JP3846366B2 - 走行速度制御装置 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、設定車速を維持しながら走行する定速走行制御や、先行車両と一定の車間距離を保ちながら走行する追従走行制御等を実行する走行速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の技術としては、例えば特開2001−171389号公報に記載されている「車両用走行制御装置」が知られている。
この従来例では、自車両が先行車両に追従して走行するように、先行車両と自車両との間の車間距離等に基づいて目標車速を算出し、その目標車速に基づいて走行制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術にあっては、先行車両と自車両との間の車間距離等に基づいて走行制御を行うため、当該車間距離が大きくなったことに応じて、自車両が減速状態から加速状態へ移行したときに、駆動系のバックラッシュによって加速ショックを生じ、乗員に違和感を与える恐れがあった。また同様に、自車両が加速走状態もしくは定速走行状態から減速状態へ移行したときには、駆動系のバックラッシュによって減速ショックを生じ、乗員に違和感を与える恐れがあった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するため、加速ショックや減速ショックを防止して、乗員の違和感を抑制防止できる走行速度制御装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る走行速度制御装置は、目標車速を設定する目標車速設定手段と、前記目標車速設定手段で設定された目標車速に基づいて目標駆動力を設定する目標駆動力設定手段と、前記目標駆動力設定手段で設定された目標駆動力に基づいて駆動力を制御する駆動力制御手段と、先行車両と自車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、を備え、前記目標駆動力設定手段は、駆動輪に作用する駆動輪トルクが当該駆動輪の回転を促進する方向から抑制する方向に変化する瞬間を含む期間に前記目標駆動力の減少率の大きさを所定値以下に制限するとともに、前記車間距離検出手段で検出された車間距離が所定値以下であるときに前記制限を解除することを特徴とする。
【0008】
さらに、請求項に係る走行速度制御装置は、前記接近状態検出手段は、先行車両と自車両との相対速度を検出する相対速度検出手段と、前記相対速度検出手段で検出された相対速度に基づいて、先行車両と自車両との接近傾向の大きさを検出する接近傾向検出手段とを有し、前記目標駆動力設定手段は、前記接近傾向検出手段で検出された接近傾向の大きさが所定値以上であるときには、前記制限を解除することを特徴とする。
【0009】
また、請求項に係る走行速度制御装置は、乗員の制動要求の大きさを検出する制動要求検出手段を備え、前記目標駆動力設定手段は、前記制動要求検出手段で検出された制動要求の大きさが所定値以上であるときには、前記制限を解除することを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
したがって、請求項1に係る発明である走行速度制御装置にあっては、駆動輪に作用する駆動輪トルクが当該駆動輪の回転を促進する方向から抑制する方向に変化するときに、前記目標駆動力の減少率の大きさを所定値以下に制限するため、駆動力の減少を抑制して、駆動系のバックラッシュによる減速ショックを抑制でき、乗員の違和感を抑制防止することができる。
また、先行車両と自車両との車間距離が所定値以下であるときに、前記制限を解除するため、先行車両との車間距離が小さいときには減速不足となることが回避され、安全性を確保することができる。
【0015】
さらに、請求項に係る発明である走行速度制御装置にあっては、先行車両と自車両との接近状態が所定接近状態であるときには、前記制限を解除するため、先行車両と接触する恐れがあるときには減速不足となることが回避され、安全性を確保することができる。
また、請求項に係る発明である走行速度制御装置にあっては、先行車両と自車両との間の車間距離が所定値以下であるときに、前記制限を解除するため、先行車両との車間距離が小さいときには減速不足となることが回避され、安全性を確保することができる。
【0016】
さらに、請求項に係る発明である走行速度制御装置にあっては、先行車両と自車両との相対速度に基づいて接近傾向の大きさを検出し、その接近傾向の大きさが所定値以上であるときには、前記制限を解除するため、例えば先行車両と自車両との接近速度が大きく、それらの接近傾向が大きいときには減速不足となることが回避され、安全性を確保することができる。
