JP4173343B2 - 情報端末装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交通情報を道路地図上に重畳表示することができるナビゲーション装置などの情報端末装置に用いる技術に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、FM多重放送電波、光ビーコン、電波ビーコンにより、自車位置付近の交通情報を入手して表示するナビゲーション装置が知られている。全国の主要道路の渋滞情報や通行規制情報を集中管理する交通情報配信センターからこれらの交通情報が種々のメディアを使用して配信される。
【0003】
渋滞情報は地図上の道路に沿って渋滞、混雑、順調の3つの状態を色分けして表示する。通行規制情報は地図上で道路の事故通行止めなどの情報を絵文字表示する。そのため、交通情報は、渋滞情報の道路や交通規制箇所の道路を識別する交通情報リンク番号と道路の渋滞状況などを表す情報とを含む。
【0004】
ナビゲーション装置の道路地図では、1本の道路をノードとリンクで定義する。ノードは交差点や分岐点に対応する地点であり、リンクはノード間を接続する線分である。各ノードにはノード番号が付与され、各リンクにはリンク番号が付与される。
【0005】
交通情報のリンク(以下、交通情報リンク)とナビゲーション装置のリンク(以下、ナビゲーションリンク)とは必ずしも一致していないので、ナビゲーション装置は、交通情報リンクとナビゲーションリンクとを対応付けるリンク変換テーブルを備えている(特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−304895
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
交通情報配信センターが配信する交通情報は、情報収集センサの設置個所が新設されたことなどの理由により、数ヶ月ごと、あるいは1年ごとに変更され、交通情報リンクが追加、変更されることもある。この場合、ナビゲーション装置に格納されたリンク変換テーブルでは新たな交通情報リンクをナビゲーションリンクに変換することができず、受信した交通情報を有効利用できないことがある。
【0008】
本発明の目的は、交通情報の道路識別子が変更されたとき、地図表示の道路に交通情報などの情報を付加することができるようにした情報端末装置および情報処理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明にかかる情報端末装置は、道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、道路を特定する地図用道路識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合において、前記対応関係の更新データを情報配信センターへ要求する要求信号を送信する送信手段と、前記要求により前記情報配信センターから送信されてくる前記対応関係の更新データを前記受信手段で受信して取得することによって前記対応関係を更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の情報端末装置において、前記要求信号は、前記記憶手段に記憶している道路地図データのバージョン情報を含むことを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載の情報端末装置において、前記要求信号は、使用者を識別する識別子を含むことを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、道路を特定する地図用道路識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、その旨を操作者に報知する報知手段と、前記報知に応答して操作者が対応関係の更新データを要求する操作部材とをさらに備えることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、道路を特定する地図用道路識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示し、さらに、前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、前記対応関係の更新データの要求を促すマークを表示する表示手段と、前記表示に応答して操作者が対応関係の更新データを要求する操作部材とをさらに備えることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項1に記載の情報端末装置において、前記要求信号は、前記対応関係の更新データを要求する領域を表すメッシュコードを含むことを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項1に記載の情報端末装置において、前記更新手段は、取得した前記更新データを特定する情報(更新データ特定情報)を記憶することを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7に記載の情報端末装置において、前記更新手段は、前記更新データを情報配信センターへ要求して取得する際、前記更新データ特定情報を前記情報配信センターへ送信し、更新されているデータのみ取得することを特徴とする。
