーク4を含む。
ホスト2は、CPU、メモリ及びインタフェースを備える計算機である。ホスト2は、メモリに記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を実行する。例えば、ホスト2は、ストレージシステム1にデータを格納する。
ストレージシステム1は、コントローラ11、ディスク装置及びパス13を備える。コントローラ11は、図2で後述するが、ストレージシステム1を制御する。また、コントローラ11は、ディスク装置に対しデータを入出力する。ディスク装置は、ホストからのデータを記憶する。パス13は、コントローラ11とディスク装置とを接続する。
ホスト2は、ディスク装置の記憶領域を論理ボリューム(LU:Logical Unit)12単位で認識する。ストレージシステム1は、一つ以上のLU12を内部に構築する。
管理端末3は、CPU、メモリ及びインタフェースを備える計算機である。管理端末3は、メモリに記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を実行する。管理端末3のメモリには、管理プログラム31が記憶されている。管理端末3は、メモリに記憶されている管理プログラム31を実行することによって、ストレージシステム1を管理する。
管理端末3は、例えば、LAN等によって、ストレージシステム1へ接続されている。本ブロック図の管理端末3は、ストレージシステム1へ直接接続されているが、ネットワーク4を経由してストレージシステム1へ接続されていてもよい。
ネットワーク4は、例えば、SAN(Storage Area Network)、であり、ストレージシステム1とホスト2とを接続する。
図2は、本発明の第1の実施の形態のストレージシステム1のコントローラ11のブロック図である。
コントローラ11は、メモリ111、CPU112、ホストインタフェース(ホストIF)113、ディスクインタフェース(ディスクIF)114、管理用インタフェース(IF)115、データ転送制御部116及びキャッシュメモリ117を備える。
メモリ111は、電源制御プログラム1110、モード管理テーブル1111、閾値管理テーブル1112、性能モニタリングプログラム1113及びアクセス制御プログラム1115を記憶している。
電源制御プログラム1110は、コントローラ11の電源を制御する。また、電源制御プログラム1110は、コントローラ11の省電力モードを変更する。なお、省電力モードは、コントローラ11の消費電力を低減するために変更される動作モードである。
モード管理テーブル1111は、図4で後述するが、コントローラ11の省電力モードとコントローラ11の構成部位の動作内容との対応を管理する。閾値管理テーブル1112は、図5で後述するが、コントローラ11の構成部位の負荷状態とコントローラ11の省電力モードとの対応を管理する。
性能モニタリングプログラム1113は、ストレージシステム1の負荷を監視する。
アクセス制御プログラム1115は、LU12へのアクセスを制御する。例えば、アクセス制御プログラム1115は、LU12へアクセスするコントローラ11を変更する。
CPU112は、メモリ111に記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を実行する。また、CPU112は、一つ以上のコア1121を備える。コア1121は、演算回路である。CPU112は、コア1121を多く備えるほど、データの処理量が増える。なお、CPU112は、一つを図示しているが、コントローラ11に複数備えられていてもよい。
ホストIF113は、ホスト2と接続するインタフェースである。ホストIF113は、二つを図示しているが、コントローラ11にいくつ備えられていてもよい。また、ホストIF113は、一つ以上のポートを備える。
ディスクIF114は、ディスク装置と接続するインタフェースである。ディスクIF114は、二つを図示しているが、コントローラ11にいくつ備えられていてもよい。また、ディスクIF114は、一つ以上のポートを備える。
管理用IF115は、管理端末3と接続するインタフェースである。
なお、ホストIF113、ディスクIF114及び管理用IF115には、ファイバチャネル(Fibre Channel)、SCSI(Small Computer System Interface)、iSCSI(Internet Small Computer System Interface)、Infiniband、SATA(Serial ATA)又はSAS(Serial Attached SCSI)等が適用される。
キャッシュメモリ117は、ホスト2からのデータを一時的に記憶する。コントローラ11は、キャッシュメモリ117を備えることによって、LU12へのアクセスを高速化できる。なお、キャッシュメモリ117は、メモリ111の記憶領域の一部であってもよい。
データ転送制御部116は、CPU112、ホストIF113、ディスクIF114及びキャッシュメモリ117間のデータ転送を制御する。データ転送制御部116は、例えば、LSIである。
次に、図2と異なる構成のコントローラ11について説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態のストレージシステム1のコントローラ11のブロック図である。
図3のコントローラ11は、図2のコントローラの変形例である。本実施の形態のストレージシステム1は、図2又は図3のいずれのコントローラ11を備えていてもよい。
図3のコントローラ11では、ホストIF113及びディスクIF114のそれぞれがCPU112を備える。また、接続制御部118が、メモリ111、ホストIF113、ディスクIF114及びキャッシュメモリ117間のデータ転送を制御する。これによって、メモリ111及びキャッシュメモリ117は、すべてのCPU112によって共有される。
図3のコントローラ11のそれ以外の構成は、図2のコントローラと同一なので、説明を省略する。
なお、コントローラ11は、図2で説明した構成又は図3で説明した構成のいずれであっても、同一の処理によって消費電力を低減できる。
図4は、本発明の第1の実施の形態のコントローラ11のモード管理テーブル1111の構成図である。
モード管理テーブル1111は、省電力モード番号1111A及び動作内容1111Bを含む。