【0017】
また、請求項に係る発明である走行速度制御装置にあっては、乗員の制動要求の大きさが所定値以上であるときには、前記制限を解除するため、例えば乗員のブレーキ踏込量が大きく、乗員の制動要求が大きいときには減速不足となることが回避され、乗員の違和感を抑制防止できる
【0018】
また、請求項に係る発明である走行速度制御装置にあっては、駆動輪の回転方向を抑制する方向の駆動輪トルクと走行抵抗に相当する駆動輪トルクとを合成したものよりも、駆動力による駆動輪トルクが大きいときには前記制限を解除するため、車両が減速状態から加速状態に移行するときには駆動系のバックラッシュによる加速ショックを抑制でき、且つ、加速状態に移行してからは加速の鈍化を回避でき、乗員の違和感を抑制防止できる。
【0019】
さらに、請求項に係る発明である走行速度制御装置にあっては、加速度が所定値よりも大きいときには前記制限を解除するため、当該所定値を十分に小さく設定しておけば、車両が減速状態から加速状態に移行するときには駆動系のバックラッシュによる加速ショックを抑制でき、且つ、加速状態に移行してからは加速の鈍化を回避でき、乗員の違和感を抑制防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す概略構成図であって、図中、1FL,1FRは従動輪としての前輪、1RL,1RRは駆動輪としての後輪であって、後輪1RL,1RRは、エンジン2の駆動力が自動変速機3、プロペラシャフト4、最終減速装置5及び車軸6を介して伝達されて回転駆動される。
【0021】
前輪1FL,1FR及び後輪1RL,1RRには、夫々制動力を発生するディスクブレーキ7が設けられていると共に、これらディスクブレーキ7の制動油圧が制動制御装置8によって制御される。
ここで、制動制御装置8は、図示しないブレーキペダルの踏み込みに応じて制動油圧を発生すると共に、追従制御用コントローラ20から供給される制動圧指令値PBDの大きさに応じた制動油圧を発生してディスクブレーキ7に供給するように構成されている。
【0022】
また、エンジン2には、その出力を制御するエンジン出力制御装置9が設けられている。このエンジン出力制御装置9は、エンジン出力の制御方法として、スロットルバルブの開度を調整してエンジン回転数を制御する方法と、アイドルコントロールバルブの開度を調整してエンジン2のアイドル回転数を制御する方法とが考えられるが、本実施形態では、スロットルバルブの開度を調整する方法が採用されている。
【0023】
一方、車両の前方側の車体下部には、先行車両との間の車間距離Lを検出する車間距離検出手段としてのレーダ装置で構成される車間距離センサ12が設けられている。この車間距離センサ12としては、例えばレーザ光を前方に掃射して先行車両からの反射光を受光することにより、先行車両と自車両との車間距離Lを計測するレーダ装置や電波や超音波を利用して車間距離Lを計測する距離センサを適用することができる。
【0024】
また、車両には、自動変速機3の出力側に配設された出力軸の回転数を検出することにより、自車速Vsを検出する車速センサ13が配設されている。
そして、車間距離センサ12及び車速センサ13の各出力信号が追従制御用コントローラ20に入力され、この追従制御用コントローラ20によって、車間距離センサ12で検出した車間距離L、車速センサ13で検出した自車速Vsに基づいて、制動制御装置8、エンジン出力制御装置9及び変速機制御装置を制御することにより、先行車両との間に適正な車間距離を維持しながら追従走行する追従走行制御を行う。
【0025】
この追従制御用コントローラ20は、マイクロコンピュータとその周辺機器を備え、マイクロコンピュータのソフトウェア形態により、図2に示す制御ブロックを構成している。
この制御ブロックは、車間距離センサ12でレーザ光を掃射してから先行車の反射光を受光するまでの時間を計測し、先行車との車間距離Lを演算する測距信号処理部21と、車速センサ13からの車速パルスの周期を計測し、自車速Vsを演算する車速信号処理部30と、測距信号処理部21で演算された車間距離L及び車速信号処理部30で演算した自車速Vsに基づいて車間距離Lを目標車間距離L* に維持する目標車速V* を演算する車間距離制御部40と、この車間距離制御部40で演算した目標車速V* 及び相対速度ΔVに基づいて制動制御装置8及びエンジン出力制御装置9を制御して、自車速を目標車速V* に一致するように制御する車速制御部50とを備えている。
【0026】
