JP3889737B2 - デジタル無線電話によるメッセージ通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル無線電話により大容量の文字情報、画像情報あるいは音声情報等のメッセージの転送に適したデジタル無線電話によるメッセージ通信システムに関するものである。。
従来、無線電話システムにおいて、情報提供元あるいはサービス提供者のコンテンツ・データベースを移動通信網側に設置あるいは専用線で接続して、携帯電話向けの情報提供サービスが実現されている。例えば、本出願人は、移動機からのユーザ要求に基づいて広い範囲の情報サービスプロバイダに簡単にアクセスでき、必要な情報サービスを対話的に受けることができるデジタル無線電話による情報提供サービスシステムを提案している。また、移動機からインターネット上のウェブサーバのホームページ等のファイルを取得して移動機の表示部で表示させる、いわゆるインターネットブラウジングを行うサービスが実現されている。例えば、本出願人は、ウェブゲートウェイプラットフォーム(WGP)を開発し、ウェブサーバ上に作成された従来のホームページに大きな変更を加えることなく、移動機側が対応できる容量と構成にしてホームページの特定のメッセージを表示することができる無線電話によるメッセージ通信方法及び通信システムを提案している。また、インターネットを介して、情報提供元からコンテンツを取得する移動体通信網が、移動機と情報提供元の間にプロトコル変換を行い、これに合せた移動通信網のゲートウェイ構成例が一部知られている(例えば、非特許文献1を参照)。また、移動体通信網上でWWWブラウザやHTML等に備わっている機能を実現したいという課題に関して一部知られている(例えば、非特許文献2,3及び4を参照)。
NEC技報,Vol.52,No.9,pp23〜27,1999.9.24発行 モバイルメディア・マガジン,Vol.53,1999年11月号,pp6,7,1999.10.13.株式会社シーメディア発行 テレコミュニケーション,No.178,1999年5月号,pp53〜56,1999.4.25,株式会社リックテレコム発行 インターフェース,第25巻第6号,1999年6月号,pp186〜189,1999.6.1,CQ出版株式会社発行
しかしながら、従来の情報提供サービスシステムあるいはメッセージ通信方法及び通信システムは、配信ベアラは、128バイトを3連結した最大384バイトのショートメッセージサービスであるため、長文のメール、画像データあるいは音楽データ等の大容量データの転送に適していないことがあった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、大容量の文字情報、画像情報あるいは音声情報等のメッセージの転送に適したデジタル無線電話によるメッセージ通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のデジタル無線電話によるメッセージ通信システムは、メッセージ表示機能を有する移動機から情報提供元にあるコンテンツの取得要求のためのリクエストをメッセージ通信機能を有する移動体通信網を経由して送信し、前記情報提供元から取得したコンテンツを含むメッセージを該移動体通信網を経由して前記移動機へ送信するデジタル無線電話によるメッセージ通信システムにおいて、前記移動体通信網は、前記移動機と上位システムとの間にあって、該移動機へデータのダウンロード処理と、該移動機と上位システム間でデータの送受信処理とプロトコル変換とを行って該移動機からのリクエスト及び前記情報提供元からの取得コンテンツを含むメッセージの転送処理を行うとともに、該移動機との間において、メッセージングのセッションを識別するために割り当てられる番号であるセッション番号と、メッセージングのセッション中の順序番号であるシーケンス番号とを用いてセッション制御を行う大容量データ転送システムと、前記上位システムの一部を構成し大容量データ転送システムと情報提供元との間にあって送信されてきたリクエストを前記情報提供元へ接続してコンテンツ取得のためのプロトコル変換を行い、取得コンテンツを含むメッセージを前記移動機へ送信するためのプロトコル変換を行う情報提供システムとを備え、前記情報提供元から送信されるコンテンツを含むメッセージには回線接続モードを示す識別子が設定され、前記情報提供システムは、該識別子を対応するリンクプロトコル用識別子に変換してコンテンツを含むメッセージを大容量データ転送システムを経由して移動機へ送信し、該移動機は前記リンクプロトコル用識別子を判断して回線接続モードを制御し、かつ前記回線接続モードは、回線を一時的に切断し、前記移動機からの入力・発信により回線を再接続するサスペンドモードと、回線を接続したまま保留する回線保留モードとを有し、前記サスペンドモードにおける回線の再接続には、前記移動機及び大容量データ転送システムにおいてセッション制御を行うことを特徴とするものである。大容量データ転送システムと情報提供システムを設けたことで、画像データ、音楽データ、長文のメール等の大容量データの転送が容易になる。また、コンテンツに応じて回線接続モードを制御して効率的に無線設備を使用できる点で好ましい。さらにコンテンツに応じて回線を一時的に切断したり保留したりする選択ができる点で好ましい。
前記情報提供システムは、前記情報提供元がコンテンツの提供に際して移動機のユーザを特定するユーザ識別番号を必要とする場合に、前記移動機から送信されてくるリクエストに含まれる電話番号を、ユーザ合意に基づいてユニークなユーザ識別番号に変換し、該ユーザ識別番号を含むリクエストを前記情報提供元へ送信することが、ユーザの個人情報の安全上の問題を解決しつつ、情報提供元側においてユーザのサービス利用履歴の管理等を行うことができる点で好ましい。
前記移動機は、送信されてきた移動機用マークアップ言語で記述されたコンテンツにバックグラウンド・ミュージックのタグが含まれていたとき、そのバックグラウンド・ミュージックのコンテンツを取得して繰り返し再生し、他の画面に遷移したとき再生を停止する制御を行うメロディデータ解析部を備えることが、バックグラウンド・ミュージックを楽しむことができる点で好ましい。
前記移動機のメロディデータ解析部は、さらにバックグラウンド・ミュージックのコンテンツを、着信音、ウェイクアップ音、シャットダウン音あるいはキー押下確認音のいずれかに登録するための処理を行うことが、バックグラウンド・ミュージックを種々の目的に利用できる点で好ましい。
前記移動機は、送信されてきた移動機用マークアップ言語で記載されたコンテンツにアニメーション用の画像ファイルのタグが含まれていたとき、そのアニメーション用の画像ファイルを取得し、規定された属性の通り表示部に表示させる表示制御部を備えることが、アニメーション画像を楽しむことができる点で好ましい。
前記移動機は、動く絵文字を記録した文字用固定記憶部を有し、この文字用固定記憶部から読み出した絵文字を規定された属性の通り表示部に表示させる表示制御部を備えることが、動く絵文字を楽しむことができる点で好ましい。
前記移動機は、取得したコンテンツに基づく画面を、メインメニューに入れるマージ型と、キャプチャデータに追加する機能選択型との処理を行う画面キャプチャ部を備えることが、取得したコンテンツの画面をお気に入り登録できる点で好ましい。
前記移動機は、取得したコンテンツを自動及び/又は手動で待ち受け時あるいは着信時に表示させる受信画像表示設定部を備えることが、受信したコンテンツ画像を待ち受け時等に表示することができる点で好ましい。
前記移動機は、該移動機の仕様に関する移動機プロファイルデータを管理し、リクエストを送信する際にユーザリクエストデータとともに該移動機プロファイルデータを設定してメッセージを編成する処理を行う移動機プロファイル処理部を備えることが、情報提供元において移動機に適したコンテンツを送信できる点で好ましい。