省電力モード番号1111Aは、コントローラ11の省電力モードの一意な識別子である。動作内容1111Bは、当該省電力モード時におけるコントローラ11の構成部位の動作内容である。
本構成図のモード管理テーブル1111は、CPU112、キャッシュメモリ117、ホストIF113、ディスクIF114及び各種バスに関する情報を含む。
まず、コントローラ11内のCPU112に関する省電力モードを説明する。
省電力モード番号1111Aが「0」の場合、コントローラ11内のすべてのCPU112は、自身のリソースをすべて使用し、且つ最高駆動周波数及び最高駆動電圧で動作する。
また、省電力モード番号1111Aが「1」の場合、CPU112は、最高駆動周波数より低い所定の駆動周波数で動作する。また、省電力モード番号1111Aが「2」の場合、CPU112は、稼動するコア1121を所定の個数に減らして動作する。また、省電力モード番号1111Aが「3」の場合、コントローラ11内の所定の個数のCPU112が、動作を停止する。また、省電力モード番号1111Aが「4」の場合、コントローラ11内のすべてのCPU112が、動作を停止する。
他にも、省電力モードの変化に応じて、CPU112は、駆動周波数を段階的に変更してもよい。
また、省電力モードは、CPU112の駆動周波数の変更と稼動するCPU112の個数の変更との組み合わせで定義されてもよい。同様に、省電力モードは、CPU112の駆動周波数の変更と稼動するコア1121の個数の変更との組み合わせで定義されてもよい。
次に、コントローラ11内のキャッシュメモリ117に関する省電力モードを説明する。省電力モード番号1111Aが「0」の場合、キャッシュメモリ117は、最高駆動周波数で動作する。
また、省電力モード番号1111Aが「1」の場合、キャッシュメモリ117は、最高駆動周波数より低い所定の駆動周波数で動作する。また、省電力モード番号1111Aが「4」の場合、キャッシュメモリ117は、動作を停止する。
また、省電力モードの変化に応じて、キャッシュメモリ117が、駆動周波数を段階的に変更してもよい。
次に、コントローラ11内のホストIF113に関する省電力モードを説明する。省電力モード番号1111Aが「0」の場合、コントローラ11内のすべてのホストIF113は、自身のリソースのすべてを使用し、且つ最高転送速度で動作する。
また、省電力モード番号1111Aが「1」の場合、ホストIF113は、最高転送速度より低い所定の転送速度で動作する。
また、省電力モード番号1111Aが「2」の場合、ホストIF113は、稼動するポートを所定の個数に減らして動作する。
具体的には、CPU112は、ホストIF113内の稼動中のポートの中から、LU12が割り当てられていないポートを探す。つまり、ホスト2に使用されていないポートを探す。なお、CPU112は、ホスト2に使用されていないポートを見つけられない場合、LU12の割り当てを変更することによって、ホスト2に使用されていないポートを作成する。そして、CPU112は、ホスト2に使用されていないポートの電源を遮断する。
また、省電力モード番号1111Aが「3」の場合、コントローラ11内の所定の個数のホストIF113が、動作を停止する。
具体的には、CPU112は、コントローラ11内のホストIF113の中から、LU12が割り当てられていないポートのみを備えるホストIF113を探す。つまり、ホスト2に使用されていないホストIF113を探す。なお、CPU112は、ホスト2に使用されていないホストIF113を見つけられない場合、LU12の割り当てを変更することによって、ホスト2に使用されていないホストIF113を作成する。そして、CPU112は、ホスト2に使用されていないホストIF113の電源を遮断する。
また、省電力モード番号1111Aが「4」の場合、コントローラ11内のすべてのホストIF113が、動作を停止する。具体的には、CPU112は、コントローラ11内のすべてのホストIF113の電源を遮断する。
次に、コントローラ11内のディスクIF114に関する省電力モードを説明する。省電力モード番号1111Aが「0」の場合、コントローラ11内のすべてのディスクIF114は、自身のリソースのすべてを使用し、且つ最高転送速度で動作する。
また、省電力モード番号1111Aが「1」の場合、ディスクIF114は、最高転送速度より低い所定の転送速度で動作する。
また、省電力モード番号1111Aが「2」の場合、ディスクIF114は、転送路のリンクを所定の個数に減らして動作する。
具体的には、CPU112は、ディスクIF114内のリンクの中から、稼動していないディスク装置のみに接続されているリンクを探す。そして、CPU112は、探し出したリンクの電源を遮断する。
また、省電力モード番号1111Aが「3」の場合、コントローラ11内の所定の個数のディスクIF114が、動作を停止する。
具体的には、CPU112は、ディスクIF114の中から、稼動していないディスク装置のみに接続されているディスクIF114を探す。そして、CPU112は、探し出したディスクIF114の電源を遮断する。
また、省電力モード番号1111Aが「4」の場合、コントローラ11内のすべてのディスクIF114が、動作を停止する。具体的には、CPU112は、コントローラ11内のすべてのディスクIF114の電源を遮断する。
次に、コントローラ11内のバスに関する省電力モードを説明する。省電力モード番号1111Aが「0」の場合、コントローラ11内のデータ転送制御部116は、最高駆動周波数で動作する。これによって、コントローラ11内のバスのデータ転送速度を最大にする。
また、省電力モード番号1111Aが「1」の場合、データ転送制御部116は、最高駆動周波数より低い所定の駆動周波数で動作する。これによって、コントローラ11内のバスのデータ転送速度を減少させる。
また、省電力モード番号1111Aが「4」の場合、データ転送制御部116は、動作を停止する。
なお、省電力モードは、前述した動作内容の組み合わせによって定義されてもよい。
図5は、本発明の第1の実施の形態のコントローラ11の閾値層管理テーブル1112の構成図である。
閾値管理テーブル1112は、省電力モード番号1112A及び動作条件1112Bを含む。
省電力モード番号1112Aは、コントローラ11の省電力モードの一意な識別子である。動作条件1112Bは、コントローラ11の構成部位が当該省電力モードに該当する条件である。具体的には、動作条件1112Bには、コントローラ11の負荷状態等が格納されている。
