JP3653582B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は眼科装置に係わり、特に、測定対象眼内の測定対象部分の断面画像信号を形成するための眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、生体眼内の測定対象物の断面画像を得る技術は、可干渉距離が短い光源の光を採用しており、この光源を測定光束と参照光束とに分離し、 測定光束をスポット光として測定対象部分に照射する一方、参照光束の光路長を変化させる様に構成されている。
【0003】
そして、反射されて戻ってくる参照光束と測定光束とを合成して干渉信号を形成し、参照光路に設けられた反射ミラーを移動した際の干渉信号から測定対象部分の断面画像を得る様になっている。
【0004】
更に本出願人より、眼底カメラにこの種の干渉装置を組み込んだ装置に関する出願もなされている。(特開平8−38422号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の装置においては、光学配置が制約される上、本格的な眼底カメラに簡便に装着することができないという問題点があった。
【0006】
更に、小型化が困難な上、撮影像に各種の悪影響が生じるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑み案出されたもので、眼底照明光を被検眼眼底に投影するための眼底照明系と、この眼底照明光により照明された眼底を観察及び撮影するための眼底観察撮影光学系と、ショートコヒーレントの測定光を出射させるための光源部と、この光源部から光を導くための第1のファイバーと、この第1のファイバーからの光を参照用光ファイバーと測定用光ファイバーとに分岐して導くための光束分岐手段と、前記参照用光ファイバーからの光を反射させる参照反射鏡と、前記測定用光ファイバーから出射され被検眼眼底から反射され測定用光ファイバーに導かれた光と該参照反射鏡から反射された光とで、前記参照用光ファイバーに導かれた光を合成して受光器に導くための検出用光ファイバーとからなる光干渉測定用光学ユニットからなり、被検眼眼底と共役な位置に配置した前記測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、前記眼底照明系又は前記眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、前記測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を前記測定用光ファイバーに導くために、前記光路に挿脱自在に配置した光反射部材を備えた構成となっている。
【0008】
また本発明は、眼底照明光を被検眼眼底に投影するための眼底照明系と、この眼底照明光により照明された眼底を観察及び撮影するための眼底観察撮影光学系と、ショートコヒーレントの測定光を出射させるための光源部と、この光源部から光を導くための第1のファイバーと、この第1のファイバーからの光を参照用光ファイバーと測定用光ファイバーとに分岐して導くための光束分岐手段と、前記参照用光ファイバーからの光を反射させる参照反射鏡と、前記測定用光ファイバーから出射され被検眼眼底から反射され測定用光ファイバーに導かれた光と該参照反射鏡から反射された光とで、前記参照用光ファイバーに導かれた光を合成して受光器に導くための検出用光ファイバーとからなる光干渉測定用光学ユニットからなり、被検眼眼底と共役な位置に配置した前記測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、前記眼底照明系又は前記眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、前記測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を前記測定用光ファイバーに導くために、前記測定光と、眼底を観察させるための光とを選択的に反射させるための波長選択反射部材を備えた構成となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以上の様に構成された本発明の光干渉測定用光学ユニットは、眼底照明系が、眼底照明光を被検眼眼底に投影し、眼底観察撮影光学系が、眼底照明光により照明された眼底を観察及び撮影し、光源部が、ショートコヒーレントの測定光を出射させ、第1のファイバーが、光源部から光を導き、光束分岐手段が、第1のファイバーからの光を参照用光ファイバーと測定用光ファイバーとに分岐し、参照反射鏡が、参照用光ファイバーからの光を反射させ、検出用光ファイバーが、測定用光ファイバーから出射され被検眼眼底から反射され測定用光ファイバーに導かれた光と参照反射鏡から反射された光とで、参照用光ファイバーに導かれた光を合成して受光器に導く様になっており、光路に挿脱自在に配置した光反射部材が、被検眼眼底と共役な位置に配置した測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、眼底照明系又は眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を測定用光ファイバーに導くことができる。