前記移動体通信網には、ショートメッセージサービスによるメッセージ通信機能を有し、該移動体通信網側は、メッセージ制御プロトコルを構成するメッセージヘッダにコンテンツ取得要求のリクエストを送信する制御タイマを設定し、前記移動機はこの制御タイマに基づいてコンテンツ取得要求のリクエストを前記大容量データ転送システムへ送信し、取得コンテンツを含むメッセージを該大容量データ転送システムを経由して前記移動機へ送信し、かつ該移動機は、前記制御タイマにかかわらず、自分の好きなときにコンテンツ取得要求のリクエストを送信するための設定処理を行う自動取得設定処理部を備えることが、コンテンツの取得が有料等の場合にユーザの選択によりリクエストを送信できる点で好ましい。
前記移動機は、取得するコンテンツに含まれるテキストデータのみを受信し、該テキストデータに含まれているイメージデータあるいはサウンドデータのアドレスをリンクの形式でテキストデータと一緒に表示部に表示するための処理を行うテキストブラウズ処理部を備えることが、最初にコンテンツに含むテキストデータを受信し時間のかかるイメージデータやサウンドデータを後にリンクを選択して受信できる点で好ましい。
前記移動機は、表示部に表示されている画像データに文字あるいは記号を書き込むための処理を行うマーカースタンプ処理部を備えることが、画像データに文字や記号を加えることができる点で好ましい。
前記移動機は、受信したメールのEメールアドレス、ホームページアドレスあるいは電話番号のいずれかを含む文字列をリンクとして認識し、該リンクを選択するとそれぞれの入力画面を表示し、Eメールアドレスの場合にはメール作成後、ホームページアドレスあるいは電話番号の場合にはそのまま送信ボタンを押下することでリンク先にアクセスするための処理を行うリンク処理部を備えることが、受信したメール内のEメールアドレス、ホームページアドレスあるいは電話番号をリンク化し、そのリンクを選択することで直接アクセスできる点で好ましい。
本発明のデジタル無線電話によるメッセージ通信システムでは、大容量データを転送できるダイレクトアクセスシステム(DAS)を含む大容量データ転送システムを設けたことで、長文の文字情報、アニメーション等の画像情報あるいはバックグラウンド・ミュージック等の音楽情報等のメッセージの転送が容易になる。
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1及び図2は本発明実施形態のデジタル無線電話によるメッセージ通信システムを説明する図であり、図1は全体構成を説明するブロック図、図2は移動機の構成を説明するブロック図である。
これらの図において、本実施形態のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム10は、移動機(MS)11と、基地局(BS:Base Station)12と、交換機(MSC:Mobile Switching Center )13と、ショートメッセージサービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)14と、情報提供システム70と、メールゲートウェイシステム(MGS:Mail GatewaySystem)19と、ポストオフィス(Post Office)20とから移動体通信網が構成されている。情報提供システム70は、情報提供センター(AMP:AdvancedMessaging Platform)15と、エージェントサーバ(Agent Server)16と、この情報提供センター(AMP)15に接続されたインターネットブラウジングを行うためのウェブゲートウェイプラットフォーム(WGP:Web GatewayPlatform)及びプロキシサーバ18とから構成され、プロキシサーバ18を介してインターネットに接続されている。またメール蓄積のためのポストオフィス20に接続された転送制御を行うメールゲートウェイシステム(MGS)19は、インターネットに接続されている。インターネット21には、情報サービス提供元(IP/SP:Information Provider/Service Provider)22の機器等が接続されている。さらに、交換機(MSC)13と、上位システムを構成する情報提供センター(AMP)15及びメールゲートウェイシステム(MGS)19との間には、本発明の主要部となる大容量データ転送システム30が設けられている。
移動機(MS)11は、通常の音声通話が可能な機能を備えるとともに、本発明のメッセージを送受信できる機能を備えており、アンテナ41、無線部42、音声変換回路43、スピーカ44、マイク45、メッセージ通信部46、受信メッセージ管理部47、表示制御部48、音声着信設定部49、キー入力部50、メッセージメモリ51、表示部52、セッション制御部53、メロディデータ解析部54、画面キャプチャ部55、受信画像表示設定部56、移動機プロファイル処理部57、自動取得設定処理部58、テキストブラウズ処理部59、マーカースタンプ処理部60、リンク処理部61、ROM62、RAM63、文字用固定記憶部64、制御部65等を備えている。
無線部42は、音声変換回路43またはメッセージ通信部46から入力される送信データを基地局12に無線送信するために所定の無線周波数の送信信号に周波数変換してアンテナ41から送信したり、アンテナ41により基地局12から受信した受信信号を周波数変換して、メッセージ通信部46あるいは音声変換回路43に出力する。音声変換回路43は、図示しない音声変換のためのコーディック部及び時分割接続処理部等を備え、受信した音声信号をスピーカ44に出力したり、マイク45から入力した音声を送信信号として無線部42に出力する。メッセージ通信部46は、送信メッセージを送信信号に編成して無線部42に出力し、またメッセージを受信して受信メッセージ管理部47や表示制御部48等へ出力するための処理を行う部分である。受信メッセージ管理部47は、受信メッセージを検索あるいは整理しやすいよう分類してメッセージメモリ51に格納する部分である。音声着信設定部49は、トランザクション型メッセージング中に音声着信を受けた場合の動作を決める部分である。表示制御部48は、入力した文字や受信メッセージ等を表示部52に表示するための制御を行う部分であり、移動機用マークアップ言語(MML)を理解するWWWブラウザと同様の操作性のユーザインターフェースを提供する部分(MMLブラウザ)を備えている。キー入力部50は、各種操作のためのキー、文字や英数字を入力するためのキー等を備える部分である。メッセージメモリ51は、受信メッセージを格納するためのメモリである。表示部52は、液晶表示装置等により構成されており、キー入力部50から入力した文字や英数字、受信したメッセージ等の各種情報を表示する部分である。
以下の各部分は後に詳細に説明するように、セッション制御部53は、コンテンツによって回線接続モードを変更し、効率的に無線設備を使用する目的で設けられ、サスペンド機能と回線保留機能を有する部分である。メロディデータ解析部54は、移動機(MS)11にダウンロードした音楽のコンテンツを繰り返し再生する処理を行う部分である。画面キャプチャ部55は、ダウンロードしたコンテンツの画面の中でお気に入り登録するための処理を行う部分である。受信画像表示設定部56は、受信した画像を待ち受け時に自動または手動で表示させるための処理を行う部分である。移動機プロファイル処理部57は、移動機(MS)11の仕様等に関するデータ(MSプロファイルデータ)を管理するとともにリクエストを上げる際にそのデータをユーザデータの前に設定する処理を行う部分である。自動取得設定処理部58は、ユーザが自分の好きなときにプッシュサービスを受けることができるよう設定処理する部分である。テキストブラウズ処理部59は、コンテンツにイメージデータあるいはサウンドデータが含まれている場合に、最初にテキストデータのみをダウンロードできるよう処理する部分である。マーカースタンプ処理部60は、表示した画像に文字や線等の記号を書き込むことができるよう処理する部分である。リンク処理部61は、メール内のEメールアドレス、ホームページアドレス、電話番号をリンク化し、移動機(MS)11上でリンクを選択することで直接アクセスするための処理を行う部分である。