例えば、CPU112の使用率が60%以上の場合、CPU112は、省電力モード番号1112Aが「0」の省電力モードで動作する。また、CPU112の使用率が40%以上60%未満の場合、CPU112は、省電力モード番号1112Aが「1」の省電力モードで動作する。
また、CPU112の使用率が20%以上40%未満の場合、CPU112は、省電力モード番号1112Aが「2」の省電力モードで動作する。また、CPU112の使用率が0%より大きく20%未満の場合、CPU112は、省電力モード番号1112Aが「3」の省電力モードで動作する。また、CPU使用率が0%の場合、CPU112は、省電力モード番号1112Aが「4」の省電力モードで動作する。
なお、閾値管理テーブル1112では、CPU112の使用率でなく、コントローラ11のデータ処理速度等の他の閾値に基づいて、CPU112の省電力モードが定義されていてもよい。
また、キャッシュメモリ117の使用率が50%以上の場合、キャッシュメモリ117は、省電力モード番号1112Aが「0」の省電力モードで動作する。また、キャッシュメモリ117の使用率が0%より大きく50%未満の場合、キャッシュメモリ117は、省電力モード番号1112Aが「1」の省電力モードで動作する。また、キャッシュメモリ117の使用率が0%の場合、キャッシュメモリ117は、省電力モード番号1112Aが「4」の省電力モードで動作する。
なお、閾値管理テーブル1112では、キャッシュメモリ117の使用率でなく、コントローラのデータ処理速度等の他の閾値に基づいて、キャッシュメモリ117の省電力モードが定義されていてもよい。
また、当該閾値管理テーブル1112では、コントローラ11のデータ処理速度に対するホストIF113のデータ転送速度の最大値(データ転送能力)の割り合いに応じて、ホストIF113の省電力モードが定義されている。
例えば、コントローラ11が、四つのホストIF113を備える場合で説明する。また、それぞれのホストIF113は、1GB/sのデータ転送能力を備える。よって、コントローラ11に備えられているホストIF113の全体では、4GB/sのデータ転送能力を備える。このとき、ある期間のコントローラ11のデータ処理速度が1GB/sであったとする。すると、ホストIF113は、データ転送能力の25%しか使用されていない。よって、一つのホストIF113のみが、動作すればよい。つまり、三つのホストIF113は、動作を停止できる。
ユーザが、このような内容を考慮した省電力モードを、省電力モード番号「3」と定義したとする。すると、ユーザは、当該省電力モードに関する情報を、モード管理テーブル1111及び閾値管理テーブル1112に定義する。
具体的には、省電力モード番号1112Aが「3」であるレコードを、閾値管理テーブル1112から選択する。次に、選択したレコードの動作条件1112BのホストIFの欄に、「25%以下」を格納する。
次に、省電力モード番号1111Aが「3」であるレコードを、モード管理テーブル1111から選択する。次に、選択したレコードの動作内容1111BのホストIFの欄に、「IF数=1」を格納する。
これによって、コントローラ11のデータ処理速度に対するホストIF113のデータ転送能力の割合が25%以下になると、CPU112は、三つのホストIF113の電源を遮断する。
なお、閾値管理テーブル1112には、ホストIF113の使用率等の他の閾値に応じて、ホストIF113の省電力モードが定義されていてもよい。
閾値管理テーブル1112には、ホストIF113と同様に、ディスクIF114及び各種バスに関する省電力モードが定義されている。
コントローラ11は、このような閾値管理テーブル1112を備えることによって、現在のデータ処理速度に応じて、ホストIF及びディスクIF等の構成部位の稼動数を変更できる。
また、閾値管理テーブル1112には、消費電力が増加する場合の閾値及び消費電力が減少する場合の閾値の二つの閾値が定義されていてもよい。これによって、コントローラ11は、データ処理量の急激な変化にも対応できる。
モード管理テーブル1111及び閾値管理テーブル1112には、ホストIF113の省電力モードとディスクIF114の省電力モードとが別個に定義されている。なぜなら、ホストIF113とディスクIF114とが、同一のデータ転送速度を必要とするとは限らないからである。これによって、コントローラ11は、すべてのホストIF113を稼動しながら、一部のディスクIF114の動作を停止することもできる。同様に、すべてのディスクIF114を稼動しながら、一部のホストIF113の動作を停止することもできる。つまり、コントローラ11は、それぞれのインタフェースごとに電源を遮断できるので、消費電力を更に削減できる。
図6は、本発明の第1の実施の形態のコントローラ11の省電力モード変更処理のフローチャートである。
コントローラ11は、省電力モード変更処理を周期的に行う。
性能モニタリングプログラム1113は、コントローラ11の負荷を周期的に測定する(601)。具体的には、性能モニタリングプログラム1113は、閾値管理テーブル1112の動作条件1112Bに対応する負荷を測定する。例えば、コントローラ11が図5で示す閾値管理テーブルを備える場合、性能モニタリングプログラム1113は、CPU112の使用率、キャッシュメモリ117の使用率及びコントローラ11のデータ処理速度を測定する。
次に、電源制御プログラム1110は、性能モニタリングプログラム1113の測定結果が閾値管理テーブル1112の動作条件1112Bに該当するレコードを、閾値管理テーブル1112から選択する。次に、選択したレコードから、省電力モード番号1112Aを抽出する(602)。なお、電源制御プログラム1110は、コントローラ11のそれぞれの構成部位ごとに、省電力モード番号1112Aを抽出する。
次に、抽出した省電力モード番号1112Aとコントローラ11の構成部位に現在設定されている省電力モード番号とを比較することによって、当該構成部位に設定されている省電力モードを変更する必要があるかどうかを判定する(603)。なお、電源制御プログラム1110は、コントローラ11のそれぞれの構成部位ごとに、省電力モードを変更する必要があるかどうかを判定する。
電源制御プログラム1110は、省電力モードの変更が不要であると判定すると、省電力モード変更処理を終了する。
