JP4069706B2

JP4069706B2 - Image usage assistance program

Info

Publication number: JP4069706B2
Application number: JP2002248486A
Authority: JP
Inventors: 賢治三浦
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 2002-08-28
Filing date: 2002-08-28
Publication date: 2008-04-02
Anticipated expiration: 2022-08-28
Also published as: JP2004086690A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像利用補助プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ワードプロセッサで作成する文書に画像データが表す写真やイラストなどの画像をドラッグアンドドロップ（以後、「ドラッグ＆ドロップ」と略す）で貼り付けたり、電子メールクライアントで電子メールに画像データを添付して送信したりするなどのように、ワードプロセッサや電子メールクライアントなどの応用プログラムを用いて画像データを利用することが一般に行われている。
【０００３】
応用プログラムを用いて画像データを利用する場合、編集・印刷業界などのユーザは一般に文書を作成する前の段階で予め画像データのサイズ、解像度、色数などを検討し、それに応じて必要な画像データを用意しておいてから利用している。例えば応用プログラムがワードプロセッサである場合、文書に貼り付ける画像データを予め画像編集用プログラムで編集して必要なだけ用意しておき、用意した後に文書の作成を行っている。予め用意しておいた画像データのサイズ、解像度、色数などのいずれかが適切でなかったり不足分が発見されたりした場合、ユーザは応用プログラムでの作業の途中で画像編集用プログラムを起動して画像データを編集し直している。
【０００４】
また、一般のユーザが画像データを利用する場合は、ワードプロセッサや電子メールクライアントなどで文書を書いている最中に画像を貼り付けようと考えることが多い。これは、文書を書く前に貼り付ける画像やそのサイズなどを予め考えるより文書を書いてから考える方が一般のユーザにとっては思考の流れが自然であるからである。このため一般のユーザは応用プログラムでの作業の途中で画像編集用プログラムで画像データを編集している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像編集用プログラムでの編集作業は作業工程の数が多く、応用プログラムでの作業の途中で画像編集用プログラムによる編集作業を行うとその作業工程の多さにより応用プログラムでの作業に対する思考が妨げられるという問題がある。例えば、画像編集用プログラムによる編集作業には、起動、画像データの読み込み、編集に応じた操作、画像データの保存、ファイル管理プログラムの起動、ファイル管理プログラムから応用プログラムへの画像データの貼り付けなどの多くの作業工程がある。作業工程の数が多いほど多くの思考や時間が必要となり、ユーザは編集作業に対して多くの思考をしなければならず応用プログラムでの作業に対する思考が妨げられることになる。このため、思考が妨げられないよう少ない作業工程で必要とするサイズ、解像度、色数などに編集された画像データを得られる手段が求められている。
【０００６】
この他、応用プログラムを用いて画像データを利用するときの問題点として、例えば同じ画像データをワードプロセッサに貼り付けたり電子メールに添付したりする場合、ワードプロセッサに貼り付ける場合は印刷を考慮して高解像度の画像データが必要であり、電子メールに添付する場合は通信回線への負荷やデータ量に伴う通信コストなどを考慮して小さいサイズで且つ低解像度の画像データ、すなわちデータ量の小さい画像データが必要であるなど、同じ画像データを元に用途に応じて複数の画像データを作成して保存しておかなければならないという問題がある。用途ごとに画像データを作成して保存すると画像データが増えて記憶手段が浪費される上、どの画像データがどの用途のためのものであるかを管理しなければならないという煩わしさがある。
【０００７】
本発明は上述の問題に鑑みて創作されたものであって、その目的はユーザが他のプログラムを用いて画像データを利用する際にユーザの思考が妨げられることがないよう補助する画像利用補助プログラムを提供することにある。
【０００８】
また、本発明の別の目的は、画像データを容易に利用できるよう補助する画像利用補助プログラムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の画像利用補助プログラムは、所定の記憶手段に記憶されている画像データを、該画像データを利用する他の応用プログラムに貼り付ける画像利用補助プログラムであって、前記所定の記憶手段に記憶される前記画像データを取得する手順と、前記取得した画像データから操作対象を作成する手順と、前記作成した操作対象と前記画像データとを関連付ける手順と、前記関連付けられた操作対象を表示する手順と、前記操作対象に対して所定の操作が行われることで前記他の応用プログラムを用いた前記画像データの利用要求を受け付ける手順と、前記利用要求を受け付けたとき前記画像データの用途に関するパラメータを入力するためのパラメータ入力画面を表示する手順と、前記入力画面に入力された用途に関するパラメータを取得する手順と、前記画像データのコピーを前記取得した用途に関するパラメータに予め対応付けられた画像サイズ、解像度及び色数についてのパラメータに基づいて編集する手順と、前記画像データの編集されたコピーを前記他の応用プログラムに引き渡す手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。この画像利用補助プログラムによると、コンピュータのユーザは他の応用プログラムで作業を行っているときに、操作対象に対して所定の操作を行うことで表示されるパラメータ入力画面に、例えば文書に貼り付けるとか電子メールで送信するといった用途を指定することで、用途に応じた画像サイズ、解像度、色数に編集された画像データを他の応用プログラムにおいて自動的に得ることができる。すなわち、編集された画像データの保存、ファイル管理プログラムの起動などの作業工程が不要となり、編集作業の工程数を減らすことができる。よってこの画像利用補助プログラムによると、ユーザが他の応用プログラムを用いて画像データを利用する際にユーザの思考が妨げられることがないよう補助できる。更に、請求項１に記載の画像利用補助プログラムは、画像データの編集されたコピーを他の応用プログラムに引き渡す。すなわち、編集された画像データを、保存することなしに他の応用プログラムに引き渡すことができる。従って、用途ごとに画像データを作成して保存しておく場合に比べ、どの画像データがどの用途のためのものであるかを管理しなければならないという煩わしさが解消される。よってこの画像利用補助プログラムによると、画像データを容易に利用できるよう補助できる。
【００１０】
請求項２に記載の画像利用補助プログラムは、前記所定の操作は、操作対象をマウスでドラッグして他の応用プログラムにより表示中の画面にドロップする操作であることを特徴とする。この画像利用補助プログラムによると、ドラッグ＆ドロップにより利用要求を受け付けるため、直感的でわかりやすいヒューマンマシンインタフェース（ＨＭＩ）を実現できる。
【００１２】
請求項４に記載の画像利用補助プログラムは、パラメータを取得する手順において、当該画像データについて前回入力された前記編集パラメータをデフォルト表示することを特徴とする。この画像利用補助プログラムによると、画像データを編集して引き渡した後でサイズ、解像度、色数などを再編集する必要が生じたとき、前回入力した編集パラメータがデフォルト表示されるため、編集パラメータを再入力する手間を低減できる。
【００１４】
請求項５に記載の画像利用補助プログラムは、画像データを所定の記憶手段が有する不揮発性の記憶装置の所定の記憶領域に記憶する画像データ記憶手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする。不揮発性の記憶装置に記憶することにより、画像データを編集した後でも同じ画像データを元に再度編集することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図２は、本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムや他のプログラムと
しての応用プログラムを実行するシステムの構成を示すブロック図である。図示するようにこのシステムはパーソナルコンピュータなどのコンピュータ１、プリンタ２、画像入力装置としてのイメージスキャナ３などから構成され、ＬＡＮ、インターネット、電話回線等のネットワークＮを介して他の装置と相互に通信可能に接続されている。尚、画像入力装置はディジタルスチルカメラやディジタルビデオカメラであってもよい。