(9)請求項9の発明は、道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、道路を特定する地図用識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、その未知の交通情報用道路識別子を既知の地図用道路識別子に変換することを要求する要求信号を送信する送信手段とを備え、前記付加手段は、前記要求信号に応答して入手した変換後の地図用道路識別子で特定される道路にその道路に関する交通情報に含まれる道路状況を付加することを特徴とする。
(10)請求項10の発明は、道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、道路を特定する地図用識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、その未知の交通情報用道路識別子の道路を座標値に変換して表すことを情報配信センターに要求する要求信号を送信する送信手段とを備え、前記受信手段は前記要求信号に基づき前記情報配信センターが算出して送信してきた前記座標値を受信し、前記付加手段は、受信した座標値で特定した道路にその道路に関する交通情報に含まれる道路状況を付加することを特徴とする。
(11)請求項11の発明は、マイクロプロセッサを有する情報端末装置の表示部に表示する道路地図に情報配信センターから受信した交通情報を重畳表示させる地図表示方法に用いられる情報処理方法において、前記マイクロプロセッサは、前記交通情報の道路識別子(交通情報用道路識別子)をあらかじめ定めた対応関係で前記地図表示情報の道路識別子に変換し、変換後の道路識別子で特定される道路に前記交通情報に含まれる道路状況を付加し、前記マイクロプロセッサは、前記交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在すると判断した場合、前記対応関係の更新データを情報配信センターへ要求する要求信号を送信し、前記要求信号により前記情報配信センターから送信されてくる前記対応関係の更新データを受信して取得することによって前記対応関係を更新することを特徴とする。
【0010】
−第1の実施の形態−
図1〜11により、本発明による情報端末装置をカーナビゲーション装置(以下、車載機と呼ぶ)100に適用した第1の実施の形態を説明する。車載機100には受信装置130と携帯電話機150が接続されている。受信装置130は、光ビーコン受信機、電波ビーコン受信機、FM多重放送受信機を備えている。車載機100は、交通情報センター300から全国の交通情報を次の(1)〜(3)の媒体を経由して取得する。
【0011】
(1)車両現在位置付近の情報をメディアセンター350を経由し光ビーコン送信機や電波ビーコン送信機を介して受信装置130で受信する。
(2)FM多重放送網360を介して受信エリア内の交通情報を受信装置130で受信する。
(3)全国任意のエリアの交通情報を移動体通信網250を介して携帯電話機150で受信する。携帯電話機150の代わりに、車載電話機や通信LAN用の通信装置を用いてもよい。本明細書では、携帯電話機150、車載電話機、車載機専用通信装置を通信装置とする。
【0012】
図2は車載機100の構成を表すシステムブロック図である。図2において、111は車両の現在地を検出する現在地検出装置であり、例えば車両の進行方位を検出する方位センサ111a、車速を検出する車速センサ111b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ111c等からなる。112は全国の道路地図データを格納する記憶装置で、CD−ROM,DVD−ROM、HDD、半導体メモリなどから構成される。114は装置全体を制御する制御回路であり、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなる。制御回路114は、RAM115を作業エリアとしてROM116に格納された制御プログラムを実行して後述する各種の制御を行う。
【0013】
117は車両の目的地等を入力する各種スイッチを有する入力装置である。入力装置117は、経路探索演算などをユーザーが要求する際の入力スイッチとしても機能する。118は表示モニタ119に表示するための画像データを格納する画像メモリであり、この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データなどから作成される。画像メモリ118に格納された画像データは適宜読み出されて表示モニタ119に表示される。表示モニタ119には、交通情報や推奨経路が道路地図とともに表示される。
【0014】
このように構成される車載機100は、現在地検出装置111により取得した自車位置情報および記憶装置112に格納されている道路地図データや経路探索データに基づき各種のナビゲーションを行う。例えば、自車位置近辺の道路地図および自車位置を表示モニタ119に表示し、経路探索処理で得られた経路誘導データによってドライバーを誘導する。また、後述するように、全国の任意の交通情報を情報配信センター200から受信し、道路地図に重畳して表示モニタ119に表示することができる。例えば、自車位置近辺の道路地図を表示し、渋滞情報により渋滞道路は赤色で、混雑道路は黄色で、渋滞混雑していない順調な道路は緑色などで表示し、渋滞情報を視覚的に提供する。もちろん、交通情報センター300からメディアセンター350を経由し光ビーコン送信機や電波ビーコン送信機を介して、またFM多重放送網360を介して同様の交通情報を受信して表示することもできる。