一方、省電力モードの変更が必要であると判定すると、省電力モードを変更する。具体的には、抽出した省電力モード番号1112Aとモード管理テーブル1111の省電力モード番号1111Aとが一致するレコードを、モード管理テーブル1111から抽出する。次に、抽出したレコードから、動作内容1111Bを抽出する。そして、抽出した動作内容1111Bを、コントローラ11の構成部位に指示する(604)。
すると、コントローラ11の構成部位は、指示された動作内容1111Bに対応する処理を行うことによって、省電力モードを実行する(605)。
以上のように、コントローラ11は、負荷に応じて省電力モードを変更する。
なお、電源制御プログラム1110は、コントローラ11のそれぞれの構成部位で異なる省電力モードを設定しているが、コントローラ11のすべての構成部位で同一の省電力モードを設定してもよい。この場合、電源制御プログラム1110は、ステップ602で抽出した省電力モード番号1112Aの中から、最小の省電力モード番号を選択する。そして、選択した省電力モード番号を、コントローラ11のすべての構成部位に設定する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態のストレージシステム1は、負荷に応じて、コントローラ11の稼動台数を変更する。
第2の実施の形態の計算機システムの構成は、コントローラ11を除き、第1の実施の形態の計算機システム(図1)と同一である。同一の構成は、説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施の形態のストレージシステム1のコントローラ11のブロック図である。
本実施の形態のコントローラ11は、メモリ111に記憶されている情報を除き、第1の実施の形態のコントローラ(図2)と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
メモリ111は、電源制御プログラム1110、コントローラ数制御テーブル1116、性能モニタリングプログラム1113及びアクセス制御プログラム1115を記憶している。
電源制御プログラム1110、性能モニタリングプログラム1113及びアクセス制御プログラム1115は、第1の実施の形態のコントローラ11のメモリ111に記憶されているものと同一であるので、説明を省略する。
コントローラ数制御テーブル1116は、図8で後述するが、コントローラ11の負荷状態とコントローラ11の稼動台数との対応を管理する。
図8は、本発明の第2の実施の形態のコントローラ11のコントローラ数制御テーブル1116の構成図である。
コントローラ数制御テーブル1116は、稼動コントローラ数1116A及び動作条件1116Bを含む。なお、本構成図のコントローラ数制御テーブル1116は、ストレージシステム1がコントローラ11を四台備える場合である。
稼動コントローラ数1116Aは、当該レコードに該当した時のコントローラ11の稼動台数である。動作条件1116Bは、当該レコードに該当する条件である。具体的には、動作条件1116Bには、ストレージシステム1の負荷等が格納される。
本構成図のコントローラ数制御テーブル1116の動作条件1116Bには、ランダム性能及びシーケンシャル性能に関する条件が格納されている。
ランダム性能は、ストレージシステム1のIOPS(I/O per second)の最大値に対するストレージシステム1の現在のIOPSの割り合いである。なお、ストレージシステム1のIOPSは、当該ストレージシステム1に備えられているすべてのコントローラ11のIOPSの合計となる。
また、シーケンシャル性能は、ストレージシステム1のデータ処理速度の最大値に対するストレージシステム1の現在のデータ処理速度の割り合いである。なお、ストレージシステム1のデータ処理速度は、当該ストレージシステム1に備えられているすべてのコントローラ11のデータ転送速度の合計となる。
動作条件1116Bには、一つの条件が格納されてもよいし、複数の条件が格納されてもよい。なお、動作条件1116Bに複数の条件が格納されている場合、電源制御プログラム1110は、動作条件1116Bに格納されている条件ごとに、対応する稼動コントローラ数1116Aを抽出する。そして、抽出した稼動コントローラ数1116Aの中から、最大値を選択する。そして、選択した最大値を、稼動コントローラ数とする。
図9は、本発明の第2の実施の形態の稼動コントローラ数変更処理のフローチャートである。
コントローラ11は、稼動コントローラ数変更処理を周期的に行う。
まず、性能モニタリングプログラム1113は、ストレージシステム1の負荷を周期的に計測する(701)。具体的には、性能モニタリングプログラム1113は、コントローラ数制御テーブル1116の動作条件1116Bに対応する負荷を測定する。
次に、電源制御プログラム1110は、性能モニタリングプログラム1113の測定結果がコントローラ数制御テーブル1116の動作条件1116Bに該当するレコードを、コントローラ数制御テーブル1116から選択する。次に、選択したレコードから、稼動コントローラ数1116Aを抽出する(702)。
次に、電源制御プログラム1110は、抽出した稼動コントローラ数1116Aと稼動中のコントローラ11の数とを比較する。これによって、コントローラ11の稼動台数を変更するかどうかを判定する(703)。
コントローラ11の稼動台数を変更しないと判定すると、稼動コントローラ数変更処理を終了する。
一方、コントローラ11の稼動台数を変更すると判定すると、コントローラ11の稼動台数を減少させるかどうかを判定する(704)。
コントローラ11の稼動台数を減少させると判定すると、稼動中のコントローラ11の中から、停止予定コントローラを決定する(705)。具体的には、電源制御プログラム1110は、稼動中のコントローラ11の中から、負荷の低いコントローラ11を選択する。そして、選択したコントローラ11を、停止予定コントローラとする。なお、停止予定コントローラは、稼動の停止が予定されるコントローラ11である。
次に、電源制御プログラム1110は、LU12の割り当てを変更する必要があるかどうかを判定する(706)。具体的には、停止予定コントローラ11にLU12が割り当てられている場合、LU12の割り当てを変更する必要があると判定する。また、停止予定コントローラ11にLU12が割り当てられていない場合、LU12の割り当てを変更する必要がないと判定する。