コンピュータ１は、ＣＰＵ１１、ＲＯＭ１２、ＲＡＭ１３、記憶部１４、表示部１５、デバイスインタフェース１６、ネットワークインタフェース１７及び操作部１８を備え、バス１９で相互に接続されている。ＣＰＵ１１はＲＯＭ１２に記憶された制御プログラムや記憶部１４に記憶された基本プログラム（ＯＳ）を実行することによりコンピュータ１の各部を制御する他、画像利用補助プログラム、画像の利用が可能なワードプロセッサや電子メールクライアントなどの応用プログラムを実行する。ここでＯＳはＧＵＩ（ＧｒａｐｈｉｃａｌＵｓｅｒＩｎｔｅｒｆａｃｅ）を備え、複数のプログラムを並行して実行できるマルチタスクＯＳである。ＲＯＭ１２はＣＰＵ１１が動作するために最低限必要な制御プログラムやデータを予め記憶しているメモリである。ＲＡＭ１３は各種のプログラムやデータ等を一時的に記憶するメモリであり、且つ後述するクリップボードとして用いられるメモリである。不揮発性の記憶装置としての記憶部１４はハードディスク（ＨＤ）コントローラとハードディスクとを備え、ハードディスクには一つ以上の画像データ、ＯＳ、画像利用補助プログラム、各種の応用プログラム、デバイスドライバ等が記憶されている。記憶部１４はフレキシブルディスク、光磁気ディスク（ＭＯ）、コンパクトディスク（ＣＤ−ＲＯＭ）などのリムーバブルメディアを利用する記憶装置を更に備えてもよく、画像データはそれらのリムーバブルメディアに記憶されていてもよい。表示部１５は液晶表示装置（ＬＣＤ）やＣＲＴ等の表示装置を備え、ＣＰＵ１１からの出力を表示する。デバイスインタフェース１６はＵＳＢやＩＥＥＥ１３９４等の通信規格に準拠して構成され、プリンタ２及びイメージスキャナ３に接続されている。ネットワークインタフェース１７は例えばモデムやネットワークインタフェースカード等により構成され、コンピュータ１はネットワークインタフェース１７を介してネットワークＮ上の他の装置と所定のプロトコルに従って通信することができる。操作部１８はキーボードやマウス等の入力装置を備えている。
【００１６】
特許請求の範囲に記載の「所定の記憶手段」はＲＡＭ１３及び記憶部１４に相当する。
【００１７】
図１は、本発明の一実施例による画像利用補助プログラムのデータフロー図である。図示するように画像利用補助プログラムは表示／受付プロセス２１、パラメータ取得プロセス２２、画像編集プロセス２３及び引渡プロセス２４をコンピュータに実行させる。
【００１８】
表示／受付プロセス２１は、所定の記憶手段としての記憶部１４や所定の記憶手段としてのＲＡＭ１３に記憶されている画像データに関連付けられた操作対象を後述する操作画面に表示し、画像データを他のプログラムで利用するための利用要求を受け付けるプロセスである。
【００１９】
図３は、表示／受付プロセス２１が表示する操作画面３０を表す図である。
フォルダボタン３１は、ユーザにより指定される記憶部１４の所定のフォルダに記憶されている画像データからサムネイル画像データを作成し、サムネイル画像データが表すサムネイル画像を操作対象３４として画像データに関連付けて操作対象表示領域３５に一覧表示するためのボタンである。ここで操作対象３４とは所謂アイコンなどのＧＵＩオブジェクトであり、ＧＵＩにおいてマウスでクリックするなどの操作が行われる対象となるものである。また、画像データに関連付けるとは、操作対象３４と画像データとを対応付け、操作対象３４から画像データを一意に特定可能に記憶することをいう。尚、操作対象３４はサムネイル画像であっても、画像データのファイル名であっても、画像データが表す画像であってもよいし、アイコンとファイル名とからなるものであってもよい。
【００２０】
スキャナボタン３２は、イメージスキャナ３から画像データを取得し、その画像データからサムネイル画像データを作成し、サムネイル画像データが表すサムネイル画像を操作対象３４として画像データに関連付けて操作対象表示領域３５に表示するためのボタンである。尚、イメージスキャナ３から画像データを取得する方法にはスキャナボタン３２をクリックして取得する方法とイメージスキャナ３の所定の開始ボタンを押下して取得する方法とがあり、イメージスキャナ３の開始ボタンを押下する場合はスキャナボタン３２をクリックしなくても画像データが取得されてそのサムネイル画像が操作対象表示領域３５に表示される。詳しくは後述する。
【００２１】
クリップボードボタン３３は、予めユーザが任意のプログラムを用いて所定の記憶手段としてのＲＡＭ１３の所定の記憶領域（クリップボード）に記憶させた画像データからサムネイル画像データを作成し、サムネイル画像データが表すサムネイル画像を操作対象３４として画像データに関連付けて操作対象表示領域３５に一覧表示するためのボタンである。ここでクリップボードとは応用プログラム間でのデータの受け渡しに用いられるＲＡＭ１３の所定のメモリ領域である。クリップボードはＯＳによって応用プログラムに提供され、各応用プログラムはＯＳを介してクリップボードにアクセスすることができ、それにより他の応用プログラムとの間でデータの受け渡しを行うことができる。
【００２２】
次に、操作対象３４に対して行われる操作について説明する。ここで説明する操作が行われることによって表示／受付プロセス２１は他のプログラムを用いた画像データの利用要求を受け付ける。操作対象３４に対して行われる操作には、ドラッグ＆ドロップする操作と、クリップボードへ記憶させる操作とがある。
【００２３】
図６は、ドラッグ＆ドロップする操作を表す模式図である。ドラッグ＆ドロップは操作対象３４をマウスでドラッグして他のプログラムにより表示中の画面４１にドロップする操作である。ここでドラッグとは操作対象３４にマウスを合わせてマウスボタンを押し、そのままマウスを移動させる操作のことをいい、ドロップとはドラッグの移動先でマウスボタンを離す操作のことをいう。尚、他のプログラムは応用プログラムでもＯＳでもよく、他のプログラムがＯＳである場合、他のプログラムにより表示中の画面とは例えばデスクトップ４２を指す。ドラッグ＆ドロップは直感的な操作であり、ユーザの思考を妨げることが少ない操作である。
【００２４】
クリップボードへ記憶させる操作は、図３に示すように操作画面３０が備えるプルダウンメニューから行う。操作画面３０は［ファイル］メニュー、［編集］メニュー３６などのプルダウンメニューを備えており、［編集］メニュー３６をマウスでクリックすると”コピー”という図示しないサブメニューが表示される。ユーザは操作対象３４をマウスでクリックして選択した状態で［編集］メニュー３６の”コピー”を選択する。これにより選択した操作対象３４に関連付けられた画像データがクリップボードに記憶される。
【００２５】
図１に示すパラメータ取得プロセス２２は、パラメータ入力画面を表示して編集パラメータを取得する処理、画像データを後述するテンポラリフォルダに記憶する処理を行うプロセスである。
【００２６】
図４は、パラメータ入力画面の一例を表す図である。パラメータ入力画面４０は画像データを編集するための編集パラメータをユーザが入力するための画面である。編集パラメータは、個々の編集パラメータを直接指定するかまたは用途を指定するかのいずれかで入力される。「編集パラメータを直接指定する」というチェックボックスを選択したときは個々の編集パラメータを直接指定することが可能になり、一方、「用途を指定する」というチェックボックスを選択したときは個々の編集パラメータは指定不可能になり、画像データの用途の指定のみが可能になる。図中においてサイズは編集後の画像データの縦横のサイズをｍｍ単位で指定する編集パラメータを入力する欄であり、解像度は一インチ当たりの画素の密度（ｄｐｉ）を指定する編集パラメータを入力する欄である。色数は編集後の画像データの色数を指定する編集パラメータを入力する欄であり、「２５６色」、「６５，５３６色（１６ビットカラー）」又は「１６，７７７，２１６色（２４ビットカラー）」の何れか一つが選択可能である。
【００２７】
画像データの用途を指定する場合は、「文書」、「電子メール」又は「ＷＷＷ」の何れか一つを編集パラメータとして選択する。尚、用途は必要に応じて適宜追加削除してよい。各用途にはサイズ、解像度及び色数を指定するための３つの編集パラメータが予め対応付けて設定されている。例えば用途が「電子メール」の場合、通信回線への負荷やデータ量に伴う通信コストなどを考慮し、データ量を極力小さくするよう例えばサイズには５０ｍｍ×３０ｍｍなどが設定され、解像度には低い値が設定され、色数には「２５６色」が設定されているなどである。また、用途が「文書」の場合、一般にデータ量を考慮する必要はあまりないことからサイズには電子メールの場合より大きい例えば１００ｍｍ×６０ｍｍなどが設定され、印刷されることを考慮して解像度には高い値が設定されている。また色数にも印刷を考慮して「１６，７７７，２１６色」という大きな値が設定されているなどである。編集パラメータとして用途を入力できるようにすると編集パラメータを入力するための作業の数が減り、ユーザの思考の妨げとなる要因を減らすことができる。