【0015】
図3は情報配信センター200の構成を表すシステムブロック図である。図3において、201は要求受付サーバであり、車載機100からの車両位置情報や地図・経路配信要求を受け付けて要求を実行する。202は地図・POIサーバであり、全国の詳細な道路地図およびPOI情報(Point of Interest 観光地や各種施設の情報)が格納されており、要求受付サーバ201の要求に応じてデータを要求受付サーバ201へ出力する。203は探索・誘導サーバであり、要求受付サーバ201の要求に応じて経路探索および誘導のための演算を行い、演算結果を要求受付サーバ201へ出力する。204は交通情報サーバであり、オンラインで結ばれた交通情報センターから一定時間毎に送られてくる全国の道路交通情報を格納し、要求受付サーバ201の要求に応じて各種の交通情報を要求受付サーバ201へ出力する。なお、この交通情報サーバ204には後述するリンク変換テーブルも格納されている。
【0016】
205は顧客DBサーバである。車載機100にはあらかじめ自車を識別する識別IDが付与されており、顧客DBサーバ205は識別IDに割り当てられている記憶領域に各種の情報を格納する。車載機100が要求した地図・POIデータや経路探索・誘導の演算結果および各種交通情報は、いったん顧客DBサーバ205へ車載機100ごとに格納された後、要求受付サーバ201を通じて車載機100へ配信される。また、車載機100ごと、換言すると顧客ごとに、使用している車載機100の地図バージョンや変換テーブルの送信履歴等が格納されている。
【0017】
図4は交通情報センター300の構成を表すシステムブロック図である。交通情報センター300で提供する道路交通情報データの内容は、
(1)渋滞情報、事故・工事などの交通規制情報、所要時間情報、都市高速道路における入口閉鎖情報等の道路状況と、
(2)SA・PAおよび駐車場の位置や満車・空車情報などである。
【0018】
上述したように、このような交通情報は、道路を識別する交通情報リンクに対応させてそれぞれ記憶される。交通情報センター300で提供する道路交通情報データの提供エリアは、一部の県を除く全国である。図4において、301は受信系サーバであり、全国の道路交通情報データを受信する。302は処理系サーバであり、受信系サーバ301で受信した道路交通情報データを送信系サーバ303へ送るための各種処理を実行する。303は送信系サーバであり、情報配信センター200および全国の各需要家に交通情報を配信しており、送信系サーバ303と情報配信センター200の交通情報サーバ204とはオンラインで接続されている。
【0019】
上述したように、交通情報センター300による道路交通情報は、メディアセンター350から光ビーコン、電波ビーコンを介して、移動体に搭載された受信装置130に提供されるほか、FM多重放送網360によっても提供されている。また、受信装置130で受信可能な交通情報は、自車位置に基づいた限られた地理的な領域のものである。
【0020】
図5(a),(b)は、車載機100で表示される地図データの構成を示した図である。地図データは、リンク列データがメッシュコードとともにメッシュ領域単位で分類して格納されている。なお、リンク列データとは、一本の道路を、交差点などのノードと、ノード間のリンクとして定義したデータ構造である。メッシュ領域とは、道路地図を所定範囲毎に区分けしたときの区分けされた各領域をいう。メッシュコードの記憶領域401には、メッシュ領域を識別する番号が格納される。リンク列データの記憶領域402には、図5(b)に示すように、ノードの位置座標X,Yと、ノード間のリンク番号と、リンクをさらに短く分割する補間点の位置座標X,Yとがそれぞれの領域に格納される。これらの位置座標が地図表示やロケータ処理の形状データとして用いられる。
【0021】
図6は、交通情報センター300から情報配信センター200と車載機100へ送信される交通情報データの構成を示した図である。交通情報センター300から送信される交通情報データは、メッシュ領域内に存在するリンク単位で分類された渋滞情報と規制情報がメッシュコードとともにメッシュ領域単位で分類して格納されている。この交通情報センター300から送信される交通情報データのメッシュコードとリンク番号(交通情報リンク番号)は、車載機100で扱う表示データのメッシュコードとリンク番号(地図リンク番号)に対応づけられて使用される。なお、交通情報リンク番号は交通情報用道路識別子であり、地図リンク番号は地図用道路識別子である。
【0022】
交通情報リンクと地図リンクが図7に示すような対応関係にある場合について説明する。交通情報リンクは、ノード1〜ノードnと、ノード間を接続するリンクA〜リンクZを有する。地図リンクは、ノード1〜ノードnおよびノード23とノード34を有し、ノード間を接続するリンクa〜リンクzを有する。図7から理解されるように、交通情報リンクBは、地図リンクb,cに該当し、交通情報リンクCは、地図リンクd,eに該当する。
【0023】
交通情報リンクと地図リンクを対応付けるリンク変換テーブルはたとえば図8に示すように構成することができる。リンク変換テーブルは、交通情報リンクテーブルと地図リンクテーブルを有する。交通情報リンクテーブルはリンク番号とオフセット番号を一対とするデータテーブルである。図8においては、リンクA〜リンクZがそれぞれオフセットA〜オフセットZに対応付けられている。地図リンクテーブルは、交通情報リンクテーブルのオフセットA〜オフセットZに地図リンクのリンクa〜リンクzを対応付けたものである。たとえば、交通情報リンクBで特定される道路の交通情報が交通情報センター300から配信されたとき、車載機100は、この変換テーブルを参照して、交通情報リンクBが地図リンクb,cに対応することを認識し、交通情報リンクBの交通情報を地図リンクb,cの交通情報として付加する。たとえば、図6の該当データ領域が新たな交通情報で更新される。