車間距離制御部40は、測距信号処理部21から入力される車間距離Lに基づいて先行車との相対速度ΔVを演算する相対速度演算部41と、車速信号処理部30から入力される自車速Vsに基づいて先行車と自車との間の目標車間距離L*を算出する目標車間距離設定部42と、相対速度演算部41で演算された相対速度ΔV及び目標車間距離設定部42で算出された目標車間距離L* に基づいて減衰係数ζ及び固有振動数ωn を使用する規範モデルによって車間距離Lを目標車間距離L* に一致させるための車間距離指令値LT を演算する車間距離指令値演算部43と、この車間距離指令値演算部43で演算された車間距離指令値LT に基づいて車間距離Lを車間距離指令値LT に一致させるための目標車速V* を演算する目標車速演算部44とを備えている。
【0027】
ここで、相対速度演算部41は、測距信号処理部21から入力される車間距離Lを例えばバンドパスフィルタ処理するバンドパスフィルタで構成されている。このバンドパスフィルタは、その伝達関数が下記(1)式で表すことができ、分子にラプラス演算子sの微分項を有するので、実質的に車間距離Lを微分して相対速度ΔVを近似的に演算することになる。
【0028】
F(s) =ωC 2 s/(s2 +2ζC ωC s+ωC 2 ) …………(1)
但し、ωC =2πfC 、sはラプラス演算子、ζC は減衰係数である。
なお、(1)式におけるカットオフ周波数fC は、車間距離Lに含まれるノイズ成分の大きさと、短周期の車体前後の加速度変動の許容値とにより決定する。また、相対速度ΔVの算出には、バンドパフィルタを使用する場合に代えて、車間距離Lにハイパスフィルタ処理を行うハイパスフィルタで微分処理を行うようにしてもよい。
【0029】
また、目標車間距離設定部42は、自車速Vsに相対速度ΔVを加算して算出した先行車車速Vt(=Vs+ΔV)と自車が現在の先行車の後方L0 [m]の位置に到達するまでの時間T0 (車間時間)とから下記(2)式に従って先行車と自車との間の目標車間距離L* を算出する。
L* =Vt×T0 +LS …………(2)
この車間時間という概念を取り入れることにより、車速が速くなるほど、車間距離が大きくなるように設定される。なお、LS は停止時車間距離である。
【0030】
さらに、車間距離指令値演算部43は、車間距離L、目標車間距離L* に基づいて、車間距離Lをその目標車間距離L* に保ちながら追従走行するための車間距離指令値LT を演算する。具体的には、入力される目標車間距離L* に対して、車間距離制御系における応答特性を目標の応答特性とするために決定される減衰係数ζ及び固有振動数ωn を用いた下記(3)式で表される規範モデルGT (s) に従った二次遅れ形式のフィルタ処理を行うことにより、車間距離指令値LT を演算する。
【0031】
【数1】
Figure 0003846366
【0032】
さらにまた、目標車速演算部44は、入力される車間距離指令値LT に基づいてフィードバック補償器を使用して目標車速V* を演算する。具体的には、下記(4)式に示すように、先行車車速Vtから車間距離指令値LT と実車間距離Lとの偏差(LT −L)に距離制御ゲインfdを乗じた値と、相対速度ΔVに速度制御ゲインfvを乗じた値との線形結合を減じることにより、目標車速V* を算出する。
【0033】
V* =Vt−{fd(LT −L)+fv・ΔV} …………(4)
そして、車速制御部50は、自車速Vsが目標車速V* となるように目標制・駆動力FORを設定し、その目標制・駆動力FORに基づいてエンジン出力制御装置9に対するスロットル開度θと、変速機制御装置に対するシフト位置と、制動制御装置8に対する制動圧指令値PBDとを制御する。
【0034】
すなわち、車速制御部50は、図2に示すように、入力される目標車速V* に自車速Vsを一致させるための目標加減速度α1及び外乱推定値α2を算出し、これらの偏差に車体質量Mを乗算して目標制・駆動力FORを算出する車速サーボ部51と、この車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORの増加率を所定値以下(例えば100〜230Nm/sec)に制限するリミッタ52とを備えている。
【0035】
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、車両が市街地を定速走行する先行車を捕捉した状態で、目標車間距離L* を維持しながら直進走行している追従走行状態から、例えば先行車が他車線からの割り込みによって比較的緩やかな緩減速状態となると、これに応じて車間距離センサ12で検出される車間距離Lが目標車間距離L* に比較して緩やかに短くなる。このため、車間距離制御部40の目標車速演算部44で算出される目標車速V* が緩やかに減少し、これに基づいて車速サーボ部51で算出される目標制・駆動力FORは負値となり、リミッタ52は作動せずスロットル開度θが全閉状態に制御され、また車速制御部50で算出される制動圧指令値PBDは自車速Vsを目標車速V* に減速するように制御される。