ROM62は、メッセージデータ送信処理プログラム等を格納するメモリ、RAM63は、通信制御中等のワークメモリである。文字用固定記憶部64は、後に詳細に説明するように動く絵文字を専用に記録する部分である。制御部65は、上記の各部を制御するとともに送受信データや制御データ等を転送制御する部分である。
大容量データ転送システム30は、例えば、最大6キロバイトのデータ量の転送を行うことができるシステムであり、ダイレクトアクセスシステム(DAS:Direct Access System)31と、アクセスサーバ(Access Server)32と、ダスプロトコル制御部33とから構成されている。ダイレクトアクセスシステム(DAS)31は、例えば、データを移動機11へダウンロードするための処理を行う部分であり、DAS31とアクセスサーバ32は、移動機(MS)11と情報提供システム70やメールゲートウェイシステム(MGS)19等の上位システム間でデータを送受信できるよう処理する部分である。ダスプロトコル制御部33は、情報提供システム70やメールゲートウェイシステム(MGS)19から来たデータのプロトコルを変換後、アクセスサーバ32へ送信したり、アクセスサーバ32からきたデータのヘッダを見て、情報提供システム70やメールゲートウェイシステム(MGS)19へそれぞれ転送処理を行い、また移動機(MS)11とのセッション制御を行う部分である。
次に、本発明実施形態の各部におけるメッセージングフォーマット及び通信システムの動作例について具体的に説明する。図3はダイレクトアクセスリンクプロトコルのメッセージングフォーマットを示す図、図4はユーザリクエストのメッセージングフォーマットを示す図、図5はユーザリクエストをプロトコル変換した後のメッセージングフォーマットを示す図、図6は情報提供元から送信されるレスポンスのメッセージングフォーマットを示す図、図7はレスポンスをプロトコル変換した後のメッセージングフォーマットを示す図、図8は通信システムの動作例を説明する図である。
まず、ダイレクトアクセスリンクプロトコル(DALP:Direct Access LinkProtocol)は、図3に示すように、先頭からアプリケーションが使用するベアラサービスが設定される部分であり、本実施形態ではダイレクトアクセスサービスが設定されるベアラ識別子と、DALPのバージョンが設定され将来のプロトコルの機能拡張によるバージョンアップに対応するためのプロトコルバージョンと、DALPメッセージングにおけるDALPオペレーションのタイプやメッセージングの種別等を識別するための識別子が設定されるDALP識別子と、予備と、端末間で交換するデータの秘匿及び認証を行うためのオプション情報要素である鍵と、メッセージングのセッションを識別するために割り当てられる番号であるセッション番号と、メッセージングのセッション中の順序番号であるシーケンス番号と、アプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子と、ユニットの番号を示すユニット番号と、全ユニット数を示すトータルユニット番号と、DASデータの長さを示すDASデータ長と、誤り制御のためのチェックサムとからなる。
移動機(MS)11から情報提供システム70へのユーザリクエストのメッセージングフォーマットは、図4に示すように、先頭から携帯電話番号等の移動側番号(MSN)を含むメッセージ転送プロトコルを構成するAMTP(AdvancedMessaging Transfer Protocol)と、上記のダイレクトアクセスリンクプロトコル(DALP)と、移動機プロファイルと、情報提供元のアドレスやリクエストキーワード等のデータとからなり、例えば、全体で1キロバイトである。移動機プロファイルは、機種コードと残りメモリ等のデータであり、リクエストを上げるときに一緒に送信し、情報提供システム70は、このデータに基いて移動機(MS)11の仕様等に関する画面サイズ、カラー表示あるいは4階調表示等の画面種類、型式、短音や2和音あるいは5和音等の着信音種別、メモリ残量等のデータに変換し、情報提供元(IP)22側がそのデータを元にその移動機(MS)11に最も適したコンテンツをダウンロードするためのものである。例えば、ある情報提供元のホームページのリンク <A H="http:www.domain/url?uid=1&sid=1234/">コンテンツ</A>をD型の移動機であるJ−AB01で選択した場合のデータは、以下の通りである。
M/2Type=J-AB01?Mem=256?http://www.domain/url?uid=1&sid=1234?
ユーザリクエストを情報提供システム70でプロトコル変換したメッセージングフォーマットは、図5に示すように、先頭からハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)リクエストメゾットと、HTTPヘッダ情報と、移動機プロファイルと、ユーザ識別番号(UID)とからなる。HTTPリクエストメゾットは、例えば、以下の通りである。
GET http:www.domain/url?uid=1&sid=1234 HTTP/1.1<CR>
また、移動機プロファイルとUIDは、例えば、以下の通りである。
X-jphone-msname:J-AB01<CR>
X-jphone-display:X*Y<CR>
X-jphone-color:CZ<CR>
X-jphone-sound:n<CR>
X-jphone-uid:1111111111111111<CR>
ここで、X*Yは画面のドット数、Zはカラー画像の階調、nは和音数等である。
情報提供元(IP)22から情報提供システム70へ送信されるメッセージングフォーマットは、図6に示すように、先頭からHTTPレスポンスヘッダと、HTTPヘッダ情報と、レスポンスとからなる。HTTPレスポンスヘッダは、例えば、以下の通りである。
HTTP/1.1 200 OK<CR>
また、レスポンスは、例えば、以下の通りである。
<2>
<T>Sample</T>
Sample MML<BR>
</2>
情報提供元(IP)22のコンテンツをダウンロードのためにリクエストを上げる際、移動機(MS)11は、そのメッセージ通信部46が移動機プロファイル処理部57にあるメモリ残量データを参照し、その移動機プロファイル処理部57がその機種コードと残りメモリ等を移動機プロファイルとして上記のユーザリクエストのメッセージングフォーマットに編成し、図8に示すように、移動機(MS)11から大容量データ転送システム30を介して情報提供システム70へ送信する(1)。情報提供システム70は、送信されてきたユーザリクエストのメッセージングフォーマットをウェブ上にある情報提供元(IP)22側サイトで認識できるように上記のHTTP形式のメッセージングフォーマットに変換して送信する(2)。その際、情報提供システム70は機種コードを参照して画面のドット数・カラー画像の階調・対応和音数等のデータを機種コードテーブルから呼び出し、リクエストと共に送信する。リクエストを受信した情報提供元(IP)22は、予め作成した全ての移動機プロファイルのパターンに合わせた中から最適のコンテンツを選択するか、あるいは移動機(MS)11側から送信されてきた移動機プロファイルに対応させて最適のコンテンツを作成、上記のHTTP形式のメッセージングフォーマットとして情報提供システム70側へ送信する(3)。なお、移動機(MS)11でそのままでは表示できないコンテンツを含む場合には、情報提供システム70において最適のデータに変換する。また、移動機プロファイルのデータのメモリ残量がリクエストされたコンテンツの容量より小さかった場合には、その旨を示すデータをリクエストされたコンテンツの代わりに返信する。情報提供システム70は、情報提供元(IP)22側から送信されてきたレスポンスを含むHTTP形式のメッセージングフォーマットを上記のダウンロード用のメッセージングフォーマットに変換して大容量データ転送システム30を介して移動機(MS)11へ送信する(4)。
次に、コンテンツのダウンロードにユーザ識別番号(UID)を必要とする場合の動作について説明する。図9はユーザ識別番号を必要とするコンテンツのダウンロードを説明する図である。