【0024】
この変換テーブルは車載機100および交通情報サーバ204に格納されている。車載機100に記録される変換テーブルは、使用する地図データ固有のものである。換言すると、変換テーブルは地図バージョンから一義的に認識できる。交通情報サーバ204の変換テーブルは車載機100に使用される地図バージョンごとに設けられる。交通情報サーバ204には地図バージョンごとに変換テーブルが格納されている。
【0025】
第1の実施の形態では、交通情報センター300からFM多重放送網350を経由して配信された交通情報に含まれる交通情報リンクが、車載機100にとって未知のリンクであったとき、携帯電話機150と移動体通信網250を介して情報配信センター200から新たな変換テーブルを取得する。
【0026】
―――情報配信センター200でのデータの流れ―――
図9は、車載機100から交通情報の配信要求を受けた情報配信センター200が交通情報を車載機100へ送信する過程を示したシーケンスチャートである。車載機100から交通情報配信要求コマンド101が情報配信センター200の要求受付サーバ201で受信されると、要求受付サーバ201は、要求受付パラメータ103を顧客DBサーバ205へ送り、交通情報サーバ204に交通情報要求コマンド105を送信する。交通情報サーバ204は、要求受付サーバ201からの要求コマンド105に基づき、符号107のように交通情報を要求受付サーバ201に送信する。要求受付サーバ201は、交通情報サーバ204から受け取った交通情報を符号109で示すように、いったん顧客DBサーバ205へ送信する。顧客DBサーバ205は、要求受付サーバ201から受け取った交通情報をいったん格納した後、符号111,113に示すように、要求受付サーバ201を介して車載機100へ交通情報を送信する。車載機100は、受け取った交通情報113を符号115で示すように表示モニタ119に表示する。図示は省略したが、上述したリンク変換テーブルは交通情報サーバ204から要求受付サーバ201を介して車載機100へ送信される。
【0027】
―――車載機100の動作―――
図10は、車載機100の動作を示すフローチャートである。イグニッションキーによりアクセサリーON(ACC ON)になると、車載機100の電源が入り、図10に示す処理を行うプログラムが起動される。なお、図10のプログラムは制御回路114で実行される。以下の説明は、地図上に渋滞情報などを重畳表示する交通情報表示モードが入力装置117で設定されているものとする。
【0028】
ステップS11で、車両の現在位置を中心とする地図を表示モニタ119に表示してステップS12へ進む。ステップS12で交通情報が受信されたことが判定されると、ステップS13に進む。交通情報はいったんRAM115などの記憶領域に格納される。ステップS13において、受信した交通情報の中に未知の交通情報リンクが存在しているか判定する。未知の交通情報とは、たとえば、図8に示した変換テーブルのリンクA〜Z以外のリンクが存在している場合である。
【0029】
未知の交通情報リンクが含まれるか否かは、FM多重放送から送られてくる交通情報リンクを変換テーブルで変換する際に、変換テーブル内に該当する交通情報リンクが存在するかしないかによって判定することができる。変換できない交通情報リンクが存在することにより、未知の交通情報リンクが含まれていると判定してもよい。
【0030】
未知の交通情報リンクが存在していると判定されると、ステップS14において、車載機100で使用している地図のバージョンを検索する。ステップS15において、未知の交通情報リンクが存在する領域を演算する。たとえば、未知の交通情報リンクが含まれるメッシュを算出する。ステップS16で、携帯電話機150により情報配信センター200との通信回線を確立し、当該領域の変換テーブルの配信要求を携帯電話機150から情報配信センター200に送信する。たとえば、未知の交通情報が含まれるメッシュ内の変換テーブルを要求する。
【0031】
配信要求データは、車載機100を識別するID番号と、使用中の地図バージョンと、変換テーブルを要求する領域、たとえばメッシュコードを含むことができる。交通情報がメッシュ単位で管理されている場合、変換テーブルもメッシュ単位で管理される。
【0032】
変換テーブルの配信要求を受けて情報配信センター200は、送信されてきた地図バージョンおよび要求領域に基づいて、要求受付サーバ201から交通情報サーバ204をアクセスして該当する変換テーブルを検索する。検索された変換テーブルはいったん顧客DBサーバ205に格納され、その後、要求受付サーバ201から車載機100へ送信される。
【0033】