【００２８】
［プレビュー］ボタンは、指定されたサイズの枠を表示するためのボタンである。［プレビュー］ボタンがクリックされるとパラメータ取得プロセス２２はサイズで指定された大きさの枠を表示する。表示された枠はマウスで大きさを変更することが可能であり、ユーザはそれにより視覚的にサイズを調整することができる。調整された枠の大きさはサイズとしてパラメータ入力画面４０のサイズの入力欄に反映される。尚、プレビューは枠のみでなく入力された編集パラメータに基づいて編集した画像データが表す画像を表示するようにしてもよい。
【００２９】
図１に示す画像編集プロセス２３は、編集パラメータに基づいて画像データを編集するプロセスである。画像編集プロセス２３は操作画面３０で操作された操作対象３４に関連付けられている画像データをＲＡＭ１３の所定の領域にコピーし、コピーした画像データをパラメータ入力画面４０で入力された編集パラメータに基づいて編集する。編集パラメータとして用途が入力されている場合はその用途に予め対応付けて設定されている編集パラメータに基づいて編集する。
【００３０】
引渡プロセス２４は、画像編集プロセス２３で編集されてＲＡＭ１３に記憶されている画像データを他のプログラムに引き渡す処理を行うプロセスである。
以上、画像利用補助プログラムの各プロセスについて説明した。次に、画像データの利用を補助する処理の流れについて説明する。以下の説明は、ワードプロセッサで文書を作成中にイメージスキャナ３の所定の開始ボタンを押下して画像データを取得し、取得した画像データが表す画像を文書中にドラッグ＆ドロップで貼り付ける場合を例に説明する。
【００３１】
図５は、画像データの利用を補助する処理の流れを示すフローチャートである。この処理はユーザがイメージスキャナ３の原稿台に目的の画像が記録された原稿を載置して開始ボタンを押下することで開始される。
【００３２】
開始ボタンが押下されると、押下信号がデバイスインタフェース１６を介してイメージスキャナ３のデバイスドライバに出力され、デバイスドライバはその押下信号に応答して画像利用補助プログラムを起動する（Ｓ１０５）。
【００３３】
画像利用補助プログラムが起動されると始めに表示／受付プロセス２１が呼び出される。画像利用補助プログラムがデバイスドライバから起動された場合、表示／受付プロセス２１はデバイスドライバを制御してイメージスキャナ３に所定の設定で画像を読み取らせて画像データを取得する。画像データを取得すると、取得した画像データのサムネイル画像データが表すサムネイル画像を操作対象３４として画像データに関連付けて表示する。ユーザがサムネイル画像をワードプロセッサの文書中にドラッグ＆ドロップする操作を行うと、表示／受付プロセス２１はその操作が行われたことで利用要求を受け付け、操作対象３４に関連付けられた画像データをパラメータ取得プロセス２２に出力する（Ｓ１１０）。
【００３４】
パラメータ取得プロセス２２は、画像データが出力されると、当該画像データに関連付けられた編集パラメータが記憶部１４の後述するテンポラリフォルダに記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合は記憶されている編集パラメータをデフォルト値としてパラメータ入力画面４０を表示する。記憶されていない場合はデフォルト値を表示せずにパラメータ入力画面４０を表示する。ユーザが操作部１８により編集パラメータを入力して［ＯＫ］ボタンをクリックすると、パラメータ取得プロセス２２は画像データをテンポラリフォルダに記憶させると共に、入力された編集パラメータを画像データに関連付けてテンポラリフォルダに記憶する。次に、画像データと編集パラメータとを画像編集プロセス２３に出力する（Ｓ１１５）。
【００３５】
特許請求の範囲に記載の「所定の記憶領域」は記憶部１４のテンポラリフォルダに相当する。画像データをテンポラリフォルダに記憶させるのは、例えばイメージスキャナから取得した画像データの場合、画像データを保存しておかないと後でサイズを変更したいとき元の画像データがなく編集ができなくなる、あるいは文書に貼り付けられている編集した後の画像データを元に編集しなければならなくなるからである。例えばサイズを小さくして文書に貼り付けられている画像データを元に編集するようなとき、それより大きいサイズが必要な場合、画素を補間するなどしなければならず画質が低くなってしまうことになる。尚、記憶部１４のフォルダに記憶された画像データやクリップボードに記憶された画像データの場合も同様であり、前回編集した後で元の画像データが削除されたりクリップボードから消去されたりすると後で画像データの再編集ができなくなる。このためフォルダボタン３１及びクリップボードボタン３３がクリックされたときもパラメータ取得プロセス２２は［ＯＫ］ボタンがクリックされると画像データをテンポラリフォルダに記憶する。従って例えばフォルダボタン３１が押下された場合、記憶部１４のユーザにより指定されたフォルダとテンポラリフォルダとに同じ画像データが記憶されることになる。
【００３６】
画像編集プロセス２３は、画像データと編集パラメータとが出力されると、画像データを編集パラメータに基づいて編集する。ここでの編集はイメージスキャナ３から取得した画像データそのものではなく、取得した画像データをＲＡＭ１３の所定の領域にコピーした画像データに対して行われる。従って取得した画像データは変更されない。これはフォルダに記憶されている画像データの場合も同様であり、ＲＡＭ１３にロードした画像データ、すなわちＲＡＭ１３にコピーした画像データに対して編集が行われ、フォルダに記憶されている元の画像データは変更されない。編集後、ＲＡＭ１３上の編集されたコピーを引渡プロセス２４に出力する（Ｓ１２０）。
【００３７】
引渡プロセス２４は、編集された画像データをＯＳに固有の所定の手順で他のプログラムとしてのワードプロセッサに引き渡す（Ｓ１２５）。
ワードプロセッサに引き渡した後、ユーザにより所定の終了操作が行われると画像利用補助プログラムは処理を終了する。このとき画像利用補助プログラムはＲＡＭ１３に記憶されている編集されたコピーを保存することなく終了する。例えばフォルダボタン３１がクリックされたとき、画像利用補助プログラムは編集した画像データを元の画像データに上書き保存しない。これは、例えば画像データのサイズを小さくするよう編集して元の画像データに上書き保存したとすると、次回そのサイズより大きいサイズで利用したいようなとき、必要なサイズが得られなくなる、あるいは画素を補間して画質の劣化した画像データを利用しなければならなくなるからである。編集された画像データを上書き保存しないと、次回同じ画像データを利用するとき画質の劣化のない画像データを利用できる。
【００３８】
尚、本実施例では編集した後の画像データを保存しないが、上書き保存、あるいは別のファイルとして保存するようにしてもよい。
以上により編集された画像データがワードプロセッサに引き渡され、編集された画像データが表す画像が文書中のドロップされた位置に貼り付けられる。以上のようにしてユーザはワードプロセッサを用いて画像データを利用する。
【００３９】
後になって文書に貼り付けた画像のサイズを変更したいとき、ユーザはテンポラリフォルダを指定してフォルダボタン３１をクリックする。これにより前回イメージスキャナから取得した画像データがテンポラリフォルダから取得され、従ってユーザはイメージスキャナから取得した画像データであっても後から再編集できる。このときパラメータ入力画面４０には前回当該画像データについて入力された編集パラメータをデフォルト表示するため、ユーザは編集パラメータを入力し直す手間が低減される。
【００４０】
尚、上記の説明ではドラッグ＆ドロップする操作の場合を説明したが、クリップボードに記憶させる操作でワードプロセッサに貼り付けてもよい。操作画面３０においてクリップボードに記憶させる操作を行うと、パラメータ取得プロセス２２はパラメータ入力画面４０を表示する。編集された画像データは引渡プロセス２４によりＯＳを介してクリップボードに記憶される。ワードプロセッサは一般にクリップボードに記憶された任意のデータを貼り付けるための操作を行うことができ、その操作を行うことで画像データが表す画像が文書中に貼り付けられる。
【００４１】
以上説明した本実施例の画像利用補助プログラムによると、応用プログラムへの貼り付け、画像利用補助プログラムの起動、フォルダボタン３１などのクリックによる画像データの読み込み、編集パラメータの入力の作業を行うだけでよく、画像データの保存、ファイル管理プログラムの起動などを行う必要がない。従って編集作業に要する工程の数を減らすことができる。このため画像編集用プログラムで編集作業を行う場合に比べて文書に対する思考の中断が生じにくい。よってこの画像利用補助プログラムによると、ユーザがワードプロセッサを用いて画像データを利用する際にユーザの思考が妨げられることがないよう補助できる。
【００４２】