LU12の割り当てを変更する必要がない場合、LU12の割り当てを変更する処理を行う必要がない。よって、そのままステップ709に進む。
一方、LU12の割り当てを変更する必要がある場合、稼動中のコントローラ11の中から、移行先コントローラを選択する。具体的には、停止予定コントローラを除く稼動中のコントローラ11の中から、負荷の低いコントローラ11を選択する。そして、選択したコントローラを、移行先コントローラとする。なお、移行先コントローラは、停止予定コントローラに割り当てられているLU12の処理を引き継ぐコントローラ11である。
次に、アクセス制御プログラム1115は、電源制御プログラム1110によって決定された停止予定コントローラ及び移行先コントローラに、LU12の割り当ての変更を指示する(707)。具体的には、停止予定コントローラに割り当てられているLU12を、移行先コントローラに割り当てるように指示する。
すると、移行先コントローラは、停止予定コントローラに割り当てられているLU12の処理を引き継ぐ(708)。
具体的には、ストレージシステム1のすべてのコントローラ11がメモリ111及びキャッシュメモリ117を共有しているか否かによって処理が異なる。
まず、コントローラ11がメモリ111及びキャッシュメモリ117を共有している場合を説明する。
この場合、共有キャッシュメモリには、LU12に未反映のユーザデータが格納されている。また、共有メモリには、LU12の構成情報等が格納されている。よって、移行先コントローラは、共有メモリに格納されているLU12の構成情報を参照しながら、処理を引き継いだLU12を制御する。そして、移行先コントローラは、共有キャッシュメモリに格納されている未反映のユーザデータを、処理を引き継いだLU12に反映する。
一方、停止予定コントローラは、割り当てられていたLU12に対するアクセス要求を拒否する。そして、割り当てられていたLU12の管理を停止する。すると、パス切替プログラムが、ホスト2からストレージシステムへのアクセスパスを切り替える。なお、パス切替プログラムは、LU12の割り当ての変更を検知すると、アクセスパスを適切に切り替えるプログラムである。また、パス切替プログラムは、ネットワーク上のスイッチ又はホスト2等に備えられる。
次に、コントローラ11がメモリ及びキャッシュメモリを共有していない場合を説明する。
この場合、それぞれのコントローラ11は、自身に割り当てられているLU12に未反映のユーザデータをキャッシュメモリ117に格納している。また、それぞれのコントローラ11は、自身に割り当てられているLU12の構成情報等をメモリ111に格納している。
まず、停止予定コントローラは、自身のキャッシュメモリ117に格納されている未反映のユーザデータを、LU12に反映する。この反映処理の間、停止予定コントローラに割り当てられているライトアクセスは、すべてライトスルーとする。これによって、停止予定コントローラは、キャッシュメモリ117に格納されているすべてのユーザデータをLU12に反映できるので、LU12の内容の整合性をとることができる。次に、停止予定コントローラは、自身のメモリ111に格納されているLU12の構成情報を、当該LUの所定の位置に書き込む。
次に、移行先コントローラは、処理を引き継いだLU12の所定の位置から、当該LU12の構成情報を取得する。次に、移行先コントローラは、取得した構成情報をメモリ111に格納する。そして、移行先コントローラは、メモリ111に格納されているLU12の構成情報に基づいて、当該LU12を制御する。
すると、パス切替プログラムが、ホスト2からストレージシステムへのアクセスパスを切り替える。なお、パス切替プログラムは、LU12の割り当ての変更を検知すると、アクセスパスを適切に切り替えるプログラムである。また、パス切替プログラムは、ネットワーク上のスイッチ又はホスト2等に備えられる。
このようにして、移行先コントローラが、停止予定コントローラに割り当てられているLU12の処理を引き継ぐ。
次に、電源制御プログラム1110は、停止予定コントローラの電源を遮断する(709)。そして、稼動コントローラ数変更処理を終了する。
一方、電源制御プログラム1110は、ステップ704でコントローラ11の稼動台数を増加させると判定すると、稼動を停止しているコントローラ11の中から、稼動を開始するコントローラ11を選択する。そして、選択した稼動開始コントローラの電源を投入する(710)。
次に、電源制御プログラム1110は、稼動中のコントローラ11の負荷を分散する。
具体的には、電源制御プログラム1110は、移行元コントローラを決定する(711)。移行元コントローラは、稼動開始コントローラが処理を引き継ぐLU12を割り当てられているコントローラ11である。例えば、電源制御プログラム1110は、稼動中のコントローラ11の中から、負荷の高いコントローラ11を選択する。そして、選択したコントローラを、移行元コントローラとする。
次に、アクセス制御プログラム1115は、稼動開始コントローラ及び移行元コントローラに、LU12の割り当ての変更を指示する(712)。具体的には、移行元コントローラに割り当てられているLU12を、稼動開始コントローラに割り当てるように指示する。
すると、稼動開始コントローラは、移行元コントローラに割り当てられているLU12の処理を引き継ぐ(713)。そして、電源制御プログラム1110は、稼動コントローラ数変更処理を終了する。
なお、電源制御プログラム1110は、稼動コントローラ数変更処理を終了すると、第1の実施の形態の省電力モード変更処理(図6)を続けて行ってもよい。
以上のように、本実施の形態のストレージシステム1は、負荷に応じて、コントローラ11の稼動台数を変更する。これによって、消費電力を低減できる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、ホスト2がストレージシステム1にコントローラ11の省電力モードを指示する。
図10は、本発明の第3の実施の形態の計算機システムのブロック図である。
第3の実施の形態の計算機システムは、ホスト2の構成を除き、第1の実施の形態の計算機システム(図1)と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