【0010】
更に本発明は、測定光と、眼底を観察させるための光とを選択的に反射させるための波長選択反射部材が、被検眼眼底と共役な位置に配置した測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、眼底照明系又は眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を測定用光ファイバーに導くことができる。
【0011】
「原理」
【0012】
ここで、本発明に応用される干渉技術の原理を説明する。
【0013】
図7に示す様に、光干渉測定用光学ユニット10000は、光源1000と、参照ミラー2000と、分波器3000と、受光器4000と、光ファイバー5000とから構成されている。
【0014】
光ファイバー5000は、光源1000から光を導くための第1のファイバー5100と、測定対象物20000まで導くための測定用光ファイバー5200と、参照ミラー2000まで導くための参照用光ファイバー5300と、受光器4000に導くための検出用光ファイバー5400とから構成されている。
【0015】
光源1000は、コヒーレンス長の短い20nm以下程度、例えば840nmの光源が利用される。なお光源1000には、スーパールミネセンス・ダイオード(SLD)を使用することもできる。
【0016】
分波器3000は、第1のファイバー5100からの光を参照用光ファイバー5300と測定用光ファイバー5200とに分岐するためのものである。なお、分波器3000は、光束分岐手段に該当するものである。
【0017】
また、分波器3000は、測定対象物20000から反射され測定用光ファイバー5200により導かれた光と、参照ミラー2000から反射され参照用光ファイバー5300に導かれた光とを合成して、検出用光ファイバー5400に導く機能も有している。
【0018】
分波器3000と参照ミラー2000までの光路長が、分波器3000から測定対象物20000である眼の眼底部までの光路長と基本的に等しくなる様に、参照ミラー2000が移動制御される。なお参照ミラー2000は、参照反射鏡に該当するものである。
【0019】
なお、測定対象物20000である眼の眼底部と測定用光ファイバー5200の出射端面とが、幾何光学的に共役の位置になる様に構成されている。
【0020】
そして、測定用光ファイバー5200による測定反射光束と、参照用光ファイバー5300の参照反射光束とは合成して干渉され、受光器4000に導かれる様になっている。
【0021】
受光器4000は、ポイントで測定可能な単一の光電素子を採用する。
【0022】
そして、参照反射光束と、測定反射光束との内、光路長が等しくなる光束同志が干渉し、受光器4000上に入射される。換言すれば、参照ミラー2000側を含んだ参照光路の光路長と等しい光路長にある、眼底部の構造からの反射光の成分のみが干渉に寄与するものである。
【0023】
従って参照ミラー2000が、参照光路の光軸方向に移動するに従い、眼底部分における干渉に寄与する反射部分が変化することになる。そして干渉に寄与する眼底部の深度方向の範囲は、使用されている光源の可干渉距離によって定まる。
【0024】
また参照ミラー2000の走査によるドップラー効果のために、参照光の波長が僅かに変化する。これにより受光器4000からの干渉信号は、ビート信号となり、この干渉信号をヘテロダイン光検出することにより断面画像信号の抽出を行うことができる。
【0025】
次に本原理の電気的構成を図8に基づいて説明する。
【0026】
本原理の電気的構成は、受光器4000と、操作部6200と、制御演算部6300と、信号処理部6400と、表示部6500と、走査制御部6600とから構成されている。
【0027】
操作部6200は、使用者が、所望の動作指令を入力するためのものである。
【0028】
制御演算部6300は、画像形成のための演算及び全体の制御処理を司るものであり、特に、光源1000と参照ミラー2000及び測定用光ファイバー5200の走査の制御を行っている。この制御演算部6300には、参照ミラー移動手段6310と受光器移動手段6320とSLD駆動手段6330と測定用光ファイバー走査手段6340とが接続されている。
【0029】
参照ミラー移動手段6310は、制御演算部6300の駆動信号に基づき、参照ミラー2000を光軸方向に所定量移動させるものである。受光素子移動手段6320は、制御演算部6300の駆動信号に基づき、受光器4000のエレメント方向と直交する方向に所定量移動させるものである。参照ミラー移動手段6310と受光器移動手段6320とは、適宜の直線移動機構が採用される。