現在事業者では、ユーザ個人を特定するのに一般的にユーザの携帯電話番号(MSN)を使用している。情報提供元(IP)側からは各ユーザを特定することで顧客データベースを作成しユーザのサービス利用履歴の管理を独自で行いたいというニーズがあるが、個人情報の一部であるユーザの携帯電話番号を事業者のネットワーク外にある情報提供元(IP)にそのまま出すことは、セキュリティ上問題となる。そこで、本発明は、ある特定のルールに基づいて携帯電話番号(MSN)をUIDに変換し、情報提供元(IP)は携帯電話番号の代りにUIDを使用して顧客データベースを作成しサービス利用履歴の管理を行うことができるようにしている。
すなわち、図9に示すようにユーザがUIDを必要とするコンテンツのダウンロードのリクエストを移動機(MS)11から大容量データ転送システム30を経由して情報提供システム70へ送信した(1)際に、情報提供システム70は、UIDを必要とする全てのコンテンツにアクセスする際にUIDを送信することに対するUID送信合意確認画面のデータを大容量テ゛ータ転送システム30を介して移動機(MS)11へ返信する(2)。ユーザがUID送信を合意してその合意のデータを大容量データ転送システム30を介して情報提供システム70へ送信したとき(3)、情報提供システム70は、合意した携帯電話番号(MSN)をUID同意テーブルに書き込み、特定のルールに基づいてユーザリクエストのメッセージングフォーマットのAMTPに含まれる携帯電話番号をUIDに変換(1携帯電話番号に対して1UID)し(4)、そのUIDとリクエストを情報提供元(IP)22へ送信する(5)。情報提供元(IP)22は、要求されたコンテンツを上記のように情報提供システム70、大容量データ転送システム30を経由してユーザの移動機(MS)11へダウンロードする(6)。一度UID送信に合意したときには、次回リクエストからは送信合意確認は行われない。情報提供元(IP)22は、UIDを使用して顧客データベースを作成し、サービス利用履歴の管理ができる。
大容量データ転送システム30は、データ転送のみを行うシステムであり、ダイレクトアクセスシステム(DAS)31から移動機(MS)11側に発信することができないため、従来のショートメッセージサービスセンター(SMSC)14をベアラとした、例えば、毎日朝6時に天気予報を自動的に配信する等のプッシュサービスを以下に説明する2つの方法で実現している。
図10はプッシュサービスの動作例を説明する図である。
このプッシュサービスは、ユーザに通知を出し、移動機(MS)11が大容量データ転送システム30側にあるデータを取りに来させるものである。すなわち、図10に示すように、コンテンツを作成する情報提供元(IP)側が、予め設定された時間にショートメッセージサービスセンター(SMSC)14を経由して自動配信要求メッセージをユーザに送信する。この「メッセージ」には、大容量データ転送システム30でコンテンツを取りに行くためのリンクが含まれており、ユーザがこのリンクを選択すると、コンテンツの要求が大容量データ転送システム30側に上がり、このコンテンツのダウンロードが行われるようになっている。
図11〜図13は他のプッシュサービスを説明する図であり、図11はユーザデータのメッセージフォーマットを示す図、図12はメッセージフォーマットの制御タイマに設定するテーブルを示す図、図13はプッシュサービスの他の動作例を説明する図である。
このプッシュサービスは、ユーザの操作なしで移動機(MS)11側から自動的にリクエストを上げ、大容量データ転送システム30でコンテンツのデータを配信するものである。これはユーザデータの先頭に付加されるショートメッセージングフォーマット内で実現される。すなわち、図11に示すように、トランザクション型のショートメッセージングフォーマットは、情報提供のメッセージ制御プロトコル(AMCP)であるメッセージヘッダが、例えば、移動機用マークアップ言語(MML)等のデータの先頭に付加されており、先頭からベアラサービスが設定されるベアラ識別子と、AMCPのバージョンが設定されるプロトコルバージョンと、AMCPメッセージングにおけるAMCPオペレーションのタイプやメッセージングの種別等を識別するための識別子が設定されるAMCP識別子と、予備と、本実施形態で自動プッシュサービスを大容量データ転送システム30で実現するためにダウンリンクのメッセージングフォーマットに自動要求を上げさせるために追加される制御タイマ(Redirect Control Timer)と、端末間で交換するデータの秘匿及び認証を行うための予備情報要素である鍵と、メッセージングのセッションを識別するために割り当てられるセッション番号と、セッション中の順序番号であるシーケンス番号とからなる。
このプッシュサービスのコンテンツを配信する際に、情報提供システム70は、コンテンツの移動機用マークアップ言語(MML)等のデータのアンカータグにR属性が含まれている場合、AMCPメッセージヘッダの制御タイマを図12に示すように、例えば、自動要求を上げさせない(Redirectしない)、10秒後に行う、20秒後に行う、…、60秒後に行う、即時に行う等に設定する。そして、図13に示すように、AMCPメッセージヘッダの制御タイマを設定後に、ショートメッセージサービス経由でトリガを移動機(MS)11に送信する(1)。移動機(MS)11は、AMCPメッセージヘッダの制御タイマを判断し、自動的にダウンロード要求を大容量データ転送システム30を経由して情報提供システム70へ上げる(2)。情報提供システム70は、ダウンロード要求を受信することで、要求コンテンツを情報提供元(IP)22へ取りに行き、取得したコンテンツを大容量データ転送システム30を経由して移動機(MS)11へダウンロードする(3)。すなわち、このプッシュサービスでは、移動機(MS)11毎に大容量データ転送システム30へ配信のリクエストを上げさせるタイミングが異なるようにしている。AMCPヘッダの制御タイマを参照して配信のリクエストのタイミングを最大60秒間の範囲で分散させることにより、同時にダウンロードが集中して込み合うような状態を回避することができる。
上記のプッシュサービスにおいて、移動機(MS)11は、AMCPメッセージヘッダの制御タイマを判断し、タイマが満了すると自動的に大容量データ転送システム30へリクエストを上げることになっているが、勝手にコンテンツをダウンロードされ、課金にされたくないユーザのために、移動機(MS)11には、課金されたくないユーザのために、ユーザが自動または手動に設定して、プッシュ配信されたコンテンツをダウンロードできるよう処理する自動取得設定処理部58が設けられている。この自動取得設定処理部58は、設定を「自動」にすると、自動配信要求メッセージに含まれるMMLデータのアンカータグにR属性が含まれていることを確認して制御タイマが満了したことで自動的に大容量データ転送システム30へリクエストを上げるための処理を行い、設定を「手動」にすると、自動配信要求メッセージに含まれるMMLデータのアンカータグにR属性が含まれていても、制御タイマを無視しリクエストを上げない。ユーザが自動配信要求メッセージに含まれるコンテンツのリンクを選択することで初めて大容量データ転送システム30へリクエストを上げる処理を行う。