ステップS17において、情報配信センター200から変換テーブルがすべて送信されたと判定されると、ステップS18において、通信を切断した後に変換テーブルを記録する。ステップS19において、この変換テーブルを利用して、ステップS12で受信した交通情報リンクを地図リンクに変換する。このとき、既知の交通情報リンクに関しては、あらかじめ記録されている固有の変換テーブルを用いて変換を行い、未知の交通情報リンクに関しては、新たに入手した変換テーブル、たとえばメッシュごとの変換テーブルを用いてリンク変換を行う。ステップS12で受信した交通情報に関するすべての変換テーブルを取得するときは、取得した変換テーブルで車載機100の変換テーブルを更新し、この更新後の変換テーブルにより、受信した交通情報リンクを地図リンクに変換するようにしてもよい。また、未知の交通情報リンクの変換テーブルを入手し、車載機100が備える変換テーブルとマージし、新たな変換テーブルを作成、記憶させるようにしても良い。ステップS20において、変換した地図リンクに交通情報を付加したデータを作成し、このデータに基づいてモニタ119上の道路に沿って渋滞情報などを重畳表示する。
【0034】
ステップS13において、受信した交通情報の中に未知の交通情報リンクが存在していないと判定されると、ステップS19において、あらかじめ記録されている変換テーブルにより交通情報リンクを地図リンクに変換してステップS20で地図上に交通情報を重畳表示する。
【0035】
交通情報の表示例を図11に示す。表示モニタ119には、自車位置近辺の道路地図上に自車位置マーク501が表示され、道路502には渋滞情報503が重畳表示される。太線504は推奨経路を表す。
【0036】
以上のように、第1の実施の形態による情報端末装置では、未知の交通情報リンクがFM多重放送やビーコンで配信されてきたとき、携帯電話機150により移動体通信網250を経由して通信により最適な変換テーブルを取得するようにした。したがって、未知の交通情報リンクが放送で配信されたときでも、新たに取得した変換テーブルを使用して、未知の交通情報リンクを地図リンクに変換させることができ、FM多重放送やビーコンで送信されてきた交通情報を表示モニタ上に確実に重畳表示させることができる。
【0037】
第1の実施の形態を以下のように変形することができる。
(1)未知の交通情報リンクを受信したときに、自動的に情報配信センター200に変換テーブルを要求して取得するようにした。しかし、未知の交通情報リンクを受信したとき、その旨を乗員に報知してもよい。これにより、地図表示の信頼性がないことを乗員が認識できる。報知の形態は、モニタ119への表示、音声によるアナウンスなどである。この報知により、乗員が新しい変換テーブルを入手して変換テーブルを更新するように操作することもできる。
【0038】
(2)未知の交通情報リンクを受信したときに、変換テーブルの更新要求ボタンをモニタ119に表示し、乗員がこのボタンを操作して更新要求を確定することで、情報配信センター200へ変換テーブルを要求するようにしてもよい。
【0039】
(3)未知の交通情報が含まれている領域の変換テーブルを要求するようにしたが、FM多重放送から送られてくる交通情報に関する全エリアの変換テーブルを要求してもよい。なお、部分的に変換テーブルを取得する方式を差分情報管理方式と呼び、この方式の場合、部分的に受信した変換テーブルにより全領域の変換テーブルを再構築するのが好ましい。
【0040】
(4)変換テーブル配信要求データにID番号と地図バージョンを含めたが、顧客DBサーバ205にID番号に対応させて車載機100の地図バージョンが記録されている場合、地図バージョンを送信せず、ID番号と要求領域のメッシュコードを送信するようにしてもよい。このような場合、使用する地図を更新する際は、必ず顧客DBサーバ205の地図バージョンデータを更新する必要がある。
【0041】
(5)FM多重放送から送られてくる交通情報に未知の交通情報リンクが含まれている場合について説明したが、FM多重放送ではなく、インターネット経由で交通情報を受信しながら地図上に交通情報を表示する場合にも、本発明を適用できる。
(6)情報配信センター200を経由して交通情報を送信する際、送信先の車載機100が使用している地図バージョンを確認し、送信しようとする交通情報に含まれる交通情報リンクがその地図バージョンでは使用できないことを判別し、情報配信センター200が自主的に新しい変換テーブルを車載機100に送信してもよい。
【0042】
(7)以上では、地図縮尺(地図スケール)について説明を省略した。ナビゲーション地図データでは、地図縮尺に応じて階層的に複数の地図データを備えている。各層(レイヤ)の道路地図に対して交通情報リンクや地図リンクが割り当てられる場合、未知の交通情報リンクが属する層の変換テーブルにより地図リンクに変換する必要がある。そのため、車載機100から情報配信センター200へ変換テーブル等を要求する際は、未知の交通情報リンクの階層を特定する。これにより、情報配信センター200は要求のあった層の変換テーブルなどを送信する。また、車載機100から情報センター200へ変換テーブルなどを要求する際は、対応するすべてのスケールの変換テーブルを送信してもよい。
【0043】
(8)未知の交通情報リンクを受信したとき、新たに開通した道路であるときは、地図表示データなどの併せて受信することができる。
(9)未知の交通情報リンクを受信したとき、放送受信機で受信するエリアのすべての交通情報を情報配信センター200から取得するようにしてもよい。
【0044】
本発明による情報端末装置の第2および第3の実施の形態について以下説明する。図1〜図11までの構成はこれらの実施の形態で共通であり、異なるのは図12のフローチャートである。したがって、以下では各実施の形態の処理手順についてとくに説明する。
【0045】
−第2の実施の形態−