【0030】
SLD駆動手段6330は、SLDから構成された光源1000を駆動して、可干渉距離の短い光を発生させるためのものである。
【0031】
表示部6500は、ディスプレイ装置等から構成されており、制御演算部6300からの信号により眼底部の断面画像信号を出力するためのものである。
【0032】
ここで、図9に基づいて、具体的な眼底の観察について説明する。
【0033】
まず、ステップ1(以下、S1と略する)では、測定対象物20000の眼の眼底部に移動させる。次にS2では、参照ミラー2000を縦方向に走査させる。S2で走査が実行されると、S3で受光器4000上に干渉縞が発生する。
【0034】
そしてS2の参照ミラー2000の走査によるドップラー効果が生じ、信号処理部6400は、S4で受光器4000からの信号をヘテロダイン検波し、S5ではS4で得られた信号をA/D変換し、制御演算部6300に出力するものである。
【0035】
また、この信号処理は、後述する様に制御演算部6300からの信号に基づき、走査制御部6600により被測定対象物20000上での横走査を各測定点で行い、制御演算部6300はこれらの各ステップで入力される信号に基づいて演算を行い、被測定物の断面画像信号を出力するものであり、この被測定対象物20000の断面画像は表示器6500で表示される。
【0036】
【実施例】
【0037】
本発明の眼科装置を眼底カメラに応用した実施例を図面に基づいて説明する。
【0038】
眼底カメラは、眼底検査に使用されるもので、網膜・脈絡膜・視神経等の眼底の疾患に対しては、必須の検査となっている。この眼底カメラは、眼底の2次元像を写真または実時間的にモニターで観察できる装置である。
【0039】
次に、光干渉測定用光学ユニット10000と、眼底カメラ30000の光学系との関連を詳細に説明する。
【0040】
「第1実施例の眼底カメラの光学系30000A」
【0041】
第1実施例の眼底カメラの光学系30000Aの基本構成を図1に基づいて説明する。第1実施例の眼底カメラの光学系30000Aは、対物レンズ100と、波長選択性素子200と、リレーレンズ330と、跳ね上げミラー400と、撮影光源500と、観察光源600と、合焦レンズ700と、結像レンズ800と、ダイクロイックミラー900と、撮像手段950とから構成されている。
【0042】
図2に示す様に波長選択性素子200の外周部201は、可視光、赤外光とも反射する通常の反射ミラーであり、中心部202のダイクロイックミラーは、840nm近傍の赤外光は反射し、800nm近傍の近赤外波長及び可視光は透過する様に構成されており、近赤外による眼底観察及び可視光による眼底撮影の場合には孔あきミラーとして機能し、干渉測定用の光である840nmの赤外光に対しては通常のミラーとして機能するものである。
【0043】
リレーレンズ300は、第1のリレーレンズ310と、第2のリレーレンズ320と、第3のリレーレンズ330とから構成されている。
【0044】
第1のリレーレンズ310と第2のリレーレンズ320とは、撮影光源500と光干渉測定用光学ユニット10000との間に挿入されており、撮影光源500と観察光源600からの光を、光干渉測定用光学ユニット10000に導く様に構成されている。なお、第1のリレーレンズ310と第2のリレーレンズ320との間には、リング絞り340が挿入されている。また、第2のリレーレンズ320からの光は、ミラー350で反射され、光干渉測定用光学ユニット10000に導かれる様に構成されている。そして、第3のリレーレンズ330は、光干渉測定用光学ユニット10000と波長選択性素子200との間に挿入されている。
【0045】
跳ね上げミラー400は、撮影光源500と観察光源600から波長選択性素子200に至る光路に形成され、眼底を観察、或いは、眼底を撮影する際には、光路から跳ね上げて離脱され、光干渉測定用光学ユニット10000により干渉測定を行う場合には、光路内に挿入配置され、光干渉測定用光学ユニット10000からの光を取り込むことができる。
【0046】
なお、跳ね上げミラー400に代えて、波長選択ミラーを使用することもできる。波長選択ミラーは波長選択反射部材に該当するものである。その場合には、840nm近傍の赤外光は反射し800nm近傍の近赤波長及び可視光は透過する様な特性の波長選択ミラーにする。
【0047】
撮影光源500からの光は、リレーレンズ300に入射されるが、観察光源600は、コンデンサレンズ610と赤外フィルタ620を介してリレーレンズ300に入射される。従って、観察光源600からの光の内、赤外フィルターを透過した光束は、800nm近傍の近赤外の波長域となる。
【0048】
合焦レンズ700は、波長選択性素子200と撮像手段950の間に挿入され、被検眼の眼底にピント合わせをするためのものである。この合焦レンズ700の移動に連動して、跳ね上げミラー400も光軸に沿って移動可能となっており、この移動により、合焦レンズ700による眼底像にピント合わせ調整すれば、自動的に光干渉測定用光学ユニット10000の測定光用ファイバー5200の端面が被検眼の眼底と共役な位置に配置されることとなる。