【0036】
その後、先行車が他車線に車線変更すること等により、車間距離センサ12で検出される車間距離Lが目標車間距離L* に比較して大きくなると、車間距離制御部40の目標車速演算部44で算出される目標車速V* が急激に大きくなることから、これに応じて車速サーボ部51で算出される目標制・駆動力FORも正の大きな値となるが、リミッタ52が作動し、図3に示すように、当該目標制・駆動力FORの増加率が所定値以下に保持されるように制限され、制限された目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θが制御される。また、車速制御部50で算出される制動圧指令値PBDは略“0”となり、制動制御装置8でディスクブレーキ7が非作動状態にされる。
【0037】
このように、本実施形態にあっては、駆動輪としての後輪1RL,1RRに作用する駆動輪トルクが負である状態、即ち当該駆動輪の回転を抑制する方向から、駆動輪トルクが正である状態、即ち当該駆動輪の回転を促進する方向に変化するときには、目標制・駆動力FORの増加率を所定値以下に制限し、その制限した目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θを制御するようになっているため、駆動系のバックラッシュによる加速ショックが抑制され、乗員の違和感が抑制防止される。
【0038】
ちなみに、図22は、追従制御用コントローラ20で実行されるソフトウェアが前記リミッタ52を備えていない場合を示したものであって、車両が減速状態から加速状態へ移行したときに、駆動系のバックラッシュによる加速ショックが発生して、乗員に違和感を与える恐れがある。
次に、本発明の第2の実施形態を図4に基づいて説明する。
【0039】
この第2の実施形態は、車両が加速状態に移行してからの加速性を向上させるようにしたものである。
この第2の実施形態では、リミッタ52で、図4に示す車速制御処理を所定サンプリング周期(例えば10msec)毎に所定メインプログラムに対するタイマ割込処理として実行する。
【0040】
この車速制御処理は、図4に示すように、先ずステップS101で、車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORの増加率が所定値以上であるか否か判定し、所定値以上である場合にはステップS103に移行し、そうでない場合にはステップS102に移行する。
前記ステップS102では、車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θを制御し、所定のメインプログラムに復帰する。
【0041】
一方、前記ステップS103では、エンジンブレーキによる駆動輪トルクと走行抵抗に対応した駆動輪トルクとを合成したものが、車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORによる駆動輪トルク以上であるか否か判定し、目標制・駆動力FOR以上である場合には前記ステップS102に移行し、そうでない場合にはステップS104に移行する。なお、エンジンブレーキによる駆動輪トルクは、図5に示すように、予め記憶されたデータマップを参照してエンジン回転数に基づいて算出し、走行抵抗に対応した駆動輪トルクは、図6に示すように、予め記憶されたデータマップを参照して自車速Vsに基づいて算出する。
【0042】
前記ステップS104では、車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORの増加率を所定値以下に制限し、その制限した目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θを制御して、所定のメインプログラムに復帰する。
この第2の実施形態においては、先行車両が減速してから、他車線に車線変更した場合のように、車両が減速状態であるときに車間距離Lが大きくなった場合には、図4の車速制御処理におけるステップS101の判定が「YES」となり、またステップS103の判定が「NO」となるため、ステップS104で、前記目標制・駆動力FORの増加率が所定値以下に制限され、その制限された目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θが制御される。