また、本実施形態のメッセージ通信システム10は、コンテンツによって回線接続モードを変更し、効率的に無線設備を使用するためにサスペンド機能と回線保留機能とを有し、移動機(MS)11においてはセッション制御部53がこれらを実現するための処理を行う。例えば、ユーザがクイズのコンテンツのダウンロードを行った場合、ユーザは答えを考える時間が必要になる。しかし、その間も回線は繋がっており、他のユーザがそのチャネルを使用することができないのは無線設備の非効率な使用方法である。この問題を解決するためにサスペンド機能を実現している。まず、サスペンド機能を使用したい情報提供元(IP)22は、自分が提供するコンテンツの先頭に、例えば、HTMLで<!ENDCOM=SUSPEND>と記述する。この記述とともにコンテンツを情報提供元(IP)22からダウンロードしたとき、情報提供システム70は、DALP内のDALP識別子をサスペンドに設定しコンテンツとともに大容量データ転送システム30を経由して移動機(MS)11側へ送信する。移動機(MS)11のセッション制御部53は、DALP識別子がサスペンドになっていることを判断して回線を切断し、アプリケーションであるクイズ画面を保持するための処理を行う。ユーザが答えを入力し発信するとセッション制御部53は、ネットワーク側に再接続を行うための処理を行う。再接続時には今までのセッションを見失わないために、移動機(MS)11及びネットワーク側でそれぞれユニークなセッション番号(2の24乗を上限)を設定し、DALP内で管理を行う。例えば、ネットワークが123、移動機(MS)11が456のセッション番号を設定した場合には、それぞれの情報はDALP内のセッション番号内に記録され、移動機(MS)11及びネットワーク側はこれらのセッション番号を判断して回線の切断と復帰後のセッションを管理する。
上記のサスペンド機能の場合には、一度回線を切断するため万が一輻輳が起こると、クイズに答えたのにネットワーク側から返答が来ない等、サービスが途中で終ってしまうことがある。そのため、回線を保持したままサービスを提供することができるようになっている。すなわち、回線を保留するには、情報提供元(IP)22は、提供するコンテンツの先頭に、例えば、<!ENDCOM=TRANSACTION>と記述する。この記述とともにコンテンツを情報提供元(IP)22からダウンロードしたとき、情報提供システム70は、DALP内のDALP識別子をトランザクションに設定しコンテンツとともに大容量データ転送システム30を経由して移動機(MS)11側へ送信する。移動機(MS)11のセッション制御部53は、DALP識別子がトランザクションになっていることを判断して回線を保持したままユーザのアクションを待つ。
さらに、本実施形態のメッセージ通信システム10においては、従来のベアラ容量が最大384バイトであるショートメッセージサービスにおいて使用された移動機用マークアップ言語(これをS−MMLという)を、多様な機能に対応できるようにベアラの容量が6キロバイトである大容量データ転送サービスで使用できる移動機用マークアップ言語(これをM−MMLという)へと拡張している。以下に、主な追加機能の例を説明する。
図14はBGMファイルのダウンロード例を説明する図である。
最初の拡張機能は、バックグラウンド・ミュージック(BGM)であり、そのタグは、<BGM SRC="url">である。ここで、url は音楽ソースのネットワーク上のアドレスであるURLを表す。ファイルは、和音対応用に拡張した所定のサウンドコードを使用する。図14に示すように、<BGM SRC="url"> を選択した場合には、大容量データ転送システム30、情報提供システム70を経由して、インターネット21上のBGMファイルが移動機(MS)11にダウンロードされる。移動機(MS)11にダウンロードしたコンテンツに、このタグが含まれていた場合には、このバイナリファイルをメロディデータ解析部54に転送し、BGMを繰り返し再生する。また、同図に示すような画面が表示されてBGM演奏中に、[登録]ボタンを押すと、このBGMを着信音、ウェイクアップ音、シャットダウン音、キー押下確認音等として登録でき、この画面から他の画面に遷移した場合はBGMを停止する。
図15及び図16は移動機におけるアニメーション画像の表示例を説明する図であり、図15は画像スクロールを説明する図、図16は画像切り替えを説明する図である。
次の拡張機能は、表示するイメージ画を切り替えて動画とするアニメーション画像であり、移動機(MS)11の表示制御部48において画像スクロールと画像切り替えにより実現している。画像スクロールは、表示制御部48が異なる画像を表示部52の異なる場所に表示させるよう制御し、動いているように見せるようにしている。この場合のMMLタグは、例えば、以下の通りである。
<IM MTN="アニメーション用画像ファイル1" MTN="アニメーション用画像ファイル2" のURL"MTN="アニメーション用画像ファイル3 "=DR=1/rFSH=1/2> リンク部分の文字列
ここで、DR=l or rは、スクロールの方向を表し、1 は右から左、r は左から右で、画像は全体を表示、文字列は片側から表示し横切る動きを繰り返す。FSH="表示スピード "は、1枚ずつ表示する間隔で、約720msec=1、約1440msec=2である。ALI=t は、指定された文字を画像の上に表示し、ALI=c/b は、指定された文字を画像の下に表示する。移動機(MS)11は、上記の形式のファイルを受信し、あるいは既に受信してメッセージメモリ51に格納されているファイルを読み出した場合には、表示制御部48が表示部52にMMLタグで指定したとおりに画像を表示する。
MMLタグが、
パラパラ画像<IM MTN="anime1.png" MTN="anime2.png" DR=1 FSH=1 ALI=t>PNGアニメーション
の例では、図15に示すように、例えば、人が走る画像が右から左に約 720msecでスクロールし、指定された文字は画像の上に表示される。この画像は、専用の作業メモリで記録し読み出されるようになっている。
またMMLタグが、
パラパラ画像<IM MTN="anime1.png" MTN="anime2.png"FSH=1 ALI=t>PNGアニメーション
の例では、図16に示すように、例えば、人が走る画像が 720msec毎に切り替わり、指定された文字は画像の上に表示される。
上記の画像切り替えに基づいて「動く絵文字」を実現している。コード表に最大6コマからなる「動く絵文字」を追加する。移動機(MS)11は、この「動く絵文字」のデータ格納のための文字用固定記憶部64を設けている。図16は動く絵文字のコード表の一例を示す図である。
動く絵文字に対応した送信側の移動機A(MS−A)11から同じく対応した受信側の移動機B(MS−B)11へ、例えば、「電話を下さい」というテキストと動く携帯電話の絵文字を送信する場合、移動機A(MS−A)11で作成した上記メッセージを送信する際、送信容量の大きい動く絵文字はコード(この場合24)に置き換えられ、「電話を下さい24」として移動機B(MS−B)11へ送信される。移動機B(MS−B)11は文字用固定記憶部64内にある動く絵文字データでコード番号24に対応する絵文字を呼び出し、表示部52では「電話を下さい」というテキスト文と、異なる画像を切り替えることによって選択したコード番号24の動く絵文字を表示する。
図18は移動機における画面キャプチャ機能による画面遷移状態を説明する図である。
移動機(MS)11は、ダウンロードした画像の中でお気に入りを「登録」するための処理を行う画面キャプチャ部55が設けられている。「登録」する場合には、メインメニュー内に入れ込む「マージ型」とキャプチャ機能下のキャプチャデータに追加する「機能選択型」を設ける。移動機(MS)11は、同データをストレジメモリもしくはキャプチャ機能専用のメモリに記録する。登録した画面に含まれるリンクは、絶対アドレスで記録し、呼び出し後も有効とする。図9に示すように、野球情報画面を登録し、画面キャプチャ機能を選択し、マージ型ではメインメニューに野球が登録され、機能選択型では画面キャプチャ機能に野球が登録され、野球を選択すると、パリーグ、セリーグの選択ができる。
図19は移動機における受信画像表示設定機能による自動の場合の動作例を説明する図、図20は移動機における受信画像表示設定機能による手動の場合の動作例を説明する図である。
移動機(MS)11は、ネットワーク側から受信した静止画あるいは動画等の画像を待ち受け時等に自動及び手動で表示させる処理を行う受信画像表示設定部56が設けられている。自動の場合には、例えば、図19に示すように、天気予報画面を登録し、受信画像表示設定機能及び自動を選択し、各画像のユニークなファイル名を受信画像表示設定部56が記録すると、情報提供元側において同じファイル名の画像データがダウンロードされた場合、移動機(MS)11は更新された画像データを表示する。手動の場合には、例えば、図20に示すように、天気予報画面を登録し、受信画像表示設定機能及び手動を選択し、着信時あるいは待ち受け時等のどのタイミングで画像を表示させるかを選択すると、選択したタイミングで天気予報画面が表示されるようになっている。