【0049】
結像レンズ800は、波長選択性素子200を透過した眼底光を撮像手段950上に結像させるためのものである。
【0050】
撮像手段950は、写真フィルム951と赤外モニター装置952とから構成されている。なお、測定対象物20000である眼の眼底部から撮像手段950に至る光路が、眼底観察撮影光学系に該当する。そして観察光源600から、測定対象物20000である眼の眼底部に至る光路が、眼底照明系に該当するものである。
【0051】
ダイクロイックミラー900は、第1のダイクロイックミラー910と、第2のダイクロイックミラー920とからなり、第1のダイクロイックミラー910は、眼底撮影に使用する可視光の殆どは透過し、可視光の一部及び赤外(近赤外を含む)を反射する特性になっており、第1のダイクロイックミラー910を透過した可視光は、写真フィルム951上に結像する様になっている。更に第1のダイクロイックミラー910で反射された赤外光は、第2のダイクロイックミラー920に入射される。第2のダイクロイックミラー920は、赤外光を反射し、可視光を透過する様になっており、反射された赤外光は、撮影用リレーレンズ953を介して、赤外感度のCCDセンサー954上に結像される。
【0052】
そしてCCDセンサー954で得られた眼底画像信号は、モニター装置952でモニターすることができる。
【0053】
また、被検眼の視線を定めるための固視標960からの光束は、第2のダイクロイックミラー920を透過し、第1のダイクロイックミラー910により反射され、被検眼に向け投影する様に構成されている。
【0054】
以上の様に構成された本第1実施例の眼底カメラの光学系30000Aは、跳ね上げミラー400により、撮影光源500及び観察光源600と、光干渉測定用光学ユニット10000との光路を光波分割することができる。更に、波長選択性素子200により、眼底カメラの撮影光路と、光干渉測定用光学ユニット10000の光路とを光波分割可能に構成されている。
【0055】
そして、測定対象物20000である眼の眼底部と、光干渉測定用光学ユニット10000の測定用光ファイバー5200の出射端面とが、共役な位置に配置されている。
【0056】
また、参照ミラー2000と参照用光ファイバー5300とで形成された参照光路は、第1実施例の眼底カメラの光学系30000Aの光路長を考慮して定められる。
【0057】
ここで、光干渉測定用光学ユニット10000の測定用光ファイバー5200は、前述した走査制御部6600により一次元或いは二次元的に移動走査される様になっている。この走査による眼底上で測定用光束は移動し、各測定点で干渉測定が行われ、この干渉測定により眼底部の一次元或いは二次元的な断面像を得ることができる。また、この様に測定用光ファイバー5200を走査させることにより、眼底部への投影測定光束を移動走査する代わりに、固視標960を走査制御部6600により移動走査することにより、被検眼の視線方向を変え、測定光束が到達する眼底位置を変えることによる、前述の移動走査と同じ機能を果たすこともできる。
【0058】
以上の様に構成された第1実施例の眼底カメラの光学系30000Aは、眼底カメラの配置を変更する必要がないという卓越した効果がある。
【0059】
「第2実施例の眼底カメラの光学系30000B」
【0060】
第2実施例の眼底カメラの光学系30000Bの基本構成を図3に基づいて説明する。第2実施例の眼底カメラの光学系30000Bは、対物レンズ100と、波長選択性素子200と、リレーレンズ300と、光干渉測定用光学ユニット用ダイクロイックミラー450と、撮影光源500と、観察光源600と、合焦レンズ700と、結像レンズ800と、ダイクロイックミラー900と、撮像手段950とから構成されている。
【0061】
光干渉測定用光学ユニット用ダイクロイックミラー450は、第1実施例の跳ね上げミラー400に代えて採用したものである。光干渉測定用光学ユニット用ダイクロイックミラー450は、840nm近傍の波長を透過し、800nm近傍の近赤外光及び可視光を反射させるものである。従って、撮影光源500及び観察光源600からの光を反射させ、波長選択性素子200に導くことができる。そして840nm近傍の赤外光は、光干渉測定用光学ユニット用ダイクロイックミラー450を透過し、ミラー541で反射された後、第2の合焦レンズ452を介して、光干渉測定用光学ユニット10000の測定用光ファイバー5200の出射端面に至る様になっている。なお、光干渉測定用光学ユニット用ダイクロイックミラー450は、波長選択反射部材に該当するものである。
【0062】
第2の合焦レンズ452は、合焦レンズ700と連動して視度を調整することができる。
【0063】
そして、光干渉測定用光学ユニット10000の測定用光ファイバー5200の出射端面を走査させることにより、眼底像を解析することができる。