更に、本実施例の画像利用補助プログラムによると、引渡プロセス２４はＲＡＭ１３上の編集されたコピーを他のプログラム２５に引き渡すため、編集されたコピーを、記憶部１４に保存しなくても他のプログラムにコピーを引き渡すことができる。編集された画像データを保存する必要がないことから、ユーザはどの画像データがどの用途のためのものであるかを管理しなければならないという煩わしさが解消される。よってこの画像利用補助プログラムによると、画像データを容易に利用できるよう補助できる。
【００４３】
更に、本実施例の画像利用補助プログラムによると、サイズ調整を失敗しても、消去の後に再度ドラッグ＆ドロップするだけで前回の入力からの調整になるので、画像編集用プログラムで編集するよりユーザにとって簡単でわかり易い。
【００４４】
更に、本実施例の画像利用補助プログラムによると、他のプログラムがどのようなプログラムであってもドラッグ＆ドロップ、貼り付けなどをサポートし且つ画像データを扱えれば他のプログラムの登録などは必要ないため、すぐに簡単に使うことができる。
【００４５】
更に、本実施例の画像利用補助プログラムによると、ドラッグ＆ドロップを行うことでパラメータ入力画面４０が表示される。従ってパラメータ入力画面４０を表示する工程が不要であり、編集に要する工程数を更に減らすことができる。
【００４６】
尚、本実施例ではパラメータ取得プロセス２２が画像データをテンポラリフォルダに記憶させるが、表示／受付プロセス２１、画像編集プロセス２３又は引渡プロセス２４が記憶させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムのデータフロー図である。
【図２】本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムを実行するシステムの構成を示すブロック図である。
【図３】本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムが操作対象を表示する画面を表す図である。
【図４】本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムのパラメータ入力画面を表す図である。
【図５】本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムが画像データの利用を補助する処理の流れを示すフローチャートである。
【図６】本発明の一実施例に係る画像利用補助プログラムにおいて操作対象に対して行われる所定の操作を表す模式図である。
【符号の説明】
１コンピュータ
２プリンタ
３イメージスキャナ
１１ＣＰＵ
１２ＲＯＭ
１３ＲＡＭ（記憶手段）
１４記憶部（記憶手段、不揮発性の記憶装置）
２１表示／受付プロセス（表示手順、受付手順）
２２パラメータ取得プロセス（パラメータ取得手順、画像データ記憶手順）
２３画像編集プロセス（画像編集手順）
２４引渡プロセス（引渡手順）
３４操作対象
４０パラメータ入力画面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image use assistance program.
[0002]
[Prior art]
Images such as photos and illustrations represented by image data can be pasted by drag-and-drop (hereinafter abbreviated as "drag-and-drop") in a document created with a word processor, or sent with email data attached to an e-mail client For example, image data is generally used by using an application program such as a word processor or an e-mail client.
[0003]
When using image data using an application program, users in the editing / printing industry generally consider the size, resolution, number of colors, etc. of the image data in advance before creating a document, and the necessary image accordingly. We use after having prepared data. For example, when the application program is a word processor, image data to be pasted on a document is prepared in advance by editing with an image editing program, and a document is created after the preparation. If any of the prepared image data size, resolution, number of colors, etc. is not appropriate or a shortage is found, the user starts the image editing program in the middle of the application program. The image data has been edited again.
[0004]
In addition, when a general user uses image data, it is often considered to paste an image while writing a document with a word processor or an e-mail client. This is because it is natural for a general user to think after writing a document rather than considering the image to be pasted and the size of the image before writing the document. For this reason, a general user edits image data with an image editing program in the middle of work in an application program.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the editing work with the image editing program has a large number of work processes, and if the editing work with the image editing program is performed in the middle of the work with the application program, thinking about the work with the application program is caused by the large number of work processes. There is a problem that is disturbed. For example, for editing work by an image editing program, activation, reading of image data, operation according to editing, saving of image data, activation of a file management program, pasting of image data from a file management program to an application program, etc. There are many work processes. The greater the number of work steps, the more thought and time are required, and the user has to think more about the editing work, which hinders thinking about the work in the application program. For this reason, there is a need for a means for obtaining image data edited in a size, resolution, number of colors, and the like required in a small number of work steps so as not to hinder thinking.