【0043】
その後、目標制・駆動力FORの増加により、車両が減速状態から加速状態に移行した場合には、エンジンブレーキによる駆動輪トルクと走行抵抗に対応した駆動輪トルクとを合成したものよりも、目標制・駆動力FORによる駆動輪トルクが大きくなり、前記車速制御処理におけるステップS103が「YES」となり、図7に示すように、ステップS102で前記目標制・駆動力FORの制限が解除され、前記制限のない目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θが制御される。
【0044】
このように、本実施形態では、エンジンブレーキによる駆動輪トルクと走行抵抗による駆動輪トルクとを合成したものよりも、目標制・駆動力FORによる駆動輪トルクが大きいときには、目標制・駆動力FORの制限を解除するため、車両が減速状態から加速状態に移行するときには駆動系のバックラッシュによる加速ショックが抑制され、且つ、加速状態に移行してからは加速の鈍化が回避され、乗員の違和感が抑制防止される。
【0045】
次に、本発明の第3の実施形態を図8に基づいて説明する。
この第3の実施形態は、車両が加速状態に移行して、加速度が所定値より大きくなってからの加速性を向上させるようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態では、図9の概略構成図に示すように、車両の加速度を検出する加速度センサ60を備えると共に、リミッタ52で実行される車速制御処理が図8に示すように、前述した第2の実施形態における図4の処理のステップS102に代わりに、加速度センサ60で検出された加速度が所定値ACCLMTEND(例えば0〜0.02G)以上であるか否か判定するステップS200が介挿され、このステップS200での判定結果が所定値ACCLMTEND以上であるときには前記ステップS102に移行し、そうでないときには前記ステップS104に移行することを除いては図4と同様の処理を行う。なお、図4との対応する処理には同一ステップ番号を付し、その詳細説明を省略する。
【0046】
このように、本実施形態によれば、図10に示すように、車両の加速度が所定値ACCLMTENDよりも大きいときに目標制・駆動力FORの制限を解除するため、走行条件によらず、車両が減速状態から加速状態に移行するときには駆動系のバックラッシュによる加速ショックが抑制され、且つ、加速状態に移行してからは加速の鈍化が回避され、乗員の違和感が抑制防止される。
【0047】
次に、本発明の第4の実施形態を図11に基づいて説明する。
この第4の実施形態は、前記目標制・駆動力FORの減少率の大きさを所定値以下に制限して、車両が加速状態から減速状態へ移行するときに、駆動系による減速ショックを抑制防止するようにしたものである。
すなわち、第4の実施形態では、図11の概略構成図に示すように、ブレーキペダルのストローク量を検出するブレーキペダルストロークセンサ14と、乗員の制動操作によって制動制御装置8で発生される制動油圧を検出するブレーキ液圧センサ15とを備えると共に、前述した第2の実施形態における図4の処理に代わりに、リミッタ52で実行される車速制御処理が図12に示すように構成されている。
【0048】
この車速制御処理は、図12に示すように、先ずステップS301で、後述するリミッタ解除フラグ設定処理でリミッタ解除フラグがセット状態とされたか否かを判定し、セット状態とされたときには(YES)ステップS302に移行し、そうでないときには(NO)ステップS303に移行する。
前記ステップS302では、前記車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORの増加率を所定値以下に制限し、その制限した目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θを制御してから、所定のメインプログラムに復帰する。
【0049】
一方、前記ステップS303では、前記車速サーボ部51で算出された目標制・駆動力FORの増加率を所定値以下に制限し、その制限した目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θを制御してから、所定のメインプログラムに復帰する。
次に、上記車速制御処理で利用されるリミッタ解除フラグを設定するリミッタ解除フラグ設定処理を、図13のフローチャートに従って説明する。
【0050】
この演算処理は、所定時間ΔT(例えば10msec. )毎のタイマ割込処理として実行され、先ずステップS401で、前記リミッタ解除フラグを“0”のリセット状態とし、ステップS402に移行する。