【0064】
以上の様に構成された第2実施例の眼底カメラの光学系30000Bは、眼底像の観察、撮影と、光干渉測定用光学ユニット10000による干渉測定をミラー等の可動部を必要とせずに同時に行うことができるという効果がある。
【0065】
その他の第2実施例の構成、作用等は、上述の第1実施例と同様であるから、説明を省略する。
【0066】
「第3実施例の眼底カメラの光学系30000C」
【0067】
第3実施例の眼底カメラの光学系30000Cの基本構成を図4に基づいて説明する。第1実施例の眼底カメラの光学系30000Cは、対物レンズ100と、孔あきミラー200’と、リレーレンズ300と、撮影光源500と、観察光源600と、合焦レンズ700と、結像レンズ800と、ダイクロイックミラー900と、撮像手段950とから構成されている。
【0068】
ダイクロイックミラー900は、第1のダイクロイックミラー910と、第2のダイクロイックミラー920とからなり、第1のダイクロイックミラー910は、800nm近傍の近赤外光及び840nm近傍の赤外光を反射し、可視光を透過させる特性を有している。そして第2のダイクロイックミラー920は、840nm近傍の波長を反射し、800nm近傍の近赤外光を透過させるものである。
【0069】
第1のダイクロイックミラー910を透過した可視光は、写真フィルム951上に結像する様になっている。更に第1のダイクロイックミラー910で反射された800nm近傍の波長の光は、第2のダイクロイックミラー920に入射される。第2のダイクロイックミラー920は、840nm近傍の波長を反射させ、光ファイバー921を介して、光干渉測定用光学ユニット10000の測定用光ファイバー5200に至る様に構成されている。
【0070】
第2のダイクロイックミラー920を透過した800nm近傍の近赤外光は、赤外感度のCCDセンサー954上に結像される。
【0071】
そしてCCDセンサー954で得られた眼底画像信号は、モニター装置952でモニターすることができる。
【0072】
なお、ダイクロイックミラー900は、波長選択反射部材に該当するものである。
【0073】
以上の様に構成された第3実施例の眼底カメラの光学系30000Cは、従来からの眼底カメラの光学系をそのまま利用することができるという効果がある。
【0074】
なお、第2のダイクロイックミラー920に代えて、跳ね上げミラーを採用することもでき、この跳ね上げミラーは、観察光源600からの光を逃がし、撮影光源500の光を取り込む様に構成されている。
【0075】
その他の第3実施例の構成、作用等は、上述の第1実施例及び第2実施例と同様であるから、説明を省略する。
【0076】
なお、本実施例の眼底カメラによれば、図5及び図6に示す様に、黄斑、乳頭、血管が明瞭に観察される。
【0077】
図5(a)に示す様に、まず、モニター上に写し出された十字線(図示せず)を基準として眼底上での測定の中心ポイントを決定し、その中心ポイントを中心として走査して測定を開始すれば、図5(d)の様に、視神経層の欠落等を観察することができる。
【0078】
なお、前述した走査制御部6600による測定用光ファイバー5200の走査に対応して変化する様な、眼底上での走査部位を示すための電気的マークをモニタ上で眼底像と重ね合わせて表示する様に構成すれば、眼底上での測定走査位置を観察することができる。
【0079】
また、前述の電気的マークを、眼底像の撮影と同時に写し込む様に構成すれば、眼底像の撮影の際に、測定部位をも明瞭に示した撮影像を得ることができる。
【0080】
更に走査の方向は、図6(a)の様に横方向、図6(b)の様に縦方向、図6(c)の円形に走査することができる。
【0081】
また、上述した実施例では、眼底観察のための800nm近傍の近赤外光と測定に使用する840nm近傍の赤外光とをダイクロイックミラーにより完全に波長で分離する様に構成しているが、これらのダイクロイックミラーを近赤外光及び赤外光に関して一部半透過特性にすることにより、眼底像観察のためのCCDセンサー954に干渉測定用の光をも一部入射させる様にすれば、眼底像と重ね合わせて、干渉測定用の光も観察することができ、走査制御部6600で走査している干渉測定用光束の位置を観察確認することができる。
【0082】
【効果】