[0006]
In addition, as a problem when using image data using an application program, for example, when the same image data is pasted to a word processor or attached to an e-mail, when pasting to a word processor, printing is considered. When resolution image data is required and attached to an e-mail, the image data has a small size and a low resolution, that is, image data with a small data amount in consideration of the load on the communication line and the communication cost associated with the data amount. There is a problem that a plurality of image data must be created and stored in accordance with the application based on the same image data. If image data is created and stored for each application, the image data increases and the storage means is wasted. In addition, there is an inconvenience that it is necessary to manage which image data is for which application.
[0007]
The present invention was created in view of the above-mentioned problems, and its purpose is to assist the use of an image so that the user's thinking is not hindered when the user uses image data using another program. To provide a program.
[0008]
Another object of the present invention is to provide an image use assistance program for assisting the user to easily use image data.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  The image usage assistance program according to claim 1 is an image usage assistance program for pasting image data stored in a predetermined storage means to another application program that uses the image data. A procedure for acquiring the image data stored in the means, a procedure for creating an operation target from the acquired image data, a procedure for associating the created operation target with the image data, and the associated operation target. A procedure for displaying, a procedure for receiving a use request for the image data using the other application program by performing a predetermined operation on the operation target, and a step of receiving the use of the image data when the use request is received.About useThe procedure for displaying the parameter input screen for inputting the parameters and the input on the input screenAbout useThe procedure for obtaining the parameters and the obtained copy of the image dataAbout the image size, resolution, and number of colors associated with the parameters related to the application in advanceIt is characterized by causing a computer to execute a procedure for editing based on parameters and a procedure for transferring an edited copy of the image data to the other application program. According to this image utilization auxiliary program, the user of the computer is displayed on the parameter input screen displayed by performing a predetermined operation on the operation target while working with another application program.For example, by specifying the usage such as pasting in a document or sending by e-mailSize, resolution, number of colorsInEdited image data in other application programsAutomaticallyObtainable. That is, work steps such as saving edited image data and starting a file management program are not required, and the number of edit work steps can be reduced. Therefore, according to this image utilization assistance program, when a user uses image data using another application program, it can assist so that a user's thought may not be disturbed. Furthermore, the image utilization auxiliary program according to claim 1 delivers the edited copy of the image data to another application program. That is, the edited image data can be transferred to another application program without saving. Therefore, compared with the case where image data is created and stored for each application, the troublesomeness of managing which image data is for which application is eliminated. Therefore, according to this image utilization assistance program, it can assist so that image data can be utilized easily.