前記ステップS402では、前記車間距離センサ12で検出された車間距離Lが所定値以下であるか否かを検出し、所定値(例えば20m)以下であるときには(YES)前記ステップS408に移行し、そうでないときには(NO)ステップS403に移行する。
【0051】
前記ステップS403では、前記相対速度演算部41で算出された相対速度ΔVに“−1”を乗じて接近速度を算出し、前記車間距離センサ12で検出された車間距離Lを当該接近速度で除して、自車両が先行車両に接触するまでにかかる衝突予測時間TTCを算出すると共に、その衝突予測時間TTCが所定値以下であるか否かを検出し、所定値以下であるときには(YES)前記ステップS408に移行し、そうでないときには(NO)ステップS404に移行する。
【0052】
前記ステップS404では、前記ブレーキ液圧センサ15で検出された制動油圧が所定値以上であるか否かを検出し、所定値以上であるときには(YES)ステップS408に移行し、そうでないときには(NO)ステップS405に移行する。
前記ステップS405では、前記ブレーキ液圧センサ15で検出された制動油圧の増加率が所定値以上であるか否かを検出し、所定値以上であるときには(YES)前記ステップS408に移行し、そうでないときには(NO)ステップS406に移行する。
【0053】
前記ステップS406では、前記ブレーキペダルストロークセンサ14で検出されたストローク量が所定値以上であるか否かを検出し、所定値以上であるときには(YES)前記ステップS408に移行し、そうでないときには(NO)ステップS406に移行する。
前記ステップS407では、前記ブレーキペダルストロークセンサ14で検出されたストローク量の増加率が所定値以上であるか否かを検出し、所定値以上であるときには(YES)前記ステップS408に移行し、そうでないときには(NO)前記ステップS402に移行する。
【0054】
前記ステップS408では、前記リミッタ解除フラグを“1”のセット状態とし、ステップS409に移行する。
前記ステップS409では、前記目標制・駆動力FORが“0”以上であるか否かを判定し、“0”以上であるときには(YES)この演算処理を終了し、そうでないときには(NO)このステップS409を繰り返し実行する。
【0055】
この第4実施形態においては、自車両が加速しているときに、他車線から先行車両が車線変更してきた場合のように、車両が加速状態であるときに車間距離Lが小さくなった場合には、図13のリミッタ解除フラグ設定処理におけるステップS401でリミッタ解除フラグがリセット状態とされ、またステップS402〜S407の判定が「NO」となり、それらの判定が繰り返し実行される。
【0056】
また、リミッタ解除フラグがリセット状態となるため、図12の車速制御処理におけるステップS301の判定が「NO」となり、ステップS303で、図14に示すように、目標制・駆動力FORの増加率が所定値以下に制限され、その制限された目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θが制御される。
このように、本実施形態では、駆動輪としての後輪1RL,1RRに作用する駆動輪トルクが正である状態、即ち当該駆動輪の回転を促進する方向から、駆動輪トルクが負である状態、即ち当該駆動輪の回転を抑制する方向に変化するときには、目標制・駆動力FORの減少率を所定値以下に制限し、その制限した目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θを制御するようになっているため、駆動系のバックラッシュによる減速ショックが抑制され、乗員の違和感が抑制防止される。ちなみに、図23は、追従制御用コントローラ20で実行されるソフトウェアが前記リミッタ52を備えていない場合を示したものであって、車両が加速状態から減速状態へ移行したときに、駆動系のバックラッシュによる減速ショックが発生して、乗員に違和感を与える恐れがある。
【0057】
その後、自車両が先行車両に接近して、その先行車両との車間距離Lが20m以下となると、図13のリミッタ解除フラグセット処理における前記ステップS402の判定が「YES」となるため、ステップS408で、図15に示すように、前記リミッタ解除フラグが“1”のセット状態とされる。
また同時に、リミッタ解除フラグがセット状態となるため、図12の車速制御処理におけるステップS301の判定が「YES」となり、ステップS302で、前記目標制・駆動力FORの減少率の制限が解除され、図14に示すように、制限のない目標制・駆動力FORに基づいてスロットル開度θが制御される。