また、移動機(MS)11は、前述のように最初にテキストデータのみダウンロードできるよう処理するためのテキストブラウズ処理部59が設けられている。コンテンツにイメージデータやサウンドデータが含まれている場合には、ダウンロードに時間がかかり、また電車の中など場所によってはサウンドデータの再生がマナー上問題になることがある。通常、イメージデータやサウンドデータのアドレスを含んだMML形式のテキストデータをダウンロードし、テキストデータを表示部に表示すると同時に、含まれていたアドレスにあるイメージデータやサウンドデータのリクエストを順次ネットワーク側に上げている。そこでテキストブラウズ処理部59は、その機能を有効にする操作を行った場合には、テキストデータをダウンロードした時点でテキストデータに含まれているイメージデータやサウンドデータのアドレスをリンクの形でテキストデータと一緒に表示部52に表示するための制御を行う。これにより、ユーザは後にそのリンクを選択することでイメージデータやサウンドデータをダウンロードすることが可能になる。
さらに、移動機(MS)11には、前述のように表示部52に表示されている画像に文字や線等の記号を書き込むための処理を行うマーカスタンプ処理部60が設けられている。図21はマーカースタンプ機能による表示例を説明する図である。
ユーザが移動機(MS)11のメッセージメモリ51に圧縮データとして格納されている、例えば、地図等の画像データを表示制御部48の制御のもとに読み出し、圧縮データを展開して表示部52に表示する。ここで、マーカースタンプ処理部60は、ユーザがその機能を有効にする操作を行った場合には、画面の地図上にカーソルを表示させ、そのカーソルをキー入力によって動かし、自分の好きなところに文字や線等の記号を書き込むことができ、かつその画面上の地図及び入力した情報を再圧縮してメッセージメモリ51に格納するための処理を行う。図20に示すように、表示部52に地図が表示されるとともにカーソルが表示された状態において、キー入力により、例えば、関東地方等の文字と地図を囲んだ線とを記入できまたその記入した地図のデータを保存できる。
さらにまた、移動機(MS)11には、前途のリンク処理部61が設けられている。ベアラが大容量データ転送システム30になったことで、情報通信のウェブサーバ上のホームページ等のファイル取得サービスだけでなくメールサービスも大幅に向上した。従来、Eメールアドレス、ホームページアドレス、電話番号を入力してもテキストデータとして取り扱っていたが、大容量データ転送システム30のベアラ及び大容量データ転送システム30ベアラ対応の移動機(MS)11を使用して、そのリンク処理部61がメール内のEメールアドレス、ホームページアドレス、電話番号をリンク化し、ユーザは移動機(MS)11上でリンクを選択することによって直接アクセスできるようになった。すなわち、ユーザはメールを作成する際、Eメールを入力時に@、ホームページアドレスを入力時にhttp://、電話番号を入力時にTEL:を入れた場合、受信側の移動機(MS)11のリンク処理部61が上記キーワードを含む文字列をリンクとして認識し、同メールを受信したユーザが移動機画面に表示されたメール上のリンクをカーソルで選択すると、Eメールの場合にはEメール送信文書入力画面へ、ホームページアドレスの場合はWWWアクセス入力画面へ、電話番号の場合はダイヤル入力画面へとリンクする。Eメール送信文書入力画面の場合にはメール作成後、WWWアクセス入力画面及びダイヤル入力画面はそのまま送信ボタンを押下することでリンク先に設定されたアドレス・電話番号にアクセスすることができる。
次に、メールサービスについて説明する。本実施形態では、ショートメッセージサービスセンター(SMSC)14の機能を大容量データ転送システム30の機能に代えることができるため、インターネット上のウェブサーバのファイルを取得する情報配信サービスに加えて、文字メールサービスを提供するメールゲートウェイシステム(MGS)19の機能も拡張されている。図22はロングメールサービスを説明する図である。
大容量データ転送システム30は、受信側の移動機(MS)11にメールを着信させることができないため、ショートメッセージサービスと同様にショートメッセージサービスセンター(SMSC)14より「着信通知」を送信し、ユーザにロングメールのダウンロードを促すように構成している。すなわち、移動機A(MS−A)11から移動機B(MS−B)11へロングメールを送信する場合には、図22に示すように、まず、移動機A(MS−A)11よりロングメールを大容量データ転送システム30、メールゲートウェイシステム(MGS)19を経由して送信し、ポストオフィス20に蓄積する(1)。次に、メールゲートウェイシステム(MGS)19は、このロングメールの先頭から384バイト分のテキストデータを含んだ「着信通知」をショートメッセージサービスセンター(SMSC)14を経由して移動機B(MS−B)11へ送信する(2)。移動機B(MS−B)11は、「着信通知」の中の継続データの受信要求をすると、そのロングメールのダウンロードを要求するリクエストが移動機B(MS−B)11から大容量データ転送システム30を経由してメールゲートウェイシステム(MGS)19へ送信される(3)。次に、メールゲートウェイシステム(MGS)19は、送信されてきたリクエストに基づいてポストオフィス20に蓄積されているロングメールを大容量データ転送システム30を経由して移動機B(MS−B)11へダウンロードする(4)。
また、従来のパソコン用Eメールサービスと同様に、同一メールを複数の端末に配信するサービスも実現される。すなわち、パソコン用Eメールサービスで使用するプロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を元に、移動機メール転送プロトコル(MMTP:Mobile Mail Transfer Protocol)を新たに設ける。このMMTPには、発信元の携帯電話番号、配信確認要/不要、データ種類(テキスト、画像、サウンド等)、着信先携帯電話番号もしくはEメールアドレス(TO/CC等の配信先別)、日時、タイトル文等の情報が設定される。ロングメール発信ユーザが同一ロングメール上で複数の配信先を設定して送信すると、メールゲートウェイシステム(MGS)19は、MMTPに設定されている配信先毎にロングメールを送信する。
さらに、ロングメールの送信先が移動機(MS)11でかつ1人のみ設定した場合には、メールの送信を確認する配信確認を設定できるサービスも実現される。図23はメールの配信確認を説明する図である。
送信元の移動機(MS)11で配信確認を設定すると、MMTPで配信確認要が設定される。メールゲートウェイシステム(MGS)19は、ロングメールをポストオフィス20に蓄積すると、「着信通知」をショートメッセージサービスセンター(SMSC)14経由で着信先の移動機(MS)11へ送信する。その際に、メールゲートウェイシステム(MGS)19は、このロングメールには配信確認が設定されていることを認識する。着信先の移動機(MS)11が「着信通知」を受信すると、既存のショートメッセージサービスのベアラに使用しているショートメッセージ転送プロトコル(SMTP:Short Message TransferProtocol)で着信した旨の返答をショートメッセージサービスセンター(SMSC)14経由でメールゲートウェイシステム(MGS)19へ返す。この返答を受信したメールゲートウェイシステム(MGS)19は、送信元の移動機(MS)11へ配信確認であるステータスを送信する。すなわち、図23に示すように、移動機A(MS−A)11より配信確認要のロングメールを送信すると(1)、大容量データ転送システム30、メールゲートウェイシステム(MGS)19を経由してポストオフィス20に蓄積される。次に、メールゲートウェイシステム(MGS)19は、このロングメールの先頭から384バイトのテキストデータを含んだ「着信通知」をショートメッセージサービスセンター(SMSC)14経由で、移動機B(MS−B)11へ送信する(2)。ここでメールゲートウェイシステム(MGS)19は、MMTPから配信確認要であることを認識する。移動機B(MS−B)11に「着信通知」が致達すると、移動機B(MS−B)11は、SMTPで「着信通知」を受け取った旨を設定してショートメッセージサービスセンター(SMSC)14経由でメールゲートウェイシステム(MGS)19へ送信する(3)。次に、メールゲートウェイシステム(MGS)19はショートメッセージサービスセンター(SMSC)14経由で、SMTPで移動機A(MS−A)11へロングメールの配信完了したことを送信する(4)。