ホスト2は、電源指示プログラム211をメモリに記憶している。電源指示プログラム211は、コントローラ11の省電力モードの変更をストレージシステム1に指示するプログラムである。また、電源指示プログラム211は、コントローラ11の稼動台数をストレージシステムに指示してもよい。
なお、管理端末3が、ホスト2の代わりに、電源指示プログラム211をメモリに記憶してもよい。この場合、管理端末3が、コントローラ11の省電力モードをストレージシステム1に指示する。
電源指示プログラム211は、所定の条件を満たすと、省電力モードの変更をコントローラ11に指示する。例えば、ホスト2がアプリケーションを起動又は停止すると、電源指示プログラム211は、省電力モード変更要求を作成する。
図11は、本発明の第3の実施の形態の電源指示プログラム211が送信する省電力モード変更要求2110の構成図である。
省電力モード変更要求2110は、コントローラID2110A、部位名2110B及び省電力モード番号2110Cを含む。
コントローラID2110Aは、コントローラ11の一意な識別子である。部位名2110Bは、当該コントローラ11内の構成部位の一意な識別子である。省電力モード番号2110Cは、当該コントローラの11省電力モードの一意な識別子である。
電源指示プログラム211は、ホスト2が起動又は停止したアプリケーションの種類等に基づいて、省電力モードを変更するコントローラ、当該コントローラ内の省電力モードを変更する構成部位、変更後の省電力モード番号を決定する。
そして、決定したコントローラの識別子を、省電力モード変更要求2110のコントローラID2110Aに格納する。次に、決定した構成部位の識別子を、省電力モード変更要求2110の部位名2110Bに格納する。次に、決定した変更後の省電力モード番号を、省電力モード変更要求2110の省電力モード番号2110Cに格納する。
なお、電源指示プログラム211は、部位名2110Bに値を格納しないことによって、コントローラ11内のすべての構成部位に省電力モードの変更を指示できる。
電源指示プログラム211は、作成した省電力モード変更要求2110をコントローラ11に送信する。
コントローラ11は、省電力モード変更要求2110を受信すると、電源制御プログラム1110を起動する。
電源制御プログラム1110は、省電力モード変更要求2110から、部位名2110B及び省電力モード番号2110Cを抽出する。次に、抽出した省電力モード番号2110Cとモード管理テーブル1111の省電力モード番号1111Aとが一致するレコードを、モード管理テーブル1111から抽出する。次に、抽出したレコードから、動作内容1111Bを抽出する。そして、抽出した動作内容1111Bを、抽出した部位名2110Bに対応する構成部位に指示する。
すると、コントローラ11の構成部位は、指示された動作内容1111Bに対応する処理を行う。
なお、電源指示プログラム211は、省電力モード変更要求2110に、コントローラの稼動台数の変更の要求を含めてもよい。
この場合、コントローラ1は、省電力モード変更要求2110を受信すると、稼動コントローラ数変更処理(図9)のステップ704からステップ713までと同一の処理を行う。
これによって、電源制御プログラム1110は、ホスト2の電源指示プログラム211に要求された台数のコントローラ11を稼動する。
本実施の形態によれば、ホスト2は、アプリケーションプログラムの起動又は停止に対応して、コントローラ11の省電力モードの変更を指示できる。更に、ホスト2は、アプリケーションプログラムの起動又は停止に対応して、コントローラ11の稼動台数の変更を指示できる。
(第4の実施の形態)
図12は、本発明の第4の実施の形態の計算機システムのブロック図である。
第4の実施の形態の計算機システムは、ホスト2の構成を除き、第1の実施の形態の計算機システム(図1)と同一である。同一の構成には同一の番号を付すことによって、説明を省略する。
ホスト2は、パス切替プログラム21、コントローラ数制御テーブル1116及びホスト側閾値管理テーブル22をメモリに記憶している。
パス切替プログラム21は、ホスト2とストレージシステム1とのアクセスパスを制御するプログラムである。また、パス切替プログラム21は、電源指示プログラム211及び性能管理プログラム212を含む。
電源指示プログラム211は、コントローラ11の省電力モードをストレージシステム1に指示するプログラムである。また、電源指示プログラム211は、コントローラ11の稼動台数をストレージシステムに指示してもよい。性能管理プログラム212は、ホスト2とストレージシステム1とのアクセスパスの負荷を管理するプログラムである。
コントローラ数制御テーブル1116は、第2の実施の形態のコントローラ11が記憶しているコントローラ数制御テーブル(図8)と同一なので、説明を省略する。
ホスト側閾値管理テーブル22は、図13で後述するが、コントローラ11の負荷状態とコントローラ11の省電力モードとの対応を管理する。
図13は、本発明の第4の実施の形態のホスト2のホスト側閾値管理テーブル22の構成図である。
ホスト側閾値管理テーブル22は、省電力モード番号22A及び動作条件22Bを含む。
省電力モード番号22Aは、コントローラ11の省電力モードの一意な識別子である。動作条件22Bは、当該レコードに該当する条件である。具体的には、動作条件22Bには、コントローラ1の負荷状態等が格納される。
本構成図のホスト側閾値管理テーブル22の動作条件22Bには、ランダム性能及びシーケンシャル性能に関する条件が格納されている。
ランダム性能は、コントローラ11のIOPSの最大値に対するコントローラ11の現在のIOPSの割り合いである。また、シーケンシャル性能は、コントローラ11のデータ処理速度の最大値に対するコントローラ11の現在のデータ処理速度の割り合いである。
動作条件22Bには、一つの条件が格納されてもよいし、複数の条件が格納されてもよい。なお、動作条件22Bに複数の条件が格納されている場合、電源指示プログラム211は、動作条件22Bに格納されている条件ごとに、対応する省電力モード番号22Aを抽出する。次に、抽出した省電力モード番号22Aの中から、最小値を選択する。そして、選択した最小値を、当該コントローラ11の省電力モード番号とする。
次に、本実施の形態の計算機システムの省電力モードの変更処理について説明する。
ホスト2の性能管理プログラム212は、ホスト2からストレージシステム1へのアクセスパスの負荷を周期的に測定する。