【0058】
このように、本実施形態にあっては、先行車両と自車両との間の車間距離Lが20m以下であって、自車両が先行車両と接近状態にあるときには前記制限を解除するため、自車両を充分に減速することができ、安全性が確保される。
また、先行車両との車間距離Lは20mより大きいが、先行車両が減速して、その先行車両との接近速度が大きくなり、衝突予測時間TTCが所定値以下となるときには、図13のリミッタ解除フラグ設定処理における前記ステップS402の判定が「NO」となり、またステップS403の判定が「YES」となり、前記ステップS408で、図16に示すように、前記リミッタ解除フラグがリセット状態とされる。
【0059】
このように、本実施形態では、先行車両と自車両との衝突予測時間TTCが所定値以下であって、それらの接近傾向が大きいときには前記制限を解除するため、乗員は自車両を充分に減速でき、安全性が確保される。
一方、乗員の制動操作量が大きく、制動制御装置8で発生される制動油圧が所定値以上となるときには、図13リミッタ解除フラグ設定処理における前記ステップS404の判定が「YES」となり、前記ステップS408で、図17に示すように、前記リミッタ解除フラグがリセット状態とされる。また同様に、ブレーキペダルのストローク量が所定値以上となるときには、前記ステップS406の判定が「YES」となり、前記ステップS408で、図18に示すように、前記リミッタ解除フラグがリセット状態とされる。
【0060】
このように、本実施形態では、乗員の制動操作による制動油圧やストローク量が大きくて、その乗員が制動意思を持っていると判断できるときには前記制限を解除するため、乗員は減速度を充分に大きくでき、当該乗員の違和感が抑制防止される。
また、乗員の制動操作量は小さいが、その操作速度が速く、制動油圧の変化率が一定値以上であるときには、前記ステップS405の判定が「YES」となり、前記ステップS408で、図19に示すように、前記リミッタ解除フラグがリセット状態とされる。また同様に、ストローク量の増加率が所定値以上であるときには、前記ステップS407の判定が「YES」となり、前記ステップS408で、図19に示すように、前記リミッタ解除フラグがリセット状態とされる。
【0061】
このように、本実施形態では、乗員の制動操作による制動油圧やストローク量の増加率が大きくて、その乗員が早く減速したがっていると判断でき、乗員の制動要求が大きいときには前記制限を解除するため、乗員は減速度を充分に大きくでき、当該乗員の違和感が抑制防止される。
なお、上記第1〜第4の実施形態においては、図2の目標車速演算部44が目標車速設定手段に対応し、車速制御部50が目標駆動力設定手段及び接近傾向検出手段に対応し、図1の制動制御装置8及びエンジン出力制御装置9が駆動力制御手段に対応し、エンジン出力制御装置9が駆動力発生手段に対応し、車間距離センサ12及び相対速度演算部41が接近状態検出手段に対応し、図11のブレーキペダルストロークセンサ14及びブレーキ液圧センサ15が制動要求検出手段に対応し、図5のデータマップがエンジンブレーキトルク推定手段に対応し、図6のデータマップが走行抵抗推定手段に対応し、図9の加速度センサ60が加速度検出手段に対応する。
【0062】
また、上記第1〜第4の実施形態においては、追従制御用コントローラ20でソフトウェアによる車速演算処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、関数発生器、比較器、演算器等を組み合わせて構成した電子回路でなるハードウェアを適用して構成するようにしてもよい。
さらに、上記第1〜第4の実施形態においては、後輪駆動車に本発明を適用した場合について説明したが、前輪駆動車に本発明を適用することもでき、また回転駆動源としてエンジン2を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電動モータを適用することもでき、さらには、エンジンと電動モータとを使用するハイブリッド車にも本発明を適用することができる。
【0063】
さらにまた、上記第2の実施形態においては、走行抵抗を自車速Vsに基づいて算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、道路勾配等のその他の要因を考慮するようにしてもよい。