図12により、本発明による情報端末装置をカーナビゲーション装置(以下、車載機と呼ぶ)100に適用した第2の実施の形態を説明する。図12は、車載機100の動作を示すフローチャートである。図10のフローチャートと異なる点を主に説明し、同じステップには同一の番号を付す。
【0046】
車載機100の電源が入るとプログラムが起動され、ステップS11〜S15が実行される。ステップS15で要求領域を演算するとステップS21に進む。ステップS21では、携帯電話機150により情報配信センター200と通信回線を確立し、車載機100が変換できない未知の交通情報リンクを、車載機100にとって既知である地図リンクに変換する変換要求を情報配信センター200に要求する。
【0047】
ステップS21で車載機100が送信した変換要求を情報配信センター200が受信すると、情報配信センター200では、送信されてきた地図バージョン、要求領域、未知の交通情報リンクが要求受付サーバ201から交通情報サーバ204に送出される。交通情報サーバ204は該当する変換テーブルを検索し、この変換テーブルを使用して、未知の交通情報リンクに対応する既知の地図リンクを算出する。この地図リンクはいったん顧客DBサーバ205に格納され、その後、要求受付サーバ201から車載機100へ送信される。
【0048】
ステップS21で変換要求を情報配信センター200に送信した後、ステップS22へ進み、情報配信センター200から変換地図リンクデータを受信したか否かを判断する。すべての変換地図リンクデータを受信していないと判断されるとステップS22で待機する。ステップS22で、すべての変換地図リンクデータを受信していると判断されると、ステップS23へ進み、通信を切断した後、ステップS23において、受信した変換地図リンクデータを記憶装置に記憶する。その後、ステップS20に進み、未知でない交通情報を車載機100の変換テーブルで変換した地図リンクと、情報配信センター200から取得した変換地図リンクとに基づいて、図6に示したような交通情報のデータを更新して表示モニタ119上の地図に交通情報を重畳する。
【0049】
ステップS13において、未知の交通情報リンクが含まれないと判定される場合には、ステップS24に進む。ステップS24において、図8の変換テーブルを使用して交通情報リンクを地図リンクに変換する。ステップS25において、このようにして変換した地図リンクに基づいて、各リンクの交通情報を更新し、表示モニタ119上の地図に交通情報を重畳する。
【0050】
以上のように、第2の実施の形態による情報端末装置では、未知の交通情報リンクがFM多重放送で配信されてきたとき、携帯電話機150により移動体通信網250を経由して通信により情報配信センター200に対して、未知の交通情報リンクを既知の地図リンクに変換させる要求を送信する。情報配信センター200は、未知の交通情報リンクを既知の地図リンクに変換して車載機100へ送信する。したがって、未知の交通情報リンクがFM多重放送で配信されたときでも、表示モニタ119上に交通情報を正しく重畳表示することができる。
【0051】
なお、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態で説明した種々の変形が可能である。
【0052】
−第3の実施の形態−
図13により、本発明による情報端末装置をカーナビゲーション装置(以下、車載機と呼ぶ)100に適用した第3の実施の形態を説明する。図13は、車載機100の動作を示すフローチャートである。図10のフローチャートと異なる点を主に説明し、同じステップには同一の番号を付す。
【0053】
車載機100の電源が入るとプログラムが起動され、ステップS11〜S15が実行される。ステップS15で要求領域を演算するとステップS31に進む。ステップS31では、携帯電話機150により情報配信センター200と通信回線を確立し、未知の交通情報リンクを点列情報に変換する変換要求を情報配信センター200に要求する。
【0054】
ステップS31で車載機100から送信された変換要求が情報配信センター200で受信されると、情報配信センター200では、送信されてきた地図バージョン、要求領域、未知の交通情報リンクを、要求受付サーバ201から交通情報サーバ204へ送る。交通情報サーバ204は該当する変換テーブルを検索し、この変換テーブルを使用して、未知の交通情報リンクに対応する点列情報を算出する。この点列情報はいったん顧客DBサーバ205に格納され、その後、要求受付サーバ201から車載機100へ送信される。
【0055】
点列情報とは交通情報リンクを定義する座標情報である。リンクは一つのノード間を接続するものであり、各ノードは地図座標値で位置が特定される。したがって、車載機100にとって未知の交通情報リンクを構成するノード座標値が分かれば、未知の交通情報リンクを既知の地図リンクに容易に対応付けすることができる。
【0056】
ステップS31で変換要求を情報配信センター200に送信した後、ステップS32へ進み、情報配信センター200から点列情報を受信したか否かを判断する。すべての点列情報を受信していないと判断されるとステップS32で待機する。ステップS32で、すべての点列情報を受信していると判断されると、ステップS33へ進み、通信を切断した後、ステップS33において、受信した点列情報を記憶装置に記憶する。その後、ステップS20に進み、上述したように、未知でない交通情報を車載機100の変換テーブルで変換した地図リンクと、情報配信センター200から取得した点列情報から特定した地図リンクとに基づいて、図6に示したような交通情報のデータを更新して表示モニタ119上の地図に交通情報を重畳する。