大容量データ転送システム30の導入によりメールサービス・情報転送サービス共に最大6キロバイトのデータを転送できるようになったため、ロングメール作成時に移動機(MS)11のメモリ内にある画像データ、サウンドデータをコピー・貼りつけして、テキストデータと共に送信することも可能になった。ダウンロードしたコンテンツもしくは移動機(MS)11のメモリに蓄積されたコンテンツを開き、移動機(MS)11のカーソルで添付したい画像もしくはサウンドデータを選択し、メニュー内にあるコピー機能を選ぶと、移動機(MS)11のメモリ内にあるクリップボードに選択した画像もしくはサウンドデータがコピーされる。ユーザが同コンテンツを閉じ、ロングメール作成画面を開き、添付機能を選択すると、クリップボードにコピーされた画像もしくはサウンドデータがロングメールに添付されるようになっている。
上記構成のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム10では、ダイレクトアクセスシステム(DAS)31を含む最大6キロバイトの大容量データ転送システム30を設けたことで、従来の最大384バイトであるショートメッセージサービスでは、困難であった長文のメール、画像データあるいは音楽データ等の大容量データを移動機(MS)11に転送することが容易になった。また、大容量データの転送にともない、ショートメッセージサービスにおける移動機用マークアップ言語(S−MML)を多様な機能に対応できる移動機用マークアップ言語(M−MML)へと拡張することができた。すなわち、BGMファイルを移動機(MS)11へダウンロードして繰り返し再生したり、アニメーション用画像を移動機(MS)11へダウンロードして動画像として表示したりすることが可能になった。さらに、移動機(MS)11には、新たにセッション制御部53を設けて画面を保持したまま回線を一時中断し入力・発信により再び回線を復帰させることで、チャネルを効率的に使用することができるようになった。さらに、移動機(MS)11において、メロディデータ解析部54を設けてBGMを繰り返し再生でき、そのBGMを着信音、ウェイクアップ音、シャットダウン音、キー押下確認音等として登録することができ、画面キャプチャ部55を設けてダウンロードした画面の中でお気に入りを登録することができ、受信画像表示設定部56を設けて受信した画像を待ち受け時等に自動または手動で表示することができ、文字用固定記憶部63を設けて動く絵文字を表示させることができるようになった。また、移動機(MS)11の移動機プロファイル処理部57は、移動機の仕様に関するデータを管理しリクエストを上げる際に同時にそのデータを設定するため、情報提供元が移動機に最も適したコンテンツを選択してダウンロードできる。自動取得設定処理部58は、自分が好きなときにプッシュサービスを受けることができるよう設定できる。テキストブラウズ処理部59は、コンテンツのダウンロードに時間のかかるイメージデータやサウンドデータが含まれるとき、最初にテキストデータのみダウンロードし、イメージデータやサウンドデータはリンクの形で表示部52に表示し後にリンクを選択してダウンロードできる。マーカースタンプ処理部60は、画像等に文字や記号を書き込み、そのデータを保存できる。リンク処理部61は、受信メールに含まれるEメールアドレス、ホームページアドレスあるいは電話番号をリンクとして認識し、そのリンクを選択することでリンク先に設定されたアドレスや電話番号に直接アクセスすることができる。
また、本発明のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム10は、大容量データ転送システム30が設けられたことで、従来の情報配信サービスだけでなく、文字メールサービスも拡張することができ、今まで128バイト(Eメールでは384バイト)分の文字データのみ転送可能だったが、対応移動機間及び対応移動機とEメール間では文字データにサウンドデータや画像データを添付し、最大6キロバイトまで転送可能になった。また、ロングメールを送信したとき、ショートメッセージサービスにより着信先へ「着信通知」を送信し、ユーザにロングメールのダウンロードを促したり、発信元へ「配信確認」を送信することができるようになった。さらには、パソコンのEメールサービスのように複数配信することが可能になった。
なお、上記の実施形態において、大容量データ転送システム30で最大6キロバイトのデータを転送できるようにしているが、これは一例である。また、本発明は開示された特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲により規定されるように本発明の精神及び範囲内において変形できることは容易に理解されるであろう。
本発明は、大容量の文字情報、画像情報あるいは音声情報等のメッセージの転送ができるデジタル無線電話によるメッセージ通信システムに利用することができる。
本発明実施形態のメッセージ通信システムの全体構成を説明するブロック図である。 本発明実施形態の移動機の構成を説明するブロック図である。 本発明実施形態のダイレクトアクセスリンクプロトコルのメッセージングフォーマットを示す図である。 本発明実施形態のユーザリクエストのメッセージングフォーマットを示す図である。 本発明実施形態のユーザリクエストをプロトコル変換した後のメッセージングフォーマットを示す図である。 本発明実施形態の情報提供元から送信されるレスポンスのメッセージングフォーマットを示す図である。 本発明実施形態のレスポンスをプロトコル変換した後のメッセージングフォーマットを示す図である。 本発明実施形態の通信システムの動作例を説明する図である。 本発明実施形態のユーザ識別番号を必要とするコンテンツのダウンロード例を説明する図である。 本発明実施形態のプッシュサービスの動作例を説明する図である。 本発明実施形態のユーザデータのメッセージフォーマットを示す図である。 本発明実施形態のメッセージフォーマットの制御タイマに設定するテーブルを示す図である。 本発明実施形態のプッシュサービスの他の動作例を説明する図である。 本発明実施形態のBGMファイルのダウンロード例を説明する図である。 本発明実施形態の移動機におけるアニメーション画像のスクロールを説明する図である。 本発明実施形態の移動機におけるアニメーション画像の切り替え説明する図である。 本発明実施形態の動く絵文字のコード表の一例を示す図である。 本発明実施形態の移動機における画面キャプチャ機能による画面遷移状態を説明する図である。 本発明実施形態の移動機における受信画像表示設定機能による自動の場合の動作例を説明する図である。 本発明実施形態の移動機における受信画像表示設定機能による手動の場合の動作例を説明する図である。 本発明実施形態の移動機におけるマーカースタンプ処理部による表示を説明する図である。 本発明実施形態のロングメールサービスを説明する図である。 本発明実施形態のメール配信確認を説明する図である。
符号の説明
10 メッセージ通信システム
11 移動機
12 基地局
13 交換機
14 ショートメッセージサービスセンター
15 情報提供センター
16 エージェントサーバ