また、上記第4の実施形態においては、先行車両と自車両との車間距離が20m以下であるときにリミッタ解除フラグをセット状態とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、20mという一定値の代わりに自車速Vsに応じて大きくなる車間距離閾値を用いて、車間距離Lが当該車間距離閾値以下であるときにリミッタ解除フラグを解除するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の追従制御用コントローラの具体的構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態の動作を示すグラフである。
【図4】本発明の第2の実施形態のリミッタにおける車速制御処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】エンジン回転数とエンジンブレーキトルクとの関係を表すデータマップを示す説明図である。
【図6】車速と走行抵抗との関係を表すデータマップを示す説明図である。
【図7】第2の実施形態の動作を示すグラフである。
【図8】本発明の第3の実施形態のリミッタにおける車速制御処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す概略構成図である。
【図10】第3の実施形態の動作を示すグラフである。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す概略構成図である。
【図12】第4の実施形態のリミッタにおける車速制御処理の一例を示すフローチャートである。
【図13】第4の実施形態のリミッタにおけるリミッタ解除フラグ設定処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図15】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図16】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図17】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図18】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図19】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図20】第4の実施形態の動作を示すグラフである。
【図21】第4の実施形態の変形例を説明するためのグラフである。
【図22】従来の走行速度制御装置の動作を示すグラフである。
【図23】従来の走行速度制御装置の動作を示すグラフである。
【符号の説明】
2 エンジン
3 自動変速機
7 ディスクブレーキ
8 制動制御装置
9 エンジン出力制御装置
10 変速機制御装置
12 車間距離センサ
13 車速センサ
14 ブレーキペダルストロークセンサ
15 ブレーキ液圧センサ
20 追従制御用コントローラ
60 加速度センサ
40 車間距離制御部
41 相対速度演算部
42 目標車間距離設定部
43 車間距離演算部
44 目標車速演算部
50 車速制御部
51 車速サーボ部

Claims (3)

  1. 目標車速を設定する目標車速設定手段と、前記目標車速設定手段で設定された目標車速に基づいて目標駆動力を設定する目標駆動力設定手段と、前記目標駆動力設定手段で設定された目標駆動力に基づいて駆動力を制御する駆動力制御手段と、先行車両と自車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、を備え、
    前記目標駆動力設定手段は、駆動輪に作用する駆動輪トルクが当該駆動輪の回転を促進する方向から抑制する方向に変化する瞬間を含む期間に前記目標駆動力の減少率の大きさを所定値以下に制限するとともに、前記車間距離検出手段で検出された車間距離が所定値以下であるときに前記制限を解除することを特徴とする走行速度制御装置。
  2. 前記接近状態検出手段は、先行車両と自車両との相対速度を検出する相対速度検出手段と、前記相対速度検出手段で検出された相対速度に基づいて、先行車両と自車両との接近傾向の大きさを検出する接近傾向検出手段とを有し、
    前記目標駆動力設定手段は、前記接近傾向検出手段で検出された接近傾向の大きさが所定値以上であるときには、前記制限を解除することを特徴とする請求項1に記載の走行速度制御装置。
  3. 乗員の制動要求の大きさを検出する制動要求検出手段を備え、
    前記目標駆動力設定手段は、前記制動要求検出手段で検出された制動要求の大きさが所定値以上であるときには、前記制限を解除することを特徴とする請求項1又は2に記載の走行速度制御装置。
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