[0010]
  The image use assistance program according to claim 2 is:The predeterminedTo operate, drag the operation target with the mouseapplicationIt is an operation of dropping on a screen being displayed by a program. According to this image use auxiliary program, since a use request is accepted by drag and drop, an intuitive and easy-to-understand human machine interface (HMI) can be realized.
[0012]
  Claim4The image use auxiliary program described in the above item is characterized in that, in the procedure for acquiring parameters, the edit parameters previously input for the image data are displayed as default. According to this auxiliary program for image use, when it is necessary to re-edit the size, resolution, number of colors, etc. after editing and transferring the image data, the editing parameters entered last time are displayed as defaults. The trouble of re-input can be reduced.
[0014]
  Claim5The image utilization auxiliary program described in (1) further causes the computer to execute an image data storage procedure for storing image data in a predetermined storage area of a nonvolatile storage device included in a predetermined storage unit. By storing the data in the nonvolatile storage device, the image data can be edited again based on the same image data even after the image data is edited.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 2 shows an image use assistance program and other programs according to an embodiment of the present invention.
It is a block diagram which shows the structure of the system which executes the application program as a. As shown in the figure, this system comprises a computer 1 such as a personal computer, a printer 2, an image scanner 3 as an image input device, and the like, and communicates with other devices via a network N such as a LAN, the Internet, a telephone line or the like. Connected as possible. The image input device may be a digital still camera or a digital video camera.
  The computer 1 includes a CPU 11, a ROM 12, a RAM 13, a storage unit 14, a display unit 15, a device interface 16, a network interface 17, and an operation unit 18, which are connected to each other via a bus 19. The CPU 11 controls each part of the computer 1 by executing a control program stored in the ROM 12 and a basic program (OS) stored in the storage unit 14, an image use auxiliary program, a word processor capable of using images, an electronic Execute application programs such as mail clients. The OS is a multitasking OS that includes a GUI (Graphical User Interface) and can execute a plurality of programs in parallel. The ROM 12 is a memory that stores in advance a minimum control program and data necessary for the CPU 11 to operate. The RAM 13 is a memory that temporarily stores various programs, data, and the like, and is a memory that is used as a clipboard described later. The storage unit 14 as a non-volatile storage device includes a hard disk (HD) controller and a hard disk, and one or more image data, OS, image use auxiliary programs, various application programs, device drivers, and the like are stored in the hard disk. ing. The storage unit 14 includes a flexible disk, a magneto-optical disk (MO), and a compact disk.SkA storage device using a removable medium such as (CD-ROM) may be further provided, and the image data may be stored in the removable medium. The display unit 15 includes a display device such as a liquid crystal display (LCD) or a CRT, and displays an output from the CPU 11. The device interface 16 is configured in accordance with a communication standard such as USB or IEEE 1394, and is connected to the printer 2 and the image scanner 3. The network interface 17 is configured by, for example, a modem or a network interface card, and the computer 1 can communicate with other devices on the network N via the network interface 17 according to a predetermined protocol. The operation unit 18 includes input devices such as a keyboard and a mouse.
[0016]
The “predetermined storage means” described in the claims corresponds to the RAM 13 and the storage unit 14.
[0017]
FIG. 1 is a data flow diagram of an image use assistance program according to an embodiment of the present invention. As shown in the figure, the image utilization auxiliary program causes the computer to execute a display / acceptance process 21, a parameter acquisition process 22, an image editing process 23, and a delivery process 24.
[0018]
The display / acceptance process 21 displays an operation target associated with the image data stored in the storage unit 14 as a predetermined storage unit or the RAM 13 as a predetermined storage unit on an operation screen described later, and displays the image data This process accepts usage requests for use in other programs.
[0019]
FIG. 3 is a diagram illustrating the operation screen 30 displayed by the display / acceptance process 21.
The folder button 31 is used to create thumbnail image data from image data stored in a predetermined folder of the storage unit 14 designated by the user, and to operate the thumbnail image represented by the thumbnail image data as an operation target 34 in association with the image data. This is a button for displaying a list in the target display area 35. Here, the operation object 34 is a GUI object such as a so-called icon, and is an object on which an operation such as clicking with a mouse is performed in the GUI. The association with the image data means that the operation object 34 is associated with the image data, and the image data is stored in the operation object 34 so as to be uniquely identifiable. The operation target 34 may be a thumbnail image, a file name of the image data, an image represented by the image data, or an icon and a file name.
[0020]
The scanner button 32 acquires image data from the image scanner 3, creates thumbnail image data from the image data, and displays the thumbnail image represented by the thumbnail image data in the operation target display area 35 in association with the image data as the operation target 34. It is a button to do. There are two methods for acquiring image data from the image scanner 3: a method of acquiring the image data by clicking the scanner button 32 and a method of acquiring the image data by pressing a predetermined start button of the image scanner 3. When the button is pressed, the image data is acquired without clicking the scanner button 32, and the thumbnail image is displayed in the operation target display area 35. Details will be described later.
[0021]
The clipboard button 33 is used to create thumbnail image data from image data stored in a predetermined storage area (clipboard) of the RAM 13 as a predetermined storage means by a user in advance, and the thumbnail image represented by the thumbnail image data Is a button for displaying a list in the operation target display area 35 in association with image data as the operation target 34. Here, the clipboard is a predetermined memory area of the RAM 13 that is used to exchange data between application programs. The clipboard is provided to the application program by the OS, and each application program can access the clipboard via the OS, thereby exchanging data with other application programs.
[0022]
Next, an operation performed on the operation target 34 will be described. When the operation described here is performed, the display / acceptance process 21 accepts an image data use request using another program. The operations performed on the operation target 34 include an operation of dragging and dropping and an operation of storing in the clipboard.
[0023]
FIG. 6 is a schematic diagram showing an operation of dragging and dropping. Drag and drop is an operation of dragging the operation target 34 with the mouse and dropping it on the screen 41 being displayed by another program. Here, “drag” refers to an operation in which the mouse is moved to the operation target 34 and the mouse button is pressed, and the mouse is moved as it is, and “drop” refers to an operation in which the mouse button is released at the drag destination. The other program may be an application program or an OS. When the other program is the OS, the screen being displayed by the other program indicates, for example, the desktop 42. Drag and drop is an intuitive operation and is an operation that hardly disturbs the user's thoughts.