次に、ホスト2の電源指示プログラム211は、性能管理プログラム212が測定したアクセスパスの負荷に基づいて、それぞれのコントローラ11の負荷を算出する。
次に、算出した負荷がホスト側閾値管理テーブル22の動作条件22Bに該当するレコードを、ホスト側閾値管理テーブル22から選択する。次に、選択したレコードから、省電力モード番号22Aを抽出する。
次に、抽出した省電力モード番号22Aとコントローラ11に現在設定されている省電力モード番号とを比較することによって、コントローラ11に設定されている省電力モードを変更する必要があるかどうかを判定する。
そして、省電力モードを変更する必要がある場合、抽出した省電力モード番号22Aを含む省電力モード変更要求2110をコントローラ11に送信する。
コントローラ11は、省電力モード変更要求2110を受信すると、電源制御プログラム1110を起動することによって省電力モードを変更する。
以上のように、本実施の形態のホスト2は、ホスト2とストレージシステム1とアクセスパスの負荷に応じて、コントローラ11の省電力モードの変更を指示する。
図14は、本発明の第4の実施の形態の稼動コントローラ数変更処理のフローチャートである。
ホスト2の性能管理プログラム212は、ホスト2からストレージシステム1へのそれぞれのアクセスパスの負荷を周期的に測定する(801)。
次に、ホスト2の電源指示プログラム211は、性能管理プログラム212が測定したアクセスパスの負荷に基づいて、それぞれのコントローラ11の負荷を算出する。
次に、算出した負荷がコントローラ数制御テーブル1116の動作条件1116Bに該当するレコードを、コントローラ数制御テーブル1116から選択する。次に、選択したレコードから、稼動コントローラ数1116Aを抽出する(802)。
次に、電源指示プログラム211は、抽出した稼動コントローラ数1116Aと稼動中のコントローラ11の数とを比較する。これによって、コントローラ11の稼動台数を変更するかどうかを判定する(803)。
コントローラ11の稼動台数を変更しないと判定すると、稼動コントローラ数変更処理を終了する。
一方、コントローラ11の稼動台数を変更すると判定すると、コントローラの稼動台数を減少させるかどうかを判定する(804)。
コントローラ11の稼動台数を減少させると判定すると、稼動中のコントローラ11の中から、停止予定コントローラを決定する(805)。具体的には、電源指示プログラム211は、稼動中のコントローラ11の中から、負荷の低いコントローラ11を選択する。そして、選択したコントローラ11を、停止予定コントローラとする。なお、停止予定コントローラは、稼動の停止が予定されるコントローラ11である。
次に、電源指示プログラム211は、停止予定コントローラに電源の遮断を指示する。すると、停止予定コントローラは、電源制御プログラム1110及びアクセス制御プログラム1115を起動する。そして、電源制御プログラム1110及びアクセス制御プログラム1115は、第2の実施の形態の稼動コントローラ数変更処理(図9)のステップ706からステップ709までと同一の処理を行う。そして、稼動コントローラ数変更処理を終了する。
一方、ホスト2の電源指示プログラム211は、ステップ804でコントローラの稼動台数を増加させると判定すると、稼動を停止しているコントローラ11の中から、稼動を開始するコントローラ11を選択する。そして、選択した稼動開始コントローラに電源の投入を指示する(810)。
稼動開始コントローラは、電源の投入の指示を受けると、電源を投入し、電源制御プログラム1110及びアクセス制御プログラム1115を起動する。
そして、電源制御プログラム1110及びアクセス制御プログラム1115は、第2の実施の形態の稼動コントローラ数変更処理(図9)のステップ711からステップ713までと同一の処理を行う。そして、稼動コントローラ数変更処理を終了する。
本実施の形態によると、ホスト2は、ホスト2とストレージシステム1とアクセスパスの負荷に応じて、コントローラ11の稼動台数の変更を指示する。よって、ストレージシステム1は、消費電力を低減できる。
本発明の第1の実施の形態の計算機システムのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のストレージシステムのコントローラのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のストレージシステムのコントローラのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のコントローラのモード管理テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のコントローラの閾値層管理テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のコントローラの省電力モード変更処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のストレージシステムのコントローラのブロック図である。 本発明の第2の実施の形態のコントローラのコントローラ数制御テーブルの構成図である。 本発明の第2の実施の形態の稼動コントローラ数変更処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の計算機システムのブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の電源指示プログラムが送信する省電力モード変更要求の構成図である。 本発明の第4の実施の形態の計算機システムのブロック図である。 本発明の第4の実施の形態のホストのホスト側閾値管理テーブルの構成図である。 本発明の第4の実施の形態の稼動コントローラ数変更処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ストレージシステム
2 ホスト
3 管理端末
4 ネットワーク
11 コントローラ
12 LU
13 パス
21 パス切替プログラム
22 ホスト側閾値管理テーブル
31 管理プログラム
112 CPU
113 ホストIF
114 ディスクIF
115 管理用IF
116 データ転送制御部
117 キャッシュメモリ
118 接続制御部
211 電源指示プログラム
212 性能管理プログラム
1110 電源制御プログラム
1111 モード管理テーブル