【0057】
以上のように、第3の実施の形態による情報端末装置では、未知の交通情報リンクがFM多重放送で配信されてきたとき、携帯電話機150により移動体通信網250を経由して、未知の交通情報リンクを点列情報、すなわち座標情報に変換することを情報配信センター200に要求する。情報配信センター200は、未知の交通情報リンクを座標情報に変換して車載機100へ送信する。したがって、未知の交通情報リンクがFM多重放送で配信されたとき、情報配信センター200で変換した座標情報に基づいて、どの地図リンクに該当する交通情報であるかを判別することができる。その結果、FM多重放送で送信されてきた交通情報の中に未知の交通情報リンクが存在していても、表示モニタ119上に交通情報を正しく重畳表示することができる。
【0058】
なお、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態で説明した種々の変形が可能である。
【0059】
なお以上では、車載機100について説明したが、交通情報センター300から情報配信センター200へ交通情報を送信する際、未知の交通情報リンクが含まれている場合がある。この場合も、第1〜第3の実施の形態と同様に、未知の交通情報リンクを地図リンクに変換したり、既知の道路を特定したりできる。すなわち、情報配信センター200は、交通情報リンクをあらかじめ定めた変換テーブルで地図リンクに変換する際、未知の交通情報リンクが存在する場合には、変換テーブルを交通情報センター300から入手して更新することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、受信した交通情報のなかに、未知の交通情報用の道路識別子が含まれているときでも、その未知の識別子に対応する地図表示用道路を特定することができ、交通情報を正しく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報端末装置と、情報配信センターと、交通情報センターを示した全体構成図
【図2】本発明による情報端末装置のシステムブロック図
【図3】本発明による情報端末装置へ情報を送信する情報配信センターのシステムブロック図
【図4】本発明による情報端末装置へ情報を送信する交通情報センターのシステムブロック図
【図5】本発明による情報端末装置で表示される地図表示データの構成を示した図である。
【図6】図1の交通情報センターから情報配信センターへ送信される交通情報のデータ構成を示した図
【図7】交通情報リンクと地図リンクを説明する図
【図8】変換テーブルを説明する図
【図9】本発明による情報端末装置からの交通情報配信要求を受信した情報配信センターが交通情報を情報端末装置へ送信する過程を示したシーケンスチャート
【図10】本発明による情報端末装置の動作における第1の実施の形態によるフローチャート
【図11】本発明による情報端末装置の表示モニタを示す図であり、道路地図と推奨経路と交通情報が表示されている。
【図12】本発明による情報端末装置の動作における第2の実施の形態によるフローチャート
【図13】本発明による情報端末装置の動作における第3の実施の形態によるフローチャート
【符号の説明】
100 車載機 112 記憶装置
114 制御回路 115 RAM
116 ROM 130 受信装置
150 携帯電話機 200 情報配信センター
250 移動体通信網 300 交通情報センター
350 メディアセンター 360 FM多重放送網

Claims (11)

  1. 道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、
    道路を特定する地図用道路識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、
    前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、
    前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、
    前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合において、前記対応関係の更新データを情報配信センターへ要求する要求信号を送信する送信手段と、
    前記要求により前記情報配信センターから送信されてくる前記対応関係の更新データを前記受信手段で受信して取得することによって前記対応関係を更新する更新手段とを備えることを特徴とする情報端末装置。
  2. 請求項1に記載の情報端末装置において、
    前記要求信号は、前記記憶手段に記憶している道路地図データのバージョン情報を含むことを特徴とする情報端末装置。
  3. 請求項1に記載の情報端末装置において、
    前記要求信号は、使用者を識別する識別子を含むことを特徴とする情報端末装置。
  4. 道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、
    道路を特定する地図用道路識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、
    前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、
    前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、