以上の様に構成された本発明は、眼底照明光を被検眼眼底に投影するための眼底照明系と、この眼底照明光により照明された眼底を観察及び撮影するための眼底観察撮影光学系と、ショートコヒーレントの測定光を出射させるための光源部と、この光源部から光を導くための第1のファイバーと、この第1のファイバーからの光を参照用光ファイバーと測定用光ファイバーとに分岐して導くための光束分岐手段と、前記参照用光ファイバーからの光を反射させる参照反射鏡と、前記測定用光ファイバーから出射され被検眼眼底から反射され測定用光ファイバーに導かれた光と該参照反射鏡から反射された光とで、前記参照用光ファイバーに導かれた光を合成して受光器に導くための検出用光ファイバーとからなる光干渉測定用光学ユニットからなり、被検眼眼底と共役な位置に配置した前記測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、前記眼底照明系又は前記眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、前記測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を前記測定用光ファイバーに導くために、前記光路に挿脱自在に配置した光反射部材を備えた構成となっているので、光学配置が限定されず、眼底カメラに簡便に装着することができる上、装置全体を大型化せずに眼底像の悪影響も無くすという卓越した効果がある。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】本第1実施例の波長選択性素子200を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成を示す図である。
【図5】眼底像を説明する図である。
【図6】眼底像を説明する図である。
【図7】本発明の光干渉測定用光学ユニットの原理の構成を示す図である。
【図8】本発明の原理の電気的構成を示す図である。
【図9】本発明の原理の作用を示す図である。
【符号の説明】
10000 光干渉測定用光学ユニット
20000 被測定物
30000A 第1実施例の眼底カメラの光学系
30000B 第2実施例の眼底カメラの光学系
30000C 第3実施例の眼底カメラの光学系
1000 光源
2000 参照ミラー
3000 分波器
4000 受光器
5000 光ファイバー
5100 第1のファイバー
5200 測定用光ファイバー
5300 参照用光ファイバー
5400 検出用光ファイバー
6200 操作部
6300 制御演算部
6400 信号処理部
6500 表示部
6600 走査制御部
100 対物レンズ
200 波長選択性素子
300 リレーレンズ
400 跳ね上げミラー
450 光干渉測定用光学ユニット用ダイクロイックミラー
500 撮影光源
600 観察光源
700 合焦レンズ
800 結像レンズ
900 ダイクロイックミラー
910 第1のダイクロイックミラー
920 第2のダイクロイックミラー
950 撮像手段

Claims (2)

  1. 眼底照明光を被検眼眼底に投影するための眼底照明系と、この眼底照明光により照明された眼底を観察及び撮影するための眼底観察撮影光学系と、ショートコヒーレントの測定光を出射させるための光源部と、この光源部から光を導くための第1のファイバーと、この第1のファイバーからの光を参照用光ファイバーと測定用光ファイバーとに分岐して導くための光束分岐手段と、前記参照用光ファイバーからの光を反射させる参照反射鏡と、前記測定用光ファイバーから出射され被検眼眼底から反射され測定用光ファイバーに導かれた光と該参照反射鏡から反射された光とで、前記参照用光ファイバーに導かれた光を合成して受光器に導くための検出用光ファイバーとからなる光干渉測定用光学ユニットからなり、被検眼眼底と共役な位置に配置した前記測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、前記眼底照明系又は前記眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、前記測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を前記測定用光ファイバーに導くために、前記光路に挿脱自在に配置した光反射部材を備えた眼科装置。
  2. 眼底照明光を被検眼眼底に投影するための眼底照明系と、この眼底照明光により照明された眼底を観察及び撮影するための眼底観察撮影光学系と、ショートコヒーレントの測定光を出射させるための光源部と、この光源部から光を導くための第1のファイバーと、この第1のファイバーからの光を参照用光ファイバーと測定用光ファイバーとに分岐して導くための光束分岐手段と、前記参照用光ファイバーからの光を反射させる参照反射鏡と、前記測定用光ファイバーから出射され被検眼眼底から反射され測定用光ファイバーに導かれた光と該参照反射鏡から反射された光とで、前記参照用光ファイバーに導かれた光を合成して受光器に導くための検出用光ファイバーとからなる光干渉測定用光学ユニットからなり、被検眼眼底と共役な位置に配置した前記測定用光ファイバーの光出射端面からの光を、前記眼底照明系又は前記眼底観察撮影光学系の一方の光路に導くと共に、前記測定用光ファイバーから出射されて被検眼眼底から反射された反射光を前記測定用光ファイバーに導くために、前記測定光と、眼底を観察させるための光とを選択的に反射させるための波長選択反射部材を備えた眼科装置。
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