1112 閾値管理テーブル
1113 性能モニタリングプログラム
1115 アクセス制御プログラム
1116 コントローラ数制御テーブル

Claims (13)

  1. ホスト計算機にネットワークを介して接続されるストレージシステムの省電力化方法であって、
    前記ストレージシステムは、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスク装置と、前記ディスク装置へのアクセスを制御する複数のコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、前記ネットワークに接続されるインタフェースと、前記インタフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続される記憶部と、を備え、
    前記プロセッサは、前記ストレージシステムの負荷を測定し、前記測定したストレージシステムの負荷に応じて、前記コントローラの電源を制御し、
    前記ホスト計算機は、前記ディスク装置の記憶領域を論理記憶領域単位で認識し、
    前記プロセッサは、前記複数のコントローラのうちの一つの電源を遮断する前に、当該電源が遮断されるコントローラに割り当てられている論理記憶領域を、他のコントローラに割り当てることを特徴とすることを特徴とするストレージシステムの省電力化方法。
  2. 前記記憶部は、前記ストレージシステムの負荷と前記コントローラの稼動台数との対応を管理するコントローラ数制御情報を記憶し、
    前記プロセッサは、
    前記コントローラ数制御情報及び前記測定したストレージシステムの負荷に基づいて、前記コントローラの稼動台数を決定し、
    前記決定した数のコントローラが稼動するように、前記コントローラの電源を制御することを特徴とする請求項1に記載のストレージシステムの省電力化方法。
  3. 前記プロセッサは、前記複数のコントローラのうちの一つに電源を投入すると、当該電源が投入されたコントローラに、他のコントローラに割り当てられている論理記憶領域を割り当てることを特徴とする請求項1に記載のストレージシステムの省電力化方法。
  4. 前記プロセッサは、前記ホスト計算機からの指示に応じて、前記コントローラの電源を制御することを特徴とする請求項1に記載のストレージシステムの省電力化方法。
  5. 前記記憶部は、前記ストレージシステムの負荷と前記コントローラの動作モードとの対応を管理するモード管理情報を記憶し、
    前記プロセッサは、前記測定した負荷及び前記モード管理情報に基づいて、前記コントローラの動作モードを決定することを特徴とする請求項1に記載のストレージシステムの省電力化方法。
  6. 前記動作モードのそれぞれは、前記プロセッサの駆動周波数、稼動する前記プロセッサの個数及び前記プロセッサ内で稼動するコアの個数のうち少なくとも一つが異なることを特徴とする請求項5に記載のストレージシステムの省電力化方法。
  7. ホスト計算機によってアクセスされるストレージシステムであって、
    前記ストレージシステムは、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納するディスク装置と、前記ディスク装置へのアクセスを制御する複数のコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記ストレージシステムの負荷を測定する測定部と、
    前記測定部が測定したストレージシステムの負荷に応じて、前記コントローラの電源を制御する電源制御部と、を備え、
    前記ホスト計算機は、前記ディスク装置の記憶領域を論理記憶領域単位で認識し、
    前記コントローラは、前記論理記憶領域の割り当てを制御するアクセス制御部を備え、
    前記アクセス制御部は、前記電源制御部によって前記複数のコントローラのうちの一つの電源が遮断される前に、当該電源が遮断されるコントローラに割り当てられている論理記憶領域を、他のコントローラに割り当てることを特徴とするストレージシステム。
  8. 前記コントローラは、前記ストレージシステムの負荷と前記コントローラの稼動台数との対応を管理するコントローラ数制御情報を記憶し、
    前記電源制御部は、
    前記コントローラ数制御情報及び前記測定部が測定したストレージシステムの負荷に基づいて、前記コントローラの稼動台数を決定し、
    前記決定した数のコントローラが稼動するように、前記コントローラの電源を制御することを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  9. 前記コントローラは、前記論理記憶領域の割り当てを制御するアクセス制御部を備え、
    前記アクセス制御部は、前記電源制御部によって前記複数のコントローラのうちの一つの電源が投入されると、当該電源が投入されたコントローラに、他のコントローラに割り当てられている論理記憶領域を割り当てることを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  10. 前記電源制御部は、前記ホスト計算機からの指示に応じて、前記コントローラの電源を制御することを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  11. 前記ストレージシステムの負荷は、前記プロセッサの使用率、前記インタフェースの使用率及び前記コントローラのデータ転送速度のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  12. 前記コントローラは、前記ストレージシステムの負荷と前記コントローラの動作モードとの対応を管理するモード管理情報を記憶し、
    前記電源制御部は、前記測定した負荷及び前記モード管理情報に基づいて、前記コントローラの動作モードを変更することを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  13. 前記動作モードのそれぞれは、前記プロセッサの駆動周波数、稼動する前記プロセッサの個数及び前記プロセッサ内で稼動するコアの個数のうち少なくとも一つが異なることを特徴とする請求項12に記載のストレージシステム。
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