[0024]
The operation to be stored in the clipboard is performed from a pull-down menu provided in the operation screen 30 as shown in FIG. The operation screen 30 includes pull-down menus such as a [File] menu and an [Edit] menu 36. When the [Edit] menu 36 is clicked with a mouse, a submenu (not shown) called "Copy" is displayed. The user selects “Copy” in the [Edit] menu 36 in a state where the operation object 34 is selected by clicking with the mouse. As a result, the image data associated with the selected operation target 34 is stored in the clipboard.
[0025]
A parameter acquisition process 22 shown in FIG. 1 is a process for performing processing for displaying a parameter input screen to acquire editing parameters, and processing for storing image data in a temporary folder described later.
[0026]
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a parameter input screen. The parameter input screen 40 is a screen for the user to input editing parameters for editing image data. Edit parameters are entered either by directly specifying individual edit parameters or by specifying the usage. Individual editing parameters can be specified directly when the checkbox "Specify editing parameters directly" is selected, while individual editing parameters can be specified when the checkbox "Specify usage" is selected. Cannot be specified, and only the use of the image data can be specified. In the figure, the size is a column for inputting editing parameters for designating the vertical and horizontal sizes of the edited image data in mm units, and the resolution is a column for inputting editing parameters for designating the density (dpi) of pixels per inch. It is. The number of colors is a field for inputting an editing parameter for designating the number of colors of the edited image data. “256 colors”, “65,536 colors (16-bit color)” or “16,777,216 colors (24-bit)” Any one of “Color)” can be selected.
[0027]
When specifying the use of image data, one of “document”, “e-mail”, and “WWW” is selected as an editing parameter. In addition, you may add and delete a use suitably as needed. For each application, three editing parameters for designating size, resolution, and number of colors are set in advance in association with each other. For example, when the usage is “e-mail”, the size is set to 50 mm × 30 mm, for example, and the resolution is low so as to reduce the data amount as much as possible in consideration of the load on the communication line and the communication cost associated with the data amount. A value is set, and “256 colors” is set as the number of colors. In addition, when the usage is “document”, it is generally not necessary to consider the amount of data. Therefore, the size is set to, for example, 100 mm × 60 mm, which is larger than that of the e-mail, and the resolution is set in consideration of printing. Is set to a high value. Also, a large value such as “16,777,216 colors” is set for the number of colors in consideration of printing. If the usage can be input as the editing parameter, the number of operations for inputting the editing parameter is reduced, and the factors that hinder the user's thought can be reduced.
[0028]
The [Preview] button is a button for displaying a frame of a specified size. When the [Preview] button is clicked, the parameter acquisition process 22 displays a frame having a size specified by the size. The displayed frame can be resized with the mouse, and the user can visually adjust the size accordingly. The adjusted frame size is reflected in the size input field of the parameter input screen 40 as a size. Note that the preview may display not only the frame but also an image represented by the image data edited based on the input editing parameters.
[0029]
An image editing process 23 shown in FIG. 1 is a process for editing image data based on editing parameters. The image editing process 23 copies the image data associated with the operation target 34 operated on the operation screen 30 to a predetermined area of the RAM 13, and the copied image data is based on the editing parameters input on the parameter input screen 40. To edit. When a usage is input as an editing parameter, editing is performed based on an editing parameter set in advance in association with the usage.
[0030]
The delivery process 24 is a process for delivering the image data edited in the image editing process 23 and stored in the RAM 13 to another program.
In the foregoing, each process of the image use assistance program has been described. Next, a flow of processing for assisting use of image data will be described. In the following description, an example in which image data is acquired by pressing a predetermined start button of the image scanner 3 while a document is being created by a word processor, and an image represented by the acquired image data is pasted into the document by drag and drop is described as an example. Explained.
[0031]
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of processing for assisting use of image data. This process is started when the user places a document on which a target image is recorded on the document table of the image scanner 3 and presses a start button.
[0032]
When the start button is pressed, a pressing signal is output to the device driver of the image scanner 3 via the device interface 16, and the device driver activates the image use auxiliary program in response to the pressing signal (S105).
[0033]
When the image use auxiliary program is started, the display / acceptance process 21 is first called. When the image use auxiliary program is activated from the device driver, the display / acceptance process 21 controls the device driver to cause the image scanner 3 to read an image with a predetermined setting to acquire image data. When the image data is acquired, the thumbnail image represented by the thumbnail image data of the acquired image data is displayed as the operation target 34 in association with the image data. When the user performs an operation of dragging and dropping a thumbnail image into a word processor document, the display / acceptance process 21 accepts a use request as a result of the operation, and acquires image data associated with the operation target 34 as a parameter. It outputs to the process 22 (S110).
[0034]
When the image data is output, the parameter acquisition process 22 determines whether editing parameters associated with the image data are stored in a temporary folder (to be described later) of the storage unit 14. The parameter input screen 40 is displayed with the edited parameter as a default value. When not stored, the parameter input screen 40 is displayed without displaying the default value. When the user inputs editing parameters using the operation unit 18 and clicks the [OK] button, the parameter acquisition process 22 stores the image data in the temporary folder and stores the input editing parameters in the temporary folder in association with the image data. To do. Next, the image data and editing parameters are output to the image editing process 23 (S115).
[0035]
The “predetermined storage area” described in the claims corresponds to a temporary folder in the storage unit 14. For example, in the case of image data obtained from an image scanner, the image data is stored in the temporary folder. If the image data is not saved, the original image data cannot be edited when the size is changed later. This is because editing must be performed based on the edited image data pasted in the document. For example, when editing based on image data pasted into a document with a reduced size, if a larger size is required, pixels must be interpolated, resulting in lower image quality. become. The same applies to the image data stored in the folder of the storage unit 14 and the image data stored in the clipboard. If the original image data is deleted or deleted from the clipboard after the previous editing, the image is later displayed. The data cannot be re-edited. Therefore, even when the folder button 31 and the clipboard button 33 are clicked, the parameter acquisition process 22 stores the image data in the temporary folder when the [OK] button is clicked. Therefore, for example, when the folder button 31 is pressed, the same image data is stored in the folder designated by the user of the storage unit 14 and the temporary folder.