17 ウェブゲートウェイプラットフォーム
18 プロキシサーバ
19 メールゲートウェイシステム
20 ポストオフィス
21 インターネット
22 情報提供元
30 大容量データ転送システム
31 ダイレクトアクセスシステム
32 アクセスサーバ
33 ダスドライバ
41 アンテナ
42 無線部
43 音声変換回路
44 スピーカ
45 マイク
46 メッセージ通信部
47 受信メッセージ管理部
48 表示制御部
49 音声着信設定部
50 キー入力部
51 メッセージメモリ
52 表示部
53 セッション制御部
54 メロディデータ解析部
55 画面キャプチャ部
56 受信画像表示設定部
57 移動機プロファイル処理部
58 自動取得設定処理部
59 テキストブラウズ処理部
60 マーカースタンプ処理部
61 リンク処理部
62 ROM
63 RAM
64 文字用固定記憶部
65 制御部
70 情報提供システム

Claims (13)

  1. メッセージ表示機能を有する移動機から情報提供元にあるコンテンツの取得要求のためのリクエストをメッセージ通信機能を有する移動体通信網を経由して送信し、前記情報提供元から取得したコンテンツを含むメッセージを該移動体通信網を経由して前記移動機へ送信するデジタル無線電話によるメッセージ通信システムにおいて、
    前記移動体通信網は、前記移動機と上位システムとの間にあって、該移動機へデータのダウンロード処理と、該移動機と上位システム間でデータの送受信処理とプロトコル変換とを行って該移動機からのリクエスト及び前記情報提供元からの取得コンテンツを含むメッセージの転送処理を行うとともに、該移動機との間において、メッセージングのセッションを識別するために割り当てられる番号であるセッション番号と、メッセージングのセッション中の順序番号であるシーケンス番号とを用いてセッション制御を行う大容量データ転送システムと、前記上位システムの一部を構成し大容量データ転送システムと情報提供元との間にあって送信されてきたリクエストを前記情報提供元へ接続してコンテンツ取得のためのプロトコル変換を行い、取得コンテンツを含むメッセージを前記移動機へ送信するためのプロトコル変換を行う情報提供システムとを備え、前記情報提供元から送信されるコンテンツを含むメッセージには回線接続モードを示す識別子が設定され、前記情報提供システムは、該識別子を対応するリンクプロトコル用識別子に変換してコンテンツを含むメッセージを大容量データ転送システムを経由して移動機へ送信し、該移動機は前記リンクプロトコル用識別子を判断して回線接続モードを制御し、かつ前記回線接続モードは、回線を一時的に切断し、前記移動機からの入力・発信により回線を再接続するサスペンドモードと、回線を接続したまま保留する回線保留モードとを有し、前記サスペンドモードにおける回線の再接続には、前記移動機及び大容量データ転送システムにおいてセッション制御を行うことを特徴とするデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  2. 前記情報提供システムは、前記情報提供元がコンテンツの提供に際して移動機のユーザを特定するユーザ識別番号を必要とする場合に、前記移動機から送信されてくるリクエストに含まれる電話番号を、ユーザ合意に基づいてユニークなユーザ識別番号に変換し、該ユーザ識別番号を含むリクエストを前記情報提供元へ送信することを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  3. 前記移動機は、送信されてきた移動機用マークアップ言語で記述されたコンテンツにバックグラウンド・ミュージックのタグが含まれていたとき、そのバックグラウンド・ミュージックのコンテンツを取得して繰り返し再生し、他の画面に遷移したとき再生を停止する制御を行うメロディデータ解析部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  4. 前記移動機のメロディデータ解析部は、さらにバックグラウンド・ミュージックのコンテンツを、着信音、ウェイクアップ音、シャットダウン音あるいはキー押下確認音のいずれかに登録するための処理を行うことを特徴とする請求項記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  5. 前記移動機は、送信されてきた移動機用マークアップ言語で記載されたコンテンツにアニメーション用の画像ファイルのタグが含まれていたとき、そのアニメーション用の画像ファイルを取得し、規定された属性の通り表示部に表示させる表示制御部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  6. 前記移動機は、動く絵文字を記録した文字用固定記憶部を有し、この文字用固定記憶部から読み出した絵文字を規定された属性の通り表示部に表示させる表示制御部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  7. 前記移動機は、取得したコンテンツに基づく画面を、メインメニューに入れるマージ型と、キャプチャデータに追加する機能選択型との処理を行う画面キャプチャ部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  8. 前記移動機は、取得したコンテンツを自動及び/又は手動で待ち受け時あるいは着信時に表示させる受信画像表示設定部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  9. 前記移動機は、該移動機の仕様に関する移動機プロファイルデータを管理し、リクエストを送信する際にユーザリクエストデータとともに該移動機プロファイルデータを設定してメッセージを編成する処理を行う移動機プロファイル処理部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  10. 前記移動体通信網には、ショートメッセージサービスによるメッセージ通信機能を有し、該移動体通信網側は、メッセージ制御プロトコルを構成するメッセージヘッダにコンテンツ取得要求のリクエストを送信する制御タイマを設定し、前記移動機はこの制御タイマに基づいてコンテンツ取得要求のリクエストを前記大容量データ転送システムへ送信し、取得コンテンツを含むメッセージを該大容量データ転送システムを経由して前記移動機へ送信し、かつ該移動機は、前記制御タイマにかかわらず、自分の好きなときにコンテンツ取得要求のリクエストを送信するための設定処理を行う自動取得設定処理部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  11. 前記移動機は、取得するコンテンツに含まれるテキストデータのみを受信し、該テキストデータに含まれているイメージデータあるいはサウンドデータのアドレスをリンクの形式でテキストデータと一緒に表示部に表示するための処理を行うテキストブラウズ処理部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  12. 前記移動機は、表示部に表示されている画像データに文字あるいは記号を書き込むための処理を行うマーカースタンプ処理部を備えことを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
  13. 前記移動機は、受信したメールのEメールアドレス、ホームページアドレスあるいは電話番号のいずれかを含む文字列をリンクとして認識し、該リンクを選択するとそれぞれの入力画面を表示し、Eメールアドレスの場合にはメール作成後、ホームページアドレスあるいは電話番号の場合にはそのまま送信ボタンを押下することでリンク先にアクセスするための処理を行うリンク処理部を備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル無線電話によるメッセージ通信システム。
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