    前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、その旨を操作者に報知する報知手段と、
    前記報知に応答して操作者が対応関係の更新データを要求する操作部材とをさらに備えることを特徴とする情報端末装置。
  5. 道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、
    道路を特定する地図用道路識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、
    前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情 報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、
    前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示し、さらに、前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、前記対応関係の更新データの要求を促すマークを表示する表示手段と、
    前記表示に応答して操作者が対応関係の更新データを要求する操作部材とをさらに備えることを特徴とする情報端末装置。
  6. 請求項1に記載の情報端末装置において、
    前記要求信号は、前記対応関係の更新データを要求する領域を表すメッシュコードを含むことを特徴とする情報端末装置。
  7. 請求項1に記載の情報端末装置において、
    前記更新手段は、取得した前記更新データを特定する情報(更新データ特定情報)を記憶することを特徴とする情報端末装置。
  8. 請求項7に記載の情報端末装置において、
    前記更新手段は、前記更新データを情報配信センターへ要求して取得する際、前記更新データ特定情報を前記情報配信センターへ送信し、更新されているデータのみ取得することを特徴とする情報端末装置。
  9. 道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、
    道路を特定する地図用識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、
    前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、
    前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、
    前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、その未知の交通情報用道路識別子を既知の地図用道路識別子に変換することを要求する要求信号を送信する送信手段とを備え、
    前記付加手段は、前記要求信号に応答して入手した変換後の地図用道路識別子で特定される道路にその道路に関する交通情報に含まれる道路状況を付加することを特徴とする情報端末装置。
  10. 道路を特定する交通情報用道路識別子と道路の混雑状況などを表す道路状況とを含む交通情報を受信する受信手段と、
    道路を特定する地図用識別子と当該道路の形状を表す形状データとを含む道路地図データを記憶する記憶手段と、
    前記交通情報用道路識別子と前記地図用道路識別子とをあらかじめ定めた対応関係で対応付けたテーブルにより、前記受信した交通情報に含まれる前記交通情報用識別子を前記地図用道路識別子に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された地図用道路識別子の道路にその道路に関する前記交通情報に含まれる道路状況を付加する付加手段と、
    前記道路地図データに基づいて道路地図を表示するとともに、前記付加手段で付加された前記道路状況を表示する表示手段と、
    前記受信した交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在する場合、その未知の交通情報用道路識別子の道路を座標値に変換して表すことを情報配信センターに要求する要求信号を送信する送信手段とを備え、
    前記受信手段は前記要求信号に基づき前記情報配信センターが算出して送信してきた前記座標値を受信し、
    前記付加手段は、受信した座標値で特定した道路にその道路に関する交通情報に含まれる道路状況を付加することを特徴とする情報端末装置。
  11. マイクロプロセッサを有する情報端末装置の表示部に表示する道路地図に、情報配信センターから受信した交通情報を重畳表示させる地図表示方法に用いられる情報処理方法において、
    前記マイクロプロセッサは、前記交通情報の道路識別子(交通情報用道路識別子)をあらかじめ定めた対応関係で前記地図表示情報の道路識別子に変換し、変換後の道路識別子で特定される道路に前記交通情報に含まれる道路状況を付加し、
    前記マイクロプロセッサは、前記交通情報の中に未知の交通情報用道路識別子が存在すると判断した場合、前記対応関係の更新データを情報配信センターへ要求する要求信号を送信し、前記要求信号により前記情報配信センターから送信されてくる前記対応関係の更新データを受信して取得することによって前記対応関係を更新することを特徴とする情報処理方法。
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