[0036]
When the image data and the editing parameters are output, the image editing process 23 edits the image data based on the editing parameters. The editing here is not performed on the image data itself acquired from the image scanner 3 but on the image data obtained by copying the acquired image data to a predetermined area of the RAM 13. Therefore, the acquired image data is not changed. The same applies to the image data stored in the folder. The image data loaded in the RAM 13, that is, the image data copied to the RAM 13 is edited, and the original image data stored in the folder is Not changed. After editing, the edited copy on the RAM 13 is output to the delivery process 24 (S120).
[0037]
The delivery process 24 delivers the edited image data to a word processor as another program in a predetermined procedure specific to the OS (S125).
After handing over to the word processor, when a predetermined end operation is performed by the user, the image utilization auxiliary program ends the process. At this time, the image utilization auxiliary program ends without saving the edited copy stored in the RAM 13. For example, when the folder button 31 is clicked, the image use auxiliary program does not save the edited image data over the original image data. This is because, for example, if the original image data is overwritten and saved so as to reduce the size of the image data, the next time the user wants to use a size larger than that size, the necessary size cannot be obtained, or the pixel is changed. This is because it is necessary to use image data whose image quality is deteriorated by interpolation. If the edited image data is not overwritten and saved, the next time the same image data is used, the image data without deterioration in image quality can be used.
[0038]
In this embodiment, the edited image data is not saved, but may be overwritten or saved as another file.
The edited image data is transferred to the word processor, and the image represented by the edited image data is pasted at the dropped position in the document. As described above, the user uses the image data using the word processor.
[0039]
When the user wants to change the size of the image pasted on the document later, the user designates a temporary folder and clicks the folder button 31. As a result, the image data acquired from the previous image scanner is acquired from the temporary folder, so that the user can re-edit the image data acquired from the image scanner later. At this time, the parameter input screen 40 default displays the editing parameters input for the image data last time, so that the user can save time and effort to input the editing parameters again.
[0040]
In the above description, the operation of dragging and dropping has been described. However, the operation may be pasted to the word processor by the operation stored in the clipboard. When an operation to be stored in the clipboard is performed on the operation screen 30, the parameter acquisition process 22 displays a parameter input screen 40. The edited image data is stored in the clipboard by the delivery process 24 via the OS. The word processor can generally perform an operation for pasting arbitrary data stored in the clipboard, and the image represented by the image data is pasted into the document by performing the operation.
[0041]
According to the image usage assistance program of the present embodiment described above, only pasting to application programs, activation of the image usage assistance program, reading of image data by clicking the folder button 31, etc., and input of editing parameters are performed. Often, there is no need to save image data or start a file management program. Therefore, the number of steps required for editing can be reduced. For this reason, it is less likely to interrupt the thinking of the document than when editing is performed with the image editing program. Therefore, according to this image utilization assistance program, when a user uses image data using a word processor, it can assist so that a user's thought may not be disturbed.
[0042]
Further, according to the image utilization auxiliary program of this embodiment, the delivery process 24 delivers the edited copy on the RAM 13 to the other program 25, so that the edited copy does not have to be stored in the storage unit 14. You can give a copy to the program. Since it is not necessary to save the edited image data, the trouble of the user having to manage which image data is for which application is eliminated. Therefore, according to this image utilization assistance program, it can assist so that image data can be utilized easily.
[0043]
Furthermore, according to the image usage assistance program of the present embodiment, even if the size adjustment fails, the user can make adjustments from the previous input simply by dragging and dropping again after erasure. It is simple and easy to understand
[0044]
Furthermore, according to the image usage assistance program of the present embodiment, registration of other programs is necessary if the program supports drag and drop, pasting, etc. and can handle image data, regardless of what other programs are. Because it is not, it can be used easily and immediately.
[0045]
Furthermore, according to the image utilization auxiliary program of the present embodiment, the parameter input screen 40 is displayed by performing drag and drop. Therefore, the process of displaying the parameter input screen 40 is not necessary, and the number of processes required for editing can be further reduced.
[0046]
In this embodiment, the parameter acquisition process 22 stores the image data in the temporary folder, but the display / acceptance process 21, the image editing process 23, or the delivery process 24 may store the image data.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a data flow diagram of an image usage assistance program according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a system that executes an image utilization auxiliary program according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating a screen on which an image usage assistance program according to an embodiment of the present invention displays an operation target.
FIG. 4 is a diagram illustrating a parameter input screen of an image utilization auxiliary program according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of processing in which an image use assistance program according to an embodiment of the present invention assists use of image data.
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating a predetermined operation performed on an operation target in the image use assistance program according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 computer
2 Printer
3 Image scanner
11 CPU
12 ROM
13 RAM (storage means)
14 Storage unit (storage means, nonvolatile storage device)
21 Display / reception process (display procedure, reception procedure)
22 Parameter acquisition process (parameter acquisition procedure, image data storage procedure)
23 Image Editing Process (Image Editing Procedure)
24 Delivery process (delivery procedure)
34 Operation target
40 Parameter input screen

Claims

An image use auxiliary program for pasting image data stored in a predetermined storage means to another application program that uses the image data,
Obtaining the image data stored in the predetermined storage means;
A procedure for creating an operation target from the acquired image data;
A procedure for associating the created operation target with the image data;
Displaying the associated operation target;
A procedure for receiving a request for using the image data using the other application program by performing a predetermined operation on the operation target;
A procedure for displaying a parameter input screen for inputting parameters relating to the use of the image data when the use request is received;
A procedure for obtaining parameters relating to the application input on the input screen;
A procedure for editing a copy of the image data based on parameters for image size, resolution and number of colors previously associated with the acquired application parameters ;
A procedure for delivering an edited copy of the image data to the other application program;
An image utilization auxiliary program characterized by causing a computer to execute.

2. The image use assistance program according to claim 1, wherein the predetermined operation is an operation of dragging the operation target with a mouse and dropping the operation target on a screen being displayed by the other application program.

3. The image use assistance program according to claim 1, wherein the other application program is a word processor or an e-mail client capable of creating a document and pasting an image.

In the above procedure for acquiring the parameters, image usage support program according to any one of claims 1 to 3, characterized in that the default display of the parameters previously entered for the image data.

To any one of claims 1 to 3, characterized in that to execute the image data to the predetermined further computer image data storing procedure for storing in a predetermined storage area of the storage means non-volatile storage device included in the The image usage assistance program described.